JPH0979334A - ベルト式無段変速機 - Google Patents

ベルト式無段変速機

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JPH0979334A
JPH0979334A JP26249295A JP26249295A JPH0979334A JP H0979334 A JPH0979334 A JP H0979334A JP 26249295 A JP26249295 A JP 26249295A JP 26249295 A JP26249295 A JP 26249295A JP H0979334 A JPH0979334 A JP H0979334A
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shaft
input shaft
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variable transmission
variable
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Takeshi Nakamura
中村  剛
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト式無段変速機の構成をコンパクトにし
て、車両への搭載性を良好にする。 【解決手段】 車両のエンジン側からトルクコンバータ
1及び前後進切換え用遊星歯車機構5を経て回転力が伝
達される中空の入力軸4に対し、それぞれ入力軸4に平
行な第2軸12及び第3軸16が左右対称的に配置さ
れ、第2軸12及び第3軸16にそれぞれ可変駆動プー
リ15及び可変従動プーリ17が取り付けられて、両可
変プーリ15、17間に無端ベルト18がかけわたさ
れ、入力軸4と同軸上に出力軸20が配置されていると
共に、エンジン側に連結されて中空入力軸4を挿通する
駆動軸23の先端部にオイルポンプ24が配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2個の可変プーリ
間に無端ベルトをかけわたし、可変プーリに接する無端
ベルトの半径位置に応じて両可変プーリ軸間の回転速度
を無段階に変化させるベルト式無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ベルト式無段変速機は、特
開平1−283461号公報に例示されているように、
原動機からトルクコンバータ及び遊星歯車装置を経て入
力軸と同軸である一方の可変プーリに回転力が伝えら
れ、その可変プーリと下方に配置された他方の可変プー
リとの間に無端ベルトがかけわたされて、各可変プーリ
に接する無端ベルトの半径位置に応じて両可変プーリ軸
間の回転速度を無段階に変化させるように構成されてい
るが、この場合、上方の可変プーリ軸から下方の可変プ
ーリ側へは、少なくとも両可変プーリ軸間距離に可変プ
ーリの半径を加えた長さの空間が必要であるので、両可
変プーリを収容するハウジングの外径をそれだけ大きく
しなければならず、ベルト式無段変速機の地上高を十分
に確保する必要上、車両に対するベルト式無段変速機の
搭載が容易でない等の不具合があった。
【0003】また、変速機の制御用及び潤滑用の油圧源
となるオイルポンプは、エンジンの作動中常にエンジン
側から駆動する必要があるが、上記従来装置のようにエ
ンジン側からトルクコンバータ及び遊星歯車装置を経て
同軸上の可変プーリに回転力が伝達されるものにおいて
は、その構造上トルクコンバータと遊星歯車装置との間
にオイルポンプを配置せざるを得ず、このため、入力軸
側の全長が大きくなって、変速機が大型化する傾向があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ベルト式無
段変速機の構成をコンパクトにして、とくに車両への搭
載性が良好となるようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかるベルト式無段変速機は、入力軸、同
入力軸と間隔をおいて平行に配置され上記入力軸に連動
する第2軸、同第2軸に取り付けられた可変駆動プー
リ、上記入力軸及び上記第2軸とそれぞれ間隔をおいて
平行に配置された第3軸、同第3軸に取り付けられた可
変従動プーリ、及び、上記両可変プーリ間にかけわたさ
れた無端ベルトを有している。
【0006】この場合、可変駆動プーリが取り付けられ
た第2軸及び可変従動プーリが取り付けられた第3軸
が、入力軸とそれぞれ間隔をおいて平行に配置され、入
力軸と第2軸及び第3軸のいずれもが同軸上に配置され
ていないため、前記従来装置のように入力軸と一方の可
変プーリとが同軸であるものと比較すると、両可変プー
リの各直径及び両可変プーリ軸間距離が全く同じであっ
ても、入力軸をふくめた変速機構全体を容易に小型化す
ることができ、従って、ベルト式無段変速機をコンパク
トに構成することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態例につ
いて、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明す
る。図1及び図2において、車両のエンジン出力はトル
クコンバータ1またはロックアップクラッチ2を介し回
転力として中空の伝動軸3に伝達され、伝動軸3と同軸
上に中空の入力軸4が回転自在に配置されていて、伝動
軸3には遊星歯車機構5のサンギヤ6が設けられ、入力
軸4に遊星歯車機構5のプラネタリギヤ7が連結され
て、伝動軸3とプラネタリギヤ7との間に前進用湿式ク
ラッチ8が設置されると共に、遊星歯車機構5のリング
ギヤ9と変速ケーシング10との間に後進用湿式ブレー
キ11が設置されている。
【0008】また、入力軸4の斜め上方に間隔をおいて
入力軸4と平行に第2軸12が回転自在に配置され、入
力軸4の歯車13と第2軸12の歯車14とがかみ合っ
ていると共に、第2軸12に可変駆動プーリ15が取り
付けられている。
【0009】一方、入力軸4を中心として第2軸12の
対称位置に入力軸4と平行な第3軸16が回転自在に配
置され、第3軸16に可変従動プーリ17が取り付けら
れていて、可変駆動プーリ15と可変従動プーリ17と
の間に無端ベルト18がかけわたされ、周知のように可
変駆動プーリ15、可変従動プーリ17及び無端ベルト
18により無段変速機構19が形成され、可変駆動プー
リ15及び可変従動プーリ17に接する無端ベルト18
の半径位置に応じ、可変駆動プーリ15から可変従動プ
ーリ17へ回転力が無段変速されて伝達される。
【0010】さらに、入力軸4と同軸上に出力軸20が
回転自在に配置されていて、第3軸16の歯車21と出
力軸20の歯車22とがかみ合っている。他方、エンジ
ン側から延び出した駆動軸23が中空伝動軸3及び中空
入力軸4内を回転自在に挿通し、入力軸4から変速ケー
シング10内へ突出した駆動軸23の先端部にオイルポ
ンプ24が配置されている。
【0011】なお、変速ケーシング10はクラッチ機構
としてのトルクコンバータ1、前後進切替え機構として
の遊星歯車機構5等、及び、主要な変速機構の無段変速
機構19を収容しているが、トルクコンバータ1を収容
している部分を第1ケーシング部分101、遊星歯車機
構5等を収容している部分を第2ケーシング部分10
2、無段変速機構19を収容している部分を第3ケーシ
ング部分103とそれぞれ表すこととする。
【0012】上記装置において、トルクコンバータ1ま
たはロックアップクラッチ2を介して伝動軸3に伝達さ
れた回転力は、前進用湿式クラッチ8が接続されること
により入力軸4へそのまま伝えられ、歯車13、14に
より入力軸4から第2軸12へ伝達された回転力は、無
段変速機構19により変速されて第3軸16へ伝えら
れ、歯車21、22により第3軸16から出力軸20へ
前進回転力として伝達される。
【0013】また、トルクコンバータ1を介して伝動軸
3に伝達された回転力は、前進用湿式クラッチ8が遮断
されて後進用湿式ブレーキ11が作動することにより、
逆転減速して入力軸4へ伝えられ、歯車13、14によ
り入力軸4から第2軸12へ伝達された回転力は、無段
変速機構19により変速されて第3軸16へ伝えられ、
歯車21、22により第3軸16から出力軸20へ後進
回転力として伝達される。
【0014】この場合、第2軸12及び第3軸16が入
力軸4を中心として対称位置である斜め上方にそれぞれ
配置されているので、第2軸12及び第3軸16にそれ
ぞれ可変駆動プーリ15及び可変従動プーリ17が取り
付けられたとき、入力軸4から各可変プーリ15、17
外周縁までの最大距離は、入力軸4から第2軸12また
は第3軸16までの距離に各可変プーリ15、17の半
径を加えた長さとなり、前記従来装置のように両可変プ
ーリ軸間距離に可変プーリの半径を加えた長さと比較す
ると、上記最大距離を容易に小さくしてコンパクトに構
成することができるので、無段変速機構19を収容する
第3ケーシング103の外径は前記従来装置の場合より
も必然的に小さくすることが可能であって、車両への搭
載が比較的容易となる利点がある。
【0015】また、変速ケーシング10の下部に溜めら
れた油面に無段変速機構19が浸されることは、両可変
プーリ15、17以外に無端ベルト18が油面に無段変
速機構19が浸されることとなり、両可変プーリ15、
17及び無端ベルト18が油面を激しく攪拌して、両可
変プーリ15、17及び無端ベルト18の駆動抵抗によ
る出力損失、油温の上昇等の不具合を招くため好ましく
ないが、上記装置においては無段変速機構19が入力軸
4及び出力軸20の上方で左右対称的に配置されている
ので、とくに無段変速機構19の無端ベルト18が油面
に浸ってその油面を攪拌することはない。
【0016】従って、第3ケーシング部分103の底部
における油溜りの油面高さを上昇させることができて、
歯車13、22と第3ケーシング部分103の底部との
上下間隙を小さくすることが可能となり、軸方向縦断面
が略三角形である第3ケーシング部分103の縦断面積
を最小として、変速ケーシング10のうち第3ケーシン
グ部分103を部分的に小型化することが可能となるの
で、この面からも車両への搭載が比較的容易となると共
に、車両に搭載されたその部分の地上高を大きくするこ
とができる長所もある。
【0017】さらに、駆動軸23がエンジン側から中空
伝動軸3及び中空入力軸4内を挿通するように延びて、
入力軸4から変速ケーシング10内へ突出した駆動軸2
3の先端部にオイルポンプ24が配置されており、しか
も、無段変速機構19が入力軸4の上方に配置されてい
るので、オイルポンプ24は無段変速機構19の直下に
形成された空間内に配置することができて、オイルポン
プ24を設置するための軸方向空間を、例えばトルクコ
ンバータ1と遊星歯車機構5との間にとくに設ける必要
がなく、また、オイルポンプ24が変速ケーシング10
内に設置されているので、オイルポンプを変速ケーシン
グ外に配置して、変速ケーシングの全長を小さくしたも
のと比較し、車両搭載に関する空間上の制限、あるい
は、他の搭載物からの制約を低減させることができて、
車両用のベルト式無段変速機として特に好適である。
【0018】次に、図3に示す実施形態例では、入力軸
4と同軸上に配置された出力軸20に対し、第2軸12
及び第3軸16がそれぞれ斜め下方に間隔をおいて出力
軸20と平行で、出力軸20を中心として左右対称とな
るようにそれぞれ回転自在に配置されており、第2軸1
2に取り付けられた可変駆動プーリ15と第3軸16に
取り付けられた可変従動プーリ17との間に無端ベルト
18がかけわたされて、無段変速機構19が形成され、
また、上記実施形態例と同様に、エンジン側から中空伝
動軸及び中空入力軸4内を挿通して、入力軸4から変速
ケーシング10内へ突出した駆動軸23の先端部にオイ
ルポンプ24が配置されている。
【0019】このベルト式無段変速機においても、上記
実施形態例と同様に、第3ケーシング部分103の底部
には油溜まりが存在するが、各可変プーリ15、17と
第3ケーシング部分103底部との上下間隙を十分に確
保して、各可変プーリ15、17や無端ベルト18が油
面に浸ることは防止されており、他方、車両への搭載に
際して第3ケーシング部分103の上方に空間が必要と
される場合等には、第3ケーシング部分103の軸方向
縦断面を略三角形に小型化して、第1ケーシング部分1
01及び第2ケーシング部分102に対し第3ケーシン
グ部分103が下方へコンパクトに配置されているた
め、その搭載が容易となる利点がある。
【0020】また、この実施形態例では、上記実施形態
例と同様に、出力軸20から各可変プーリ15、17外
周縁までの最大距離を前記従来装置の場合より容易に小
さくして、無段変速機構19を収容する第3ケーシング
部分103の外径も小さくすることが可能であって、車
両への搭載が比較的容易となる長所があり、しかも、オ
イルポンプ24は無段変速機構19の直上に形成された
空間内に配置することができて、オイルポンプ24を設
置するための軸方向空間をとくに設ける必要がなく、従
って、オイルポンプ24を変速ケーシング10内に設置
できるばかりでなく、オイルポンプ24の設置により変
速ケーシング10の全長を増大させる必要もないので、
車両用のベルト式無段変速機として好適である。
【0021】なお、上記各実施形態例においては、それ
ぞれ可変プーリが取り付けられた平行な第2軸及び第3
軸が入力軸の左右へほぼ水平に配置されているが、必要
に応じて、この平行な第2軸及び第3軸を含む面を水平
方向から傾斜させ、もしくは、この平行な第2軸及び第
3軸を入力軸から水平方向へずらして上下に配置させる
ことも可能であり、また、入力軸に対して第2軸及び第
3軸を非対称的に配置し、あるいはまた、入力軸と出力
軸との軸心を適宜ずらし、さらには、上記各変形例を適
宜組み合わせるようにしても、それぞれ上記各実施形態
例と同様な作用効果を奏することができるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるベルト式無段変速機で
は、可変駆動プーリが取り付けられた第2軸及び可変従
動プーリが取り付けられた第3軸が、入力軸とそれぞれ
間隔をおいて平行に配置され、入力軸と第2軸及び第3
軸のいずれもが同軸上に配置されていないため、入力軸
をふくめた変速機構全体を容易に小さくすることができ
るので、ベルト式無段変速機をコンパクトに構成するこ
とができて、とくに車両用としての利点が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略上面図。
【図2】上記実施形態例の要部後面図。
【図3】本発明の他の実施形態例における要部後面図。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 3 伝動軸 4 入力軸 5 遊星歯車機構 8 前進用湿式クラッチ 10 変速ケーシング 11 後進用湿式ブレーキ 12 第2軸 15 可変駆動プーリ 16 第3軸 17 可変従動プーリ 18 無端ベルト 19 無段変速機構 20 出力軸 23 駆動軸 24 オイルポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸、同入力軸と間隔をおいて平行に
    配置され歯車列により上記入力軸と連動する第2軸、同
    第2軸に取り付けられた可変駆動プーリ、上記入力軸及
    び上記第2軸とそれぞれ間隔をおいて平行に配置された
    第3軸、同第3軸に取り付けられた可変従動プーリ、及
    び、上記両可変プーリ間にかけわたされた無端ベルトを
    有するベルト式無段変速機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2軸及び上記
    第3軸が上記入力軸の上方または下方に配置されたベル
    ト式無段変速機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    第2軸及び上記第3軸が上記入力軸を中心としてほぼ対
    称に配置されたベルト式無段変速機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、全体を収容するケーシングを有し、同ケーシングの
    うち上記両可変プーリを収容する部分の軸方向縦断面が
    略三角形であるベルト式無段変速機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、上記入力軸が中空に形成され、エンジン側に連結さ
    れて上記入力軸内を回動自在に挿通する駆動軸と、上記
    入力軸から突出した上記駆動軸の先端に配置されたオイ
    ルポンプとを有するベルト式無段変速機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記オイルポンプが
    ケーシング内に配置されたベルト式無段変速機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかにおい
    て、上記入力軸はエンジン側からトルクコンバータまた
    はロックアップクラッチと前後進切換え機構としての遊
    星歯車機構とを介して回転力が伝達されるベルト式無段
    変速機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080582A (ja) * 2009-09-08 2011-04-21 Honda Motor Co Ltd 無段変速機
JP2020139592A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 ダイハツ工業株式会社 変速機
JP2020139595A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 ダイハツ工業株式会社 変速機
JP2021008907A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 ダイハツ工業株式会社 変速機
JP2021085517A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 ダイハツ工業株式会社 変速機

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