JPH0980540A - カメラのブレ補正支持装置 - Google Patents
カメラのブレ補正支持装置Info
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- JPH0980540A JPH0980540A JP7233916A JP23391695A JPH0980540A JP H0980540 A JPH0980540 A JP H0980540A JP 7233916 A JP7233916 A JP 7233916A JP 23391695 A JP23391695 A JP 23391695A JP H0980540 A JPH0980540 A JP H0980540A
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- lens
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影レンズのコンパクト化、構造の簡単化を
図ることができ、ヨー方向の手ブレに加えて、ピッチ方
向の手ブレに対しても有効に対処し得るようにする。 【解決手段】 撮影レンズ鏡筒の支持部材10と、撮影
者によって保持される保持部材13との間に、保持部材
13のブレを吸収する弾性部材25、ダンパ26等を含
むブレ補正機構部11を設けている。このために、撮影
者の手の平から保持部材13へ伝達されたブレは、軸3
4及び保持体20へと伝わった後、ブレ補正機構部11
によって吸収されて、保持部材13が支持部材10に対
して相対移動し、この結果、撮影レンズが空間的に固定
されて像ブレが防止される。
図ることができ、ヨー方向の手ブレに加えて、ピッチ方
向の手ブレに対しても有効に対処し得るようにする。 【解決手段】 撮影レンズ鏡筒の支持部材10と、撮影
者によって保持される保持部材13との間に、保持部材
13のブレを吸収する弾性部材25、ダンパ26等を含
むブレ補正機構部11を設けている。このために、撮影
者の手の平から保持部材13へ伝達されたブレは、軸3
4及び保持体20へと伝わった後、ブレ補正機構部11
によって吸収されて、保持部材13が支持部材10に対
して相対移動し、この結果、撮影レンズが空間的に固定
されて像ブレが防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの手持ち撮
影において、撮影者の手ブレに起因して生ずる像ブレを
防ぐためのカメラのブレ補正支持装置に関するものであ
る。
影において、撮影者の手ブレに起因して生ずる像ブレを
防ぐためのカメラのブレ補正支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの手ブレに起因した像ブレ
を防止する装置として種々の技術が提案されている。手
ブレに起因する像ブレは、一般に300mm以上の長焦
点のレンズを使用した場合に顕著に発生するようにな
る。これは、レンズが長焦点となるほど、レンズの画角
が狭くなり、僅かな手ブレでも画面に対して大きな影響
を及ぼすからである。
を防止する装置として種々の技術が提案されている。手
ブレに起因する像ブレは、一般に300mm以上の長焦
点のレンズを使用した場合に顕著に発生するようにな
る。これは、レンズが長焦点となるほど、レンズの画角
が狭くなり、僅かな手ブレでも画面に対して大きな影響
を及ぼすからである。
【0003】このような像ブレ防止装置の一例として
は、手ブレを検知する加速度センサとブレ補正レンズと
をカメラ本体に設け、この加速度センサの検出値に基づ
いて像ブレ量及びブレ補正レンズの移動量を演算し、そ
の移動量だけブレ補正レンズを移動させて像ブレを防止
しようとしたものがある。即ち、この像ブレ防止装置
は、撮影レンズの一部を構成するブレ補正レンズを撮影
光軸に対して像ブレが少なくなる方向に偏心移動させる
ことにより、手ブレに起因する像ブレを防止するもので
ある。
は、手ブレを検知する加速度センサとブレ補正レンズと
をカメラ本体に設け、この加速度センサの検出値に基づ
いて像ブレ量及びブレ補正レンズの移動量を演算し、そ
の移動量だけブレ補正レンズを移動させて像ブレを防止
しようとしたものがある。即ち、この像ブレ防止装置
は、撮影レンズの一部を構成するブレ補正レンズを撮影
光軸に対して像ブレが少なくなる方向に偏心移動させる
ことにより、手ブレに起因する像ブレを防止するもので
ある。
【0004】また、特開平3−53770号公報記載の
「カメラ支持装置」は、ビデオカメラ等の像ブレを防止
する支持装置であり、同公報によれば、ビデオカメラ本
体に軸心回りに回転可能な支持部を取り付けることによ
って水平方向の手ブレに起因する像ブレを防止しようと
したものである。
「カメラ支持装置」は、ビデオカメラ等の像ブレを防止
する支持装置であり、同公報によれば、ビデオカメラ本
体に軸心回りに回転可能な支持部を取り付けることによ
って水平方向の手ブレに起因する像ブレを防止しようと
したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のブレ補
正レンズを移動させて像ブレを防止する装置は、撮影レ
ンズ鏡筒内にブレ補正機構部を組み込むために、撮影レ
ンズ全体の大型化、構造の複雑化を招くという欠点があ
る。また、従来の装置は、ブレ補正レンズを駆動する駆
動装置が必要なために消費電力が増加するとともに、一
眼レフカメラの交換レンズの場合は、カメラ本体と交換
レンズとの間で、各種信号のやりとりを行なう通信機構
が必要となる。
正レンズを移動させて像ブレを防止する装置は、撮影レ
ンズ鏡筒内にブレ補正機構部を組み込むために、撮影レ
ンズ全体の大型化、構造の複雑化を招くという欠点があ
る。また、従来の装置は、ブレ補正レンズを駆動する駆
動装置が必要なために消費電力が増加するとともに、一
眼レフカメラの交換レンズの場合は、カメラ本体と交換
レンズとの間で、各種信号のやりとりを行なう通信機構
が必要となる。
【0006】更に、特開平3−53770号の「カメラ
支持装置」は、水平方向にしかブレ補正機能が働かない
欠点を有するとともに、手ブレの際は支持体の軸心まわ
りにカメラが回転するためにファインダも一緒に回転し
てしまう欠点がある。また、ファインダ近傍に支持体の
軸心を設けた場合には、重心からの距離が増加するため
にカメラを支える支持体の部分に大きな傾き力(回転モ
ーメント)が働き、カメラの保持バランスが悪化する。
また、同公報にはファインダをカメラから取り外す別の
実施例も開示されているが、これを一眼レフカメラに適
用するのは不可能である。加えて、支持体を握ってカメ
ラを保持するのは、一眼レフカメラの通常の保持方法と
大きく異なり、撮影者にとって違和感がある。
支持装置」は、水平方向にしかブレ補正機能が働かない
欠点を有するとともに、手ブレの際は支持体の軸心まわ
りにカメラが回転するためにファインダも一緒に回転し
てしまう欠点がある。また、ファインダ近傍に支持体の
軸心を設けた場合には、重心からの距離が増加するため
にカメラを支える支持体の部分に大きな傾き力(回転モ
ーメント)が働き、カメラの保持バランスが悪化する。
また、同公報にはファインダをカメラから取り外す別の
実施例も開示されているが、これを一眼レフカメラに適
用するのは不可能である。加えて、支持体を握ってカメ
ラを保持するのは、一眼レフカメラの通常の保持方法と
大きく異なり、撮影者にとって違和感がある。
【0007】本発明の課題は、撮影レンズのコンパクト
化、構造の簡単化を図ることができるとともに、ヨー方
向の手ブレに加えて、ピッチ方向の手ブレに対しても有
効に対処し得るカメラのブレ補正支持装置を提供するこ
とである。
化、構造の簡単化を図ることができるとともに、ヨー方
向の手ブレに加えて、ピッチ方向の手ブレに対しても有
効に対処し得るカメラのブレ補正支持装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、撮影レンズ鏡筒と連結された支
持部材と、前記支持部材に取り付けられ、撮影者によっ
て保持される保持部材と、前記支持部材と保持部材との
間に配置され、この保持部材のブレを吸収する弾性部材
を有するブレ補正機構部とを含むことを特徴としてい
る。
に、請求項1の発明は、撮影レンズ鏡筒と連結された支
持部材と、前記支持部材に取り付けられ、撮影者によっ
て保持される保持部材と、前記支持部材と保持部材との
間に配置され、この保持部材のブレを吸収する弾性部材
を有するブレ補正機構部とを含むことを特徴としてい
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のカメ
ラのブレ補正支持装置において、前記ブレ補正機構部
は、前記撮影レンズ鏡筒のピッチ方向のブレを吸収する
第1の弾性部材を有するピッチ方向ブレ補正機構部と、
前記撮影レンズ鏡筒のヨー方向のブレを吸収する第2の
弾性部材を有するヨー方向ブレ補正機構部とを備えたこ
とを特徴としている。
ラのブレ補正支持装置において、前記ブレ補正機構部
は、前記撮影レンズ鏡筒のピッチ方向のブレを吸収する
第1の弾性部材を有するピッチ方向ブレ補正機構部と、
前記撮影レンズ鏡筒のヨー方向のブレを吸収する第2の
弾性部材を有するヨー方向ブレ補正機構部とを備えたこ
とを特徴としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載のカメ
ラのブレ補正支持装置において、前記ヨー方向ブレ補正
機構部の第2の弾性部材は、前記ピッチ方向ブレ補正機
構部を中心として、その両側に対称に配置されているこ
とを特徴としている。
ラのブレ補正支持装置において、前記ヨー方向ブレ補正
機構部の第2の弾性部材は、前記ピッチ方向ブレ補正機
構部を中心として、その両側に対称に配置されているこ
とを特徴としている。
【0011】請求項4の発明は、請求項2又は3に記載
のカメラのブレ補正支持装置において、前記第1の弾性
部材は、ねじりばねで構成されていることを特徴として
いる。
のカメラのブレ補正支持装置において、前記第1の弾性
部材は、ねじりばねで構成されていることを特徴として
いる。
【0012】請求項5の発明は、請求項1〜4のうち、
いずれか1項に記載のカメラのブレ補正支持装置におい
て、前記支持部材は、前記撮影レンズ鏡筒に取り付けら
れたレンズ支持部に対して、撮影レンズの光軸に沿った
方向に揺動可能に取り付けられていることを特徴として
いる。
いずれか1項に記載のカメラのブレ補正支持装置におい
て、前記支持部材は、前記撮影レンズ鏡筒に取り付けら
れたレンズ支持部に対して、撮影レンズの光軸に沿った
方向に揺動可能に取り付けられていることを特徴として
いる。
【0013】請求項6の発明は、請求項5に記載のカメ
ラのブレ補正支持装置において、前記レンズ支持部は、
前記撮影レンズ鏡筒に、その光軸回りに回転可能に取り
付けられているとともに、前記レンズ支持部には、この
レンズ支持部を前記撮影レンズ鏡筒に対して固定する固
定機構が設けられていることを特徴としている。
ラのブレ補正支持装置において、前記レンズ支持部は、
前記撮影レンズ鏡筒に、その光軸回りに回転可能に取り
付けられているとともに、前記レンズ支持部には、この
レンズ支持部を前記撮影レンズ鏡筒に対して固定する固
定機構が設けられていることを特徴としている。
【0014】請求項1の発明によれば、撮影レンズ鏡筒
の支持部材と、撮影者によって保持される保持部材との
間に、保持部材のブレを吸収する弾性部材を含むブレ補
正機構部を設けている。このために、撮影者の手の平か
ら保持部材へ伝達されたブレは、弾性部材によって吸収
されて撮影レンズが空間的に固定される。
の支持部材と、撮影者によって保持される保持部材との
間に、保持部材のブレを吸収する弾性部材を含むブレ補
正機構部を設けている。このために、撮影者の手の平か
ら保持部材へ伝達されたブレは、弾性部材によって吸収
されて撮影レンズが空間的に固定される。
【0015】請求項2の発明によれば、ブレ補正機構部
をピッチ方向のブレを吸収するピッチ方向ブレ補正機構
部と、ヨー方向のブレを吸収するヨー方向ブレ補正機構
部とから構成している。これにより、保持部材のピッチ
方向及びヨー方向のブレを各ブレ補正機構部が吸収し、
撮影レンズが空間的に固定される。
をピッチ方向のブレを吸収するピッチ方向ブレ補正機構
部と、ヨー方向のブレを吸収するヨー方向ブレ補正機構
部とから構成している。これにより、保持部材のピッチ
方向及びヨー方向のブレを各ブレ補正機構部が吸収し、
撮影レンズが空間的に固定される。
【0016】請求項3の発明によれば、ヨー方向ブレ補
正機構部の第2の弾性部材を、ピッチ方向ブレ補正機構
部を中心として、その両側に対称に配置している。この
ために、保持部材がヨー方向にブレた場合に、保持部材
は、ピッチ方向ブレ補正機構部を中心に、均等な距離ず
つ左右に相対移動する。これにより、保持部材の中立位
置が保たれ、撮影レンズに回転力が生じるのを防止でき
る。
正機構部の第2の弾性部材を、ピッチ方向ブレ補正機構
部を中心として、その両側に対称に配置している。この
ために、保持部材がヨー方向にブレた場合に、保持部材
は、ピッチ方向ブレ補正機構部を中心に、均等な距離ず
つ左右に相対移動する。これにより、保持部材の中立位
置が保たれ、撮影レンズに回転力が生じるのを防止でき
る。
【0017】請求項4の発明によれば、第1の弾性部材
をねじりばねで構成しているので、荷重を受けた時に弾
性部材のたわみを回転量として吸収することができる。
これにより、コイルばねを弾性部材として利用した場合
に比較して、弾性部材の小型化を図りつつ、ブレ補正機
構部の固有振動数を低くすることができる。
をねじりばねで構成しているので、荷重を受けた時に弾
性部材のたわみを回転量として吸収することができる。
これにより、コイルばねを弾性部材として利用した場合
に比較して、弾性部材の小型化を図りつつ、ブレ補正機
構部の固有振動数を低くすることができる。
【0018】請求項5の発明によれば、支持部材をレン
ズ支持部に対して撮影レンズの光軸に沿った方向に揺動
可能に取り付けている。このために、撮影レンズを傾け
て保持した場合に、保持部材は略鉛直方向に傾き、保持
部材はブレ補正機構部に対して常に鉛直方向に相対移動
する。これにより、支持部材に生ずる摩擦力は低減さ
れ、所定のブレ補正効果が得られる。
ズ支持部に対して撮影レンズの光軸に沿った方向に揺動
可能に取り付けている。このために、撮影レンズを傾け
て保持した場合に、保持部材は略鉛直方向に傾き、保持
部材はブレ補正機構部に対して常に鉛直方向に相対移動
する。これにより、支持部材に生ずる摩擦力は低減さ
れ、所定のブレ補正効果が得られる。
【0019】請求項6の発明によれば、レンズ支持部を
撮影レンズ鏡筒に対して、その光軸回りに回転可能に取
り付けているので、保持部材を自由に撮影レンズの光軸
回りに回転させることができる。また、レンズ支持部に
は、このレンズ支持部を撮影レンズ鏡筒に固定する固定
機構を設けているので、固定ねじを締め付ければレンズ
支持部を自由に撮影レンズ鏡筒に固定して、保持部材を
所望の位置に固定できる。
撮影レンズ鏡筒に対して、その光軸回りに回転可能に取
り付けているので、保持部材を自由に撮影レンズの光軸
回りに回転させることができる。また、レンズ支持部に
は、このレンズ支持部を撮影レンズ鏡筒に固定する固定
機構を設けているので、固定ねじを締め付ければレンズ
支持部を自由に撮影レンズ鏡筒に固定して、保持部材を
所望の位置に固定できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係るブレ補正支持装置の実施形態を詳細に説明
する。 (原理)図1は、本発明に係るカメラのブレ補正支持装
置が適用されたカメラの側面図、図2は、ピッチ方向に
生ずる振動のブレ補正についてモデル化した説明図であ
る。
本発明に係るブレ補正支持装置の実施形態を詳細に説明
する。 (原理)図1は、本発明に係るカメラのブレ補正支持装
置が適用されたカメラの側面図、図2は、ピッチ方向に
生ずる振動のブレ補正についてモデル化した説明図であ
る。
【0021】ここで、第1実施形態を説明するに先立っ
て、本発明のブレ補正支持装置の原理について説明す
る。先ず、撮影者が一眼レフカメラを構えた場合を考え
ると、撮影者は右手でカメラ本体のグリップ部を握り、
左手で撮影レンズを保持しながら、ファインダを覗くこ
とになる。このような状態では、ファインダ近辺は、撮
影者の額等に当接するなどしているために振動が少ない
が、撮影レンズを保持している部分は、ファインダ近辺
を中心とする回転モーメント等が加わり、揺動すること
になる。よって、カメラの手ブレは、撮影レンズを保持
している部分の振動が撮影レンズに伝わって生ずると考
えられる。以下、これらの点を踏まえながら、本発明の
原理を説明する。
て、本発明のブレ補正支持装置の原理について説明す
る。先ず、撮影者が一眼レフカメラを構えた場合を考え
ると、撮影者は右手でカメラ本体のグリップ部を握り、
左手で撮影レンズを保持しながら、ファインダを覗くこ
とになる。このような状態では、ファインダ近辺は、撮
影者の額等に当接するなどしているために振動が少ない
が、撮影レンズを保持している部分は、ファインダ近辺
を中心とする回転モーメント等が加わり、揺動すること
になる。よって、カメラの手ブレは、撮影レンズを保持
している部分の振動が撮影レンズに伝わって生ずると考
えられる。以下、これらの点を踏まえながら、本発明の
原理を説明する。
【0022】図1に示すように、カメラ本体1には、撮
影レンズとして、例えば300mmクラスの撮影レンズ
2が取り付けられている。撮影レンズ2から入射した光
は、撮影時にフイルム面3へと導かれるが、通常はカメ
ラ本体1内の図示しないミラー、ペンタプリズムからフ
ァインダ4へと導かれる。
影レンズとして、例えば300mmクラスの撮影レンズ
2が取り付けられている。撮影レンズ2から入射した光
は、撮影時にフイルム面3へと導かれるが、通常はカメ
ラ本体1内の図示しないミラー、ペンタプリズムからフ
ァインダ4へと導かれる。
【0023】また、撮影レンズ2には、リング状のレン
ズ支持部16が回転可能に取り付けられているととも
に、このレンズ支持部16に、支持部材10と保持部材
13等とからなるブレ補正支持装置12が図示しない三
脚座等を利用して取り付けられている。このレンズ支持
部16及び支持部材10の位置は、撮影レンズ2を含め
たカメラ全体の重心よりも前方に取り付けるのが安定性
の点で望ましい。これにより、撮影者は、保持部材13
を手の平で受けて構えることにより、カメラ本体1を縦
位置又は横位置に自由に構えることができる。これは、
撮影レンズ2に三脚座が設けられている場合は、このよ
うな保持の仕方が多いからである。
ズ支持部16が回転可能に取り付けられているととも
に、このレンズ支持部16に、支持部材10と保持部材
13等とからなるブレ補正支持装置12が図示しない三
脚座等を利用して取り付けられている。このレンズ支持
部16及び支持部材10の位置は、撮影レンズ2を含め
たカメラ全体の重心よりも前方に取り付けるのが安定性
の点で望ましい。これにより、撮影者は、保持部材13
を手の平で受けて構えることにより、カメラ本体1を縦
位置又は横位置に自由に構えることができる。これは、
撮影レンズ2に三脚座が設けられている場合は、このよ
うな保持の仕方が多いからである。
【0024】カメラ本体1は、撮影者によって保持され
ている保持部材13が上下方向にブレた場合に、撮影光
軸Lとフィルム面3の交点を揺動中心として揺動する
が、これをピッチ方向のブレとする。図2において、撮
影レンズを装着したカメラをカメラ1aと呼ぶことと
し、このカメラ1aは、点Oを中心に揺動可能に支持さ
れているとともに、点Oからの距離hのところで、本発
明のブレ補正支持装置12が取り付けられている。
ている保持部材13が上下方向にブレた場合に、撮影光
軸Lとフィルム面3の交点を揺動中心として揺動する
が、これをピッチ方向のブレとする。図2において、撮
影レンズを装着したカメラをカメラ1aと呼ぶことと
し、このカメラ1aは、点Oを中心に揺動可能に支持さ
れているとともに、点Oからの距離hのところで、本発
明のブレ補正支持装置12が取り付けられている。
【0025】ブレ補正支持装置12の内部には、第1の
弾性部材としてのばね11a、ダンパー11bを有する
ブレ補正機構部11(ピッチ方向ブレ補正機構部11
A)が配置され、支持部材10(図2には不図示)と保
持部材13との間をピッチ方向に弾性的に連結してい
る。ピッチ方向ブレ補正機構部11Aは、保持部材13
のピッチ方向のブレをばね11a及びダンパー11bに
よって吸収することにより、カメラ1aにブレが伝わる
のを防止する。即ち、カメラ1aは、保持部材13が変
位した場合に、ピッチ方向ブレ補正機構部11Aによっ
て空間的に固定された状態となることによりブレ補正が
達成されるのである。
弾性部材としてのばね11a、ダンパー11bを有する
ブレ補正機構部11(ピッチ方向ブレ補正機構部11
A)が配置され、支持部材10(図2には不図示)と保
持部材13との間をピッチ方向に弾性的に連結してい
る。ピッチ方向ブレ補正機構部11Aは、保持部材13
のピッチ方向のブレをばね11a及びダンパー11bに
よって吸収することにより、カメラ1aにブレが伝わる
のを防止する。即ち、カメラ1aは、保持部材13が変
位した場合に、ピッチ方向ブレ補正機構部11Aによっ
て空間的に固定された状態となることによりブレ補正が
達成されるのである。
【0026】次に、この振動系において、保持部材13
がψ=ψ0 ・sin(ωt)によって振動したときのカ
メラ1aの変位量θとして、変位励振による強制振動を
考える。 IO :点O回りのカメラの慣性モーメント k:ばね定数 c:ダンパの粘性減衰係数 とすると、運動方程式は次のようになる。 IO ・d2 θ/dt2 +ch2 ・dθ/dt+kh2 θ
=ch2 ・dψ/dt+kh2 ψ この振動系の固有角振動数はωn =h(k/IO )1/2
である。
がψ=ψ0 ・sin(ωt)によって振動したときのカ
メラ1aの変位量θとして、変位励振による強制振動を
考える。 IO :点O回りのカメラの慣性モーメント k:ばね定数 c:ダンパの粘性減衰係数 とすると、運動方程式は次のようになる。 IO ・d2 θ/dt2 +ch2 ・dθ/dt+kh2 θ
=ch2 ・dψ/dt+kh2 ψ この振動系の固有角振動数はωn =h(k/IO )1/2
である。
【0027】図3は、本発明に係るカメラのブレ補正支
持装置が適用されたカメラを上方からみた平面図、図4
は、ヨー方向に生ずる振動のブレ補正についてモデル化
した説明図である。図3に示すように、カメラ本体1
は、撮影者が保持している保持部材13が図3上を平行
にブレることにより点Oを中心として揺動するが、これ
をヨー方向のブレとする。保持部材13には、ヨー方向
のブレに対処するために、図4のブレ補正機構部11が
設けられており、これをヨー方向ブレ補正機構部11B
とする。尚、ヨー方向ブレ補正機構部11Bの運動につ
いては、前述したピッチ方向ブレ補正機構部11Aの場
合と同様に考えられるので、その説明については省略す
る。
持装置が適用されたカメラを上方からみた平面図、図4
は、ヨー方向に生ずる振動のブレ補正についてモデル化
した説明図である。図3に示すように、カメラ本体1
は、撮影者が保持している保持部材13が図3上を平行
にブレることにより点Oを中心として揺動するが、これ
をヨー方向のブレとする。保持部材13には、ヨー方向
のブレに対処するために、図4のブレ補正機構部11が
設けられており、これをヨー方向ブレ補正機構部11B
とする。尚、ヨー方向ブレ補正機構部11Bの運動につ
いては、前述したピッチ方向ブレ補正機構部11Aの場
合と同様に考えられるので、その説明については省略す
る。
【0028】図5は、図2および図4の振動系モデルに
おける強制振動の特性図で、保持部材13に振動を与え
た時のカメラ1aへの振動の伝達率を示したものであ
る。横軸は振動数比であり、振動系の固有角振動数に対
する保持部の角振動数の比(ω/ωn)の値である。ま
た、縦軸は伝達率Mで、(カメラの振幅/保持部の振
幅)の値を[dB]で表したものである。この伝達率M
の値が小さいほど、保持部の振動がカメラに伝わり難く
なることになり、ブレ補正の効果を得ることができる。
おける強制振動の特性図で、保持部材13に振動を与え
た時のカメラ1aへの振動の伝達率を示したものであ
る。横軸は振動数比であり、振動系の固有角振動数に対
する保持部の角振動数の比(ω/ωn)の値である。ま
た、縦軸は伝達率Mで、(カメラの振幅/保持部の振
幅)の値を[dB]で表したものである。この伝達率M
の値が小さいほど、保持部の振動がカメラに伝わり難く
なることになり、ブレ補正の効果を得ることができる。
【0029】(第1実施形態)図6は、図1のA−A線
に沿った矢視断面図であって第1実施形態のブレ補正支
持装置12の詳細を示し、図7は、図6のB−B線に沿
った矢視断面図である。説明する。図6に示すように、
ブレ補正支持装置12は、保持部材13,保持体20と
支持部材10等を主な構成要素としている。保持部材1
3は、ブレ補正支持装置12の外形を形成しており、そ
の内部に保持体20、支持部材10、ブレ補正機構部等
が配設される。保持体20は、図7に示すように、保持
部材13の内部に架設された軸34に、軸受け部20b
を介して摺動可能に取り付けられている。すなわち、軸
34と軸受け部20bとは、ヨー方向のみに変位可能な
スラスト軸受けを構成している。
に沿った矢視断面図であって第1実施形態のブレ補正支
持装置12の詳細を示し、図7は、図6のB−B線に沿
った矢視断面図である。説明する。図6に示すように、
ブレ補正支持装置12は、保持部材13,保持体20と
支持部材10等を主な構成要素としている。保持部材1
3は、ブレ補正支持装置12の外形を形成しており、そ
の内部に保持体20、支持部材10、ブレ補正機構部等
が配設される。保持体20は、図7に示すように、保持
部材13の内部に架設された軸34に、軸受け部20b
を介して摺動可能に取り付けられている。すなわち、軸
34と軸受け部20bとは、ヨー方向のみに変位可能な
スラスト軸受けを構成している。
【0030】また、軸34には、一対のコイルばね35
(第2の弾性部材)が軸受け部20b及び支持部材10
を挟みこむようにして左右対称に取り付けられていると
ともに、ダンパー36が保持体20と保持部材13との
間に取り付けられている。この結果、保持体20は、ヨ
ー方向に一定の弾性抵抗で移動し、コイルばね35とダ
ンパ36がヨー方向ブレ補正機構部11Bとして機能す
ることになる。保持部材13の内部には、衝撃緩衝部材
37が設けられており、保持体20と保持部材13との
相対変位が大きくなった場合の制限となる。尚、本実施
形態では、衝撃緩衝部材37としてゴムを用いている。
更に、保持部材13の上縁部には、中央に孔が穿設され
た蓋40が支持部材10に干渉しないように取り付けら
れている。
(第2の弾性部材)が軸受け部20b及び支持部材10
を挟みこむようにして左右対称に取り付けられていると
ともに、ダンパー36が保持体20と保持部材13との
間に取り付けられている。この結果、保持体20は、ヨ
ー方向に一定の弾性抵抗で移動し、コイルばね35とダ
ンパ36がヨー方向ブレ補正機構部11Bとして機能す
ることになる。保持部材13の内部には、衝撃緩衝部材
37が設けられており、保持体20と保持部材13との
相対変位が大きくなった場合の制限となる。尚、本実施
形態では、衝撃緩衝部材37としてゴムを用いている。
更に、保持部材13の上縁部には、中央に孔が穿設され
た蓋40が支持部材10に干渉しないように取り付けら
れている。
【0031】図6に示すように、保持体20の内部には
門形に形成された支持部材10が配置され、両側の端部
10bには、鋼球15を受ける鋼球受け部10cが二つ
ずつ設けられている。即ち、鋼球15と鋼球受け部10
cはピッチ方向のみに変位可能な第1の軸受けを構成
し、これにより、支持部材10が保持体20に対し、摺
動部20aに沿って上下方向に低摩擦で相対移動する。
また、保持体20は、支持部材10から鋼球15を介し
てラジアル方向の力を受け、支持部材10の傾きを抑え
るとともに、支持部材10に上下以外の方向の力が加わ
った場合に、支持部材10と連動して移動する。
門形に形成された支持部材10が配置され、両側の端部
10bには、鋼球15を受ける鋼球受け部10cが二つ
ずつ設けられている。即ち、鋼球15と鋼球受け部10
cはピッチ方向のみに変位可能な第1の軸受けを構成
し、これにより、支持部材10が保持体20に対し、摺
動部20aに沿って上下方向に低摩擦で相対移動する。
また、保持体20は、支持部材10から鋼球15を介し
てラジアル方向の力を受け、支持部材10の傾きを抑え
るとともに、支持部材10に上下以外の方向の力が加わ
った場合に、支持部材10と連動して移動する。
【0032】更に、支持部材10は、保持体20と弾性
部材(コイルばね)25及びダンパ26(第1の弾性部
材)を介して連結され、保持体20に対してピッチ方向
に一定の弾性抵抗を作用させている。即ち、弾性部材2
5及びダンパ26は、ピッチ方向ブレ補正機構部11A
として機能する。保持体20内部の上面及び下面には、
ゴム製の衝撃緩衝部材27,28が取り付けられてお
り、支持体10と保持体20との相対変位が大きくなっ
た場合の制限となる。一方、支持部材10の上部には、
図1で示すように、レンズ支持部16が取り付けられ、
支持部材10は、このレンズ支持部16を介して撮影レ
ンズ2(図6には不図示)の鏡筒を支持している。尚、
レンズ支持部16は、この他に撮影レンズ2の鏡筒を直
接受ける構造としたり、挟み込む構造となるように構成
してもよい。
部材(コイルばね)25及びダンパ26(第1の弾性部
材)を介して連結され、保持体20に対してピッチ方向
に一定の弾性抵抗を作用させている。即ち、弾性部材2
5及びダンパ26は、ピッチ方向ブレ補正機構部11A
として機能する。保持体20内部の上面及び下面には、
ゴム製の衝撃緩衝部材27,28が取り付けられてお
り、支持体10と保持体20との相対変位が大きくなっ
た場合の制限となる。一方、支持部材10の上部には、
図1で示すように、レンズ支持部16が取り付けられ、
支持部材10は、このレンズ支持部16を介して撮影レ
ンズ2(図6には不図示)の鏡筒を支持している。尚、
レンズ支持部16は、この他に撮影レンズ2の鏡筒を直
接受ける構造としたり、挟み込む構造となるように構成
してもよい。
【0033】前記のように構成した第1実施形態のカメ
ラのブレ補正支持装置12を実際に使用した場合の作用
は以下の通りとなる。図6に示すように、撮影者は、撮
影時に左手で保持部材13を保持して構えるために、撮
影者の手の平から伝わるピッチ方向(図6の上下方向)
のブレは、先ず、保持部材13から軸34を介して保持
体20へと伝達される。伝達された保持体20のブレ
は、更に弾性部材25及びダンパー26を含むピッチ方
向ブレ補正機構部11A(図6には不図示)によって吸
収され、この結果、保持体20と支持部材10とが相対
的に移動する。即ち、保持部材20へ伝達されたブレ
は、弾性部材25及びダンパー26によって弾性的に吸
収されるために、支持部材10を介して撮影レンズ2に
伝わるピッチ方向のブレ量は僅かなものとなり、撮影時
の像ブレが抑制されることになる。
ラのブレ補正支持装置12を実際に使用した場合の作用
は以下の通りとなる。図6に示すように、撮影者は、撮
影時に左手で保持部材13を保持して構えるために、撮
影者の手の平から伝わるピッチ方向(図6の上下方向)
のブレは、先ず、保持部材13から軸34を介して保持
体20へと伝達される。伝達された保持体20のブレ
は、更に弾性部材25及びダンパー26を含むピッチ方
向ブレ補正機構部11A(図6には不図示)によって吸
収され、この結果、保持体20と支持部材10とが相対
的に移動する。即ち、保持部材20へ伝達されたブレ
は、弾性部材25及びダンパー26によって弾性的に吸
収されるために、支持部材10を介して撮影レンズ2に
伝わるピッチ方向のブレ量は僅かなものとなり、撮影時
の像ブレが抑制されることになる。
【0034】一方、ヨー方向(図7の左右方向)のブレ
は、先ず、保持部材13から図6の摺動部20a、鋼球
15、支持部材端部10bを介して保持体20へと伝達
される。保持体20へ伝達されたブレは、図7に示すよ
うに、更に弾性部材35及びダンパー36を含むヨー方
向ブレ補正機構部11B(図7には不図示)によって吸
収される結果、保持部材13と支持部材10とが相対的
に移動し、支持部材10へ伝達されるヨー方向のブレ量
は僅かなものとなる。これにより、前述したピッチ方向
の場合と同様に、撮影者の手のブレが撮影レンズ2に伝
わり難くなるために、撮影レンズ2が空間的に固定さ
れ、手ブレに起因する像ブレが抑制される。
は、先ず、保持部材13から図6の摺動部20a、鋼球
15、支持部材端部10bを介して保持体20へと伝達
される。保持体20へ伝達されたブレは、図7に示すよ
うに、更に弾性部材35及びダンパー36を含むヨー方
向ブレ補正機構部11B(図7には不図示)によって吸
収される結果、保持部材13と支持部材10とが相対的
に移動し、支持部材10へ伝達されるヨー方向のブレ量
は僅かなものとなる。これにより、前述したピッチ方向
の場合と同様に、撮影者の手のブレが撮影レンズ2に伝
わり難くなるために、撮影レンズ2が空間的に固定さ
れ、手ブレに起因する像ブレが抑制される。
【0035】ここで、図8は、図1のA−A線に沿った
矢視断面をモデル化した説明図、図9は、図8において
保持部材13がヨー方向にブレた場合を示した説明図で
ある。図8において、保持部材13にヨー方向のブレが
生じると、図9の状態へと移行し、弾性部材25の付勢
力が支持部材10を介して撮影レンズ2の中心方向(重
心方向)に作用する。
矢視断面をモデル化した説明図、図9は、図8において
保持部材13がヨー方向にブレた場合を示した説明図で
ある。図8において、保持部材13にヨー方向のブレが
生じると、図9の状態へと移行し、弾性部材25の付勢
力が支持部材10を介して撮影レンズ2の中心方向(重
心方向)に作用する。
【0036】一方、図10は、図8のブレ補正機構部の
構成を一部変更した場合についてモデル化した説明図、
図11は図10において保持部材13がヨー方向にブレ
た場合を示した説明図である。図10のブレ補正支持装
置12’は、ピッチ方向ブレ補正機構部11Aがヨー方
向ブレ補正機構部11Bの下部に配置されているのに対
し、図8のブレ補正支持装置12では、ピッチ方向ブレ
補正機構部11Aがヨー方向ブレ補正機構部11Bの中
立位置に配置されている点で、両者は相違する。
構成を一部変更した場合についてモデル化した説明図、
図11は図10において保持部材13がヨー方向にブレ
た場合を示した説明図である。図10のブレ補正支持装
置12’は、ピッチ方向ブレ補正機構部11Aがヨー方
向ブレ補正機構部11Bの下部に配置されているのに対
し、図8のブレ補正支持装置12では、ピッチ方向ブレ
補正機構部11Aがヨー方向ブレ補正機構部11Bの中
立位置に配置されている点で、両者は相違する。
【0037】このために、図11に示すように、保持部
材13にヨー方向のブレが生じた場合は、ヨー方向ブレ
補正機構部11Bがヨー方向に支持部材10と連動して
移動し、ピッチ方向ブレ補正機構部11Aの付勢力の付
勢方向が撮影レンズ2の中心から外れてしまうことにな
る。この結果、撮影レンズ2には、保持部材13から図
11中、反時計回りの回転力(ローリング)が作用し、
撮影者へ余計な保持力を強いることになる。よって、撮
影レンズ2のローリングに対して、図8のように構成す
ることが非常に有利であることがわかる。
材13にヨー方向のブレが生じた場合は、ヨー方向ブレ
補正機構部11Bがヨー方向に支持部材10と連動して
移動し、ピッチ方向ブレ補正機構部11Aの付勢力の付
勢方向が撮影レンズ2の中心から外れてしまうことにな
る。この結果、撮影レンズ2には、保持部材13から図
11中、反時計回りの回転力(ローリング)が作用し、
撮影者へ余計な保持力を強いることになる。よって、撮
影レンズ2のローリングに対して、図8のように構成す
ることが非常に有利であることがわかる。
【0038】図9に示すように、保持部材13がヨー方
向に変化した場合は、保持体30に対して撮影レンズ2
の重心位置方向がずれることになるが、通常、撮影者は
手のひらで保持部材13を受けることになるので、ピッ
チ方向のように重心のずれによる影響はない。また、実
際の手ブレのブレ量は、僅かなために影響は少なくてす
む。
向に変化した場合は、保持体30に対して撮影レンズ2
の重心位置方向がずれることになるが、通常、撮影者は
手のひらで保持部材13を受けることになるので、ピッ
チ方向のように重心のずれによる影響はない。また、実
際の手ブレのブレ量は、僅かなために影響は少なくてす
む。
【0039】このように、図8の本実施形態では、ヨー
方向ブレ補正機構部11Bの弾性部材35は、支持部材
10及びピッチ方向ブレ補正機構部11Aを中心とし
て、その両側に左右対称に配置されているために、保持
部材13は、ヨー方向のブレに対して支持部材10のヨ
ー方向に均等な距離ずつ左右に相対移動する。これによ
り、保持部材13の中立位置が保たれ、撮影レンズ2に
回転力が生じるのを防止できるとともに、保持部材13
の中立位置を保つための係止部材が不要となる。更に、
図8のブレ補正支持装置12によれば、図10のブレ補
正支持装置12’に比較して、保持部材13の高さ(厚
み)を薄型にすることができ、撮影レンズ2の距離環や
絞りリング等の操作性が向上する。
方向ブレ補正機構部11Bの弾性部材35は、支持部材
10及びピッチ方向ブレ補正機構部11Aを中心とし
て、その両側に左右対称に配置されているために、保持
部材13は、ヨー方向のブレに対して支持部材10のヨ
ー方向に均等な距離ずつ左右に相対移動する。これによ
り、保持部材13の中立位置が保たれ、撮影レンズ2に
回転力が生じるのを防止できるとともに、保持部材13
の中立位置を保つための係止部材が不要となる。更に、
図8のブレ補正支持装置12によれば、図10のブレ補
正支持装置12’に比較して、保持部材13の高さ(厚
み)を薄型にすることができ、撮影レンズ2の距離環や
絞りリング等の操作性が向上する。
【0040】(第2実施形態)図12は、図1のA−A
線に沿った矢視断面図であって第2実施形態のブレ補正
支持装置42の詳細を示し、図13は、図7のD−D線
に相当する線に沿った矢視断面図、図14は、図12の
E−E線に沿った矢視断面図である。尚、図13のB−
B線に沿った矢視断面図は、第1実施形態の図7と同様
に描かれるので、図示を省略して、図7を参照して説明
する。また、以下の各実施形態において、前述した第1
実施形態と同様な点は、同一の符号を付して重複する説
明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
線に沿った矢視断面図であって第2実施形態のブレ補正
支持装置42の詳細を示し、図13は、図7のD−D線
に相当する線に沿った矢視断面図、図14は、図12の
E−E線に沿った矢視断面図である。尚、図13のB−
B線に沿った矢視断面図は、第1実施形態の図7と同様
に描かれるので、図示を省略して、図7を参照して説明
する。また、以下の各実施形態において、前述した第1
実施形態と同様な点は、同一の符号を付して重複する説
明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
【0041】図12及び図13に示すように、第2実施
形態は、第1実施形態のピッチ方向ブレ補正機構部11
Aが弾性部材25とダンパ26等とで構成されているの
に対し、ピニオンギア22、うず巻きばね25’、ダン
パ26(図12及び図13には不図示)、ラック29等
によってピッチ方向ブレ補正機構部11’Aが構成され
ている点で、第1実施形態と相違する。具体的には、図
13に示すように、保持体20の内部には心棒(回転
軸)21が設けられており、この心棒21に図12のピ
ニオンギア22が形成されている。また、支持部材端部
10bには、ラック29が形成されており、このラック
29がピニオンギア22と噛み合っている。
形態は、第1実施形態のピッチ方向ブレ補正機構部11
Aが弾性部材25とダンパ26等とで構成されているの
に対し、ピニオンギア22、うず巻きばね25’、ダン
パ26(図12及び図13には不図示)、ラック29等
によってピッチ方向ブレ補正機構部11’Aが構成され
ている点で、第1実施形態と相違する。具体的には、図
13に示すように、保持体20の内部には心棒(回転
軸)21が設けられており、この心棒21に図12のピ
ニオンギア22が形成されている。また、支持部材端部
10bには、ラック29が形成されており、このラック
29がピニオンギア22と噛み合っている。
【0042】図13に示すように、心棒21の外周部に
は、第1の弾性部材として、ねじりばねの一つである、
うず巻きばね25’の一端部が固定されている。うず巻
きばね25’の他端部(外側の端部)は、保持体20の
内部に設けられた香箱23に固定されている。この構成
において、うず巻きばね25’は、外端が固定されてい
るので、心棒21を図13中、反時計回りに回転させる
ように付勢する。また、図14に示すように、香箱23
と心棒21との間には、回転力を減衰するダンパ26が
配設され、支持部材10のピッチ方向のブレに対して弾
性抵抗が与えられる。
は、第1の弾性部材として、ねじりばねの一つである、
うず巻きばね25’の一端部が固定されている。うず巻
きばね25’の他端部(外側の端部)は、保持体20の
内部に設けられた香箱23に固定されている。この構成
において、うず巻きばね25’は、外端が固定されてい
るので、心棒21を図13中、反時計回りに回転させる
ように付勢する。また、図14に示すように、香箱23
と心棒21との間には、回転力を減衰するダンパ26が
配設され、支持部材10のピッチ方向のブレに対して弾
性抵抗が与えられる。
【0043】このように、第2実施形態では、第1の弾
性部材として、うず巻きばね25’を使用しているため
に、円筒コイルばねを使用した場合と比較して、ピッチ
方向ブレ補正機構部11’Aの小型化が可能となる。こ
れは、撮影時に撮影者から伝わる手ブレの周波数は、1
0Hz前後の低周波領域にあるためにこれに対応する必
要上、ブレ補正機構部の固有振動数を低くする必要があ
る。しかし、ばねの固有振動数を低くするには、弾性部
材のたわみ量を確保する必要があるが、円筒コイルばね
の場合にたわみ量を確保しようとすると、ばね全体の自
由長が長くなりすぎて、小型化が困難となるためであ
る。これに対して、ねじりばねの一つであるうず巻きば
ね25’の場合は、荷重を受けた時のたわみ量を回転量
に変換できるために小型化が可能となる。
性部材として、うず巻きばね25’を使用しているため
に、円筒コイルばねを使用した場合と比較して、ピッチ
方向ブレ補正機構部11’Aの小型化が可能となる。こ
れは、撮影時に撮影者から伝わる手ブレの周波数は、1
0Hz前後の低周波領域にあるためにこれに対応する必
要上、ブレ補正機構部の固有振動数を低くする必要があ
る。しかし、ばねの固有振動数を低くするには、弾性部
材のたわみ量を確保する必要があるが、円筒コイルばね
の場合にたわみ量を確保しようとすると、ばね全体の自
由長が長くなりすぎて、小型化が困難となるためであ
る。これに対して、ねじりばねの一つであるうず巻きば
ね25’の場合は、荷重を受けた時のたわみ量を回転量
に変換できるために小型化が可能となる。
【0044】(第3実施形態)図15は、図1のA−A
線に沿った矢視断面図であって第3実施形態のブレ補正
支持装置56の詳細を示している。第3実施形態は、第
2実施形態が第1の弾性部材として、うず巻きばね2
5’を利用しているのに対し、ねじりコイルばね55を
利用している点で第2実施形態と相違する。即ち、ブレ
補正支持装置56の保持体20には、回転軸51が設け
られ、回転軸51には、扇形の回転板52が取り付けら
れている。回転板52には、歯車52aが形成され、支
持部材端部10bのラック29と噛み合っている。
線に沿った矢視断面図であって第3実施形態のブレ補正
支持装置56の詳細を示している。第3実施形態は、第
2実施形態が第1の弾性部材として、うず巻きばね2
5’を利用しているのに対し、ねじりコイルばね55を
利用している点で第2実施形態と相違する。即ち、ブレ
補正支持装置56の保持体20には、回転軸51が設け
られ、回転軸51には、扇形の回転板52が取り付けら
れている。回転板52には、歯車52aが形成され、支
持部材端部10bのラック29と噛み合っている。
【0045】また、回転軸51には、第1の弾性部材と
して、ねじりばねの一種であるねじりコイルばね55が
取り付けられ、一端部が保持体20内のばね受け部54
によって固定されているとともに、他端部が回転板52
に植設された係止ピン53によって係止されている。こ
れにより、ねじりコイルばね55の付勢力が回転板52
を介して支持部材10へと伝達され、前記第1〜3実施
形態と同様な作用でブレ補正の効果を発揮する。この第
3実施形態によれば、前記第2実施形態と同様に、円筒
コイルばねを使用した場合と比較して、ブレ補正支持装
置56全体の小型化が可能となる。
して、ねじりばねの一種であるねじりコイルばね55が
取り付けられ、一端部が保持体20内のばね受け部54
によって固定されているとともに、他端部が回転板52
に植設された係止ピン53によって係止されている。こ
れにより、ねじりコイルばね55の付勢力が回転板52
を介して支持部材10へと伝達され、前記第1〜3実施
形態と同様な作用でブレ補正の効果を発揮する。この第
3実施形態によれば、前記第2実施形態と同様に、円筒
コイルばねを使用した場合と比較して、ブレ補正支持装
置56全体の小型化が可能となる。
【0046】(第4実施形態)図16は、手持ち撮影時
に撮影レンズ2を傾けて構えた時の状態を示す側面図で
ある。ここで、前記第1実施形態において、撮影レンズ
2を傾けて構えた場合を考える。保持部材13は、撮影
光軸Lに直角に配置されているとともに、支持部材10
は撮影レンズ2の鏡筒に固定されている。このために、
保持部材13も撮影レンズ2の傾きに伴って傾くととも
に、保持体13内のブレ補正機構部も傾くことになる。
に撮影レンズ2を傾けて構えた時の状態を示す側面図で
ある。ここで、前記第1実施形態において、撮影レンズ
2を傾けて構えた場合を考える。保持部材13は、撮影
光軸Lに直角に配置されているとともに、支持部材10
は撮影レンズ2の鏡筒に固定されている。このために、
保持部材13も撮影レンズ2の傾きに伴って傾くととも
に、保持体13内のブレ補正機構部も傾くことになる。
【0047】保持部材13と支持部材10とは摺動方向
にのみ相対移動し、他の方向は連動してともに移動する
構成になっている。つまり、図6でわかるように、撮影
レンズ2の傾きによって発生する力を鋼球15を介して
保持体20の摺動部20aで受けることになる。このた
めに、摺動部20aには、大きな付加荷重が生じること
になり、この付加荷重は、保持部材13と支持部材10
とが相対移動する際に、摩擦力として摺動部20aに作
用してしまう。この摩擦力によって、図5に示す期待す
べき伝達率の値が得られなくなることが考えられ、ブレ
補正効果が薄らいでしまう。
にのみ相対移動し、他の方向は連動してともに移動する
構成になっている。つまり、図6でわかるように、撮影
レンズ2の傾きによって発生する力を鋼球15を介して
保持体20の摺動部20aで受けることになる。このた
めに、摺動部20aには、大きな付加荷重が生じること
になり、この付加荷重は、保持部材13と支持部材10
とが相対移動する際に、摩擦力として摺動部20aに作
用してしまう。この摩擦力によって、図5に示す期待す
べき伝達率の値が得られなくなることが考えられ、ブレ
補正効果が薄らいでしまう。
【0048】そこで、第4実施形態では以下のように構
成している。ここで、図17は、図1のA−A線に沿っ
た矢視断面図であって第4実施形態のブレ補正支持装置
60の詳細を示し、図18は、図17のF−F線に沿っ
た矢視断面図である。図17に示すように、第4実施形
態は、支持部材10をレンズ支持部16に対して撮影レ
ンズ2の光軸Lに沿った方向(ピッチ方向の平面内)に
揺動可能に連結している点が第1実施形態と異なる。
成している。ここで、図17は、図1のA−A線に沿っ
た矢視断面図であって第4実施形態のブレ補正支持装置
60の詳細を示し、図18は、図17のF−F線に沿っ
た矢視断面図である。図17に示すように、第4実施形
態は、支持部材10をレンズ支持部16に対して撮影レ
ンズ2の光軸Lに沿った方向(ピッチ方向の平面内)に
揺動可能に連結している点が第1実施形態と異なる。
【0049】支持部材10とレンズ支持部16とは、上
端部10cと下端部16aとを連結ピン61によって接
合することにより連結され、これにより、支持部材10
は、撮影レンズ2の光軸Lと直交する平面内、つまり、
ピッチ方向の面内において揺動可能となる。また、図1
8に示すように、上端部10cと下端部16aとの間に
は、連結ピン61を囲むようにして摩擦部材14が取り
付けられている。この摩擦部材14は、支持部材10の
揺動に対して摩擦力を与える働きを有し、撮影に支障を
きたさない範囲で容易に揺動しないようにすることによ
って、撮影者の撮影レンズ保持に対して安定度を増す働
きを成す。
端部10cと下端部16aとを連結ピン61によって接
合することにより連結され、これにより、支持部材10
は、撮影レンズ2の光軸Lと直交する平面内、つまり、
ピッチ方向の面内において揺動可能となる。また、図1
8に示すように、上端部10cと下端部16aとの間に
は、連結ピン61を囲むようにして摩擦部材14が取り
付けられている。この摩擦部材14は、支持部材10の
揺動に対して摩擦力を与える働きを有し、撮影に支障を
きたさない範囲で容易に揺動しないようにすることによ
って、撮影者の撮影レンズ保持に対して安定度を増す働
きを成す。
【0050】このように、第4実施形態によれば、図1
6に示すように、撮影レンズ2を傾けて保持した場合で
も保持部材13は、略鉛直方向に傾くことになり、支持
部材10は鉛直方向に常に移動するようになる。これに
より、撮影レンズ2が傾くことにより生ずる摩擦力、つ
まり、支持部材10と保持体20の摺動部20aとの間
の摩擦力が低減され、保持部材13は、支持部材10に
対して、滑らかに相対移動することができる。この結
果、所望のブレ補正効果を得ることができ、像ブレを確
実に防止できる。
6に示すように、撮影レンズ2を傾けて保持した場合で
も保持部材13は、略鉛直方向に傾くことになり、支持
部材10は鉛直方向に常に移動するようになる。これに
より、撮影レンズ2が傾くことにより生ずる摩擦力、つ
まり、支持部材10と保持体20の摺動部20aとの間
の摩擦力が低減され、保持部材13は、支持部材10に
対して、滑らかに相対移動することができる。この結
果、所望のブレ補正効果を得ることができ、像ブレを確
実に防止できる。
【0051】(第5実施形態)図19は、第5実施形態
に係るカメラのブレ補正支持装置が適用されたカメラを
示す側面図である。同図に示すように、撮影レンズ2の
鏡筒2aには、リング状のレンズ支持部16が回転可能
に設けられているとともに、レンズ支持部16には、回
転を固定するための固定機構として固定ねじ45が設け
られている。この固定ねじの周面には、ローレットが形
成され、容易に指で回転できるようになっている。
に係るカメラのブレ補正支持装置が適用されたカメラを
示す側面図である。同図に示すように、撮影レンズ2の
鏡筒2aには、リング状のレンズ支持部16が回転可能
に設けられているとともに、レンズ支持部16には、回
転を固定するための固定機構として固定ねじ45が設け
られている。この固定ねじの周面には、ローレットが形
成され、容易に指で回転できるようになっている。
【0052】従って、撮影の際には、レンズ支持部16
を所望の位置に回転させた後、固定ねじ45を締め付け
れば、固定ねじ45の先端が撮影レンズ2の鏡筒2aに
当接してレンズ支持部16が固定されることになる。こ
れにより、保持部材13を撮影レンズ2の光軸回りに回
転させることが可能となり、カメラを横位置にした撮影
や、縦位置にした撮影に容易に対応することができる。
を所望の位置に回転させた後、固定ねじ45を締め付け
れば、固定ねじ45の先端が撮影レンズ2の鏡筒2aに
当接してレンズ支持部16が固定されることになる。こ
れにより、保持部材13を撮影レンズ2の光軸回りに回
転させることが可能となり、カメラを横位置にした撮影
や、縦位置にした撮影に容易に対応することができる。
【0053】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で種々の改良、変更が
可能である。例えば、以上の実施形態では、一眼レフカ
メラについて適用した場合について説明したが、ビデオ
カメラ等の光学機器に適用することも可能である。
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で種々の改良、変更が
可能である。例えば、以上の実施形態では、一眼レフカ
メラについて適用した場合について説明したが、ビデオ
カメラ等の光学機器に適用することも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、構造が簡単化されているために、従来の
撮影レンズに容易に適用することができる。また、撮影
レンズを含めての小型化が可能となる。請求項2記載の
発明によれば、撮影者の手の平から伝達されるブレは、
ピッチ方向及びヨー方向ブレ補正機構部によって吸収さ
れるので、撮影時の像ブレを未然に防止できる。請求項
3記載の発明によれば、保持部材の中立位置が保たれる
ので、撮影レンズに回転力が生じるのを防止でき、撮影
レンズの保持に要する労力を低減することができる。
発明によれば、構造が簡単化されているために、従来の
撮影レンズに容易に適用することができる。また、撮影
レンズを含めての小型化が可能となる。請求項2記載の
発明によれば、撮影者の手の平から伝達されるブレは、
ピッチ方向及びヨー方向ブレ補正機構部によって吸収さ
れるので、撮影時の像ブレを未然に防止できる。請求項
3記載の発明によれば、保持部材の中立位置が保たれる
ので、撮影レンズに回転力が生じるのを防止でき、撮影
レンズの保持に要する労力を低減することができる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、ブレ補正機
構部の固有振動数を低くしつつ、ブレ補正支持装置の小
型化を図ることができる。請求項5記載の発明によれ
ば、撮影レンズを傾けて保持した場合でも支持部材に生
ずる摩擦力が低減されるので、所定のブレ補正効果が得
られ、より確実に像ブレを達成できる。請求項6記載の
発明によれば、保持部材を撮影レンズの光軸回りに回転
させて所望の位置で固定できるので、横位置撮影、又は
縦位置撮影に容易に対応することができる。
構部の固有振動数を低くしつつ、ブレ補正支持装置の小
型化を図ることができる。請求項5記載の発明によれ
ば、撮影レンズを傾けて保持した場合でも支持部材に生
ずる摩擦力が低減されるので、所定のブレ補正効果が得
られ、より確実に像ブレを達成できる。請求項6記載の
発明によれば、保持部材を撮影レンズの光軸回りに回転
させて所望の位置で固定できるので、横位置撮影、又は
縦位置撮影に容易に対応することができる。
【図1】本発明に係るカメラのブレ補正支持装置が適用
されたカメラの側面図である。
されたカメラの側面図である。
【図2】ピッチ方向に生ずる振動のブレ補正についてモ
デル化した説明図である。
デル化した説明図である。
【図3】本発明に係るカメラのブレ補正支持装置が適用
されたカメラを上方からみた平面図である。
されたカメラを上方からみた平面図である。
【図4】ヨー方向に生ずる振動のブレ補正についてモデ
ル化した説明図である。
ル化した説明図である。
【図5】図2および図4の振動系モデルにおける強制振
動の特性図である。
動の特性図である。
【図6】図1のA−A線に沿った矢視断面図であって、
第1実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
第1実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
【図7】図6のB−B線に沿った矢視断面図である。
【図8】図1のA−A線に沿った矢視断面をモデル化し
た説明図である。
た説明図である。
【図9】図8において保持部材がヨー方向にブレた場合
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図10】図8のブレ補正機構部の構成を一部変更した
場合についてモデル化した説明図である。
場合についてモデル化した説明図である。
【図11】図10において保持部材がヨー方向にブレた
場合を示した説明図である。
場合を示した説明図である。
【図12】図1のA−A線に沿った矢視断面図であって
第2実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
第2実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
【図13】図7のD−D線に相当する線に沿った矢視断
面図である。
面図である。
【図14】図12のE−E線に沿った矢視断面図であ
る。
る。
【図15】図1のA−A線に沿った矢視断面図であって
第3実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
第3実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
【図16】手持ち撮影時に撮影レンズを傾けて構えた時
の状態を示す側面図である。
の状態を示す側面図である。
【図17】図1のA−A線に沿った矢視断面図であって
第4実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
第4実施形態のブレ補正支持装置の詳細を示した図であ
る。
【図18】図17のF−F線に沿った矢視断面図であ
る。
る。
【図19】第5実施形態に係るカメラのブレ補正支持装
置が適用されたカメラを示す側面図である。
置が適用されたカメラを示す側面図である。
1 カメラ本体 2 撮影レンズ 10 支持部材 11 ブレ補正機構部 11A ピッチ方向ブレ補正機構部 11B ヨー方向ブレ補正機構部 12 42 56 60 ブレ補正支持装置 13 保持部材 16 レンズ支持部 20 保持体 25 35 弾性部材 25’ うず巻きばね 55 ねじりばね 26 36 ダンパ 45 固定ねじ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図16】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図17】
【図18】
【図19】
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影レンズ鏡筒と連結された支持部材
と、 前記支持部材に取り付けられ、撮影者によって保持され
る保持部材と、 前記支持部材と保持部材との間に配置され、この保持部
材のブレを吸収する弾性部材を有するブレ補正機構部と
を含むことを特徴とするカメラのブレ補正支持装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカメラのブレ補正支持
装置において、 前記ブレ補正機構部は、 前記撮影レンズ鏡筒のピッチ方向のブレを吸収する第1
の弾性部材を有するピッチ方向ブレ補正機構部と、 前記撮影レンズ鏡筒のヨー方向のブレを吸収する第2の
弾性部材を有するヨー方向ブレ補正機構部とを備えたこ
とを特徴とするカメラのブレ補正支持装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のカメラのブレ補正支持
装置において、 前記ヨー方向ブレ補正機構部の第2の弾性部材は、前記
ピッチ方向ブレ補正機構部を中心として、その両側に対
称に配置されていることを特徴とするカメラのブレ補正
支持装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載のカメラのブレ補
正支持装置において、 前記第1の弾性部材は、ねじりばねで構成されているこ
とを特徴とするカメラのブレ補正支持装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうち、いずれか1項に記
載のカメラのブレ補正支持装置において、 前記支持部材は、前記撮影レンズ鏡筒に取り付けられた
レンズ支持部に対して、撮影レンズの光軸に沿った方向
に揺動可能に取り付けられていることを特徴とするカメ
ラのブレ補正支持装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のカメラのブレ補正支持
装置において、 前記レンズ支持部は、前記撮影レンズ鏡筒に、その光軸
回りに回転可能に取り付けられているとともに、 前記レンズ支持部には、このレンズ支持部を前記撮影レ
ンズ鏡筒に対して固定する固定機構が設けられているこ
とを特徴とするカメラのブレ補正支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7233916A JPH0980540A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | カメラのブレ補正支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7233916A JPH0980540A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | カメラのブレ補正支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0980540A true JPH0980540A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16962612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7233916A Pending JPH0980540A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | カメラのブレ補正支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0980540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006295553A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Tamron Co Ltd | 像振れ防止機能を有する撮像装置 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7233916A patent/JPH0980540A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006295553A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Tamron Co Ltd | 像振れ防止機能を有する撮像装置 |
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