JPH0980105A - クランプセンサの結線判定方法 - Google Patents
クランプセンサの結線判定方法Info
- Publication number
- JPH0980105A JPH0980105A JP7259217A JP25921795A JPH0980105A JP H0980105 A JPH0980105 A JP H0980105A JP 7259217 A JP7259217 A JP 7259217A JP 25921795 A JP25921795 A JP 25921795A JP H0980105 A JPH0980105 A JP H0980105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fundamental wave
- clamp sensor
- voltage
- current
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でありながら、ノイズや波形歪み
により影響されることなく、被測定電路に対するクラン
プセンサの結線状態の正誤を正確に判定し得るようにす
る。 【解決手段】 被測定電路をクランプセンサにて把持し
て電流を検出するにあたって、その電流位相と電圧位相
との関係からクランプセンサの被測定電路に対する結線
方向の正誤を判定するクランプセンサの結線判定方法に
おいて、電圧信号が入力される電圧入力部10および同
電圧信号からその基本波を抽出して出力する第1基本波
出力部30と、クランプセンサにより電圧に変換されて
検出された電流信号が入力される電流入力部20および
同電流信号からその基本波を抽出して出力する第2基本
波出力部40と、第1および第2基本波出力部30,4
0から出力される各基本波を乗算して有効電力を算出す
る乗算部50とを備え、有効電力≧0のとき被測定電路
に対するクランプセンサの結線状態を「正」とし、それ
以外の場合には被測定電路に対するクランプセンサの結
線状態を「誤」と判定する。
により影響されることなく、被測定電路に対するクラン
プセンサの結線状態の正誤を正確に判定し得るようにす
る。 【解決手段】 被測定電路をクランプセンサにて把持し
て電流を検出するにあたって、その電流位相と電圧位相
との関係からクランプセンサの被測定電路に対する結線
方向の正誤を判定するクランプセンサの結線判定方法に
おいて、電圧信号が入力される電圧入力部10および同
電圧信号からその基本波を抽出して出力する第1基本波
出力部30と、クランプセンサにより電圧に変換されて
検出された電流信号が入力される電流入力部20および
同電流信号からその基本波を抽出して出力する第2基本
波出力部40と、第1および第2基本波出力部30,4
0から出力される各基本波を乗算して有効電力を算出す
る乗算部50とを備え、有効電力≧0のとき被測定電路
に対するクランプセンサの結線状態を「正」とし、それ
以外の場合には被測定電路に対するクランプセンサの結
線状態を「誤」と判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクランプセンサの結
線判定方法に関し、さらに詳しく言えば、クランプセン
サと電圧センサとを用いて有効電力などを測定するにあ
たって、その電流位相と電圧位相との関係からクランプ
センサの被測定電路に対する結線方向の正誤を判定する
クランプセンサの結線判定方法に関するものである。
線判定方法に関し、さらに詳しく言えば、クランプセン
サと電圧センサとを用いて有効電力などを測定するにあ
たって、その電流位相と電圧位相との関係からクランプ
センサの被測定電路に対する結線方向の正誤を判定する
クランプセンサの結線判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クランプセンサは開閉可能な一対の磁気
コアよりなるクランプ部を有し、これを開いて被測定電
路を同磁気コア内部に挿通(把持)することにより、活
線状態のままでその電流を検出することができる電圧出
力型電流センサの一種として知られている。
コアよりなるクランプ部を有し、これを開いて被測定電
路を同磁気コア内部に挿通(把持)することにより、活
線状態のままでその電流を検出することができる電圧出
力型電流センサの一種として知られている。
【0003】このクランプセンサを例えば単相2線の活
線電路に上記のように磁気コアを開いて接続(結線)す
る場合、その活線電路に対するクランプ部の接続方向を
反対にすると、同クランプセンサの出力の位相は、同活
線電路の電圧に対して+180°となる。したがって、
例えば電力測定や高調波測定など位相が問題とされる測
定においては、クランプの誤接続がそのまま測定結果に
影響をおよぼすことになる。
線電路に上記のように磁気コアを開いて接続(結線)す
る場合、その活線電路に対するクランプ部の接続方向を
反対にすると、同クランプセンサの出力の位相は、同活
線電路の電圧に対して+180°となる。したがって、
例えば電力測定や高調波測定など位相が問題とされる測
定においては、クランプの誤接続がそのまま測定結果に
影響をおよぼすことになる。
【0004】そこで、従来では例えば図4に示されてい
る構成により、被測定電路に対するクランプセンサの結
線状態の正誤を判定するようにしている。これによる
と、一方の入力チャンネルch1に電圧信号が入力さ
れ、他方の入力チャンネルch2にクランプセンサから
の電流信号が入力される。なお、実際にはクランプセン
サからは電流信号が電圧に変換されて出力されるが、こ
こでは便宜上電流信号として説明する。
る構成により、被測定電路に対するクランプセンサの結
線状態の正誤を判定するようにしている。これによる
と、一方の入力チャンネルch1に電圧信号が入力さ
れ、他方の入力チャンネルch2にクランプセンサから
の電流信号が入力される。なお、実際にはクランプセン
サからは電流信号が電圧に変換されて出力されるが、こ
こでは便宜上電流信号として説明する。
【0005】電圧信号および電流信号はアンプ1a,2
aにてそれぞれ所定に増幅された後、ピーク検出部1
b,2bに入力される。そして、このピーク検出部1
b,2bにおいて、電圧信号および電流信号の各ピーク
値を示す時間が計測され、次段のピーク時間差検出部3
で電圧・電流の時間差が算出される。
aにてそれぞれ所定に増幅された後、ピーク検出部1
b,2bに入力される。そして、このピーク検出部1
b,2bにおいて、電圧信号および電流信号の各ピーク
値を示す時間が計測され、次段のピーク時間差検出部3
で電圧・電流の時間差が算出される。
【0006】これと並行して、周期検出部4にてアンプ
1a,2aを通過した電圧波形もしくは電流波形からそ
の1周期が検出される。この周期検出部4の出力(1周
期信号)はピーク時間差検出部3からの出力(時間差信
号)とともに位相角検出部5に入力され、同位相角検出
部5により電圧と電流のずれがその位相角として算出さ
れる。
1a,2aを通過した電圧波形もしくは電流波形からそ
の1周期が検出される。この周期検出部4の出力(1周
期信号)はピーク時間差検出部3からの出力(時間差信
号)とともに位相角検出部5に入力され、同位相角検出
部5により電圧と電流のずれがその位相角として算出さ
れる。
【0007】この位相角はCPUなどからなる判定部6
に送られ、ここで被測定電路に対するクランプセンサの
結線状態の正誤が判定される。すなわち、その位相角θ
が −90°≦θ≦+90° の範囲内であるならば、正しい結線状態と判定される。
に送られ、ここで被測定電路に対するクランプセンサの
結線状態の正誤が判定される。すなわち、その位相角θ
が −90°≦θ≦+90° の範囲内であるならば、正しい結線状態と判定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例によれば、
電圧波形や電流波形にノイズや歪みがなく、正確にそれ
らのピーク値がとれる場合には精度的に問題はないが、
電圧波形や電流波形にノイズが重畳されていたり、イン
バータ電流波形や歪み波形の場合には、正確にピーク値
をとれないことがあり、結線判定を誤るおそれがある。
また、構成的にも比較的多くの部品を必要としている。
電圧波形や電流波形にノイズや歪みがなく、正確にそれ
らのピーク値がとれる場合には精度的に問題はないが、
電圧波形や電流波形にノイズが重畳されていたり、イン
バータ電流波形や歪み波形の場合には、正確にピーク値
をとれないことがあり、結線判定を誤るおそれがある。
また、構成的にも比較的多くの部品を必要としている。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、その目的は、簡単な構成であ
りながら、ノイズや波形歪みにより影響されることな
く、被測定電路に対するクランプセンサの結線状態の正
誤を正確に判定することができるようにしたクランプセ
ンサの結線判定方法を提供することにある。
るためになされたもので、その目的は、簡単な構成であ
りながら、ノイズや波形歪みにより影響されることな
く、被測定電路に対するクランプセンサの結線状態の正
誤を正確に判定することができるようにしたクランプセ
ンサの結線判定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、被測定電路をクランプセ
ンサにて把持して電流を検出するにあたって、その電流
位相と電圧位相との関係からクランプセンサの被測定電
路に対する結線方向の正誤を判定するクランプセンサの
結線判定方法において、所定の電圧センサにて検出され
た電圧信号が入力される電圧入力部および同電圧信号か
らその基本波を抽出して出力する第1基本波出力部と、
上記クランプセンサにより電圧に変換されて検出された
電流信号が入力される電流入力部および同電流信号から
その基本波を抽出して出力する第2基本波出力部と、上
記第1および第2基本波出力部から出力される各基本波
を乗算して有効電力を算出する乗算部とを備え、上記有
効電力≧0のとき上記被測定電路に対する上記クランプ
センサの結線状態を「正」とし、それ以外の場合には上
記被測定電路に対する上記クランプセンサの結線状態を
「誤」と判定することを特徴としている。
め、請求項1に記載の発明は、被測定電路をクランプセ
ンサにて把持して電流を検出するにあたって、その電流
位相と電圧位相との関係からクランプセンサの被測定電
路に対する結線方向の正誤を判定するクランプセンサの
結線判定方法において、所定の電圧センサにて検出され
た電圧信号が入力される電圧入力部および同電圧信号か
らその基本波を抽出して出力する第1基本波出力部と、
上記クランプセンサにより電圧に変換されて検出された
電流信号が入力される電流入力部および同電流信号から
その基本波を抽出して出力する第2基本波出力部と、上
記第1および第2基本波出力部から出力される各基本波
を乗算して有効電力を算出する乗算部とを備え、上記有
効電力≧0のとき上記被測定電路に対する上記クランプ
センサの結線状態を「正」とし、それ以外の場合には上
記被測定電路に対する上記クランプセンサの結線状態を
「誤」と判定することを特徴としている。
【0011】このように、電圧信号および電流信号から
各基本波を抽出するとともに、その各基本波を乗算して
有効電力を求め、その値からクランプセンサの結線状態
を判定するものであるため、従来のようにピーク値に頼
ることなく、クランプセンサの結線状態の正誤を正確に
判定することができる。
各基本波を抽出するとともに、その各基本波を乗算して
有効電力を求め、その値からクランプセンサの結線状態
を判定するものであるため、従来のようにピーク値に頼
ることなく、クランプセンサの結線状態の正誤を正確に
判定することができる。
【0012】この場合において、請求項2の発明は、上
記第1および第2基本波出力部は、それぞれ基本波のみ
を通過させるバンドパスフィルタからなることを特徴と
している。また、請求項3の発明では、上記電圧入力部
および上記電流入力部はそれぞれA/D変換器を含み、
上記第1および第2基本波出力部の各々は上記各A/D
変換器により変換されたディジタルデータからその基本
波の実効値と位相を算出するFFT演算手段を備えてい
ることを特徴している。
記第1および第2基本波出力部は、それぞれ基本波のみ
を通過させるバンドパスフィルタからなることを特徴と
している。また、請求項3の発明では、上記電圧入力部
および上記電流入力部はそれぞれA/D変換器を含み、
上記第1および第2基本波出力部の各々は上記各A/D
変換器により変換されたディジタルデータからその基本
波の実効値と位相を算出するFFT演算手段を備えてい
ることを特徴している。
【0013】このように、本発明によれば、ハード的に
もソフト的にも電圧波形および電流波形からその各基本
波を抽出することができる。また、従来例に比べて周期
検出部や位相角検出部などが不要となるため、構成的に
も有利である。なお、FFT演算手段により基本波の実
効値と位相を得る場合には、請求項4に記載されている
ように、電圧入力と上記電流入力との位相差をθとし
て、cosθ≧0か否かにより、クランプセンサの結線
状態の正誤を判定するようにしてもよい。
もソフト的にも電圧波形および電流波形からその各基本
波を抽出することができる。また、従来例に比べて周期
検出部や位相角検出部などが不要となるため、構成的に
も有利である。なお、FFT演算手段により基本波の実
効値と位相を得る場合には、請求項4に記載されている
ように、電圧入力と上記電流入力との位相差をθとし
て、cosθ≧0か否かにより、クランプセンサの結線
状態の正誤を判定するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するうえで、その実施の形態について具体的に
説明する。
よく理解するうえで、その実施の形態について具体的に
説明する。
【0015】本発明は基本的には図1に示されているよ
うに、電圧入力部10および電流入力部20と、電圧入
力部10の電圧信号からその基本波を抽出して出力する
第1基本波出力部30と、電流入力部20の電流信号か
らその基本波を抽出して出力する第2基本波出力部40
と、その各基本波を乗算して有効電力値を算出する乗算
部50と、その有効電力値からクランプセンサの結線状
態の正誤を判定する結線判定部60とを備えている。
うに、電圧入力部10および電流入力部20と、電圧入
力部10の電圧信号からその基本波を抽出して出力する
第1基本波出力部30と、電流入力部20の電流信号か
らその基本波を抽出して出力する第2基本波出力部40
と、その各基本波を乗算して有効電力値を算出する乗算
部50と、その有効電力値からクランプセンサの結線状
態の正誤を判定する結線判定部60とを備えている。
【0016】電圧入力部10には、その入力チャンネル
ch1より図示しない所定の電圧センサを介して被測定
電路の電圧信号が入力される。また、電流入力部20に
は、その入力チャンネルch2より図示しないクランプ
センサにて検出された被測定電路の電流信号が入力され
る。なお、クランプセンサは電圧出力型であるため、実
際には電流信号は電圧に変換されて入力チャンネルch
2に入力されるが、説明の便宜上、電流信号のままとし
て扱うことにする。
ch1より図示しない所定の電圧センサを介して被測定
電路の電圧信号が入力される。また、電流入力部20に
は、その入力チャンネルch2より図示しないクランプ
センサにて検出された被測定電路の電流信号が入力され
る。なお、クランプセンサは電圧出力型であるため、実
際には電流信号は電圧に変換されて入力チャンネルch
2に入力されるが、説明の便宜上、電流信号のままとし
て扱うことにする。
【0017】図2には、電圧信号および電流信号をディ
ジタル的に処理する場合の回路例が示されている。すな
わち、この例によると電圧入力部10および電流入力部
20は、ともにその各入力信号を所定に増幅するアンプ
11,21と、同アンプ11,21にて増幅された各入
力信号をそれぞれディジタルデータに変換するA/D変
換器12,22とを備える。
ジタル的に処理する場合の回路例が示されている。すな
わち、この例によると電圧入力部10および電流入力部
20は、ともにその各入力信号を所定に増幅するアンプ
11,21と、同アンプ11,21にて増幅された各入
力信号をそれぞれディジタルデータに変換するA/D変
換器12,22とを備える。
【0018】これに関連して、第1基本波出力部30お
よび第2基本波出力部40は、FFT(高速フーリエ変
換)演算部31,41により構成される。この各FFT
演算部31,41において、A/D変換器12,22か
らのディジタルデータに基づいて、電圧信号と電流信号
の基本波の実効値とその位相が算出される。
よび第2基本波出力部40は、FFT(高速フーリエ変
換)演算部31,41により構成される。この各FFT
演算部31,41において、A/D変換器12,22か
らのディジタルデータに基づいて、電圧信号と電流信号
の基本波の実効値とその位相が算出される。
【0019】そして、次段の乗算部50で、その基本波
の実効値と位相から有効電力値Pが求められる。すなわ
ち、この乗算部50においては、電圧の実効値をV、ク
ランプセンサにより検出された電流の実効値をI、そし
て電圧入力に対する電流入力の位相差をθとして、V×
I×cosθなる演算が行なわれ、有効電力値Pが算出
される。
の実効値と位相から有効電力値Pが求められる。すなわ
ち、この乗算部50においては、電圧の実効値をV、ク
ランプセンサにより検出された電流の実効値をI、そし
て電圧入力に対する電流入力の位相差をθとして、V×
I×cosθなる演算が行なわれ、有効電力値Pが算出
される。
【0020】そして、この有効電力値Pは最終段の結線
判定部60に送られ、ここで基準値としての「0」と比
較される。すなわち、結線判定部60において、P≧0
の条件が満足されていれば、被測定電路に対するクラン
プセンサの結線(接続)状態が「正」と判定され、それ
以外の場合、すなわちP<0の場合には「誤」結線と判
定される。なお、誤結線の場合には、例えばブザーやデ
ィスプレイ表示などにて積極的にユーザーに報知するこ
とが好ましい。なお、上記のように有効電力値Pを算出
することなく、より単純にcosθ≧0か否かによりク
ランプセンサの接続状態の正誤を判定することもでき
る。
判定部60に送られ、ここで基準値としての「0」と比
較される。すなわち、結線判定部60において、P≧0
の条件が満足されていれば、被測定電路に対するクラン
プセンサの結線(接続)状態が「正」と判定され、それ
以外の場合、すなわちP<0の場合には「誤」結線と判
定される。なお、誤結線の場合には、例えばブザーやデ
ィスプレイ表示などにて積極的にユーザーに報知するこ
とが好ましい。なお、上記のように有効電力値Pを算出
することなく、より単純にcosθ≧0か否かによりク
ランプセンサの接続状態の正誤を判定することもでき
る。
【0021】これに対して、図3には電圧信号および電
流信号をアナログ的に処理する場合の回路例が示されて
いる。この場合には、電圧入力部10および電流入力部
20ともに、その各入力信号を所定に増幅するアンプ1
1,21からなり、また、第1および第2基本波出力部
30,40には、各入力信号の基本波のみを通過させる
バンドパスフィルタ32,42が用いられる。
流信号をアナログ的に処理する場合の回路例が示されて
いる。この場合には、電圧入力部10および電流入力部
20ともに、その各入力信号を所定に増幅するアンプ1
1,21からなり、また、第1および第2基本波出力部
30,40には、各入力信号の基本波のみを通過させる
バンドパスフィルタ32,42が用いられる。
【0022】各バンドパスフィルタ32,42を通過し
た電圧信号と電流信号の各基本波は、乗算部50として
の掛算器51に入力される。掛算器51は例えば積算回
路と平滑回路などにより構成され、同掛算器51から結
線判定部60に対して有効電力値Pに相当するアナログ
信号が出力される。
た電圧信号と電流信号の各基本波は、乗算部50として
の掛算器51に入力される。掛算器51は例えば積算回
路と平滑回路などにより構成され、同掛算器51から結
線判定部60に対して有効電力値Pに相当するアナログ
信号が出力される。
【0023】結線判定部60はコンパレータ61からな
り、有効電力値Pとしてのアナログ信号はその+側入力
端子に入力される。この場合、同コンパレータ61の−
側入力端子はグランド電位(0電位)に接続されてお
り、したがって、このコンパレータ61において上記デ
ィジタル処理のときと同様に、P≧0かが判定されるこ
とになる。
り、有効電力値Pとしてのアナログ信号はその+側入力
端子に入力される。この場合、同コンパレータ61の−
側入力端子はグランド電位(0電位)に接続されてお
り、したがって、このコンパレータ61において上記デ
ィジタル処理のときと同様に、P≧0かが判定されるこ
とになる。
【0024】なお、本発明はクランプセンサを用いた電
力測定に限定されるものではなく、少なくとも位相が問
題とされる測定、例えば高調波解析における潮流方向、
すなわち被測定負荷に対する高調波の流入、流出方向の
測定などにも適用し得るものである。
力測定に限定されるものではなく、少なくとも位相が問
題とされる測定、例えば高調波解析における潮流方向、
すなわち被測定負荷に対する高調波の流入、流出方向の
測定などにも適用し得るものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が奏される。すなわち、被測定電路をク
ランプセンサにて把持して電流を検出する際、その電流
位相と電圧位相との関係からクランプセンサの被測定電
路に対する結線方向の正誤を判定するにあたって、所定
の電圧センサにて検出された電圧信号が入力される電圧
入力部および同電圧信号からその基本波を抽出して出力
する第1基本波出力部と、クランプセンサにより電圧に
変換されて検出された電流信号が入力される電流入力部
および同電流信号からその基本波を抽出して出力する第
2基本波出力部と、第1および第2基本波出力部から出
力される各基本波を乗算して有効電力を算出する乗算部
とを備え、有効電力≧0のとき被測定電路に対するクラ
ンプセンサの結線状態を「正」とし、それ以外の場合に
は被測定電路に対するクランプセンサの結線状態を
「誤」と判定するようにした請求項1に記載の発明によ
れば、従来のように電圧および電流波形のピーク値に頼
るものでないために、測定波形にノイズが重畳されてい
たり、インバータ電流波形などのようにその波形に歪み
がある場合でも、クランプセンサの結線状態の正誤を正
確に判定することができる。
次のような効果が奏される。すなわち、被測定電路をク
ランプセンサにて把持して電流を検出する際、その電流
位相と電圧位相との関係からクランプセンサの被測定電
路に対する結線方向の正誤を判定するにあたって、所定
の電圧センサにて検出された電圧信号が入力される電圧
入力部および同電圧信号からその基本波を抽出して出力
する第1基本波出力部と、クランプセンサにより電圧に
変換されて検出された電流信号が入力される電流入力部
および同電流信号からその基本波を抽出して出力する第
2基本波出力部と、第1および第2基本波出力部から出
力される各基本波を乗算して有効電力を算出する乗算部
とを備え、有効電力≧0のとき被測定電路に対するクラ
ンプセンサの結線状態を「正」とし、それ以外の場合に
は被測定電路に対するクランプセンサの結線状態を
「誤」と判定するようにした請求項1に記載の発明によ
れば、従来のように電圧および電流波形のピーク値に頼
るものでないために、測定波形にノイズが重畳されてい
たり、インバータ電流波形などのようにその波形に歪み
がある場合でも、クランプセンサの結線状態の正誤を正
確に判定することができる。
【0026】この場合において、第1および第2基本波
出力部をそれぞれ基本波のみを通過させるバンドパスフ
ィルタとした請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、アナログ処理によるものでありながら、構成
をより簡単にできるという効果が奏される。
出力部をそれぞれ基本波のみを通過させるバンドパスフ
ィルタとした請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、アナログ処理によるものでありながら、構成
をより簡単にできるという効果が奏される。
【0027】また、電圧入力部および電流入力部にて入
力信号をそれぞれA/D変換器し、そのディジタルデー
タをFFT演算して各入力信号の基本波の実効値と位相
を算出するようにした請求項3の発明によれば、ソフト
的にも電圧波形および電流波形からその各基本波を抽出
することができ、これによっても従来例に比べて周期検
出部や位相角検出部などが不要となるため、構成的に有
利である。
力信号をそれぞれA/D変換器し、そのディジタルデー
タをFFT演算して各入力信号の基本波の実効値と位相
を算出するようにした請求項3の発明によれば、ソフト
的にも電圧波形および電流波形からその各基本波を抽出
することができ、これによっても従来例に比べて周期検
出部や位相角検出部などが不要となるため、構成的に有
利である。
【0028】さらには、FFT演算手段により求められ
た電圧入力と電流入力との位相差をθとして、cosθ
≧0か否かを判定するようにした請求項4に記載の発明
によれば、有効電力値を算出することなく、きわめて単
純にクランプセンサの接続状態の正誤を判定することが
できる。
た電圧入力と電流入力との位相差をθとして、cosθ
≧0か否かを判定するようにした請求項4に記載の発明
によれば、有効電力値を算出することなく、きわめて単
純にクランプセンサの接続状態の正誤を判定することが
できる。
【図1】本発明の基本的な構成を示したブロック線図。
【図2】本発明のディジタル処理についての一実施例を
示したブロック線図。
示したブロック線図。
【図3】本発明のアナログ処理についての別の実施例を
示したブロック線図。
示したブロック線図。
【図4】従来例を説明するためのブロック線図。
10 電圧入力部 11,21 アンプ 12,22 A/D変換器 20 電流入力部 30 第1基本波出力部 31,41 FFT演算部 32,42 バンドパスフィルタ 50 乗算部 51 掛算器 60 結線判定部 61 コンパレータ
Claims (4)
- 【請求項1】 被測定電路をクランプセンサにて把持し
て電流を検出するにあたって、その電流位相と電圧位相
との関係からクランプセンサの被測定電路に対する結線
方向の正誤を判定するクランプセンサの結線判定方法に
おいて、所定の電圧センサにて検出された電圧信号が入
力される電圧入力部および同電圧信号からその基本波を
抽出して出力する第1基本波出力部と、上記クランプセ
ンサにより電圧に変換されて検出された電流信号が入力
される電流入力部および同電流信号からその基本波を抽
出して出力する第2基本波出力部と、上記第1および第
2基本波出力部から出力される各基本波を乗算して有効
電力を算出する乗算部とを備え、上記有効電力≧0のと
き上記被測定電路に対する上記クランプセンサの結線状
態を「正」とし、それ以外の場合には上記被測定電路に
対する上記クランプセンサの結線状態を「誤」と判定す
ることを特徴とするクランプセンサの結線判定方法。 - 【請求項2】 上記第1および第2基本波出力部は、そ
れぞれ基本波のみを通過させるバンドパスフィルタから
なることを特徴とする請求項1に記載のクランプセンサ
の結線判定方法。 - 【請求項3】 上記電圧入力部および上記電流入力部は
それぞれA/D変換器を含み、上記第1および第2基本
波出力部の各々は上記各A/D変換器により変換された
ディジタルデータからその基本波の実効値と位相を算出
するFFT演算手段を備えていることを特徴とする請求
項1に記載のクランプセンサの結線判定方法。 - 【請求項4】 上記FFT演算手段により求められた上
記電圧入力と上記電流入力との位相差をθとして、co
sθ≧0のとき上記被測定電路に対する上記クランプセ
ンサの結線状態を「正」とし、それ以外の場合には上記
被測定電路に対する上記クランプセンサの結線状態を
「誤」と判定することを特徴とする請求項3に記載のク
ランプセンサの結線判定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259217A JPH0980105A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | クランプセンサの結線判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259217A JPH0980105A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | クランプセンサの結線判定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0980105A true JPH0980105A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17331035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7259217A Pending JPH0980105A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | クランプセンサの結線判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0980105A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100361228C (zh) * | 2003-08-19 | 2008-01-09 | 扬智科技股份有限公司 | 检测输出端是否有缆线连接的输出电路及相关装置与方法 |
| JP2017032287A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 日置電機株式会社 | クランプ式センサおよび測定装置 |
| JP2017118700A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | アイシン精機株式会社 | 分散型電源システム |
| JP2023507333A (ja) * | 2019-12-19 | 2023-02-22 | ランディス・ギア イノベーションズ インコーポレイテッド | 電流の基本波成分を検出してエネルギ消費量蓄積のゲートとすること |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7259217A patent/JPH0980105A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100361228C (zh) * | 2003-08-19 | 2008-01-09 | 扬智科技股份有限公司 | 检测输出端是否有缆线连接的输出电路及相关装置与方法 |
| JP2017032287A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 日置電機株式会社 | クランプ式センサおよび測定装置 |
| JP2017118700A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | アイシン精機株式会社 | 分散型電源システム |
| JP2023507333A (ja) * | 2019-12-19 | 2023-02-22 | ランディス・ギア イノベーションズ インコーポレイテッド | 電流の基本波成分を検出してエネルギ消費量蓄積のゲートとすること |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6225810B1 (en) | Loop resistance tester (LRT) for cable shield integrity | |
| JPH0980105A (ja) | クランプセンサの結線判定方法 | |
| US4959608A (en) | Apparatus and method for extracting the RMS value from a signal | |
| JP3608952B2 (ja) | インピーダンス測定装置およびインピーダンス測定方法 | |
| JP2000137053A (ja) | オンライン絶縁劣化診断方法及び装置 | |
| CN216052043U (zh) | 一种检测电路 | |
| JPS6124643B2 (ja) | ||
| JP4225651B2 (ja) | 回路素子測定器の位相誤差補正方法 | |
| JPH11287830A (ja) | 正弦波信号の位相成分検出方法及び装置 | |
| JP2763255B2 (ja) | 電流ベクトルによる受動素子値測定装置 | |
| JPH0843460A (ja) | 高調波測定解析システム | |
| JPH055760Y2 (ja) | ||
| JP4280428B2 (ja) | 周波数選択性検波器およびそれを用いたウェーブレット変換器 | |
| JPH08105928A (ja) | 部分放電強度計測装置 | |
| JPH0749320A (ja) | 核磁気共鳴装置 | |
| JP2000055953A (ja) | 回路素子の測定装置 | |
| US20250189567A1 (en) | Measuring the phase of a complex impedance through thresholding | |
| JP2893055B2 (ja) | Cvケーブルの絶縁劣化診断方法 | |
| JP3422661B2 (ja) | 渦電流検査信号の自動位相・感度調整装置および基準対象検査信号の自動位相・感度調整装置 | |
| JP3182777B2 (ja) | 電力量測定方法 | |
| JPS63304132A (ja) | 軸受の異常検出方法 | |
| Sun et al. | Estimation of analogue pre-filtering characteristics for CORSA standardisation | |
| CN115407122A (zh) | 电能计量装置和电能计量方法 | |
| JPH10267714A (ja) | 渦流量計 | |
| JPH06249675A (ja) | 信号処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040428 |