JPH09814A - 汚泥掻寄装置 - Google Patents

汚泥掻寄装置

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Publication number
JPH09814A
JPH09814A JP34813995A JP34813995A JPH09814A JP H09814 A JPH09814 A JP H09814A JP 34813995 A JP34813995 A JP 34813995A JP 34813995 A JP34813995 A JP 34813995A JP H09814 A JPH09814 A JP H09814A
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JP
Japan
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sludge
scraper
posture
rake
scraping
Prior art date
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Application number
JP34813995A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Fujiwara
充弘 藤原
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置が構造的に非常に簡易化して、安価な汚
泥掻寄装置を提供すること。 【解決手段】 汚泥の溜まる底面に平行に前後に往復し
て走行可能で汚泥を一方向に掻寄可能な掻寄姿勢と汚泥
上に回避して同汚泥上を通過可能な復帰姿勢とに切り換
え可能なスクレーパ21と、同スクレーパ21を往復運
動させる駆動装置とを備える汚泥掻寄装置において、前
記スクレーパ21は、支点19を境にして自重で掻寄姿
勢となるとともに過大負荷に対しては掻寄姿勢に戻る範
囲で一時回避可能とされる一方、対向する面により回転
して重心が支点を越えることで復帰姿勢に切り換えら
れ、復帰姿勢から掻寄姿勢にも対向する面により切り換
え可能とされている。また、前記構成において、スクレ
ーパ21は、内部空間が形成されてその中に掻寄姿勢と
復帰姿勢とで重心移動する水あるいはボール等の移動ウ
エイト32,35が設けられている。さらに、同構成に
おいて、底面にはガイドレール7が設けられ、同ガイド
レール7は単軌道になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、最初あるいは最
終沈澱池等の底面に溜まる汚泥を掻き寄せて排除するた
めの汚泥掻寄装置で、特に、簡易型の汚泥掻寄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最初あるいは最終沈澱池においては、そ
の池底面上に多量の沈澱物が溜まり、そのため、これら
の汚泥を掻き寄せて排除するため汚泥掻寄装置が構成さ
れている。同汚泥掻寄装置は、往復運動自在なキャリア
を備え、同キャリアに羽根状のスクレーパを取り付け
て、掻寄時に垂直になり復帰時に水平になるように構成
してある。このスクレーパは、キャリアを駆動する前に
切換わるように構成したものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
汚泥掻寄装置は、スクレーパを掻寄姿勢と復帰姿勢とに
切り換えるためにリンク連動機構を備えたものが一般的
であったため、構造的に複雑なものとなっていた。この
発明は前記課題を解決するためになされたもので、装置
が構造的に非常に簡易化して、安価な汚泥掻寄装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、汚泥の溜まる底面に前後に
往復して走行可能で汚泥を一方向に掻寄可能な掻寄姿勢
と汚泥上に回避して同汚泥上を通過可能な復帰姿勢とに
切り換え可能なスクレーパと、同スクレーパを往復運動
させる駆動装置とを備える汚泥掻寄装置において、前記
スクレーパは、支点を境にして自重で掻寄姿勢になると
ともに過大負荷に対しては掻寄姿勢に戻り得る範囲で一
時回避可能とされる一方、対向する面により回転して重
心が支点を越えることで復帰姿勢に切り換えられ、対向
する面により復帰姿勢から掻寄姿勢にも切り換え可能と
されている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、スクレーパは、内部空間が形成されてその中に掻寄
姿勢と復帰姿勢とで重心移動する水あるいはボール等の
移動ウエイトが設けられている。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、底面にはガイドレールが設けられ、同ガイド
レールは、単軌道である。
【0007】請求項4記載の発明は、汚泥の溜まる底面
に平行に前後に往復して走行可能で汚泥を一方向に掻寄
可能な掻寄姿勢と汚泥上に回避して同汚泥上を通過可能
な復帰姿勢とに切り換え可能なスクレーパと、同スクレ
ーパを往復走行させる駆動装置とを備える汚泥掻寄装置
において、前記駆動装置は、水中モーターに減速機を組
み合わせたものを駆動源とし、同装置は、正逆回転切り
換え可能になっていることを特徴とする。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、スクレーパは、前後に走行輪を備えたキャリアに装
備されるとともに、前記走行輪と駆動装置とが伝達手段
で連動関係になっている。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項4または5
において、前記スクレーパは、支点を境にして自重で前
後に回転切り換え可能とされ、掻寄姿勢および復帰姿勢
の一方の姿勢から他方の姿勢への切り換えが、掻寄装置
に対向する面によりなされるようになっている。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項6におい
て、スクレーパは支点を境にして前後に回転切り換え可
能なウエイトを備えている。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項4から7ま
でのいずれかにおいて、駆動装置には、カバーが覆設さ
れている。
【0012】請求項9記載の発明は、請求項8におい
て、駆動装置とカバーとの間は密閉空間とされ、同空間
内には、液体が充填されている。
【0013】請求項10記載の発明は、汚泥の溜まる底
面に平行に前後に往復して走行可能で汚泥を一方向に掻
寄可能な掻寄姿勢と汚泥上に回避して同汚泥上を通過可
能な復帰姿勢とに切り換え可能なスクレーパと、同スク
レーパを往復走行させる駆動装置とを備える汚泥掻寄装
置において、前記駆動装置は、水中モーターに減速機を
組み合わせたものを駆動源とし、同装置は、正逆回転切
り換え可能になっているとともに、同装置に連動してス
クレーパの姿勢変換が可能とされている。
【0014】請求項11記載の発明は、請求項10にお
いて、駆動装置側からは回転自在な2本の駆動レバーが
突設される一方、スクレーパ側からは、駆動レバーに連
動する従動連動が突設されている。
【0015】請求項12記載の発明は、請求項10にお
いて、駆動装置側からは、スクレーパの回転中心まわり
で回転するホイールを連動するように構成され、同ホイ
ールには、一定以上の負荷に応じて正逆方向の回転を断
切自在な2ウエイクラッチが設けられている。
【0016】請求項13記載の発明は、請求項10にお
いて、スクレーパは、走行輪を備えたキャリアに装備さ
れ、同キャリアの走行輪近くには駆動装置に連動して回
転するホイールを備え、同ホイールは2ウエイクラッチ
式になっているとともに、同ホイールからスクレーパ側
へは回転を逆向きに切り換える伝達手段が設けられてい
る。
【0017】請求項14記載の発明は、請求項4から1
3までのいずれかにおいて、底面にはガイドレールが設
けられ、同ガイドレールは、左右に離間して配されたも
のである。
【0018】請求項15記載の発明は、請求項4から1
3までのいずれかにおいて、底面にはガイドレールが設
けられ、同ガイドレールは、単軌道である。
【0019】請求項16記載の発明は、円形あるいは方
形等で代表される沈澱池内には、回転式のレーキが構成
されるとともに、水面には、スクレーパが回転運動可能
に設けられ、同スクレーパからのスカムはスカム排除手
段で排出されるようになっている汚泥掻寄装置におい
て、前記レーキおよびスクレーパは、減速機付きの水中
モーターで同時駆動可能になっている。
【0020】請求項17記載の発明は、請求項16にお
いて、レーキの中央に減速機付きの水中モーターが搭載
され、同減速機からの出力軸を固定側とする一方、減速
機付き水中モーターを、レーキおよびスクレーパととも
に回転可能にしてある。
【0021】請求項18記載の発明は、請求項16にお
いて、減速機付の水中モーターはレーキの外周側先端に
搭載され、その出力軸あるいは減速機側が池内周側を受
側として回転駆動自在とされている。
【0022】請求項19記載の発明は、請求項18にお
いて、受側はチェーンであり、回転駆動側はスプロケッ
トである。
【0023】請求項20記載の発明は、請求項18にお
いて、回転駆動側はゴム質のホイールであり、受側に同
ホイールが接触しながら回転駆動されるようになってい
る。
【0024】請求項21記載の発明は、請求項16から
20までのいずれかにおいて、水中モーターからの導電
コードは、回転ジョイントを介して池外部に導かれてい
る。
【0025】請求項22記載の発明は、請求項16から
20までのいずれかにおいて、スクレーパは池内で1本
通しものでなっている。
【0026】請求項23記載の発明は、請求項18から
22までのいずれかにおいて、レーキは、横軸状の回転
支点回りに起倒自在になっている。
【0027】請求項24記載の発明は、方形沈澱池内に
は、回転式のレーキが構成され、同レーキは、長いレー
キ本体と、同本体に対し直線式に伸縮自在とされたオー
バーレーキとで構成されている。
【0028】請求項25記載の発明は、請求項24にお
いて、オーバーレーキは、バネで常に池内周方向に付勢
されている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施形態を参照し
てこの発明を詳細に説明する。図1、図2は一実施形態
を示し、図1は沈澱池内にこの発明にかかる汚泥掻寄装
置を装備した場合の全体縦断面図、図2はその平面図を
示す。
【0030】1は沈澱池で、この場合は矩形のものを示
し、同沈澱池1は、図2に示すように、長手の側壁2と
それに直交する端壁3および底壁4を備える。底壁4の
端部には汚泥が落とし込まれるピット5が形成され、そ
の中に吸い出し用のポンプあるいはパイプが臨んでい
る。
【0031】7はガイドレールで単軌道で断面が筺形の
ものであり、同ガイドレール7の上を汚泥掻寄装置が進
退する。同装置は、キャリア10を備え、同キャリア1
0は、帯長板状で立面向きとされた基板11と、同基板
11の左右に水平に張り出された横板12と、その端部
にそれぞれ固定された側板13とで構成されており、こ
れらに前後合計4個の走行ローラー14…を備える。
【0032】キャリア10からは、基板11の前後から
折り曲げ板状のブラケット15が張り出し、その端部に
サイドローラー16が取り付けられてガイドレール7の
側面に当たるようになっている。キャリア10の後部上
には架台板17を介して左右一対の軸ブラケット18が
突設され、同ブラケット18を介して左右に伸びるよう
に固定軸19が取り付けられている。
【0033】固定軸19には、回転ブラケット20を介
してスクレーパ21が取り付けられ、同スクレーパ21
は、下端後部に左右一対の下部ローラー22を備えると
ともに、上部裏面にはウエイト23が取り付けられてい
る。
【0034】キャリア10の前後には、前後別々のワイ
ヤーロープ24の端部が連結され、これらのワイヤーロ
ープ24は、端壁3に取り付けられたシーブ25を介し
て上方の駆動源(図示省略)のドラムに巻き付けられて
繰り出しも可能になっている。一方、ピット5内から
は、先端にローラー27を備えたステー28が左右一対
設けられ、復帰側にも、斜板29を備えたステー30が
左右一対設けられている。
【0035】この汚泥掻寄装置は、図1および図2の実
線が掻寄状態であり、この掻寄状態では、スクレーパ2
1が、ウエイト23およびスクレーパ自重等により固定
軸19を支点にして右回りに付勢される一方下部ローラ
ー22で底壁4に当たって掻寄姿勢とされる。尚、スク
レーパ21は、キャリア10の後端および後部のブラケ
ット15がストッパとなって垂直とされる。
【0036】この装置は、一方のワイヤーロープ24が
引かれ他方のワイヤーロープ24が繰り出されることで
キャリア10がピット方向に進行し、スクレーパ21
は、垂直な掻寄姿勢で実線矢印方向に進行するが、沈澱
した汚泥が降雨量により過大になって負荷として作用し
た場合、一時回避しながらも掻寄機能を発揮する。
【0037】スクレーパ21がピット5にさしかかる
と、掻き寄せた汚泥はピット5内に落とし込まれ、その
後、スクレーパ21がローラー27に当たって図1の仮
想線のように後上がりになる。ウエイト23とスクレー
パ21等の重心が支点である固定軸19を越えると、ス
クレーパ21は水平の復帰姿勢になる。
【0038】前記他方のワイヤーロープ24が引かれる
とキャリア10は復帰方向に後退し、復帰端で下部ロー
ラー22が斜板29に当たりながら下がることで、スク
レーパ21は、固定軸19よりも後方に重心が移動する
ことにより元の掻寄姿勢に戻される。この際、沈澱池1
内の端壁3側のAコーナーにも溜まっている汚泥は、ス
クレーパ21が掻寄方向の後端で回転することによりス
クレーパ21が掻寄姿勢になる時に効果的に掻き込まれ
る。
【0039】尚、この実施形態において、スクレーパ2
1の長手方向中間部分は、ガイドレール7があることか
ら切欠状になっており、そのことから同スクレーパ21
は1枚ものになっているが、左右を別々に構成してもよ
い。また、前記実施形態では、ガイドレール7が単軌道
式になっているが、左右一対など、複数本式でもよい。
さらには、同ガイドレール7を省略してローラー14が
直接底壁4上を走行するようにしてもよい。
【0040】さらに、前記実施形態では、前後に走行ロ
ーラー14が設けられているが、そのうち一方を省略し
てもよい。勿論、下部ローラー22を省略することもで
きる。 また、前記実施形態ではキャリア10が設けら
れていたが、走行ローラー14の軸外周に設けられた小
部片にワイヤーロープ24を連結してキャリア10を簡
略化あるいは省略してもよい。
【0041】図3に示す実施形態は、スクレーパ21が
中空状で、その中に水(他の液体でもよい)32が入れ
られ、これが移動ウエイトとして機能するようになって
いるとともに、スクレーパ21の上下両端には、この水
32が交互に充満するように球状あるいは円筒状の水タ
ンク33が形成されている。すなわち、実線は掻寄姿
勢、仮想線は復帰姿勢を示し、実線では、下部の水タン
ク33とスクレーパ21内に水があるので、右回りの回
転付勢で掻寄姿勢が安定し、さらに、前記のようにピッ
ト側でスクレーパ21が持ち上げられることで、内部の
水32が上端側の水タンク33内に移動して重心移動が
なされる結果、復帰姿勢が確実で安定に得られるのであ
る。
【0042】図4に示す実施形態は、スクレーパ21が
中空で、その中に複数個あるいは単一個のボール35…
が入れられて移動ウエイトとして機能するようになって
いる。
【0043】図5に示す実施形態は、板状あるいは筺体
状の単軌道式ガイドレール7上で筐形のキャリア10が
単一の走行ローラー14で進退自在とされている。進退
は、ワイヤーロープ24でなされ、前記走行ローラー1
4と走行ローラー14とを介して回転軸37が通され、
同軸37には、ボール38を前後に備えた移動軸39
と、その外側のローラー軸40とが設けられている。ロ
ーラー軸40の前後にはそれぞれ安定ローラー41が設
けられるとともに、移動軸39およびローラー軸40の
上および下側を介して前後一対のスクレーパ21が取り
付けられている。
【0044】掻寄時、図5に示すように、ボール38が
後方に移動している結果、ローラー軸および移動軸39
は後下がり状に傾斜しつつ安定ローラー41で支えられ
ながら進行する。スクレーパ21は、底壁4上の汚泥を
掻き寄せながら進行し、過大負荷に応じて回避もでき
る。そして、図5の最も左の仮想線のように、後方の安
定ローラー41がピット5内に入る時、ピット5内の空
間の存在により後方のローラー41は下回りに回転し、
前方のローラー41は上回りに回転する。
【0045】そこで、ワイヤーロープ24が復帰方向に
引かれると、同装置は垂直なまま後退を始めるが、下端
のローラー41がピット5の面に案内されることで上端
のローラー41が前側となり、さらに、下端のローラー
41は底壁4上に乗り掛かるようになる。これは、ボー
ル38が下方にあることによってなされる。
【0046】その状態のまま復帰すると、端壁3に固定
した斜板42にローラー41が当たって下方に案内され
ることで、それまで上方にあったスクレーパ21が今度
は掻寄用となる。この場合、ボール38が傾斜する移動
軸39に沿って移動することで、重心は変わるのであ
る。
【0047】尚、図5に仮想線で示すように、スクレー
パ21は装置の中央に配置してもよい。また、ガイドレ
ール7は省略してもよく、あるいは複数本式にしてもよ
い。
【0048】以上実施形態においては、ワイヤーロープ
24で駆動していたが、以下に示すような水中モーター
で駆動方式によってもよい。図7および図8はその一実
施形態で、円形(方形も含む)沈澱池についてのもの
で、同沈澱池は、傾斜する底壁45と周壁46を備え、
周壁46の内周には、越流堰47が一体に形成されてい
るとともに、同越流堰47の内周には、周バッフル48
が設けられている。
【0049】50はピットで、沈澱池の底中央に形成さ
れ、汚泥が回収されて図7の矢印Yのように排出される
中継部になっている。51は基板で、ピット50の底面
にアンカー固定され、その上に固定軸52が突設される
とともに、同固定軸52の中段にはローラー受座53が
水平に設けられている。固定軸52の上端には、上部内
周にスプラインが形成された固定カップリング54が縦
軸状に取り付けられている。
【0050】55はレーキで、ローラー受座53上に転
動するローラー56を備えるとともに、その底面には、
掻寄板57と排出付勢板58が設けられている。一方、
60は可逆回転型の水中モーター、61は減速機であ
り、その拡大図が図8に示されている。すなわち、水中
モーター60は、縦軸式とされ、その底面からはモータ
ー軸62が突出して減速機61内の入力軸63に結合し
ている。
【0051】減速機61は、上下2段の減速機構が内蔵
され、それぞれは遊星減速機構になっている。Aが第1
の減速機構、Bが第2の減速機構になっている。64は
下部ケーシングで、出力軸65を軸受を介して突出し、
さらに、グリース溜め66を介してカバー67で密閉状
に構成してある。
【0052】図7の実施形態では、カバー67に相当す
る部分のフランジ68を一体に延出して、レーキ55の
上面にボルト止めして出力軸65を前記カップリング5
4に差し込んで固定することで水中モーター60付き減
速機61の方がレーキ55とともに一体回転するように
してある。
【0053】水中モーター60の方が回転するため、同
時に回転する導電コード69(図8)は、垂直上方に延
ばしたパイプ70内を通して上方まで誘導し、同パイプ
70の上端に備え付けたロータリジョイント71内で導
電極72を介してその外部に取り出してある。同ジョイ
ント71は、径方向に延びるワイヤーロープ73で池中
央に非回転状態にするとともに、導電コード69が同ワ
イヤーロープ73に沿って池外に導かれている。
【0054】前記ジョイント71は、仮想線で示すよう
に歩廊74の底面その他の箇所に直接あるいはブラケッ
トを介して固定してもよい。一方、レーキ55上からは
支柱75が立設され、その上端を介して1本通し型のス
クレーパ76が取り付けられている。同スクレーパ76
は、両端のブラシ77を前記周バッフル48に接触させ
ながら回転する。スクレーパ76は、図7の左右部分を
分割したものにしてもよい。また、仮想線のように、ス
クレーパ76を介してセンターウエル78を設けてもよ
い。この場合、図示しない水平な汚水供給管を通じて汚
水を流入させ、矢印X1のように同ウエル78内に汚水
を導いて拡散を抑制しながら池内に流入させるようにし
てもよい。
【0055】同汚水の流入は、矢印X2のように周壁4
1の配管を通じてしてもよく、また、矢印X3のように
ピット50から上方に抜けるように汚水を流入させるよ
うにしてもよい。この場合、ローラー受座53やフラン
ジ68などに通水孔を形成するとともにフランジ68上
にガイド筒79を立設してウエル78内に汚水を誘導す
るようにしてもよい。
【0056】尚、図8に示すように、導電コード69
は、水中モーター60のフランジ80からパイプ88を
延ばし、同パイプ88に導電コード69を沿わせながら
上方に導くようにしてもよい。また、81,82のよう
に、フランジの延ばし方は自由にできる。さらに、フラ
ンジ83,84を利用して筒状のカバー(図示ではその
一方を示してある)85を付して水密化を確保するよう
にしてもよい。また、前記グリース溜め66に付加する
に、カバー67に外部カバー86を付して補助グリース
溜め87を設けてもよい。
【0057】図9に示す実施形態は、同じく円形沈澱池
についてのもので、特に、汚水の流入方法の1つを具体
的に示してある。90は汚水流入管で、歩廊74の底部
スペースに通され、その中程に導入管91が連結される
とともに、センターウエル78が取り付けられている。
この場合、センターウエル78は底壁を備えるものと
し、その周面を通じて汚水が流出するようにしてもよ
い。
【0058】図10に示す実施形態は、同じく円形沈澱
池についてのもので、特に、汚水の流入を沈澱池の底部
を通じて行うようにしたものに関する。スクレーパ76
にセンターウエル78を取り付ける一方、同センターウ
エル78に下方から対応するように汚水誘導用のガイド
筒79を向けてある。95は汚水流入管で、底壁45を
通じてピット50内に先端が臨んでいる。フランジ68
には通水孔96が貫通しているとともに、同フランジ6
8から下方へは、前記汚水流入管95の先端内に回転自
在に臨む連通管97が延びており、同連通管97の下端
には通孔98が形成されて汚水が常時流入するようにな
っている。
【0059】汚水流入管95からの汚水は通孔98を通
じて連通管97内に流入し、フランジ68の通水孔96
を通じてガイド筒79内に流入し、さらに上方に流れて
センターウエル78内に流入する。同センターウエル7
8内では、汚水の拡散を抑制されて沈澱が促進される。
【0060】尚、図7から図10までの実施形態におい
て、沈澱池の内周には、スカム除去装置が設置され、同
装置からの配管によりスカムが池外に除去されるように
なっている。すなわち、越流堰47の内周特定箇所に
は、スクレーパ76の回転により集められてくるスカム
を呑み込む固定式のトラフが設置され、同トラフのスク
レーパ76が回転してくる側は水面よりも少し低くさ
れ、その低い側辺には水面を境に浮沈する堰が設けられ
ている。
【0061】この堰は、スクレーパ76が回転して接近
してくることで連動レバーなどにより押し下げられてス
カムを呑み込み、スクレーパ76が通過すると堰が浮上
してスカムの流入を阻止するようにする。トラフは固定
式に限定されず、スカムスキーマーと呼ばれている水平
軸回りに前後に回転可能なパイプ式のものでもよい。こ
の回転もスクレーパ76の接近と通過で回転させられる
ものにする。
【0062】図11に示す実施形態は、出力軸65を角
軸やスプラインなどにして下方の固定挿通パイプ100
に挿脱自在にしてある一方、周壁46からは、径方向に
対向するように縦向きにガイドレール101を設置して
レーキ55が昇降できるようにしてある。スクレーパ7
6あるいは支柱75を介してワイヤーロープ102で吊
り上げ可能とされている。これにより、水中モーター6
0や減速機61などを水抜きすることなく定期点検でき
る。
【0063】尚、図7から図11までの各実施形態にお
いては、スクレーパ76は1本通し可能になるので、そ
のことから、図12および図13に示すようなスクレー
パ形状を採用することが可能になる。すなわち、図12
のスクレーパ76は上からみて弓形に曲げられたものと
され、この場合、長い側となるレーキ55に直交して短
い側となる別レーキ104が設けられ、スクレーパ76
をこれらのレーキ55および別レーキ104を利用して
支柱105を介して支持させるようにしてもよい。尚、
同図には、周部にスカム除去装置106が図示されてい
る。
【0064】図13に示すスクレーパ76は、レーキ5
5のみで支持するように回転方向に突出する偏平S字形
のものとされている。仮想線のように弓形のスクレーパ
76にしてもよい。
【0065】図14および図15に示す実施形態は、矩
形沈澱池に汚泥掻寄装置を構成したものである。同汚泥
掻寄装置は、側壁110の池底111より少し高いとこ
ろに左右1対をなすガイドレール112を固定設置し、
同ガイドレール112に鍔付の走行ローラー113を転
動させることにより前後にキャリア114を走行自在に
したものである。
【0066】キャリア114は上からみて矩形をした枠
体で、チャンネル材で形成されるとともに、その枠内に
横架材115を横断状をなすように固定してある。同横
架材115は、コの字チャンネル材を背中合わせにして
H形に構成したもので、キャリア114の中で最も強い
構造メンバーになっている。この横架材115は、キャ
リア114の枠内を前後に継ぐ部材に代えて構成しても
よい。
【0067】この横架材115の上には、水中モーター
60と減速機61の組み合わせによる駆動源が搭載され
ている。この減速機61付水中モーター60は、キャリ
ア114のできるだけ中央に重心を合わせて設置するの
が好ましい。減速機61からの出力軸65は、円形沈澱
池用のものより速く回転するように減速比が決定されて
いるとともに、その軸回りには駆動スプロケット117
が取り付けられている。一方、後方となる走行軸118
回りには従動スプロケット120が設けられ、両スプロ
ケット117,120間にチェーン119が掛けられる
ことで、走行ローラー113が可逆式に回転駆動される
ようになっている。
【0068】キャリア114の後側上部には、左右1対
の固定ブラケット121が取り付けられ、同ブラケット
121には、回転軸122を介してスクレーパ取付板1
23が上下回転自在に取り付けられるとともに、取付板
123の下端には、前側にスクレーパ124が、後側に
はゲージローラー125が取り付けられている。そし
て、スクレーパ124の上端後側面には、移動調節自在
な(重量増減自在のこともある)ウエイト126が装着
され、図15では常に時計針回りに回転力がかかるよう
にされている。
【0069】同スクレーパ取付板123の前面に設けら
れた回転ブラケット127は、面取り部127aと垂直
な当て面127bとを備える。当て面127bは、スク
レーパ124が垂直な掻寄状態にある時にキャリア11
4後面のストッパ128に面接触してその状態を保持す
るためのもので、面取り部127aは、スクレーパ12
4に復帰方向である反時計針回りの回転を許すものであ
る。尚、スクレーパ取付板123には、大きな通穴12
3aが開けられているが、同通穴123aに対応して、
細かいメッシュの網状部材を張り付けることがある。
【0070】図14および図15に示す実施形態におい
ては、スクレーパ124が実線のように垂直になった状
態で掻寄を行う。この垂直状態は、ウエイト126が時
計針回りに付勢力を与えるとともに当て面127bがス
トッパ128に当たることで規定される。スクレーパ1
24に通常の負荷がかかる場合は、ウエイト126の付
勢力により掻寄状態は維持されるが、負荷が過大になる
につれスクレーパ124はウエイト126の付勢力に勝
つようになって負荷は回避される。回避はされるが、次
回以降の掻寄により汚泥は掻き寄せられる。これによ
り、汚泥掻寄装置の作動の安定性が確保されるとともに
装置の種々トラブルも少なくなる。
【0071】スクレーパ124は矢印X方向に進行して
ピットを過ぎるようになった時点で、図1に示すような
ステー28が対抗し、これに図15にスクレーパ124
に付したローラー129が当たってスクレーパ124が
持ち上げられて仮想線で示すようにウエイト126が回
転軸122上を越えることで水平になって復帰態勢にな
る。ここで水中モーター60は逆回転し、キャリア11
4は矢印Y方向に復帰運動をする。
【0072】スクレーパ124は、キャリア114上に
ウエイト126の重さで安定している。復帰方向に装置
が移動して池端にくると、ゲージローラー125が図1
の斜板29に当たって下斜め方向に案内されることによ
ってスクレーパ124は垂直な掻寄姿勢になる。尚、ウ
エイト126の代わりにスクレーパ124それ自体をウ
エイト兼用として構成することもある。
【0073】尚、図14、図15の実施形態において、
減速機61付水中モーター60はウエイト126との重
量バランスを改善するため、仮想線のようにキャリア1
14の前側寄りに配置することもある。この場合、前の
走行ローラー113上に対応して設置したり、それより
少し後方に設置したりする。また、他の箇所に仮想線で
示すように、減速機61付水中モーター60を、例え
ば、キャリア114の下回りに配置することもある。こ
の場合、キャリア114の前後間であったり、前輪駆動
方式として前走行ローラー113に同心配置することも
ある。
【0074】一方、走行ローラーは、後輪駆動方式や全
輪駆動方式にすることもある。さらに、前ウエイト13
0を付加することがある。また、図15に仮想線で示す
ように、バランス上有利にするため、回転軸122を前
後の走行ローラー113間に配してもよい。筒、水中モ
ーター60の導電コードの導き方は図16以降で説明す
る。
【0075】図16および図17の実施形態は、ガイド
レール140が単軌道式のものについてのものである。
その他の構成は図14および図15の実施形態と略同様
であるので、同一の符号を付して説明に代える。141
はチェーンカバーである。尚、導電コード142は、水
中モーター60から導かれているが、同導電コード14
2は装置とともに前後移動するものであることから、キ
ャリア114の一側に導電コード142の第1誘導ロー
ラー143を付し、さらに、ガイドレール140の後端
にも第2誘導ローラー144を配して池上方に導いてあ
る。池上には、リコイル式の繰り出しドラム(図示省
略)が配されている。
【0076】リコイル式とは、バネによる復帰力を利用
したものの他、滑車に導電コード(保護チューブを巻い
てもよい)142を掛けて池内あるいは池上でウエイト
が運動するようにしたものも含む。前記第2誘導ローラ
ー143をリコイル式とし、同ローラー143にロータ
リジョイント71を付して池上まで導電可能に導くもの
でもよい。尚、ガイドレール140は、少し離間した2
本レール式のものも単軌道式として含む。
【0077】図18ないし図21は導電コードを導く方
法を示している。150は汚泥掻寄装置で、151は減
速機付水中モーター、152はスクレーパで、汚泥掻寄
装置150は図示の単軌道式ガイドレール153に沿っ
て往復運動をするか、左右1対のガイドレールに沿って
往復運動をする。
【0078】図18に示す実施形態では、多節リンク1
54の伸縮作用を利用して導電コードが導かれている。
図19に示す実施形態では、沈澱池の前後間にリコイル
式のドラム156を配しておき、防護チューブ付の導電
コード157が前後に変向自在になっている。図20に
示す実施形態では、複節リンク160に沿って導電コー
ドを池上まで導いて伸縮自在にしたものである。図21
に示す実施形態では、実線のように、多節リンク162
に沿って導電コードを導いて池上まで導き、また、仮想
線のように変曲自在なチューブ164で池上まで導電コ
ードを導くようにしてある。
【0079】図22に示す実施形態は、レーキ165の
外周先端に減速機61付の水中モーター60を搭載した
ものである。この実施形態では、減速機61付の水中モ
ーター60をレーキ165に固定し、その出力軸56を
下向きに突出し、同軸65にスプロケット166を装着
する一方、池内周に沿ってチェーン(受側)167を取
り付けてスプロケット166が星遊運動をするようにし
てある。
【0080】尚、スプロケット166は、ベルトプーリ
で、チェーン167はVベルトにしてもよい。あるい
は、タイミングベルト方式でもよい。また、池内周にゴ
ムベルトを装着する一方、レーキ165側には溝付ホイ
ールあるいはゴムホイールを備えて回転駆動自在にして
もよい。
【0081】図23に示す実施形態は、レーキ165側
にゴムホイール169を備え、その相手側に金属ベルト
あるいはゴムベルトでなるベルト170を備えたもので
ある。尚、出力軸65をレーキ165に固定し、減速機
61付水中モーター60の方を回転させるようにするこ
ともできる。
【0082】尚、図23に仮想線で示すように、池底壁
45上に沿って転動するようなローラー172を配して
もよい。その位置は更に内径寄りであってもよい。
【0083】図24に示す実施形態は、前記したいずれ
の回転駆動方式でもよいが、そのレーキ165をメンテ
ナンスのために持ち上げ自在にしたものである。一方の
レーキ165に、固定軸52回りに回転するスリーブ付
のブラケット175を備え、同ブラケット175に、他
方のレーキ165の内周側基部をヒンジ軸176により
上下回転自在に止め付けてある。
【0084】尚、持ち上げは、歩廊74を利用してフッ
ク付きワイヤーロープ等で行うものとし、仮想線のよう
に減速機61付き水中モーター60が水面上に持ち上げ
られることでメンテナンスが自在に行えるようになる。
導電コード177は、前記一方のレーキ165上に立設
したパイプ178を通じて上方の回転ジョイント179
まで導くようにする。
【0085】尚、レーキ先端に水中モーター60を設け
るものの他、池中央に水中モーター60を配したタイプ
のものにも起倒方式を採用することができる。レーキ1
65の一方および他方の双方に水中モーター60を配し
た場合にはそれらの双方を持ち上げるようにする。
【0086】図25に示す実施形態は、方形沈澱池につ
いてのもので、181は周壁、182は底壁であり、1
83はピットを示している。ピット183からは固定軸
184が立設され、その外周には固定筒185が設けら
れるとともに、固定軸184の上端には、出力軸186
が嵌合して固定軸とされている。減速機61付き水中モ
ーター60は両レーキ187上に搭載され共に回転する
ようになっている。
【0087】レーキ187は、レーキ本体188とオー
バーレーキ189からなる。レーキ本体188は、上面
が水平で下面が外径方向に斜め上がり状とされた縦長状
の筐体であり、その下端には、図26の矢印方向に伸び
るスリットが形成されている。同本体188の下部前後
面は、コの字形に膨らんだガイドレール191を備えて
おり、同ガイドレール191には前後それぞれに複数個
のガイドローラー192…が取り付けられている。
【0088】オーバーレーキ189は、本体188に対
して伸縮自在に嵌め込まれており、同本体188の内部
に嵌まり合う板状の部分を備え、同板状部分の前後面に
は、ガイドレール191に沿って矢印方向に移動自在な
突条193が設けられている。また、同オーバーレーキ
189の先端には、池内周面194に沿って接触しなが
ら進行するためのローラー195が取り付けられている
一方、前記ガイドレール191内には、オーバーレーキ
189を常に外径方向に付勢するバネ196が内蔵され
ている。
【0089】図25に実線で示すように、方形沈澱池の
コーナーにローラー195がある場合、バネ196の付
勢によりオーバーレーキ189がガイドローラー192
によって伸びた状態にされる。オーバーレーキ189お
よびレーキ本体188のそれぞれに個別に掻寄板19
8,199が取り付けられているので、これらにより、
汚泥の掻き寄せが可能である。減速機61付き水中モー
ター60によりレーキ187が図25の矢印方向に回転
すると、ローラー195が内周面194に沿って進行す
るため、オーバーレーキ189は次第に引っ込むように
なる。
【0090】すなわち、突条193がガイドレール19
1に沿ってガイドローラー192で円滑に案内されるこ
とで、バネ196に抗してオーバーレーキ189が後退
する。尚、外側の掻寄板198は前記スリットに沿って
図26の矢印方向に移動する。
【0091】図27から図29に示す実施形態は、水中
モーター駆動式の汚泥掻寄装置の他の例を示している。
200は沈澱池で、同沈澱池200は矩形のもので、2
01はその長手方向に直交する側壁、202は底壁、2
03はピットをそれぞれ示している。
【0092】池の底壁202の中央には、前記長手方向
に向く溝204がはつりにより形成されており、同溝2
04に沿って下板205の上にコンクリート206がま
たその上に上板207が底壁202と同一面状に敷設さ
れている。この上板207の上面を介して左右1対のガ
イドレール208が図示しないボルトで固定設置されて
いる。
【0093】同ガイドレール208は、防食処理された
溝型鋼でなり、左右のものは互いの溝を向かい合わせる
ようにして離間して設置されている。このガイドレール
208は、ピット203上から他方の側壁201近くま
で敷設されている。
【0094】210はキャリアで、走行台車となるもの
であり、同キャリア210は、同じく溝型鋼でなる側枠
211を左右に離間してその溝を相反する方向に向ける
ようにして備えているとともに、両側枠211間を複数
本の連結材212…でつないで1つの枠体として形成さ
れている。同キャリア210には、前側に駆動軸となる
前車軸213が後側に後車軸を兼ねるスクレーパ軸21
4がそれぞれ回転自在に設けられている。
【0095】前車軸213とスクレーパ軸214には、
それぞれ左右1対の走行ローラー216が取り付けら
れ、同走行ローラー216が前記ガイドレール208上
を転動するようになっている。各側枠211の前後から
は下向きにローラーブラケット218が突設され、同ブ
ラケット218には、ガイドレール208内に接触して
回動するように抜け止めローラー219とサイドローラ
ー220が取り付けられている。
【0096】キャリア210の上面には、搭載台221
を介して駆動装置222が搭載されている。同駆動装置
222は、前記したように水中モーター223と減速機
224を組み合わせたものとされ、掻寄方向左側に出力
軸225が突設されている。同出力軸225には、駆動
スプロケット226が取り付けられて、掻寄時には図2
7において時計針回転方向に、復帰時には逆方向に回転
するように正逆回転自在になっている。正回転は、装置
がピット203上に乗った際まで、逆回転は図27の右
端にきた際まで連続する。
【0097】前記前車軸213の左側端には、従動スプ
ロケット228が取り付けられ、駆動スプロケット22
6との間でチェーン229を介して連動自在になってい
る。同駆動装置222には、あとで詳しく述べるカバー
230が覆設されている。
【0098】前記スクレーパ軸214は、図28のよう
に、左右両側方に長く延びており、同軸214は、キャ
リア210に対して適宜に側方に移動しないようになっ
ている。同スクレーパ軸214の中間には、ブラケット
232を介して中央スクレーパ233が、また、スクレ
ーパ軸214の両側には、ブラケット232を介して側
部スクレーパ234がスクレーパ軸214とともに回転
自在に装着されている。
【0099】ブラケット232からはロッド236が左
右1対立設され、これらのロッド236の上端には姿勢
切り換え用のウエイト237が取り付けられている。一
方、キャリア210上には、中央スクレーパ233に対
向するように上ストッパ238が設けられている。
【0100】側部スクレーパ234の内側端には、ガイ
ドローラー239が設けられ、このローラー235に対
向するように側壁201の手前には弓形をしたガイド2
40が固定設置されている。
【0101】図27から図29までに実線で示す状態は
掻寄姿勢であり、仮想線で示す状態は復帰姿勢である。
図27に矢印Xで示す方向は掻寄方向、矢印Yは復帰方
向をそれぞれ示している。図27の実線で示す掻寄姿勢
において、スクレーパ234は垂直になっており、下ス
トッパ241で同スクレーパ234が止まるとともに、
ウエイト237が後回りにその回転モーメントが付加さ
れた状態にある。その状態で底壁202上に溜まった汚
泥はスクレーパ234で左方向に掻き寄せられ、同汚泥
はピット203まで持ち込まれる。
【0102】過剰な負荷がスクレーパ234に掛かると
同スクレーパ234は上に持ち上がって負荷を回避す
る。装置は、ピント203上にスクレーパ234がくる
まで走行する。この走行は、駆動装置222から駆動ス
プロケット226・チェーン229・従動スプロケット
228を介して走行ローラー216を回転することによ
りなされる。この時、出力軸225は半時計針回りに回
転する。
【0103】装置がピット203上にきた時点で図27
に矢印で示すように反転カム242に当たることでスク
レーパ234が仮想線のように45°程度前転する。こ
の際、ウエイト237はスクレーパ軸214である支点
の上方を少し越えるので、スクレーパ234には前向き
の回転力が発生する。実際には、30゜前後回転した時
点から前回転力が発生して、あとは慣性で前向きに回転
して上ストッパ238にスクレーパ233が当たって止
まる。
【0104】その後、駆動装置222の出力軸225は
逆方向である時計針回りに回転する。これで、キャリア
210は図27のY方向に復帰運動をする。この際、ス
クレーパ234は持ち上がっているので、汚泥上方を通
過して側壁201側へと戻される。復帰端では、ガイド
ローラー239がガイド240に沿って下がるので、ス
クレーパ234は垂直な掻寄姿勢に誘導される。同スク
レーパ234は、下ストッパ241により垂直に保持さ
れる。尚、243は軸受ステーである。
【0105】スクレーパ234が垂直に戻されると、駆
動装置22の出力軸225は逆回転されて掻寄方向に走
行する。尚、ウエイト237は複数段積まれ、脱着によ
りその重さを変更可能である。また、従動スプロケット
は、スクレーパ軸214回りに備えてもよい。さらに、
前記実施形態ではガイドレールが左右1対の離間したタ
イプであったが、単軌道式でもよい。
【0106】前記カバー230は、図30から図33に
示されている。同カバー230は、駆動スプロケット2
26と従動スプロケット228を含めて駆動装置222
全体を覆い、側方からみて山形で下方は開放状になって
いる。前部左右端部244は側枠211に沿って覆う形
になっており、その左右端部244間はキャリア210
の上面に沿った形で取付用の前フランジ245を備えて
いる。前後間にはステー取り出し孔246が明けられる
とともに、後部左右端部247が側枠211に沿うよう
に形成され、その間は切欠部248とされてウエイト2
37が入り込むようになっている。249は取付用の後
フランジである。カバー230は金属板金製あるいは樹
脂製のいずれでもよい。
【0107】図35および図36に示す実施形態は、掻
寄姿勢と復帰姿勢間の姿勢変換を駆動装置222に連動
して行うようにしたものである。従って、図27のガイ
ドローラー239やガイド240は構成されない。
【0108】図34において、左側には実線の掻寄姿勢
にあったものが仮想線の復帰姿勢に変換する状態が、ま
た右側には実線の復帰姿勢にあったものが仮想線の掻寄
姿勢に変換される状態がそれぞれ示されている。同実施
形態において、搭載台221の左側は、図35に示すよ
うに、補助台252として延ばされ、同補助台252上
には、1対の軸受253が設置されるとともに、これら
の軸受253を通じて出力軸225が支持されている。
【0109】出力軸225の外周には、長手方向にずれ
て2本の第1(実線)、第2(破線)回転レバー25
4,255が突設され、各レバー254,255の先端
には、ヒンジ259とコイルバネ(図示省略)が設けら
れてコイルバネはその先端の第1(実線)、第2(破
線)蹴りレバー256,257を常に起立状態に復帰さ
せるように構成されている。第1蹴りレバー256は、
第1回転レバー254に対して図34の左回りには相手
から逃げ動作をするが右回りには相手を駆動させる。第
2蹴りレバー257は、第2回転レバー255に対して
図34の左回りには相手から逃げ動作をするが右回りに
は相手を駆動する。そのため、各レバー256,257
の基部には、ストッパ258が突設されている。
【0110】そのことから、前記相手となるものを、ス
クレーパ軸214回りのブラケット232に突設した。
一方が実線で示す掻寄用のレバー260、他方が破線で
示す復帰用のレバー261である。尚、第1蹴りレバー
256および第2蹴りレバー257の各先端にはローラ
ー263が取り付けられている。第1蹴りレバー256
側のローラー263と掻寄用レバー260とが、また第
2蹴りレバー257側のローラー263と復帰用レバー
261がそれぞれ位置的に対応する。
【0111】図34の左側に実線で示すのは掻寄姿勢の
終端にある時で、スクレーパ234が垂直にあり、この
時、出力軸225は左回りに回転してきたのであり、こ
こで逆回転に切り替わる。これにより、図示のように出
力軸225は右回転を始めるが、掻寄用レバー260の
方は軌道外にありローラー263には当たらない状態に
ある。一方、復帰用レバー261の方はそれより下方に
位置するため、第2蹴りレバー257側のローラー26
3に蹴り下げられる。この様子は仮想線で示す。
【0112】仮想線のように、キャリア210は少し復
帰しつつあり、復帰用レバー261はローラー263に
より30°程度蹴り下げられたあと、ウエイト237が
支点を越えるので、そのあとはスクレーパ234はその
重さで持ち上がる。水平方向の破線は復帰用レバー26
1が下限にきた状態を示し、この状態では最早ローラー
263がこのレバー261には当たらないところにきて
いる。それとともに、掻寄用レバー260も下方に回転
してくる。
【0113】同掻寄レバー260が下方に移行してきた
時、ローラー263が右回りに回転してきて当たるが、
同ローラー263は右回りであるので、逃げ動作をして
通過する。これで復帰姿勢になって図34の右端に示す
ところまでキャリア210がくると、出力軸225は逆
回転してローラー263は左回りに回転を始める。これ
により、第1蹴りレバー256のローラー263のみが
掻寄用レバー260に当たって同レバーを蹴り上げ、ス
クレーパ234をウエイト237の力も借りて垂直姿勢
にする。これが掻寄姿勢である。この姿勢変換はキャリ
ア210の前進移動を伴うものである。この場合も、第
2蹴りレバー257のローラー263は復帰用レバー2
61に当たるが逃げ動作をするので問題はない。
【0114】図36に示す実施形態は、出力軸としてス
クリュウ軸265を備え、同軸265には一方向のスク
リュウが形成されている。スクリュウ軸265の外周に
は図37の溝265aに係合するローラー付きピン26
6を備えたシフター267が設けられ、同シフター26
7は水平なガイド268に沿って非回転状態で平行に往
復シフトする。補助台252には支点軸270が設けら
れ、同軸270を介して1本の切換レバー271が揺動
自在に支持されている。
【0115】同切換レバー271の一端は、シフター2
67に連結され、他端は従動側であるカム板273のカ
ム溝274にローラー275を介して挿通されている。
スクリュウの溝265aの端には、図37に示すよう
に、矢印右方向にはピン266に繰り返し通過させ逆方
向には溝内に誘導するガイド突起265bが設けられて
いる。スクリュウ軸265の他端も同様の構成になって
いる。
【0116】図36に実線で示すのは掻寄姿勢の状態で
ある。掻寄姿勢ではスクリュウ軸25は左回りにあり、
この状態では、図37に示すように、ピン266は溝2
65aの端溝の中を繰り返し通過するので、シフター2
67は実線の状態からシフトしない。一方、掻寄姿勢が
終わって復帰姿勢に入る際、スクリュウ軸265は逆回
転するが、これにより、ピン266が溝265内に入り
シフター267をシフトさせ、切換レバー271は仮想
線のように揺動してカム溝274内を移動してゆく。そ
の結果、カム溝274が斜め方向に形成されているた
め、スクレーパ軸214を介してスクレーパ234を持
ち上げる。
【0117】復帰姿勢では、シフター267が仮想線の
位置に保持される。そして、掻寄姿勢に移行する際、シ
フター267は実線の方向に駆動され、その結果、スク
レーパ234が下降して掻寄姿勢になる。
【0118】図38に示す実施形態は、チェーン229
の中途に噛み合うようにスプロケット277を配し、同
スプロケット277から他の連動チェーン278を介し
てスクレーパ軸214回りのスプロケット278を回転
駆動させるようになっている。スプロケット278の内
周とスクレーパ軸214間には2ウエイクラッチ280
が装備されており、スクレーパ234が上昇限になった
り下降限になったりして負荷が掛かることにより滑るも
のである。
【0119】出力軸225が左回りに回転して掻寄に入
ると、スプロケット277はその逆の右方向に回転し、
スプロケット278もスプロケット277と同一方向に
回転して掻寄姿勢になる。クラッチ280が最後に効く
ことでスリップしてその掻寄姿勢を保持する。出力軸2
25が右回りに回転すると、スプロケット277,27
8は左回りに回転し、スクレーパ234は持ち上がる。
この際にもクラッチ280がスリップして持ち上げ状態
を保持する。
【0120】図39に示す実施形態は、出力軸225回
りの駆動スプロケット226にチェーン282を掛けて
スクレーパ軸214前方のスプロケット283を駆動す
るよにしてある。同スプロケット283の側方には第1
ギア284が、またスクレーパ軸214側には第2ギア
285が互いに噛み合うように設けられている。そし
て、第2ギア285とスクレーパ軸214間には2ウエ
イクラッチ286が構成されている。この場合も出力軸
225が正逆回転することで、スクレーパ234を昇降
切り換えし、この際、2ウエイクラッチ286が限度に
おいて作動するようになっている。
【0121】尚、カバー230には、掻寄姿勢の時に青
色を発光し、復帰姿勢の時に赤色を発光する水中安全灯
288が装備されている。点滅式でもよい。
【0122】図40に示す実施形態は、キャリア210
のスリップを防止するためのものである。ガイドレール
208の前後端上側にはスリーブ290が設けられ、こ
れらを介して前後の池上までワイヤーロープ291が掛
けられている。このワイヤーロープ291の中途は、走
行ローラー216の1つに巻き回される一方、ワイヤー
ロープ291の両端は、バネ受292を介してバネ29
3で受け止められている。ワイヤーロープ291は、バ
ネ293により常時適度の強さで引っ張られているとと
もに、走行ローラー216回りに適正な巻き付け力で巻
き付けられている。
【0123】図41に示す実施形態は、前記実施形態と
同様にワイヤーロープ291を走行ローラー216に巻
き掛けたもので、特に、メンテナンスのため、同ワイヤ
ーロープ291を利用してキャリア210を池上まで浮
上させるようにしたものである。そのため、補助ガイド
レール295をガイドレール208から斜め池上まで延
ばし、中途の曲がり部にスリーブ296を移動自在に配
してワイヤーロープ291を池上まで経由させる。
【0124】ガイドレール208から補助ガイドレール
295上には、図42に示すように、左右両側にラック
297が配され、スリーブ296の両側にもこれに噛み
合うピニオン298が設けられている。これにより、走
行ローラー216を掻寄方向に駆動させると、ワイヤー
ロープ291に沿ってキャリア210が移動し、同キャ
リア210を通常限度以上に駆動させることで、スリー
ブ296をも押して池上まで共に持ち上げるのである。
【0125】池内に戻すには、駆動装置を逆回転させ
て、キャリア210とともにスリーブ296を引っ掛け
て下げ、同スリーブ296は、補助ガイドレール295
に備えたストッパ299に係合することでキャリア21
0から外れてその位置に止まるようになる。その後、キ
ャリア210はその後も駆動されて通常のガイドレール
上に戻る。これで、通常の作動状態に戻されたことにな
る。
【0126】図43に示す実施形態は、底壁202を図
28のように大きくハツルことなくドリル孔程度の簡易
な作業でもってガイドレール208を敷設しようとする
ものである。
【0127】すなわち、底壁202のガイドレール20
8を敷設しようとする間の適所に、ケミカルアンカー3
00を打ち込んでおき、同アンカー300を利用してガ
イドレール208を固定する。ガイドレール208側に
は、最後に溶接される上板301を除いた状態で中段に
矩形板からなるレベル合わせ板302を水平に溶接固定
しておくとともに、下段には固定用板303を固着して
おくもので、こうしたガイドレール208を下げてきて
固定用板303によりアンカー300とナット304に
より仮固定したあと、レベル合わせ板302によりアン
カー300と別のナット304によりガイドレール20
8のレベル合わせをして固定するのである。そして、最
後に上板301を溶接施工する。305はスペーサであ
る。
【0128】図44に示す実施形態は、駆動装置222
に水中用カバー306を付したもので、同駆動装置22
2は、水中モーター60に減速機61を結合したもの
で、特にこの実施形態では、モーター60の座板60a
を通常よりも外径方向に広く延ばしたものとし、同座板
60aの外周等角位置に明けた孔60bを利用して裏ナ
ット307にボルト308を螺合することでモーターカ
バー309を固定し、同カバー309のフランジ309
aを更に外径方向に延ばしたものにして、同フランジ3
09aを利用して水中用カバー306の基部をボルトナ
ット310で止着してある。
【0129】カバー306の他側面は、カバー67に一
体化した複数の高ナット311…によりボルト312で
固着してある。313はグランドパッキンで、出力軸6
5の外周面の腐食が進行して駆動装置内に入るのを防ぐ
ためのものである。尚、カバー306の上面には、脱着
栓314が螺合され、同栓314を開けることでカバー
306内には水あるいはオイル等の液体が充填され、こ
れにより、外部からの水の浸入を阻止するようにするこ
ともある。水を充填する場合、内部には麦飯石等の水活
性剤を入れておくこともできる。また、モーター座板6
0aあるいはモーターカバーのフランジ309aを利用
してステー315を取り付けてコード中継パイプ316
を備えてもよい。
【0130】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、装置が構造的に非常に簡易化して、安価な汚泥掻
寄装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である汚泥掻寄装置を示
す側断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】移動ウエイト式の実施形態を示す断面図であ
る。
【図4】移動ウエイト式の他の実施形態を示す断面図で
ある。
【図5】他の実施形態を示す側断面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】円形沈澱池についての他の実施形態を示す縦断
面図。
【図8】同減速機付水中モーターの概要とその変形例を
示す一部切欠外観図。
【図9】円形沈澱池についての他の実施形態を示す縦断
面図。
【図10】円形沈澱池についての他の実施形態を示す縦
断面図。
【図11】円形沈澱池についての他の実施形態を示す縦
断面図。
【図12】スクレーパについての他の例を示す平面図。
【図13】スクレーパについての他の例を示す平面図。
【図14】矩形沈澱池用汚泥掻寄装置についての他の実
施形態を示す平面図。
【図15】同汚泥掻寄装置の縦断面図。
【図16】単軌道式汚泥掻寄装置についての他の実施形
態を示す側面図。
【図17】同汚泥掻寄装置の平面図。
【図18】導電コードの誘導方式を示す平面図。
【図19】導電コードの誘導方式の他の例を示す縦断面
図。
【図20】導電コードの誘導方式の他の例を示す縦断面
図。
【図21】導電コードの誘導方式の他の例を示す縦断面
図。
【図22】円形沈澱池についての他の実施形態を示す縦
断面図。
【図23】他の実施形態を示す縦断面図。
【図24】レーキを起倒自在にした他の実施形態を示す
縦断面図。
【図25】方形沈澱池についての実施形態を示す平面
図。
【図26】同実施形態の縦断面図。
【図27】水中モーター駆動方式汚泥掻寄装置の他の実
施形態を示す側断面図。
【図28】図27のP−P線断面図。
【図29】同装置の平面図。
【図30】カバーの詳細を示す平面図。
【図31】図30のM−M線矢視図。
【図32】図30のL−L線断面図。
【図33】図30のN−N線断面図。
【図34】スクレーパ連動方式の汚泥掻寄装置の作動説
明図。
【図35】図34の装置平面図。
【図36】スクレーパ連動方式の汚泥掻寄装置の他の実
施形態を示す平面図。
【図37】同装置の要部拡大平面図。
【図38】スクレーパ連動方式の汚泥掻寄装置の他の実
施形態を示す側面図。
【図39】スクレーパ連動方式の汚泥掻寄装置の他の実
施形態を示す側面図。
【図40】水中モーター駆動方式汚泥掻寄装置の他の駆
動方式を示す側面図。
【図41】同汚泥掻寄装置を池上に上げてメンテナンス
するための方式を示す側面図。
【図42】図41のH−H線断面図。
【図43】ガイドレール敷設の他の方式を示す縦断面
図。
【図44】駆動装置にカバーを付した他の実施形態を示
す模式断面図。
【符号の説明】
7…ガイドレール、21…スクレーパ、32,35…移
動ウエイト、60…水中モーター、61…減速機、65
…出力軸、76…スクレーパ、112,140…ガイド
レール、113…走行ローラー、114…キャリア、1
24…スクレーパ。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚泥の溜まる底面に前後に往復して走行
    可能で汚泥を一方向に掻寄可能な掻寄姿勢と汚泥上に回
    避して同汚泥上を通過可能な復帰姿勢とに切り換え可能
    なスクレーパと、同スクレーパを往復運動させる駆動装
    置とを備える汚泥掻寄装置において、 前記スクレーパは、支点を境にして自重で掻寄姿勢にな
    るとともに過大負荷に対しては掻寄姿勢に戻り得る範囲
    で一時回避可能とされる一方、対向する面により回転し
    て重心が支点を越えることで復帰姿勢に切り換えられ、
    対向する面により復帰姿勢から掻寄姿勢にも切り換え可
    能とされている汚泥掻寄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、スクレーパは、内部
    空間が形成されてその中に掻寄姿勢と復帰姿勢とで重心
    移動する水あるいはボール等の移動ウエイトが設けられ
    ている汚泥掻寄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、底面にはガ
    イドレールが設けられ、同ガイドレールは、単軌道であ
    る汚泥掻寄装置。
  4. 【請求項4】 汚泥の溜まる底面に平行に前後に往復し
    て走行可能で汚泥を一方向に掻寄可能な掻寄姿勢と汚泥
    上に回避して同汚泥上を通過可能な復帰姿勢とに切り換
    え可能なスクレーパと、同スクレーパを往復走行させる
    駆動装置とを備える汚泥掻寄装置において、 前記駆動装置は、水中モーターに減速機を組み合わせた
    ものを駆動源とし、同装置は、正逆回転切り換え可能に
    なっていることを特徴とする汚泥掻寄装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、スクレーパは、前後
    に走行輪を備えたキャリアに装備されるとともに、前記
    走行輪と駆動装置とが伝達手段で連動関係になっている
    汚泥掻寄装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、前記スクレ
    ーパは、支点を境にして自重で前後に回転切り換え可能
    とされ、掻寄姿勢および復帰姿勢の一方の姿勢から他方
    の姿勢への切り換えが、掻寄装置に対向する面によりな
    されるようになっている汚泥掻寄装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、スクレーパは支点を
    境にして前後に回転切り換え可能なウエイトを備えてい
    る汚泥掻寄装置。
  8. 【請求項8】 請求項4から7までのいずれかにおい
    て、駆動装置には、カバーが覆設されている汚泥掻寄装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、駆動装置とカバーと
    の間は密閉空間とされ、同空間内には、液体が充填され
    ている汚泥掻寄装置。
  10. 【請求項10】 汚泥の溜まる底面に平行に前後に往復
    して走行可能で汚泥を一方向に掻寄可能な掻寄姿勢と汚
    泥上に回避して同汚泥上を通過可能な復帰姿勢とに切り
    換え可能なスクレーパと、同スクレーパを往復走行させ
    る駆動装置とを備える汚泥掻寄装置において、 前記駆動装置は、水中モーターに減速機を組み合わせた
    ものを駆動源とし、同装置は、正逆回転切り換え可能に
    なっているとともに、同装置に連動してスクレーパの姿
    勢変換が可能とされている汚泥掻寄装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、駆動装置側から
    は回転自在な2本の駆動レバーが突設される一方、スク
    レーパ側からは、駆動レバーに連動する従動連動が突設
    されている汚泥掻寄装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、駆動装置側から
    は、スクレーパの回転中心まわりで回転するホイールを
    連動するように構成され、同ホイールには、一定以上の
    負荷に応じて正逆方向の回転を断切自在な2ウエイクラ
    ッチが設けられている汚泥掻寄装置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、スクレーパは、
    走行輪を備えたキャリアに装備され、同キャリアの走行
    輪近くには駆動装置に連動して回転するホイールを備
    え、同ホイールは2ウエイクラッチ式になっているとと
    もに、同ホイールからスクレーパ側へは回転を逆向きに
    切り換える伝達手段が設けられている汚泥掻寄装置。
  14. 【請求項14】 請求項4から13までのいずれかにお
    いて、底面にはガイドレールが設けられ、同ガイドレー
    ルは、左右に離間して配されたものである汚泥掻寄装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項4から13までのいずれかにお
    いて、底面にはガイドレールが設けられ、同ガイドレー
    ルは、単軌道である汚泥掻寄装置。
  16. 【請求項16】 円形あるいは方形等で代表される沈澱
    池内には、回転式のレーキが構成されるとともに、水面
    には、スクレーパが回転運動可能に設けられ、同スクレ
    ーパからのスカムはスカム排除手段で排出されるように
    なっている汚泥掻寄装置において、 前記レーキおよびスクレーパは、減速機付きの水中モー
    ターで同時駆動可能になっている汚泥掻寄装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、レーキの中央に
    減速機付きの水中モーターが搭載され、同減速機からの
    出力軸を固定側とする一方、減速機付き水中モーター
    を、レーキおよびスクレーパとともに回転可能にしてあ
    る汚泥掻寄装置。
  18. 【請求項18】 請求項16において、減速機付の水中
    モーターはレーキの外周側先端に搭載され、その出力軸
    あるいは減速機側が池内周側を受側として回転駆動自在
    とされている汚泥掻寄装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、受側はチェーン
    であり、回転駆動側はスプロケットである汚泥掻寄装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項18において、回転駆動側はゴ
    ム質のホイールであり、受側に同ホイールが接触しなが
    ら回転駆動されるようになっている汚泥掻寄装置。
  21. 【請求項21】 請求項16から20までのいずれかに
    おいて、水中モーターからの導電コードは、回転ジョイ
    ントを介して池外部に導かれている汚泥掻寄装置。
  22. 【請求項22】 請求項16から20までのいずれかに
    おいて、スクレーパは池内で1本通しものでなっている
    汚泥掻寄装置。
  23. 【請求項23】 請求項18から22までのいずれかに
    おいて、レーキは、横軸状の回転支点回りに起倒自在に
    なっている汚泥掻寄装置。
  24. 【請求項24】 方形沈澱池内には、回転式のレーキが
    構成され、同レーキは、長いレーキ本体と、同本体に対
    し直線式に伸縮自在とされたオーバーレーキとで構成さ
    れている汚泥掻寄装置。
  25. 【請求項25】 請求項24において、オーバーレーキ
    は、バネで常に池内周方向に付勢されている汚泥掻寄装
    置。
JP34813995A 1995-04-11 1995-12-05 汚泥掻寄装置 Pending JPH09814A (ja)

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JP7-122007 1995-04-11
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57130809U (ja) * 1981-02-09 1982-08-14
KR102143794B1 (ko) * 2019-11-01 2020-08-12 한석진 유지관리 편의성과 수집기능이 개선된 슬러지 수집장치

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Effective date: 20040120