JPH0975883A - 有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法 - Google Patents
有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法Info
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- JPH0975883A JPH0975883A JP25449495A JP25449495A JPH0975883A JP H0975883 A JPH0975883 A JP H0975883A JP 25449495 A JP25449495 A JP 25449495A JP 25449495 A JP25449495 A JP 25449495A JP H0975883 A JPH0975883 A JP H0975883A
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- tank
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石油系の油や化学品等の貯留槽の洗浄方法に
関し、詳しくは洗浄に際して有害成分が気化して貯蔵槽
の外部に放出し、周辺に爆発の危険性や環境汚染などを
及ぼすことがないようにした有害成分含有液の貯留槽の
洗浄方法を提案する。 【解決手段】 有害成分含有液を貯留する貯留槽1の洗
浄において、洗浄時に発生する貯留槽1の内部の有害成
分を含む気体成分を貯留槽1の外部(7)に排出して有
害成分を分離し、有害成分を分離除去した気体成分を貯
留槽1の内部に供給するようにした。
関し、詳しくは洗浄に際して有害成分が気化して貯蔵槽
の外部に放出し、周辺に爆発の危険性や環境汚染などを
及ぼすことがないようにした有害成分含有液の貯留槽の
洗浄方法を提案する。 【解決手段】 有害成分含有液を貯留する貯留槽1の洗
浄において、洗浄時に発生する貯留槽1の内部の有害成
分を含む気体成分を貯留槽1の外部(7)に排出して有
害成分を分離し、有害成分を分離除去した気体成分を貯
留槽1の内部に供給するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油系の油や化学
品等の貯留槽の洗浄方法に関し、詳しくは洗浄に際して
有害成分が気化して貯蔵槽の外部に放出し、周辺に爆発
の危険性や環境汚染などを及ぼすことがないようにした
有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法に関する。
品等の貯留槽の洗浄方法に関し、詳しくは洗浄に際して
有害成分が気化して貯蔵槽の外部に放出し、周辺に爆発
の危険性や環境汚染などを及ぼすことがないようにした
有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油系の油や化学品等の貯留槽の洗浄方
法としては、種々の方法が提案、実施されている。例え
ば、貯留槽の底部に固形化している堆積物を加温するこ
とにより流動性を与えて貯留槽の外部に排出する方法、
固形化している堆積物にこれらに対して溶解性を有する
液体を加圧して噴射することにより堆積物を打壊、粉砕
して噴射された液体中に分解、溶解させて貯留槽の外部
に排出する方法などがよく知られ、汎く実施されてい
る。
法としては、種々の方法が提案、実施されている。例え
ば、貯留槽の底部に固形化している堆積物を加温するこ
とにより流動性を与えて貯留槽の外部に排出する方法、
固形化している堆積物にこれらに対して溶解性を有する
液体を加圧して噴射することにより堆積物を打壊、粉砕
して噴射された液体中に分解、溶解させて貯留槽の外部
に排出する方法などがよく知られ、汎く実施されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記洗
浄方法は何れも内部の貯留成分の気化性を助長させるの
で、以下のような問題を生ずる。即ち、前記洗浄方法で
は、洗浄中の貯留槽の内部の気体濃度が上昇する。通常
貯留槽が完全密閉状態にある例は少なく、大気と連通し
ている間隙があるので、貯留槽の内部の気体はそこから
大気中に流出し、通常より高濃度の気化成分を含んだ気
体が貯留槽の外部に放散される。そして、貯留成分によ
っては、不快な臭気を周辺に放散したり、可燃性を有す
る成分の場合には爆発や火災雰囲気を周辺に醸成した
り、また毒性を有する成分の場合には環境汚染をもたら
す。さらに、貯留槽の内部の気体が大気中に流出する
と、外気が貯留槽の内部に流入し、酸素濃度が高くなる
ので、貯留成分が高い可燃性を有する場合には、引火或
いは爆発を生じ易くなる。
浄方法は何れも内部の貯留成分の気化性を助長させるの
で、以下のような問題を生ずる。即ち、前記洗浄方法で
は、洗浄中の貯留槽の内部の気体濃度が上昇する。通常
貯留槽が完全密閉状態にある例は少なく、大気と連通し
ている間隙があるので、貯留槽の内部の気体はそこから
大気中に流出し、通常より高濃度の気化成分を含んだ気
体が貯留槽の外部に放散される。そして、貯留成分によ
っては、不快な臭気を周辺に放散したり、可燃性を有す
る成分の場合には爆発や火災雰囲気を周辺に醸成した
り、また毒性を有する成分の場合には環境汚染をもたら
す。さらに、貯留槽の内部の気体が大気中に流出する
と、外気が貯留槽の内部に流入し、酸素濃度が高くなる
ので、貯留成分が高い可燃性を有する場合には、引火或
いは爆発を生じ易くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、有害成分含有液を貯留する貯留槽の洗浄
において、洗浄時に発生する貯留槽の内部の有害成分を
含む気体成分を貯留槽の外部に排出して有害成分を分離
し、有害成分を分離除去した気体成分を貯留槽の内部に
供給するようにしたことを特徴とする有害成分含有液の
貯留槽の洗浄方法に関するものである。
されたもので、有害成分含有液を貯留する貯留槽の洗浄
において、洗浄時に発生する貯留槽の内部の有害成分を
含む気体成分を貯留槽の外部に排出して有害成分を分離
し、有害成分を分離除去した気体成分を貯留槽の内部に
供給するようにしたことを特徴とする有害成分含有液の
貯留槽の洗浄方法に関するものである。
【0005】前記本発明の洗浄方法において、洗浄自体
は公知の各種の方法で行うことができる。即ち、具体的
には貯留槽の底部に固形化している堆積物を加温するこ
とにより流動性を与えて貯留槽の外部に排出する方法
や、固形化している堆積物にこれらに対して溶解性を有
する液体を加圧して噴射することにより堆積物を打壊、
粉砕して噴射された液体中に分解、溶解させて貯留槽の
外部に排出する方法などを貯留成分の性質や量に応じて
適宜に選択して適用すれば良い。
は公知の各種の方法で行うことができる。即ち、具体的
には貯留槽の底部に固形化している堆積物を加温するこ
とにより流動性を与えて貯留槽の外部に排出する方法
や、固形化している堆積物にこれらに対して溶解性を有
する液体を加圧して噴射することにより堆積物を打壊、
粉砕して噴射された液体中に分解、溶解させて貯留槽の
外部に排出する方法などを貯留成分の性質や量に応じて
適宜に選択して適用すれば良い。
【0006】前記本発明では、洗浄に際し、貯留槽の内
部の有害成分を含む気体成分を吸引等して貯留槽の外部
に排出し、適宜構成の処理機構で有害成分を分離除去す
る。尚、処理機構は、処理する有害成分の性質、濃度、
発生量等により適宜に選定され、例えば有害成分が可燃
性のものであれば燃焼、酸化させ得る機構のものを、反
応性の高いものであれば適宜な薬品と反応させて固定さ
せ得る機構のものを、吸収効率の良いものであれば適宜
な吸収材(吸着剤)に吸収(吸着)させ得る機構のもの
を、回収して再利用させたいものであれば冷却又は加圧
により液化させ得る機構のものを選定すれば良い。
部の有害成分を含む気体成分を吸引等して貯留槽の外部
に排出し、適宜構成の処理機構で有害成分を分離除去す
る。尚、処理機構は、処理する有害成分の性質、濃度、
発生量等により適宜に選定され、例えば有害成分が可燃
性のものであれば燃焼、酸化させ得る機構のものを、反
応性の高いものであれば適宜な薬品と反応させて固定さ
せ得る機構のものを、吸収効率の良いものであれば適宜
な吸収材(吸着剤)に吸収(吸着)させ得る機構のもの
を、回収して再利用させたいものであれば冷却又は加圧
により液化させ得る機構のものを選定すれば良い。
【0007】そして、有害成分を分離除去した気体成分
を貯留槽の内部に供給する。即ち、貯留槽の内部の有害
成分を含む気体成分を吸引等して貯留槽の外部に排出す
るだけでは貯留槽の内部が必要以上に負圧になって大気
の流入をまねくので、有害成分を分離除去した気体成分
を貯留槽に戻し、大気の流入を抑制する。必要に応じて
有害成分を分離除去した気体成分と無害成分とを併せて
貯留槽の内部に供給するようにしても良い。例えば、有
害成分含有液が可燃性を有する場合には、貯留槽の内部
雰囲気を酸素濃度が10容量%以下の不活性状態にして
おく必要があり、そのため大気が貯留槽の内部に流入す
ることは極めて好ましくない。このような場合には、貯
留槽の内部より吸引した気体成分の量に等しい量の不活
性気体を貯留槽の内部に注入すれば良い。不活性気体
は、貯留槽の内部より吸引した気体成分を燃焼して得ら
れた排気ガス、或いは液化させた後の排気でも良いし、
これらに別途用意した無害成分、この場合、窒素や炭酸
ガス等を併せたものを用いても良い。
を貯留槽の内部に供給する。即ち、貯留槽の内部の有害
成分を含む気体成分を吸引等して貯留槽の外部に排出す
るだけでは貯留槽の内部が必要以上に負圧になって大気
の流入をまねくので、有害成分を分離除去した気体成分
を貯留槽に戻し、大気の流入を抑制する。必要に応じて
有害成分を分離除去した気体成分と無害成分とを併せて
貯留槽の内部に供給するようにしても良い。例えば、有
害成分含有液が可燃性を有する場合には、貯留槽の内部
雰囲気を酸素濃度が10容量%以下の不活性状態にして
おく必要があり、そのため大気が貯留槽の内部に流入す
ることは極めて好ましくない。このような場合には、貯
留槽の内部より吸引した気体成分の量に等しい量の不活
性気体を貯留槽の内部に注入すれば良い。不活性気体
は、貯留槽の内部より吸引した気体成分を燃焼して得ら
れた排気ガス、或いは液化させた後の排気でも良いし、
これらに別途用意した無害成分、この場合、窒素や炭酸
ガス等を併せたものを用いても良い。
【0008】また、吸引ポンプを内蔵或いは接続してな
る吸引槽を設け、この吸引槽と前記貯留槽とを接続管で
接続し、貯留槽の内部を洗浄して内留液を負圧になって
いる吸引槽の内部に吸引するようにしても良い。この吸
引槽には必要に応じて固液分離機能、油水分離機能、回
収機能、貯留機能を内蔵、或いはそれら機能を有する設
備を接続してなる。例えば、オイルタンクの洗浄に際し
ては、オイルを含む内留液を吸引槽の内部に吸引し、含
有されるスラッジ等の固形分や水分を除去してオイルを
回収することができる。また、温水をタンク内に供給し
て洗浄する際には内留液はオイルを含む温水であるが、
オイルを除去した温水を再度洗浄に用いることもでき
る。
る吸引槽を設け、この吸引槽と前記貯留槽とを接続管で
接続し、貯留槽の内部を洗浄して内留液を負圧になって
いる吸引槽の内部に吸引するようにしても良い。この吸
引槽には必要に応じて固液分離機能、油水分離機能、回
収機能、貯留機能を内蔵、或いはそれら機能を有する設
備を接続してなる。例えば、オイルタンクの洗浄に際し
ては、オイルを含む内留液を吸引槽の内部に吸引し、含
有されるスラッジ等の固形分や水分を除去してオイルを
回収することができる。また、温水をタンク内に供給し
て洗浄する際には内留液はオイルを含む温水であるが、
オイルを除去した温水を再度洗浄に用いることもでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面の実施形態に
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
【0010】[実施形態1]図1に示す実施形態1は、
フローティングルーフタイプのタンクに原油が貯留され
ている原油槽を洗浄した際のものである。洗浄方法を概
略すると、フローティングルーフに洗浄機を仮設してタ
ンク内に臨ませ、該洗浄機よりフレッシュな原油を加圧
して噴射し、タンク底部に堆積している原油のスラッジ
を打壊し、噴射された原油中に分散、溶解させて流動性
を与え、タンク外に排出させるものである。洗浄に先立
ち、タンク内の空間には窒素ガス等の不活性ガスを注入
して酸素濃度を10%以下に保持した。洗浄機が稼動し
始めると原油が噴射され、その一部成分が気化するの
で、タンク内の炭化水素ガス濃度は上昇し、気温の高い
夏期等には50vol%に達することもある。この高濃
度の炭化水素ガスを含む気体成分は、何の処置も採らな
いとタンク内外に通じる間隙部より外部に放散し、周辺
に被害を及ぼす虞がある。この気体成分の放散を防止す
るため実施形態1では、タンク内の気体成分を吸引して
冷却し、気体成分中の炭化水素ガス分を液化してから分
離し、その排気は再びタンク内に返送、注入した。
フローティングルーフタイプのタンクに原油が貯留され
ている原油槽を洗浄した際のものである。洗浄方法を概
略すると、フローティングルーフに洗浄機を仮設してタ
ンク内に臨ませ、該洗浄機よりフレッシュな原油を加圧
して噴射し、タンク底部に堆積している原油のスラッジ
を打壊し、噴射された原油中に分散、溶解させて流動性
を与え、タンク外に排出させるものである。洗浄に先立
ち、タンク内の空間には窒素ガス等の不活性ガスを注入
して酸素濃度を10%以下に保持した。洗浄機が稼動し
始めると原油が噴射され、その一部成分が気化するの
で、タンク内の炭化水素ガス濃度は上昇し、気温の高い
夏期等には50vol%に達することもある。この高濃
度の炭化水素ガスを含む気体成分は、何の処置も採らな
いとタンク内外に通じる間隙部より外部に放散し、周辺
に被害を及ぼす虞がある。この気体成分の放散を防止す
るため実施形態1では、タンク内の気体成分を吸引して
冷却し、気体成分中の炭化水素ガス分を液化してから分
離し、その排気は再びタンク内に返送、注入した。
【0011】図1に従い具体的に説明する。タンク1
は、フローティングルーフ2を支柱口(図示せず)に多
数本の支柱4を挿着して支えると共に、フローティング
ルーフ2に高圧で液が噴射する噴射機5を吊設してタン
ク1内部に臨ませ、底部に堆積するスラッジaに噴射機
5より高圧でフレッシュな原油を直接噴射して打壊し、
噴射された原油中に分散、溶解させて排出する構造であ
る。
は、フローティングルーフ2を支柱口(図示せず)に多
数本の支柱4を挿着して支えると共に、フローティング
ルーフ2に高圧で液が噴射する噴射機5を吊設してタン
ク1内部に臨ませ、底部に堆積するスラッジaに噴射機
5より高圧でフレッシュな原油を直接噴射して打壊し、
噴射された原油中に分散、溶解させて排出する構造であ
る。
【0012】前記タンク1の内部の気体成分を排出する
ガス吸引用ライン6を、前記フローティングルーフ2の
マンホール3からタンク1の内部に開口させる。また、
この吸引用ライン6は気体冷却凝縮機7に接続され、該
気体冷却凝縮機7のガス排出用ライン8はマンホール
3’よりタンク1の内部に通ぜられている。さらに、気
体冷却凝縮機7には凝縮液受槽9が接続されている。ま
た、窒素ガス供給機10の供給量調節ポンプ11がガス
供給ライン12を介してタンク1の内部と導通してい
る。
ガス吸引用ライン6を、前記フローティングルーフ2の
マンホール3からタンク1の内部に開口させる。また、
この吸引用ライン6は気体冷却凝縮機7に接続され、該
気体冷却凝縮機7のガス排出用ライン8はマンホール
3’よりタンク1の内部に通ぜられている。さらに、気
体冷却凝縮機7には凝縮液受槽9が接続されている。ま
た、窒素ガス供給機10の供給量調節ポンプ11がガス
供給ライン12を介してタンク1の内部と導通してい
る。
【0013】前記タンク1の内部の液体成分を排出する
流出ライン13を、タンク1の底部付近に臨ませること
により導通させる。また、この流出ライン13は移送ポ
ンプ14を介して気密な吸引槽15の上面に接続されて
いる。この吸引槽15には、液体の吸引ポンプ16の吸
引側に連結してある吸引ライン17を接続し、吸引ポン
プ16の吐出ライン18を途中に第1バルブ19を介在
させてオイル貯留槽20に接続する。このオイル貯留槽
20は例えばタンク1に並設してあるオイルタンク(図
示せず)を利用すれば良い。そして、ポンプ21の吸入
側に接続されて途中に第2バルブ22を設けたパイプ2
3を上記オイル貯留槽20に接続し、ポンプ21の吐出
口と噴射機5とを連結ライン24により接続した。
流出ライン13を、タンク1の底部付近に臨ませること
により導通させる。また、この流出ライン13は移送ポ
ンプ14を介して気密な吸引槽15の上面に接続されて
いる。この吸引槽15には、液体の吸引ポンプ16の吸
引側に連結してある吸引ライン17を接続し、吸引ポン
プ16の吐出ライン18を途中に第1バルブ19を介在
させてオイル貯留槽20に接続する。このオイル貯留槽
20は例えばタンク1に並設してあるオイルタンク(図
示せず)を利用すれば良い。そして、ポンプ21の吸入
側に接続されて途中に第2バルブ22を設けたパイプ2
3を上記オイル貯留槽20に接続し、ポンプ21の吐出
口と噴射機5とを連結ライン24により接続した。
【0014】また、前記吸引ポンプ16と第1バルブ1
9との間の吐出ライン18には第3バルブ25を有する
分岐ライン26を接続してあり、該分岐ライン26の他
端を油水分離器27の流入側に接続する。該油水分離器
27のオイル流出ライン28の途中に第4バルブ29を
設けて第1バルブ19の下流側の吐出ライン18に接続
し、油水分離器27の水流出ライン30の途中に第5バ
ルブ31を設けてヒータ装置32に接続する。該ヒータ
装置32には第6バルブ33を設けたスチーム流入ライ
ン34が接続され、ヒータ装置32から延びる温水ライ
ン35をポンプ21と第2バルブ22との間のパイプ2
3に接続する。尚、吸引槽15には第7バルブ36によ
り開閉される水の流入ライン37を接続してある。
9との間の吐出ライン18には第3バルブ25を有する
分岐ライン26を接続してあり、該分岐ライン26の他
端を油水分離器27の流入側に接続する。該油水分離器
27のオイル流出ライン28の途中に第4バルブ29を
設けて第1バルブ19の下流側の吐出ライン18に接続
し、油水分離器27の水流出ライン30の途中に第5バ
ルブ31を設けてヒータ装置32に接続する。該ヒータ
装置32には第6バルブ33を設けたスチーム流入ライ
ン34が接続され、ヒータ装置32から延びる温水ライ
ン35をポンプ21と第2バルブ22との間のパイプ2
3に接続する。尚、吸引槽15には第7バルブ36によ
り開閉される水の流入ライン37を接続してある。
【0015】さらに、前記吸引槽15には液面計38を
臨ませてあり、この液面計38を吸引ポンプ16に空気
的に接続してある。そして、液面計38は吸引槽15の
液レベルが設定された液面に達した時に吸引ポンプ16
をオン又はオフにするもので、吸引槽15の液量を常に
コントロールすることができ、タンク1の内留液除去作
業を自動化することができる。また、前記吸引槽15の
内部は板材又は網材などからなる仕切板39により区切
って第1室40と第2室41とを構成し、流出ライン1
3からの液を第1室40に流入させ、第1室40の液が
オーバーフローしたり網材を通過することにより第2室
41に溜め、この第2室41の液を吸引ポンプ16で吸
引するようにしてある。このような構成であれば流出ラ
イン13から吸引槽15内へ流入する液中に錆、金属等
の固形分が含まれていたとしても、該固形分は第1室4
0の底部に沈殿し、吸引ポンプ16に導かれることがな
く、液以外のものが回収されないので、吸引ポンプ16
が詰まったり破損しない。また、作業中止時にドレーン
42やマンホール43から第1室40の底部に堆積した
固形分を排出することができる。
臨ませてあり、この液面計38を吸引ポンプ16に空気
的に接続してある。そして、液面計38は吸引槽15の
液レベルが設定された液面に達した時に吸引ポンプ16
をオン又はオフにするもので、吸引槽15の液量を常に
コントロールすることができ、タンク1の内留液除去作
業を自動化することができる。また、前記吸引槽15の
内部は板材又は網材などからなる仕切板39により区切
って第1室40と第2室41とを構成し、流出ライン1
3からの液を第1室40に流入させ、第1室40の液が
オーバーフローしたり網材を通過することにより第2室
41に溜め、この第2室41の液を吸引ポンプ16で吸
引するようにしてある。このような構成であれば流出ラ
イン13から吸引槽15内へ流入する液中に錆、金属等
の固形分が含まれていたとしても、該固形分は第1室4
0の底部に沈殿し、吸引ポンプ16に導かれることがな
く、液以外のものが回収されないので、吸引ポンプ16
が詰まったり破損しない。また、作業中止時にドレーン
42やマンホール43から第1室40の底部に堆積した
固形分を排出することができる。
【0016】上記構成の洗浄装置では、タンク1の内部
にオイルを噴射してスラッジaを打壊し、分散、溶解し
ながら洗浄するには、ポンプ14,16,21を駆動
し、第1,2バルブ19,22を開いて第3〜7バルブ
25,29,31,33,36を閉じる。ポンプ14,
16が駆動すると、タンク1の底部に溜まる液体が吸引
されて流出ライン13から吸引槽15に流入する。吸引
ポンプ16に流入した吸引された液体は吐出ライン18
からオイル貯留槽20に流入し、ポンプ21の駆動でオ
イル貯留槽20内のオイルがパイプ23から連結ライン
24を伝わり、噴射機5から高圧噴射する。したがっ
て、タンク1の内部の液体成分に含まれるオイルは流出
ライン13から流出して噴射機5から高圧噴射する循環
流となり、噴射機5からオイルが高圧噴射することでタ
ンク1内のスラッジaが打壊され、分散、溶解する。
にオイルを噴射してスラッジaを打壊し、分散、溶解し
ながら洗浄するには、ポンプ14,16,21を駆動
し、第1,2バルブ19,22を開いて第3〜7バルブ
25,29,31,33,36を閉じる。ポンプ14,
16が駆動すると、タンク1の底部に溜まる液体が吸引
されて流出ライン13から吸引槽15に流入する。吸引
ポンプ16に流入した吸引された液体は吐出ライン18
からオイル貯留槽20に流入し、ポンプ21の駆動でオ
イル貯留槽20内のオイルがパイプ23から連結ライン
24を伝わり、噴射機5から高圧噴射する。したがっ
て、タンク1の内部の液体成分に含まれるオイルは流出
ライン13から流出して噴射機5から高圧噴射する循環
流となり、噴射機5からオイルが高圧噴射することでタ
ンク1内のスラッジaが打壊され、分散、溶解する。
【0017】このようにスラッジaが十分に分散、溶解
し、且つタンク1の内部のオイルが殆ど排出された後、
温水による最終洗浄を行う。この温水洗浄の場合には各
ポンプをそのまま駆動し、第1,第2バルブ19,22
を閉じると共に第3〜7バルブ25,29,31,3
3,36を開ける。第7バルブ36の開放により、流入
ライン37から吸引槽15に水が流入し、ポンプ16か
ら吐出する油水混合液が吐出ライン18から分岐ライン
26を伝わって油水分離器27に流入する。そして、油
水分離器27から流出するオイルは流出ライン28から
吐出ライン18の下流を伝わってオイル貯留槽20に流
入する。また、油水分離器27から流出する水は水流出
ライン30からヒータ装置32に導かれ、スチーム流入
ライン34からのスチームが混合されて加温され、温水
ライン35からパイプ23を伝わってポンプ21により
連結ライン24を圧送し、噴射機5から高圧噴射する。
噴射機5から温水が高圧噴射すると、この温水はタンク
1内部の各面、特に壁面やフローティングルーフ2の下
面である天井面の油膜を洗浄する。そして洗浄水は吸入
ポンプ16により減圧状態となっている吸引槽15に流
入し、該吸引槽15では次第に水分が多くなってポンプ
から流出する。したがって、タンク1の内部に噴射され
る水も流出ライン13から流出して噴射機5から高圧噴
射する循環流となり、タンク1内が十分に洗浄されると
最終洗浄が終了する。
し、且つタンク1の内部のオイルが殆ど排出された後、
温水による最終洗浄を行う。この温水洗浄の場合には各
ポンプをそのまま駆動し、第1,第2バルブ19,22
を閉じると共に第3〜7バルブ25,29,31,3
3,36を開ける。第7バルブ36の開放により、流入
ライン37から吸引槽15に水が流入し、ポンプ16か
ら吐出する油水混合液が吐出ライン18から分岐ライン
26を伝わって油水分離器27に流入する。そして、油
水分離器27から流出するオイルは流出ライン28から
吐出ライン18の下流を伝わってオイル貯留槽20に流
入する。また、油水分離器27から流出する水は水流出
ライン30からヒータ装置32に導かれ、スチーム流入
ライン34からのスチームが混合されて加温され、温水
ライン35からパイプ23を伝わってポンプ21により
連結ライン24を圧送し、噴射機5から高圧噴射する。
噴射機5から温水が高圧噴射すると、この温水はタンク
1内部の各面、特に壁面やフローティングルーフ2の下
面である天井面の油膜を洗浄する。そして洗浄水は吸入
ポンプ16により減圧状態となっている吸引槽15に流
入し、該吸引槽15では次第に水分が多くなってポンプ
から流出する。したがって、タンク1の内部に噴射され
る水も流出ライン13から流出して噴射機5から高圧噴
射する循環流となり、タンク1内が十分に洗浄されると
最終洗浄が終了する。
【0018】このような洗浄に先立ち、タンク1の内部
は窒素ガス供給機10から窒素ガス供給ライン12を介
してマンホール3’から窒素が注入され、酸素濃度が爆
発限界以下に保たれている。そして、前記の洗浄作業に
おいては、噴射機5からオイルが高圧噴射され、タンク
1の内部の壁、底板等に衝突されるためオイルが揮発或
いは霧化し、タンク1の内部の炭化水素ガス濃度が高め
られる。この炭化水素ガス濃度を低下させるため、タン
ク1の内部の気体成分をガス吸引用ライン6を介してを
気体冷却凝縮機7に導き、気体成分の一部を液化させ
た。液化させた炭化水素(オイル)は凝縮液受層9に入
り、その排気ガスはガス排出用ライン8を介してタンク
1の内部に戻された。この際、気体成分の一部が液化さ
れることにより、吸引された気体成分より冷却、凝縮さ
れた残部である排気ガスの方が容量は小さいので、前記
の洗浄作業中はそれに相当する量の窒素ガスを窒素ガス
注入ライン12よりタンク1の内部に注入した。これは
タンク1の内部の酸素濃度が、大気の流入によって上昇
することを防ぐためである。
は窒素ガス供給機10から窒素ガス供給ライン12を介
してマンホール3’から窒素が注入され、酸素濃度が爆
発限界以下に保たれている。そして、前記の洗浄作業に
おいては、噴射機5からオイルが高圧噴射され、タンク
1の内部の壁、底板等に衝突されるためオイルが揮発或
いは霧化し、タンク1の内部の炭化水素ガス濃度が高め
られる。この炭化水素ガス濃度を低下させるため、タン
ク1の内部の気体成分をガス吸引用ライン6を介してを
気体冷却凝縮機7に導き、気体成分の一部を液化させ
た。液化させた炭化水素(オイル)は凝縮液受層9に入
り、その排気ガスはガス排出用ライン8を介してタンク
1の内部に戻された。この際、気体成分の一部が液化さ
れることにより、吸引された気体成分より冷却、凝縮さ
れた残部である排気ガスの方が容量は小さいので、前記
の洗浄作業中はそれに相当する量の窒素ガスを窒素ガス
注入ライン12よりタンク1の内部に注入した。これは
タンク1の内部の酸素濃度が、大気の流入によって上昇
することを防ぐためである。
【0019】尚、タンク1の直径は28m、フローティ
ングルーフ2下の空間容積は約10000m3 であっ
た。洗浄作業中のタンク1の内部の炭化水素ガス濃度は
最高で28容量%に達していたが、前記のようにタンク
1の内部の気体成分を毎分20m3 吸引し、気体冷却凝
縮機7で5℃に冷却したところ、毎分約5〜17リット
ルの炭化水素が液化した。冷却処理後の排気ガス中の炭
化水素ガス濃度は3容量%以下に低下していた。この排
気ガスは前記のようにタンク1の内部に返送した。一
方、液化した炭化水素の気体容量に見合う量として、毎
分約5m3 の窒素ガス注入が行われた。また、前記構成
の洗浄装置を稼動させての洗浄作業は連続48時間継続
して行われた。この洗浄装置の稼動を停止した後も、引
き続きタンク1の内部の気体成分を毎分20〜50m3
で吸引し、冷却処理したところ、約10時間でタンク1
の内部の炭化水素ガス濃度は1容量%以下に低下した。
ングルーフ2下の空間容積は約10000m3 であっ
た。洗浄作業中のタンク1の内部の炭化水素ガス濃度は
最高で28容量%に達していたが、前記のようにタンク
1の内部の気体成分を毎分20m3 吸引し、気体冷却凝
縮機7で5℃に冷却したところ、毎分約5〜17リット
ルの炭化水素が液化した。冷却処理後の排気ガス中の炭
化水素ガス濃度は3容量%以下に低下していた。この排
気ガスは前記のようにタンク1の内部に返送した。一
方、液化した炭化水素の気体容量に見合う量として、毎
分約5m3 の窒素ガス注入が行われた。また、前記構成
の洗浄装置を稼動させての洗浄作業は連続48時間継続
して行われた。この洗浄装置の稼動を停止した後も、引
き続きタンク1の内部の気体成分を毎分20〜50m3
で吸引し、冷却処理したところ、約10時間でタンク1
の内部の炭化水素ガス濃度は1容量%以下に低下した。
【0020】結局、この実施形態における洗浄作業中に
液化された炭化水素は合計約13キロリットルに達し
た。これにより、大気への炭化水素、即ち揮発性有機化
合物(VOC)の拡散が防止され、しかもこの炭化水素
を再利用可能な形で回収したことになる。即ち、環境
面、資源面での二重の効果がもたらされたことになる。
液化された炭化水素は合計約13キロリットルに達し
た。これにより、大気への炭化水素、即ち揮発性有機化
合物(VOC)の拡散が防止され、しかもこの炭化水素
を再利用可能な形で回収したことになる。即ち、環境
面、資源面での二重の効果がもたらされたことになる。
【0021】[実施形態2]移送ポンプ14を設けず、
気体吸入ポンプ44を吸引槽15に接続し、吸引槽15
を負圧にした状態で洗浄する方法も行った。図1におけ
る気体吸入ポンプ44の排気を接続ライン45を介して
気体冷却凝縮機7に導き、タンク1の内部からガス吸引
ライン6を通じて直接吸引した気体成分と共に一部を液
化処理した。前記実施形態1のようにタンク1の内部の
オイル等を移送ポンプ14で吸引する場合には、オイル
中に含まれるスラッジや錆などの固形物が移送ポンプ1
4内に流入し、吸引効率を低下させたり、極端な場合に
は移送ポンプ14を破損させることがあった。また、タ
ンク1の内部のオイル残量が少なくなると、移送ポンプ
14がオイル等の液体ばかりでなくタンク1の内部の気
体成分を吸い込むことがあり、気体成分を吸い込むと呼
び液が必要であったり、或いは自給式ポンプであっても
液の再吸引まで長時間を要する等、タンク1の内部のオ
イル等の吸引性が低下するためタンク1の内部の液除去
効果が著しく低減していた。しかし、この実施形態2で
は、気体吸入ポンプ44を設けて吸引層15を負圧にす
ることによってタンク1の内部のオイル等を吸引するの
で、タンク1の内部のオイル残量が少なくなってオイル
等の液体と気体成分とが同時に吸引されても気体吸入ポ
ンプ44の吸引効率が低下することがなく、連続的にオ
イル等を吸引排出することができる。また、気体吸入ポ
ンプ44にはオイル等の液体が吸入されないのでスラッ
ジや錆等の固形分が吸入される筈がなく、気体吸入ポン
プ44の作動が阻害されないので連続して長時間の作業
を行うことができる。
気体吸入ポンプ44を吸引槽15に接続し、吸引槽15
を負圧にした状態で洗浄する方法も行った。図1におけ
る気体吸入ポンプ44の排気を接続ライン45を介して
気体冷却凝縮機7に導き、タンク1の内部からガス吸引
ライン6を通じて直接吸引した気体成分と共に一部を液
化処理した。前記実施形態1のようにタンク1の内部の
オイル等を移送ポンプ14で吸引する場合には、オイル
中に含まれるスラッジや錆などの固形物が移送ポンプ1
4内に流入し、吸引効率を低下させたり、極端な場合に
は移送ポンプ14を破損させることがあった。また、タ
ンク1の内部のオイル残量が少なくなると、移送ポンプ
14がオイル等の液体ばかりでなくタンク1の内部の気
体成分を吸い込むことがあり、気体成分を吸い込むと呼
び液が必要であったり、或いは自給式ポンプであっても
液の再吸引まで長時間を要する等、タンク1の内部のオ
イル等の吸引性が低下するためタンク1の内部の液除去
効果が著しく低減していた。しかし、この実施形態2で
は、気体吸入ポンプ44を設けて吸引層15を負圧にす
ることによってタンク1の内部のオイル等を吸引するの
で、タンク1の内部のオイル残量が少なくなってオイル
等の液体と気体成分とが同時に吸引されても気体吸入ポ
ンプ44の吸引効率が低下することがなく、連続的にオ
イル等を吸引排出することができる。また、気体吸入ポ
ンプ44にはオイル等の液体が吸入されないのでスラッ
ジや錆等の固形分が吸入される筈がなく、気体吸入ポン
プ44の作動が阻害されないので連続して長時間の作業
を行うことができる。
【0022】[実施形態3]タンク1の内部で発生する
炭化水素ガスを燃焼させて炭酸ガスと水にして処理する
方法も行った。図1における気体冷却凝縮機(7)を燃
焼式の不活性ガス発生装置に置き換えた。燃焼方式には
通常の燃焼方式、触媒燃焼方式等いろいろな方法があ
り、適宜に選定することができる。この燃焼式の不活性
ガス発生装置は、タンク1の内部から吸引した気体成分
を燃焼させ、低酸素濃度の燃焼排気ガスを得るものであ
り、その燃焼排気ガスを不活性ガスとしてタンク1に戻
すようにした。吸引ガス中の炭化水素濃度及び吸引量の
多少により完全に前記実施形態1の窒素ガスの代用とす
ることはできないが、必要とされる窒素ガスの量を減少
することができ、その分コストがかからないという利点
がある。
炭化水素ガスを燃焼させて炭酸ガスと水にして処理する
方法も行った。図1における気体冷却凝縮機(7)を燃
焼式の不活性ガス発生装置に置き換えた。燃焼方式には
通常の燃焼方式、触媒燃焼方式等いろいろな方法があ
り、適宜に選定することができる。この燃焼式の不活性
ガス発生装置は、タンク1の内部から吸引した気体成分
を燃焼させ、低酸素濃度の燃焼排気ガスを得るものであ
り、その燃焼排気ガスを不活性ガスとしてタンク1に戻
すようにした。吸引ガス中の炭化水素濃度及び吸引量の
多少により完全に前記実施形態1の窒素ガスの代用とす
ることはできないが、必要とされる窒素ガスの量を減少
することができ、その分コストがかからないという利点
がある。
【0023】[実施形態4]図2に示す実施形態4は、
有機物である硫化水素成分を含む液を貯蔵しているタン
クを洗浄した際のものである。図2に示す液循環路50
は、液中に含有される硫化水素を硫酸第一鉄と反応さ
せ、硫化鉄として固定し、無害化するものである。タン
ク51より液をポンプ52を用いて外部に吸引し、その
液に硫酸第一鉄水溶液タンク53よりポンプ54を用い
て添加し、混合装置55にて液と硫酸第一鉄水溶液との
混合を行わしめた後、もとのタンク51に返送するもの
である。生成した硫化鉄は混合装置55にトラップすれ
ば良い。また、図示しないが、タンク51の内部に例え
ば図1に示す噴射機(5)のような液体の噴射装置を臨
ませ、タンク51の内部に噴射すると、タンク51の底
部に堆積する液や固形分を十分に混合攪拌しながら洗浄
を行うことができる。この洗浄作業中、タンク51の空
間部の気体をポンプ56で吸引し、スクラバー57に送
気した。このスクラバー57には硫酸第一鉄水溶液タン
ク58がポンプ59を介して接続され、硫酸第一鉄水溶
液がスクラバー57の内部の気体にスプレーされる。ス
クラバー57の内部の気体には硫化水素ガスが含まれて
いるので、この硫化水素ガスとスプレーされた硫酸第一
鉄溶液とが反応して硫化鉄が生成される。この硫化鉄は
スクラバー57或いは図示しない付帯設備にトラップす
れば良い。残った排気ガスはタンク51に返送した。洗
浄が終了し、最終段階に至った場合は、タンク1より内
部残留ガスを吸引処理し、有害成分を除去した気体成分
はタンクに戻すことなく大気中に放出すれば良く、この
際には外気がタンク1の内部に流入しても危険雰囲気を
醸成することはない。こうして実施形態4では、人体や
廃液処理施設の活性汚泥に有害であり、且つ悪臭が発生
する公害減である硫化水素を周辺に流出させることなく
洗浄することができるものである。
有機物である硫化水素成分を含む液を貯蔵しているタン
クを洗浄した際のものである。図2に示す液循環路50
は、液中に含有される硫化水素を硫酸第一鉄と反応さ
せ、硫化鉄として固定し、無害化するものである。タン
ク51より液をポンプ52を用いて外部に吸引し、その
液に硫酸第一鉄水溶液タンク53よりポンプ54を用い
て添加し、混合装置55にて液と硫酸第一鉄水溶液との
混合を行わしめた後、もとのタンク51に返送するもの
である。生成した硫化鉄は混合装置55にトラップすれ
ば良い。また、図示しないが、タンク51の内部に例え
ば図1に示す噴射機(5)のような液体の噴射装置を臨
ませ、タンク51の内部に噴射すると、タンク51の底
部に堆積する液や固形分を十分に混合攪拌しながら洗浄
を行うことができる。この洗浄作業中、タンク51の空
間部の気体をポンプ56で吸引し、スクラバー57に送
気した。このスクラバー57には硫酸第一鉄水溶液タン
ク58がポンプ59を介して接続され、硫酸第一鉄水溶
液がスクラバー57の内部の気体にスプレーされる。ス
クラバー57の内部の気体には硫化水素ガスが含まれて
いるので、この硫化水素ガスとスプレーされた硫酸第一
鉄溶液とが反応して硫化鉄が生成される。この硫化鉄は
スクラバー57或いは図示しない付帯設備にトラップす
れば良い。残った排気ガスはタンク51に返送した。洗
浄が終了し、最終段階に至った場合は、タンク1より内
部残留ガスを吸引処理し、有害成分を除去した気体成分
はタンクに戻すことなく大気中に放出すれば良く、この
際には外気がタンク1の内部に流入しても危険雰囲気を
醸成することはない。こうして実施形態4では、人体や
廃液処理施設の活性汚泥に有害であり、且つ悪臭が発生
する公害減である硫化水素を周辺に流出させることなく
洗浄することができるものである。
【0024】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は有害成分
を含有する液の貯留槽の洗浄に際し、周辺に爆発の危険
性や環境汚染などを及ぼことなく洗浄を行うことができ
る。しかも有害成分を分離除去した気体成分を貯留槽の
内部に供給するようにしたので、大気の流入を抑制する
ことができる。したがって、酸素濃度の向上を抑制し、
有害成分が高い可燃性又は爆発性を有する場合でも安全
に洗浄作業を行うことができるものとなる。
を含有する液の貯留槽の洗浄に際し、周辺に爆発の危険
性や環境汚染などを及ぼことなく洗浄を行うことができ
る。しかも有害成分を分離除去した気体成分を貯留槽の
内部に供給するようにしたので、大気の流入を抑制する
ことができる。したがって、酸素濃度の向上を抑制し、
有害成分が高い可燃性又は爆発性を有する場合でも安全
に洗浄作業を行うことができるものとなる。
【図1】浮屋根式オイルタンクの洗浄に実施した本発明
の一実施形態を模式的に示す側断面図である。
の一実施形態を模式的に示す側断面図である。
【図2】硫化水素を含む液体を貯留するタンクの洗浄に
実施した本発明の一実施例を模式的に示す側断面図であ
る。
実施した本発明の一実施例を模式的に示す側断面図であ
る。
1 タンク 5 噴射機 7 気体冷却凝縮機 10 窒素ガス供給機 a スラッジ
Claims (5)
- 【請求項1】 有害成分含有液を貯留する貯留槽の洗浄
において、洗浄時に発生する貯留槽の内部の有害成分を
含む気体成分を貯留槽の外部に排出して有害成分を分離
し、有害成分を分離除去した気体成分を貯留槽の内部に
供給するようにしたことを特徴とする有害成分含有液の
貯留槽の洗浄方法。 - 【請求項2】 有害成分含有液を貯留する貯留槽と吸引
槽とを連結管で接続し、前記貯留槽の内部を洗浄して内
留液を負圧になっている吸引槽の内部に吸引するととも
に、洗浄時に発生する貯留槽の内部の有害成分を含む気
体成分を貯留槽の外部に排出して有害成分を分離し、有
害成分を分離除去した気体成分を貯留槽の内部に供給す
るようにしたことを特徴とする有害成分含有液の貯留槽
の洗浄方法。 - 【請求項3】 有害成分を分離除去した気体成分と無害
成分とを貯留槽の内部に供給するようにしたことを特徴
とする請求項1又は2記載の有害成分含有液の貯留槽の
洗浄方法。 - 【請求項4】 有害成分含有液は石油系の油であること
を特徴とする請求項1乃至3に記載の有害成分含有液の
貯留槽の洗浄方法。 - 【請求項5】 無害成分は不活性ガスであることを特徴
とする請求項1乃至4に記載の有害成分含有液の貯留槽
の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25449495A JPH0975883A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25449495A JPH0975883A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975883A true JPH0975883A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17265838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25449495A Pending JPH0975883A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 有害成分含有液の貯留槽の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0975883A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009056380A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Nokodai Tlo Kk | 揮発性有機化合物の排出、回収、処理方法、タンクコンテナ内の洗浄処理方法及びタンクコンテナ内の洗浄処理装置 |
| JP2010029832A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | System Kikou Co Ltd | 揮発成分含有空気の処理方法及び揮発成分含有空気の処理装置 |
| WO2017155183A1 (ko) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 서해석유 | 원유탱크 물 세정 방법 및 그 시스템 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP25449495A patent/JPH0975883A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009056380A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Nokodai Tlo Kk | 揮発性有機化合物の排出、回収、処理方法、タンクコンテナ内の洗浄処理方法及びタンクコンテナ内の洗浄処理装置 |
| JP2010029832A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | System Kikou Co Ltd | 揮発成分含有空気の処理方法及び揮発成分含有空気の処理装置 |
| WO2017155183A1 (ko) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 서해석유 | 원유탱크 물 세정 방법 및 그 시스템 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |