JPH0976531A - インクジェットプリンタのインク吸収装置 - Google Patents
インクジェットプリンタのインク吸収装置Info
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- JPH0976531A JPH0976531A JP23730495A JP23730495A JPH0976531A JP H0976531 A JPH0976531 A JP H0976531A JP 23730495 A JP23730495 A JP 23730495A JP 23730495 A JP23730495 A JP 23730495A JP H0976531 A JPH0976531 A JP H0976531A
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- slit
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- recording head
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- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims abstract description 46
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット式記録ヘッドのメンテナンス
動作によって生じた廃インクを吸収保持するためのイン
ク吸収装置であって、吸収材を広範囲に有効に活用する
ことにより、インクの吸収効率を高める。 【解決手段】 上面が開放した直方体状の容器に、パル
プなどの多孔質材料からなる直方体状の吸収材5を収納
すると共に、その吸収材5の表面5bに、一つの頂点5
aを通る対角線に沿ってスリット9を形成する。これに
よって、頂点5a近傍のスリット上に滴下されたインク
227は、その表面張力によりスリット9に沿って速や
かに拡散されると同時に、スリット9の全長に沿った位
置で広範囲に吸収される。従って、吸収材5に滴下され
たインク227を速やかに吸収させることができるの
で、滴下直後に振動などが加わったとしても、インク2
27が周囲に飛び散るのを確実に防止することができ
る。
動作によって生じた廃インクを吸収保持するためのイン
ク吸収装置であって、吸収材を広範囲に有効に活用する
ことにより、インクの吸収効率を高める。 【解決手段】 上面が開放した直方体状の容器に、パル
プなどの多孔質材料からなる直方体状の吸収材5を収納
すると共に、その吸収材5の表面5bに、一つの頂点5
aを通る対角線に沿ってスリット9を形成する。これに
よって、頂点5a近傍のスリット上に滴下されたインク
227は、その表面張力によりスリット9に沿って速や
かに拡散されると同時に、スリット9の全長に沿った位
置で広範囲に吸収される。従って、吸収材5に滴下され
たインク227を速やかに吸収させることができるの
で、滴下直後に振動などが加わったとしても、インク2
27が周囲に飛び散るのを確実に防止することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メンテナンス機構
を備えたインクジェットプリンタに設けられ、そのメン
テナンス機構により記録ヘッドから吸引または噴射され
たインクを吸収するインクジェットプリンタのインク吸
収装置に関する。
を備えたインクジェットプリンタに設けられ、そのメン
テナンス機構により記録ヘッドから吸引または噴射され
たインクを吸収するインクジェットプリンタのインク吸
収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタには、記
録ヘッドからインクを吸引すること、または、記録ヘッ
ドにインクの予備噴射を行わせることにより、その記録
ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス機構を備える
ことが考えられている。このようなメンテナンス機構に
よってメンテナンスを行うことにより、インク噴射口内
でインクが増粘して吐出不良が発生するのを防止した
り、インク噴射口周辺の異物を吹き飛ばしたりすること
ができる。
録ヘッドからインクを吸引すること、または、記録ヘッ
ドにインクの予備噴射を行わせることにより、その記録
ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス機構を備える
ことが考えられている。このようなメンテナンス機構に
よってメンテナンスを行うことにより、インク噴射口内
でインクが増粘して吐出不良が発生するのを防止した
り、インク噴射口周辺の異物を吹き飛ばしたりすること
ができる。
【0003】例えば、図3に示すインクジェットプリン
タ201では、フレーム202内には、プラテン204
が回転可能に取り付けられ、このプラテン204の軸に
平行に移動するキャリッジ206上に、複数のインク噴
射ヘッド208a,208b,208c,208dが配
設されている。そして、このインク噴射ヘッド208か
ら、プラテン204上に移動して来ている記録用紙21
0上に、各色のインクを噴射することにより、複数色の
画像を形成していた。
タ201では、フレーム202内には、プラテン204
が回転可能に取り付けられ、このプラテン204の軸に
平行に移動するキャリッジ206上に、複数のインク噴
射ヘッド208a,208b,208c,208dが配
設されている。そして、このインク噴射ヘッド208か
ら、プラテン204上に移動して来ている記録用紙21
0上に、各色のインクを噴射することにより、複数色の
画像を形成していた。
【0004】このインク噴射ヘッド208の噴射ノズル
212の噴射口は、極めて微細なものであり詰まり易
い。従って、その噴射ノズル212を保護するためのキ
ャップ装置218を非記録領域に設け、記録休止時にキ
ャリッジ206をキャップ装置218の位置まで移動さ
せて、この移動に伴い、キャップ装置218の保護キャ
ップ214を噴射ノズル212側に突出させて噴射ノズ
ル212を保護キャップ214にて覆って噴射口を密閉
し、インクが乾燥したり、外部の塵やホコリが付着し
て、噴射口が詰まらないようにしていた。
212の噴射口は、極めて微細なものであり詰まり易
い。従って、その噴射ノズル212を保護するためのキ
ャップ装置218を非記録領域に設け、記録休止時にキ
ャリッジ206をキャップ装置218の位置まで移動さ
せて、この移動に伴い、キャップ装置218の保護キャ
ップ214を噴射ノズル212側に突出させて噴射ノズ
ル212を保護キャップ214にて覆って噴射口を密閉
し、インクが乾燥したり、外部の塵やホコリが付着し
て、噴射口が詰まらないようにしていた。
【0005】また、噴射口が詰まったり詰まる恐れがあ
る場合に、強制的に噴射口内に激しいインクの流れを生
じさせて、詰まりを解消させるために、インク吸引用キ
ャップ216が用いられていた。このインク吸引用キャ
ップ216は、保護キャップ214と同様に噴射ノズル
212を覆い、吸引ポンプ219にて内部を負圧にし
て、噴射口内部のインクを吸い出して、詰まりを解消し
ていた。
る場合に、強制的に噴射口内に激しいインクの流れを生
じさせて、詰まりを解消させるために、インク吸引用キ
ャップ216が用いられていた。このインク吸引用キャ
ップ216は、保護キャップ214と同様に噴射ノズル
212を覆い、吸引ポンプ219にて内部を負圧にし
て、噴射口内部のインクを吸い出して、詰まりを解消し
ていた。
【0006】更に、インク吸引用キャップ216内で噴
射ノズル212にインクの予備噴射を行わせ、噴射口内
でインクが増粘するのを防止したり、噴射口周囲の異物
を吹き飛ばしたりすることも行われていた。また更に、
詰まりを解消するために吸引した後や、あるいはしばら
く記録が継続した場合には、噴射口が開口する噴射面2
13にインクが付着する場合があり、この付着インクに
より噴射がうまく行かなくなる場合があった。このた
め、前記キャップ装置218に隣接して、噴射面213
を拭って付着したインクを取り去るワイパ装置220が
設けられていた。なお、前述のように吸引ポンプ219
による吸収または上記予備噴射をされたインクは、吸引
ポンプ219を介してタンク223に排出されていた。
射ノズル212にインクの予備噴射を行わせ、噴射口内
でインクが増粘するのを防止したり、噴射口周囲の異物
を吹き飛ばしたりすることも行われていた。また更に、
詰まりを解消するために吸引した後や、あるいはしばら
く記録が継続した場合には、噴射口が開口する噴射面2
13にインクが付着する場合があり、この付着インクに
より噴射がうまく行かなくなる場合があった。このた
め、前記キャップ装置218に隣接して、噴射面213
を拭って付着したインクを取り去るワイパ装置220が
設けられていた。なお、前述のように吸引ポンプ219
による吸収または上記予備噴射をされたインクは、吸引
ポンプ219を介してタンク223に排出されていた。
【0007】ここで、タンク223に排出されたインク
は、振動などによってタンク223からこぼれないよう
に保持しておく必要がある。そこで、従来は、タンク2
23内に、例えば、図4に例示するような吸収材225
を配設し、吸引ポンプ219から排出されたインク22
7を速やかに吸収していた。なお、図4に例示する吸収
材225は、パルプなどの多孔質材料により略直方体状
に構成され、タンク223内に嵌合するようにされてい
る。
は、振動などによってタンク223からこぼれないよう
に保持しておく必要がある。そこで、従来は、タンク2
23内に、例えば、図4に例示するような吸収材225
を配設し、吸引ポンプ219から排出されたインク22
7を速やかに吸収していた。なお、図4に例示する吸収
材225は、パルプなどの多孔質材料により略直方体状
に構成され、タンク223内に嵌合するようにされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸収材22
5の表面には、図4に例示するように、一箇所からイン
ク227が滴下される場合が多く、この場合、インク2
27が吸収材225の全体に広がらないことがあった。
特に、図4の例のように、例えば設置スペースの点か
ら、メンテナンス機構のインク排出部(滴下部)を吸収
材225の中央付近に配置することが困難であって、イ
ンク227が吸収材225の一つの頂点225a近傍に
滴下される場合は、その頂点225a近傍のきわめて狭
い範囲にしかインク227が広がらないことがあり、吸
収材225全体が有効に活用されなかった。また、イン
ク227を吸収材225の中央に滴下可能である場合
も、幾分状況はよくなるもののインク227を充分に広
がらせて、速やかに吸収させることはできなかった。こ
のため、インクが滴下された直後にプリンタに対して振
動が加えられたような場合にあっては、吸収材225上
の未だ吸収されていないインク227が周囲に飛散して
しまう虞があった。
5の表面には、図4に例示するように、一箇所からイン
ク227が滴下される場合が多く、この場合、インク2
27が吸収材225の全体に広がらないことがあった。
特に、図4の例のように、例えば設置スペースの点か
ら、メンテナンス機構のインク排出部(滴下部)を吸収
材225の中央付近に配置することが困難であって、イ
ンク227が吸収材225の一つの頂点225a近傍に
滴下される場合は、その頂点225a近傍のきわめて狭
い範囲にしかインク227が広がらないことがあり、吸
収材225全体が有効に活用されなかった。また、イン
ク227を吸収材225の中央に滴下可能である場合
も、幾分状況はよくなるもののインク227を充分に広
がらせて、速やかに吸収させることはできなかった。こ
のため、インクが滴下された直後にプリンタに対して振
動が加えられたような場合にあっては、吸収材225上
の未だ吸収されていないインク227が周囲に飛散して
しまう虞があった。
【0009】そこで、本発明は、インクを広範囲に広が
らせて吸収材を有効に活用し、その吸収材によるインク
の吸収効率を高めることを目的としてなされた。
らせて吸収材を有効に活用し、その吸収材によるインク
の吸収効率を高めることを目的としてなされた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、記録媒体にインクを噴
射する記録ヘッドと、該記録ヘッドからインクを吸引す
ること、または、上記記録ヘッドにインクの予備噴射を
行わせることにより、上記記録ヘッドのメンテナンスを
行うメンテナンス機構と、を備えたインクジェットプリ
ンタに設けられ、上記メンテナンス機構により上記記録
ヘッドから吸引または噴射されたインクを、吸収するイ
ンクジェットプリンタのインク吸収装置であって、表面
に上記インクが滴下され、該滴下されたインクを吸収す
る吸収材と、該吸収材の上記表面に形成されたスリット
と、を備えたことを特徴としている。
なされた請求項1記載の発明は、記録媒体にインクを噴
射する記録ヘッドと、該記録ヘッドからインクを吸引す
ること、または、上記記録ヘッドにインクの予備噴射を
行わせることにより、上記記録ヘッドのメンテナンスを
行うメンテナンス機構と、を備えたインクジェットプリ
ンタに設けられ、上記メンテナンス機構により上記記録
ヘッドから吸引または噴射されたインクを、吸収するイ
ンクジェットプリンタのインク吸収装置であって、表面
に上記インクが滴下され、該滴下されたインクを吸収す
る吸収材と、該吸収材の上記表面に形成されたスリット
と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、上記スリットが、
上記インクの滴下部から、上記吸収材表面の上記滴下部
から最も離れた位置に向かって形成されたことを特徴と
する請求項1記載のインクジェットプリンタのインク吸
収装置を要旨としている。請求項3記載の発明は、上記
吸収材が直方体状に形成され、上記インクが上記直方体
の一つの頂点近傍に滴下され、上記スリットが、上記吸
収材の表面を構成する長方形の、上記頂点を通る対角線
に沿って形成されたことを特徴とする請求項2記載のイ
ンクジェットプリンタのインク吸収装置を要旨としてい
る。
上記インクの滴下部から、上記吸収材表面の上記滴下部
から最も離れた位置に向かって形成されたことを特徴と
する請求項1記載のインクジェットプリンタのインク吸
収装置を要旨としている。請求項3記載の発明は、上記
吸収材が直方体状に形成され、上記インクが上記直方体
の一つの頂点近傍に滴下され、上記スリットが、上記吸
収材の表面を構成する長方形の、上記頂点を通る対角線
に沿って形成されたことを特徴とする請求項2記載のイ
ンクジェットプリンタのインク吸収装置を要旨としてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態および発明の効果】このように構成
された請求項1記載の発明では、インクが滴下される吸
収材の表面に、スリットが形成されている。このため、
吸収材表面に滴下されたインクは、その表面張力により
スリットを介して吸収材表面に広がる。そして、そのス
リットの全長に沿った位置から吸収材に吸収されてい
く。従って、インクを広範囲に広がらせて吸収材を有効
に活用し、その吸収材によるインクの吸収効率を高める
ことができる。なお、スリットの数は単数であっても複
数であってもよく、インクの滴下部は吸収材表面の端で
あっても中央であってもよい。
された請求項1記載の発明では、インクが滴下される吸
収材の表面に、スリットが形成されている。このため、
吸収材表面に滴下されたインクは、その表面張力により
スリットを介して吸収材表面に広がる。そして、そのス
リットの全長に沿った位置から吸収材に吸収されてい
く。従って、インクを広範囲に広がらせて吸収材を有効
に活用し、その吸収材によるインクの吸収効率を高める
ことができる。なお、スリットの数は単数であっても複
数であってもよく、インクの滴下部は吸収材表面の端で
あっても中央であってもよい。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記スリットが、インクの滴下部から、上記
吸収材表面の上記滴下部から最も離れた位置に向かって
形成されている。このため、インクは、上記スリットを
介して、上記滴下部から最も離れた位置に向かって広が
る。このため、スリットを介してより広い範囲にインク
を広がらせることができる。従って、請求項1記載の発
明の効果に加えて、吸収材を一層有効に活用し、その吸
収材によるインクの吸収効率を一層高めることができる
といった効果が生じる。
成に加え、上記スリットが、インクの滴下部から、上記
吸収材表面の上記滴下部から最も離れた位置に向かって
形成されている。このため、インクは、上記スリットを
介して、上記滴下部から最も離れた位置に向かって広が
る。このため、スリットを介してより広い範囲にインク
を広がらせることができる。従って、請求項1記載の発
明の効果に加えて、吸収材を一層有効に活用し、その吸
収材によるインクの吸収効率を一層高めることができる
といった効果が生じる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載構成
に加え、上記吸収材が直方体状に形成され、上記インク
が上記直方体の一つの頂点近傍に滴下され、上記スリッ
トが、上記吸収材の表面を構成する長方形の、上記頂点
を通る対角線に沿って形成されたことを特徴としてい
る。このように、直方体状の吸収材に、一つの頂点近傍
にインクが滴下される場合、特にインクが広がり難い
が、本発明ではその頂点を通る対角線に沿ってスリット
が形成されている。このため、インクは、そのスリット
を介して、吸収材表面の中心を通り、滴下部から最も離
れた位置(すなわち対向する頂点)へ向かって広がる。
従って、本発明では、請求項2記載の発明の効果が一層
顕著になる。特に、設置スペースの点からメンテナンス
機構のインク排出部(滴下部)を吸収材の中央付近に配
置することが困難な場合であっても、吸収材に幅広く速
やかにインクを吸収させることができる。
に加え、上記吸収材が直方体状に形成され、上記インク
が上記直方体の一つの頂点近傍に滴下され、上記スリッ
トが、上記吸収材の表面を構成する長方形の、上記頂点
を通る対角線に沿って形成されたことを特徴としてい
る。このように、直方体状の吸収材に、一つの頂点近傍
にインクが滴下される場合、特にインクが広がり難い
が、本発明ではその頂点を通る対角線に沿ってスリット
が形成されている。このため、インクは、そのスリット
を介して、吸収材表面の中心を通り、滴下部から最も離
れた位置(すなわち対向する頂点)へ向かって広がる。
従って、本発明では、請求項2記載の発明の効果が一層
顕著になる。特に、設置スペースの点からメンテナンス
機構のインク排出部(滴下部)を吸収材の中央付近に配
置することが困難な場合であっても、吸収材に幅広く速
やかにインクを吸収させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1に示すように、本実施例のインク吸収装置1
は、図3で説明したインクジェットプリンタ201と同
様のインクジェットプリンタに適用され、タンク223
とほぼ同様の容器3内に、吸収材5を収納して構成され
る。なお、以下の説明では、実施例のインクジェットプ
リンタの各部を指示する際、図3で使用した符号を便宜
的に使用する。
る。図1に示すように、本実施例のインク吸収装置1
は、図3で説明したインクジェットプリンタ201と同
様のインクジェットプリンタに適用され、タンク223
とほぼ同様の容器3内に、吸収材5を収納して構成され
る。なお、以下の説明では、実施例のインクジェットプ
リンタの各部を指示する際、図3で使用した符号を便宜
的に使用する。
【0016】図1に示すように、本実施例の吸収材5
は、パルプなどの多孔質材料(多孔質材料でなくてもイ
ンクを吸収可能な材料で有れば使用可能)によって直方
体状に形成され、そのひとつの頂点5a近傍に、吸引ポ
ンプ219から排出されたインク227が滴下される。
また、吸収材5の表面5bには、その表面5bを構成す
る長方形の、上記頂点5aを通る対角線に沿ってスリッ
ト9が形成されている。
は、パルプなどの多孔質材料(多孔質材料でなくてもイ
ンクを吸収可能な材料で有れば使用可能)によって直方
体状に形成され、そのひとつの頂点5a近傍に、吸引ポ
ンプ219から排出されたインク227が滴下される。
また、吸収材5の表面5bには、その表面5bを構成す
る長方形の、上記頂点5aを通る対角線に沿ってスリッ
ト9が形成されている。
【0017】このように構成された本実施例のインク吸
収装置1では、図2に例示するように、頂点5a近傍に
インク227が滴下されると、そのインク227は、そ
の表面張力により、スリット9を介して次のように広が
る。すなわち、吸収材5の表面5bの中心を通り、滴下
部(頂点5a)から最も離れた位置(すなわち対向する
頂点5c)へ向かって広がる。そして、そのスリット9
の全長に沿った位置から吸収材5に吸収されていくので
ある。このため、インク227をきわめて広範囲に広が
らせて吸収材5を有効に活用し、そのインク吸収装置1
によるインク227の吸収効率をきわめて良好に高める
ことができる。従って、吸収効率がきわめて優れている
高価な吸収材を用いる必要がないので、その分、インク
ジェットプリンタ201の製造コストを低減することが
できる。
収装置1では、図2に例示するように、頂点5a近傍に
インク227が滴下されると、そのインク227は、そ
の表面張力により、スリット9を介して次のように広が
る。すなわち、吸収材5の表面5bの中心を通り、滴下
部(頂点5a)から最も離れた位置(すなわち対向する
頂点5c)へ向かって広がる。そして、そのスリット9
の全長に沿った位置から吸収材5に吸収されていくので
ある。このため、インク227をきわめて広範囲に広が
らせて吸収材5を有効に活用し、そのインク吸収装置1
によるインク227の吸収効率をきわめて良好に高める
ことができる。従って、吸収効率がきわめて優れている
高価な吸収材を用いる必要がないので、その分、インク
ジェットプリンタ201の製造コストを低減することが
できる。
【0018】なお、スリット9の深さは、比較的浅くて
もインク227をスリット9全長に渡って広がらせるこ
とができる。但し、吸収材5のインク227に対する親
和性がきわめて強い場合は、スリット9を比較的太くし
てインク227を流れ易くすることが望ましい。また、
理想的には、スリット9は、頂点5aから遠ざかるに従
って深くなるように形成するとよい。この場合、インク
227が到達し難いところほどスリット9が深く形成さ
れることになり、インク227を吸収材5全体に均一に
吸収させることができる。従って、一層吸収効率が向上
する。
もインク227をスリット9全長に渡って広がらせるこ
とができる。但し、吸収材5のインク227に対する親
和性がきわめて強い場合は、スリット9を比較的太くし
てインク227を流れ易くすることが望ましい。また、
理想的には、スリット9は、頂点5aから遠ざかるに従
って深くなるように形成するとよい。この場合、インク
227が到達し難いところほどスリット9が深く形成さ
れることになり、インク227を吸収材5全体に均一に
吸収させることができる。従って、一層吸収効率が向上
する。
【0019】なお、本発明は上記実施例になんら限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の態様で実施することができる。例えば、スリットの
数は単数に限らず複数であってもよく、スリット9を形
成した対角線と交差するもう一つの対角線に沿って、も
う一つのスリットを形成してもよい。こうすれば、吸収
材5の表面5bの四隅に向かってインク227を広がら
せることができる。但し、スリットの数を増加させる
と、インク227の広がる範囲が拡大して吸収材5の吸
収効率が向上する一方、吸収材5の機械的強度は低下す
る。そこで、吸収材5の材質や形状、容器3の形状など
に応じて、適切なスリット形状を設計することが望まし
い。更に、本発明は、ラインプリンタ型インクジェット
プリンタのメンテナンス機構にも適用することができ
る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の態様で実施することができる。例えば、スリットの
数は単数に限らず複数であってもよく、スリット9を形
成した対角線と交差するもう一つの対角線に沿って、も
う一つのスリットを形成してもよい。こうすれば、吸収
材5の表面5bの四隅に向かってインク227を広がら
せることができる。但し、スリットの数を増加させる
と、インク227の広がる範囲が拡大して吸収材5の吸
収効率が向上する一方、吸収材5の機械的強度は低下す
る。そこで、吸収材5の材質や形状、容器3の形状など
に応じて、適切なスリット形状を設計することが望まし
い。更に、本発明は、ラインプリンタ型インクジェット
プリンタのメンテナンス機構にも適用することができ
る。
【図1】実施例のインク吸収装置の構成を表す斜視図で
ある。
ある。
【図2】そのインク吸収装置の吸収材の構成および動作
を例示する斜視図である。
を例示する斜視図である。
【図3】従来のインクジェットプリンタの構成を表す斜
視図である。
視図である。
【図4】従来の吸収材の構成および動作を例示する斜視
図である。
図である。
1…インク吸収装置 3…容器 5…吸収材
9…スリット 201…インクジェットプリンタ 208…インク
噴射ヘッド 216…インク吸引用キャップ 219…吸引ポン
プ 227…インク
9…スリット 201…インクジェットプリンタ 208…インク
噴射ヘッド 216…インク吸引用キャップ 219…吸引ポン
プ 227…インク
Claims (3)
- 【請求項1】 記録媒体にインクを噴射する記録ヘッド
と、該記録ヘッドからインクを吸引すること、または、
上記記録ヘッドにインクの予備噴射を行わせることによ
り、上記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス
機構と、を備えたインクジェットプリンタに設けられ、 上記メンテナンス機構により上記記録ヘッドから吸引ま
たは噴射されたインクを、吸収するインクジェットプリ
ンタのインク吸収装置であって、 表面に上記インクが滴下され、該滴下されたインクを吸
収する吸収材と、 該吸収材の上記表面に形成されたスリットと、 を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタのイ
ンク吸収装置。 - 【請求項2】 上記スリットが、上記インクの滴下部か
ら、上記吸収材表面の上記滴下部から最も離れた位置に
向かって形成されたことを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタのインク吸収装置。 - 【請求項3】 上記吸収材が直方体状に形成され、 上記インクが上記直方体の一つの頂点近傍に滴下され、 上記スリットが、上記吸収材の表面を構成する長方形
の、上記頂点を通る対角線に沿って形成されたことを特
徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタのイン
ク吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23730495A JPH0976531A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | インクジェットプリンタのインク吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23730495A JPH0976531A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | インクジェットプリンタのインク吸収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976531A true JPH0976531A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17013388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23730495A Pending JPH0976531A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | インクジェットプリンタのインク吸収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976531A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6361142B1 (en) | 1998-11-06 | 2002-03-26 | Seiko Epson Corporation | Waste ink reservoir for ink jet printer and ink jet printer incorporating the same |
| JP2021123108A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置および液体回収容器 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23730495A patent/JPH0976531A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6361142B1 (en) | 1998-11-06 | 2002-03-26 | Seiko Epson Corporation | Waste ink reservoir for ink jet printer and ink jet printer incorporating the same |
| JP2021123108A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置および液体回収容器 |
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