JPH0982142A - 防蟻・防鼠電線ケーブル - Google Patents

防蟻・防鼠電線ケーブル

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JPH0982142A
JPH0982142A JP7238473A JP23847395A JPH0982142A JP H0982142 A JPH0982142 A JP H0982142A JP 7238473 A JP7238473 A JP 7238473A JP 23847395 A JP23847395 A JP 23847395A JP H0982142 A JPH0982142 A JP H0982142A
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rat
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Tamio Kawai
民生 川井
Hirobumi Otani
寛文 大谷
Yuichi Hara
雄一 原
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シースに可撓性を備え、シース厚を通常の厚
さより厚くしなくても、また、味盲な蟻や鼠がいても防
蟻性、防鼠性を十分に発揮でき、ケーブルを細径に形成
できるようにする。 【解決手段】 外層8を防蟻剤及び防鼠剤を配合したポ
リ塩化ビニル樹脂組成物で構成し、内層7を噛み切れな
い硬質な樹脂のアセタール樹脂樹脂で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シースに防蟻性、
防鼠性を施した電線ケーブルに係り、特に可撓性を有し
味盲な蟻や鼠がいても防蟻性、防鼠性を十分発揮するこ
とができ、ケーブルを細径にするに適したシース厚に形
成することのできる防蟻・防鼠電線ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電線ケーブルは、最外層にシー
スが被覆されており、このシースは合成樹脂(主に、塩
化ビニル系樹脂)が用いられている。この合成樹脂は、
時として白蟻の食害にあったり、鼠の食害にあったりす
ることが多く、電線ケーブルの耐久性に重大な影響を与
えている。そこで、従来は、この白蟻や鼠の食害から電
線ケーブルを保護するために、種種の方法が採られてい
る。1つは白蟻や鼠が噛み切れない硬質の材質を形成
し、物理的に保護する方法である。これには、例えば、
ステンレステープを巻き付けるもの、ナイロン防蟻シー
スを設けるものがある。この物理的に保護する方法に関
するものとしては、例えば、シースにポリビニルアセタ
ール樹脂を用いた特開平6−306246号がある。他
の1つは薬剤をシース内に配合しケーブルを白蟻や鼠が
忌避するようにしたり、殺蟻や殺鼠することにより防蟻
及び防鼠効果を発揮する薬剤で保護する方法である。こ
の薬剤で保護する方法に関するものとしては、例えば、
塩化ビニル系樹脂にマイクロカプセル化した防鼠剤と防
蟻剤を配合して構成した特開平3−257712号があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】物理的に保護する方法
のSUSテープを巻き付けるものは、このテープの上に
さらにシースを被覆するため、このシースが蟻害・鼠害
を受けることになる。また、物理的に保護する方法のナ
イロン防蟻シースを設けるものは、硬すぎて可撓性が悪
く使用に耐えない。薬剤で保護する方法は、特に寒冷地
では味盲の白蟻や鼠がいて十分な防鼠性を発揮できない
ことがある。本発明の目的は、シースに可撓性を備え、
シース厚を通常の厚さより厚くしなくても、また、味盲
な蟻や鼠がいても防蟻性、防鼠性を十分に発揮でき、ケ
ーブルを細径に形成できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おける防蟻・防鼠電線ケーブルは、シースを内外2層に
形成し、外層を薬剤によって防蟻効果を発揮する薬剤防
蟻層又は防鼠効果を発揮する薬剤防鼠層で構成し、内層
を噛み切れない物理的強度を備えた物理的保護層で構成
したものである。外層を薬剤による防蟻層としたことで
白蟻がケーブルを齧るのを、又は外層を薬剤による防鼠
層としたことで鼠がケーブルを齧るのを防止し、防蟻層
である外層に対して鼠や味盲の白蟻が齧ったり、防鼠層
である外層に対して白蟻や味盲の鼠が外層の薬剤による
効果なく齧ったときにも、内層を噛み切れない物理的強
度を備えた物理的保護層で、ケーブルを食害から保護す
ることができる。
【0005】請求項2に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、シースを内外2層に形成し、外層を薬
剤によって防蟻及び防鼠効果を発揮する薬剤防蟻・防鼠
層で構成し、内層を噛み切れない物理的強度を備えた物
理的保護層で構成したものである。外層を薬剤による保
護層としたことで薬効によって白蟻・鼠がケーブルを齧
るのを防止し、味盲の白蟻・鼠が外層の薬剤による効果
なく外層を齧っても、内層の噛み切れない物理的強度を
備えた物理的保護層で、ケーブルを食害から保護するこ
とができる。
【0006】請求項3に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、シースを内外2層に形成し、外層を、
防蟻剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で、又は防
鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成し、内
層を噛み切れない硬質な樹脂で構成したものである。外
層を防蟻剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成
した場合には、薬効によって白蟻が外層を齧るのを防止
し、外層を防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物
で構成した場合には、薬効によって鼠が外層を齧るのを
防止し、防蟻剤が配合された外層に対して鼠や味盲の白
蟻が齧ったり、防鼠剤が配合された外層に対して白蟻や
味盲の鼠が齧ったときにも、内層の噛み切れない物理的
強度を備えた物理的保護層で、ケーブルを食害から保護
することができる。
【0007】請求項4に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、シースを内外2層に形成し、外層を防
蟻剤及び防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で
構成し、内層を噛み切れない硬質な樹脂で構成したもの
である。外層を防蟻剤及び防鼠剤を配合したポリ塩化ビ
ニル樹脂組成物で構成したことで白蟻や鼠がケーブルを
齧るのを防止し、味盲の白蟻や味盲の鼠が防蟻剤及び防
鼠剤による効果なく外層を齧っても、内層の噛み切れな
い物理的強度を備えた物理的保護層で、ケーブルを食害
から保護することができる。
【0008】請求項5に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、シースを内外2層に形成し、外層を、
防蟻剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で、又はマ
イクロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル
樹脂組成物で構成し、内層を噛み切れない硬質な樹脂で
構成したものである。外層を防蟻剤を配合したポリ塩化
ビニル樹脂組成物で構成した場合には、薬効によって白
蟻が外層を齧るのを防止し、外層をマイクロカプセル化
した防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成
した場合には、薬効によって鼠が外層を齧るのを長期間
に渡って防止し、防蟻剤が配合された外層に対して鼠や
味盲の白蟻が齧ったり、防鼠剤が配合された外層に対し
て白蟻や味盲の鼠が齧ったときにも、内層の噛み切れな
い物理的強度を備えた物理的保護層で、ケーブルを食害
から保護することができる。
【0009】請求項6に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、シースを内外2層に形成し、外層を防
蟻剤及びマイクロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ
塩化ビニル樹脂組成物で構成し、内層を噛み切れない硬
質な樹脂で構成したものである。外層を防蟻剤及びマイ
クロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹
脂組成物で構成したことで白蟻の食害を防止すると共に
鼠の食害に対して長期間に渡り保護することができ、味
盲の白蟻・鼠が防蟻剤及び防鼠剤による効果なく齧った
ときにも内層の噛み切れない物理的強度を備えた物理的
保護層でケーブルを保護することができる。
【0010】請求項7に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、内層を構成する噛み切れない硬質な樹
脂を、アセタール樹脂で構成したものである。アセター
ル樹脂は、アルデヒド類をカルボニル基の作用によって
付加重合させて得られるポリアセタールを主成分とする
熱可塑性プラスチックで、あらゆる熱可塑性プラスチッ
クの中で最も剛いものに属し、疲労寿命が長くレジリエ
ンスがよく、乾湿性が小さく、耐溶剤性および耐薬品性
が大きく、電気絶縁性がよく、通常の押出技術で加工す
ることができる。外層を防蟻剤及び防鼠剤の薬剤をポリ
塩化ビニル樹脂組成物に配合して外層を白蟻・鼠が齧る
のを防止し、内層をアセタール樹脂という硬質の熱可塑
性プラスチックで形成し味盲の白蟻・鼠が外層の薬剤
(防蟻剤及び防鼠剤)に影響されずに齧ったときに、ア
セタール樹脂はすべり性がよく白蟻や鼠の歯によって削
ろうとしても、すべり傷が付かず、シースを噛み切って
しまわないようしてケーブルを保護する(防蟻性・防鼠
性を持たせる)ことができる。
【0011】請求項8に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、内層を構成するアセタール樹脂の厚さ
を、0.2mm以上の厚さに形成するようにしたものであ
る。アセタール樹脂があらゆる熱可塑性プラスチックの
中で最も剛いものに属するとはいえ、鼠の噛む力は相当
なもので、ケーブルを保護するためには、0.2mm以上
の厚さが必要であるということである。
【0012】請求項9に記載の発明における防蟻・防鼠
電線ケーブルは、防蟻剤を、フェニトロチオン、クロロ
ピリオス、ジエチルトルアミドのいずれか1種又は2種
以上としたもので、防蟻剤を具体的に特定したものであ
る。
【0013】請求項10に記載の発明における防蟻・防
鼠電線ケーブルは、防鼠剤を、シクロヘキシミド又はナ
フテン酸銅としたもので、防鼠剤を具体的に特定したも
のである。この防鼠剤としては、シクロヘキシミドをマ
イクロカプセル化したものが適している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る防蟻・防鼠電
線ケーブルの実施の形態について説明する。図1には、
本発明に係る防蟻・防鼠電線ケーブルの実施の形態が示
されている。
【0015】図において、1は防蟻・防鼠電線ケーブル
で、複数本(本実施例においては4本)の絶縁電線2を
撚り合わせて構成している。絶縁電線2は、複数本の銅
線を撚り合わせた撚線によって構成される導体3の外周
に絶縁体4を被覆して構成されている。複数本の絶縁電
線2は、介在物5を介在させることにより防蟻・防鼠電
線ケーブル1を略断面円形状に成形され、押巻テープ6
で押え巻きされて、この上にシースが押し出し被覆され
ている。このシースは、内層7と外層8の2層構造で構
成されている。シースを構成する内層7は、噛み切れな
い物理的強度を備えた物理的保護層、具体的にはアセタ
ール樹脂によって構成してある。アセタール樹脂は、ア
ルデヒド類をカルボニル基の作用によって付加重合させ
て得られるポリアセタールを主成分とする熱可塑性プラ
スチックである。このアセタール樹脂については制限は
ないが、耐スクレープ性について3000回以上のもの
が理想である。この耐スクレープ性の試験は、0.3mm
の厚さのアセタール樹脂で製造したシートを0.5mφ
の銅線に外れないように止め、0.5mmφの金属棒を直
交するように載せ、シートの上にメタルプランジャを接
し、このメタルプランジャを60回/分の速さで100
mmの往復運動をさせ、メタルプランジャの先端がシー
トを破り銅線に接触するまで往復運動を繰り返し行う。
このメタルプランジャの先端には、JIS・H・550
1(超硬合金)に規定されたG種2号相当のタングステ
ンカーバイトを使用したφ0.45±0.01mmの球
が取り付けられている。また、メタルプランジャの後端
には、7N(714g)の錘が取り付けられている。し
たがって、メタルプランジャが60回/分の速さで10
0mmの往復運動している間、メタルプランジャの先端
の球には、7N(714g)の荷重が掛かっている。ま
た、銅線とメタルプランジャとは、通電測定器を介して
接続されており、この通電測定器は、アセタール樹脂製
シートの上を7N(714g)の荷重を掛けながらメタ
ルプランジャを60回/分の速さで100mmの往復運
動をさせることにより、アセタール樹脂製シートを摩耗
させ、メタルプランジャの先端の球がアセタール樹脂製
シートを破って銅線に接触した時点を検出するものであ
る。したがって、耐スクレープ性試験は、メタルプラン
ジャの往復を1回とし、メタルプランジャの先端の球が
アセタール樹脂製シートを破り銅線に接触するまでの回
数によって示される。
【0016】押巻テープ6の上に被覆されるアセタール
樹脂の厚さは、蟻・鼠の噛む力に対して決定されるもの
で、蟻・鼠の噛む力が相当強力であっても噛み切られる
ことがないという厚さである。アセタール樹脂の厚さと
白蟻の蟻咬、鼠の鼠咬による損傷の程度との関係につい
て調べた蟻害・鼠害試験の結果が表1に示されている。
【0017】表 1 表1の結果から明らかなように、0.1mmの厚さでは役
に立たず、アセタール樹脂の厚さは、少なくとも0.2
mm以上であることが必要である。したがって、アセター
ル樹脂は、押巻テープ6の上に厚さ0.2mm以上に形成
されてある。また、樹脂が厚くなり過ぎると可撓性が低
下するので、0.2〜0.5mmの範囲にあることが好ま
しい。
【0018】シースを構成する外層8は、薬剤保護層
で、防蟻剤、防鼠剤を配合して構成されている。この外
層8は、第1に、薬剤によって防蟻効果を発揮する薬剤
防蟻層で、具体的には、防蟻剤を配合したポリ塩化ビニ
ル樹脂組成物で構成している。第2に、薬剤によって防
鼠効果を発揮する薬剤防鼠層で、具体的には、防鼠剤を
配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成しいる。第3
に、薬剤によって防鼠効果を発揮する薬剤防鼠層で、具
体的には、防鼠剤をマイクロカプセル化してポリ塩化ビ
ニル樹脂組成物に配合して構成している。第4に薬剤に
よって防蟻効果及び防鼠効果を発揮する薬剤防蟻・防鼠
層で、具体的には、防蟻剤及び防鼠剤を配合したポリ塩
化ビニル樹脂組成物で構成している。第5に薬剤によっ
て防蟻効果及び防鼠効果を発揮する薬剤防蟻・防鼠層
で、具体的には、防蟻剤と、マイクロカプセル化した防
鼠剤をポリ塩化ビニル樹脂組成物に配合して構成してい
る。そして、この防蟻剤には、フェニトロチオン、クロ
ロピリオス、ジエチルトルアミドのいずれか1種又は2
種以上が用いられ、防鼠剤には、シクロヘキシミド又は
ナフテン酸銅が用いられている。
【0019】この内層7と外層8とは、1台の押出し機
を用いて押巻テープ6の上に内層7を押し出し被覆した
後、内層7のアセタール樹脂の上に外層8を押し出し被
覆してシースが形成される。
【0020】したがって、防蟻層である外層に対して鼠
や味盲の白蟻が齧ったり、防鼠層である外層に対して白
蟻や味盲の鼠が外層の薬剤による効果なく齧ったとき、
盲の鼠等薬剤による効果が期待できずにシースの外層が
食害された場合でも、内層のアセタール樹脂の滑り性
(蟻や鼠の歯によって削ろうとしても滑ってしまう)の
良さによって物理的に保護され、外層の薬剤によって9
0%程度の防蟻・防鼠効果を示し、残りをアセタール樹
脂で補い、100%の防蟻・防鼠効果が得られる。この
ようにして蟻や鼠によってシースに傷を付けられること
がないようにすることができ、雨水の侵入による絶縁ト
ラブル等をなくすことが可能となる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、外層を薬剤による防蟻
層としたことで白蟻がケーブルを齧るのを、又は外層を
薬剤による防鼠層としたことで鼠がケーブルを齧るのを
防止し、防蟻層である外層に対して鼠や味盲の白蟻が齧
ったり、防鼠層である外層に対して白蟻や味盲の鼠が外
層の薬剤による効果なく齧ったときにも、内層の噛み切
れない物理的強度を備えた物理的保護層で、ケーブルを
食害から保護することができる。
【0022】また、本発明によれば、外層を薬剤による
保護層としたことで薬効によって白蟻・鼠がケーブルを
齧るのを防止し、味盲の白蟻・鼠が外層の薬剤による効
果なく外層を齧っても、内層の噛み切れない物理的強度
を備えた物理的保護層で、ケーブルを食害から保護する
ことができる。
【0023】さらに、本発明によれば、外層を防蟻剤を
配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成した場合に
は、薬効によって白蟻が外層を齧るのを防止し、外層を
防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成した
場合には、薬効によって鼠が外層を齧るのを防止し、防
蟻剤が配合された外層に対して鼠や味盲の白蟻が齧った
り、防鼠剤が配合された外層に対して白蟻や味盲の鼠が
齧ったときにも、内層の噛み切れない物理的強度を備え
た物理的保護層で、ケーブルを食害から保護することが
できる。
【0024】またさらに、本発明によれば、外層を防蟻
剤及び防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構
成したことで白蟻や鼠がケーブルを齧るのを防止し、味
盲の白蟻や味盲の鼠が防蟻剤及び防鼠剤による効果なく
外層を齧っても、内層の噛み切れない物理的強度を備え
た物理的保護層で、ケーブルを食害から保護することが
できる。
【0025】さらにまた、本発明によれば、外層を防蟻
剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構成した場合
には、薬効によって白蟻が外層を齧るのを防止し、外層
をマイクロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ塩化ビ
ニル樹脂組成物で構成した場合には、薬効によって鼠が
外層を齧るのを長期間に渡って防止し、防蟻剤が配合さ
れた外層に対して鼠や味盲の白蟻が齧ったり、防鼠剤が
配合された外層に対して白蟻や味盲の鼠が齧ったときに
も、内層の噛み切れない物理的強度を備えた物理的保護
層で、ケーブルを食害から保護することができる。
【0026】また、本発明によれば、外層を防蟻剤及び
マイクロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ塩化ビニ
ル樹脂組成物で構成したことで白蟻の食害から保護で
き、鼠の食害に対しては、長期間に渡って保護すること
ができ、味盲の白蟻・鼠が防蟻剤及び防鼠剤による効果
なく齧ったときにも内層の噛み切れない物理的強度を備
えた物理的保護層でケーブルを保護することができる。
【0027】また、本発明によれば、内層をアセタール
樹脂という硬質の熱可塑性プラスチックで形成し味盲の
白蟻・鼠が外層の薬剤(防蟻剤及び防鼠剤)に影響され
ずに齧ったときに、アセタール樹脂はすべり性がよく白
蟻や鼠の歯によって削ろうとしても、すべり傷が付か
ず、シースを噛み切ってしまわないようしてケーブルを
確実に保護する(防蟻性・防鼠性を持たせる)ことがで
きる。
【0028】そして、本発明によれば、内層を構成する
アセタール樹脂の厚さを、0.2mm以上の厚さに形成す
ることによって、いかなる白蟻・鼠の歯によっても噛み
切られることがないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防蟻・防鼠電線ケーブルの実施の
形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1………………………………………防蟻・防鼠電線ケー
ブル 2………………………………………絶縁電線 3………………………………………導体 4………………………………………絶縁体 5………………………………………介在物 6………………………………………押巻テープ 7………………………………………内層 8………………………………………外層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シースを内外2層に形成し、外層を薬剤
    によって防蟻効果を発揮する薬剤防蟻層又は防鼠効果を
    発揮する薬剤防鼠層で構成し、内層を噛み切れない物理
    的強度を備えた物理的保護層で構成してなる防蟻・防鼠
    電線ケーブル。
  2. 【請求項2】 シースを内外2層に形成し、外層を薬剤
    によって防蟻及び防鼠効果を発揮する薬剤防蟻・防鼠層
    で構成し、内層を噛み切れない物理的強度を備えた物理
    的保護層で構成してなる防蟻・防鼠電線ケーブル。
  3. 【請求項3】 シースを内外2層に形成し、外層を防蟻
    剤又は防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構
    成し、内層を噛み切れない硬質な樹脂で構成してなる防
    蟻・防鼠電線ケーブル。
  4. 【請求項4】 シースを内外2層に形成し、外層を防蟻
    剤及び防鼠剤を配合したポリ塩化ビニル樹脂組成物で構
    成し、内層を噛み切れない硬質な樹脂で構成してなる防
    蟻・防鼠電線ケーブル。
  5. 【請求項5】 シースを内外2層に形成し、外層を防蟻
    剤又はマイクロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ塩
    化ビニル樹脂組成物で構成し、内層を噛み切れない硬質
    な樹脂で構成してなる防蟻・防鼠電線ケーブル。
  6. 【請求項6】 シースを内外2層に形成し、外層を防蟻
    剤及びマイクロカプセル化した防鼠剤を配合したポリ塩
    化ビニル樹脂組成物で構成し、内層を噛み切れない硬質
    な樹脂で構成してなる防蟻・防鼠電線ケーブル。
  7. 【請求項7】 上記内層を構成する噛み切れない硬質な
    樹脂は、アセタール樹脂である請求項3、4、5又は6
    記載の防蟻・防鼠電線ケーブル。
  8. 【請求項8】 上記アセタール樹脂は、0.2mm以上の
    厚さに形成したものである請求項3、4、5、6又は7
    記載の防蟻・防鼠電線ケーブル。
  9. 【請求項9】 上記防蟻剤は、フェニトロチオン、クロ
    ロピリオス、ジエチルトルアミドのいずれか1種又は2
    種以上である請求項3、4、5、6、7又は8記載の防
    蟻・防鼠電線ケーブル。
  10. 【請求項10】 上記防鼠剤は、シクロヘキシミド又は
    ナフテン酸銅である請求項3、4、5、6、7、8又は
    9記載の防蟻・防鼠電線ケーブル。
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