JPH0982798A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH0982798A JPH0982798A JP23436795A JP23436795A JPH0982798A JP H0982798 A JPH0982798 A JP H0982798A JP 23436795 A JP23436795 A JP 23436795A JP 23436795 A JP23436795 A JP 23436795A JP H0982798 A JPH0982798 A JP H0982798A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性の高い半導体装置を得ることを可能に
する。 【解決手段】 金属配線が形成された半導体基板に絶縁
膜を形成する工程と、この絶縁膜上に被覆膜を形成する
工程と、前記金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜
の領域に接続孔を形成する工程と、前記接続孔の底の前
記金属配線の表面を清浄化する工程と、前記被覆膜を構
成する元素との平均的な結合エネルギーが前記絶縁膜を
構成する元素との平均的な結合エネルギーよりも高い元
素で前記被覆膜の表面を終端させる工程と、前記接続孔
内に金属膜を選択的に成長させる工程と、を備えたこと
を特徴とする。
する。 【解決手段】 金属配線が形成された半導体基板に絶縁
膜を形成する工程と、この絶縁膜上に被覆膜を形成する
工程と、前記金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜
の領域に接続孔を形成する工程と、前記接続孔の底の前
記金属配線の表面を清浄化する工程と、前記被覆膜を構
成する元素との平均的な結合エネルギーが前記絶縁膜を
構成する元素との平均的な結合エネルギーよりも高い元
素で前記被覆膜の表面を終端させる工程と、前記接続孔
内に金属膜を選択的に成長させる工程と、を備えたこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線を有する
半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大規模集積回路(LSI)内に
用いられている多層アルミニウム(Al)配線間のヴィ
ア形成には、六弗化タングステン(WF6 )、モノシラ
ン(SiH4 )、水素(H2 )ガスを用いた気相化学成
長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法によるタン
グステン(W)の埋め込みが行われている。近年、配線
の微細化に伴ってヴィア・ホールの直径も縮小し、ヴィ
アのアスペクト比(ヴィアの深さ/ヴィアの直径)は1
よりも大きくなりつつある。こうした状況の中で、CV
D法を用いたW埋め込みは、アスペクト比が大きくなっ
た際にもヴィア・ホール内を完全に埋め込むことができ
ることから、Al配線間を結ぶヴィアに採用されてい
る。
用いられている多層アルミニウム(Al)配線間のヴィ
ア形成には、六弗化タングステン(WF6 )、モノシラ
ン(SiH4 )、水素(H2 )ガスを用いた気相化学成
長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法によるタン
グステン(W)の埋め込みが行われている。近年、配線
の微細化に伴ってヴィア・ホールの直径も縮小し、ヴィ
アのアスペクト比(ヴィアの深さ/ヴィアの直径)は1
よりも大きくなりつつある。こうした状況の中で、CV
D法を用いたW埋め込みは、アスペクト比が大きくなっ
た際にもヴィア・ホール内を完全に埋め込むことができ
ることから、Al配線間を結ぶヴィアに採用されてい
る。
【0003】一般的にWのヴィア・ホール埋め込みには
二つの方法があって、第1はブランケット成長法であ
り、ヴィアホール開口後TiN/Tiの密着層(Glue L
ayer)を設け、その上にWを一様に成膜した後、ヴィア
・ホール以外の絶縁膜上に堆積している余剰Wを除去す
る方法である。第2は選択成長法で、まず、ヴィア・ホ
ールを開孔後、BCl3 ガスによる反応性イオンエッチ
ング(RIE:ReactiveIon Etching)、あるいは、A
rガスによる逆スパッタで開口部底のAl表面酸化物を
除去する。このとき絶縁膜表面、例えばSiO2 表面で
は、Si−O結合が切断されたダングリングボンドと呼
ばれる未結合手が発生するため、三塩化ホウ素(BCl
3 )、塩素(Cl2 )ガス等を用いてSiO2 表面のダ
ングリングボンドをClで終端し不活性化する。この処
理により、Al上のヴィア・ホール内のみにWを選択成
長させ、Wプラグを形成することができる。
二つの方法があって、第1はブランケット成長法であ
り、ヴィアホール開口後TiN/Tiの密着層(Glue L
ayer)を設け、その上にWを一様に成膜した後、ヴィア
・ホール以外の絶縁膜上に堆積している余剰Wを除去す
る方法である。第2は選択成長法で、まず、ヴィア・ホ
ールを開孔後、BCl3 ガスによる反応性イオンエッチ
ング(RIE:ReactiveIon Etching)、あるいは、A
rガスによる逆スパッタで開口部底のAl表面酸化物を
除去する。このとき絶縁膜表面、例えばSiO2 表面で
は、Si−O結合が切断されたダングリングボンドと呼
ばれる未結合手が発生するため、三塩化ホウ素(BCl
3 )、塩素(Cl2 )ガス等を用いてSiO2 表面のダ
ングリングボンドをClで終端し不活性化する。この処
理により、Al上のヴィア・ホール内のみにWを選択成
長させ、Wプラグを形成することができる。
【0004】つまり、WのCVD成長においては下地基
板の前処理がW成膜の有無を左右し、下地基板が例えば
金属などのように活性なダングリングボンドが多く電子
を供給しやすい状態であれば、WF6 ガスが還元されて
Wが成長する。一方、下地基板が絶縁膜などのように電
子の供給が不足している状態では、WF6 ガスは還元さ
れ難くWの成長も充分進行しないことになる。
板の前処理がW成膜の有無を左右し、下地基板が例えば
金属などのように活性なダングリングボンドが多く電子
を供給しやすい状態であれば、WF6 ガスが還元されて
Wが成長する。一方、下地基板が絶縁膜などのように電
子の供給が不足している状態では、WF6 ガスは還元さ
れ難くWの成長も充分進行しないことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年LSI内の配線
は、微細化および長配線長化による抵抗の増大に伴っ
て、信号の伝播遅延といった問題が顕在化するようにな
ってきている。そこで、アルミニウムを主体とする材料
から、比抵抗のより低い銅(Cu)を用いた多層配線が
研究開発段階に入っている。
は、微細化および長配線長化による抵抗の増大に伴っ
て、信号の伝播遅延といった問題が顕在化するようにな
ってきている。そこで、アルミニウムを主体とする材料
から、比抵抗のより低い銅(Cu)を用いた多層配線が
研究開発段階に入っている。
【0006】このCu配線上に上述した従来のプロセス
を用いてヴィア・ホールのW埋め込みを行った場合、幾
つかの問題を生じることになる。まず、ブランケット成
長法では、CuおよびAl配線上を問わず、ヴィア・ホ
ール以外の成膜したくない部分にもWが成長してしまう
こと、不要なWを除去するためにCMP(Chemical Mec
hanical Polishing)等のエッチングバック工程が増える
こと、形成したWプラグの中央部分にシーム(seam)と
呼ばれる継ぎ目が生じるといったことがある。このシー
ムは、ヴィア・ホールの底面および側面からWが同時に
成長することにより生じるものであり、電界集中が生じ
易い。また、密着層のTiN/Tiをスパッタリング法
によって設ける場合、次世代LSIで用いられるアスペ
クト比3〜5のヴィア・ホール内全てに、均一な被覆率
でTiN/Ti層を形成することが非常に難しく、ヴィ
ア・ホール内へのW埋め込みそのものが困難となること
が考えられる。
を用いてヴィア・ホールのW埋め込みを行った場合、幾
つかの問題を生じることになる。まず、ブランケット成
長法では、CuおよびAl配線上を問わず、ヴィア・ホ
ール以外の成膜したくない部分にもWが成長してしまう
こと、不要なWを除去するためにCMP(Chemical Mec
hanical Polishing)等のエッチングバック工程が増える
こと、形成したWプラグの中央部分にシーム(seam)と
呼ばれる継ぎ目が生じるといったことがある。このシー
ムは、ヴィア・ホールの底面および側面からWが同時に
成長することにより生じるものであり、電界集中が生じ
易い。また、密着層のTiN/Tiをスパッタリング法
によって設ける場合、次世代LSIで用いられるアスペ
クト比3〜5のヴィア・ホール内全てに、均一な被覆率
でTiN/Ti層を形成することが非常に難しく、ヴィ
ア・ホール内へのW埋め込みそのものが困難となること
が考えられる。
【0007】一方、選択成長法の場合には上述の問題は
発生しない。しかし、Cu配線上のヴィア形成にそのま
ま用いた場合には、Cu塩化物の蒸気圧が低いため酸化
物のエッチングが困難なこと、更に、Cuは塩素と結び
つくと腐食を発生しやすいことから、W成長時にSiO
2 膜上のダングリングボンドをCl系ガスで終端する処
理を実行できずW選択成長の障害となる。しかし、将来
の微細化プロセスへの対応性や工程の簡素化、シームの
無い信頼性のあるWプラグの形成を考えると、Cu上の
W選択成長は多層CU配線を実現化する上で是非とも必
要な技術である。このCu上のW選択成長を実現する為
には、ヴィア・ホールの底に露出したCu表面を腐食さ
せることなく、絶縁膜上のW成長を抑制する前処理を行
わなければならない。
発生しない。しかし、Cu配線上のヴィア形成にそのま
ま用いた場合には、Cu塩化物の蒸気圧が低いため酸化
物のエッチングが困難なこと、更に、Cuは塩素と結び
つくと腐食を発生しやすいことから、W成長時にSiO
2 膜上のダングリングボンドをCl系ガスで終端する処
理を実行できずW選択成長の障害となる。しかし、将来
の微細化プロセスへの対応性や工程の簡素化、シームの
無い信頼性のあるWプラグの形成を考えると、Cu上の
W選択成長は多層CU配線を実現化する上で是非とも必
要な技術である。このCu上のW選択成長を実現する為
には、ヴィア・ホールの底に露出したCu表面を腐食さ
せることなく、絶縁膜上のW成長を抑制する前処理を行
わなければならない。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、配線特にCu配線上の絶縁膜に設けた開口部
のみにWを選択的に成長させ、信頼性のある金属プラグ
を有する半導体装置およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
であって、配線特にCu配線上の絶縁膜に設けた開口部
のみにWを選択的に成長させ、信頼性のある金属プラグ
を有する半導体装置およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明による半導体
装置の製造方法の第1の態様は、金属配線が形成された
半導体基板に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜上に
被覆膜を形成する工程と、前記金属配線上の前記被覆膜
および前記絶縁膜の領域に接続孔を形成する工程と、前
記接続孔の底の前記金属配線の表面を清浄化する工程
と、前記被覆膜を構成する元素との平均的な結合エネル
ギーが前記絶縁膜を構成する元素との平均的な結合エネ
ルギーよりも高い元素で前記被覆膜の表面を終端させる
工程と、前記接続孔内に金属膜を選択的に成長させる工
程と、を備えたことを特徴とする。
装置の製造方法の第1の態様は、金属配線が形成された
半導体基板に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜上に
被覆膜を形成する工程と、前記金属配線上の前記被覆膜
および前記絶縁膜の領域に接続孔を形成する工程と、前
記接続孔の底の前記金属配線の表面を清浄化する工程
と、前記被覆膜を構成する元素との平均的な結合エネル
ギーが前記絶縁膜を構成する元素との平均的な結合エネ
ルギーよりも高い元素で前記被覆膜の表面を終端させる
工程と、前記接続孔内に金属膜を選択的に成長させる工
程と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また第1の発明による半導体装置の製造方
法の第2の態様は、第1の態様の製造方法において、前
記金属配線の表面を清浄化する工程は、前記金属配線の
表面および前記被覆膜の表面を逆スパッタリングする工
程を含むことを特徴とする。
法の第2の態様は、第1の態様の製造方法において、前
記金属配線の表面を清浄化する工程は、前記金属配線の
表面および前記被覆膜の表面を逆スパッタリングする工
程を含むことを特徴とする。
【0011】また第1の発明による半導体装置の製造方
法の第3の態様は、第1または第2の態様の製造方法に
おいて、前記金属配線の材料は銅であり、前記金属膜は
タングステンもしくはモリブデンからなる膜であり、前
記清浄化する工程は、ArガスまたはH2 ガス雰囲気中
で逆スパッタリングを行う工程を有し、前記被覆膜の表
面を終端させる工程は弗素系のガスを流すことにより前
記被覆膜の表面を弗素で終端させる工程を有しているこ
とを特徴とする。
法の第3の態様は、第1または第2の態様の製造方法に
おいて、前記金属配線の材料は銅であり、前記金属膜は
タングステンもしくはモリブデンからなる膜であり、前
記清浄化する工程は、ArガスまたはH2 ガス雰囲気中
で逆スパッタリングを行う工程を有し、前記被覆膜の表
面を終端させる工程は弗素系のガスを流すことにより前
記被覆膜の表面を弗素で終端させる工程を有しているこ
とを特徴とする。
【0012】また第1の発明による半導体装置の製造方
法の第4の態様は、金属配線が形成された半導体基板上
に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜上に、この絶縁
膜を構成する原子および前記金属配線を構成する原子の
それぞれの電気陰性度よりも電気陰性度の大きい原子か
ら構成される被覆膜を形成する工程と、前記金属配線上
の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に接続孔を形成す
る工程と、前記接続孔の底の前記金属配線の表面を清浄
化する工程と、前記接続孔内に金属膜を選択的に成長さ
せる工程と、を備えたことを特徴とする。
法の第4の態様は、金属配線が形成された半導体基板上
に絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜上に、この絶縁
膜を構成する原子および前記金属配線を構成する原子の
それぞれの電気陰性度よりも電気陰性度の大きい原子か
ら構成される被覆膜を形成する工程と、前記金属配線上
の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に接続孔を形成す
る工程と、前記接続孔の底の前記金属配線の表面を清浄
化する工程と、前記接続孔内に金属膜を選択的に成長さ
せる工程と、を備えたことを特徴とする。
【0013】また第1の発明による半導体装置の製造方
法の第5の態様は、第1または4の態様の製造方法にお
いて、前記金属配線の材料は銅であり、前記金属膜はタ
ングステンもしくはモリブデンからなる膜であり、前記
清浄化する工程は、水素ガスを含む雰囲気中で前記接続
孔の底に露出した前記金属配線の表面の酸化物を除去す
る工程を有していることを特徴とする。
法の第5の態様は、第1または4の態様の製造方法にお
いて、前記金属配線の材料は銅であり、前記金属膜はタ
ングステンもしくはモリブデンからなる膜であり、前記
清浄化する工程は、水素ガスを含む雰囲気中で前記接続
孔の底に露出した前記金属配線の表面の酸化物を除去す
る工程を有していることを特徴とする。
【0014】また第1の発明による半導体装置の製造方
法の第6の態様は、第1乃至第5の態様のいずれかの製
造方法において、前記被覆膜は、炭素または炭素を含む
高分子化合物からなることを特徴とする。
法の第6の態様は、第1乃至第5の態様のいずれかの製
造方法において、前記被覆膜は、炭素または炭素を含む
高分子化合物からなることを特徴とする。
【0015】また第2の発明による半導体装置の第1の
態様は、金属配線が形成された半導体基板上に形成され
た絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された被覆膜と、前記
金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に形成
された接続孔と、前記接続孔内に選択的に埋込まれたタ
ングステンもしくはモリブデンからなるプラグと、を備
え、前記接続孔の底の前記金属配線の表面は、清浄化さ
れ、前記被覆膜の表面は弗素によって終端されることを
特徴とする。
態様は、金属配線が形成された半導体基板上に形成され
た絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された被覆膜と、前記
金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に形成
された接続孔と、前記接続孔内に選択的に埋込まれたタ
ングステンもしくはモリブデンからなるプラグと、を備
え、前記接続孔の底の前記金属配線の表面は、清浄化さ
れ、前記被覆膜の表面は弗素によって終端されることを
特徴とする。
【0016】また第2の発明による半導体装置の第2の
態様は、第1の態様の半導体装置において、前記被覆膜
は、炭素または炭素を含む高分子化合物からなることを
特徴とする。
態様は、第1の態様の半導体装置において、前記被覆膜
は、炭素または炭素を含む高分子化合物からなることを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置の製造方
法の第1の実施の形態を図1および図2を参照して説明
する。この第1の実施の形態の製造方法の製造工程を図
1に示す。まず図1(a)に示すようにCu配線4が形
成された下地基板2(例えば半導体基板または絶縁膜が
形成された半導体基板)上に、例えばSiO2 またはS
iNからなる層間絶縁膜6を形成する。次にこの層間絶
縁膜6の最表面に炭素(C)からなる層8を形成する
(図1(b)参照)。その後、フォトリソグラフィ技術
を用いて炭素層8上にレジストパターン(図示せず)を
形成し、このレジストパターンをマスクにしてCu配線
4上の絶縁膜6および炭素層8の領域にCu配線4との
接続を取るためのヴィア・ホール10を例えばRIE
(Reactive Ion Etching)法を用いて開口する(図1
(c)参照)。
法の第1の実施の形態を図1および図2を参照して説明
する。この第1の実施の形態の製造方法の製造工程を図
1に示す。まず図1(a)に示すようにCu配線4が形
成された下地基板2(例えば半導体基板または絶縁膜が
形成された半導体基板)上に、例えばSiO2 またはS
iNからなる層間絶縁膜6を形成する。次にこの層間絶
縁膜6の最表面に炭素(C)からなる層8を形成する
(図1(b)参照)。その後、フォトリソグラフィ技術
を用いて炭素層8上にレジストパターン(図示せず)を
形成し、このレジストパターンをマスクにしてCu配線
4上の絶縁膜6および炭素層8の領域にCu配線4との
接続を取るためのヴィア・ホール10を例えばRIE
(Reactive Ion Etching)法を用いて開口する(図1
(c)参照)。
【0018】そして上記レジストパターンを除去した
後、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜を、アルゴ
ン(Ar)ガス雰囲気中での逆スパッタリング法によっ
て除去する(図1(d)参照)。続いて六弗化硫黄(S
F6 )ガスを流すことによって、上記酸化膜除去の際に
生じた炭素層8の表面のダングリングボンドを弗素
(F)により終端させる(図1(e)参照)。
後、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜を、アルゴ
ン(Ar)ガス雰囲気中での逆スパッタリング法によっ
て除去する(図1(d)参照)。続いて六弗化硫黄(S
F6 )ガスを流すことによって、上記酸化膜除去の際に
生じた炭素層8の表面のダングリングボンドを弗素
(F)により終端させる(図1(e)参照)。
【0019】次に図1(f)に示すように、Cu配線4
上のヴィア・ホール10内にWF6、SiH4 ガスを使
用した選択CVD法を用いてWからなるヴィア(Wプラ
グ)12を選択的に成長させ、その後、炭素層8を除去
して多層配線用のヴィア12を完成する(図1(g)参
照)。
上のヴィア・ホール10内にWF6、SiH4 ガスを使
用した選択CVD法を用いてWからなるヴィア(Wプラ
グ)12を選択的に成長させ、その後、炭素層8を除去
して多層配線用のヴィア12を完成する(図1(g)参
照)。
【0020】次に上記第1の実施の形態において、Cu
配線4上にWが選択的に成長される理由について説明す
る。下地基板の材料が各々Cu、SiO2 、Cである場
合にCVD法を用いてWの膜を形成した際の成長速度を
図2に示す。このときの処理条件は、成長前のベース真
空度が6×10-6Torr、成長時の基板温度が200
〜260℃、使用ガスの流量比WF6 /SiH4 が10
/7cc/min、成長時の真空度が7mTorrであ
る。
配線4上にWが選択的に成長される理由について説明す
る。下地基板の材料が各々Cu、SiO2 、Cである場
合にCVD法を用いてWの膜を形成した際の成長速度を
図2に示す。このときの処理条件は、成長前のベース真
空度が6×10-6Torr、成長時の基板温度が200
〜260℃、使用ガスの流量比WF6 /SiH4 が10
/7cc/min、成長時の真空度が7mTorrであ
る。
【0021】図2において、白丸は清浄なCu表面(A
r雰囲気で逆スパッタを行った後にSF6 ガスで終端さ
せるか、または水素雰囲気中で450℃、20分間の熱
処理したCu表面)上におけるW成膜の様子を示したも
のであり、この場合は下地基板がCuであるため、下地
基板からの電子の供給が十分なため、WF6 ガスが分解
し易くWの成長核は成長開始後、早い時間で発生する。
従ってWの成長速度も速く、約60〜200nm/mi
nである。
r雰囲気で逆スパッタを行った後にSF6 ガスで終端さ
せるか、または水素雰囲気中で450℃、20分間の熱
処理したCu表面)上におけるW成膜の様子を示したも
のであり、この場合は下地基板がCuであるため、下地
基板からの電子の供給が十分なため、WF6 ガスが分解
し易くWの成長核は成長開始後、早い時間で発生する。
従ってWの成長速度も速く、約60〜200nm/mi
nである。
【0022】一方、黒三角、黒四角は各々無処理のSi
O2 、Cの絶縁膜上におけるW成膜の様子を示したもの
である。この場合は両者とも、下地基板(絶縁膜)から
の電子の供給が不十分なため、WF6 ガスは還元され難
く、SiH4 ガスのみによる還元となる。従ってWの成
長核が生じ難く、Wの成膜の進行が遅くなっている。
O2 、Cの絶縁膜上におけるW成膜の様子を示したもの
である。この場合は両者とも、下地基板(絶縁膜)から
の電子の供給が不十分なため、WF6 ガスは還元され難
く、SiH4 ガスのみによる還元となる。従ってWの成
長核が生じ難く、Wの成膜の進行が遅くなっている。
【0023】上記実施の形態に用いられたWの選択成長
は上述のように、下地の違いによるW成長核の発生時間
の違いを利用して行われている。
は上述のように、下地の違いによるW成長核の発生時間
の違いを利用して行われている。
【0024】ところで、Cu上にWを成長する場合にあ
らかじめ表面の酸化膜を除去しておく必要があるが、C
uの酸化物は還元しやすいため水素雰囲気中において熱
処理を施すことで酸化物を分解したり、あるいは、Ar
イオンによるバイアスクリーニング(逆スパッタリン
グ)によって物理的に除去する方法が考えられる。但
し、Arイオンによるバイアスクリーニングを行った場
合、同時に絶縁膜表面にダングリングボンドが発生し、
選択性が崩れる可能性があるためSF6 を流してダング
リングボンドをFで終端しておく必要がある。このとき
SiO2 、Cの絶縁膜上におけるW成膜の様子を示した
ものを、各々白三角、白四角に示す。
らかじめ表面の酸化膜を除去しておく必要があるが、C
uの酸化物は還元しやすいため水素雰囲気中において熱
処理を施すことで酸化物を分解したり、あるいは、Ar
イオンによるバイアスクリーニング(逆スパッタリン
グ)によって物理的に除去する方法が考えられる。但
し、Arイオンによるバイアスクリーニングを行った場
合、同時に絶縁膜表面にダングリングボンドが発生し、
選択性が崩れる可能性があるためSF6 を流してダング
リングボンドをFで終端しておく必要がある。このとき
SiO2 、Cの絶縁膜上におけるW成膜の様子を示した
ものを、各々白三角、白四角に示す。
【0025】Cu酸化物除去の具体的方法は、水素還元
処理の場合、Wの成長前にH2 流量〜150sccm、
圧力〜500mTorr、基板温度400〜450℃で
約20分間の還元処理を行う。また、Arイオンによる
バイアスクリーニングの場合、Ar流量50〜100s
ccm、圧力9〜18mTorr、出力50〜150W
で2分間の逆スパッタを行った後、SF6 流量50〜1
00sccm、圧力25〜50mTorrで1分間のダ
ングリングボンド終端処理を施す。
処理の場合、Wの成長前にH2 流量〜150sccm、
圧力〜500mTorr、基板温度400〜450℃で
約20分間の還元処理を行う。また、Arイオンによる
バイアスクリーニングの場合、Ar流量50〜100s
ccm、圧力9〜18mTorr、出力50〜150W
で2分間の逆スパッタを行った後、SF6 流量50〜1
00sccm、圧力25〜50mTorrで1分間のダ
ングリングボンド終端処理を施す。
【0026】図2に示す結果から、絶縁膜の最表面にS
iO2 が露出している場合にCu酸化物除去の前処理を
施すと、Wの成膜過程においてCu上とSiO2 上との
選択性が得られないことになる。しかし、その最表面が
Cであった場合にはCu上との選択性は十分確保できる
ことがわかる。
iO2 が露出している場合にCu酸化物除去の前処理を
施すと、Wの成膜過程においてCu上とSiO2 上との
選択性が得られないことになる。しかし、その最表面が
Cであった場合にはCu上との選択性は十分確保できる
ことがわかる。
【0027】次に、下地基板が各々C、SiO2 、Si
3 N4 であるときの弗素との結合エネルギーを求めてみ
る。
3 N4 であるときの弗素との結合エネルギーを求めてみ
る。
【0028】CとFの結合エネルギー(C−F)、Si
とFの結合エネルギー(Si−F)、OとFの結合エネ
ルギー(O−F)、NとFの結合エネルギー(N−F)
の各々は次のようになる。
とFの結合エネルギー(Si−F)、OとFの結合エネ
ルギー(O−F)、NとFの結合エネルギー(N−F)
の各々は次のようになる。
【0029】(C−F)=132Kcal/mol (Si−F)=132.1±0.5Kcal/mol (O−F)=53±4Kcal/mol (N−F)=82Kcal/mol SiO2 とFの結合エネルギー(SiO2 −F)は、S
iO2 におけるSiと酸素(O)の原子数の比が1対2
で、ダングリングボンドの比が4対2であるので、 (Si−F)×1/3×4/6+(O−F)×2/3×
2/6=29.36+11.78=41.1Kcal/
mol となる。
iO2 におけるSiと酸素(O)の原子数の比が1対2
で、ダングリングボンドの比が4対2であるので、 (Si−F)×1/3×4/6+(O−F)×2/3×
2/6=29.36+11.78=41.1Kcal/
mol となる。
【0030】またSi3 N4 とFの結合エネルギー(S
i3 N4 −F)は、Si3 N4 におけるSiとNの原子
数の比が3対4で、ダングリングボンドの比が4対3で
あるので、 (Si−F)×3/7×4/7+(N−F)×4/7×
3/7=32.35+20.08=52.4Kcal/
mol となる。
i3 N4 −F)は、Si3 N4 におけるSiとNの原子
数の比が3対4で、ダングリングボンドの比が4対3で
あるので、 (Si−F)×3/7×4/7+(N−F)×4/7×
3/7=32.35+20.08=52.4Kcal/
mol となる。
【0031】したがって、CとFの結合エネルギーはS
iO2 とFの結合エネルギーやSi3 N4 とFの結合エ
ネルギーよりも大きなものとなる。これにより、Fガス
により終端させた場合の安定性は炭素(C)が高いこと
が分かる。
iO2 とFの結合エネルギーやSi3 N4 とFの結合エ
ネルギーよりも大きなものとなる。これにより、Fガス
により終端させた場合の安定性は炭素(C)が高いこと
が分かる。
【0032】上記第1の実施の形態においては、層間絶
縁膜6上に炭素層8を形成したが、上述のことにより材
料を構成する原子とFとの間の平均的な結合エネルギー
が、下地となる絶縁膜6とFとの結合エネルギーよりも
大きな値を有する被膜を炭素層8の代わりに用いること
ができる。
縁膜6上に炭素層8を形成したが、上述のことにより材
料を構成する原子とFとの間の平均的な結合エネルギー
が、下地となる絶縁膜6とFとの結合エネルギーよりも
大きな値を有する被膜を炭素層8の代わりに用いること
ができる。
【0033】次に本発明による半導体装置の製造方法の
第2の実施の形態の製造工程を図3に示す。この実施の
形態の製造方法は、基板2と埋め込みCu配線4の間に
Cuの拡散防止層3を設けたものである。
第2の実施の形態の製造工程を図3に示す。この実施の
形態の製造方法は、基板2と埋め込みCu配線4の間に
Cuの拡散防止層3を設けたものである。
【0034】まず図3(a)に示すように半導体基板ま
たは絶縁膜基板2内に所望の配線パターンに応じた溝2
aを形成する。次いで図3(b)に示すようにこの溝2
aの表面を例えばTiN、TiN/Ti、TiSiN、
またはWSiN等からなる拡散防止膜3で被覆し、その
後上記溝2aを埋め込むようにCu配線4を形成する。
なお、膜3はCuが基板2に拡散するのを防止するため
のものである。
たは絶縁膜基板2内に所望の配線パターンに応じた溝2
aを形成する。次いで図3(b)に示すようにこの溝2
aの表面を例えばTiN、TiN/Ti、TiSiN、
またはWSiN等からなる拡散防止膜3で被覆し、その
後上記溝2aを埋め込むようにCu配線4を形成する。
なお、膜3はCuが基板2に拡散するのを防止するため
のものである。
【0035】続いて図3(c)に示すように、全面に例
えばSiO2 、SiN、あるいはこれらの組合せからな
る層間絶縁膜6を形成し、その後、最表面に炭素層8を
形成する(図3(d)参照)。そしてフォトリソグラフ
ィ技術を用いて炭素層8上にレジストパターン(図示せ
ず)を形成し、このレジストパターンをマスクにしてC
u配線4上の、層間絶縁膜6および炭素層8の領域にC
u配線4との接続を取るためのヴィア・ホール10をR
IE法を用いて開口する(図3(e)参照)。
えばSiO2 、SiN、あるいはこれらの組合せからな
る層間絶縁膜6を形成し、その後、最表面に炭素層8を
形成する(図3(d)参照)。そしてフォトリソグラフ
ィ技術を用いて炭素層8上にレジストパターン(図示せ
ず)を形成し、このレジストパターンをマスクにしてC
u配線4上の、層間絶縁膜6および炭素層8の領域にC
u配線4との接続を取るためのヴィア・ホール10をR
IE法を用いて開口する(図3(e)参照)。
【0036】その後露出したCu配線4の表面の自然酸
化膜を除去するためにArガス雰囲気中で逆スパッタリ
ングを行い、Cu配線4の露出した表面を清浄化する
(図3(f)参照)。このときの逆スパッタリングの条
件は、ベース真空度が6×10-6Torr、Arガスの
流量が50〜100sccm、圧力が9〜18mTor
r、出力が50〜150Wである。
化膜を除去するためにArガス雰囲気中で逆スパッタリ
ングを行い、Cu配線4の露出した表面を清浄化する
(図3(f)参照)。このときの逆スパッタリングの条
件は、ベース真空度が6×10-6Torr、Arガスの
流量が50〜100sccm、圧力が9〜18mTor
r、出力が50〜150Wである。
【0037】次いで図3(g)に示すように、SF6 ガ
スを用いて炭素層8および露出している層間絶縁膜6の
表面のダングリングボンドを弗素Fで終端させる。この
ときSF6 ガスの流量は50〜100sccm、圧力は
25〜50mTorrであった。続いて図3(h)に示
すようにWF6 、SiH4 ガスを使用した選択CVD法
を用いてヴィア・ホール10内にタングステンWを選択
成長させて、ヴィア12を形成する。このときの選択成
長の条件は、成長前のベース真空度が6×10-6Tor
r、成長時の温度が200〜260℃、使用ガスの流量
比WF6 /SiH4 が10/7cc/min、成長時の
圧力が7mTorrであり、この条件下におけるWの成
長速度は60〜200nm/minであった。なお、S
iH4 ガスの代わりに流量が3〜15cc/minのH
2 ガスを用いても良い。
スを用いて炭素層8および露出している層間絶縁膜6の
表面のダングリングボンドを弗素Fで終端させる。この
ときSF6 ガスの流量は50〜100sccm、圧力は
25〜50mTorrであった。続いて図3(h)に示
すようにWF6 、SiH4 ガスを使用した選択CVD法
を用いてヴィア・ホール10内にタングステンWを選択
成長させて、ヴィア12を形成する。このときの選択成
長の条件は、成長前のベース真空度が6×10-6Tor
r、成長時の温度が200〜260℃、使用ガスの流量
比WF6 /SiH4 が10/7cc/min、成長時の
圧力が7mTorrであり、この条件下におけるWの成
長速度は60〜200nm/minであった。なお、S
iH4 ガスの代わりに流量が3〜15cc/minのH
2 ガスを用いても良い。
【0038】なおヴィア12の形成後に炭素層8を除去
しても良いし除去しなくても良い。
しても良いし除去しなくても良い。
【0039】この第2の実施の形態の製造方法も第1の
実施の形態の製造方法と同様の効果を奏することは云う
までもない。
実施の形態の製造方法と同様の効果を奏することは云う
までもない。
【0040】なお第1および第2の実施の形態の製造方
法においては、ヴィア・ホール10を開口するのにRI
E法を用いているので、ヴィア・ホール側壁にはヴィア
・ホール開口時のRIE法により炭素系の反応副生成物
が付着しているため、ヴィア・ホール側壁からのWの成
長は抑制され、シームが発生することは無くなる。
法においては、ヴィア・ホール10を開口するのにRI
E法を用いているので、ヴィア・ホール側壁にはヴィア
・ホール開口時のRIE法により炭素系の反応副生成物
が付着しているため、ヴィア・ホール側壁からのWの成
長は抑制され、シームが発生することは無くなる。
【0041】次に本発明による半導体装置の製造方法の
第3の実施の形態の製造工程を図4に示す。この実施の
形態の製造方法は、ヴィア・ホール10を形成するまで
(図4(a)〜(e)参照)は図3に示す第2の実施の
形態の製造方法と同様にして行う。その後は、図4
(f)に示すように水素ガス雰囲気中で熱処理すること
により、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜の除去
を行う。この還元処理は水素ガスの流量が150scc
m、圧力が500mTorrで、基板2の温度を400
〜450℃で20分間保持するようにして行う。
第3の実施の形態の製造工程を図4に示す。この実施の
形態の製造方法は、ヴィア・ホール10を形成するまで
(図4(a)〜(e)参照)は図3に示す第2の実施の
形態の製造方法と同様にして行う。その後は、図4
(f)に示すように水素ガス雰囲気中で熱処理すること
により、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜の除去
を行う。この還元処理は水素ガスの流量が150scc
m、圧力が500mTorrで、基板2の温度を400
〜450℃で20分間保持するようにして行う。
【0042】続いて図4(g)に示すように、選択CV
D法を用いてヴィア・ホール10内にWを選択成長させ
る。このときの選択成長の条件は、成長前の真空度が6
×10-6Torr、成長時の温度が200〜260℃、
使用ガスの流量比WF6 /SiH4 が10/7cc/m
in、成長時の圧力が7mTorrであり、この条件下
におけるWの成長速度は60〜200nm/minであ
った。なお、SiH4ガスの代わりに流量が3〜15c
c/minのH2 ガスを用いても良い。
D法を用いてヴィア・ホール10内にWを選択成長させ
る。このときの選択成長の条件は、成長前の真空度が6
×10-6Torr、成長時の温度が200〜260℃、
使用ガスの流量比WF6 /SiH4 が10/7cc/m
in、成長時の圧力が7mTorrであり、この条件下
におけるWの成長速度は60〜200nm/minであ
った。なお、SiH4ガスの代わりに流量が3〜15c
c/minのH2 ガスを用いても良い。
【0043】この第3の実施の形態の製造方法において
は、炭素層8の表面等が弗素ガスで終端することなく、
Cu配線上に選択的にタングステンが選択成長する。こ
れは、まず、Cu配線4の表面の清浄化が水素を含むガ
ス雰囲気中で行われていることにより、Cu配線4の表
面等は荒れていないこと、および被覆膜ここでは炭素層
8を構成する炭素原子の電気陰性度が、Cu配線4を構
成する原子や、例えばSiO2 またはSi3 N4 からな
る層間絶縁膜6を構成する原子間の電気陰性度よりも大
きいためと考えられる。
は、炭素層8の表面等が弗素ガスで終端することなく、
Cu配線上に選択的にタングステンが選択成長する。こ
れは、まず、Cu配線4の表面の清浄化が水素を含むガ
ス雰囲気中で行われていることにより、Cu配線4の表
面等は荒れていないこと、および被覆膜ここでは炭素層
8を構成する炭素原子の電気陰性度が、Cu配線4を構
成する原子や、例えばSiO2 またはSi3 N4 からな
る層間絶縁膜6を構成する原子間の電気陰性度よりも大
きいためと考えられる。
【0044】因に、W−F、C−C、Si−O、Si−
N、およびCu−Cuの電気陰性度をマリケン(Mullike
n)の方式に基づいて計算してみると、 W−F = 7.35eV C−C = 6.26eV Si−O = 6.15eV Si−N = 6.00eV Cu−Cu = 4.48eV である。すなわち、W−FとCu−Cuの電気陰性度の
差がW−FとC−Cの電気陰性度の差よりも大きい。こ
のため電子は炭素層8よりもCu配線4に引きつけられ
やすく、WF6ガスは炭素層8よりもCu配線4上で分
解され易くなり、Cu配線4上でWが選択的に、成長す
ることになる。
N、およびCu−Cuの電気陰性度をマリケン(Mullike
n)の方式に基づいて計算してみると、 W−F = 7.35eV C−C = 6.26eV Si−O = 6.15eV Si−N = 6.00eV Cu−Cu = 4.48eV である。すなわち、W−FとCu−Cuの電気陰性度の
差がW−FとC−Cの電気陰性度の差よりも大きい。こ
のため電子は炭素層8よりもCu配線4に引きつけられ
やすく、WF6ガスは炭素層8よりもCu配線4上で分
解され易くなり、Cu配線4上でWが選択的に、成長す
ることになる。
【0045】この第3の実施の形態の製造方法も第2の
実施の形態の製造方法と同様の効果を奏することは云う
までもない。なお、この第3の実施の形態の製造方法に
おいては、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜の除
去を、H2 ガス雰囲気中で熱処理することによって行っ
ているので、炭素層8の表面やヴィア・ホール10内の
層間絶縁膜6の露出している部分が荒れて、ダングリン
グボンドが生じることが非常に少なくなる。このため第
2の実施の形態の製造方法と異なり、SF6 ガスを流し
て炭素層8の表面等を弗素で終端させる必要がなく、工
程を簡略化することができる。
実施の形態の製造方法と同様の効果を奏することは云う
までもない。なお、この第3の実施の形態の製造方法に
おいては、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜の除
去を、H2 ガス雰囲気中で熱処理することによって行っ
ているので、炭素層8の表面やヴィア・ホール10内の
層間絶縁膜6の露出している部分が荒れて、ダングリン
グボンドが生じることが非常に少なくなる。このため第
2の実施の形態の製造方法と異なり、SF6 ガスを流し
て炭素層8の表面等を弗素で終端させる必要がなく、工
程を簡略化することができる。
【0046】なお、絶縁膜6上に成形された絶縁層8
(第3の実施の形態においては、炭素層8)は、絶縁膜
6を構成する原子の電気陰性度よりも大きな値を有する
原子から構成されれば第3の実施の形態と同様の効果を
奏することは言うまでもない。
(第3の実施の形態においては、炭素層8)は、絶縁膜
6を構成する原子の電気陰性度よりも大きな値を有する
原子から構成されれば第3の実施の形態と同様の効果を
奏することは言うまでもない。
【0047】次に本発明による半導体装置の製造方法の
第4の実施の形態の製造工程を図5に示す。この第4の
実施の形態の製造方法は、半導体基板または絶縁膜基板
2上に拡散防止膜3を介してCu配線4が形成される半
導体装置に適用したものである。
第4の実施の形態の製造工程を図5に示す。この第4の
実施の形態の製造方法は、半導体基板または絶縁膜基板
2上に拡散防止膜3を介してCu配線4が形成される半
導体装置に適用したものである。
【0048】まず図5(a)に示すように、半導体基板
または絶縁膜基板2上に、例えばTiN、TiN/T
i、TiSiN、またはWSiN等からなる拡散防止膜
3を形成し、続いてCu膜4を形成する。その後、Cu
膜4および拡散防止膜3をRIE法を用いて所望の配線
パターンに加工する(図5(b)参照)。
または絶縁膜基板2上に、例えばTiN、TiN/T
i、TiSiN、またはWSiN等からなる拡散防止膜
3を形成し、続いてCu膜4を形成する。その後、Cu
膜4および拡散防止膜3をRIE法を用いて所望の配線
パターンに加工する(図5(b)参照)。
【0049】次に図5(c)に示すように、例えばSi
O2 、SiN、あるいはこれらの組合せからなる層間絶
縁膜6を堆積した後、続いて炭素層8を堆積する。な
お、炭素層8の堆積前に層間絶縁膜6を、レジストエッ
チバック法や、化学機械研磨法(CMP)を用いて平坦
化を行うと更に良い。
O2 、SiN、あるいはこれらの組合せからなる層間絶
縁膜6を堆積した後、続いて炭素層8を堆積する。な
お、炭素層8の堆積前に層間絶縁膜6を、レジストエッ
チバック法や、化学機械研磨法(CMP)を用いて平坦
化を行うと更に良い。
【0050】そして図5(d)に示すようにフォトリソ
グラフィ技術およびRIE法を用いてヴィア・ホール1
0を開口した後、Arガス雰囲気中で逆スパッタリング
を行い、露出したCu配線4の表面の清浄化を行う(図
5(e)参照)。このときのベース真空度は6×10-6
Torr、Arガスの流量は50〜100sccm、圧
力は9〜18mTorr、出力は50〜150Wであ
る。
グラフィ技術およびRIE法を用いてヴィア・ホール1
0を開口した後、Arガス雰囲気中で逆スパッタリング
を行い、露出したCu配線4の表面の清浄化を行う(図
5(e)参照)。このときのベース真空度は6×10-6
Torr、Arガスの流量は50〜100sccm、圧
力は9〜18mTorr、出力は50〜150Wであ
る。
【0051】次にSF6 ガスを用いて、炭素層8の表面
およびヴィア・ホール10内の露出している絶縁膜6の
表面のダングリングボンドをFで終端させる(図5
(f)参照)。その後、選択CVD法を用いてヴィア・
ホール内にWを選択成長させる(図5(g)参照)。こ
のときの条件は、成長前のベース真空度6×10-6To
rr、成長時の温度200〜260℃、使用ガスの流量
比WF6 /SiH4 =10/7cc/min、成長時の
圧力7mTorr、この条件下におけるW成長速度は6
0〜200nm/minである。
およびヴィア・ホール10内の露出している絶縁膜6の
表面のダングリングボンドをFで終端させる(図5
(f)参照)。その後、選択CVD法を用いてヴィア・
ホール内にWを選択成長させる(図5(g)参照)。こ
のときの条件は、成長前のベース真空度6×10-6To
rr、成長時の温度200〜260℃、使用ガスの流量
比WF6 /SiH4 =10/7cc/min、成長時の
圧力7mTorr、この条件下におけるW成長速度は6
0〜200nm/minである。
【0052】この第4の実施の形態の製造方法も第1お
よび第2の実施の形態の製造方法と同様の効果を奏する
ことは云うまでもない。
よび第2の実施の形態の製造方法と同様の効果を奏する
ことは云うまでもない。
【0053】次に本発明による半導体装置の製造方法の
第5の実施の形態の製造工程を図6に示す。この実施の
形態の製造方法はヴィア・ホール10を形成するまで
(図6(a)〜(d)参照)は図5に示す第4の実施の
形態の製造方法と同様にして行う。その後は、図6
(e)に示すように、水素ガス雰囲気中で熱処理するこ
とにより、ヴィア・ホール10の底部に露出したCu配
線4の表面の自然酸化膜の除去を行う。この還元処理
は、水素ガスの流量が150sccm、圧力が500m
Torrで、基板2の温度を400〜450℃で20分
間保持するようにして行う。
第5の実施の形態の製造工程を図6に示す。この実施の
形態の製造方法はヴィア・ホール10を形成するまで
(図6(a)〜(d)参照)は図5に示す第4の実施の
形態の製造方法と同様にして行う。その後は、図6
(e)に示すように、水素ガス雰囲気中で熱処理するこ
とにより、ヴィア・ホール10の底部に露出したCu配
線4の表面の自然酸化膜の除去を行う。この還元処理
は、水素ガスの流量が150sccm、圧力が500m
Torrで、基板2の温度を400〜450℃で20分
間保持するようにして行う。
【0054】続いて図6(f)に示すように、選択CV
D法を用いてヴィア・ホール10内にWを選択成長させ
る。このときの選択成長の条件は、成長前の真空度が6
×10-6Torr、成長時の温度が200〜260℃、
使用ガスの流量比WF6 /SiH4 が10/7cc/m
in、成長時の圧力が7mTorrであり、この条件下
におけるWの成長速度は60〜200nm/minであ
った。なお、SiH4ガスの代わりに流量が3〜15c
c/minのH2 ガスを用いても良い。
D法を用いてヴィア・ホール10内にWを選択成長させ
る。このときの選択成長の条件は、成長前の真空度が6
×10-6Torr、成長時の温度が200〜260℃、
使用ガスの流量比WF6 /SiH4 が10/7cc/m
in、成長時の圧力が7mTorrであり、この条件下
におけるWの成長速度は60〜200nm/minであ
った。なお、SiH4ガスの代わりに流量が3〜15c
c/minのH2 ガスを用いても良い。
【0055】この第5の実施の形態の製造方法も第4の
実施の形態の製造方法と同様の効果を奏することは云う
までもない。なお、この第5の実施の形態の製造方法に
おいては、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜の除
去を、H2 ガス雰囲気中で熱処理することによって行っ
ているので、炭素層8の表面やヴィア・ホール10内の
層間絶縁膜6の露出している部分が粗れて、ダングリン
グボンドが生じることが非常に少なくなる。このため第
4の実施の形態の製造方法と異なり、SF6 ガスを流し
て上記表面を弗素で終端させる必要がなく、工程を簡略
化することができる。
実施の形態の製造方法と同様の効果を奏することは云う
までもない。なお、この第5の実施の形態の製造方法に
おいては、露出したCu配線4の表面の自然酸化膜の除
去を、H2 ガス雰囲気中で熱処理することによって行っ
ているので、炭素層8の表面やヴィア・ホール10内の
層間絶縁膜6の露出している部分が粗れて、ダングリン
グボンドが生じることが非常に少なくなる。このため第
4の実施の形態の製造方法と異なり、SF6 ガスを流し
て上記表面を弗素で終端させる必要がなく、工程を簡略
化することができる。
【0056】次に本発明による半導体装置の製造方法の
第6の実施の形態の製造工程を図7に示す。この第6の
実施の形態の製造方法は、第2の実施の形態の製造方法
において、絶縁膜(炭素層8および露出している層間絶
縁膜6)の表面のダングリングボンドを弗素で終端させ
る場合に、SF6ガスを基板2に供給する代わりに例え
ばSF6といった弗素系のガスをプラスマにより活性な
状態にして基板表面に供給したものである(図7(g)
参照)。その後に、ヴィア・ホール10内にWを選択的
に成長させ、Wプラグ12を形成する(図7(h)参
照)。
第6の実施の形態の製造工程を図7に示す。この第6の
実施の形態の製造方法は、第2の実施の形態の製造方法
において、絶縁膜(炭素層8および露出している層間絶
縁膜6)の表面のダングリングボンドを弗素で終端させ
る場合に、SF6ガスを基板2に供給する代わりに例え
ばSF6といった弗素系のガスをプラスマにより活性な
状態にして基板表面に供給したものである(図7(g)
参照)。その後に、ヴィア・ホール10内にWを選択的
に成長させ、Wプラグ12を形成する(図7(h)参
照)。
【0057】この第6の実施の形態の製造方法も第2の
実施の形態の製造方法と同様の効果を有することは言う
までもない。なお、第2および第6の実施の形態の製造
方法においては、基板2とCu配線4との間にCuが基
板2内に拡散するのを防止する拡散防止膜3を設けた
が、設けなくても良いことは言うまでもない。
実施の形態の製造方法と同様の効果を有することは言う
までもない。なお、第2および第6の実施の形態の製造
方法においては、基板2とCu配線4との間にCuが基
板2内に拡散するのを防止する拡散防止膜3を設けた
が、設けなくても良いことは言うまでもない。
【0058】また、第6の実施の形態の製造方法は、C
u配線4は基板2内に埋込まれるように形成された半導
体装置の製造に適用しているが、基板2上に形成されて
いる半導体装置に適用できることは言うまでもない。
u配線4は基板2内に埋込まれるように形成された半導
体装置の製造に適用しているが、基板2上に形成されて
いる半導体装置に適用できることは言うまでもない。
【0059】次に本発明による半導体装置の製造方法の
第7の実施の形態を図8および図9を参照して説明す
る。第7の実施の形態の製造方法は、二層Cu配線を有
する半導体装置に適用したもので、その製造工程を図8
および図9に示す。
第7の実施の形態を図8および図9を参照して説明す
る。第7の実施の形態の製造方法は、二層Cu配線を有
する半導体装置に適用したもので、その製造工程を図8
および図9に示す。
【0060】まず、図3に示す第2の実施例の形態の製
造方法の場合と同様にして、基板2内に溝2aを設け
(図8(a)参照)、この溝2aの表面に拡散防止膜3
を形成した後、Cu配線4を埋込む(図8(b)参
照)。続いて基板2の全面に層間絶縁膜6を形成し(図
8(c)参照)、この層間絶縁膜6上に炭素からなる炭
素層8を形成する(図8(d)参照)。その後、Cu配
線4上の、層間絶縁膜6および炭素層8の領域に例えば
RIE法を用いてヴィア・ホール10を開口し(図8
(e)参照)、露出したCu配線4上の自然酸化膜を除
去するために、Arガス雰囲気中で逆スパタッタリング
を行う(図8(f)参照)。続いて例えばSF6といっ
たF系のガスを用いて炭素層8の表面およびヴィア・ホ
ール10内の絶縁膜6,8の露出している面のダングリ
ングボンドを弗素下で終端させる(図8(g)参照)。
造方法の場合と同様にして、基板2内に溝2aを設け
(図8(a)参照)、この溝2aの表面に拡散防止膜3
を形成した後、Cu配線4を埋込む(図8(b)参
照)。続いて基板2の全面に層間絶縁膜6を形成し(図
8(c)参照)、この層間絶縁膜6上に炭素からなる炭
素層8を形成する(図8(d)参照)。その後、Cu配
線4上の、層間絶縁膜6および炭素層8の領域に例えば
RIE法を用いてヴィア・ホール10を開口し(図8
(e)参照)、露出したCu配線4上の自然酸化膜を除
去するために、Arガス雰囲気中で逆スパタッタリング
を行う(図8(f)参照)。続いて例えばSF6といっ
たF系のガスを用いて炭素層8の表面およびヴィア・ホ
ール10内の絶縁膜6,8の露出している面のダングリ
ングボンドを弗素下で終端させる(図8(g)参照)。
【0061】次に選択CVD法を用いてヴィア・ホール
10内にWを選択成長させ(図9(a)参照)。ヴィア
・ホール10から溢れたタングステン層12を、エッチ
バックやCMPを用いて削り取り、平坦化する(図9
(b)参照)。その後、例えばSiO2、SiN、ある
いはこれらの組合せからなる層間絶縁膜14を基板2の
全面に堆積し(図9(c)参照)、タングステン層12
上の層間絶縁膜14の領域に溝15を例えばRIE法を
用いて開口する(図9(d)参照)。
10内にWを選択成長させ(図9(a)参照)。ヴィア
・ホール10から溢れたタングステン層12を、エッチ
バックやCMPを用いて削り取り、平坦化する(図9
(b)参照)。その後、例えばSiO2、SiN、ある
いはこれらの組合せからなる層間絶縁膜14を基板2の
全面に堆積し(図9(c)参照)、タングステン層12
上の層間絶縁膜14の領域に溝15を例えばRIE法を
用いて開口する(図9(d)参照)。
【0062】続いて溝15の底面および側面に拡散防止
膜16を形成した後、Cu配線18を埋込んで第二層C
u配線18を完成する(図9(e)参照)。
膜16を形成した後、Cu配線18を埋込んで第二層C
u配線18を完成する(図9(e)参照)。
【0063】以上説明したようにこの第7の実施の形態
の製造方法も第2の実施の形態の製造方法と同様の効果
を奏する。
の製造方法も第2の実施の形態の製造方法と同様の効果
を奏する。
【0064】なお、第7の実施の形態の製造方法におい
ては、炭素層8は除去しないでその上に層間絶縁膜14
を形成したが、炭素層8を除去した後に層間絶縁膜14
を形成しても良い。
ては、炭素層8は除去しないでその上に層間絶縁膜14
を形成したが、炭素層8を除去した後に層間絶縁膜14
を形成しても良い。
【0065】また、第7の実施の形態の製造方法は、基
板20または絶縁膜14内にCu配線4,18が埋込ま
れる半導体装置に適用したが、基板20または絶縁膜1
4上に成膜したCu配線を有する半導体装置に適用でき
ることは言うまでもない。
板20または絶縁膜14内にCu配線4,18が埋込ま
れる半導体装置に適用したが、基板20または絶縁膜1
4上に成膜したCu配線を有する半導体装置に適用でき
ることは言うまでもない。
【0066】また第3層以上の多層配線に適用できるこ
とは言うまでもない。
とは言うまでもない。
【0067】なお、上記第1乃至第7の実施の形態の製
造方法においては、層8は炭素で構成したが、炭素の代
わりに炭素を含む高分子化合物で構成しても良い。
造方法においては、層8は炭素で構成したが、炭素の代
わりに炭素を含む高分子化合物で構成しても良い。
【0068】またCu配線の他にAlや金属シリサイド
からなる電極配線の上にWを選択成長させることも可能
である。
からなる電極配線の上にWを選択成長させることも可能
である。
【0069】さらにWの他にMo(モリブデン)等の金
属膜を選択的に成長させることも可能である。
属膜を選択的に成長させることも可能である。
【0070】さらにまた逆スパッタリングはArガス雰
囲気中に限らず、H2 ガス雰囲気等の還元雰囲気中で行
うことも可能である。要は非酸化雰囲気で行うことが望
ましい。
囲気中に限らず、H2 ガス雰囲気等の還元雰囲気中で行
うことも可能である。要は非酸化雰囲気で行うことが望
ましい。
【0071】さらにまた、被覆膜は絶縁性の膜の場合に
は、これを除去せずにおくことも可能である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことも可能である。
は、これを除去せずにおくことも可能である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことも可能である。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、信頼
性の高い半導体装置を得ることができる。
性の高い半導体装置を得ることができる。
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図2】第1の実施の形態の製造方法の効果を説明する
グラフ。
グラフ。
【図3】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図4】本発明による半導体装置の製造方法の第3の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図5】本発明による半導体装置の製造方法の第4の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図6】本発明による半導体装置の製造方法の第5の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図7】本発明による半導体装置の製造方法の第6の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図8】本発明による半導体装置の製造方法の第7の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
【図9】本発明による半導体装置の製造方法の第7の実
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
施の形態の製造工程を示す工程断面図。
2 基板 3 拡散防止膜 4 Cu配線 6 層間絶縁膜 8 炭素層 10 ヴィア・ホール 12 ヴィア(Wプラグ) 14 層間絶縁膜 15 溝 16 拡散防止膜 18 Cu配線
フロントページの続き (72)発明者 須 黒 恭 一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内
Claims (8)
- 【請求項1】金属配線が形成された半導体基板に絶縁膜
を形成する工程と、 この絶縁膜上に被覆膜を形成する工程と、 前記金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に
接続孔を形成する工程と、 前記接続孔の底の前記金属配線の表面を清浄化する工程
と、 前記被覆膜を構成する元素との平均的な結合エネルギー
が前記絶縁膜を構成する元素との平均的な結合エネルギ
ーよりも高い元素で前記被覆膜の表面を終端させる工程
と、 前記接続孔内に金属膜を選択的に成長させる工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記金属配線の表面を清浄化する工程は、
前記金属配線の表面および前記被覆膜の表面を逆スパッ
タリングする工程を含むことを特徴とする請求項1記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記金属配線の材料は銅であり、前記金属
膜はタングステンもしくはモリブデンからなる膜であ
り、前記清浄化する工程は、ArガスまたはH2 ガス雰
囲気中で逆スパッタリングを行う工程を有し、前記被覆
膜の表面を終端させる工程は弗素系のガスを流すことに
より前記被覆膜の表面を弗素で終端させる工程を有して
いることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項4】金属配線が形成された半導体基板上に絶縁
膜を形成する工程と、 この絶縁膜上に、この絶縁膜を構成する原子および前記
金属配線を構成する原子のそれぞれの電気陰性度よりも
電気陰性度の大きい原子から構成される被覆膜を形成す
る工程と、 前記金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に
接続孔を形成する工程と、 前記接続孔の底の前記金属配線の表面を清浄化する工程
と、 前記接続孔内に金属膜を選択的に成長させる工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】前記金属配線の材料は銅であり、前記金属
膜はタングステンもしくはモリブデンからなる膜であ
り、前記清浄化する工程は、水素ガスを含む雰囲気中で
前記接続孔の底に露出した前記金属配線の表面の酸化物
を除去する工程を有していることを特徴とする請求項1
または4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記被覆膜は、炭素または炭素を含む高分
子化合物からなることを特徴とする請求項1乃至5のい
ずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】金属配線が形成された半導体基板上に形成
された絶縁膜と、 前記絶縁膜上に形成された被覆膜と、 前記金属配線上の前記被覆膜および前記絶縁膜の領域に
形成された接続孔と、 前記接続孔内に選択的に埋込まれたタングステンもしく
はモリブデンからなるプラグと、 を備え、 前記接続孔の底の前記金属配線の表面は清浄化され、前
記被覆膜の表面は弗素によって終端されることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項8】前記被覆膜は、炭素または炭素を含む高分
子化合物からなることを特徴とする請求項7記載の半導
体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23436795A JPH0982798A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23436795A JPH0982798A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982798A true JPH0982798A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16969902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23436795A Pending JPH0982798A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982798A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100272660B1 (ko) * | 1997-06-30 | 2000-12-01 | 김영환 | 반도체 소자의 금속 배선 방법 |
| KR100417211B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2004-02-05 | 동부전자 주식회사 | 반도체 소자의 금속 배선 형성 방법 |
| US6716749B2 (en) | 1999-08-10 | 2004-04-06 | Renesas Technology Corporation | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method of semiconductor integrated circuit device |
| US6723631B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-04-20 | Renesas Technology Corporation | Fabrication method of semiconductor integrated circuit device |
| US6764950B2 (en) | 2000-04-05 | 2004-07-20 | Renesas Technology Corp. | Fabrication method for semiconductor integrated circuit device |
| US6878619B2 (en) | 2002-05-14 | 2005-04-12 | Fujitsu Limited | Method for fabricating semiconductor device |
| US7855096B2 (en) | 2007-09-28 | 2010-12-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Method for manufacturing semiconductor device |
| US8732924B2 (en) | 2005-02-03 | 2014-05-27 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing a piezoelectric vibrator |
| JP2022504574A (ja) * | 2018-10-10 | 2022-01-13 | 東京エレクトロン株式会社 | 半導体デバイス内の凹状特徴部を低抵抗率金属で充填する方法 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23436795A patent/JPH0982798A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6849535B2 (en) | 1999-08-10 | 2005-02-01 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method of semiconductor integrated circuit device |
| US6756679B2 (en) | 1999-08-10 | 2004-06-29 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method of semiconductor integrated circuit device |
| US6797606B2 (en) | 1999-08-10 | 2004-09-28 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method of semiconductor integrated circuit device |
| US6797609B2 (en) | 1999-08-10 | 2004-09-28 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method of semiconductor integrated circuit device |
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| US7084063B2 (en) | 2000-09-29 | 2006-08-01 | Hitachi, Ltd. | Fabrication method of semiconductor integrated circuit device |
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