JPH097705A - 同軸ケーブル用コネクタおよびその組付方法 - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタおよびその組付方法

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JPH097705A
JPH097705A JP7156505A JP15650595A JPH097705A JP H097705 A JPH097705 A JP H097705A JP 7156505 A JP7156505 A JP 7156505A JP 15650595 A JP15650595 A JP 15650595A JP H097705 A JPH097705 A JP H097705A
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inner conductor
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Mikimasa Shindou
幹正 進藤
Tsutomu Takagi
勉 高木
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部導体と中心導体との固定作業の能率が向
上しかつ電気的接触抵抗が安定する同軸ケーブル用コネ
クタおよびその組立方法を提供する。 【構成】 同軸ケーブル21の内部導体24と同軸ケー
ブル21外の内部接続導体25aとを電気的に接続する
中心導体26を、絶縁部材27で前記外部導体22と電
気的に絶縁して支持してなるコンタクトインシュレータ
ー28を備え、中心導体26に内部導体螺着部36の螺
着時の締め付け力によって内部導体24先端に形成した
内部導体螺着部36と圧接される圧接部38を形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブル用コネク
タおよびその組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に同軸ケーブル用コネクタは、図
5に示すように、同軸ケーブル1の端末において、該同
軸ケーブル1の内部導体2先端にロッド状の中心導体3
を取り付けて電気的に接続し、該中心導体3と絶縁され
た導電性部材4を外部導体5と電気的に接続し、これら
前記中心導体3および導電性部材4を外部導体5の外側
に装着したハウジング6内に収納して、それぞれ同軸ケ
ーブル用コネクタ外の目的の接続導体7a、7bに電気
的に接続可能とした構成とされている。
【0003】前記中心導体3は、後端(図5中左端)に
形成された内装部8を前記内部導体2の先端に差し込
み、これら内装部8および内部導体2にピン9を貫通さ
せることにより、内装部8からの内部導体2の抜けが防
止されるようになっている。ハウジング6には、接続導
体7に差し込んで、内部導体2と外部導体5とを接続導
体7と電気的に導通させるための挿入穴10が開口され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な同軸ケーブル用コネクタの場合、内部導体2と中心導
体3とをピン9で固定する際に、内部導体2先端周囲の
外部導体5や内部導体2と外部導体5との間に充填され
ている絶縁材11等を除去し、さらに露出させた内部導
体2の先端にピン9を挿通するための挿通孔を穿設する
必要があり、作業に手間がかかった。また、内部導体2
の先端の寸法精度が確保しにくいため、内部導体2先端
と内装部8内面との間にクリアランスが生じて双方の固
定状態が安定しにくくなり、電気的に接触抵抗が不安定
になるといった問題が生じていた。また、内部導体2と
中心導体3とを固定する固定構造としては、他にも種々
あるが、固定の作業能率が高く、しかも電気的に接続抵
抗が安定して得られるものが無かった。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、内部導体と中心導体との固定作業の能率が向上し
かつ電気的接触抵抗が安定する同軸ケーブル用コネクタ
およびその組付方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の同軸ケーブル用コネクタでは、同軸ケーブル端
末の内部導体と電気的に接続され、内部導体と同軸ケー
ブル外の接続導体とを電気的に接続する中心導体を、絶
縁部材で前記外部導体と電気的に絶縁して支持してなる
コンタクトインシュレーターと、同軸ケーブル端末に装
着され、前記コンタクトインシュレーターを内部に収納
する外装カバーとを備え、前記中心導体に、内部導体先
端に形成した内部導体螺着部に螺着可能な中心導体螺着
部が形成され、該中心導体螺着部に内部導体螺着部の螺
着時の締め付け力によって内部導体螺着部と圧接される
圧接部が形成されていることを前記課題の解決手段とし
た。
【0007】請求項2記載の同軸ケーブル用コネクタの
組付方法では、同軸ケーブルの端末において内部導体の
少なくとも先端を露出させ、予め中心導体に形成してお
いた中心導体螺着部と螺着可能な内部導体螺着部を内部
導体に形成する第1の工程と、第1の工程の完了後、内
部導体螺着部に中心導体螺着部を螺着して圧接部に内部
導体螺着部を圧接させる第2の工程とを備えることを前
記課題の解決手段とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタによれ
ば、中心導体の中心導体螺着部を内部導体の内部導体螺
着部に捩込んで固定した際に、内部導体螺着部が圧接部
に圧接して内部導体と中心導体との間の電気的導通が確
保される。
【0009】請求項2記載の同軸ケーブル用コネクタの
組付方法によれば、同軸ケーブル端末に露出させた内部
導体に、タップ等の工具を使用して中心導体螺着部に適
合する内部導体螺着部を作業現場において形成する。
【0010】
【実施例】以下本発明の同軸ケーブル用コネクタの一実
施例を、図1から図4を参照して説明する。図中符号2
0は、本実施例の同軸ケーブル用コネクタである。同軸
ケーブル用コネクタ20は、図1および図2に示すよう
に、同軸ケーブル21端末に外装される外装ナット部材
22と、該外装ナット部材22の先端側(図1右側、図
2右上)に螺着され外装ナット部材22とともに外装カ
バーを構成する外装カバー本体23と、同軸ケーブル2
1端末に支持され、同軸ケーブル21の内部導体24と
同軸ケーブル21外の内部接続導体25aとを電気的に
接続する中心導体26を、絶縁部材27で前記外部導体
22と電気的に絶縁して支持してなるコンタクトインシ
ュレーター28と、外装ナット部材22の内面と同軸ケ
ーブル21の外部導体29の外面との間に介装される外
部導電部材30とを備えている。
【0011】前記外装ナット部材22は、外装カバー本
体23とともに外装カバーを構成するようになってい
る。外装ナット部材22および外装カバー本体23の形
成材料としては、導電性、防水性に優れるものが適用さ
れる。この外装カバーは、前記外部導体29と同軸ケー
ブル21外にある外部接続導体25bとの導電経路を形
成するものであり、外部導体29外面との間に外部導電
部材30を挟持することにより、安定した接触抵抗が得
られるようになっている。
【0012】外装ナット部材22は、同軸ケーブル21
の外装シース31の外面に略密接する内径を有する円筒
体であって、軸方向略中央部に前記外装カバー本体23
を螺着するためのネジ部32が形成されている。この外
装ナット部材22のネジ部32部分の内面は、同軸ケー
ブル21の外装シース31の外面に密接して止水する止
水面22aとされている。ネジ部32の基端側端部に
は、該外装ナット部材22を回転させる工具を係合する
ための工具係合面22bが形成されている。また、外装
ナット部材22のネジ部32より先端側は、ネジ部32
部分より内径が縮径され、同軸ケーブル21端末の外装
シース31を除去して露出させた外部導体29の外面と
の間に前記外部導電部材30を挟持する挟持面22cと
されている。また、前記止水面22aの基端側(図1左
側、図2左下)には、止水用のOリング22dが装着さ
れている。前記外部導電部材30は、軸方向一側33に
行く程断面形状が縮径する概略円筒体であって、リング
状の他側34の端部を基端として該他側34端部から前
記一側に向けて延びる多数のフィン35を主体として形
成されている。
【0013】前記コンタクトインシュレーター28は、
円盤状の前記絶縁部材27と、この絶縁部材27に該絶
縁部材27の中心軸線上に該絶縁部材27を貫通して固
定されたロッド状の前記中心導体26とを有している。
中心導体26は、図1から図3に示すように、絶縁部材
27から突出した部分が、内部導体24先端に形成され
る内部導体螺着部36に螺着可能な中心導体螺着部37
とされている。この中心導体螺着部37は、雄ネジに形
成されている。該中心導体螺着部37の基端部には、内
部導体螺着部36の螺着時の締め付け力によって内部導
体螺着部36と圧接される圧接部38が形成されてい
る。この圧接部38は、内部導体螺着部36の軸線方向
において前記絶縁部材27側に行くにしたがって次第に
拡径するテーパ状の部分に形成されている。
【0014】中心導体26の前記内部導体螺着部36と
反対の方向に向けて前記絶縁部材27から突出する部分
は、前記内部接続導体25aが接続される接続端部39
とされている。この接続端部39は、円筒状に形成され
ている。接続端部39の基端部には、コンタクトインシ
ュレーター28を軸回りに回転するためのピンポンチ挿
入用の係止孔39aが接続端部39の直径に沿って穿設
されている。
【0015】前記絶縁部材27の形成材料としては、誘
電体絶縁物等が好ましい。この絶縁部材27の外周部4
0の前記接続端部39に臨む側には、絶縁部材27の外
側に前記外装カバー本体23を装着した際に、外装カバ
ー本体23を絶縁部材27に対する所定位置に案内する
ための案内テーパ部41が形成されている。この案内テ
ーパ部41は、外装カバー本体23内面に環状に突設さ
れた案内段部42と当接することにより外装カバー本体
23を案内するようになっている。また、この絶縁部材
27は、前記案内段部42内側に形成された挿入凹部4
3と略一致する形状に形成され、該挿入凹部43に挿入
した際に、該絶縁部材27の前記中心導体螺着部37に
臨む部分が前記案内段部43と面一、若しくは挿入凹部
43の奥側に窪むようになっている。
【0016】前記外装カバー本体23は、図1および図
2に示すように、外装ナット部材22の外面に当接され
て止水するOリング44と、該Oリング44より基端側
(図1左側、図2左下)に形成され、前記外装ナット部
材22のナット部44に螺着される外装螺着部45とを
内面側に有する円筒体である。前記外装螺着部45の他
側端部には、前記中心導体26の接続端部39を内装す
る中心導体内装部46が設けられている。この中心導体
内装部46は、外装螺着部45を縮径した形状に形成さ
れている。
【0017】外装螺着部45の中心導体内装部46寄り
の端部には、前記案内段部42が形成されている。案内
段部42と前記中心導体内装部46とを連結する連結壁
47内面側の領域は、前記挿入凹部43とされている。
この挿入凹部43には、前記中心導体内装部46におい
て前記接続端部39を内装する中心導体挿入孔48が連
通されている。前記連結壁47の外周部には、工具等で
外装カバー本体23を回転させるための工具係合溝48
が形成されている。
【0018】中心導体内装部46の他側端部には、外装
カバー本体23を構造物に取り付けるための取付リング
49が設けられている。この取付リング49は、外装カ
バー本体23の中心軸線に垂直な平面内を回動自在とし
て設けられ、構造物に固定されることにより、外装カバ
ー本体23を構造物に対して回動自在として支持するよ
うになっている。
【0019】本実施例の同軸ケーブル用コネクタ20を
適用する同軸ケーブル21としては、図4に示すよう
に、例えば給電線用の同軸ケーブルであり、銅パイプを
用いた前記内部導体24と、該内部導体24の外周面を
被覆する絶縁物50を介してその外側に内部導体24と
同心状に配置され、コルゲート状の銅パイプからなる前
記外部導体29と、外部導体29の外周部を被覆する樹
脂製の前記外装シース31とを具備したものである。な
お、外部導電部材30の内面には、外部導体29外面に
適合するコルゲート状の溝30aが形成されている。
【0020】以下、前記同軸ケーブル用コネクタ20の
組付方法を説明する。まず、同軸ケーブル21の端末に
おいて内部導体24の少なくとも先端を露出させ、先端
からタップを差し込んで内部導体螺着部36を形成す
る。内部導体螺着部36は、予め中心導体26に形成し
ておいた中心導体螺着部37と螺着可能な雌ネジとして
形成する必要があり、例えばタップ径8mmの場合、軸
方向寸法20mmに形成する。また、この際、外装シー
ス31を、同軸ケーブル21先端から内部導体螺着部3
6の形成長よりやや奥方まで除去して、外部導体29を
露出させておく。(第1の工程)
【0021】次に、黄銅ワイヤブラシでタップ使用時に
生じた切り粉等を外装シース31の除去部分から落と
し、内部導体24および外部導体29をアルコール洗浄
した後、内部導体螺着部36に中心導体螺着部37を螺
着して圧接部38に内部導体螺着部36の先端を圧接さ
せる。(第2の工程) この際、内部導体螺着部36は圧接部38との圧接力で
末広がり変形される。なお、内部導体24は、圧接部3
8への圧接によって中心導体26と接触されるので、先
端面が多少粗くてもよい。
【0022】次に、外装シース31外面にシリコーング
リースを塗布した後、同軸ケーブル21に外装ナット部
材22を基端側から挿入する。この際、外装ナット部材
22は、内部の挟持面22c形成部分が外装シース31
先端に当接することにより、同軸ケーブル21に対して
適切な挿入位置に停止する。外装ナット部材22は、外
装ナット部材22の挟持面22c形成部分と止水面22
a形成部分との境界が段差になっているので、この段差
に外部シース31先端が突き当たるまで挿入することに
より、適切な挿入位置に概略位置決めされるようになっ
ている。
【0023】次に、外部導体29外面と外装ナット部材
22の挟持面22cとの間に前記外部導電部材30を圧
入する。外部導電部材30は、他側34に行く程拡径す
る形状なので、外部導体29外面と外装ナット部材22
の挟持面22cとの間に一側33から挿入することによ
り、適当なクランプ力が生じる挿入位置で停止する。ま
た、外部導電部材30の圧入完了時には、クランプ力に
よって外部導電部材30と外部導体29および外部導電
部材30と外装ナット部材22との間の接触状態が安定
に保持されるので、外部導体29と外装ナット部材22
との間の電気的導通における接触抵抗が安定する。この
際、外部導電部材30は、他側34端部が外部導体29
先端より奥側となる深さまで挿入する。
【0024】次に、前記内部導体螺着部36に前記コン
タクトインシュレーター28の中心導体螺着部37を手
作業で捩込み、さらに、接続端部39の係止孔39aに
ピンポンチを挿入して十分に締め込み、内部導体螺着部
36の先端を圧接部39に圧接して変形させる。こうす
ることにより、内部導体24と中心導体26との電気的
導通が十分にとられ、しかも接触抵抗が安定する。この
際、コンタクトインシュレーター28の内部導体24へ
の捩込みは、コンタクトインシュレーター28に外部導
電部材30の他側34が当接する深さとする。光するこ
とにより、外部導電部材30のクランプ力が安定に保持
される。
【0025】次に、前記外装ナット部材22を同軸ケー
ブル21端末方向に引き寄せつつ、ネジロックを塗布し
たネジ部32に外装カバー本体23を螺着する。この
際、外装ナット部材22は工具係合面22bを利用して
工具を利用して固定し、工具係合溝48に固定した工具
で外装カバー本体23を外装ナット部材22に対して相
対的に回転して螺着を行う。また、外装カバー本体23
は、コンタクトインシュレーター28の外部導電部材3
0に形成した案内テーパ41に案内段部42が案内され
て、外部導電部材30を挿入凹部43内に正常な姿勢で
内装することが容易である。
【0026】同軸ケーブル21端末への取り付けが完了
した外装カバー本体23は、取付リング49を利用して
構造物に取り付けるか、他の同軸ケーブル21の端末に
取り付けたコネクタと固定する。こうすることにより、
同軸ケーブル21と同軸ケーブル21外の内部接続導体
25aや外部接続導体25bとを安定に接続する。ま
た、外装ナット部材22の基端側と同軸ケーブル21の
外装シース31との間は、外側から防水テープを卷装す
る等の手段によって、止水性の向上を図ることが望まし
い。
【0027】したがって、本発明の同軸ケーブル用コネ
クタおよびその組付方法によれば、内部導体螺着部36
を圧接部38に圧接して変形させることにより内部導体
24と中心導体26とを電気的に導通させ、前記内部導
体螺着部36と圧接部38との圧接状態を内部導体螺着
部36と中心導体螺着部37との螺着力によって維持す
るので、内部導体24と中心導体26との電気的接触抵
抗が安定に維持され、同軸ケーブル21とこの同軸ケー
ブル21に接続する内部接続導体25aおよび外部接続
導体25bとの間を安定した電気抵抗を以て接続するこ
とができる。また、外部導体29と外部接続導体25b
との電気的導通においても、外部導電部材30の使用に
よって電気抵抗が安定する。しかも、内部導体24に現
場で形成した内部導体螺着部36に中心導体26の中心
導体螺着部37を螺着するようにしたので、内部導体2
4の加工部分近傍の外部導体29等の構成部品を除去す
る必要が無く作業が簡単である。しかも、内部導体24
の先端51には、中心導体螺着部37に螺着可能な内部
導体螺着部36を形成することにより、精度要求が低く
て済み、組み付けの作業能率が向上する。
【0028】なお、本実施例の同軸ケーブル用コネクタ
20においては、外部導体29と外部接続導体25bと
の電気導通は、外部導電部材30と外装ナット部材22
と外装カバー本体23とを経由しているが、外装カバー
本体23と安定に接触する形状の外部導電部材30を用
いれば、外装ナット部材22を経由する必要はない。ま
た、外部導電部材30と外装カバー本体23の形状を変
更して、外部導電部材30を外部接続導体25bと直接
接触するようにすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の同
軸ケーブル用コネクタによれば、同軸ケーブル端末の内
部導体と電気的に接続され、内部導体と同軸ケーブル外
の接続導体とを電気的に接続する中心導体を、絶縁部材
で前記外部導体と電気的に絶縁して支持してなるコンタ
クトインシュレーターと、同軸ケーブル端末に装着さ
れ、前記コンタクトインシュレーターを内部に収納する
外装カバーとを備え、前記中心導体に、内部導体先端に
形成した内部導体螺着部に螺着可能な中心導体螺着部を
形成し、該中心導体螺着部に内部導体螺着部の螺着時の
締め付け力によって内部導体螺着部と圧接される圧接部
を形成して、内部導体螺着部を圧接部に圧接して変形さ
せることにより内部導体と中心導体とを電気的に導通さ
せ、前記内部導体螺着部と圧接部との圧接状態を内部導
体螺着部と中心導体螺着部との螺着力によって維持する
ようにしたので、内部導体と中心導体との電気的接触抵
抗が安定に維持され、同軸ケーブルとこの同軸ケーブル
に接続する接続導体との間を安定した電気抵抗を以て接
続することができる。
【0030】請求項2記載の同軸ケーブル用コネクタの
組付方法によれば、同軸ケーブルの端末において内部導
体の少なくとも先端を露出させ、予め中心導体に形成し
ておいた中心導体螺着部と螺着可能な内部導体螺着部を
内部導体に形成する第1の工程と、第1の工程の完了
後、内部導体螺着部に中心導体螺着部を螺着して圧接部
に内部導体螺着部を圧接させる第2の工程とを備え、内
部導体に中心導体螺着部に適合する内部導体螺着部を現
場において形成するようにしたので、作業が簡単である
とともに、内部導体の先端に中心導体螺着部に螺着可能
な内部導体螺着部を形成することにより十分な圧接力が
得られるので、内部導体先端形状の精度要求が低くて済
み、組み付けの作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の同軸ケーブル用コネクタの一実施例
を示す正断面図である。
【図2】 本発明の同軸ケーブル用コネクタの一実施例
を示す分解斜視図である。
【図3】 図2の同軸ケーブル用コネクタに用いられる
コンタクトインシュレーターを示す拡大側面図である。
【図4】 本発明の同軸ケーブル用コネクタの一実施例
が適用される同軸ケーブルを示す斜視図である。
【図5】 従来の同軸ケーブル用コネクタを示す正断面
図である。
【符号の説明】
20…同軸ケーブル用コネクタ、21…同軸ケーブル、
22…外装カバー(外装ナット部材)、23…外装カバ
ー(外装カバー本体)、24…内部導体、25a…接続
導体(内部接続導体)、26…中心導体、27…絶縁部
材、28…コンタクトインシュレーター、29…外部導
体、36…内部導体螺着部、37…中心導体螺着部、3
8…圧接部、51…先端。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部導体(24)と外部導体(29)と
    を有する同軸ケーブル(21)に用いる同軸ケーブル用
    コネクタ(20)であって、 同軸ケーブル端末の内部導体と電気的に接続され、内部
    導体と同軸ケーブル外の接続導体(25a)とを電気的
    に接続する中心導体(26)を、絶縁部材(27)で前
    記外部導体と電気的に絶縁して支持してなるコンタクト
    インシュレーター(28)と、同軸ケーブル端末に装着
    され、前記コンタクトインシュレーターを内部に収納す
    る外装カバー(22、23)とを備え、 前記中心導体に、内部導体先端に形成した内部導体螺着
    部(36)に螺着可能な中心導体螺着部(37)が形成
    され、該中心導体螺着部に内部導体螺着部の螺着時の締
    め付け力によって内部導体螺着部と圧接される圧接部
    (38)が形成されていることを特徴とする同軸ケーブ
    ル用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の同軸ケーブル用コネクタ
    を同軸ケーブル端末に組み付ける同軸ケーブル用コネク
    タの組付方法であって、 同軸ケーブルの端末において内部導体の少なくとも先端
    (51)を露出させ、予め中心導体に形成しておいた中
    心導体螺着部と螺着可能な内部導体螺着部を内部導体に
    形成する第1の工程と、 第1の工程の完了後、内部導体螺着部に中心導体螺着部
    を螺着して圧接部に内部導体螺着部を圧接させる第2の
    工程とを備えることを特徴とする同軸ケーブル用コネク
    タの組付方法。
JP15650595A 1995-06-22 1995-06-22 同軸ケーブル用コネクタおよびその組付方法 Expired - Lifetime JP3647934B2 (ja)

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