JPH0980738A - 光ファイバー加工用位相シフトフォトマスクの製造方法 - Google Patents

光ファイバー加工用位相シフトフォトマスクの製造方法

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JPH0980738A
JPH0980738A JP7254490A JP25449095A JPH0980738A JP H0980738 A JPH0980738 A JP H0980738A JP 7254490 A JP7254490 A JP 7254490A JP 25449095 A JP25449095 A JP 25449095A JP H0980738 A JPH0980738 A JP H0980738A
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JP
Japan
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electron beam
resist
thin film
optical fiber
phase shift
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JP7254490A
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Masaaki Kurihara
栗原  正彰
Minoru Komada
実 駒田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光ファイバー加工用の位相シフトフォトマス
ク 製造方法を提供する。 【解決手段】 石英基板の1面に格子状の凹溝を設け、
これを光ファイバー加工用のグレーティング(格子)パ
ターンとする位相シフトフォトマスクの製造方法であっ
て、(A)石英基板上にクロム薄膜を成膜する工程、
(B)クロム薄膜上に電子線レジストを塗布する工程、
(C)電子線描画装置にて露光する工程、(D)現像液
にて現像しレジストパターンを形成する工程、(E)レ
ジストパターンをマスクとして、露出した部分のクロム
薄膜をCH2 CCl2 ガスを用いてドライエッチング
し、クロム薄膜パターンを形成する工程、(F)クロム
薄膜パターンをマスクとして、露出した部分を所定の深
さだけ、CF4 ガスを用いドライエッチングして石英基
板の1面に格子状の凹溝を形成する工程、(G)レジス
トを剥離し、クロム膜を除去する工程、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,光通信等に用いられる
光ファイバーに紫外線レーザ光により回折格子を作製す
るための位相シフトフォトマスクの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーは地球規模の通信に大革新
をもたらし、高品質、大容量の大洋横断電話通信を可能
にしたが、従来より、この光ファイバーに沿って、コア
内に周期的な屈折率分布を作り出し、光ファイバー内に
ブラック回折格子をつくり、回折格子の周期と長さ、屈
折率変調の大きさによって、回折格子の反射率の高低
と、波長特性の幅を決めることにより、その回折格子
を、光通信用の波長多重分割器、レーザやセンサーに使
用される狭帯域の高反射ミラー、ファイバーアンプにお
ける余分なレーザー波長を採り除く波長選択フィルター
等として利用できることが知られている。しかし、石英
ファイバーの減衰が最小となり、長距離通信システムに
適している波長が1.55μmであることより、この波
長でファイバー回折格子を使用するためには、格子間隔
を約500nmとする必要があり、このような細かい構
造をコアの中に作ること自体が、当初は難しいとされて
おり、光ファイバーのコア内にブラック回折格子をつく
るのに、側面研磨、フオトレジストプロセス、ホログラ
フィー露光、反応性イオンビームエッチング等からなる
何段階もの複雑な工程が採られていた。この為、作製時
間は長く、歩留りも低かった。
【0003】しかし、最近、紫外光をファイバーに照射
し、直接コア内に屈折率に変化をもたらし回折格子を作
る方法が知られるようになり、この紫外線を照射する方
法は複雑なプロセスを必要としないため、周辺技術の進
歩とともに次第に実施されるようになってきた。この紫
外光を用いる方法の場合、上記のように格子間隔は約5
00nmと細かい為、2本の光束を干渉させる干渉方
法、(エキシマレーザからのシングルパルスを集光して
回折格子面を1枚づつ作る)1点ごとの書き込みによる
方法、グレーティングをもつ位相シフトマスクを使って
照射する方法等が採られている。
【0004】2光束を干渉させる干渉方法には、横方向
のビームの品質、即ち空間コヒーレンスに問題があり、
1点ごとの書き込みによる方法には、サブミクロンの大
きさの緻密なステップ制御が必要で、且つ、光を小さく
絞り込み、多くの面を書き込むことが要求され、作業性
にも問題があった。
【0005】このため、上記問題に対応できる方法とし
て、位相シフトフォトマスクを用いる照射方法が注目さ
れるようになってきたが、この方法は、図2(a)に示
すように、石英基板の1面に凹溝を所定のピッチで、所
定の深さに設けた位相シフトマスク23を用い、KrF
エキシマレーザ(248nm)を照射して直接光ファイ
バー22のコア22Aに屈折率の変化をもたらし、グレ
ーティング(格子)を作製するものである。尚、図2
(a)(ロ)は、コア22Aにおける干渉縞パターン2
4を分かり易く拡大して示した図であり、図2(b)
(イ)、図2(b)(ロ)はそれぞれ位相シフトフォト
マスクの断面、上面の全部ないし一部を示したものであ
る。D、Pはそれぞれ、凹溝26の深さ、ピッチを示し
ている。この凹溝26の深さは、露光光であるエキシマ
レーザ光(ビーム)の位相πラジアンだけ変調するよう
に選択されており、0次光(ビーム)は位相シフトマス
ク23により5%以下に抑えられ、マスクから出る主な
光(ビーム)は、回折光の35%以上を含むプラス1次
の回折光25Aとマイナス1次の回折光25Bに発散さ
れる。この為、このプラス1次の回折光25Aないしマ
イナス1次の回折光25Bで所定のピッチでの照射を行
い、このピッチでの屈折率変化をファイバー内にもたら
すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような位
相シフトフォトマスクを用いる照射方法にも、格子状の
凹溝を所定のピッチ、形状に作製すること自体が難しく
その対応が求められていた。本発明は、このような状況
のもと、格子状の溝を所定のピッチ、形状に作製するこ
とができる、光ファイバー加工用の位相シフトフォトマ
スクの製造方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバー加
工用位相シフトフォトマスクは、石英基板の1面に格子
状の凹溝を設け、これを光ファイバー加工用のグレーテ
ィング(格子)パターンとする位相シフトフォトマスク
の製造方法であって、少なくとも、順に、(A)石英基
板上に厚さ10〜20nmのクロム薄膜をスパッタリン
グ等により成膜する工程、(B)前記クロム薄膜上に電
子線レジストを塗布する工程、(C)電子線描画装置に
て所定の領域を露光する工程、(D)所定の現像液にて
電子線レジストを現像しレジストパターンを形成する工
程、(E)レジストパターンをマスクとして、レジスト
パターンの開口部から露出した部分のクロム薄膜をCH
2CCl2 ガスを用いてドライエッチングし、クロム薄
膜パターンを形成する工程、(F)次いで、クロム薄膜
パターンをマスクとして、石英基板のクロム薄膜パター
ンの開口部から露出した部分を所定の深さだけ、CF4
ガスを用いドライエッチングして石英基板の1面に格子
状の凹溝を形成する工程、(G)レジストを剥離し、ク
ロム膜を除去する工程、を含むことを特徴とするもので
ある。そして、上記電子線レジストとして化学増幅型の
レジストを用い、電子線描画装置にて所定の領域を露光
する工程に引き続き、PEB(Post Exposu
re Baking)を行い、電子線が照射された部分
を選択的に、電子線に対して感度を向上させることを特
徴とするものであり、電子線レジストとしてRE510
0P(日立化成株式会社製)を用い、膜厚400nmに
塗布し、電子線描画装置にて露光量1.2μC/cm2
で所定の領域を露光し、PEB(Post Expos
ure Baking)条件をホットプレートにて90
°5分間とし、現像液を2.38%濃度のTMAH(テ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイト)を用い、
レジスト剥離を70度硫酸にて行い、クロムの除去を硝
酸セリウムアンモニウム溶液にて行うことを特徴とする
ものである。そしてまた、上記における格子状の凹溝
は、ピッチが0.95μm〜1.10μmで、深さが、
光ファイバー加工用の紫外線が透過する際に位相がπず
れるだけの深さであることを特徴とするものである。
尚、電子線レジストとしては、約500nm幅のライン
&スペースパターンを形成するために高感度のものが必
要で、具体的には、1〜10μc/cm2 程度の感度を
持つことが必要である。
【0008】
【作用】本発明の光ファイバー加工用位相シフトフォト
マスクは、このような構成にすることにより、光ファイ
バー加工時に照射する紫外線に対してグレーティング
(格子)パターンとなる石英基板の1面に設けられた格
子状の凹溝を所定のピッチ、形状に作製することができ
るものとしている。詳しくは、石英基板上に成膜するク
ロム薄膜の厚さを100〜200nmとしていることに
より、電子線描画装置における露光の際のチャージアッ
プを防止するとともに、クロム薄膜自体のドライエッチ
ングによるパターンニングをし易いものとし、光ファイ
バー加工用位クロム薄膜の解像性を対応できるレベルま
で上げることを可能としている。尚、クロム薄膜の厚
は、上記ように、解像性の面で効果を持ち、且つ、石英
のCF4 ガスを用いたドライエッチングにも耐える厚さ
で10〜20μmと決めた。また、電子線描画装置にて
露光する線幅も極めて小さいため、電子線レジストとし
ては、感度が高いことが必要であるが、化学増幅型の高
感度電子線レジストを用い、PEB(Post Exp
osure Baking)を行うことにより、これに
対応している。具体的には、電子線レジストとしてボジ
型のRE5100P(日立化成株式会社製)を用い、膜
厚400nmに塗布し、電子線描画装置にて露光量1.
2μC/cm2 で所定の領域を露光し、PEB(Pos
t Exposure Baking)条件をホットプ
レートにて90°5分間とし、これに対応している。
【0009】
【実施例】本発明の光ファイバー加工用位相シフトフォ
トマスクの製造方法を実施例に基づいて説明する。図1
(a)は実施例の工程を示した断面図である。図1中、
10はブランク、11は石英基板、12はクロム薄膜、
12Aはクロムパターン、12Bはクロム開口部、、1
3はレジスト、13Aレジストパターン、13Bはレジ
スト開口部、14は電子線(ビーム)、15は凹溝、1
7は位相シフトフォトマスクである。先ず、石英基板1
1上に150μm厚のクロム薄膜12をスパッタにて成
膜したブランクス10を用意した。(図1(a)) クロム薄膜12は、後工程のレジストに電子線を照射す
る際のチャージアップ防止に役立ち、石英基板に凹溝を
作製する際のマスクとなるものであるが、クロム薄膜エ
ッチングにおける解像性の点でもその厚さの管理は重要
で、100〜200μm厚が適当である。次いで、レジ
スト13としては、電子線レジストRE5100P(日
立化成株式会社製)を用い、400nmに塗布し、乾燥
した。(図1(b)) この後、レジスト13を電子線描画装置MEBESIII
(ETEC)にて露光量1.2μC/cm2 で所定の領
域を露光した。(図1(b)) 露光後、90°C5分間ベーク(PEB)した後、2.
38%濃度のTMAH(テトラメチルアンモニウムハイ
ドロオキサイト)でレジストを現像し、所望のレジスト
パターン13Aを形成した。(図1(d)) 尚、露光後のベーク(PEB)は電子線が照射された部
分を選択的に感度アップするためのものである。次い
で、レジストパターン13Aをマスクとして、CH2
Cl2 ガスを用いてドライエッチングし、クロム薄膜パ
ターン12Aを形成した。(図1(e)) 次いで、クロム薄膜パターン12Aをマスクとして、C
4 ガスを用いて石英基板11を深さ240nmだけエ
ッチングした。(図1(f)) 深さの制御はエッチング時間を制御することにより行わ
れ、深さ200〜400nmの範囲で制御してエッチン
グが可能である。この後、70°Cの硫酸にてレジスト
パターン13Aを剥離し(図1(g))、硝酸第二セリ
ウムアンモニウム溶液によりクロム薄膜パターン12A
をエッチングして除去し、洗浄処理を経て、深さ240
nm、ピッチ1.070μmのライン&スペースの凹溝
を持つ位相シフトフォトマスク17を完成した。(図1
(h))
【0010】本実施例では、図2(b)の(イ)、
(ロ)に示すようなピッチ、形状をもつ位相シフトフォ
トマスクが得られた。ライン&スペースの凹溝のピッチ
は1.070μm、深さは240nmであった。
【0011】尚、上記実施例では、ライン&スペースの
凹溝のピッチを1.070μmとしたが、描画条件を変
え、1.074μm、1.078μmピッチで、深さ2
40nmの凹溝も作製することができた。基本的にはピ
ッチを1.05〜1.10の範囲で細かく変えることも
可能である。
【0012】このようにして作製されライン&スペース
の凹溝をもつ位相シフトフォトマスクを用い、エキシマ
レーザ(KrF248nm)にて光ファイバーに露光し
た結果、光ファイバーに反射波長をそれぞれ1549n
m、1555nm、1561nmとするグレーディイン
グ(格子)を作製することができた。
【0013】
【発明の効果】本発明の光ファイバー加工用位相シフト
フォトマスクの製造方法は、上記のような構成にするこ
とにより、所定のピッチ、形状の格子状の凹溝を作製す
ることができるものとしており、この結果、光ファイバ
ーのグレーティング(格子)作製を位相シフトフォトマ
スクを用い、所定のピッチで精度良く行うことを可能と
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光ファイバー加工用位相シフトフォト
マスクの製造方法の工程図
【図2】光ファイバー加工とそれに用いられる位相シフ
トフォトマスクを説明するための図
【符号の説明】
11 石英基板 12 クロム薄膜 12A クロムパターン 12B クロム開口 13 レジスト 13A レジストパターン 13B レジスト開口 14 電子線(ビーム) 15 凹溝 17 位相シフトフォトマスク 21 位相シフトフォトマスク 22 光ファイバー 22A コア 22B クラッド 23 KrFエキシマレーザ光 24 フリンジ(干渉縞)パターン 25A 0次光(ビーム) 25B プラス1次光(ビーム) 25C マイナス1次光(ビーム) 26 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/40 521 G03F 7/40 521 H01L 21/027 H01L 21/30 502P 528

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石英基板の1面に格子状の凹溝を設け、
    これを光ファイバー加工用のグレーティング(格子)パ
    ターンとする位相シフトフォトマスクの製造方法であっ
    て、少なくとも、順に、(A)石英基板上に厚さ10〜
    20nmのクロム薄膜をスパッタリング等により成膜す
    る工程、(B)前記クロム薄膜上に電子線レジストを塗
    布する工程、(C)電子線描画装置にて所定の領域を露
    光する工程、(D)所定の現像液にて電子線レジストを
    現像しレジストパターンを形成する工程、(E)レジス
    トパターンをマスクとして、レジストパターンの開口部
    から露出した部分のクロム薄膜をCH2 CCl2 ガスを
    用いてドライエッチングし、クロム薄膜パターンを形成
    する工程、(F)次いで、クロム薄膜パターンをマスク
    として、石英基板のクロム薄膜パターンの開口部から露
    出した部分を所定の深さだけ、CF4 ガスを用いドライ
    エッチングして石英基板の1面に格子状の凹溝を形成す
    る工程、(G)レジストを剥離し、クロム膜を除去する
    工程、を含むことを特徴とする光ファイバー加工用位相
    シフトフォトマスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、電子線レジストとし
    ては、化学増幅型の電子線レジストを用い、電子線描画
    装置にて所定の領域を露光する工程に引き続き、PEB
    を行い、電子線が照射された部分を選択的に、電子線に
    対して感度を向上させることを特徴とする光ファイバー
    加工用位相シフトフォトマスクの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、電子線レジストとし
    ては、ボジ型のRE5100Pを用い、膜厚400nm
    に塗布し、電子線描画装置にて露光量1.2μC/cm
    2 で所定の領域を露光し、PEB条件をホットプレート
    にて90°5分間とし、現像液を2.38%濃度のテト
    ラメチルアンモニウムハイドロオキサイトを用い、レジ
    スト剥離を70度硫酸にて行い、クロムの除去を硝酸セ
    リウムアンモニウム溶液にて行うことを特徴とする光フ
    ァイバー加工用位相シフトフォトマスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3における格子状の凹溝
    は、ピッチが0.95μm〜1.10μmで、深さが、
    光ファイバー加工用の紫外線が透過する際に位相がπず
    れるだけの深さであることを特徴とする光ファイバー加
    工用位相シフトフォトマスクの製造方法。
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