JPH0979291A - 推力アクチュエータ - Google Patents
推力アクチュエータInfo
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- JPH0979291A JPH0979291A JP7238179A JP23817995A JPH0979291A JP H0979291 A JPH0979291 A JP H0979291A JP 7238179 A JP7238179 A JP 7238179A JP 23817995 A JP23817995 A JP 23817995A JP H0979291 A JPH0979291 A JP H0979291A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D28/00—Electrically-actuated clutches
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
リング3を介在させてモータ2の小型化を可能とした推
力アクチュエータ1を提供すること。 【解決手段】 動力伝達機構の大径ギヤ11と小径ギヤ
13との間に介在されたトーションスプリング3は、モ
ータ2の回転中にロッド4がロックして小径ギヤ13の
回転が停止した時に、大径ギヤ11を通じて伝達される
モータ2の回転慣性エネルギによって回転方向に捩じり
込まれ、その捩じり角に応じた捩じりトルクを蓄える。
この時、モータ2の発生する回転トルクは、トーション
スプリング3に蓄えられた捩じりトルクより小さい(ト
ーションスプリング3の反力によってモータ2が逆回転
しない程度の回転トルクを発生できれば良い)ので、モ
ータ2の小型化、省電力化が計れる。
Description
軸方向の推力に変換してロッドを駆動する推力アクチュ
エータに関し、特に4輪駆動車における2輪駆動と4輪
駆動との切換装置、または差動固定装置(通称デフロッ
ク)のロック状態とアンロック状態との切換装置等に用
いて好適である。
4輪駆動との切換装置としては、特公平5−55331
号公報に開示されたものが知られている。この切換装置
は、フォークシャフトに固定されたシフトフォークによ
ってスライダを操作し、このスライダを介して前輪側の
駆動軸に設けられたスプラインと後輪側の駆動軸に設け
られたスプラインとが連結されることで4輪駆動とな
り、切り離されることで2輪駆動となる。そして、フォ
ークシャフトを軸方向に往復動させる手段として推力ア
クチュエータが用いられている。その推力アクチュエー
タは、モータの回転力をギヤの組み合わせにより増力し
てピニオンギヤに伝達し、ピニオンギヤとラックギヤと
の間で推力(軸方向の動力)に変換してロッド(フォー
クシャフトに連結されている)を駆動している。
図9に示すように、スライダとスプラインとが噛み合う
直前(図9のA点)に互いの歯と歯を噛み合わせるため
に大きな推力を必要とするが、互いの歯と歯が一旦噛み
合ってしまえば、その後スライダを移動させるためには
あまり大きな推力を必要としない。同様に、スライダを
スプラインから外す時にも、スライダが滑り始める直前
(図9のB点)に大きな推力を必要とするが、一旦滑り
始めた後は、スライダを移動させるために大きな推力を
必要としない。
ロッドを駆動するための必要推力をモータの回転トルク
によって発生しているため、そのモータは、スライダと
スプラインとが噛み合う直前およびスライダが滑り始め
る直前の大きな推力を出力できるだけの回転トルクを発
生する必要がある。その結果、モータの発生する回転ト
ルクが大きくなるため、モータの小型化および省電力化
が困難であった。本発明は、上記事情に基づいて成され
たもので、動力伝達機構に衝撃吸収用のトーションスプ
リングを介在させてモータの小型化を可能とした推力ア
クチュエータを提供することにある。
わせる推力アクチュエータであって、通電を受けて回転
トルクを発生するモータと、このモータの回転トルクを
増大して軸方向の推力に変換する動力伝達機構と、この
動力伝達機構を介して推力が付与されることにより、軸
方向に移動してクラッチ操作を行うロッドと、前記動力
伝達機構に介在されて、前記クラッチを噛み合わせる時
あるいは離脱させる時に前記ロッドに掛かる負荷が増大
して前記ロッドの移動が停止した時に、前記モータの回
転慣性エネルギを吸収して前記クラッチ操作に必要な推
力を出力できるトルクを蓄えるトーションスプリングと
を備え、前記モータは、前記ロッドの移動停止によって
回転が停止した時に生じるロックトルクが、前記クラッ
チ操作に必要な推力に相当するトルクより小さいことを
特徴とする。
転すると、モータの回転トルクが動力伝達機構により軸
方向の推力に変換されてロッドに付与され、ロッドが軸
方向に移動してクラッチ操作が行われる。ここで、クラ
ッチを噛み合わせる直前、およびクラッチを離脱させる
直前には大きな推力を必要とするため、ロッドに掛かる
負荷が増大してロッドの移動が停止すると、モータ(ロ
ータ等)の回転慣性エネルギがトーションスプリングに
吸収されながらモータは停止する。このトーションスプ
リングに吸収されたエネルギは、クラッチ操作(クラッ
チを噛み合わせる操作、および離脱させる操作)に必要
な推力を出力できるだけのトルクを発生できるため、ク
ラッチが噛み合い始めるまで、あるいはクラッチが離脱
し始めるまでロッドに所要の推力を付与できる。また、
モータは、通電状態のまま回転が停止した時(即ちロッ
ドの移動が停止した時)に生じるロックトルクがクラッ
チ操作に必要な推力に相当するトルクより小さく設定さ
れているが、動力伝達機構の伝達効率の関係から、トー
ションスプリングの反力によってモータが回される(逆
回転する)ことはない。
ッチの噛み合い直前、および離脱直前にトーションスプ
リングに吸収されたモータの回転慣性エネルギによって
大きな推力(クラッチ操作に必要な推力)を発生できる
ため、その分、モータの発生する回転トルクを小さくで
きる。これにより、モータの小型化および省電力化を図
ることができ、それに伴って装置全体の小型化およびコ
ストダウンが可能となる。
よび離脱を行わせる推力アクチュエータであって、通電
を受けて回転トルクを発生するモータと、このモータの
回転トルクを増大して軸方向の推力に変換する動力伝達
機構と、この動力伝達機構を介して推力が付与されるこ
とにより、軸方向に移動してクラッチ操作を行うロッド
と、前記動力伝達機構に介在されて、前記クラッチを噛
み合わせる時あるいは離脱させる時に前記ロッドに掛か
る負荷が増大して前記ロッドの移動が停止した時に、前
記モータの回転慣性エネルギを吸収して前記クラッチ操
作に必要な推力を出力できるトルクを蓄えるトーション
スプリングと、前記ロッドの移動が停止した際に、前記
モータの発生するロックトルクが前記クラッチ操作に必
要な推力に相当するトルクより小さくなるように前記モ
ータへの通電電流を制御するモータ駆動回路とを備え
る。
は、モータのロックトルクがクラッチ操作に必要な推力
に相当するトルクより小さくなるように、モータ駆動回
路によりモータへの通電電流が制御される。これによ
り、電源電圧や雰囲気温度等の変動によるモータ電流の
変動が無くなるため、モータを使用する電圧条件および
温度条件が広くなる。
動車の2輪駆動と4輪駆動とを切り換える切換装置に適
用した実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1および図2は推力アクチュエータの
内部構造を示す平面図(アッパケースを取り外した状
態)、図3は推力アクチュエータの内部構造を示す側面
断面図(図1および図2のA−A断面図)である。ま
ず、図8に基づいて2輪駆動と4輪駆動とを切り換える
切換装置100の構造を説明する。切換装置100は、
前輪駆動軸110の外周に設けられたスプライン11
1、後輪駆動軸120に設けられたスプライン121、
両者のスプライン111、121に係合可能に設けられ
たスライダ130、およびスライダ130を操作するシ
フトフォーク140が固定されたフォークシャフト15
0等より構成されている。
スミッション(図示しない)を介して駆動力が伝達され
て、エンジン運転中は常時回転している(後輪駆動軸1
20にエンジンの駆動力が伝達される構造でも良い)。
後輪駆動軸120は、前輪駆動軸110と軸方向に対向
して配置され、前輪駆動軸110の端部にベアリング1
60を介して回転自在に支持されている。スライダ13
0は、2輪駆動の時に前輪駆動軸110のスプライン1
11に噛み合わされており、2輪駆動から4輪駆動へ切
り換える時に、図8の右方向へ移動して後輪駆動軸12
0のスプライン121とも噛み合う(両方のスプライン
111、121と噛み合った状態)。即ち、フォークシ
ャフト150に固定されたシフトフォーク140によっ
てスライダ130を操作し、このスライダ130を介し
て前輪駆動軸110のスプライン111と後輪駆動軸1
20のスプライン121とが連結されることで4輪駆動
となり、切り離されることで2輪駆動となる。なお、本
発明のクラッチの噛み合いおよび離脱とは、スライダ1
30と後輪駆動軸120のスプライン121との噛み合
いおよび離脱を言う。
ト150を駆動操作するもので、図1〜図3に示すよう
に、通電を受けて回転トルクを発生するモータ2、この
モータ2の回転トルクを伝達する動力伝達機構(後述す
る)、この動力伝達機構に介在されたトーションスプリ
ング3、動力伝達機構により伝達された動力(推力)を
受けて軸方向に往復動するロッド4、各構成部品を収容
するケース5、およびモータ2を通電するモータ駆動回
路6(図7参照)等より構成されている。
と一体に回転するウォームギヤ7(但し、このウォーム
ギヤ7は、モータ2への通電が停止された時にモータ2
が逆回転できるように進み角の大きいものを使用してい
る)、 b)ウォームギヤ7と噛み合うウォームホイール8、 c)ウォームホイール8と共通の支持軸9に支持されて
ウォームホイール8と一体に回転する小径ギヤ10、 d)小径ギヤ10と噛み合う大径ギヤ11、 e)大径ギヤ11と共通の支持軸12に支持されてトー
ションスプリング3を介してトルク伝達される小径ギヤ
13、 f)小径ギヤ13と噛み合う大径ギヤ14、 g)大径ギヤ14と共通の支持軸15に支持されて大径
ギヤ14と一体に回転する小径ギヤ16、 h)小径ギヤ16と噛み合うプレートギヤ17、 i)支持軸18に嵌合するプレートギヤ17のボス部の
外周に形成されてプレートギヤ17と一体に回転するピ
ニオンギヤ19、 j)ロッド4の端部に一体に設けられてピニオンギヤ1
9と噛み合うことでピニオンギヤ19の回転力を推力
(軸方向の動力)に変換するラックギヤ20等より構成
されている。
B−B断面図)および図5に示すように、大径ギヤ11
の内周に配されており、その両端部3a、3bが内周側
へ折り曲げられて大径ギヤ11の内側に突設された円弧
状の係止壁11aに係止されて所定のセットトルクが付
与されている。なお、大径ギヤ11は、軸方向の一方側
(図4の右側)のみ側壁を有し、他方側は開口されてい
る。トーションスプリング3を介してトルク伝達される
小径ギヤ13は、大径ギヤ11の開口された側面を塞ぐ
円形のプレート13aを有し、このプレート13aの一
側面(図4の右側面)に、大径ギヤ11の係止壁11a
の内周側でトーションスプリング3の両端部3a、3b
の間に挿入される円弧状の係合壁13bが設けられてい
る。なお、係合壁13bは、大径ギヤ11の係止壁11
aより周方向の長さ(円弧長)が若干短く形成されてお
り、トーションスプリング3の両端部3a、3bの間で
回転方向に多少の遊びが設定されている(図5(a)参
照)。
ータ2の回転中にロッド4がロックして小径ギヤ13の
回転が停止した時に、図5(b)、(c)に示すよう
に、自身の一方の端部3aが小径ギヤ13の係合壁13
bの一端に係合しながら大径ギヤ11を通じて伝わるモ
ータ2の回転慣性エネルギによって回転方向に捩じり込
まれ、その捩じり角に応じた捩じりトルクを蓄えること
ができる。なお、図5(a)は捩じり角=0のセット状
態、図5(b)はセット状態(つまり図5(a)の状
態)から捩じり角θ1 だけ捩じられた状態、図5(c)
はセット状態から捩じり角θ2 (>θ1 )だけ捩じられ
た状態を示す。
は、図6のグラフに示すように、捩じり角が増大して
も、それによって得られる捩じりトルクが大きく変化し
ない様に、スプリング定数が小さく設定されている。な
お、図6における各記号は以下の通りである。 T0 :トーションスプリング3のセットトルク T1 :セット状態からθ1 だけ捩じられた時の捩じりト
ルク T2 :セット状態からθ2 だけ捩じられた時の捩じりト
ルク E1 :モータ回転数が「低速」時の回転慣性エネルギ E2 :モータ回転数が「中速」時の回転慣性エネルギ
2.4rad、3.2radの場合のトーションスプリ
ング3の捩じりトルクT、トーションスプリング3に吸
収されるエネルギE、および捩じりトルクTによって得
られる推力を算出または測定すると、それぞれ下記の表
1の様になる。
荷動作時でのモータ2の回転数変動を5000rpm (at
10v)〜8000rpm (at16v)の範囲とした場合
に、その変動範囲内の回転数によって生じるモータ2の
回転慣性エネルギは下記の表2に示す通りである。な
お、無負荷動作時のモータ通電電流は0.1〜0.2A
である。
に、ロッド4の移動が停止した時にモータ2の回転慣性
エネルギによってトーションスプリング3を捩じり込む
ことができ、その時、トーションスプリング3に蓄えら
れた捩じりトルクにより得られる推力は50〜70kgと
なり、切替装置100のスライダ130とスプライン1
21とを噛み合わせる時、あるいは離脱させる時に必要
な推力(本実施例では最大50kg)より大きな推力が得
られる。
(図1参照)を介して往復動可能に支持されて、先端部
がケース5の外側(図1の右側)へ突出し、その先端部
に設けられた連結ピン4a(図8参照)が切換装置10
0のフォークシャフト150に設けられた連結凹部15
1に係合されている。このロッド4は、ピニオンギヤ1
9とラックギヤ20との噛み合いにより変換された推力
を受けてラックギヤ20と一体に作動する(軸方向に移
動する)ことにより、フォークシャフト150を駆動す
る。ケース5は、図3に示すように、シール部材22を
介して液密に組み合わされたロアケース5aとアッパケ
ース5bから成る。
手動スイッチ23を介して電子制御装置(ECU)24
に接続され、手動スイッチ23がオンされた時に、電子
制御装置24より出力される起動信号を受けてモータ2
を所定時間(例えば1秒間)だけ通電する。電子制御装
置24は、例えば車両のエンジン制御、サスペンション
制御、またはエアコン制御等を行うもので、イグニッシ
ョンスイッチIGがオンされることで、車載電源Bより
電力の供給を受けて作動する。
停止した際に発生するトルク(即ち通電状態でモータ2
の回転が停止した時に発生するロックトルク)がロッド
4の移動停止に伴ってトーションスプリング3に蓄えら
れるトルクより小さく、且つトーションスプリング3の
反力によってモータ2が逆回転しない程度のトルクを発
生する。具体的に動力伝達機構の各ギヤでのトータル減
速比、および各ギヤの総伝達効率(本実施例ではη=
0.6)に基づいてロックトルクを算出すると、正規の
値の約36%で良いことになる。従って、例えばロッド
4に約50kgの推力を付与するためには約200gfcmの
トルクが必要であるが、本実施例のモータ2は、 200gfcm×0.36=72gfcm のロックトルクを発生すれば良いことになる。
以下の説明は、2輪駆動から4輪駆動へ切り換える場合
の作動である。乗員により手動スイッチ23がオンされ
て、電子制御装置24からモータ駆動回路6へ起動信号
が出力されることにより、モータ駆動回路6を通じてモ
ータ2が通電される。通電を受けてモータ2が回転する
と、出力軸2aに取り付けられたウォームギヤ7が出力
軸2aと一体に回転し、このウォームギヤ7と噛み合う
ウォームホイール8が回転する。ウォームホイール8の
回転は、ウォームホイール8と共に支持軸9に一体に設
けられた小径ギヤ10を介して大径ギヤ11に伝達され
て、この大径ギヤ11からトーションスプリング3を介
して小径ギヤ13に伝達され、さらに小径ギヤ13から
大径ギヤ14へ、大径ギヤ14から小径ギヤ16へ、小
径ギヤ16からプレートギヤ17へ順に伝達された後、
このプレートギヤ17と一体に回転するピニオンギヤ1
9からラックギヤ20に伝達されて、ピニオンギヤ19
とラックギヤ20との間で軸方向の推力に変換される。
りロッド4が引き込まれて(図2参照)フォークシャフ
ト150を駆動する。これにより、フォークシャフト1
50に固定されたシフトフォーク140を介してスライ
ダ130が移動(図8の右方向へ移動)し、前輪駆動軸
110に設けられたスプライン111と噛み合ったま
ま、後輪駆動軸120に設けられたスプライン121と
も噛み合うことで、前輪駆動軸110と後輪駆動軸12
0とが連結されて2輪駆動から4輪駆動へ切り換えられ
る。ここで、シフトフォーク140を介して移動するス
ライダ130は、後輪駆動軸120のスプライン121
に噛み合う際に、スプライン121の端面に当接してス
ムーズな噛み合いが行われない場合が生じる。この場
合、前輪駆動軸110の回転に伴ってスライダ130と
スプライン121との互いの歯筋が合致するまでスライ
ダ130の移動が停止される。
ロッド4がロック(移動停止)してトーションスプリン
グ3よりロッド4側に設けられた各ギヤ(13、14、
16、17、19、20)の回転は停止するが、トーシ
ョンスプリング3よりモータ2側に設けられた各ギヤ
(7、8、10、11)はモータ2の回転慣性エネルギ
によって回転を継続しようとする。このため、トーショ
ンスプリング3は、モータ2の回転数(5000rpm 〜
8000rpm )に応じた回転慣性エネルギ(表2参照)
を吸収して捩じり込まれる。従って、ロッド4は、スラ
イダ130とスプライン121との噛み合いに必要な推
力が加えられた状態で停止している。この時、モータ2
の発生するロックトルクはトーションスプリング3に蓄
えられる捩じりトルクより小さく(1/2以下)なる
が、トーションスプリング3の反力によってモータ2が
逆回転することはない。
ライダ130と後輪駆動軸120のスプライン121と
の歯筋が合致して両者が噛み合い始めると、ロッド4に
掛かる負荷が低減して、それまで停止していたロッド4
がトーションスプリング3から得られる推力により作動
してスライダ130とスプライン121との噛み合いを
完了させる。この後、フォークシャフト150は、スラ
イダ130と後輪駆動軸120のスプライン121とが
噛み合った状態でさらに移動し、シフトフォーク140
がストッパ170に当接することで停止する。このシフ
トフォーク140がストッパ170に当接して停止する
ことで再びロッド4に掛かる負荷が増大してロッド4は
停止するが、上記のようにトーションスプリング3にモ
ータ2の回転慣性エネルギが吸収されるため、ロッド4
の移動停止に伴う衝撃力が動力伝達機構に加わることは
ない。
(1秒)経過後に通電が停止されて、2輪駆動から4輪
駆動への切り換えが終了する。このモータ2への通電が
停止されるとトーションスプリング3に蓄えられた捩じ
りトルクによってモータ2が逆回転することにより、動
力伝達機構に掛かる負荷は解消される。なお、4輪駆動
から2輪駆動への切り換え操作においてもスライダ13
0とスプライン121とが離脱する直前に大きな推力を
必要とするが、上記の作動説明と同様にトーションスプ
リング3に蓄えられた捩じりトルクによって離脱に必要
な推力を発生させることができる。
ライダ130とスプライン121とが噛み合う直前、あ
るいは離脱する直前にトーションスプリング3に吸収さ
れたモータ2の回転慣性エネルギによって大きな推力を
発生できる。これにより、モータ2の発生するロックト
ルクをトーションスプリング3に蓄えられた反力によっ
て逆回転しない程度に小さく設定できるため、モータ2
の小型化および省電力化を図ることができ、それに伴っ
て装置全体の小型化およびコストダウンが可能となる。
モータ2が逆回転してロッド4および動力伝達機構に掛
かっていた負荷を解消することができる。これにより、
ロッド4および動力伝達機構を構成する各ギヤ(ウォー
ムギヤ7、ウォームホイール8、小径ギヤ10、大径ギ
ヤ11、小径ギヤ13、大径ギヤ14、小径ギヤ16、
プレートギヤ17、ピニオンギヤ19、ラックギヤ2
0)の小型化および樹脂化による軽量化を図ることがで
きるとともに、それに伴って各ギヤを支持する支持軸
9、12、15、18およびケース5の樹脂化が可能と
なり、コストダウンを図ることができる。
路6内にモータ2に流れる電流を一定に保つ定電流回路
(図示しない/例えばPWM:パルス幅変調)を設けた
場合の一例を示すものである。即ち、モータ駆動回路6
は、ロッド4の移動が停止した際にモータ2の発生する
トルクがトーションスプリング3に蓄えられるトルクよ
り小さく、且つトーションスプリング3の反力によって
モータ2が逆回転しない程度のトルクを発生できるよう
にモータ2への通電電流を制御する。例えば、ロッド4
に約50kgの推力を付与するためには1.5Aの電流が
必要であるが、トーションスプリング3の反力によって
モータ2が逆回転しない程度のトルクを発生するために
は、 1.5A×0.36=0.54A の電流をモータ2へ通電すれば良いことになる。本実施
例では、ロッド4の移動停止によってモータ2の回転が
停止した時に、モータ2に一定電流(通常必要となる電
流より低い値に設定)を流すことにより、電源電圧や雰
囲気温度等の変動によるモータ電流の変動が無くなるた
め、モータ2を使用する電圧条件および温度条件が広く
なる。
が停止された時にモータ2が逆回転できるように、進み
角の大きいウォームギヤ7を使用したが、ウォームギヤ
7の代わりに小径の平歯車を用いても良い。本実施例で
は、推力アクチュエータ1を2輪駆動と4輪駆動とを切
り換える切換装置100に適用したが、差動固定装置の
ロック状態とアンロック状態との切換装置に適用するこ
ともできる。
ある。
の平面図である。
図である。
図である。
作動図である。
関係を示すグラフである。
る。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】クラッチの噛み合いおよび離脱を行わせる
推力アクチュエータであって、 通電を受けて回転トルクを発生するモータと、 このモータの回転トルクを増大して軸方向の推力に変換
する動力伝達機構と、 この動力伝達機構を介して推力が付与されることによ
り、軸方向に移動してクラッチ操作を行うロッドと、 前記動力伝達機構に介在されて、前記クラッチを噛み合
わせる時あるいは離脱させる時に前記ロッドに掛かる負
荷が増大して前記ロッドの移動が停止した時に、前記モ
ータの回転慣性エネルギを吸収して前記クラッチ操作に
必要な推力を出力できるトルクを蓄えるトーションスプ
リングとを備え、 前記モータは、前記ロッドの移動停止によって回転が停
止した時に生じるロックトルクが、前記クラッチ操作に
必要な推力に相当するトルクより小さいことを特徴とす
る推力アクチュエータ。 - 【請求項2】クラッチの噛み合いおよび離脱を行わせる
推力アクチュエータであって、 通電を受けて回転トルクを発生するモータと、 このモータの回転トルクを増大して軸方向の推力に変換
する動力伝達機構と、 この動力伝達機構を介して推力が付与されることによ
り、軸方向に移動してクラッチ操作を行うロッドと、 前記動力伝達機構に介在されて、前記クラッチを噛み合
わせる時あるいは離脱させる時に前記ロッドに掛かる負
荷が増大して前記ロッドの移動が停止した時に、前記モ
ータの回転慣性エネルギを吸収して前記クラッチ操作に
必要な推力を出力できるトルクを蓄えるトーションスプ
リングと、 前記ロッドの移動が停止した際に、前記モータの発生す
るロックトルクが前記クラッチ操作に必要な推力に相当
するトルクより小さくなるように前記モータへの通電電
流を制御するモータ駆動回路とを備えた推力アクチュエ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238179A JPH0979291A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 推力アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238179A JPH0979291A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 推力アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979291A true JPH0979291A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17026356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7238179A Pending JPH0979291A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 推力アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0979291A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001165193A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-19 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 摩擦クラッチの自動断続装置 |
| US6315073B1 (en) | 1998-08-26 | 2001-11-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 2WD-4WD changeover control device |
| JP2002295674A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Denso Corp | シフト変速装置 |
| KR100522474B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2005-10-18 | 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 | 동작보조장치 |
| JP2007159189A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Denso Corp | 駆動力制御装置 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP7238179A patent/JPH0979291A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6315073B1 (en) | 1998-08-26 | 2001-11-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 2WD-4WD changeover control device |
| JP2001165193A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-19 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 摩擦クラッチの自動断続装置 |
| JP2002295674A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Denso Corp | シフト変速装置 |
| KR100522474B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2005-10-18 | 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 | 동작보조장치 |
| JP2007159189A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Denso Corp | 駆動力制御装置 |
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