JPH0982041A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH0982041A
JPH0982041A JP23530295A JP23530295A JPH0982041A JP H0982041 A JPH0982041 A JP H0982041A JP 23530295 A JP23530295 A JP 23530295A JP 23530295 A JP23530295 A JP 23530295A JP H0982041 A JPH0982041 A JP H0982041A
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JP
Japan
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filter
signal
signal processing
circuit
frequency
Prior art date
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JP23530295A
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Yoshiyuki Sasaki
慶幸 佐々木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の大型化・複雑化を防止し、かつ、入力
信号に応じたフィルタ処理及びクロック発生動作を行
う。 【解決手段】 信号処理装置は、入力信号のフィルタ処
理を施すフィルタ手段と、前記入力信号の位相を検出す
る位相検出手段と、前記位相検出手段の出力を入力と
し、前記入力信号に位相同期したクロックを発生する発
振手段と、前記位相検出手段の出力に基づいて前記発振
手段と前記フィルタ手段とを制御する制御手段とを備え
て構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号処理装置に関
し、特には、入力信号に位相同期したクロックを用いて
処理を施すものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、従来より、入力ビ
デオ信号をデジタル信号に変換して磁気テープに記録、
再生するデジタルVTRが知られている。
【0003】図6はこの様な従来のディジタルVTRに
おける記録系のブロック図である。
【0004】図において、1は入力端子、2はプリフィ
ルター、3はA/D変換器、4はデータ圧縮回路、5は
エラー訂正符号化回路、6は変調回路、7はヘッド、8
はテープである。
【0005】9は映像信号から同期信号を分離する同期
分離回路、10は同期分離回路9出力と分周器13出力
の位相差を検出する位相検出回路、11はループフィル
ター、12は発振器である。
【0006】つぎに動作について説明する。入力端子1
に入力された、たとえばNTSC方式の映像信号は、プ
リフィルター2と同期分離回路9に供給される。
【0007】同期分離回路9では入力映像信号中の水平
同期信号を分離し、この水平同期信号の周波数である1
5.75KHzの信号を出力する。位相検出回路10
は、同期分離回路9の出力と、発振器の12出力を分周
した分周器13の出力との位相差を検出する。そして、
位相検出回路10の出力を、ループフィルター11でフ
ィルター処理して発振器12に負帰還することによっ
て、入力した映像信号に発振器12の出力クロックを位
相同期させるPLL回路を構成している。
【0008】一方、A/D変換器3で映像信号をサンプ
リングする際にエリアジング歪みが生じないように、プ
リフィルター2はA/D変換クロック周波数の1/2程
度にしゃ断周波数を持つローパスフィルター特性で高域
成分を除去する。プリフィルター2の例としては図7に
示すように、インダクタLとコンデンサCを組み合わせ
た二次フィルターをバッファで接続したものなどがあ
る。
【0009】A/D変換器3の出力を、データ圧縮回路
4でDCTやDPCMといった方式でデータ圧縮を行
い、エラー訂正符号化回路5でエラー訂正のためのパリ
ティ信号を付加し、変調回路6で変調したのちにヘッド
7でテープ8に記録するものである。
【0010】つぎにプリフィルター2を集積回路上に構
成する方法について、図を用いて説明する。図8は「N
ational Technica Report V
ol.39 NO.6 Dec1993ビデオムービー
用Y/C 1チップ ICAN2400」に示されるジ
ャイレータと呼ばれる回路の一列で、端子Aから端子
A′間を流れる電流i1と両端子間の電圧V1の関係は次
式となる。
【0011】
【外1】
【0012】これより
【0013】
【外2】 となり、RとCを用いて等価インダクタを集積回路上に
実現できることになる。そして、I3を固定し、I1を可
変すれば等価L値を変化させることが可能である。
【0014】つぎに、集積回路で±20%程度発生する
抵抗やコンデンサの絶対値のバラつきによるフィルター
特性の変化を抑える方法について図9を用いて説明す
る。
【0015】図中、点線で示した2次ローパスフィルタ
ーの目標とするしゃ断周波数を、水晶発振器16の発振
周波数と同じとする。そしてしゃ断周波数で90°遅れ
た信号と、水晶発振器16出力との位相が90°となる
ように位相検出器17で位相差を検出して図8及び式2
における基準電流I1を変化させ、目標のしゃ断周波数
となるようにL値を補正するフィードバックループを形
成している。
【0016】集積回路の特徴として、各抵抗間、各コン
デンサ間の相対値のバラつきは極めて小さく、フィルタ
ー回路で用いるインダクタのすべてをジャイレータで構
成し、ジャイレータの基準電流I1を同時に制御するこ
とによりプリフィルタ2のしゃ断周波数を正規の値に調
整できるものである。
【0017】従来のディジタルVTRにおけるプリフィ
ルターは以上のように構成されており、ディジタル信号
処理回路のクロック信号を発生するためのPLL回路の
ほかに、プリフィルターを調整するためにさらに一系統
のPLL回路が必要であった。
【0018】さらにクロック信号の周波数は映像信号の
色副搬送波(fsc)の整数倍(3ないし4倍)に選ば
れることが一般的である。従って、例えば入力する映像
信号のテレビ方式がたとえばNTSC方式とPAL方式
とを含む場合、入力信号に応じてクロック周波数を変化
させる必要がある。
【0019】この場合、プリフィルター2のしゃ断周波
数もテレビ方式に応じて変化させなければならず、プリ
フィルター2を2種類設けるかプリフィルター2調整用
の発振器を2種類設けるなど回路が複雑となり、コスト
が高くなる問題点があった。
【0020】本発明はこの様な問題を解決し、回路の大
型、複雑化を防止し、かつ、入力信号に応じたフィルタ
処理及びクロック発生動作を行うことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を考慮して、本
願発明は、入力信号にフィルタ処理を施すフィルタ手段
と、前記入力信号の位相を検出する位相検出手段と、前
記位相検出手段の出力を入力とし、前記入力信号に同期
したクロックを発生する発振手段と、前記位相検出手段
の出力に基づいて前記発振手段と前記フィルタ手段とを
制御する制御手段とを備えて構成されている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0023】図1はデジタルVTRに対して本発明を適
用した場合の装置の構成を示すブロック図であり、以
下、図6に示した装置と異なる点について説明する。
【0024】図1において、プリフィルター2がR1
1,C1とアンプ1による2次のフィルターf1,
2,L2,C2とアンプ2による2次のフィルターf2
で構成され、しゃ断周波数はそれぞれfS/2付近に選
ばれている。
【0025】また、L3とC3で、発振器12の発振周波
数を決定する2次のフィルターf3を構成し、電流源1
4,アンプ4と組み合わせて発振器としている。ここで
は、逓倍回路15で発振器12出力の周波数を2倍し
て、A/D変換器3などのディジタル信号処理回路へ供
給している。
【0026】次に動作について説明する。集積回路上に
同様の回路形式、マスク構成で作られタジャイレータを
用いて等価インダクタとされたL1,L2,L3が、ほぼ
同じインダクタンスになるようにジャイレータ負荷とな
る図8におけるコンデンサC0がそれぞれ等しく選ばれ
ているとする。
【0027】そして、フィルターf1,フィルターf2
それぞれの周波数特性は、ジャイレータの基準電流が中
心値であると図2(a),図2(b)のようなほぼ同じ
しゃ断周波数(fS/2),Q(Qは一般に回路の良さ
と呼ばれるものである)となるようにR1,R2,C1
2の値が選ばれている。
【0028】一方、発振器12の発振周波数を決めるフ
ィルターf3の周波数特性は、RやCのバラつきがな
く、ジャイレータの基準電流が中心値であると、図3の
ようにfS/2に鋭いピークを持つ特性であるから、発
振器12はfS/2の周波数で発振する。さらに、入力
された映像信号に発振器12出力が位相同期するよう
に、位相検出回路10、ループフィルター11によるP
LL回路が動作する。
【0029】従って、集積回路のRやCの絶対値のバラ
つきに基づくクロック位相の変動があると、ジャイレー
タの基準電流がPLLの動作によって制御され、発振周
波数はfS/2に保たれる。そして、この発振周波数を
S/2に保持しているときのジャイレータ基準電流
を、L1,L2を構成する同様のジャイレータにも供給す
ることにより、プリフィルター2のしゃ断周波数もFS
/2に制御できるものである。
【0030】つぎに、入力される映像信号が、異なるテ
レビ方式であるNTSC方式かPAL方式の映像信号で
ある場合について説明する。
【0031】水平同期周波数は両方式ともほぼ同じであ
るが、色副搬送波(fSC)はNTSC方式で約3.58
MHz、PAL方式で約4.43MHzである。A/D
変換に用いるクロックの周波数を色副搬送波の4倍(4
SC)とすると、NTSC方式では14.3MHz、P
AL方式では17.72MHzとなる。
【0032】この両方式に対応するため、クロック周波
数選択回路の一例として分周器13の分周比を切り換え
て、発振周波数を変えることができる。
【0033】即ち、発振器12の発振周波数を変えるた
めに分周器13の分周比を変えることにより位相検出回
路10の出力信号、つまりループフィルタの出力信号の
電圧を変えさせることにより、プリフィルタ2のしゃ断
周波数を図4に示す様に変えることができ、エリアジン
グ歪みを小さく抑えられる。
【0034】この様に、本実施例においては、プリフィ
ルタにて用いられる2次のフィルタ及び発振器にて用い
られる2次のフィルタを同様の回路形式で構成し、発振
器の制御信号により両フィルタを制御し、クロックの周
波数及びフィルタのしゃ断周波数を変えているので、回
路の要素のバラつきによる特性の変化の影響を容易に吸
収できる。
【0035】また、異なる形式の映像信号が入力された
場合でも、各入力信号に適したしゃ断周波数のプリフィ
ルタを実現でき、しかも、そのために新たな回路を追加
する必要もない。
【0036】なお、前述の実施例ではしゃ断周波数が制
御可能なフィルター回路としてジャイレータを用いた例
について説明したが、図5に示すようなトランスコンダ
クタンス回路と呼ばれる電圧−電流変換特性(gm)が
制御可能な素子を用いたアクティブフィルターなど、集
積回路上に実現でき、かつ、しゃ断周波数の制御可能な
フィルターであれば、前述の実施例と同様の動作が期待
できる。
【0037】また、前述の実施例ではディジタルVTR
を一例にして説明したが、帯域圧縮装置(CODEC)
など、他の装置に本発明を適用する場合であっても同様
の動作が期待できる。
【0038】また、前述の実施例ではA/D変換器とプ
リフィルターを組合わせる場合について説明したが、映
像信号処理装置の出力部であるD/A変換器とポストフ
ィルターの組合わせに本発明を適用することも可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、入力信号の位相検出出力に基づいて発振手段とフ
ィルタ手段とを制御しているので、回路規模を大型化す
ることなく、入力信号の周波数変動に応じて最適なフィ
ルタ処理を行うことができると共に入力信号に同期した
クロックを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのデジタルVTRの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のプリフィルタにおける各フィルタの特性
を示す図である。
【図3】図1の発振器の特性を示す図である。
【図4】図1のプリフィルタの特性を示す図である。
【図5】本発明の実施例で用いられるトランスコンダク
タンス回路の構成を示す図である。
【図6】従来のデジタルVTRの構成を示すブロック図
である。
【図7】図6の装置におけるプリフィルタの構成を示す
図である。
【図8】本発明の実施例で用いられるジャイレータの構
成を示す図である。
【図9】従来のフィルタの周波数特性の制御回路の構成
を示す図である。
【符号の説明】 2 プリフィルタ 3 A/D変換器 12 発振器 22

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号にフィルタ処理を施すフィルタ
    手段と、 前記入力信号の位相を検出する位相検出手段と、 前記位相検出手段の出力を入力とし、前記入力信号に同
    期したクロックを発生する発振手段と、 前記位相検出手段の出力に基づいて前記発振手段と前記
    フィルタ手段とを制御する制御手段とを備える信号処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記位相検出手段の出力
    に基づいて前記クロックの周波数を制御することを特徴
    とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記発振手段は遮断周波数の制御可能な
    2次以上の次数を有するフィルタ回路により発振周波数
    が決定され、 前記制御手段は前記フィルタ回路の遮断周波数を制御す
    ることにより前記発振周波数を制御することを特徴とす
    る請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ手段の遮断周波数と前記発
    振手段を構成するフィルタ回路の遮断周波数とが近接し
    ていることを特徴とする請求項3に記載の信号処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ手段は、それぞれ遮断周波
    数の制御可能な2次以上の次数を有する複数のフィルタ
    回路を有することを特徴とする請求項1に記載の信号処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は前記位相検出手段の出力
    に基づいて前記フィルタ手段の遮断周波数を制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は前記位相検出手段の出力
    を入力とするループフィルタを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記入力信号は、互いに方式の異なる複
    数種類のビデオ信号を含み、 前記ビデオ信号の種類に応じて前記クロックの周波数を
    変更する周波数変更手段を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】 前記入力信号は映像信号であり、前記ク
    ロックを用いて前記フィルタ手段から出力された映像信
    号をサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D変
    換手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の信号
    処理装置。
  10. 【請求項10】 第1のフィルタ回路を有し、入力信号
    にフィルタ処理を施すフィルタ手段と、 第2のフィルタ回路を有し、前記入力信号に同期したク
    ロックを発生するクロック発生手段とを備え、 前記単一の制御信号に基づいて前記第1のフィルタ回路
    と第2のフィルタ回路とを制御して、前記フィルタ手段
    の遮断周波数と前記クロックの周波数とを制御すること
    を特徴とする信号処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のフィルタ回路は、それぞれ
    2次以上の次数を有する複数のフィルタを有し、 前記複数のフィルタ及び前記第2のフィルタ手段の遮断
    周波数が近接していることを特徴とする請求項10に記
    載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のフィルタ回路はそれぞれ2
    次以上の次数を有する複数のフィルタを有し、前記複数
    のフィルタ及び第2のフィルタ手段は、同様の回路形式
    及びマスク構成で同一の集積回路上に形成されているこ
    とを特徴とする請求項10に記載の信号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2のフィルタ手段はジ
    ャイレータ回路を含むことを特徴とする請求項10に記
    載の信号処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2のフィルタ手段にお
    けるジャイレータ回路のインダクタンスを前記単一の制
    御信号に基づいて制御することを特徴とする請求項13
    に記載の信号処理装置。
  15. 【請求項15】 前記単一の制御信号は、前記クロック
    と前記入力信号との位相差を示す信号であることを特徴
    とする請求項10に記載の信号処理装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2のフィルタ手段はト
    ランスコンダクタンス可変アンプを用いたアクティブフ
    ィルタであることを特徴とする請求項10に記載のデー
    タ処理装置。
JP23530295A 1995-09-13 1995-09-13 信号処理装置 Withdrawn JPH0982041A (ja)

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