JPH0981963A - 光学式情報記録再生媒体および該光学式情報記録再生媒体を用いた光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生媒体および該光学式情報記録再生媒体を用いた光学式情報記録再生装置

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JPH0981963A
JPH0981963A JP7232677A JP23267795A JPH0981963A JP H0981963 A JPH0981963 A JP H0981963A JP 7232677 A JP7232677 A JP 7232677A JP 23267795 A JP23267795 A JP 23267795A JP H0981963 A JPH0981963 A JP H0981963A
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JP7232677A
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Kenichi Sasaki
憲一 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明保護基盤にその表面から光束が照射され
情報の記録がされて、または、情報が記録された面から
の該光束による反射光に基ずいて情報の再生が行われる
光学式情報記録再生媒体で、透明保護基盤のそりがもた
らす収差の影響を低減させ、かつ透明保護基盤の汚れや
傷の影響をも従来なみに抑制できる光学式情報記録再生
媒体、該光学式情報記録再生媒体を用いた光学式情報記
録再生装置を提供する。 【解決手段】 光学式情報記録再生媒体の透明保護基盤
101の裏面に第1の情報記録層104、続いて空気層
107、更にその表面には第2の情報記録層105のあ
る保護基盤103が配設される。対物レンズのフォーカ
スサーボにより、第1の情報記録層に光束の集光スポッ
トを結像形成し、また、光束は透明保護基盤を透過し空
気層を経て、第2の情報記録層へ集光スポットを結像形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照射された光束によ
り情報の記録および情報の再生が行われる光学式情報記
録再生装置に関し、特にエアサンドイッチ構造を有する
光学式情報記録再生媒体および光学式情報記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられていたこの種の、所定の厚
さを有する透明な基盤にその表面から光束を照射し、情
報記録層に対して情報の書き込みを行い、また、情報記
録層からの反射光に基づいて情報再生を行う光学式情報
記録再生装置では、一般に図3から図7にて示す構成の
ものが採用されていた。以下に、従来の3種類の光学式
情報記録再生装置について順次述べる。
【0003】(従来の技術1)図3は従来の一般的な光
学式情報記録再生装置の模式的概略構成図であり、図
中、符号301で示されるものは透明保護基盤、302
は透明保護基盤厚、303は保護基盤、304は情報記
録層、306は記録情報(位相ピット)または案内溝、
313は対物レンズ、314は光束、316は基盤表面
光束径である。光学式情報記録再生装置の光学式情報記
録再生媒体において一般的な構成としては、情報記録層
304に対して情報の書き込みや再生を行う光束314
が照射される側に、該光束の波長に対して透明な部材で
作られた保護基盤である透明保護基盤301が配置され
る。光学式情報記録再生媒体の製造工程においては、情
報記録層304の上に配置されるべき案内溝306など
の位相構造物を形成した型を用い、透明保護基盤301
の部材となる樹脂材料を流し込んで成型する。そして出
来上った樹脂製の透明保護基盤301の位相構造が転写
された側に、各種薄膜材料にて成膜を行い情報記録層3
04(多くの場合、複数の層で構成される)を形成する
のが一般的である。更に情報記録層304の上に記録に
関わる以外の機能層(保護層など)を形成し、情報の記
録再生は透明保護基盤301の薄膜を付けた側と反対の
面の側から光線を照射して実施する。
【0004】従来の光学式情報記録再生媒体において代
表的なものとしてCDもしくは光磁気ディスクなどがあ
り、製品として市場に広く普及してきている。この2つ
の製品は共に厚さ1.2mm の透明樹脂製基盤で、予め案内
溝や情報ピットなどの位相構造を形成したスタンパを用
い、ポリカーボネートなどの樹脂を材料として射出成型
して製造する。
【0005】記録もしくは再生光束314は、上記の基
盤の位相構造が転写され記録膜などが成膜された側と反
対の面の側から照射され、1.2mm の透明保護基盤厚30
2の透明保護基盤301内を透過伝搬して、透明保護基
盤301の逆側の面の情報記録層304まで到達する。
透明保護基盤301内で光束314は情報記録層304
に照射されそこに成膜されている光磁気記録膜を昇温し
たり、あるいはそこに形成されている位相構造から影響
を受けたりして、情報の記録や再生を行う。即ち、対物
レンズ313を経て収束させられた光束314は媒体の
透明保護基盤301を透過し、その裏面側に成型された
情報記録層304へ集光スポットを結像する。
【0006】良く知られているようにCDなど光学メデ
ィアの情報記録の単位長さは情報記録層304において
サブミクロンのオーダであるため、もしもこの面が空気
中に直接露出されているならば、数〜十数ミクロンの大
きさの塵や埃が付着しただけでかなりの面積にわたる記
録情報306が光束314から遮られて読めなくなって
しまう。しかしながら、実際の光学ディスクでは情報記
録層304は上記透明保護基盤301内に密封されてい
る。従って、塵埃は透明保護基盤301の表面にしか付
着しない。
【0007】一般的な例として対物レンズ入射瞳での光
線有効径が4.0mm で、開口数が0.45であるような場合を
考えると、即ち図3における透明保護基盤厚302が1.
2mmmの透明保護基盤301の表面での照射光束の直径で
ある基盤表面光束径316は、およそ1.1mm である。こ
のため透明保護基盤301の表面に多少の傷が付いた場
合、また塵埃などが付着した場合においても、基盤表面
光束径316に対してそれが小さければ、そこを透過す
る光束314全体に与える影響としては相対的に小さく
なる。従って、透明保護基盤301内部の記録再生面で
ある情報記録層304へ至った光束314は透明保護基
盤301の表面の塵埃の影響を受けずに情報再生ができ
る。これが、良く知られているように光学式情報記録再
生媒体が傷や汚れに強いといわれるゆえんである。
【0008】また、詳細は発明が解決しようとする課題
の項にて述べるが、上記構成において透明保護基盤厚3
02を代表的な1.2mm 厚から、0.8mmm、または0.6mm へ
薄くしたものが近年提案されている。
【0009】(従来の技術2)図4〜図6は従来の光学
式情報記録再生装置のうち、エアサンドイッチ構造を採
るものの概略構成図である。図4は情報記録層が保護基
盤の表面に設定される場合の例である。図中、符号40
1で示されるものは透明保護基盤、402は透明保護基
盤厚、403は保護基盤、404は情報記録層、407
は空気層、408は空気層厚、409は記録膜、410
は記録情報、413は対物レンズ、414は光束、41
6は基盤表面光束径である。図3の一般的な光学式情報
記録再生装置では情報記録層304に対して照射される
光束314は透明保護基盤301の内部を伝搬して、情
報記録層304は光束314から見た場合、透明保護基
盤301の裏面側に構成されている。それに対して、図
4のエアサンドイッチ構造では情報記録層404は保護
基盤403の表面に設定され、光束414は空気層40
7(または所定の気体)中を伝搬して情報記録層404
に照射される。ただし、この状態のままでは表面への塵
埃の付着で記録再生できなくなる問題があるが、それに
対し情報記録層404から僅かに離れて透明部材で作ら
れた透明保護基盤401が配置されている。従って、記
録再生光束414は透明保護基盤401、空気層407
を経て情報記録層404に到達する。即ち、図4の光学
式情報記録再生媒体は、透明保護基盤401と情報記録
層404との間に空気層407を挟んでいるのでエアサ
ンドイッチとよばれることがある。
【0010】図5はエアサンドイッチ構造を採る光学式
情報記録再生媒体の概略構成図として開示された例であ
る。この例は特開昭52-156605 号公報による。図中、符
号501で示されるものは保護プレート、503はキャ
リアプレート、504は情報記録層、507は空気層で
ある。上記公報において保護プレート501とキャリア
プレート503の何れかが透明であるという記載がある
ため、保護プレート501が透明である場合、図4に示
した例と同じものとなる。(筆者注:ただし、図5に示
す例についてはキャリアプレート503の側から光束を
照射して読み出す例しか開示されていない。) 図6は情報記録層が透明保護基盤の裏面に設定される場
合の例である。図中、符号601で示されるものは透明
保護基盤、602は透明保護基盤厚、603は保護基
盤、604は情報記録層、607は空気層、609は記
録膜、610は記録情報、614は光束、616は基盤
表面光束径である。図4の例では透明保護基盤401、
空気層407を経て記録膜409へ光束414が照射さ
れるのに対し、図6の例では透明保護基盤601の裏面
側に記録膜609が付けられているので光束614は透
明保護基盤601内部で収束される。
【0011】エアサンドイッチ構造に関して開示された
その他の例として特開昭53-1002 号公報に記載されたも
のがある。この例の光学式情報記録再生媒体は図4およ
び図6に既に示したものと同様の構造が開示されてい
る。
【0012】これらの例においてエアサンドイッチ構造
を採る目的として挙げられているのは、書き込み時に記
録材料から発する有害な気体を媒体内部に封じ込め保持
するため、外に出さないためということである。この例
での記録材料は光磁気方式ではなく照射された光束41
4、614による熱で記録材に昇華などの変化を与える
方式である。
【0013】(従来の技術3)図7は従来の光学式情報
記録再生装置のうち、透明保護基盤の2層構造を採るも
のの概略構成図である。図中、符号701で示されるも
のは透明保護基盤、702は透明保護基盤厚、703は
保護基盤、704は第1の情報記録層、705は第2の
情報記録層、706aは第1の記録情報(位相ピッ
ト)、706bは第2の記録情報(位相ピット)、71
1は透明層、712は透明層厚、713は対物レンズ、
714、715は光束である。近年、光学式情報記録再
生媒体の大容量化の要請に対して、透明保護基盤701
を2層構造にして容量を増やすという提案がなされてい
る。これは読取専用光ディスクにおいて、従来のように
光学式情報記録再生媒体の基盤を成型製造し位相構造な
どによって情報を記録形成したその第1の情報記録層7
04の上に、更に重ねて薄い透明樹脂層などを付けその
新たな透明層711の表面に別な情報信号をやはり位相
構造を形成することによって第2の情報記録層705を
作成したものである。図7に示すように、その透明保護
基盤701の2層構成の位相構造を持つ側と逆の側から
収束光束714を入射させる。最初に光束714が当た
る面(第1の情報記録層704)には半透過性の反射膜
を付け、次に光束715が当たる面(第2の情報記録層
705)には反射率の高い膜を付ける。そして第1の情
報記録層704は直接、第2の情報記録層705は第1
の情報記録層704を通して、それぞれ再生しようとす
る面に各々フォーカスを合わせることによって、第1の
情報記録層704と第2の情報記録層705の面に記録
された第1の記録情報706aと第2の記録情報706
bを別々に読み出すことを可能にする方法である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】光学式情報記録再生媒
体を生産する上での大きな問題の1つに基盤のそりがあ
る。光学式情報記録再生媒体の基盤は、原盤スタンパに
よる型に樹脂材料を射出成型するなどの方法によって製
造され、更にアニール処理、成膜などの工程が必要であ
る。最終的な製品としては基盤のそりをある程度抑える
ことが要求され、基盤には薄膜の応力などそりに対して
影響を及ぼす要因が多数存在するので、これらをコント
ロールするには様々な技術的工夫が必要とされる。
【0015】基盤のそりというのは、即ち対物レンズに
て収束される記録/再生光束の光軸に対して基盤が垂直
である状態を基準として、その状態から基盤が傾く量で
あり、これを抑えることが要求される理由は、対物レン
ズから射出された収束光束中に置かれた平行平面板であ
るところの媒体基盤が光軸に対して傾けて置かれている
と、収束光束にコマ収差や非点収差などの収差成分が発
生し、媒体記録再生面での集光スポットが理想的に絞り
込めず、記録再生に支障を来すからである。例えば、光
学式情報記録再生媒体がディスクであって、それがスピ
ンドルハブを中心として傘のようにそっている場合、対
物レンズに対してディスク外周側は常に対物レンズに近
く、内周側は常に対物レンズから離れるように、基盤が
傾くことになる。これはディスクの回転状態に拘らず常
にほぼ一定の傾きをもたらすことになる。
【0016】この収束光束中の平板が傾くことにより発
生するコマ収差および非点収差の大きさは、対物レンズ
の開口数、平行平面板の傾きの大きさ、平行平面板の厚
さ(基盤の厚さ)、および平行平面板の屈折率の大きさ
に依存する。例えば3次のコマ収差および非点収差の係
数の大きさは共に基盤厚そのものに比例し、また、それ
ぞれ開口数の3乗および2乗に比例する。
【0017】従って、従来から、そりの少ない基盤でな
ければ性能的に使用できないため、媒体の歩留りを低下
させる原因となっていた。
【0018】以下に、従来の3種類の光学式情報記録再
生装置に対する発明が解決しようとする課題について順
次述べる。
【0019】(従来の技術1に対する課題)基盤のそり
を抑えることの困難なことが、媒体製造の歩留りを向上
させることの妨げになっており、これを緩和できれば媒
体の低コスト化が可能になる。そこで上記の基盤傾きに
よって発生する収差への要因を考慮すると、対物レンズ
の開口数を小さくする、基盤の厚さを薄くする、基盤材
質を低屈折率のものにする、といったことが考えられ
る。しかし、対物レンズの開口数を小さくすることは、
情報記録層上の集光スポットの大きさを大きくすること
になるので情報記録密度の低下(光学式情報記録再生シ
ステムとしての性能の低下)であり受け入れ難い。ま
た、基盤材質を低屈折率のものにするのは、現状でも低
屈折率である樹脂材料を用いており、基盤のそりの要求
精度を緩和できるほど屈折率の低い材料はない。そこ
で、残された方法として基盤の厚さを薄くすることによ
って、基盤のそりに対する要求精度を緩和することが考
えられる。
【0020】最近、提案されている透明保護基盤厚を0.
8mm 乃至は0.6mm とした光ディスク装置などは、この基
盤のそりのために媒体の製造歩留りを高められないこと
に対する対策である。
【0021】しかしながら、基盤の厚さを薄くすると、
即ち、媒体の情報記録層から基盤表面までの距離が短く
なる。この結果、基盤表面におけるそこを透過するとき
の光束の径である基盤表面光束径は基盤厚が厚い場合に
比べて小さくなる。これは、先に述べた基盤表面の傷や
塵埃に対して強いという光学式情報記録再生媒体の特徴
を損なう。それは、先述のように基盤表面での傷や塵埃
の大きさに対して、基盤表面光束径が相対的に大きけれ
ば大きいほど表面を通過するときに光束が受ける影響は
少なくて済むからである。このため単純に透明保護基盤
厚を薄くすることにも問題があった。
【0022】(従来の技術2に対する課題)従来の技術
2の例では本来光束照射による記録材の融解または昇華
などの熱的変形(穴あけ)などにより情報記録を行う光
学的情報記録再生装置について記載されている。これら
の例においてエアサンドイッチ構造を採る最も大きな理
由としては、記録材が熱を受けて変形する際に発生する
ガスなどの有毒な物質を媒体の内部に封じ込める必要が
あることである。また、情報記録面を塵埃から保護する
ことである。
【0023】この例では、図4および図6に示した構成
の2種類が開示されているが、例えば図4に示した構成
では透明保護基盤は薄肉円盤、図6に示した構成では透
明保護基盤は厚肉円盤とだけ記載されており、これは基
盤表面光束径を大きく確保して表面の汚れが記録再生光
束に影響を及ぼさないようにするのが主目的であるから
である。しかしながら、これらにおいて、透明保護基盤
の厚さやそりと、読取光学系の収差とを関連ずけた記載
は一切されていない。
【0024】(従来の技術3に対する課題)光学ヘッド
の対物レンズから射出収束される光束は、ある1つの厚
さの平行平面板(透明保護基盤)を透過するときに収差
が最小になるように設計される。単一の情報記録層しか
持たない情報媒体を再生する光学ヘッドの場合、その1
つの大きさの基盤厚に対して最適な集光スポットが得ら
れるように対物レンズの収差を調整して設計されてい
る。球面収差は透明保護基盤厚に比例するが、ある1つ
の基盤厚に対して最小にレンズを設計することはできる
が、2種類の厚さに対してはできない。
【0025】透明保護基盤の傾きによって発生するコマ
収差、非点収差も基盤の厚さによって異なるので、これ
も同様である。従来の技術3の例の2層構造を採る情報
媒体において、第1の情報記録層と第2の情報記録層と
の間の透明層が厚くて距離が離れすぎていると、各々の
情報記録層を再生する際の光束の基盤内を透過する距離
が異なり、即ち各々の情報記録層を再生するときの基盤
厚がかけ離れたものとなる。そのため、対物レンズの収
差を第1の情報記録層の基盤厚に合わせて設計すると、
第2の情報記録層の基盤厚にて収差が大きくなり、集光
スポットが大きくなってしまい情報再生に支障をきた
す。また、第1の情報記録層と第2の情報記録層の間の
透明層が薄すぎて第1の情報記録層と第2の情報記録層
の間の距離が近づきすぎていると、そのどちらかの情報
記録層を再生しているときに同時に光が照射されている
もう一方の重なっている情報記録層に記録されている情
報が漏れてきて、情報が混ざって再生されてしまうとい
う問題がおこる。
【0026】現実には2つの情報記録層の信号干渉を避
けるために、2つの情報記録層を隔てる透明層にある程
度の厚さを持たざるを得ず、また、対物レンズはある1
つの厚さの基盤に対してだけにしか、最適になるような
設計しかできない。従って、これを実際に製品として設
計する場合には、両者の妥協点を見つけることになる。
即ち、2つの情報記録層のどちらの層を再生をする場合
においても、例えば、ほぼ同等の集光スポットが得られ
るようにするために、そのかわりそれぞれ最良でない状
態の集光スポットにて使用することを余儀なくされるこ
ととなる。
【0027】本発明の目的は、透明保護基盤にその表面
から光束が照射されて情報の記録がされ、または、情報
が記録された面からの該光束による反射光に基ずいて情
報の再生が行われる光学式情報記録再生媒体で、透明保
護基盤のそりがもたらす収差の影響を低減させ、かつ透
明保護基盤の汚れや傷の影響をも従来なみに抑制できる
光学式情報記録再生媒体、該光学式情報記録再生媒体を
用いた光学式情報記録再生装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の光学式情報記録
再生媒体は、所定の厚さを有する透明保護基盤にその表
面から光束が照射され、光束の内部の記録層からの反射
光による記録情報の再生が行われる光学式情報記録再生
媒体において、透明保護基盤の裏面に、光束による記録
された情報の再生が可能な第1の情報記録層が配設さ
れ、第1の情報記録層に続いて空気層があり、空気層に
続いて第2の保護基盤があり、第2の保護基盤の表面に
は第1の情報記録層を透過した光束による記録された情
報の再生が可能な第2の情報記録層が配設されている。
【0029】本発明の光学式情報記録再生媒体は、所定
の厚さを有する透明保護基盤にその表面から光束が照射
され、光束による内部の記録層への情報の記録および光
束の記録層からの反射光による記録情報の再生が行われ
る光学式情報記録再生媒体において、透明保護基盤の裏
面に、光束による情報の記録および記録された情報の再
生が可能な第1の情報記録層が配設され、第1の情報記
録層に続いて空気層があり、空気層に続いて第2の保護
基盤があり、第2の保護基盤の表面には第1の情報記録
層を透過した光束による情報の記録および記録された情
報の再生が可能な第2の情報記録層が配設されている。
【0030】また、透明保護基盤の裏面に、光束による
記録された情報の再生が可能な第1の情報記録層が配設
され、第1の情報記録層に続いて空気層があり、空気層
に続いて第2の保護基盤があり、第2の保護基盤の表面
には第1の情報記録層を透過した光束による情報の記録
および記録された情報の再生が可能な第2の情報記録層
が配設されていてもよい。
【0031】また、透明保護基盤の裏面に、光束による
情報の記録および記録された情報の再生が可能な第1の
情報記録層が配設され、第1の情報記録層に続いて空気
層があり、空気層に続いて第2の保護基盤があり、第2
の保護基盤の表面には第1の情報記録層を透過した光束
による記録された情報の再生が可能な第2の情報記録層
が配設されていてもよい。
【0032】また、第1の情報記録層が配設された透明
保護基盤と、空気層を挟んで対向する第2の情報記録層
が配設された第2の保護基盤とはその外縁部分におい
て、空気層を一定の厚さに保持するような支持体を介し
て接合されていてもよい。
【0033】また、照射される光束は収斂する光束であ
って、光束が第2の情報記録層を記録および再生を行っ
ている時に、透明保護基盤の表面で光束の径が所定の大
きさに保たれるように支持体が設定されていてもよい。
【0034】さらに、第1の情報記録層が配設された前
記透明保護基盤は、その厚さが0.4mm から1.0mm であっ
てもよい。
【0035】本発明の光学式情報記録再生媒体を用いた
光学式情報記録再生装置は、所定の厚さを有する透明保
護基盤にその表面から光束が照射され、光束による内部
の記録層への情報の記録および光束の記録層からの反射
光による記録情報の再生が行われる光学式情報記録再生
装置において、上述の光学式情報記録再生媒体を用いて
記録と再生がおこなわれている。
【0036】また、光束の集光スポットの結像形成位置
は、第1の情報記録層と第2の情報記録層とに、対物レ
ンズのフォーカスサーボにより切替え可能であってもよ
い。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。第1〜第4までの実施の形
態を以下に順次述べる。
【0038】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態の光学式情報記録再生装置の模式的概略構
成図であり、図中、符号101で示されるものは透明保
護基盤、102は透明保護基盤厚、103は保護基盤、
104は第1の情報記録層、105は第2の情報記録
層、106aは第1の記録情報(位相ピット)、106
bは第2の記録情報(位相ピット)、107は空気層、
108は空気層厚、113は対物レンズ、114および
115は光束、116および117は基盤表面光束径で
ある。
【0039】図1において、この形態は読み出し専用の
光学式情報記録再生媒体であるとする。従って、第1の
情報記録層104および第2の情報記録層105には位
相構造を有するピットを用いて記録された読み出し専用
の情報である第1の記録情報106aおよび第2の記録
情報106bがそれぞれ記録されている。また、第1の
情報記録層104には光束114、115を部分透過、
部分反射できる半透明な反射膜が付けられており(不図
示)、第2の情報記録層105には反射率の高い反射膜
が付けられている(不図示)。
【0040】対物レンズ113は透明保護基盤101の
裏面に形成された第1の情報記録層104にフォーカス
サーボをかけ、第1の情報記録層104へ光束114の
集光スポットを結像形成する。また、別な時刻には同じ
対物レンズ113を経て収束させられた光束115は透
明保護基盤101を透過し、透明保護基盤101の下の
空気層107を経て第2の情報記録層105へ集光スポ
ットを結像形成することも可能である。従って、第1の
情報記録層104および第2の情報記録層105に記録
された第1の記録情報106aおよび第2の記録情報1
06bをそれぞれ別々に読み出すことができる。
【0041】図2はフォーカス引き込み時のフォーカス
エラー信号を示すグラフである。(a)は透明保護基盤
101と対物レンズ113が遠い場合であり、(b)は
透明保護基盤101と対物レンズ113が近い場合を示
す。図中218は第1の情報記録層104への合焦点、
219は第2の情報記録層105への合焦点、220お
よび221はS字カーブ振幅を示す。第1の情報記録層
104または第2の情報記録層105のそれぞれの面に
フォーカスを合わせる方法は、次のようなものである。
例えばフォーカス引き込み時に対物レンズ113を透明
保護基盤101に対して近づけたり遠ざけたりするが、
この時、図2に示すようにフォーカスエラー信号に2つ
のS字カーブが現れる。このS字カーブのそれぞれのゼ
ロクロスが第1の情報記録層104または第2の情報記
録層105に対応している。対物レンズ113が透明保
護基盤101に遠い側で現れるゼロクロスが第1の情報
記録層104への合焦点218であり、近い側で現れる
ゼロクロスが第2の情報記録層105への合焦点219
の筈である。従って、これを利用して2つの情報記録層
を区別して各々にフォーカスをかけることができる。
【0042】対物レンズ113が媒体に近づいているの
か遠ざかっているのかが判らない装置の場合など上記の
方法が使えない場合、2つの情報記録層の反射率の差に
よってS字カーブの振幅が異なることを利用する方法も
ある。反射率を例えば第1の情報記録層104から戻る
光量が少なくなるように設定した場合、図2に示すよう
に2つのS字カーブ220、221の振幅は異なる。こ
の振幅の差を検知してどの面に対応するゼロクロスなの
かを判断する方法がある。
【0043】ここで、図1に示される透明保護基盤厚1
02と空気層厚108は、基盤表面光束径116が、例
えば図3に示す従来の技術1の例の場合における基盤表
面光束系316と、ほぼ等しくなるように決定されてい
る。即ち、図1に示される透明保護基盤厚102と空気
層厚108をそれぞれDS 、DAir とし、透明保護基盤
101と空気層107の屈折率をそれぞれNS 、NAir
(=1.0)とし従来の技術1の例の透明保護基盤厚302を
1.2mm,屈折率をNとした場合、(DS /NS )+(D
Air /1.0)=1.2/N であるように設定すれば
良い。
【0044】他に、第1の情報記録層104と第2の情
報記録層105との間に再生性能の差が存在する場合、
第1の情報記録層104と第2の情報記録層105で記
録密度を異なるものにすることは対策として有効であ
る。具体的に記すと、第1の情報記録層104にフォー
カスを合わせている場合の基盤表面光束径117は、第
2の情報記録層105にフォーカスをあわせている場合
の基盤表面光束径116に比較して小さくなるため、透
明保護基盤101の表面の汚れに対する強さが相対的に
薄められる。そのため、第1の情報記録層104と第2
の情報記録層105の間に記録再生性能の差が存在する
場合が考えられる。他に、再生面の反射膜を設計する際
に所定の条件を満たすようにした結果、膜の吸収が大き
い、または透過率をそれ程上げられない場合が生ずるこ
とがある。このような場合、第1の情報記録層104を
通過したときの光量の減衰が大きくなる。従って第2の
情報記録層105を再生しようとした時、再生光束11
5は第1の情報記録層104を2回通過するので、信号
光量全体の低下が発生する。そのため、第1の情報記録
層104と第2の情報記録層105の間に記録再生性能
の差が存在する場合が考えられる。
【0045】このような時に第1の情報記録層104と
第2の情報記録層105で記録密度を異なるものにす
る、即ち、より再生条件が厳しい側の情報記録層の記録
密度を僅かに緩和することで問題を抑制することが可能
である。
【0046】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態も同じ図1を用いて示す。図1において、この形
態は記録消去可能な光学式情報記録再生媒体であるとす
る。従って、第1の情報記録層104および第2の情報
記録層105には位相構造を有する第1の案内溝106
aおよび第2の案内溝106bがそれぞれ形成され、記
録再生可能な光磁気膜が構成されている。また、第1の
情報記録層104には光束114、115を部分透過、
部分反射できる半透明な反射特性を有する光磁気膜が付
けられており、第2の情報記録層105には反射特性の
高い光磁気膜が付けられている。
【0047】対物レンズ113は透明保護基盤101の
裏面に形成された第1の情報記録層104にフォーカス
サーボをかけ、第1の情報記録層104へ光束114の
集光スポットを結像形成する。また、別な時刻には同じ
対物レンズ113を経て収束させられた光束115は透
明保護基盤101を透過し、透明保護基盤101の下の
空気層107を経て第2の情報記録層105へ集光スポ
ットを結像形成することも可能である。従って、第1の
情報記録層104および第2の情報記録層105にそれ
ぞれ別々に情報を記録したり、また、記録された第1の
記録情報106aおよび第2の記録情報106bをそれ
ぞれ別々に読み出すことができる。
【0048】第1の情報記録層104または第2の情報
記録層105のそれぞれの面にフォーカスを合わせる方
法は、上述の本発明の第1の実施の形態と同様である。
【0049】第1の情報記録層104と第2の情報記録
層105との間に再生性能の差が存在する場合、第1の
情報記録層104と第2の情報記録層105で記録密度
を異なるものにするという対策は、上述の本発明の第1
の実施の形態と同様である。
【0050】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態も同じ図1を用いて示す。図1において、この形
態は読み出し専用の情報記録面と記録消去可能な情報記
録面との両方を備えた光学式情報記録再生媒体であると
する。例えば、第1の情報記録層104は読み出し専用
の情報記録面であって、第2の情報記録層105は情報
の記録再生可能な情報記録面であるとする。従って、第
1の情報記録層104には位相構造を有するピットを用
いて記録された読み出し専用の情報である第1の記録情
報106aが記録されている。また、第2の情報記録層
105には位相構造を有する第2の案内溝106bが形
成され、記録再生可能な光磁気膜が構成されている。ま
た、第1の情報記録層104には光束114、115を
部分透過、部分反射できる半透明な反射特性を有する反
射膜が付けられており、第2の情報記録層105には反
射特性の高い光磁気膜が付けられている。
【0051】対物レンズ113は透明保護基盤101の
裏面に形成された第1の情報記録層104にフォーカス
サーボをかけ、第1の情報記録層104へ光束114の
集光スポットを結像形成する。また、別な時刻には同じ
対物レンズ113を経て収束させられた光束115は透
明保護基盤101を透過し、透明保護基盤101の下の
空気層107を経て第2の情報記録層105へ集光スポ
ットを結像形成することも可能である。従って、第2の
情報記録層105に情報を記録したり、また、記録され
た第1の記録情報106aおよび第2の記録情報106
bをそれぞれ別々に読み出すことができる。
【0052】第1の情報記録層104または第2の情報
記録層105のそれぞれの面にフォーカスを合わせる方
法は、上述の本発明の第1の実施の形態と同様である。
【0053】第1の情報記録層104と第2の情報記録
層105との間に再生性能の差が存在する場合、第1の
情報記録層104と第2の情報記録層105で記録密度
を異なるものにするという対策は、上述の本発明の第1
の実施の形態と同様である。(第4の実施の形態)本発
明の第4の実施の形態も同じ図1を用いて示す。図1に
おいて、この形態は上記第3の実施の形態と同様に、読
み出し専用の情報記録面と記録消去可能な情報記録面と
の両方を備えた光学式情報記録再生媒体であるとする。
但し、第1の情報記録層104と第2の情報記録層10
5の役割が第3の実施の形態と反対である。例えば、第
1の情報記録層104は情報の記録再生可能な情報記録
面であって、第2の情報記録層105は読み出し専用の
情報記録面であるとする。従って、第1の情報記録層1
04には位相構造を有する第1の案内溝106aが形成
され、記録再生可能な光磁気膜が構成されている。ま
た、第2の情報記録層105には位相構造を有するピッ
トを用いて記録された読み出し専用の情報である第2の
記録情報106bが記録されている。また、第1の情報
記録層104には光束114、115を部分透過、部分
反射できる半透明な反射特性を有する光磁気膜が付けら
れており、第2の情報記録層105には反射特性の高い
反射膜が付けられている。
【0054】対物レンズ113は透明保護基盤101の
裏面に形成された第1の情報記録層104にフォーカス
サーボをかけ、第1の情報記録層104へ光束114の
集光スポットを結像形成する。また、別な時刻には同じ
対物レンズ113を経て収束させられた光束115は透
明保護基盤101を透過し、透明保護基盤101の下の
空気層107を経て第2の情報記録層105へ集光スポ
ットを結像形成することも可能である。従って、第1の
情報記録層104に情報を記録したり、また、記録され
た第1の記録情報106aおよび第2の記録情報106
bをそれぞれ別々に読み出すことができる。
【0055】第1の情報記録層104または第2の情報
記録層105のそれぞれの面にフォーカスを合わせる方
法は、上述の本発明の第1の実施の形態と同様である。
【0056】第1の情報記録層104と第2の情報記録
層105との間に再生性能の差が存在する場合、第1の
情報記録層104と第2の情報記録層105で記録密度
を異なるものにするという対策は、上述の本発明の第1
の実施の形態と同様である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、透明保護
基盤の厚さを薄くすることによって、透明保護基盤のそ
りがもたらす収差の影響を低減させることを可能とし、
かつ、透明保護基盤の汚れや傷の影響をも従来なみに抑
制できるという効果がある。
【0058】また、この技術は2つの情報記録層を設け
た媒体を、1種類の透明保護基盤厚を有する媒体として
実現できるため、対物レンズは1種類の透明保護基盤厚
に対してのみ最適にするような設計が可能となるという
最も大きな効果がある。更に、このため、集光スポット
の収束精度を常に高く維持でき、鋭く絞った集光スポッ
トにて記録再生が可能なので高性能を実現できるという
効果がある。
【0059】また、2つの情報記録層の間隔を従来に比
べ大きくとれるので、記録再生中の層でない層からの信
号の漏れ込みを大幅に低減することができるという効果
がある。更に、この際、2つの情報記録層の間隔を大き
くとっても透明保護基盤厚は1種類なので、球面収差の
発生によって記録再生特性に影響を及ぼされることはな
いという効果がある。
【0060】更に、請求項毎に有する発明の効果につい
て記載する。
【0061】(請求項1)2層分の記録情報の再生層が
得られるので、容量が約2倍に拡大され1枚で大容量の
ROM媒体の実現が可能となるという効果がある。
【0062】(請求項2)2層分の記録情報の記録再生
層が得られるので、容量が約2倍に拡大され1枚で大容
量の記録再生媒体の実現が可能となるという効果があ
る。
【0063】(請求項3)第1の情報記録層にフォーカ
スを合わせている場合は、第2の情報記録層にフォーカ
スを合わせている場合に比較して基盤表面光束径が小さ
くなるため、基盤表面の汚れに対する強さが相対的に薄
められる。しかしながら、請求項3のように第1の情報
記録層をプリピットによる読み出し専用、第2の情報記
録層を例えば光磁気による記録再生用とした場合、一般
に読み出し専用の位相ピットの再生信号の変調度は光磁
気信号の再生信号変調度に比べ非常に大きな振幅が得ら
れる。従ってこの大きな振幅は多少の基盤表面の汚れに
左右されにくいので、第1の情報記録層を安定に再生で
きるパーシャルROM媒体として使用できるという効果
がある。
【0064】(請求項4)光磁気膜を設計する際に所定
の条件を満たすようにした結果、膜の吸収が大きいか、
または透過率をそれ程上げられない場合が生ずることが
ある。このような場合、第1の情報記録層を通過したと
きの光量の減衰が大きくなる。従って第2の情報記録層
を再生しようとした時、再生光束は第1の情報記録層を
2回通過するので、信号光量全体の低下が発生する。し
かしながら、請求項4のように第1の情報記録層を例え
ば光磁気による記録再生用、第2の情報記録層をプリピ
ットによる読み出し専用とした場合、一般に読み出し専
用の位相ピットの再生信号の変調度は光磁気信号の再生
信号変調度に比べ非常に大きな振幅が得られる。従って
この大きな振幅は多少の信号光量全体の低下に左右され
にくいので、第2の情報記録層を安定に再生できるパー
シャルROM媒体として使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1から第4の実施の形態の光学式情
報記録再生装置の模式的概略構成図である。
【図2】フォーカス引き込み時のフォーカスエラー信号
を示すグラフである。 (a)透明保護基盤と対物レンズが遠い場合を示す。 (b)透明保護基盤と対物レンズが近い場合を示す。
【図3】従来の一般的な光学式情報記録再生装置の模式
的概略構成図である。
【図4】従来の光学式情報記録再生装置のうち、エアサ
ンドイッチ構造を採るものの模式的概略構成図であり、
情報記録層が保護基盤の表面に設定される場合の例であ
る。
【図5】エアサンドイッチ構造を採る光学式情報記録再
生媒体の模式的概略構成図として開示された例である。
【図6】従来の光学式情報記録再生装置のうち、エアサ
ンドイッチ構造を採るものの模式的概略構成図であり、
情報記録層が透明保護基盤の裏面に設定される場合の例
である。
【図7】従来の光学式情報記録再生装置のうち、透明保
護基盤の2層構造を採るものの模式的概略構成図であ
る。
【符号の説明】 101、301、401、601、701 透明保護
基盤 102、302、402、602、702 透明保護
基盤厚 103、303、403、603、703 保護基盤 104、704 第1の情報記録層 105、705 第2の情報記録層 106 記録情報(位相ピット)または案内溝 106a 第1の記録情報(位相ピット)または案内
溝 106b 第2の記録情報(位相ピット)または案内
溝 107、407、507、607 空気層 108、408 空気層厚 113、313、413、613、713 対物レン
ズ 114、115、314、414、614、714、7
15 光束 116、117、316、416、616 基盤表面
光束径 218 第1の情報記録層への合焦点 219 第2の情報記録層への合焦点 220、221 S字カーブ振幅 304、404、504、604 情報記録層 306 記録情報(位相ピット)または案内溝 409、609 記録膜 410、610 記録情報 501 保護プレート 503 キャリアプレート 706 記録情報(位相ピット) 706a 第1の記録情報(位相ピット) 706b 第2の記録情報(位相ピット) 711 透明層 712 透明層厚

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の厚さを有する透明保護基盤にその
    表面から光束が照射され、前記光束の内部の記録層から
    の反射光による記録情報の再生が行われる光学式情報記
    録再生媒体において、 前記透明保護基盤の裏面に、前記光束による記録された
    情報の再生が可能な第1の情報記録層が配設され、前記
    第1の情報記録層に続いて空気層があり、前記空気層に
    続いて第2の保護基盤があり、前記第2の保護基盤の表
    面には前記第1の情報記録層を透過した前記光束による
    記録された情報の再生が可能な第2の情報記録層が配設
    されていることを特徴とする光学式情報記録再生媒体。
  2. 【請求項2】 所定の厚さを有する透明保護基盤にその
    表面から光束が照射され、前記光束による内部の記録層
    への情報の記録および前記光束の前記記録層からの反射
    光による記録情報の再生が行われる光学式情報記録再生
    媒体において、 前記透明保護基盤の裏面に、前記光束による情報の記録
    および記録された情報の再生が可能な第1の情報記録層
    が配設され、前記第1の情報記録層に続いて空気層があ
    り、前記空気層に続いて第2の保護基盤があり、前記第
    2の保護基盤の表面には前記第1の情報記録層を透過し
    た前記光束による情報の記録および記録された情報の再
    生が可能な第2の情報記録層が配設されていることを特
    徴とする光学式情報記録再生媒体。
  3. 【請求項3】 所定の厚さを有する透明保護基盤にその
    表面から光束が照射され、前記光束による内部の記録層
    への情報の記録および前記光束の前記記録層からの反射
    光による記録情報の再生が行われる光学式情報記録再生
    媒体において、 前記透明保護基盤の裏面に、前記光束による記録された
    情報の再生が可能な第1の情報記録層が配設され、前記
    第1の情報記録層に続いて空気層があり、前記空気層に
    続いて第2の保護基盤があり、前記第2の保護基盤の表
    面には前記第1の情報記録層を透過した前記光束による
    情報の記録および記録された情報の再生が可能な第2の
    情報記録層が配設されていることを特徴とする光学式情
    報記録再生媒体。
  4. 【請求項4】 所定の厚さを有する透明保護基盤にその
    表面から光束が照射され、前記光束による内部の記録層
    への情報の記録および前記光束の前記記録層からの反射
    光による記録情報の再生が行われる光学式情報記録再生
    媒体において、 前記透明保護基盤の裏面に、前記光束による情報の記録
    および記録された情報の再生が可能な第1の情報記録層
    が配設され、前記第1の情報記録層に続いて空気層があ
    り、前記空気層に続いて第2の保護基盤があり、前記第
    2の保護基盤の表面には前記第1の情報記録層を透過し
    た前記光束による記録された情報の再生が可能な第2の
    情報記録層が配設されていることを特徴とする光学式情
    報記録再生媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の何れか1項に記
    載の光学式情報記録再生媒体において、 前記第1の情報記録層が配設された前記透明保護基盤
    と、前記空気層を挟んで対向する前記第2の情報記録層
    が配設された前記第2の保護基盤とはその外縁部分にお
    いて、前記空気層を一定の厚さに保持するような支持体
    を介して接合されていることを特徴とする光学式情報記
    録再生媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光学式情報記録再生媒
    体において、 照射される前記光束は収斂する光束であって、前記光束
    が前記第2の情報記録層を記録および再生を行っている
    時に、前記透明保護基盤の表面で前記光束の径が所定の
    大きさに保たれるように前記支持体が設定されているこ
    とを特徴とする光学式情報記録再生媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6の何れか1項に記
    載の光学式情報記録再生媒体において、 前記第1の情報記録層が配設された前記透明保護基盤
    は、その厚さが0.4mm から1.0mm であることを特徴とす
    る光学式情報記録再生媒体。
  8. 【請求項8】 所定の厚さを有する透明保護基盤にその
    表面から光束が照射され、前記光束による内部の記録層
    への情報の記録および前記光束の前記記録層からの反射
    光による記録情報の再生が行われる光学式情報記録再生
    装置において、 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の光学式情報
    記録再生媒体を用いて記録と再生がおこなわれているこ
    とを特徴とする光学式情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光学式情報記録再生装
    置において、 前記光束の集光スポットの結像形成位置は、前記第1の
    情報記録層と前記第2の情報記録層とに、対物レンズの
    フォーカスサーボにより切替え可能であることを特徴と
    する光学式情報記録再生装置。
JP7232677A 1995-09-11 1995-09-11 光学式情報記録再生媒体および該光学式情報記録再生媒体を用いた光学式情報記録再生装置 Pending JPH0981963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100554070B1 (ko) * 1999-02-10 2006-02-22 삼성전자주식회사 고밀도 광학적 저장매체
KR100627106B1 (ko) * 1998-04-10 2007-12-04 엘지전자 주식회사 광기록 매체 및 그 제조방법

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