JPH0982232A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
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- JPH0982232A JPH0982232A JP23228995A JP23228995A JPH0982232A JP H0982232 A JPH0982232 A JP H0982232A JP 23228995 A JP23228995 A JP 23228995A JP 23228995 A JP23228995 A JP 23228995A JP H0982232 A JPH0982232 A JP H0982232A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャドウマスクの熱膨張によってもその電子
通過孔が各蛍光体に対して位置ずれを生じさせないよう
にする。 【構成】 管内にシャドウマスクを内蔵するものであっ
て、このシャドウマスクはその一方向に平行な各辺に沿
ってマスク溶接バーが固着されているとともに他の方向
に平行な各辺に沿って前記各マスク溶接バーに固着され
これら各マスク溶接バーを互いに離間する方向に附勢力
を与える支持アームとを備え、かつ前記マスク溶接バー
のそれぞれおよび前記支持アームのそれぞれはベースプ
レートを介したスプリング懸架機構によって管壁に固定
されるものであって、マスク溶接バーと支持アームはそ
れぞれのスプリング懸架機構の管壁に対する固定部を含
むピン平面に対して互いに反対の側にある配置構成とな
っているとともに、支持アームに取り付けたベースプレ
ートの熱膨張係数はマスク溶接バーに取り付けたベース
プレートの熱膨張係数よりも小さい。
通過孔が各蛍光体に対して位置ずれを生じさせないよう
にする。 【構成】 管内にシャドウマスクを内蔵するものであっ
て、このシャドウマスクはその一方向に平行な各辺に沿
ってマスク溶接バーが固着されているとともに他の方向
に平行な各辺に沿って前記各マスク溶接バーに固着され
これら各マスク溶接バーを互いに離間する方向に附勢力
を与える支持アームとを備え、かつ前記マスク溶接バー
のそれぞれおよび前記支持アームのそれぞれはベースプ
レートを介したスプリング懸架機構によって管壁に固定
されるものであって、マスク溶接バーと支持アームはそ
れぞれのスプリング懸架機構の管壁に対する固定部を含
むピン平面に対して互いに反対の側にある配置構成とな
っているとともに、支持アームに取り付けたベースプレ
ートの熱膨張係数はマスク溶接バーに取り付けたベース
プレートの熱膨張係数よりも小さい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー陰極線管に係り、
特に、そのシャドウマスク構体の改良に関する。
特に、そのシャドウマスク構体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管にはいわゆるシャドウマ
スクが備えられている。
スクが備えられている。
【0003】3個の電子銃からなる電子銃構体からのそ
れぞれの電子ビームは、互いに隣接配置された赤
(R)、緑(G)、青(B)用の蛍光体に射突される前
段階において、該シャドウマスクに形成された同一の電
子通過孔を通過するようになっている。
れぞれの電子ビームは、互いに隣接配置された赤
(R)、緑(G)、青(B)用の蛍光体に射突される前
段階において、該シャドウマスクに形成された同一の電
子通過孔を通過するようになっている。
【0004】すなわち、このシャドウマスクによって、
各電子ビームを対応する赤、緑、青の各蛍光体にそれぞ
れ分担して射突するように該各電子ビームの進路を選択
制御するようになっている。
各電子ビームを対応する赤、緑、青の各蛍光体にそれぞ
れ分担して射突するように該各電子ビームの進路を選択
制御するようになっている。
【0005】なお、このシャドウマスクは、カラー陰極
線管の真空外囲器の一部を構成するパネル部の内壁に各
蛍光体をいわゆるフォトリソグラフィ技術によって形成
する際に、電子銃構体の各電子銃の配置個所に一致づけ
て配置される光源に対するフォトマスクとして使用さ
れ、その段階で前記パネル部に対して固定されたままと
なる。このことから、シャドウマスクの電子通過孔に対
する各蛍光体の幾何学的配置は極めて精度の高い状態と
なっている。
線管の真空外囲器の一部を構成するパネル部の内壁に各
蛍光体をいわゆるフォトリソグラフィ技術によって形成
する際に、電子銃構体の各電子銃の配置個所に一致づけ
て配置される光源に対するフォトマスクとして使用さ
れ、その段階で前記パネル部に対して固定されたままと
なる。このことから、シャドウマスクの電子通過孔に対
する各蛍光体の幾何学的配置は極めて精度の高い状態と
なっている。
【0006】しかしながら、このような構成からなるカ
ラー陰極線管は、その使用にあって、各蛍光体に対する
シャドウマスクの電子通過孔の位置が若干ずれてくるこ
とが明らかとなっている。シャドウマスクは、カラー陰
極線管の動作中における電子ビームの衝突によって温度
が上昇し、それ自体が熱膨張することにより各蛍光体に
対するシャドウマスクの電子通過孔の位置がずれてしま
うからである。
ラー陰極線管は、その使用にあって、各蛍光体に対する
シャドウマスクの電子通過孔の位置が若干ずれてくるこ
とが明らかとなっている。シャドウマスクは、カラー陰
極線管の動作中における電子ビームの衝突によって温度
が上昇し、それ自体が熱膨張することにより各蛍光体に
対するシャドウマスクの電子通過孔の位置がずれてしま
うからである。
【0007】このため、従来では、シャドウマスクをそ
の温度上昇にともなって蛍光体面側に変位できる構成が
試みられている。シャドウマスクはその中心から放射状
に熱膨張する一方において、電子銃からの電子ビームは
該シャドウマスクの中心軸上に位置づけられて照射され
るからである。
の温度上昇にともなって蛍光体面側に変位できる構成が
試みられている。シャドウマスクはその中心から放射状
に熱膨張する一方において、電子銃からの電子ビームは
該シャドウマスクの中心軸上に位置づけられて照射され
るからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャド
ウマスクとして、その一方向に平行な各辺に沿ってマス
ク溶接バーが固着されているとともに他の方向に平行な
各辺に沿って前記各マスク溶接バーに固着されこれら各
マスク溶接バーを互いに離間する方向に附勢力を与える
支持アームとを備えた構成を採用するものにあっては、
上述した試みが極めて困難となることが指摘されてい
る。
ウマスクとして、その一方向に平行な各辺に沿ってマス
ク溶接バーが固着されているとともに他の方向に平行な
各辺に沿って前記各マスク溶接バーに固着されこれら各
マスク溶接バーを互いに離間する方向に附勢力を与える
支持アームとを備えた構成を採用するものにあっては、
上述した試みが極めて困難となることが指摘されてい
る。
【0009】たとえば、前記マスク溶接バーのそれぞれ
および前記支持アームのそれぞれにベースプレートを介
したスプリング懸架機構により、しかも該スプリング懸
架機構の管壁に対する固定部をいわゆるピン平面内に配
置させ、これにより、前記ベースプレートの熱膨張によ
って該シャドウママスクを蛍光体面側に変位させようと
した場合、その支持アームは蛍光体と反対側に移動して
しまうことになるからである。すなわち、マスク溶接バ
ーから延在されるベースプレートは電子銃側に延在され
るのに対して、支持アームから延在されるベースプレー
トは蛍光体側に延在される構成となってしまうからであ
る。
および前記支持アームのそれぞれにベースプレートを介
したスプリング懸架機構により、しかも該スプリング懸
架機構の管壁に対する固定部をいわゆるピン平面内に配
置させ、これにより、前記ベースプレートの熱膨張によ
って該シャドウママスクを蛍光体面側に変位させようと
した場合、その支持アームは蛍光体と反対側に移動して
しまうことになるからである。すなわち、マスク溶接バ
ーから延在されるベースプレートは電子銃側に延在され
るのに対して、支持アームから延在されるベースプレー
トは蛍光体側に延在される構成となってしまうからであ
る。
【0010】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、シャドウマスクの熱膨張
によってもその電子通過孔が各蛍光体に対して位置ずれ
を生じさせないカラー陰極線管を提供することにある。
れたものであり、その目的は、シャドウマスクの熱膨張
によってもその電子通過孔が各蛍光体に対して位置ずれ
を生じさせないカラー陰極線管を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0012】すなわち、管内にシャドウマスクを内蔵す
るものであって、このシャドウマスクはその一方向に平
行な各辺に沿ってマスク溶接バーが固着されているとと
もに他の方向に平行な各辺に沿って前記各マスク溶接バ
ーに固着されこれら各マスク溶接バーを互いに離間する
方向に附勢力を与える支持アームとを備え、かつ前記マ
スク溶接バーのそれぞれおよび前記支持アームのそれぞ
れはベースプレートを介したスプリング懸架機構によっ
て管壁に固定されるものであって、マスク溶接バーと支
持アームはそれぞれのスプリング懸架機構の管壁に対す
る固定部を含むピン平面に対して互いに反対の側にある
配置構成となっているとともに、支持アームに取り付け
たベースプレートの熱膨張係数はマスク溶接バーに取り
付けたベースプレートの熱膨張係数よりも小さいことを
特徴とするものである。
るものであって、このシャドウマスクはその一方向に平
行な各辺に沿ってマスク溶接バーが固着されているとと
もに他の方向に平行な各辺に沿って前記各マスク溶接バ
ーに固着されこれら各マスク溶接バーを互いに離間する
方向に附勢力を与える支持アームとを備え、かつ前記マ
スク溶接バーのそれぞれおよび前記支持アームのそれぞ
れはベースプレートを介したスプリング懸架機構によっ
て管壁に固定されるものであって、マスク溶接バーと支
持アームはそれぞれのスプリング懸架機構の管壁に対す
る固定部を含むピン平面に対して互いに反対の側にある
配置構成となっているとともに、支持アームに取り付け
たベースプレートの熱膨張係数はマスク溶接バーに取り
付けたベースプレートの熱膨張係数よりも小さいことを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】このように構成されたカラー陰極線管は、支持
アームに取り付けられたベースプレートの熱膨張を極力
抑えた構成とすることにより、シャドウマスクの電子銃
側への移動をなくすようにしたものである。
アームに取り付けられたベースプレートの熱膨張を極力
抑えた構成とすることにより、シャドウマスクの電子銃
側への移動をなくすようにしたものである。
【0014】そして、シャドウマスクの蛍光体側への移
動はマスク溶接バー側に取り付けられたベースプレート
によって行わせしめようとするものである。
動はマスク溶接バー側に取り付けられたベースプレート
によって行わせしめようとするものである。
【0015】したがって、このようにシャドウマスクの
電子銃側への移動を極力抑える構成としていることか
ら、シャドウマスクの熱膨張によってもその電子通過孔
が各蛍光体に対して位置ずれを生じさせない構成とする
ことができるようになる。
電子銃側への移動を極力抑える構成としていることか
ら、シャドウマスクの熱膨張によってもその電子通過孔
が各蛍光体に対して位置ずれを生じさせない構成とする
ことができるようになる。
【0016】
【実施例】図2は、本発明によるカラー陰極線管の一実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【0017】同図において、まず、電子をビームとして
放射する電子銃構体11がある。この電子銃構体11は
R(赤色)、G(緑色)、B(青色)用の各電子銃の一
体構造からなり、それぞれの電子銃からは各電子ビーム
12が照射されるようになっている。
放射する電子銃構体11がある。この電子銃構体11は
R(赤色)、G(緑色)、B(青色)用の各電子銃の一
体構造からなり、それぞれの電子銃からは各電子ビーム
12が照射されるようになっている。
【0018】また、電子銃構体11に対向して蛍光面4
が配置され、この蛍光面4はマトリックス状に配置され
た各画素の領域を備えたものとなっている。
が配置され、この蛍光面4はマトリックス状に配置され
た各画素の領域を備えたものとなっている。
【0019】この蛍光面4の一画素に相当する領域に
は、前記各電子ビーム12の照射によってそれぞれR
(赤色)、G(緑色)、B(青色)を発光する各蛍光体
が隣接されて配置されている。このように構成される一
画素は、前記電子銃構体11の各電子銃からのそれぞれ
の電子ビーム12が後に詳述するシャドウマスク構体1
3によって制御されて対応する蛍光体に照射されること
により所定の色を呈するようになっている。
は、前記各電子ビーム12の照射によってそれぞれR
(赤色)、G(緑色)、B(青色)を発光する各蛍光体
が隣接されて配置されている。このように構成される一
画素は、前記電子銃構体11の各電子銃からのそれぞれ
の電子ビーム12が後に詳述するシャドウマスク構体1
3によって制御されて対応する蛍光体に照射されること
により所定の色を呈するようになっている。
【0020】前記電子銃構体11および蛍光面4はそれ
ぞれガラスから構成される真空外囲器20によって内包
され、前記蛍光面4はこの外囲器20のうちパネル部1
と称される部分の内壁面に被着されて配置されたものと
なっている。ここで、パネル部1は、カラー陰極線管の
表示部となるものであり、観察者はこのパネル部1を通
して前記蛍光面4の各画素の発色を認識することができ
るようになっている。
ぞれガラスから構成される真空外囲器20によって内包
され、前記蛍光面4はこの外囲器20のうちパネル部1
と称される部分の内壁面に被着されて配置されたものと
なっている。ここで、パネル部1は、カラー陰極線管の
表示部となるものであり、観察者はこのパネル部1を通
して前記蛍光面4の各画素の発色を認識することができ
るようになっている。
【0021】なお、前記外囲器20は、前記電子銃構体
11を内包する部分をネック部3、このネック部3と前
記パネル部1との間の部分をファンネル部2と称してい
る。
11を内包する部分をネック部3、このネック部3と前
記パネル部1との間の部分をファンネル部2と称してい
る。
【0022】また、外囲器20のファンネル部2の外周
には偏向ヨーク7が配置され、この偏向ヨーク7によっ
て、前記電子銃構体11からの各電子ビーム12を前記
蛍光面4上の各画素に順次照射していくための水平方向
走査(図中x方向)および垂直方向走査を行うようにな
っている。
には偏向ヨーク7が配置され、この偏向ヨーク7によっ
て、前記電子銃構体11からの各電子ビーム12を前記
蛍光面4上の各画素に順次照射していくための水平方向
走査(図中x方向)および垂直方向走査を行うようにな
っている。
【0023】そして、ファンネル部2における外囲器2
0内には、前記電子ビーム12の走査される領域を囲む
ようにしてインナーシールド(内部磁気シールド)6が
配置されている。
0内には、前記電子ビーム12の走査される領域を囲む
ようにしてインナーシールド(内部磁気シールド)6が
配置されている。
【0024】さらに、パネル部1の外囲器20内には、
前記シャドウマスク構体13が前記蛍光面4と対向して
配置されている。このシャドウマスク構体13は、後に
詳述するように、蛍光面4における各蛍光体とほぼ対向
する位置にそれぞれ電子通過孔が形成されたシャドウマ
スクと、このシャドウマスクの枠体とから構成されてい
る。
前記シャドウマスク構体13が前記蛍光面4と対向して
配置されている。このシャドウマスク構体13は、後に
詳述するように、蛍光面4における各蛍光体とほぼ対向
する位置にそれぞれ電子通過孔が形成されたシャドウマ
スクと、このシャドウマスクの枠体とから構成されてい
る。
【0025】ここで、シャドウマスク構体13は、その
枠体に形成されたスプリング懸架機構14がパネル部1
の内壁に形成されたピン15に嵌合されることによっ
て、真空外囲器20内に固定されている。
枠体に形成されたスプリング懸架機構14がパネル部1
の内壁に形成されたピン15に嵌合されることによっ
て、真空外囲器20内に固定されている。
【0026】図1は、前記シャドウマスク構体13のみ
の構成を、電子銃構体11側から観た斜視図である。
の構成を、電子銃構体11側から観た斜視図である。
【0027】まず、ほぼ矩形状をなすシャドウマスク2
1がある。このシャドウマスク21は、たとえば、いわ
ゆるスロット型シャドウマスクと称されるものであり、
その各電子通過孔21Aは、図3に示すように、そのy
方向に延在する長孔となっており、同方向に並設されて
いるとともに、隣接する電子通過孔とは互いに千鳥配置
された関係となっている。
1がある。このシャドウマスク21は、たとえば、いわ
ゆるスロット型シャドウマスクと称されるものであり、
その各電子通過孔21Aは、図3に示すように、そのy
方向に延在する長孔となっており、同方向に並設されて
いるとともに、隣接する電子通過孔とは互いに千鳥配置
された関係となっている。
【0028】また、このシャドウマスク21の図中x方
向辺(水平方向辺)のそれぞれにはその辺に沿って延在
されたマスク溶接バー22が固着されている。これら各
マスク溶接バー22は若干湾曲されて形成されており、
これにより電子銃構体11からのシャドウマスク21の
各個所までの距離にあまり差をもたせないようにしてい
る。
向辺(水平方向辺)のそれぞれにはその辺に沿って延在
されたマスク溶接バー22が固着されている。これら各
マスク溶接バー22は若干湾曲されて形成されており、
これにより電子銃構体11からのシャドウマスク21の
各個所までの距離にあまり差をもたせないようにしてい
る。
【0029】さらに、シャドウマスク21の図中y方向
辺(垂直方向辺)のそれぞれにはその辺に沿って延在さ
れた支持フレーム23が前記マスク溶接バー22に固定
されて配置されている。すなわち、各支持フレーム23
はその両端部において前記マスク溶接バー22の延在方
向に沿って屈曲されたコ字形状をなし、その各端が前記
マスク溶接バー22に固着されて取り付けられている。
そして、各マスク溶接バー22の延在方向に沿った支持
フレーム23の屈曲部はもう一方の屈曲部に対して図中
y方向において互いに離間する方向に附勢力を有したも
のとなっており、これにより、シャドウマスク21は図
中y方向に均一な張力がかけられるようになっている。
辺(垂直方向辺)のそれぞれにはその辺に沿って延在さ
れた支持フレーム23が前記マスク溶接バー22に固定
されて配置されている。すなわち、各支持フレーム23
はその両端部において前記マスク溶接バー22の延在方
向に沿って屈曲されたコ字形状をなし、その各端が前記
マスク溶接バー22に固着されて取り付けられている。
そして、各マスク溶接バー22の延在方向に沿った支持
フレーム23の屈曲部はもう一方の屈曲部に対して図中
y方向において互いに離間する方向に附勢力を有したも
のとなっており、これにより、シャドウマスク21は図
中y方向に均一な張力がかけられるようになっている。
【0030】そして、上述した各マスク溶接バー22の
それぞれには、シャドウマスク構体13をパネル部1の
内壁に固定させるためのスプリング懸架機構24が備え
られている。すなわち、図中x方向に延在するマスク溶
接バー22には、そのほぼ中央部において図中z方向に
延在するベースプレート24Aが固着され、さらに、こ
のベースプレート24Aにおいて図中x方向に延在する
スプリング板24Bが固着されている。このスプリング
板24Bには孔24Cが形成されており、パネル部1の
内壁に形成されたピン15が嵌合されるようになってい
る。
それぞれには、シャドウマスク構体13をパネル部1の
内壁に固定させるためのスプリング懸架機構24が備え
られている。すなわち、図中x方向に延在するマスク溶
接バー22には、そのほぼ中央部において図中z方向に
延在するベースプレート24Aが固着され、さらに、こ
のベースプレート24Aにおいて図中x方向に延在する
スプリング板24Bが固着されている。このスプリング
板24Bには孔24Cが形成されており、パネル部1の
内壁に形成されたピン15が嵌合されるようになってい
る。
【0031】また、図中y方向に延在する支持アーム2
3のそれぞれにも、シャドウマスク構体13をパネル部
1の内壁に固定させるためのスプリング懸架機構25が
備えられている。すなわち、支持アーム23には、その
ほぼ中央部において図中−z方向(電子銃構体11に対
して離間する方向)に延在するベースプレート25Aが
固着され、さらに、このベースプレート25Aにおいて
図中y方向に延在するスプリング板25Bが固着されて
いる。このスプリング板25Bには孔25Cが形成され
ており、パネル部1の内壁に形成されたピン15が嵌合
されるようになっている。
3のそれぞれにも、シャドウマスク構体13をパネル部
1の内壁に固定させるためのスプリング懸架機構25が
備えられている。すなわち、支持アーム23には、その
ほぼ中央部において図中−z方向(電子銃構体11に対
して離間する方向)に延在するベースプレート25Aが
固着され、さらに、このベースプレート25Aにおいて
図中y方向に延在するスプリング板25Bが固着されて
いる。このスプリング板25Bには孔25Cが形成され
ており、パネル部1の内壁に形成されたピン15が嵌合
されるようになっている。
【0032】このようにして取り付けられる各スプリン
グ板24B、25Bのそれぞれ孔24C、25C、すな
わち管壁との固定部はいわゆるピン平面P内に位置づけ
られるようになっている。
グ板24B、25Bのそれぞれ孔24C、25C、すな
わち管壁との固定部はいわゆるピン平面P内に位置づけ
られるようになっている。
【0033】ここで、本実施例では特に、マスク溶接バ
ー22側に固着されたベースプレート24Aは熱膨張係
数が比較的大きな材料で構成され、支持アーム23側に
固定されたベースプレート25Aは熱膨張係数が小さな
材料で構成されている。
ー22側に固着されたベースプレート24Aは熱膨張係
数が比較的大きな材料で構成され、支持アーム23側に
固定されたベースプレート25Aは熱膨張係数が小さな
材料で構成されている。
【0034】図4は、シャドウマスク21に発生した熱
がマスク溶接バー22に伝達された際のスプリング懸架
機構24の作用を示した説明図である。同図において、
マスク溶接バー22に伝達された熱はさらにベースプレ
ート24Aに伝達され、このベースプレート24Aは比
較的大きな熱膨張係数を有する材料から構成されている
ため膨張することになる。
がマスク溶接バー22に伝達された際のスプリング懸架
機構24の作用を示した説明図である。同図において、
マスク溶接バー22に伝達された熱はさらにベースプレ
ート24Aに伝達され、このベースプレート24Aは比
較的大きな熱膨張係数を有する材料から構成されている
ため膨張することになる。
【0035】ここで、スプリング板24Bの孔24Cの
部分(ピン平面Pに含まれる部分)は固定されているこ
とから、前記ベースプレート24Aの膨張によってシャ
ドウマスク21は図中−z方向(蛍光体面側)に移動す
ることになる。
部分(ピン平面Pに含まれる部分)は固定されているこ
とから、前記ベースプレート24Aの膨張によってシャ
ドウマスク21は図中−z方向(蛍光体面側)に移動す
ることになる。
【0036】図5は、シャドウマスク21に発生した熱
が支持アーム23に伝達された際のスプリング懸架機構
25の作用を示した説明図である。同図において、支持
アーム23に伝達された熱はさらにベースプレート25
Aに伝達されるが、このベースプレート25Aは小さな
熱膨張係数を有する材料から構成されているため殆ど膨
張することがないものとなっている。
が支持アーム23に伝達された際のスプリング懸架機構
25の作用を示した説明図である。同図において、支持
アーム23に伝達された熱はさらにベースプレート25
Aに伝達されるが、このベースプレート25Aは小さな
熱膨張係数を有する材料から構成されているため殆ど膨
張することがないものとなっている。
【0037】ここで、ベースプレート25Aが比較的大
きな熱膨張を有する材料から構成されていた場合には、
スプリング板25Bの孔25Cの部分(ピン平面Pに含
まれる部分)は固定されていることから、前記ベースプ
レート25Aの膨張によってシャドウマスク21は図中
z方向(電子銃構体側)に移動することになるが、上述
したようにこの移動はなくなる。
きな熱膨張を有する材料から構成されていた場合には、
スプリング板25Bの孔25Cの部分(ピン平面Pに含
まれる部分)は固定されていることから、前記ベースプ
レート25Aの膨張によってシャドウマスク21は図中
z方向(電子銃構体側)に移動することになるが、上述
したようにこの移動はなくなる。
【0038】以上、上述した実施例によるカラー陰極線
管によれば、支持アーム23に取り付けられたベースプ
レート25Aの熱膨張を極力抑えた構成とすることによ
り、シャドウマスク21の電子銃側への移動をなくすよ
うにしたものである。
管によれば、支持アーム23に取り付けられたベースプ
レート25Aの熱膨張を極力抑えた構成とすることによ
り、シャドウマスク21の電子銃側への移動をなくすよ
うにしたものである。
【0039】したがって、このようにシャドウマスク2
1の電子銃側への移動を極力抑える構成としていること
から、シャドウマスク21の熱膨張によってもその電子
通過孔が各蛍光体に対して位置ずれを生じさせない構成
とすることができるようになる。
1の電子銃側への移動を極力抑える構成としていること
から、シャドウマスク21の熱膨張によってもその電子
通過孔が各蛍光体に対して位置ずれを生じさせない構成
とすることができるようになる。
【0040】以下、上述した構成において、さらに具体
的な構成を説明する。シャドウマスク構体13は、その
y方向サイズが300mm、x方向サイズが400mm
である。また、シャドウマスク21はその板厚が0.0
25mmの鉄板に幅0.075mm、長さ0.9mmの
長方形の電子通過孔21Aを、そのy方向ピッチ1.0
mm、x方向ピッチ0.3mmでy方向に280mm、
x方向に380mmにわたって設けて構成されている。
換言すれば、幅0.225mm、長さ280mmのいわ
ゆるグリルが厚さ0.025mm、幅0.1mm、ピッ
チ1.0mmのいわゆるブリッジで連結された構成とな
っているとともに、隣接するグリルで半ピッチずつず
れ、1本おきにはx方向で同じ位置にブリッジを有する
構成となっている。
的な構成を説明する。シャドウマスク構体13は、その
y方向サイズが300mm、x方向サイズが400mm
である。また、シャドウマスク21はその板厚が0.0
25mmの鉄板に幅0.075mm、長さ0.9mmの
長方形の電子通過孔21Aを、そのy方向ピッチ1.0
mm、x方向ピッチ0.3mmでy方向に280mm、
x方向に380mmにわたって設けて構成されている。
換言すれば、幅0.225mm、長さ280mmのいわ
ゆるグリルが厚さ0.025mm、幅0.1mm、ピッ
チ1.0mmのいわゆるブリッジで連結された構成とな
っているとともに、隣接するグリルで半ピッチずつず
れ、1本おきにはx方向で同じ位置にブリッジを有する
構成となっている。
【0041】マスク溶接バー22は、13クローム鋼で
形成され、その断面の厚さは3.5mm、一辺の長さが
8mmのL字状部材からなり、このマスク溶接バー22
を同材質の8mm角のコ字状の支持アーム23で平行に
支えて枠体を構成している。なお、13クローム鋼の熱
膨張係数は0.000011である。
形成され、その断面の厚さは3.5mm、一辺の長さが
8mmのL字状部材からなり、このマスク溶接バー22
を同材質の8mm角のコ字状の支持アーム23で平行に
支えて枠体を構成している。なお、13クローム鋼の熱
膨張係数は0.000011である。
【0042】スプリング懸架機構24は、そのベースプ
レート24Aに板厚2.0mmのSUS304を使用
し、スプリング板24Bにはフェライト系ステンレス
(熱膨張係数0.000011)を使用している。
レート24Aに板厚2.0mmのSUS304を使用
し、スプリング板24Bにはフェライト系ステンレス
(熱膨張係数0.000011)を使用している。
【0043】スプリング懸架機構25は、そのベースプ
レート25Aに板厚2.0のアンバー材を使用し、スプ
リング板25Bにはマスク溶接バー22と同様フェライ
ト系ステンレスを使用している。
レート25Aに板厚2.0のアンバー材を使用し、スプ
リング板25Bにはマスク溶接バー22と同様フェライ
ト系ステンレスを使用している。
【0044】なお、スプリング板24B、25Bにはフ
ェライト系ステンレスを使用しているが、補正機能を有
するバイメタル材を使用しても同様の効果がある。
ェライト系ステンレスを使用しているが、補正機能を有
するバイメタル材を使用しても同様の効果がある。
【0045】上述した実施例では、シャドウマスク21
として、いわゆるスロット型のものを適用したものであ
るが、これに限定されることはなく、いわゆるグリル型
あるいはドット型のものであってもよいことはいうまで
もない。要は、シャドウマスク構体13として、シャド
ウマスクの一方向に平行な各辺に沿ってマスク溶接バー
22が固着されているとともに他の方向に平行な各辺に
沿って前記各マスク溶接バー22に固着されこれら各マ
スク溶接バー22を互いに離間する方向に附勢力を与え
る支持アーム23とが備えられたものであれば、本発明
を適用することができる。
として、いわゆるスロット型のものを適用したものであ
るが、これに限定されることはなく、いわゆるグリル型
あるいはドット型のものであってもよいことはいうまで
もない。要は、シャドウマスク構体13として、シャド
ウマスクの一方向に平行な各辺に沿ってマスク溶接バー
22が固着されているとともに他の方向に平行な各辺に
沿って前記各マスク溶接バー22に固着されこれら各マ
スク溶接バー22を互いに離間する方向に附勢力を与え
る支持アーム23とが備えられたものであれば、本発明
を適用することができる。
【0046】なお、本発明はマスク溶接バー側のベース
プレート24Aの熱膨張係数がマスク溶接バーや支持ア
ームの熱膨張係数より大きく、支持アーム側のベースプ
レート25Aの熱膨張係数が支持アームや溶接バーの熱
膨張係数より小さい時により有効になる。
プレート24Aの熱膨張係数がマスク溶接バーや支持ア
ームの熱膨張係数より大きく、支持アーム側のベースプ
レート25Aの熱膨張係数が支持アームや溶接バーの熱
膨張係数より小さい時により有効になる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によるカラー陰極線管によれば、シャドウマスク
の熱膨張によってもその電子通過孔が各蛍光体に対して
位置ずれを生じさせないようにすることができるように
なる。
本発明によるカラー陰極線管によれば、シャドウマスク
の熱膨張によってもその電子通過孔が各蛍光体に対して
位置ずれを生じさせないようにすることができるように
なる。
【図1】本発明によるカラー陰極線管の一実施例を示す
要部構成図である。
要部構成図である。
【図2】本発明によるカラー陰極線管の一実施例を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図3】本発明によるカラー陰極線管の一実施例に使用
されるシャドウマスクの説明図である。
されるシャドウマスクの説明図である。
【図4】本発明によるカラー陰極線管のマスク溶接バー
側の作用を示す説明図である。
側の作用を示す説明図である。
【図5】本発明によるカラー陰極線管の支持アーム側の
作用を示す説明図である。
作用を示す説明図である。
21……シャドウマスク、22……マスク溶接バー、2
3……支持アーム、24、25……スプリング懸架機
構、24A、25A……ベースプレート、24B、25
B……スプリング板、24C、25C……孔。
3……支持アーム、24、25……スプリング懸架機
構、24A、25A……ベースプレート、24B、25
B……スプリング板、24C、25C……孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 英夫 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 川▲崎▼ 浩 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 管内にシャドウマスクを内蔵するもので
あって、このシャドウマスクはその一方向に平行な各辺
に沿ってマスク溶接バーが固着されているとともに他の
方向に平行な各辺に沿って前記各マスク溶接バーに固着
されこれら各マスク溶接バーを互いに離間する方向に附
勢力を与える支持アームとを備え、かつ前記マスク溶接
バーのそれぞれおよび前記支持アームのそれぞれはベー
スプレートを介したスプリング懸架機構によって管壁に
固定されるものであって、 マスク溶接バーと支持アームはそれぞれのスプリング懸
架機構の管壁に対する固定部を含むピン平面に対して互
いに反対の側にある配置構成となっているとともに、支
持アームに取り付けたベースプレートの熱膨張係数はマ
スク溶接バーに取り付けたベースプレートの熱膨張係数
よりも小さいことを特徴とするカラー陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23228995A JPH0982232A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | カラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23228995A JPH0982232A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | カラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982232A true JPH0982232A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16936891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23228995A Pending JPH0982232A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | カラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982232A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100339929C (zh) * | 1999-06-01 | 2007-09-26 | Lg电子株式会社 | 平面阴极射线管用张力罩总成 |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP23228995A patent/JPH0982232A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100339929C (zh) * | 1999-06-01 | 2007-09-26 | Lg电子株式会社 | 平面阴极射线管用张力罩总成 |
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