JPH0978535A - ワイヤロープ交差部の固定金具及びその固定方法 - Google Patents
ワイヤロープ交差部の固定金具及びその固定方法Info
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- JPH0978535A JPH0978535A JP25585095A JP25585095A JPH0978535A JP H0978535 A JPH0978535 A JP H0978535A JP 25585095 A JP25585095 A JP 25585095A JP 25585095 A JP25585095 A JP 25585095A JP H0978535 A JPH0978535 A JP H0978535A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ワイヤロープ交差部への組み付け固定金具及
び固定法を提供する。 【解決手段】 弾性を有する鋼線状材2を長い矩形状又
は平行四辺形状に形成し長辺側の両側部分を上側に折曲
した形状にして、前後間隔を置き一対の下側支持部3を
形成し左右間隔を置き一対の上側支持部5を形成し、一
方の下側支持部3に下半支持凹部3c下半支持3a,3
bを形成し、あるいはまた、一対の上側支持部5にそれ
ぞれ上半支持凹部15を形成したロープ交差部の固定金
具に特徴を有し、また、鋼線状材2の両端部分2a,2
bからなる重合した下半支持凹部3a,3b、3cを開
きワイヤロープの交差部に嵌装して組み付け、一対の下
半支持凹部3a,3b、3cと一対の上側支持部5,5
又は上半支持凹部15,15で交差部の両ワイヤロープ
の両側部を弾支して固定するワイヤロープ交差部の固定
方法に特徴を有する。
び固定法を提供する。 【解決手段】 弾性を有する鋼線状材2を長い矩形状又
は平行四辺形状に形成し長辺側の両側部分を上側に折曲
した形状にして、前後間隔を置き一対の下側支持部3を
形成し左右間隔を置き一対の上側支持部5を形成し、一
方の下側支持部3に下半支持凹部3c下半支持3a,3
bを形成し、あるいはまた、一対の上側支持部5にそれ
ぞれ上半支持凹部15を形成したロープ交差部の固定金
具に特徴を有し、また、鋼線状材2の両端部分2a,2
bからなる重合した下半支持凹部3a,3b、3cを開
きワイヤロープの交差部に嵌装して組み付け、一対の下
半支持凹部3a,3b、3cと一対の上側支持部5,5
又は上半支持凹部15,15で交差部の両ワイヤロープ
の両側部を弾支して固定するワイヤロープ交差部の固定
方法に特徴を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のワイヤロー
プ(ケーブル)を縦横に又は斜交させて張設した交差部
の固定に好適なワイヤロープ交差部の固定金具及びその
固定方法に関するものである。
プ(ケーブル)を縦横に又は斜交させて張設した交差部
の固定に好適なワイヤロープ交差部の固定金具及びその
固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】落石等の恐れがある斜面等では、例え
ば、図3に示すように斜面Sに多数本のワイヤロープ
(ケーブル)a1,a2をそれぞれアンカーbして間隔
を置き縦横に張設して、必要に応じワイヤロープの中間
部をアンカーし(図示省略)、ワイヤロープの交差部を
固定金具cで固定し、この縦横ケーブル群に金網dを適
宜のの手段で張設した防護ネツトが施工されている。ま
た、このワイヤロープ交差部の固定金具は、例えば、図
4に示すようにワイヤロープa1,a2の交差部上に嵌
合凹溝c2付き固定板c1を当接して、一方のワイヤロ
ープa2に一対のUボルトc3を嵌装して座金c3・ナ
ツトc5で締め込み、交差部のワイヤロープを締め付け
て固定する構造になつている。又は、ワイヤロープa
1,a2の交差部の上下側に一対の嵌合凹溝付き固定板
を当接して、両固定板を複数本のボルト・ナツト等で締
め付け挟着して固定する構造になつている(図示省
略)。
ば、図3に示すように斜面Sに多数本のワイヤロープ
(ケーブル)a1,a2をそれぞれアンカーbして間隔
を置き縦横に張設して、必要に応じワイヤロープの中間
部をアンカーし(図示省略)、ワイヤロープの交差部を
固定金具cで固定し、この縦横ケーブル群に金網dを適
宜のの手段で張設した防護ネツトが施工されている。ま
た、このワイヤロープ交差部の固定金具は、例えば、図
4に示すようにワイヤロープa1,a2の交差部上に嵌
合凹溝c2付き固定板c1を当接して、一方のワイヤロ
ープa2に一対のUボルトc3を嵌装して座金c3・ナ
ツトc5で締め込み、交差部のワイヤロープを締め付け
て固定する構造になつている。又は、ワイヤロープa
1,a2の交差部の上下側に一対の嵌合凹溝付き固定板
を当接して、両固定板を複数本のボルト・ナツト等で締
め付け挟着して固定する構造になつている(図示省
略)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤロープ交
差部の固定金具は、前記のようにワイヤロープの交差部
を嵌合凹溝付き固定板及びボルト・ナツト等で締め付け
て固定する構造になつているため、斜面等に張設したワ
イヤロープの交差部の固定に多数の固定金具が必要にな
り、部材点数が多く手数、手間を要する危険作業にな
る。また、ボルト等による締め付けのバラツキや弛緩等
で固定性能が低下する恐れがあり、コスト高になるなど
の課題がある。
差部の固定金具は、前記のようにワイヤロープの交差部
を嵌合凹溝付き固定板及びボルト・ナツト等で締め付け
て固定する構造になつているため、斜面等に張設したワ
イヤロープの交差部の固定に多数の固定金具が必要にな
り、部材点数が多く手数、手間を要する危険作業にな
る。また、ボルト等による締め付けのバラツキや弛緩等
で固定性能が低下する恐れがあり、コスト高になるなど
の課題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、弾性
を有する鋼線状材で間隔を置き一対の下半支持凹部及び
一対の上側支持部又は上半支持凹部を形成し、ワイヤロ
ープ交差部への組み付け等の施工性及び固定性能、信頼
性を向上してコスト節減したワイヤロープ交差部の固定
金具及びその固定方法を提供するにある。
めに開発されたものであり、その目的とする処は、弾性
を有する鋼線状材で間隔を置き一対の下半支持凹部及び
一対の上側支持部又は上半支持凹部を形成し、ワイヤロ
ープ交差部への組み付け等の施工性及び固定性能、信頼
性を向上してコスト節減したワイヤロープ交差部の固定
金具及びその固定方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性を有する
鋼線状材を長い矩形状又は平行四辺形状に形成して両端
部分を重ね合わせ、この矩形状又は平行四辺形状の長辺
側の両側部分を上側に折曲した形状にして、前後間隔を
置き一対の下側支持部と左右間隔を置き一対の上側支持
部を形成し、一方の下側支持部に下半支持凹部を形成し
他方の下半支持部に両端部分で重合した下半支持凹部を
形成して、一対の上側支持部と一対の下半支持凹部との
上下間隔を交差した両ワイヤロープの合計直径に対し少
し短く形成し、あるいはまた、一対の上側支持部にそれ
ぞれ上半支持凹部を形成して、一対の上半支持凹部と一
対の下半支持凹部との上下間隔を交差した両ワイヤロー
プの合計直径に対し少し短く形成したワイヤロープ交差
部の固定金具として、この鋼線状材の両端部分からなる
重合した下半支持凹部を開きワイヤロープの交差部に嵌
装して組み付け、一対の下半支持凹部と一対の上側支持
部又は両上半支持凹部で交差部の両ワイヤロープの両側
部に嵌着して固定するワイヤロープ交差部の固定方法に
より、ワイヤロープの交差部への組み付け固定を容易と
し、交差部の両ワイヤロープの両側部の弾支力及びロー
プ相互間の固定力を均等化して、組み付け等の施工性と
ともに固定性能、信頼性を高めコスト節減している。
鋼線状材を長い矩形状又は平行四辺形状に形成して両端
部分を重ね合わせ、この矩形状又は平行四辺形状の長辺
側の両側部分を上側に折曲した形状にして、前後間隔を
置き一対の下側支持部と左右間隔を置き一対の上側支持
部を形成し、一方の下側支持部に下半支持凹部を形成し
他方の下半支持部に両端部分で重合した下半支持凹部を
形成して、一対の上側支持部と一対の下半支持凹部との
上下間隔を交差した両ワイヤロープの合計直径に対し少
し短く形成し、あるいはまた、一対の上側支持部にそれ
ぞれ上半支持凹部を形成して、一対の上半支持凹部と一
対の下半支持凹部との上下間隔を交差した両ワイヤロー
プの合計直径に対し少し短く形成したワイヤロープ交差
部の固定金具として、この鋼線状材の両端部分からなる
重合した下半支持凹部を開きワイヤロープの交差部に嵌
装して組み付け、一対の下半支持凹部と一対の上側支持
部又は両上半支持凹部で交差部の両ワイヤロープの両側
部に嵌着して固定するワイヤロープ交差部の固定方法に
より、ワイヤロープの交差部への組み付け固定を容易と
し、交差部の両ワイヤロープの両側部の弾支力及びロー
プ相互間の固定力を均等化して、組み付け等の施工性と
ともに固定性能、信頼性を高めコスト節減している。
【0006】
【発明の実施の形態】図1Aに本発明の第1実施例のワ
イヤロープ交差部の固定金具1、図1BないしEにその
固定方法、図2Aに第2実施例の固定金具11、図2B
及びCにその固定方法を示している。
イヤロープ交差部の固定金具1、図1BないしEにその
固定方法、図2Aに第2実施例の固定金具11、図2B
及びCにその固定方法を示している。
【0007】図1Aに示す第1実施例の固定金具1は、
図示のように適度の弾性を有する鋼線状材2(必要に応
じステンレス鋼材等)により形成され、鋼線状材を適度
に長い矩形状にして両端部分2a,2bを適度の長さ重
合せしめ、この長い矩形状の長辺側の両側部分を上方へ
ほぼ直角に折曲したような形状とし、図示のようにワイ
ヤロープ8aの両側を支持する一対の下側支持部3を、
鋼線状材2の中間部と両端部分2a,2bで所定の前後
間隔を置き形成するとともに、ワイヤロープ8bの両側
を支持する一対の上側支持部5を所定の左右間隔を置き
形成し、また、一方の下側支持部3(鋼線状材2の中間
部)に下半支持凹部3cを形成し、他方の下側支持部3
(両端部分2a,2b)に重合した下半支持凹部3a,
3bを形成して、両上側支持部5、5と両下半支持凹部
3a,3b、3cとの上下間隔L1を、交差した両ワイ
ヤロープ8aと8bの合計直径D1+D2に対し少し短
く形成したワイヤロープ交差部の固定金具1になつてい
る。図示の固定金具1は、長い矩形状とし長辺側の両側
部分を上方へほぼ直角に折曲した後に平面視で矩形状又
は正方形状にして、両ワイヤロープ8a,8bがほぼ直
交した交差部の固定に適用する構造になつているが、長
い平行四辺形状とし長辺側の両側部分を上方へほぼ直角
に折曲した後に平面視で菱形状に形成することも可能で
あり(図示省略)、この場合は両ワイヤロープが斜交し
た交差部の固定に適用される。
図示のように適度の弾性を有する鋼線状材2(必要に応
じステンレス鋼材等)により形成され、鋼線状材を適度
に長い矩形状にして両端部分2a,2bを適度の長さ重
合せしめ、この長い矩形状の長辺側の両側部分を上方へ
ほぼ直角に折曲したような形状とし、図示のようにワイ
ヤロープ8aの両側を支持する一対の下側支持部3を、
鋼線状材2の中間部と両端部分2a,2bで所定の前後
間隔を置き形成するとともに、ワイヤロープ8bの両側
を支持する一対の上側支持部5を所定の左右間隔を置き
形成し、また、一方の下側支持部3(鋼線状材2の中間
部)に下半支持凹部3cを形成し、他方の下側支持部3
(両端部分2a,2b)に重合した下半支持凹部3a,
3bを形成して、両上側支持部5、5と両下半支持凹部
3a,3b、3cとの上下間隔L1を、交差した両ワイ
ヤロープ8aと8bの合計直径D1+D2に対し少し短
く形成したワイヤロープ交差部の固定金具1になつてい
る。図示の固定金具1は、長い矩形状とし長辺側の両側
部分を上方へほぼ直角に折曲した後に平面視で矩形状又
は正方形状にして、両ワイヤロープ8a,8bがほぼ直
交した交差部の固定に適用する構造になつているが、長
い平行四辺形状とし長辺側の両側部分を上方へほぼ直角
に折曲した後に平面視で菱形状に形成することも可能で
あり(図示省略)、この場合は両ワイヤロープが斜交し
た交差部の固定に適用される。
【0008】図示の固定金具1は、例えば、図1Bない
しEに示すワイヤロープ8aと8bの交差部において、
鋼線状材2の両端部分2a,2bからなる重合した下半
支持凹部3aと3bを、適宜の把持器具(図示省略)等
で弾性に抗して矢示イのように適宜に大きく開きワイヤ
ロープ8aの右方下側から上方に挿通して(図1B参
照)、さらに、下半支持凹部3aと3bを曲線ハのよう
にワイヤロープ8bの上側を経て、同様に適度に大きく
開きワイヤロープ8aの右方上側から下方に挿通する
と、一対の下半支持凹部3a,3b、3cが交差部のワ
イヤロープ8aの両側部に、一対の上側支持部5,5が
交差部のワイヤロープ8bの両側部にそれぞれ嵌着され
て、ワイヤロープの交差部に容易に嵌装して組み付けら
れ、一対の下半支持凹部3a,3b、3cと一対の上側
支持部5,5が交差部の両ワイヤロープ8a,8bの両
側部(図示上下側)を弾支する固定方法になつている。
しEに示すワイヤロープ8aと8bの交差部において、
鋼線状材2の両端部分2a,2bからなる重合した下半
支持凹部3aと3bを、適宜の把持器具(図示省略)等
で弾性に抗して矢示イのように適宜に大きく開きワイヤ
ロープ8aの右方下側から上方に挿通して(図1B参
照)、さらに、下半支持凹部3aと3bを曲線ハのよう
にワイヤロープ8bの上側を経て、同様に適度に大きく
開きワイヤロープ8aの右方上側から下方に挿通する
と、一対の下半支持凹部3a,3b、3cが交差部のワ
イヤロープ8aの両側部に、一対の上側支持部5,5が
交差部のワイヤロープ8bの両側部にそれぞれ嵌着され
て、ワイヤロープの交差部に容易に嵌装して組み付けら
れ、一対の下半支持凹部3a,3b、3cと一対の上側
支持部5,5が交差部の両ワイヤロープ8a,8bの両
側部(図示上下側)を弾支する固定方法になつている。
【0009】前記のようにワイヤロープの交差部に固定
金具1を組み付ける際は、例えば、小径側のワイヤロー
プ8bを図示のように大きく湾曲させて、ワイヤロープ
の交差部に容易に嵌装して組み付けることができ、この
ように固定金具1を組み付けると、交差部のワイヤロー
プ8a,8bの両側にテンションT1,T2、ワイヤロ
ープ8b上に負荷F1、両下半支持凹部3a,3b、3
cに負荷F2、さらに両上側支持部5,5に負荷F3が
生じ、両上側支持部5、5と両下半支持凹部3a,3
b、3cとの上下間隔L1が程よく伸長し交差部のワイ
ヤロープの湾曲が低減されて、ワイヤロープ8aと8b
の間に適度の接触摩擦力が生じ、両下半支持凹部3a,
3b、3cとワイヤロープ8aとの間、及び両上側支持
部5,5とワイヤロープ8aとの間にも適度の接触摩擦
力が生じ、これらは前記の負荷に多少の変動があつても
鋼線状材2の弾性でほぼ均等化され、また、両下半支持
凹部3a,3b、3cの両側に適度の間隔L3で形成し
た両上側支持部5,5でワイヤロープ8bの両側が適度
の距離で安定して支持されるなど、優れた固定性能、信
頼性が得られる。
金具1を組み付ける際は、例えば、小径側のワイヤロー
プ8bを図示のように大きく湾曲させて、ワイヤロープ
の交差部に容易に嵌装して組み付けることができ、この
ように固定金具1を組み付けると、交差部のワイヤロー
プ8a,8bの両側にテンションT1,T2、ワイヤロ
ープ8b上に負荷F1、両下半支持凹部3a,3b、3
cに負荷F2、さらに両上側支持部5,5に負荷F3が
生じ、両上側支持部5、5と両下半支持凹部3a,3
b、3cとの上下間隔L1が程よく伸長し交差部のワイ
ヤロープの湾曲が低減されて、ワイヤロープ8aと8b
の間に適度の接触摩擦力が生じ、両下半支持凹部3a,
3b、3cとワイヤロープ8aとの間、及び両上側支持
部5,5とワイヤロープ8aとの間にも適度の接触摩擦
力が生じ、これらは前記の負荷に多少の変動があつても
鋼線状材2の弾性でほぼ均等化され、また、両下半支持
凹部3a,3b、3cの両側に適度の間隔L3で形成し
た両上側支持部5,5でワイヤロープ8bの両側が適度
の距離で安定して支持されるなど、優れた固定性能、信
頼性が得られる。
【0010】前記のようにワイヤロープの交差部に容易
に組み付けられるとともに、必要に応じ鋼線状材2の両
端部分2a,2bからなる重合した下半支持凹部を開き
容易に取り外すことができ、ワイヤロープの交差部の調
整やロープ撤去が容易になるなど優れたワイヤロープ交
差部の固定・解除等の施工性を有し、また、固定金具1
は、前記のように1本の鋼線状材2のみで形成されて簡
単な構造となり鋼量が著しく低減されるなど低コストで
提供される。
に組み付けられるとともに、必要に応じ鋼線状材2の両
端部分2a,2bからなる重合した下半支持凹部を開き
容易に取り外すことができ、ワイヤロープの交差部の調
整やロープ撤去が容易になるなど優れたワイヤロープ交
差部の固定・解除等の施工性を有し、また、固定金具1
は、前記のように1本の鋼線状材2のみで形成されて簡
単な構造となり鋼量が著しく低減されるなど低コストで
提供される。
【0011】図2に示す第2実施例の固定金具11は、
第1実施例の固定金具1に比べ一対の上側支持部5にそ
れぞれ上半支持凹部15,15を形成して、一対の上半
支持凹部15,15と一対の下半支持凹部3a,3b、
3cとの上下間隔L2を交差した両ワイヤロープ8c,
8cの合計直径D3+D3に対し少し短く形成した構成
に特徴を有し、その他の構成は基本的に第1実施例と同
様になつている。
第1実施例の固定金具1に比べ一対の上側支持部5にそ
れぞれ上半支持凹部15,15を形成して、一対の上半
支持凹部15,15と一対の下半支持凹部3a,3b、
3cとの上下間隔L2を交差した両ワイヤロープ8c,
8cの合計直径D3+D3に対し少し短く形成した構成
に特徴を有し、その他の構成は基本的に第1実施例と同
様になつている。
【0012】前記の固定金具11は、図2B,Cに示す
ように例えば両ワイヤロープ8c,8cの交差部を湾曲
させて、第1実施例と同様にこの交差部に容易に嵌装し
て組み込み、一対の下半支持凹部3a,3b、3cと一
対の上半支持凹部15,15が交差部の両ワイヤロープ
8c,8cの両側部(図示上下側)を弾支する固定方法
になつており、ワイヤロープ8c,8cの交差部に第1
実施例と同様なテンションや負荷が生じ、両上半支持凹
部15,15と両下半支持凹部3a,3b、3cとの上
下間隔L2が程よく伸長し交差部のワイヤロープの湾曲
が低減されて、ワイヤロープ8cと8cの間に適度の接
触摩擦力が生じ、両下半支持凹部3a,3b、3cとワ
イヤロープ8cとの間、及び両上半支持凹部15,15
とワイヤロープ8cとの間にも適度の接触摩擦力が生
じ、これらは負荷に多少の変動があつても鋼線状材2の
弾性でほぼ均等化され、また、両下半支持凹部3a,3
b、3c及び両上半支持凹部15,15の両側に適度の
間隔L3,L4が形成され両ワイヤロープ8cの両側が
適度の距離で安定支持されるなど、優れた固定性能、信
頼性が得られ、また、基本的に第1実施例と同様な作
用、効果が得られる。
ように例えば両ワイヤロープ8c,8cの交差部を湾曲
させて、第1実施例と同様にこの交差部に容易に嵌装し
て組み込み、一対の下半支持凹部3a,3b、3cと一
対の上半支持凹部15,15が交差部の両ワイヤロープ
8c,8cの両側部(図示上下側)を弾支する固定方法
になつており、ワイヤロープ8c,8cの交差部に第1
実施例と同様なテンションや負荷が生じ、両上半支持凹
部15,15と両下半支持凹部3a,3b、3cとの上
下間隔L2が程よく伸長し交差部のワイヤロープの湾曲
が低減されて、ワイヤロープ8cと8cの間に適度の接
触摩擦力が生じ、両下半支持凹部3a,3b、3cとワ
イヤロープ8cとの間、及び両上半支持凹部15,15
とワイヤロープ8cとの間にも適度の接触摩擦力が生
じ、これらは負荷に多少の変動があつても鋼線状材2の
弾性でほぼ均等化され、また、両下半支持凹部3a,3
b、3c及び両上半支持凹部15,15の両側に適度の
間隔L3,L4が形成され両ワイヤロープ8cの両側が
適度の距離で安定支持されるなど、優れた固定性能、信
頼性が得られ、また、基本的に第1実施例と同様な作
用、効果が得られる。
【0013】図示の第1実施例及び第2実施例の固定金
具1,11は、鋼線状材を長い矩形状に形成して、この
矩形状の長辺側の両側部分を上側に折曲した形状にした
後、平面視で矩形状に形成して、両ワイヤロープの直交
した交差部の固定用になつているが、鋼線状材を長い平
行四辺形状に形成して、この平行四辺形状の長辺側の両
側部分を上側に折曲した形状にした後、平面視で菱形状
に形成することによつて、両ワイヤロープの斜交した交
差部にも同様に嵌装して組み込み、同様に容易に固定す
ることができ、同様な作用、効果が得られる。
具1,11は、鋼線状材を長い矩形状に形成して、この
矩形状の長辺側の両側部分を上側に折曲した形状にした
後、平面視で矩形状に形成して、両ワイヤロープの直交
した交差部の固定用になつているが、鋼線状材を長い平
行四辺形状に形成して、この平行四辺形状の長辺側の両
側部分を上側に折曲した形状にした後、平面視で菱形状
に形成することによつて、両ワイヤロープの斜交した交
差部にも同様に嵌装して組み込み、同様に容易に固定す
ることができ、同様な作用、効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、前述のように構成され、弾性
を有する鋼線状材を長矩形状又は平行四辺形状に形成し
て両端部分を重ね合わせ、長矩形状又は平行四辺形状の
長辺側の両側部分を上側に折曲した形状にして、前後間
隔を置き一対の下側支持部と左右間隔を置き一対の上側
支持部を形成し、一方の下側支持部に下半支持凹部を形
成し他方の下半支持部に両側部分で下半支持凹部を形成
して、一対の下側支持部と一対の下半支持凹部との上下
間隔を交差した両ワイヤロープの合計直径に対し少し短
く形成した固定金具とし、あるいはまた、一対の上側支
持部にそれぞれ上半支持凹部を形成して、一対の上半支
持凹部と一対の下半支持凹部との上下間隔を交差した両
ワイヤロープの合計直径に対し少し短く形成したワイヤ
ロープ交差部の固定金具として、この鋼線状材の両端部
分からなる重合した下半支持凹部を開きワイヤロープの
交差部に嵌装して組み付け、一対の下半支持凹部と一対
の上側支持部又は両上半支持凹部で交差部の両ワイヤロ
ープの両側部に嵌着して固定するワイヤロープ交差部の
固定方法により、ワイヤロープの直交及び斜交した交差
部への組み付け固定を容易とし、鋼線状材の弾性で交差
部の両ワイヤロープの両側部の弾支力及びロープ相互間
の固定力を均等化して、施工性とともに固定性能、信頼
性を向上している。
を有する鋼線状材を長矩形状又は平行四辺形状に形成し
て両端部分を重ね合わせ、長矩形状又は平行四辺形状の
長辺側の両側部分を上側に折曲した形状にして、前後間
隔を置き一対の下側支持部と左右間隔を置き一対の上側
支持部を形成し、一方の下側支持部に下半支持凹部を形
成し他方の下半支持部に両側部分で下半支持凹部を形成
して、一対の下側支持部と一対の下半支持凹部との上下
間隔を交差した両ワイヤロープの合計直径に対し少し短
く形成した固定金具とし、あるいはまた、一対の上側支
持部にそれぞれ上半支持凹部を形成して、一対の上半支
持凹部と一対の下半支持凹部との上下間隔を交差した両
ワイヤロープの合計直径に対し少し短く形成したワイヤ
ロープ交差部の固定金具として、この鋼線状材の両端部
分からなる重合した下半支持凹部を開きワイヤロープの
交差部に嵌装して組み付け、一対の下半支持凹部と一対
の上側支持部又は両上半支持凹部で交差部の両ワイヤロ
ープの両側部に嵌着して固定するワイヤロープ交差部の
固定方法により、ワイヤロープの直交及び斜交した交差
部への組み付け固定を容易とし、鋼線状材の弾性で交差
部の両ワイヤロープの両側部の弾支力及びロープ相互間
の固定力を均等化して、施工性とともに固定性能、信頼
性を向上している。
【0015】また、前記のようにワイヤロープの交差部
に容易に組み付けられるとともに、必要に応じ随時に鋼
線状材の両端部分からなる重合した下半支持凹部を開き
容易に取り外すことができ、ワイヤロープの交差部の調
整やロープ撤去が容易になるなど、ワイヤロープ交差部
の固定・解除等の施工性を高めている。固定金具が前記
のように1本の鋼線状材のみで形成されて簡単な構造と
なり鋼量が著しく低減されて低コストで提供される等の
効果を有する。
に容易に組み付けられるとともに、必要に応じ随時に鋼
線状材の両端部分からなる重合した下半支持凹部を開き
容易に取り外すことができ、ワイヤロープの交差部の調
整やロープ撤去が容易になるなど、ワイヤロープ交差部
の固定・解除等の施工性を高めている。固定金具が前記
のように1本の鋼線状材のみで形成されて簡単な構造と
なり鋼量が著しく低減されて低コストで提供される等の
効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例を示す固定金具の斜視図
(A)とワイヤロープ交差部への組込工程の側視図
(B)と組込時の側視図(C)と同じく正面図(D)及
び同じく斜視図(E)
(A)とワイヤロープ交差部への組込工程の側視図
(B)と組込時の側視図(C)と同じく正面図(D)及
び同じく斜視図(E)
【図2】第2実施例を示す固定金具の斜視図(A)と組
込時の側視図(B)及び同じく正面図(C)
込時の側視図(B)及び同じく正面図(C)
【図3】従来例を示す落石等の防護ネツトの平面図
【図4】従来の固定金具の一例を示す平面図(A)及び
その正面図(B)である。
その正面図(B)である。
2 鋼線状材 2a,2b 両端部分 3 下側支持部 3a,3b,3c 下半支持凹部 5 上側支持部 8a,8b,8c ワイヤロープ 15 上半支持凹部 D1+D2,D3+D3 合計直径(ワイヤロープ) L1,L2 上下間隔
Claims (3)
- 【請求項1】 弾性を有する鋼線状材を長い矩形状又は
平行四辺形状に形成して両端部分を重ね合わせ、前記の
矩形状又は平行四辺形状の長辺側の両側部分を上側に折
曲した形状にして、前後間隔を置き一対の下側支持部と
左右間隔を置き一対の上側支持部を形成し、一方の下側
支持部に下半支持凹部を形成し他方の下側支持部に両端
部分で重合した下半支持凹部を形成して、一対の上側支
持部と一対の下半支持凹部との上下間隔を交差した両ワ
イヤロープの合計直径に対し少し短く形成したことを特
徴とするロープ交差部の固定金具。 - 【請求項2】 請求項1記載のロープ交差部の固定金具
において、前記の一対の上側支持部にそれぞれ上半支持
凹部を形成して、一対の上半支持凹部と一対の下半支持
凹部との上下間隔を交差した両ワイヤロープの合計直径
に対し少し短く形成したことを特徴とするロープ交差部
の固定金具。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のワイヤロー
プ交差部の固定金具において、鋼線状材の両端部分から
なる重合した下半支持凹部を開きワイヤロープの交差部
に嵌装して組み付け、一対の下半支持凹部と一対の上側
支持部又は上半支持凹部で交差部の両ワイヤロープの両
側部を弾支して固定することを特徴とするワイヤロープ
交差部の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25585095A JPH0978535A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ワイヤロープ交差部の固定金具及びその固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25585095A JPH0978535A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ワイヤロープ交差部の固定金具及びその固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978535A true JPH0978535A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17284465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25585095A Pending JPH0978535A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ワイヤロープ交差部の固定金具及びその固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978535A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11280027A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Tokyo Seiko Co Ltd | 岩石崩落等の危険表示装置付き防護工 |
| JPH11280028A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Tokyo Seiko Co Ltd | 法面崩落等の危険表示装置及び危険表示・監視装置 |
| FR3047494A1 (fr) * | 2016-02-09 | 2017-08-11 | Geotechnique Et Travaux Speciaux | Barriere pare-avalanche |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP25585095A patent/JPH0978535A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11280027A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Tokyo Seiko Co Ltd | 岩石崩落等の危険表示装置付き防護工 |
| JPH11280028A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Tokyo Seiko Co Ltd | 法面崩落等の危険表示装置及び危険表示・監視装置 |
| FR3047494A1 (fr) * | 2016-02-09 | 2017-08-11 | Geotechnique Et Travaux Speciaux | Barriere pare-avalanche |
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