JPH0980570A - ブレ補正カメラ - Google Patents

ブレ補正カメラ

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JPH0980570A
JPH0980570A JP7233950A JP23395095A JPH0980570A JP H0980570 A JPH0980570 A JP H0980570A JP 7233950 A JP7233950 A JP 7233950A JP 23395095 A JP23395095 A JP 23395095A JP H0980570 A JPH0980570 A JP H0980570A
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JP
Japan
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blur correction
exposure
optical system
center
unit
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Application number
JP7233950A
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English (en)
Inventor
Yoshitoshi Kitagawa
好寿 北川
Masao Takemoto
正生 竹本
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレ補正レンズの初期位置への移動回数を制
限することによりAEブラケティングによる撮影の特性
を最大限発揮するブレ補正カメラを提供する。 【解決手段】 ブレ補正光学系と、ブレ補正駆動部
(9、13、22、23)と、ブレ補正光学系の位置を
検出する位置検出部(34、35)と、ブレ補正光学系
を所定の初期位置に位置決めする位置決め部(9、1
3、22、23)と、AEブラケティング装置と、AE
ブラケティング設定部(14)と、ブレ補正駆動部、位
置検出部、位置決め装置、AEブラケティング装置を制
御する制御部(6)とを備えるブレ補正カメラであっ
て、制御部は、AEブラケティング設定部に設定されて
いる露光回数及び露光済み回数に基づき、ブレ補正光学
系の中心の移動許容範囲を定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレ補正カメラに
関し、特に、AEブラケティング装置を備えるブレ補正
カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブレ補正カメラは、撮影
光学系の光軸に対して、撮影光学系の一部であるブレ補
正レンズ(以下「VRレンズ」という)を直角な面方向
へシフト移動することによって、撮影面における被写体
像のブレを補正する方式が実用化されている。このVR
レンズは、撮影終了後にブレ補正駆動(以下「VR駆
動」という)を終了すると、露光終了時の撮影中のカメ
ラの動きにより、任意の場所に移動していることにな
る。そこで、次にブレ補正駆動を開始する前に、最も駆
動範囲を大きく取れるように、撮影光学系の光軸に対し
て、VRレンズの中心を所定の初期位置に位置決めする
(以下「センタリング」という)必要がある。従来、こ
のセンタリングは、撮影(露光)毎に行い、その後に次
の撮影(露光)を開始するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のブレ補正カメラは、いわゆるAEブラケティング装置
を備える場合には、上記センタリングに関して、以下の
ような課題があった。AEブラケティングモード(以下
「AEBモード」という)を使用することの目的の一つ
は、露光量を変化させながら複数回の撮影を行うことに
より、フレーミングが同じでありながらイメージの異な
る写真を得ることにある。ところが、AEBモードによ
る撮影であるにも関わらず、撮影毎にVRレンズのセン
タリングを行うと、撮影された個々の写真のブレは抑制
できるが、それぞれのフレーミングが変化してしまう。
このために、撮影者の意に反したフレーミングの写真が
得られるという問題があった。
【0004】また、各撮影毎にセンタリングを行うこと
は、カメラの電力消費量を増大させる大きな要因となる
という問題もあった。一方、AEBモードによる撮影中
に、単にVRレンズのセンタリングを省略することとす
ると、ブレが大きい場合は、複数回撮影を重ねるうちに
VRレンズがその移動可能範囲の限界に達してしまい、
全くブレ補正がなされない状態で撮影が継続されるとい
う問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、撮影光学系の少なくとも一
部からなるブレ補正光学系(21)と、ブレ補正光学系
の中心位置を変化させることにより、撮影面における被
写体像のブレを補正するブレ補正駆動部(9、13、2
2、23)と、ブレ補正光学系の位置を検出する位置検
出部(34、35)と、ブレ補正光学系を所定の初期位
置に位置決めする位置決め部(9、13、22、23)
と、シャッタースピードと絞り値のいずれか一方又は双
方を変更することにより、撮影時の露光量を所定の間隔
で段階的に変化させつつ、所定回数の露光を行うAEブ
ラケティング装置(6)と、少なくとも、AEブラケテ
ィング装置の露光回数を設定するAEブラケティング設
定部(14)と、ブレ補正駆動部、位置検出部、位置決
め装置、AEブラケティング装置を制御する制御部
(6)とを備えるブレ補正カメラであって、制御部は、
AEブラケティング設定部に設定されている露光回数及
び露光済み回数に基づき、ブレ補正光学系の中心の移動
許容範囲を定めることを特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
ブレ補正カメラにおいて、制御部は、位置検出部の検出
結果より得られるブレ補正光学系の中心の位置が移動許
容範囲外にある場合には、位置決め部を作動させること
を特徴としている。請求項3に係る発明は、請求項1又
は2に記載のブレ補正カメラにおいて、さらに、連写を
行う連写装置(17)と、連写装置を動作させる連写モ
ード、又は動作させない非連写モードを設定できる連写
設定部(18)と、露光時にのみ前記ブレ補正駆動部に
よるブレ補正を行う露光時ブレ補正モード、又は露光時
及び非露光時に前記ブレ補正を行う全時間ブレ補正モー
ドを設定できるブレ補正モード設定部(16)とを備
え、AEブラケティング装置が作動する場合であって、
連写設定部は、連写モードに設定されており、かつ、ブ
レ補正モード設定部は、露光時ブレ補正モードに設定さ
れているときは、制御部は、非露光時であってもブレ補
正が継続して行われるようブレ補正駆動部を制御するこ
とを特徴としている。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項1〜3に記
載のブレ補正カメラにおいて、撮影光学系の光学特性か
ら定まる、ブレ補正光学系の中心が移動可能な初期位置
からの最大距離がL、AEブラケティング設定部に設定
された露光回数がNである場合に、第n回目の露光開始
前に制御部が定めるブレ補正光学系の中心の移動許容範
囲は、 ((n−1)/N)L ただし、 n>1 であることを特徴としている。
【0008】請求項5に係る発明は、請求項1〜3に記
載のブレ補正カメラにおいて、第n回目の露光開始前に
制御部が定めるブレ補正光学系の中心の移動許容範囲
は、 (1/(N−n+2))L ただし、 n>1 であることを特徴としている。請求項6に係る発明は、
請求項1〜3に記載のブレ補正カメラにおいて、第n回
目の露光開始前のブレ補正光学系の中心の初期位置から
の距離がX(n)である場合に、第n回目の露光開始前
に制御部が定めるブレ補正光学系の中心の移動許容範囲
は、 (1/(N−n+2))(L−X(n−1))+X(n
−1) ただし、 n>1 X(1)=0 であることを特徴としている。
【0009】請求項7に係る発明は、請求項1〜3に記
載のブレ補正カメラにおいて、 第n回目の露光時間が
t(n)である場合に、第n回目の露光開始前に制御部
が定めるブレ補正光学系の中心の移動許容範囲は、 (T(n−1)/T(N))L ただし、 n>1 T(n)=t(1)+t(2)+...+t(n−1)
+t(n) であることを特徴としている。請求項8に係る発明は、
請求項1〜3に記載のブレ補正カメラにおいて、制御部
は、始め移動許容範囲を請求項4〜7に記載のいずれか
一つに設定し、位置決め部を最初に作動させた後に、請
求行4〜7に記載の異なる一つに変更することを特徴と
している。請求項9に係る発明は、請求項4〜7に記載
のブレ補正カメラにおいて、制御部は、第1回目の露光
前に位置決め部を作動させることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る実施形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明に係る第1実施形態を
示した図であり、ブレ補正カメラの構成を説明するブロ
ック図である。
【0011】電源10は、不図示のメインスイッチが投
入されることにより、本実施形態に電力を供給するもの
である。スイッチS1は、レリーズボタンの半押しによ
り、S2は、レリーズボタンの全押しにより、それぞれ
on状態となるスイッチである。本実施形態では、スイ
ッチS1がonとなるとシャッタースピードや焦点距離
の調節などの撮影準備が行われ、また、スイッチS2が
onとなるとレリーズ動作が行われ、露光が開始され
る。
【0012】CPU6aは、被写界の光量を検出するA
Eセンサ(不図示)、被写体までの距離を検出するAF
センサ(不図示)等の他、VRセンサ3a、3b及び位
置検出センサ34、35を制御、又はこれらのセンサの
出力を検出・処理する電子回路である。ここで、VRセ
ンサ3は、カメラの振れを検出するセンサであり、CP
U6aは、VRセンサ3の出力に基づいて、その瞬間に
おけるカメラの姿勢(位置、速度、加速度、角度、角速
度、角加速度等)を検出する。また、位置検出センサ3
4、35は、後述するレンズ枠23の位置を検出するた
めのセンサである。
【0013】CPU6bは、CPU6aから伝達される
AEセンサ、AFセンサ等の検出結果等に基づいて露光
量制御部4等を制御する電子回路である。ここで、露光
量制御部4は、AEセンサの検出結果に基づいて、不図
示の絞り機構及びシャッター機構を制御することによ
り、撮影時の露光量を調整するものである。AF制御部
5は、AFセンサの出力に基づいて、光学系(不図示)
の合焦動作を制御するものである。また、巻き上げ部8
は、撮影終了後などにフィルムの巻き上げ等を行うもの
である。
【0014】一方、AEB設定部14は、AEブラケテ
ィングを行う(AEBモード)か否かの設定を行うもの
であり、AEBモードを設定した場合には、さらに、A
EBモードの撮影駒数(露光回数)及びAEBの段階の
幅(段階露光の幅)の設定を行うものである。これによ
り、例えば、カメラが適正と判断したEV値に対して、
EV値が1.0(段階の幅に相当)だけオーバー、及び
アンダーの撮影を各1枚づつ、合計3枚撮影するといっ
たAEBモードの設定が可能となる。なお、本実施形態
では、上記EV値の変化を、絞り値を固定して露光時間
を変化させる、露光時間を固定して絞り値を変化させ
る、又は絞り値及び露光時間の双方を変化させる3つの
方法のいずれによって実現するかをも選択可能としてい
る。
【0015】連写装置17は、連続撮影(以下「連写」
という)を行うためのものであり、また、連写設定部1
5は、連写装置を動作させる連写モード、又は動作させ
ない非連写モードのいずれかを選択、設定できるもので
ある。連写設定部15が連写モードに設定されていると
きには、露光命令が継続している間、つまりレリーズス
イッチが全押しされ、スイッチS2がonである間は、
連写装置17によって連写が行われる。なお、本実施形
態では、上記AEB設定部14をAEBモードに設定
し、かつ、連写設定部15を連写モードに設定すること
により、AEB設定部14で設定した撮影駒数分の写真
を短時間で連続撮影することを可能としている。
【0016】VRモード設定部16は、レリーズスイッ
チが半押しされ、スイッチS1がonであるときにブレ
補正を行う全時間ブレ補正モードと、レリーズスイッチ
が全押しされ、スイッチS2がonであるときのみブレ
補正を行う露光時ブレ補正モードと、ブレ補正を行わな
い無補正モードを設定できるものである。例えば、VR
モード設定部を露光時ブレ補正モードに設定した場合
は、レリーズスイッチが半押し中であるときは、ブレ補
正が行われず、撮影者は、ブレ補正機能を備えないカメ
ラと同じ像を観察できる。逆に、全時間ブレ補正モード
に設定した場合は、レリーズスイッチが半押しされると
直ちにブレ補正が開始され、撮影者は、ブレ補正が行わ
れていることを視覚的に認識できる。
【0017】アクチュエータ13a、13bは、レンズ
枠23を光軸にほぼ垂直な平面内において駆動させるた
めのものである。アクチュエータ13の詳細について
は、図2等で説明する。駆動回路9は、制限部7を介し
てCPU6aから制御信号の伝達を受けることにより、
アクチュエータ13a、13bを駆動する回路である。
【0018】また、制限部7は、電源10より駆動回路
9へ供給される電流を検出し、その値、すなわち、アク
チュエータ13a、13bへ供給される電流の合計値が
所定値以上とならないように制限する回路である。
【0019】図2及び図3は、本実施形態のVRレンズ
を駆動する機構を説明するための図であり、図2は、V
Rレンズを含む機構の正面図、図3は、図2のA−A断
面図である。図2のほぼ中央に描かれている円形部材
は、本実施形態のVRレンズ21である。VRレンズ2
1は、その外周においてレンズ室22により保持され、
さらに、レンズ室22は、外周においてレンズ枠23に
よって保持されている。
【0020】弾性体36〜39は、レンズ枠23をレン
ズ鏡筒内に支持するための金属製ワイヤなどである。弾
性体36は、光軸平行に設置され、それぞれの長さは、
ほぼ同一である。従って、これらに支持されたレンズ枠
23は、光軸にほぼ垂直な面内において任意の方向へ可
動であり、また、移動した結果、レンズ枠23がその面
に対して傾くことがない。
【0021】コイル24、磁石26、ヨーク28、40
(又は、コイル25、磁石27、ヨーク29、41)
は、図1に示すアクチュエータ13であり、いわゆるヴ
ォイスコイルモータ(以下「VCM」という)を構成し
ている。コイル24、25は、細長い導電体のワイヤか
らなるコイル部材であり、互いに平行な2つの直線部
と、それぞれの直線部の端を結ぶ2つの半円部とからな
る陸上競技用トラックに類似した形状を有している。コ
イル24、25は、それぞれの直線部の垂直二等分線が
VRレンズ21のほぼ中心において、ほぼ直角に交わる
ように、レンズ枠23の外縁部に取り付けられている。
【0022】ヨーク28、40及び磁石26は、コイル
24を光軸方向に横切る磁界を形成するための部材であ
り、ヨーク28とヨーク40は、磁石26を光軸方向に
挟むように、また、ヨーク28と磁石26は、コイル2
4を光軸方向に挟むように配置されている。同様に、ヨ
ーク29、41及び磁石27は、コイル25を横切る磁
界を形成するための部材であり、ヨーク29とヨーク4
1は、磁石27を光軸方向に挟むように、ヨーク29と
磁石27は、コイル25を光軸方向に挟むように配置さ
れている。
【0023】一方、コイル24、25は、前述の駆動回
路9に接続されており、駆動回路9を介して電源10か
ら電流の供給を受ける。コイル24(25)に電流が流
れると、その電流と磁石26(27)より発生する磁界
との間に電磁力(以下「推力」という)が発生する。こ
の推力は、コイル24(25)に流れる電流の向きによ
ってその向きを変え、また、電流の大きさに比例してそ
の大きさを増減させるものである。
【0024】レンズ位置検出部30(31)は、レンズ
枠23の側面であって、コイル25の直線部の垂直二等
分線(x軸)(コイル24の垂直二等分線(y軸))の
延長上に位置している突起部であり、その中央部にほぼ
光軸方向に進む光線が透過可能なスリット32(33)
を有している。
【0025】フォトインタラプタ34a(35a)は、
主に投光部と受光部とから構成される部材であり、その
投光部と受光部によってレンズ位置検出部30(31)
を光軸方向に挟むように設置されている(図3参照)。
このように配置することにより、フォトインタラプタ3
4a(35a)は、投光部より照射され、スリット32
を透過した光を受光部において検出することにより、レ
ンズ枠23のx軸方向(y軸方向)移動量を検出するこ
とが可能となっている。フォトインタラプタ34aによ
って検出されたレンズ枠23の移動量に関する情報は、
CPU6aにフィードバックされ、CPU6aは、それ
を基に駆動回路9へアクチュエータ13を制御するため
の新たな制御信号を出力する。本実施形態では、このよ
うな動作を繰り返すことにより、VRレンズ21を所定
の位置へ配置しブレ補正を行う。
【0026】次に、VRレンズ21の駆動機構の動作に
ついて説明する。前述のように、CPU6aから制御信
号の伝達を受けた駆動回路9は、アクチュエータ13を
駆動すべく、コイル24、25へそれぞれ適当な電流を
供給する。これにより、VRレンズ21は、コイル2
4、25に流れる電流と、磁石26、27から発生する
磁場との相互作用により生じる電磁力(推力)によって
駆動される。VRレンズ21が、この推力により光軸中
心から移動すると、レンズ枠23を支持する弾性体36
〜39は撓み、光軸に向かう方向のバネ力が発生する。
この結果、VRレンズ21は、コイル24、25におい
て発生する推力と、弾性体36〜39において発生する
バネ力とが釣り合う位置まで移動する。
【0027】ここで、実際には、VRレンズ21を駆動
する機構全体の質量が、弾性体36〜39に対し重力方
向への力を作用させる他、VRレンズ21を駆動制御す
るときに、様々な力が発生するために、VRレンズ21
は、これらの力と推力の釣り合った位置へ移動すること
となる。さらにまた、コイル24、25には、VRレン
ズ21の移動により逆起電力が発生するために、VCM
が発生する推力は低下し、VRレンズ21は、低下した
この推力とバネ力との釣り合いの位置へ移動する。
【0028】次に図4及び図5を用いて、本実施形態の
動作について説明する。図4及び図5は、本実施形態の
動作を示す流れ図である。本実施形態では、メインスイ
ッチ投入後(101:Yes)にレリーズスイッチが半
押しされ、スイッチS1がonとなると(102:Ye
s)、VRセンサ3、AEセンサ、AFセンサ等に電力
が供給され、これらセンサが稼働状態となる(10
3)。また、露光量制御部4及びAF制御部5も電力を
供給され、稼働状態となり、AEセンサ、AFセンサの
出力に基づいて、シャッタースピードや焦点距離の調節
が行なわれる(103)。
【0029】次に、VRモード設定部に設定されている
モードが確認される(104)。VRモード設定部に全
時間VRモード又は露光時VRモードが設定されている
場合(104:Yes)は、VRセンサ3の出力に基づ
いて、ブレ補正を行うために必要とされるVRレンズ2
1の駆動量、駆動速度、及び駆動方向等がCPU6aに
おいて演算される(105)。
【0030】次に、本実施形態の設定が、VRモード設
定部16の設定が露光時ブレ補正モードに設定されてい
るかどうかが判断され(106)、YesならばVR駆
動を開始せずに次の動作へ移る。
【0031】次の動作では、レリーズボタンが全押しさ
れ、スイッチS2がonとなると(107:Yes)、
ミラーアップがなされ(108)、次いで、VRレンズ
のセンタリングが行われる(109)。具体的には、C
PU6aが、アクチュエータ13等を制御し、VRレン
ズ21の中心と撮影光学系の光軸とが一致するようにV
Rレンズ21を駆動・位置決めする。これにより、本実
施形態は、VRレンズ21によりブレ補正を行える範
囲、すなわちVRレンズ21をVR駆動できる範囲を最
大とすることができる。
【0032】次に、VRレンズ21のVR駆動が開始さ
れ(110)、カメラブレによる撮影面における被写体
像のブレが補正される。また、VR駆動開始後すぐに露
光が開始される(111)。すなわち、絞りが所定量絞
られ、シャッタが開けられる。所定時間経過後に、シャ
ッタは閉じられ、露光が終了される(112)。このと
きに、絞りは開放され、シャッタは直ちにチャージされ
る。露光に関するこれら一連の動作が終了すると、クイ
ックリターンミラーはミラーダウンされる(113)。
【0033】次に、AEB設定部がAEBモードに設定
されているか否かが判断され(114)、AEBが選択
されていると(114:Yes)、設定されている露光
の段階と、露光回数が確認される(115)。また、連
写設定部が連写モードに設定されているか否かが判断さ
れ、連写モードであれば(116Yes)、位置検出セ
ンサ34、35の検出結果を基づきVRレンズの位置が
求められる(120)。
【0034】次に、VRレンズが所定の移動許容範囲内
に位置しているか否かが判断される(121)。具体的
には、以下の演算等がCPU6bにおいて行われる。ま
ず、VRレンズ21の移動許容範囲が次式により定めら
れる。なお、移動許容限界とは、VRレンズ21のセン
タリング位置を中心とした所定半径の円をいい、次式
は、その半径を定めるものである。 ((n−1)/N)L ; n>1 (1) 上記式において、Lは、VRレンズが撮影面の被写体像
に収差の影響を与えることなく移動できる撮影光学系の
光軸からの最大距離である(以下「移動可能最大距離」
という)。この値は、本実施形態で採用した撮影光学系
の光学特性により定まるものである。Nは、AEB設定
部に設定された露光回数、nは、次の露光回数である。
ただし、(111)、(112)において、すでに第1
回目の露光が行われているので、nは2以上の値を取
る。
【0035】一方、(120)において得られたVRレ
ンズの位置から、第n回目の露光前におけるVRレンズ
の中心と撮影光学系の光軸との間の距離X(n)が演算
され、 ((n−1)/N)L > X(n) (2) が判断される。(2)式が偽であるときは(121:N
o)、VRレンズのセンタリングが行われ(122)、
再度(2)式の判断がなされる。一方、(2)式が真で
あるときは(121:Yes)、AEBモードによる次
の露光が行われる(123)。
【0036】(120)〜(123)の動作について、
例えば、Lが3mmであって、Nが3回に設定されてい
る場合を例により具体的に説明する。この場合には、第
2回目の露光前のVRレンズ21の中心の位置が、撮影
光学系の光軸に対して半径1mmの範囲以内であればセ
ンタリングは行われず、VRレンズ21のVR駆動は継
続したまま、次の露光動作が開始される。一方、半径1
mmの範囲以遠である場合には、センタリングを行って
から次の露光動作が行われる。また、第3回目の露光前
には、VRレンズ21の中心の位置が光軸に対して半径
2mmの範囲以内にあるか否かが判断され、以内であれ
ばセンタリングを行わずに、以遠であればセンタリング
を行ってから次の露光が行われる。
【0037】一般に、同一の撮影者が略同一の条件によ
り撮影を行っている場合には、ブレの量は、連続して行
われる各撮影の間において大きく変動することが少な
い。これを上記具体例について説明すると、第1回目の
露光から第2回目の露光前にかけて、VRレンズ21が
1mm以上の移動しか必要としないブレが発生している
場合には、第2回目の露光中にVRレンズ21が1mm
以上移動するブレが発生する可能性は低いということで
ある。さらに、第2回目の露光から第3回目の露光前に
かけても、VRレンズ21が1mm以上の移動を必要と
しなかった場合には、ブレの状態は比較的安定している
と考えられるので、第3回目の露光中にVRレンズ21
が1mm以上移動する可能性はさらに低いものとなる。
従って、この場合には、第2、第3回目の露光前にVR
レンズ21のセンタリングを省略しても、VRレンズ2
1が移動可能限界に達し、正常なブレ補正が行えなくな
る可能性は低い。
【0038】そこで、本実施形態は、AEBモードの一
連の撮影が同一の撮影条件のもとで行われる可能性が高
い点に着目し、各露光時におけるVRレンズ21の移動
距離を、AEBモードの露光回数を考慮に入れて求めら
れた所定距離と比較することにより、VRレンズ21の
センタリング回数を必要最低限に抑制している。よっ
て、本実施形態では、AEBモードにより撮影された一
連の写真のフレーミングが、不要なVRレンズ21のセ
ンタリングに起因して、互いに相違することが防止され
る。これは、カメラの判断した露光量に対して前後の露
光量での撮影を同一フレーミングで行うというAEBの
本来の目的を考慮した場合に、特に有用な効果である。
【0039】また、本実施形態によれば、AEBモード
と連写モードを同時に設定している場合は、露光毎にセ
ンタリングが行われることにより撮影間隔が長くなり、
連写の駒速が低下することも防止される。従って、被写
体が動いてしまう前に、迅速に撮影を完了させることが
可能となっている。さらに、本実施形態は、センタリン
グ動作に伴う電力消費量を抑制することにより、カメラ
の省電力化をも実現している。
【0040】(120)〜(123)の動作は、AEB
設定部14に設定された露光回数分だけ連続して行われ
る(124:No)。設定回数分だけの露光が終了する
と、VRレンズ21のVR駆動が終了され(125)、
本実施形態は、その動作を終了する。なお、以上の流れ
図から明らかであるように、本実施形態では、(11
4:Yes)かつ(116:Yes)である場合には、
ブレ補正モードが露光時ブレ補正モードに設定されてい
る場合であっても、全時間ブレ補正モードが設定されて
いる場合と同様な動作が行われる。この結果、露光と露
光の間においてブレ補正を中止することにより、AEB
モードで連写された各写真のフレーミングが異ってしま
うことが防止される。
【0041】一方、前述の(104)において、無補正
モードが設定されている場合(104:No)は、図示
したのとは異なる流れ図に従い、VRモードを含まない
露光等の動作を行う。また、(106:No)では、V
Rモードは、S1が入っている間は常にVR駆動を行う
全時間ブレ補正モードとなっていることから、直ちにV
R駆動が開始される(131)。さらに、スイッチS1
がon(132:Yes)かつスイッチS2がon(1
33:Yes)であることが確認されると、クイックリ
ターンミラーがミラーアップされ(108)、(10
9)以下、前述と同様の動作が行われる。なお、撮影者
が連写の途中でレリーズスイッチを完全に解除した場
合、すなわち、スイッチS1がoff(132:No)
となった場合は、VRレンズ21のVR駆動が終了され
た後に(134)、カメラの動作は(102)に戻る。
【0042】(114)において、AEB設定部にAE
Bモードが設定されていない場合は(114:No)、
通常の露光量での撮影のみを行うために、動作は終了さ
れる(126)。(116)において、連写設定部が連
写モードに設定されていない場合は(116:No)、
AEBモードは実行されるが、連写モードは実行されな
い。すなわち、動作は(141)、(142)へ進み、
スイッチS1及びスイッチS2がonであることが確認
された後に、(120)〜(124)と同等の動作が
(143)〜(147)において行われる。なお、この
場合は、露光がマニュアル操作により行われるために、
2回目の露光が終了した以降は、次の露光動作に入る前
に((147)と(143)の間)にスイッチS2がo
nであるか否かの判断が露光毎になされる。
【0043】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について説明する。図4の(121)及び図5の(1
44)において、VRレンズ21の移動許容範囲を定め
るための式は、第1実施形態において示した式(1)以
外の式を用いることも可能である。そこで、本実施形態
では、以下に示す式(3)に基づいてその移動許容範囲
を定めた。 (1/(N−n+2))L ; n>1 (3) 式(3)に従うと、AEB設定部14に設定された露光
回数を5と仮定した場合に、第2回目の露光前に(12
1)又は(144)において判断される内容は、 (1/5)L>X(2) (4) となり、(4)式が真である場合はセンタリングが行わ
れず、偽である場合はセンタリングが行われる。ただ
し、X(n)は、第n回目の露光開始前におけるVRレ
ンズ21の中心と撮影光学系の光軸との間の距離であ
る。同様に、第4回目及び最後の露光前では、それぞれ (1/3)L>X(3) (5) (1/2)L>X(4) (6) が判断される。
【0044】第1実施形態では、最後の露光(第N回目
の露光)前にセンタリングが行われなかった場合(12
0:Yes、又は144:Yes)には、VRレンズ2
1がさらに光軸から離れる方向へ移動できる距離は、最
小で(1/N)Lである。このために、同距離は、Nの
値が大きいと非常に短いものとなり、不慮の事態でブレ
量が突然増大すれば、VRレンズ21が移動可能限界ま
で達し、十分なブレ補正が行われない可能性がある。こ
れに対して、本実施形態では、第N回目の露光前に定め
られる移動許容範囲は、設定された露光回数Nの値に関
わらず(1/2)Lとなる。従って、本実施形態では、
露光回数Nが大きい場合であっても、最後の露光時まで
VRレンズ21が移動可能な範囲が十分確保され、不完
全なブレ補正が行われる可能性が低減される。
【0045】(第3実施形態)次に、本発明に係る第3
実施形態について説明する。本実施形態は、図4の(1
21)及び図5の(144)において、VRレンズ21
の移動許容範囲を以下に示す式(7)に基づいて定めた
点において第1実施形態又は第2実施形態と異なってい
る。 (1/(N−n+2))(L−X(n−1))+X(n−1); ただし、n>1、X(1)=0 (7) 従って、本実施形態では、図4の(121)、及び図5
の(144)において、次式の真偽が判断される。 (1/(N−n+2))(L−X(n−1))+X(n−1) > X(n) (8)
【0046】すなわち、本実施形態では、第n−1回目
の露光時にVRレンズ21が移動した距離が、第n−1
回目の露光前におけるVRレンズ21の中心とセンタリ
ングの位置との間の距離X(n−1)をLから差し引
き、さらにそのときの未露光回数で除した距離より大き
い場合に、VRレンズ21がセンタリングされる。つま
り、本実施形態では、VRレンズ21が既に移動した距
離と、未露光回数を考慮して移動許容範囲を定めてお
り、これにより、ブレ量の変動が激しい撮影条件におい
ても、センタリングを行うか否かの判断を的確に行うこ
とが可能であるという特徴を有する。
【0047】(第4実施形態)次に、本発明に係る第4
実施形態について説明する。本実施形態は、図4の(1
21)及び図5の(144)において、VRレンズ21
の移動許容範囲を以下に示す式(9)に基づいて定めた
点において第1実施形態〜第3実施形態と異なってい
る。 (T(n−1)/T(N))L (9) ただし、n>1 T(n)=t(1)+t(2)+...+t(n−1)
+t(n) なお、t(n)は、第n回目の撮影の露光時間である。
【0048】本実施形態では、第n回目の露光前であっ
て、VRレンズ21の中心とセンタリングの位置との間
の距離が、第n−1回目までの各露光時間の累積値に比
例した距離より大きい場合に、センタリングが行われ
る。すなわち、本実施形態では、同じブレの状態であっ
ても、露光時間の長短により1回の露光中にVRレンズ
21が移動する量は必然的に異なるという点に着目して
いる。本実施形態は、AEB設定部において、露光を変
化させる段階を大きく設定し、その結果、露光時間が各
撮影間で大きく変化する場合であっても、センタリング
を行うか否かの判断を的確に行うことが可能であるとい
う特徴を有する。
【0049】(第1実施形態の変形例)次に、第1実施
形態の変形例について説明する。本実施形態は、図4の
(121)及び図5の(144)において、VRレンズ
21の移動許容範囲をはじめ式(1)に基づいて定め、
VRレンズ21がその移動許容範囲外へ駆動され(12
2)又は(146)におけるセンタリングが行われた以
後は、移動許容範囲を式(3)又は式(7)に基づいて
定めることとする点において第1実施形態と異なる。
【0050】本実施形態によれば、動作の初期段階で
は、式(1)を採用しているので、制御論理が簡単であ
り、制御時の演算時間が短い方法によりセンタリングの
必要性の有無が判断される。各露光前にセンタリングの
必要がないと判断された場合(121:Yes、14
4:Yes)は、撮影時のブレの状態が十分に小さく、
かつ安定していると考えられるので、最後の露光まで式
(1)に基づいた制御が行われる。
【0051】一方、動作の途中でセンタリングの必要性
があると判断された場合(121:No、144:N
o)は、撮影時のブレが大きい、又は不安定であると考
えられる。そこで、本実施形態は、VRレンズ21のセ
ンタリングを行うと共に、式(1)を式(3)又は
(7)に置き換え、第2又は第3実施形態と同様に、ブ
レにより適切に対応することとしている。このように、
本実施形態は、ブレの状態に応じて、その制御条件を適
切なものに自動的に変換することにより、センタリング
の回数を最低限に抑制しながら、最後の露光時まで確実
なブレ補正駆動を行うことを可能としている。
【0052】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0053】例えば、第1〜第4実施形態は、(12
1)又は(144)において、移動許容範囲を定めるた
めの条件式を1つのみ有しているブレ補正カメラについ
て説明しているが、これは、式(1)、(3)、(7)
及び(9)を全て内蔵し、撮影者が、外部操作により撮
影条件に適する1つの条件式を選択できるブレ補正カメ
ラであっても良い。また、第1実施形態の変形例では、
はじめ条件式として式(1)を採用し、その後にこれを
式(2)又は(3)に変更する場合について説明した
が、これは1つの例示であり、撮影条件により、はじめ
に採用する式は、式(1)、(3)、(7)又は(9)
のいずれか1つであり、その後にその他の3つの式のい
ずれか1つに変更することであっても良い。さらに、上
記の各実施形態は、撮影条件に合わせ、露光時間の長い
ものから順に露光する、又は、露光時間の短いものから
順に露光することを予め設定することをさらに条件に付
加することであっても良い。これにより、センタリング
の回数をより効果的に抑制すること等が可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1、
4〜7、9のいずれか一項に係る発明によれば、AEB
ブラケティング装置を作動させて撮影を行う場合に、制
御部は、ブレ補正光学系の中心の移動許容範囲をAEブ
ラケティング設定部に設定されている露光回数及び露光
済み回数に基づき定めることとしたので、最後の露光時
まで適切なブレ補正が行われるように移動許容範囲を適
切に定めるブレ補正カメラを提供することが可能となっ
た。
【0055】請求項2、4〜7、9のいずれか一項に係
る発明によれば、制御部は、位置検出部の検出結果より
得られるブレ補正光学系の中心の位置が移動許容範囲外
にある場合には、位置決め部を作動させることとしたの
で、位置決め部の作動を必要最低限に抑制し、電力消費
量の少ないブレ補正カメラを提供することが可能となっ
た。請求項3、4〜7、9のいずれか一項に係る発明に
よれば、AEブラケティング装置が作動する場合であっ
て、連写設定部は、連写モードに設定されており、か
つ、ブレ補正モード設定部は、露光時ブレ補正モードに
設定されているときは、制御部は、非露光時であっても
ブレ補正が継続して行われるようブレ補正駆動部を制御
することとしたので、非露光時にブレ補正が行われない
ことにより、連写された写真のフレーミングが異なるこ
とを防止できるブレ補正カメラを提供することが可能と
なった。
【0056】請求項8に係る発明によれば、制御部は、
始め移動許容範囲を請求項4〜7に記載のいずれか一つ
に設定し、位置決め部を最初に作動させた後に、請求行
4〜7に記載の異なる一つに変更することとしたので、
最後の露光時まで確実なブレ補正駆動を行うブレ補正カ
メラを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る実施形態のVRレンズを駆動する
機構を説明する正面図である。
【図3】図2に示すVRレンズを駆動する機構のA−A
断面図である。
【図4】本発明に係る実施形態の動作を表す流れ図であ
る。
【図5】本発明に係る実施形態の動作を表す流れ図であ
り、図4の続きを示すものである。
【符号の説明】
3 VRセンサ 6 CPU 7 制限部 9 駆動回路 10 電源 13 アクチュ
エータ 22 レンズ室 23 レンズ枠 34、35 位置検出センサ 36〜39 弾
性体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系の少なくとも一部からなるブ
    レ補正光学系と、 前記ブレ補正光学系の中心位置を変化させることによ
    り、撮影面における被写体像のブレを補正するブレ補正
    駆動部と、 前記ブレ補正光学系の位置を検出する位置検出部と、 前記ブレ補正光学系を所定の初期位置に位置決めする位
    置決め部と、 シャッタースピードと絞り値のいずれか一方又は双方を
    変更することにより、撮影時の露光量を所定の間隔で段
    階的に変化させつつ、所定回数の露光を行うAEブラケ
    ティング装置と、 少なくとも、前記AEブラケティング装置の露光回数を
    設定するAEブラケティング設定部と、 前記ブレ補正駆動部、位置検出部、位置決め装置、AE
    ブラケティング装置を制御する制御部と、 を備えるブレ補正カメラであって、 前記制御部は、前記AEブラケティング設定部に設定さ
    れている露光回数及び露光済み回数に基づき、前記ブレ
    補正光学系の中心の移動許容範囲を定める、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブレ補正カメラにおい
    て、 前記制御部は、前記位置検出部の検出結果より得られる
    前記ブレ補正光学系の中心の位置が前記移動許容範囲外
    にある場合には、前記位置決め部を作動させる、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のブレ補正カメラ
    において、 さらに、連写を行う連写装置と、 前記連写装置を動作させる連写モード、又は動作させな
    い非連写モードを設定できる連写設定部と、 露光時にのみ前記ブレ補正駆動部によるブレ補正を行う
    露光時ブレ補正モード、又は露光時及び非露光時に前記
    ブレ補正を行う全時間ブレ補正モードを設定できるブレ
    補正モード設定部と、 を備え、 前記AEブラケティング装置が作動する場合であって、
    前記連写設定部は、連写モードに設定されており、か
    つ、前記ブレ補正モード設定部は、露光時ブレ補正モー
    ドに設定されているときは、前記制御部は、非露光時で
    あってもブレ補正が継続して行われるよう前記ブレ補正
    駆動部を制御する、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のブレ補正カメラに
    おいて、 前記撮影光学系の光学特性から定まる、前記ブレ補正光
    学系の中心が移動可能な前記初期位置からの最大距離が
    L、 前記AEブラケティング設定部に設定された露光回数が
    Nである場合に、 第n回目の露光開始前に前記制御部が定める前記ブレ補
    正光学系の中心の移動許容範囲は、 ((n−1)/N)L ただし、 n>1 である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3に記載のブレ補正カメラに
    おいて、 前記撮影光学系の光学特性から定まる、前記ブレ補正光
    学系の中心が移動可能な前記初期位置からの最大距離が
    L、 前記AEブラケティング設定部に設定された露光回数が
    Nである場合に、 第n回目の露光開始前に前記制御部が定める前記ブレ補
    正光学系の中心の移動許容範囲は、 (1/(N−n+2))L ただし、 n>1 である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3に記載のブレ補正カメラに
    おいて、 前記撮影光学系の光学特性から定まる、前記ブレ補正光
    学系の中心が移動可能な前記初期位置からの最大距離が
    L、 前記AEブラケティング設定部に設定された露光回数が
    N、 第n回目の露光開始前の前記ブレ補正光学系の中心の前
    記初期位置からの距離がX(n)である場合に、 第n回目の露光開始前に前記制御部が定める前記ブレ補
    正光学系の中心の移動許容範囲は、 (1/(N−n+2))(L−X(n−1))+X(n
    −1) ただし、 n>1 X(1)=0 である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3に記載のブレ補正カメラに
    おいて、 前記撮影光学系の光学特性から定まる、前記ブレ補正光
    学系の中心が移動可能な前記初期位置からの最大距離が
    L、 前記AEブラケティング設定部に設定された露光回数が
    N、 第n回目の露光時間がt(n)である場合に、 第n回目の露光開始前に前記制御部が定める前記ブレ補
    正光学系の中心の移動許容範囲は、 (T(n−1)/T(N))L ただし、 n>1 T(n)=t(1)+t(2)+...+t(n−1)
    +t(n) である、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3に記載のブレ補正カメラに
    おいて、 前記制御部は、始め前記移動許容範囲を請求項4〜7に
    記載のいずれか一つに設定し、前記位置決め部を最初に
    作動させた後に、請求行4〜7に記載の異なる一つに変
    更する、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  9. 【請求項9】 請求項4〜7に記載のブレ補正カメラに
    おいて、 前記制御部は、第1回目の露光前に前記位置決め部を作
    動させる、 ことを特徴とするブレ補正カメラ。
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