JPH0978390A - 車両用連結幌シート - Google Patents
車両用連結幌シートInfo
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- JPH0978390A JPH0978390A JP7267585A JP26758595A JPH0978390A JP H0978390 A JPH0978390 A JP H0978390A JP 7267585 A JP7267585 A JP 7267585A JP 26758595 A JP26758595 A JP 26758595A JP H0978390 A JPH0978390 A JP H0978390A
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- Y02T30/34—
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】作業が簡単で作業時間も短く連結幌シートの基
材として垂下防止物性を付与し得る補強繊維を併有せる
幌地を提供する。 【解決手段】合成繊維で平織組織に織成された織密度中
において等間隔Sをおいて対応するタテ、ヨコ方向の織
目位置に対応する糸条に相隣合って多数本の有機弾性組
織(アラミド繊維)を用いた無撚合成繊維フィラメント
を一方向に互いに平行かつヤーンストランド状に引揃え
てなるタテ及びヨコ糸条を適宜な間隔をおいて互いに直
角に交絡するよう格子状に織成して粗目織組織されると
共に前記平織り密度中のタテ及びヨコの指向する行列方
向に交絡して一体に織込まれるよう同時織成された一重
構成中に強化布としての粗目格子状織物が合体した一重
構造で補強繊維を併有せる織組織から成る幌地が形成さ
れ、かつこの幌地上に柔軟性のある熱可塑性ポリマー樹
脂を表裏面層として形成する。
材として垂下防止物性を付与し得る補強繊維を併有せる
幌地を提供する。 【解決手段】合成繊維で平織組織に織成された織密度中
において等間隔Sをおいて対応するタテ、ヨコ方向の織
目位置に対応する糸条に相隣合って多数本の有機弾性組
織(アラミド繊維)を用いた無撚合成繊維フィラメント
を一方向に互いに平行かつヤーンストランド状に引揃え
てなるタテ及びヨコ糸条を適宜な間隔をおいて互いに直
角に交絡するよう格子状に織成して粗目織組織されると
共に前記平織り密度中のタテ及びヨコの指向する行列方
向に交絡して一体に織込まれるよう同時織成された一重
構成中に強化布としての粗目格子状織物が合体した一重
構造で補強繊維を併有せる織組織から成る幌地が形成さ
れ、かつこの幌地上に柔軟性のある熱可塑性ポリマー樹
脂を表裏面層として形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用連結幌体の垂下
防止機能にすぐれた幌シートに使用する幌地に関するも
のでさらに詳しくは車両用幌地(以下、幌地と言う)の
高強度と高弾性率を十分発揮しうるに適し耐久性に富ん
だ幌シート用幌地基材を経済的に有利に利用できるよう
にしたものである。
防止機能にすぐれた幌シートに使用する幌地に関するも
のでさらに詳しくは車両用幌地(以下、幌地と言う)の
高強度と高弾性率を十分発揮しうるに適し耐久性に富ん
だ幌シート用幌地基材を経済的に有利に利用できるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に多用されている車両連
結幌シートは幌地基材としてポリアルキレンテレフタレ
ートで代表されるポリエステル繊維、ビニロン等の合成
繊維をロービングクロス(平織り)として用いこれをカ
レンダーロールで熱可塑性合成樹脂加工したいわゆる単
体幌地(一重構成)をベースとしたものが知られてい
る。通常幌地は幌枠に装着して角筒状幌体として構成し
て使用する場合、車両稼働状況との関連で就中車両連結
間部位でたるみ(垂れ下り)現象が経時的に生じること
から幌体の耐久性能の向上が以前にまして強く叫ばれて
きた。そこで、幌体の重量軽減化を始め様々な幌体構成
材の提案がなされている。本出願人は幌体垂下防止策の
一つとして、▲イ▼特開平6−212532号公報では
幌地を二重構造に形成しその中間層に強化布として粗目
の格子織織物を埋設しかつ成層境部に幌骨を遊挿して保
持できるようにして該幌骨を通法により立体的に幌構成
を行いうることにした。即ち、幌地基材のロービングク
ロス2枚合せ中間層に有機高弾性繊維のアラミドフィラ
メント糸条を格子織として介置して一体化させ、そして
幌地の強度を高め弾性率を向上させる傍立体幌構成の作
業能率を向上できる方法を提案した。また、▲ロ▼特開
平6−32231号公報により従来単体幌地の上にやは
り有機高弾性アラミド繊維を粗目の網状織を多軸織に織
成して補強繊維とし、これを接着剤などで貼着し幌地を
積層化して幌シートベースとした。こうした幌体の強伸
度の改善によって前記▲イ▼の提案と共に従来幌地に対
する積層によって幌体の垂下防止作用に相応した補強作
用を奏することができた。
結幌シートは幌地基材としてポリアルキレンテレフタレ
ートで代表されるポリエステル繊維、ビニロン等の合成
繊維をロービングクロス(平織り)として用いこれをカ
レンダーロールで熱可塑性合成樹脂加工したいわゆる単
体幌地(一重構成)をベースとしたものが知られてい
る。通常幌地は幌枠に装着して角筒状幌体として構成し
て使用する場合、車両稼働状況との関連で就中車両連結
間部位でたるみ(垂れ下り)現象が経時的に生じること
から幌体の耐久性能の向上が以前にまして強く叫ばれて
きた。そこで、幌体の重量軽減化を始め様々な幌体構成
材の提案がなされている。本出願人は幌体垂下防止策の
一つとして、▲イ▼特開平6−212532号公報では
幌地を二重構造に形成しその中間層に強化布として粗目
の格子織織物を埋設しかつ成層境部に幌骨を遊挿して保
持できるようにして該幌骨を通法により立体的に幌構成
を行いうることにした。即ち、幌地基材のロービングク
ロス2枚合せ中間層に有機高弾性繊維のアラミドフィラ
メント糸条を格子織として介置して一体化させ、そして
幌地の強度を高め弾性率を向上させる傍立体幌構成の作
業能率を向上できる方法を提案した。また、▲ロ▼特開
平6−32231号公報により従来単体幌地の上にやは
り有機高弾性アラミド繊維を粗目の網状織を多軸織に織
成して補強繊維とし、これを接着剤などで貼着し幌地を
積層化して幌シートベースとした。こうした幌体の強伸
度の改善によって前記▲イ▼の提案と共に従来幌地に対
する積層によって幌体の垂下防止作用に相応した補強作
用を奏することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上述した従来ロービ
ングクロスを用いた一重構造の単体幌地の補強手段とし
て、補強用合成繊維フィラメント糸条を格子又は網状組
織の織物に構成してこれを幌地重合層間に挟着して積層
構成するといった製造工程では貼着作業を必要とし、作
業が非常に面倒となり、又、粗目織物を別工程で準備し
たり、粗目織物自体は形態が不安定で取扱いにくかった
りして作業能率が非常に面倒となる欠点があった。そこ
で上述の事情に鑑み、本発明は前記の問題を解消して幌
シートに用いて物性性能、力学的特性が十分に発揮し得
られ、かつ積層化に伴う工程段階をカットして作業能率
の増進を図ることを目的とする。
ングクロスを用いた一重構造の単体幌地の補強手段とし
て、補強用合成繊維フィラメント糸条を格子又は網状組
織の織物に構成してこれを幌地重合層間に挟着して積層
構成するといった製造工程では貼着作業を必要とし、作
業が非常に面倒となり、又、粗目織物を別工程で準備し
たり、粗目織物自体は形態が不安定で取扱いにくかった
りして作業能率が非常に面倒となる欠点があった。そこ
で上述の事情に鑑み、本発明は前記の問題を解消して幌
シートに用いて物性性能、力学的特性が十分に発揮し得
られ、かつ積層化に伴う工程段階をカットして作業能率
の増進を図ることを目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、無撚の合成繊維フィラメントからなるロービ
ングクロス(平織り)幌地において該平織り幌地織物の
タテ、ヨコ配列方向の糸群間に等間隔をおいて対応する
織込位置の夫々各糸条に相隣合って多数本の有機弾性繊
維としてアラミドフィラメントを一方向に互いに平行か
つヤーンストランド状で扁平に引揃えてなる粗目格子織
用のタテ糸補強繊維糸条群4を適当な間隔S(10〜2
0mm)をおいて並列せしめ、この糸条群とやはり多数
本の有機弾性繊維よりなる無撚合成繊維フィラメントを
一方向に互いに平行かつヤーンストランド状で扁平に引
揃えてなる粗目格子織用のヨコ糸補強繊維糸条群5とを
互いに交絡するよう格子状に織成して粗目織組織される
と共にこの糸条群4、5は幌地基材の平織織物糸条1及
び2の配向する行列方向に交絡して一体に織込して平織
りに合体織成されてなる幌地基材が一重構造に構成され
ていることを要旨とする車両用連結幌シートであり、前
記幌地基材の表裏面層は通法により熱可塑性合成樹脂層
を形成される。又本発明では前記有機弾性繊維はロービ
ングの状態で使用され、格子状構成織物の組織は粗目強
化布としての性能を維持する上でタテ及びヨコ糸条群
4、5のヤーンストランドが打込まれロービング(平織
り)幌地のタテ及びヨコ糸群1、2と交絡する打込数は
所望される補強物性値により適宜に定めることができ
る。
するため、無撚の合成繊維フィラメントからなるロービ
ングクロス(平織り)幌地において該平織り幌地織物の
タテ、ヨコ配列方向の糸群間に等間隔をおいて対応する
織込位置の夫々各糸条に相隣合って多数本の有機弾性繊
維としてアラミドフィラメントを一方向に互いに平行か
つヤーンストランド状で扁平に引揃えてなる粗目格子織
用のタテ糸補強繊維糸条群4を適当な間隔S(10〜2
0mm)をおいて並列せしめ、この糸条群とやはり多数
本の有機弾性繊維よりなる無撚合成繊維フィラメントを
一方向に互いに平行かつヤーンストランド状で扁平に引
揃えてなる粗目格子織用のヨコ糸補強繊維糸条群5とを
互いに交絡するよう格子状に織成して粗目織組織される
と共にこの糸条群4、5は幌地基材の平織織物糸条1及
び2の配向する行列方向に交絡して一体に織込して平織
りに合体織成されてなる幌地基材が一重構造に構成され
ていることを要旨とする車両用連結幌シートであり、前
記幌地基材の表裏面層は通法により熱可塑性合成樹脂層
を形成される。又本発明では前記有機弾性繊維はロービ
ングの状態で使用され、格子状構成織物の組織は粗目強
化布としての性能を維持する上でタテ及びヨコ糸条群
4、5のヤーンストランドが打込まれロービング(平織
り)幌地のタテ及びヨコ糸群1、2と交絡する打込数は
所望される補強物性値により適宜に定めることができ
る。
【0005】
【作用】上述のように従来幌地の二重化によりその中間
部に織物層の補強繊維として介置するため、粗目格子又
は網状組織織物を別織りして強化布として積層する付加
手段が採られていたが、本発明の構成によれば、幌地を
これまで二重構造で積層構成したものと同程度の高強
度、弾性を付与し得られるため積層化に要する貼着作業
や強化布の別織りを必要としない。それというのも補強
繊維としてのアラミド繊維を用いた粗目格子織用補強繊
維糸条6のタテ及びヨコ糸条群(6)4、(6)5を幌
地基材としてのロービングクロス(平織り)3のタテ及
びヨコ糸群(3)1、(3)2と同時に平織組織織に合
体して一重構造幌地として有効に補強が成し得られたこ
とに因る。それ故、幌地を比較的簡単に製造でき、工程
を短縮し作業能率が向上することができると共に幌地厚
みを薄くでき、幌地全体として高い柔軟生を有してい
る。上述したことと関連して更に本発明では、製織性を
適度に兼ね備えており幌地基材に好適である。因にアラ
ミド繊維は同一重量ではスチールの8倍、グラスやポリ
エステルの3倍と言った高強力、高モジュラスを兼ね備
えた高性繊維の特性を有し、角筒体の蛇腹状幌体に形成
して使用する場合において、ロービングクロス幌地の配
列密度組織で格子織アラミド繊維補強糸条は応力が集中
するような屈曲を有しない補強繊維が交差した状態で織
組織中で架橋構造として働き、幌シートに用いて幌体に
かかる諸々の外力に対して等方的であり強化布の役目を
果たし幌体の吊持力が高度に強化される。なお、幌体コ
ーナ部においては幌地の柔軟性により幌の伸縮性に順応
し摩擦損傷にも強度特性を有している。
部に織物層の補強繊維として介置するため、粗目格子又
は網状組織織物を別織りして強化布として積層する付加
手段が採られていたが、本発明の構成によれば、幌地を
これまで二重構造で積層構成したものと同程度の高強
度、弾性を付与し得られるため積層化に要する貼着作業
や強化布の別織りを必要としない。それというのも補強
繊維としてのアラミド繊維を用いた粗目格子織用補強繊
維糸条6のタテ及びヨコ糸条群(6)4、(6)5を幌
地基材としてのロービングクロス(平織り)3のタテ及
びヨコ糸群(3)1、(3)2と同時に平織組織織に合
体して一重構造幌地として有効に補強が成し得られたこ
とに因る。それ故、幌地を比較的簡単に製造でき、工程
を短縮し作業能率が向上することができると共に幌地厚
みを薄くでき、幌地全体として高い柔軟生を有してい
る。上述したことと関連して更に本発明では、製織性を
適度に兼ね備えており幌地基材に好適である。因にアラ
ミド繊維は同一重量ではスチールの8倍、グラスやポリ
エステルの3倍と言った高強力、高モジュラスを兼ね備
えた高性繊維の特性を有し、角筒体の蛇腹状幌体に形成
して使用する場合において、ロービングクロス幌地の配
列密度組織で格子織アラミド繊維補強糸条は応力が集中
するような屈曲を有しない補強繊維が交差した状態で織
組織中で架橋構造として働き、幌シートに用いて幌体に
かかる諸々の外力に対して等方的であり強化布の役目を
果たし幌体の吊持力が高度に強化される。なお、幌体コ
ーナ部においては幌地の柔軟性により幌の伸縮性に順応
し摩擦損傷にも強度特性を有している。
【0006】
【実施例】以下に本発明をあらわした図面を参照して説
明する。図1において、3は従来の平織組織からなるロ
ービングクロスでタテ糸群1とヨコ糸群2の配列糸条を
相互に交絡して配列密度が明らかな中密度に構成された
幌地で、6は有機弾性繊維を用いて無撚もしくは僅か撚
りがかかった合成繊維フィラメントが使用されており、
前記ロービングクロス3の組織中に同時に織成された粗
目格子織用の補強繊維糸条で格子織用タテ糸補強繊維糸
条群4と格子織用ヨコ糸補強繊維糸条群5によって後述
のように格子織に形成される。図中符号の1は(3)1
と、2は(3)2と又4は(6)4と、5は(6)5と
同じ部材を示している。前記格子織形成の糸条群におい
て、格子織用タテ糸補強繊維糸条群(6)4と格子織用
ヨコ糸補強繊維糸条群(6)5はロービングクロス3の
タテ糸群(3)1、ヨコ糸群(3)2の配列した糸群間
に適当な間隔Sをおいて相応位置の各織込糸条に相隣合
って多数本の有機弾性繊維からなる無撚合成繊維アラミ
ドフィラメントを一方向に互いに並行かつヤーンストラ
ンド状で扁平に引揃えてなる粗目格子織用タテ糸補強繊
維糸条群(6)4を適当間隔をおいて並列せしめ、この
糸条群とやはり多数本の有機弾性繊維よりなる無撚合成
繊維フィラメントを一方向に互いに平行かつヤーンスト
ランド状で扁平に引揃えてなる粗目格子織用ヨコ糸補強
繊維糸条群(6)5を有する前記糸状群(6)4および
(6)5を互いに粗目格子状に織成して粗目組織される
と共にこの糸状群(6)4、(6)5は幌地基材のロー
ビングクロスのタテ糸群1およびヨコ糸群2の指向する
行列方向に交絡して一体に織込まれ合体して平織組織に
織られてなる幌地基材が一重構造に構成されている。こ
のような一重構造の幌地基材表裏面は熱可塑性ポリマを
トッピング加工して柔軟性のある樹脂面が形成される。
前記一重構造の幌地基材において、幌地の強化用繊維材
料に高性能繊維としてのアラミドフイラメント繊維を使
用して幌体の吊持力を補強しており、こうした幌シート
構造は従来、幌地の二重貼着組成域は合成繊維フィラメ
ントの平織り幌地単体(一重構成)に形成してこれら幌
地成層中に、又は単体幌地上に網又は格子状に形成され
た粗目織物を配設して接着剤や熱可塑性樹脂の熱溶融に
よる圧着等によって構成されている。然しながら本発明
による平織組織幌地の補強形態によって従来、単体ロー
ビングクロスと上述の有機高弾性繊維(アラミド繊維)
で平らに織った粗目格子織物を同時に織成して幌地織物
を一重で構成しているが、このような幌地の積層又は単
体幌地を補強繊維糸条で形成した網、格子状粗目織物を
別織りで準備し、或は形状不安定で取扱いに不便な粗目
織物を貼着工程で張合せるなど全く必要はなくなるとと
もに、作業が非常に簡単になり、引いて面倒な工程段階
作業が省略でき、作業時間も当然少なくてすむ訳であ
る。
明する。図1において、3は従来の平織組織からなるロ
ービングクロスでタテ糸群1とヨコ糸群2の配列糸条を
相互に交絡して配列密度が明らかな中密度に構成された
幌地で、6は有機弾性繊維を用いて無撚もしくは僅か撚
りがかかった合成繊維フィラメントが使用されており、
前記ロービングクロス3の組織中に同時に織成された粗
目格子織用の補強繊維糸条で格子織用タテ糸補強繊維糸
条群4と格子織用ヨコ糸補強繊維糸条群5によって後述
のように格子織に形成される。図中符号の1は(3)1
と、2は(3)2と又4は(6)4と、5は(6)5と
同じ部材を示している。前記格子織形成の糸条群におい
て、格子織用タテ糸補強繊維糸条群(6)4と格子織用
ヨコ糸補強繊維糸条群(6)5はロービングクロス3の
タテ糸群(3)1、ヨコ糸群(3)2の配列した糸群間
に適当な間隔Sをおいて相応位置の各織込糸条に相隣合
って多数本の有機弾性繊維からなる無撚合成繊維アラミ
ドフィラメントを一方向に互いに並行かつヤーンストラ
ンド状で扁平に引揃えてなる粗目格子織用タテ糸補強繊
維糸条群(6)4を適当間隔をおいて並列せしめ、この
糸条群とやはり多数本の有機弾性繊維よりなる無撚合成
繊維フィラメントを一方向に互いに平行かつヤーンスト
ランド状で扁平に引揃えてなる粗目格子織用ヨコ糸補強
繊維糸条群(6)5を有する前記糸状群(6)4および
(6)5を互いに粗目格子状に織成して粗目組織される
と共にこの糸状群(6)4、(6)5は幌地基材のロー
ビングクロスのタテ糸群1およびヨコ糸群2の指向する
行列方向に交絡して一体に織込まれ合体して平織組織に
織られてなる幌地基材が一重構造に構成されている。こ
のような一重構造の幌地基材表裏面は熱可塑性ポリマを
トッピング加工して柔軟性のある樹脂面が形成される。
前記一重構造の幌地基材において、幌地の強化用繊維材
料に高性能繊維としてのアラミドフイラメント繊維を使
用して幌体の吊持力を補強しており、こうした幌シート
構造は従来、幌地の二重貼着組成域は合成繊維フィラメ
ントの平織り幌地単体(一重構成)に形成してこれら幌
地成層中に、又は単体幌地上に網又は格子状に形成され
た粗目織物を配設して接着剤や熱可塑性樹脂の熱溶融に
よる圧着等によって構成されている。然しながら本発明
による平織組織幌地の補強形態によって従来、単体ロー
ビングクロスと上述の有機高弾性繊維(アラミド繊維)
で平らに織った粗目格子織物を同時に織成して幌地織物
を一重で構成しているが、このような幌地の積層又は単
体幌地を補強繊維糸条で形成した網、格子状粗目織物を
別織りで準備し、或は形状不安定で取扱いに不便な粗目
織物を貼着工程で張合せるなど全く必要はなくなるとと
もに、作業が非常に簡単になり、引いて面倒な工程段階
作業が省略でき、作業時間も当然少なくてすむ訳であ
る。
【0007】又単体幌地の2枚合せでは、通常の合成繊
維フィラメントを平織りして重合している関係上、強力
−伸度の測定結果は幌地に望まれる耐久性もそれ程の向
上が期待されない。すなわち、幌地重合組成では、基材
が総体的に硬く激しい屈曲の繰り返され所や幌体に応力
が集中するような部分では疲労歪みが蓄積される。この
ことに関連して本発明構成はポリアラミドをベースとし
たメッシュ織物と言われる粗目格子織りの補強繊維群を
幌地組成中に併有したことにより一重織物組成で従来の
積層組成と同程度の等方的で高い破断伸びが示されるこ
とに加え重量を軽減化される。更に幌地自体の高い柔軟
性を有しているので蛇腹状角筒幌にあって図3に示すよ
うな幌コーナ部においても幌体揺動にたいする追従性、
摩擦抵抗、耐揉性などといった物性性能も有利に作用し
て目的としている幌体の垂下防止機能に大きく寄与でき
る幌地構成が得られる。上述のように本発明実施例の作
用において作業面、資材構成面で顕著な改変が得られ
る。
維フィラメントを平織りして重合している関係上、強力
−伸度の測定結果は幌地に望まれる耐久性もそれ程の向
上が期待されない。すなわち、幌地重合組成では、基材
が総体的に硬く激しい屈曲の繰り返され所や幌体に応力
が集中するような部分では疲労歪みが蓄積される。この
ことに関連して本発明構成はポリアラミドをベースとし
たメッシュ織物と言われる粗目格子織りの補強繊維群を
幌地組成中に併有したことにより一重織物組成で従来の
積層組成と同程度の等方的で高い破断伸びが示されるこ
とに加え重量を軽減化される。更に幌地自体の高い柔軟
性を有しているので蛇腹状角筒幌にあって図3に示すよ
うな幌コーナ部においても幌体揺動にたいする追従性、
摩擦抵抗、耐揉性などといった物性性能も有利に作用し
て目的としている幌体の垂下防止機能に大きく寄与でき
る幌地構成が得られる。上述のように本発明実施例の作
用において作業面、資材構成面で顕著な改変が得られ
る。
【0008】
【効 果】以上説明したように、本発明による構成は、
連結幌シートの幌地基材の補強繊維に別織りした高強度
で弾性率の高い粗目の格子織組織を有する強化布を積層
状態にして使用するのではなく、合成繊維フィラメント
を平らな平織織物として織成された配列密度中の行列方
向に有機高弾性繊維よりなる無撚合成繊維フィラメント
を繊維長軸方向に引揃えてて扁平なヤーンストランド状
に形成した粗目格子織用タテ、ヨコ補強繊維糸条を適宜
な間隔をおいて交絡させて一体に同時織成し、幌地基材
として蛇腹角筒状の幌用シートとするので幌地基材の製
造工程において在来の積層作業を必要としないため、効
率的作業を実施し得られ大幅な製造コストダウンが図ら
れる。更に幌地に所望する補強が本願発明の実施例によ
る試験では、従来の単体幌地(一重構造)と比べて格段
の物性を示し、又、積層による繊維補強手段によった二
重構造とも同程度の性能が得られ(図4参照)、しか
も、幌体構成の幌シートの厚みが薄くかつ高い柔軟性に
形成できるので重量の軽減化と幌体の補強が必要な部位
(両側壁、四隅)の等方的強度が組成的に付加されてい
るので幌の垂下防止機能を果たすなど実用的効果が大き
い。
連結幌シートの幌地基材の補強繊維に別織りした高強度
で弾性率の高い粗目の格子織組織を有する強化布を積層
状態にして使用するのではなく、合成繊維フィラメント
を平らな平織織物として織成された配列密度中の行列方
向に有機高弾性繊維よりなる無撚合成繊維フィラメント
を繊維長軸方向に引揃えてて扁平なヤーンストランド状
に形成した粗目格子織用タテ、ヨコ補強繊維糸条を適宜
な間隔をおいて交絡させて一体に同時織成し、幌地基材
として蛇腹角筒状の幌用シートとするので幌地基材の製
造工程において在来の積層作業を必要としないため、効
率的作業を実施し得られ大幅な製造コストダウンが図ら
れる。更に幌地に所望する補強が本願発明の実施例によ
る試験では、従来の単体幌地(一重構造)と比べて格段
の物性を示し、又、積層による繊維補強手段によった二
重構造とも同程度の性能が得られ(図4参照)、しか
も、幌体構成の幌シートの厚みが薄くかつ高い柔軟性に
形成できるので重量の軽減化と幌体の補強が必要な部位
(両側壁、四隅)の等方的強度が組成的に付加されてい
るので幌の垂下防止機能を果たすなど実用的効果が大き
い。
【図1】本発明の幌地基材を模式的に示した一部破大、
一部切欠拡大の概略平面図
一部切欠拡大の概略平面図
【図2】図1のA−A線概略の一部切欠拡大側面図
【図3】本発明の蛇腹角筒幌の一部破談斜視図
【図4】本発明の幌地構成の強度−伸び測定試験表
1:(3)1 ロービングクロスタテ糸群 2:(3)2 ロービングクロスヨコ糸群 3: ロービングクロス(平織り) 4:(6)4 格子織用タテ糸補強繊維糸条群 5:(6)5 格子織用ヨコ糸補強繊維糸条群6 粗目格子織用補強繊維糸条 7 表面樹脂層 8 幌シート 9 拡開蛇腹角筒状幌体
Claims (3)
- 【請求項1】幌地基材を構成する繊維糸条に合成繊維フ
ィラメントからなる平織織物を使用した車両用連結幌シ
ートにおいて前記平織織物のタテ、ヨコ配列方向の糸群
間に適当な間隔をおいて対応する織込位置の夫々糸条に
相隣合って多数本の有機弾性繊維を用いた無撚合成繊維
フィラメントを一方向に互いに平行かつヤーン状の束に
引揃えてなる格子織用タテ糸補強繊維糸条群4を適当な
間隔Sをおいて並列せしめ、この糸条群とやはり多数本
の有機弾性繊維よりなる無撚合成繊維フィラメントを一
方向に互いに平行かつヤーン条の束に引揃えてなる格子
織用ヨコ糸補強繊維糸条群5とを互いに直角に交絡する
よう格子状に織成して粗目織組織されると共にこの糸状
群4、5は幌地基材の平織織物のタテ糸1及びヨコ糸2
の指向する行列方向に交絡して一体に織込まれ合体して
平織組織に織成されてなる幌地基材が一重構造に構成さ
れることを特徴とする車両用連結幌シート。 - 【請求項2】前記粗目格子織用タテ糸補強繊維糸条群4
及びヨコ糸補強繊維糸条群5から織成の粗目格子織物組
織部はアラミド繊維であることを特徴とす特許請求の範
囲第1項記載の車両用連結幌シート - 【請求項3】幌地基材を構成する平織織物と一体に織込
して一重構造に合体織成されている幌地の表裏面層は通
法により柔軟な熱可塑性樹脂面を備えていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の車両用連
結幌シート
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267585A JP2844438B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 車両用連結幌シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267585A JP2844438B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 車両用連結幌シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978390A true JPH0978390A (ja) | 1997-03-25 |
| JP2844438B2 JP2844438B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=17446814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7267585A Expired - Lifetime JP2844438B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 車両用連結幌シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844438B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54131077A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | Hiraoka Shokusen | Knitted fabric with high tear strength and laminate article comprising said fabric |
| JPS54134167A (en) * | 1978-04-08 | 1979-10-18 | Hiraoka Shokusen | Knitted fabric with high tear resistance and laminate article using said fabric |
| JPS6445841A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-20 | Nitto Boseki Co Ltd | Fabric for fiber reinforced thermoplastic resin laminate material |
| JPH06212532A (ja) * | 1992-03-26 | 1994-08-02 | Tomisaburo Mikami | 連結幌用シート複合物 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP7267585A patent/JP2844438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54131077A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | Hiraoka Shokusen | Knitted fabric with high tear strength and laminate article comprising said fabric |
| JPS54134167A (en) * | 1978-04-08 | 1979-10-18 | Hiraoka Shokusen | Knitted fabric with high tear resistance and laminate article using said fabric |
| JPS6445841A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-20 | Nitto Boseki Co Ltd | Fabric for fiber reinforced thermoplastic resin laminate material |
| JPH06212532A (ja) * | 1992-03-26 | 1994-08-02 | Tomisaburo Mikami | 連結幌用シート複合物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2844438B2 (ja) | 1999-01-06 |
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