JPH0983062A - 半導体光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体光素子およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0983062A
JPH0983062A JP23374995A JP23374995A JPH0983062A JP H0983062 A JPH0983062 A JP H0983062A JP 23374995 A JP23374995 A JP 23374995A JP 23374995 A JP23374995 A JP 23374995A JP H0983062 A JPH0983062 A JP H0983062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
optical device
semiconductor optical
semiconductor substrate
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23374995A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsushi Yamada
光志 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP23374995A priority Critical patent/JPH0983062A/ja
Publication of JPH0983062A publication Critical patent/JPH0983062A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導波光に対し透明な窓領域を素子端部に有
し、かつ、製造が容易な半導体光素子を提供する。 【解決手段】 表面に半導体光素子の素子長と実質的に
同一な長さLの凹領域13が形成され、かつ、該長さ方
向の延長上において該凹領域13に連なる凸領域15に
端面が形成されている半導体基板11を具える。さら
に、この半導体基板11の前記凹領域13上および前記
端面が形成された凸領域15部分上にわたって形成さ
れ、下側クラッド層17、活性層19および上側クラッ
ド層21を含む導波構造27を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導波光に対し透
明な窓領域を素子端部に有する半導体光素子とその製造
方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の素子として例えば文献I
(エスヒ゜ーアイイー(SPIE) Vol.1219,pp.117-125)に開示のも
のがあった。この素子は、文献Iの例えばFig.1 に開示
のように、p−GaAs基板上に2本の平行なリッジを
有したブロッキング層を具え、さらにこのブロッキング
層上に下側クラッド層、ガイド層、活性層、コンファイ
ンメント(confinement) 層、バッファ層で構成された発
光領域と、上側クラッド層と、コンタクト層とを、この
順に具えたものであった。ただし発光領域は、その全長
が素子長より短くなっており、かつ、その両端部が上側
クラッド層により覆われている。この発光領域の両端部
を覆っている上側クラッド層部分が窓領域として機能す
る(文献IのFig.3 )。また、この半導体光素子は以下
の様に製造される。先ず、GaAs基板上に第1回目の
結晶成長によりブロッキング層が形成される。次に第2
回目の結晶成長により下側クラッド層、ガイド層、活性
層、コンファインメント(confinement) 層、バッファ層
が順次に形成される。そして、この第2回目の結晶成長
により形成された各層が上記発光領域の大きさになるよ
うエッチング加工される。次に、このエッチングの済ん
だ試料上に第3回目の結晶成長により上側クラッド層お
よびコンタク層が順次に形成される。その後、電極付け
等が行なわれて素子が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文
献の素子では下側クラッド層、ガイド層、活性層、コン
ファインメント(confinement) 層、バッファ層それぞれ
を素子全長より短くなるよう加工することで発光領域を
規定し、そしてこの発光領域の両端部を覆った上側クラ
ッド層部分で窓領域を構成する構造となっているので、
以下の様な問題点があった。
【0004】(1)素子の製造に当たって結晶成長回数
が多い。
【0005】(2)素子の製造プロセスが複雑である。
【0006】(3)第2回目の結晶成長により下側クラ
ッド層、ガイド層、活性層、コンファインメント(confi
nement) 層、バッファ層を形成した後、これらを発光領
域の形状となるようにエッチング加工する必要があるた
め、試料を成長室から取り出す必要がある。ここで、バ
ッファ層はこの場合GaAlAs層で構成されているた
め酸化のし易いGaAlAsが大気中に露出されること
になる。このため、第3回目の結晶成長において高品位
の結晶成長をすることが一般に難しい。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この出願の第一
発明によれば、導波光に対し透明な窓領域を素子端部に
有する半導体光素子において、表面に半導体光素子の素
子長と実質的に同一な長さの凹領域が形成されかつ該長
さ方向の延長上において該凹領域に連なる凸領域に端面
が形成されている半導体基板と、該半導体基板の前記凹
領域上および前記端面が形成された凸領域部分上にわた
って形成され、活性層および上側クラッド層と必要に応
じ形成される下側クラッド層とを含む導波構造とを具え
たことを特徴とする。
【0008】またこの出願の第二発明によれば、導波光
に対し透明な窓領域を素子端部に有する半導体光素子に
おいて、表面に半導体光素子の素子長と実質的に同一な
長さの凸領域が形成されかつ該長さ方向の延長上におい
て該凸領域に連なる凹領域に端面が形成されている半導
体基板と、該半導体基板の前記凸領域上および前記端面
が形成された凹領域部分上にわたって形成され、活性層
および上側クラッド層と必要に応じ形成される下側クラ
ッド層とを含む導波構造とを具えたことを特徴とする。
【0009】また、この出願の第三発明によれば、導波
光に対し透明な窓領域を素子端部に有する半導体光素子
を製造する方法において、半導体基板に、半導体光素子
の素子長と実質的に同一な長さの凹領域または半導体光
素子の素子長と実質的に同一な長さの凸領域を形成する
工程と、該凹領域または凸領域の形成が済んだ半導体基
板上に下側クラッド層、活性層および上側クラッド層を
含む半導体層を積層する工程と(ただし、下側クラッド
層は必要に応じ形成されるものとする)、該半導体層の
積層が済んだ試料を、前記凹領域または凸領域より所定
寸法外側において分断して端面を得る工程とを含むこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの出願の
各発明の実施の形態について説明する。しかしながら、
説明に用いる各図はこの発明を理解出来る程度に各構成
成分の寸法、形状および配置関係を概略的に示してある
にすぎない。また、各図において同様な構成成分につい
ては同一の番号を付して示してある。
【0011】1.第一発明およびその製法例(第三発
明)の実施の形態 先ず、第一発明および第三発明の実施の形態について図
1〜図4を参照して説明する。いずれの図も第三発明の
製造方法により第一発明の半導体光素子を製造する一形
態を説明するための工程図である。
【0012】まず、半導体基板としての例えばn−Ga
As基板11上に例えばSiO2 膜を蒸着し(図示せ
ず)、さらにこのSiO2 膜を、これが後述の凹領域形
成のためのマスクとなるようにフォトリソグラフィ技術
およびエッチング技術により加工する(図示せず)。そ
して、このn−GaAs基板11の上記マスクから露出
する部分を所定量エッチングして、このn−GaAs基
板11に半導体光素子の素子長と実質的に同一な長さの
凹領域13を形成する。図1(A)および(B)はこの
ように形成した凹領域13の説明図であり、特に(A)
は基板全体での様子を示した斜視図、(B)はその一部
((A)図のP部分)を拡大して示した斜視図である。
この図1(B)においては凹領域13における素子長と
実質的に同一な長さは、Lを付した長さであり、例えば
約500μmとしている。また、凹領域13における段
差de を例えば2μmとしている。なお、凹領域13は
L方向と直交する方向では凹部が連続した状態としてい
るが(図1(A)参照)、これに限られない。また、L
方向において並ぶそれぞれの凹領域13の間の凸領域1
5の長さMは、所望とする窓領域の長さの約2倍の長さ
としている。詳細は後述するが後にこの凸領域15の中
央においてウエハをへき開することで個々の光素子およ
び各素子における所望の窓領域が得られるからである。
この例の場合では、凸領域15の長さMは約40μmと
している。
【0013】次に、凹領域13形成時に用いたマスクを
除去する。その後、この基板上に例えばMOCVD装置
を用いてn−GaAlAs下側クラッド層17(例えば
厚さ4μm)、アンドープGaAlAs活性層19、p
−GaAlAs上側クラッド層21(例えば厚さ2μ
m)、p+ −GaAsコンタクト層23(例えば厚さ
0.2μm)を順次成長する(図2(A))。なお、こ
の例の場合、光素子を導波する光(導波光)のフォトン
エネルギーに対してGaAs基板のバンドギャップエネ
ルギーが小さい場合に相当する(基板が導波光を吸収す
る場合に相当する)ので、下側クラッド層17が必要で
あることから、下側クラッド層を形成している。この下
側クラッド層17および上側クラッド層21それぞれの
膜厚は、導波構造が成立するよう基本的な設計条件を満
足していれば任意好適な膜厚(通常は少なくとも1μm
程度)とできる。しかし、この第一発明では下側クラッ
ド層17の膜厚ds は、詳細は後述するが、凹領域13
における段差de や、当該光素子を導波する光の素子端
面でのビーム直径dw を考慮した所定の厚さ(後述の
(1)式を満足する厚さ)とするのが良い。
【0014】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
ストライプ方向が上記長さLの方向で幅が約2μmの例
えばSiO2 からなるストライプ状のマスク25を、p
+ −GaAsコンタクト層23上に形成する(図2
(B))。
【0015】次に、ストライプ状のマスク25から露出
している部分を、ドライエッチング法あるいはウエット
エッチング法により、アンドープGaAlAs活性層1
9表面に至るまでエッチングし、導波構造としての導波
路ストライプ27(幅約3μm)を形成する(図3
(A))。
【0016】次に、図3(B)に示したように、導波路
ストライプ27の両脇を例えばポリイミドなどの絶縁体
29で覆う(ただし、図3(B)では絶縁体の一部のみ
示している。)。次に、上側オーミックコンタクト電極
31および上側ボンディング電極33をそれぞれ公知の
方法により形成する。
【0017】次に、へき開可能な厚さまで基板11の裏
面を研磨し、次いで、この研磨面に下側オーミックコン
タクト電極35および下側ボンディング電極37をそれ
ぞれ公知の方法により形成する。
【0018】次に、この試料を前記凹領域13に対し所
定寸法だけ前記素子長Lの方向における外側で分断して
端面を得ることを行なう。ここでは、隣接する凹領域1
3の間の凸領域15の長さ方向の中央にて(図3(B)
中にI−I線をそれぞれ付した部分にて)へき開して端
面を得ると共に、チップ化を行なう。
【0019】以上の工程により、第一発明の一形態であ
る半導体光素子40が完成する(図4(A))。すなわ
ち、表面に半導体光素子の素子長と実質的に同一な長さ
Lの凹領域13が形成され、かつ、該長さ方向の延長上
において該凹領域13に連なる凸領域15(ここでは凹
領域13の両側の各凸領域)に端面が形成されている半
導体基板11と、該半導体基板11の前記凹領域11上
および前記端面が形成された凸領域部分上にわたって形
成され、下側クラッド層、活性層および上側クラッド層
とを含む導波構造27とを具えた半導体光素子40が得
られる。この半導体光素子40においては、凸領域15
上に窓領域41が構成される。
【0020】次に、凸領域41上に窓領域41が構成さ
れることの理解を深めるため、上記半導体光素子40の
動作を説明する。この説明を図4(B)および(C)を
参照して行なう。ここで、図4(B)は図4(A)にお
けるII−II線に沿った断面図、図4(C)は図4(A)
におけるIII −III 線に沿った断面図である。
【0021】図4(B)、図4(C)いずれにおいても
図中の点線Q1またはQ2は、導波光のおおよそのフィ
ールド分布を示している。この光素子40では、上側、
下側の各オミックコンタクト電極31、35間に電流を
流した場合、活性層19内での誘導放出作用によりAS
E(アンプリファイド・スポンティニアス・エミッショ
ン)光が生じる。そして、この光素子40の凹領域13
上部分では、水平及び垂直方向ともに屈折率閉じ込め構
造になっているので導波モードは図4(C)中の点線Q
2で囲まれた領域に閉じ込められる。これに対して、こ
の光素子40の凸領域15上部分では水平及び垂直方向
ともに屈折率閉じ込め構造になっていないので、導波光
は伝搬するに従って、広がっていく。この光は端面に反
射して戻ってくるが、更に広がるので、活性層17にフ
ィードバックされる成分は非常に小さい。従ってこの光
素子40においては凸領域15上に窓領域41が構成さ
れることが分かる。
【0022】なお、凹領域13における段差をde
し、下側クラッド層17の膜厚をdsとし、凸領域15
において広がりながら伝搬する光の、素子端面でのビー
ムの直径をdw とすると、それらを以下の関係にするの
が望ましい。
【0023】ds =2×de≧dw ・・・(1) こうすると、窓領域41において導波光が基板11に達
することが実質的に起きないので(図4(B)のQ1の
下方境界と基板11との関係参照)、導波光が基板11
で吸収されることを防止できるからである。したがっ
て、上記の光素子40の例でいえば、一般に凸領域15
の長さMは数十μm(この例では約20μm)に設定さ
れ、そのときの光の広がりは数μmから10μm程度で
あるから、上記dw を例えばdw =4μmとすれば
(1)式より、ds =4μm以上、de=2μm以上と
するのが好適ということになる。
【0024】もちろん、基板11による導波光の吸収が
多少あっても良い場合は、基本的な導波構造が成立する
範囲において上記ds はもう少し薄くとも良い。
【0025】また、もし、導波光のフォトンエネルギー
に対して半導体基板のバンドギャップエネルギーが大き
い場合(基板が導波光を吸収しない場合)は、原理的に
は下側クラッド層がなくても良いといえる。例えば、I
nP基板を用いて半導体光素子を構成する場合等がこの
例に当たる。その場合は、以下の(2)式を満足するよ
うに凹領域13の段差de を決めるのが良い。こうする
と、凹領域13の端部から出た導波光のビームの上半分
が凸領域15における活性層部分に至ることがないから
である。この場合、半導体基板としてGaAsを用いる
場合に比べ、凹領域の段差de は半分で良くなることが
分かる。
【0026】de ≧dw /2 ・・・(2) もちろんこの場合も、凹領域13の端部から出た導波光
のビームの上半分が凸領域15における活性層部分に多
少至っても良いとしたなら、段差de は、段差を利用し
て窓領域を構成するという本発明の目的が得られる範囲
でもう少し浅くとも良い。
【0027】以上の説明から明らかなように、この第一
発明およびその製法(第三発明)によれば、基板に予め
凹凸構造を設けたことにより、以下の効果が得られる。
(1).窓構造を形成するためだけの特別な結晶成長工
程が不要である。したがって、結晶成長工程は導波構造
を得るための1回の結晶成長工程で済む。(2).Ga
AlAs上への再成長工程が含まれないので、プロセス
中の表面酸化の問題から開放されることになり、プロセ
スの簡略化、歩留りの向上、信頼性の向上などが図れ
る。
【0028】2.第二発明およびその製法例(第三発
明)の実施の形態 次に、第二発明および第三発明の実施の形態について説
明する。この第二発明の第一発明との相違点は、第一発
明が凹凸における凸領域上に窓領域を構成していたのに
対し第二発明が凹凸における凹領域に窓領域を形成する
点である。以下、相違点について主に説明する。この説
明を図5を参照して行なう。ここでこの図5は図1と同
様な表記方法で示した斜視図である。
【0029】この場合は、n−GaAs基板11に半導
体光素子の素子長と実質的に同一な長さLの凸領域51
を形成する。この長さLを例えば約500μmとする。
またこの凸領域51の段差Le は例えば2μmとする。
また、L方向に連続する多数の凸領域51の間の凹領域
53の長さNは、所望とする窓領域の長さの約2倍の長
さとする。上記凸領域51は、公知のリソグラフィ技術
及びエッチング技術により、半導体基板11に長さNの
凹領域53をピッチLで形成することにより得られる。
その後は、第一発明の半導体光素子40を製造した手順
と同様な手順で下側クラッド層(ただし、これは必要に
応じである。)、活性層および上側クラッド層等の各半
導体層の成長、導波路ストライプの形成、電極の形成、
へき開き(ただし、へき開位置は凹領域53の中央部分
となる)を行なえば良い。このようにして第二発明の一
形態の半導体光素子60が得られる(図6(A)参
照)。すなわち、表面に半導体光素子の素子長と実質的
に同一な長さLの凸領域51が形成され、かつ、該長さ
方向の延長上において該凸領域51に連なる凹領域53
(ここでは凸領域51の両側の各凹領域)に端面が形成
されている半導体基板11と、該半導体基板11の前記
凸領域51上および前記端面が形成された凸領域部分上
にわたって形成され、下側クラッド層、活性層および上
側クラッド層を含む導波構造27を具えた半導体光素子
60が得られる。この半導体光素子60においては、凹
領域53上に窓領域61が構成される。
【0030】次に、凹領域53上に窓領域61が構成さ
れることの理解を深めるため、上記半導体光素子60の
動作を説明する。この説明を図6(B)および(C)を
参照して行なう。ここで、図6(B)は図6(A)にお
けるIV−IV線に沿った断面図、図6(C)は図6(A)
におけるV−V線に沿った断面図である。
【0031】図6(B)、図6(C)いずれにおいても
図中の点線Q1またはQ2は、導波光のおおよそのフィ
ールド分布を示している。この光素子60では、凸部5
1上の部分すなわちV−V線の断面部分などでは点線Q
2に囲まれている領域に導波モードは閉じ込められる
(図6(C)参照)。
【0032】これに対し、この光素子60の凹領域53
部分すなわちIV−IV線の断面部分などでは、水平方向に
は閉じ込めがあるが、垂直方向には閉じ込めが無いの
で、第一発明の実施の形態において説明したと同様な現
象が起きるので窓構造としての作用が得られる。したが
って、この第二発明およびその製法においても、上述の
第一発明の実施の形態と同様な効果が得られる。
【0033】なお、この第二発明の場合も、下側クラッ
ド層(必要に応じ形成する場合)および上側クラッド層
のそれぞれの膜厚は、導波構造が成立するよう基本的な
設計条件を満足していれば任意好適な膜厚(通常は少な
くとも1μm程度)とできる。しかし、この第二発明で
は上側クラッド層21の膜厚ds は、上側クラッド層の
厚さをdu 、凸領域51における段差をde 、素子端面
でのビームの直径をd w とした場合、以下の(3)式を
満たすのが良い。こうするとビームは上側クラッド層2
1内を導波するので窓領域途中でビームが空気に出るこ
とを防止できるからである(図6(B)参照)。
【0034】du −de ≧dw /2 ・・・(3) 3.他の実施の形態 上述の各実施の形態における凹領域や凸領域の長さ、用
いた基板、基板の導電型は上記例に限られない。また、
素子内にグレーティング構造を内蔵させたりして、DF
BレーザあるいはDBRレーザ構造にしたり、あるい
は、DFBレーザと変調器を内蔵させ、端面での反射を
抑制するのにもこの出願の各発明は有効である。図7に
は第一発明の形態であってDBR領域71をさらに直列
に具えた構成例を示す。この図7の例からも理解される
ように、この出願の各発明においては凹領域に連なる凸
領域(凸領域に連なる凹領域)とは凹領域(凸領域)の
片側のみにに連なる場合も含むものとする。
【0035】また、素子両端面にARコーティングを施
して、半導体光変調器や、半導体光増幅器として用いる
場合にもこの出願の各発明は適用される。
【0036】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
出願の各発明によれば半導体基板に設けた所定の凹領域
よび凸領域における段差を利用して窓領域を構成してい
るので :窓構造を形成するためだけの特別な結晶成長工程を
不要にできる。したがって、結晶成長工程は導波構造を
得るための1回の結晶成長工程で済む。:GaAlA
s上への再成長工程が含まれないので、プロセス中の表
面酸化の問題から開放されることになり、プロセスの簡
略化、歩留りの向上、信頼性の向上などが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一および第三発明の実施の形態の説明図であ
る。
【図2】第一および第三発明の実施の形態の図1に続く
説明図である。
【図3】第一および第三発明の実施の形態の図2に続く
説明図である。
【図4】第一および第三発明の実施の形態の図3に続く
説明図である。
【図5】第二および第三発明の実施の形態の説明図であ
る。
【図6】第二および第三発明の実施の形態の図5に続く
説明図である。
【図7】他の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
11:半導体基板 13:素子長と実質的に同一な長さの凹領域 15:凸領域 17:下側クラッド層 19:活性層 21:上側クラッド層 23:コンタクト層 27:導波構造 40:第一発明の実施の形態の半導体光素子 41:窓領域 51:素子長と実質的に同一な長さの凸領域 53:凹領域 60:第二発明の実施の一形態の半導体光素子 61:窓領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波光に対し透明な窓領域を素子端部に
    有する半導体光素子において、 表面に半導体光素子の素子長と実質的に同一な長さの凹
    領域が形成され、かつ、該長さ方向の延長上において該
    凹領域に連なる凸領域に端面が形成されている半導体基
    板と、 該半導体基板の前記凹領域上および前記端面が形成され
    た凸領域部分上にわたって形成され、活性層および上側
    クラッド層と必要に応じ形成される下側クラッド層とを
    含む導波構造とを具えたことを特徴とする半導体光素
    子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体光素子におい
    て、 前記下側クラッド層の厚さをds 、前記凹領域および凸
    領域間の段差をde 、導波光の素子端面におけるビーム
    直径をdw とそれぞれしたとき、 以下の(1)式または(2)式を満たすように前記ds
    またはde を設定してあることを特徴とする半導体光素
    子(ただし、(1)式は導波光のフォトンエネルギーに
    対して半導体基板のバンドギャップエネルギーが小さい
    場合に適用し、(2)式は導波光のフォトンエネルギー
    に対して半導体基板のバンドギャップエネルギーが大き
    い場合に適用する。)。 ds =2×de ≧dw ・・・(1) de ≧dw /2 ・・・(2)
  3. 【請求項3】 導波光に対し透明な窓領域を素子端部に
    有する半導体光素子において、 表面に半導体光素子の素子長と実質的に同一な長さの凸
    領域が形成され、かつ、該長さ方向の延長上において該
    凸領域に連なる凹領域に端面が形成されている半導体基
    板と、 該半導体基板の前記凸領域上および前記端面が形成され
    た凹領域部分上にわたって形成され、活性層および上側
    クラッド層と必要に応じ形成される下側クラッド層とを
    含む導波構造とを具えたことを特徴とする半導体光素
    子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の半導体光素子におい
    て、 前記上側クラッド層の厚さをdu 、前記凹領域および凸
    領域間の段差をde 、導波光の発光端面におけるビーム
    直径をdw とそれぞれしたとき、 以下の(3)式を満たすように前記du を設定してある
    ことを特徴とする半導体光素子。 du −de ≧dw /2 ・・・(3)
  5. 【請求項5】 導波光に対し透明な窓領域を素子端部に
    有する半導体光素子を製造する方法において、 半導体基板に、半導体光素子の素子長と実質的に同一な
    長さの凹領域または半導体光素子の素子長と実質的に同
    一な長さの凸領域を形成する工程と、 該凹領域または凸領域の形成が済んだ半導体基板上に下
    側クラッド層、活性層および上側クラッド層とを含む半
    導体層を積層する工程と(ただし、下側クラッド層は必
    要に応じ形成されるものとする)、 該半導体層の積層が済んだ試料を、前記凹領域または凸
    領域に対し所定寸法だけ前記素子長の方向における外側
    で分断して端面を得る工程とを含むことを特徴とする半
    導体光素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体光素子の製造方
    法において、 (I).前記半導体基板に前記凹領域を形成する場合
    は、 前記下側クラッド層の厚さをds 、前記凹領域により生
    じる段差をde 、導波光の素子端面におけるビーム直径
    をdw とそれぞれしたとき、以下の(1)式または
    (2)式を満たすように前記ds またはde を設定し
    (ただし、(1)式は導波光のフォトンエネルギーに対
    して半導体基板のバンドギャップエネルギーが小さい場
    合に適用し、(2)式は導波光のフォトンエネルギーに
    対して半導体基板のバンドギャップエネルギーが大きい
    場合に適用する。)、 (II).前記半導体基板に前記凸領域を形成する場合
    は、 前記上側クラッド層の厚さをdu 、前記凸領域により生
    じる段差をde 、導波光の発光端面におけるビーム直径
    をdw とそれぞれしたとき、以下の(3)式を満たすよ
    うに前記du を設定することを特徴とする半導体光素子
    の製造方法。 ds =2×de ≧dw ・・・(1) de ≧dw /2 ・・・(2) du −de ≧dw /2 ・・・(3)
JP23374995A 1995-09-12 1995-09-12 半導体光素子およびその製造方法 Withdrawn JPH0983062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23374995A JPH0983062A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 半導体光素子およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23374995A JPH0983062A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 半導体光素子およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0983062A true JPH0983062A (ja) 1997-03-28

Family

ID=16959982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23374995A Withdrawn JPH0983062A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 半導体光素子およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0983062A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002521828A (ja) 横方向の光閉じ込めを低減した側部反導波型高出力半導体
US7835418B2 (en) Optical semiconductor device having diffraction grating disposed on both sides of waveguide and its manufacture method
JP2982422B2 (ja) 半導体レーザおよびその製造方法
JPS5940592A (ja) 半導体レ−ザ素子
JP3061169B2 (ja) 半導体レーザ
JP3595167B2 (ja) 半導体発光素子およびその素子を組み込んだ半導体発光装置ならびにそれらの製造方法
JP6747521B2 (ja) 半導体レーザ素子、半導体レーザ素子の製造方法
KR100789309B1 (ko) 반도체 레이저
JPH054835B2 (ja)
JPH0983062A (ja) 半導体光素子およびその製造方法
JPH06103775B2 (ja) 半導体レ−ザアレイ装置
JP2531719B2 (ja) 半導体レ―ザ―
JP2671317B2 (ja) 半導体レーザ
JP3762342B2 (ja) 分布帰還型半導体レーザの製造方法
JP2001111169A (ja) 半導体レーザ素子
JP3773880B2 (ja) 分布帰還型半導体レーザ
JP2003023210A (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JP3075512B2 (ja) 半導体レーザ素子
JP3797735B2 (ja) 光集積回路およびその製造方法
JPH11154770A (ja) 集積型半導体光素子およびその製造方法
JPH0637389A (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JPH0697578A (ja) 半導体レーザアレイ
JP2872741B2 (ja) 端面発光型ダイオード及びその製造方法
JPH09129967A (ja) 半導体レーザ
JPH05175612A (ja) 半導体レーザ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021203