JPH0983108A - 回路基板の製造方法および装置 - Google Patents
回路基板の製造方法および装置Info
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- JPH0983108A JPH0983108A JP7233712A JP23371295A JPH0983108A JP H0983108 A JPH0983108 A JP H0983108A JP 7233712 A JP7233712 A JP 7233712A JP 23371295 A JP23371295 A JP 23371295A JP H0983108 A JPH0983108 A JP H0983108A
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリプレグシートの表裏に離型性フィルム連
続して高品質に接着し、高品質の回路基板を得る。 【構成】 あらかじめ上下に配置した離型性フィルム供
給部3a,3bの離型性フィルム2のみを離型剤塗布面
が接触した状態で加熱ロール4a,4bと冷却ロール5
a,5bを通過させ取り出し部7に適量はみ出させた状
態で、離型性フィルム切断部8を取り付けると離型性フ
ィルム2に任意の数のスリット10が入り、加熱ロール
4a,4bに送られる。そして、プリプレグシート1を
投入部6から加熱ロール4a,4bの回転部に投入する
と、加熱ロール4a,4bと冷却ロール5a,5bを通
過し、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシート1
の樹脂成分で任意の数に分割された離型性フィルム2が
接着された後、取り出し部7に排出する。
続して高品質に接着し、高品質の回路基板を得る。 【構成】 あらかじめ上下に配置した離型性フィルム供
給部3a,3bの離型性フィルム2のみを離型剤塗布面
が接触した状態で加熱ロール4a,4bと冷却ロール5
a,5bを通過させ取り出し部7に適量はみ出させた状
態で、離型性フィルム切断部8を取り付けると離型性フ
ィルム2に任意の数のスリット10が入り、加熱ロール
4a,4bに送られる。そして、プリプレグシート1を
投入部6から加熱ロール4a,4bの回転部に投入する
と、加熱ロール4a,4bと冷却ロール5a,5bを通
過し、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシート1
の樹脂成分で任意の数に分割された離型性フィルム2が
接着された後、取り出し部7に排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離型性フィルムをプリ
プレグシートの表裏に接着して導電ペースト充填時のマ
スクとして用いる回路基板の製造方法および装置に関す
るものである。
プレグシートの表裏に接着して導電ペースト充填時のマ
スクとして用いる回路基板の製造方法および装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高密度化に伴
い、産業用にとどまらず民生用の分野においても回路基
板の多層化が強く要望されるようになってきた。このよ
うな回路基板では、複数層の回路パターンの間をインナ
ビアホール接続する接続方法および信頼度の高い構造の
新規開発が不可欠なものになっているが、導電ペースト
によるインナービアホール接続した新規な構成の高密度
の回路基板製造法が、例えば特開平6−268345号
公報などで提案されている。この回路基板の製造方法を
以下に説明する。
い、産業用にとどまらず民生用の分野においても回路基
板の多層化が強く要望されるようになってきた。このよ
うな回路基板では、複数層の回路パターンの間をインナ
ビアホール接続する接続方法および信頼度の高い構造の
新規開発が不可欠なものになっているが、導電ペースト
によるインナービアホール接続した新規な構成の高密度
の回路基板製造法が、例えば特開平6−268345号
公報などで提案されている。この回路基板の製造方法を
以下に説明する。
【0003】図6(a)〜(f)は多層基板のベースと
なる両面の回路基板の製造方法を示す工程断面図であ
る。1は、例えば不織布の芳香族ポリアミド繊維に熱硬
化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有する複合
材からなる500mm角に加工した厚さ200〜300
μmのプリプレグシートであり、2はポリエチレンテレ
フタレート(PET)の片面にSi系の離型剤を塗布し
た幅550mm、厚さ12μmのロール状の離型性フィ
ルムである。まず、離型性フィルム2が接着されたプリ
プレグシート1(図6(a))の所定の箇所に図6
(b)に示すようにレーザ加工法などを利用して貫通孔
22が形成される。次に図6(c)に示すように、貫通
孔22に導電ペースト23が充填される。導電ペースト
23を充填する方法としては、貫通孔22を有するプリ
プレグシート1を印刷機(図示せず)のテーブル上に設
置し、直接導電ペースト23が離型性フィルム2の上か
ら印刷される。このとき、上面の離型性フィルム2は印
刷マスクの役割と、プリプレグシート1の表面の汚染防
止の役割を果たしている。次に図6(d)に示すよう
に、プリプレグシート1の両面から離型性フィルム2を
剥離する。次に図6(e)に示すように、プリプレグシ
ート1の両面に銅箔などの金属箔24を張り付ける。こ
の状態で熱プレスで加熱加圧することにより、図6
(f)に示すように、プリプレグシート1の厚みが圧縮
される(t1>t2)とともにプリプレグシート1と金
属箔24とが接着される。この時、プリプレグシート1
は樹脂成分が加熱によって硬化する。そして表裏の金属
箔24を選択的にエッチングして回路パターンが形成さ
れて両面の回路基板が得られる。
なる両面の回路基板の製造方法を示す工程断面図であ
る。1は、例えば不織布の芳香族ポリアミド繊維に熱硬
化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有する複合
材からなる500mm角に加工した厚さ200〜300
μmのプリプレグシートであり、2はポリエチレンテレ
フタレート(PET)の片面にSi系の離型剤を塗布し
た幅550mm、厚さ12μmのロール状の離型性フィ
ルムである。まず、離型性フィルム2が接着されたプリ
プレグシート1(図6(a))の所定の箇所に図6
(b)に示すようにレーザ加工法などを利用して貫通孔
22が形成される。次に図6(c)に示すように、貫通
孔22に導電ペースト23が充填される。導電ペースト
23を充填する方法としては、貫通孔22を有するプリ
プレグシート1を印刷機(図示せず)のテーブル上に設
置し、直接導電ペースト23が離型性フィルム2の上か
ら印刷される。このとき、上面の離型性フィルム2は印
刷マスクの役割と、プリプレグシート1の表面の汚染防
止の役割を果たしている。次に図6(d)に示すよう
に、プリプレグシート1の両面から離型性フィルム2を
剥離する。次に図6(e)に示すように、プリプレグシ
ート1の両面に銅箔などの金属箔24を張り付ける。こ
の状態で熱プレスで加熱加圧することにより、図6
(f)に示すように、プリプレグシート1の厚みが圧縮
される(t1>t2)とともにプリプレグシート1と金
属箔24とが接着される。この時、プリプレグシート1
は樹脂成分が加熱によって硬化する。そして表裏の金属
箔24を選択的にエッチングして回路パターンが形成さ
れて両面の回路基板が得られる。
【0004】以上述べたように、回路基板の製造の中で
プリプレグシート1の表裏に接着された離型性フィルム
2はレーザー加工等で貫通孔を形成し、導電ペースト印
刷時のマスクとして使用され、印刷後は剥離されるもの
である。
プリプレグシート1の表裏に接着された離型性フィルム
2はレーザー加工等で貫通孔を形成し、導電ペースト印
刷時のマスクとして使用され、印刷後は剥離されるもの
である。
【0005】以下、従来の回路基板の製造方法における
プリプレグシートと離型性フィルムとの接着工程につい
て説明する。接着には感光性のドライフィルムのラミネ
ートに使用される一般のラミネーターが用いられてい
る。
プリプレグシートと離型性フィルムとの接着工程につい
て説明する。接着には感光性のドライフィルムのラミネ
ートに使用される一般のラミネーターが用いられてい
る。
【0006】図7はプリプレグシートと離型性フィルム
との接着に用いるラミネーターの接着工程断面図であ
る。
との接着に用いるラミネーターの接着工程断面図であ
る。
【0007】ラミネーターは離型性フィルム供給部51
a,51bと圧力可変でかつ温度調整の可能な一対の加
熱ロール52a,52bと一対の冷却ロール53a,5
3bとプリプレグシートの供給部54と取り出し部55
で構成されている。
a,51bと圧力可変でかつ温度調整の可能な一対の加
熱ロール52a,52bと一対の冷却ロール53a,5
3bとプリプレグシートの供給部54と取り出し部55
で構成されている。
【0008】1は、例えば不織布の芳香族ポリアミド繊
維に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有
する複合材からなる500mm角に加工した厚さ200
〜300μmのプリプレグシート(以下プリプレグシー
トと呼ぶ)であり、2はポリエチレンテレフタレート
(PET)の片面にSi系の離型剤を塗布した幅550
mm、厚さ12μmのロール状の離型性フィルムであ
る。ラミネーターの上下に配置した離型性フィルム供給
部51a,51bには、ロール状の離型性フィルム2が
離型剤塗布面でプリプレグシート1を狭持する形で取り
付けている。そして、離型性フィルム2進行方向には加
熱ロール52a,52bと冷却ロール53a,53bの
順で配置し、加熱ロール52a,52bの前方にはプリ
プレグシート1の投入部54が、冷却ロール53a,5
3bの後方には取り出し部55を設けている。加熱ロー
ル52a,52bと冷却ロール53a,53bはφ70
mmの金属ロールに厚さ5mm、ゴム硬度70の耐熱シ
リコンゴムをライニングした径φ80mm、長さ700
mmのロールであり、加熱ロール52a,52bの表面
温度は120℃にコントロールされている。加熱ロール
52a,52bと冷却ロール53a,53bはそれぞれ
2Kg/cm2のエアー圧で加圧されている。ラミネー
ト速度は1m/minである。また、離型性フィルム2
の張力は約1000g/mとしている。
維に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有
する複合材からなる500mm角に加工した厚さ200
〜300μmのプリプレグシート(以下プリプレグシー
トと呼ぶ)であり、2はポリエチレンテレフタレート
(PET)の片面にSi系の離型剤を塗布した幅550
mm、厚さ12μmのロール状の離型性フィルムであ
る。ラミネーターの上下に配置した離型性フィルム供給
部51a,51bには、ロール状の離型性フィルム2が
離型剤塗布面でプリプレグシート1を狭持する形で取り
付けている。そして、離型性フィルム2進行方向には加
熱ロール52a,52bと冷却ロール53a,53bの
順で配置し、加熱ロール52a,52bの前方にはプリ
プレグシート1の投入部54が、冷却ロール53a,5
3bの後方には取り出し部55を設けている。加熱ロー
ル52a,52bと冷却ロール53a,53bはφ70
mmの金属ロールに厚さ5mm、ゴム硬度70の耐熱シ
リコンゴムをライニングした径φ80mm、長さ700
mmのロールであり、加熱ロール52a,52bの表面
温度は120℃にコントロールされている。加熱ロール
52a,52bと冷却ロール53a,53bはそれぞれ
2Kg/cm2のエアー圧で加圧されている。ラミネー
ト速度は1m/minである。また、離型性フィルム2
の張力は約1000g/mとしている。
【0009】離型性フィルム2とプリプレグシート1と
の接着は、あらかじめ上下に配置した離型性フィルム供
給部51a,51bの離型性フィルム2のみを離型剤塗
布面が接触した状態で加熱ロール52a,52bと冷却
ロール53a,53bを通過させて取り出し部55に適
量はみ出させた状態で、プリプレグシート1を投入部5
4から加熱ロール52a,52bの回転部に投入し、加
熱ロール52a,52bと冷却ロール53a,53bを
通過させて、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシ
ート1の樹脂成分で離型性フィルム2とが接着されて取
り出し部55に排出される。2枚目以降はプリプレグシ
ート1を順次供給部54から加熱ロール52a,52b
の回転部に投入してやれば連続的に接着できる。
の接着は、あらかじめ上下に配置した離型性フィルム供
給部51a,51bの離型性フィルム2のみを離型剤塗
布面が接触した状態で加熱ロール52a,52bと冷却
ロール53a,53bを通過させて取り出し部55に適
量はみ出させた状態で、プリプレグシート1を投入部5
4から加熱ロール52a,52bの回転部に投入し、加
熱ロール52a,52bと冷却ロール53a,53bを
通過させて、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシ
ート1の樹脂成分で離型性フィルム2とが接着されて取
り出し部55に排出される。2枚目以降はプリプレグシ
ート1を順次供給部54から加熱ロール52a,52b
の回転部に投入してやれば連続的に接着できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、加熱によってプリプレグシート中の樹脂
成分が軟化して剛性が低下するため、離型性フィルムの
熱収縮力や張力によって以下の問題が発生する。
来の構成では、加熱によってプリプレグシート中の樹脂
成分が軟化して剛性が低下するため、離型性フィルムの
熱収縮力や張力によって以下の問題が発生する。
【0011】離型性フィルムはラミネーター温度と張力
によって機械的送り方向に伸ばされ、一方の機械的送り
と直交する方向には機械的送り方向への延伸と熱収縮に
よって収縮した状態とで取り付けられており、ロールの
加熱と加圧によって離型性フィルムはそれぞれの方向に
延伸されながらプリプレグシートと接着され、冷却ロー
ルで冷却される。この時、加熱ロールと冷却ロール間に
は依然として張力が働いているため離型性フィルムに張
力と冷却による収縮力が発生し、その収縮力によってプ
リプレグシートに図8に示すような変形が生じる。この
現象は離型性フィルムの収縮力が大きくなるプリプレグ
シート間、しかもプリプレグシート終端側に発生し、プ
リプレグシート間が広い程大きくなる。つまりプリプレ
グシートが加熱ロールと冷却ロールの双方の圧力を受け
ている時は離型性フィルムの収縮力は接着したプリプレ
グシートに吸収されているものの加熱ロールからプリプ
レグシートが外れると離型性フィルムだけとなり、熱収
縮や張力の影響で収縮(機械的送り方向には延伸する)
しやすくなり、その影響でプリプレグシートの終端ほど
影響を受けることになる。このようなプリプレグシート
の変形によって回路基板製造時のレーザー加工による貫
通孔形成でレーザーの焦点がずれて安定した孔加工がで
きず、接続抵抗が不安定になるという問題があった。
によって機械的送り方向に伸ばされ、一方の機械的送り
と直交する方向には機械的送り方向への延伸と熱収縮に
よって収縮した状態とで取り付けられており、ロールの
加熱と加圧によって離型性フィルムはそれぞれの方向に
延伸されながらプリプレグシートと接着され、冷却ロー
ルで冷却される。この時、加熱ロールと冷却ロール間に
は依然として張力が働いているため離型性フィルムに張
力と冷却による収縮力が発生し、その収縮力によってプ
リプレグシートに図8に示すような変形が生じる。この
現象は離型性フィルムの収縮力が大きくなるプリプレグ
シート間、しかもプリプレグシート終端側に発生し、プ
リプレグシート間が広い程大きくなる。つまりプリプレ
グシートが加熱ロールと冷却ロールの双方の圧力を受け
ている時は離型性フィルムの収縮力は接着したプリプレ
グシートに吸収されているものの加熱ロールからプリプ
レグシートが外れると離型性フィルムだけとなり、熱収
縮や張力の影響で収縮(機械的送り方向には延伸する)
しやすくなり、その影響でプリプレグシートの終端ほど
影響を受けることになる。このようなプリプレグシート
の変形によって回路基板製造時のレーザー加工による貫
通孔形成でレーザーの焦点がずれて安定した孔加工がで
きず、接続抵抗が不安定になるという問題があった。
【0012】また、加熱ロールと冷却ロールの送り速度
は同期させているのが一般的であるが、加圧力が同じで
あっても加熱条件によっては離型性フィルムの延伸量が
増えるため加熱と冷却ロール間に図9に示すようなたる
みが生じ冷却ロールでの加圧時にプリプレグシートを含
めて折れシワが発生する。あるいは、ここでは加熱ロー
ルおよび冷却ロールにシリコンゴムライニングしたロー
ルを用いているが、加熱に金属ロール、冷却にシリコン
ゴムを用いた場合は、金属ロールが圧力を加えても線接
触であるため離型性フィルムの張力は大きく変動しない
が、シリコンゴムロールは面接触となり圧力に比例して
張力が増大し、加熱ロールと冷却ロール間に大きな張力
が働き加熱ロールで接着した離型性フィルムが機械的な
張力がなくなる冷却ロール通過後に一部が剥がれるとい
った問題があり、加熱や加圧条件が非常に狭い範囲に限
られていた。
は同期させているのが一般的であるが、加圧力が同じで
あっても加熱条件によっては離型性フィルムの延伸量が
増えるため加熱と冷却ロール間に図9に示すようなたる
みが生じ冷却ロールでの加圧時にプリプレグシートを含
めて折れシワが発生する。あるいは、ここでは加熱ロー
ルおよび冷却ロールにシリコンゴムライニングしたロー
ルを用いているが、加熱に金属ロール、冷却にシリコン
ゴムを用いた場合は、金属ロールが圧力を加えても線接
触であるため離型性フィルムの張力は大きく変動しない
が、シリコンゴムロールは面接触となり圧力に比例して
張力が増大し、加熱ロールと冷却ロール間に大きな張力
が働き加熱ロールで接着した離型性フィルムが機械的な
張力がなくなる冷却ロール通過後に一部が剥がれるとい
った問題があり、加熱や加圧条件が非常に狭い範囲に限
られていた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、プリプレグシートに離型性フィルムを高品質に連続
して接着し、高性能、高品質の回路基板を実現するため
の回路基板の製造方法および装置を提供することを目的
とするものである。
で、プリプレグシートに離型性フィルムを高品質に連続
して接着し、高性能、高品質の回路基板を実現するため
の回路基板の製造方法および装置を提供することを目的
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の回路基板の製造方法は、予めプリプレ
グシートと離型性フィルムとを接着する際に複数のプリ
プレグシートの一部を重ねて、プリプレグシートの表裏
に離型性フィルムを加熱して接着するものである。
に本発明の第1の回路基板の製造方法は、予めプリプレ
グシートと離型性フィルムとを接着する際に複数のプリ
プレグシートの一部を重ねて、プリプレグシートの表裏
に離型性フィルムを加熱して接着するものである。
【0015】また、本発明の第2の回路基板の製造方法
は、プリプレグシートと離型性フィルムとを接着する際
に、離型性フィルムを任意の数に分割した後、加熱して
接着するものである。
は、プリプレグシートと離型性フィルムとを接着する際
に、離型性フィルムを任意の数に分割した後、加熱して
接着するものである。
【0016】また、本発明の第3の回路基板の製造方法
は、プリプレグシートと離型性フィルムとを接着する際
に、離型性フィルムの一部を所定の長さで任意の数に分
割した後、プリプレグシートの表裏の投入端部に離型性
フィルムの分割していない部分を接着させるべく位置決
めし、加熱して接着するものである。
は、プリプレグシートと離型性フィルムとを接着する際
に、離型性フィルムの一部を所定の長さで任意の数に分
割した後、プリプレグシートの表裏の投入端部に離型性
フィルムの分割していない部分を接着させるべく位置決
めし、加熱して接着するものである。
【0017】また、本発明の回路基板の製造装置は、離
型性フィルムを備えたプリプレグシートを加熱して送る
加熱手段と、この加熱手段で加熱されたプリプレグシー
トを冷却してこのプリプレグシートを加熱手段より速い
速度で送る冷却手段と、この冷却手段で冷却されたプリ
プレグシートを取り出す取り出し部とを備えたものであ
る。
型性フィルムを備えたプリプレグシートを加熱して送る
加熱手段と、この加熱手段で加熱されたプリプレグシー
トを冷却してこのプリプレグシートを加熱手段より速い
速度で送る冷却手段と、この冷却手段で冷却されたプリ
プレグシートを取り出す取り出し部とを備えたものであ
る。
【0018】
【作用】本発明によれば、まず第1の方法ではプリプレ
グシート同士の一部を重ねた状態で加熱することで加熱
後の離型性フィルムの収縮力の影響をプリプレグシート
で吸収でき、プリプレグシートの変形を最終のプリプレ
グシートのみに抑えることができる。
グシート同士の一部を重ねた状態で加熱することで加熱
後の離型性フィルムの収縮力の影響をプリプレグシート
で吸収でき、プリプレグシートの変形を最終のプリプレ
グシートのみに抑えることができる。
【0019】また、第2の方法では離型性フィルムを分
割した後加熱してプリプレグシートと接着することで、
離型性フィルムの張力や熱収縮による収縮量を離型性フ
ィルムの分割数に応じて小さくできるため、プリプレグ
シートの変形を抑えることができる。
割した後加熱してプリプレグシートと接着することで、
離型性フィルムの張力や熱収縮による収縮量を離型性フ
ィルムの分割数に応じて小さくできるため、プリプレグ
シートの変形を抑えることができる。
【0020】また、第3の方法では離型性フィルムの一
部を所定の長さで任意の数に分割した後、プリプレグシ
ートの表裏の投入端部に離型性フィルムの分割していな
い部分を接着させるべく位置決めして加熱することで、
第2の方法と同様にプリプレグシートの変形をおさえる
とともに離型性フィルムを剥離する際、分割数に関係な
く剥離の操作は1回だけでできる。
部を所定の長さで任意の数に分割した後、プリプレグシ
ートの表裏の投入端部に離型性フィルムの分割していな
い部分を接着させるべく位置決めして加熱することで、
第2の方法と同様にプリプレグシートの変形をおさえる
とともに離型性フィルムを剥離する際、分割数に関係な
く剥離の操作は1回だけでできる。
【0021】また、本発明の回路基板の製造装置におい
ては、加熱手段で加熱されたプリプレグシートを冷却し
てこのプリプレグシートを加熱手段より速い速度で送る
冷却手段を備えているので離型性フィルムに一定の張力
を与えることができるため、張力に起因したプリプレグ
シートの折れシワや離型性フィルムの剥がれ不良をなく
すことができる。
ては、加熱手段で加熱されたプリプレグシートを冷却し
てこのプリプレグシートを加熱手段より速い速度で送る
冷却手段を備えているので離型性フィルムに一定の張力
を与えることができるため、張力に起因したプリプレグ
シートの折れシワや離型性フィルムの剥がれ不良をなく
すことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムとの接着工程について説明する。
トと離型性フィルムとの接着工程について説明する。
【0023】(第1の実施例)ラミネーターの概略構成
は従来例と基本的に同様であるため詳細な説明を省略
し、図1および図7を用いて接着工程について説明す
る。
は従来例と基本的に同様であるため詳細な説明を省略
し、図1および図7を用いて接着工程について説明す
る。
【0024】幅550mm、厚さ12μmのロール状の
離型性フィルム2と不織布の芳香族ポリアミド繊維に熱
硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有する複
合材からなる500mm角に加工した厚さ200〜30
0μmのプリプレグシート1との接着は、あらかじめ上
下に配置した離型性フィルム供給部51a,51bの離
型性フィルム2のみを離型剤塗布面が接触した状態で1
20℃にコントロールされた耐熱シリコンゴムをライニ
ングした径φ80mm、長さ700mmの加熱ロール5
2a,52bと耐熱シリコンゴムをライニングした径φ
80mm、長さ700mmの冷却ロール53a,53b
を通過させ取り出し部55に適量はみ出させた状態で、
所定寸法に切断したプリプリグシート1を投入部54か
ら加熱ロール52a,52bに2枚目以降のプリプレグ
シート1のを投入する時に、図1に示すように、先行す
るプリプレグシート1の終端の一部と重ねて、見かけ上
連続状のプリプレグシート1として投入し、加熱ロール
52a,52bと冷却ロール53a,53bを通過させ
て、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシート1の
樹脂成分によって接着され、取り出し部55に排出され
る。プリプレグシート1と離型性フィルム2の接着時に
は加熱ロール52a,52bと冷却ロール53a,53
bの加圧力は2Kg/cm2に、送り速度は1m/mi
mに設定され、離型性フィルム2の張力は1000g/
mに設定されている。
離型性フィルム2と不織布の芳香族ポリアミド繊維に熱
硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有する複
合材からなる500mm角に加工した厚さ200〜30
0μmのプリプレグシート1との接着は、あらかじめ上
下に配置した離型性フィルム供給部51a,51bの離
型性フィルム2のみを離型剤塗布面が接触した状態で1
20℃にコントロールされた耐熱シリコンゴムをライニ
ングした径φ80mm、長さ700mmの加熱ロール5
2a,52bと耐熱シリコンゴムをライニングした径φ
80mm、長さ700mmの冷却ロール53a,53b
を通過させ取り出し部55に適量はみ出させた状態で、
所定寸法に切断したプリプリグシート1を投入部54か
ら加熱ロール52a,52bに2枚目以降のプリプレグ
シート1のを投入する時に、図1に示すように、先行す
るプリプレグシート1の終端の一部と重ねて、見かけ上
連続状のプリプレグシート1として投入し、加熱ロール
52a,52bと冷却ロール53a,53bを通過させ
て、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシート1の
樹脂成分によって接着され、取り出し部55に排出され
る。プリプレグシート1と離型性フィルム2の接着時に
は加熱ロール52a,52bと冷却ロール53a,53
bの加圧力は2Kg/cm2に、送り速度は1m/mi
mに設定され、離型性フィルム2の張力は1000g/
mに設定されている。
【0025】本発明の接着法を用いて500mm角のプ
リプレグシート1を200枚連続接着したが、離型性フ
ィルム2の張力によるプリプレグシート1の変形が最後
のプリプレグシート1の終端部に発生したが、残りのプ
リプレグシート1は変形せずに安定した接着が連続して
行えた。すなわちプリプレグシート同士の一部を重ね連
続状態とすることで離型性フィルム2の収縮力の影響を
プリプレグシートで吸収でき、プリプレグシート1の変
形を最終のプリプレグシートのみに抑えることができ
た。
リプレグシート1を200枚連続接着したが、離型性フ
ィルム2の張力によるプリプレグシート1の変形が最後
のプリプレグシート1の終端部に発生したが、残りのプ
リプレグシート1は変形せずに安定した接着が連続して
行えた。すなわちプリプレグシート同士の一部を重ね連
続状態とすることで離型性フィルム2の収縮力の影響を
プリプレグシートで吸収でき、プリプレグシート1の変
形を最終のプリプレグシートのみに抑えることができ
た。
【0026】次に、以上のような方法で離型性フィルム
2を表裏に接着した変形のないプリプレグシート1を用
いて両面の回路基板を製造した。両面の回路基板の製造
方法は従来例と全て同一であるため、ここでは説明を省
略する。
2を表裏に接着した変形のないプリプレグシート1を用
いて両面の回路基板を製造した。両面の回路基板の製造
方法は従来例と全て同一であるため、ここでは説明を省
略する。
【0027】本発明の製造方法で得られた両面の回路基
板は、プリプレグシート1の変形がなくなったため、レ
ーザー加工による貫通孔形成にレーザーの焦点がずれが
なくなったことで安定した孔形状が得られ、接続抵抗が
安定することを確認した。
板は、プリプレグシート1の変形がなくなったため、レ
ーザー加工による貫通孔形成にレーザーの焦点がずれが
なくなったことで安定した孔形状が得られ、接続抵抗が
安定することを確認した。
【0028】(第2の実施例)以下本発明の第2の実施
例における回路基板の製造方法におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムとの接着工程について説明する。
例における回路基板の製造方法におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムとの接着工程について説明する。
【0029】図2はプリプレグシートと離型性フィルム
との接着に用いるラミネーターの概略構成と接着工程断
面図である。1は、例えば不織布の芳香族ポリアミド繊
維に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有
する複合材からなる500mm角に加工した厚さ200
〜300μmのアラミド−エポキシシート(以下プリプ
レグシートと呼ぶ)であり、2はポリエチレンテレフタ
レートの片面にSi系の離型剤を塗布した幅550m
m、厚さ10μmのロール状の離型性フィルムである。
ラミネーターのー上下に配置した離型性フィルム供給部
3a,3bには、ロール状の離型性フィルム2が離型剤
塗布面でプリプレグシート1を狭持するため上方離型性
フィルム供給部3aは離型剤塗布面が上側に、下方PE
T供給部3bは離型剤塗布面が下側となるよう取り付け
ている。そして、離型性フィルム2の進行方向にはフリ
ーロール11、離型性フィルム切断部8、フリーロール
11、加熱ロール4a,4b、冷却ロール5a,5bの
順でそれぞれ上下に配置し、加熱ロール4a,4bの投
入側にプリプレグシート1の投入部6が、冷却ロール5
a,5bの後方には取り出し部7を設けている。なお、
プリプレグシート1と離型性フィルム2の接着によって
静電気が発生する場合は冷却ロール5a,5bの後方に
静電気除去装置を設ければよい。
との接着に用いるラミネーターの概略構成と接着工程断
面図である。1は、例えば不織布の芳香族ポリアミド繊
維に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空孔を有
する複合材からなる500mm角に加工した厚さ200
〜300μmのアラミド−エポキシシート(以下プリプ
レグシートと呼ぶ)であり、2はポリエチレンテレフタ
レートの片面にSi系の離型剤を塗布した幅550m
m、厚さ10μmのロール状の離型性フィルムである。
ラミネーターのー上下に配置した離型性フィルム供給部
3a,3bには、ロール状の離型性フィルム2が離型剤
塗布面でプリプレグシート1を狭持するため上方離型性
フィルム供給部3aは離型剤塗布面が上側に、下方PE
T供給部3bは離型剤塗布面が下側となるよう取り付け
ている。そして、離型性フィルム2の進行方向にはフリ
ーロール11、離型性フィルム切断部8、フリーロール
11、加熱ロール4a,4b、冷却ロール5a,5bの
順でそれぞれ上下に配置し、加熱ロール4a,4bの投
入側にプリプレグシート1の投入部6が、冷却ロール5
a,5bの後方には取り出し部7を設けている。なお、
プリプレグシート1と離型性フィルム2の接着によって
静電気が発生する場合は冷却ロール5a,5bの後方に
静電気除去装置を設ければよい。
【0030】離型性フィルム切断部8は約90mm幅の
ピッチでカッターナイフ9を5個取り付けたロッドと保
持部(図示せず)から構成し、脱着可能な構造としてい
る。ロッドは上下の離型性フィルム供給部3a,3bの
離型性フィルム2をフリーロール11、加熱ロール4
a,4b、冷却ロール5a,5bを通過させて接着可能
にした状態で保持部に取り付けると図3に示すように、
離型性フィルム2は約90mm幅に5本のスリット10
が入り加熱ロール4a,4bと冷却ロール5a,5bを
回転させると加熱ロール4a,4bに送られていく。
ピッチでカッターナイフ9を5個取り付けたロッドと保
持部(図示せず)から構成し、脱着可能な構造としてい
る。ロッドは上下の離型性フィルム供給部3a,3bの
離型性フィルム2をフリーロール11、加熱ロール4
a,4b、冷却ロール5a,5bを通過させて接着可能
にした状態で保持部に取り付けると図3に示すように、
離型性フィルム2は約90mm幅に5本のスリット10
が入り加熱ロール4a,4bと冷却ロール5a,5bを
回転させると加熱ロール4a,4bに送られていく。
【0031】加熱ロール4a,4bはφ70mmの金属
ロールにゴム硬度70の耐熱シリコンゴムをライニング
したφ80mm、長さ700mmのロールであり、表面
温度は120℃にコントロールされ、2.0Kg/cm
2のエアー圧で加圧している。送り速度は1m/min
に設定している。
ロールにゴム硬度70の耐熱シリコンゴムをライニング
したφ80mm、長さ700mmのロールであり、表面
温度は120℃にコントロールされ、2.0Kg/cm
2のエアー圧で加圧している。送り速度は1m/min
に設定している。
【0032】冷却ロール5a,5bはφ70mmの金属
ロールにゴム硬度70の耐熱シリコンゴムをライニング
したφ80mm、長さ700mmのロールであり、2K
g/cm2のエアー圧で加圧している。冷却ロール5
a,5bは離型性フィルム2やプリプレグシート1をセ
ッティングしない状態で送り速度を加熱ロール4a,4
bより約20%速く設定し、回転を制御する冷却ロール
4bにトルク制御装置(図示せず)を設け、1000g
/mの一定の張力が働く構造としている。
ロールにゴム硬度70の耐熱シリコンゴムをライニング
したφ80mm、長さ700mmのロールであり、2K
g/cm2のエアー圧で加圧している。冷却ロール5
a,5bは離型性フィルム2やプリプレグシート1をセ
ッティングしない状態で送り速度を加熱ロール4a,4
bより約20%速く設定し、回転を制御する冷却ロール
4bにトルク制御装置(図示せず)を設け、1000g
/mの一定の張力が働く構造としている。
【0033】なお、離型性フィルム供給部3a,3bと
加熱ロール4a,4b間の離型性フィルム2の張力は1
000g/mとしている。
加熱ロール4a,4b間の離型性フィルム2の張力は1
000g/mとしている。
【0034】離型性フィルム2とプリプレグシート1と
の接着は、以下のようにして行なう。
の接着は、以下のようにして行なう。
【0035】あらかじめ上下に配置した離型性フィルム
供給部3a,3bの離型性フィルム2のみを離型剤塗布
面が接触した状態で加熱ロール4a,4bと冷却ロール
5a,5bを通過させ取り出し部7に適量はみ出させた
状態で、離型性フィルム切断部8を取り付けると離型性
フィルム2に約90mmピッチにスリット10が入り分
割され、加熱ロール4a,4bに送られていく。そし
て、プリプレグシート1を投入部6から加熱ロール4
a,4bの回転部に投入すると、加熱ロール4a,4b
と冷却ロール5a,5bを通過し、加熱と加圧によって
溶融したプリプレグシート1の樹脂成分で分割された離
型性フィルム2が図4に示すように接着されて、取り出
し部7に排出される。2枚目以降はプリプレグシート1
を順次投入部6から加熱ロール4a,4bの回転部に投
入してやれば連続的に接着できる。本発明の接着法で5
00mm角のプリプレグシート1を200枚連続接着し
たが、離型性フィルム2の張力によるプリプレグシート
1の変形がレーザー加工時の焦点ズレに問題のないレベ
ル抑えられ、折れシワもなく安定した接着が連続して行
えた。このように離型性フィルム2を分割した後プリプ
レグシート1と接着することで、離型性フィルム2の張
力や熱収縮による機械的送りと直交する方向の収縮量を
離型性フィルム2の分割数に応じて小さくできるためプ
リプレグシート1の変形を抑えることができる。
供給部3a,3bの離型性フィルム2のみを離型剤塗布
面が接触した状態で加熱ロール4a,4bと冷却ロール
5a,5bを通過させ取り出し部7に適量はみ出させた
状態で、離型性フィルム切断部8を取り付けると離型性
フィルム2に約90mmピッチにスリット10が入り分
割され、加熱ロール4a,4bに送られていく。そし
て、プリプレグシート1を投入部6から加熱ロール4
a,4bの回転部に投入すると、加熱ロール4a,4b
と冷却ロール5a,5bを通過し、加熱と加圧によって
溶融したプリプレグシート1の樹脂成分で分割された離
型性フィルム2が図4に示すように接着されて、取り出
し部7に排出される。2枚目以降はプリプレグシート1
を順次投入部6から加熱ロール4a,4bの回転部に投
入してやれば連続的に接着できる。本発明の接着法で5
00mm角のプリプレグシート1を200枚連続接着し
たが、離型性フィルム2の張力によるプリプレグシート
1の変形がレーザー加工時の焦点ズレに問題のないレベ
ル抑えられ、折れシワもなく安定した接着が連続して行
えた。このように離型性フィルム2を分割した後プリプ
レグシート1と接着することで、離型性フィルム2の張
力や熱収縮による機械的送りと直交する方向の収縮量を
離型性フィルム2の分割数に応じて小さくできるためプ
リプレグシート1の変形を抑えることができる。
【0036】離型性フィルム2の張力や熱収縮による機
械的送り方向の収縮量を張力と離型性フィルム2の加熱
時の伸び量から推定すると3%程度となる。離型性フィ
ルム2の幅が530mm幅であれば約15mmの収縮が
発生する。それに対して90mm幅に分割した場合は
2.7mmと530mmと比べて1/5以下と小さくな
る。プリプレグシート1の変形が激減したのはこのため
であり、分割数を増やせば効果が大きくなることはいう
までもない。また、離型性フィルム供給部3a,3bと
加熱ロール5a,5b間、加熱ロール4a,4bと冷却
ロール5a,5b間の離型性フィルム2の張力を本実施
例では1000g/mとしたが、張力が小さい程プリプ
レグシート1の変形防止には有効であることは言うまで
もない。
械的送り方向の収縮量を張力と離型性フィルム2の加熱
時の伸び量から推定すると3%程度となる。離型性フィ
ルム2の幅が530mm幅であれば約15mmの収縮が
発生する。それに対して90mm幅に分割した場合は
2.7mmと530mmと比べて1/5以下と小さくな
る。プリプレグシート1の変形が激減したのはこのため
であり、分割数を増やせば効果が大きくなることはいう
までもない。また、離型性フィルム供給部3a,3bと
加熱ロール5a,5b間、加熱ロール4a,4bと冷却
ロール5a,5b間の離型性フィルム2の張力を本実施
例では1000g/mとしたが、張力が小さい程プリプ
レグシート1の変形防止には有効であることは言うまで
もない。
【0037】また、冷却ロール5a,5bにトルク調整
装置を取り付けたことで、加熱ロール4a,4bの加熱
条件をどのように変更しても、加熱ロール4a,4bと
冷却ロール5a,5b間の張力が安定して離型性フィル
ム2が接着されたプリプレグシート1にたるみが生じる
ことはなくなった。また、加熱ロール4a,4bに金属
ロールを用いても、張力は一定となり冷却ロール5a,
5bの圧力を大きくしても冷却ロール5a,5b通過後
にプリプレグシート1の一部の離型性フィルム2が剥が
れることはなくなることを確認している。
装置を取り付けたことで、加熱ロール4a,4bの加熱
条件をどのように変更しても、加熱ロール4a,4bと
冷却ロール5a,5b間の張力が安定して離型性フィル
ム2が接着されたプリプレグシート1にたるみが生じる
ことはなくなった。また、加熱ロール4a,4bに金属
ロールを用いても、張力は一定となり冷却ロール5a,
5bの圧力を大きくしても冷却ロール5a,5b通過後
にプリプレグシート1の一部の離型性フィルム2が剥が
れることはなくなることを確認している。
【0038】次に、以上のような方法で離型性フィルム
2を表裏に接着したプリプレグシート1を用いて両面の
回路基板を製造した。両面の回路基板の製造方法は従来
例と全て同一であるため、ここでは説明を省略する。
2を表裏に接着したプリプレグシート1を用いて両面の
回路基板を製造した。両面の回路基板の製造方法は従来
例と全て同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0039】本発明の製造方法で得られた両面の回路基
板は、プリプレグシート1の変形激減し、レーザー加工
による貫通孔形成にレーザーの焦点がずれがなくなった
ことで安定した孔形状が得られとともに離型性フィルム
2を分割しているスリット10もレーザー加工や導電ペ
ースト印刷に対して問題なく、接続抵抗が安定すること
を確認した。
板は、プリプレグシート1の変形激減し、レーザー加工
による貫通孔形成にレーザーの焦点がずれがなくなった
ことで安定した孔形状が得られとともに離型性フィルム
2を分割しているスリット10もレーザー加工や導電ペ
ースト印刷に対して問題なく、接続抵抗が安定すること
を確認した。
【0040】(第3の実施例)以下本発明の第3の実施
例における回路基板の製造方法におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムとの接着工程について第2の実施例
に用いた図1のラミネーター構成と接着工程断面図を用
いて説明する。なお、第1の実施例と同じ部分について
は詳細な説明は省略する。
例における回路基板の製造方法におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムとの接着工程について第2の実施例
に用いた図1のラミネーター構成と接着工程断面図を用
いて説明する。なお、第1の実施例と同じ部分について
は詳細な説明は省略する。
【0041】図1において、1は不織布の芳香族ポリア
ミド繊維に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空
孔を有する複合材からなる500mm角に加工した厚さ
200〜300μmのプリプレグシートであり、2は幅
550mm、厚さ12μmのロール状の離型性フィルム
である。ラミネーターには上下に離型性フィルム供給部
3a,3bが配置され、離型性フィルム2の進行方向に
はフリーロール11、離型性フィルム切断部8、フリー
ロール11、加熱ロール4a,4b、冷却ロール5a,
5bの順でそれぞれ上下に配置し、加熱ロール4a,4
bの投入側にプリプレグシート1の投入部6が、冷却ロ
ール5a,5bの後方には取り出し部7を設けている。
なお、プリプレグシート1と離型性フィルム2の接着に
よって静電気が発生する場合は冷却ロール5a,5bの
後方に静電気除去装置を設ければよい。
ミド繊維に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた内部に空
孔を有する複合材からなる500mm角に加工した厚さ
200〜300μmのプリプレグシートであり、2は幅
550mm、厚さ12μmのロール状の離型性フィルム
である。ラミネーターには上下に離型性フィルム供給部
3a,3bが配置され、離型性フィルム2の進行方向に
はフリーロール11、離型性フィルム切断部8、フリー
ロール11、加熱ロール4a,4b、冷却ロール5a,
5bの順でそれぞれ上下に配置し、加熱ロール4a,4
bの投入側にプリプレグシート1の投入部6が、冷却ロ
ール5a,5bの後方には取り出し部7を設けている。
なお、プリプレグシート1と離型性フィルム2の接着に
よって静電気が発生する場合は冷却ロール5a,5bの
後方に静電気除去装置を設ければよい。
【0042】離型性フィルム切断部8は約90mm幅の
ピッチでカッターナイフ9を5個取り付けたロッドと保
持部(図示せず)から構成し、脱着可能でかつ設定した
スリット10長さでカッターナイフ9が離型性フィルム
2から離れるよう回転する構造としている。ロッドは上
下の離型性フィルム供給部3a,3bの離型性フィルム
2をフリーロール11、加熱ロール4a,4b、冷却ロ
ール5a,5bを通過させて接着可能にした状態で保持
部に取り付けると図2に示すように、離型性フィルム2
は約90mm幅に5本のスリット10が一定寸法の長さ
で入り、加熱ロール4a,4bに送られていく。実施例
では500mmのプリプレグシート1の長さに対して、
スリット10長さも500mmとした。加熱ロール4
a,4bは表面温度が120℃にコントロールされ、
2.0Kg/cm2のエアー圧で加圧している。送り速
度は2m/minに設定している。
ピッチでカッターナイフ9を5個取り付けたロッドと保
持部(図示せず)から構成し、脱着可能でかつ設定した
スリット10長さでカッターナイフ9が離型性フィルム
2から離れるよう回転する構造としている。ロッドは上
下の離型性フィルム供給部3a,3bの離型性フィルム
2をフリーロール11、加熱ロール4a,4b、冷却ロ
ール5a,5bを通過させて接着可能にした状態で保持
部に取り付けると図2に示すように、離型性フィルム2
は約90mm幅に5本のスリット10が一定寸法の長さ
で入り、加熱ロール4a,4bに送られていく。実施例
では500mmのプリプレグシート1の長さに対して、
スリット10長さも500mmとした。加熱ロール4
a,4bは表面温度が120℃にコントロールされ、
2.0Kg/cm2のエアー圧で加圧している。送り速
度は2m/minに設定している。
【0043】冷却ロール5a,5bは2Kg/cm2の
エアー圧で加圧し、離型性フィルム2やプリプレグシー
ト1をセッティングしない状態で送り速度を加熱ロール
4a,4bより約20%速く設定し、回転を制御する冷
却ロール4bにトルク制御装置(図示せず)を設け、1
000g/mの一定の張力が働く構造としている。な
お、離型性フィルム供給部3a,3bと加熱ロール4
a,4b間の離型性フィルム2の張力は1000g/m
としている。
エアー圧で加圧し、離型性フィルム2やプリプレグシー
ト1をセッティングしない状態で送り速度を加熱ロール
4a,4bより約20%速く設定し、回転を制御する冷
却ロール4bにトルク制御装置(図示せず)を設け、1
000g/mの一定の張力が働く構造としている。な
お、離型性フィルム供給部3a,3bと加熱ロール4
a,4b間の離型性フィルム2の張力は1000g/m
としている。
【0044】離型性フィルム2とプリプレグシート1と
の接着は、以下のようにして行なう。
の接着は、以下のようにして行なう。
【0045】あらかじめ上下に配置した離型性フィルム
供給部3a,3bの離型性フィルム2のみを離型剤塗布
面が接触した状態で加熱ロール4a,4bと冷却ロール
5a,5bを通過させ取り出し部7に適量はみ出させた
状態で、離型性フィルム切断部8を取り付けると離型性
フィルム2に約90mmピッチで長さが500mmのス
リット10が一定間隔が入り、分割されて加熱ロール4
a,4bに送られる。そして、プリプレグシート1を投
入部6から加熱ロール4a,4bの回転部に投入する
と、加熱ロール4a,4bと冷却ロール5a,5bを通
過し、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシート1
の樹脂成分で分割された離型性フィルム2が接着され
て、取り出し部に排出される。加熱ロール4a,4bに
プリプレグシート1を投入部から投入する時、図5に示
すようにプリプレグシート1の接着開始側の一部がスリ
ット10がない離型性フィルム2部分と接着するようプ
リプレグシート1の投入タイミングをずらしている。2
枚目以降も同様にしてプリプレグシート1を順次投入部
6から加熱ロール4a,4bの回転部に投入してやれば
連続的に接着できる。
供給部3a,3bの離型性フィルム2のみを離型剤塗布
面が接触した状態で加熱ロール4a,4bと冷却ロール
5a,5bを通過させ取り出し部7に適量はみ出させた
状態で、離型性フィルム切断部8を取り付けると離型性
フィルム2に約90mmピッチで長さが500mmのス
リット10が一定間隔が入り、分割されて加熱ロール4
a,4bに送られる。そして、プリプレグシート1を投
入部6から加熱ロール4a,4bの回転部に投入する
と、加熱ロール4a,4bと冷却ロール5a,5bを通
過し、加熱と加圧によって溶融したプリプレグシート1
の樹脂成分で分割された離型性フィルム2が接着され
て、取り出し部に排出される。加熱ロール4a,4bに
プリプレグシート1を投入部から投入する時、図5に示
すようにプリプレグシート1の接着開始側の一部がスリ
ット10がない離型性フィルム2部分と接着するようプ
リプレグシート1の投入タイミングをずらしている。2
枚目以降も同様にしてプリプレグシート1を順次投入部
6から加熱ロール4a,4bの回転部に投入してやれば
連続的に接着できる。
【0046】本実施例の方法で500mm角のプリプレ
グシート1を200枚連続接着したが、離型性フィルム
2の張力によるプリプレグシート1の変形がレーザー加
工時の焦点ズレに問題のないレベル抑えられ、折れシワ
もなく安定した接着が連続して行えた。
グシート1を200枚連続接着したが、離型性フィルム
2の張力によるプリプレグシート1の変形がレーザー加
工時の焦点ズレに問題のないレベル抑えられ、折れシワ
もなく安定した接着が連続して行えた。
【0047】さらに、第2の実施例のスリット10が連
続的であるのに対して第3の実施例は一定長さであり、
かつプリプレグシート1の接着開始側の一部が図5に示
すようにスリット10がない離型性フィルム2部分と接
着するため、回路基板の製造方法における離型性フィル
ム2の剥離工程において、第2の実施例が分割数に応じ
て剥離回数が増えるのに対して、第3の実施例ではスリ
ット10がない部分で剥離開始することで、分割数に関
係なく同時に剥離ができる。
続的であるのに対して第3の実施例は一定長さであり、
かつプリプレグシート1の接着開始側の一部が図5に示
すようにスリット10がない離型性フィルム2部分と接
着するため、回路基板の製造方法における離型性フィル
ム2の剥離工程において、第2の実施例が分割数に応じ
て剥離回数が増えるのに対して、第3の実施例ではスリ
ット10がない部分で剥離開始することで、分割数に関
係なく同時に剥離ができる。
【0048】本実施例で離型性フィルム2を接着したプ
リプレグシート1を用いて、得られた両面の回路基板
は、第2の実施例と同様にプリプレグシート1の変形激
減し、レーザー加工による貫通孔形成にレーザーの焦点
がずれがなくなったことで安定した孔形状が得られとと
もに離型性フィルム2を分割しているスリット10もレ
ーザー加工や導電ペースト印刷工程に対して問題なく、
接続抵抗が安定することを確認した。
リプレグシート1を用いて、得られた両面の回路基板
は、第2の実施例と同様にプリプレグシート1の変形激
減し、レーザー加工による貫通孔形成にレーザーの焦点
がずれがなくなったことで安定した孔形状が得られとと
もに離型性フィルム2を分割しているスリット10もレ
ーザー加工や導電ペースト印刷工程に対して問題なく、
接続抵抗が安定することを確認した。
【0049】なお、第2、第3の実施例では所定寸法に
切断したプリプレグシート1を一定間隔で送って離型性
フィルムを接着しているが、第1の実施例のようにプリ
プレグシートを投入部から加熱ロールに投入する時に、
プリプレグシート同士の一部を重ね連続状態としたもの
でも同等の効果が得られている。
切断したプリプレグシート1を一定間隔で送って離型性
フィルムを接着しているが、第1の実施例のようにプリ
プレグシートを投入部から加熱ロールに投入する時に、
プリプレグシート同士の一部を重ね連続状態としたもの
でも同等の効果が得られている。
【0050】また、第2、第3の実施例ではラミネータ
ーが一対の加熱ロールと一対の冷却ロールで構成され、
加熱ロールの送り速度より冷却ロールの速度を速くした
うえで、回転を制御する冷却ロール側にトルク調整装置
を設けているが、複数対の加熱ロールと冷却ロールで構
成したものであっても、第1の加熱ロールの送り速度よ
り第2以降の加熱ロールおよび冷却ロールの速度を速く
したうえで、第1の加熱ロール以降の送り速度を制御す
る側のロール全てにトルク調整装置取り付けることで各
ロール間の張力を一定にできることは容易に推測でき
る。
ーが一対の加熱ロールと一対の冷却ロールで構成され、
加熱ロールの送り速度より冷却ロールの速度を速くした
うえで、回転を制御する冷却ロール側にトルク調整装置
を設けているが、複数対の加熱ロールと冷却ロールで構
成したものであっても、第1の加熱ロールの送り速度よ
り第2以降の加熱ロールおよび冷却ロールの速度を速く
したうえで、第1の加熱ロール以降の送り速度を制御す
る側のロール全てにトルク調整装置取り付けることで各
ロール間の張力を一定にできることは容易に推測でき
る。
【0051】また、第1、第2、第3の実施例では両面
の回路基板について述べたが、離型性フィルム2をプリ
プレグシート2の表裏に接着して導電ペースト充填時の
マスクとして用いる多層の回路基板についても適用でき
ることは言うまでもない。
の回路基板について述べたが、離型性フィルム2をプリ
プレグシート2の表裏に接着して導電ペースト充填時の
マスクとして用いる多層の回路基板についても適用でき
ることは言うまでもない。
【0052】また、第1、第2、第3の実施例では不織
布に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグシート1を用
いたが、織布に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグシ
ート1を用いても同様の結果を得ている。
布に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグシート1を用
いたが、織布に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグシ
ート1を用いても同様の結果を得ている。
【0053】また、第1、第2、第3の実施例では離型
性フィルム2のベースフィルムにポリエチレンテレフタ
レートを用いたが、ポリスルフェニレンスルフィド、ポ
リイミド、ポリエチレンナフタレートを用いても同様の
効果を得ている。
性フィルム2のベースフィルムにポリエチレンテレフタ
レートを用いたが、ポリスルフェニレンスルフィド、ポ
リイミド、ポリエチレンナフタレートを用いても同様の
効果を得ている。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、まず第1の方法ではプ
リプレグシート同士の一部を重ねた状態で加熱すること
で加熱後の離型性フィルムの収縮力の影響をプリプレグ
シートで吸収でき、プリプレグシートの変形を最終のプ
リプレグシートのみに抑えることができる。
リプレグシート同士の一部を重ねた状態で加熱すること
で加熱後の離型性フィルムの収縮力の影響をプリプレグ
シートで吸収でき、プリプレグシートの変形を最終のプ
リプレグシートのみに抑えることができる。
【0055】また、第2の方法では離型性フィルムを分
割した後加熱してプリプレグシートと接着することで、
離型性フィルムの張力や熱収縮による収縮量を離型性フ
ィルムの分割数に応じて小さくできるため、さらにプリ
プレグシートの変形を抑えることができる。
割した後加熱してプリプレグシートと接着することで、
離型性フィルムの張力や熱収縮による収縮量を離型性フ
ィルムの分割数に応じて小さくできるため、さらにプリ
プレグシートの変形を抑えることができる。
【0056】また、第3の方法では離型性フィルムの一
部を所定の長さで任意の数に分割した後、プリプレグシ
ートの表裏の投入端部に離型性フィルムの分割していな
い部分を接着させるべく位置決めして加熱することで、
第2の方法と同様にプリプレグシートの変形をおさえる
だけでなく離型性フィルムを剥離する際、分割数に関係
なく剥離の操作は1回だけでできる。
部を所定の長さで任意の数に分割した後、プリプレグシ
ートの表裏の投入端部に離型性フィルムの分割していな
い部分を接着させるべく位置決めして加熱することで、
第2の方法と同様にプリプレグシートの変形をおさえる
だけでなく離型性フィルムを剥離する際、分割数に関係
なく剥離の操作は1回だけでできる。
【0057】また、本発明の回路基板の製造装置におい
ては、加熱手段で加熱されたプリプレグシートを冷却し
てこのプリプレグシートを加熱手段より速い速度で送る
冷却手段を備えているので離型性フィルムに一定の張力
を与えることができるため、張力に起因したプリプレグ
シートの折れシワや離型性フィルムの剥がれ不良をなく
すことができ、広範囲の加熱加圧条件の設定ができる。
ては、加熱手段で加熱されたプリプレグシートを冷却し
てこのプリプレグシートを加熱手段より速い速度で送る
冷却手段を備えているので離型性フィルムに一定の張力
を与えることができるため、張力に起因したプリプレグ
シートの折れシワや離型性フィルムの剥がれ不良をなく
すことができ、広範囲の加熱加圧条件の設定ができる。
【0058】このように、本発明によればプリプレグシ
ートの変形を抑え、プリプレグシートの折れシワや離型
性フィルムの剥がれ不良をなくすことができるので、離
型性フィルムとプリプレグシートを安定して接着するこ
とができ、よって回路基板の製造工程の中でレーザー加
工時の焦点ズレがなくなり孔形状が安定するため、接続
抵抗が安定した高品質の回路基板を得ることができる。
ートの変形を抑え、プリプレグシートの折れシワや離型
性フィルムの剥がれ不良をなくすことができるので、離
型性フィルムとプリプレグシートを安定して接着するこ
とができ、よって回路基板の製造工程の中でレーザー加
工時の焦点ズレがなくなり孔形状が安定するため、接続
抵抗が安定した高品質の回路基板を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるプリブレグシー
トと離型性フィルムとの接着後の平面図
トと離型性フィルムとの接着後の平面図
【図2】本発明の第2,第3の実施例における接着工程
の正面図
の正面図
【図3】同離型性フィルム切断部取付後の離型性フィル
ム切断部周辺を示す平面図
ム切断部周辺を示す平面図
【図4】本発明の第2の実施例におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムの接着後の平面図
トと離型性フィルムの接着後の平面図
【図5】本発明の第3の実施例におけるプリプレグシー
トと離型性フィルムの接着後の平面図
トと離型性フィルムの接着後の平面図
【図6】両面回路基板の製造方法を示す工程断面図
【図7】ラミネーター概略構成および接着工程の正面図
【図8】従来の離型性フィルム接着後のプリプレグシー
ト変形を示す平面図
ト変形を示す平面図
【図9】従来の離型性フィルムとプリプレグシート接着
時のたるみを示す平面図
時のたるみを示す平面図
1 プリプレグシート 2 離型性フィルム 4a,4b 加熱ロール 5a,5b 冷却ロール 7 取り出し部 8 離型性フィルム切断部 22 貫通孔 23 導電ペースト 24 金属箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/46 H05K 3/46 T (72)発明者 岸本 邦雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西井 利浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】表裏に離型性を有する離型性フィルムを備
えたプリプレグシートに貫通孔をあけその貫通孔に導電
ペーストを充填し前記離型性フィルムを剥離した後プリ
プレグシートの表裏に金属箔を加熱圧接することで基板
の表裏を電気接続しさらにエッチングによって回路形成
する回路基板の製造方法であって、予めプリプレグシー
トと離型性フィルムとを接着する際に複数のプリプレグ
シートの一部を重ねて、前記プリプレグシートの表裏に
前記離型性フィルムを加熱して接着する回路基板の製造
方法。 - 【請求項2】表裏に離型性を有する離型性フィルムを備
えたプリプレグシートに貫通孔をあけその貫通孔に導電
ペーストを充填し前記離型性フィルムを剥離した後プリ
プレイグシートの表裏に金属箔を加熱圧接することで基
板の表裏を電気接続しさらにエッチングによって回路形
成する回路基板の製造方法であって、前記プリプレグシ
ートと前記離型性フィルムとを接着する際に、前記離型
性フィルムを任意の数に分割した後、加熱して接着する
回路基板の製造方法。 - 【請求項3】表裏に離型性を有する離型性フィルムを備
えたプリプレグシートに貫通孔をあけその貫通孔に導電
ペーストを充填し前記離型性フィルムを剥離した後プリ
プレイグシートの表裏に金属箔を加熱圧接することで基
板の表裏を電気接続しさらにエッチングによって回路形
成する回路基板の製造方法であって、前記プリプレグシ
ートと前記離型性フィルムとを接着する際に、前記離型
性フィルムの一部を所定の長さで任意の数に分割した
後、前記プリプレグシートの表裏の投入端部に前記離型
性フィルムの分割していない部分を接着させるべく位置
決めし、加熱して接着する回路基板の製造方法。 - 【請求項4】プリプレグシートが織布または不織布もし
くは織布と熱硬化性樹脂との複合材であることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の回路基板の製造方
法。 - 【請求項5】プリプレグシートが多孔質であることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の回路基板の製
造方法。 - 【請求項6】離型性フィルムのベースフィルムがポリエ
チレンテレフタレート、ポリフェニレンスルフィド、ポ
リイミド、ポリエチレンナフタレートであることを特徴
とする請求項1〜5のいずれかに記載の回路基板の製造
方法。 - 【請求項7】表裏に離型性を有する離型性フィルムを備
えたプリプレグシートに貫通孔をあけその貫通孔に導電
ペーストを充填し前記離型性フィルムを剥離した後プリ
プレグシートの表裏に金属箔を加熱圧接することで基板
の表裏を電気接続しさらにエッチングによって回路形成
する回路基板の製造装置において、前記離型性フィルム
を備えたプリプレグシートを加熱して送る加熱手段と、
この加熱手段で加熱されたプリプレグシートを冷却して
このプリプレグシートを前記加熱手段より速い速度で送
る冷却手段と、この冷却手段で冷却されたプリプレグシ
ートを取り出す取り出し部とを備えたことを特徴とする
回路基板の製造装置。 - 【請求項8】離型性フィルムを切断する切断部を設け、
加熱手段はこの切断部で切断した離型性フィルムを備え
たプリプレグシートを加熱することを特徴とする請求項
7記載の回路基板の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7233712A JPH0983108A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 回路基板の製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7233712A JPH0983108A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 回路基板の製造方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0983108A true JPH0983108A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16959378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7233712A Pending JPH0983108A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 回路基板の製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0983108A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998049877A1 (en) * | 1997-04-25 | 1998-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for manufacturing adhesive layer, apparatus for manufacturing double-sided substrate, and apparatus for manufacturing multi-layered substrate |
| JP2018069639A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 東レエンジニアリング株式会社 | 縦延伸装置 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7233712A patent/JPH0983108A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998049877A1 (en) * | 1997-04-25 | 1998-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for manufacturing adhesive layer, apparatus for manufacturing double-sided substrate, and apparatus for manufacturing multi-layered substrate |
| US6164357A (en) * | 1997-04-25 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for manufacturing adhesive layer, apparatus for manufacturing double-sided substrate, and apparatus for manufacturing multi-layered substrate |
| JP2018069639A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 東レエンジニアリング株式会社 | 縦延伸装置 |
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