JPH0979122A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JPH0979122A
JPH0979122A JP7238572A JP23857295A JPH0979122A JP H0979122 A JPH0979122 A JP H0979122A JP 7238572 A JP7238572 A JP 7238572A JP 23857295 A JP23857295 A JP 23857295A JP H0979122 A JPH0979122 A JP H0979122A
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starter
magnet switch
pinion
plunger
starter motor
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Tsutomu Shiga
志賀  孜
Nobuyuki Hayashi
信行 林
Masanori Omi
正昇 大見
Masami Niimi
正巳 新美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向から見た必要面積を少なくしつつ、か
つ軸方向長も低減することができるスタータを提供する
ものである。 【解決手段】 マグネットスイッチ600は、スタータ
モータ500のブラシ910側(反ピニオン210側)
に近接して配置されると共に、マグネットスイッチ60
0のプランジャ610は、モータ500のシャフト51
0に対して直交するように、配置されている。また、マ
グネットスイッチ600のプランジャ610の下面に
は、ワイヤ680が固定されている。マグネットスイッ
チ600への通電による、プランジャ610の移動によ
り、ワイヤ680を介して、ピニオン規制手段230の
規制爪231を、ピニオン210の凹凸214に係合さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動さ
せるスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスタータでは、特開平1─925
73号公報に示す如く、モータと、モータの軸方向前方
にて、回転自在に配設されると共に、モータにより駆動
されるピニオンと、モータの後部に隣接して配設される
マグネットスイッチとを備える同軸形のスタータが記載
されている。
【0003】このスタータでは、マグネットスイッチの
プランジャは、モータの回転軸内を貫通して、モータ前
方のピニオンを軸方向に付勢する同軸構造を採用してい
る。これによれば、モータの後方にマグネットスイッチ
が配設できるので、スタータの軸方向から見た必要面積
を、従来のマグネットスイッチをスタータモータと並列
に配置したスタータに比較して、格段に削減することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものでは、軸方向から見た必要面積は、少なくすること
ができるものの、マグネットスイッチのプランジャをモ
ータのシャフトと、同軸上に配置したため、プランジャ
の軸方向の移動のための距離を所定量、確保するために
は、当然ながら軸方向の長さが、非常に長くなってしま
うという問題点がある。
【0005】そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてな
されたもので、軸方向からみた必要面積を少なくしつ
つ、かつ軸方向長も大幅に増加させることのないスター
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の手段を採用することができる。この手
段によると、マグネットスイッチをスタータモータの反
ピニオン側の近傍で、スタータモータの軸に対してプラ
ンジャが直交し、かつプランジャの移動範囲がスタータ
モータ外周面より内側に配設されたことにより、プラン
ジャの移動は、スタータモータの直径分を有効に利用す
ることができるので、スタータモータから径方向外周側
に突出する部分をできる限り少なくして、スタ−タの全
体の体格を押さえることができる。
【0007】また上記課題を解決するために請求項2記
載の手段を採用することができる。この手段によると、
マグネットスイッチの外周をスタータモータの外周と実
質的に同一とすることができ、スタータモータから径方
向外周側に突出する部分を極力少なくして、スタ−タの
径方向の体格を小さくすることができる。さらに、請求
項3の手段によれば、前記ピニオンをリングギア側に移
動させる移動機構の一部を、前記モータの界磁極間に軸
方向に沿って配置することにより、構造が簡単で、かつ
径方向への体格の広がりを防止することができる。
【0008】請求項4の手段によれば、プランジャの移
動により、伝達手段を介して、前記ピニオン規制手段を
前記ピニオン側に移動させ、ピニオンに当接させること
で、ピニオンのリングギヤ側への移動を行うことができ
るので、ピニオンにピニオン規制手段を当接させるため
の伝達手段は、簡単な構成とすることができる。請求項
5の手段によれば、伝達手段は、ピニオンにピニオン規
制手段を当接させるためでよいことから、簡単な構成で
あるワイヤとすることができ、かつワイヤのために、取
り回しも容易とすることができる。
【0009】請求項6の手段によれば、前記ピニオン規
制手段は、前記ピニオンの溝部に係合する規制部を有
し、この規制部により、前記ピニオンのみを移動させて
おり、従って、マグネットスイッチは、ピニオン規制手
段の規制部を移動させるための僅かの吸引力を必要とす
るのみであるので、マグネットスイッチの全体の大きさ
を最小限におさえることができ、スタータの全体の軸方
向長を少なくすることができる。
【0010】請求項7の手段によれば、マグネットスイ
ッチは、僅かの吸引力でよいために、1つのコイルのみ
で、このコイルへの電流供給により、前記プランジャを
移動させることができるので、コイルの径方向の体格を
小さくすることができ、全体として、マグネットスイッ
チの径方向長をおさえて、スタータ全体の軸方向長を少
なくすることができる。
【0011】請求項8の手段によれば、前記マグネット
スイッチのプランジャが、装着されるエンジンのピスト
ン運動方向と略同じ方向に沿って配置されることで、エ
ンジンのピストンによる振動方向と、プランジャの移動
方向が一致することで、マグネットスイッチ内のプラン
ジャを摺動させるためのコイル内周に設けられたスリー
ブへの振動を軽減させて、長期に安定したマグネットス
イッチを提供することができる。なお、エンジンのピス
トンによる振動により、プランジャが振動されたとして
も、プランジャを押圧するスプリングにより、この振動
を押さえるようにすることができる。
【0012】請求項9の手段によれば、バッテリが接続
される端子ボルトは、前記マグネットスイッチを覆うカ
バーに、反スタータモータ側に、略軸方向に突出するよ
うに装着することにより、バッテリを固定接点に接続す
るためのバッテリケーブルを、スタータモータの界磁極
から離すことができ、スタータ作動時における、バッテ
リケーブル周囲の磁界により、界磁極の磁束を変化さ
せ、スタータの出力を低下させることはなく、さらに、
バッテリケーブルの取り付け面を、前記カバーの反スタ
ータモータ側の端面より突出させることにより、バッテ
リケーブルを、周囲約360度方向から、固定端子に、
容易に組付け可能であり、配線性に優れている。
【0013】請求項10の手段によれば、マグネットス
イッチの外周に設けられた突起部を、マグネットスイッ
チを覆うカバー、もしくはスタータモータに給電するブ
ラシを保持するブラシ保持体に係合させて固定するの
で、マグネットスイッチが位置ずれすることはなく、強
固に固定でき、マグネットスイッチ耐振性が向上する。
請求項11の手段によれば、マグネットスイッチとブラ
シ保持体との間にマグネットスイッチを保持するマグネ
ットスイッチ保持体を配設し、マグネットスイッチ保持
体に凹部を設け、凹部にマグネットスイッチの外周を嵌
着させるので、特に、垂直方向及び水平方向の振動に対
して、耐振性が向上する。
【0014】請求項12の手段によれば、マグネットス
イッチの外周をブラシ保持体に固定された帯状係止部材
で覆うので、マグネットスイッチを簡単に固定できると
ともに、帯状係止部材でマグネットスイッチに加わる振
動を吸収できる。請求項13の手段によれば、マグネッ
トスイッチとブラシ保持体との間に弾性部材を配設した
ので、マグネットスイッチに加わる振動が容易に吸収で
きる。
【0015】請求項14の手段によれば、マグネットス
イッチの近傍には、スタータモータに給電するブラシが
配設され、このブラシとマグネットスイッチとを覆うカ
バーの内周面に向かって、ブラシに接続されたリード線
が延びているので、リード線がマグネットスイッチに干
渉することなく、組み付けが容易である。請求項15の
手段によれば、マグネットスイッチは、エンドフレ−ム
が、スタ−タモ−タのヨ−クの開口端に取り付けられる
ことで、スタータモータの反ピニオン側の近傍に設けら
れるので、マグネットスイッチの外周をスタータモータ
の外周と実質的に同一とすることができ、スタータモー
タから径方向外周側に突出する部分を極力少なくして、
スタ−タの径方向の体格を小さくすることができる。
【0016】請求項16の手段によれば、マグネットス
イッチの非作動時において、プランジャがスタータモー
タ外周より径方向内側に配設されているので、マグネッ
トスイッチ内の重量物であるプランジャの重心が、ア−
マチャの軸の中心方向に位置しており、スタータをハウ
ジングのみを介してエンジンに取り付けていても、エン
ジンの振動がプランジャによって増幅されることを少な
くすることができ、エンジンへの取り付けをなすスター
タのハウジングや、マグネットスイッチを収納するエン
ドフレ−ムに至るまでの筒体全体への応力を低減するこ
とができる。
【0017】また、請求項17の手段によれば、マグネ
ットスイッチの外周をスタータモータの外周と実質的に
同一とすることができ、スタータモータから径方向外周
側に突出する部分を極力少なくして、スタ−タの径方向
の体格を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明装置スタータを、図
1ないし図22に示す一実施例に基づき説明する。スタ
ータは、エンジンに配設されたリングギヤ100に噛み
合うピニオン200や遊星歯車機構300を内包するハ
ウジング400と、モータ500と、マグネットスイッ
チ600を内包するエンドフレーム700とに大別され
る。また、スタータの内部では、ハウジング400とモ
ータ500との間がモータ隔壁800によって区画さ
れ、モータ500とエンドフレーム700との間がブラ
シ保持部材900によって区画されている。
【0019】(ピニオン200の説明)図1または図3
に示すように、ピニオン200には、エンジンのリング
ギヤ100に噛合するピニオンギヤ210が形成されて
いる。ピニオンギヤ210の内周面には、出力軸220
に形成されたヘリカルスプライン221に嵌まり合うピ
ニオンヘリカルスプライン211が形成されている。
【0020】ピニオンギヤ210の反リングギヤ側に
は、ピニオンギヤ210の外径寸法よりも大径なフラン
ジ213が環状に形成されている。このフランジ213
の外周には、全周に亘ってピニオンギヤ210の外歯枚
数よりも多い凹凸214が形成されている。この凹凸2
14は、後述するピニオン回転規制部材230の規制爪
231が嵌まり合うためのものである。ワッシャ215
は、ピニオンギヤ210の後端に形成した円環部216
を外周側へ曲げ込むことにより、フランジ213の後面
において回転自在で、且つ軸方向へ抜けない構造として
いる。
【0021】一方、ピニオンギヤ210は、圧縮コイル
バネよりなるリターンスプリング240により、常に出
力軸220の後方へ付勢されている。リターンスプリン
グ240は、直接ピニオンギヤ210を付勢するのでは
なく、本実施例では、ハウジング400の開口部410
を開閉する後述するシャッタ420のリング体421を
介してピニオンギヤ210を付勢する。
【0022】(ピニオン回転規制部材230の説明)ピ
ニオン回転規制部材230は、図2および図3(a),
(b)に示すように、約3/2巻回した板バネ部材で、
そのうち、約3/4巻回は、軸方向の板長の長い高いバ
ネ定数の回転規制部232で、残りの約3/4巻回は、
軸方向の板長の短い低いバネ定数の付勢手段をなす復帰
バネ部233である。
【0023】回転規制部232の一端には、ピニオンギ
ヤ210のフランジ213に形成された多数の凹凸21
4に嵌まり合う軸方向にのびる規制部をなす規制爪23
1が設けられている。この規制爪231は、ピニオンギ
ヤ210の凹凸214に嵌合するとともに、規制爪23
1の剛性を向上するために、軸方向に長く形成されると
ともに、径方向内側に折り曲げられ、断面L字状に形成
されている。(棒状となっている) 回転規制部232は、上下方向へ伸びる直線部235を
備える。この直線部235は、センターブラケット36
0の前面に突出して設けられた2本の支持腕361によ
って上下方向へ摺動自在に支持される。つまり、直線部
235が上下方向へ移動することにより、回転規制部2
32も上下方向へ移動する。
【0024】また、回転規制部232の途中の曲率の下
端(規制爪231の180°反対側の位置)には、後述
するマグネットスイッチ600の作動を伝える後述する
紐状部材680(例えば、ワイヤ)の前端の球体601
が係合されている。復帰バネ部233の端部側は、巻の
曲率が大きく設けられ、復帰バネ部233の一端部23
6がセンターブラケット360の下部前面に突出して設
けられた規制棚362の上面に当たっている。
【0025】ピニオン回転規制部材230の作動を説明
する。紐状部材680は、マグネットスイッチ600の
作動を規制爪231に伝達する伝達手段で、マグネット
スイッチ600の作動によって、回転規制部232を下
方へ引き、規制爪231と、ピニオンギヤ210のフラ
ンジ213の凹凸214とを係合させる。その際、復帰
バネ部233の一端部236が、位置の規制のための規
制棚362に当接されており、復帰バネ部233がたわ
むこととなる。規制爪231がピニオンギヤ210の凹
凸214に係合しているので、モータ500のアーマチ
ャシャフト510及び遊星減速機構300を介して、ピ
ニオンギヤ210を回転させようとすると、ピニオンギ
ヤ210が出力軸220のヘリカルスプライン221に
沿って、前進する。ピニオンギヤ210が、リングギヤ
100に当接し、ピニオンギヤ210の前進が防止され
ると、出力軸210の更なる回動力により、ピニオン回
転規制部材230自身がたわんで、ピニオンギヤ210
がわずかに回動し、リングギヤ100に噛み合う。そし
て、ピニオンギヤ210が前進すると、規制爪231が
凹凸214から外れ、規制爪231がピニオンギヤ21
0のフランジ213の後方に落ち込み、規制爪231の
前端がワッシャ215の後面に当たり、ピニオンギヤ2
10がエンジンのリングギヤ100の回転を受けて後退
するのを防ぐ。
【0026】マグネットスイッチ600の作動が停止
し、紐状部材680が回転規制部232を下方へ引くの
を停止すると同時に、復帰バネ部233の作用で、回転
規制部232が元の位置に復帰する。ピニオン回転規制
部材230は、単にピニオンギヤ210の回転を規制す
るだけの少ない力で保持されればよいため、マグネット
スイッチ600により、紐状部材680を使用して、ピ
ニオンギヤ210側に移動されることができ、これによ
り、マグネットスイッチ600の配置の自由度を増すこ
とができる。
【0027】(ピニオン係止リング250の説明)ピニ
オン係止リング250は、出力軸220の周囲に形成さ
れた断面矩形の環状溝内に固定されている。このピニオ
ン係止リング250は、断面矩形の鋼材を丸め加工して
形成したもので、両端のそれぞれには、略S字状の凹凸
251(係合手段の一例)が形成され、一方の凸部が他
方の凹部に係合し、他方の凸部が一方の凹部に係合して
いる。
【0028】(遊星歯車機構300の説明)遊星歯車機
構300は、図1に示すように、後述するモータ500
の回転数を減速して、モータ500の出力トルクを増大
する減速手段である。遊星歯車機構300は、モータ5
00のアーマチャシャフト510(後述する)の前側外
周に形成されたサンギヤ310と、このサンギヤ310
に噛合し、このサンギヤ310の周囲で回転する複数の
プラネタリーギヤ320と、このプラネタリーギヤ32
0をサンギヤ310の周囲で回転自在に支持し、出力軸
220と一体形成されたプラネットキャリア330と、
プラネタリーギヤ320の外周においてプラネタリーギ
ヤ320と噛合する筒状で、かつ樹脂からなるインター
ナルギヤ340とからなる。
【0029】(オーバーランニングクラッチ350の説
明)オーバーランニングクラッチ350は、インターナ
ルギヤ340を、一方向のみ(エンジンの回転を受けて
回転する方向のみ)回転可能に支持されている。オーバ
ーランニングクラッチ350は、インターナルギヤ34
0の前側に一体形成された第1の円筒部をなすクラッチ
アウタ351と、遊星歯車機構300の前方を覆う固定
側をなすセンターブラケット360の後面に形成され、
クラッチアウタ351の内周と対抗して配置された第2
の円筒部をなす環状のクラッチインナ352と、クラッ
チアウタ351の内周面に傾斜して形成されたローラ収
納部に収納されるローラ353とを有している。
【0030】オーバランニングクラッチ350は、出力
軸220を軸受370を介して回転自在に支持するセン
ターブラケット360を利用しているので、軸方向長も
長くすることをなし、小型化を計ることができる。 (センターブラケット360の説明)センターブラケッ
ト360は、図4ないし図6に示すもので、ハウジング
400の後側の内部に配置されている。ハウジング40
0とセンターブラケット360とは、一端がハウジング
400に係止され、他端がセンターブラケット360に
係止されたリングバネ390によって連結され、オーバ
ーランニングクラッチ350を構成するクラッチインナ
352の受ける回転反力をリングバネ390で吸収し、
反力が直接ハウジング400に伝わらないように設けら
れている。
【0031】また、センターブラケット360の前面に
は、ピニオン回転規制部材230を保持する2本の支持
腕361と、ピニオン回転規制部材230の下端が搭載
される規制棚362が設けられている。さらに、センタ
ーブラケット360の周囲には、ハウジング400の内
側の凸部(図示しない)と嵌まり合う切欠部363が複
数形成されている。なお、上側の切欠部363は、ハウ
ジング400内の空気をヨーク501内へ導くための空
気通路としても利用される。また、センターブラケット
360の下端には、紐状部材680(後述する)を軸方
向に挿通する凹部364が形成されている。
【0032】プラネットキャリア330は、後端に、プ
ラネタリーギヤ320を支持するために径方向に伸びる
フランジ形突出部331を備える。このフランジ形突出
部331には、後方に伸びるピン332が固定されてお
り、このピン332がメタル軸受333を介してプラネ
タリーギヤ320を回転自在に支持している。また、プ
ラネットキャリア330は、前側端部がハウジング40
0の前端内部に固定されたハウジング軸受440と、セ
ンターブラケット360の内周の内側筒部365内に固
定されたセンターブラケット軸受370とによって、回
転自在に支持されている。
【0033】このプラネットキャリア330は、内側筒
部365の前端位置に環状溝334を備え、この環状溝
334には、止め輪335が嵌め合わされている。この
止め輪335と内側筒部365の前端との間には、プラ
ネットキャリア330に対して回転自在に装着されたワ
ッシャ336が設けられており、止め輪335がワッシ
ャ336を介して内側筒部365の前端に当接すること
により、プラネットキャリア330が後方に移動するこ
とが規制される。また、プラネットキャリア330の後
側を支持するセンターブラケット軸受370の後端は、
内側筒部365の後端と、フランジ形突出部331との
間に挟まれるフランジ部371を備え、フランジ形突出
部331がフランジ部371を介して内側筒部365の
後端に当接することにより、プラネットキャリア330
が前方に移動することが規制される。
【0034】なお、プラネットキャリア330の後面に
は、軸方向に伸びる凹部337を備え、この凹部337
内に配置されるプラネットキャリア軸受380を介して
アーマチャシャフト520の前端を回転自在に支持して
いる。 (ハウジング400の説明)ハウジング400は、ハウ
ジング400の前端内部に固定されたハウジング軸受4
40で出力軸220を軸支するとともに、開口部410
からの雨水等の進入を極力低減するために、開口部41
0の下部においてハウジング400とピニオンギヤ21
0の外径との隙間を極力小さくする遮水壁460を備え
ている。また、ハウジング400の前端の下部には、軸
方向に伸びる2つのスライド溝が設けられ、このスライ
ド溝に後述するシャッタ420が配設される。そして、
ハウジング400の取り付け部401が、エンジンブロ
ックに取り付けら、結果としてスタ−タがエンジンに固
定されることになる。
【0035】(シャッタ420の説明)シャッタ420
の作動は、スタータが起動してピニオンギヤ210が出
力軸220に沿って前方へ移動すると、リング体421
がピニオンギヤ210とともに前方へ移動する。する
と、リング体421と一体の遮水部422が前方へ移動
し、ハウジング400の開口部410を開く。スタータ
の作動が停止してピニオンギヤ210が出力軸220に
沿って後方へ移動すると、リング体421もピニオンギ
ヤ210とともに後方へ移動する。すると、リング体4
21と一体の遮水部422も後方へ移動し、ハウジング
400の開口部410を閉じる。この結果、開閉手段を
なすシャッタ420は、スタータの非作動時には、リン
グギヤ100の遠心力等によって飛散する雨水等が遮水
部422によってハウジング400内に進入するのを防
ぐ。
【0036】(シール部材430の説明)シール部材4
30は、出力軸220の周囲をシールするもので、ハウ
ジング400の開口部410より進入した雨水や塵等
が、ハウジング400の前端のハウジング軸受440へ
進入するのを阻止している。 (モータ500の説明)モータ500は、ヨーク50
1、モータ隔壁800、後述するブラシ保持部材900
に囲まれて構成される。なお、モータ隔壁800は、セ
ンターブラケット360との間で遊星歯車機構300を
収納するもので、遊星歯車機構300内の潤滑油がモー
タ500に進入するのを防ぐ役目も果たす。
【0037】モータ500は、図1に示すように、アー
マチャシャフト510、このアーマチャシャフト510
に固定されて一体に回転する電機子鉄心520および電
機子コイル530から構成されるアーマチュア540
と、アーマチュア540を回転させる固定磁極550と
から構成され、固定磁極550はヨーク501の内周に
固定される。
【0038】(アーマチャシャフト510の説明)アー
マチャシャフト510は、プラネットキャリア330の
後内部のプラネットキャリア軸受380、およびブラシ
保持部材900の内周に固着されたブラシ保持部材軸受
564によって回転自在に支持される。このアーマチャ
シャフト510の前端は、遊星歯車機構300の内側に
挿通されるとともに、上述のように、アーマチャシャフ
ト510の前端外周には遊星歯車機構300のサンギヤ
310が形成されている。
【0039】(電機子コイル530の説明)電機子コイ
ル530は、本実施例では複数(例えば25本)の上層
コイルバー531と、この上層コイルバー531と同数
の下層コイルバー532とを用い、それぞれの上層コイ
ルバー531と下層コイルバー532とを径方向に積層
した2層巻コイルを採用する。そして、各上層コイルバ
ー531と各下層コイルバー532とを組み合わせ、各
上層コイルバー531の端部と各下層コイルバー532
の端部とを電気的に接続して環状のコイルを構成してい
る。
【0040】(上層コイルバー531の説明)上層コイ
ルバー531は、電導性に優れた材質(例えば銅)より
なり、固定磁極550に対して平行に伸び、スロット5
24の外周側に保持される上層コイル辺533と、この
上層コイル辺533の両端から内側に曲折され、アーマ
チャシャフト510の軸方向に対して垂直方向に伸びる
2つの上層コイル端534とを備える。なお、上層コイ
ル辺533および2つの上層コイル端534は、冷間鋳
造によって一体成形したものであっても、プレスによっ
てコ字状に曲折して形成したものであっても、別部品で
形成した上層コイル辺533と2つの上層コイル端53
4とを溶接等の接合技術で接合して形成したものであっ
ても良い。
【0041】上層コイル辺533は、図8ないし図10
に示すように、断面矩形の直線状の棒で、図11に示す
ように、周囲が上層絶縁フィルム(例えばナイロン等の
樹脂薄膜や紙)に覆われた状態で、後述する下層コイル
辺536とともに、スロット524内に強固に収容され
る。図10に示す如く、2つの上層コイル端534のう
ち、一方の上層コイル端534は、回転方向に対して前
進側に傾斜して設けられ、他方の上層コイル端534
は、回転方向に対して後退側に傾斜して設けられてい
る。2つの上層コイル端534の径方向に対する傾斜角
は、上層コイル辺533に対して同一の傾斜角で、且つ
2つの上層コイル端534は、同一の形状に設けられて
いる。これによって、上層コイルバー531を中心に1
80°反転させても、上層コイルバー531は反転前と
同一の形状となる。つまり、2つの上層コイル端534
には区別がないため、上層コイルバー531を電機子鉄
心520に組付ける際の作業性に優れる。
【0042】2つの上層コイル端534のうち、マグネ
ットスイッチ600側に位置する上層コイル端534
は、後述するブラシ910と直接当接して電機子コイル
86を通電する。そのため、少なくともブラシ910が
当接する上層コイル端534の表面は、平滑に処理され
ている。本実施例のスタータは、電機子コイル530を
通電するための独立した整流子を設ける必要がない。つ
まり、独立した整流子が不要となるため、部品点数を低
減することができるとともに、スタータの製造工程を少
なくでき、製造コストを抑えることができる。また、独
立した整流子をスタータ内に配置する必要がなくなるこ
とにより、スタータの軸方向の体格を小型化できる効果
も生じる。
【0043】(下層コイルバー532の説明)下層コイ
ルバー532は、上層コイルバー531と同様、電導性
に優れた材質(例えば銅)よりなり、固定磁極550に
対して平行に伸び、スロット524の内側に保持される
下層コイル辺536と、この下層コイル辺536の両端
から内側に曲折され、シャフト510の軸方向に対して
垂直方向に伸びる2つの下層コイル端537とを備え
る。なお、下層コイル辺536および2つの下層コイル
端537は、上層コイルバー531と同様、冷間鋳造に
よって一体成形したものであっても、プレスによってコ
字状に曲折して形成したものであっても、別部品で形成
した下層コイル辺536と2つの下層コイル端537と
を溶接等の接合技術で接合して形成したものであっても
良い。
【0044】なお、各上層コイル端534と各下層コイ
ル端537との絶縁は、絶縁スペーサ560によって確
保され、各下層コイル端537と電機子鉄心520との
絶縁は、樹脂製(例えばナイロンやフェノール樹脂)の
絶縁リング590によって確保される。下層コイル辺5
36は、図8および図11に示すように、断面矩形の直
線状の棒で、図7に示すように、上層コイル辺533と
ともに、スロット524内に強固に収容される。なお、
下層コイル辺536は、上層絶縁フィルムで覆われた上
層コイル辺533とともに、下層絶縁フィルム(例えば
ナイロンや紙)で覆われた状態で、スロット524内に
収容される。
【0045】両端の下層コイル端537の内周端部に
は、軸方向に伸びる下層内部延長部539を備える。こ
の下層内部延長部539の外周面は、絶縁スペーサ56
0の内周に形成された凹部562に嵌まり合うととも
に、上層コイル端534の端部の上層内部延長部538
の内周に重ね合わされ、溶接等の接合技術で電気的、且
つ機械的に接続される。なお、下層内部延長部539の
内周面は、アーマチャシャフト510に対して離れて絶
縁配置される。
【0046】また、2つの上層コイル端534の内周端
部には、軸方向に伸びる上層内部延長部538を備え
る。この上層内部延長部538の内周面は、前述した下
層コイルバー532の内端に設けられた下層内部延長部
539の外周に重ね合わされ、溶接等の接合技術で電気
的、且つ機械的に接続される。また、上層内部延長部5
38の外周面は、アーマチャシャフト510に圧入固定
された固定部材570の外周環状部571の内面に、絶
縁キャップ580を介して当接する。
【0047】(絶縁スペーサ560の説明)絶縁スペー
サ560は、樹脂製(例えばエポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ナイロン)の薄板リングで、図12に示すよう
に、外周側に各上層コイル端534の突起534aが嵌
め合わされる複数の穴561が形成されている。また、
絶縁スペーサ560の内周には、下層コイル端537の
内側の下層内部延長部539が嵌め合わされる凹部56
2が形成されている。この絶縁スペーサ560の穴56
1および凹部562は、後述するように、電機子コイル
530の位置決め、および固定に用いられる。
【0048】(固定部材570の説明)固定部材570
は、鉄製の環状体で、図13に示すように、アーマチャ
シャフト510に圧入される内周環状部572と、上層
コイル端534および下層コイル端537が軸方向に広
がるのを阻止する軸方向に垂直に伸びる規制リング57
3と、上層コイル端534の上層内部延長部538を内
包して、電機子コイル530の内径が、遠心力によって
広がるのを防ぐ外周環状部571とから構成される。な
お、この固定部材570は、上層コイル端534および
下層コイル端537との絶縁を確保するために、上層コ
イル端534および下層コイル端537との間に、図1
4に示す樹脂製(例えばナイロン)の円盤状の絶縁キャ
ップ580を介在させている。
【0049】アーマチャ540においては、電機子コイ
ル530を構成する上層コイルバー531の両端の上層
コイル端534、および下層コイルバー532の両端の
下層コイル端537が、それぞれアーマチャシャフト5
10の軸方向に対して、垂直に設けられているため、ア
ーマチャ540の軸方向寸法を短くできるため、モータ
500の軸方向寸法も短くでき、この結果、スタータを
従来に比較して小型化できる。
【0050】そして、本実施例では、モータ500の軸
方向寸法の短縮スペースと、独立した整流子を廃止する
ことによって生じた短縮スペースとに、マグネットスイ
ッチ600を配置したため、従来に比較してスタータの
軸方向寸法は大して変わらないものの、従来ではモータ
500の上方に搭載されていたマグネットスイッチ60
0のスペースが不要となるため、スタータの占める体積
を、従来に比較して飛躍的に小さくすることができる。
【0051】(固定磁極550の説明)固定磁極550
は、本実施例では永久磁石を用いたもので、図15に示
すように、複数(例えば6つ)の主磁極551と、この
主磁極551の各間に配置される極間磁極552とから
構成される。なお、固定磁極550として永久磁石の代
わりに通電によって磁力を発生するフィールドコイルを
用いても良い。
【0052】主磁極551は、上述したヨーク501の
凹溝502の内側の両端によって、位置決めがなされ、
各主磁極551の間に極間磁極552を配置した状態
で、固定磁極550の内周に配置される固定スリーブ5
53によって、ヨーク501の内部に固定される。 (マグネットスイッチ600の説明)マグネットスイッ
チ600は、図1、図16および図17に示すように、
後述するブラシ保持体900に保持されて、後述するエ
ンドフレーム700内に配置され、アーマチャシャフト
510に対して略垂直方向になるように固定されてい
る。
【0053】マグネットスイッチ600は、通電によっ
て、プランジャ610を上方へ駆動し、プランジャ61
0と一体に移動する2つの接点(下側可動接点611と
上側可動接点612)を、順次、端子ボルト620の頭
部621および固定接点630の当接部631に当接さ
せるものである。なお、端子ボルト620には、図示さ
れないバッテリケーブルが接続されている。
【0054】マグネットスイッチ600は、磁性体製
(例えば鉄製)の有底筒状のマグネットスイッチカバー
640の内側に構成されている。マグネットスイッチカ
バー640は例えば軟鋼板をカップ状にプレス成形した
もので、マグネットスイッチカバー640の底の中央に
は、プランジャ610を上下方向に移動自在に挿通する
穴641を備える。また、マグネットスイッチカバー6
40の上側開口は、磁性体製(例えば鉄製)のステーシ
ョナリコア642によって塞がれている。ステーショナ
リコア642は、上側の大径部643と、下側の中径部
644と、さらに下側の小径部645とからなり、大径
部643の外周が、マグネットスイッチカバー640の
上端を内側へカシメることによって、ステーショナリコ
ア642がマグネットスイッチカバー640の上側開口
内に固定されている。中径部644の周囲には、吸引コ
イル650の上端が装着されている。ステーショナリコ
ア642の小径部645の外周には、プランジャ610
を下方に付勢する圧縮コイルバネ660の上端が装着さ
れている。
【0055】吸引コイル650は、通電を受けると磁力
を発生して、プランジャ610を引きつける吸着手段
で、吸引コイル650は、上端がステーショナリコア6
42の中径部644に装着され、プランジャ610を上
下方向に摺動自在に覆うスリーブ651を備える。この
スリーブ651は、非磁性体(例えば銅板、真鍮、ステ
ンレス)の薄板を丸めて加工したもので、このスリーブ
651の上端および下端には、樹脂等よりなる絶縁ワッ
シャ652が設けられている。この2つの絶縁ワッシャ
652の間のスリーブ651の周囲には、薄い樹脂(例
えばセロハン、ナイロンフィルム)や紙などよりなる絶
縁フィルム(図示しない)が巻かれ、さらにその絶縁フ
ィルムの周囲に細いエナメル線を所定回数、巻いて吸引
コイル650が構成されている。
【0056】プランジャ610は、磁性体製金属(例え
ば鉄)で、上側の小径部613と下側の大径部614と
を備える略円柱形状を呈する。小径部613は、圧縮コ
イルバネ660の下端が装着され、比較的軸方向に長い
大径部614は、スリーブ651内において上下方向に
移動可能に保持される。プランジャ610の上側には、
プランジャ610の上方へ伸びるプランジャシャフト6
15が固定されている。このプランジャシャフト615
は、ステーショナリコア642の中央に設けられた貫通
穴から上方に突出している。このプランジャシャフト6
15のステーショナリコア642の上側には、上側可動
接点612がプランジャシャフト615に沿って上下方
向に摺動自在に挿通されている。この上側可動接点61
2は、図16に示すように、プランジャシャフト615
の上端に取り付けられた止め輪616によって、プラン
ジャシャフト615の上端より上方に移動しないように
規制されている。この結果、上側可動接点612は、止
め輪616とステーショナリコア642の間においてプ
ランジャシャフト615に沿って上下方向に摺動自在と
されている。なお、上側可動接点612は、プランジャ
シャフト615に取り付けられた板バネよりなる接点圧
スプリング670によって、常に上方へ付勢されてい
る。
【0057】上側可動接点612は、銅など導電性に優
れた金属よりなり、上側可動接点612の両端が上側に
移動した際、固定接点630に設けられた2つの当接部
631に当接する。また、上側可動接点612には、一
対のブラシ910の各リード線910aが、カシメや溶
接等によって、電気的、且つ機械的に固定されている。
さらに、上側可動接点612の溝部には、複数(本実施
例では2つ)の制限手段をなす抵抗体617の端部が、
挿入され、電気的、且つ機械的に固定されている。
【0058】なお、上側可動接点612には、ブラシ9
10の各リード線910aが、カシメや溶接等によって
電気的、且つ機械的に固定されているが、上側可動接点
612とブラシ910の各リード線910aとを一体形
成しても良い。抵抗体617は、スタータの起動初期時
に、モータ500の回転を低速回転させるためのもの
で、抵抗値の大きな金属線を複数巻いて構成されてい
る。抵抗体617の他端には、端子ボルト620の頭部
621の下側に位置する下側可動接点611がカシメ等
によって固定されている。
【0059】下側可動接点611は、銅など導電性に優
れた金属よりなり、マグネットスイッチ600が停止し
て、プランジャ610が下方に位置する際にステーショ
ナリコア642の上面に当接し、抵抗体617がプラン
ジャシャフト615の移動に伴って上方に移動する際、
上側可動接点612が固定接点630の当接部631に
当接する前に、端子ボルト620の頭部621に当接す
るように設けられている。
【0060】プランジャ610の下面には、紐状部材6
80(例えば、ワイヤ)の後端に設けられた球体681
を収容する凹部682を備える。この凹部682の内周
壁には、雌ネジ683が形成されている。この雌ネジ6
83は、凹部682内に球体681を固定する固定ネジ
684が螺合される。この固定ネジ684は、雌ネジ6
83へのねじ込み量を調節することにより、紐状部材6
80の長さの調節も行うものである。なお、紐状部材6
80の長さ調節は、プランジャシャフト615が上方へ
移動して、下側可動接点611が端子ボルト620に当
接する際に、ピニオン回転規制部材230の規制爪23
1が、ピニオンギヤ210の外周の凹凸214に嵌まり
合うように調節される。なお、雌ネジ683と固定ネジ
684は調整機構をなす。
【0061】このような構成にすれば、マグネットスイ
ッチ600のプランジャ610の移動に対し、紐状部材
680を介して、ピニオン回転規制部材230をピニオ
ンギヤ210側に移動させているので、従来のリンク機
構及びレバー等を必要とせず、部品点数を少なくするこ
とができ、さらに、ピニオン規制部材230がピニオン
ギヤ210の後方から移動できなくなったとしても、紐
状部材680自身のたわみにより、プランジャ610が
元の位置に戻り、上側可動接点612及び下側可動接点
611が固定接点630から離れることができる。
【0062】また、ピニオン回転規制部材230の規制
爪231を、ピニオンギヤ210に設けた凹凸214に
係合させるのみでよいので、紐状部材680によって、
確実にこの規制爪231を移動させることができる。紐
状部材680をワイヤとすることで、耐久性を高めるこ
とができる。また、雌ネジ683と固定ネジ684から
なる調整機構をプランジャ610と紐状部材680との
間に配置し、固定ネジ684を雌ネジ683にねじ込む
ことにより、紐状部材680の長さを容易に決定するこ
とができる。
【0063】さらに、マグネットスイッチ600のプラ
ンジャシャフト615が略垂直方向に配設されているの
で、マグネットスイッチ600のプランジャシャフト6
15を軸方向に配設した場合に比較して、スタータの軸
方向寸法を短縮することができるとともに、紐状部材6
80を引っ張るのに必要なプランジャシャフト615の
ストロークが小さく設定でき、さらなるマグネットスイ
ッチ600の小型化が図れる。
【0064】また、マグネットスイッチ600は、プラ
ンジャシャフト615の軸方向に対し、直交して配置さ
れているため、マグネットスイッチ600の径方向長の
みが、スタータ全体の軸方向長に加算されるのみで、ス
タータ全体の体格を大きくすることもない。なお、上側
可動接点612、及び下側可動接点611とプランジャ
610との間にはステーショナリコア642が配設され
ているので、上側可動接点612、及び下側可動接点6
11が固定接点630に当接する時、即ち、接点開閉
時、発生する接点粉がプランジャ610とスリーブ65
1との間に侵入することを防止して、プランジャ610
の摺動性を良好に保ち、その結果、スタータの耐久性を
向上させることができる。
【0065】なお、スタータがエンジンに取付けられた
際、マグネットスイッチカバー640の底の中央に設け
られた穴641、即ち、プランジャ610を上下方向に
移動自在に挿通する穴641を、天方向側より少なくと
も地方向側に向ければ、例え、プランジャ610とステ
ーショナリコア642間に、接点粉、その他の異物が侵
入したとしても、排出されやすい。
【0066】(エンドフレーム700の説明)エンドフ
レーム700は、図18に示すように、樹脂製(例えば
フェノール樹脂)のマグネットスイッチカバーで、内部
にマグネットスイッチ600を収容する。エンドフレー
ム700の後面には、ブラシ910を前方へ付勢する圧
縮コイルバネ914を保持するバネ保持柱710が、ブ
ラシ910の位置に応じて前方に突出して設けられてい
る。
【0067】さらに、圧縮コイルバネ914は、図1に
示すように、マグネットスイッチ600のプランジャ6
10の軸方向に対し、径方向の外周側に配置されてい
る。端子ボルト620は、エンドフレーム700の内部
から挿入され、エンドフレーム700の後方に突出する
鉄製のボルトで、前側にはエンドフレーム700の内面
に当接する頭部621を備える。そして、エンドフレー
ム700の後方に突出した端子ボルト620にカシメワ
ッシャ622が取りつけられることによって、端子ボル
ト620がエンドフレーム700に固定される。端子ボ
ルト620の前端には、銅よりなる固定接点630がカ
シメによって固定されている。固定接点630は、エン
ドフレーム700の内部上端に位置する1つまたは複数
(本実施例では2つ)の当接部631を備え、この当接
部631の下面は、マグネットスイッチ600の作動に
よって上下する上側可動接点612の上面が当接可能に
設けられている。
【0068】さらに、圧縮コイルバネ914のスプリン
グ長が、マグネットスイッチ600の径方向の長さ分ま
で利用することができ、適正なバネ応力および荷重を設
定することができ、圧縮コイルバネ914の寿命を大幅
に向上することができる。さらに、圧縮コイルバネ91
4は、マグネットスイッチ600の外周側のスペースを
有効に利用しているので、圧縮コイルバネ914の長さ
が、スタータの軸方向長に付加されることなく、スター
タ全体の短縮を図ることができる。
【0069】(ブラシ保持体900の説明)ブラシ保持
体900は、ヨーク501の内部とエンドフレーム70
0の内部とを区画してアーマチャシャフト510の後端
をブラシ保持体軸受564を介して回転自在に支持する
役目のほか、ブラシホルダの役目、マグネットスイッチ
600を保持する役目、および紐状部材680を案内す
る滑車690を保持する役目を果たす。なお、ブラシ保
持体900には、紐状部材680が通る図示されない穴
部を有している。
【0070】ブラシ保持体900は、アルミニウム等の
金属を鋳造技術によって成形した隔壁で、図19ないし
図21に示すように、ブラシ910を軸方向に保持する
ブラシ保持穴911、912を複数(本実施例では上側
に2つ、下側に2つ)備える。上側のブラシ保持穴91
1は、プラス電圧を受けるブラシ910を保持する穴
で、この上側のブラシ保持穴911は、樹脂製(例えば
ナイロン、フェノール樹脂)の絶縁筒913を介してブ
ラシ910を保持する(図20は図19のAーA断面図
であり、図21は図19のBーB断面図である)。ま
た、下側のブラシ保持穴912は、アース接地されるブ
ラシ910を保持する穴で、この下側のブラシ保持穴9
12は、穴の内部で直接ブラシ910を保持する。
【0071】このように、ブラシ保持体900によっ
て、ブラシ910を保持させることにより、スタータに
独立したブラシホルダを設ける必要がない。このため、
スタータの部品点数を低減し、組付工数を低減すること
ができる。ブラシ910は、圧縮コイルバネ914によ
って、前端面が電機子コイル530の後側の上層コイル
端534の後面に付勢される。
【0072】なお、上側のブラシ910のリード線91
0aは、マグネットスイッチ600によって移動する上
側可動接点612に溶接やカシメ等の接合技術で電気
的、且つ機械的に結合されている。また、下側のブラシ
910のリード線910aは、ブラシ保持体900の後
面に形成された凹部920内にカシメられて、電気的、
且つ機械的に結合されている。なお、本実施例では、下
側のブラシ910が1対設けられており、1本のリード
線910aに1対の下側のブラシ910が接合されてお
り、リード線910aの中央がブラシ保持体900の後
面の凹部920内にカシメられている。
【0073】ブラシ保持体900の後面には、マグネッ
トスイッチ600の前面側が当接する2つの台座930
と、マグネットスイッチ600の周囲を抱え込む2本の
固定柱940が形成されている。台座930は、外径が
円筒形状を呈するマグネットスイッチ600と当接する
ために、マグネットスイッチ600の外形形状と一致す
るように設けられている。また、2本の固定柱940
は、マグネットスイッチ600を台座930に当接した
状態で、それぞれの後端を内側にカシメることで、マグ
ネットスイッチ600を保持している。
【0074】ブラシ保持体900の後面の下側には、紐
状部材680の移動方向を、マグネットスイッチ600
の上下方向から軸方向に変換する滑車690を保持する
滑車保持部950が形成されている。 〔実施例の作動〕次に、上記スタータの作動を図22
(a)ないし(c)の電気回路図に従い、説明する。
【0075】乗員によって、キースイッチ10がスター
ト位置に設定されると、バッテリ20から、マグネット
スイッチ600の吸引コイル650に通電される。吸引
コイル650が通電されると、吸引コイル650の発生
する磁力にプランジャ610が引き寄せられ、プランジ
ャ610が下方位置から上方へ上昇する。プランジャ6
10が上昇を開始すると、プランジャシャフト615の
上昇に伴って上側可動接点612および下側可動接点6
11が上昇するとともに、紐状部材680の後端も上方
に上昇する。紐状部材680の後端が上昇すると、紐状
部材680の前端は下方に引かれ、ピニオン回転規制部
材230が下降する。ピニオン回転規制部材230の下
降によって、規制爪231がピニオンギヤ210の外周
の凹凸214に嵌まり合う時点で、下側可動接点611
が端子ボルト620の頭部621に当接する(図22
(a)参照)。端子ボルト620には、バッテリ20の
電圧が印加されており、端子ボルト620の電圧が、下
側可動接点611→抵抗体617→上側可動接点612
→リード線910aを介して上側のブラシ910に伝え
られる。つまり、抵抗体617を介した低電圧が上側の
ブラシ910を介して電機子コイル530に伝えられ
る。そして、下側のブラシ910は、ブラシ保持体90
0を介して常にアース接地されているため、各上層コイ
ルバー531と各下層コイルバー532とを組み合わせ
てコイル状に構成された電機子コイル530が低電圧で
通電される。すると、電機子コイル530が比較的弱い
磁力を発生し、この磁力が固定磁極550の磁力に作用
(吸着あるいは反発)して、アーマチャ540が低速回
転する。
【0076】アーマチャシャフト510が回転すると、
遊星歯車機構300のプラネタリーギヤ320が、アー
マチャシャフト510の前端のサンギヤ310によって
回転駆動される。プラネタリーギヤ320がプラネット
キャリア330を介してリングギヤ100を回転駆動す
る方向の回転トルクをインターナルギヤ340に与える
場合は、オーバーランニングクラッチ350の作動によ
って、インターナルギヤ340の回転が規制される。つ
まり、インターナルギヤ340は回転しないため、プラ
ネタリーギヤ320の回転によって、プラネットキャリ
ア330が減速回転する。プラネットキャリア330が
回転すると、ピニオンギヤ210も回転しようとする
が、ピニオンギヤ210はピニオン回転規制部材230
によって回転が規制されているため、ピニオンギヤ21
0は出力軸220のヘリカルスプライン221に沿って
前進する。
【0077】ピニオンギヤ210の前進に伴い、シャッ
タ420も前進し、ハウジング400の開口部410を
開く。そして、ピニオンギヤ210の前進によって、ピ
ニオンギヤ210がエンジンのリングギヤ100に完全
に噛合し、その後、ピニオン係止リング250に当接す
る。また、ピニオンギヤ210が前進すると、規制爪2
31がピニオンギヤ210の凹凸214から外れ、その
後、規制爪231の前端が、ピニオンギヤ210の後面
に設けられたワッシャ215の後側に落ち込む。
【0078】一方、ピニオンギヤ210が前進した状態
で、上側可動接点612が固定接点630の当接部63
1に当接する。すると、端子ボルト620のバッテリ電
圧が、上側可動接点612→リード線910aを介して
直接上側のブラシ910に伝えられる。つまり、各上層
コイルバー531および各下層コイルバー532よりな
る電機子コイル530に高い電流が流れ、電機子コイル
530が強い磁力を発生し、アーマチャ540を高速回
転する。
【0079】アーマチャシャフト510の回転は、遊星
歯車機構300によって減速されて回転トルクが増大
し、プラネットキャリア330を回転駆動する。このと
き、ピニオンギヤ210は、前端がピニオン係止リング
250に当接して、プラネットキャリア330と一体に
回転する。そして、ピニオンギヤ210は、エンジンの
リングギヤ100に噛合しているため、ピニオンギヤ2
10は、リングギヤ100を回転駆動して、エンジンの
出力軸を回転駆動する。
【0080】次に、エンジンが始動し、エンジンのリン
グギヤ100がピニオンギヤ210の回転よりも速く回
転すると、ヘリカルスプラインの作用によって、ピニオ
ンギヤ210に後退力が生じる。しかるに、ピニオンギ
ヤ210の後方に落ち込んだ回転規制爪231によっ
て、ピニオンギヤ210の後退が阻止され、ピニオンギ
ヤ210の早期離脱を防止して、エンジンを確実に始動
することができる(図22(b)参照)。
【0081】また、エンジンの始動によって、エンジン
のリングギヤ100がピニオンギヤ210の回転よりも
速く回転されると、リングギヤ100の回転によってピ
ニオンギヤ210が回転駆動される。すると、リングギ
ヤ100からピニオンギヤ210に伝えられた回転トル
クは、プラネットキャリア330を介してプラネタリー
ギヤ320を支持するピン332に伝えられる。つま
り、プラネットキャリア330によってプラネタリーギ
ヤ320が駆動される。すると、インターナルギヤ34
0には、エンジン始動時とは逆回転のトルクがかかるた
め、オーバーランニングクラッチ350がリングギヤ1
00の回転を許す。つまり、インターナルギヤ340に
エンジン始動時とは逆回転のトルクがかかると、オーバ
ーランニングクラッチ350のローラ353が、クラッ
チインナ352の凹部355の外側へ離脱し、インター
ナルギヤ340の回転が可能になる。
【0082】つまり、エンジンが始動して、エンジンの
リングギヤ100がピニオンギヤ210を回転駆動する
相対回転は、オーバーランニングクラッチ350で吸収
され、エンジンによってアーマチャ540が回転駆動さ
れることがない。エンジンが始動すると、乗員によって
キースイッチ10がスタート位置から外され、マグネッ
トスイッチ600の吸引コイル650への通電が停止さ
れる。吸引コイル650の通電が停止されると、プラン
ジャ610が圧縮コイルバネ660の作用によって、下
方に戻される。
【0083】すると、上側可動接点612が固定接点6
30の当接部631から離れるとともに、その後下側可
動接点611も端子ボルト620の頭部621から離
れ、上側のブラシ910への通電が停止する。また、プ
ランジャ610が下方に戻されると、ピニオン回転規制
部材230の復帰バネ部236の作用によって、ピニオ
ン回転規制部材230が上方に復帰し、規制爪231が
ピニオンギヤ210の後方から離脱する。すると、ピニ
オンギヤ210は、戻しバネ240の作用によって後方
に戻され、ピニオンギヤ210とエンジンのリングギヤ
100との噛み合いが外れるとともに、ピニオンギヤ2
10の後端が出力軸220のフランジ形突出部222に
当接する。つまり、ピニオンギヤ210が、スタータの
始動前に戻される(図22(c)参照)。
【0084】さらに、プランジャ610が下方に戻され
ることにより、下側可動接点611が、マグネットスイ
ッチ600のステーショナリコア642の上面に当接
し、上側のブラシ910のリード線が、上側可動接点6
12→抵抗体617→下側可動接点611→ステーショ
ナリコア642→マグネットスイッチカバー640→ブ
ラシ保持体900の順に導通する。つまり、上側のブラ
シ910と下側のブラシ910とが、ブラシ保持体90
0を介して短絡する。一方、アーマチャ540の惰性回
転により電機子コイル530には、起電力が生じる。そ
して、この起電力が、上側のブラシ910、ブラシ保持
体900、下側のブラシ910を介して短絡するため、
アーマチャ540の惰性回転に制動力が与えらえる。こ
の結果、アーマチャ540は急速に停止する。 (実施例の効果)本実施例のスタータは、マグネットス
イッチ600を、スタータモータ500の反ピニオンギ
ヤ210側の近傍で、かつスタータモータ500のアー
マチャシャフト510に対してプランジャ610を直交
して配置することにより、プランジャ610の移動につ
いて、スタータモータ500の直径分を有効に利用する
ことができ、スタータモータ500の直径内で収納する
ことができる。それによって、スタータモータ500か
らのマグネットスイッチ600の径方向への突出量を著
しく低減することができ、スタ−タ全体の径方向の体格
を最小限に押さえることができる。また、スタ−タの軸
方向長は、マグネットスイッチ600の直径のみでよ
く、スタータ全体の軸方向長も少なくすることができ
る。
【0085】そして、マグネットスイッチ600のプラ
ンジャ610自身の重心が、スタータモータ500の中
心方向に位置しているため、エンジンからの振動がスタ
−タに加わったときでも、エンジンの振動がプランジャ
610、しいてはマグネットスイッチ600によって増
幅されることを押さえることができ、エンジンへの取り
付けをなすスタータのハウジング400の取り付け部4
01への応力を低減することができる。
【0086】また、ピニオンギヤ210をリングギア1
00側に移動させるワイヤ680の一部を、モータの界
磁極550間で軸方向に延びて配置することにより、構
造が簡単で、かつ径方向への体格の広がりを防止するこ
とができる。なお、本実施例では、上述したように、ワ
イヤ680の一部をモータの界磁極550間に配置した
が、ヨーク501の外側、例えば、凹溝502の溝内に
軸方向に延びて配置しても良く、同様な効果が得られ
る。
【0087】さらに、プランジャ610の移動により、
ワイヤ680を介して、ピニオン回転規制部材230を
ピニオンギヤ210側に移動させることで、ワイヤ68
0を利用する簡単な構成でピニオン回転規制部材230
を移動させることができ、かつワイヤ680の取り回し
も容易とすることができる。また、ピニオン回転規制部
材230は、ピニオンギヤ210の溝部213に係合す
る規制爪231を有し、この規制爪231により、ピニ
オンギヤ210のみを移動させていることで、マグネッ
トスイッチ600の吸引力は、僅かで済み、そのため
に、吸引コイル650のターン数をおさえることがで
き、マグネットスイッチ600の径方向の大きさを最小
限におさえることができ、スタータの全体の軸方向長を
少なくすることができる。
【0088】さらに、1つの吸引コイル650のみで、
このコイル650への電流供給により、プランジャ61
0を移動させているので、コイルの直径を小さくするこ
とができ、全体として、マグネットスイッチの径方向長
をおさえて、スタータ全体の軸方向長を少なくすること
ができる。そして、マグネットスイッチ600のプラン
ジャ610が、装着されるエンジンのピストン方向と略
同じ方向に沿って配置されることで、エンジンのピスト
ンによる振動方向と、プランジャ610の移動方向が一
致することで、マグネットスイッチ600内のプランジ
ャ610を摺動させるためのコイル内周に設けられたス
リーブ651への振動を軽減させて、長期に安定したマ
グネットスイッチを提供することができる。
【0089】また、バッテリが接続される端子ボルト6
20は、マグネットスイッチ600を覆うカバー700
に、反スタータモータ500側に、略軸方向に突出する
ように装着することにより、バッテリを端子ボルト62
0に接続するためのバッテリケーブルを、スタータモー
タ500の界磁極550から離すことができ、スタータ
作動時における、バッテリケーブル周囲の磁界により、
界磁極550の磁束を変化させ、スタータの出力を低下
させることはない。
【0090】さらに、端子ボルト620を略軸方向に突
出させることで、バッテリケーブルの取り付け面を、カ
バー700の反スタータモータ側の端面より突出させる
ことができ、バッテリケーブルを、周囲約360度方向
から、固定端子に、容易に組付け可能であり、配線性に
優れている。 (他の実施例)図23、図24は、実施例2であり、図
23は実施例2を示すマグネットスイッチ600の固定
状態を表す正面図であり、図24は、図23のXXIVー
XXIV矢視断面図である。
【0091】実施例2では、マグネットスイッチ600
の外周に係合溝600aを設け、この係合溝600aに
固定柱940を係合させ、固定柱940の先端部940
aをマグネットスイッチ600の係合溝600a方向に
割りかしめすることにより、マグネットスイッチ600
がブラシ保持体900に固定させている。次に、図2
5、図26は、実施例3であり、図25は実施例3を示
すマグネットスイッチ600の固定状態を表す正面図で
あり、図26は、図25のXXVIーXXVI矢視断面図で
ある。
【0092】実施例3では、マグネットスイッチ600
は、ブラシ保持体900の台座930に抱きかかえられ
るとともに、帯状係止部材1000により固定されてい
る。この帯状係止部材1000は、帯状係止部材100
0の側面から内周方向内側に向かって突出する位置決め
突起1000aが設けられており、この位置決め突起1
000aが、マグネットスイッチ600の外周に設けら
れたマグネットスイッチ位置決め係合溝600bに係合
し、帯状係止部材1000(例えば、小径な鉄)のそれ
ぞれの先端部1000bが台座930に設けたそれぞれ
の貫通穴930aに挿入され、内側に折り曲げてかしめ
られ、マグネットスイッチ600が帯状係止部材100
0により固定されている。
【0093】この構成によれば、マグネットスイッチ6
00の外周をブラシ保持体900固定された帯状係止部
材1000で巻装しているので、マグネットスイッチ6
00を簡単に固定できるとともに、帯状係止部材100
0でマグネットスイッチ600に加わる振動を吸収でき
る。次に、図27、図28は、実施例4であり、図27
は実施例4を示すマグネットスイッチ600の固定状態
を表す側面図であり、図28は、図27のマグネットス
イッチ600の固定状態を示す断面図である。
【0094】実施例4では、マグネットスイッチ600
は、エンドフレーム700の内面に設けられたエンドフ
レーム位置決め係合溝700a(この場合4つの係合
溝)に、マグネットスイッチ600の外周に設けられた
第1の突起部600dを係合するとともに、マグネット
スイッチ600の外形形状と一致するように形成したエ
ンドフレーム台座700bにより固定され、さらに、マ
グネットスイッチ600とブラシ保持体900との間に
弾性部材1100(例えば、ゴム)を配設することによ
り、強固にマグネットスイッチ600が固定される。
【0095】マグネットスイッチ600とブラシ保持体
900との間に弾性部材1100を配設したので、マグ
ネットスイッチ600に加わる振動が容易に吸収でき
る。次に、図29、図30は、実施例5であり、図29
は実施例5を示すマグネットスイッチ600の固定状態
を表す正面図であり、図30は、図29のXXXーXX
X矢視断面図である。
【0096】実施例5では、マグネットスイッチ600
は、ブラシ保持体900の台座930に抱きかかえられ
るとともに、マグネットスイッチ600の外周に設けら
れた第1の突起部600dが台座930の貫通穴930
aに係合し、さらに、エンドフレーム700側のマグネ
ットスイッチ600の外周の一部が、エンドフレーム7
00側に向かって突出する第2の突起部600e(この
場合、2つの第2の突起部)がエンドフレーム700の
内面に当接し、第2の突起部600e自身の弾性によ
り、マグネットスイッチ600が強固に固定されてい
る。なお、この第2の突起部600eは、マグネットス
イッチ600をエンドフレーム700に固定する際、各
部材の寸法公差を吸収するものである。
【0097】次に、図31ないし図33は、実施例6で
あり、図31は実施例6を示すマグネットスイッチ60
0の固定状態を表す側面図であり、図32は、図31の
マグネットスイッチ600の固定状態を表す正面図であ
り、図33は、図32のXXXIII ーXXXIII 矢視断
面図である。実施例6では、エンドフレーム700側の
マグネットスイッチ600の外周には、実施例5と同様
にエンドフレーム700側に向かって突出する第2の突
起部600eが設けられ、また、ブラシ保持体700側
のマグネットスイッチ600の外周には、マグネットス
イッチ保持体1200に設けられた溝部1200bと係
合する第1の突起部600d(この実施例では、4つの
第1の突起部)が配設されている。マグネットスイッチ
保持体1200は、ブラシ保持体700の環状部700
cの外周に圧入固定されている。マグネットスイッチ6
00の外周はマグネットスイッチ保持体1200の凹部
1200cに嵌合されている。
【0098】マグネットスイッチ600は、マグネット
スイッチ保持体1200に抱きかかえられ、マグネット
スイッチ600の第1の突起部600dがマグネットス
イッチ保持体1200の溝部1200bと係合するとと
もに、マグネットスイッチ600の第2の突起部600
eがエンドフレーム700の内面に当接することによ
り、マグネットスイッチ700が強固に固定される。
【0099】この構成によれば、マグネットスイッチ6
00とブラシ保持体900との間にマグネットスイッチ
保持体1200を配設し、マグネットスイッチ600の
外周をマグネットスイッチ保持体1200の凹部120
0cで嵌着したので、特に、垂直方向及び水平方向の振
動に対して、耐振性が向上する。なお、この実施例で
は、マグネットスイッチ600に第2の突起部600e
を設けたが、この第2の突起部600eのかわりに、マ
グネットスイッチ600とエンドフレーム700との間
に、弾性部材を配設してもよい。
【0100】上記実施例2ないし6のような構成にする
ことにより、マグネットスイッチ600が上記各種の部
材に確実に固定されるので、マグネットスイッチ600
の耐振性が大幅に向上できる効果がある。 (変形例)上述した実施例1ないし6のように、マグネ
ットスイッチ600の近傍には、モータ500に給電す
るブラシ910が配設され、このブラシ910とマグネ
ットスイッチ600とを覆うエンドフレーム700(本
発明で言うカバー)の内周面に向かって、ブラシ910
に接続されたリード線910aが延びており、このリー
ド線910aは、マグネットスイッチ600とエンドフ
レーム700の内周面との間のあいたスペースに配設さ
れている。また、ブラシ910は、略矩形形状を有して
おり、リード線910aも含めた状態ですべて同一形状
であり、リード線910aは、エンドフレーム700の
径方向内周面に対向するブラシ910の端面に接続固定
されている。
【0101】上記構成により、マグネットスイッチ60
0の近傍には、モータ500に給電するブラシ910が
配設され、このブラシ910とマグネットスイッチ60
0とを覆うエンドフレーム700の内周面に向かって、
ブラシ910に接続されたリード線910aが延びてい
るので、リード線910aがマグネットスイッチ600
に干渉することなく、組み付けが容易である。
【0102】さらに、リード線910aは、マグネット
スイッチ600とエンドフレーム700の内周面との間
のあいたスペースに配設されているので、このあいたス
ペースを有効に利用でき、カバーの径方向の体格も小型
にできる。また、ブラシ900はリード線910aも含
めた状態ですべて同一形状であるので、正極、負極側に
よってブラシの形状を変更する必要はない。
【0103】なお、上述した実施例においては、スタ−
タモ−タ500のヨ−ク501と、マグネットスイッチ
600のエンドフレーム700と同じ径としているが、
マグネットスイッチ600の非作動時に、プランジャ6
10がスタ−タモ−タ500のヨ−ク501の外周より
も内側に配置されていれば、マグネットスイッチ600
のプランジャ610自身の重心が、スタータモータ50
0の中心方向に位置することになり、エンジンからの振
動がスタ−タに加わったときでも、エンジンの振動がプ
ランジャ610、しいてはマグネットスイッチ600に
よって増幅されることを押さえることができ、エンジン
への取り付けをなすスタータのハウジング400の取り
付け部401への応力を低減することができる。
【0104】また、移動量の大きいプランジャ610の
作動範囲が、スタ−タモ−タ500のヨ−ク501の外
周よりも内側に配置されていれば、プランジャ610の
移動はヨ−ク501の径を有効に利用することができ、
よってマグネットスイッチ600の一部もしくはエンド
フレーム700が、スタ−タモ−タ500のヨ−ク50
1から突出したとしても、突出する量をできる限り押さ
えることができる。
【0105】さらに、上述した実施例においては、スタ
−タモ−タ500のア−マチャシャフト510に対して
プランジャ610が直交して配置されていたが、プラン
ジャ610とア−マチャシャフト510とが、必ずしも
交わる位置関係で配置されている必要はなく、ア−マチ
ャシャフト510の軸方向の延長線から、プランジャ6
10がはずれて設けられてもよいことは言うまでもな
い。
【0106】また、プランジャ610がア−マチャシャ
フト510に対して略直角というのは、90度に対し
て、45度から30度ずれて傾いていてもよいものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スタータの実施例1を示す側面断面図で
ある。
【図2】ピニオン回転規制部材の斜視図である。
【図3】(a)及び(b)は、ピニオン回転規制部材を
ピニオン部に組付けた際の正面図及び一部断面側面図で
ある。
【図4】センターブラケットの後面図である。
【図5】センターブラケットの側面断面図である。
【図6】センターブラケットの正面図である。
【図7】アーマチャの側面断面図である。
【図8】上層コイルバーの側面図である。
【図9】上層コイルバーの正面図である。
【図10】上層コイルバーおよび下層コイルバーの配置
状態を示す概略斜視図である。
【図11】スロット内に収容される上層コイル辺および
下層コイル辺の断面図である。
【図12】絶縁スペーサの正面図である。
【図13】固定部材の側面断面図である。
【図14】絶縁キャップの正面図である。
【図15】ヨークの側面断面図である。
【図16】マグネットスイッチのプランジャーおよび固
定接点の分解斜視図である。
【図17】マグネットスイッチのプランジャーを示す斜
視図である。
【図18】エンドフレームおよびブラシスプリングを示
す断面図である。
【図19】ブラシ保持体を示す正面図である。
【図20】図19のA−A線に沿う断面図である。
【図21】図19のB−B線に沿う断面図である。
【図22】(a)、(b)及び(c)は、ピニオンの作
動状態を示してある、電気回路図である。
【図23】実施例2を示すマグネットスイッチ600の
固定状態を表す正面図である。
【図24】図23のXXIVーXXIV矢視断面図である。
【図25】実施例3を示すマグネットスイッチ600の
固定状態を表す正面図である。
【図26】図25のXXVIーXXVIIV矢視断面図であ
る。
【図27】実施例4を示すマグネットスイッチ600の
固定状態を表す側面図である。
【図28】図27のマグネットスイッチ600の固定状
態を示す断面図である。
【図29】実施例5を示すマグネットスイッチ600の
固定状態を表す正面図である。
【図30】図29のXXXーXXX矢視断面図である。
【図31】実施例6を示すマグネットスイッチ600の
固定状態を表す側面図である。
【図32】図31のマグネットスイッチ600の固定状
態を表す正面図である。
【図33】図32のXXXIII ーXXXIII 矢視断面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 モータ 3 ピニオン 5 マグネットスイッチ 6 リンク機構 7 リターンスプリング 24 回転軸 51a プランジャー 64 アーム 100 リングギア 210 ピニオン 214 凹凸部 220 出力軸 230 ピニオン回転規制部材 231 規制爪 233 復帰バネ部 400 ハウジング 500 モータ部 510 シャフト 550 固定磁極 600 マグネットスイッチ 600 第1の突起部(突起部) 600a 第2の突起部(突起部) 610 プランジャー 680 ワイヤ 682 凹部 684 固定ネジ 700 エンドフレーム(カバー) 900 ブラシ保持体 910 ブラシ 1000 帯状係止部材 1100 弾性部材 1200 マグネットスイッチ保持体 1200c 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 7/116 H02K 7/116 (72)発明者 新美 正巳 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の界磁極と、これら界磁極の内周に
    回転自在に設けられたスタータモータのア−マチャと、 このスタータモータのア−マチャの回転を伝えられる出
    力軸と、 この出力軸上に設けられ、エンジンのリングギアと噛み
    合うピニオンと、 固定接点と、この固定接点に当接する可動接点を有する
    プランジャとを有し、このプランジャの移動より、前記
    可動接点を前記固定接点に当接させて、前記スタータモ
    ータのア−マチャへの通電を行うマグネットスイッチと
    を備え、 前記マグネットスイッチは、前記スタータモータの反ピ
    ニオン側の近傍で、前記スタータモータのア−マチャの
    軸に対して前記プランジャが略直角に配置され、かつ前
    記プランジャが前記スタータモータ外周より径方向内側
    において移動自在に配設されたことを特徴とするスター
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスタータにおいて、 前記マグネットスイッチが前記スタータモータ外周面よ
    り内側に配設されていることを特徴とするスタータ。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載のスタータに
    おいて、 前記マグネットスイッチの前記プランジャの移動によ
    り、前記ピニオンをリングギア側に移動させる移動機構
    を有し、前記移動機構の一部は、前記スタ−タモータの
    界磁極間で、かつ前記ア−マチャの軸に沿って配置され
    ていることを特徴とするスタータ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のス
    タータにおいて、 前記移動機構は、前記出力軸にヘリカルスプライン結合
    された前記ピニオンに当接し、前記ピニオンの回動を規
    制することで、前記出力軸の回転により、前記ピニオン
    を前記リングギア側に移動させるためのピニオン規制手
    段と、前記プランジャと前記ピニオン規制手段との間に
    設けられた伝達手段とを有し、前記プランジャの移動に
    より、前記伝達手段を介して、前記ピニオン規制手段を
    前記ピニオン側に移動させることを特徴とするスター
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のスタータにおいて、 前記伝達手段は、ワイヤであることを特徴とするスター
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のスタータにおいて、 前記ピニオン規制手段は、前記ピニオンの溝部に係合す
    る規制部を有し、この規制部により、前記ピニオンのみ
    を移動させることを特徴とするスタータ。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかに記載のス
    タータにおいて、 前記マグネットスイッチには、前記プランジャの外周に
    配置された1つのコイルを有し、前記ピニオン規制手段
    を移動させるために、このコイルへの電流供給により、
    前記プランジャを移動させ、前記可動接点を前記固定接
    点に当接させることを特徴とするスタータ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のス
    タータにおいて、前記マグネットスイッチのプランジャ
    は、装着されるエンジンのピストン運動方向と略同じ方
    向に沿って配置される
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載のス
    タータにおいて、 前記固定接点を備えた、前記バッテリが電気的に接続さ
    れる端子ボルトを有し、この端子ボルトは、前記エンド
    フレ−ムの前記スタ−タモ−タの反ピニオン側に設けら
    れていることを特徴とするスタータ。ことを特徴とする
    スタータ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    スタータにおいて、 前記マグネットスイッチの外周に設けられた突起部を、
    前記マグネットスイッチを覆うカバー、もしくは前記ス
    タータモータに給電するブラシを保持するブラシ保持体
    に係合させて固定することを特徴とするスタータ。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    のスタータにおいて、 前記マグネットスイッチと前記ブラシ保持体との間に前
    記マグネットスイッチを保持するマグネットスイッチ保
    持体を配設し、前記マグネットスイッチ保持体に凹部を
    設け、前記凹部に前記マグネットスイッチの外周を嵌着
    させることを特徴とするスタータ。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    のスタータにおいて、 前記マグネットスイッチの外周を前記ブラシ保持体に固
    定された帯状係止部材で覆うことを特徴とするスター
    タ。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    のスタータにおいて、 前記マグネットスイッチと前記ブラシ保持体との間に弾
    性部材を配設したことを特徴とするスタータ。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のスタータにおいて、 前記マグネットスイッチの近傍には、前記スタータモー
    タに給電するブラシが配設され、このブラシと前記マグ
    ネットスイッチとを覆うカバーの内周面に向かって、前
    記ブラシに接続されたリード線が延びていることを特徴
    とするスタータ。
  15. 【請求項15】 筒状のヨ−クと、このヨ−クの内周に
    設けられた複数の界磁極と、これら界磁極の内周に回転
    自在に設けられたア−マチャとを有するスタータモータ
    と、 このスタータモータのア−マチャの回転を伝えられる出
    力軸と、 この出力軸上に設けられ、エンジンのリングギアと噛み
    合うピニオンと、 励磁コイルと、この励磁コイルの内周に移動自在に設け
    られると共に、前記スタータモータの反ピニオン側の近
    傍で前記スタータモータのア−マチャの軸に対して略直
    角に設けられたプランジャと、このプランジャに設けら
    れた可動接点と、バッテリと接続された固定接点と、前
    記可動接点が当接する位置に前記固定接点が設けられる
    と共に、前記励磁コイル、前記プランジャ、前記可動接
    点を収納するエンドフレ−ムとを有するマグネットスイ
    ッチとを備え、 前記マグネットスイッチは、前記エンドフレ−ムが、前
    記スタ−タモ−タのヨ−クの開口端に取り付けられるこ
    とで、前記スタータモータの反ピニオン側の近傍に設け
    られると共に、前記プランジャの移動により、前記可動
    接点を前記固定接点に当接させて、前記バッテリから前
    記スタータモータのア−マチャへの通電を行うことを特
    徴とするスタータ。
  16. 【請求項16】 筒状のヨ−クと、このヨ−クの内周に
    設けられた複数の界磁極と、これら界磁極の内周に回転
    自在に設けられたア−マチャとを有するスタータモータ
    と、 このスタータモータのア−マチャの回転を伝えられる出
    力軸と、 この出力軸上に設けられ、エンジンのリングギアと噛み
    合うピニオンと、 前記出力軸を回転自在に支持すると共に、前記ピニオン
    が前記リングギアと噛み合うための開口部と、前記エン
    ジンに取り付けるための取り付け部とを有し、かつ前記
    スタ−タモ−タのヨ−クの開口端に取り付けられるハウ
    ジングと、 固定接点と、この固定接点に当接する可動接点を有する
    プランジャとを有し、このプランジャの移動より、前記
    可動接点を前記固定接点に当接させて、前記スタータモ
    ータのア−マチャへの通電を行うマグネットスイッチと
    を備え、 前記マグネットスイッチは、前記スタータモータの反ピ
    ニオン側の近傍で、前記スタータモータのア−マチャの
    軸に対して前記プランジャが略直角に設けられ、かつ前
    記マグネットスイッチの非作動時において、前記プラン
    ジャが前記スタータモータ外周より径方向内側に配設さ
    れたことを特徴とするスタータ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のスタータにおい
    て、 前記マグネットスイッチは、前記プランジャの可動接点
    が当接する位置に前記固定接点が設けられると共に、前
    記プランジャ、前記可動接点を収納するエンドフレ−ム
    とを有し、 前記マグネットスイッチは、前記エンドフレ−ムが、前
    記スタ−タモ−タのヨ−クの開口端に取り付けられるこ
    とで、前記スタータモータの反ピニオン側の近傍に設け
    られることを特徴とするスタータ。
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