JPH098269A - ハイブリッド型固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents
ハイブリッド型固体撮像装置及びその製造方法Info
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- JPH098269A JPH098269A JP7158881A JP15888195A JPH098269A JP H098269 A JPH098269 A JP H098269A JP 7158881 A JP7158881 A JP 7158881A JP 15888195 A JP15888195 A JP 15888195A JP H098269 A JPH098269 A JP H098269A
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- electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハイブリッド型固体撮像装置及びその製造方
法に関し、高集積度のハイブリッド型個体撮像装置を圧
着で形成することを可能にするバンプ電極構造を提供す
る。 【構成】 光電変換素子2を設けた基板1と信号処理素
子を設けた基板7とをバンプ電極5,8で結合すると共
に、バンプ電極5の下に空洞部6を設ける。
法に関し、高集積度のハイブリッド型個体撮像装置を圧
着で形成することを可能にするバンプ電極構造を提供す
る。 【構成】 光電変換素子2を設けた基板1と信号処理素
子を設けた基板7とをバンプ電極5,8で結合すると共
に、バンプ電極5の下に空洞部6を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハイブリッド型固体撮像
装置及びその製造方法に関するもので、特に、赤外光電
変換素子を設けた基板と信号処理素子を設けた基板とを
バンプ電極によって機械的・電気的に結合したハイブリ
ッド型固体撮像装置及びその製造方法に関するものであ
る。
装置及びその製造方法に関するもので、特に、赤外光電
変換素子を設けた基板と信号処理素子を設けた基板とを
バンプ電極によって機械的・電気的に結合したハイブリ
ッド型固体撮像装置及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像装置としてはシリコンを
用いたCCD型の固体撮像装置が主流であるが、シリコ
ンは10μm帯等の比較的波長の長い赤外光に対して感
度が高くないために、資源探査用衛星に搭載する赤外光
固体撮像装置等には用いることができなかった。
用いたCCD型の固体撮像装置が主流であるが、シリコ
ンは10μm帯等の比較的波長の長い赤外光に対して感
度が高くないために、資源探査用衛星に搭載する赤外光
固体撮像装置等には用いることができなかった。
【0003】そこで、この様な赤外光固体撮像素子とし
ては、光電変換素子をHgCdTe等の化合物半導体で
構成し、信号処理素子をシリコンを用いたCCD(電荷
結合装置)で構成して、両者をInバンプ電極で結合し
たハイブリッド型固体撮像装置が用いられている。
ては、光電変換素子をHgCdTe等の化合物半導体で
構成し、信号処理素子をシリコンを用いたCCD(電荷
結合装置)で構成して、両者をInバンプ電極で結合し
たハイブリッド型固体撮像装置が用いられている。
【0004】この従来のハイブリッド型固体撮像装置を
図6を参照して説明する。 図6(a)参照 まず、CdTe基板上にHg0.8 Cd0.2 Te等のp型
HgCdTe層を設け、フォトレジストパターン(図示
せず)をマスクとしてp型HgCdTe層にB + (ボロ
ン)等を選択的にイオン注入してn型領域14を形成
し、次いで、絶縁膜となるZnS膜12堆積して、コン
タクトホールを形成したのち、Cr等のオーミック電極
を兼ねる下地電極29を介してInバンプ電極26を形
成してフォトダイオードを設けた基板28が完成する。
図6を参照して説明する。 図6(a)参照 まず、CdTe基板上にHg0.8 Cd0.2 Te等のp型
HgCdTe層を設け、フォトレジストパターン(図示
せず)をマスクとしてp型HgCdTe層にB + (ボロ
ン)等を選択的にイオン注入してn型領域14を形成
し、次いで、絶縁膜となるZnS膜12堆積して、コン
タクトホールを形成したのち、Cr等のオーミック電極
を兼ねる下地電極29を介してInバンプ電極26を形
成してフォトダイオードを設けた基板28が完成する。
【0005】図6(b)参照 次いで、信号処理素子を形成した基板30の所定部分に
Inバンプ電極26に対応するInバンプ電極31を形
成し、両方の基板28,30を対向させて圧着すること
によって、フォトダイオードを設けた基板28と信号処
理素子を設けた基板30とを機械的・電気的に結合して
ハイブリッド型固体撮像装置が完成する。
Inバンプ電極26に対応するInバンプ電極31を形
成し、両方の基板28,30を対向させて圧着すること
によって、フォトダイオードを設けた基板28と信号処
理素子を設けた基板30とを機械的・電気的に結合して
ハイブリッド型固体撮像装置が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハイブリッド型固体撮像装置においては、集積度が高ま
るに連れて結合の際に短絡が生じやすいという問題があ
る。この事情を図6(b)及び(c)を参照して説明す
る。
ハイブリッド型固体撮像装置においては、集積度が高ま
るに連れて結合の際に短絡が生じやすいという問題があ
る。この事情を図6(b)及び(c)を参照して説明す
る。
【0007】図6(b)参照 フォトダイオードを設けた基板28と信号処理素子を設
けた基板30とをInバンプ電極26,31で圧着する
と、圧着により互いのInバンプ電極26,31を潰す
ことになり、その際に、Inバンプ電極、特に、フォト
ダイオードを設けた基板28に設けたInバンプ電極2
6が横方向に拡がり、隣のInバンプ電極26と接触し
て短絡を起こすことがある。
けた基板30とをInバンプ電極26,31で圧着する
と、圧着により互いのInバンプ電極26,31を潰す
ことになり、その際に、Inバンプ電極、特に、フォト
ダイオードを設けた基板28に設けたInバンプ電極2
6が横方向に拡がり、隣のInバンプ電極26と接触し
て短絡を起こすことがある。
【0008】図6(c)参照 また、圧着の際に、Inバンプ電極26,31が剪断応
力を受けて横方向に変形しやすいため、剪断応力による
ズレ32により位置ズレを起こし、甚だしい場合には、
Inバンプ電極26が隣のInバンプ電極26と接触し
て短絡を起こすことがある。
力を受けて横方向に変形しやすいため、剪断応力による
ズレ32により位置ズレを起こし、甚だしい場合には、
Inバンプ電極26が隣のInバンプ電極26と接触し
て短絡を起こすことがある。
【0009】このような短絡をなくすためには、Inバ
ンプ電極26間の間隔を大きくすれば良いが、間隔を大
きくすれば固体撮像装置の多画素化・高密度化等のため
の集積度の向上が妨げられるという問題がある。
ンプ電極26間の間隔を大きくすれば良いが、間隔を大
きくすれば固体撮像装置の多画素化・高密度化等のため
の集積度の向上が妨げられるという問題がある。
【0010】なお、Inバンプ電極26,31を熱的に
溶融して結合する方法も考えられるが、基板上の素子特
性、特に、フォトダイオードを設けた基板28の素子特
性がInバンプ電極26の融点温度で変化する場合には
適用できないものである。
溶融して結合する方法も考えられるが、基板上の素子特
性、特に、フォトダイオードを設けた基板28の素子特
性がInバンプ電極26の融点温度で変化する場合には
適用できないものである。
【0011】したがって、本発明は、高集積度のハイブ
リッド型個体撮像装置を圧着で形成することを可能にす
るバンプ電極構造を提供することを目的とする。
リッド型個体撮像装置を圧着で形成することを可能にす
るバンプ電極構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、図1を参照して本発明の課題を解決
するための手段を説明する。
成の説明図であり、図1を参照して本発明の課題を解決
するための手段を説明する。
【0013】図1参照 (1)本発明は、ハイブリッド型個体撮像装置におい
て、光電変換素子2を設けた基板1と信号処理素子を設
けた基板7とをバンプ電極5,8で結合すると共に、バ
ンプ電極5の下に空洞部6を設けたことを特徴とする。
て、光電変換素子2を設けた基板1と信号処理素子を設
けた基板7とをバンプ電極5,8で結合すると共に、バ
ンプ電極5の下に空洞部6を設けたことを特徴とする。
【0014】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、空洞部6をバンプ電極5下の周辺部に設けたことを
特徴とする。
て、空洞部6をバンプ電極5下の周辺部に設けたことを
特徴とする。
【0015】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、一方の基板7に設けたバンプ電極8の
直径d2 を、他方の基板1に設けたバンプ電極5の下の
空洞部6の外周の径d1 以下にしたことを特徴とする。
(2)において、一方の基板7に設けたバンプ電極8の
直径d2 を、他方の基板1に設けたバンプ電極5の下の
空洞部6の外周の径d1 以下にしたことを特徴とする。
【0016】(4)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、その下に空洞部6を設けた
バンプ電極5の下地電極4として、バンプ電極5とのぬ
れ性の異なる2種類の金属からなる下地電極4を用いた
ことを特徴とする。
(3)のいずれかにおいて、その下に空洞部6を設けた
バンプ電極5の下地電極4として、バンプ電極5とのぬ
れ性の異なる2種類の金属からなる下地電極4を用いた
ことを特徴とする。
【0017】(5)また、本発明は、ハイブリッド型個
体撮像装置の製造方法において、一方の基板1上に設け
た絶縁膜2のパターンを利用して、バンプ電極5とのぬ
れ性の良い第1の金属膜を設け、次いで、少なくともこ
の第1の金属膜の中央部を覆うようにバンプ電極5との
ぬれ性が第1の金属よりも悪い第2の金属膜を設けたの
ち、第1金属膜及び第2の金属膜の露出部分と密着する
ようにバンプ電極5を選択的に堆積させ、次いで、熱処
理を施すことによってバンプ電極5の下に空洞部6を形
成する工程を有することを特徴とする。
体撮像装置の製造方法において、一方の基板1上に設け
た絶縁膜2のパターンを利用して、バンプ電極5とのぬ
れ性の良い第1の金属膜を設け、次いで、少なくともこ
の第1の金属膜の中央部を覆うようにバンプ電極5との
ぬれ性が第1の金属よりも悪い第2の金属膜を設けたの
ち、第1金属膜及び第2の金属膜の露出部分と密着する
ようにバンプ電極5を選択的に堆積させ、次いで、熱処
理を施すことによってバンプ電極5の下に空洞部6を形
成する工程を有することを特徴とする。
【0018】(6)また、本発明は、上記(5)におい
て、第1の金属膜がCr膜からなり、第2の金属膜がA
l膜からなり、バンプ電極5がInバンプ電極からなる
ことを特徴とする。
て、第1の金属膜がCr膜からなり、第2の金属膜がA
l膜からなり、バンプ電極5がInバンプ電極からなる
ことを特徴とする。
【0019】
【作用】光電変換素子2を設けた基板1と信号処理素子
を設けた基板7とをバンプ電極5,8を用いて圧着して
結合することによってハイブリッド型固体撮像装置を構
成する際に、バンプ電極5の下に空洞部6を設けたこと
によってバンプ電極5は空洞部6に落ち込むので、圧着
に伴うバンプ電極5の横方向への拡がりが防止でき、し
たがって、隣接するバンプ電極5間の短絡も生じなくな
る。
を設けた基板7とをバンプ電極5,8を用いて圧着して
結合することによってハイブリッド型固体撮像装置を構
成する際に、バンプ電極5の下に空洞部6を設けたこと
によってバンプ電極5は空洞部6に落ち込むので、圧着
に伴うバンプ電極5の横方向への拡がりが防止でき、し
たがって、隣接するバンプ電極5間の短絡も生じなくな
る。
【0020】また、ハイブリッド型固体撮像装置の最終
構造としては、バンプ電極5は空洞部6に落ち込むこと
により、空洞部6の中央部はバンプ電極5で占有され、
バンプ電極5の下の周辺部に空洞部6が残存することに
なる。
構造としては、バンプ電極5は空洞部6に落ち込むこと
により、空洞部6の中央部はバンプ電極5で占有され、
バンプ電極5の下の周辺部に空洞部6が残存することに
なる。
【0021】また、一方の基板7に設けたバンプ電極8
の直径d2 を、他方の基板1に設けたバンプ電極5の下
の空洞部6の外周の径d1 以下にすることによって、圧
着の際にバンプ電極5を空洞部6側に押し込むことがで
き、圧着に伴うバンプ電極5の横方向への拡がりを確実
に防止することができる。
の直径d2 を、他方の基板1に設けたバンプ電極5の下
の空洞部6の外周の径d1 以下にすることによって、圧
着の際にバンプ電極5を空洞部6側に押し込むことがで
き、圧着に伴うバンプ電極5の横方向への拡がりを確実
に防止することができる。
【0022】また、その下に空洞部6を設けたバンプ電
極5の下地電極4として、バンプ電極5とのぬれ性の異
なる2種類の金属からなる下地電極4を設けたことによ
り、空洞部を確実に形成することができる。
極5の下地電極4として、バンプ電極5とのぬれ性の異
なる2種類の金属からなる下地電極4を設けたことによ
り、空洞部を確実に形成することができる。
【0023】また、一方の基板1上に設けた絶縁膜2の
パターンを利用して、バンプ電極5とのぬれ性の良い第
1の金属膜を設け、次いで、少なくともこの第1の金属
膜の中央部を覆うようにバンプ電極5とのぬれ性が第1
の金属よりも悪い第2の金属膜を設けたのち、第1金属
膜及び第2の金属膜の露出部分と密着するようにバンプ
電極5を選択的に堆積させ、次いで、熱処理を施すこと
によってバンプ電極5はリフローして、ぬれ性の良い第
2の金属膜側に凝集しやすくなり、ぬれ性の悪い第2の
金属膜とバンプ電極5との間に空気が進入するので、バ
ンプ電極5の下に空洞部6を再現性良く形成することが
できる。
パターンを利用して、バンプ電極5とのぬれ性の良い第
1の金属膜を設け、次いで、少なくともこの第1の金属
膜の中央部を覆うようにバンプ電極5とのぬれ性が第1
の金属よりも悪い第2の金属膜を設けたのち、第1金属
膜及び第2の金属膜の露出部分と密着するようにバンプ
電極5を選択的に堆積させ、次いで、熱処理を施すこと
によってバンプ電極5はリフローして、ぬれ性の良い第
2の金属膜側に凝集しやすくなり、ぬれ性の悪い第2の
金属膜とバンプ電極5との間に空気が進入するので、バ
ンプ電極5の下に空洞部6を再現性良く形成することが
できる。
【0024】また、第1の金属膜としてCr膜を用い、
第2の金属膜としてAl膜を用い、バンプ電極5として
Inバンプ電極を用いることによって、安価に再現性良
く空洞部6を形成することができ、確実に隣接するバン
プ電極間の短絡を確実に防止することができる。
第2の金属膜としてAl膜を用い、バンプ電極5として
Inバンプ電極を用いることによって、安価に再現性良
く空洞部6を形成することができ、確実に隣接するバン
プ電極間の短絡を確実に防止することができる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例であるHgCdTe系ハイブ
リッド型固体撮像装置の製造工程を図2乃至図5を参照
して説明する。なお、図2(b)乃至図4(f)は、図
2(a)の破線の円内を拡大して示した要部の説明図で
ある。
リッド型固体撮像装置の製造工程を図2乃至図5を参照
して説明する。なお、図2(b)乃至図4(f)は、図
2(a)の破線の円内を拡大して示した要部の説明図で
ある。
【0026】図2(a)参照 まず、CdTe基板(図示せず)上にエピタキシャル成
長させたHg0.8 Cd 0.2 Teからなるp型のHgCd
Te層11の表面にフォトレジストパターン(図示せ
ず)を形成し、このフォトレジストパターンをマスクと
してB+ をイオン注入してn型領域14を形成する。な
お、この場合のn型領域14の面積は15〜25μm
□、好適には20μm□とする。
長させたHg0.8 Cd 0.2 Teからなるp型のHgCd
Te層11の表面にフォトレジストパターン(図示せ
ず)を形成し、このフォトレジストパターンをマスクと
してB+ をイオン注入してn型領域14を形成する。な
お、この場合のn型領域14の面積は15〜25μm
□、好適には20μm□とする。
【0027】次いで、表面保護膜となる多結晶ZnS膜
12を3〜7μm、好適には5μm堆積させたのち、選
択的にエッチングして面積が5〜15μm□、好適には
10μm□で、n型領域14の面積よりも小さい開口部
13を形成する。
12を3〜7μm、好適には5μm堆積させたのち、選
択的にエッチングして面積が5〜15μm□、好適には
10μm□で、n型領域14の面積よりも小さい開口部
13を形成する。
【0028】図2(b)参照 次いで、フォトレジストを塗布してパターニングするこ
とによって、開口部16を設けたフォトレジストパター
ン15を形成したのち、Inとのぬれ性が良いCr膜1
7を100〜300nm、好適には200nm堆積さ
せ、HgCdTe層11との接触部においてオーミック
電極18を形成する。
とによって、開口部16を設けたフォトレジストパター
ン15を形成したのち、Inとのぬれ性が良いCr膜1
7を100〜300nm、好適には200nm堆積さ
せ、HgCdTe層11との接触部においてオーミック
電極18を形成する。
【0029】図3(c)参照 次いで、フォトレジストパターン(図2(b)の15)
を除去するリフトオフによってオーミック電極18を残
存させたのち、新たにフォトレジストを塗布してパター
ニングすることによって、オーミック電極18の面積よ
り狭い開口部20を設けた第2のフォトレジストパター
ン19を形成したのち、Inとのぬれ性が悪いAl膜2
1を300〜700nm、好適には500nm堆積させ
る。
を除去するリフトオフによってオーミック電極18を残
存させたのち、新たにフォトレジストを塗布してパター
ニングすることによって、オーミック電極18の面積よ
り狭い開口部20を設けた第2のフォトレジストパター
ン19を形成したのち、Inとのぬれ性が悪いAl膜2
1を300〜700nm、好適には500nm堆積させ
る。
【0030】図3(d)参照 なお、この場合、第2のフォトレジストパターン(図3
(c)の19)には、Al膜21の延在部22に対応す
る欠如部を設けておく必要があり、後の空洞部の形成工
程において、この延在部22を介して空気が流入するこ
とになる。
(c)の19)には、Al膜21の延在部22に対応す
る欠如部を設けておく必要があり、後の空洞部の形成工
程において、この延在部22を介して空気が流入するこ
とになる。
【0031】図4(e)参照 次いで、第2のフォトレジストパターン(図3(c)の
19)を除去するリフトオフによってオーミック電極1
8上に堆積させたAl膜21を残存させたのち、新たに
フォトレジストを塗布してパターニングすることによっ
て、オーミック電極18に対応する開口部24を設けた
第3のフォトレジストパターン23を形成したのち、I
n膜25を10〜20μm、好適には15μm堆積さ
せ、開口部24内に堆積したIn膜をInバンプ電極2
6とする。
19)を除去するリフトオフによってオーミック電極1
8上に堆積させたAl膜21を残存させたのち、新たに
フォトレジストを塗布してパターニングすることによっ
て、オーミック電極18に対応する開口部24を設けた
第3のフォトレジストパターン23を形成したのち、I
n膜25を10〜20μm、好適には15μm堆積さ
せ、開口部24内に堆積したIn膜をInバンプ電極2
6とする。
【0032】図4(f)参照 次いで、第3のフォトレジストパターン(図4(e)の
23)を除去するリフトオフによってInバンプ電極2
6を残存させたのち、160〜170℃、好適には17
0℃で熱処理することによって、Inバンプ電極26を
リフローさせる。
23)を除去するリフトオフによってInバンプ電極2
6を残存させたのち、160〜170℃、好適には17
0℃で熱処理することによって、Inバンプ電極26を
リフローさせる。
【0033】この場合、AlはInとのぬれ性が悪いの
で、リフローしたInバンプ電極はぬれ性の良好なCr
オーミック電極18側に凝集しやすくなり、その際に、
図3(d)に示すAl膜21の延在部22を介して空気
がInバンプ電極26とAl膜21との間に流入してバ
ンプ電極26の下に空洞部27が形成される。
で、リフローしたInバンプ電極はぬれ性の良好なCr
オーミック電極18側に凝集しやすくなり、その際に、
図3(d)に示すAl膜21の延在部22を介して空気
がInバンプ電極26とAl膜21との間に流入してバ
ンプ電極26の下に空洞部27が形成される。
【0034】図5(g)参照 次いで、この様にして完成したフォトダイオードを設け
た基板28と信号処理素子を設けた基板30、即ち、シ
リコンCCD装置とを対向させ、夫々に設けたInバン
プ電極26及び空洞部27の直径より小さな直径のIn
バンプ電極31を圧着する。なお、図5においては、図
4に示すCrオーミック電極18とAl膜21とを合わ
せて下地電極29として示している。
た基板28と信号処理素子を設けた基板30、即ち、シ
リコンCCD装置とを対向させ、夫々に設けたInバン
プ電極26及び空洞部27の直径より小さな直径のIn
バンプ電極31を圧着する。なお、図5においては、図
4に示すCrオーミック電極18とAl膜21とを合わ
せて下地電極29として示している。
【0035】図5(h)参照 この圧着の際に、Inバンプ電極31の直径は空洞部2
7の直径より小さいため、Inバンプ電極26を空洞部
27側に確実に押し込むことができるので、Inバンプ
電極26が陥没して、横方向に拡がることを防止するこ
とができ、Inバンプ電極26,31の密度を高めた場
合にも、隣接するInバンプ電極26,31間の短絡を
確実に防止することができる。
7の直径より小さいため、Inバンプ電極26を空洞部
27側に確実に押し込むことができるので、Inバンプ
電極26が陥没して、横方向に拡がることを防止するこ
とができ、Inバンプ電極26,31の密度を高めた場
合にも、隣接するInバンプ電極26,31間の短絡を
確実に防止することができる。
【0036】また、Inバンプ電極26が空洞部27側
に陥没することにより、Inバンプ電極31が陥没部に
嵌合するような形になるので、剪断応力によるズレ32
も少なくすることができるので、剪断応力によるズレ3
2による隣接するバンプ電極26,31間の短絡を防止
することができる。
に陥没することにより、Inバンプ電極31が陥没部に
嵌合するような形になるので、剪断応力によるズレ32
も少なくすることができるので、剪断応力によるズレ3
2による隣接するバンプ電極26,31間の短絡を防止
することができる。
【0037】また、本発明の実施例においては、空洞部
27はフォトダイオードを設けた基板28側のInバン
プ電極26の下に形成しているが、信号処理素子を設け
た基板30側のInバンプ電極31の下に形成しても良
い。
27はフォトダイオードを設けた基板28側のInバン
プ電極26の下に形成しているが、信号処理素子を設け
た基板30側のInバンプ電極31の下に形成しても良
い。
【0038】また、表面保護膜として多結晶ZnS膜を
用いているが、多結晶である必要はなく、高抵抗の単結
晶ZnSを用いても良いものであり、さらに、ZnS以
外にSiO2 膜やSi3 N4 膜を用いても良いものであ
る。
用いているが、多結晶である必要はなく、高抵抗の単結
晶ZnSを用いても良いものであり、さらに、ZnS以
外にSiO2 膜やSi3 N4 膜を用いても良いものであ
る。
【0039】また、バンプ電極としてInバンプを用い
ているが必ずしもInに限られるものではなく、さら
に、下地電極としてCrとAlの組合せを用いている
が、この組み合わせに限られるものではなく、バンプ電
極に対してぬれ性に差のある導電材料の組み合わせであ
れば良く、例えば、CrはCr・Au合金に置き換えて
も良いものである。
ているが必ずしもInに限られるものではなく、さら
に、下地電極としてCrとAlの組合せを用いている
が、この組み合わせに限られるものではなく、バンプ電
極に対してぬれ性に差のある導電材料の組み合わせであ
れば良く、例えば、CrはCr・Au合金に置き換えて
も良いものである。
【0040】なお、本発明の実施例においては、Hg
0.8 Cd0.2 Teを用いた10μm帯の赤外光個体撮像
装置について説明しているが、10μm帯に限られるも
のではなく、必要とする波長帯に応じて混晶比を変更し
たHgCdTeを用いても良いものである。
0.8 Cd0.2 Teを用いた10μm帯の赤外光個体撮像
装置について説明しているが、10μm帯に限られるも
のではなく、必要とする波長帯に応じて混晶比を変更し
たHgCdTeを用いても良いものである。
【0041】また、上記実施例においては、p型基板に
n型不純物をイオン注入したフォトダイオードで説明し
ているが、導電型を反対にしてn型基板にp型不純物を
イオン注入してフォトダイオードを形成しても良い。
n型不純物をイオン注入したフォトダイオードで説明し
ているが、導電型を反対にしてn型基板にp型不純物を
イオン注入してフォトダイオードを形成しても良い。
【0042】さらに、本発明は、HgCdTe系赤外光
個体撮像装置に限られるものではなく、InSb等のII
I-V族化合物半導体を用いた赤外光個体撮像装置にも適
用されるものである。
個体撮像装置に限られるものではなく、InSb等のII
I-V族化合物半導体を用いた赤外光個体撮像装置にも適
用されるものである。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、フォトダイオードを設
けた基板及び信号処理素子を設けた基板の一方のバンプ
電極の下に空洞部を設けたので、圧着による結合の際に
Inバンプ電極が空洞部側に陥没するので、Inバンプ
電極の横方向への拡がり、或いは、剪断応力によるズレ
を低減することができ、それによって隣接するバンプ電
極間の接触短絡を防止することができ、ハイブリッド型
固体撮像装置の集積度向上に寄与するところが大きい。
けた基板及び信号処理素子を設けた基板の一方のバンプ
電極の下に空洞部を設けたので、圧着による結合の際に
Inバンプ電極が空洞部側に陥没するので、Inバンプ
電極の横方向への拡がり、或いは、剪断応力によるズレ
を低減することができ、それによって隣接するバンプ電
極間の接触短絡を防止することができ、ハイブリッド型
固体撮像装置の集積度向上に寄与するところが大きい。
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施例の途中までの製造工程の説明図
である。
である。
【図3】本発明の実施例の図2以降の途中までの製造工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図4】本発明の実施例の図3以降の途中までの製造工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図5】本発明の実施例の図4以降の製造工程の説明図
である。
である。
【図6】従来のハイブリッド型固体撮像装置の説明図で
ある。
ある。
1 基板 2 光電変換素子 3 絶縁膜 4 下地電極 5 バンプ電極 6 空洞部 7 信号処理素子を設けた基板 8 バンプ電極 11 HgCdTe層 12 ZnS膜 13 開口部 14 n型領域 15 フォトレジストパターン 16 開口部 17 Cr膜 18 オーミック電極 19 第2のフォトレジストパターン 20 開口部 21 Al膜 22 延在部 23 第3のフォトレジストパターン 24 開口部 25 In膜 26 Inバンプ電極 27 空洞部 28 フォトダイオードを設けた基板 29 下地電極 30 信号処理素子を設けた基板 31 Inバンプ電極 32 剪断応力によるズレ
Claims (6)
- 【請求項1】 光電変換素子を設けた基板と信号処理素
子を設けた基板とをバンプ電極で結合すると共に、バン
プ電極の下に空洞部を設けたことを特徴とするハイブリ
ッド型固体撮像装置。 - 【請求項2】 上記空洞部を上記バンプ電極の下の周辺
部に設けたことを特徴とする請求項1記載のハイブリッ
ド型固体撮像装置。 - 【請求項3】 上記基板の内の一方の基板に設けたバン
プ電極の直径を、上記基板の内の他方の基板に設けたバ
ンプ電極の下に設けた空洞部の外周の直径以下にしたこ
とを特徴とする請求項1または2記載のハイブリッド型
固体撮像装置。 - 【請求項4】 上記空洞部を設けたバンプ電極の下地電
極として、前記バンプ電極とのぬれ性の異なる2種類の
金属からなる下地電極を用いたことを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか1項に記載のハイブリッド型固体撮
像装置。 - 【請求項5】 一方の基板上に設けた絶縁膜パターンを
利用して、バンプ電極とのぬれ性の良い第1の金属膜を
設け、次いで、少なくとも前記第1の金属膜の中央部を
覆うように前記バンプ電極とのぬれ性が前記第1の金属
よりも悪い第2の金属膜を設けたのち、前記第1金属膜
及び第2の金属膜の露出部分と密着するように前記バン
プ電極を選択的に堆積させ、次いで、熱処理を施すこと
によって前記バンプ電極下に空洞部を形成する工程を有
することを特徴とするハイブリッド型固体撮像装置の製
造方法。 - 【請求項6】 上記第1の金属膜がCr膜からなり、上
記第2の金属膜がAl膜からなり、また、上記バンプ電
極がInバンプ電極からなることを特徴とする請求項5
記載のハイブリッド型固体撮像装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158881A JPH098269A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | ハイブリッド型固体撮像装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158881A JPH098269A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | ハイブリッド型固体撮像装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098269A true JPH098269A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15681431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158881A Withdrawn JPH098269A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | ハイブリッド型固体撮像装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098269A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020001207A (ko) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | 곽정소 | 실리콘 영상센서의 제조방법 |
| JP2017092419A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 株式会社島津製作所 | 半導体検出器 |
| JP2023089131A (ja) * | 2013-02-27 | 2023-06-27 | 株式会社ニコン | 撮像素子、および撮像装置 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7158881A patent/JPH098269A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020001207A (ko) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | 곽정소 | 실리콘 영상센서의 제조방법 |
| JP2023089131A (ja) * | 2013-02-27 | 2023-06-27 | 株式会社ニコン | 撮像素子、および撮像装置 |
| JP2017092419A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 株式会社島津製作所 | 半導体検出器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |