JPH0980924A - 画像形成装置およびその転写制御方式 - Google Patents
画像形成装置およびその転写制御方式Info
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- JPH0980924A JPH0980924A JP7230955A JP23095595A JPH0980924A JP H0980924 A JPH0980924 A JP H0980924A JP 7230955 A JP7230955 A JP 7230955A JP 23095595 A JP23095595 A JP 23095595A JP H0980924 A JPH0980924 A JP H0980924A
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Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写体を用いた画像形成装置における二
次転写電界発生のための最適転写電圧を制御する。 【解決手段】 中間転写体2のトナー像担持面に押接す
る二次転写ロール4と中間転写体の上記トナー像担持面
とは反対側に設置したバックアップロール5との間に流
れる電流または電圧を検出する電流/電圧検出回路6
と、検出した電流または電圧に対応した適正転写電圧を
演算する転写電圧演算回路7と、転写電圧演算回路7の
演算出力に基づいて二次転写ロール4に適正な転写電圧
を印加する転写電圧制御回路8と、転写電源9を備え、
上記検出電流または電圧が所定の範囲を越える場合に画
像形成プロセスを禁止し、必要に応じて使用者に告知す
る告知器ALを備えた。
次転写電界発生のための最適転写電圧を制御する。 【解決手段】 中間転写体2のトナー像担持面に押接す
る二次転写ロール4と中間転写体の上記トナー像担持面
とは反対側に設置したバックアップロール5との間に流
れる電流または電圧を検出する電流/電圧検出回路6
と、検出した電流または電圧に対応した適正転写電圧を
演算する転写電圧演算回路7と、転写電圧演算回路7の
演算出力に基づいて二次転写ロール4に適正な転写電圧
を印加する転写電圧制御回路8と、転写電源9を備え、
上記検出電流または電圧が所定の範囲を越える場合に画
像形成プロセスを禁止し、必要に応じて使用者に告知す
る告知器ALを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機あるいはレーザープリンタ等の画像形成装置
に係り、特に中間転写体を介して感光体ドラム等の潜像
担持体上に形成された未定着トナー像を用紙等の記録媒
体に転写する画像形成装置とその転写制御方式に関す
る。
いた複写機あるいはレーザープリンタ等の画像形成装置
に係り、特に中間転写体を介して感光体ドラム等の潜像
担持体上に形成された未定着トナー像を用紙等の記録媒
体に転写する画像形成装置とその転写制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】所謂、中間転写体を用いた電子写真方式
の電子複写機、あるいはレーザープリンタは、感光体ド
ラム等の潜像担持体に形成した画像信号に応じた静電潜
像等をトナーにより現像し、これを一旦中間転写体に一
次転写した後、この中間転写体上のトナー像を記録媒体
に二次転写して複写画像あるいはプリント画像を得るも
のである。
の電子複写機、あるいはレーザープリンタは、感光体ド
ラム等の潜像担持体に形成した画像信号に応じた静電潜
像等をトナーにより現像し、これを一旦中間転写体に一
次転写した後、この中間転写体上のトナー像を記録媒体
に二次転写して複写画像あるいはプリント画像を得るも
のである。
【0003】従来、この種の画像形成装置としては、特
公昭49−209号公報、特開昭62−206567号
公報等に記載のものが知られている。図16は中間転写
体を用いた画像形成装置の一例としての電子複写機の概
略構造を説明する模式図であって、30は原稿走査部、
31は原稿載置台、32,33,34はミラー、35は
結像レンズ、36はCCD等の光電変換器、40は画像
処理部、41はレーザー、42は結像光学系、43は走
査光学系、44はミラー、50は作像制御部、60は作
像部である。
公昭49−209号公報、特開昭62−206567号
公報等に記載のものが知られている。図16は中間転写
体を用いた画像形成装置の一例としての電子複写機の概
略構造を説明する模式図であって、30は原稿走査部、
31は原稿載置台、32,33,34はミラー、35は
結像レンズ、36はCCD等の光電変換器、40は画像
処理部、41はレーザー、42は結像光学系、43は走
査光学系、44はミラー、50は作像制御部、60は作
像部である。
【0004】作像部60は、潜像担持体である感光体ド
ラム1、半導電性材料からなる中間転写体2、一次転写
器3、二次転写ロール(所謂、バイアスロール)4、バ
ックアップロール5、記録媒体11を収納するトレイ1
5、記録媒体11を一枚宛取り出すフィードローラ1
6、取り出された記録媒体を中間転写体2と二次転写ロ
ーラ4の間に給送する送り出しローラ17、二次転写後
の中間転写体2の残留トナーを除去するためのクリーナ
ー18、二次転写後の記録媒体11を中間転写体2から
剥離する剥離爪19、剥離された記録媒体11を定着器
21に搬送する搬送ベルト20とから構成される。
ラム1、半導電性材料からなる中間転写体2、一次転写
器3、二次転写ロール(所謂、バイアスロール)4、バ
ックアップロール5、記録媒体11を収納するトレイ1
5、記録媒体11を一枚宛取り出すフィードローラ1
6、取り出された記録媒体を中間転写体2と二次転写ロ
ーラ4の間に給送する送り出しローラ17、二次転写後
の中間転写体2の残留トナーを除去するためのクリーナ
ー18、二次転写後の記録媒体11を中間転写体2から
剥離する剥離爪19、剥離された記録媒体11を定着器
21に搬送する搬送ベルト20とから構成される。
【0005】同図において、原稿載置台31に載置した
原稿が原稿走査部30を構成するミラー32,33,3
4、結像レンズ35を含む光学系で走査され、CCD等
の光電変換器36で画像信号として読み取られる。な
お、照明光源は図示を省略してある。読み取られた画像
信号は画像処理部40で所要の処理がなされ、レーザー
41に与えられる。レーザー41は処理された画像信号
で変調されたレーザー光を出射する。
原稿が原稿走査部30を構成するミラー32,33,3
4、結像レンズ35を含む光学系で走査され、CCD等
の光電変換器36で画像信号として読み取られる。な
お、照明光源は図示を省略してある。読み取られた画像
信号は画像処理部40で所要の処理がなされ、レーザー
41に与えられる。レーザー41は処理された画像信号
で変調されたレーザー光を出射する。
【0006】出射されたレーザー光は結像光学系42、
走査光学系43、ミラー44で感光体ドラム1に照射さ
れる。感光体ドラム1の表面は帯電器13で一様に帯電
されており、この感光体ドラム1の表面を画像信号で変
調されたレーザー光で走査することによって当該感光体
ドラム1に表面に画像に応じた静電潜像が形成される。
静電潜像は感光体ドラム1の回転で現像器14に到り、
トナー現像される。
走査光学系43、ミラー44で感光体ドラム1に照射さ
れる。感光体ドラム1の表面は帯電器13で一様に帯電
されており、この感光体ドラム1の表面を画像信号で変
調されたレーザー光で走査することによって当該感光体
ドラム1に表面に画像に応じた静電潜像が形成される。
静電潜像は感光体ドラム1の回転で現像器14に到り、
トナー現像される。
【0007】トナー像を担持した感光体ドラム1は、さ
らに回転して一次転写器13が配置された一次転写部位
に到達して当該トナー像が中間転写体2に一次転写され
る。中間転写体2に一次転写されたトナー像は中間転写
体2の移動で二次転写ロール4が配置されている二次転
写部位に至る。カラー複写機の場合は、上記した潜像の
形成からトナー像の一次転写までを所要の色(一般に
は、黒:BK、イエロー:Y、マゼンタ:M、サイア
ン:C)分だけ繰り返して中間転写体2上に多色トナー
を重ね合わせたカラートナー像を形成する。
らに回転して一次転写器13が配置された一次転写部位
に到達して当該トナー像が中間転写体2に一次転写され
る。中間転写体2に一次転写されたトナー像は中間転写
体2の移動で二次転写ロール4が配置されている二次転
写部位に至る。カラー複写機の場合は、上記した潜像の
形成からトナー像の一次転写までを所要の色(一般に
は、黒:BK、イエロー:Y、マゼンタ:M、サイア
ン:C)分だけ繰り返して中間転写体2上に多色トナー
を重ね合わせたカラートナー像を形成する。
【0008】なお、このとき、最終トナー像の転写が終
了するまで、二次転写ロール4、剥離爪19およびクリ
ーナー18は中間転写体2から退避されている。所要の
トナー像が一次転写された中間転写体2が二次転写ロー
ル4の位置に達する時点で、トレイ15からフィードロ
ーラ16で取り出されて送り出しローラ16で送り出さ
れた記録媒体11が中間転写体2と二次転写ロール4の
間に給送される。
了するまで、二次転写ロール4、剥離爪19およびクリ
ーナー18は中間転写体2から退避されている。所要の
トナー像が一次転写された中間転写体2が二次転写ロー
ル4の位置に達する時点で、トレイ15からフィードロ
ーラ16で取り出されて送り出しローラ16で送り出さ
れた記録媒体11が中間転写体2と二次転写ロール4の
間に給送される。
【0009】このとき、二次転写ロール4と中間転写体
2の間に印加される転写電圧により中間転写体2上のト
ナー像が記録媒体11に二次転写される。トナー像が二
次転写された記録媒体11は剥離爪19で中間転写体2
から剥離され、搬送ベルト20で定着器21に送られ
る。定着器21は一対の定着ロールの間を通過する時に
記録媒体11を加熱/加圧処理してトナー像を固定し、
機外に排出する。
2の間に印加される転写電圧により中間転写体2上のト
ナー像が記録媒体11に二次転写される。トナー像が二
次転写された記録媒体11は剥離爪19で中間転写体2
から剥離され、搬送ベルト20で定着器21に送られ
る。定着器21は一対の定着ロールの間を通過する時に
記録媒体11を加熱/加圧処理してトナー像を固定し、
機外に排出する。
【0010】この作像部60は作像プロセス制御部50
によって制御される。図17は上記画像形成装置の要部
構成を説明する模式図であって、図16と同一符号は同
一部分に対応し、9は転写電源、14aはブラック現像
器、14bはイエロー現像器、14cはマゼンタ現像
器、14dはサイアン現像器である。同図において、感
光体ドラム等の潜像担持体1上に形成された未定着トナ
ー像Tを一次転写器3によりベルト状の中間転写体2に
一次転写し、さらにこの未定着トナー像Tを中間転写体
1から記録媒体11へ二次転写ロール4により二次転写
して所望の画像を記録媒体11上に形成するように構成
されている。
によって制御される。図17は上記画像形成装置の要部
構成を説明する模式図であって、図16と同一符号は同
一部分に対応し、9は転写電源、14aはブラック現像
器、14bはイエロー現像器、14cはマゼンタ現像
器、14dはサイアン現像器である。同図において、感
光体ドラム等の潜像担持体1上に形成された未定着トナ
ー像Tを一次転写器3によりベルト状の中間転写体2に
一次転写し、さらにこの未定着トナー像Tを中間転写体
1から記録媒体11へ二次転写ロール4により二次転写
して所望の画像を記録媒体11上に形成するように構成
されている。
【0011】図示したように、現像器14はブラック
(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシア
ン(C)の各色に対応した現像器14a〜14dを備
え、各色の未定着トナー像を重ね合わせてフルカラー画
像を形成するカラー画像形成装置にあっては、潜像担持
体1の一回転毎に形成した各色の未定着トナー像を中間
転写体2上で重ね合わせ、この合成像を記録媒体11へ
一括転写するように構成されている。
(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシア
ン(C)の各色に対応した現像器14a〜14dを備
え、各色の未定着トナー像を重ね合わせてフルカラー画
像を形成するカラー画像形成装置にあっては、潜像担持
体1の一回転毎に形成した各色の未定着トナー像を中間
転写体2上で重ね合わせ、この合成像を記録媒体11へ
一括転写するように構成されている。
【0012】従来のカラー画像形成装置では、記録媒体
11に対して各色の未定着トナー像を直接多重転写して
いたので、記録媒体の厚さや表面特性、潜像担持体に対
する記録媒体の搬送特性等の多くの要因によって、記録
媒体上に形成したカラー画像の画質が左右されていた。
しかし、このように中間転写体2を用いたカラー画像形
成装置では、既に多重転写のなされた合成トナー像を記
録媒体11に転写しているので、上記の不安定な要因を
排除することができ、多重転写時における画像の乱れや
色ずれの発生を効果的に防止することができるといった
利点を有している。
11に対して各色の未定着トナー像を直接多重転写して
いたので、記録媒体の厚さや表面特性、潜像担持体に対
する記録媒体の搬送特性等の多くの要因によって、記録
媒体上に形成したカラー画像の画質が左右されていた。
しかし、このように中間転写体2を用いたカラー画像形
成装置では、既に多重転写のなされた合成トナー像を記
録媒体11に転写しているので、上記の不安定な要因を
排除することができ、多重転写時における画像の乱れや
色ずれの発生を効果的に防止することができるといった
利点を有している。
【0013】そして、このように構成された従来の画像
形成装置において、潜像担持体1から中間転写体2へ、
あるいは中間転写体2から記録媒体11への未定着トナ
ー像Tの転写は静電転写法により行われる。すなわち、
各転写位置において被転写体の裏面側に配設されたコロ
ナ放電器(一次転写器3)あるいは二次転写ロール4に
トナーとは逆極性の電圧を印加することで、未定着のト
ナー像Tが潜像担持体1から中間転写体2へ転写され、
あるいは中間転写体2から記録媒体11へ転写される。
形成装置において、潜像担持体1から中間転写体2へ、
あるいは中間転写体2から記録媒体11への未定着トナ
ー像Tの転写は静電転写法により行われる。すなわち、
各転写位置において被転写体の裏面側に配設されたコロ
ナ放電器(一次転写器3)あるいは二次転写ロール4に
トナーとは逆極性の電圧を印加することで、未定着のト
ナー像Tが潜像担持体1から中間転写体2へ転写され、
あるいは中間転写体2から記録媒体11へ転写される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像形成装置では、トナー像の二次転写手段として前記し
たようなバイアスロール形式の二次転写ロール4を用い
た場合、次のような問題が生じていた。すなわち、中間
転写体2を挟んで二次転写ロール4と対向する位置で中
間転写体2の裏面には二次転写ロール4の対向電極をな
す導電性のバックアップロール5が配置されている。こ
のバックアップロール5は、少なくとも中間転写体2の
全幅および二次転写ロールの全長さに渡る長さを有して
いるいるので、例えば、二次転写ロール4の有効長さ
(転写に寄与する最大長さ)より幅が狭い所謂小サイズ
記録媒体を用いた画像形成時には、二次転写ロールが当
該記録媒体からはみ出した部分が中間転写体2に直接接
触する虞があり、この接触が起こると、二次転写ロール
4とバックアップロール5との間に過大な電流が流れ、
中間転写体2に穿孔や部分破断等の損傷をもたらす。
像形成装置では、トナー像の二次転写手段として前記し
たようなバイアスロール形式の二次転写ロール4を用い
た場合、次のような問題が生じていた。すなわち、中間
転写体2を挟んで二次転写ロール4と対向する位置で中
間転写体2の裏面には二次転写ロール4の対向電極をな
す導電性のバックアップロール5が配置されている。こ
のバックアップロール5は、少なくとも中間転写体2の
全幅および二次転写ロールの全長さに渡る長さを有して
いるいるので、例えば、二次転写ロール4の有効長さ
(転写に寄与する最大長さ)より幅が狭い所謂小サイズ
記録媒体を用いた画像形成時には、二次転写ロールが当
該記録媒体からはみ出した部分が中間転写体2に直接接
触する虞があり、この接触が起こると、二次転写ロール
4とバックアップロール5との間に過大な電流が流れ、
中間転写体2に穿孔や部分破断等の損傷をもたらす。
【0015】そのため、小サイズの記録媒体を用いた転
写時には、転写電圧を抑制する必要があり、充分な転写
電界を形成することができず、転写不良が発生するとい
う問題があった。このような問題に鑑みて提案されたも
のとして、特開平1−288880号公報に開示された
転写ローラ機構が知られている。
写時には、転写電圧を抑制する必要があり、充分な転写
電界を形成することができず、転写不良が発生するとい
う問題があった。このような問題に鑑みて提案されたも
のとして、特開平1−288880号公報に開示された
転写ローラ機構が知られている。
【0016】この公報に開示の転写ローラ機構は、バッ
クアップロールを誘電体膜で被覆することにより上記接
触による電流がバックアップロールに流れ込むのを防止
する一方、バックアップロールに隣接した中間転写体の
背面側に所謂背面電極を設け、中間転写体の沿面抵抗を
利用することにより過大な電流の発生を防止するもので
ある。
クアップロールを誘電体膜で被覆することにより上記接
触による電流がバックアップロールに流れ込むのを防止
する一方、バックアップロールに隣接した中間転写体の
背面側に所謂背面電極を設け、中間転写体の沿面抵抗を
利用することにより過大な電流の発生を防止するもので
ある。
【0017】しかし、上記の従来技術では、誘電体膜の
ような抵抗値の高い材料を中間転写体の材料として選択
することにより、二次転写ロールとバックアップロール
間に挟持された中間転写体の部分で大きな電圧降下が生
じ、充分な強度の転写電界を得ることができないという
新たな問題が発生した。通常、この種の画像形成装置で
は、コロナ放電器を用いて潜像担持体から中間転写体へ
トナー像を一次転写しているが、中間転写体の抵抗値が
低いと、コロナ放電器によって与えられた電荷が中間転
写体の沿面を電導し、一次転写位置の手前、すなわち潜
像担持体と中間転写体とが密着していない領域でトナー
像が潜像担持体から中間転写体へジャンプしてしまう早
期転写現象で画質が低下する。
ような抵抗値の高い材料を中間転写体の材料として選択
することにより、二次転写ロールとバックアップロール
間に挟持された中間転写体の部分で大きな電圧降下が生
じ、充分な強度の転写電界を得ることができないという
新たな問題が発生した。通常、この種の画像形成装置で
は、コロナ放電器を用いて潜像担持体から中間転写体へ
トナー像を一次転写しているが、中間転写体の抵抗値が
低いと、コロナ放電器によって与えられた電荷が中間転
写体の沿面を電導し、一次転写位置の手前、すなわち潜
像担持体と中間転写体とが密着していない領域でトナー
像が潜像担持体から中間転写体へジャンプしてしまう早
期転写現象で画質が低下する。
【0018】抵抗値の高い材料で中間転写体を構成する
ことは、上記したような早期転写による画質低下を抑制
する手段として有効であるが、バックアップロールの直
径が比較的大きい(例えば、25mm)ため、中間転写
体部分での電圧降下を無視できる程度まで二次転写ロー
ルに背面電極を接近させることが物理的に不可能である
という欠点がある。
ことは、上記したような早期転写による画質低下を抑制
する手段として有効であるが、バックアップロールの直
径が比較的大きい(例えば、25mm)ため、中間転写
体部分での電圧降下を無視できる程度まで二次転写ロー
ルに背面電極を接近させることが物理的に不可能である
という欠点がある。
【0019】このような事情を踏まえて、上記した過大
電流の防止手段として下記のような解決策が考えられ
る。すなわち、バックアップロールを、導電性ロールに
半導電性あるいは絶縁性の薄層で被覆した二層構造とし
て上記導電性ロールを接地する方法、あるいは絶縁性ロ
ールに半導電性の薄層で被覆した二層構造として上記半
導電性薄層を接地する方法である。
電流の防止手段として下記のような解決策が考えられ
る。すなわち、バックアップロールを、導電性ロールに
半導電性あるいは絶縁性の薄層で被覆した二層構造とし
て上記導電性ロールを接地する方法、あるいは絶縁性ロ
ールに半導電性の薄層で被覆した二層構造として上記半
導電性薄層を接地する方法である。
【0020】上記のように、導電性ロールを半導電性あ
るいは絶縁性の薄層で被覆すると共に導電性ロールを接
地してバックアップロールを構成し、あるいは絶縁性ロ
ールを半導電性の薄層で被覆すると共に半導電性の薄層
を接地することにより、二次転写ロールが中間転写体に
直接接触しても二次転写ロールからバックアップロール
に過大な電流が流れることがない。したがって、各種の
サイズの記録媒体について安定した転写電界を形成する
ことができ、また中間転写体の損傷を未然に防止するこ
とができる。
るいは絶縁性の薄層で被覆すると共に導電性ロールを接
地してバックアップロールを構成し、あるいは絶縁性ロ
ールを半導電性の薄層で被覆すると共に半導電性の薄層
を接地することにより、二次転写ロールが中間転写体に
直接接触しても二次転写ロールからバックアップロール
に過大な電流が流れることがない。したがって、各種の
サイズの記録媒体について安定した転写電界を形成する
ことができ、また中間転写体の損傷を未然に防止するこ
とができる。
【0021】しかし、バックアップロールや二次転写ロ
ールの抵抗は製造時のばらつき、環境条件の変化、長期
使用による材質の劣化で変化するため、二次転写ロール
に印加された電圧が一定でも、バックアップロールと二
次転写ロールの抵抗による電圧降下量が変化して転写電
界が変動し、安定して高品質の転写を行わせることがで
きないという問題があった。
ールの抵抗は製造時のばらつき、環境条件の変化、長期
使用による材質の劣化で変化するため、二次転写ロール
に印加された電圧が一定でも、バックアップロールと二
次転写ロールの抵抗による電圧降下量が変化して転写電
界が変動し、安定して高品質の転写を行わせることがで
きないという問題があった。
【0022】その対策として、中間転写体の抵抗値をバ
ックアップロールの抵抗値と二次転写ロールの抵抗値よ
りも十分に小さくし、非転写プロセス時に、中間転写体
が停止した状態で二次転写ロールを中間転写体に接触さ
せて二次転写ロールから中間転写体を通りバックアップ
ロールに流れる電流と、二次転写ロールが中間転写体か
ら離間したときの二次転写ロールから接地に流れる電流
を検出し、両者の電流値からバックアップロールの抵抗
値と二次転写ロールの抵抗に応じた最適転写電圧を決定
して、これを転写電圧として二次転写ロールに印加する
方式が提案されている。
ックアップロールの抵抗値と二次転写ロールの抵抗値よ
りも十分に小さくし、非転写プロセス時に、中間転写体
が停止した状態で二次転写ロールを中間転写体に接触さ
せて二次転写ロールから中間転写体を通りバックアップ
ロールに流れる電流と、二次転写ロールが中間転写体か
ら離間したときの二次転写ロールから接地に流れる電流
を検出し、両者の電流値からバックアップロールの抵抗
値と二次転写ロールの抵抗に応じた最適転写電圧を決定
して、これを転写電圧として二次転写ロールに印加する
方式が提案されている。
【0023】しかし、この方式には、中間転写体が停止
した状態で二次転写ロールを中間転写体に接触させて二
次転写ロールから中間転写体を通ってバックアップロー
ルに流れる電流を検出する際、バックアップロールの周
方向の抵抗むらに起因する検知電流変動があることが分
かった。検知電流変動があると、電流検知タイミングに
より電流変動のどこで検知されるかは全くの偶然による
ことになり、最適転写電圧の上下限ぎりぎりであった
り、あるいは上下限をはずれてしまう場合もあった。
した状態で二次転写ロールを中間転写体に接触させて二
次転写ロールから中間転写体を通ってバックアップロー
ルに流れる電流を検出する際、バックアップロールの周
方向の抵抗むらに起因する検知電流変動があることが分
かった。検知電流変動があると、電流検知タイミングに
より電流変動のどこで検知されるかは全くの偶然による
ことになり、最適転写電圧の上下限ぎりぎりであった
り、あるいは上下限をはずれてしまう場合もあった。
【0024】本発明はこのような従来技術の諸問題に鑑
みてなられたものであり、その目的は二次転写ロールを
用いて中間転写体から記録媒体へトナー像を転写する場
合の当該二次転写ロールあるいは二次転写ロールとバッ
クアップロールの検知電流変動の画質への影響を抑制
し、安定的に高品質の転写画像を得ることができるよう
にした画像形成装置とその転写制御方式を提供すること
にある。
みてなられたものであり、その目的は二次転写ロールを
用いて中間転写体から記録媒体へトナー像を転写する場
合の当該二次転写ロールあるいは二次転写ロールとバッ
クアップロールの検知電流変動の画質への影響を抑制
し、安定的に高品質の転写画像を得ることができるよう
にした画像形成装置とその転写制御方式を提供すること
にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の第1の発明は、画像情報に応じて
形成された潜像をトナー現像して担持する潜像担持体1
と、前記潜像担持体1に担持されたトナー像Tを一次転
写器3により転写して担持する中間転写体2と、前記中
間転写体2のトナー像担持面に記録媒体11を介して押
接して前記中間転写体2に担持されたトナー像Tを前記
記録媒体11に二次転写する半導電性の二次転写ロール
4と、前記二次転写ロール4に対して前記中間転写体2
のトナー担持面の裏面から押接するバックアップロール
5と、前記二次転写のための静電界を形成するために前
記転写ロール4に供給される転写電流または転写電圧の
少なくとも一方の平均値を検出する転写電流/電圧検出
回路6と、前記転写電流/電圧検出回路6により検出さ
れた前記平均値に応じて前記二次転写ロール4に印加す
る適性な転写電圧を決定する転写電圧演算回路7と、前
記転写電圧演算回路7の決定に基づいて適性な転写電圧
が前記二次転写ロール4に印加されるように転写電源9
を制御する転写電源制御回路8と、前記転写電流/電圧
検出手段6で検出された平均値が予め設定された上限値
と下限値の範囲にあるか否かを判定すると共に前記範囲
を越えるとの判定に応じて画像形成を禁止または使用者
に異常告知を行うための信号を出力する判定手段10と
を具備したことを特徴とする。
に、請求項1に記載の第1の発明は、画像情報に応じて
形成された潜像をトナー現像して担持する潜像担持体1
と、前記潜像担持体1に担持されたトナー像Tを一次転
写器3により転写して担持する中間転写体2と、前記中
間転写体2のトナー像担持面に記録媒体11を介して押
接して前記中間転写体2に担持されたトナー像Tを前記
記録媒体11に二次転写する半導電性の二次転写ロール
4と、前記二次転写ロール4に対して前記中間転写体2
のトナー担持面の裏面から押接するバックアップロール
5と、前記二次転写のための静電界を形成するために前
記転写ロール4に供給される転写電流または転写電圧の
少なくとも一方の平均値を検出する転写電流/電圧検出
回路6と、前記転写電流/電圧検出回路6により検出さ
れた前記平均値に応じて前記二次転写ロール4に印加す
る適性な転写電圧を決定する転写電圧演算回路7と、前
記転写電圧演算回路7の決定に基づいて適性な転写電圧
が前記二次転写ロール4に印加されるように転写電源9
を制御する転写電源制御回路8と、前記転写電流/電圧
検出手段6で検出された平均値が予め設定された上限値
と下限値の範囲にあるか否かを判定すると共に前記範囲
を越えるとの判定に応じて画像形成を禁止または使用者
に異常告知を行うための信号を出力する判定手段10と
を具備したことを特徴とする。
【0026】また、請求項2に記載の第2の発明は、上
記第1の発明における前記平均値が、前記二次転写ロー
ル4の少なくとも一周に亘る前記転写電流/電圧検出回
路6の検出値の上限値と下限値との中央値であることを
特徴とする。さらに、請求項3に記載の第3の発明は、
上記第1の発明における前記平均値が前記二次転写ロー
ル4の一周に亘る前記転写電流/電圧検出回路6の検出
値の積分値を前記二次転写ロール4が前記一周に要する
時間で除した値であることを特徴とする。
記第1の発明における前記平均値が、前記二次転写ロー
ル4の少なくとも一周に亘る前記転写電流/電圧検出回
路6の検出値の上限値と下限値との中央値であることを
特徴とする。さらに、請求項3に記載の第3の発明は、
上記第1の発明における前記平均値が前記二次転写ロー
ル4の一周に亘る前記転写電流/電圧検出回路6の検出
値の積分値を前記二次転写ロール4が前記一周に要する
時間で除した値であることを特徴とする。
【0027】さらにまた、請求項4に記載の第4の発明
は、上記第1の発明における前記バックアップロール5
が、接地された導電性ロール5aに半導電性もしくは絶
縁性の薄膜5bを被覆した多層構造、または絶縁性ロー
ル5dを接地された半導電性薄膜5eで被覆した多層構
造の何れかであることを特徴とする。そして、請求項5
に記載の第5の発明は、画像情報に応じて形成された潜
像をトナー現像して担持する潜像担持体1と、前記潜像
担持体1に担持されたトナー像Tを一次転写器3により
転写して担持する中間転写体2と、前記中間転写体2の
トナー像担持面に記録媒体11を介して押接して前記中
間転写体2に担持されたトナー像Tを前記記録媒体11
に二次転写する半導電性の二次転写ロール4と、前記二
次転写ロール4に対して前記中間転写体2のトナー担持
面の裏面から押接するバックアップロール5と、前記二
次転写のための静電界を形成するために前記転写ロール
4に供給される転写電流または転写電圧の少なくとも一
方の平均値を検出する転写電流/電圧検出回路6と、前
記転写電流/電圧検出回路6により検出された前記平均
値に応じて前記二次転写ロール4に印加する適性な転写
電圧を決定する転写電圧演算回路7と、前記転写電圧演
算回路7の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転
写ロール4に印加されるように転写電源9を制御する転
写電源制御回路8と、前記転写電流/電圧検出手段6で
検出された平均値が予め設定された上限値と下限値の範
囲にあるか否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの
判定に応じて画像形成を禁止または使用者に異常告知を
行うための信号を出力する判定手段10とを具備し、非
画像形成時に前記二次転写ロール4から前記中間転写体
2さらに前記バックアップロール5を通して接地に流れ
る電流値から前記バックアップロール5の抵抗値を演算
し、演算した前記抵抗値に応じて決定された最適転写電
圧を前記二次転写ロール4に印加する制御方式としたこ
とを特徴とする。
は、上記第1の発明における前記バックアップロール5
が、接地された導電性ロール5aに半導電性もしくは絶
縁性の薄膜5bを被覆した多層構造、または絶縁性ロー
ル5dを接地された半導電性薄膜5eで被覆した多層構
造の何れかであることを特徴とする。そして、請求項5
に記載の第5の発明は、画像情報に応じて形成された潜
像をトナー現像して担持する潜像担持体1と、前記潜像
担持体1に担持されたトナー像Tを一次転写器3により
転写して担持する中間転写体2と、前記中間転写体2の
トナー像担持面に記録媒体11を介して押接して前記中
間転写体2に担持されたトナー像Tを前記記録媒体11
に二次転写する半導電性の二次転写ロール4と、前記二
次転写ロール4に対して前記中間転写体2のトナー担持
面の裏面から押接するバックアップロール5と、前記二
次転写のための静電界を形成するために前記転写ロール
4に供給される転写電流または転写電圧の少なくとも一
方の平均値を検出する転写電流/電圧検出回路6と、前
記転写電流/電圧検出回路6により検出された前記平均
値に応じて前記二次転写ロール4に印加する適性な転写
電圧を決定する転写電圧演算回路7と、前記転写電圧演
算回路7の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転
写ロール4に印加されるように転写電源9を制御する転
写電源制御回路8と、前記転写電流/電圧検出手段6で
検出された平均値が予め設定された上限値と下限値の範
囲にあるか否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの
判定に応じて画像形成を禁止または使用者に異常告知を
行うための信号を出力する判定手段10とを具備し、非
画像形成時に前記二次転写ロール4から前記中間転写体
2さらに前記バックアップロール5を通して接地に流れ
る電流値から前記バックアップロール5の抵抗値を演算
し、演算した前記抵抗値に応じて決定された最適転写電
圧を前記二次転写ロール4に印加する制御方式としたこ
とを特徴とする。
【0028】そしてまた、請求項6に記載の第6の発明
は、画像情報に応じて形成された潜像をトナー現像して
担持する潜像担持体1と、前記潜像担持体1に担持され
たトナー像Tを一次転写器3により転写して担持する中
間転写体2と、前記中間転写体2のトナー像担持面に記
録媒体11を介して押接して前記中間転写体2に担持さ
れたトナー像Tを前記記録媒体11に二次転写する半導
電性の二次転写ロール4と、前記二次転写ロール4に対
して前記中間転写体2のトナー担持面の裏面から押接す
るバックアップロール5と、前記二次転写ロール4が前
記中間転写体2から離間したときに当該二次転写ロール
4に接触する転写ロール接地部材22と、前記二次転写
のための静電界を形成するために前記転写ロール4に供
給される転写電流または転写電圧の少なくとも一方の平
均値を検出する転写電流/電圧検出回路6と、前記転写
電流/電圧検出回路6により検出された前記平均値に応
じて前記二次転写ロール4に印加する適性な転写電圧を
決定する転写電圧演算回路7と、前記転写電圧演算回路
7の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転写ロー
ル4に印加されるように転写電源9を制御する転写電源
制御回路8と、前記転写電流/電圧検出手段6で検出さ
れた平均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にあ
るか否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に
応じて画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うた
めの信号を出力する判定手段10とを具備し、非画像形
成時に、前記二次転写ロール4から前記中間転写体2さ
らに前記バックアップロール5を通して接地に流れる電
流値と、前記二次転写ロール4から接地に流れる電流値
とから前記バックアップロール5と前記二次転写ロール
4の抵抗値を演算し、演算した前記抵抗値に応じて決定
された最適転写電圧を前記二次転写ロール4に印加する
制御方式としたことを特徴とする。
は、画像情報に応じて形成された潜像をトナー現像して
担持する潜像担持体1と、前記潜像担持体1に担持され
たトナー像Tを一次転写器3により転写して担持する中
間転写体2と、前記中間転写体2のトナー像担持面に記
録媒体11を介して押接して前記中間転写体2に担持さ
れたトナー像Tを前記記録媒体11に二次転写する半導
電性の二次転写ロール4と、前記二次転写ロール4に対
して前記中間転写体2のトナー担持面の裏面から押接す
るバックアップロール5と、前記二次転写ロール4が前
記中間転写体2から離間したときに当該二次転写ロール
4に接触する転写ロール接地部材22と、前記二次転写
のための静電界を形成するために前記転写ロール4に供
給される転写電流または転写電圧の少なくとも一方の平
均値を検出する転写電流/電圧検出回路6と、前記転写
電流/電圧検出回路6により検出された前記平均値に応
じて前記二次転写ロール4に印加する適性な転写電圧を
決定する転写電圧演算回路7と、前記転写電圧演算回路
7の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転写ロー
ル4に印加されるように転写電源9を制御する転写電源
制御回路8と、前記転写電流/電圧検出手段6で検出さ
れた平均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にあ
るか否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に
応じて画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うた
めの信号を出力する判定手段10とを具備し、非画像形
成時に、前記二次転写ロール4から前記中間転写体2さ
らに前記バックアップロール5を通して接地に流れる電
流値と、前記二次転写ロール4から接地に流れる電流値
とから前記バックアップロール5と前記二次転写ロール
4の抵抗値を演算し、演算した前記抵抗値に応じて決定
された最適転写電圧を前記二次転写ロール4に印加する
制御方式としたことを特徴とする。
【0029】なお、上記各発明において、中間転写体2
の抵抗値はバックアップロール4や二次転写ロール5の
抵抗値より十分小さく構成される。そして、バックアッ
プロール4に常時接触して当該バックアップロールの表
面を接地に接続するバックアップロール接地部材23は
導電性ロールからなることを好適とし、二次転写ロール
5が中間転写体2から離間したときに接触して当該二次
転写ロールの表面を接地に接続する二次転写ロール接地
部材22も導電性ロールから構成するのが好適である
が、上記バックアップロール接地部材23と上記二次転
写ロール接地部材22は共にそれぞれバックアップロー
ル4と二次転写ロール4を接地に接続機能を有するもの
であれば、、ブラシ状、ストリップ状、その他の形状の
導電部材で構成することもできる。
の抵抗値はバックアップロール4や二次転写ロール5の
抵抗値より十分小さく構成される。そして、バックアッ
プロール4に常時接触して当該バックアップロールの表
面を接地に接続するバックアップロール接地部材23は
導電性ロールからなることを好適とし、二次転写ロール
5が中間転写体2から離間したときに接触して当該二次
転写ロールの表面を接地に接続する二次転写ロール接地
部材22も導電性ロールから構成するのが好適である
が、上記バックアップロール接地部材23と上記二次転
写ロール接地部材22は共にそれぞれバックアップロー
ル4と二次転写ロール4を接地に接続機能を有するもの
であれば、、ブラシ状、ストリップ状、その他の形状の
導電部材で構成することもできる。
【0030】
【実施の態様】上記第1の発明の構成において、潜像担
持体1は画像情報に応じて形成された潜像をトナー現像
して担持し、中間転写体2は前記潜像担持体1に担持さ
れたトナー像Tを一次転写器3により転写して担持す
る。二次転写ロール4は半導電性の材料からなり、前記
中間転写体2のトナー像担持面に記録媒体11を介して
押接して前記中間転写体2に担持されたトナー像Tを前
記記録媒体11に二次転写する。
持体1は画像情報に応じて形成された潜像をトナー現像
して担持し、中間転写体2は前記潜像担持体1に担持さ
れたトナー像Tを一次転写器3により転写して担持す
る。二次転写ロール4は半導電性の材料からなり、前記
中間転写体2のトナー像担持面に記録媒体11を介して
押接して前記中間転写体2に担持されたトナー像Tを前
記記録媒体11に二次転写する。
【0031】バックアップロール5は前記二次転写ロー
ル4に対して前記中間転写体2のトナー担持面の裏面か
ら押接すると共に二次転写ロール4の対向電極として機
能する。転写電流/電圧検出回路6は前記二次転写のた
めの静電界を形成するために前記転写ロール4に供給さ
れる転写電流または転写電圧の少なくとも一方の平均値
を検出し、転写電圧演算回路7は前記転写電流/電圧検
出回路6により検出された前記平均値に応じて前記二次
転写ロール4に印加する適性な転写電圧を決定する。
ル4に対して前記中間転写体2のトナー担持面の裏面か
ら押接すると共に二次転写ロール4の対向電極として機
能する。転写電流/電圧検出回路6は前記二次転写のた
めの静電界を形成するために前記転写ロール4に供給さ
れる転写電流または転写電圧の少なくとも一方の平均値
を検出し、転写電圧演算回路7は前記転写電流/電圧検
出回路6により検出された前記平均値に応じて前記二次
転写ロール4に印加する適性な転写電圧を決定する。
【0032】転写電源制御回路8は前記転写電圧演算回
路7の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転写ロ
ール4に印加されるように転写電源9を制御し、判定手
段10は前記転写電流/電圧検出手段6で検出された平
均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にあるか否
かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に応じて
画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うための信
号を出力する。
路7の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転写ロ
ール4に印加されるように転写電源9を制御し、判定手
段10は前記転写電流/電圧検出手段6で検出された平
均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にあるか否
かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に応じて
画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うための信
号を出力する。
【0033】また、上記第2の発明の構成において、前
記二次転写ロール4の少なくとも一周に亘る前記転写電
流/電圧検出回路6の検出値の上限値と下限値との中央
値を上記第1の発明における前記平均値とすることによ
り、許容される上限値と下限値に対して安定した検出値
が得られる。さらに、上記第3の発明の構成において、
前記二次転写ロール4の一周に亘る前記転写電流/電圧
検出回路6の検出値の積分値を前記二次転写ロール4が
前記一周に要する時間で除した値を上記第1の発明にお
ける前記平均値としたことで、許容される上限値と下限
値に対して安定した検出値が得られる。
記二次転写ロール4の少なくとも一周に亘る前記転写電
流/電圧検出回路6の検出値の上限値と下限値との中央
値を上記第1の発明における前記平均値とすることによ
り、許容される上限値と下限値に対して安定した検出値
が得られる。さらに、上記第3の発明の構成において、
前記二次転写ロール4の一周に亘る前記転写電流/電圧
検出回路6の検出値の積分値を前記二次転写ロール4が
前記一周に要する時間で除した値を上記第1の発明にお
ける前記平均値としたことで、許容される上限値と下限
値に対して安定した検出値が得られる。
【0034】さらにまた、上記第4の発明の構成におい
て、上記第1の発明における前記バックアップロール5
が、接地された導電性ロール5aに半導電性もしくは絶
縁性の薄膜5bを被覆した多層構造、または絶縁性ロー
ル5dを接地された半導電性薄膜5eで被覆した多層構
造の何れかとしたことで、前記中間転写体2の抵抗値よ
り十分に大きな抵抗値を持たせるこができる。
て、上記第1の発明における前記バックアップロール5
が、接地された導電性ロール5aに半導電性もしくは絶
縁性の薄膜5bを被覆した多層構造、または絶縁性ロー
ル5dを接地された半導電性薄膜5eで被覆した多層構
造の何れかとしたことで、前記中間転写体2の抵抗値よ
り十分に大きな抵抗値を持たせるこができる。
【0035】そして、上記第5の発明の構成において、
潜像担持体1、中間転写体2、半導電性の二次転写ロー
ル4、バックアップロール5、転写電流/電圧検出回路
6、転写電圧演算回路7、転写電源制御回路8、および
判定手段10は前記第1の発明と同様に機能し、非画像
形成時に前記二次転写ロール4から前記中間転写体2さ
らに前記バックアップロール5を通して接地に流れる電
流値から前記バックアップロール5の抵抗値を演算し、
演算した前記抵抗値に応じて決定された最適転写電圧を
前記二次転写ロール4に印加する方式としたことで、適
性な転写電圧の制御が可能となる。
潜像担持体1、中間転写体2、半導電性の二次転写ロー
ル4、バックアップロール5、転写電流/電圧検出回路
6、転写電圧演算回路7、転写電源制御回路8、および
判定手段10は前記第1の発明と同様に機能し、非画像
形成時に前記二次転写ロール4から前記中間転写体2さ
らに前記バックアップロール5を通して接地に流れる電
流値から前記バックアップロール5の抵抗値を演算し、
演算した前記抵抗値に応じて決定された最適転写電圧を
前記二次転写ロール4に印加する方式としたことで、適
性な転写電圧の制御が可能となる。
【0036】そしてまた、上記第6の発明の構成におい
て、潜像担持体1、中間転写体2、半導電性の二次転写
ロール4、バックアップロール5、転写電流/電圧検出
回路6、転写電圧演算回路7、転写電源制御回路8、お
よび判定手段10は前記第1の発明と同様に機能すると
共に、転写ロール接地部材22は前記二次転写ロール4
が前記中間転写体2から離間したときに当該二次転写ロ
ール4に接触して二次転写ロール5を接地に接続し、非
画像形成時に、前記二次転写ロール4から前記中間転写
体2さらに前記バックアップロール5を通して接地に流
れる電流値と、前記二次転写ロール4から接地に流れる
電流値とから前記バックアップロール5と前記二次転写
ロール4の抵抗値を演算し、演算した前記抵抗値に応じ
て決定された最適転写電圧を前記二次転写ロール4に印
加する方式としたことで、適性な転写電圧の制御が可能
となる。
て、潜像担持体1、中間転写体2、半導電性の二次転写
ロール4、バックアップロール5、転写電流/電圧検出
回路6、転写電圧演算回路7、転写電源制御回路8、お
よび判定手段10は前記第1の発明と同様に機能すると
共に、転写ロール接地部材22は前記二次転写ロール4
が前記中間転写体2から離間したときに当該二次転写ロ
ール4に接触して二次転写ロール5を接地に接続し、非
画像形成時に、前記二次転写ロール4から前記中間転写
体2さらに前記バックアップロール5を通して接地に流
れる電流値と、前記二次転写ロール4から接地に流れる
電流値とから前記バックアップロール5と前記二次転写
ロール4の抵抗値を演算し、演算した前記抵抗値に応じ
て決定された最適転写電圧を前記二次転写ロール4に印
加する方式としたことで、適性な転写電圧の制御が可能
となる。
【0037】上記したように、中間転写体2の抵抗値は
バックアップロール4や二次転写ロール5の抵抗値より
十分小さく構成される。そして、バックアップロール4
はバックアップロール接地部材23により常時接地に接
続されると共に、二次転写ロール4は画像形成時および
非画像形成時の電流検出時には中間転写体2に押接し、
さらに非画像形成時に中間転写体2から離間した時には
二次転写ロール接地部材23に接触して接地に接続され
る。
バックアップロール4や二次転写ロール5の抵抗値より
十分小さく構成される。そして、バックアップロール4
はバックアップロール接地部材23により常時接地に接
続されると共に、二次転写ロール4は画像形成時および
非画像形成時の電流検出時には中間転写体2に押接し、
さらに非画像形成時に中間転写体2から離間した時には
二次転写ロール接地部材23に接触して接地に接続され
る。
【0038】上記本発明の構成において、前記二次転写
ロール4の少なくとも一周に亘る前記転写電流/電圧検
出回路6の検出値の上限値と下限値との中央値を、ある
いは前記二次転写ロール4の一周に亘る前記転写電流/
電圧検出回路6の検出値の積分値を前記二次転写ロール
4が前記一周に要する時間で除した値を平均値とするこ
とで、許容される上限値と下限値に対して安定した検出
値が得られる。
ロール4の少なくとも一周に亘る前記転写電流/電圧検
出回路6の検出値の上限値と下限値との中央値を、ある
いは前記二次転写ロール4の一周に亘る前記転写電流/
電圧検出回路6の検出値の積分値を前記二次転写ロール
4が前記一周に要する時間で除した値を平均値とするこ
とで、許容される上限値と下限値に対して安定した検出
値が得られる。
【0039】そして、上記本発明の構成により、通常時
には安定した高品質の画像形成を可能とし、バックアッ
プロールの抵抗値、あるいはバックアップロールと二次
転写ロールの抵抗値のむらが適性な範囲から逸脱した時
にはその旨を使用者に告知して異常発生を直ちに知らし
め、また画像形成プロセスを禁止することで低品質の画
像形成の実行による損失を最小限にすることができる。
には安定した高品質の画像形成を可能とし、バックアッ
プロールの抵抗値、あるいはバックアップロールと二次
転写ロールの抵抗値のむらが適性な範囲から逸脱した時
にはその旨を使用者に告知して異常発生を直ちに知らし
め、また画像形成プロセスを禁止することで低品質の画
像形成の実行による損失を最小限にすることができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の
第1実施例を説明する要部模式図であって、1は潜像担
持体、2は中間転写体、3は一次転写器、4は二次転写
ロール、5はバックアップロール、6は転写電流/電圧
検出回路、6aは電流/電圧検知器、7は転写電圧演算
回路、7aは基準テーブル、8は転写電圧制御回路、9
は転写電源、10は異常判定回路、11は記録媒体、A
Lは異常告知器、CPUは画像形成制御回路である。な
お、90は転写制御装置を示す。
て詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の
第1実施例を説明する要部模式図であって、1は潜像担
持体、2は中間転写体、3は一次転写器、4は二次転写
ロール、5はバックアップロール、6は転写電流/電圧
検出回路、6aは電流/電圧検知器、7は転写電圧演算
回路、7aは基準テーブル、8は転写電圧制御回路、9
は転写電源、10は異常判定回路、11は記録媒体、A
Lは異常告知器、CPUは画像形成制御回路である。な
お、90は転写制御装置を示す。
【0041】同図において、潜像担持体1は感光体ドラ
ムであり、一様に帯電された表面を画像情報で変調され
たレーザー光で走査され、当該画像情報に応じた静電潜
像が形成される。この静電潜像はトナーにより現像され
て上記画像情報のトナー像とされる。潜像担持体1に担
持されたトナー像は当該潜像担持体1の矢印方向の回転
で一次転写器3が設置された一次転写部位に到る。
ムであり、一様に帯電された表面を画像情報で変調され
たレーザー光で走査され、当該画像情報に応じた静電潜
像が形成される。この静電潜像はトナーにより現像され
て上記画像情報のトナー像とされる。潜像担持体1に担
持されたトナー像は当該潜像担持体1の矢印方向の回転
で一次転写器3が設置された一次転写部位に到る。
【0042】一次転写器3はコロトロンであり、潜像担
持体1に対向して搬送される中間転写体2の裏面に配置
される。中間転写体はベルト状であり、上記一次転写器
3は潜像担持体1に担持されたトナー像の極性と逆極性
の静電界を発生し、潜像担持体1に担持されたトナー像
Tを中間転写体2に転写する。トナー像Tが転写された
中間転写体2は矢印方向の搬送で二次転写ロール4が設
置された二次転写部位に到る。
持体1に対向して搬送される中間転写体2の裏面に配置
される。中間転写体はベルト状であり、上記一次転写器
3は潜像担持体1に担持されたトナー像の極性と逆極性
の静電界を発生し、潜像担持体1に担持されたトナー像
Tを中間転写体2に転写する。トナー像Tが転写された
中間転写体2は矢印方向の搬送で二次転写ロール4が設
置された二次転写部位に到る。
【0043】二次転写ロール4は半導電性の材料からな
り、上記中間転写体2のトナー像担持面に用紙あるいは
OHP等の記録媒体11を介して押接して前記中間転写
体2に担持されたトナー像Tを前記記録媒体11に二次
転写する。上記二次転写ロール4と対向してバックアッ
プロール5が配置されている。このバックアップロール
5は上記二次転写ロール4に対して上記中間転写体2の
トナー担持面の裏面から押接すると共に二次転写ロール
4の対向電極として機能する。
り、上記中間転写体2のトナー像担持面に用紙あるいは
OHP等の記録媒体11を介して押接して前記中間転写
体2に担持されたトナー像Tを前記記録媒体11に二次
転写する。上記二次転写ロール4と対向してバックアッ
プロール5が配置されている。このバックアップロール
5は上記二次転写ロール4に対して上記中間転写体2の
トナー担持面の裏面から押接すると共に二次転写ロール
4の対向電極として機能する。
【0044】二次転写ロール4には転写電源9から転写
電圧が印加され、この転写電圧により上記中間転写体2
に担持されたトナー像Tの極性と逆極性の静電界を発生
してトナー像Tを記録媒体11に転写する。転写電源9
から二次転写ロール4に印加される転写電圧は、当該転
写電源9を含む転写制御装置90により制御される。
電圧が印加され、この転写電圧により上記中間転写体2
に担持されたトナー像Tの極性と逆極性の静電界を発生
してトナー像Tを記録媒体11に転写する。転写電源9
から二次転写ロール4に印加される転写電圧は、当該転
写電源9を含む転写制御装置90により制御される。
【0045】転写制御装置90は電流/電圧検知器6
a、転写電流/電圧検出回路6、転写電圧演算回路7、
7aは基準テーブル、転写電圧制御回路8、転写電源9
および異常判定回路10とから構成される。上記異常判
定回路10は転写電圧が所定の範囲から逸脱したときに
画像形成制御回路CPUに対して画像形成の禁止を指示
すると共に、異常告知器ALにより使用者に異常告知を
行うための信号を出力する。
a、転写電流/電圧検出回路6、転写電圧演算回路7、
7aは基準テーブル、転写電圧制御回路8、転写電源9
および異常判定回路10とから構成される。上記異常判
定回路10は転写電圧が所定の範囲から逸脱したときに
画像形成制御回路CPUに対して画像形成の禁止を指示
すると共に、異常告知器ALにより使用者に異常告知を
行うための信号を出力する。
【0046】本実施例では、転写電圧が所定の範囲にあ
るか否かの判断を二次転写ロール4に流れる電流の検知
により行うものとして説明するが、電流に代えて電圧の
検知を用いた場合も同様である。上記構成において、転
写電源9から二次転写ロール4を通りバックアップロー
ル5を経て接地に至る転写電圧の印加路に接続された電
流/電圧検知器6aは当該転写電源9から二次転写ロー
ル4を通ってバックアップロール5に流れる転写電流を
検知し、その検知値を転写電流/電圧検出回路6に与え
る。
るか否かの判断を二次転写ロール4に流れる電流の検知
により行うものとして説明するが、電流に代えて電圧の
検知を用いた場合も同様である。上記構成において、転
写電源9から二次転写ロール4を通りバックアップロー
ル5を経て接地に至る転写電圧の印加路に接続された電
流/電圧検知器6aは当該転写電源9から二次転写ロー
ル4を通ってバックアップロール5に流れる転写電流を
検知し、その検知値を転写電流/電圧検出回路6に与え
る。
【0047】転写電流/電圧検出回路6は電流/電圧検
知器6aから入力した検知電流の平均値を検出し、これ
を転写電圧演算回路7に与える。転写電圧演算回路7に
は、二次転写ロール4を通ってバックアップロール5に
流れる電流値すなわち二次転写ロール4とバックアップ
ロール5で形成される抵抗値に対する最適転写電圧の関
係を予め設定した基準テーブル7aが備えられており、
転写電圧演算回路7は転写電流/電圧検出回路6により
検出された上記電流の平均値に対する適性な転写電圧値
を基準テーブル7aのルックアップで演算し、これを転
写電源制御回路8に与える。
知器6aから入力した検知電流の平均値を検出し、これ
を転写電圧演算回路7に与える。転写電圧演算回路7に
は、二次転写ロール4を通ってバックアップロール5に
流れる電流値すなわち二次転写ロール4とバックアップ
ロール5で形成される抵抗値に対する最適転写電圧の関
係を予め設定した基準テーブル7aが備えられており、
転写電圧演算回路7は転写電流/電圧検出回路6により
検出された上記電流の平均値に対する適性な転写電圧値
を基準テーブル7aのルックアップで演算し、これを転
写電源制御回路8に与える。
【0048】転写電源制御回路8は転写電圧演算回路7
からの転写電圧値に基づいて転写電源9を制御し、前記
二次転写ロール4に適性な転写電圧を印加する。一方、
異常判定手段10は前記転写電流/電圧検出手段6で検
出された電流の平均値が予め設定された上限値と下限値
の範囲にあるか否かを判定し、前記範囲を越えると判定
した場合には画像形成制御回路CPUに対して画像形成
の禁止を指示して画像形成プロセスを停止させると共
に、異常告知器ALに信号を出力して使用者に異常告知
を行う。
からの転写電圧値に基づいて転写電源9を制御し、前記
二次転写ロール4に適性な転写電圧を印加する。一方、
異常判定手段10は前記転写電流/電圧検出手段6で検
出された電流の平均値が予め設定された上限値と下限値
の範囲にあるか否かを判定し、前記範囲を越えると判定
した場合には画像形成制御回路CPUに対して画像形成
の禁止を指示して画像形成プロセスを停止させると共
に、異常告知器ALに信号を出力して使用者に異常告知
を行う。
【0049】なお、このとき、異常告知器ALによる異
常告知のみで画像形成を実行させるようにしてもよい
が、転写プロセスの無駄を無くすためには画像形成も停
止させるのが望ましい。図2は本発明による画像形成装
置の第1実施例の構成をフルカラーの画像形成に適用し
てさらに詳しく説明する模式図であって、13は静電潜
像担持体の表面を一様に帯電させるための帯電器、14
はカラー現像器、14a,14b,14c,14dはそ
れぞれブラック(Bk),イエロー(Y),マゼンタ
(M),サイアン(C)のトナーを有する各色の現像
器、15は記録媒体を収納するトレイ、16はフィード
ローラ、17は送り出しローラ、18はクリーナー、1
8aはクリーニングブラシ、18bはクリーニングブレ
ード、19は中間転写体2から記録媒体11を剥離する
ための剥離爪、20は記録媒体11を搬送するための搬
送ベルト、21は定着器、23はバックアップロール接
地部材である。なお、図1と同一符号は同一部分に対応
する。
常告知のみで画像形成を実行させるようにしてもよい
が、転写プロセスの無駄を無くすためには画像形成も停
止させるのが望ましい。図2は本発明による画像形成装
置の第1実施例の構成をフルカラーの画像形成に適用し
てさらに詳しく説明する模式図であって、13は静電潜
像担持体の表面を一様に帯電させるための帯電器、14
はカラー現像器、14a,14b,14c,14dはそ
れぞれブラック(Bk),イエロー(Y),マゼンタ
(M),サイアン(C)のトナーを有する各色の現像
器、15は記録媒体を収納するトレイ、16はフィード
ローラ、17は送り出しローラ、18はクリーナー、1
8aはクリーニングブラシ、18bはクリーニングブレ
ード、19は中間転写体2から記録媒体11を剥離する
ための剥離爪、20は記録媒体11を搬送するための搬
送ベルト、21は定着器、23はバックアップロール接
地部材である。なお、図1と同一符号は同一部分に対応
する。
【0050】同図において、潜像担持体1は帯電器13
によりその表面が一様に帯電される。この表面に対して
図示しないレーザー走査装置から第1色の画像情報で変
調されたレーザー光Lを照射して当該第1色の画像情報
に応じた静電潜像を形成する。第1色の静電潜像は潜像
担持体1の矢印方向の回転でカラー現像器14に到り、
第1色の現像器14aで第1色のトナー現像がなされ
る。このとき、第2〜第4色の現像器14b〜14dは
潜像担持体1から退避した位置にある。
によりその表面が一様に帯電される。この表面に対して
図示しないレーザー走査装置から第1色の画像情報で変
調されたレーザー光Lを照射して当該第1色の画像情報
に応じた静電潜像を形成する。第1色の静電潜像は潜像
担持体1の矢印方向の回転でカラー現像器14に到り、
第1色の現像器14aで第1色のトナー現像がなされ
る。このとき、第2〜第4色の現像器14b〜14dは
潜像担持体1から退避した位置にある。
【0051】次に、現像された第1色のトナー像Tはコ
ロナ放電器を好適とする一次転写器3が設置された一次
転写部位に到り、この一次転写部位において潜像担持体
1と対向して搬送される中間転写体2に上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記トナー像が中間転写
体2に転写される。第1色のトナー像Tを中間転写体2
に転写した潜像担持体1の表面は図示しないクリーニン
グ装置で残留トナーの除去が行われ、さらに図示しない
除電器により残留電荷の除電がなされて再び帯電器13
で一様な帯電がなされる。
ロナ放電器を好適とする一次転写器3が設置された一次
転写部位に到り、この一次転写部位において潜像担持体
1と対向して搬送される中間転写体2に上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記トナー像が中間転写
体2に転写される。第1色のトナー像Tを中間転写体2
に転写した潜像担持体1の表面は図示しないクリーニン
グ装置で残留トナーの除去が行われ、さらに図示しない
除電器により残留電荷の除電がなされて再び帯電器13
で一様な帯電がなされる。
【0052】一様な帯電がなされた潜像担持体1は第2
色の画像情報で変調されたレーザー光Lを照射して当該
第2色の画像情報に応じた静電潜像を形成する。第2色
の静電潜像は潜像担持体1の矢印方向の回転でカラー現
像器14に到り、第2色の現像器14bで第2色のトナ
ー現像がなされる。このとき、第1、第3、第4色の現
像器14a,14c,14dは潜像担持体1から退避し
た位置にある。
色の画像情報で変調されたレーザー光Lを照射して当該
第2色の画像情報に応じた静電潜像を形成する。第2色
の静電潜像は潜像担持体1の矢印方向の回転でカラー現
像器14に到り、第2色の現像器14bで第2色のトナ
ー現像がなされる。このとき、第1、第3、第4色の現
像器14a,14c,14dは潜像担持体1から退避し
た位置にある。
【0053】一方、中間転写体2は矢印方向に搬送され
ており、第1色のトナー像を担持したまま当該第1色の
トナー像が再び一次転写部位に戻って来る。なお、全て
の色のトナー像が中間転写体2に転写されるまで、二次
転写ロール4、剥離爪19、クリーナー18は中間転写
体2から乖離した位置に退避している。そして、潜像担
持体1の表面に現像された第2色のトナー像Tは一次転
写器3が設置された一次転写部位に到り、この一次転写
部位において潜像担持体1と対向して搬送される中間転
写体2の上記第1色のトナー像に重ねて上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記第2色のトナー像が
中間転写体2に転写される。
ており、第1色のトナー像を担持したまま当該第1色の
トナー像が再び一次転写部位に戻って来る。なお、全て
の色のトナー像が中間転写体2に転写されるまで、二次
転写ロール4、剥離爪19、クリーナー18は中間転写
体2から乖離した位置に退避している。そして、潜像担
持体1の表面に現像された第2色のトナー像Tは一次転
写器3が設置された一次転写部位に到り、この一次転写
部位において潜像担持体1と対向して搬送される中間転
写体2の上記第1色のトナー像に重ねて上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記第2色のトナー像が
中間転写体2に転写される。
【0054】以下、同様にして第3色、第4色のトナー
像が中間転写体2に転写されて中間転写体2上にはフル
カラーの未現像トナー像が形成される。このフルカラー
の未現像トナー像を担持した中間転写体2は二次転写ロ
ール4が設置された二次転写部位に搬送され、同時にト
レイ15からフィードローラ16、送り出しローラ17
で所定のタイミングで給送された記録媒体11が中間転
写体2と二次転写ロール4の間に挟持される。二次転写
ロール4はこの時点で中間転写体2に押接するように駆
動される。
像が中間転写体2に転写されて中間転写体2上にはフル
カラーの未現像トナー像が形成される。このフルカラー
の未現像トナー像を担持した中間転写体2は二次転写ロ
ール4が設置された二次転写部位に搬送され、同時にト
レイ15からフィードローラ16、送り出しローラ17
で所定のタイミングで給送された記録媒体11が中間転
写体2と二次転写ロール4の間に挟持される。二次転写
ロール4はこの時点で中間転写体2に押接するように駆
動される。
【0055】中間転写体2の裏面で上記二次転写ロール
4と対向する位置にバックアップロール5が配置されて
おり、中間転写体2上のトナー像と記録媒体11とを二
次転写ロール4とバックアップロール5とで押圧しつつ
搬送すると共に転写電源9から二次転写ロール4とバッ
クアップロール5およびバックアップロール接地部材2
3を通して接地に到る転写電圧印加回路に転写電圧を印
加することにより、二次転写ロール4で発生された転写
電界が中間転写体2上のトナー像を記録媒体11に転写
する。この転写電圧は前記図1で説明した転写制御装置
90により適性に制御される。
4と対向する位置にバックアップロール5が配置されて
おり、中間転写体2上のトナー像と記録媒体11とを二
次転写ロール4とバックアップロール5とで押圧しつつ
搬送すると共に転写電源9から二次転写ロール4とバッ
クアップロール5およびバックアップロール接地部材2
3を通して接地に到る転写電圧印加回路に転写電圧を印
加することにより、二次転写ロール4で発生された転写
電界が中間転写体2上のトナー像を記録媒体11に転写
する。この転写電圧は前記図1で説明した転写制御装置
90により適性に制御される。
【0056】トナー像を転写した記録媒体11は剥離爪
19で中間転写体2から剥離され、搬送ベルト20を介
して定着器21に到り、加熱/加圧処理が施されてトナ
ー像が記録媒体に固定される。二次転写が終了した中間
転写体2はクリーナー18のクリーニングブラシ18a
とクリーニングブレード18bで残留トナーの除去が行
われる。
19で中間転写体2から剥離され、搬送ベルト20を介
して定着器21に到り、加熱/加圧処理が施されてトナ
ー像が記録媒体に固定される。二次転写が終了した中間
転写体2はクリーナー18のクリーニングブラシ18a
とクリーニングブレード18bで残留トナーの除去が行
われる。
【0057】上記中間転写体2は、アクリル系、塩化ビ
ニル系、ポリエステル系、あるいはポリカーボネート系
の樹脂または各種ゴム材料にカーボンブラック等の帯電
防止剤を適当量含有させ、例えば厚さ0.1mmに形成
されており、その体積抵抗率は106 〜1014に調整さ
れている。なお、二次転写ロール4は導電性ロールであ
り、バックアップロール5は半導電性ロールが用いられ
る。
ニル系、ポリエステル系、あるいはポリカーボネート系
の樹脂または各種ゴム材料にカーボンブラック等の帯電
防止剤を適当量含有させ、例えば厚さ0.1mmに形成
されており、その体積抵抗率は106 〜1014に調整さ
れている。なお、二次転写ロール4は導電性ロールであ
り、バックアップロール5は半導電性ロールが用いられ
る。
【0058】図3はバックアップロールの第1構成例を
説明する要部模式図であって、5aは導電性ロール、5
bは半導電性の薄層フィルム、5cは導電性の芯材であ
り、芯材5cを有する導電性ロール5aの表面を半導電
性の薄層フィルム5bで被覆し、導電性ロール5aは芯
材5cを介して接地されている。上記導電性ロール5a
は導電性カーボンを分散させたゴムロールまたは金属ロ
ールが用いられ、金属ロールとした場合は特に芯材5c
を用いる必要はない。
説明する要部模式図であって、5aは導電性ロール、5
bは半導電性の薄層フィルム、5cは導電性の芯材であ
り、芯材5cを有する導電性ロール5aの表面を半導電
性の薄層フィルム5bで被覆し、導電性ロール5aは芯
材5cを介して接地されている。上記導電性ロール5a
は導電性カーボンを分散させたゴムロールまたは金属ロ
ールが用いられ、金属ロールとした場合は特に芯材5c
を用いる必要はない。
【0059】また、薄層フィルム5bとしてはPVd
F、ポリエステル、PFA、あるいはアクリル等の樹脂
にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量分散させて
抵抗値を調整したものが用いられ、その体積抵抗率は1
08 Ω・cm以上とする。薄層フィルム5bは、その厚
さが薄い程導電性ロール5aが二次転写ロール5に近接
するので、二次転写ロール5に印加する電圧が低くても
十分な転写電界を得ることができる。
F、ポリエステル、PFA、あるいはアクリル等の樹脂
にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量分散させて
抵抗値を調整したものが用いられ、その体積抵抗率は1
08 Ω・cm以上とする。薄層フィルム5bは、その厚
さが薄い程導電性ロール5aが二次転写ロール5に近接
するので、二次転写ロール5に印加する電圧が低くても
十分な転写電界を得ることができる。
【0060】しかし、本例ではピンホール等の発生や製
造安定性の問題から、その厚さを10μm〜100μm
に設定した。また、薄層フィルム5bは誘電率が高く程
薄層化と同等の効果が発揮されるので、本例ではPVd
F(誘電率が8)を使用している。このように構成した
バックアップロールを用いた二次転写部位において、二
次転写ロール4を介してバックアップロール5に所定の
電圧を印加することにより、中間転写体2から記録媒体
11にトナー像が転写されるが、記録媒体11のサイズ
が小さいと二次転写ロール4が記録媒体11からはみ出
して中間転写体2と接触する。しかし、バックアップロ
ール5は所定の体積抵抗率を有する薄層フィルム5bで
被覆されているため、二次転写ロール4とバックアップ
ロール5との間に過電流が流れることはない。したがっ
て、二次転写ロール4とバックアップロールとの間には
常に安定した転写電界が形成され、トナー像を中間転写
体2から記録媒体11へ良好に転写することができると
共に、過電流による中間転写体2の損傷も未然に防止で
きる。
造安定性の問題から、その厚さを10μm〜100μm
に設定した。また、薄層フィルム5bは誘電率が高く程
薄層化と同等の効果が発揮されるので、本例ではPVd
F(誘電率が8)を使用している。このように構成した
バックアップロールを用いた二次転写部位において、二
次転写ロール4を介してバックアップロール5に所定の
電圧を印加することにより、中間転写体2から記録媒体
11にトナー像が転写されるが、記録媒体11のサイズ
が小さいと二次転写ロール4が記録媒体11からはみ出
して中間転写体2と接触する。しかし、バックアップロ
ール5は所定の体積抵抗率を有する薄層フィルム5bで
被覆されているため、二次転写ロール4とバックアップ
ロール5との間に過電流が流れることはない。したがっ
て、二次転写ロール4とバックアップロールとの間には
常に安定した転写電界が形成され、トナー像を中間転写
体2から記録媒体11へ良好に転写することができると
共に、過電流による中間転写体2の損傷も未然に防止で
きる。
【0061】また、本例のバックアップロールでは、バ
ックアップロール4と中間転写体2との接触位置から導
電性ロール5aの接地位置までの体積抵抗が当該バック
アップロールの回転軸方向1cm当り107 以上である
ことが望ましい。これは、次のような理由による。すな
わち、この種の装置では、人体が触れた場合の安全性
や、記録媒体つまり(所謂、紙つまり)による発火等の
事故防止を考慮し、電源の電流容量は数mA以下に制限
されており、二次転写ロールが中間転写体に直接接触し
て過電流が流れると電源の電流リミターが働いて電源電
圧が効果し、過電流の継続的な通電を防止するように構
成されている。
ックアップロール4と中間転写体2との接触位置から導
電性ロール5aの接地位置までの体積抵抗が当該バック
アップロールの回転軸方向1cm当り107 以上である
ことが望ましい。これは、次のような理由による。すな
わち、この種の装置では、人体が触れた場合の安全性
や、記録媒体つまり(所謂、紙つまり)による発火等の
事故防止を考慮し、電源の電流容量は数mA以下に制限
されており、二次転写ロールが中間転写体に直接接触し
て過電流が流れると電源の電流リミターが働いて電源電
圧が効果し、過電流の継続的な通電を防止するように構
成されている。
【0062】また、このような構成は中間転写体に傷や
孔等が発生してその部分に電流が集中し、中間転写体を
大きく損傷させたり、発火させたりすることを防止する
ためにも有効である。したがって、小サイズの記録媒体
を用いた転写時や記録内体が無い場合に、過電流の大き
さを単位長さ当り100μA以下とすれば電流リミター
が働いて電源電圧が急激に降下することがなく、転写不
良や中間転写体の損傷をbousiすることができる。
孔等が発生してその部分に電流が集中し、中間転写体を
大きく損傷させたり、発火させたりすることを防止する
ためにも有効である。したがって、小サイズの記録媒体
を用いた転写時や記録内体が無い場合に、過電流の大き
さを単位長さ当り100μA以下とすれば電流リミター
が働いて電源電圧が急激に降下することがなく、転写不
良や中間転写体の損傷をbousiすることができる。
【0063】つまり、本実施例においては、転写電圧を
1000Vとしてあるので、バックアップロールと中間
転写体との接触位置から導電性ロールの接地位置までの
体積抵抗を単位長さ(1cm)当り107 Ω以上に設定
するのが好ましい。図4はバックアップロールの第2構
成例を説明する要部模式図であって、5dは絶縁性ロー
ル、5eは半導電性の薄層フィルム、23はバックアッ
プロール接地部材である。
1000Vとしてあるので、バックアップロールと中間
転写体との接触位置から導電性ロールの接地位置までの
体積抵抗を単位長さ(1cm)当り107 Ω以上に設定
するのが好ましい。図4はバックアップロールの第2構
成例を説明する要部模式図であって、5dは絶縁性ロー
ル、5eは半導電性の薄層フィルム、23はバックアッ
プロール接地部材である。
【0064】同図において、このバックアップロール5
は芯材5cを有する絶縁性ロール5dの表面を半導電性
の薄層フィルム5eで被覆してなり、上記薄層フィルム
5eは10μm〜200μmの厚さに形成されている。
この薄層フィルム5eの体積抵抗率は104 Ω・cm以
上である。また、薄層フィルム5eには中間転写体2と
の当接位置から円周方向へ20〜40mmの距離をおい
てロール状の導電体からなるバックアップロール接地部
材23が接しており、この位置において薄層フィルム5
eが接地されている。
は芯材5cを有する絶縁性ロール5dの表面を半導電性
の薄層フィルム5eで被覆してなり、上記薄層フィルム
5eは10μm〜200μmの厚さに形成されている。
この薄層フィルム5eの体積抵抗率は104 Ω・cm以
上である。また、薄層フィルム5eには中間転写体2と
の当接位置から円周方向へ20〜40mmの距離をおい
てロール状の導電体からなるバックアップロール接地部
材23が接しており、この位置において薄層フィルム5
eが接地されている。
【0065】上記の第1構成例では、導電性ロール5a
を被覆している薄層フィルム5bの厚さ方向に電流が流
れ、かつ低電圧で十分な転写電界を得るために当該薄層
フィルム5bは極めて薄く形成されているので、過電流
の発生を防止するためには薄層フィルム5bの体積抵抗
率を大きく設定する必要がある。半導電性材料の多くは
高電界中において体積抵抗率が大幅に低下する特性を有
しているので、上記第1構成例のバックアップロールで
は薄層フィルム5bの材料および二次転写ロール4に印
加する電圧を自由に選択することができなくなる。
を被覆している薄層フィルム5bの厚さ方向に電流が流
れ、かつ低電圧で十分な転写電界を得るために当該薄層
フィルム5bは極めて薄く形成されているので、過電流
の発生を防止するためには薄層フィルム5bの体積抵抗
率を大きく設定する必要がある。半導電性材料の多くは
高電界中において体積抵抗率が大幅に低下する特性を有
しているので、上記第1構成例のバックアップロールで
は薄層フィルム5bの材料および二次転写ロール4に印
加する電圧を自由に選択することができなくなる。
【0066】これに対し、図4に示した第2構成例のバ
ックアップロールでは、絶縁性ロール5dを被覆してい
る薄層フィルム5eの沿面方向に電流が流れるので、バ
ックアップロール接地部材23と薄層フィルム5eとの
接触点が薄層フィルム5eと中間転写体2との接触点か
ら十分に離れていれば、薄層フィルム5eの体積抵抗率
をそれ程大きく設定する必要はない。
ックアップロールでは、絶縁性ロール5dを被覆してい
る薄層フィルム5eの沿面方向に電流が流れるので、バ
ックアップロール接地部材23と薄層フィルム5eとの
接触点が薄層フィルム5eと中間転写体2との接触点か
ら十分に離れていれば、薄層フィルム5eの体積抵抗率
をそれ程大きく設定する必要はない。
【0067】このため、本構成例では第1構成例におけ
る上記問題点が懸念されることはなく、薄層フィルム5
eの材料および二次転写ロール4に印加する電圧を自由
に選択することができる。また、この第2構成例におい
ても、バックアップロール4と中間転写体2との接触位
置から薄層フィルム5eの接地位置までの体積抵抗が1
07 以上であることが好ましい。この理由は前期第1構
成例で説明したものと同様である。
る上記問題点が懸念されることはなく、薄層フィルム5
eの材料および二次転写ロール4に印加する電圧を自由
に選択することができる。また、この第2構成例におい
ても、バックアップロール4と中間転写体2との接触位
置から薄層フィルム5eの接地位置までの体積抵抗が1
07 以上であることが好ましい。この理由は前期第1構
成例で説明したものと同様である。
【0068】しかし、一般に、バックアップロールの抵
抗や二次転写ロールの抵抗は、製造時のばらつき、環境
変動、長期使用による劣化などにより変化するため、二
次転写ロールに印加された電圧が一定の時、バックアッ
プロールの抵抗と二次転写ロールの抵抗による電圧降下
量の変化により転写電界が変化し、安定な転写を行うこ
とができない。
抗や二次転写ロールの抵抗は、製造時のばらつき、環境
変動、長期使用による劣化などにより変化するため、二
次転写ロールに印加された電圧が一定の時、バックアッ
プロールの抵抗と二次転写ロールの抵抗による電圧降下
量の変化により転写電界が変化し、安定な転写を行うこ
とができない。
【0069】本実施例の二次転写ロールおよびバックア
ップロールを用いた画像形成装置においても、上記抵抗
値に2桁程度の変化が発生する。そのため、本実施例で
は、前記図1で説明した転写制御装置90を用い、二次
転写ロール4とバックアップロール5を通して流れる電
流値を検出し、この検出電流値すなわち二次転写ロール
4とバックアップロール5の抵抗値に基づく最適転写電
圧を決定して常に最良の転写が行われるようにしてい
る。
ップロールを用いた画像形成装置においても、上記抵抗
値に2桁程度の変化が発生する。そのため、本実施例で
は、前記図1で説明した転写制御装置90を用い、二次
転写ロール4とバックアップロール5を通して流れる電
流値を検出し、この検出電流値すなわち二次転写ロール
4とバックアップロール5の抵抗値に基づく最適転写電
圧を決定して常に最良の転写が行われるようにしてい
る。
【0070】図5はバックアップロールの抵抗と二次転
写ロールの抵抗に対する最適転写電圧の関係の説明図で
あって、実線a1,a2 は二次転写ロールの体積抵抗VR
の対数値(logVR)が5の場合、破線b1,b2 は二
次転写ロールの体積抵抗VRの対数値(logVR)が
8の場合を示し、a1,b1 は上限値を、a2 ,b2 は下
限値を示す。
写ロールの抵抗に対する最適転写電圧の関係の説明図で
あって、実線a1,a2 は二次転写ロールの体積抵抗VR
の対数値(logVR)が5の場合、破線b1,b2 は二
次転写ロールの体積抵抗VRの対数値(logVR)が
8の場合を示し、a1,b1 は上限値を、a2 ,b2 は下
限値を示す。
【0071】すなわち、上限値は転写電圧が高くなり過
ぎて中間転写体と記録媒体間でパッシェン放電を発生
し、トナーの帯電異常により画質欠陥や転写効率の低下
を引き起こす電圧値を示し、下限値はトナーの中間転写
体への付着力に打ち勝って記録媒体へ転写するに必要な
転写電界を発生できる電圧値を示す。この説明図から、
バックアップロールの抵抗と二次転写ロールの抵抗が高
くなる程、最適転写電圧が高くなることが分かる。
ぎて中間転写体と記録媒体間でパッシェン放電を発生
し、トナーの帯電異常により画質欠陥や転写効率の低下
を引き起こす電圧値を示し、下限値はトナーの中間転写
体への付着力に打ち勝って記録媒体へ転写するに必要な
転写電界を発生できる電圧値を示す。この説明図から、
バックアップロールの抵抗と二次転写ロールの抵抗が高
くなる程、最適転写電圧が高くなることが分かる。
【0072】図1のテーブル7aには、上記図5に示し
たバックアップロールの抵抗と二次転写ロールの抵抗に
対する最適転写電圧の関係を転写電流/電圧検出回路7
で検出された電流値に対応させたデータを基準テーブル
として格納されており、このテーブルを参照して最適転
写電圧が演算される。図6は本発明による画像形成装置
の第2実施例を説明する要部模式図であって、22は転
写ロール接地部材、図1と同一符号は同一部分に対応す
る。
たバックアップロールの抵抗と二次転写ロールの抵抗に
対する最適転写電圧の関係を転写電流/電圧検出回路7
で検出された電流値に対応させたデータを基準テーブル
として格納されており、このテーブルを参照して最適転
写電圧が演算される。図6は本発明による画像形成装置
の第2実施例を説明する要部模式図であって、22は転
写ロール接地部材、図1と同一符号は同一部分に対応す
る。
【0073】本実施例はバイアスロールすなわち二次転
写ロール4が中間転写体2から退避した位置で接触する
転写ロール接地部材22を備えた点で第1実施例と構成
が異なり、その他はほぼ第1実施例と同様の構成であ
る。同図において、潜像担持体1、中間転写体2、半導
電性の二次転写ロール4、バックアップロール5、転写
電流/電圧検出回路6、転写電圧演算回路7、転写電源
制御回路8、および判定手段10は前記第1実施例と同
様に機能する。
写ロール4が中間転写体2から退避した位置で接触する
転写ロール接地部材22を備えた点で第1実施例と構成
が異なり、その他はほぼ第1実施例と同様の構成であ
る。同図において、潜像担持体1、中間転写体2、半導
電性の二次転写ロール4、バックアップロール5、転写
電流/電圧検出回路6、転写電圧演算回路7、転写電源
制御回路8、および判定手段10は前記第1実施例と同
様に機能する。
【0074】転写ロール接地部材22は前記二次転写ロ
ール4が前記中間転写体2から離間して4’の位置に退
避したときに当該二次転写ロール4に接触して二次転写
ロール5を接地に接続して前記二次転写ロール4から接
地に流れる電流値と第1実施例と同様に二次転写ロール
4が中間転写体2に押接して二次転写ロール4から前記
中間転写体2さらに前記バックアップロール5を通して
接地に流れる電流値とから前記バックアップロール5と
前記二次転写ロール4の抵抗値を演算し、演算した前記
抵抗値に応じて決定された最適転写電圧を前記二次転写
ロール4に印加する方式としたことで、適性な転写電圧
の制御が可能となる。
ール4が前記中間転写体2から離間して4’の位置に退
避したときに当該二次転写ロール4に接触して二次転写
ロール5を接地に接続して前記二次転写ロール4から接
地に流れる電流値と第1実施例と同様に二次転写ロール
4が中間転写体2に押接して二次転写ロール4から前記
中間転写体2さらに前記バックアップロール5を通して
接地に流れる電流値とから前記バックアップロール5と
前記二次転写ロール4の抵抗値を演算し、演算した前記
抵抗値に応じて決定された最適転写電圧を前記二次転写
ロール4に印加する方式としたことで、適性な転写電圧
の制御が可能となる。
【0075】すなわち、潜像担持体1に担持されたトナ
ー像は当該潜像担持体1の矢印方向の回転で一次転写器
3が設置された一次転写部位に到る。一次転写器3はコ
ロトロンであり、潜像担持体1に対向して搬送される中
間転写体2の裏面に配置される。中間転写体はベルト状
であり、上記一次転写器3は潜像担持体1に担持された
トナー像の極性と逆極性の静電界を発生し、潜像担持体
1に担持されたトナー像Tを中間転写体2に転写する。
ー像は当該潜像担持体1の矢印方向の回転で一次転写器
3が設置された一次転写部位に到る。一次転写器3はコ
ロトロンであり、潜像担持体1に対向して搬送される中
間転写体2の裏面に配置される。中間転写体はベルト状
であり、上記一次転写器3は潜像担持体1に担持された
トナー像の極性と逆極性の静電界を発生し、潜像担持体
1に担持されたトナー像Tを中間転写体2に転写する。
【0076】トナー像Tが転写された中間転写体2は矢
印方向の搬送で二次転写ロール4が設置された二次転写
部位に到る。二次転写ロール4は半導電性の材料からな
り、上記中間転写体2のトナー像担持面に用紙あるいは
OHP等の記録媒体11を介して押接して前記中間転写
体2に担持されたトナー像Tを前記記録媒体11に二次
転写する。
印方向の搬送で二次転写ロール4が設置された二次転写
部位に到る。二次転写ロール4は半導電性の材料からな
り、上記中間転写体2のトナー像担持面に用紙あるいは
OHP等の記録媒体11を介して押接して前記中間転写
体2に担持されたトナー像Tを前記記録媒体11に二次
転写する。
【0077】上記二次転写ロール4と対向してバックア
ップロール5が配置されている。このバックアップロー
ル5は上記二次転写ロール4に対して上記中間転写体2
のトナー担持面の裏面から押接すると共に二次転写ロー
ル4の対向電極として機能する。二次転写ロール4には
転写電源9から転写電圧が印加され、この転写電圧によ
り上記中間転写体2に担持されたトナー像Tの極性と逆
極性の静電界を発生してトナー像Tを記録媒体11に転
写する。
ップロール5が配置されている。このバックアップロー
ル5は上記二次転写ロール4に対して上記中間転写体2
のトナー担持面の裏面から押接すると共に二次転写ロー
ル4の対向電極として機能する。二次転写ロール4には
転写電源9から転写電圧が印加され、この転写電圧によ
り上記中間転写体2に担持されたトナー像Tの極性と逆
極性の静電界を発生してトナー像Tを記録媒体11に転
写する。
【0078】転写電源9から二次転写ロール4に印加さ
れる転写電圧は、当該転写電源9を含む転写制御装置9
0により制御される。転写制御装置90は電流/電圧検
知器6a、転写電流/電圧検出回路6、転写電圧演算回
路7、7aは基準テーブル、転写電圧制御回路8、転写
電源9および異常判定回路10とから構成される。
れる転写電圧は、当該転写電源9を含む転写制御装置9
0により制御される。転写制御装置90は電流/電圧検
知器6a、転写電流/電圧検出回路6、転写電圧演算回
路7、7aは基準テーブル、転写電圧制御回路8、転写
電源9および異常判定回路10とから構成される。
【0079】異常判定回路10は転写電圧が所定の範囲
から逸脱したときに画像形成制御回路CPUに対して画
像形成の禁止を指示すると共に、異常告知器ALにより
使用者に異常告知を行うための信号を出力する。本実施
例でも上記第1実施例と同様に、転写電圧が所定の範囲
にあるか否かの判断を二次転写ロール4に流れる電流の
検知(すなわち、バックアップロール5の抵抗値)によ
り行うものとして説明するが、電流に代えて電圧の検知
を用いた場合も同様である。
から逸脱したときに画像形成制御回路CPUに対して画
像形成の禁止を指示すると共に、異常告知器ALにより
使用者に異常告知を行うための信号を出力する。本実施
例でも上記第1実施例と同様に、転写電圧が所定の範囲
にあるか否かの判断を二次転写ロール4に流れる電流の
検知(すなわち、バックアップロール5の抵抗値)によ
り行うものとして説明するが、電流に代えて電圧の検知
を用いた場合も同様である。
【0080】上記構成において、二次転写ロール4が中
間転写体2に押接した状態において転写電源9から二次
転写ロール4を通りバックアップロール5を経て接地に
至る転写電圧の印加路に接続された電流/電圧検知器6
aは当該転写電源9から二次転写ロール4を通ってバッ
クアップロール5に流れる第1の電流値を検知し、その
検知値を転写電流/電圧検出回路6に与える。
間転写体2に押接した状態において転写電源9から二次
転写ロール4を通りバックアップロール5を経て接地に
至る転写電圧の印加路に接続された電流/電圧検知器6
aは当該転写電源9から二次転写ロール4を通ってバッ
クアップロール5に流れる第1の電流値を検知し、その
検知値を転写電流/電圧検出回路6に与える。
【0081】同様に、二次転写ロール4が中間転写体2
から退避して転写ロール接地部材22に接した状態で二
次転写ロールを通して流れる電流を電流検知器6aが検
知し、これを転写電流/電圧検出回路6に与えて二次転
写ロール4に流れる第2の電流値を検出する。転写電流
/電圧検出回路6は電流/電圧検知器6aから入力した
上記第1と第2の電流値の各平均値を検出し、両者の電
流値からバックアップロール5の抵抗値を産出して、こ
れを転写電圧演算回路7に与える。
から退避して転写ロール接地部材22に接した状態で二
次転写ロールを通して流れる電流を電流検知器6aが検
知し、これを転写電流/電圧検出回路6に与えて二次転
写ロール4に流れる第2の電流値を検出する。転写電流
/電圧検出回路6は電流/電圧検知器6aから入力した
上記第1と第2の電流値の各平均値を検出し、両者の電
流値からバックアップロール5の抵抗値を産出して、こ
れを転写電圧演算回路7に与える。
【0082】転写電圧演算回路7には、バックアップロ
ール5の電流値に応じたバックアップロール5の抵抗値
に対する最適転写電圧の関係を予め設定した基準テーブ
ル7aが備えられており、転写電圧演算回路7は転写電
流/電圧検出回路6により検出された上記電流の平均値
に対応したバックアップロール5の抵抗値に対する適性
な転写電圧値を基準テーブル7aのルックアップで演算
し、これを転写電源制御回路8に与える。
ール5の電流値に応じたバックアップロール5の抵抗値
に対する最適転写電圧の関係を予め設定した基準テーブ
ル7aが備えられており、転写電圧演算回路7は転写電
流/電圧検出回路6により検出された上記電流の平均値
に対応したバックアップロール5の抵抗値に対する適性
な転写電圧値を基準テーブル7aのルックアップで演算
し、これを転写電源制御回路8に与える。
【0083】転写電源制御回路8は転写電圧演算回路7
からの転写電圧値に基づいて転写電源9を制御し、前記
二次転写ロール4に適性な転写電圧を印加する。一方、
異常判定手段10は前記転写電流/電圧検出手段6で検
出された電流の平均値が予め設定された上限値と下限値
の範囲にあるか否かを判定し、前記範囲を越えると判定
した場合には画像形成制御回路CPUに対して画像形成
の禁止を指示して画像形成プロセスを停止させると共
に、異常告知器ALに信号を出力して使用者に異常告知
を行う。
からの転写電圧値に基づいて転写電源9を制御し、前記
二次転写ロール4に適性な転写電圧を印加する。一方、
異常判定手段10は前記転写電流/電圧検出手段6で検
出された電流の平均値が予め設定された上限値と下限値
の範囲にあるか否かを判定し、前記範囲を越えると判定
した場合には画像形成制御回路CPUに対して画像形成
の禁止を指示して画像形成プロセスを停止させると共
に、異常告知器ALに信号を出力して使用者に異常告知
を行う。
【0084】なお、このとき、異常告知器ALによる異
常告知のみで画像形成を実行させるようにしてもよい
が、転写プロセスの無駄を無くすためには画像形成も停
止させるのが望ましい。図7は本発明による画像形成装
置の第2実施例の構成をフルカラーの画像形成に適用し
てさらに詳しく説明する模式図であって、22は転写ロ
ール接地部材、図2と同一符号は同一部分に対応する。
常告知のみで画像形成を実行させるようにしてもよい
が、転写プロセスの無駄を無くすためには画像形成も停
止させるのが望ましい。図7は本発明による画像形成装
置の第2実施例の構成をフルカラーの画像形成に適用し
てさらに詳しく説明する模式図であって、22は転写ロ
ール接地部材、図2と同一符号は同一部分に対応する。
【0085】同図において、潜像担持体1は帯電器13
によりその表面が一様に帯電される。この表面に対して
図示しないレーザー走査装置から第1色の画像情報で変
調されたレーザー光Lを照射して当該第1色の画像情報
に応じた静電潜像を形成する。第1色の静電潜像は潜像
担持体1の矢印方向の回転でカラー現像器14に到り、
第1色の現像器14aで第1色のトナー現像がなされ
る。このとき、第2〜第4色の現像器14b〜14dは
潜像担持体1から退避した位置にある。
によりその表面が一様に帯電される。この表面に対して
図示しないレーザー走査装置から第1色の画像情報で変
調されたレーザー光Lを照射して当該第1色の画像情報
に応じた静電潜像を形成する。第1色の静電潜像は潜像
担持体1の矢印方向の回転でカラー現像器14に到り、
第1色の現像器14aで第1色のトナー現像がなされ
る。このとき、第2〜第4色の現像器14b〜14dは
潜像担持体1から退避した位置にある。
【0086】次に、現像された第1色のトナー像Tはコ
ロナ放電器を好適とする一次転写器3が設置された一次
転写部位に到り、この一次転写部位において潜像担持体
1と対向して搬送される中間転写体2に上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記トナー像が中間転写
体2に転写される。第1色のトナー像Tを中間転写体2
に転写した潜像担持体1の表面は図示しないクリーニン
グ装置で残留トナーの除去が行われ、さらに図示しない
除電器により残留電荷の除電がなされて再び帯電器13
で一様な帯電がなされる。
ロナ放電器を好適とする一次転写器3が設置された一次
転写部位に到り、この一次転写部位において潜像担持体
1と対向して搬送される中間転写体2に上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記トナー像が中間転写
体2に転写される。第1色のトナー像Tを中間転写体2
に転写した潜像担持体1の表面は図示しないクリーニン
グ装置で残留トナーの除去が行われ、さらに図示しない
除電器により残留電荷の除電がなされて再び帯電器13
で一様な帯電がなされる。
【0087】一様な帯電がなされた潜像担持体1は第2
色の画像情報で変調されたレーザー光Lを照射して当該
第2色の画像情報に応じた静電潜像を形成する。第2色
の静電潜像は潜像担持体1の矢印方向の回転でカラー現
像器14に到り、第2色の現像器14bで第2色のトナ
ー現像がなされる。このとき、第1、第3、第4色の現
像器14a,14c,14dは潜像担持体1から退避し
た位置にある。
色の画像情報で変調されたレーザー光Lを照射して当該
第2色の画像情報に応じた静電潜像を形成する。第2色
の静電潜像は潜像担持体1の矢印方向の回転でカラー現
像器14に到り、第2色の現像器14bで第2色のトナ
ー現像がなされる。このとき、第1、第3、第4色の現
像器14a,14c,14dは潜像担持体1から退避し
た位置にある。
【0088】一方、中間転写体2は矢印方向に搬送され
ており、第1色のトナー像を担持したまま当該第1色の
トナー像が再び一次転写部位に戻って来る。なお、全て
の色のトナー像が中間転写体2に転写されるまで、二次
転写ロール4、剥離爪19、クリーナー18は中間転写
体2から乖離した位置に退避している。そして、潜像担
持体1の表面に現像された第2色のトナー像Tは一次転
写器3が設置された一次転写部位に到り、この一次転写
部位において潜像担持体1と対向して搬送される中間転
写体2の上記第1色のトナー像に重ねて上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記第2色のトナー像が
中間転写体2に転写される。
ており、第1色のトナー像を担持したまま当該第1色の
トナー像が再び一次転写部位に戻って来る。なお、全て
の色のトナー像が中間転写体2に転写されるまで、二次
転写ロール4、剥離爪19、クリーナー18は中間転写
体2から乖離した位置に退避している。そして、潜像担
持体1の表面に現像された第2色のトナー像Tは一次転
写器3が設置された一次転写部位に到り、この一次転写
部位において潜像担持体1と対向して搬送される中間転
写体2の上記第1色のトナー像に重ねて上記一次転写器
3で発生される静電界によって上記第2色のトナー像が
中間転写体2に転写される。
【0089】以下、同様にして第3色、第4色のトナー
像が中間転写体2に転写されて中間転写体2上にはフル
カラーの未現像トナー像が形成される。このフルカラー
の未現像トナー像を担持した中間転写体2は二次転写ロ
ール4が設置された二次転写部位に搬送され、同時にト
レイ15からフィードローラ16、送り出しローラ17
で所定のタイミングで給送された記録媒体11が中間転
写体2と二次転写ロール4の間に挟持される。二次転写
ロール4はこの時点で中間転写体2に押接するように駆
動される。
像が中間転写体2に転写されて中間転写体2上にはフル
カラーの未現像トナー像が形成される。このフルカラー
の未現像トナー像を担持した中間転写体2は二次転写ロ
ール4が設置された二次転写部位に搬送され、同時にト
レイ15からフィードローラ16、送り出しローラ17
で所定のタイミングで給送された記録媒体11が中間転
写体2と二次転写ロール4の間に挟持される。二次転写
ロール4はこの時点で中間転写体2に押接するように駆
動される。
【0090】二次転写ロール4は中間転写体ベルト2か
ら退避した状態では転写ロール接地部材22に接してお
り、この状態で二次転写ロール4に流れる電流を検出す
るようになっている。そして、中間転写体2の裏面には
上記二次転写ロール4と対向する位置にバックアップロ
ール5が配置されて、転写プロセスの実行中は中間転写
体2上のトナー像と記録媒体11とを二次転写ロール4
とバックアップロール5とで押圧しつつ搬送すると共に
転写電源9から二次転写ロール4とバックアップロール
5およびバックアップロール接地部材23を通して接地
に到る転写電圧印加回路に転写電圧を印加することによ
り、二次転写ロール4で発生された転写電界が中間転写
体2上のトナー像を記録媒体11に転写する。この転写
電圧は前記図1で説明した転写制御装置90により適性
に制御される。
ら退避した状態では転写ロール接地部材22に接してお
り、この状態で二次転写ロール4に流れる電流を検出す
るようになっている。そして、中間転写体2の裏面には
上記二次転写ロール4と対向する位置にバックアップロ
ール5が配置されて、転写プロセスの実行中は中間転写
体2上のトナー像と記録媒体11とを二次転写ロール4
とバックアップロール5とで押圧しつつ搬送すると共に
転写電源9から二次転写ロール4とバックアップロール
5およびバックアップロール接地部材23を通して接地
に到る転写電圧印加回路に転写電圧を印加することによ
り、二次転写ロール4で発生された転写電界が中間転写
体2上のトナー像を記録媒体11に転写する。この転写
電圧は前記図1で説明した転写制御装置90により適性
に制御される。
【0091】本実施例では、二次転写ロール4を接地し
たときに当該二次転写ロール4に流れる電流と二次転写
ロール4を中間転写体ベルト2に押接したときに二次転
写ロール4と中間転写体ベルト2およびバックアップロ
ール5を通して流れる電流とからバックアップロール5
の抵抗を測定し、その抵抗値に対応した最適転写電圧を
転写電源9から二次転写ロール4に印加する。
たときに当該二次転写ロール4に流れる電流と二次転写
ロール4を中間転写体ベルト2に押接したときに二次転
写ロール4と中間転写体ベルト2およびバックアップロ
ール5を通して流れる電流とからバックアップロール5
の抵抗を測定し、その抵抗値に対応した最適転写電圧を
転写電源9から二次転写ロール4に印加する。
【0092】すなわち、転写制御装置90は図6で説明
した構成により、バックアップロール5の抵抗値に対応
した適正な転写電圧の印加を行うと共に、前記図5に示
した上限および下限値を越える場合には転写プロセスを
停止し、利用者にその旨を告知する。トナー像を転写し
た記録媒体11は剥離爪19で中間転写体2から剥離さ
れ、搬送ベルト20を介して定着器21に到り、加熱/
加圧処理が施されてトナー像が記録媒体に固定される。
した構成により、バックアップロール5の抵抗値に対応
した適正な転写電圧の印加を行うと共に、前記図5に示
した上限および下限値を越える場合には転写プロセスを
停止し、利用者にその旨を告知する。トナー像を転写し
た記録媒体11は剥離爪19で中間転写体2から剥離さ
れ、搬送ベルト20を介して定着器21に到り、加熱/
加圧処理が施されてトナー像が記録媒体に固定される。
【0093】二次転写が終了した中間転写体2はクリー
ナー18のクリーニングブラシ18aとクリーニングブ
レード18bで残留トナーの除去が行われる。図8と図
9は本実施例におけるバックアップロールの抵抗測定方
法をさらに詳しく説明する模式図であ。図8は二次転写
ロール4を矢印A方向に駆動して中間転写体2に当接さ
せた状態で転写電源9から二次転写ロール4、中間転写
体2、バックアップロール5、バックアップロール接地
部材23を通って接地に流れる電流i1 を電流/電圧検
知器6aで検知する状態を示す。
ナー18のクリーニングブラシ18aとクリーニングブ
レード18bで残留トナーの除去が行われる。図8と図
9は本実施例におけるバックアップロールの抵抗測定方
法をさらに詳しく説明する模式図であ。図8は二次転写
ロール4を矢印A方向に駆動して中間転写体2に当接さ
せた状態で転写電源9から二次転写ロール4、中間転写
体2、バックアップロール5、バックアップロール接地
部材23を通って接地に流れる電流i1 を電流/電圧検
知器6aで検知する状態を示す。
【0094】また、図9は二次転写ロール4を矢印B方
向に駆動して中間転写体2から退避させた状態で転写電
源9から二次転写ロール4、転写ロール接地部材22を
通って接地に流れる電流i2 を電流/電圧検知器6aで
検知する状態を示す。このようにして検知した2つの電
流i1 ,i2 を図6で説明したように転写電流/電圧検
出回路6に与え、両者の電流値に基づいて二次転写ロー
ル4とバックアップロール5の抵抗値を算出し、算出し
た各抵抗値を転写電圧演算回路7に与えることによっ
て、適正な転写電圧を導き出すものである。
向に駆動して中間転写体2から退避させた状態で転写電
源9から二次転写ロール4、転写ロール接地部材22を
通って接地に流れる電流i2 を電流/電圧検知器6aで
検知する状態を示す。このようにして検知した2つの電
流i1 ,i2 を図6で説明したように転写電流/電圧検
出回路6に与え、両者の電流値に基づいて二次転写ロー
ル4とバックアップロール5の抵抗値を算出し、算出し
た各抵抗値を転写電圧演算回路7に与えることによっ
て、適正な転写電圧を導き出すものである。
【0095】図10は二次転写ロールを中間転写体に押
接したときに流れる電流すなわちバックアップロールの
表面抵抗(logSR)に対する当該流入電流(log
A,μA)の説明図である。また、図11は二次転写ロ
ールを中間転写体から退避させたときに流れる電流すな
わち二次転写ロールの体積抵抗(logVR)に対する
流入電流(logA,μA)の説明図である。
接したときに流れる電流すなわちバックアップロールの
表面抵抗(logSR)に対する当該流入電流(log
A,μA)の説明図である。また、図11は二次転写ロ
ールを中間転写体から退避させたときに流れる電流すな
わち二次転写ロールの体積抵抗(logVR)に対する
流入電流(logA,μA)の説明図である。
【0096】本実施例では、バックアップロール5の表
面抵抗率を108 Ω/□、中間転写体2の体積抵抗率を
109 Ω/□、二次転写ロール4の体積抵抗率を108
Ω・cmとした。そのため、二次転写ロール4→中間転
写体2→バックアップロール5の抵抗値(回転方向1c
m当たり)は、二次転写ロール4の抵抗層厚さを5m
m、二次転写ロール4と中間転写体2の当接幅を3m
m、中間転写体2の厚さを0.1mm、二次転写ロール
4と中間転写体2の当接位置からバックアップロール5
の円周方向へバックアップロール接地部材23までの距
離を40mmとすると、1.7×108 Ω〜3×107
Ω〜4×108 Ωとなり、中間転写体2の抵抗はバック
アップロール5の抵抗より十分低くなるので、二次転写
ロール4から中間転写体2を通ってバックアップロール
5に流れる電流i1 は中間転写体2の抵抗の影響を受け
ることなく、二次転写ロールとバックアップロールの抵
抗によって決定される。
面抵抗率を108 Ω/□、中間転写体2の体積抵抗率を
109 Ω/□、二次転写ロール4の体積抵抗率を108
Ω・cmとした。そのため、二次転写ロール4→中間転
写体2→バックアップロール5の抵抗値(回転方向1c
m当たり)は、二次転写ロール4の抵抗層厚さを5m
m、二次転写ロール4と中間転写体2の当接幅を3m
m、中間転写体2の厚さを0.1mm、二次転写ロール
4と中間転写体2の当接位置からバックアップロール5
の円周方向へバックアップロール接地部材23までの距
離を40mmとすると、1.7×108 Ω〜3×107
Ω〜4×108 Ωとなり、中間転写体2の抵抗はバック
アップロール5の抵抗より十分低くなるので、二次転写
ロール4から中間転写体2を通ってバックアップロール
5に流れる電流i1 は中間転写体2の抵抗の影響を受け
ることなく、二次転写ロールとバックアップロールの抵
抗によって決定される。
【0097】なお、ここで、中間転写体2の体積抵抗率
は、三菱油化製の高抵抗抵抗計「ハイレスタIP」に同
社製のHRプローブ(内側電極直径16mm、リング電
極内径30mm)を接続し、中間転写体2の表裏に50
0Vの電圧を印加して1分後の値を測定したものであ
る。また、二次転写ロール4の体積抵抗率は、1インチ
(2.54cm)幅の銅テープを二次転写ロールの円周
方向に巻き付け、当該ロールの芯金と銅テープ間に50
Vを印加して1分後の電流値Iを読み取り、下記の計算
式を用いて計算した。
は、三菱油化製の高抵抗抵抗計「ハイレスタIP」に同
社製のHRプローブ(内側電極直径16mm、リング電
極内径30mm)を接続し、中間転写体2の表裏に50
0Vの電圧を印加して1分後の値を測定したものであ
る。また、二次転写ロール4の体積抵抗率は、1インチ
(2.54cm)幅の銅テープを二次転写ロールの円周
方向に巻き付け、当該ロールの芯金と銅テープ間に50
Vを印加して1分後の電流値Iを読み取り、下記の計算
式を用いて計算した。
【0098】 ρV=2πwV/I・ln(r2/r1) ここで、r1:芯金の径(mm) r2:ロール外径(mm) w :銅テープ幅(2.54mm) そして、バックアップロールの表面抵抗率は、長さが当
該バックアップロール5より長く、直径が15mmの2
本の金属ロールをバックアップロールの円周方向に10
mm離して接触させ、2本の金属ロール間に電圧100
0Vを印加して1分後の電流値Iを読み取り、以下の式
を用いて計算した。
該バックアップロール5より長く、直径が15mmの2
本の金属ロールをバックアップロールの円周方向に10
mm離して接触させ、2本の金属ロール間に電圧100
0Vを印加して1分後の電流値Iを読み取り、以下の式
を用いて計算した。
【0099】ρS=LV/GI ここで、L:バックアップロールの長さ(cm) G:2本の金属ロール間の距離(cm) 図12と図13は二次転写ロールの回転に伴う検出電流
値の説明図であって、横軸に二次転写ロールの回転時間
を、縦軸に検出された電流値を取って示す。
値の説明図であって、横軸に二次転写ロールの回転時間
を、縦軸に検出された電流値を取って示す。
【0100】一般にバックアップロールは周方向に抵抗
ムラを有しており、その回転に伴う検出電流値に変動が
ある。バックアップロールの抵抗値に応じた最適転写電
圧は前記図5に示したように一義的に決まってくるの
で、本来なら上記抵抗ムラに応じた転写電圧を印加すれ
ばよいが、転写プロセス動作中は転写材(記録媒体)に
よる変動の影響が大きく、実際上は困難である。
ムラを有しており、その回転に伴う検出電流値に変動が
ある。バックアップロールの抵抗値に応じた最適転写電
圧は前記図5に示したように一義的に決まってくるの
で、本来なら上記抵抗ムラに応じた転写電圧を印加すれ
ばよいが、転写プロセス動作中は転写材(記録媒体)に
よる変動の影響が大きく、実際上は困難である。
【0101】そのため、本発明では検出電流値の平均値
を使用するものであるが、この平均値の求め方として、
図12に示したように、バックアップロールの1周以上
の回転にわたって検出した電流値の上限と下限の中央値
を算出する方法や、バックアップロールの一周の抵抗値
の積分値をバックアップロールの一周に要する時間で除
したものとする方法等が採用できる。
を使用するものであるが、この平均値の求め方として、
図12に示したように、バックアップロールの1周以上
の回転にわたって検出した電流値の上限と下限の中央値
を算出する方法や、バックアップロールの一周の抵抗値
の積分値をバックアップロールの一周に要する時間で除
したものとする方法等が採用できる。
【0102】また、図13に示したように、トナー汚れ
等で局所的な抵抗ムラが発生した場合はバックアップロ
ールの一周以上の回転にわたる検出電流の上限が上限1
から上限2まで高くなり、したがって平均値は図12に
おける平均値に相当する平均値1から平均値2に上昇す
る。この平均値2が上限1から一定以上外れるような場
合は画像形成プロセスを禁止し、必要に応じて使用者に
対してその旨告知することで、記録媒体の損失を抑える
ことができる。
等で局所的な抵抗ムラが発生した場合はバックアップロ
ールの一周以上の回転にわたる検出電流の上限が上限1
から上限2まで高くなり、したがって平均値は図12に
おける平均値に相当する平均値1から平均値2に上昇す
る。この平均値2が上限1から一定以上外れるような場
合は画像形成プロセスを禁止し、必要に応じて使用者に
対してその旨告知することで、記録媒体の損失を抑える
ことができる。
【0103】ここでは、バックアップロールの抵抗ムラ
についての説明を行ったが、二次転写ロールすなわちバ
イアスロールの抵抗ムラも考慮して上記と同様の考え方
で二次転写ロールのみを一周以上回転させてその抵抗ム
ラを算出し、その平均値を用いて転写電圧を決定するこ
とにより、安定的に高品質の画像形成を行うことができ
る。
についての説明を行ったが、二次転写ロールすなわちバ
イアスロールの抵抗ムラも考慮して上記と同様の考え方
で二次転写ロールのみを一周以上回転させてその抵抗ム
ラを算出し、その平均値を用いて転写電圧を決定するこ
とにより、安定的に高品質の画像形成を行うことができ
る。
【0104】図14は二次転写ロールの平均電流値に対
する検出電流値の上限と下限の説明図であって、二次転
写ロールの電流値を検出し、検出電流に応じた最適転写
電圧を印加すると共に、その上限あるいは下限を越えた
ときには、上記バックアップロールの場合と同様に画像
形成プロセスを禁止し、必要に応じて使用者に対してそ
の旨告知することで、記録媒体の損失を抑えることがで
きる。
する検出電流値の上限と下限の説明図であって、二次転
写ロールの電流値を検出し、検出電流に応じた最適転写
電圧を印加すると共に、その上限あるいは下限を越えた
ときには、上記バックアップロールの場合と同様に画像
形成プロセスを禁止し、必要に応じて使用者に対してそ
の旨告知することで、記録媒体の損失を抑えることがで
きる。
【0105】図15は本発明による画像形成装置の動作
例を説明するフローチャートであって、前記第1および
第2実施例に共通である。同図において、画像形成開始
ボタンがオンされると(S−1)、バックアップロー
ル、および/または二次転写ロールに流れる電流値を検
出し(S−2)、検出された電流値が上限と下限の範囲
内に有るか否かを判断し(S−3)、当該範囲内にあれ
ば画像形成プロセスを開始する(S−4)。
例を説明するフローチャートであって、前記第1および
第2実施例に共通である。同図において、画像形成開始
ボタンがオンされると(S−1)、バックアップロー
ル、および/または二次転写ロールに流れる電流値を検
出し(S−2)、検出された電流値が上限と下限の範囲
内に有るか否かを判断し(S−3)、当該範囲内にあれ
ば画像形成プロセスを開始する(S−4)。
【0106】静電潜像の形成、トナー現像、一次転写を
経て転写サイクルに入ると(S−5)、上記で検出した
電流値に基づいて決定された適正転写電圧を印加して
(S−6)転写を実行する。転写の終了により(S−
7)転写電圧をオフとして(S−8)、画像形成プロセ
スを終了する(S−9)。
経て転写サイクルに入ると(S−5)、上記で検出した
電流値に基づいて決定された適正転写電圧を印加して
(S−6)転写を実行する。転写の終了により(S−
7)転写電圧をオフとして(S−8)、画像形成プロセ
スを終了する(S−9)。
【0107】画像形成プロセスが続く場合は、S−5に
戻って上記と同様の転写を実行する。また、このとき、
S−2まで戻り、再度電流測定を行って新たな最適電圧
の決定を行うようにしてもよい。そして、S−3におい
て、検出した電流値が上限あるいは下限を越えている場
合には、画像形成制御回路CPUに画像形成プロセス禁
止を指令し、また必要に応じて使用者にその旨を告知す
る。この告知手段としては、ユーザインターフェース画
面に文字表示を行う方法、あるいはこれに加えて音声等
で警告を発するようにすることができる。
戻って上記と同様の転写を実行する。また、このとき、
S−2まで戻り、再度電流測定を行って新たな最適電圧
の決定を行うようにしてもよい。そして、S−3におい
て、検出した電流値が上限あるいは下限を越えている場
合には、画像形成制御回路CPUに画像形成プロセス禁
止を指令し、また必要に応じて使用者にその旨を告知す
る。この告知手段としては、ユーザインターフェース画
面に文字表示を行う方法、あるいはこれに加えて音声等
で警告を発するようにすることができる。
【0108】このよに、上記本発明の各実施例によれ
ば、二次転写ロールすなわちバイアスロールに対して常
に最適な転写電圧を印加することができ、高品質の画像
を得ることが可能となる。
ば、二次転写ロールすなわちバイアスロールに対して常
に最適な転写電圧を印加することができ、高品質の画像
を得ることが可能となる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二次転写ロールが中間転写体に直接接触しても当該二次
転写ロールからバックアップロールへ過大な電流が流れ
ることがなく、各種サイズの記録媒体に対して安定した
最適転写電圧を形成でき、転写不良を防止して高画質の
画像形成を行うことができる。
二次転写ロールが中間転写体に直接接触しても当該二次
転写ロールからバックアップロールへ過大な電流が流れ
ることがなく、各種サイズの記録媒体に対して安定した
最適転写電圧を形成でき、転写不良を防止して高画質の
画像形成を行うことができる。
【0110】また、バックアップロールの抵抗と二次転
写ロールの抵抗を精度よく求めることで当該バックアッ
プロールと二次転写ロールの各抵抗に応じた最適な転写
電圧を決定することができ、製造時におけるバックアッ
プロールや二次転写ロールの抵抗のバラツキ、環境変
動、長期使用による劣化等による抵抗の変化があって
も、常に高品質の画像を安定して形成することができ
る。
写ロールの抵抗を精度よく求めることで当該バックアッ
プロールと二次転写ロールの各抵抗に応じた最適な転写
電圧を決定することができ、製造時におけるバックアッ
プロールや二次転写ロールの抵抗のバラツキ、環境変
動、長期使用による劣化等による抵抗の変化があって
も、常に高品質の画像を安定して形成することができ
る。
【図1】 本発明による画像形成装置の第1実施例を説
明する要部模式図である。
明する要部模式図である。
【図2】 本発明による画像形成装置の第1実施例の構
成をフルカラーの画像形成に適用してさらに詳しく説明
する模式図である。
成をフルカラーの画像形成に適用してさらに詳しく説明
する模式図である。
【図3】 バックアップロールの第1構成例を説明する
要部模式図である。
要部模式図である。
【図4】 バックアップロールの第2構成例を説明する
要部模式図である。
要部模式図である。
【図5】 バックアップロールの抵抗と二次転写ロール
の抵抗に対する最適転写電圧の関係の説明図である。
の抵抗に対する最適転写電圧の関係の説明図である。
【図6】 本発明による画像形成装置の第2実施例を説
明する要部模式図である。
明する要部模式図である。
【図7】 本発明による画像形成装置の第2実施例の構
成をフルカラーの画像形成に適用してさらに詳しく説明
する模式図である。
成をフルカラーの画像形成に適用してさらに詳しく説明
する模式図である。
【図8】 本発明による画像形成装置の第2実施例にお
けるバックアップロールの抵抗測定方法をさらに詳しく
説明する模式図であ。
けるバックアップロールの抵抗測定方法をさらに詳しく
説明する模式図であ。
【図9】 本発明による画像形成装置の第2実施例にお
けるバックアップロールの抵抗測定方法をさらに詳しく
説明する模式図であ。
けるバックアップロールの抵抗測定方法をさらに詳しく
説明する模式図であ。
【図10】 二次転写ロールを中間転写体に押接したと
きに流れる電流すなわちバックアップロールの表面抵抗
(logSR)に対する当該流入電流(logA,μ
A)の説明図である。
きに流れる電流すなわちバックアップロールの表面抵抗
(logSR)に対する当該流入電流(logA,μ
A)の説明図である。
【図11】 二次転写ロールを中間転写体から退避させ
たときに流れる電流すなわち二次転写ロールの体積抵抗
(logVR)に対する流入電流(logA,μA)の
説明図である。
たときに流れる電流すなわち二次転写ロールの体積抵抗
(logVR)に対する流入電流(logA,μA)の
説明図である。
【図12】 二次転写ロールの回転に伴う検出電流値の
説明図である。
説明図である。
【図13】 二次転写ロールの回転に伴う検出電流値の
説明図である。
説明図である。
【図14】 二次転写ロールの平均電流値に対する検出
電流値の上限と下限の説明図である。
電流値の上限と下限の説明図である。
【図15】 本発明による画像形成装置の動作例を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図16】 中間転写体を用いた画像形成装置の一例と
しての電子複写機の概略構造を説明する模式図である。
しての電子複写機の概略構造を説明する模式図である。
【図17】 中間転写体を用いた画像形成装置の要部構
成を説明する模式図である。
成を説明する模式図である。
1・・・・潜像担持体、2・・・・中間転写体、3・・
・・一次転写器、4・・・・二次転写ロール、5・・・
・バックアップロール、6・・・・転写電流/電圧検出
回路、6a・・・・電流/電圧検知器、7・・・・転写
電圧演算回路、7a・・・・基準テーブル、8・・・・
転写電圧制御回路、9・・・・転写電源、10・・・・
異常判定回路、11・・・・記録媒体、AL・・・・異
常告知器、CPU・・・・画像形成制御回路、90・・
・・転写制御装置。
・・一次転写器、4・・・・二次転写ロール、5・・・
・バックアップロール、6・・・・転写電流/電圧検出
回路、6a・・・・電流/電圧検知器、7・・・・転写
電圧演算回路、7a・・・・基準テーブル、8・・・・
転写電圧制御回路、9・・・・転写電源、10・・・・
異常判定回路、11・・・・記録媒体、AL・・・・異
常告知器、CPU・・・・画像形成制御回路、90・・
・・転写制御装置。
Claims (6)
- 【請求項1】 画像情報に応じて形成された潜像をトナ
ー現像して担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に担
持されたトナー像を一次転写器により転写して担持する
中間転写体と、前記中間転写体のトナー像担持面に記録
媒体を介して押接して前記中間転写体に担持されたトナ
ー像を前記記録媒体に二次転写する半導電性の二次転写
ロールと、前記二次転写ロールに対して前記中間転写体
のトナー担持面の裏面から押接するバックアップロール
と、前記二次転写のための静電界を形成するために前記
転写ロールに供給される転写電流または転写電圧の少な
くとも一方の平均値を検出する転写電流/電圧検出回路
と、前記転写電流/電圧検出回路により検出された前記
平均値に応じて前記二次転写ロールに印加する適性な転
写電圧を決定する転写電圧演算回路と、前記転写電圧演
算回路の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転写
ロールに印加されるように転写電源を制御する転写電源
制御回路と、前記転写電流/電圧検出手段で検出された
平均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にあるか
否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に応じ
て画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うための
信号を出力する判定手段とを具備したことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記平均値が前記二
次転写ロール4の少なくとも一周に亘る前記転写電流/
電圧検出回路の検出値の上限値と下限値との中央値であ
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記平均値が前記二
次転写ロールの一周に亘る前記転写電流/電圧検出回路
の検出値の積分値を前記二次転写ロールが前記一周に要
する時間で除した値であることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記バックアップロ
ールは、接地された導電性ロールに半導電性もしくは絶
縁性の薄膜を被覆した多層構造、または絶縁性ロールを
接地された半導電性薄膜で被覆した多層構造の何れかで
あることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 画像情報に応じて形成された潜像をトナ
ー現像して担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に担
持されたトナー像を一次転写器により転写して担持する
中間転写体と、前記中間転写体のトナー像担持面に記録
媒体を介して押接して前記中間転写体に担持されたトナ
ー像を前記記録媒体に二次転写する半導電性の二次転写
ロールと、前記二次転写ロールに対して前記中間転写体
のトナー担持面の裏面から押接するバックアップロール
と、前記二次転写のための静電界を形成するために前記
転写ロールに供給される転写電流または転写電圧の少な
くとも一方の平均値を検出する転写電流/電圧検出回路
と、前記転写電流/電圧検出回路により検出された前記
平均値に応じて前記二次転写ロールに印加する適性な転
写電圧を決定する転写電圧演算回路と、前記転写電圧演
算回路の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転写
ロールに印加されるように転写電源を制御する転写電源
制御回路と、前記転写電流/電圧検出手段で検出された
平均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にあるか
否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に応じ
て画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うための
信号を出力する判定手段とを具備し、 非画像形成時に前記二次転写ロールから前記中間転写体
さらに前記バックアップロールを通して接地に流れる電
流値から前記バックアップロールの抵抗値を演算し、演
算した前記抵抗値に応じて決定された最適転写電圧を前
記二次転写ロールに印加することを特徴とする画像形成
装置の転写制御方式。 - 【請求項6】 画像情報に応じて形成された潜像をトナ
ー現像して担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に担
持されたトナー像を一次転写器により転写して担持する
中間転写体と、前記中間転写体のトナー像担持面に記録
媒体を介して押接して前記中間転写体に担持されたトナ
ー像を前記記録媒体に二次転写する半導電性の二次転写
ロールと、前記二次転写ロールに対して前記中間転写体
のトナー担持面の裏面から押接するバックアップロール
と、前記二次転写ロールが前記中間転写体から離間した
ときに当該二次転写ロールに接触する転写ロール接地部
材と、前記二次転写のための静電界を形成するために前
記転写ロールに供給される転写電流または転写電圧の少
なくとも一方の平均値を検出する転写電流/電圧検出回
路と、前記転写電流/電圧検出回路により検出された前
記平均値に応じて前記二次転写ロールに印加する適性な
転写電圧を決定する転写電圧演算回路と、前記転写電圧
演算回路の決定に基づいて適性な転写電圧が前記二次転
写ロールに印加されるように転写電源を制御する転写電
源制御回路と、前記転写電流/電圧検出手段で検出され
た平均値が予め設定された上限値と下限値の範囲にある
か否かを判定すると共に前記範囲を越えるとの判定に応
じて画像形成を禁止または使用者に異常告知を行うため
の信号を出力する判定手段とを具備し、 非画像形成時に、前記二次転写ロールから前記中間転写
体さらに前記バックアップロールを通して接地に流れる
電流値と、前記二次転写ロールから接地に流れる電流値
とから前記バックアップロールと前記二次転写ロールの
抵抗値を演算し、演算した前記抵抗値に応じて決定され
た最適転写電圧を前記二次転写ロールに印加することを
特徴とする画像形成装置の転写制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23095595A JP3822266B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 画像形成装置およびその転写制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23095595A JP3822266B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 画像形成装置およびその転写制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0980924A true JPH0980924A (ja) | 1997-03-28 |
| JP3822266B2 JP3822266B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=16915946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23095595A Expired - Fee Related JP3822266B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 画像形成装置およびその転写制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3822266B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5999760A (en) * | 1997-02-28 | 1999-12-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Control method and image forming apparatus |
| JP2007328037A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および通電評価方法 |
| JP2007333791A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2008026832A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| CN110955131A (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-03 | 富士施乐株式会社 | 转印装置以及图像形成装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8433221B2 (en) | 2008-12-04 | 2013-04-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with transfer nip adjustment function |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23095595A patent/JP3822266B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5999760A (en) * | 1997-02-28 | 1999-12-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Control method and image forming apparatus |
| JP2007328037A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および通電評価方法 |
| JP2007333791A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2008026832A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| CN110955131A (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-03 | 富士施乐株式会社 | 转印装置以及图像形成装置 |
| CN110955131B (zh) * | 2018-09-26 | 2023-09-01 | 富士胶片商业创新有限公司 | 转印装置以及图像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3822266B2 (ja) | 2006-09-13 |
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