JPH0980072A - 加速度計 - Google Patents
加速度計Info
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- JPH0980072A JPH0980072A JP23551595A JP23551595A JPH0980072A JP H0980072 A JPH0980072 A JP H0980072A JP 23551595 A JP23551595 A JP 23551595A JP 23551595 A JP23551595 A JP 23551595A JP H0980072 A JPH0980072 A JP H0980072A
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Landscapes
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度変化によってスケールファクタが変動す
ることがなく常に正確な加速度を検出することが可能な
加速度計を提供することを目的とする。 【解決手段】 トルカを構成する基台10に温度抵抗素
子120が設けられ、トルカの温度変化は温度抵抗素子
120の抵抗値の変化として検出される。演算増幅回路
は温度抵抗素子120と付加抵抗121とを含み、トル
カコイル34A、34Bに供給する電流iを入力して電
圧信号V0 を検出加速度として出力する。付加抵抗12
1の抵抗値は次のように次の式によって設定される。 b=〔(R10+R2 )/R2 〕a ここに、bは温度抵抗素子120の温度係数、R10は常
温における温度抵抗素子の抵抗値、R2 は付加抵抗12
1の抵抗値、aはトルカのトルカ定数の温度係数、ΔT
は常温からの温度偏差である。
ることがなく常に正確な加速度を検出することが可能な
加速度計を提供することを目的とする。 【解決手段】 トルカを構成する基台10に温度抵抗素
子120が設けられ、トルカの温度変化は温度抵抗素子
120の抵抗値の変化として検出される。演算増幅回路
は温度抵抗素子120と付加抵抗121とを含み、トル
カコイル34A、34Bに供給する電流iを入力して電
圧信号V0 を検出加速度として出力する。付加抵抗12
1の抵抗値は次のように次の式によって設定される。 b=〔(R10+R2 )/R2 〕a ここに、bは温度抵抗素子120の温度係数、R10は常
温における温度抵抗素子の抵抗値、R2 は付加抵抗12
1の抵抗値、aはトルカのトルカ定数の温度係数、ΔT
は常温からの温度偏差である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度計、特にサ
ーボ型加速度計に関する。
ーボ型加速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に従来の加速度計の例を示
す。加速度計は、第1の基台又はフレーム10と第2の
基台又はフレーム12とを有し、第1のフレーム10の
係合部10eと第2のフレーム12の係合部12eとは
互いに係合し、それによって両フレーム10、12は接
続されている。
す。加速度計は、第1の基台又はフレーム10と第2の
基台又はフレーム12とを有し、第1のフレーム10の
係合部10eと第2のフレーム12の係合部12eとは
互いに係合し、それによって両フレーム10、12は接
続されている。
【0003】加速度計は、更に、第1のフレーム10の
取り付け部10aに押さえ板18を介して適当な締結具
例えばねじ等によって取り付けられた撓み継ぎ手20
と、斯かる撓み継ぎ手20の他端に装着された棒状の振
り子30と、斯かる振り子30に装着された円筒状の1
対のトルカコイル34A、34Bと、斯かるトルカコイ
ル34A、34Bより隔置されて各フレーム10、12
に装着された円板状の1対の永久磁石36A、36B及
び円筒状の1対のポールピース38A、38Bと、振り
子30の先端部にてそれより隔置された発光素子40A
及び受光素子40Bとからなる変位検出装置とを有す
る。
取り付け部10aに押さえ板18を介して適当な締結具
例えばねじ等によって取り付けられた撓み継ぎ手20
と、斯かる撓み継ぎ手20の他端に装着された棒状の振
り子30と、斯かる振り子30に装着された円筒状の1
対のトルカコイル34A、34Bと、斯かるトルカコイ
ル34A、34Bより隔置されて各フレーム10、12
に装着された円板状の1対の永久磁石36A、36B及
び円筒状の1対のポールピース38A、38Bと、振り
子30の先端部にてそれより隔置された発光素子40A
及び受光素子40Bとからなる変位検出装置とを有す
る。
【0004】振り子30の先端部にてそれより隔置され
て1対のストッパ42A、42Bが配置されており、斯
かるストッパ42A、42Bによって振り子30の振幅
が制限される。ストッパ42A、42Bの外面に形成さ
れた雄ねじが第1及び第2のフレーム10、12に形成
された雌ねじに係合するように構成されており、ストッ
パ42A、42Bを回転させることによってストッパ4
2A、42Bはその軸線方向に移動し、それによって振
り子30の振幅を調節することができる。
て1対のストッパ42A、42Bが配置されており、斯
かるストッパ42A、42Bによって振り子30の振幅
が制限される。ストッパ42A、42Bの外面に形成さ
れた雄ねじが第1及び第2のフレーム10、12に形成
された雌ねじに係合するように構成されており、ストッ
パ42A、42Bを回転させることによってストッパ4
2A、42Bはその軸線方向に移動し、それによって振
り子30の振幅を調節することができる。
【0005】第1のフレーム10のフランジ部10bに
は基準面10cが設けられており、また図4に示す如く
孔10dが形成されている。斯かる基準面10cを被測
定物体の対応する基準面に装着し、孔10dに適当な締
結具例えばねじを挿入することによって、加速度計は被
測定物体に装着固定される。
は基準面10cが設けられており、また図4に示す如く
孔10dが形成されている。斯かる基準面10cを被測
定物体の対応する基準面に装着し、孔10dに適当な締
結具例えばねじを挿入することによって、加速度計は被
測定物体に装着固定される。
【0006】第1のフレーム10のフランジ部10bに
は円筒状の端子ケース44が装着され、斯かる端子ケー
ス44には外部端子50A、50Bが取り付けられ、端
子ケース44に形成された開口部44aは蓋54によっ
て閉鎖されるように構成されている。尚、ストッパ42
A、42Bが配置されているねじ孔も外側より接着剤等
によってシールされている。
は円筒状の端子ケース44が装着され、斯かる端子ケー
ス44には外部端子50A、50Bが取り付けられ、端
子ケース44に形成された開口部44aは蓋54によっ
て閉鎖されるように構成されている。尚、ストッパ42
A、42Bが配置されているねじ孔も外側より接着剤等
によってシールされている。
【0007】こうして加速度計の内部は密閉構造となっ
ており、従って、その内部の構成部を組み立てた後、開
口部44aを介して電気的な結線をなし、内部を真空に
し又は不活性ガスにて充填し、蓋54によって斯かる開
口部44aを閉鎖することによって、構成部品の品質を
長期に亘って保持し、加速度計の寿命を長くすることが
できる。
ており、従って、その内部の構成部を組み立てた後、開
口部44aを介して電気的な結線をなし、内部を真空に
し又は不活性ガスにて充填し、蓋54によって斯かる開
口部44aを閉鎖することによって、構成部品の品質を
長期に亘って保持し、加速度計の寿命を長くすることが
できる。
【0008】振り子30と振り子30に装着されたトル
カコイル34A、34Bと撓み継ぎ手20とは第1のフ
レーム10の取り付け部10aにて片持ち支持されてお
り、撓み継ぎ手20には適当な撓み部20aが形成さ
れ、それによって振り子30は斯かる撓み部20aを通
る回転軸線O−O周りに揺動することができる。撓み部
20aは、例えば図4に示すように、撓み継ぎ手20に
矩形の孔20eを形成しその両側の2本の支柱部に薄肉
部を形成するように構成してよい。
カコイル34A、34Bと撓み継ぎ手20とは第1のフ
レーム10の取り付け部10aにて片持ち支持されてお
り、撓み継ぎ手20には適当な撓み部20aが形成さ
れ、それによって振り子30は斯かる撓み部20aを通
る回転軸線O−O周りに揺動することができる。撓み部
20aは、例えば図4に示すように、撓み継ぎ手20に
矩形の孔20eを形成しその両側の2本の支柱部に薄肉
部を形成するように構成してよい。
【0009】第1のフレーム10は電磁軟鉄よりなり、
第1のポールピース38Aから第1の永久磁石36Aを
介して第1のフレーム10まで磁気回路を形成するべく
ヨーク(リターンパス)として機能し、これらは第1の
トルカコイル34Aと共働して第1のトルカを提供す
る。第2のフレーム12は電磁軟鉄よりなり、第2のポ
ールピース38Bから第2の永久磁石36Bを介して第
2のフレーム12まで磁気回路を形成するべくヨーク
(リターンパス)として機能し、これらは第2のトルカ
コイル34Bと共働して第2のトルカを提供する。
第1のポールピース38Aから第1の永久磁石36Aを
介して第1のフレーム10まで磁気回路を形成するべく
ヨーク(リターンパス)として機能し、これらは第1の
トルカコイル34Aと共働して第1のトルカを提供す
る。第2のフレーム12は電磁軟鉄よりなり、第2のポ
ールピース38Bから第2の永久磁石36Bを介して第
2のフレーム12まで磁気回路を形成するべくヨーク
(リターンパス)として機能し、これらは第2のトルカ
コイル34Bと共働して第2のトルカを提供する。
【0010】ここで、図示のように、静止状態に於ける
振り子30の中心軸線に沿った方向をZ軸とし、Z軸に
垂直な方向即ち加速度計の中心軸線X−Xに沿った方向
をX軸とし、X軸及びZ軸の双方に直交する方向をY軸
とする。
振り子30の中心軸線に沿った方向をZ軸とし、Z軸に
垂直な方向即ち加速度計の中心軸線X−Xに沿った方向
をX軸とし、X軸及びZ軸の双方に直交する方向をY軸
とする。
【0011】円筒状のトルカコイル34A、34Bはそ
の中心軸線が加速度計の中心軸線X−Xと整合するよう
に振り子30に装着され、円筒状のポールピース38
A、38Bはその内部に配置されている。
の中心軸線が加速度計の中心軸線X−Xと整合するよう
に振り子30に装着され、円筒状のポールピース38
A、38Bはその内部に配置されている。
【0012】図5及び図6を参照して、本例の加速度計
によって入力加速度αを検出する原理を説明する。図5
に演算増幅回路の例を示す。演算増幅回路は受光素子4
0Bの出力電流iPUを入力して増幅する増幅器110と
トルカコイル34A、34Bとトルカコイル34A、3
4Bに接続された読み取り抵抗111とを有する。トル
カコイル34A、34Bと読み取り抵抗111の接続点
112より加速度計の出力電圧信号V0 が得られる。
によって入力加速度αを検出する原理を説明する。図5
に演算増幅回路の例を示す。演算増幅回路は受光素子4
0Bの出力電流iPUを入力して増幅する増幅器110と
トルカコイル34A、34Bとトルカコイル34A、3
4Bに接続された読み取り抵抗111とを有する。トル
カコイル34A、34Bと読み取り抵抗111の接続点
112より加速度計の出力電圧信号V0 が得られる。
【0013】図6は加速度計における加速度検出の流れ
を示すブロック図である。ブロック101〜108に沿
って説明する。ブロック103、105にてSはラプラ
ス演算子を表す。
を示すブロック図である。ブロック101〜108に沿
って説明する。ブロック103、105にてSはラプラ
ス演算子を表す。
【0014】ブロック101にて、加速度計の中心軸線
X−Xに沿って入力加速度αが作用すると、加速度αは
振り子30に作用する。振り子30のペンデュロシティ
をPとする。次にブロック102、103にて、振り子
30は撓み部20aを通る回転軸線O−O周りに回転
し、その先端部は微小変位する。
X−Xに沿って入力加速度αが作用すると、加速度αは
振り子30に作用する。振り子30のペンデュロシティ
をPとする。次にブロック102、103にて、振り子
30は撓み部20aを通る回転軸線O−O周りに回転
し、その先端部は微小変位する。
【0015】斯かる微小変位量はブロック103に示す
ように、振り子30の慣性モーメントIと撓み部20a
のばね定数kによって決まる。
ように、振り子30の慣性モーメントIと撓み部20a
のばね定数kによって決まる。
【0016】ブロック104にて、振り子30の先端の
変位は変位検出装置によって検出される。振り子30の
先端が変位すると、発光素子40Aによって発光され受
光素子40Bによって受光される光量が変化するから、
受光素子40Bの出力電流が変化する。ブロック104
にて、KPUは変位検出装置のゲインである。
変位は変位検出装置によって検出される。振り子30の
先端が変位すると、発光素子40Aによって発光され受
光素子40Bによって受光される光量が変化するから、
受光素子40Bの出力電流が変化する。ブロック104
にて、KPUは変位検出装置のゲインである。
【0017】こうして変位検出装置の受光素子40Bか
らの出力電流は微小変位を表す。ブロック105、10
6にて、受光素子40Bの出力電流iPUは演算増幅回路
によって処理され、トルカ駆動電流iが得られる。斯か
るトルカ駆動電流iは、ブロック108にて、トルカコ
イル34A、34Bにフィードバックされる。ブロック
108にて、KT はトルカのトルカ定数である。
らの出力電流は微小変位を表す。ブロック105、10
6にて、受光素子40Bの出力電流iPUは演算増幅回路
によって処理され、トルカ駆動電流iが得られる。斯か
るトルカ駆動電流iは、ブロック108にて、トルカコ
イル34A、34Bにフィードバックされる。ブロック
108にて、KT はトルカのトルカ定数である。
【0018】トルカコイル34A、34Bに流れる電流
が変化すると、トルカコイル34A、34B及びポール
ピース38A、38Bを通る磁束密度のため、振り子3
0は撓み部20aを通る回転軸線O−O周りに微小変位
する。加算器102において、入力加速度αによる微小
変位に対して、トルカコイル34A、34Bに流れる電
流iによる微小変位が減算される。トルカコイル34
A、34Bに供給されるトルカ駆動電流iは、振り子3
0の微小変位に比例しているから、振り子30の先端の
変位は零となる。
が変化すると、トルカコイル34A、34B及びポール
ピース38A、38Bを通る磁束密度のため、振り子3
0は撓み部20aを通る回転軸線O−O周りに微小変位
する。加算器102において、入力加速度αによる微小
変位に対して、トルカコイル34A、34Bに流れる電
流iによる微小変位が減算される。トルカコイル34
A、34Bに供給されるトルカ駆動電流iは、振り子3
0の微小変位に比例しているから、振り子30の先端の
変位は零となる。
【0019】振り子30の先端の変位が零となったと
き、トルカコイル34A、34Bに流れる電流iを検出
することによって、入力加速度αを計測することができ
る。ブロック107にて、トルカコイル34A、34B
に流れる電流iは電圧信号V0に変換される。こうして
得られた電圧信号V0 によって、入力角速度αが得られ
る。
き、トルカコイル34A、34Bに流れる電流iを検出
することによって、入力加速度αを計測することができ
る。ブロック107にて、トルカコイル34A、34B
に流れる電流iは電圧信号V0に変換される。こうして
得られた電圧信号V0 によって、入力角速度αが得られ
る。
【0020】以下、演算増幅回路からの出力電圧信号V
0 と入力角速度αの関係を式によって示す。図6のブロ
ック図において、
0 と入力角速度αの関係を式によって示す。図6のブロ
ック図において、
【0021】
【数1】KPU・KA ・KT /(RL +RS )=K K/(K+k)=K1 1/(K+k)=K2
【0022】とおき、電流iについて解くと、
【0023】
【数2】i=K1 ・(IK2 S2 +TD K1 S+1)-1
・(P/KT )α
・(P/KT )α
【0024】となる。ここで、K≫kとなるように、K
PU、KA 、KT 、RL 、RS の値を選ぶと、
PU、KA 、KT 、RL 、RS の値を選ぶと、
【0025】
【数3】i=〔(I/K)S2 +TD S+1〕-1・(P
/KT )α
/KT )α
【0026】電圧信号V0 はトルカ電流iと読み取り抵
抗RS の積だから、V0 =iRS である。
抗RS の積だから、V0 =iRS である。
【0027】
【数4】V0 =〔(I/K)S2 +TD S+1〕-1・
(PRS /KT )α
(PRS /KT )α
【0028】尚、この式は、低周波数領域では、次のよ
うにより簡単に表される。
うにより簡単に表される。
【0029】
【数5】V0 =(PRS /KT )α
【0030】ここに、Pは振り子30のペンデュロシテ
ィ、RS は読み取り抵抗器の抵抗値、KT はトルカ定
数、αは入力加速度である。
ィ、RS は読み取り抵抗器の抵抗値、KT はトルカ定
数、αは入力加速度である。
【0031】数5の式のトルカ定数KT はトルカを構成
する永久磁石36A、36B及びトルカコイル34A、
34Bによって決まる。しかし、永久磁石36A、36
Bの起磁力は周囲の温度変化によって変動する。このた
め、トルカ定数KT は一般にトルカの温度によって変化
し、次のように表される。
する永久磁石36A、36B及びトルカコイル34A、
34Bによって決まる。しかし、永久磁石36A、36
Bの起磁力は周囲の温度変化によって変動する。このた
め、トルカ定数KT は一般にトルカの温度によって変化
し、次のように表される。
【0032】
【数6】KT =KT0(1+aΔT)
【0033】ここに、KT0は常温におけるトルカ定数、
aはトルカ定数の温度係数、ΔTは常温からの温度偏差
である。尚、トルカ定数KT の温度係数aは一般にa<
0である。数6の式を数5の式に代入する。トルカ定数
KT の温度係数aは微小だから、次のような近似式が得
られる。
aはトルカ定数の温度係数、ΔTは常温からの温度偏差
である。尚、トルカ定数KT の温度係数aは一般にa<
0である。数6の式を数5の式に代入する。トルカ定数
KT の温度係数aは微小だから、次のような近似式が得
られる。
【0034】
【数7】V0 =(PRS /KT )α =PRS α/〔KT0(1+aΔT)〕 ≒PRS α(1−aΔT)/KT0
【0035】ここで、入力加速度αに対する出力電圧V
0 の比は加速度計のスケールファクFS と称される。従
って、次のよう表される。
0 の比は加速度計のスケールファクFS と称される。従
って、次のよう表される。
【0036】
【数8】PRS (1−aΔT)/KT0=FS V0 =FS α
【0037】加速度計のスケールファクタFS は数8の
式によって表されるように、温度の関数であり、温度に
よって変化する。従って、温度が変化すると、加速度計
の出力電圧V0 に誤差が生ずる。
式によって表されるように、温度の関数であり、温度に
よって変化する。従って、温度が変化すると、加速度計
の出力電圧V0 に誤差が生ずる。
【0038】図7を参照して加速度計の第2の従来例を
説明する。図7は第2の従来例の第1のトルカの部分の
詳細を示す。第2のトルカは第1のトルカと同様な構成
を有し、第1及び第2のトルカ以外の部分は図3及び図
4を参照して説明した加速度計の第1の従来例と同様な
構成を有する。尚、斯かる図7に示した加速度計の詳細
は本願出願人と同一の出願人による特願平1−1355
24号を参照されたい。
説明する。図7は第2の従来例の第1のトルカの部分の
詳細を示す。第2のトルカは第1のトルカと同様な構成
を有し、第1及び第2のトルカ以外の部分は図3及び図
4を参照して説明した加速度計の第1の従来例と同様な
構成を有する。尚、斯かる図7に示した加速度計の詳細
は本願出願人と同一の出願人による特願平1−1355
24号を参照されたい。
【0039】この第2の従来例は、加速度計のスケール
ファクタFS が温度によらず常に一定となるように構成
されている。この例では、ポールピース38Aと第1の
フレーム10(壺形ヨーク)との間の円周方向の間隙G
を通る磁束ΦG が周囲の温度の変化に影響されずに常に
一定となるように構成されている。
ファクタFS が温度によらず常に一定となるように構成
されている。この例では、ポールピース38Aと第1の
フレーム10(壺形ヨーク)との間の円周方向の間隙G
を通る磁束ΦG が周囲の温度の変化に影響されずに常に
一定となるように構成されている。
【0040】図示のように、第1のトルカの中心軸線に
沿って円形断面の整磁合金製のスプール部材60Aが設
けられている。即ち、第1のフレーム10、永久磁石3
6A及びポールピース38Aに貫通孔を設け、斯かる貫
通孔にスプール部材60Aが挿入されている。
沿って円形断面の整磁合金製のスプール部材60Aが設
けられている。即ち、第1のフレーム10、永久磁石3
6A及びポールピース38Aに貫通孔を設け、斯かる貫
通孔にスプール部材60Aが挿入されている。
【0041】スプール部材60Aは中央の径が小さい磁
束補償部60bとその両側の径が大きい磁束導入部60
a、60cとを有し、内側の磁束導入部60aはポール
ピース38A内に配置され、中間の磁束補償部60bは
永久磁石36A内に配置され、外側の磁束導入部60c
は第1のフレーム10(壺形ヨーク)内に配置されてい
る。
束補償部60bとその両側の径が大きい磁束導入部60
a、60cとを有し、内側の磁束導入部60aはポール
ピース38A内に配置され、中間の磁束補償部60bは
永久磁石36A内に配置され、外側の磁束導入部60c
は第1のフレーム10(壺形ヨーク)内に配置されてい
る。
【0042】図7の矢印によって示すように、永久磁石
36Aを通る磁束ΦM は第1のフレーム10(壺形ヨー
ク)を通る磁束ΦG とスプール部材60Aを通る磁束Φ
S とに分割される。磁束補償部60bの径と磁束導入部
60a、60cの径との比を所定の値にすれば、間隙G
を通る磁束ΦG は常に一定になる。
36Aを通る磁束ΦM は第1のフレーム10(壺形ヨー
ク)を通る磁束ΦG とスプール部材60Aを通る磁束Φ
S とに分割される。磁束補償部60bの径と磁束導入部
60a、60cの径との比を所定の値にすれば、間隙G
を通る磁束ΦG は常に一定になる。
【0043】こうして、第1のトルカにスプール部材6
0Aを配置し、磁束補償部60bと磁束導入部60a、
60cの断面積の比を適当な値に設定することによっ
て、ポールピース38Aより間隙Gを通って第1のフレ
ーム10(壺形ヨーク)を通る磁束ΦG が一定となり、
温度変動によるスケールファクタ誤差が除去される。
0Aを配置し、磁束補償部60bと磁束導入部60a、
60cの断面積の比を適当な値に設定することによっ
て、ポールピース38Aより間隙Gを通って第1のフレ
ーム10(壺形ヨーク)を通る磁束ΦG が一定となり、
温度変動によるスケールファクタ誤差が除去される。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の加
速度計では、温度変動によるスケールファクタ誤差を除
去するために、スプール部材60A、60Bを使用して
おり、構造が複雑となり、製造工程が多くなる欠点があ
った。
速度計では、温度変動によるスケールファクタ誤差を除
去するために、スプール部材60A、60Bを使用して
おり、構造が複雑となり、製造工程が多くなる欠点があ
った。
【0045】また斯かる従来の例では、スプール部材6
0A、60Bはポールピース38A及び第1のフレーム
10(壺形ヨーク)又は第2のフレーム12(壺形ヨー
ク)に形成された孔に圧入等によって固定されていた。
即ち、スプール部材60A、60Bの内側の磁束導入部
60aはポールピース38Aの孔に圧入され、外側の磁
束導入部60cは第1のフレーム10又は第2のフレー
ム12の孔に圧入されていた。
0A、60Bはポールピース38A及び第1のフレーム
10(壺形ヨーク)又は第2のフレーム12(壺形ヨー
ク)に形成された孔に圧入等によって固定されていた。
即ち、スプール部材60A、60Bの内側の磁束導入部
60aはポールピース38Aの孔に圧入され、外側の磁
束導入部60cは第1のフレーム10又は第2のフレー
ム12の孔に圧入されていた。
【0046】従って、従来の加速度計では永久磁石36
A、36B、ポールピース38A、38B、フレーム1
0、12(壺形ヨーク)及びスプール部材60A、60
Bを含むトルカを製造し組み立てる作業が困難であっ
た。
A、36B、ポールピース38A、38B、フレーム1
0、12(壺形ヨーク)及びスプール部材60A、60
Bを含むトルカを製造し組み立てる作業が困難であっ
た。
【0047】本発明は、斯かる点に鑑み、周囲の温度変
化によってスケールファクタが変動することがなく常に
正確な加速度を検出することが可能であり、且つ構造が
簡単な加速度計を提供することを目的とする。
化によってスケールファクタが変動することがなく常に
正確な加速度を検出することが可能であり、且つ構造が
簡単な加速度計を提供することを目的とする。
【0048】
【課題を解決するための手段】本発明によると、例えば
図1及び図2に示すように、基台と、上記基台に装着さ
れた可撓継手と、上記可撓継手の一端に取り付けられた
振り子と、上記基台に対する上記振り子の変位を検出す
る変位検出装置と、上記変位検出装置によって検出され
た変位に比例したトルクを発生させるトルカと、上記ト
ルカに供給される電流信号を入力して電圧信号を生成す
る演算増幅回路と、を有し、該演算増幅回路より出力さ
れた電圧信号によって加速度を求めるように構成された
加速度計において、上記演算増幅回路は、上記トルカの
トルカ定数aと同極性の温度係数bを有し温度と共に抵
抗値が直線的に変化する抵抗温度素子を含むことを特徴
とする。
図1及び図2に示すように、基台と、上記基台に装着さ
れた可撓継手と、上記可撓継手の一端に取り付けられた
振り子と、上記基台に対する上記振り子の変位を検出す
る変位検出装置と、上記変位検出装置によって検出され
た変位に比例したトルクを発生させるトルカと、上記ト
ルカに供給される電流信号を入力して電圧信号を生成す
る演算増幅回路と、を有し、該演算増幅回路より出力さ
れた電圧信号によって加速度を求めるように構成された
加速度計において、上記演算増幅回路は、上記トルカの
トルカ定数aと同極性の温度係数bを有し温度と共に抵
抗値が直線的に変化する抵抗温度素子を含むことを特徴
とする。
【0049】本発明によると、加速度計において、上記
抵抗温度素子の温度係数bは上記トルカのトルカ定数の
温度係数aに等しく、b=aであることを特徴とする。
また、上記演算増幅回路は上記抵抗温度素子に並列に接
続された付加抵抗を有することを特徴とする。
抵抗温度素子の温度係数bは上記トルカのトルカ定数の
温度係数aに等しく、b=aであることを特徴とする。
また、上記演算増幅回路は上記抵抗温度素子に並列に接
続された付加抵抗を有することを特徴とする。
【0050】本発明によると加速度計において、上記付
加抵抗の抵抗値R2 は次の式に基づいて設定されること
を特徴とする。 b=〔(R10+R2 )/R2 〕a ここに、bは上記抵抗温度素子の温度係数、R10は常温
における上記抵抗温度素子の抵抗値、aは上記トルカの
トルカ定数の温度係数である。
加抵抗の抵抗値R2 は次の式に基づいて設定されること
を特徴とする。 b=〔(R10+R2 )/R2 〕a ここに、bは上記抵抗温度素子の温度係数、R10は常温
における上記抵抗温度素子の抵抗値、aは上記トルカの
トルカ定数の温度係数である。
【0051】
【発明の実施の形態】以下に図1〜図2を参照して本発
明の実施例について説明する。尚、図1〜図2におい
て、図3〜図4の対応する部分には同一の参照符号を付
してその詳細な説明は省略する。
明の実施例について説明する。尚、図1〜図2におい
て、図3〜図4の対応する部分には同一の参照符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0052】本例の加速度計はトルカの温度感度を補償
するための抵抗温度素子120を有する。抵抗温度素子
120は、トルカ定数の温度感度と同極性の温度感度を
有する素子であり、温度と共に直線的に抵抗値が変化す
るように構成されている。
するための抵抗温度素子120を有する。抵抗温度素子
120は、トルカ定数の温度感度と同極性の温度感度を
有する素子であり、温度と共に直線的に抵抗値が変化す
るように構成されている。
【0053】抵抗温度素子120は、トルカの温度に応
答するように適当な位置に配置される。例えば、第1又
は第2のフレーム10、12に孔を設け、斯かる孔に配
置してよい。図1では、第1のフレーム10に設けた孔
内に配置されている。
答するように適当な位置に配置される。例えば、第1又
は第2のフレーム10、12に孔を設け、斯かる孔に配
置してよい。図1では、第1のフレーム10に設けた孔
内に配置されている。
【0054】尚、プリント配線板又はハイブリットIC
上に抵抗温度素子120を配置してもよい。斯かる場
合、抵抗温度素子120を装着したプリント配線板又は
ハイブリットICは、トルカの温度応答と同一の温度応
答を有するように、加速度計の内部の適当な位置に配置
される。
上に抵抗温度素子120を配置してもよい。斯かる場
合、抵抗温度素子120を装着したプリント配線板又は
ハイブリットICは、トルカの温度応答と同一の温度応
答を有するように、加速度計の内部の適当な位置に配置
される。
【0055】本例の加速度計は抵抗温度素子120とそ
れに接続された演算増幅回路以外は図3及び図4に示し
た従来の加速度計の構成と同様な構成であってよい。
れに接続された演算増幅回路以外は図3及び図4に示し
た従来の加速度計の構成と同様な構成であってよい。
【0056】図2を参照して本発明による加速度計に使
用される演算増幅回路の例を説明する。本例の演算増幅
回路は、図5の従来の加速度計の演算増幅回路と比較し
て、読み取り抵抗111の代わりに抵抗温度素子120
及び付加抵抗121が配置されている点が異なる。
用される演算増幅回路の例を説明する。本例の演算増幅
回路は、図5の従来の加速度計の演算増幅回路と比較し
て、読み取り抵抗111の代わりに抵抗温度素子120
及び付加抵抗121が配置されている点が異なる。
【0057】本例の演算増幅回路は、受光素子40Bの
出力電流iPUを入力して増幅する増幅器110とトルカ
コイル34A、34Bとトルカコイル34A、34Bに
接続された抵抗温度素子120及び付加抵抗121とを
有する。付加抵抗121は抵抗温度素子120に並列に
接続されている。トルカコイル34A、34Bと抵抗温
度素子120の間の接続点112より電圧信号V0 が得
られる。
出力電流iPUを入力して増幅する増幅器110とトルカ
コイル34A、34Bとトルカコイル34A、34Bに
接続された抵抗温度素子120及び付加抵抗121とを
有する。付加抵抗121は抵抗温度素子120に並列に
接続されている。トルカコイル34A、34Bと抵抗温
度素子120の間の接続点112より電圧信号V0 が得
られる。
【0058】本発明の基本原理を説明するために付加抵
抗121を除去して考える。付加抵抗121を除去する
と本例の演算増幅回路は、図5の演算増幅回路と同一と
なる。従って、読み取り抵抗RS の代わりに抵抗温度素
子120の抵抗値R1 に置き換えれば、数1の式〜数8
の式の議論が成り立つ。
抗121を除去して考える。付加抵抗121を除去する
と本例の演算増幅回路は、図5の演算増幅回路と同一と
なる。従って、読み取り抵抗RS の代わりに抵抗温度素
子120の抵抗値R1 に置き換えれば、数1の式〜数8
の式の議論が成り立つ。
【0059】加速度計の出力電圧V0 はトルカ電流iと
抵抗温度素子120の抵抗値R1 の積である。従って次
のように表される。
抵抗温度素子120の抵抗値R1 の積である。従って次
のように表される。
【0060】
【数9】V0 =i・R1
【0061】数7の式において、RS の代わりにR1 と
おくと次の式が得られる。
おくと次の式が得られる。
【0062】
【数10】V0 =PR1 α(1−aΔT)/KT0
【0063】ここに、Pは振り子30のペンデュロシテ
ィ、αは入力加速度、KT0は常温におけるトルカ定数、
a(<0)はトルカ定数KT の温度係数、ΔTは常温か
らの温度偏差である。
ィ、αは入力加速度、KT0は常温におけるトルカ定数、
a(<0)はトルカ定数KT の温度係数、ΔTは常温か
らの温度偏差である。
【0064】抵抗温度素子120の抵抗R1 の温度特性
が次の式のように表されるものとする。
が次の式のように表されるものとする。
【0065】
【数11】R1 =R10(1+bΔT)
【0066】ここに、R10は常温における抵抗温度素子
120の抵抗値、bは抵抗温度素子120の抵抗値の温
度係数、ΔTは常温からの温度偏差である。
120の抵抗値、bは抵抗温度素子120の抵抗値の温
度係数、ΔTは常温からの温度偏差である。
【0067】この式を数10の式に代入して変形する。
【0068】
【数12】 V0 =PR10α(1−aΔT)(1+bΔT)/KT0 ≒PR10α〔1+(b−a)ΔT〕/KT0
【0069】従って、b=aなら、V0 =PR10α/K
T0となり、加速度計の出力電圧V0は温度と無関係に一
定となる。一般に、トルカ定数KT の温度係数aと絶対
値が等しく極性が同一である温度係数bを有する抵抗温
度素子120を使用することによって、トルカの温度感
度を補償することができる。
T0となり、加速度計の出力電圧V0は温度と無関係に一
定となる。一般に、トルカ定数KT の温度係数aと絶対
値が等しく極性が同一である温度係数bを有する抵抗温
度素子120を使用することによって、トルカの温度感
度を補償することができる。
【0070】しかしながら、一般にトルカ定数KT の温
度係数aに等しい温度係数bを有する抵抗温度素子12
0を入手することは困難である。そこで、本例では図2
に示すように、抵抗温度素子120と並列に付加抵抗1
21を接続する。それによって、以下に説明するよう
に、トルカ定数KT の温度係数aと等しくない温度係数
bを有する抵抗温度素子120でも、トルカの温度感度
を補償することができる。
度係数aに等しい温度係数bを有する抵抗温度素子12
0を入手することは困難である。そこで、本例では図2
に示すように、抵抗温度素子120と並列に付加抵抗1
21を接続する。それによって、以下に説明するよう
に、トルカ定数KT の温度係数aと等しくない温度係数
bを有する抵抗温度素子120でも、トルカの温度感度
を補償することができる。
【0071】図2に示す演算増幅回路における加速度計
の出力電圧V0 は次のように表される。
の出力電圧V0 は次のように表される。
【0072】
【数13】V0 =i・R1 R2 /(R1 +R2 )
【0073】ここに、R1 は抵抗温度素子120の抵抗
値、R2 は付加抵抗121の抵抗値である。ここで、電
流iをi=i0 (1+aΔT)とおき、抵抗値R1 を数
11の式で表すと、次の式が得られる。
値、R2 は付加抵抗121の抵抗値である。ここで、電
流iをi=i0 (1+aΔT)とおき、抵抗値R1 を数
11の式で表すと、次の式が得られる。
【0074】
【数14】V0 =i0 R2 R10(1+bΔT)(1−a
ΔT)/〔R2 +R10(1+bΔT)〕
ΔT)/〔R2 +R10(1+bΔT)〕
【0075】この式の右辺をΔTでテーラー展開すると
次のように近似することができる。尚、f=R2 /(R
2 +R10)とおく。
次のように近似することができる。尚、f=R2 /(R
2 +R10)とおく。
【0076】
【数15】 V0 =fi0 R10〔1+(−a+fb)ΔT〕
【0077】従って、−a+fb=0であれば、加速度
計の出力電圧V0 は温度変化に依らず一定となる。即
ち、
計の出力電圧V0 は温度変化に依らず一定となる。即
ち、
【0078】
【数16】a/b=R2 /(R2 +R10)
【0079】こうして本例によれば、数16の式を満た
すように付加抵抗121の抵抗値R 2 を設定すればよ
い。即ち、任意の抵抗温度係数bを有する抵抗温度素子
120を用いても、加速度計のスケールファクタの温度
感度をゼロとすることができる。
すように付加抵抗121の抵抗値R 2 を設定すればよ
い。即ち、任意の抵抗温度係数bを有する抵抗温度素子
120を用いても、加速度計のスケールファクタの温度
感度をゼロとすることができる。
【0080】数16の式を満たす場合、加速度計の出力
電圧V0 は次のように表される。
電圧V0 は次のように表される。
【0081】
【数17】V0 =(a/b)i0 R10=i0 R2 R10/
(R2 +R10)
(R2 +R10)
【0082】本例によると、抵抗温度素子120の抵抗
値R1 は数11の式によって表されるように、温度変化
によってその抵抗値R1 は直線的に変化し、斯かる抵抗
R1の温度係数bは数16の式を充たすように選択され
る。数16の式に示されるように、温度抵抗素子120
の抵抗値R1 の温度係数bの極性は、トルカ定数KTの
温度係数aの極性と同一である。
値R1 は数11の式によって表されるように、温度変化
によってその抵抗値R1 は直線的に変化し、斯かる抵抗
R1の温度係数bは数16の式を充たすように選択され
る。数16の式に示されるように、温度抵抗素子120
の抵抗値R1 の温度係数bの極性は、トルカ定数KTの
温度係数aの極性と同一である。
【0083】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0084】
【発明の効果】本発明の加速度計によると、温度抵抗素
子120を設け、斯かる温度抵抗素子120の温度係数
bをトルカ定数KT の温度係数aに等しくすることによ
って、トルカの温度感度を補償することができるから、
温度変化の影響を受けることなく、正確な加速度を検出
することができる利点を有する。
子120を設け、斯かる温度抵抗素子120の温度係数
bをトルカ定数KT の温度係数aに等しくすることによ
って、トルカの温度感度を補償することができるから、
温度変化の影響を受けることなく、正確な加速度を検出
することができる利点を有する。
【0085】本発明の加速度計によると、温度抵抗素子
120の温度係数bがトルカ定数K T の温度係数aに等
しくなくとも、抵抗温度素子に対して付加抵抗を設ける
ことによってトルカの温度感度を補償することができる
から、温度変化の影響を受けなることなく、正確な加速
度を検出することができる利点を有する。
120の温度係数bがトルカ定数K T の温度係数aに等
しくなくとも、抵抗温度素子に対して付加抵抗を設ける
ことによってトルカの温度感度を補償することができる
から、温度変化の影響を受けなることなく、正確な加速
度を検出することができる利点を有する。
【0086】本発明の加速度計では、抵抗温度素子と付
加抵抗とを設けることによって、機械的構成を変化させ
ることなく、温度変化に起因するスケールファクタ誤差
を除去することができる利点がある。
加抵抗とを設けることによって、機械的構成を変化させ
ることなく、温度変化に起因するスケールファクタ誤差
を除去することができる利点がある。
【0087】本発明の加速度計では、加速度計毎にスケ
ールファクタの温度感度が異なっても、抵抗温度素子の
抵抗値と付加抵抗の抵抗値を選択するだけで、簡単にス
ケールファクタ誤差を除去することができる利点があ
る。
ールファクタの温度感度が異なっても、抵抗温度素子の
抵抗値と付加抵抗の抵抗値を選択するだけで、簡単にス
ケールファクタ誤差を除去することができる利点があ
る。
【図1】本発明の加速度計の例を示す断面図である。
【図2】本発明の加速度計の演算増幅回路の例を示す断
面図である。
面図である。
【図3】従来の加速度計の例の内部を示す平面図であ
る。
る。
【図4】従来の加速度計の一部を示す図である。
【図5】従来の加速度計の演算増幅回路を示す図であ
る。
る。
【図6】従来の加速度計の機能ブロック図である。
【図7】従来の加速度計の他の例の一部を示す図であ
る。
る。
10 基台(フレーム) 10a 取り付け部 10b フランジ部 10c 基準面 10d 孔 10e 係合部 12 基台(フレーム) 12e 係合部 18 押さえ板 20 撓み継ぎ手 20a 撓み部 20b 固定部 20d 装着部 20e 孔 30 振り子 34A、34B トルカコイル 36A、36B 永久磁石 38A、38B ポールピース 40A 発光素子 40B 受光素子 42A、42B ストッパ 44 端子ケース 44a 開口部 50A、50B 外部端子 54 蓋 60A、60B スプール部材 60a、60c 磁束導入部 60b 磁束補償部 62A、62B ナット 110 増幅器 111 読み取り抵抗 112 接続点 120 抵抗温度素子 121 付加抵抗
Claims (4)
- 【請求項1】 基台と、上記基台に装着された可撓継手
と、上記可撓継手の一端に取り付けられた振り子と、上
記基台に対する上記振り子の変位を検出する変位検出装
置と、上記変位検出装置によって検出された変位に比例
したトルクを発生させるトルカと、上記トルカに供給さ
れる電流信号を入力して電圧信号を生成する演算増幅回
路と、を有し、該演算増幅回路より出力された電圧信号
によって加速度を求めるように構成された加速度計にお
いて、 上記演算増幅回路は、上記トルカのトルカ定数aと同極
性の温度係数bを有し温度と共に抵抗値が直線的に変化
する抵抗温度素子を含むことを特徴とする加速度計。 - 【請求項2】 請求項1記載の加速度計において、上記
抵抗温度素子の温度係数bは上記トルカのトルカ定数の
温度係数aに等しく、b=aであることを特徴とする加
速度計。 - 【請求項3】 請求項1記載の加速度計において、上記
演算増幅回路は上記抵抗温度素子に並列に接続された付
加抵抗を有することを特徴とする加速度計。 - 【請求項4】 請求項3記載の加速度計において、上記
付加抵抗の抵抗値R2 は次の式に基づいて設定されるこ
とを特徴とする加速度計。 b=〔(R10+R2 )/R2 〕a ここに、bは上記抵抗温度素子の温度係数、R10は常温
における上記抵抗温度素子の抵抗値、aは上記トルカの
トルカ定数の温度係数である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23551595A JPH0980072A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 加速度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23551595A JPH0980072A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 加速度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0980072A true JPH0980072A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16987135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23551595A Pending JPH0980072A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 加速度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0980072A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115856354A (zh) * | 2022-11-11 | 2023-03-28 | 中国航空工业集团公司西安飞行自动控制研究所 | 一种挠性加速度计限位调节及检测系统和方法 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP23551595A patent/JPH0980072A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115856354A (zh) * | 2022-11-11 | 2023-03-28 | 中国航空工业集团公司西安飞行自动控制研究所 | 一种挠性加速度计限位调节及检测系统和方法 |
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