JPH097890A - 可変容量コンデンサ - Google Patents

可変容量コンデンサ

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JPH097890A
JPH097890A JP15952895A JP15952895A JPH097890A JP H097890 A JPH097890 A JP H097890A JP 15952895 A JP15952895 A JP 15952895A JP 15952895 A JP15952895 A JP 15952895A JP H097890 A JPH097890 A JP H097890A
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JP
Japan
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electrode
counter electrode
substrate surface
pair
surface electrodes
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Application number
JP15952895A
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Inventor
Yasuo Fujii
康生 藤井
Tomoji Iyoda
友二 伊豫田
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G5/00Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture
    • H01G5/16Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture using variation of distance between electrodes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 単一素子ながら、耐電圧性に優れ、コンデン
サの性能指数を示すQ値が高く、小型で静電容量の可変
率が大きい可変容量コンデンサを得る。 【構成】 可動電極を構成する対向電極部15は、断面
が縦長の細長い梁17A,17Bによって支持され、対
向電極部と対向する位置に一対の基板表面電極12が一
定の間隔を介して設けられ、可動電極に対向して固定電
極6が設けられる。可動電極と固定電極の間に外部バイ
アス電圧を印加すると、両者の間にはク−ロン力が発生
し、一方、梁の弾力によって対向電極部を元の位置に引
き戻そうとする力が働き、ク−ロン力と弾力が釣り合う
位置まで、対向電極部が変位し、一対の基板表面電極と
重なり合う対向面積が変わり、対向電極部と一対の基板
表面電極間の静電容量が変化する。この静電容量は、例
えば基板表面電極と可動電極から取り出される場合に比
べて可動電極の内部抵抗の影響が小さくなり、Q値が非
常に高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧可変容量素子の一
種である可変容量コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、可変容量素子として、複数の固
定板からなるステーターと、固定板に対向して設けら
れ、軸を回すことによって固定板に触れずに回転する回
転板からなるローターとによって構成されるバリアブル
コンデンサが知られている。ステーターとローターは一
定の間隔を介して配置されていて、ローターを回転させ
ると、互いの対向面積が変わり靜電容量が変化する。
【0003】また、絶縁層で囲まれた半導体表面の空間
電荷領域に、外部バイアス電圧を加えると靜電容量が変
化する可変容量ダイオードが知られている。
【0004】さらに、特開平5−74655号公報に記
載された可変容量コンデンサが知られている。図12の
ように、可変容量コンデンサは、共に薄膜体として形成
された固定電極1と可動電極2とを備えており、これら
が絶縁支持台3に設けられた空間部4を介して対向支持
された構造となっている。絶縁支持台3は、例えばシリ
コン基板であり、その一面側に彫り込み形成された凹部
である空間部4の底面にはアルミニウムの蒸着などによ
って形成された固定電極1が設けられている。また、こ
の凹部の開口縁部には同様にして形成された可動電極2
が空間部4を介して浮いた状態で設けられており、固定
電極1および可動電極2のそれぞれの一端から引き出し
形成された端子部(図示せず)間には外部バイアス電圧
が印加されるようになっている。固定電極1と可動電極
2との間に外部バイアス電圧を印加すると、固定電極1
と可動電極2との間のクーロン力の作用によって、両者
間の間隔が増減し、靜電容量が変わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バリア
ブルコンデンサは、モーター等を用いてローターを回転
させるための回転機構が必要となるため、小型化を図る
ことが難しかった。
【0006】また、可変容量ダイオードは、単一素子に
よって靜電容量を可変させることが可能であるが、電気
的耐圧性を向上させるために内部抵抗を大きくする必要
があった。内部抵抗を大きくすると、1/2πfcr
(但し、fは周波数、cは靜電容量、rは内部抵抗)で
表わされるコンデンサの性能指数を示すQ値は小さくな
り、周波数の安定性が悪くなるという欠点や、キャリア
ノイズが大きくなるという欠点があった。
【0007】可変容量コンデンサの場合、可動電極2
を、外部バイアス電圧が印加されていない状態の固定電
極1と可動電極2の距離に対して1/3以上変位させよ
うとすると、可動電極2を表面に形成した薄板が元の位
置に戻ろうとする弾力(復元力)と、固定電極1と可動
電極2との間に生じるクーロン力との釣り合いが保たれ
なくなり、可動電極2が固定電極1に引きつけられてし
まうという欠点があった。このため、靜電容量の可変率
を大きくすることができなかった。
【0008】そこで、本発明は単一素子でありながら、
電気的耐圧性に優れ、周波数安定度が高く、小型で、靜
電容量の可変率が大きい特性を有する可変容量コンデン
サを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の可変容量コンデ
ンサは、上記目的を達成するために次のように構成され
る。すなわち、第一に、梁によって可動支持された対向
電極部を有する可動電極と、該可動電極に対向して設け
られた固定電極と、前記対向電極部に対向して設けられ
た一対の基板表面電極と、前記可動電極と前記固定電極
との間に外部バイアス電圧を印加する手段とを備え、該
手段により前記対向電極部を変位させて前記対向電極部
と前記一対の基板表面電極の間の静電容量の変化を前記
一対の基板表面電極から取り出すものであり、第二に、
第一の発明において、対向電極部は並列に並べられた複
数個の対向電極構成部と該対向電極構成部の両端を相互
に接続する支持部からなり、一対の基板表面電極は前記
複数個の対向電極構成部にそれぞれ対向して複数個設け
られた該複数対の基板表面電極の内の一方の基板表面電
極ごとにおよび他方の基板表面電極ごとに異なる引き出
し電極によって相互に接続されたものであり、第三に、
第一の発明において、外部バイアス電圧を印加しない状
態において、対向電極部と重なり合う対向面積が最も大
きくなる位置に一対の基板表面電極を配置したものであ
り、第四に、第一の発明において、外部バイアス電圧を
印加しない状態において、対向電極部と重なり合う対向
面積が最も小さくなる位置に一対の基板表面電極を配置
したものである。
【0010】
【作用】第一の発明においては、固定電極と可動電極が
対向して設けられているので、固定電極と可動電極の間
に外部バイアス電圧を印加すると、両者の間にはク−ロ
ン力が発生して、可動電極は固定電極に引き寄せられ
る。このため、対向電極部は、対向電極部を可動支持す
る梁の弾力とク−ロン力が釣り合う位置まで変位する。
印加する外部バイアス電圧の大きさを変えるとク−ロン
力の大きさが変わり、対向電極部の変位距離の大きさが
変化する。この結果、対向電極部と一対の基板表面電極
との重なり合う対向面積が変わり、対向電極部と一対の
基板表面電極との間の静電容量の値が変わる。対向電極
部と一対の基板表面電極との間の静電容量は、等価回路
的には直列に接続されており、この合成静電容量は一対
の基板表面電極から取り出される。
【0011】第二の発明においては、対向電極部は複数
個の対向電極構成部と支持部により梯子状に形成され
る。また、対向電極構成部に対向する複数対の基板表面
電極と、引き出し電極は櫛歯状に形成される。この結
果、対向電極構成部と一対の基板表面電極との間の静電
容量は、等価回路的に直列接続されるとともに、複数対
の基板表面電極からなる等価回路的に複数個並列に接続
された合成静電容量になるる。このため、比較的大きな
静電容量が得られる。
【0012】第三の発明においては、固定電極と可動電
極との間に外部バイアス電圧を印加すると、対向電極部
と一対の基板表面電極との重なり合う対向面積が減少す
る方向に対向電極部が変位する。この結果、外部バイア
ス電圧の値の増加につれて、対向電極部と一対の基板表
面電極との間の静電容量の値は減少する。
【0013】第四の発明においては、固定電極と可動電
極との間に外部バイアス電圧を印加すると、対向電極部
と一対の基板表面電極との重なり合う対向面積が増加す
る方向に対向電極部が変位する。この結果、外部バイア
ス電圧の値の増加につれて、対向電極部と一対の基板表
面電極との間の静電容量の値は増加する。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1乃至図8を用いて本発明にかかる可変
容量コンデンサの実施例を説明する。
【0015】可変容量コンデンサは、基板5と、固定電
極6と、可動電極7とから構成される。
【0016】基板5は、石英ガラス、アルミナ等の絶縁
性材料で形成された長方形板であり、表面には固定電極
用台座8および一対の可動電極用台座9A、9Bが設け
られる。固定電極用台座8は厚みがt1の薄い長方形板
であり、固定電極用台座8の長辺と基板5の長辺が平行
となるように、基板5の一方の長辺側の中央部近傍に配
置される。一対の可動電極用台座9A、9Bは、固定電
極用台座8と同じ厚さt1を有する薄い長方形板であ
る。可動電極用台座9A、9Bは、固定電極用台座8の
長辺側面に垂直な固定電極用台座8の中心軸Lに対して
対称となるように、短辺側面を対向させて配置される。
【0017】固定電極用台座8の表面には、引き出し電
極10が形成される。また、可動電極用台座9A、9B
の表面には、引き出し電極11A、11Bが形成され
る。さらに、引き出し電極11Aと11Bを結ぶ線上の
基板5の表面には、中心軸Lに対して対称となるよう
に、短辺を対向させて配置された、長方形の一対の基板
表面電極12A、12Bが形成される。
【0018】基板表面電極12A、12Bの長辺中央部
からは、基板表面電極12A、12Bと接続する引き出
し電極13A、13Bが、中心軸Lに対して対称となる
ように、固定電極用台座8と反対側の基板5の表面に形
成される。
【0019】このように配置形成された、基板表面電極
12Aおよび引き出し電極13Aと、基板表面電極12
Bおよび引き出し電極13Bは一定の間隔を介して配置
されているため、相互に電気的に絶縁されている。固定
電極用台座8および一対の可動電極用台座9A、9B
は、固定電極用台座8および一対の可動電極用台座9
A、9Bを形成する部分以外の基板5の表面を化学エッ
チング等の手段を用いて除去することにより形成され
る。すなわち、化学エッチング等を施した後の基板5の
表面に残った凸部が、固定電極用台座8および一対の可
動電極用台座9A、9Bとなる。また、引き出し電極1
0、11A、11B、13A、13Bおよび基板表面電
極12A、12Bは、アルミニウムあるいは金等の薄膜
で形成される。形成に際しては、所定形状のマスクパタ
−ンを使用した、スパッタリングあるいは蒸着等の手段
が用いられる。
【0020】固定電極6は、厚みがt2の長方形板の一
方の長辺側面に、長辺側面と垂直に凹形状の切欠部14
A、14Bを設けたE字状の板である。固定電極6は、
切欠部14A、14Bを後述する可動電極7に向けて、
固定電極用台座8に一部重ね合わされる。なお、この
時、固定電極6は中心軸Lに対して対称となるよう配置
される。この後、固定電極6は固定電極用台座8に、陽
極接合あるいは導電接着剤等の手段を用いて固定され
る。この結果、固定電極6の切欠部14A、14B側
は、基板5の表面に浮いた状態に固定される。
【0021】可動電極7は、対向電極部15と、突起1
6A、16Bと、梁17A、17Bと、固定部18A、
18Bとから一体に構成された厚みt2の板である。対
向電極部15は長方形板をなし、一方の長辺側面には、
長辺側面と垂直に四角柱状の突起16A、16Bが立設
して設けられる。突起16Aは、固定電極6に設けられ
た切欠部14Aと遊嵌する。また、突起16Bは、固定
部6に設けられた切欠部14Bと遊嵌する。このとき、
突起16Aと切欠部14Aの対向する側面の間隙および
突起16Bと切欠部14Bの対向する側面の間隙は、そ
れぞれ等しくなるようにする。
【0022】対向電極部15の短辺の両側面の中央に
は、伸張方向の断面形状が縦長の長方形である細長い棒
である梁17A、17Bの一端が、垂直に立設して設け
られる。梁17A、17Bの他端は、四角板の固定部1
8A、18Bの側面と垂直に接続される。固定部18
A、18Bは、中心軸Lに対して対称となるように、可
動電極用台座9A、9Bの表面に重ね合わされる。この
後、陽極接合あるいは導電接着剤等の手段を用いて、固
定部18A、18Bは可動電極用台座9A、9Bに固定
される。この結果、対向電極部15は梁17A、17B
によって支持され、基板5の表面に浮いた状態に保持さ
れる。梁17A、17Bの伸張方向の断面形状を縦長の
長方形とすることにより、梁17A、17Bは、断面の
短片方向には曲がりやすいが、長片方向には曲がりずら
くなっている。このため、対向電極部15は、中心軸L
の方向には変位するが、基板5の表面に垂直の方向には
変位しない。従って、対向電極部15は、梁17A、1
7Bによって支持されているにもかかわらず、垂れ下が
ることなく、基板5との間隙は一定に保たれる。
【0023】一対の基板表面電極12A、12Bは、対
向電極部15と対向させて重なり合うように形成され
る。引き出し電極10は固定電極6の底面を介して固定
電極6と電気的に接続される。また、引き出し電極11
Aは固定部18Aの底面を介して固定部18Aと電気的
に接続され、引き出し電極11Bは固定部18Bの底面
を介して固定部18Bと電気的に接続される。
【0024】一対の基板表面電極12A、12Bと対向
電極部15の重なり合う対向面積をS1、一対の基板表
面電極12A、12Bおよび対向電極部15の間に介在
する空気の誘電率をεとすると、一対の基板表面電極1
2A、12Bと対向電極部15の間には、それぞれε・
S1/t1の静電容量C1が生じる。従って、引き出し
電極13A、13Bの間には、等価回路的には二つの静
電容量C1が直列に接続されていることになり、電極1
3A、13Bの間の静電容量C2は(1/2)×ε・S
1/t1となる。なお、静電容量C2は、引き出し電極
13A、13Bから取り出される。
【0025】固定電極6および可動電極7は、金属等の
導体、高周波の表皮効果を改善するために絶縁体の表面
に導電性薄膜を幾層にも設けた導体、あるいは低抵抗の
半導体に、化学エッチング等の手段を施すことにより形
成される。
【0026】引き出し電極10と、引き出し電極11A
あるいは11Bを介して、固定電極6と可動電極7の間
に外部バイアス電圧を印加すると、両者の間にはク−ロ
ン力が発生し、対向電極部15は固定電極6に引き寄せ
られる。一方、対向電極部15には、対向電極部15を
元の位置に引き戻そうとする梁17A、17Bによる弾
力が作用する。この結果、対向電極部15は、ク−ロン
力と弾力が釣り合う位置まで変位して、静止する。
【0027】対向電極部15が外部バイアス電圧Vが印
加されない状態から距離xだけ変位した場合、一対の基
板表面電極12A、12Bと対向電極部15の重なり合
う対向面積Sは距離xに比例した値だけ減少する。すな
わち、一対の基板表面電極12A、12Bと対向極部1
5の間の静電容量C1および静電容量C2は、対向電極
部15が距離xに比例した値だけ減少する。外部バイア
ス電圧Vの二乗に比例して発生するク−ロン力と、対向
電極部15が変位する距離xに比例して発生する弾力と
の釣り合から、対向電極部15が変位する距離xは外部
バイアス電圧Vの二乗に比例する。従って、図6に示す
ように、外部バイアス電圧Vの変化を横軸に、静電容量
C2の変化を縦軸にしてプロットすると、得られる曲線
は上に凸の減少曲線となる。
【0028】なお、図7のように、対向電極部15に外
部バイアス電圧Vが印加されていない状態に於いて、一
対の基板表面電極12A、12Bと対向しないように、
一対の基板表面電極12A、12Bを固定電極6寄りの
基板5の表面にをずらして形成しても良い。この場合
は、外部バイアス電圧Vが印加されていない状態では一
対の基板表面電極12A、12Bと対向極部15の重な
り合う対向面積S1が最も少なく、固定電極6と可動電
極7の間に外部バイアス電圧Vを印加すると、一対の基
板表面電極12A、12Bと対向電極部15の重なり合
う対向面積S1が増大する。すなわち、図8に示すよう
に、外部バイアス電圧Vの変化を横軸に、静電容量C2
の変化を縦軸にプロットすると、得られる曲線は下に凸
の増加曲線となる。
【0029】さらに長方形の基板表面電極12と、長方
形板の対向極部15を用いて説明したが、一対の基板表
面電極12A、12Bおよび対向極部15は、他の形状
でも良い。この場合は、外部バイアス電圧Vを印加した
際の対向電極部15が変位する距離xに対して比例する
ことなく、対向電極部15と一対の基板表面電極12
A、12Bの対向面積の値を変えることができる。この
ため、静電容量C2の変化を縦軸に、外部バイアス電圧
Vの変化を横軸にしてプロットした場合の変化を、例え
ばリニアにする等、自由に変えることができる。
【0030】(実施例2)本発明は上述した実施例に限
られず、固定電極と、可動電極および基板表面電極は他
の形状としても良い。図9乃至図11を用いて、他の固
定電極と、可動電極および基板表面電極について説明す
る。上述した実施例と同じ部分は同じ番号を用いて、説
明を省略する。
【0031】固定電極19は、長方形板の一方の長方形
側面に、長片側面と垂直に凹形状の複数個の切欠部20
A、20B、…、20Nを設けた櫛歯状の板である。
【0032】可動電極21は、対向電極部22と、突起
23A、23B、…、23Nと、梁24A、24B、2
4C、24Dとから構成される。
【0033】対向電極部22は、複数個の長方形状の対
向電極構成部25A、25B、…、25Nを並列に並
べ、両端を支持部26A、26Bによって相互に接続し
た梯子状のものである。固定電極19に対向する対向電
極構成部25Nの長辺側面には、複数個の突起23A、
23B、…、23Nが垂直に立設して形成される。突起
23A、23B、…、23Nは、固定電極19に形成さ
れた切欠部20A、20B、…、20Nと遊嵌する。
【0034】梁24A、24B、24C、24Dは、伸
張方向の断面形状が縦長の長方形である細長い棒をコ字
状に一体に形成したものである。コ字状の平行する細長
い棒の一方は、他方よりも短く形成される。梁24Aと
24Bの短く形成された細長い棒の端部側は、側面を相
互に対向して、陽極接合あるいは導電接着剤等の手段を
用いて、可動電極用台座9Aに固定される。梁24Aと
24Bの長く形成された細長い棒の端部は、支持部26
Aの両端部にそれぞれ結合される。同様に、梁24C、
24Dは、支持部20Bに結合されるとともに、可動電
極用台座9Bに固定される。
【0035】対向電極構成部25A、25B、…、25
Nのそれぞれに対向する基板5の表面には、一対の基板
表面電極27A、27BがN組形成される。N個の基板
表面電極27Aの可動電極用台座9A側の端部は引き出
し電極28Aにより相互に接続され、同様に、N個の基
板表面電極27Bの可動電極用台座9A側のそれぞれの
端部は引き出し電極28Bによって相互に接続される。
このように配置形成された、基板表面電極27Aおよび
引き出し電極28Aと、基板表面電極27Bおよび引き
出し電極28Bは、一定の間隔を介して配置されている
ため、相互に電気的に絶縁されている。
【0036】基板表面電極27A、27Bと、対向する
対向電極構成部25A、25B、…、25Nの重なり合
う対向面積をS2、基板表面電極27A、27Bおよび
対向電極構成部25A、25B、…、25Nの間に介在
する空気の誘電率をεとすると、基板表面電極12A、
12Bと対向電極構成部25A、25B、…、25Nの
間には、それぞれε・S2/t1の静電容量C3が生じ
る。従って、引き出し電極28A、28Bの間には、等
価回路的に二つの静電容量C3からなる直列接続が、N
個並列に接続されていることとなる。すなわち、引き出
し電極28A、28Bの間の静電容量C4は、N・(1
/2)・ε・S2/t1となり、比較的大きな静電容量
C4を得ることができる。なお、静電容量C4は引き出
し電極28A、28Bを介して取り出される。
【0037】
【発明の効果】本発明は、上述のような構成であるから
次のような効果を有する。すなわち、可動電極と固定電
極の間に印加された外部バイアス電圧によって生じるク
ーロン力と、梁が可動電極を構成する対向電極部を元の
位置に引き戻そうとする弾力との釣り合いから、対向電
極部は所定の距離だけ変位し、対向電極部と一対の基板
表面電極との間の靜電容量が変化する。対向電極部と一
対の基板表面電極との間の静電容量は、一対の基板表面
電極から取り出されるため、例えば静電容量を基板表面
電極と可動電極に接続された引き出し電極を介して取り
出す場合に比べ、可動電極の内部抵抗の影響が小さくな
る。また、バラクタダイオードに比べて直列抵抗が極め
て小さくなる。このため、1/2πfcr (但し、f
は周波数、cは靜電容量、rは内部抵抗)で表わされる
Q値の非常に高いものが得られ周波数安定度が向上す
る。対向電極部と一対の基板表面電極との間は空気で絶
縁されているため、可変容量コンデンサの耐圧が高くな
る。また、可動電極が固定電極に引きつけられて電極間
距離がゼロとなり、可変容量コンデンサとして機能しな
くなるということがないため、広い範囲に渡って靜電容
量を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変容量コンデンサの斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る可変容量コンデンサの分解斜視図
である。
【図3】本発明に係る可変容量コンデンサの、図1にお
けるA−A´での断面の一部である。
【図4】本発明に係る可変容量コンデンサの、図1にお
けるB−B´での断面の一部である。
【図5】本発明に係る可変容量コンデンサの等価回路を
示す図である。
【図6】本発明に係る可変容量コンデンサの、印加する
外部バイアス電圧と、静電容量との関係を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る他の可変容量コンデンサの、図1
におけるA−A´に相当する場所の断面の一部である。
【図8】本発明に係る他の可変容量コンデンサの、印加
する外部バイアス電圧と、静電容量との関係を示す図で
ある。
【図9】本発明に係る他の可変容量コンデンサの斜視図
である。
【図10】本発明に係る他の可変容量コンデンサの基板
表面電極および引き出し電極を示す図である。
【図11】本発明に係る他の可変容量コンデンサの等価
回路を示す図である。
【図12】従来の発明の可変容量コンデンサの断面図で
ある。
【符号の説明】
5 基板 6 固定電極 7 可動電極 8 固定電極用台座 9A、9B 可動電極用台座 10、11A、11B、13 引き出し電極 12 基板表面電極 14A、14B 切欠部 15 対向電極部 16A、16B 突起 17A、17B 梁 18A、18B 固定部 19 固定電極 20A、20B、…、20N 切欠部 21 可動電極 22 対向電極部 23A、23B、…、23N 突起 24A、24B、24C、24D 梁 25A、25B、…、25N 対向電極構成部 26A、26B 支持部 27A、27B 基板表面電極 28A、28B 引き出し電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梁によって可動支持された対向電極部を
    有する可動電極と、該可動電極に対向して設けられた固
    定電極と、前記対向電極部に対向して設けられた一対の
    基板表面電極と、前記可動電極と前記固定電極との間に
    外部バイアス電圧を印加する手段とを備え、該手段によ
    り前記対向電極部を変位させて前記対向電極部と前記一
    対の基板表面電極の間の静電容量の変化を前記一対の基
    板表面電極から取り出すことを特徴とする可変容量コン
    デンサ。
  2. 【請求項2】 対向電極部は並列に並べられた複数個の
    対向電極構成部と該対向電極構成部の両端を相互に接続
    する支持部からなり、一対の基板表面電極は前記複数個
    の対向電極構成部にそれぞれ対向して複数個設けられた
    該複数対の基板表面電極の内の一方の基板表面電極ごと
    におよび他方の基板表面電極ごとに異なる引き出し電極
    によって相互に接続されたことを特徴とする請求項1記
    載の可変容量コンデンサ。
  3. 【請求項3】 外部バイアス電圧を印加しない状態にお
    いて、対向電極部と重なり合う対向面積が最も大きくな
    る位置に一対の基板表面電極を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の可変容量コンデンサ。
  4. 【請求項4】 外部バイアス電圧を印加しない状態にお
    いて、対向電極部と重なり合う対向面積が最も小さくな
    る位置に一対の基板表面電極を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の可変容量コンデンサ。
JP15952895A 1995-06-26 1995-06-26 可変容量コンデンサ Pending JPH097890A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0940652A3 (en) * 1998-03-05 2000-12-06 Nippon Telegraph and Telephone Corporation Surface shape recognition sensor and method of fabricating the same

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