JPH0976036A - 金属製ハニカムパネルおよびその製造方法 - Google Patents
金属製ハニカムパネルおよびその製造方法Info
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- JPH0976036A JPH0976036A JP23375895A JP23375895A JPH0976036A JP H0976036 A JPH0976036 A JP H0976036A JP 23375895 A JP23375895 A JP 23375895A JP 23375895 A JP23375895 A JP 23375895A JP H0976036 A JPH0976036 A JP H0976036A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建材用や各種構造物用として有用な、軽量で
耐熱性に優れ、かつ断熱および防音効果をも有する金属
製ハニカムパネル。 【解決手段】 複数枚の波板を稜線を交差させ積層して
形成されたハニカム体が、上面板と下面板で積層方向に
挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間には、前記ハ
ニカム体を貫通して、複数本のディスタンスピースが配
設されていることを特徴とする金属製ハニカムパネルで
ある。また、複数枚の波板が平板を介し積層されていて
もよく、さらにパネル側面に側板を有してもよい。 【効果】 用途に合わせて、構成材料を選択すること
で、断熱効果、防音効果、磁気遮蔽効果などを発揮する
ことができる。
耐熱性に優れ、かつ断熱および防音効果をも有する金属
製ハニカムパネル。 【解決手段】 複数枚の波板を稜線を交差させ積層して
形成されたハニカム体が、上面板と下面板で積層方向に
挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間には、前記ハ
ニカム体を貫通して、複数本のディスタンスピースが配
設されていることを特徴とする金属製ハニカムパネルで
ある。また、複数枚の波板が平板を介し積層されていて
もよく、さらにパネル側面に側板を有してもよい。 【効果】 用途に合わせて、構成材料を選択すること
で、断熱効果、防音効果、磁気遮蔽効果などを発揮する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材や各種構造物
に使用される金属製ハニカムパネルおよびその製造方法
に関するものである。
に使用される金属製ハニカムパネルおよびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建造物の内壁や天井あるいは外壁など
に、表面を化粧板などで装飾したハニカムパネルが使用
されている。従来のパネルにおいて、特に内装用には、
パネル内部を紙製のハニカム体としたものが多く使用さ
れていた。このようなパネルは、軽量でかつ必要な剛性
を有してはいるが、耐熱性が劣るという問題があった。
そのため、ハニカム体を金属製にしたパネルも使用され
ている。
に、表面を化粧板などで装飾したハニカムパネルが使用
されている。従来のパネルにおいて、特に内装用には、
パネル内部を紙製のハニカム体としたものが多く使用さ
れていた。このようなパネルは、軽量でかつ必要な剛性
を有してはいるが、耐熱性が劣るという問題があった。
そのため、ハニカム体を金属製にしたパネルも使用され
ている。
【0003】従来の金属製ハニカムパネルは、図6に示
すように、上面板1と下面板2でハニカム体3を挟持
し、ハニカム体3の壁面を、上面板1および下面板2に
直角にして挟む構造になっていた。なお、図6は、特開
平2−26730号公報に提案されているもので、上面
板1の上にセラミック材を溶着することにより、耐熱性
や耐食性を向上させている。しかし、図6のような構造
の従来のパネルは、上面板1と下面板2の間に空気層が
連続しているので、一方の面の温度や振動が、容易に他
方の面に伝播し、断熱効果や防音効果が劣るという問題
を有していた。
すように、上面板1と下面板2でハニカム体3を挟持
し、ハニカム体3の壁面を、上面板1および下面板2に
直角にして挟む構造になっていた。なお、図6は、特開
平2−26730号公報に提案されているもので、上面
板1の上にセラミック材を溶着することにより、耐熱性
や耐食性を向上させている。しかし、図6のような構造
の従来のパネルは、上面板1と下面板2の間に空気層が
連続しているので、一方の面の温度や振動が、容易に他
方の面に伝播し、断熱効果や防音効果が劣るという問題
を有していた。
【0004】一方、特開平3−86370号公報には、
自動車エンジンの排ガス浄化用触媒コンバータに有用な
耐熱構造体として、ステンレス鋼の波板と平板を交互に
積層してろう接したハニカム体が提案されている。しか
し、この構造体は、パネルとして使用できるものではな
い。
自動車エンジンの排ガス浄化用触媒コンバータに有用な
耐熱構造体として、ステンレス鋼の波板と平板を交互に
積層してろう接したハニカム体が提案されている。しか
し、この構造体は、パネルとして使用できるものではな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、建造物の内
壁や天井あるいは外壁などの建材用として、また、塀、
遮蔽板等、各種構造物用として有用な、軽量で耐熱性に
優れ、かつ断熱および防音効果をも有する金属製ハニカ
ムパネルを提供することを目的とする。
壁や天井あるいは外壁などの建材用として、また、塀、
遮蔽板等、各種構造物用として有用な、軽量で耐熱性に
優れ、かつ断熱および防音効果をも有する金属製ハニカ
ムパネルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1発明は、複数枚の波板を稜線を交差させ積層し
て形成されたハニカム体が、上面板と下面板で積層方向
に挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間には、前記
ハニカム体を貫通して、複数本のディスタンスピースが
配設されていることを特徴とする金属製ハニカムパネル
である。
明の第1発明は、複数枚の波板を稜線を交差させ積層し
て形成されたハニカム体が、上面板と下面板で積層方向
に挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間には、前記
ハニカム体を貫通して、複数本のディスタンスピースが
配設されていることを特徴とする金属製ハニカムパネル
である。
【0007】また第2発明は、複数枚の波板を平板を介
し積層して形成されたハニカム体が、上面板と下面板で
積層方向に挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間に
は、前記ハニカム体を貫通して、複数本のディスタンス
ピースが配設されていることを特徴とする金属製ハニカ
ムパネルである。そして、第1発明および第2発明にお
いて、パネルの側面に側板を有していることが好まし
い。
し積層して形成されたハニカム体が、上面板と下面板で
積層方向に挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間に
は、前記ハニカム体を貫通して、複数本のディスタンス
ピースが配設されていることを特徴とする金属製ハニカ
ムパネルである。そして、第1発明および第2発明にお
いて、パネルの側面に側板を有していることが好まし
い。
【0008】さらに、上記目的を達成する本発明の第3
発明は、複数枚の波板を稜線を交差させ積層してハニカ
ム体を形成し、該ハニカム体を積層方向に貫通して、複
数本のディスタンスピースを立設し、該ハニカム体の積
層方向との直交面を、上面板および下面板で覆い、加圧
下、非酸化性雰囲気中で加熱して拡散接合することを特
徴とする金属製ハニカムパネルの製造方法である。
発明は、複数枚の波板を稜線を交差させ積層してハニカ
ム体を形成し、該ハニカム体を積層方向に貫通して、複
数本のディスタンスピースを立設し、該ハニカム体の積
層方向との直交面を、上面板および下面板で覆い、加圧
下、非酸化性雰囲気中で加熱して拡散接合することを特
徴とする金属製ハニカムパネルの製造方法である。
【0009】また第4発明は、複数枚の波板を平板を介
し積層してハニカム体を形成し、該ハニカム体を積層方
向に貫通して、複数本のディスタンスピースを立設し、
該ハニカム体の積層方向との直交面を、上面板および下
面板で覆い、加圧下、非酸化性雰囲気中で加熱して拡散
接合することを特徴とする金属製ハニカムパネルの製造
方法である。そして、第3発明および第4発明におい
て、溶接により仮留めしつつハニカム体を形成すること
が好ましく、また、拡散接合した後、上面板と下面板を
接合することが好ましい。
し積層してハニカム体を形成し、該ハニカム体を積層方
向に貫通して、複数本のディスタンスピースを立設し、
該ハニカム体の積層方向との直交面を、上面板および下
面板で覆い、加圧下、非酸化性雰囲気中で加熱して拡散
接合することを特徴とする金属製ハニカムパネルの製造
方法である。そして、第3発明および第4発明におい
て、溶接により仮留めしつつハニカム体を形成すること
が好ましく、また、拡散接合した後、上面板と下面板を
接合することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】第1発明の金属製ハニカムパネル
は、図1の斜視図およびA−A矢視断面図に示すよう
に、上面板1と下面板2でハニカム体3が挟持され、両
板1と2の間には複数本のディスタンスピース4が、ハ
ニカム体3を貫通して配設されている。ハニカム体3
は、複数枚の波板5を、稜線を交差させ積層して形成さ
れ、積層方向に上面板1と下面板2で挟持されている。
図1の例は、3枚の波板5が、稜線をたがいに直交させ
て積層されているが、2枚以上の適宜枚数を適宜角度で
交差させることができる。また、ディスタンスピース4
が等間隔で9個配設されているが、その他、適宜間隔で
適宜個数とすることもできる。
は、図1の斜視図およびA−A矢視断面図に示すよう
に、上面板1と下面板2でハニカム体3が挟持され、両
板1と2の間には複数本のディスタンスピース4が、ハ
ニカム体3を貫通して配設されている。ハニカム体3
は、複数枚の波板5を、稜線を交差させ積層して形成さ
れ、積層方向に上面板1と下面板2で挟持されている。
図1の例は、3枚の波板5が、稜線をたがいに直交させ
て積層されているが、2枚以上の適宜枚数を適宜角度で
交差させることができる。また、ディスタンスピース4
が等間隔で9個配設されているが、その他、適宜間隔で
適宜個数とすることもできる。
【0011】第2発明の金属製ハニカムパネルは、図2
の斜視図に示すように、ハニカム体3が、複数の波板5
を、平板6を介し積層して形成されている他は、第1発
明と同様である。図2の例では、3枚の波板5が間に平
板6を介し、稜線をたがいに直交させて積層されている
が、その他、2枚以上の適宜枚数を適宜角度で交差させ
ることができ、さらに、第2発明においては、平板6を
介しているので、複数枚の波板5を、稜線をたがいに平
行にして積層させることもできる。
の斜視図に示すように、ハニカム体3が、複数の波板5
を、平板6を介し積層して形成されている他は、第1発
明と同様である。図2の例では、3枚の波板5が間に平
板6を介し、稜線をたがいに直交させて積層されている
が、その他、2枚以上の適宜枚数を適宜角度で交差させ
ることができ、さらに、第2発明においては、平板6を
介しているので、複数枚の波板5を、稜線をたがいに平
行にして積層させることもできる。
【0012】第1発明および第2発明において、上面板
1および下面板2としては、普通鋼、ステンレス鋼、各
種非鉄金属の薄板を採用することができる。平板6とし
ては、上記各種金属の約100μm以下の箔を、波板5
としては、平板6をコルゲート加工したものを採用する
ことができる。ディスタンスピース4としては、上記各
種金属の棒材やパイプを採用することができる。そし
て、これら各部材を溶接等により接合してハニカムパネ
ルを形成する。
1および下面板2としては、普通鋼、ステンレス鋼、各
種非鉄金属の薄板を採用することができる。平板6とし
ては、上記各種金属の約100μm以下の箔を、波板5
としては、平板6をコルゲート加工したものを採用する
ことができる。ディスタンスピース4としては、上記各
種金属の棒材やパイプを採用することができる。そし
て、これら各部材を溶接等により接合してハニカムパネ
ルを形成する。
【0013】また、第1発明および第2発明において、
図3や図4に示すように、パネルの側面に側板7を有す
るのが好ましい。図3は、上面板1および下面板2の周
囲に、あらかじめ一体的に側板7を設けておき、パネル
の4側面の中央部で溶接線8により接合してある。図4
は、上面板1の2辺にあらかじめ一体的に側板7を設け
ておき、パネルの2側面の下端で下面板2と溶接線8に
より接合してある。なお、これら接合は、溶接のほか、
接着剤等により行うこともできる。
図3や図4に示すように、パネルの側面に側板7を有す
るのが好ましい。図3は、上面板1および下面板2の周
囲に、あらかじめ一体的に側板7を設けておき、パネル
の4側面の中央部で溶接線8により接合してある。図4
は、上面板1の2辺にあらかじめ一体的に側板7を設け
ておき、パネルの2側面の下端で下面板2と溶接線8に
より接合してある。なお、これら接合は、溶接のほか、
接着剤等により行うこともできる。
【0014】そして、図5に示すように、図1〜図4の
ような本発明のハニカムパネル9を所要面積分ならべ、
境界線を溶接線8により接合して、壁面などとする。そ
の際、片面には化粧板などを貼付して装飾を施すことが
できる。なお、パネル同士の接合も、溶接のほか、接着
剤等により行うことができる。
ような本発明のハニカムパネル9を所要面積分ならべ、
境界線を溶接線8により接合して、壁面などとする。そ
の際、片面には化粧板などを貼付して装飾を施すことが
できる。なお、パネル同士の接合も、溶接のほか、接着
剤等により行うことができる。
【0015】本発明のハニカムパネルは、金属製ハニカ
ムを採用しており、軽量であるとともに耐熱性がある。
そのうえ、内部のハニカム体3が、波板6をパネルの厚
さ方向に積層して形成されており、ハニカムの空間がパ
ネルの面方向に流路を作っているので、この流路に、温
度調節した流体を流すことで、パネル周囲の空調を行う
ことができる。
ムを採用しており、軽量であるとともに耐熱性がある。
そのうえ、内部のハニカム体3が、波板6をパネルの厚
さ方向に積層して形成されており、ハニカムの空間がパ
ネルの面方向に流路を作っているので、この流路に、温
度調節した流体を流すことで、パネル周囲の空調を行う
ことができる。
【0016】また、第1発明のパネルは、波板5を3枚
以上積層させることで、図1に示すように、内部の空間
がパネル厚さ方向に仕切られる。第2発明のパネルは、
図2に示すように、波板5を2枚以上積層させること
で、内部の空間が厚さ方向に仕切られる。したがって、
図6のような従来のパネルと異なり、断熱効果および防
音効果が生じる。さらに、側板7を設けたパネルは、周
辺部、特にコーナー部の強度が増し、取扱い時、あるい
はパネル施工後の損傷が防止される。
以上積層させることで、図1に示すように、内部の空間
がパネル厚さ方向に仕切られる。第2発明のパネルは、
図2に示すように、波板5を2枚以上積層させること
で、内部の空間が厚さ方向に仕切られる。したがって、
図6のような従来のパネルと異なり、断熱効果および防
音効果が生じる。さらに、側板7を設けたパネルは、周
辺部、特にコーナー部の強度が増し、取扱い時、あるい
はパネル施工後の損傷が防止される。
【0017】つぎに第3発明は、第1発明ハニカムパネ
ルの製造法である。図1の斜視図およびA−A矢視断面
図に示すように、まず、複数枚の波板5を、稜線をたが
いに交差させ積層してハニカム体3を形成する。図1の
例は、3枚の波板5を、稜線を直交させて積層している
が、2枚以上の適宜枚数を適宜角度で交差させることが
できる。ついで、ハニカム体3を積層方向に貫通する孔
を開け、複数本のディスタンスピース4を装入する。図
1の例は、9個のディスタンスピース4が等間隔で装入
されているが、その他、適宜間隔で適宜個数配設するこ
とができる。ハニカム体3の貫通孔は、レーザ穿孔など
により行うことができる。
ルの製造法である。図1の斜視図およびA−A矢視断面
図に示すように、まず、複数枚の波板5を、稜線をたが
いに交差させ積層してハニカム体3を形成する。図1の
例は、3枚の波板5を、稜線を直交させて積層している
が、2枚以上の適宜枚数を適宜角度で交差させることが
できる。ついで、ハニカム体3を積層方向に貫通する孔
を開け、複数本のディスタンスピース4を装入する。図
1の例は、9個のディスタンスピース4が等間隔で装入
されているが、その他、適宜間隔で適宜個数配設するこ
とができる。ハニカム体3の貫通孔は、レーザ穿孔など
により行うことができる。
【0018】そして、ハニカム体3の積層方向との直交
面を、上面板1および下面板2で覆い、加圧下、非酸化
性雰囲気中で加熱して、波板5同士、上面板1と波板
5、下面板2と波板5、およびディスタンスピース4と
上面板1および下面板2とを、それぞれ拡散接合する。
接合時の加圧は、上面板1と下面板2でハニカム体3を
挟んだ後、加熱炉内で水平に保持し、重りを載置して行
うことができる。複数のパネルを重ねるときは、一つの
パネルの上面板1と他のパネルの下面板2との間に、ア
ルミナ等のシートや粉末を挟んで加熱し、接合を防止す
る。
面を、上面板1および下面板2で覆い、加圧下、非酸化
性雰囲気中で加熱して、波板5同士、上面板1と波板
5、下面板2と波板5、およびディスタンスピース4と
上面板1および下面板2とを、それぞれ拡散接合する。
接合時の加圧は、上面板1と下面板2でハニカム体3を
挟んだ後、加熱炉内で水平に保持し、重りを載置して行
うことができる。複数のパネルを重ねるときは、一つの
パネルの上面板1と他のパネルの下面板2との間に、ア
ルミナ等のシートや粉末を挟んで加熱し、接合を防止す
る。
【0019】第4発明は、第2発明ハニカムパネルの製
造法である。図2の斜視図に示すように、まず、複数枚
の波板5を平板6を介し積層してハニカム体3を形成す
る。図2の例は、3枚の波板5を、間に平板6を介し、
稜線をたがいに直交させて積層しているが、その他、2
枚以上の適宜枚数を適宜角度で交差させることができ、
さらに、第4発明においては、平板6を介しているの
で、複数枚の波板5を、稜線をたがいに平行にして積層
することもできる。ついで、上記第3発明法と同様にし
て、ハニカム体3に穿孔し、ディスタンスピース4を装
入し、上面板1および下面板2で覆い拡散接合する。
造法である。図2の斜視図に示すように、まず、複数枚
の波板5を平板6を介し積層してハニカム体3を形成す
る。図2の例は、3枚の波板5を、間に平板6を介し、
稜線をたがいに直交させて積層しているが、その他、2
枚以上の適宜枚数を適宜角度で交差させることができ、
さらに、第4発明においては、平板6を介しているの
で、複数枚の波板5を、稜線をたがいに平行にして積層
することもできる。ついで、上記第3発明法と同様にし
て、ハニカム体3に穿孔し、ディスタンスピース4を装
入し、上面板1および下面板2で覆い拡散接合する。
【0020】また、第3発明および第4発明において、
ハニカム体3の形成時、波板5あるいは平板6をスポッ
ト溶接等により仮留めしつつ積層するのが好ましい。こ
の仮留めにより、次工程の穿孔作業および次工程への移
送に際し、積層体のずれによるトラブルが防止される。
ハニカム体3の形成時、波板5あるいは平板6をスポッ
ト溶接等により仮留めしつつ積層するのが好ましい。こ
の仮留めにより、次工程の穿孔作業および次工程への移
送に際し、積層体のずれによるトラブルが防止される。
【0021】さらに、図3および図4のように、上面板
1と下面板2とを溶接線8で接合し、側板7を設けるこ
とにより、周辺部、特にコーナー部の強度が増し、取扱
い時、あるいはパネル施工後の損傷が防止される。接合
は、溶接のほか、接着剤により行うこともできる。図3
は、上面板1および下面板2の周囲に、あらかじめ一体
的に側板7を設けているが、これは、1枚の薄板から、
絞り加工あるいは張出し加工により製造することができ
る。図4は、上面板1の2辺に、あらかじめ一体的に側
板7を設けているが、これは、1枚の薄板から曲げ加工
により製造することができる。
1と下面板2とを溶接線8で接合し、側板7を設けるこ
とにより、周辺部、特にコーナー部の強度が増し、取扱
い時、あるいはパネル施工後の損傷が防止される。接合
は、溶接のほか、接着剤により行うこともできる。図3
は、上面板1および下面板2の周囲に、あらかじめ一体
的に側板7を設けているが、これは、1枚の薄板から、
絞り加工あるいは張出し加工により製造することができ
る。図4は、上面板1の2辺に、あらかじめ一体的に側
板7を設けているが、これは、1枚の薄板から曲げ加工
により製造することができる。
【0022】
【実施例】図1に示すような形態の、縦100mm、横1
00mm、厚さ12mmの金属製ハニカムパネルを製造し
た。ハニカム体3は、箔厚50μmのステンレス鋼箔
(SUS304)を、波高さ1.25mmにコルゲート加
工した波板5を8枚、稜線をたがいに直交させて積層し
たもので、縦および横寸法はパネルと同じ、厚さは10
mmである。ハニカム体3に、レーザ加工で直径6mmの貫
通孔を穿孔し、直径5mm,長さ10mmのステンレス鋼棒
(SUS304)からなるディスタンスピース4を装入
した。装入位置は、図1のように9箇所とし、周囲から
10mm、ディスタンスピース間距離40mmとした。
00mm、厚さ12mmの金属製ハニカムパネルを製造し
た。ハニカム体3は、箔厚50μmのステンレス鋼箔
(SUS304)を、波高さ1.25mmにコルゲート加
工した波板5を8枚、稜線をたがいに直交させて積層し
たもので、縦および横寸法はパネルと同じ、厚さは10
mmである。ハニカム体3に、レーザ加工で直径6mmの貫
通孔を穿孔し、直径5mm,長さ10mmのステンレス鋼棒
(SUS304)からなるディスタンスピース4を装入
した。装入位置は、図1のように9箇所とし、周囲から
10mm、ディスタンスピース間距離40mmとした。
【0023】ハニカム体3の上下を、縦および横寸法は
パネルと同じ、板厚1.0mmのステンレス鋼板(SUS
304)からなる上面板1および下面板2で挟持し、加
熱炉内に水平に置き、間にアルミナの粉末をはさんで8
組重ね、500gの重りを載置し、10-5Torrの真空雰
囲気中、1250℃で1時間加熱し、拡散接合して一体
化した。
パネルと同じ、板厚1.0mmのステンレス鋼板(SUS
304)からなる上面板1および下面板2で挟持し、加
熱炉内に水平に置き、間にアルミナの粉末をはさんで8
組重ね、500gの重りを載置し、10-5Torrの真空雰
囲気中、1250℃で1時間加熱し、拡散接合して一体
化した。
【0024】
【発明の効果】本発明は、建材用あるいは各種構造物用
として有用な、軽量で耐熱性に優れ、かつ断熱および防
音効果をも有する金属製ハニカムパネルであり、用途に
合わせて、外面を構成する上面板、下面板、あるいは側
面板、および、内部のハニカム体を構成する波板あるい
は平板の材質を、普通鋼、ステンレス鋼、非鉄金属など
の中から適宜選択して採用することで、断熱効果、防音
効果、磁気遮蔽効果等を発揮することができる。
として有用な、軽量で耐熱性に優れ、かつ断熱および防
音効果をも有する金属製ハニカムパネルであり、用途に
合わせて、外面を構成する上面板、下面板、あるいは側
面板、および、内部のハニカム体を構成する波板あるい
は平板の材質を、普通鋼、ステンレス鋼、非鉄金属など
の中から適宜選択して採用することで、断熱効果、防音
効果、磁気遮蔽効果等を発揮することができる。
【図1】本発明ハニカムパネルの例を示す斜視図および
一部断面図である。
一部断面図である。
【図2】本発明ハニカムパネルの別の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明ハニカムパネルの別の例を示す一部切り
欠き斜視図である。
欠き斜視図である。
【図4】本発明ハニカムパネルの別の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】本発明ハニカムパネルの使用例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】従来のハニカムパネルの例を示す一部切り欠き
斜視図である。
斜視図である。
1…上面板 2…下面板 3…ハニカム体 4…ディスタンスピース 5…波板 6…平板 7…側板 8…溶接線 9…ハニカムパネル
Claims (7)
- 【請求項1】 複数枚の波板を稜線を交差させ積層して
形成されたハニカム体が、上面板と下面板で積層方向に
挟持され、かつ、該上面板と該下面板の間には、前記ハ
ニカム体を貫通して、複数本のディスタンスピースが配
設されていることを特徴とする金属製ハニカムパネル。 - 【請求項2】 複数枚の波板を平板を介し積層して形成
されたハニカム体が、上面板と下面板で積層方向に挟持
され、かつ、該上面板と該下面板の間には、前記ハニカ
ム体を貫通して、複数本のディスタンスピースが配設さ
れていることを特徴とする金属製ハニカムパネル。 - 【請求項3】 パネルの側面に側板を有していることを
特徴とする請求項1または2記載の金属製ハニカムパネ
ル。 - 【請求項4】 複数枚の波板を稜線を交差させ積層して
ハニカム体を形成し、該ハニカム体を積層方向に貫通し
て、複数本のディスタンスピースを立設し、該ハニカム
体の積層方向との直交面を、上面板および下面板で覆
い、加圧下、非酸化性雰囲気中で加熱して拡散接合する
ことを特徴とする金属製ハニカムパネルの製造方法。 - 【請求項5】 複数枚の波板を平板を介し積層してハニ
カム体を形成し、該ハニカム体を積層方向に貫通して、
複数本のディスタンスピースを立設し、該ハニカム体の
積層方向との直交面を、上面板および下面板で覆い、加
圧下、非酸化性雰囲気中で加熱して拡散接合することを
特徴とする金属製ハニカムパネルの製造方法。 - 【請求項6】 溶接により仮留めしつつハニカム体を形
成することを特徴とする請求項4または5記載の金属製
ハニカムパネルの製造方法。 - 【請求項7】 拡散接合した後、上面板と下面板を接合
することを特徴とする請求項4、5または6記載の金属
製ハニカムパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23375895A JPH0976036A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 金属製ハニカムパネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23375895A JPH0976036A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 金属製ハニカムパネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976036A true JPH0976036A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16960122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23375895A Withdrawn JPH0976036A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 金属製ハニカムパネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976036A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6756565B2 (en) | 2000-12-28 | 2004-06-29 | Tokyo Electron Limited | Thermal insulator having a honeycomb structure and heat recycle system using the thermal insulator |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23375895A patent/JPH0976036A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6756565B2 (en) | 2000-12-28 | 2004-06-29 | Tokyo Electron Limited | Thermal insulator having a honeycomb structure and heat recycle system using the thermal insulator |
| US6949719B2 (en) | 2000-12-28 | 2005-09-27 | Tokyo Electron Limited | Thermal insulator having a honeycomb structure and heat recycle system using the thermal insulator |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |