JPH0978468A - 皮革様シート - Google Patents
皮革様シートInfo
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- JPH0978468A JPH0978468A JP23118295A JP23118295A JPH0978468A JP H0978468 A JPH0978468 A JP H0978468A JP 23118295 A JP23118295 A JP 23118295A JP 23118295 A JP23118295 A JP 23118295A JP H0978468 A JPH0978468 A JP H0978468A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外観、柔軟性、風合いが良好で、かつ機械的強
度に優れた皮革様シートを提供する。 【解決手段】極細繊維束からなる不織布およびその内部
に含有された弾性重合体から構成された基体層と、少な
くともその一面に形成された弾性重合体からなる表皮層
からなる皮革様シートにおいて、該繊維束が下記の極細
繊維束(A)および極細繊維束(B)からなることを特
徴とする皮革様シート。 (A)断面積Sが4μm2以下の極細繊維を主体とし、
断面積S1が5〜100μm2でかつ断面の外周長さL1
と該断面積S1に相当する真円の円周L0との関係がL1
/L0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束 (B)断面積Sが4μm2以下の極細繊維のみからなる
極細繊維束
度に優れた皮革様シートを提供する。 【解決手段】極細繊維束からなる不織布およびその内部
に含有された弾性重合体から構成された基体層と、少な
くともその一面に形成された弾性重合体からなる表皮層
からなる皮革様シートにおいて、該繊維束が下記の極細
繊維束(A)および極細繊維束(B)からなることを特
徴とする皮革様シート。 (A)断面積Sが4μm2以下の極細繊維を主体とし、
断面積S1が5〜100μm2でかつ断面の外周長さL1
と該断面積S1に相当する真円の円周L0との関係がL1
/L0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束 (B)断面積Sが4μm2以下の極細繊維のみからなる
極細繊維束
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外観、柔軟性、風
合いが良好で、かつ機械的物性に優れた、表皮層をもつ
皮革様シートに関する。
合いが良好で、かつ機械的物性に優れた、表皮層をもつ
皮革様シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、極細繊維束からなる不織布お
よびその内部に含有された弾性重合体から構成された基
体層と、少なくともその一面に弾性重合体からなる表皮
層が形成されている皮革様シートは公知である。そして
極細繊維束を発生させ得る繊維としては、従来、多成分
系溶融紡糸方法により製造された種々の横断面構造を有
する多成分系繊維が提案されており、一般的な例として
は、2種類の非相溶性のポリマーを同―溶融系で溶融・
混練して紡糸する方法により得られる、海成分(分散媒
成分)ポリマー中に、島成分(分散成分)ポリマーが繊
度の揃った極細繊維を形成して、海成分ポリマー中に分
散した単純な海―島横断面構造の混合紡糸繊維が知られ
ており、また、2種類のポリマーをそれぞれ別の系で溶
融したのち両者を紡糸頭部で接合―分割を複数回繰り返
して両者の混合系を形成して紡糸する方法、あるいは両
者を紡糸頭部で繊維形状を規定して合流させ紡糸する方
法などにより得られる単純な海―島横断面構造の複合紡
糸繊維なども知られている。
よびその内部に含有された弾性重合体から構成された基
体層と、少なくともその一面に弾性重合体からなる表皮
層が形成されている皮革様シートは公知である。そして
極細繊維束を発生させ得る繊維としては、従来、多成分
系溶融紡糸方法により製造された種々の横断面構造を有
する多成分系繊維が提案されており、一般的な例として
は、2種類の非相溶性のポリマーを同―溶融系で溶融・
混練して紡糸する方法により得られる、海成分(分散媒
成分)ポリマー中に、島成分(分散成分)ポリマーが繊
度の揃った極細繊維を形成して、海成分ポリマー中に分
散した単純な海―島横断面構造の混合紡糸繊維が知られ
ており、また、2種類のポリマーをそれぞれ別の系で溶
融したのち両者を紡糸頭部で接合―分割を複数回繰り返
して両者の混合系を形成して紡糸する方法、あるいは両
者を紡糸頭部で繊維形状を規定して合流させ紡糸する方
法などにより得られる単純な海―島横断面構造の複合紡
糸繊維なども知られている。
【0003】外観、風合い等の品質が特に要求されるス
エード調皮革様シートにおいては、平均繊度がより小さ
く、極細繊維束断面における繊度分布がより小さい極細
繊維が好適であると言われているのに対して、弾性重合
体を主体とする表皮層をもつ、いわゆる銀面層付き皮革
様シートにおいては、品質として一般的に要求される性
能が、引裂強力、表皮層―基体層間の刺離強力などの機
械的強度であることから、平均繊度がスエード調皮革様
シートより比較的大きい極細繊維が好適であると言われ
ている。表皮層をもつ皮革様シートやスエード調皮革様
シートを問わず、外観、柔軟性、風合いなどの感性面
と、機械的強度などの物性面とを両立させるためには、
繊度の異なる極細繊維を皮革様シート中に混在させるこ
とが効果的であり、例えば特開昭63―75108号公
報には、内層と外層とからなる繊維横断面構造におい
て、内層の海成分が外層では島成分へと反転して構成さ
れており、かつ内層と外層の境界線は、長さL1 が内層
の断面積に対応する真円の円周L0 とL1 ≧1.2L0
の関係を満足したひだを有する非円形である多成分繊維
が、また特開昭63―243314号公報には、島成分
の大きさの分布が、外周から半径の1/4以内に存在す
る島成分の繊度DSと、中心から半径の2/3以内に存
在する島成分の纖度DCとの関係がDC≧1.5DSを
満足している混合紡糸繊維が、またヨーロッパ公開特許
第651091号公報には島成分として0.02〜0.
2デニールの極細繊維Aと極細繊維Aの1/5以下の繊
度の極細繊維Bとが繊維束横断面において混合、分散し
ており、その数の比(A/B)が2/1〜2/3である
複合紡糸繊維が、いずれも皮革様シートを構成する繊維
として記載されている。また平均的に繊度の揃った極細
繊維からなる極細繊維束を主体として、機械的物性改良
のために繊度の異なる極細繊維を混合使用した混綿型絡
合不織布も従来公知である。
エード調皮革様シートにおいては、平均繊度がより小さ
く、極細繊維束断面における繊度分布がより小さい極細
繊維が好適であると言われているのに対して、弾性重合
体を主体とする表皮層をもつ、いわゆる銀面層付き皮革
様シートにおいては、品質として一般的に要求される性
能が、引裂強力、表皮層―基体層間の刺離強力などの機
械的強度であることから、平均繊度がスエード調皮革様
シートより比較的大きい極細繊維が好適であると言われ
ている。表皮層をもつ皮革様シートやスエード調皮革様
シートを問わず、外観、柔軟性、風合いなどの感性面
と、機械的強度などの物性面とを両立させるためには、
繊度の異なる極細繊維を皮革様シート中に混在させるこ
とが効果的であり、例えば特開昭63―75108号公
報には、内層と外層とからなる繊維横断面構造におい
て、内層の海成分が外層では島成分へと反転して構成さ
れており、かつ内層と外層の境界線は、長さL1 が内層
の断面積に対応する真円の円周L0 とL1 ≧1.2L0
の関係を満足したひだを有する非円形である多成分繊維
が、また特開昭63―243314号公報には、島成分
の大きさの分布が、外周から半径の1/4以内に存在す
る島成分の繊度DSと、中心から半径の2/3以内に存
在する島成分の纖度DCとの関係がDC≧1.5DSを
満足している混合紡糸繊維が、またヨーロッパ公開特許
第651091号公報には島成分として0.02〜0.
2デニールの極細繊維Aと極細繊維Aの1/5以下の繊
度の極細繊維Bとが繊維束横断面において混合、分散し
ており、その数の比(A/B)が2/1〜2/3である
複合紡糸繊維が、いずれも皮革様シートを構成する繊維
として記載されている。また平均的に繊度の揃った極細
繊維からなる極細繊維束を主体として、機械的物性改良
のために繊度の異なる極細繊維を混合使用した混綿型絡
合不織布も従来公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、皮革様シートの
分野においても外観、柔軟性、風合いなどの感性面と、
機械的強度などの物性面の高度な両立、即ち高品質化が
求められており、改良を目的として極細繊維束の構成が
種々提案されている。 上記特開昭63―75108号公報に記載されている技
術では、表皮層をもつ皮革様シートとしたときの機械的
物性は改良できるものの、柔軟性や風合いなどの感性面
での品質を低下させることとなり、また上記特開昭63
―243314号公報やヨーロッパ公開特許第6510
91号公報に記載されている技術では、感性面と引裂強
力などの基体シート自体の機械的物性面については良好
であるものの、表皮層をもつ皮革様シートとしたときの
表皮層―基体層間の剥離強力が不十分なものであった。
分野においても外観、柔軟性、風合いなどの感性面と、
機械的強度などの物性面の高度な両立、即ち高品質化が
求められており、改良を目的として極細繊維束の構成が
種々提案されている。 上記特開昭63―75108号公報に記載されている技
術では、表皮層をもつ皮革様シートとしたときの機械的
物性は改良できるものの、柔軟性や風合いなどの感性面
での品質を低下させることとなり、また上記特開昭63
―243314号公報やヨーロッパ公開特許第6510
91号公報に記載されている技術では、感性面と引裂強
力などの基体シート自体の機械的物性面については良好
であるものの、表皮層をもつ皮革様シートとしたときの
表皮層―基体層間の剥離強力が不十分なものであった。
【0005】また、極細繊維の繊度が異なる、少なくと
も2種類の極細繊維束を混合使用する方法は、極細繊維
の繊度差調節の自由度が大きいので皮革様シートの感性
面での品質や物性面での品質は比較的容易に改良できる
ものの、これも表皮層をもつ皮革様シートとしたときの
表皮層―基体層間の剥離強力の向上が不十分であった。
本発明は、外観、柔軟性、風合いなどの感性面と、機械
的強度などの物性面を高度に両立した、高品質な皮革様
シートを提供するものである。
も2種類の極細繊維束を混合使用する方法は、極細繊維
の繊度差調節の自由度が大きいので皮革様シートの感性
面での品質や物性面での品質は比較的容易に改良できる
ものの、これも表皮層をもつ皮革様シートとしたときの
表皮層―基体層間の剥離強力の向上が不十分であった。
本発明は、外観、柔軟性、風合いなどの感性面と、機械
的強度などの物性面を高度に両立した、高品質な皮革様
シートを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、極細繊維束か
らなる不織布およびその内部に含有された弾性重合体か
ら構成された基体層と、少なくともその一面に形成され
た弾性重合体からなる表皮層とで構成されている皮革様
シートにおいて、該繊維束が下記の極細繊維束(A)お
よび極細繊維束(B)からなることを特徴とする皮革様
シートである。 (A)断面積Sが4μm2以下の極細繊維を主体とし、
断面積S1が5〜100μm2でかつ断面の外周長さL1
と該断面積S1に相当する真円の円周L0との関係がL1
/L0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束 (B)断面積Sが4μm2以下の極細繊維からなり、該
極細繊維Cを含まない極細繊維束
らなる不織布およびその内部に含有された弾性重合体か
ら構成された基体層と、少なくともその一面に形成され
た弾性重合体からなる表皮層とで構成されている皮革様
シートにおいて、該繊維束が下記の極細繊維束(A)お
よび極細繊維束(B)からなることを特徴とする皮革様
シートである。 (A)断面積Sが4μm2以下の極細繊維を主体とし、
断面積S1が5〜100μm2でかつ断面の外周長さL1
と該断面積S1に相当する真円の円周L0との関係がL1
/L0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束 (B)断面積Sが4μm2以下の極細繊維からなり、該
極細繊維Cを含まない極細繊維束
【0007】つまり本発明は、断面積Sが4μm2 以下
の極細繊維を主体とする極細繊維束と弾性重合体とから
なる皮革様シートにおいて、該極細繊維束は、断面積S
1 が5〜100μm2 で、かつ断面の外周長さL1 と断
面積S1 に相当する真円の円周L0 との関係がL1 /L
0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束
(A)、および極細繊維Cを含まない極細繊維束(B)
からなることを特徴とする皮革様シートである。
の極細繊維を主体とする極細繊維束と弾性重合体とから
なる皮革様シートにおいて、該極細繊維束は、断面積S
1 が5〜100μm2 で、かつ断面の外周長さL1 と断
面積S1 に相当する真円の円周L0 との関係がL1 /L
0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束
(A)、および極細繊維Cを含まない極細繊維束(B)
からなることを特徴とする皮革様シートである。
【0008】本発明の皮革様シートは、例えば、以下の
各工程を組み合わせ行うことにより得ることができる。
即ち、溶解または分解除去することのできる海成分中に
島成分が混合、分散しており、断面積Sが4μm2 以下
の極細繊維を主体とする極細繊維束において、断面積S
1が5〜100μm2 で、かつ断面の外周長さL1 と断面
積S1 に相当する真円の円周L0 との関係がL1/L0
≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束(A)
に変成し得る極細繊維発生型繊維(A’)および極細繊
維Cを含まない極細繊維束(B)に変成し得る極細繊維
発生型繊維(B’)とを同時にあるいは各々を別々に製
造する工程、該繊維(A’)および(B’)からなる絡
合不織布を製造する工程、必要に応じて不織布を、溶解
除去可能な樹脂などにより仮固定する工程、該絡合不纖
布に弾性重合体液を含浸し湿式凝固させて基体シートを
製造する工程、該繊維(A’)および(B’)を極細繊
維束(A)と(B)に変成する工程、該基体シートの少
なくとも一面に弾性重合体による表皮層を形成させる工
程、により本発明の皮革様シートを製造することができ
る。
各工程を組み合わせ行うことにより得ることができる。
即ち、溶解または分解除去することのできる海成分中に
島成分が混合、分散しており、断面積Sが4μm2 以下
の極細繊維を主体とする極細繊維束において、断面積S
1が5〜100μm2 で、かつ断面の外周長さL1 と断面
積S1 に相当する真円の円周L0 との関係がL1/L0
≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束(A)
に変成し得る極細繊維発生型繊維(A’)および極細繊
維Cを含まない極細繊維束(B)に変成し得る極細繊維
発生型繊維(B’)とを同時にあるいは各々を別々に製
造する工程、該繊維(A’)および(B’)からなる絡
合不織布を製造する工程、必要に応じて不織布を、溶解
除去可能な樹脂などにより仮固定する工程、該絡合不纖
布に弾性重合体液を含浸し湿式凝固させて基体シートを
製造する工程、該繊維(A’)および(B’)を極細繊
維束(A)と(B)に変成する工程、該基体シートの少
なくとも一面に弾性重合体による表皮層を形成させる工
程、により本発明の皮革様シートを製造することができ
る。
【0009】本発明に用いられる極細繊維発生型繊維
(A’)および(B’)は、島成分を構成するポリマー
が、例えば、6−ナイロン、66−ナイロンをはじめと
する溶融紡糸可能なポリアミド類、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、カチオン可染
型変性ポリエチレンテレフタレートをはじめとする溶融
紡糸可能なポリエステル類などから選ばれた少なくとも
l種類のポリマーであり、海成分を構成するポリマー
が、島成分ポリマーとは溶剤または分解剤に対する溶解
性または分解性を異にし、島成分ポリマーとの親和性の
小さいポリマーであって、かつ紡糸条件下で島成分ポリ
マーの溶融粘度より小さい溶融粘度であるか、あるいは
表面張力の小さいポリマーであり、例えば、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、変性ポリスチレン、エチレンプロピ
レン共重合体、スルホイソフタル酸等で変性したポリエ
チレンテレフタレートなどのポリマーから選ばれた少な
くとも1種類のポリマーである。
(A’)および(B’)は、島成分を構成するポリマー
が、例えば、6−ナイロン、66−ナイロンをはじめと
する溶融紡糸可能なポリアミド類、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、カチオン可染
型変性ポリエチレンテレフタレートをはじめとする溶融
紡糸可能なポリエステル類などから選ばれた少なくとも
l種類のポリマーであり、海成分を構成するポリマー
が、島成分ポリマーとは溶剤または分解剤に対する溶解
性または分解性を異にし、島成分ポリマーとの親和性の
小さいポリマーであって、かつ紡糸条件下で島成分ポリ
マーの溶融粘度より小さい溶融粘度であるか、あるいは
表面張力の小さいポリマーであり、例えば、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、変性ポリスチレン、エチレンプロピ
レン共重合体、スルホイソフタル酸等で変性したポリエ
チレンテレフタレートなどのポリマーから選ばれた少な
くとも1種類のポリマーである。
【0010】そして、本発明に用いられる極細繊維発生
型繊維には、極細繊維束(A)に変成し得る繊維
(A’)と、極細繊維束(B)に変成し得る繊維
(B’)の2種類があり、繊維(A’)には、1本また
は複数本の極細繊維Cが繊維横断面中に均一に分散し、
または局部的に遍在した状態の極細繊維束(A)に変成
し得る繊維であり、繊維(B’)は該極細繊維Cを含ま
ない極細繊維束(B)に変成し得る繊維である。このよ
うな極細繊維発生型繊維は、例えば島成分を構成するポ
リマーと海成分を構成するポリマーとを同-溶融系で溶
融して、同心円環状に吐出孔が配列した紡糸口金を用
い、外環状部の存在する吐出孔から吐出された繊維と該
環状部の内部に存在する吐出孔から吐出された繊維とで
大きく冷却条件が異なる混合紡糸方法により得られる。
すなわち冷却が速やかに行われる場合には、均一な島成
分が得られやすく、一方冷却が緩慢に行われる場合に
は、吐出されたポリマーが固化するまでに島成分ポリマ
ーが合わされ、歪な形状を有する大きな島成分が生じる
こととなる。また一般に、島成分は溶融状態では表面張
力により極力円形に近づこうとするため、通常の紡糸方
法を用いると、本発明で規定するようなL1/L0≧1.
3を満足した島成分は得られるにくい。
型繊維には、極細繊維束(A)に変成し得る繊維
(A’)と、極細繊維束(B)に変成し得る繊維
(B’)の2種類があり、繊維(A’)には、1本また
は複数本の極細繊維Cが繊維横断面中に均一に分散し、
または局部的に遍在した状態の極細繊維束(A)に変成
し得る繊維であり、繊維(B’)は該極細繊維Cを含ま
ない極細繊維束(B)に変成し得る繊維である。このよ
うな極細繊維発生型繊維は、例えば島成分を構成するポ
リマーと海成分を構成するポリマーとを同-溶融系で溶
融して、同心円環状に吐出孔が配列した紡糸口金を用
い、外環状部の存在する吐出孔から吐出された繊維と該
環状部の内部に存在する吐出孔から吐出された繊維とで
大きく冷却条件が異なる混合紡糸方法により得られる。
すなわち冷却が速やかに行われる場合には、均一な島成
分が得られやすく、一方冷却が緩慢に行われる場合に
は、吐出されたポリマーが固化するまでに島成分ポリマ
ーが合わされ、歪な形状を有する大きな島成分が生じる
こととなる。また一般に、島成分は溶融状態では表面張
力により極力円形に近づこうとするため、通常の紡糸方
法を用いると、本発明で規定するようなL1/L0≧1.
3を満足した島成分は得られるにくい。
【0011】極細繊維発生型繊維(A’)および極細繊
維発生型繊維(B’)をそれぞれ単独で紡糸する方法は
従来公知である。しかしながら、ひとつの紡糸口金か
ら、上記極細繊維発生型繊維(A’)と極細繊維発生型
繊維(B’)が混在された繊維束を得ることについては
従来知られていない。本発明において、極細繊維発生型
繊維(A’)と極細繊維発生型繊維(B’)の比率は、
例えば島成分ポリマーと海成分ポリマーの混合比率の選
択や、口金から吐出した溶融ポリマーの冷却状態、特に
低温空気の吹き付け条件などの紡糸条件や紡糸口金表面
における吐出孔の幾何学的配列などを選択することによ
って、自由に変更することができる。
維発生型繊維(B’)をそれぞれ単独で紡糸する方法は
従来公知である。しかしながら、ひとつの紡糸口金か
ら、上記極細繊維発生型繊維(A’)と極細繊維発生型
繊維(B’)が混在された繊維束を得ることについては
従来知られていない。本発明において、極細繊維発生型
繊維(A’)と極細繊維発生型繊維(B’)の比率は、
例えば島成分ポリマーと海成分ポリマーの混合比率の選
択や、口金から吐出した溶融ポリマーの冷却状態、特に
低温空気の吹き付け条件などの紡糸条件や紡糸口金表面
における吐出孔の幾何学的配列などを選択することによ
って、自由に変更することができる。
【0012】本発明の皮革様シートを製造するために用
いられる極細繊維発生型繊維を構成する島成分ポリマー
と海成分ポリマーの混合比率は、紡糸安定性や経済性の
点から重量比で40/60〜80/20、好ましくは4
5/55〜70/30の範囲である。この範囲内で島成
分ポリマーの混合比率を大きくすることにより、1つの
紡糸口金から得られる繊維(B’)に対する繊維
(A’)の割合を大きくすることができる。口金から吐
出する溶融ポリマーを冷却するための低温空気の吹き付
け条件には、吐出孔の同心円環状配列に対する吹き付け
角度、吹き付け風速あるいは空気の温度などがあり、円
環配列に対して接線方向を0゜、中心方向を90゜とし
たときの吹き付け角度は、30〜90゜、好ましくは4
5〜90゜となるようにし、吹き付け風速は、0.3〜
8m/秒、好ましくは0.5〜6.5m/秒、さらに好
ましくは0.8〜5m/秒となるようにし、吹き付け空
気の温度は0〜40℃となるようにする。吹き付け角度
や吹き付け風速を小さくして内層に低温空気が届きにく
くすること、あるいは低温空気の温度を高くすることな
どの条件を組み合わせると、同心円環状状に吐出孔が配
列した紡糸口金の内層に配列した孔では外層に比較して
溶融ポリマーが冷却されにくくなり、内層では繊維
(A’)の形成がより促進される。
いられる極細繊維発生型繊維を構成する島成分ポリマー
と海成分ポリマーの混合比率は、紡糸安定性や経済性の
点から重量比で40/60〜80/20、好ましくは4
5/55〜70/30の範囲である。この範囲内で島成
分ポリマーの混合比率を大きくすることにより、1つの
紡糸口金から得られる繊維(B’)に対する繊維
(A’)の割合を大きくすることができる。口金から吐
出する溶融ポリマーを冷却するための低温空気の吹き付
け条件には、吐出孔の同心円環状配列に対する吹き付け
角度、吹き付け風速あるいは空気の温度などがあり、円
環配列に対して接線方向を0゜、中心方向を90゜とし
たときの吹き付け角度は、30〜90゜、好ましくは4
5〜90゜となるようにし、吹き付け風速は、0.3〜
8m/秒、好ましくは0.5〜6.5m/秒、さらに好
ましくは0.8〜5m/秒となるようにし、吹き付け空
気の温度は0〜40℃となるようにする。吹き付け角度
や吹き付け風速を小さくして内層に低温空気が届きにく
くすること、あるいは低温空気の温度を高くすることな
どの条件を組み合わせると、同心円環状状に吐出孔が配
列した紡糸口金の内層に配列した孔では外層に比較して
溶融ポリマーが冷却されにくくなり、内層では繊維
(A’)の形成がより促進される。
【0013】また、紡糸口金に同心円環状に配列した吐
出孔の幾何学的配列において、外層の円環列内ピッチを
小さくすることや、円環列間ピッチを大きくすること、
あるいは円環列数を大きくすることなどにより、内層と
外層での低温空気の吹き付けによる冷却状態に差が生じ
て、内層では外層に比較して繊維(A’)がより形成さ
れやすくなる。すなわち、紡糸口金の内層が外層に比較
してより冷却されにくいような低温空気の吹き付け条件
や紡糸口金の幾何学的孔配列を選択することによって、
外層では繊維(B’)が専ら紡糸されるのに対して、内
層では繊維(A’)の形成が促進されて、繊維(A’)
の割合を選択的に大きくすることができる。
出孔の幾何学的配列において、外層の円環列内ピッチを
小さくすることや、円環列間ピッチを大きくすること、
あるいは円環列数を大きくすることなどにより、内層と
外層での低温空気の吹き付けによる冷却状態に差が生じ
て、内層では外層に比較して繊維(A’)がより形成さ
れやすくなる。すなわち、紡糸口金の内層が外層に比較
してより冷却されにくいような低温空気の吹き付け条件
や紡糸口金の幾何学的孔配列を選択することによって、
外層では繊維(B’)が専ら紡糸されるのに対して、内
層では繊維(A’)の形成が促進されて、繊維(A’)
の割合を選択的に大きくすることができる。
【0014】ここで、極細繊維束(A)および極細繊維
束(B)における極細繊維C以外の極細繊維について
は、皮革様シートの外観の品位、風合いを確保する意味
から、断面債Sが4μm2 以下、好ましくは2.5μm
2 以下になるようにする。また、極細繊維Cについて
は、1つの極細繊維束(A)の横断面に、1本含まれて
いてもあるいは複数本含まれていてもよく、極細繊維束
(A)の横断面中に均一に分散していてもあるいは局所
に遍在していてもよいが、皮革様シートの機械的物性の
向上と柔軟性、風台いの確保とを両立させるために、1
つの極細繊維束(A)の横断面中に極細繊維Cの本数は
1〜10本、好ましくは1〜5本となるようにし、その
大きさは極細繊維束(A)の断面写真から求めた面積S
1が5〜100μm2 、好ましくは5〜50μm2であ
り、かつその断面形状は、極細繊維束(A)の断面写真
から求められる極細繊維Cの横断面の外周(極細繊維C
が中空部を有している場合には、中空部の周長さも合わ
せる)の長さL1とその断面積S1に相当する真円(中空
部が存在する場合には、中空部分の面積は含まない)の
円周L0との関係がL1/L0≧1.3、好ましくは3.
0≧L1/L0≧1.6を満たす非円形あるいは中空部を
有するようにする。
束(B)における極細繊維C以外の極細繊維について
は、皮革様シートの外観の品位、風合いを確保する意味
から、断面債Sが4μm2 以下、好ましくは2.5μm
2 以下になるようにする。また、極細繊維Cについて
は、1つの極細繊維束(A)の横断面に、1本含まれて
いてもあるいは複数本含まれていてもよく、極細繊維束
(A)の横断面中に均一に分散していてもあるいは局所
に遍在していてもよいが、皮革様シートの機械的物性の
向上と柔軟性、風台いの確保とを両立させるために、1
つの極細繊維束(A)の横断面中に極細繊維Cの本数は
1〜10本、好ましくは1〜5本となるようにし、その
大きさは極細繊維束(A)の断面写真から求めた面積S
1が5〜100μm2 、好ましくは5〜50μm2であ
り、かつその断面形状は、極細繊維束(A)の断面写真
から求められる極細繊維Cの横断面の外周(極細繊維C
が中空部を有している場合には、中空部の周長さも合わ
せる)の長さL1とその断面積S1に相当する真円(中空
部が存在する場合には、中空部分の面積は含まない)の
円周L0との関係がL1/L0≧1.3、好ましくは3.
0≧L1/L0≧1.6を満たす非円形あるいは中空部を
有するようにする。
【0015】極細繊維Cの本数が10本を超えたり、そ
の断面積S1が100μm2 を超えると皮革様シートの
柔軟性や風合いが確保できなくなり、また極細繊維Cに
おけるL1 /L0が1.3より小さいと皮革様シートの
表皮層―基体層間の剥離強力が低下してしまう。
の断面積S1が100μm2 を超えると皮革様シートの
柔軟性や風合いが確保できなくなり、また極細繊維Cに
おけるL1 /L0が1.3より小さいと皮革様シートの
表皮層―基体層間の剥離強力が低下してしまう。
【0016】皮革様シート中の極細繊維発生型繊維
(A’)と極細繊維発生型繊維(B’)は、別々に紡糸
したものを混合使用しても、あるいは1つの口金で同時
に紡糸したものを使用してもよいが、極細繊維束(A)
と極細繊維束(B)との混在割合が皮革様シートの用途
によって、5/95〜95/5、好ましくは10/90
〜65/35となるようにする。極細繊維束(A)のみ
であると皮革様シートの引裂強力、表皮層−基体層間の
剥離強力などの機械的物性面での品質は良好だが、外
観、柔軟性、風合いなどの感性面での品質を確保するこ
とが困難であり、また、極細繊維束(B)のみであると
皮革様シートの感性面の品質は良好だが、機械的物性面
の品質が低下したものとなる。本発明において、特に重
要な点は、極細繊維Cが存在している極細繊維束(A)
と極細繊維Cが存在していない極細繊維束(B)が共存
していることであり、極細繊維束(A)に含まれている
極細繊維Cの数を減らして極細繊維束(B)を全く用い
ない場合には、若干の改善は見られても、本発明の目的
を達成することはできない。
(A’)と極細繊維発生型繊維(B’)は、別々に紡糸
したものを混合使用しても、あるいは1つの口金で同時
に紡糸したものを使用してもよいが、極細繊維束(A)
と極細繊維束(B)との混在割合が皮革様シートの用途
によって、5/95〜95/5、好ましくは10/90
〜65/35となるようにする。極細繊維束(A)のみ
であると皮革様シートの引裂強力、表皮層−基体層間の
剥離強力などの機械的物性面での品質は良好だが、外
観、柔軟性、風合いなどの感性面での品質を確保するこ
とが困難であり、また、極細繊維束(B)のみであると
皮革様シートの感性面の品質は良好だが、機械的物性面
の品質が低下したものとなる。本発明において、特に重
要な点は、極細繊維Cが存在している極細繊維束(A)
と極細繊維Cが存在していない極細繊維束(B)が共存
していることであり、極細繊維束(A)に含まれている
極細繊維Cの数を減らして極細繊維束(B)を全く用い
ない場合には、若干の改善は見られても、本発明の目的
を達成することはできない。
【0017】極細繊維発生型繊維(A’)および極細繊
維発生型繊維(B’)は、必要に応じて延伸、捲縮、熱
固定、カットなどの処理工程を経て繊度2〜20デニー
ルの繊維とする。極細繊維発生型繊維は、カードで開繊
し、ウェバーを通してランダムウェブまたはクロスラッ
プウェブを形成し、得られた繊維ウェブを所望の重さ、
厚さに積層する。次いで、ニードルパンチ、高速流体流
パンチなどの公知の方法で絡合処理を施して不織布とす
る。
維発生型繊維(B’)は、必要に応じて延伸、捲縮、熱
固定、カットなどの処理工程を経て繊度2〜20デニー
ルの繊維とする。極細繊維発生型繊維は、カードで開繊
し、ウェバーを通してランダムウェブまたはクロスラッ
プウェブを形成し、得られた繊維ウェブを所望の重さ、
厚さに積層する。次いで、ニードルパンチ、高速流体流
パンチなどの公知の方法で絡合処理を施して不織布とす
る。
【0018】次に繊維絡合不織布に弾性重合体を含浸
し、それを凝固させる。繊維絡合不織布に含浸する弾性
重合体の代表例としては、例えば、平均分子量500〜
3000のポリエステルジオール、ポリエーテルジオー
ル、ポリカーボネートジオールなどから選ばれた少なく
とも1種類のポリマージオールと、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート、イソホロジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートなどの芳香族系、脂環
族系、脂肪族系のジイソシアネートなどから選ばれた少
なくとも1種類のジイソシアネート化合物と、エチレン
グリコール、エチレンジアミン、ブタンジオール等の2
個以上の活性水素原子を有する低分子化合物とを所望の
モル比で反応させて得たポリウレタンが挙げられる。ポ
リウレタンは、必要に応じて、合成ゴム、ポリエステル
エラストマーなどの重合体を添加した重合体組成物とし
て使用してもよい。ポリウレタンを主体とした重合体
は、溶剤あるいは分散剤に分散させて得た重合体液とし
て繊維絡合不織布に含浸し、該重合体の非溶剤で処理し
て湿式凝固させ、繊維基体とする。重合体液には、必要
に応じて着色剤、凝固調節剤、酸化防止剤などの添加剤
が配合されていてもよい。繊維質基体に占めるポリウレ
タンあるいはポリウレタン組成物の量は、固形分として
重量割合で10〜50%の範囲が好ましい。
し、それを凝固させる。繊維絡合不織布に含浸する弾性
重合体の代表例としては、例えば、平均分子量500〜
3000のポリエステルジオール、ポリエーテルジオー
ル、ポリカーボネートジオールなどから選ばれた少なく
とも1種類のポリマージオールと、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート、イソホロジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネートなどの芳香族系、脂環
族系、脂肪族系のジイソシアネートなどから選ばれた少
なくとも1種類のジイソシアネート化合物と、エチレン
グリコール、エチレンジアミン、ブタンジオール等の2
個以上の活性水素原子を有する低分子化合物とを所望の
モル比で反応させて得たポリウレタンが挙げられる。ポ
リウレタンは、必要に応じて、合成ゴム、ポリエステル
エラストマーなどの重合体を添加した重合体組成物とし
て使用してもよい。ポリウレタンを主体とした重合体
は、溶剤あるいは分散剤に分散させて得た重合体液とし
て繊維絡合不織布に含浸し、該重合体の非溶剤で処理し
て湿式凝固させ、繊維基体とする。重合体液には、必要
に応じて着色剤、凝固調節剤、酸化防止剤などの添加剤
が配合されていてもよい。繊維質基体に占めるポリウレ
タンあるいはポリウレタン組成物の量は、固形分として
重量割合で10〜50%の範囲が好ましい。
【0019】重合体を含浸、凝固させた繊維質基体を、
極細繊維成分および重合体の非溶剤であり、かつ極細繊
維発生型繊維の海成分の溶剤または分解剤で処理するこ
とにより、極紬纖維発生型繊維は極細繊維束に変成させ
ることができ、極細繊維束と弾性重合体とからなる基体
シートが得られる。基体シートの厚みは、繊維絡合不織
布の繊維比重や厚み、またこれに含有させるポリウレタ
ン組成物の量や凝固条件などを調節することで、0.3
〜3mmの範囲とするのが好ましい。
極細繊維成分および重合体の非溶剤であり、かつ極細繊
維発生型繊維の海成分の溶剤または分解剤で処理するこ
とにより、極紬纖維発生型繊維は極細繊維束に変成させ
ることができ、極細繊維束と弾性重合体とからなる基体
シートが得られる。基体シートの厚みは、繊維絡合不織
布の繊維比重や厚み、またこれに含有させるポリウレタ
ン組成物の量や凝固条件などを調節することで、0.3
〜3mmの範囲とするのが好ましい。
【0020】次いで、基体シートの少なくとも一面に弾
性重合体被覆層を表皮層として形成させる。表皮層とす
る弾性重合体の代表例としては、例えば、上記で得たポ
リウレタンであり、必要に応じて、合成ゴム、ポリエス
テルエラストマーなどの重合体を添加したものが挙げら
れ、これらの重合体を溶剤あるいは分散剤に分散させて
得た重合体液として使用する。基体シートの表面への表
皮層の形成方法には、大きくわけて、上記弾性重合体液
を基体シート表面に直接塗布して表皮層とする直接法
と、弾性重合体液をフィルム状にした後に基体シート表
面に貼合わせて表皮層とする間接法の2つの方法があ
る。間接法を例にとると、ポリウレタンを主体とした重
合体液を、所望のしぼを有する離型紙に塗布、乾燥して
フィルム状物とする。また、必要に応じて添加剤や溶剤
の種類や比率が異なる重合体液を接着剤としてフィルム
状物表面に塗布し、基体シートの少なくとも一面にこの
フィルム状物の接着剤塗布面を貼合わせ、接着剤を乾燥
させた後に離型紙を剥離することで、ポリウレタンを主
体とした表皮層をもつ皮革様シートとすることができ
る。
性重合体被覆層を表皮層として形成させる。表皮層とす
る弾性重合体の代表例としては、例えば、上記で得たポ
リウレタンであり、必要に応じて、合成ゴム、ポリエス
テルエラストマーなどの重合体を添加したものが挙げら
れ、これらの重合体を溶剤あるいは分散剤に分散させて
得た重合体液として使用する。基体シートの表面への表
皮層の形成方法には、大きくわけて、上記弾性重合体液
を基体シート表面に直接塗布して表皮層とする直接法
と、弾性重合体液をフィルム状にした後に基体シート表
面に貼合わせて表皮層とする間接法の2つの方法があ
る。間接法を例にとると、ポリウレタンを主体とした重
合体液を、所望のしぼを有する離型紙に塗布、乾燥して
フィルム状物とする。また、必要に応じて添加剤や溶剤
の種類や比率が異なる重合体液を接着剤としてフィルム
状物表面に塗布し、基体シートの少なくとも一面にこの
フィルム状物の接着剤塗布面を貼合わせ、接着剤を乾燥
させた後に離型紙を剥離することで、ポリウレタンを主
体とした表皮層をもつ皮革様シートとすることができ
る。
【0021】もちろん、表皮層は単一層である必要はな
く、多層の積層物であってもよい。そして多層の積層物
である場合には、層により添加する着色剤や安定剤、さ
らに層を構成する重合体の種類などを変更してもよい。
皮革様シートにおける表皮層の厚みは、50〜200μ
mの範囲とするのが好ましく、厚みは、使用する重合体
液のポリウレタン濃度や塗布量、乾燥条件の調節によ
り、任意に変更することができる。また重合体液には、
必要に応じて着色剤、架橋剤、安定剤、酸化防止剤、離
型剤、非弾性ポリマーなどの添加剤が配合されていても
よい。なお本発明において、繊維として、上記極細繊維
束(A)及び(B)以外の繊維が含まれていてもよい。
また基体層には、他の樹脂や添加剤、各種安定剤等が含
浸されていてもよく、さらに表皮層の上に必要に応じて
他の樹脂層が積層されていてもよく、さらに基体層の下
に他の繊維層等が積層されていてもよい。
く、多層の積層物であってもよい。そして多層の積層物
である場合には、層により添加する着色剤や安定剤、さ
らに層を構成する重合体の種類などを変更してもよい。
皮革様シートにおける表皮層の厚みは、50〜200μ
mの範囲とするのが好ましく、厚みは、使用する重合体
液のポリウレタン濃度や塗布量、乾燥条件の調節によ
り、任意に変更することができる。また重合体液には、
必要に応じて着色剤、架橋剤、安定剤、酸化防止剤、離
型剤、非弾性ポリマーなどの添加剤が配合されていても
よい。なお本発明において、繊維として、上記極細繊維
束(A)及び(B)以外の繊維が含まれていてもよい。
また基体層には、他の樹脂や添加剤、各種安定剤等が含
浸されていてもよく、さらに表皮層の上に必要に応じて
他の樹脂層が積層されていてもよく、さらに基体層の下
に他の繊維層等が積層されていてもよい。
【0022】本発明で得られた表皮層をもつ皮革様シー
トは、外観、柔軟性、風合いなどが良好で、かつ表皮層
と基体層の間の剥離強力、引裂強力などの機械的物性に
優れたものである。
トは、外観、柔軟性、風合いなどが良好で、かつ表皮層
と基体層の間の剥離強力、引裂強力などの機械的物性に
優れたものである。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。なお、実施例中の部および%は、ことわりのな
い限り、重量に基づく値である。 実施例1 島成分として6―ナイロン60部と、海成分としてポリ
エチレン40部とを同―溶融系で溶融したものを、同心
円環状に列間ピッチ5mmで10列配列した吐出孔の列
内ピッチが外層5列は3mm、内層5列は5mmの口金
を使用して、低温気体温度25℃、吹き付け角度6℃、
吹き付け風速4m/秒の条件にて紡糸して、単糸繊度2
0デニールの混合紡糸繊維を得た。得られた繊維を3.
0倍に延伸し、機械捲縮を付与した後、繊維長51mm
に切断し、カードで開繊したのちクロスラップウェバー
でウェブとし、さらにニードルパンチ処理を施して繊維
絡合不織布とした。この繊維絡合不織布にポリエステル
系ポリウレタン18部、ジメチルホルムアミド82部の
組成液を含浸し、凝固、水洗した後、混合紡糸繊維中の
ポリエチレンをトルエン中で抽出除去して、6―ナイロ
ン極細繊維束状繊維とポリウレタンからなる目付480
g/m2、厚さ約1.3mmの基体シートを得た。
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。なお、実施例中の部および%は、ことわりのな
い限り、重量に基づく値である。 実施例1 島成分として6―ナイロン60部と、海成分としてポリ
エチレン40部とを同―溶融系で溶融したものを、同心
円環状に列間ピッチ5mmで10列配列した吐出孔の列
内ピッチが外層5列は3mm、内層5列は5mmの口金
を使用して、低温気体温度25℃、吹き付け角度6℃、
吹き付け風速4m/秒の条件にて紡糸して、単糸繊度2
0デニールの混合紡糸繊維を得た。得られた繊維を3.
0倍に延伸し、機械捲縮を付与した後、繊維長51mm
に切断し、カードで開繊したのちクロスラップウェバー
でウェブとし、さらにニードルパンチ処理を施して繊維
絡合不織布とした。この繊維絡合不織布にポリエステル
系ポリウレタン18部、ジメチルホルムアミド82部の
組成液を含浸し、凝固、水洗した後、混合紡糸繊維中の
ポリエチレンをトルエン中で抽出除去して、6―ナイロ
ン極細繊維束状繊維とポリウレタンからなる目付480
g/m2、厚さ約1.3mmの基体シートを得た。
【0024】得られた基体シートの一面に、ポリウレタ
ンのジメチルホルムアミド溶液を接着剤として、ポリエ
ーテル系ポリウレタンフィルムを貼合わせることにより
厚さ約l00μmの表皮層を形成させて、皮革様シート
を得た。 得られた皮革様シートの極細繊維束の断面を電子顕徴鏡
で観察すると、断面積Sが0.6〜1.8μm2の極細
繊維を主体として、断面積S1が6〜17μm2で、かつ
断面の外周(または外周および中空部の周りの合計)の
長さL1と該断面積S1に対応する真円の円周L0との関
係L1 /L0 が1.4〜l.9程度の極細繊維Cが、1
〜3本程度均一に分散または局所に遍在した極細繊維束
(A)と、平均断面積Sが1.lμm2であり上記極細
繊維Cを含まない極細繊維束(B)とが55/45の割
合で混在していた。 得られた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどが
良好であり、かつ引裂強力、表皮層−基体層間剥離強力
などの機械的物性に優れたものであった。得られた皮革
様シートの試験結果を他の実施例および比較例の結果と
ともに表1に示す。
ンのジメチルホルムアミド溶液を接着剤として、ポリエ
ーテル系ポリウレタンフィルムを貼合わせることにより
厚さ約l00μmの表皮層を形成させて、皮革様シート
を得た。 得られた皮革様シートの極細繊維束の断面を電子顕徴鏡
で観察すると、断面積Sが0.6〜1.8μm2の極細
繊維を主体として、断面積S1が6〜17μm2で、かつ
断面の外周(または外周および中空部の周りの合計)の
長さL1と該断面積S1に対応する真円の円周L0との関
係L1 /L0 が1.4〜l.9程度の極細繊維Cが、1
〜3本程度均一に分散または局所に遍在した極細繊維束
(A)と、平均断面積Sが1.lμm2であり上記極細
繊維Cを含まない極細繊維束(B)とが55/45の割
合で混在していた。 得られた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどが
良好であり、かつ引裂強力、表皮層−基体層間剥離強力
などの機械的物性に優れたものであった。得られた皮革
様シートの試験結果を他の実施例および比較例の結果と
ともに表1に示す。
【0025】比較例1 島成分として6−ナイロンを60部を溶融したものと、
海成分として6−ナイロン5部とポリエチレン35部と
を島成分とは別の同一溶融系で溶融したものとを紡糸口
金部で繊維形状を規定して紡糸する方法により、島本数
が50本となるように紡糸した単糸繊度15デニールの
複合紡糸繊維のみを使用する以外は、実施例lと同様に
処理して皮革様シートを得た。 得られた皮革様シートの極細繊維束の横断面を電子顕微
鏡で観察すると、50本の平均断面積が6μm2、L1/
L0が1.0〜1.1の極細繊維と約50本の平均断面
積0.5μm2の極細繊維とが極細繊維束中にほぼ均一
に分散していた。得られた皮革様シートは、外観、柔軟
性、風合いなどは良好であったが、機械的物性が劣って
いた。得られた皮革様シートの試験結果を実施例および
他の比較例の結果と共に、表1に示す。
海成分として6−ナイロン5部とポリエチレン35部と
を島成分とは別の同一溶融系で溶融したものとを紡糸口
金部で繊維形状を規定して紡糸する方法により、島本数
が50本となるように紡糸した単糸繊度15デニールの
複合紡糸繊維のみを使用する以外は、実施例lと同様に
処理して皮革様シートを得た。 得られた皮革様シートの極細繊維束の横断面を電子顕微
鏡で観察すると、50本の平均断面積が6μm2、L1/
L0が1.0〜1.1の極細繊維と約50本の平均断面
積0.5μm2の極細繊維とが極細繊維束中にほぼ均一
に分散していた。得られた皮革様シートは、外観、柔軟
性、風合いなどは良好であったが、機械的物性が劣って
いた。得られた皮革様シートの試験結果を実施例および
他の比較例の結果と共に、表1に示す。
【0026】比較例2 島成分として6−ナイロン50部と、海成分としてポリ
エチレン50部とを同一溶融系で溶融したものを、吐出
孔が列内ピッチ、列間ピッチ共に5mmで同じ円環状に
10列配列した口金を使用して、低温空気温度25℃、
吹き付け角度60゜、吹き付け風速5m/秒の条件にて
紡糸した単糸繊度15デニールの混合紡糸繊維のみを使用
する以外は、実施例1と同様に処理して皮革様シートを
得た。得られた皮革様シートの極細繊維束の横断面を電
子顕微鏡で観察すると、平均断面積0.8μm2の極細
繊維が極細繊維束中にほぼ均一に分散しており、断面積
が5μm2以上の極細繊維は存在していなかった。得ら
れた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどは良好
であったが、機械的物性が劣っていた。得られた皮革様
シートの試験結果を実施例および他の比較例の結果とと
もに表1に示す。
エチレン50部とを同一溶融系で溶融したものを、吐出
孔が列内ピッチ、列間ピッチ共に5mmで同じ円環状に
10列配列した口金を使用して、低温空気温度25℃、
吹き付け角度60゜、吹き付け風速5m/秒の条件にて
紡糸した単糸繊度15デニールの混合紡糸繊維のみを使用
する以外は、実施例1と同様に処理して皮革様シートを
得た。得られた皮革様シートの極細繊維束の横断面を電
子顕微鏡で観察すると、平均断面積0.8μm2の極細
繊維が極細繊維束中にほぼ均一に分散しており、断面積
が5μm2以上の極細繊維は存在していなかった。得ら
れた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどは良好
であったが、機械的物性が劣っていた。得られた皮革様
シートの試験結果を実施例および他の比較例の結果とと
もに表1に示す。
【0027】比較例3 比較例2と同様に紡糸した単糸繊度15デニールの混合
紡糸繊維と、単糸繊度5デニールの円形断面の6―ナイ
ロン単繊維とを70対30の割合にて混合して使用する
以外は、実施例1と同様に処理して皮革様シートを得
た。得られた皮革様シートの横断面を電子顕微鏡で観察
すると、平均断面積が0.8μm2であり、断面積が5
μm2以上の極細繊維を含まない極細繊維束と平均断面
積160μm2の単繊維がほぼ均一に分散し、絡みあっ
ていた。 得られた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどが
不良であり、さらに機械的物性に関しても劣っていた。
得られた皮革様シートの試験結果を実施例および他の比
較例の結果とともに表1に示す。
紡糸繊維と、単糸繊度5デニールの円形断面の6―ナイ
ロン単繊維とを70対30の割合にて混合して使用する
以外は、実施例1と同様に処理して皮革様シートを得
た。得られた皮革様シートの横断面を電子顕微鏡で観察
すると、平均断面積が0.8μm2であり、断面積が5
μm2以上の極細繊維を含まない極細繊維束と平均断面
積160μm2の単繊維がほぼ均一に分散し、絡みあっ
ていた。 得られた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどが
不良であり、さらに機械的物性に関しても劣っていた。
得られた皮革様シートの試験結果を実施例および他の比
較例の結果とともに表1に示す。
【0028】比較例4 島成分として6−ナイロン60部と、海成分としてポリ
エチレン40部とを同一溶融系で溶融したものを、同心
円環状に吐出孔が列内ピッチ3mm、列間ピッチ5mm
で5列配列した口金を使用して、低温空気温度25℃、
吹き付け角度6゜、吹き付け風速4m/秒の条件にて単
糸繊度20デニールで紡糸した繊維のみを使用する以外
は、実施例1と同様に処理して皮革様シートを得た。得
られた皮革様シートの極細繊維束の断面を電子顕微鏡で
観察すると、断面積が0.6〜1.8μm2の極細繊維
を主体とする極細繊維束の何れにも、断面積S1が6〜
17μm2で、かつ横断面の外周(または外周および中
空の周の合計)の長さL1と断面積S1に対応する真円の
円周L0との関係L1/L0が1.4〜1.9程度の極細
繊維Cが、1〜3本程度均一に分散または局所に遍在し
ていた。得られた皮革様シートは、引裂強力、表皮層と
基体層との間の剥離強力などの機械的物性は良好であっ
たが、柔軟性、風合いなどが劣っていた。得られた皮革
様シートの試験結果を実施例および他の比較例の結果と
ともに表lに示す。
エチレン40部とを同一溶融系で溶融したものを、同心
円環状に吐出孔が列内ピッチ3mm、列間ピッチ5mm
で5列配列した口金を使用して、低温空気温度25℃、
吹き付け角度6゜、吹き付け風速4m/秒の条件にて単
糸繊度20デニールで紡糸した繊維のみを使用する以外
は、実施例1と同様に処理して皮革様シートを得た。得
られた皮革様シートの極細繊維束の断面を電子顕微鏡で
観察すると、断面積が0.6〜1.8μm2の極細繊維
を主体とする極細繊維束の何れにも、断面積S1が6〜
17μm2で、かつ横断面の外周(または外周および中
空の周の合計)の長さL1と断面積S1に対応する真円の
円周L0との関係L1/L0が1.4〜1.9程度の極細
繊維Cが、1〜3本程度均一に分散または局所に遍在し
ていた。得られた皮革様シートは、引裂強力、表皮層と
基体層との間の剥離強力などの機械的物性は良好であっ
たが、柔軟性、風合いなどが劣っていた。得られた皮革
様シートの試験結果を実施例および他の比較例の結果と
ともに表lに示す。
【0029】実施例2 比較例2と同様に紡糸した単糸繊度15デニールの混合
紡糸繊維と、比較例4と同様に紡糸した単糸繊度20デ
ニールの混合紡糸繊維とを重量比で65%対35%の割
合にて混合して使用する以外は、実施例1と同様に処理
して皮革様シートを得た。 得られた皮革様シートの極細繊維束の断面を電子顕微鏡
で観察すると、断面積が0.6〜1.8μm2の極細繊
維を主体として、断面積S1が6〜17μm2で、かつ横
断面の外周(または外周および中空部の周の合計の)長
さL1と断面積S1に相当する真円の円周L0との関係L1
/L0が1.4〜1.9程度の極細繊維Cが、1〜3本
程度均一に分散または局所に遍在した極細繊維束(A)
と、断面積が0.6〜1.4μm2の極細繊維からな
り、断面積が5μm2以上の極細繊維を含まない極細繊
維束(B)とが60/40の割合で混在していた。得ら
れた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどが良好
であり、かつ引裂強力、表皮層−基体層間剥離強力など
の機械的物性に優れたものであった。得られた皮革様シ
ートの試験結果を他の実施例および比較例の結果ととも
に表1に示す。
紡糸繊維と、比較例4と同様に紡糸した単糸繊度20デ
ニールの混合紡糸繊維とを重量比で65%対35%の割
合にて混合して使用する以外は、実施例1と同様に処理
して皮革様シートを得た。 得られた皮革様シートの極細繊維束の断面を電子顕微鏡
で観察すると、断面積が0.6〜1.8μm2の極細繊
維を主体として、断面積S1が6〜17μm2で、かつ横
断面の外周(または外周および中空部の周の合計の)長
さL1と断面積S1に相当する真円の円周L0との関係L1
/L0が1.4〜1.9程度の極細繊維Cが、1〜3本
程度均一に分散または局所に遍在した極細繊維束(A)
と、断面積が0.6〜1.4μm2の極細繊維からな
り、断面積が5μm2以上の極細繊維を含まない極細繊
維束(B)とが60/40の割合で混在していた。得ら
れた皮革様シートは、外観、柔軟性、風合いなどが良好
であり、かつ引裂強力、表皮層−基体層間剥離強力など
の機械的物性に優れたものであった。得られた皮革様シ
ートの試験結果を他の実施例および比較例の結果ととも
に表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明で得た表皮層をもつ皮革様シート
は、外観、柔軟性、風合いなどの感性面の品質が良好
で、かつ引裂強力、表皮層―基体層間剥離強力などの機
械的物性に優れたものである。
は、外観、柔軟性、風合いなどの感性面の品質が良好
で、かつ引裂強力、表皮層―基体層間剥離強力などの機
械的物性に優れたものである。
【図1】本発明の極細繊維発生型繊維Aの断面模式図で
ある。
ある。
1 海成分 2 島成分(極細繊維C) 3 島成分(極細繊維束の主体を構成する極細繊維)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧村 勝 岡山市海岸通1丁目2番1号 株式会社ク ラレ内
Claims (1)
- 【請求項1】極細繊維束からなる不織布およびその内部
に含有された弾性重合体から構成された基体層と、少な
くともその一面に形成された弾性重合体からなる表皮層
とで構成されている皮革様シートにおいて、該繊維束が
下記の極細繊維束(A)および極細繊維束(B)からな
ることを特徴とする皮革様シート。 (A)断面積Sが4μm2以下の極細繊維を主体とし、
断面積S1が5〜100μm2でかつ断面の外周長さL1
と該断面積S1に相当する真円の円周L0との関係がL1
/L0≧1.3を満足した極細繊維Cを含む極細繊維束 (B)断面積Sが4μm2以下の極細繊維からなり、該
極細繊維Cを含まない極細繊維束
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118295A JPH0978468A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 皮革様シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118295A JPH0978468A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 皮革様シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978468A true JPH0978468A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16919614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23118295A Pending JPH0978468A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 皮革様シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978468A (ja) |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23118295A patent/JPH0978468A/ja active Pending
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