JPH0982235A - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
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- JPH0982235A JPH0982235A JP23430095A JP23430095A JPH0982235A JP H0982235 A JPH0982235 A JP H0982235A JP 23430095 A JP23430095 A JP 23430095A JP 23430095 A JP23430095 A JP 23430095A JP H0982235 A JPH0982235 A JP H0982235A
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- cathode ray
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設計時のトータル補正量を変えることなく、
動作時における色ズレを効果的に抑制できる陰極線管を
提供する。 【構成】 パネル1のピン26a,26bはX方向にお
ける中心位置から所定の距離だけズレて位置する。動作
時に加熱されると、アパーチャグリル11は、フレーム
22a〜22dの伸びおよび支持バネ24a〜24dの
伸びによってX+方向に移動すると共に、それと同じ距
離だけ、ホルダ25b等の湾曲によってX - 方向に移動
し、全体としてはアパーチャグリル11と蛍光面との相
対距離は不変となる。
動作時における色ズレを効果的に抑制できる陰極線管を
提供する。 【構成】 パネル1のピン26a,26bはX方向にお
ける中心位置から所定の距離だけズレて位置する。動作
時に加熱されると、アパーチャグリル11は、フレーム
22a〜22dの伸びおよび支持バネ24a〜24dの
伸びによってX+方向に移動すると共に、それと同じ距
離だけ、ホルダ25b等の湾曲によってX - 方向に移動
し、全体としてはアパーチャグリル11と蛍光面との相
対距離は不変となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色選別電極の熱膨
張による色ズレを抑制する陰極線管に関する。
張による色ズレを抑制する陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、陰極線管などでは、フレームに
スリット付きアパーチャグリル(色選別電極)が取り付
けられており、このアパーチャグリルによってカラー表
示が行われる。このような陰極線管では、電子銃から放
出された3本の電子ビームは偏向されて蛍光面の全面を
走査するが、各電子ビームは色選別電極に遮られ、穴を
通ったときのみ蛍光面に到達してそれぞれに対応する色
の蛍光体に照射される。
スリット付きアパーチャグリル(色選別電極)が取り付
けられており、このアパーチャグリルによってカラー表
示が行われる。このような陰極線管では、電子銃から放
出された3本の電子ビームは偏向されて蛍光面の全面を
走査するが、各電子ビームは色選別電極に遮られ、穴を
通ったときのみ蛍光面に到達してそれぞれに対応する色
の蛍光体に照射される。
【0003】ところで、陰極線管では、動作中に、電子
ビームがアパーチャグリルに衝突して発熱し、アパーチ
ャグリルの温度が上昇する。その結果、アパーチャグリ
ルが膨張して設置された正規の位置から移動し、アパー
チャグリルのスリットと蛍光体との相対的な位置関係が
変化し、極端な場合には、温度ドリフトあるいはドーミ
ングと呼ばれる色ズレが生じてしまう。
ビームがアパーチャグリルに衝突して発熱し、アパーチ
ャグリルの温度が上昇する。その結果、アパーチャグリ
ルが膨張して設置された正規の位置から移動し、アパー
チャグリルのスリットと蛍光体との相対的な位置関係が
変化し、極端な場合には、温度ドリフトあるいはドーミ
ングと呼ばれる色ズレが生じてしまう。
【0004】図3(A),(B)は温度ドリフトを説明
するための図である。図3(A),(B)に示すよう
に、陰極線管の色選別電極支持装置では、フレーム2
a,2bを両端としてアパーチャグリルが張られてお
り、フレーム2a,2b,2c,2dにはそれぞれ支持
板バネ4a,4b,4c,4dが図示しないホルダを介
して固定してある。支持板バネ4a〜4dは、図示しな
いパネル内面に固定される。ここで、図3(A),
(B)に示すように、支持板バネ4a,4bのパネル内
面に固定される位置を通るように軸Yを規定し、支持板
バネ4c,4dのパネル内面に固定される位置を通るよ
うに軸Xを規定する。前述した、温度ドリフトが生じた
ときに、図3(A)に示すようにY軸がX方向に移動す
ることをセンターシフトと呼び、例えば3ピンや3+1
ピン支持の場合に発生する。一方、図3(B)に示すよ
うに例えばX軸に対して上側がX- 方向に移動し、X軸
に対して下側がX+ 方向に移動することをセンターツイ
ストと呼び、例えば風車4ピン支持の場合に生じる。
するための図である。図3(A),(B)に示すよう
に、陰極線管の色選別電極支持装置では、フレーム2
a,2bを両端としてアパーチャグリルが張られてお
り、フレーム2a,2b,2c,2dにはそれぞれ支持
板バネ4a,4b,4c,4dが図示しないホルダを介
して固定してある。支持板バネ4a〜4dは、図示しな
いパネル内面に固定される。ここで、図3(A),
(B)に示すように、支持板バネ4a,4bのパネル内
面に固定される位置を通るように軸Yを規定し、支持板
バネ4c,4dのパネル内面に固定される位置を通るよ
うに軸Xを規定する。前述した、温度ドリフトが生じた
ときに、図3(A)に示すようにY軸がX方向に移動す
ることをセンターシフトと呼び、例えば3ピンや3+1
ピン支持の場合に発生する。一方、図3(B)に示すよ
うに例えばX軸に対して上側がX- 方向に移動し、X軸
に対して下側がX+ 方向に移動することをセンターツイ
ストと呼び、例えば風車4ピン支持の場合に生じる。
【0005】図3(A),図3(B)に示すセンターシ
フトおよびセンターツイストの量Xは、下記式(1)で
示される。
フトおよびセンターツイストの量Xは、下記式(1)で
示される。
【0006】
【数1】 X=(フレームの伸び)−(支持板バネの伸び)+(ホルダー湾曲によるX方 向の移動量) (1) 従来では、支持板バネ4a,4bが固定されるパネルの
ピンはX方向においてパネルの略中心付近に設けてあ
り、上述したような色ズレを抑制するために、熱膨張に
よるX方向でのアパーチャグリルの位置の変化を、支持
板バネ4a〜4dの熱膨張係数およびパネル内面に設け
られたピンの間隔を調整していた。すなわち、上記式
(1)で規定されるセンターシフト(ツイスト)量Xが
小さくなるようにホルダー湾曲量を決定し、このホルダ
ー湾曲量を生じるようにピンの間隔を調整することで、
色ズレを抑制している。ここで、ピンの間隔とは、例え
ば図3(A)において、支持板バネ4aが固定されるパ
ネルピンと支持板バネ4bが固定されるパネルピンとの
間隔をいい、この間隔に応じてホルダーの湾曲量が決ま
る。
ピンはX方向においてパネルの略中心付近に設けてあ
り、上述したような色ズレを抑制するために、熱膨張に
よるX方向でのアパーチャグリルの位置の変化を、支持
板バネ4a〜4dの熱膨張係数およびパネル内面に設け
られたピンの間隔を調整していた。すなわち、上記式
(1)で規定されるセンターシフト(ツイスト)量Xが
小さくなるようにホルダー湾曲量を決定し、このホルダ
ー湾曲量を生じるようにピンの間隔を調整することで、
色ズレを抑制している。ここで、ピンの間隔とは、例え
ば図3(A)において、支持板バネ4aが固定されるパ
ネルピンと支持板バネ4bが固定されるパネルピンとの
間隔をいい、この間隔に応じてホルダーの湾曲量が決ま
る。
【0007】ホルダーの湾曲量の調整は、トータル補正
分を補正する機構を設計した後に行われる。ここで、ト
ータル補正分を補正する機構とはSTC機構(バイメタ
ルスプリングホルダー及びSTCプレート)をいう。
分を補正する機構を設計した後に行われる。ここで、ト
ータル補正分を補正する機構とはSTC機構(バイメタ
ルスプリングホルダー及びSTCプレート)をいう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の陰極線管の色選別電極支持装置では、ホルダー
の湾曲量を調整して温度ドリフトの発生を抑制していた
ことから、ホルダー湾曲量の調整によってトータル補正
量が変化してしまい、その結果、補正残りが生じてしま
うという問題があった。
た従来の陰極線管の色選別電極支持装置では、ホルダー
の湾曲量を調整して温度ドリフトの発生を抑制していた
ことから、ホルダー湾曲量の調整によってトータル補正
量が変化してしまい、その結果、補正残りが生じてしま
うという問題があった。
【0009】すなわち、ホルダー湾曲量はトータル補正
量に影響を及ぼすことから、トータル補正分を補正する
機構を設計を行った後にホルダー湾曲量を変更すると、
設計された機構によるトータル補正分の補正に補正残り
が生じてしまう。本発明は、上述した従来技術の問題点
に鑑みてなされ、トータル補正量を変化させずに、色ズ
レの発生を効果的に抑制することができる陰極線管を提
供することを目的とする。
量に影響を及ぼすことから、トータル補正分を補正する
機構を設計を行った後にホルダー湾曲量を変更すると、
設計された機構によるトータル補正分の補正に補正残り
が生じてしまう。本発明は、上述した従来技術の問題点
に鑑みてなされ、トータル補正量を変化させずに、色ズ
レの発生を効果的に抑制することができる陰極線管を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために本発明の陰
極線管は、ストライプ状の色選別電極を組み込んだフレ
ームと、前記フレームに固定されたホルダと、前記ホル
ダを介して前記フレームに固定された支持用弾性部材と
を有する色選別電極支持部の前記支持用弾性部材をパネ
ルのパネルピンに固定した陰極線管であって、前記陰極
線管の動作時に、前記色選別電極のストライプ方向と直
交する方向において、前記フレームの伸びと前記ホルダ
の湾曲による移動量との総和が、前記支持用弾性部材の
伸びに略等しくなるように、前記直交する方向における
前記パネルの中心位置から所定の距離だけずれた位置に
前記パネルピンが設けてある。
点を解決し、上述した目的を達成するために本発明の陰
極線管は、ストライプ状の色選別電極を組み込んだフレ
ームと、前記フレームに固定されたホルダと、前記ホル
ダを介して前記フレームに固定された支持用弾性部材と
を有する色選別電極支持部の前記支持用弾性部材をパネ
ルのパネルピンに固定した陰極線管であって、前記陰極
線管の動作時に、前記色選別電極のストライプ方向と直
交する方向において、前記フレームの伸びと前記ホルダ
の湾曲による移動量との総和が、前記支持用弾性部材の
伸びに略等しくなるように、前記直交する方向における
前記パネルの中心位置から所定の距離だけずれた位置に
前記パネルピンが設けてある。
【0011】また、本発明の陰極線管は、好ましくは、
前記パネルピンの前記ずれの距離は、前記フレームの長
さ、前記フレームの熱膨張係数、前記支持用弾性部材の
長さ、前記支持用弾性部材の熱膨張係数、前記ホルダの
移動量を考慮して、前記フレームの伸びと前記ホルダの
湾曲による移動量との総和が、前記支持用弾性部材の伸
びに略等しくなるように、設定してある。
前記パネルピンの前記ずれの距離は、前記フレームの長
さ、前記フレームの熱膨張係数、前記支持用弾性部材の
長さ、前記支持用弾性部材の熱膨張係数、前記ホルダの
移動量を考慮して、前記フレームの伸びと前記ホルダの
湾曲による移動量との総和が、前記支持用弾性部材の伸
びに略等しくなるように、設定してある。
【0012】陰極線管の動作中に色選別電極支持装置に
熱が加わると、色選別電極のストライプ方向と直交する
方向において、フレームおよび支持用弾性部材が伸び、
ホルダが湾曲する。その結果、色選別電極が上記直交す
る方向において、フレームおの伸びおよびホルダー湾曲
に応じた距離の総和だけ第1の向きに移動しようとする
と共に、支持用弾性部材の伸びだけ第1の向きと反対の
第2の向きに移動しようとする。
熱が加わると、色選別電極のストライプ方向と直交する
方向において、フレームおよび支持用弾性部材が伸び、
ホルダが湾曲する。その結果、色選別電極が上記直交す
る方向において、フレームおの伸びおよびホルダー湾曲
に応じた距離の総和だけ第1の向きに移動しようとする
と共に、支持用弾性部材の伸びだけ第1の向きと反対の
第2の向きに移動しようとする。
【0013】本発明の陰極線管では、トータル補正分を
補正する機構を設計した後に、陰極線管の動作時におけ
る色選別電極の上記直交する方向における位置ズレを無
くすために、上記直交する方向において、前記フレーム
の伸びと前記ホルダの湾曲による移動量との総和が、前
記支持用弾性部材の伸びに略等しくなるように、前記パ
ネルピンを前記直交する方向における前記パネルの中心
位置から所定の距離だけずらして調整する。
補正する機構を設計した後に、陰極線管の動作時におけ
る色選別電極の上記直交する方向における位置ズレを無
くすために、上記直交する方向において、前記フレーム
の伸びと前記ホルダの湾曲による移動量との総和が、前
記支持用弾性部材の伸びに略等しくなるように、前記パ
ネルピンを前記直交する方向における前記パネルの中心
位置から所定の距離だけずらして調整する。
【0014】そのため、本発明の陰極線管では、その動
作中に熱膨張が生じた場合でも、色選別電極と蛍光面と
のストライプ方向と直交する方向における相対的位置関
係は、フレームの伸びおよびホルダ湾曲による移動量に
よる影響と、支持用弾性部材の伸びによる影響とが相互
に打ち消し合って、変化しない。その結果、陰極線管の
動作開始の前後において、色選別電極と蛍光面との上記
直交する方向における相対的位置関係は一定となり、色
ズレの発生が効果的に抑制される。
作中に熱膨張が生じた場合でも、色選別電極と蛍光面と
のストライプ方向と直交する方向における相対的位置関
係は、フレームの伸びおよびホルダ湾曲による移動量に
よる影響と、支持用弾性部材の伸びによる影響とが相互
に打ち消し合って、変化しない。その結果、陰極線管の
動作開始の前後において、色選別電極と蛍光面との上記
直交する方向における相対的位置関係は一定となり、色
ズレの発生が効果的に抑制される。
【0015】また、パネルピンの位置はトータル補正量
に影響を及ぼさないため、パネルピンの位置をずらして
調整を行っても、トータル補正量は変化しない。
に影響を及ぼさないため、パネルピンの位置をずらして
調整を行っても、トータル補正量は変化しない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の陰極線管の実施の
形態について説明する。図4は、本実施形態に係わる陰
極線管の概略断面図である。図4に示すように、陰極線
管は、内面に蛍光面2が形成されたパネル1を有する。
パネル1は、ファンネル3とフリットガラスなどにより
融着してある。パネル1とファンネル3とで囲まれる空
間の内部は、高真空度に維持され、ファンネル3のネッ
ク部に装着された電子銃7から電子ビーム8がパネル1
の蛍光面2に向けて走査するようになっている。パネル
1の蛍光面2に対向して、パネル1の内側には、グリッ
ド素体としてのアパーチャグリル11が配置される。
形態について説明する。図4は、本実施形態に係わる陰
極線管の概略断面図である。図4に示すように、陰極線
管は、内面に蛍光面2が形成されたパネル1を有する。
パネル1は、ファンネル3とフリットガラスなどにより
融着してある。パネル1とファンネル3とで囲まれる空
間の内部は、高真空度に維持され、ファンネル3のネッ
ク部に装着された電子銃7から電子ビーム8がパネル1
の蛍光面2に向けて走査するようになっている。パネル
1の蛍光面2に対向して、パネル1の内側には、グリッ
ド素体としてのアパーチャグリル11が配置される。
【0017】アパーチャグリル11には、スリット状の
電子ビーム通過孔が形成してある。このアパーチャグリ
ル11の端辺は、アパーチャグリル11に電子ビーム通
過孔のスリット方向に張力が印加された状態で、フレー
ム22に溶接される。張力としては、例えば平均で30
〜50Kg/mm2 の引っ張り応力がアパーチャグリル
11に作用する程度である。このように張力を印加する
のは、動作時の熱膨張により電子ビーム通過孔の位置が
変化しないようにするためである。
電子ビーム通過孔が形成してある。このアパーチャグリ
ル11の端辺は、アパーチャグリル11に電子ビーム通
過孔のスリット方向に張力が印加された状態で、フレー
ム22に溶接される。張力としては、例えば平均で30
〜50Kg/mm2 の引っ張り応力がアパーチャグリル
11に作用する程度である。このように張力を印加する
のは、動作時の熱膨張により電子ビーム通過孔の位置が
変化しないようにするためである。
【0018】図4に示すように、フレーム22の背後
(電子銃側)には、電子ビーム8の通過を阻害しないよ
うに、かつ、外周からの地磁気などの外部磁気の影響を
シールドするように、内部磁気シールド6が接合してあ
る。電子銃7から放出された電子ビーム8は、アパーチ
ャグリル11の電子ビーム通過孔を通って、ランディン
グポイント9にある蛍光面2上の所望の蛍光体の中心に
当たり、定められた色を発光させる。
(電子銃側)には、電子ビーム8の通過を阻害しないよ
うに、かつ、外周からの地磁気などの外部磁気の影響を
シールドするように、内部磁気シールド6が接合してあ
る。電子銃7から放出された電子ビーム8は、アパーチ
ャグリル11の電子ビーム通過孔を通って、ランディン
グポイント9にある蛍光面2上の所望の蛍光体の中心に
当たり、定められた色を発光させる。
【0019】図1は、本実施形態の陰極線管の色選別電
極支持装置20の外観斜視図である。図1に示すよう
に、色選別電極支持装置20は、フレーム22a,22
bを両端としてアパーチャグリル11が張られており、
フレーム22b,22c,22dにはそれぞれ支持板バ
ネ24b,24c,24dがホルダ25b,25c,2
5dを介して固定してある。また、フレーム22aに
も、図示しない支持バネがホルダを介して固定してあ
る。フレーム22aの支持バネおよび支持板バネ24b
〜24dが、バネル1の内側に設けられたピン26a〜
26dに装着されることで、色選別電極支持装置20が
バネル1の内面に固定される。ここで、図1に示すよう
に、フレーム22a,22bの中心線をY軸とし、フレ
ーム22c,22dの中心線をX軸とすると、フレーム
22aの支持板バネおよび支持板バネ24bはY軸に対
してX- 方向にずれて位置している。また、色選別電極
支持装置20が固定されるパネル1のピン26a,26
bは、Y軸に対してX+ 方向に所定の距離だけずれて位
置している。
極支持装置20の外観斜視図である。図1に示すよう
に、色選別電極支持装置20は、フレーム22a,22
bを両端としてアパーチャグリル11が張られており、
フレーム22b,22c,22dにはそれぞれ支持板バ
ネ24b,24c,24dがホルダ25b,25c,2
5dを介して固定してある。また、フレーム22aに
も、図示しない支持バネがホルダを介して固定してあ
る。フレーム22aの支持バネおよび支持板バネ24b
〜24dが、バネル1の内側に設けられたピン26a〜
26dに装着されることで、色選別電極支持装置20が
バネル1の内面に固定される。ここで、図1に示すよう
に、フレーム22a,22bの中心線をY軸とし、フレ
ーム22c,22dの中心線をX軸とすると、フレーム
22aの支持板バネおよび支持板バネ24bはY軸に対
してX- 方向にずれて位置している。また、色選別電極
支持装置20が固定されるパネル1のピン26a,26
bは、Y軸に対してX+ 方向に所定の距離だけずれて位
置している。
【0020】すなわち、本実施形態では、トータル補正
分を補正する機構を設計した後に、パネル1のピン26
a,26bのX方向の位置を調整することで、前述した
式(1)における「(フレームの伸び)−(支持板バネ
の伸び)」の量をセンターシフトおよびセンターツイス
トの量Xが小さくなるように決定する。ピン26a,2
6bのY軸に対するずれの距離は、フレーム22a,2
2cの長さ、フレーム22a〜22dの熱膨張係数、支
持板バネ24b,24c,24d等の長さ、および、支
持板バネ24b,24c,24d等の熱膨張係数などを
考慮して決定される。
分を補正する機構を設計した後に、パネル1のピン26
a,26bのX方向の位置を調整することで、前述した
式(1)における「(フレームの伸び)−(支持板バネ
の伸び)」の量をセンターシフトおよびセンターツイス
トの量Xが小さくなるように決定する。ピン26a,2
6bのY軸に対するずれの距離は、フレーム22a,2
2cの長さ、フレーム22a〜22dの熱膨張係数、支
持板バネ24b,24c,24d等の長さ、および、支
持板バネ24b,24c,24d等の熱膨張係数などを
考慮して決定される。
【0021】本実施形態に係わる陰極線管では、動作中
に、アパーチャグリル11の温度が上昇して熱膨張が生
じるが、本実施態様の陰極線管の色選別電極支持装置で
は、アパーチャグリル11と蛍光面2との相対的位置の
変化が抑制される。すなわち、陰極線管の動作中に色選
別電極支持装置20に熱膨張が生じると、図1中X方向
における、フレーム22a〜22dの伸び、支持バネ2
4a〜24dの伸びおよびホルダ25b等の湾曲による
移動量によって、アパーチャグリル11のX方向におけ
る位置が決定される。このとき、アパーチャグリル11
は、例えば、フレーム22a〜22dの伸びによって図
1に示すX+ の方向に移動しようとし、支持バネ24a
〜24dの伸びによってX- 方向に移動しようとする。
それと同時に、ホルダ25b等が図2(A)に示す常温
時の状態から図2(B)に高温時の状態に示されるよう
に湾曲し、これによってアパーチャグリル11がX+ 方
向に移動しようとする。
に、アパーチャグリル11の温度が上昇して熱膨張が生
じるが、本実施態様の陰極線管の色選別電極支持装置で
は、アパーチャグリル11と蛍光面2との相対的位置の
変化が抑制される。すなわち、陰極線管の動作中に色選
別電極支持装置20に熱膨張が生じると、図1中X方向
における、フレーム22a〜22dの伸び、支持バネ2
4a〜24dの伸びおよびホルダ25b等の湾曲による
移動量によって、アパーチャグリル11のX方向におけ
る位置が決定される。このとき、アパーチャグリル11
は、例えば、フレーム22a〜22dの伸びによって図
1に示すX+ の方向に移動しようとし、支持バネ24a
〜24dの伸びによってX- 方向に移動しようとする。
それと同時に、ホルダ25b等が図2(A)に示す常温
時の状態から図2(B)に高温時の状態に示されるよう
に湾曲し、これによってアパーチャグリル11がX+ 方
向に移動しようとする。
【0022】ここで、色選別電極支持装置20では、熱
膨張時におけるアパーチャグリル11のX方向における
位置ズレを無くすために、フレーム22a,22cの長
さ、フレーム22a〜22dの熱膨張係数、支持板バネ
24b,24c,24d等の長さ、および、支持板バネ
24b,24c,24d等の熱膨張係数などを考慮し
て、フレーム22a〜22dの伸びおよびホルダ25b
等の湾曲による移動量の総和と、支持バネ24a〜24
dの伸びとが等しくなるようにパネル1のピン26a,
26bのX方向における位置が決定されている。
膨張時におけるアパーチャグリル11のX方向における
位置ズレを無くすために、フレーム22a,22cの長
さ、フレーム22a〜22dの熱膨張係数、支持板バネ
24b,24c,24d等の長さ、および、支持板バネ
24b,24c,24d等の熱膨張係数などを考慮し
て、フレーム22a〜22dの伸びおよびホルダ25b
等の湾曲による移動量の総和と、支持バネ24a〜24
dの伸びとが等しくなるようにパネル1のピン26a,
26bのX方向における位置が決定されている。
【0023】そのため、色選別電極支持装置20によれ
ば、陰極線管の動作中に熱膨張が生じた場合でも、アパ
ーチャグリル11と蛍光面2とのX方向における相対的
位置関係は、フレーム22a〜22dの伸びおよびホル
ダ25b等の湾曲による移動量の影響と支持板バネ24
a〜24dの伸びによる影響とが相互に打ち消し合っ
て、変化しない。その結果、陰極線管の動作開始の前後
において、アパーチャグリル11と蛍光面2とのX方向
における相対的位置関係は一定となり、色ズレの発生が
効果的に抑制される。
ば、陰極線管の動作中に熱膨張が生じた場合でも、アパ
ーチャグリル11と蛍光面2とのX方向における相対的
位置関係は、フレーム22a〜22dの伸びおよびホル
ダ25b等の湾曲による移動量の影響と支持板バネ24
a〜24dの伸びによる影響とが相互に打ち消し合っ
て、変化しない。その結果、陰極線管の動作開始の前後
において、アパーチャグリル11と蛍光面2とのX方向
における相対的位置関係は一定となり、色ズレの発生が
効果的に抑制される。
【0024】また、本実施形態では、トータル補正分を
補正する機構の設計を行った後に、パネル1のピン26
a,26bのX方向における位置を変更しても、ピン2
6a,26bの位置はトータル補正量に影響を及ぼさな
いことから、トータル補正量は変化しない。
補正する機構の設計を行った後に、パネル1のピン26
a,26bのX方向における位置を変更しても、ピン2
6a,26bの位置はトータル補正量に影響を及ぼさな
いことから、トータル補正量は変化しない。
【0025】以上説明したように、本実施形態の陰極線
管によれば、設計時のトータル補正量を変えずに、陰極
線管の動作開示前後において、アパーチャグリル11の
スリットと蛍光面2との相対的な位置関係を一定に保つ
ことができ、色ズレの発生を効果的に抑制することがで
きる。
管によれば、設計時のトータル補正量を変えずに、陰極
線管の動作開示前後において、アパーチャグリル11の
スリットと蛍光面2との相対的な位置関係を一定に保つ
ことができ、色ズレの発生を効果的に抑制することがで
きる。
【0026】尚、上述した実施形態では、パネル1のピ
ン26a,26bをY軸に対してX + 方向に所定の距離
だけずらした場合について例示したが、ピン26a,2
6bの位置は、フレーム22a,22cの長さ、フレー
ム22a〜22dの熱膨張係数、支持板バネ24b,2
4c,24d等の長さ、および、支持板バネ24b,2
4c,24d等の熱膨張係数などによっては、Y軸に対
してX- 方向にずらしてもよい。
ン26a,26bをY軸に対してX + 方向に所定の距離
だけずらした場合について例示したが、ピン26a,2
6bの位置は、フレーム22a,22cの長さ、フレー
ム22a〜22dの熱膨張係数、支持板バネ24b,2
4c,24d等の長さ、および、支持板バネ24b,2
4c,24d等の熱膨張係数などによっては、Y軸に対
してX- 方向にずらしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の陰極線管
によれば、設計時のトータル補正量を変えることなく、
陰極線管の動作開示前後において、色選別電極と蛍光面
との相対的な位置関係を一定に保つことができ、色ズレ
の発生を効果的に抑制することができる。
によれば、設計時のトータル補正量を変えることなく、
陰極線管の動作開示前後において、色選別電極と蛍光面
との相対的な位置関係を一定に保つことができ、色ズレ
の発生を効果的に抑制することができる。
【図1】本発明の実施形態の陰極線管の色選別電極支持
装置の外観斜視図である。
装置の外観斜視図である。
【図2】図1に示す陰極線管の色選別電極支持装置の部
分拡大図である。
分拡大図である。
【図3】陰極線管の色選別電極支持装置に生じる温度ド
リフトを説明するための図である。
リフトを説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態に係わる陰極線管の概略断面
図である。
図である。
1… パネル 11… アパーチャグリル 20… 色選別電極支持装置 22a〜22d… フレーム 24b〜24d… 支持バネ 25b,25c… ホルダ 26a〜26d… ピン
Claims (2)
- 【請求項1】ストライプ状の色選別電極を組み込んだフ
レームと、前記フレームに固定されたホルダと、前記ホ
ルダを介して前記フレームに固定された支持用弾性部材
とを有する色選別電極支持部の前記支持用弾性部材をパ
ネルのパネルピンに固定した陰極線管であって、 前記陰極線管の動作時に、前記色選別電極のストライプ
方向と直交する方向において、前記フレームの伸びと前
記ホルダの湾曲による移動量との総和が、前記支持用弾
性部材の伸びに略等しくなるように、前記直交する方向
における前記パネルの中心位置から所定の距離だけずれ
た位置に前記パネルピンが設けてある陰極線管。 - 【請求項2】前記パネルピンの前記ずれの距離は、前記
フレームの長さ、前記フレームの熱膨張係数、前記支持
用弾性部材の長さ、前記支持用弾性部材の熱膨張係数、
前記ホルダの移動量を考慮して、前記フレームの伸びと
前記ホルダの湾曲による移動量との総和が、前記支持用
弾性部材の伸びに略等しくなるように、設定してある請
求項1に記載の陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23430095A JPH0982235A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23430095A JPH0982235A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982235A true JPH0982235A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16968840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23430095A Pending JPH0982235A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982235A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6885140B2 (en) | 2001-11-21 | 2005-04-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Color picture tube |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23430095A patent/JPH0982235A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6885140B2 (en) | 2001-11-21 | 2005-04-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Color picture tube |
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