JPH0983546A - 経路選択方法および経路選択装置および通信網設計方法および通信網設計装置 - Google Patents
経路選択方法および経路選択装置および通信網設計方法および通信網設計装置Info
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- JPH0983546A JPH0983546A JP25948295A JP25948295A JPH0983546A JP H0983546 A JPH0983546 A JP H0983546A JP 25948295 A JP25948295 A JP 25948295A JP 25948295 A JP25948295 A JP 25948295A JP H0983546 A JPH0983546 A JP H0983546A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】与えらえたネットワーク上での各種コネクショ
ンの経路選択と、与えられたトラヒック需要を収容する
通信網の設計が効率よく行える。 【解決手段】評価値算出部2で双方向コネクション毎
に、その上りコネクションの帯域と下りコネクションの
帯域とを用いて評価値を求め、この算出された評価値に
基づく順位に従って、経路選択部3で各双方向コネクシ
ョンに対し、最小コスト経路を割り当てる。
ンの経路選択と、与えられたトラヒック需要を収容する
通信網の設計が効率よく行える。 【解決手段】評価値算出部2で双方向コネクション毎
に、その上りコネクションの帯域と下りコネクションの
帯域とを用いて評価値を求め、この算出された評価値に
基づく順位に従って、経路選択部3で各双方向コネクシ
ョンに対し、最小コスト経路を割り当てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノード装置
を接続してなる通信網において、最適な情報の転送経路
を選択する経路選択方法および経路選択装置に関する。
また、本発明は、所望のトラヒック需要を収容できる最
適な通信網を設計する通信網設計方法および通信網設計
装置に関する。
を接続してなる通信網において、最適な情報の転送経路
を選択する経路選択方法および経路選択装置に関する。
また、本発明は、所望のトラヒック需要を収容できる最
適な通信網を設計する通信網設計方法および通信網設計
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数の端末装置を複数の交換機
を介して接続し、これら端末装置間でセルと呼ばれる固
定長パケットを転送して通信を行うATM(Asynchrono
usTransfer Mode:非同期転送モード)通信網において
は、そのセルを転送する経路として、例えば、その物理
網上に複数のVPC( Virtual Path Connection)を張
りVP網を設定する必要がある。
を介して接続し、これら端末装置間でセルと呼ばれる固
定長パケットを転送して通信を行うATM(Asynchrono
usTransfer Mode:非同期転送モード)通信網において
は、そのセルを転送する経路として、例えば、その物理
網上に複数のVPC( Virtual Path Connection)を張
りVP網を設定する必要がある。
【0003】このATM通信網のように、複数のノード
とリンクから構成される通信網においては、複数のコネ
クションの最適な経路を一度に決定する問題( 経路選択
問題) の解法は、従来から種々提案されている。
とリンクから構成される通信網においては、複数のコネ
クションの最適な経路を一度に決定する問題( 経路選択
問題) の解法は、従来から種々提案されている。
【0004】一般に、この問題を最適に解くためにはシ
ンプレックス法等を用いて連立方程式を解かなければな
らず、大規模な問題に対して最適解を求めることは、必
要とする演算量及びメモリ量の観点からあきらめざるを
得ない。
ンプレックス法等を用いて連立方程式を解かなければな
らず、大規模な問題に対して最適解を求めることは、必
要とする演算量及びメモリ量の観点からあきらめざるを
得ない。
【0005】そこで、経路選択問題を近似的に解く方法
が必要となる。この近似解法には、例えば、佐々木良
一、中村勤、鈴木三知男、影井隆による「高速ディジタ
ル回線障害時用網再構成最適化技術」( 電子情報通信学
会論文誌 vol. J72 - B-I, No.4 , pp.272-280 , 1989)
がある。
が必要となる。この近似解法には、例えば、佐々木良
一、中村勤、鈴木三知男、影井隆による「高速ディジタ
ル回線障害時用網再構成最適化技術」( 電子情報通信学
会論文誌 vol. J72 - B-I, No.4 , pp.272-280 , 1989)
がある。
【0006】この方法は、片方向コネクションに対する
経路選択について述べられており、双方向コネクション
に対する経路選択については述べられていない。そのた
め、上記の方法を用いて双方向コネクションの経路選択
を行なうためには、その上りコネクションと下りコネク
ションを独立な片方向コネクションとみなして経路選択
を行なうことが考えられる。すると、双方向ペアをなす
上りコネクションと下りコネクションが同じ経路を通る
保証がなくなる。
経路選択について述べられており、双方向コネクション
に対する経路選択については述べられていない。そのた
め、上記の方法を用いて双方向コネクションの経路選択
を行なうためには、その上りコネクションと下りコネク
ションを独立な片方向コネクションとみなして経路選択
を行なうことが考えられる。すると、双方向ペアをなす
上りコネクションと下りコネクションが同じ経路を通る
保証がなくなる。
【0007】また、より計算量の少ない経路選択アルゴ
リズムとして、コネクションをその帯域の大きい順にそ
の最小コスト経路に設定していく方法が考えられる。こ
の方法は、片方向コネクション、あるいは双方向ペアを
なす上りコネクションと下りコネクションの帯域が等し
い双方向コネクション( 対称双方向コネクション) に対
する経路選択を行なう場合には良い結果を与える。
リズムとして、コネクションをその帯域の大きい順にそ
の最小コスト経路に設定していく方法が考えられる。こ
の方法は、片方向コネクション、あるいは双方向ペアを
なす上りコネクションと下りコネクションの帯域が等し
い双方向コネクション( 対称双方向コネクション) に対
する経路選択を行なう場合には良い結果を与える。
【0008】しかし、双方向ペアをなす上りコネクショ
ンと下りコネクションの帯域が異なる双方向コネクショ
ン( 非対称双方向コネクション) に対する経路選択を行
なう場合には、1 本の双方向コネクションに対して帯域
が2種類割り当てられているため、このアルゴリズムを
適用することができない。もちろん、双方向コネクショ
ンの上りコネクションと下りコネクションを独立な片方
向コネクションとみなして経路選択を行なうことはでき
るが、その場合は双方向ペアをなす上りコネクションと
下りコネクションが同じ経路を通る保証はなくなる。
ンと下りコネクションの帯域が異なる双方向コネクショ
ン( 非対称双方向コネクション) に対する経路選択を行
なう場合には、1 本の双方向コネクションに対して帯域
が2種類割り当てられているため、このアルゴリズムを
適用することができない。もちろん、双方向コネクショ
ンの上りコネクションと下りコネクションを独立な片方
向コネクションとみなして経路選択を行なうことはでき
るが、その場合は双方向ペアをなす上りコネクションと
下りコネクションが同じ経路を通る保証はなくなる。
【0009】一方、例えば画像データベースをアクセス
する場合を考えると、端末から画像データベースへのコ
ネクションは低速でよいが、画像データベースから端末
へのコネクションは高速であることが要求される。この
ような非対称双方向コネクションを設定する需要は今後
増すことが予想される。
する場合を考えると、端末から画像データベースへのコ
ネクションは低速でよいが、画像データベースから端末
へのコネクションは高速であることが要求される。この
ような非対称双方向コネクションを設定する需要は今後
増すことが予想される。
【0010】ATM通信網では、ある経路に沿ってコネ
クションの設定要求を出すと、その経路上の上りと下り
の両方向に対してVCI(Virtual Channel Identifie
r)、すなわち、各コネクションの識別子が確保され
る。つまり、片方向コネクションを設定する場合には、
逆方向の要求帯域を「0」に設定することにより実現さ
れ、逆方向のVCIは確保されたままとなる。そのた
め、双方向ペアをなす上りコネクションと下りコネクシ
ョンに異なる経路を設定すると、上りと下りの各々のコ
ネクションの逆方向に割り当てられたVCIを無駄にす
ることになる。
クションの設定要求を出すと、その経路上の上りと下り
の両方向に対してVCI(Virtual Channel Identifie
r)、すなわち、各コネクションの識別子が確保され
る。つまり、片方向コネクションを設定する場合には、
逆方向の要求帯域を「0」に設定することにより実現さ
れ、逆方向のVCIは確保されたままとなる。そのた
め、双方向ペアをなす上りコネクションと下りコネクシ
ョンに異なる経路を設定すると、上りと下りの各々のコ
ネクションの逆方向に割り当てられたVCIを無駄にす
ることになる。
【0011】また、双方向ペアをなす上りコネクション
と下りのコネクションが異なる経路を通ると、上りと下
りの各々のコネクションに対するOAM(Oprations ,A
dministration and Maintenance)セルのループバック
用のコネクションが必要となり、合計4本のコネクショ
ンを張ることが必要となる。
と下りのコネクションが異なる経路を通ると、上りと下
りの各々のコネクションに対するOAM(Oprations ,A
dministration and Maintenance)セルのループバック
用のコネクションが必要となり、合計4本のコネクショ
ンを張ることが必要となる。
【0012】それに対して、上りコネクションと下りコ
ネクションの経路が同じである場合には、上り( 下り)
コネクションのOAMセルのループバック用のコネクシ
ョンには、下り( 上り) コネクションを用いることがで
きるため、2本のコネクションを張ればよい。それ故、
コネクション管理という点からも、双方向ペアをなす上
りコネクションと下りコネクションの経路は同じである
ことが望ましい。
ネクションの経路が同じである場合には、上り( 下り)
コネクションのOAMセルのループバック用のコネクシ
ョンには、下り( 上り) コネクションを用いることがで
きるため、2本のコネクションを張ればよい。それ故、
コネクション管理という点からも、双方向ペアをなす上
りコネクションと下りコネクションの経路は同じである
ことが望ましい。
【0013】ここでは具体例として、ATMT通信網を
挙げたが、ATM通信網に限らず、双方向ペアをなす上
りコネクションと下りコネクションの経路は同じである
ことが望ましい通信網は存在し、また今後も出現するこ
とが予想される。
挙げたが、ATM通信網に限らず、双方向ペアをなす上
りコネクションと下りコネクションの経路は同じである
ことが望ましい通信網は存在し、また今後も出現するこ
とが予想される。
【0014】次に、先に挙げた経路選択問題の近似解法
(「高速ディジタル回線障害時用網再構成最適化技
術」)について、簡単に説明する。
(「高速ディジタル回線障害時用網再構成最適化技
術」)について、簡単に説明する。
【0015】まず初めに、利得の定義を行なう。コネク
ションを張る経路には、望ましい経路そうでない経路が
存在することが考えられ、また全てのコネクションが張
れない場合には張るべきコネクションに優先度のあるこ
とが考えられる。このような経路の好悪、コネクション
の優先度を表す変数を利得として定義し、コネクション
kに経路lを割り当てた場合に得られる利得をCklで表
わす。そしてここでは、各リンクを通過するコネクショ
ンの帯域の合計はそのリンクの容量以下であるという条
件の基で、得られる利得を最大とするようにコネクショ
ンの経路を決定する。そのために、リンクj(=1,
2,…,J)の使用率をEj とし、これを用いてベクト
ルPu をPu ={E1 ,E2 …,EJ }で定義する。
ションを張る経路には、望ましい経路そうでない経路が
存在することが考えられ、また全てのコネクションが張
れない場合には張るべきコネクションに優先度のあるこ
とが考えられる。このような経路の好悪、コネクション
の優先度を表す変数を利得として定義し、コネクション
kに経路lを割り当てた場合に得られる利得をCklで表
わす。そしてここでは、各リンクを通過するコネクショ
ンの帯域の合計はそのリンクの容量以下であるという条
件の基で、得られる利得を最大とするようにコネクショ
ンの経路を決定する。そのために、リンクj(=1,
2,…,J)の使用率をEj とし、これを用いてベクト
ルPu をPu ={E1 ,E2 …,EJ }で定義する。
【0016】コネクションkに経路lを割り当てた場合
に、リンクjに新たに加わる負荷Fklj を用いて、ベク
トルPklをPkl={Fkl1 ,Fkl2 ,…,FklJ }と定
義する。Gklを式(1)で求め、Gklを最大とするコネ
クションと経路を探す。
に、リンクjに新たに加わる負荷Fklj を用いて、ベク
トルPklをPkl={Fkl1 ,Fkl2 ,…,FklJ }と定
義する。Gklを式(1)で求め、Gklを最大とするコネ
クションと経路を探す。
【0017】
【数1】 但し、A・BはベクトルAとBの内積を表し、|A|は
ベクトルAの長さを表す。Gklを最大とするコネクショ
ンをm、経路をiとすると、コネクションmに経路iを
割り当て、Pu =Pu +Pmiとする。以後、同様の操作
を繰り返すことにより、コネクションに経路を割り当て
ていく。
ベクトルAの長さを表す。Gklを最大とするコネクショ
ンをm、経路をiとすると、コネクションmに経路iを
割り当て、Pu =Pu +Pmiとする。以後、同様の操作
を繰り返すことにより、コネクションに経路を割り当て
ていく。
【0018】概念的に述べると、この方法は、得られる
利得はなるべく大きくなるように、そして現在までに経
路の決定したコネクションが使用している帯域を表すベ
クトルPu をなるべく大きくしないように次に張るべき
コネクションとその経路を決定している。これは、使用
帯域の点からみると、リンクの負荷をなるべく分散し、
各リンクの負荷を均一にしていると言える。
利得はなるべく大きくなるように、そして現在までに経
路の決定したコネクションが使用している帯域を表すベ
クトルPu をなるべく大きくしないように次に張るべき
コネクションとその経路を決定している。これは、使用
帯域の点からみると、リンクの負荷をなるべく分散し、
各リンクの負荷を均一にしていると言える。
【0019】具体例として、図16に示すネットワーク
について、ノードAからノードCへの帯域10Mbps
のコネクションを10本張る場合を考える。ただし、図
16のネットワークのリンクは片方向リンクでその容量
は150Mbpsであるとする。また、簡単のために、
Cklの値はコネクションkの帯域と等しいものとする。
これは、帯域の大きいコネクションは帯域の小さいコネ
クションよりも優先され、各コネクションにおいて経路
に対する好悪はないことを意味する。
について、ノードAからノードCへの帯域10Mbps
のコネクションを10本張る場合を考える。ただし、図
16のネットワークのリンクは片方向リンクでその容量
は150Mbpsであるとする。また、簡単のために、
Cklの値はコネクションkの帯域と等しいものとする。
これは、帯域の大きいコネクションは帯域の小さいコネ
クションよりも優先され、各コネクションにおいて経路
に対する好悪はないことを意味する。
【0020】初めは、Pu =0のためGklを計算するこ
とができないので、
とができないので、
【0021】
【数2】 を最大とするコネクションと経路を探す。この結果、1
本目を経路A→B→Cに張ったとすると、Pu ={10
/150,10/150,0,0,0}となり、2本目
は経路A→D→Cに張られることとなる。以後この繰り
返しにより、経路A→B→Cにコネクションが5本、経
路A→D→Cに5本のコネクションが張られることとな
る。この例では、10本のコネクションを経路A→B→
Cに設定できるにもかかわらず、2つの経路にコネクシ
ョンが分散される。
本目を経路A→B→Cに張ったとすると、Pu ={10
/150,10/150,0,0,0}となり、2本目
は経路A→D→Cに張られることとなる。以後この繰り
返しにより、経路A→B→Cにコネクションが5本、経
路A→D→Cに5本のコネクションが張られることとな
る。この例では、10本のコネクションを経路A→B→
Cに設定できるにもかかわらず、2つの経路にコネクシ
ョンが分散される。
【0022】このように負荷を分散する傾向があるた
め、必要以上にリンクの負荷を分散する場合が生じ、こ
のため、経路選択の性能が劣化する場合がある。例え
ば、図16のネットワークに、図17に示すような4本
のコネクションを張る場合について考える。
め、必要以上にリンクの負荷を分散する場合が生じ、こ
のため、経路選択の性能が劣化する場合がある。例え
ば、図16のネットワークに、図17に示すような4本
のコネクションを張る場合について考える。
【0023】初めは、Pu =0のためGklを計算するこ
とができないため、式(2)を最大とするコネクション
と経路を探す。その結果、コネクション4に経路D→E
が割り当てられる。次に、Pu ={0,0,0,0,5
/150}を用いて、式(1)を最大にするコネクショ
ンと経路を探す。その結果、コネクション1を経路A→
B→Cに割り当てることとなる。次に、Pu ={10/
150,10/150,0,0,5/150}を用い
て、式(1)を最大にするコネクションと経路を探す。
その結果、コネクション2を経路A→D→Cに割り当て
ることとなる。次に、Pu ={10/150,10/1
50,10/150,10/150,5/150}を用
いて、式(1)を最大にするコネクションと経路を探
す。しかし、リンク3の残余帯域が不足しているため、
コネクション4を設定することのできる経路を存在しな
い。この例では、リンクの負荷を分散させるために、コ
ネクション2の経路をA→B→CではなくA→D→Cと
してしまうので、コネクション3の経路を失くしてしま
っている。
とができないため、式(2)を最大とするコネクション
と経路を探す。その結果、コネクション4に経路D→E
が割り当てられる。次に、Pu ={0,0,0,0,5
/150}を用いて、式(1)を最大にするコネクショ
ンと経路を探す。その結果、コネクション1を経路A→
B→Cに割り当てることとなる。次に、Pu ={10/
150,10/150,0,0,5/150}を用い
て、式(1)を最大にするコネクションと経路を探す。
その結果、コネクション2を経路A→D→Cに割り当て
ることとなる。次に、Pu ={10/150,10/1
50,10/150,10/150,5/150}を用
いて、式(1)を最大にするコネクションと経路を探
す。しかし、リンク3の残余帯域が不足しているため、
コネクション4を設定することのできる経路を存在しな
い。この例では、リンクの負荷を分散させるために、コ
ネクション2の経路をA→B→CではなくA→D→Cと
してしまうので、コネクション3の経路を失くしてしま
っている。
【0024】以上説明したような経路選択問題と同様
に、例えば、パケット専用線網の網設計の際にも、送信
ノードと受信ノードの各組合せに対して、送出するであ
ろうパケット量を推定し、ノード間に設定するリンクの
容量とパケットの経路を決定する問題、すなわち、通信
網設計問題を解く必要がある。この通信網設計問題の従
来の解法例としては、例えば、Leonard Kleinrock によ
るQueueing Systems( vol2,pp.270−421,
John Wiley&Sons,1976)に記されている。
に、例えば、パケット専用線網の網設計の際にも、送信
ノードと受信ノードの各組合せに対して、送出するであ
ろうパケット量を推定し、ノード間に設定するリンクの
容量とパケットの経路を決定する問題、すなわち、通信
網設計問題を解く必要がある。この通信網設計問題の従
来の解法例としては、例えば、Leonard Kleinrock によ
るQueueing Systems( vol2,pp.270−421,
John Wiley&Sons,1976)に記されている。
【0025】この方法は、Flow Deviation法(FD法)
と呼ばれ、効果的な方法である。しかし、この方法に
は、最小化したい目標関数が各ノード間を通過するトラ
ヒック量の関数であり、しかも目標関数が各ノード間を
通過するトラヒック量に対して2回微分可能な凸関数で
なければならない。具体的には、網内でのリンクコスト
の和を最小化する場合には、リンクコストの和が各ノー
ド間を通過するトラヒック量の関数として表せなければ
ならず、しかもリンクコストの和を表す関数は、各ノー
ド間を通過するトラヒック量に対して2回微分可能な凸
関数でなければならない。もし、この条件が満たされて
いない場合には、FD法は、局所最適解しか得ることが
できない。
と呼ばれ、効果的な方法である。しかし、この方法に
は、最小化したい目標関数が各ノード間を通過するトラ
ヒック量の関数であり、しかも目標関数が各ノード間を
通過するトラヒック量に対して2回微分可能な凸関数で
なければならない。具体的には、網内でのリンクコスト
の和を最小化する場合には、リンクコストの和が各ノー
ド間を通過するトラヒック量の関数として表せなければ
ならず、しかもリンクコストの和を表す関数は、各ノー
ド間を通過するトラヒック量に対して2回微分可能な凸
関数でなければならない。もし、この条件が満たされて
いない場合には、FD法は、局所最適解しか得ることが
できない。
【0026】リンクが任意の容量をとり得るのではな
く、リンクの種類毎に固定の容量をとる場合には、リン
クコストの和が各ノード間を通過するトラヒック量に関
して不連続関数となり、2回微分可能とならない。それ
ゆえ最適解を得ることはできず、また近似解を求める効
果的な方法もなかった。
く、リンクの種類毎に固定の容量をとる場合には、リン
クコストの和が各ノード間を通過するトラヒック量に関
して不連続関数となり、2回微分可能とならない。それ
ゆえ最適解を得ることはできず、また近似解を求める効
果的な方法もなかった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】このように、複数のノ
ード(交換機、端末装置等)とリンク(伝送路)から構
成される通信網の運用および、そのような通信網の設計
においては、一般に、リンクの容量、各ノード間のトラ
ヒック量、コスト等を考慮しながら、最適な経路を求め
ることが必須となっている。
ード(交換機、端末装置等)とリンク(伝送路)から構
成される通信網の運用および、そのような通信網の設計
においては、一般に、リンクの容量、各ノード間のトラ
ヒック量、コスト等を考慮しながら、最適な経路を求め
ることが必須となっている。
【0028】しかし、従来の経路選択問題の近似解法
は、片方向コネクションに対しての経路選択を行なうも
のであり、そのため非対称双方向コネクションの経路選
択を行なう場合には、双方向ペアをなす上りコネクショ
ンと下りコネクションが同じ経路を通るという条件の下
に経路選択問題を解くことができないという第1の問題
点があった。
は、片方向コネクションに対しての経路選択を行なうも
のであり、そのため非対称双方向コネクションの経路選
択を行なう場合には、双方向ペアをなす上りコネクショ
ンと下りコネクションが同じ経路を通るという条件の下
に経路選択問題を解くことができないという第1の問題
点があった。
【0029】また、従来の経路選択問題の近似解法は、
リンクの負荷を分散するように経路選択を行なうため、
過度に負荷分散を行なうことにより経路選択の結果を劣
化させるという第2の問題点があった。
リンクの負荷を分散するように経路選択を行なうため、
過度に負荷分散を行なうことにより経路選択の結果を劣
化させるという第2の問題点があった。
【0030】さらに、従来の網設計問題の解法には、評
価関数が各リンクを通るトラヒック量に関して2回微分
可能な凸関数でない場合には、最適解を求めることはで
きず、近似解を求める効果的な方法もいという第3の問
題点があった。
価関数が各リンクを通るトラヒック量に関して2回微分
可能な凸関数でない場合には、最適解を求めることはで
きず、近似解を求める効果的な方法もいという第3の問
題点があった。
【0031】そこで、本発明は、第1の問題点に鑑み、
双方向ペアをなす上りコネクションと下りコネクション
の帯域が異なる場合、すなわち、非対称双方向コネクシ
ョンの経路選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上
りコネクションと下りコネクションについて同一の経路
を選択することができる経路選択方法および経路選択装
置を提供することを目的とする。
双方向ペアをなす上りコネクションと下りコネクション
の帯域が異なる場合、すなわち、非対称双方向コネクシ
ョンの経路選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上
りコネクションと下りコネクションについて同一の経路
を選択することができる経路選択方法および経路選択装
置を提供することを目的とする。
【0032】また、本発明は、第2の問題点に鑑み、リ
ンクの負荷分散を過度に行なうことなく、それにより経
路選択問題の精度の良い近似解を得ることができる経路
選択方法およびを経路選択装置を提供することを目的と
する。
ンクの負荷分散を過度に行なうことなく、それにより経
路選択問題の精度の良い近似解を得ることができる経路
選択方法およびを経路選択装置を提供することを目的と
する。
【0033】さらに、本発明は、第3の問題点に鑑み、
通信網設計問題の評価関数が2回微分可能な凸関数でな
い場合でも、網設計問題の精度の良い近似解を与えるこ
とができる通信網設計方法および通信網設計装置を提供
するものである。
通信網設計問題の評価関数が2回微分可能な凸関数でな
い場合でも、網設計問題の精度の良い近似解を与えるこ
とができる通信網設計方法および通信網設計装置を提供
するものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の経路選択方法
は、複数のノード装置を接続してなる通信網に、複数の
双方向コネクションの経路を、その上りコネクションと
下りコネクションが同じ経路を通るように選択する経路
選択方法であって、前記双方向コネクションの上りコネ
クションの帯域と下りコネクションの帯域をもとに、そ
の双方向コネクションの評価値を算出し、前記複数の双
方向コネクションのそれぞれについて算出された前記評
価値に基づく順位に従って、前記複数の双方向コネクシ
ョンの経路をそれぞれ選択することにより、双方向ペア
をなす上りコネクションと下りコネクションの帯域が異
なる場合、すなわち、非対称双方向コネクションの経路
選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上りコネクシ
ョンと下りコネクションについて同一の経路を選択する
ことが可能となる。
は、複数のノード装置を接続してなる通信網に、複数の
双方向コネクションの経路を、その上りコネクションと
下りコネクションが同じ経路を通るように選択する経路
選択方法であって、前記双方向コネクションの上りコネ
クションの帯域と下りコネクションの帯域をもとに、そ
の双方向コネクションの評価値を算出し、前記複数の双
方向コネクションのそれぞれについて算出された前記評
価値に基づく順位に従って、前記複数の双方向コネクシ
ョンの経路をそれぞれ選択することにより、双方向ペア
をなす上りコネクションと下りコネクションの帯域が異
なる場合、すなわち、非対称双方向コネクションの経路
選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上りコネクシ
ョンと下りコネクションについて同一の経路を選択する
ことが可能となる。
【0035】また、本発明の経路選択装置は、複数のノ
ード装置を接続してなる通信網に、複数の双方向コネク
ションの経路を、その上りコネクションと下りコネクシ
ョンが同じ経路を通るように選択する経路選択装置であ
って、前記双方向コネクションの上りコネクションの帯
域と下りコネクションの帯域をもとに、前記双方向コネ
クションの評価値を算出する評価値算出手段と、この評
価値算出手段で前記複数の双方向コネクションのそれぞ
れについて算出された評価値に基づく順位に従って、前
記複数の双方向コネクションの経路をそれぞれ選択する
経路選択手段と、を具備することにより、非対称双方向
コネクションの経路選択を行なう場合にも、双方向ペア
をなす上りコネクションと下りコネクションについて同
一の経路を選択することが可能となる。
ード装置を接続してなる通信網に、複数の双方向コネク
ションの経路を、その上りコネクションと下りコネクシ
ョンが同じ経路を通るように選択する経路選択装置であ
って、前記双方向コネクションの上りコネクションの帯
域と下りコネクションの帯域をもとに、前記双方向コネ
クションの評価値を算出する評価値算出手段と、この評
価値算出手段で前記複数の双方向コネクションのそれぞ
れについて算出された評価値に基づく順位に従って、前
記複数の双方向コネクションの経路をそれぞれ選択する
経路選択手段と、を具備することにより、非対称双方向
コネクションの経路選択を行なう場合にも、双方向ペア
をなす上りコネクションと下りコネクションについて同
一の経路を選択することが可能となる。
【0036】また、本発明の経路選択方法は、複数のノ
ード装置を接続してなる通信網に、複数の双方向コネク
ションの経路を、その上りコネクションと下りコネクシ
ョンが同じ経路を通るように選択する経路選択方法であ
って、必要に応じて出力されたパラメータと、前記双方
向コネクションの上りコネクションの帯域と下りコネク
ションの帯域をもとに、前記双方向コネクションの評価
値を算出し、この算出された評価値に基づく順位に従
い、前記複数の双方向コネクションの経路をそれぞれ選
択し、その選択結果を前記パラメータに対応する経路選
択結果として出力し、この出力された複数の経路選択結
果に基づき、前記複数の双方向コネクションの最適経路
を判断することにより、非対称双方向コネクションの経
路選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上りコネク
ションと下りコネクションについて同一の経路を選択す
ることが可能となる。
ード装置を接続してなる通信網に、複数の双方向コネク
ションの経路を、その上りコネクションと下りコネクシ
ョンが同じ経路を通るように選択する経路選択方法であ
って、必要に応じて出力されたパラメータと、前記双方
向コネクションの上りコネクションの帯域と下りコネク
ションの帯域をもとに、前記双方向コネクションの評価
値を算出し、この算出された評価値に基づく順位に従
い、前記複数の双方向コネクションの経路をそれぞれ選
択し、その選択結果を前記パラメータに対応する経路選
択結果として出力し、この出力された複数の経路選択結
果に基づき、前記複数の双方向コネクションの最適経路
を判断することにより、非対称双方向コネクションの経
路選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上りコネク
ションと下りコネクションについて同一の経路を選択す
ることが可能となる。
【0037】また、本発明の経路選択装置は、複数のノ
ード装置を接続してなる通信網に、複数の双方向コネク
ションの経路を、その上りコネクションと下りコネクシ
ョンが同じ経路を通るように選択する経路選択装置であ
って、必要に応じて異なるパラメータを出力するパラメ
ータ出力手段と、このパラメータ出力手段で出力された
パラメータと、前記双方向コネクションの上りコネクシ
ョンの帯域と下りコネクションの帯域をもとに、前記双
方向コネクションの評価値を算出する評価値算出手段
と、この評価値算出手段で算出された評価値に基づく順
位に従い、前記複数の双方向コネクションの経路をそれ
ぞれ選択し、その選択結果を前記パラメータに対応する
経路選択結果として出力する出力手段と、この出力手段
で出力された複数の経路選択結果に基づき、前記複数の
双方向コネクションの最適経路を判断する判断手段とを
具備することにより、非対称双方向コネクションの経路
選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上りコネクシ
ョンと下りコネクションについて同一の経路を選択する
ことが可能となる。
ード装置を接続してなる通信網に、複数の双方向コネク
ションの経路を、その上りコネクションと下りコネクシ
ョンが同じ経路を通るように選択する経路選択装置であ
って、必要に応じて異なるパラメータを出力するパラメ
ータ出力手段と、このパラメータ出力手段で出力された
パラメータと、前記双方向コネクションの上りコネクシ
ョンの帯域と下りコネクションの帯域をもとに、前記双
方向コネクションの評価値を算出する評価値算出手段
と、この評価値算出手段で算出された評価値に基づく順
位に従い、前記複数の双方向コネクションの経路をそれ
ぞれ選択し、その選択結果を前記パラメータに対応する
経路選択結果として出力する出力手段と、この出力手段
で出力された複数の経路選択結果に基づき、前記複数の
双方向コネクションの最適経路を判断する判断手段とを
具備することにより、非対称双方向コネクションの経路
選択を行なう場合にも、双方向ペアをなす上りコネクシ
ョンと下りコネクションについて同一の経路を選択する
ことが可能となる。
【0038】本発明の経路選択方法は、複数のノード装
置を接続してなる通信網に、複数のコネクションの経路
を選択する経路選択方法であって、前記複数のコネクシ
ョンのとり得る経路を探索し、この探索された経路上の
リンクに前記コネクションの帯域を予約して、その帯域
の予約状態をもとに、前記複数のコネクションのそれぞ
れに対し、前記探索された経路のうちの1つを選択する
ことにより、経路選択問題の精度の良い近似解を得るこ
とができる。
置を接続してなる通信網に、複数のコネクションの経路
を選択する経路選択方法であって、前記複数のコネクシ
ョンのとり得る経路を探索し、この探索された経路上の
リンクに前記コネクションの帯域を予約して、その帯域
の予約状態をもとに、前記複数のコネクションのそれぞ
れに対し、前記探索された経路のうちの1つを選択する
ことにより、経路選択問題の精度の良い近似解を得るこ
とができる。
【0039】また、本発明の経路選択装置は、複数のノ
ード装置を接続してなる通信網に、複数のコネクション
の経路を選択する経路選択装置であって、前記複数のコ
ネクションのとり得る経路を探索する経路探索手段と、
この経路探索手段で探索された経路上のリンクに前記コ
ネクションの帯域を予約する帯域予約手段と、この帯域
予約手段で前記リンクに予約された帯域の予約状態をも
とに、前記複数のコネクションのそれぞれに対し、前記
経路探索手段で探索された経路のうちの1つを選択する
経路選択手段とを具備することにより、経路選択問題の
精度の良い近似解を得ることができる。
ード装置を接続してなる通信網に、複数のコネクション
の経路を選択する経路選択装置であって、前記複数のコ
ネクションのとり得る経路を探索する経路探索手段と、
この経路探索手段で探索された経路上のリンクに前記コ
ネクションの帯域を予約する帯域予約手段と、この帯域
予約手段で前記リンクに予約された帯域の予約状態をも
とに、前記複数のコネクションのそれぞれに対し、前記
経路探索手段で探索された経路のうちの1つを選択する
経路選択手段とを具備することにより、経路選択問題の
精度の良い近似解を得ることができる。
【0040】本発明の通信網設計方法は、少なくとも通
信網を構成するノードの数と、その各ノードの識別情
報、各ノード間に設定され得るリンクの種類とコストを
含むネットワーク情報と、少なくとも通信フローの発ノ
ードと着ノードの識別情報、その通信フローの量を含む
トラヒック情報をもとに、前記トラヒック情報にて要求
されるトラヒック需要を収容できる通信網を設計する通
信網設計方法であって、前記ネットワーク情報をもと
に、前記通信網の初期トポロジーを設定し、必要に応じ
て前記初期トポロジーを変更し、その設定された初期ト
ポロジー、あるいは、変更して得られたトポロジーに対
して、前記トラヒック情報をもとに、所望のフローの経
路を設定し、その設定された経路上のリンクのコストを
算出し、その算出されたコストが、あらかじめ定められ
た条件を満たすまで、前記設定された経路を変更しなが
ら、その変更された経路上のリンクのコストを算出し、
前記算出されたコストが、あらかじめ定められた条件を
満たすとき、少なくとも、そのときの前記所望のフロー
の経路、前記ノード間に設定されたリンクの種類を含む
通信網設計情報を出力することにより、網設計問題の精
度の良い近似解を与えることができる。
信網を構成するノードの数と、その各ノードの識別情
報、各ノード間に設定され得るリンクの種類とコストを
含むネットワーク情報と、少なくとも通信フローの発ノ
ードと着ノードの識別情報、その通信フローの量を含む
トラヒック情報をもとに、前記トラヒック情報にて要求
されるトラヒック需要を収容できる通信網を設計する通
信網設計方法であって、前記ネットワーク情報をもと
に、前記通信網の初期トポロジーを設定し、必要に応じ
て前記初期トポロジーを変更し、その設定された初期ト
ポロジー、あるいは、変更して得られたトポロジーに対
して、前記トラヒック情報をもとに、所望のフローの経
路を設定し、その設定された経路上のリンクのコストを
算出し、その算出されたコストが、あらかじめ定められ
た条件を満たすまで、前記設定された経路を変更しなが
ら、その変更された経路上のリンクのコストを算出し、
前記算出されたコストが、あらかじめ定められた条件を
満たすとき、少なくとも、そのときの前記所望のフロー
の経路、前記ノード間に設定されたリンクの種類を含む
通信網設計情報を出力することにより、網設計問題の精
度の良い近似解を与えることができる。
【0041】また、本発明の通信網設計方法は、少なく
とも通信網を構成するノードの数と、その各ノードの識
別情報、各ノード間に設定可能なリンクの種類とコスト
を含むネットワーク情報と、少なくとも各コネクション
毎の要求帯域、発ノードと着ノードの識別情報を含むコ
ネクション情報をもとに、前記コネクションを収容でき
る通信網を設計する通信網設計方法であって、前記コネ
クション情報をもとに、発ノードと着ノードを同じくす
るコネクションの要求帯域をまとめることにより通信フ
ローを生成し、この生成された通信フローと前記ネット
ワーク情報をもとに、前記通信フローの経路と前記ノー
ド間のリンクを設定することにより仮想網設を設計し、
この設計された仮想網をもとに、前記コネクションの経
路を決定し、この決定されたコネクションの経路をもと
に前記ノード間に前記コネクションに対応するリンクを
設定することにより、網設計問題の精度の良い近似解を
与えることができる。
とも通信網を構成するノードの数と、その各ノードの識
別情報、各ノード間に設定可能なリンクの種類とコスト
を含むネットワーク情報と、少なくとも各コネクション
毎の要求帯域、発ノードと着ノードの識別情報を含むコ
ネクション情報をもとに、前記コネクションを収容でき
る通信網を設計する通信網設計方法であって、前記コネ
クション情報をもとに、発ノードと着ノードを同じくす
るコネクションの要求帯域をまとめることにより通信フ
ローを生成し、この生成された通信フローと前記ネット
ワーク情報をもとに、前記通信フローの経路と前記ノー
ド間のリンクを設定することにより仮想網設を設計し、
この設計された仮想網をもとに、前記コネクションの経
路を決定し、この決定されたコネクションの経路をもと
に前記ノード間に前記コネクションに対応するリンクを
設定することにより、網設計問題の精度の良い近似解を
与えることができる。
【0042】また、本発明の通信網設計装置は、少なく
とも通信網を構成するノードの数と、その各ノードの識
別情報、各ノード間に設定され得るリンクの種類とコス
トを含むネットワーク情報と、少なくとも通信フローの
発ノードと着ノードの識別情報、その通信フローの量を
含むトラヒック情報をもとに、前記トラヒック情報にて
要求されるトラヒック需要を収容できる通信網を設計す
る通信網設計装置であって、前記ネットワーク情報をも
とに、前記通信網の初期トポロジーを設定する初期トポ
ロジー設定手段と、必要に応じて前記初期トポロジー設
定手段で設定された初期トポロジーを変更するトポロジ
ー変更手段と、前記初期トポロジー設定手段で設定され
た初期トポロジー、あるいは、前記トポロジー変更手段
で変更されたトポロジーに対して、前記トラヒック情報
をもとに、所望のフローの経路を設定する経路設定手段
と、この経路設定手段で設定された経路上のリンクのコ
ストを算出するコスト算出手段と、このコスト算出手段
で算出されたコストが、あらかじめ定められた条件を満
たすまで前記経路設定手段で設定された経路を変更し、
前記コスト算出手段に対し、その変更された経路上のリ
ンクのコストを算出するよう制御する制御手段と、前記
コスト算出手段で算出されたコストが、あらかじめ定め
られた条件を満たすとき、少なくとも、そのときの前記
所望のフローの経路、前記ノード間に設定されたリンク
の種類を含む通信網設計情報を出力する出力手段とを具
備することにより、網設計問題の精度の良い近似解を与
えることができる。
とも通信網を構成するノードの数と、その各ノードの識
別情報、各ノード間に設定され得るリンクの種類とコス
トを含むネットワーク情報と、少なくとも通信フローの
発ノードと着ノードの識別情報、その通信フローの量を
含むトラヒック情報をもとに、前記トラヒック情報にて
要求されるトラヒック需要を収容できる通信網を設計す
る通信網設計装置であって、前記ネットワーク情報をも
とに、前記通信網の初期トポロジーを設定する初期トポ
ロジー設定手段と、必要に応じて前記初期トポロジー設
定手段で設定された初期トポロジーを変更するトポロジ
ー変更手段と、前記初期トポロジー設定手段で設定され
た初期トポロジー、あるいは、前記トポロジー変更手段
で変更されたトポロジーに対して、前記トラヒック情報
をもとに、所望のフローの経路を設定する経路設定手段
と、この経路設定手段で設定された経路上のリンクのコ
ストを算出するコスト算出手段と、このコスト算出手段
で算出されたコストが、あらかじめ定められた条件を満
たすまで前記経路設定手段で設定された経路を変更し、
前記コスト算出手段に対し、その変更された経路上のリ
ンクのコストを算出するよう制御する制御手段と、前記
コスト算出手段で算出されたコストが、あらかじめ定め
られた条件を満たすとき、少なくとも、そのときの前記
所望のフローの経路、前記ノード間に設定されたリンク
の種類を含む通信網設計情報を出力する出力手段とを具
備することにより、網設計問題の精度の良い近似解を与
えることができる。
【0043】また、本発明の通信網設計装置は、少なく
とも通信網を構成するノードの数と、その各ノードの識
別情報、各ノード間に設定可能なリンクの種類とコスト
を含むネットワーク情報と、少なくとも各コネクション
毎の要求帯域、発ノードと着ノードの識別情報を含むコ
ネクション情報をもとに、前記コネクションを収容でき
る通信網を設計する通信網設計装置であって、前記コネ
クション情報をもとに、発ノードと着ノードを同じくす
るコネクションの要求帯域をまとめることにより、通信
フローを生成するフロー生成手段と、このフロー生成手
段で生成された通信フローと前記ネットワーク情報をも
とに、前記通信フローの経路と前記ノード間のリンクを
設定することにより仮想網を設計する仮想通信網設計手
段と、この仮想網設計手段で設計された仮想網をもと
に、前記コネクションの経路を決定するコネクション経
路決定手段と、このコネクション経路決定手段で決定さ
れたコネクションの経路をもとにノード間に前記コネク
ションに対応するリンクを設定するリンク設定手段とを
具備することにより、網設計問題の精度の良い近似解を
与えることができる。
とも通信網を構成するノードの数と、その各ノードの識
別情報、各ノード間に設定可能なリンクの種類とコスト
を含むネットワーク情報と、少なくとも各コネクション
毎の要求帯域、発ノードと着ノードの識別情報を含むコ
ネクション情報をもとに、前記コネクションを収容でき
る通信網を設計する通信網設計装置であって、前記コネ
クション情報をもとに、発ノードと着ノードを同じくす
るコネクションの要求帯域をまとめることにより、通信
フローを生成するフロー生成手段と、このフロー生成手
段で生成された通信フローと前記ネットワーク情報をも
とに、前記通信フローの経路と前記ノード間のリンクを
設定することにより仮想網を設計する仮想通信網設計手
段と、この仮想網設計手段で設計された仮想網をもと
に、前記コネクションの経路を決定するコネクション経
路決定手段と、このコネクション経路決定手段で決定さ
れたコネクションの経路をもとにノード間に前記コネク
ションに対応するリンクを設定するリンク設定手段とを
具備することにより、網設計問題の精度の良い近似解を
与えることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0045】まず、第1の実施形態について説明する。
なお、以下の第1の実施形態の説明において、片方向コ
ネクションとは、その方向が逆方向で帯域が「0」のコ
ネクションと双方向ペアを成しているものと定義する。
これにより、片方向コネクションと双方向コネクション
が混在している場合でも、全て双方向コネクションとし
て扱うことができる。すなわち、片方向コネクションは
その方向が逆方向で帯域が「0」のコネクションと双方
向ペアを成しているものとみなすことにより、片方向コ
ネクションを双方向コネクションとして扱う。また、簡
単のため、双方向コネクションを単にコネクションと記
述し、双方向ペアを成す2本のコネクションを別々に表
す必要がある時は、上りコネクション、下りコネクショ
ンと記述する。
なお、以下の第1の実施形態の説明において、片方向コ
ネクションとは、その方向が逆方向で帯域が「0」のコ
ネクションと双方向ペアを成しているものと定義する。
これにより、片方向コネクションと双方向コネクション
が混在している場合でも、全て双方向コネクションとし
て扱うことができる。すなわち、片方向コネクションは
その方向が逆方向で帯域が「0」のコネクションと双方
向ペアを成しているものとみなすことにより、片方向コ
ネクションを双方向コネクションとして扱う。また、簡
単のため、双方向コネクションを単にコネクションと記
述し、双方向ペアを成す2本のコネクションを別々に表
す必要がある時は、上りコネクション、下りコネクショ
ンと記述する。
【0046】図1は、第1の実施形態に係る経路選択装
置1の構成を概略的に示したものである。
置1の構成を概略的に示したものである。
【0047】図1において、経路選択装置1は、評価値
算出部2と経路選択部3とから構成される。
算出部2と経路選択部3とから構成される。
【0048】評価値算出部2には、所望のコネクション
について、経路を選択するために必要な情報、例えば、
帯域、発着ノードの識別情報等を含むコネクション情報
が入力され、あらかじめ定められた手順にて、そのコネ
クションについての評価値を算出するようになってい
る。
について、経路を選択するために必要な情報、例えば、
帯域、発着ノードの識別情報等を含むコネクション情報
が入力され、あらかじめ定められた手順にて、そのコネ
クションについての評価値を算出するようになってい
る。
【0049】経路選択部3には、あらかじめ経路選択対
象のネットワークに関する情報、例えば、そのネットワ
ークのトポロジー、各リンクの容量、コスト等を含むネ
ットワーク情報が入力されていて、この情報をもとに、
モデル化された経路選択対象のネットワークについて、
評価値算出部2で評価値が算出された各コネクションに
対する最適な経路を割り当てる処理を行うものである。
象のネットワークに関する情報、例えば、そのネットワ
ークのトポロジー、各リンクの容量、コスト等を含むネ
ットワーク情報が入力されていて、この情報をもとに、
モデル化された経路選択対象のネットワークについて、
評価値算出部2で評価値が算出された各コネクションに
対する最適な経路を割り当てる処理を行うものである。
【0050】図2は、評価値算出部2の構成を概略的に
示したもので、帯域比較部2a、重み和算出部2b、第
1の重み記憶部2c、第2の重み記憶部2dから構成さ
れる。
示したもので、帯域比較部2a、重み和算出部2b、第
1の重み記憶部2c、第2の重み記憶部2dから構成さ
れる。
【0051】帯域比較部2aは、コネクション情報とし
て入力された上りコネクションの帯域Wup、と下りコネ
クションの帯域Wdownを比較して、その比較結果を重み
和算出部2bに出力するようになっている。すなわち、
max(Wup、Wdown)、min(Wup、Wdown)を求
める。ここで、関数max(x、y)は、xとyのうち
小さくない方の値を返す関数であり、関数min(x、
y)xとyのうち大きくない方の値を返す関数である。
て入力された上りコネクションの帯域Wup、と下りコネ
クションの帯域Wdownを比較して、その比較結果を重み
和算出部2bに出力するようになっている。すなわち、
max(Wup、Wdown)、min(Wup、Wdown)を求
める。ここで、関数max(x、y)は、xとyのうち
小さくない方の値を返す関数であり、関数min(x、
y)xとyのうち大きくない方の値を返す関数である。
【0052】重み和算出部2bは、コネクション毎に評
価値Eを式(3)から求めるようになっている。
価値Eを式(3)から求めるようになっている。
【0053】 E=a1 ・max(Wup、Wdown)+a2 ・min(Wup、Wdown) … (3) a1 、a2 は、重みと呼ばれ、それぞれ第1の重み記憶
手段2c、第2の重み記憶手段2dにあらかじめ記憶さ
れている値である。
手段2c、第2の重み記憶手段2dにあらかじめ記憶さ
れている値である。
【0054】重み和算出部2bで算出された評価値E
は、経路選択部3に出力される。
は、経路選択部3に出力される。
【0055】図3は、経路選択部3の構成を概略的に示
すもので、評価値記憶部3a、コネクション選択部3
b、最小コスト経路算出部3cから構成される。
すもので、評価値記憶部3a、コネクション選択部3
b、最小コスト経路算出部3cから構成される。
【0056】評価値記憶手段3aでは、評価値算出部2
から出力された各コネクション毎に算出された評価値E
を一時記憶するものである。
から出力された各コネクション毎に算出された評価値E
を一時記憶するものである。
【0057】コネクション選択部3bは、評価値記憶部
3aに一時記憶されている評価値をもとに、その値の大
きい順にコネクションを選択するもので、選択されたコ
ネクションは、最小コスト経路算出部3cに出力され
る。
3aに一時記憶されている評価値をもとに、その値の大
きい順にコネクションを選択するもので、選択されたコ
ネクションは、最小コスト経路算出部3cに出力され
る。
【0058】最小コスト経路算出部3cでは、コネクシ
ョン選択手段で選択されたコネクションに対し、そのコ
ネクションを収容できるだけの残余帯域を持つ経路の中
で最もコストの小さい経路を割り当てる処理を行う。そ
の後、再び、コネクション選択手部3bは、新たなコネ
クションを選択して、最小コスト経路算出部3cが経路
を割り当てる処理を行い、これを繰り返すことにより、
所望の全てのコネクションに対して、経路を割り当て
る。
ョン選択手段で選択されたコネクションに対し、そのコ
ネクションを収容できるだけの残余帯域を持つ経路の中
で最もコストの小さい経路を割り当てる処理を行う。そ
の後、再び、コネクション選択手部3bは、新たなコネ
クションを選択して、最小コスト経路算出部3cが経路
を割り当てる処理を行い、これを繰り返すことにより、
所望の全てのコネクションに対して、経路を割り当て
る。
【0059】コネクション選択部3bにおける、コネク
ションの選択を効率的に行なうために、予め評価値をそ
の大きさによりソートを行ない、コネクションの順序付
けを行なってもよい。
ションの選択を効率的に行なうために、予め評価値をそ
の大きさによりソートを行ない、コネクションの順序付
けを行なってもよい。
【0060】次に、図4、図5に示すフローチャートを
参照して、図1の経路選択装置1の動作処理について説
明する。なお、図4は、主に、評価値算出部2の動作を
処理を示し、図5は、経路選択部3の動作処理を示すも
のである。
参照して、図1の経路選択装置1の動作処理について説
明する。なお、図4は、主に、評価値算出部2の動作を
処理を示し、図5は、経路選択部3の動作処理を示すも
のである。
【0061】また、ここでは、図6に示したようなメッ
シュ型のトポロジーのネットワークを対象に、図7に示
した各コネクションの経路を選択する場合について説明
する。
シュ型のトポロジーのネットワークを対象に、図7に示
した各コネクションの経路を選択する場合について説明
する。
【0062】図6は、経路選択対象であるネットワーク
の構成を概略的に示したもので、このネットワークは、
ノードA、B、C、D、Eを収容し、各ノード間は論理
的な伝送路、すなわち、リンク(図6の矢印で示したも
の)で接続されている。図6では、ノード間に互いに逆
向きのリンクを記述しているが、物理的に2本の伝送路
である必要はない。例えば、無線伝送路であってもよい
し、時分割により伝送方向を変えるピンポン伝送を行な
う時のように1 本の伝送路であってもよい。
の構成を概略的に示したもので、このネットワークは、
ノードA、B、C、D、Eを収容し、各ノード間は論理
的な伝送路、すなわち、リンク(図6の矢印で示したも
の)で接続されている。図6では、ノード間に互いに逆
向きのリンクを記述しているが、物理的に2本の伝送路
である必要はない。例えば、無線伝送路であってもよい
し、時分割により伝送方向を変えるピンポン伝送を行な
う時のように1 本の伝送路であってもよい。
【0063】ノードX(X=A〜E)からノードY(Y
=A〜E)へのリンクをリンクXYと記述し、リンクX
Yには、容量Q(XY)とリンクコストC(XY)が定
義されているものとする。
=A〜E)へのリンクをリンクXYと記述し、リンクX
Yには、容量Q(XY)とリンクコストC(XY)が定
義されているものとする。
【0064】また、リンクXYを通過するコネクション
の帯域の合計がQ(XY)を越えることはできないもの
とする。さらに、発ノードがXで着ノードがZ(Z=A
〜E)である双方向コネクションiに例えば、経路X→
Y→Z(これを経路XYZと記述する)を割り当てた場
合に必要となるコストはDi (XYZ)は、式(4)で
定義できる。
の帯域の合計がQ(XY)を越えることはできないもの
とする。さらに、発ノードがXで着ノードがZ(Z=A
〜E)である双方向コネクションiに例えば、経路X→
Y→Z(これを経路XYZと記述する)を割り当てた場
合に必要となるコストはDi (XYZ)は、式(4)で
定義できる。
【0065】 Di (XYZ)={C(XY)+C(YZ)}Wdown+ {C(ZY)+C(YX)}Wup … (4) 但し、WdownはノードXからノードZへ向かう下りコネ
クションの帯域とし、WupはノードZからノードXへ向
かう上りコネクションの帯域である。
クションの帯域とし、WupはノードZからノードXへ向
かう上りコネクションの帯域である。
【0066】また、コストDi (XYZ)は、コネクシ
ョンの帯域Wdown、Wupを用いずに式(5)でも定義で
きる。
ョンの帯域Wdown、Wupを用いずに式(5)でも定義で
きる。
【0067】 Di (XYZ)={C(XY)+C(YZ)}+ {C(ZY)+C(YX)} … (5) ここでの説明では、コストDの計算に式(5)を用いる
ことにする。また、説明を簡単にするために、全てのリ
ンクに対してその容量を150[Mbps]とし,その
リンクコストを「1 」とする。もちろん容量とリンクコ
ストはリンク毎に異なる値をとっても構わない。また、
リンクコストがリンクの残容量によって変化しても構わ
ない。
ことにする。また、説明を簡単にするために、全てのリ
ンクに対してその容量を150[Mbps]とし,その
リンクコストを「1 」とする。もちろん容量とリンクコ
ストはリンク毎に異なる値をとっても構わない。また、
リンクコストがリンクの残容量によって変化しても構わ
ない。
【0068】図7では、発ノードから着ノードへのコネ
クションの帯域を下り帯域、着ノードから発ノードへの
コネクションの帯域を上り帯域として記述している。
クションの帯域を下り帯域、着ノードから発ノードへの
コネクションの帯域を上り帯域として記述している。
【0069】第1の重み記憶部2c、第2の重み記憶部
2dのそれぞれに記憶されている重みa1 、a2 の値を
それぞれ「1」「0」として、図7に示したようなコネ
クション(コネクション番号i=1〜5)の経路選択の
処理過程を、以下、図4、図5を参照して具体的に追っ
ていく。
2dのそれぞれに記憶されている重みa1 、a2 の値を
それぞれ「1」「0」として、図7に示したようなコネ
クション(コネクション番号i=1〜5)の経路選択の
処理過程を、以下、図4、図5を参照して具体的に追っ
ていく。
【0070】まず、評価値算出部2にコネクション情報
として、例えば、コネクション番号、発ノード、着ノー
ド、下り帯域、上り帯域が入力されると、順次、コネク
ションを選択していき(図4のステップS2)、帯域比
較部2aで上り帯域と下り帯域を比較する(ステップS
3)。
として、例えば、コネクション番号、発ノード、着ノー
ド、下り帯域、上り帯域が入力されると、順次、コネク
ションを選択していき(図4のステップS2)、帯域比
較部2aで上り帯域と下り帯域を比較する(ステップS
3)。
【0071】その比較結果が上り帯域Wupが下り帯域W
down以上のとき、ステップS4に進み、そうでないと
き、ステップS5に進み、重み和算出部2bで評価値E
を算出する。すなわち、上り帯域Wupが下り帯域Wdown
以上のとき、式(3)は、 E=a1 ・Wup+a2 ・Wdown … (6) となり、また、下り帯域の方が大きいとき式(3)は、 E=a1 ・Wdown+a2 ・Wup … (7) となり、ステップS4では、式(6)を用いて評価値E
を算出し、ステップS5では、式(7)を用いて評価値
Eを算出する。
down以上のとき、ステップS4に進み、そうでないと
き、ステップS5に進み、重み和算出部2bで評価値E
を算出する。すなわち、上り帯域Wupが下り帯域Wdown
以上のとき、式(3)は、 E=a1 ・Wup+a2 ・Wdown … (6) となり、また、下り帯域の方が大きいとき式(3)は、 E=a1 ・Wdown+a2 ・Wup … (7) となり、ステップS4では、式(6)を用いて評価値E
を算出し、ステップS5では、式(7)を用いて評価値
Eを算出する。
【0072】たとえば、コネクション1 の場合、下り帯
域の方が上り帯域より大きいのでステップS5に進み、
式(7)から、その評価値Eは150と算出され、コネ
クション2の場合もステップS5に進み、同じようにし
て評価値Eは150と算出さ、コネクション3の場合
は、ステップS4に進み、その評価値Eは140と算出
される。コネクション4の場合は、上り帯域の方が下り
帯域より大きいのでステップS4に進み、式(6)から
評価値Eは130と算出される。コネクション5の場合
は、例えばステップS4に進み、評価値は10と算出さ
れる。コネクション3と5に関しては、上り帯域と下り
帯域の大きさが等しいため、上り帯域と下り帯域に重み
の差を設ける必要はなく、従って、ステップS4、ステ
ップS5のいずれであっても同じ値の評価値を算出す
る。
域の方が上り帯域より大きいのでステップS5に進み、
式(7)から、その評価値Eは150と算出され、コネ
クション2の場合もステップS5に進み、同じようにし
て評価値Eは150と算出さ、コネクション3の場合
は、ステップS4に進み、その評価値Eは140と算出
される。コネクション4の場合は、上り帯域の方が下り
帯域より大きいのでステップS4に進み、式(6)から
評価値Eは130と算出される。コネクション5の場合
は、例えばステップS4に進み、評価値は10と算出さ
れる。コネクション3と5に関しては、上り帯域と下り
帯域の大きさが等しいため、上り帯域と下り帯域に重み
の差を設ける必要はなく、従って、ステップS4、ステ
ップS5のいずれであっても同じ値の評価値を算出す
る。
【0073】このようにして算出されたコネクションi
(i=1〜5)の評価値をEiと表現すると、E1=1
50、E2=150、E3=140、E4=130、E
5=10となる。
(i=1〜5)の評価値をEiと表現すると、E1=1
50、E2=150、E3=140、E4=130、E
5=10となる。
【0074】全てのコネクションについて評価値が算出
されると(ステップS1)、経路選択部3の評価値記憶
部3aには、全てのコネクションの評価値が一時記憶さ
れるている。
されると(ステップS1)、経路選択部3の評価値記憶
部3aには、全てのコネクションの評価値が一時記憶さ
れるている。
【0075】経路選択手段3では、iを「1」から順次
「1」づつインクリメントしながら評価値が最も大きい
ものから順にコネクションiを選択して、そのコネクシ
ョンを収容できるだけの残余帯域を持つ経路の中で最も
コストの小さい経路を割り当てる処理を行う。ここで
は、各リンクコストは全て「1」であるので、最もコス
トの小さい経路を選択するには、リンク数が最も少ない
経路を選択すればよい。
「1」づつインクリメントしながら評価値が最も大きい
ものから順にコネクションiを選択して、そのコネクシ
ョンを収容できるだけの残余帯域を持つ経路の中で最も
コストの小さい経路を割り当てる処理を行う。ここで
は、各リンクコストは全て「1」であるので、最もコス
トの小さい経路を選択するには、リンク数が最も少ない
経路を選択すればよい。
【0076】まず、コネクション選択部3bにおいて、
評価値記憶手段3aに記憶された評価値のうち、最も大
きい(i=1)値の評価値をもつコネクション1 を選び
(ステップS5〜ステップS7)、ステップS8では、
そのコネクション1を収容できるだけの残余帯域を持つ
経路の中で最もコストの小さい経路、すなわち、この場
合、図6の経路ABがコネクション1の経路として割り
当てられる(ステップS8〜ステップS10)。
評価値記憶手段3aに記憶された評価値のうち、最も大
きい(i=1)値の評価値をもつコネクション1 を選び
(ステップS5〜ステップS7)、ステップS8では、
そのコネクション1を収容できるだけの残余帯域を持つ
経路の中で最もコストの小さい経路、すなわち、この場
合、図6の経路ABがコネクション1の経路として割り
当てられる(ステップS8〜ステップS10)。
【0077】次に、iが「1」インクリメントされて
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、2番目に大きい(i=2)値の評価値を
もつコネクション2を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション2を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、リン
クABは、コネクション2の上りコネクションを収容す
るだけの残余帯域を持たないため、コネクション2に
は、経路ACBなる経路が選択されて、割り当てられる
(ステップS9〜ステップS10)。
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、2番目に大きい(i=2)値の評価値を
もつコネクション2を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション2を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、リン
クABは、コネクション2の上りコネクションを収容す
るだけの残余帯域を持たないため、コネクション2に
は、経路ACBなる経路が選択されて、割り当てられる
(ステップS9〜ステップS10)。
【0078】次に、iが「1」インクリメントされて
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、3番目に大きい(i=3)値の評価値を
もつコネクション3を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション3を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、リン
クACは、コネクション3のコネクションを収容するだ
けの残余帯域を持たないため、コネクション3の下りコ
ネクションには、それ以外の経路で最もコストの小さい
経路AEDCなる経路が選択されて、割り当てられる
(ステップS9〜ステップS10)。
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、3番目に大きい(i=3)値の評価値を
もつコネクション3を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション3を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、リン
クACは、コネクション3のコネクションを収容するだ
けの残余帯域を持たないため、コネクション3の下りコ
ネクションには、それ以外の経路で最もコストの小さい
経路AEDCなる経路が選択されて、割り当てられる
(ステップS9〜ステップS10)。
【0079】次に、iが「1」インクリメントされて
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、4番目に大きい(i=4)値の評価値を
もつコネクション4を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション4を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、リン
クCDは、すでに、コネクション3が割り当てられてい
て、コネクション4を収容するだけの残余帯域を持たな
いため、コネクション4には、リンクCDを使用してい
ない経路の中で最もコストの小さい経路が選択されるわ
けだが、この場合、コネクション4を収容するための帯
域をもつ経路が存在しいなので、割り当てることができ
ない(ステップS9)。
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、4番目に大きい(i=4)値の評価値を
もつコネクション4を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション4を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、リン
クCDは、すでに、コネクション3が割り当てられてい
て、コネクション4を収容するだけの残余帯域を持たな
いため、コネクション4には、リンクCDを使用してい
ない経路の中で最もコストの小さい経路が選択されるわ
けだが、この場合、コネクション4を収容するための帯
域をもつ経路が存在しいなので、割り当てることができ
ない(ステップS9)。
【0080】次に、iが「1」インクリメントされて
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、5番目に大きい(i=5)値の評価値を
もつコネクション5を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション5を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、経路
CDには、すでに、コネクション3が割り当てられてい
るものの、コネクション5を収容する残余帯域があるた
め、コネクション5には、経路CDが経路として割り当
てられる(ステップS9〜ステップS10)。
(ステップS11)、評価値記憶手段3aに記憶された
評価値のうち、5番目に大きい(i=5)値の評価値を
もつコネクション5を選び(ステップS5〜ステップS
7)、ステップS8では、そのコネクション5を収容で
きるだけの残余帯域を持つ経路の中で最もコストの小さ
い経路をサーチする(ステップS8)。このとき、経路
CDには、すでに、コネクション3が割り当てられてい
るものの、コネクション5を収容する残余帯域があるた
め、コネクション5には、経路CDが経路として割り当
てられる(ステップS9〜ステップS10)。
【0081】次にiが「1」インクリメントされると
(ステップS11)、その値は、あらかじめ与えられた
コネクション数(i=5)より大きいので、ここで処理
が終了し、各コネクション毎に割り当てられた経路を出
力する(ステップS6、ステップS12)。
(ステップS11)、その値は、あらかじめ与えられた
コネクション数(i=5)より大きいので、ここで処理
が終了し、各コネクション毎に割り当てられた経路を出
力する(ステップS6、ステップS12)。
【0082】ここでは、コネクション選択部3bにおい
て、評価値の等しいコネクション1と2に対してはコネ
クション番号の小さい順に選択されて、経路選択を行な
ったが、発ノード番号、着ノード番号、コネクションの
優先度等の情報を用いてコネクションの経路選択のため
の順序を決定しても良い。
て、評価値の等しいコネクション1と2に対してはコネ
クション番号の小さい順に選択されて、経路選択を行な
ったが、発ノード番号、着ノード番号、コネクションの
優先度等の情報を用いてコネクションの経路選択のため
の順序を決定しても良い。
【0083】さて、ここで、重みa1 、a2 の値とし
て、それぞれ「0.5」、「0.5」を用いた場合につ
いて考える。前述のように(図4のフローチャートに従
って)、図7のコネクション1〜5について評価値を算
出すると、E1=80、E2=75、E3=140、E
4=75、E5=10となる。この場合、図5のフロー
チャートに示したステップS7で、コネクション選択部
3bで選択される順序は、コネクション3、1、2、
4、5の順となる。
て、それぞれ「0.5」、「0.5」を用いた場合につ
いて考える。前述のように(図4のフローチャートに従
って)、図7のコネクション1〜5について評価値を算
出すると、E1=80、E2=75、E3=140、E
4=75、E5=10となる。この場合、図5のフロー
チャートに示したステップS7で、コネクション選択部
3bで選択される順序は、コネクション3、1、2、
4、5の順となる。
【0084】そして、図5のフローチャートに従って処
理を行うと、コネクション3には経路AC、コネクショ
ン1には経路ABを、コネクション2には経路AED
B、コネクション4には経路CD、コネクション5には
経路CDが、それぞれのコネクションに対する経路とし
て割り当てられることになる。
理を行うと、コネクション3には経路AC、コネクショ
ン1には経路ABを、コネクション2には経路AED
B、コネクション4には経路CD、コネクション5には
経路CDが、それぞれのコネクションに対する経路とし
て割り当てられることになる。
【0085】次に、重みa1 、a2 の値として、それぞ
れ「0」、「1」を用いた場合について考える。前述の
ように(図4のフローチャートに従って)、図7のコネ
クション1〜5について評価値を算出すると、E1=1
0、E2=0、E3=140、E4=20、E5=10
となる。この場合、図5のフローチャートに示したステ
ップS7で、コネクション選択部3bで選択される順序
は、コネクション3、4、1、5、2の順となる。
れ「0」、「1」を用いた場合について考える。前述の
ように(図4のフローチャートに従って)、図7のコネ
クション1〜5について評価値を算出すると、E1=1
0、E2=0、E3=140、E4=20、E5=10
となる。この場合、図5のフローチャートに示したステ
ップS7で、コネクション選択部3bで選択される順序
は、コネクション3、4、1、5、2の順となる。
【0086】そして、図5のフローチャートに従って処
理を行うと、コネクション3には経路AC、コネクショ
ン4には経路CDを、コネクション1には経路AB、コ
ネクション5には経路CD、コネクション2には経路A
EDBが、それぞれのコネクションに対する経路として
割り当てられることになる。
理を行うと、コネクション3には経路AC、コネクショ
ン4には経路CDを、コネクション1には経路AB、コ
ネクション5には経路CD、コネクション2には経路A
EDBが、それぞれのコネクションに対する経路として
割り当てられることになる。
【0087】このように、重みa1 、a2 の値によって
は、与えられた全てのコネクション1〜5に対して、よ
りコストの小さい最適な経路が効率よく割り当てられる
ことがわかる。
は、与えられた全てのコネクション1〜5に対して、よ
りコストの小さい最適な経路が効率よく割り当てられる
ことがわかる。
【0088】次に、第2の実施形態について説明する。
【0089】図8は、第2の実施形態に係る経路選択装
置5の構成を概略的に示したものである。図8におい
て、経路選択装置5は、パラメータ変更部6、評価値算
出部7、経路選択部8、最良結果記憶部9とから構成さ
れる。
置5の構成を概略的に示したものである。図8におい
て、経路選択装置5は、パラメータ変更部6、評価値算
出部7、経路選択部8、最良結果記憶部9とから構成さ
れる。
【0090】パラメータ変更部6は、所望のコネクショ
ンに対する最適な経路を選択する処理に必要な各種パラ
メータの値をあらかじめ保持し、あるいは、あらかじめ
定められたアルゴリズムにてその値を変更して、各種パ
ラメータ毎にそのパラメータの複数の値を管理し、必要
に応じて評価値算出部7に出力するものである。パラメ
ータとしては、例えば、重みa1 、a2 がある。
ンに対する最適な経路を選択する処理に必要な各種パラ
メータの値をあらかじめ保持し、あるいは、あらかじめ
定められたアルゴリズムにてその値を変更して、各種パ
ラメータ毎にそのパラメータの複数の値を管理し、必要
に応じて評価値算出部7に出力するものである。パラメ
ータとしては、例えば、重みa1 、a2 がある。
【0091】評価値算出部7は、所望のコネクションに
ついて、経路を選択するために必要な情報、例えば、帯
域、着ノードの識別情報等を含むコネクション情報が入
力され、あらかじめ定められた手順にて、そのコネクシ
ョンについての評価値を算出するようになっている。
ついて、経路を選択するために必要な情報、例えば、帯
域、着ノードの識別情報等を含むコネクション情報が入
力され、あらかじめ定められた手順にて、そのコネクシ
ョンについての評価値を算出するようになっている。
【0092】経路選択部8は、あらかじめ経路選択対象
のネットワークに関する情報、例えば、そのネットワー
クのトポロジー、各リンクの容量、コスト等を含むネッ
トワーク情報が入力されていて、この情報をもとに、モ
デル化された経路選択対象のネットワークについて、評
価値算出部2で評価値が算出された各コネクションに対
する最適な経路を割り当てる処理を行うものである。経
路選択部8の具体的な構成例は、第1の実施形態におけ
る経路選択部3と同様である(図3参照)。
のネットワークに関する情報、例えば、そのネットワー
クのトポロジー、各リンクの容量、コスト等を含むネッ
トワーク情報が入力されていて、この情報をもとに、モ
デル化された経路選択対象のネットワークについて、評
価値算出部2で評価値が算出された各コネクションに対
する最適な経路を割り当てる処理を行うものである。経
路選択部8の具体的な構成例は、第1の実施形態におけ
る経路選択部3と同様である(図3参照)。
【0093】パラメータの値を変更しながら評価値算出
部7、経路選択部9で所定の処理を行って得られる経路
選択結果が、前回までの経路選択処理で得られた経路選
択結果にうち最適な経路選択結果と比較されて、最良結
果記憶部9には、より最適な経路選択結果のみが記憶さ
れるようになっている。
部7、経路選択部9で所定の処理を行って得られる経路
選択結果が、前回までの経路選択処理で得られた経路選
択結果にうち最適な経路選択結果と比較されて、最良結
果記憶部9には、より最適な経路選択結果のみが記憶さ
れるようになっている。
【0094】図9は、評価値算出部7の構成を概略的に
示したもので、帯域比較部7a、重み和算出部7b、第
1の重み算出部7c、第2の重み算出部7dから構成さ
れる。
示したもので、帯域比較部7a、重み和算出部7b、第
1の重み算出部7c、第2の重み算出部7dから構成さ
れる。
【0095】帯域比較部7aの動作は、第1の実施形態
における帯域比較部2aの動作処理と同様である。
における帯域比較部2aの動作処理と同様である。
【0096】重み和算出部2bで評価値を算出する際に
必要な各種パラメータは、パラメータ変更部6から必要
に応じて出力されて、それらは、所定の記憶部に記憶さ
れる。例えば、重みa1 、a2 は、それぞれ、第1の重
み算出部7c、第2の重み算出部7dに記憶される。
必要な各種パラメータは、パラメータ変更部6から必要
に応じて出力されて、それらは、所定の記憶部に記憶さ
れる。例えば、重みa1 、a2 は、それぞれ、第1の重
み算出部7c、第2の重み算出部7dに記憶される。
【0097】これらのパラメータ変更部6から出力され
たパラメータ値をもとに重み和算出部7bでは、各コネ
クション毎に評価値を算出する。その詳細は、第1の実
施形態における重み和算出部2bの処理動作と同様であ
る。
たパラメータ値をもとに重み和算出部7bでは、各コネ
クション毎に評価値を算出する。その詳細は、第1の実
施形態における重み和算出部2bの処理動作と同様であ
る。
【0098】次に、図10に示すフローチャートを参照
して、図8の経路選択装置5の動作処理について説明す
る。なお、ここでは、第1の実施形態と異なる部分を主
に説明する。
して、図8の経路選択装置5の動作処理について説明す
る。なお、ここでは、第1の実施形態と異なる部分を主
に説明する。
【0099】まず、パラメータ変更部6は、パラメータ
として、重みa1 、a2 の値の初期値を評価値算出部7
に出力する(ステップS20)。
として、重みa1 、a2 の値の初期値を評価値算出部7
に出力する(ステップS20)。
【0100】評価値算出部7では、そのパラメータ値か
ら与えられた各コネクションに対して評価値の計算を行
なう。その詳細は、第1の実施形態における評価値算出
部2の動作処理と同様である(ステップS21)。
ら与えられた各コネクションに対して評価値の計算を行
なう。その詳細は、第1の実施形態における評価値算出
部2の動作処理と同様である(ステップS21)。
【0101】次に、経路選択部8で、評価値の値が最も
大きいものから順にコネクションを選択しながら、経路
選択の処理を行なう。その詳細は、第1の実施形態にお
ける経路選択部3の動作処理と同様である(ステップS
22)。この最初の経路処理終了の段階では、最良結果
記憶部9には、まだ各コネクションについての他の経路
選択結果は記憶されていないため、ステップS23から
直ちにステップS25に進み、経路選択結果を最良結果
記憶部9に記憶する。
大きいものから順にコネクションを選択しながら、経路
選択の処理を行なう。その詳細は、第1の実施形態にお
ける経路選択部3の動作処理と同様である(ステップS
22)。この最初の経路処理終了の段階では、最良結果
記憶部9には、まだ各コネクションについての他の経路
選択結果は記憶されていないため、ステップS23から
直ちにステップS25に進み、経路選択結果を最良結果
記憶部9に記憶する。
【0102】パラメータ変更部6は、次に用いるべきパ
ラメータ値を判断し、それを評価値算出部7に出力する
(ステップS26〜ステップS27)。
ラメータ値を判断し、それを評価値算出部7に出力する
(ステップS26〜ステップS27)。
【0103】評価値算出部7は、新たなパラメータを用
いて、前回と同一のコネクションに対し再度評価値を計
算し直し、経路選択部8で、その評価値の値が最も大き
いものから順にコネクションを選択しながら、経路選択
の処理を行なう(ステップS21〜ステップS22)。
いて、前回と同一のコネクションに対し再度評価値を計
算し直し、経路選択部8で、その評価値の値が最も大き
いものから順にコネクションを選択しながら、経路選択
の処理を行なう(ステップS21〜ステップS22)。
【0104】次に、この経路選択結果と最良結果記憶部
9にすでに記憶されている各コネクション毎の経路選択
結果とを比較し、今回の経路選択結果の方が最良結果記
憶部9に記憶されている経路選択結果より望ましい結果
であるときに、最良結果記憶部9の記憶内容を更新する
(ステップS23〜ステップS25)。
9にすでに記憶されている各コネクション毎の経路選択
結果とを比較し、今回の経路選択結果の方が最良結果記
憶部9に記憶されている経路選択結果より望ましい結果
であるときに、最良結果記憶部9の記憶内容を更新する
(ステップS23〜ステップS25)。
【0105】これを繰り返すことにより、最終的に最良
結果記憶部9に記憶されている経路選択結果を出力する
ことにより(ステップS28)、パラメータ値、すなわ
ち、重みa1 、a2 の値を一つ用いる場合よりも、良い
結果を得ることができる。
結果記憶部9に記憶されている経路選択結果を出力する
ことにより(ステップS28)、パラメータ値、すなわ
ち、重みa1 、a2 の値を一つ用いる場合よりも、良い
結果を得ることができる。
【0106】図10のステップS24で、新たに得られ
た経路選択結果と最良結果記憶部9に記憶されている内
容を比較して、どちらがより望ましいかを判定するため
に、経路評価関数を用いる。
た経路選択結果と最良結果記憶部9に記憶されている内
容を比較して、どちらがより望ましいかを判定するため
に、経路評価関数を用いる。
【0107】経路評価関数は、(a)経路を割り当てる
ことのできなかったコネクションの数、(b)リンクの
使用率の最大値、(c)リンクの使用量とリンクのコス
トの積を全てのリンクについて足し合わせたもの、等を
考慮し、これらの各値が小さい経路選択結果ほど望まし
い結果、すなわち、最適な結果であるとするものであ
る。
ことのできなかったコネクションの数、(b)リンクの
使用率の最大値、(c)リンクの使用量とリンクのコス
トの積を全てのリンクについて足し合わせたもの、等を
考慮し、これらの各値が小さい経路選択結果ほど望まし
い結果、すなわち、最適な結果であるとするものであ
る。
【0108】また、最良結果記憶部9は、記憶すべき結
果として経路選択結果そのものを記憶しておいてもよい
が、記憶容量に制限がある場合には、最良結果を与える
パラメータ(ここでは、例えば、重みa1 、a2 の値)
を記憶しておき、最終的な経路選択結果を出力する時
に、その最良結果記憶部9が記憶するパラメータを用い
て経路選択処理を行ない、この結果を出力するようにし
てもよい。
果として経路選択結果そのものを記憶しておいてもよい
が、記憶容量に制限がある場合には、最良結果を与える
パラメータ(ここでは、例えば、重みa1 、a2 の値)
を記憶しておき、最終的な経路選択結果を出力する時
に、その最良結果記憶部9が記憶するパラメータを用い
て経路選択処理を行ない、この結果を出力するようにし
てもよい。
【0109】具体例として、図6に示したネットワーク
において、図7に示した各コネクションの経路選択を図
10のフローチャートに従って行ってみる。ここでは、
第1の重みの値a1 をパラメータとし、第2の重みの値
a2 をa2 =1−a1 とし、コネクションの評価値Eを
式(3)から求めることにする。さらに、経路評価関数
として、経路を割り当てることのできなかったコネクシ
ョンの数を基準にするものを用いる。パラメータの値a
1 は「1」、「0.5」、「0」を用いることにする。
において、図7に示した各コネクションの経路選択を図
10のフローチャートに従って行ってみる。ここでは、
第1の重みの値a1 をパラメータとし、第2の重みの値
a2 をa2 =1−a1 とし、コネクションの評価値Eを
式(3)から求めることにする。さらに、経路評価関数
として、経路を割り当てることのできなかったコネクシ
ョンの数を基準にするものを用いる。パラメータの値a
1 は「1」、「0.5」、「0」を用いることにする。
【0110】まず、パラメータ変更部6は、パラメータ
としての重みa1 の値「1」を評価値算出部7に出力す
る(ステップS20)。このとき、第2の重みa2 の値
は「0」となり、その場合に経路選択処理を行なうと、
前述同様に、コネクション4に経路を割り当てることが
できなくなり、経路評価関数は「1」となる(ステップ
S21〜ステップS22)。
としての重みa1 の値「1」を評価値算出部7に出力す
る(ステップS20)。このとき、第2の重みa2 の値
は「0」となり、その場合に経路選択処理を行なうと、
前述同様に、コネクション4に経路を割り当てることが
できなくなり、経路評価関数は「1」となる(ステップ
S21〜ステップS22)。
【0111】最良結果記憶部9には、まだ何も記憶され
ていないので、この経路選択結果を記憶する(ステップ
S23〜ステップS25)。
ていないので、この経路選択結果を記憶する(ステップ
S23〜ステップS25)。
【0112】次に、パラメータ変更部6は、パラメータ
としての重みa1 の値「0.5」を評価値算出部7に出
力する(ステップS20)。このとき、第2の重みa2
の値は「0.5」となり、その場合に経路選択を行なう
と、前述同様に、全てのコネクションに経路を割り当て
ることができ、経路評価関数は「0」となる(ステップ
S21〜ステップS22)。そのとき最良結果記憶部9
に記憶されている経路選択結果よりも新たな経路選択結
果の方が望ましいため、最良結果記憶部9の内容を更新
する(ステップS23〜ステップS25)。
としての重みa1 の値「0.5」を評価値算出部7に出
力する(ステップS20)。このとき、第2の重みa2
の値は「0.5」となり、その場合に経路選択を行なう
と、前述同様に、全てのコネクションに経路を割り当て
ることができ、経路評価関数は「0」となる(ステップ
S21〜ステップS22)。そのとき最良結果記憶部9
に記憶されている経路選択結果よりも新たな経路選択結
果の方が望ましいため、最良結果記憶部9の内容を更新
する(ステップS23〜ステップS25)。
【0113】さらに、パラメータ変更部6は、パラメー
タとしての重みa1 の値「0」を評価値算出部7に出力
する(ステップS20)。このとき、第2の重みa2 の
値は「1」となり、その場合に経路選択を行なうと、前
述同様に、全てのコネクションに経路を割り当てること
ができ、経路評価関数は「0」となる(ステップS21
〜ステップS22)。この場合、最良結果記憶部9に記
憶されている結果と同じ経路選択結果が得られてので、
最良結果記憶部9の更新は行なわない(ステップS23
〜ステップS25)。
タとしての重みa1 の値「0」を評価値算出部7に出力
する(ステップS20)。このとき、第2の重みa2 の
値は「1」となり、その場合に経路選択を行なうと、前
述同様に、全てのコネクションに経路を割り当てること
ができ、経路評価関数は「0」となる(ステップS21
〜ステップS22)。この場合、最良結果記憶部9に記
憶されている結果と同じ経路選択結果が得られてので、
最良結果記憶部9の更新は行なわない(ステップS23
〜ステップS25)。
【0114】以上の処理により最終的に出力される経路
選択結果は、a1 =0.5、a2 =0.5の場合の経路
選択結果である(ステップS28)。
選択結果は、a1 =0.5、a2 =0.5の場合の経路
選択結果である(ステップS28)。
【0115】評価値算出部7は、上記説明では、パラメ
ータとして重みa1 、a2 の値をパラメータ変更部6か
ら受け取って、式(3)から評価値を算出するとした
が、この場合に限らず、パラメータ変更部6から乱数の
種を受け取り、コネクションの評価値として乱数値を用
いることも考えられる。
ータとして重みa1 、a2 の値をパラメータ変更部6か
ら受け取って、式(3)から評価値を算出するとした
が、この場合に限らず、パラメータ変更部6から乱数の
種を受け取り、コネクションの評価値として乱数値を用
いることも考えられる。
【0116】また、パラメータとして乱数の最大値と乱
数の種を受け取り、コネクションの評価値として乱数値
を用いてもよい。
数の種を受け取り、コネクションの評価値として乱数値
を用いてもよい。
【0117】さらに、パラメータとして第1の重みの値
a1 と第2の重みの値a2 の値と乱数の種を受けとり、
コネクションの評価値Eを E=a1 ・max(Wup、Wdown)+a2 ・min(Wup、Wdown)+r … (8) から求めるようにしてもよい。
a1 と第2の重みの値a2 の値と乱数の種を受けとり、
コネクションの評価値Eを E=a1 ・max(Wup、Wdown)+a2 ・min(Wup、Wdown)+r … (8) から求めるようにしてもよい。
【0118】ただし、rは乱数の種より生成される乱数
の値である。この場合、乱数値rは十分小さいことが望
ましい。
の値である。この場合、乱数値rは十分小さいことが望
ましい。
【0119】このようにコネクションの評価値を計算す
る際にコネクションの帯域だけではなく乱数値を用いる
ことにより、次の2つの効果がある。
る際にコネクションの帯域だけではなく乱数値を用いる
ことにより、次の2つの効果がある。
【0120】第1の効果は、帯域を同じくするコネクシ
ョンに異なる評価値を与えられることである。例えば、
図6に示したようなネットワークに、図11に示すよう
な各コネクションの経路を選択する場合を例にとり説明
する。
ョンに異なる評価値を与えられることである。例えば、
図6に示したようなネットワークに、図11に示すよう
な各コネクションの経路を選択する場合を例にとり説明
する。
【0121】乱数値rを用いずに図11に示したコネク
ションの評価値を式(3)から求めると、全てのコネク
ションに同じ評価値が求められる。そのため、経路選択
部8では、例えば、コネクション番号の小さい順に経路
選択処理を施す。
ションの評価値を式(3)から求めると、全てのコネク
ションに同じ評価値が求められる。そのため、経路選択
部8では、例えば、コネクション番号の小さい順に経路
選択処理を施す。
【0122】この場合、図11のコネクション1〜3に
図6の経路BAEを経路として割り当て、コネクション
4〜6に経路ACDEを経路として割り当てることとな
り、コスト高な経路選択結果となってしまう。
図6の経路BAEを経路として割り当て、コネクション
4〜6に経路ACDEを経路として割り当てることとな
り、コスト高な経路選択結果となってしまう。
【0123】乱数値rを用いて式(8)から各コネクシ
ョンの評価値を求めると、コネクション4〜6がコネク
ション1〜3よりも大きな評価値を得る可能性が生じ、
そのためコネクション4〜6をコネクション1〜3より
も先に設定する可能性が生じる。それにより、より良い
経路選択結果が得られる。
ョンの評価値を求めると、コネクション4〜6がコネク
ション1〜3よりも大きな評価値を得る可能性が生じ、
そのためコネクション4〜6をコネクション1〜3より
も先に設定する可能性が生じる。それにより、より良い
経路選択結果が得られる。
【0124】乱数値rを用いることにより得られる第2
の効果は、複数のパラメータの値を用いて経路選択を行
ない最も良い経路選択結果を最終結果とする時、帯域を
同じくするコネクションが多数存在する場合に乱数値r
を用いないと、各パラメータの値に対して同じ経路選択
結果が得られる可能性が高い。それに対して、乱数値r
を用いると、各パラメータの値に対して異なる経路選択
結果を得ることができ、より良い最終結果が得られる。
の効果は、複数のパラメータの値を用いて経路選択を行
ない最も良い経路選択結果を最終結果とする時、帯域を
同じくするコネクションが多数存在する場合に乱数値r
を用いないと、各パラメータの値に対して同じ経路選択
結果が得られる可能性が高い。それに対して、乱数値r
を用いると、各パラメータの値に対して異なる経路選択
結果を得ることができ、より良い最終結果が得られる。
【0125】このように、乱数値rを用いることにより
経路選択性能の向上が期待できる。
経路選択性能の向上が期待できる。
【0126】また、乱数値rは帯域を同じくする経路選
択対象のコネクションが多数存在する場合に効果を表す
が、そうでない場合に帯域を用いた評価値計算に乱数値
rが大きな影響を与えないようにするため、乱数値rは
小さな値に設定することが望ましい。
択対象のコネクションが多数存在する場合に効果を表す
が、そうでない場合に帯域を用いた評価値計算に乱数値
rが大きな影響を与えないようにするため、乱数値rは
小さな値に設定することが望ましい。
【0127】以上、説明したように、上記第1〜第2の
実施形態によれば、双方向コネクションに評価値と呼ぶ
数値を求め、この数値を用いて、双方向コネクションの
経路選択を行うことができるので、同じ双方向コネクシ
ョンに属する上りコネクションと下りコネクションが同
じ経路を通るという条件のもとに最適な経路選択を効率
的に行える。
実施形態によれば、双方向コネクションに評価値と呼ぶ
数値を求め、この数値を用いて、双方向コネクションの
経路選択を行うことができるので、同じ双方向コネクシ
ョンに属する上りコネクションと下りコネクションが同
じ経路を通るという条件のもとに最適な経路選択を効率
的に行える。
【0128】また、上記第1の実施形態によれば、経路
選択装置1の評価値算出部2は、各双方向コネクション
に対してその双方向ペアをなす上りコネクションの帯域
と下りコネクションの帯域を用いて一つの評価値を算出
し、経路選択部3は、この評価値を基に双方向ペアをな
す上りコネクションと下りコネクションがあたかも1本
のコネクションであるかのように経路を決定するため、
双方向ペアをなす上りコネクションと下りコネクション
に同じ経路を割り当てることができる。
選択装置1の評価値算出部2は、各双方向コネクション
に対してその双方向ペアをなす上りコネクションの帯域
と下りコネクションの帯域を用いて一つの評価値を算出
し、経路選択部3は、この評価値を基に双方向ペアをな
す上りコネクションと下りコネクションがあたかも1本
のコネクションであるかのように経路を決定するため、
双方向ペアをなす上りコネクションと下りコネクション
に同じ経路を割り当てることができる。
【0129】また、評価値算出部2は、各双方向コネク
ションに対してその双方向ペアをなす上りコネクション
の帯域と下りコネクションの帯域の大小比較を行ない、
大きいと判断された帯域の値に第1の重みを乗算したも
のと、小さいと判断された帯域の値に第2の重みを乗算
したものとを加算することによりスカラー量の評価値を
求め、経路選択部3では、その評価値の大きい順で双方
向コネクションの経路決定を行なう順序を決定するが、
その際、評価値がスカラー量であるため、簡単に評価値
の大小比較を行なうことができる。
ションに対してその双方向ペアをなす上りコネクション
の帯域と下りコネクションの帯域の大小比較を行ない、
大きいと判断された帯域の値に第1の重みを乗算したも
のと、小さいと判断された帯域の値に第2の重みを乗算
したものとを加算することによりスカラー量の評価値を
求め、経路選択部3では、その評価値の大きい順で双方
向コネクションの経路決定を行なう順序を決定するが、
その際、評価値がスカラー量であるため、簡単に評価値
の大小比較を行なうことができる。
【0130】さらに、経路選択部3は評価値の大きい順
に双方向コネクションの経路をその最短経路(すなわ
ち、最小コストの経路)で決定していけばよいため、高
速に処理を行なうことができる。
に双方向コネクションの経路をその最短経路(すなわ
ち、最小コストの経路)で決定していけばよいため、高
速に処理を行なうことができる。
【0131】また、上記第2の実施形態によれば、経路
選択装置5のパラメータ変更部6にパラメータの値を複
数用意しておき、各パラメータの値に対して、評価値算
出部7で各双方向コネクションの評価値を算出し、この
評価値を基に経路選択部8で経路の決定を行ない、複数
のパラメータの値を用いて経路選択を繰り返し行なった
結果、最良のものを見つけて最良結果記憶部9に、その
最良の結果を与えるパラメータの値を記憶しておくこと
により、例えば、第1の実施形態のように、1つのパラ
メータの値を用いる場合よりも、より適した経路の選択
結果が得られる。
選択装置5のパラメータ変更部6にパラメータの値を複
数用意しておき、各パラメータの値に対して、評価値算
出部7で各双方向コネクションの評価値を算出し、この
評価値を基に経路選択部8で経路の決定を行ない、複数
のパラメータの値を用いて経路選択を繰り返し行なった
結果、最良のものを見つけて最良結果記憶部9に、その
最良の結果を与えるパラメータの値を記憶しておくこと
により、例えば、第1の実施形態のように、1つのパラ
メータの値を用いる場合よりも、より適した経路の選択
結果が得られる。
【0132】もちろん、最良結果記憶部9は、最良結果
を与えるパラメータの値を記憶するのではなく、最良結
果を与えるパラメータの値を用いて経路選択を行なった
場合の各双方向コネクションの経路を記憶するようにし
てもよい。
を与えるパラメータの値を記憶するのではなく、最良結
果を与えるパラメータの値を用いて経路選択を行なった
場合の各双方向コネクションの経路を記憶するようにし
てもよい。
【0133】次に、第3の実施形態について説明する。
ここでは、片方向コネクションに対して経路選択を行う
場合について説明する。
ここでは、片方向コネクションに対して経路選択を行う
場合について説明する。
【0134】図12は、第3の実施形態に係る経路選択
装置100の構成を示したものである。経路選択装置1
00は、経路探索部101、帯域予約部102、経路決
定部103から構成されている。
装置100の構成を示したものである。経路選択装置1
00は、経路探索部101、帯域予約部102、経路決
定部103から構成されている。
【0135】経路探索部101には、ネットワークトポ
ロジー、リンク容量等の経路の選択対象としてのネット
ワークをモデル化するに足りる情報を含むネットワーク
情報と、各コネクションの発着ノード、帯域、許容最大
ホップ数、経路の好悪等の情報を含むコネクション情報
が入力されて、対象となるネットワークに各コネクショ
ンに対して、その要求に適合する経路を全て求め、経路
情報として帯域予約部102に出力するようになってい
る。
ロジー、リンク容量等の経路の選択対象としてのネット
ワークをモデル化するに足りる情報を含むネットワーク
情報と、各コネクションの発着ノード、帯域、許容最大
ホップ数、経路の好悪等の情報を含むコネクション情報
が入力されて、対象となるネットワークに各コネクショ
ンに対して、その要求に適合する経路を全て求め、経路
情報として帯域予約部102に出力するようになってい
る。
【0136】例えば、経路探索部101は、コネクショ
ンの帯域がリンク容量よりも大きい場合には、そのリン
クを通る経路は無視する。また、コネクションが情報伝
送にかかる遅延に要求値を持つ場合には、要求遅延量よ
りも遅延が大きくなるような経路は無視する。このよう
にして、各コネクションに対して割り当てるべきでない
あるいは割り当てる可能性のない経路を、経路探索部1
01が無視することにより、以後の処理に必要な計算量
を小さくすることができる。
ンの帯域がリンク容量よりも大きい場合には、そのリン
クを通る経路は無視する。また、コネクションが情報伝
送にかかる遅延に要求値を持つ場合には、要求遅延量よ
りも遅延が大きくなるような経路は無視する。このよう
にして、各コネクションに対して割り当てるべきでない
あるいは割り当てる可能性のない経路を、経路探索部1
01が無視することにより、以後の処理に必要な計算量
を小さくすることができる。
【0137】帯域予約部102は、経路探索部101に
より得られた経路情報を用いて、各コネクションに対し
て、その通り得る経路上のリンクにそのコネクションの
帯域を予約していく。あるコネクションのとり得る経路
の中で2つ以上の経路が同じリンクを共有する場合、一
度帯域を予約したリンクにはそれ以上の予約を禁止して
も良いが、何度も同じコネクションの帯域の予約を繰り
返しても良い。
より得られた経路情報を用いて、各コネクションに対し
て、その通り得る経路上のリンクにそのコネクションの
帯域を予約していく。あるコネクションのとり得る経路
の中で2つ以上の経路が同じリンクを共有する場合、一
度帯域を予約したリンクにはそれ以上の予約を禁止して
も良いが、何度も同じコネクションの帯域の予約を繰り
返しても良い。
【0138】図13を参照して、帯域予約部102の帯
域予約方法について説明する。図13では、ノード装置
A〜Eと、そのノード間を伝送路としてのリンク1〜5
により接続して構成されるネットワークを示している。
ノードAからノードBにはリンク1が設けられ、ノード
BからノードCにはリンク2が設けられ、ノードCから
ノードDにはリンク3が設けられ、ノードBからノード
Eにはリンク4が設けられ、ノードEからノードDには
リンク5が設けられている。
域予約方法について説明する。図13では、ノード装置
A〜Eと、そのノード間を伝送路としてのリンク1〜5
により接続して構成されるネットワークを示している。
ノードAからノードBにはリンク1が設けられ、ノード
BからノードCにはリンク2が設けられ、ノードCから
ノードDにはリンク3が設けられ、ノードBからノード
Eにはリンク4が設けられ、ノードEからノードDには
リンク5が設けられている。
【0139】例えば、図13のネットワークに発ノード
Aで着ノードがDのコネクションを1本張る場合を考え
る。このコネクションのとり得る経路として、経路A→
B→C→Dと経路A→B→E→Dの2つの経路があり、
リンク1は2つの経路に共有されている。このとき、帯
域予約部102は、リンク1に、2重にコネクションの
帯域を予約してもよいが、一度帯域を予約すると以後の
予約を禁止してコネクション1本分の帯域を予約しても
よい。
Aで着ノードがDのコネクションを1本張る場合を考え
る。このコネクションのとり得る経路として、経路A→
B→C→Dと経路A→B→E→Dの2つの経路があり、
リンク1は2つの経路に共有されている。このとき、帯
域予約部102は、リンク1に、2重にコネクションの
帯域を予約してもよいが、一度帯域を予約すると以後の
予約を禁止してコネクション1本分の帯域を予約しても
よい。
【0140】経路決定部103は、帯域予約部102で
得られた帯域予約情報を用いて、各コネクションの経路
を決定して、その結果(経路選択結果)を出力するよう
になっている。
得られた帯域予約情報を用いて、各コネクションの経路
を決定して、その結果(経路選択結果)を出力するよう
になっている。
【0141】図14は、第3の実施形態に係る経路選択
装置100の経路決定部103の構成例を示したもので
ある。経路決定部103は、第1の溢れ帯域算出部11
0、評価値算出部111、経路選択部112から構成さ
れている。
装置100の経路決定部103の構成例を示したもので
ある。経路決定部103は、第1の溢れ帯域算出部11
0、評価値算出部111、経路選択部112から構成さ
れている。
【0142】第一の溢れ帯域算出部110は、帯域予約
部102から出力された帯域予約情報と、リンク容量等
のネットワーク情報を用いて各リンクから予約帯域が溢
れる量である第1の溢れ帯域を求めるようになってい
る。
部102から出力された帯域予約情報と、リンク容量等
のネットワーク情報を用いて各リンクから予約帯域が溢
れる量である第1の溢れ帯域を求めるようになってい
る。
【0143】評価値算出部111は、第1の溢れ帯域算
出部110で求められた第1の溢れ帯域と、ネットワー
クトポロジー、リンク容量等のネットワーク情報と、各
コネクションの発着ノード・帯域・許容最大ホップ数・
経路の好悪等のコネクション情報を用いて各コネクショ
ンを設定する経路に対する評価値を求めるようになって
いる。
出部110で求められた第1の溢れ帯域と、ネットワー
クトポロジー、リンク容量等のネットワーク情報と、各
コネクションの発着ノード・帯域・許容最大ホップ数・
経路の好悪等のコネクション情報を用いて各コネクショ
ンを設定する経路に対する評価値を求めるようになって
いる。
【0144】例えば、評価値算出部111は、各リンク
の第1の溢れ帯域の量と各リンク毎に定義された定数を
掛け合わせることにより各リンクのコストを定義し、経
路のコストを経路上のリンクコストの和として計算し、
コネクションが要求する遅延量と経路が保証する遅延量
との差を経路のコストで割ることにより、評価値を求め
る。つまり、コネクションkを経路lに設定する評価値
をVklとすると、Vklは次のように求める。
の第1の溢れ帯域の量と各リンク毎に定義された定数を
掛け合わせることにより各リンクのコストを定義し、経
路のコストを経路上のリンクコストの和として計算し、
コネクションが要求する遅延量と経路が保証する遅延量
との差を経路のコストで割ることにより、評価値を求め
る。つまり、コネクションkを経路lに設定する評価値
をVklとすると、Vklは次のように求める。
【0145】
【数3】 経路選択部112は、評価値Vklの大きい順にa(>
1)本のコネクションに経路を割り当てる。つまり、経
路選択部112は、式(9)を最大にするコネクション
をm、経路をiとすると、コネクションmに経路iを割
り当て、次にコネクションmを除いて式(9)を最大に
するコネクションm′と経路i′を求め、コネクション
m′に経路i′を割り当てる。a本のコネクションに経
路を割り当てたら、設定されたコネクションの予約帯域
をその経路上にないリンクから取り除き、第1の溢れ帯
域の値を再計算する。全てのコネクションの経路を、同
様の操作を繰り返すことにより決定する。
1)本のコネクションに経路を割り当てる。つまり、経
路選択部112は、式(9)を最大にするコネクション
をm、経路をiとすると、コネクションmに経路iを割
り当て、次にコネクションmを除いて式(9)を最大に
するコネクションm′と経路i′を求め、コネクション
m′に経路i′を割り当てる。a本のコネクションに経
路を割り当てたら、設定されたコネクションの予約帯域
をその経路上にないリンクから取り除き、第1の溢れ帯
域の値を再計算する。全てのコネクションの経路を、同
様の操作を繰り返すことにより決定する。
【0146】また、経路選択部112は、帯域の大きい
順にa(>1)本のコネクションを選び、各コネクショ
ンに対して最大の評価値を持つ経路を割り当ててもよ
い。また、経路選択部112は、予め与えられる優先度
の大きい順にa(>1)本のコネクションを選び、各コ
ネクションに対して最大の評価値を持つ経路を選択して
もよい。また、評価値算出部111は、第1の溢れ帯域
の値が「0」となったリンクには、第1の溢れ帯域の値
の代わりに予め与えられた定数を用いてコストを計算し
てもよい。
順にa(>1)本のコネクションを選び、各コネクショ
ンに対して最大の評価値を持つ経路を割り当ててもよ
い。また、経路選択部112は、予め与えられる優先度
の大きい順にa(>1)本のコネクションを選び、各コ
ネクションに対して最大の評価値を持つ経路を選択して
もよい。また、評価値算出部111は、第1の溢れ帯域
の値が「0」となったリンクには、第1の溢れ帯域の値
の代わりに予め与えられた定数を用いてコストを計算し
てもよい。
【0147】この第3の実施形態では、評価値を求め評
価値の大きい順にコネクションの経路を決定している
が、評価値の代わりにコストを求めコストの小さい順に
コネクションの経路を決定することも可能である。
価値の大きい順にコネクションの経路を決定している
が、評価値の代わりにコストを求めコストの小さい順に
コネクションの経路を決定することも可能である。
【0148】図15は、第3の実施形態に係る経路選択
装置100の動作処理を説明するためのフローチャート
である。
装置100の動作処理を説明するためのフローチャート
である。
【0149】図15において、まず、経路探索部101
は、各コネクションの取り得る経路を全てサーチし(ス
テップS50)、経路情報として帯域予約部102に出
力する。帯域予約部102は、各コネクションの帯域を
そのとり得る経路上のリンクに予約し(ステップS5
1)、第1の溢れ帯域算出部110は、帯域予約部10
2から出力された帯域予約情報と、リンク容量等のネッ
トワーク情報を用いて各リンクから予約帯域が溢れる量
である第1の溢れ帯域を求め(ステップS52)、評価
値算出手段111は、第1の溢れ帯域算出部110で求
められた第1の溢れ帯域等をもとに、式(9)から評価
値を算出し(ステップS53)、経路選択部112は、
評価値Vklの大きい順にa(>1)本のコネクションに
経路を割り当てる(ステップS54)。経路が未決定の
コネクションが存在したら(ステップS55)、設定さ
れたコネクションの予約帯域をその経路上にないリンク
から取り除き、第1の溢れ帯域の値を再計算する(ステ
ップS56)。
は、各コネクションの取り得る経路を全てサーチし(ス
テップS50)、経路情報として帯域予約部102に出
力する。帯域予約部102は、各コネクションの帯域を
そのとり得る経路上のリンクに予約し(ステップS5
1)、第1の溢れ帯域算出部110は、帯域予約部10
2から出力された帯域予約情報と、リンク容量等のネッ
トワーク情報を用いて各リンクから予約帯域が溢れる量
である第1の溢れ帯域を求め(ステップS52)、評価
値算出手段111は、第1の溢れ帯域算出部110で求
められた第1の溢れ帯域等をもとに、式(9)から評価
値を算出し(ステップS53)、経路選択部112は、
評価値Vklの大きい順にa(>1)本のコネクションに
経路を割り当てる(ステップS54)。経路が未決定の
コネクションが存在したら(ステップS55)、設定さ
れたコネクションの予約帯域をその経路上にないリンク
から取り除き、第1の溢れ帯域の値を再計算する(ステ
ップS56)。
【0150】図16に示すようなネットワークついて、
図17に示す各コネクションの経路を選択する場合を例
にとり、図15のフローチャートに示した経路選択処理
について具体的に説明する。
図17に示す各コネクションの経路を選択する場合を例
にとり、図15のフローチャートに示した経路選択処理
について具体的に説明する。
【0151】図16には、ノード装置A〜Eと、そのノ
ード間を伝送路としてのリンク1〜5により接続して構
成されるネットワークを示している。ノードAからノー
ドBにはリンク1が設けられ、ノードBからノードCに
はリンク2が設けられ、ノードAからノードDにはリン
ク3が設けられ、ノードDからノードCにはリンク4が
設けられ、ノードDからノードEにはリンク5が設けら
れている。
ード間を伝送路としてのリンク1〜5により接続して構
成されるネットワークを示している。ノードAからノー
ドBにはリンク1が設けられ、ノードBからノードCに
はリンク2が設けられ、ノードAからノードDにはリン
ク3が設けられ、ノードDからノードCにはリンク4が
設けられ、ノードDからノードEにはリンク5が設けら
れている。
【0152】説明を簡単にするため、リンクのコストを
第1の溢れ帯域の量で定義し、コネクションの遅延に関
する要求を考慮に入れないこととする。また、評価値の
大きい順にコネクションとその経路を選ぶ代わりに、コ
ストの小さい順にコネクションとその経路を選択する。
また、各リンクの容量は全て150Mbpsとする。
第1の溢れ帯域の量で定義し、コネクションの遅延に関
する要求を考慮に入れないこととする。また、評価値の
大きい順にコネクションとその経路を選ぶ代わりに、コ
ストの小さい順にコネクションとその経路を選択する。
また、各リンクの容量は全て150Mbpsとする。
【0153】まず、図17に示した各コネクションi
(i=1〜4)のとり得る経路を求める(ステップS5
0)。発ノードがAで着ノードがCであるコネクション
1と2がとり得る経路は経路A→B→Cと経路A→D→
Cであり、発ノードがAで着ノードがEであるコネクシ
ョン3がとり得る経路は経路A→D→Eであり、発ノー
ドがDで着ノードがEのコネクション4がとり得る経路
は経路D→Eである。
(i=1〜4)のとり得る経路を求める(ステップS5
0)。発ノードがAで着ノードがCであるコネクション
1と2がとり得る経路は経路A→B→Cと経路A→D→
Cであり、発ノードがAで着ノードがEであるコネクシ
ョン3がとり得る経路は経路A→D→Eであり、発ノー
ドがDで着ノードがEのコネクション4がとり得る経路
は経路D→Eである。
【0154】次に、コネクションの帯域を各リンクに予
約していく(ステップS51)。その結果としての帯域
の予約状況を図18に示す。すなわち、図17のコネク
ション1については、そのとり得る経路は経路ABCと
経路ADCであるので、リンク1〜4にそれぞれ10M
bpsが予約される。図17のコネクション1について
は、そのとり得る経路は経路ABCと経路ADCである
ので、リンク1〜4にそれぞれ10Mbpsが予約され
る。図17のコネクション3については、そのとり得る
経路は経路ADEであるので、リンク3とリンク5にそ
れぞれ145Mbpsが予約される。図17のコネクシ
ョン4については、そのとり得る経路は経路DEである
ので、リンク5に5Mbpsが予約される。
約していく(ステップS51)。その結果としての帯域
の予約状況を図18に示す。すなわち、図17のコネク
ション1については、そのとり得る経路は経路ABCと
経路ADCであるので、リンク1〜4にそれぞれ10M
bpsが予約される。図17のコネクション1について
は、そのとり得る経路は経路ABCと経路ADCである
ので、リンク1〜4にそれぞれ10Mbpsが予約され
る。図17のコネクション3については、そのとり得る
経路は経路ADEであるので、リンク3とリンク5にそ
れぞれ145Mbpsが予約される。図17のコネクシ
ョン4については、そのとり得る経路は経路DEである
ので、リンク5に5Mbpsが予約される。
【0155】次に、各リンクにおける第1の溢れ帯域を
計算する(ステップS52)。図18に示した各リンク
における予約状況から、リンク1〜5には、それぞれ、
20Mbps、20Mbps、165Mbps、20M
bps、150Mbpsの帯域が予約されていることが
分かる。さて、ここで、リンクm(m=1〜5)の溢れ
帯域の量をξm で示し、第1の溢れベクトルO=
{ξ1 ,ξ2 ,…,ξ5 }を定義すると、各リンクの容
量が150Mbpsであることから、図18より明らか
なように、O={0,0,15,0,0}となる。すな
わち、この例では、予約帯域の合計値からリンク容量を
引いた値を溢れ帯域としている。
計算する(ステップS52)。図18に示した各リンク
における予約状況から、リンク1〜5には、それぞれ、
20Mbps、20Mbps、165Mbps、20M
bps、150Mbpsの帯域が予約されていることが
分かる。さて、ここで、リンクm(m=1〜5)の溢れ
帯域の量をξm で示し、第1の溢れベクトルO=
{ξ1 ,ξ2 ,…,ξ5 }を定義すると、各リンクの容
量が150Mbpsであることから、図18より明らか
なように、O={0,0,15,0,0}となる。すな
わち、この例では、予約帯域の合計値からリンク容量を
引いた値を溢れ帯域としている。
【0156】しかし、実際にリンク3に収容することの
できる予約帯域の組合せは{コネクション1、コネクシ
ョン2}または{コネクション3}である。そのため、
リンクに収容できない帯域の和という意味において第1
の溢れ帯域を145Mbpsあるいは20Mbps(=
10+10)として求めてもよい。つまり、リンク容量
と個々の予約帯域とからナップザック問題を解き、リン
クに入らなかった予約帯域の和を求めることにより第1
の溢れ帯域としてもよい。
できる予約帯域の組合せは{コネクション1、コネクシ
ョン2}または{コネクション3}である。そのため、
リンクに収容できない帯域の和という意味において第1
の溢れ帯域を145Mbpsあるいは20Mbps(=
10+10)として求めてもよい。つまり、リンク容量
と個々の予約帯域とからナップザック問題を解き、リン
クに入らなかった予約帯域の和を求めることにより第1
の溢れ帯域としてもよい。
【0157】次に、この第1の溢れ帯域をもとに、各コ
ネクションについての評価値を求める(ステップS5
3)。なお、ここでは、リンクのコストを第1の溢れ帯
域の量で定義し、そのコストの小さい順にコネクション
とその経路を選択するものとしている。
ネクションについての評価値を求める(ステップS5
3)。なお、ここでは、リンクのコストを第1の溢れ帯
域の量で定義し、そのコストの小さい順にコネクション
とその経路を選択するものとしている。
【0158】すなわち、ステップS54では、コストの
小さい順にa本のコネクションをその経路に設定する。
ここでは、a=1として1本のコネクションを張る毎に
ステップS56で第1の溢れ帯域を計算し直すものとす
るコネクション1に経路A→B→Cを設定したとすると
その経路のコストは「0」であり、経路A→D→Cを設
定したとするとその経路のコストは「15」である。コ
ネクション2に経路A→B→Cを設定したとするとその
経路のコストは「0」であり、経路A→D→Cを設定し
たとするとその経路のコストは「15」である。コネク
ション3に経路A→D→Eを設定したとするとその経路
のコストは「15」であり、コネクション4に経路D→
Eを設定したとするとその経路のコストは「0」であ
る。
小さい順にa本のコネクションをその経路に設定する。
ここでは、a=1として1本のコネクションを張る毎に
ステップS56で第1の溢れ帯域を計算し直すものとす
るコネクション1に経路A→B→Cを設定したとすると
その経路のコストは「0」であり、経路A→D→Cを設
定したとするとその経路のコストは「15」である。コ
ネクション2に経路A→B→Cを設定したとするとその
経路のコストは「0」であり、経路A→D→Cを設定し
たとするとその経路のコストは「15」である。コネク
ション3に経路A→D→Eを設定したとするとその経路
のコストは「15」であり、コネクション4に経路D→
Eを設定したとするとその経路のコストは「0」であ
る。
【0159】これらの中で最小コストの経路を探す。コ
スト「0」の経路が3つあるのでその中の一つを選び、
エネクション1に経路A→B→Cを設定したものとす
る。すると、ステップS56で、第1の溢れ帯域を計算
し直す。この時、経路A→D→Cに予約したコネクショ
ン1の帯域を取り除き、経路A→B→C上のリンク容量
をコネクション1の帯域の分だけ減じる。その結果、第
一の溢れ帯域Oは、O={0,0,5,0,0}とな
る。同様にして、コネクション2に経路A→B→Cを割
り当てる。そして、第1の溢れ帯域を計算し直し、O=
{0,0,0,0,0}を得る。同様の繰り返しによ
り、コネクション3に経路A→D→Eを設定し、コネク
ション4に経路D→Eを設定する。
スト「0」の経路が3つあるのでその中の一つを選び、
エネクション1に経路A→B→Cを設定したものとす
る。すると、ステップS56で、第1の溢れ帯域を計算
し直す。この時、経路A→D→Cに予約したコネクショ
ン1の帯域を取り除き、経路A→B→C上のリンク容量
をコネクション1の帯域の分だけ減じる。その結果、第
一の溢れ帯域Oは、O={0,0,5,0,0}とな
る。同様にして、コネクション2に経路A→B→Cを割
り当てる。そして、第1の溢れ帯域を計算し直し、O=
{0,0,0,0,0}を得る。同様の繰り返しによ
り、コネクション3に経路A→D→Eを設定し、コネク
ション4に経路D→Eを設定する。
【0160】ここでは、全てのコネクションの全ての経
路のコストを一旦計算し、その最小コストの経路を選ん
だが、帯域が最大であるコネクションをまず選び、選ば
れたコネクションをその最小コスト経路に設定するよう
にしてもよい。
路のコストを一旦計算し、その最小コストの経路を選ん
だが、帯域が最大であるコネクションをまず選び、選ば
れたコネクションをその最小コスト経路に設定するよう
にしてもよい。
【0161】次に、第4の実施形態について説明する。
【0162】この第4の実施形態における経路選択装置
1では、経路決定部103の構成が第3の実施形態と異
なる。
1では、経路決定部103の構成が第3の実施形態と異
なる。
【0163】図19は、図12の経路決定部103の他
の構成例を示したもので、第2の溢れ帯域算出部12
0、評価値算出部121、経路選択部122から構成さ
れる。
の構成例を示したもので、第2の溢れ帯域算出部12
0、評価値算出部121、経路選択部122から構成さ
れる。
【0164】第2の溢れ帯域算出部120は、コネクシ
ョンをある経路に設定したと仮定し、そのコネクション
の予約帯域をその経路上以外のリンクから取り除いた場
合に、リンクから予約帯域が溢れる量である第2の溢れ
帯域を、全てのコネクションの全ての経路に対して求め
る。
ョンをある経路に設定したと仮定し、そのコネクション
の予約帯域をその経路上以外のリンクから取り除いた場
合に、リンクから予約帯域が溢れる量である第2の溢れ
帯域を、全てのコネクションの全ての経路に対して求め
る。
【0165】評価値算出部121は、全てのコネクショ
ンの全ての経路に対して、第2の溢れ帯域とリンク毎に
定義された定数との重み和によりコストを定義する。評
価値算出部121は、このコストの逆数により評価値を
求める。
ンの全ての経路に対して、第2の溢れ帯域とリンク毎に
定義された定数との重み和によりコストを定義する。評
価値算出部121は、このコストの逆数により評価値を
求める。
【0166】経路選択部122は、少なくとも1本のコ
ネクションを評価値の大きい順に経路に決定していく。
経路の決定したコネクションの予約帯域は、その経路上
以外のリンクから取り除く。以後、この操作を全てのコ
ネクションの経路が決定するまで繰り返す。
ネクションを評価値の大きい順に経路に決定していく。
経路の決定したコネクションの予約帯域は、その経路上
以外のリンクから取り除く。以後、この操作を全てのコ
ネクションの経路が決定するまで繰り返す。
【0167】評価値算出部121は、コストの逆数で評
価値を求める代わりに、あるコネクションがある経路を
通過する場合に得られる利得を定義し、この利得をコス
トで割ることにより評価値を求めても良い。評価値算出
部121は、全てのリンクに対して第2の溢れ帯域の値
が「0」である場合には、経路のコストとして予め与え
られる定数を用いてもよい。
価値を求める代わりに、あるコネクションがある経路を
通過する場合に得られる利得を定義し、この利得をコス
トで割ることにより評価値を求めても良い。評価値算出
部121は、全てのリンクに対して第2の溢れ帯域の値
が「0」である場合には、経路のコストとして予め与え
られる定数を用いてもよい。
【0168】図20は、第4の実施形態に係る経路選択
装置100の動作処理を説明するためのフローチャート
である。
装置100の動作処理を説明するためのフローチャート
である。
【0169】まず、経路探索部101は、各コネクショ
ンの取り得る経路を全てサーチし(ステップS60)、
その結果を経路情報として帯域予約部102に出力す
る。
ンの取り得る経路を全てサーチし(ステップS60)、
その結果を経路情報として帯域予約部102に出力す
る。
【0170】帯域予約部102は、各コネクションの帯
域をそのとり得る経路上のリンクに予約し(ステップS
61)、第2の溢れ帯域算出部120は、コネクション
をある経路に設定したと仮定し、そのコネクションの予
約帯域をその経路上以外のリンクから取り除いた場合
に、リンクから予約帯域が溢れる量である第2の溢れ帯
域を、全てのコネクションの全ての経路に対して求める
(ステップS62)。
域をそのとり得る経路上のリンクに予約し(ステップS
61)、第2の溢れ帯域算出部120は、コネクション
をある経路に設定したと仮定し、そのコネクションの予
約帯域をその経路上以外のリンクから取り除いた場合
に、リンクから予約帯域が溢れる量である第2の溢れ帯
域を、全てのコネクションの全ての経路に対して求める
(ステップS62)。
【0171】評価値算出部121は、第2の溢れ帯域を
用いて評価値を算出し(ステップS63)、その算出さ
れた評価値の大きい順に、経路選択部122で、コネク
ションの経路を選択し(ステップS64)、全てのコネ
クションの経路が決定するまで(ステップS65)、帯
域予約情報を変更しながら(ステップS66)、ステッ
プS62〜ステップS65の処理を繰り返す。
用いて評価値を算出し(ステップS63)、その算出さ
れた評価値の大きい順に、経路選択部122で、コネク
ションの経路を選択し(ステップS64)、全てのコネ
クションの経路が決定するまで(ステップS65)、帯
域予約情報を変更しながら(ステップS66)、ステッ
プS62〜ステップS65の処理を繰り返す。
【0172】図16に示すようなネットワークついて、
図17に示す各コネクションの経路を選択する場合を例
にとり、図20のフローチャートに示した経路選択処理
について具体的に説明する。
図17に示す各コネクションの経路を選択する場合を例
にとり、図20のフローチャートに示した経路選択処理
について具体的に説明する。
【0173】まず、図17に示した各コネクションi
(i=1〜4)のとり得る経路を求め(ステップS6
0)、コネクションの帯域を各リンクに予約していく
(ステップS61)。その結果としての帯域の予約状況
を図18に示す。また、このとき、サーチされた、取り
得る経路を図21に示す。すなわち、図21において、
経路A→B→Cには経路番号1が付され、経路A→D→
Cには経路番号2が付され、経路A→D→Eには、経路
番号3が付され、経路D→Eには経路番号4が付されて
いる。
(i=1〜4)のとり得る経路を求め(ステップS6
0)、コネクションの帯域を各リンクに予約していく
(ステップS61)。その結果としての帯域の予約状況
を図18に示す。また、このとき、サーチされた、取り
得る経路を図21に示す。すなわち、図21において、
経路A→B→Cには経路番号1が付され、経路A→D→
Cには経路番号2が付され、経路A→D→Eには、経路
番号3が付され、経路D→Eには経路番号4が付されて
いる。
【0174】次に、第2の溢れ帯域算出部121で第2
の溢れ帯域を算出する(ステップS62)。ここで、コ
ネクションkを経路番号lの経路に設定したと仮定した
場合の第2の溢れ帯域をOklと記述することにする。図
17のコネクション1を図21の経路番号1の経路に設
定したと仮定し、経路番号2の経路上の帯域からコネク
ション1の予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求め
るとO11={0,0,5,0,0}となる。
の溢れ帯域を算出する(ステップS62)。ここで、コ
ネクションkを経路番号lの経路に設定したと仮定した
場合の第2の溢れ帯域をOklと記述することにする。図
17のコネクション1を図21の経路番号1の経路に設
定したと仮定し、経路番号2の経路上の帯域からコネク
ション1の予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求め
るとO11={0,0,5,0,0}となる。
【0175】コネクション1を経路番号2の経路に設定
したと仮定し、経路番号1の経路上の帯域からコネクシ
ョン1の予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求める
とO12={0,0,15,0,0}となる。
したと仮定し、経路番号1の経路上の帯域からコネクシ
ョン1の予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求める
とO12={0,0,15,0,0}となる。
【0176】コネクション2についても同様にO21=
{0,0,5,0,0}、O22={0,0,15,0,
0}となる。
{0,0,5,0,0}、O22={0,0,15,0,
0}となる。
【0177】コネクション3に経路番号3の経路を設定
したと仮定すると、コネクション3は他にとり得る経路
がないため取り除くべき予約帯域は存在せず、第2の溢
れ帯域はO33={0,0,15,0,0}となる。
したと仮定すると、コネクション3は他にとり得る経路
がないため取り除くべき予約帯域は存在せず、第2の溢
れ帯域はO33={0,0,15,0,0}となる。
【0178】コネクション4についても同様に第2の溢
れ帯域を求めるとO44={0,0,15,0,0}とな
る。
れ帯域を求めるとO44={0,0,15,0,0}とな
る。
【0179】次に、第2の溢れ帯域Oklより評価値Vkl
を次式で求める(ステップS63)。
を次式で求める(ステップS63)。
【0180】
【数4】 但し、Cklは、コネクションkを経路lに張る時に得ら
れる利得を表す。ここでは、簡単のためCkl=(コネク
ションkの帯域)とする。もちろん、Cklはコネクショ
ン毎、経路毎に異なる値をとってもよい。
れる利得を表す。ここでは、簡単のためCkl=(コネク
ションkの帯域)とする。もちろん、Cklはコネクショ
ン毎、経路毎に異なる値をとってもよい。
【0181】式(10)を用いて算出された評価値を列
挙すると、V11=10/5、V12=10/15、V21=
10/5、V22=10/15、V33=145/15、V
44=5/15となる。
挙すると、V11=10/5、V12=10/15、V21=
10/5、V22=10/15、V33=145/15、V
44=5/15となる。
【0182】次に、図20のフローチャートのステップ
S64の処理において、a=2とすると、コネクション
1が経路番号1の経路に、コネクション3が経路番号3
の経路にコネクションが設定されることになる。
S64の処理において、a=2とすると、コネクション
1が経路番号1の経路に、コネクション3が経路番号3
の経路にコネクションが設定されることになる。
【0183】次に、帯域予約情報を変更する(ステップ
S66)。つまり、コネクション1の予約帯域を経路番
号1の経路以外のリンク(リンク3、リンク4)から取
り除く。
S66)。つまり、コネクション1の予約帯域を経路番
号1の経路以外のリンク(リンク3、リンク4)から取
り除く。
【0184】そして、ステップS62に戻り、経路の決
定していないコネクションに対して第2の溢れ帯域を求
める。すると、O21={0,0,0,0,0}、O22=
{0,0,5,0,0}、O44={0,0,5,0,
0}となる。Okl={0,0,0,0,0}のとき、式
(10)を用いて評価値を求めることはできないため、
Vkl=Cklで評価値を求めることにする(ステップS6
3)。その結果、V21=10、V22=10/5、V44=
5/5となり、コネクション2が経路番号2の経路に、
コネクション4が経路番号4の経路に設定されることと
なる(ステップS64)。
定していないコネクションに対して第2の溢れ帯域を求
める。すると、O21={0,0,0,0,0}、O22=
{0,0,5,0,0}、O44={0,0,5,0,
0}となる。Okl={0,0,0,0,0}のとき、式
(10)を用いて評価値を求めることはできないため、
Vkl=Cklで評価値を求めることにする(ステップS6
3)。その結果、V21=10、V22=10/5、V44=
5/5となり、コネクション2が経路番号2の経路に、
コネクション4が経路番号4の経路に設定されることと
なる(ステップS64)。
【0185】この例では、全てのコネクションの全ての
経路に対して第2の溢れ帯域を求め評価値を求めている
が、計算量を削減するために、利得の大きい順にコネク
ションを少なくとも1本のコネクションを選び、選ばれ
たコネクションに対してのみ評価値を求めてもよい。
経路に対して第2の溢れ帯域を求め評価値を求めている
が、計算量を削減するために、利得の大きい順にコネク
ションを少なくとも1本のコネクションを選び、選ばれ
たコネクションに対してのみ評価値を求めてもよい。
【0186】次に、第5の実施形態について説明する。
【0187】この第5の実施形態における経路選択装置
1では、経路決定部103の構成が第3の実施形態と異
なる。
1では、経路決定部103の構成が第3の実施形態と異
なる。
【0188】図22は、図12の経路決定部103のさ
らに他の構成例を示したもので、第1の溢れ帯域算出部
130、第2の溢れ帯域算出部131、評価値算出部1
32、経路選択部133から構成される。
らに他の構成例を示したもので、第1の溢れ帯域算出部
130、第2の溢れ帯域算出部131、評価値算出部1
32、経路選択部133から構成される。
【0189】第1の溢れ帯域算出部130は、帯域予約
情報と、リンク容量等のネットワーク情報を用いて各リ
ンクから予約帯域が溢れる量である第1の溢れ帯域を求
めるものである。
情報と、リンク容量等のネットワーク情報を用いて各リ
ンクから予約帯域が溢れる量である第1の溢れ帯域を求
めるものである。
【0190】第2の溢れ帯域算出部131は、全てのコ
ネクションの全ての経路に対して、コネクションがある
経路を通ったものと仮定し、その経路上にないリンクか
らそのコネクションの予約帯域を取り除いた場合に、予
約帯域がリンクから溢れる量である第2の溢れ帯域を求
めるものである。
ネクションの全ての経路に対して、コネクションがある
経路を通ったものと仮定し、その経路上にないリンクか
らそのコネクションの予約帯域を取り除いた場合に、予
約帯域がリンクから溢れる量である第2の溢れ帯域を求
めるものである。
【0191】評価値算出部132は、第1の溢れ帯域と
第2の溢れ帯域とネットワーク情報とコネクション情報
から各コネクションとその経路に対して評価値を算出す
るようになっている。
第2の溢れ帯域とネットワーク情報とコネクション情報
から各コネクションとその経路に対して評価値を算出す
るようになっている。
【0192】経路選択部133は、評価値算出部132
で算出された評価値に従いコネクションに経路を設定す
るものである。
で算出された評価値に従いコネクションに経路を設定す
るものである。
【0193】図23は、第5の実施形態に係る経路選択
装置100の動作処理を説明するためのフローチャート
である。
装置100の動作処理を説明するためのフローチャート
である。
【0194】まず、経路探索部101が各コネクション
の取り得る経路を全てサーチし(ステップS70)、そ
の結果を経路情報として帯域予約部102に出力する。
の取り得る経路を全てサーチし(ステップS70)、そ
の結果を経路情報として帯域予約部102に出力する。
【0195】帯域予約部102は、各コネクションの帯
域をそのとり得る経路上のリンクに予約し(ステップS
71)、第1の溢れ帯域算出部130は、帯域予約部1
02から出力された帯域予約情報と、リンク容量等のネ
ットワーク情報を用いて各リンクから予約帯域が溢れる
量である第1の溢れ帯域を求め(ステップS72)、さ
らに、第2の溢れ帯域算出部131は、経路が未決定で
第2の溢れ帯域をまだ求めていないコネクションを1本
選び(ステップS73)、そのコネクションが通り得る
各経路に対して、第2の溢れ帯域を求める(ステップS
74)。
域をそのとり得る経路上のリンクに予約し(ステップS
71)、第1の溢れ帯域算出部130は、帯域予約部1
02から出力された帯域予約情報と、リンク容量等のネ
ットワーク情報を用いて各リンクから予約帯域が溢れる
量である第1の溢れ帯域を求め(ステップS72)、さ
らに、第2の溢れ帯域算出部131は、経路が未決定で
第2の溢れ帯域をまだ求めていないコネクションを1本
選び(ステップS73)、そのコネクションが通り得る
各経路に対して、第2の溢れ帯域を求める(ステップS
74)。
【0196】全ての経路未決定のコネクションに対し第
2の溢れ帯域を算出したら(ステップS75)、次に、
評価値算出部132は、経路未決定の全てのコネクショ
ンの全ての経路に対する評価値を第1の溢れ帯域と第2
の溢れ帯域とを用いて求める(ステップS76)。
2の溢れ帯域を算出したら(ステップS75)、次に、
評価値算出部132は、経路未決定の全てのコネクショ
ンの全ての経路に対する評価値を第1の溢れ帯域と第2
の溢れ帯域とを用いて求める(ステップS76)。
【0197】経路選択部133は、算出された評価値を
最大とするコネクションと経路を求め、そのコネクショ
ンをその経路に設定する(ステップS77)。経路未決
定のコネクションが存在するときは、再びステップS7
2に戻り、全てのコネクションに対し経路が設定される
まで、ステップS72〜ステップS78の処理を繰り返
す。
最大とするコネクションと経路を求め、そのコネクショ
ンをその経路に設定する(ステップS77)。経路未決
定のコネクションが存在するときは、再びステップS7
2に戻り、全てのコネクションに対し経路が設定される
まで、ステップS72〜ステップS78の処理を繰り返
す。
【0198】図16に示すようなネットワークにおい
て、図17に示す各コネクションの経路を選択する場合
を例にとり、図23のフローチャートに示した経路選択
処理について具体的に説明する。
て、図17に示す各コネクションの経路を選択する場合
を例にとり、図23のフローチャートに示した経路選択
処理について具体的に説明する。
【0199】まず、図17に示した各コネクションi
(i=1〜4)のとり得る経路を求め(ステップS7
0)、コネクションの帯域を各リンクに予約していく
(ステップS71)。その結果としての帯域の予約状況
を図18に示す。
(i=1〜4)のとり得る経路を求め(ステップS7
0)、コネクションの帯域を各リンクに予約していく
(ステップS71)。その結果としての帯域の予約状況
を図18に示す。
【0200】このとき、第1の溢れ帯域を求めるとO=
{0,0,15,0,0}となる(ステップS72)。
{0,0,15,0,0}となる(ステップS72)。
【0201】次に、第2の溢れ帯域を求める(ステップ
S73)。記述を簡単にするため、サーチされた、取り
得る経路を図21に示す。また、コネクションkを経路
lに設定したと仮定した場合の第2の溢れ帯域をOklと
記述することにする。
S73)。記述を簡単にするため、サーチされた、取り
得る経路を図21に示す。また、コネクションkを経路
lに設定したと仮定した場合の第2の溢れ帯域をOklと
記述することにする。
【0202】コネクション1を経路番号1の経路に設定
したと仮定し、経路番号2の経路上のコネクション1の
予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求めるとO11=
{0,0,5,0,0}となる。
したと仮定し、経路番号2の経路上のコネクション1の
予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求めるとO11=
{0,0,5,0,0}となる。
【0203】コネクション1を経路番号2の経路に設定
したと仮定し、経路番号1の経路上のコネクション1の
予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求めるとO12=
{0,0,15,0,0}となる。
したと仮定し、経路番号1の経路上のコネクション1の
予約帯域を取り除き、第2の溢れ帯域を求めるとO12=
{0,0,15,0,0}となる。
【0204】コネクション2についても同様にO21=
{0,0,5,0,0}、O22={0,0,15,0,
0}となる。
{0,0,5,0,0}、O22={0,0,15,0,
0}となる。
【0205】コネクション3に経路番号3の経路を設定
したと仮定すると、コネクション3は他にとり得る経路
がないため取り除くべき予約帯域は存在せず、第2の溢
れ帯域はO33={0,0,15,0,0}となる。
したと仮定すると、コネクション3は他にとり得る経路
がないため取り除くべき予約帯域は存在せず、第2の溢
れ帯域はO33={0,0,15,0,0}となる。
【0206】コネクション4についても同様に第2の溢
れ帯域を求めるとO44={0,0,15,0,0}とな
る。
れ帯域を求めるとO44={0,0,15,0,0}とな
る。
【0207】次に、ステップS76に進み、各コネクシ
ョンの全ての経路に対する評価値を求める。コネクショ
ンkを経路lに設定した時の評価値をVklと書くことに
すると、Vklは、 Vkl=Ckl(O・(O−Okl)) …(11) と計算できる。ただし、O・O′はベクトルOとベクト
ルO′との内積を表し、Cklはコネクションkを経路l
に設定する時に得られる利得である。また、評価値Vkl
は、コネクションkを経路lに決定するために必要なコ
ストKklを用いて、 Vkl=(O・(O−Okl))/Kkl …(12) として求めても良い。
ョンの全ての経路に対する評価値を求める。コネクショ
ンkを経路lに設定した時の評価値をVklと書くことに
すると、Vklは、 Vkl=Ckl(O・(O−Okl)) …(11) と計算できる。ただし、O・O′はベクトルOとベクト
ルO′との内積を表し、Cklはコネクションkを経路l
に設定する時に得られる利得である。また、評価値Vkl
は、コネクションkを経路lに決定するために必要なコ
ストKklを用いて、 Vkl=(O・(O−Okl))/Kkl …(12) として求めても良い。
【0208】ここでは、コストKklをコネクションkの
帯域と経路のホップ数との積として定義し、評価値を式
(12)で計算する。すると、 V11=(15×10)/(2×10)=15/2 V12=0/(2×10)=0 となる。
帯域と経路のホップ数との積として定義し、評価値を式
(12)で計算する。すると、 V11=(15×10)/(2×10)=15/2 V12=0/(2×10)=0 となる。
【0209】コネクション2、3、4に対しても同様
に、 V21=(15×10)/(2×10)=15/2 V22=0/(2×10)=0 V33=0/(2×145)=0 V44=0/5=0 となる。
に、 V21=(15×10)/(2×10)=15/2 V22=0/(2×10)=0 V33=0/(2×145)=0 V44=0/5=0 となる。
【0210】次に、ステップS77に進み、評価値の最
大値を探すとV11=V21=15/2であることがわか
る。そこで、コネクション1に経路番号1の経路を設定
する。
大値を探すとV11=V21=15/2であることがわか
る。そこで、コネクション1に経路番号1の経路を設定
する。
【0211】さらに、ステップS72に進み、第1の溢
れ帯域を再計算する。すなわち、経路番号2の経路上の
リンクに予約されたコネクション1の予約帯域を取り除
き、経路1上のリンクの容量をコネクション1の帯域の
分だけ減じる。その後、各リンクから溢れる予約帯域の
量を求めると、O={0,0,5,0,0}となる。
れ帯域を再計算する。すなわち、経路番号2の経路上の
リンクに予約されたコネクション1の予約帯域を取り除
き、経路1上のリンクの容量をコネクション1の帯域の
分だけ減じる。その後、各リンクから溢れる予約帯域の
量を求めると、O={0,0,5,0,0}となる。
【0212】第2の溢れ帯域を同様にして求めると、O
21={0,0,0,0,0}、O22={0,0,5,
0,0}、O33={0,0,5,0,0}、O44=
{0,0,5,0,0}となる(ステップS73〜ステ
ップS74)。
21={0,0,0,0,0}、O22={0,0,5,
0,0}、O33={0,0,5,0,0}、O44=
{0,0,5,0,0}となる(ステップS73〜ステ
ップS74)。
【0213】評価値を求めると、V21=5/20、V22
=0、V44=0となり(ステップS76)、最大の評価
値はV21であるため、コネクション2に経路番号1の経
路を設定する。
=0、V44=0となり(ステップS76)、最大の評価
値はV21であるため、コネクション2に経路番号1の経
路を設定する。
【0214】以後、同様の繰り返しにより、コネクショ
ン3に経路番号3の経路を、コネクション4に経路番号
4の経路を設定する。
ン3に経路番号3の経路を、コネクション4に経路番号
4の経路を設定する。
【0215】なお、ここでは、コネクションを1本張る
毎に第1の溢れ帯域の計算を行なっているが、計算量を
減少させるためにa(>1)本コネクションを張るまで
は第1の溢れ帯域の再計算を行なわず、a本のコネクシ
ョンを張る毎に第1の溢れ帯域の再計算を行なってもよ
い。また、ここでは、全てのコネクションの全ての経路
に対して評価値の計算を行なっているが、計算量を減少
させるために、コネクショの優先度・帯域等の情報から
評価値を求めるコネクショクを制限してもよい。
毎に第1の溢れ帯域の計算を行なっているが、計算量を
減少させるためにa(>1)本コネクションを張るまで
は第1の溢れ帯域の再計算を行なわず、a本のコネクシ
ョンを張る毎に第1の溢れ帯域の再計算を行なってもよ
い。また、ここでは、全てのコネクションの全ての経路
に対して評価値の計算を行なっているが、計算量を減少
させるために、コネクショの優先度・帯域等の情報から
評価値を求めるコネクショクを制限してもよい。
【0216】例えば、図24に示すネットワークを考え
る。図24は、図16に示したネットワークに、さら
に、ノードAとノードDの間にリンク6を張り、ノード
間に2本のリンク(リンク3とリンク6)が張られてい
る場合を示している。このとき、リンク3とリンク6を
論理的に1本のリンクであると考え帯域の予約を行な
う。そして、第1あるいは第2の溢れ帯域を求める時
は、既に経路の決定したコネクションの帯域と予約帯域
の和からリンク容量の和を引くことにより溢れ帯域を求
めることができる。あるいは、既に経路の決定したコネ
クションの帯域は必ずどれかのリンクに収容されるとい
う条件の下にナップザック問題を解くことにより溢れ帯
域を求めてもよい。
る。図24は、図16に示したネットワークに、さら
に、ノードAとノードDの間にリンク6を張り、ノード
間に2本のリンク(リンク3とリンク6)が張られてい
る場合を示している。このとき、リンク3とリンク6を
論理的に1本のリンクであると考え帯域の予約を行な
う。そして、第1あるいは第2の溢れ帯域を求める時
は、既に経路の決定したコネクションの帯域と予約帯域
の和からリンク容量の和を引くことにより溢れ帯域を求
めることができる。あるいは、既に経路の決定したコネ
クションの帯域は必ずどれかのリンクに収容されるとい
う条件の下にナップザック問題を解くことにより溢れ帯
域を求めてもよい。
【0217】以上、説明したように、上記第3〜第5の
実施形態によれば、経路探索部101により各コネクシ
ョンのとり得る経路を全て探索し、帯域予約部102で
各コネクションの帯域を経路探索部101により求めら
れた経路上のリンクに予約して、経路決定部103は、
この予約状況を経路選択のための情報として用いてコネ
クションの経路を決定していくことにより、高い近似精
度で経路選択問題を解くことが可能となる。すなわち、
各コネクションに対して、その帯域をそのコネクション
の取り得る全ての経路に予約し、溢れ帯域と呼ぶ各リン
クから溢れる予約帯域の量を求め、この溢れ帯域をなる
べく減らすようにコネクションの経路を決定することが
できるので、過度にリンクの負荷を分散することなく、
経路選択問題の精度のよい近似解を得ることができる。
実施形態によれば、経路探索部101により各コネクシ
ョンのとり得る経路を全て探索し、帯域予約部102で
各コネクションの帯域を経路探索部101により求めら
れた経路上のリンクに予約して、経路決定部103は、
この予約状況を経路選択のための情報として用いてコネ
クションの経路を決定していくことにより、高い近似精
度で経路選択問題を解くことが可能となる。すなわち、
各コネクションに対して、その帯域をそのコネクション
の取り得る全ての経路に予約し、溢れ帯域と呼ぶ各リン
クから溢れる予約帯域の量を求め、この溢れ帯域をなる
べく減らすようにコネクションの経路を決定することが
できるので、過度にリンクの負荷を分散することなく、
経路選択問題の精度のよい近似解を得ることができる。
【0218】また、上記第3の実施形態によれば、各リ
ンク毎に予約された帯域の中でリンクに収容することの
できない帯域である第1の溢れ帯域の量を経路決定部1
03が用いることにより、各リンクから溢れる可能性の
ある帯域の量を知ることができ、この第1の溢れ帯域を
減らすようにコネクションの経路を決定していくことに
より、高い近似精度で経路選択問題を解くことが可能と
なる。
ンク毎に予約された帯域の中でリンクに収容することの
できない帯域である第1の溢れ帯域の量を経路決定部1
03が用いることにより、各リンクから溢れる可能性の
ある帯域の量を知ることができ、この第1の溢れ帯域を
減らすようにコネクションの経路を決定していくことに
より、高い近似精度で経路選択問題を解くことが可能と
なる。
【0219】また、上記第4の実施形態によれば、ある
コネクションがある経路を通ったものと仮定し、その経
路上にないリンクからそのコネクションの予約帯域を取
り除いた場合に、各リンクに収容できない可能性のある
帯域の量である第2の溢れ帯域を経路決定部103が用
いることにより、あるコネクションがある経路を通った
場合の溢れ帯域の量を知ることができ、従って、最も溢
れ帯域を小さくすることのできるコネクションとその経
路を知ることができる。これにより、高い近似精度で経
路選択問題を解くことが可能となる。
コネクションがある経路を通ったものと仮定し、その経
路上にないリンクからそのコネクションの予約帯域を取
り除いた場合に、各リンクに収容できない可能性のある
帯域の量である第2の溢れ帯域を経路決定部103が用
いることにより、あるコネクションがある経路を通った
場合の溢れ帯域の量を知ることができ、従って、最も溢
れ帯域を小さくすることのできるコネクションとその経
路を知ることができる。これにより、高い近似精度で経
路選択問題を解くことが可能となる。
【0220】また、上記第5の実施形態によれば、第1
の溢れ帯域と第2の溢れ帯域の量を経路決定部103が
用いることにより、あるコネクションがある経路を通っ
た場合に減少する溢れ帯域の量を知ることができ、これ
により、全てのリンクの溢れ帯域の量が「0」となるよ
うにコネクションの経路を決定することができる。従っ
て、高い近似精度で経路選択問題を解くことが可能とな
る。
の溢れ帯域と第2の溢れ帯域の量を経路決定部103が
用いることにより、あるコネクションがある経路を通っ
た場合に減少する溢れ帯域の量を知ることができ、これ
により、全てのリンクの溢れ帯域の量が「0」となるよ
うにコネクションの経路を決定することができる。従っ
て、高い近似精度で経路選択問題を解くことが可能とな
る。
【0221】ここまでは、あらかじめ与えられたのネッ
トワークについて、ノード間に設定されているリンクの
容量、コスト等を考慮してコネクションの最適な経路を
選択する場合について説明した。
トワークについて、ノード間に設定されているリンクの
容量、コスト等を考慮してコネクションの最適な経路を
選択する場合について説明した。
【0222】次に、例えば、トラヒックの情報とネット
ワークのトポロジーに関する情報があらかじめ与えられ
た場合に、それらをもとに所望のノード間に帯域、コス
ト等を考慮して最適のリンクを張り通信網を設計する通
信網設計方法と、その通信網設計方法を用いた通信網設
計装置について説明する。
ワークのトポロジーに関する情報があらかじめ与えられ
た場合に、それらをもとに所望のノード間に帯域、コス
ト等を考慮して最適のリンクを張り通信網を設計する通
信網設計方法と、その通信網設計方法を用いた通信網設
計装置について説明する。
【0223】まず、第6の実施形態について説明する。
【0224】図25は、第6の実施形態に係る通信網設
計装置200の構成を示したものである。
計装置200の構成を示したものである。
【0225】図25において、通信網設計装置200
は、初期トポロジー設定部201、トポロジー変更部2
02、初期経路設定部203、経路変更部204、エッ
ジコスト算出部205から構成される。
は、初期トポロジー設定部201、トポロジー変更部2
02、初期経路設定部203、経路変更部204、エッ
ジコスト算出部205から構成される。
【0226】初期トポロジー設定部201は、ノード数
・ノード間に設定可能なリンクの種類等のネットワーク
情報と通信フローの発ノード・着ノード・帯域・通信経
路の好悪等のトラヒック情報とを用いて、通信網の初期
トポロジーを求めるようになっている。
・ノード間に設定可能なリンクの種類等のネットワーク
情報と通信フローの発ノード・着ノード・帯域・通信経
路の好悪等のトラヒック情報とを用いて、通信網の初期
トポロジーを求めるようになっている。
【0227】トポロジー変更部202は、初期トポロジ
ー設定部201が求めたトポロジーあるいはトポロジー
変更手段202が以前に求めたトポロジーを用いて新た
なトポロジーを求めるようになっている。
ー設定部201が求めたトポロジーあるいはトポロジー
変更手段202が以前に求めたトポロジーを用いて新た
なトポロジーを求めるようになっている。
【0228】初期経路設定部203は、初期トポロジー
設定部201あるいはトポロジー変更手段202によっ
て求められたトポロジー上に要求されたフローの経路を
求めるようになっている。
設定部201あるいはトポロジー変更手段202によっ
て求められたトポロジー上に要求されたフローの経路を
求めるようになっている。
【0229】エッジコスト算出部205は、各エッジ毎
にエッジ上を流れるフローの量からエッジのコストを求
めるようになっている。
にエッジ上を流れるフローの量からエッジのコストを求
めるようになっている。
【0230】経路変更部204は、エッジコスト算出部
205によって求められたエッジコストを用いてフロー
の経路の変更を行なうようになっている。フローの経路
の変更が行なわれると、各エッジを流れるフローの量も
変化するため、エッジコスト算出部205は、再びエッ
ジコストの計算を行なう。その後、経路変更部204
は、新しく求められたエッジコストを用いてフローの経
路を変更する。この繰り返しによりフローの経路を決定
するようになっている。
205によって求められたエッジコストを用いてフロー
の経路の変更を行なうようになっている。フローの経路
の変更が行なわれると、各エッジを流れるフローの量も
変化するため、エッジコスト算出部205は、再びエッ
ジコストの計算を行なう。その後、経路変更部204
は、新しく求められたエッジコストを用いてフローの経
路を変更する。この繰り返しによりフローの経路を決定
するようになっている。
【0231】フローの経路が決定した後、トポロジー変
更部202は現在使用しているトポロジーの変更を行な
い、初期経路設定部203に新しいトポロジーを送る。
同様にしてこの新しいトポロジーに対してフローの経路
割当を行なう。このようにトポロジーの変更と経路設定
を繰り返し行なうことにより、通信網の設計を行なうこ
とができる。
更部202は現在使用しているトポロジーの変更を行な
い、初期経路設定部203に新しいトポロジーを送る。
同様にしてこの新しいトポロジーに対してフローの経路
割当を行なう。このようにトポロジーの変更と経路設定
を繰り返し行なうことにより、通信網の設計を行なうこ
とができる。
【0232】次に、図26に示すフローチャートを参照
して図25の通信網設計装置200の動作処理について
説明する。
して図25の通信網設計装置200の動作処理について
説明する。
【0233】まず、初期トポロジー設定部201は初期
トポロジーを求め(ステップS100)、初期経路設定
部203は、その初期トポロジーにおいて、フローの初
期経路を求める(ステップS101)。
トポロジーを求め(ステップS100)、初期経路設定
部203は、その初期トポロジーにおいて、フローの初
期経路を求める(ステップS101)。
【0234】続いて、エッジコスト算出部205にて、
エッジコストと網コストを求め(ステップS102、ス
テップS103)、ステップS104で条件判定を行な
う。この段階では、フローの初期経路と網の初期コスト
が求まっただけであるので、無条件にステップS105
に進む。
エッジコストと網コストを求め(ステップS102、ス
テップS103)、ステップS104で条件判定を行な
う。この段階では、フローの初期経路と網の初期コスト
が求まっただけであるので、無条件にステップS105
に進む。
【0235】ステップS105では、経路変更手段50
0でフローの経路を変更し、続いてステップS102、
ステップS103に進み、エッジコスト算出部205に
てエッジコストと網コストを求める。
0でフローの経路を変更し、続いてステップS102、
ステップS103に進み、エッジコスト算出部205に
てエッジコストと網コストを求める。
【0236】そして、ステップS104に進み、網コス
トが前回よりも低下しているならば、ステップS105
に進み、フローの経路の変更を繰り返す。網コストが前
回よりも増加しているならば、ステップS106に進
み、フローの経路を前回の経路に戻す。
トが前回よりも低下しているならば、ステップS105
に進み、フローの経路の変更を繰り返す。網コストが前
回よりも増加しているならば、ステップS106に進
み、フローの経路を前回の経路に戻す。
【0237】次に、ステップS107の条件判定に進む
が、この段階では、初期トポロジーを用いた網コストの
みが求まっただけであるので、無条件にステップS10
8に進み、トポロジー変更部202により与えられる新
しいトポロジーを用いて、ステップS101〜ステップ
S106の処理、すなわち、フローの経路と網コストを
求める。この新たに求まった網コストが、前回のトポロ
ジーを用いた場合の網コストよりも小さければ(ステッ
プS107)、ステップS108に進み、前述のよう
に、トポロジーを変更しフローの経路を求める。そし
て、新たに求まった網コストが前回のトポロジーを用い
た網コストよりも大きくなっていれば(ステップS10
7)、ステップS109に進み、前回のトポロジーを用
いて得た通信網設計情報を出力する。
が、この段階では、初期トポロジーを用いた網コストの
みが求まっただけであるので、無条件にステップS10
8に進み、トポロジー変更部202により与えられる新
しいトポロジーを用いて、ステップS101〜ステップ
S106の処理、すなわち、フローの経路と網コストを
求める。この新たに求まった網コストが、前回のトポロ
ジーを用いた場合の網コストよりも小さければ(ステッ
プS107)、ステップS108に進み、前述のよう
に、トポロジーを変更しフローの経路を求める。そし
て、新たに求まった網コストが前回のトポロジーを用い
た網コストよりも大きくなっていれば(ステップS10
7)、ステップS109に進み、前回のトポロジーを用
いて得た通信網設計情報を出力する。
【0238】通信網設計情報の内容としては、例えば、
あらかじめ与えられたノード間にはられるエッジ(通信
網のトポロジー)、リンクの種類、フローの経路等があ
る。
あらかじめ与えられたノード間にはられるエッジ(通信
網のトポロジー)、リンクの種類、フローの経路等があ
る。
【0239】次に、通信網設計の手順を図26に示した
フローチャートを参照して具体的に説明する。
フローチャートを参照して具体的に説明する。
【0240】初期トポロジー設定部201は、図26の
ステップS100に示すようにネットワーク情報とトラ
ヒック情報とから初期トポロジーを求める。
ステップS100に示すようにネットワーク情報とトラ
ヒック情報とから初期トポロジーを求める。
【0241】例えば、設計対象の通信網がノードA、
B、C、Dで構成されるものとすると、ネットワーク情
報には、例えば図27に示すように、これらノード間に
設定することができるリンクの容量とそのために必要と
なるコスト等も含まれる。すなわち、図27に示すネッ
トワーク情報には、ノード数「4」、ノード間に設定可
能なリンクの種類はリンクAB、AC、AD、BA、B
C、BD、CA、CB、CD、DA、DB、DCである
こと、それら各リンクについての容量およびその容量に
対するコスト等が含まれる。
B、C、Dで構成されるものとすると、ネットワーク情
報には、例えば図27に示すように、これらノード間に
設定することができるリンクの容量とそのために必要と
なるコスト等も含まれる。すなわち、図27に示すネッ
トワーク情報には、ノード数「4」、ノード間に設定可
能なリンクの種類はリンクAB、AC、AD、BA、B
C、BD、CA、CB、CD、DA、DB、DCである
こと、それら各リンクについての容量およびその容量に
対するコスト等が含まれる。
【0242】また、トラヒック情報としては、例えば、
ノードAからノードBに50Mbpsのフロー(フロー
1)と、ノードAからノードDに50Mbpsのフロー
(フロー2)を流す需要が与えられたものとする。
ノードAからノードBに50Mbpsのフロー(フロー
1)と、ノードAからノードDに50Mbpsのフロー
(フロー2)を流す需要が与えられたものとする。
【0243】このようなネットワーク情報およびトラヒ
ック情報をもとに、初期トポロジー設定部201で求め
た初期トポロジーの具体例を図28に示す。
ック情報をもとに、初期トポロジー設定部201で求め
た初期トポロジーの具体例を図28に示す。
【0244】図28において、各ノードA、B、C、D
間に引かれた線をエッジと呼び、ノード間にエッジが設
定されている場合にのみ、そのノード間にリンクを設定
できるものとする。図28では、初期トポロジーとして
フルメッシュのトポロジーを用いているが、ネットワー
ク情報あるいはトラヒック情報から、設定することが望
まれないエッジが存在する場合には初期トポロジーとし
てフルメッシュトポロジーを用いる必要はない。
間に引かれた線をエッジと呼び、ノード間にエッジが設
定されている場合にのみ、そのノード間にリンクを設定
できるものとする。図28では、初期トポロジーとして
フルメッシュのトポロジーを用いているが、ネットワー
ク情報あるいはトラヒック情報から、設定することが望
まれないエッジが存在する場合には初期トポロジーとし
てフルメッシュトポロジーを用いる必要はない。
【0245】次に、図26のステップS101に進み、
初期経路設定部203は、図28に示す初期トポロジー
について、フローの初期経路を求める。そして、エッジ
を流れるフローの量を用いてエッジコスト算出部205
がエッジコストと網コストを求め(ステップS102、
ステップS103)、これらを用いて経路変更部204
がフローの経路を変更する(ステップS105)。
初期経路設定部203は、図28に示す初期トポロジー
について、フローの初期経路を求める。そして、エッジ
を流れるフローの量を用いてエッジコスト算出部205
がエッジコストと網コストを求め(ステップS102、
ステップS103)、これらを用いて経路変更部204
がフローの経路を変更する(ステップS105)。
【0246】新たなフローの経路に基づいてエッジコス
ト算出部205がエッジコストを再計算し(ステップS
102〜ステップS103)、この再計算されたエッジ
コストを用いて経路変更部204がフローの経路を変更
する(ステップS104〜ステップS105)。
ト算出部205がエッジコストを再計算し(ステップS
102〜ステップS103)、この再計算されたエッジ
コストを用いて経路変更部204がフローの経路を変更
する(ステップS104〜ステップS105)。
【0247】この経路の変更を繰り返すことにより、フ
ローの経路を決定する。この経路の決定過程の具体例を
図29に示す。なお、図29において、括弧内の数字は
エッジコストを示す。
ローの経路を決定する。この経路の決定過程の具体例を
図29に示す。なお、図29において、括弧内の数字は
エッジコストを示す。
【0248】まず、図29(a)のように、初期トポロ
ジーの各エッジにコストを割り当てる。ここでは、各エ
ッジに設定できるリンクの中で最小容量のリンクを選
び、そのリンクの単位容量当りのコストをエッジのコス
トとしている。そして、そのエッジのコストを用いて最
小コスト経路を求め、初期経路としている。その結果、
フロー初期経路は、フロー1に対しては経路A→B、フ
ロー2に対しては経路A→Dが与えられる。
ジーの各エッジにコストを割り当てる。ここでは、各エ
ッジに設定できるリンクの中で最小容量のリンクを選
び、そのリンクの単位容量当りのコストをエッジのコス
トとしている。そして、そのエッジのコストを用いて最
小コスト経路を求め、初期経路としている。その結果、
フロー初期経路は、フロー1に対しては経路A→B、フ
ロー2に対しては経路A→Dが与えられる。
【0249】次に、ステップS102に進み、エッジコ
スト算出部205がエッジの新たなコストを求める。図
29(b)では、通過しているフローの量の合計が
「0」よりも大きいエッジには、リンク容量がフローの
量の合計よりも大きくかつ最小のコストを持つリンクを
選びそのコストを与え、フローの量の合計が「0」のエ
ッジには、初期経路を決める際と同様に、最小容量のリ
ンクの単位容量当りのコストを与えている。すなわち、
図29(b)では、エッジAB(フロー1)には容量6
0Mbpsでコストが「12(万円)」のリンクを与
え、エッジAD(フロー2)には容量60Mbpsでコ
ストが「12(万円)」のリンクを与えている。
スト算出部205がエッジの新たなコストを求める。図
29(b)では、通過しているフローの量の合計が
「0」よりも大きいエッジには、リンク容量がフローの
量の合計よりも大きくかつ最小のコストを持つリンクを
選びそのコストを与え、フローの量の合計が「0」のエ
ッジには、初期経路を決める際と同様に、最小容量のリ
ンクの単位容量当りのコストを与えている。すなわち、
図29(b)では、エッジAB(フロー1)には容量6
0Mbpsでコストが「12(万円)」のリンクを与
え、エッジAD(フロー2)には容量60Mbpsでコ
ストが「12(万円)」のリンクを与えている。
【0250】次に、ステップS103に進み、経路変更
部204で網コストを求める。図29(b)では、フロ
ーが通過しているエッジのコストの和を求め、その結
果、網コストは「24」となる。
部204で網コストを求める。図29(b)では、フロ
ーが通過しているエッジのコストの和を求め、その結
果、網コストは「24」となる。
【0251】次に、ステップS104に進み、前回の経
路を用いた場合と新たな経路を用いた場合とで網コスト
の比較を行なうのだが、今回は前回の経路が存在しない
ため、無条件でステップS105に進み、経路変更部2
04は、フローの経路を変更する。
路を用いた場合と新たな経路を用いた場合とで網コスト
の比較を行なうのだが、今回は前回の経路が存在しない
ため、無条件でステップS105に進み、経路変更部2
04は、フローの経路を変更する。
【0252】例えば、図29(c)では、エッジコスト
を用いて最小コスト経路をフローに割り当てている。具
体的には、図29(b)のエッジコストを用いて最小コ
スト経路を求めることにより、フロー1の変更後の経路
として経路A→C→Bが求められ、フロー2の変更後の
経路として経路A→C→Dが求められる。フロー1とフ
ロー2の経路を変更した様子を図29(c)に示す。
を用いて最小コスト経路をフローに割り当てている。具
体的には、図29(b)のエッジコストを用いて最小コ
スト経路を求めることにより、フロー1の変更後の経路
として経路A→C→Bが求められ、フロー2の変更後の
経路として経路A→C→Dが求められる。フロー1とフ
ロー2の経路を変更した様子を図29(c)に示す。
【0253】図29(c)では、フロー1とフロー2を
新たな経路に全て変更しているが、Leonard Kleinrock
によるQueueing Systems( vol2,pp.270−42
1,John Wiley&Sons,1976)に記載されたFD法
のようにフローの一部を新たな経路に変更しても良い。
また、Kleinrock によるのFIXED ROUTING のようにフロ
ー1を新たな経路に変更し、網コストが減少しない場合
にはフロー1の経路をもとに戻し、次にフロー2の経路
を新たな経路に変更し、網コストが減少しない場合には
フロー2の経路をもとに戻すといったように、逐次フロ
ーの経路を変更していってもよい。
新たな経路に全て変更しているが、Leonard Kleinrock
によるQueueing Systems( vol2,pp.270−42
1,John Wiley&Sons,1976)に記載されたFD法
のようにフローの一部を新たな経路に変更しても良い。
また、Kleinrock によるのFIXED ROUTING のようにフロ
ー1を新たな経路に変更し、網コストが減少しない場合
にはフロー1の経路をもとに戻し、次にフロー2の経路
を新たな経路に変更し、網コストが減少しない場合には
フロー2の経路をもとに戻すといったように、逐次フロ
ーの経路を変更していってもよい。
【0254】次に、ステップS102に進み、エッジコ
ストを再び求める。図29(c)では、フロー1、フロ
ー2の経路に共通な経路A→Cに、容量100Mbp
s、コスト「16」のリンクを与え、フロー1の経路C
→Bに容量60Mbps、コスト「3」のリンクを与
え、フロー2の経路C→Dに容量60Mbps、コスト
「3」のリンクを与えている。
ストを再び求める。図29(c)では、フロー1、フロ
ー2の経路に共通な経路A→Cに、容量100Mbp
s、コスト「16」のリンクを与え、フロー1の経路C
→Bに容量60Mbps、コスト「3」のリンクを与
え、フロー2の経路C→Dに容量60Mbps、コスト
「3」のリンクを与えている。
【0255】ステップS103に進み、網コストを求め
ると「22」となり、前回と比べ網コストが減少してい
るため(ステップS104)、もう一度。ステップS1
05に進みフローの経路を変更する。
ると「22」となり、前回と比べ網コストが減少してい
るため(ステップS104)、もう一度。ステップS1
05に進みフローの経路を変更する。
【0256】すると、フローの経路は図29(b)のよ
うになるため、網コストが増加し、今回はステップS1
04からステップS106に進み、フローの経路を変更
前に戻す。つまり、フローの経路は図29(c)の状態
に戻される。
うになるため、網コストが増加し、今回はステップS1
04からステップS106に進み、フローの経路を変更
前に戻す。つまり、フローの経路は図29(c)の状態
に戻される。
【0257】次に、ステップS107の条件判定を行な
うのだが、初期トポロジーを用いているので、無条件に
ステップS108に進む。ステップS108では、トポ
ロジー変更部202でトポロジーの変更を行ない、この
新たなトポロジーを用いて、初期経路設定部203とエ
ッジコスト算出部205と経路変更部204により前述
のステップS101〜ステップS106の処理を行い、
フローの経路を決定する。
うのだが、初期トポロジーを用いているので、無条件に
ステップS108に進む。ステップS108では、トポ
ロジー変更部202でトポロジーの変更を行ない、この
新たなトポロジーを用いて、初期経路設定部203とエ
ッジコスト算出部205と経路変更部204により前述
のステップS101〜ステップS106の処理を行い、
フローの経路を決定する。
【0258】ステップS107では、経路変更部204
は、前回のトポロジーを用いた場合の網コストと比べ、
現在のトポロジーを用いた網コストが減少していればス
テップS108に進み、そうでなければ、ステップS1
09に進み、前回のトポロジーを用いた場合のフローの
経路ノード間に設定されたリンクの種類等の通信網設計
情報を出力する。
は、前回のトポロジーを用いた場合の網コストと比べ、
現在のトポロジーを用いた網コストが減少していればス
テップS108に進み、そうでなければ、ステップS1
09に進み、前回のトポロジーを用いた場合のフローの
経路ノード間に設定されたリンクの種類等の通信網設計
情報を出力する。
【0259】図29の経路決定過程の説明では、各エッ
ジを流れるフローからエッジコストを計算し、フローの
経路を最小コスト経路へ変更することを試みている。そ
うではなく、エッジコスト算出部205は、各エッジを
流れるフローから求められるエッジコストであるエッジ
コスト1と、あるフローを選択し、各リンクにその選択
したフローが加わったと仮定した時のエッジコストであ
るエッジコスト2を求める。経路変更部204は、エッ
ジコスト2とエッジコスト1の差である増加コストをリ
ンク毎に求め、経路上の各リンクの増加コストの和が最
小である経路へ、選択されたフローの経路の変更を試み
る。この操作を全てのフローに対して行なうことにより
フローの経路変更を行なってもよい。
ジを流れるフローからエッジコストを計算し、フローの
経路を最小コスト経路へ変更することを試みている。そ
うではなく、エッジコスト算出部205は、各エッジを
流れるフローから求められるエッジコストであるエッジ
コスト1と、あるフローを選択し、各リンクにその選択
したフローが加わったと仮定した時のエッジコストであ
るエッジコスト2を求める。経路変更部204は、エッ
ジコスト2とエッジコスト1の差である増加コストをリ
ンク毎に求め、経路上の各リンクの増加コストの和が最
小である経路へ、選択されたフローの経路の変更を試み
る。この操作を全てのフローに対して行なうことにより
フローの経路変更を行なってもよい。
【0260】以後に説明する通信網設計装置の他の実施
形態においても、フローの経路の変更先は、現在のフロ
ーの量よりエッジコストを求めエッジコストの和が最小
の経路を選択してもよいし、経路変更を試みるフローが
各リンクに新たに加わったとして増加するエッジコスト
を求め増加コストの和が最小となる経路を選択してもよ
い。
形態においても、フローの経路の変更先は、現在のフロ
ーの量よりエッジコストを求めエッジコストの和が最小
の経路を選択してもよいし、経路変更を試みるフローが
各リンクに新たに加わったとして増加するエッジコスト
を求め増加コストの和が最小となる経路を選択してもよ
い。
【0261】次に、第7の実施形態について説明する。
【0262】図30は、第7の実施形態に係る通信網設
計装置300の構成を示したものである。
計装置300の構成を示したものである。
【0263】図30において、通信網設計装置300
は、初期トポロジー設定部301、トポロジー変更部3
02、初期経路設定部303、経路変更部304、エッ
ジコスト算出部305、最良結果記憶部306から構成
されている。
は、初期トポロジー設定部301、トポロジー変更部3
02、初期経路設定部303、経路変更部304、エッ
ジコスト算出部305、最良結果記憶部306から構成
されている。
【0264】初期トポロジー設定部301は、ノード数
・ノード間に設定可能なリンクの種類等のネットワーク
情報と通信フローの発ノード・着ノード・帯域・通信経
路の好悪等のトラヒック情報とを用いて、通信網の初期
トポロジーを求めるようになっている。
・ノード間に設定可能なリンクの種類等のネットワーク
情報と通信フローの発ノード・着ノード・帯域・通信経
路の好悪等のトラヒック情報とを用いて、通信網の初期
トポロジーを求めるようになっている。
【0265】トポロジー変更部302は、初期トポロジ
ー設定部301が求めたトポロジーあるいはトポロジー
変更手段202が以前に求めたトポロジーを用いて新た
なトポロジーを求めるようになっている。
ー設定部301が求めたトポロジーあるいはトポロジー
変更手段202が以前に求めたトポロジーを用いて新た
なトポロジーを求めるようになっている。
【0266】初期経路設定部303は、初期トポロジー
設定部301あるいはトポロジー変更手段302によっ
て求められたトポロジー上に要求されたフローの経路を
求めるようになっている。
設定部301あるいはトポロジー変更手段302によっ
て求められたトポロジー上に要求されたフローの経路を
求めるようになっている。
【0267】エッジコスト算出部305は、各エッジ毎
にエッジ上を流れるフローの量からエッジのコストを求
めるようになっている。
にエッジ上を流れるフローの量からエッジのコストを求
めるようになっている。
【0268】次に、図31に示すフローチャートを参照
して、図30の通信網設計装置300の動作処理につい
て説明する。
して、図30の通信網設計装置300の動作処理につい
て説明する。
【0269】まず、ステップS120に進み、例えば、
トポロジー変更部302のトポロジー記憶部310にあ
らかじめ記憶されているトポロジーを変更した回数hに
初期値「0」を記憶する。そして、ステップS121に
進み、初期トポロジー設定部301において、初期トポ
ロジーを求め、次にステップS122に進み、初期経路
設定部303が、その初期トポロジーを対象にフローの
初期経路を求める。
トポロジー変更部302のトポロジー記憶部310にあ
らかじめ記憶されているトポロジーを変更した回数hに
初期値「0」を記憶する。そして、ステップS121に
進み、初期トポロジー設定部301において、初期トポ
ロジーを求め、次にステップS122に進み、初期経路
設定部303が、その初期トポロジーを対象にフローの
初期経路を求める。
【0270】そして、ステップS123〜ステップS1
24で、エッジコスト算出部305により各エッジを流
れるフローからエッジコストと網コストを算出する。
24で、エッジコスト算出部305により各エッジを流
れるフローからエッジコストと網コストを算出する。
【0271】次に、ステップS125に進み、今回の網
コストが前回の網コストより低下したか否かの条件判定
を行なうのであるが、今回はフローの初期経路と網の初
期コストが求まった段階であるので、無条件にステップ
S126に進む。
コストが前回の網コストより低下したか否かの条件判定
を行なうのであるが、今回はフローの初期経路と網の初
期コストが求まった段階であるので、無条件にステップ
S126に進む。
【0272】ステップS126では、経路変更部304
がフローの経路を変更し、再びステップS123、ステ
ップS124に進み、エッジコスト算出部305がエッ
ジコストと網コストを求める。そして、ステップS12
5で、網コストが前回の網コストよりも低下しているの
であればステップS126に進み、コストが増加してい
るのであればステップS127に進む。
がフローの経路を変更し、再びステップS123、ステ
ップS124に進み、エッジコスト算出部305がエッ
ジコストと網コストを求める。そして、ステップS12
5で、網コストが前回の網コストよりも低下しているの
であればステップS126に進み、コストが増加してい
るのであればステップS127に進む。
【0273】ステップS127では、フローの経路を変
更前に戻し、ステップS128に進み、条件判定を行な
う。すなわち、トポロジーを変更した回数hが規定回数
Kよりも小さい場合、ステップS129に進み、トポロ
ジーを変更した回数に1を加え、ステップS130に進
む。このとき、ステップS130では、過去に最良結果
記憶部306に網情報を記憶したことがないため、無条
件にステップS131に進み、最良結果記憶部306に
今回の通信網設計情報を記憶し、ステップS132に進
み、トポロジー変更部302がトポロジーを変更し、更
にステップS122に戻る。以後同様のことを繰り返
す。
更前に戻し、ステップS128に進み、条件判定を行な
う。すなわち、トポロジーを変更した回数hが規定回数
Kよりも小さい場合、ステップS129に進み、トポロ
ジーを変更した回数に1を加え、ステップS130に進
む。このとき、ステップS130では、過去に最良結果
記憶部306に網情報を記憶したことがないため、無条
件にステップS131に進み、最良結果記憶部306に
今回の通信網設計情報を記憶し、ステップS132に進
み、トポロジー変更部302がトポロジーを変更し、更
にステップS122に戻る。以後同様のことを繰り返
す。
【0274】なお、ステップS128で、トポロジーを
変更した回数hが規定回数K以上のときは、ステップS
133に進み、最良結果記憶部306に記憶されている
通信網設計情報を出力し、処理が終了する。
変更した回数hが規定回数K以上のときは、ステップS
133に進み、最良結果記憶部306に記憶されている
通信網設計情報を出力し、処理が終了する。
【0275】この第7の実施形態にかかる通信網設計装
置300が、第6の実施形態と異なる点は、トポロジー
変更を繰り返し、網コストが前回のトポロジーを用いた
場合の網コストよりも増加した場合でもトポロジーの変
更を続け、ある規定回数(K)のトポロジー変更を行な
った後に最良結果記憶部306に記憶してある通信網設
計情報を出力することである。
置300が、第6の実施形態と異なる点は、トポロジー
変更を繰り返し、網コストが前回のトポロジーを用いた
場合の網コストよりも増加した場合でもトポロジーの変
更を続け、ある規定回数(K)のトポロジー変更を行な
った後に最良結果記憶部306に記憶してある通信網設
計情報を出力することである。
【0276】図32は、トポロジー変更部302の構成
例を示したもので、トポロジー記憶部310、エッジ削
除部311、トポロジー選択部312から構成される。
例を示したもので、トポロジー記憶部310、エッジ削
除部311、トポロジー選択部312から構成される。
【0277】初期トポロジー設定部301で求められた
初期トポロジー情報が出力されて、トポロジー記憶部3
10に記憶されるようになっている。
初期トポロジー情報が出力されて、トポロジー記憶部3
10に記憶されるようになっている。
【0278】エッジ削除部311は、通信フローの発ノ
ード・着ノード・帯域・経路の好悪等のトラヒック情報
と過去のフローの経路割り当て結果とを用いて、トポロ
ジー記憶部310に記憶されているトポロジーのエッジ
からk(>0)本のエッジを取り除くことにより、複数
の新たなトポロジーを求めるようになっている。その結
果もとめられたトポロジー情報は初期経路設定部303
に出力される。
ード・着ノード・帯域・経路の好悪等のトラヒック情報
と過去のフローの経路割り当て結果とを用いて、トポロ
ジー記憶部310に記憶されているトポロジーのエッジ
からk(>0)本のエッジを取り除くことにより、複数
の新たなトポロジーを求めるようになっている。その結
果もとめられたトポロジー情報は初期経路設定部303
に出力される。
【0279】トポロジー選択部312は、エッジ削除部
311の求めた複数のトポロジーに対して、経路変更部
304で決定された経路の結果を用い、その中で最良の
結果を得ることのできたトポロジーを選択するようにな
っている。そして、この選ばれたトポロジーはトポロジ
ー記憶部312に再度記憶されるようになっている。
311の求めた複数のトポロジーに対して、経路変更部
304で決定された経路の結果を用い、その中で最良の
結果を得ることのできたトポロジーを選択するようにな
っている。そして、この選ばれたトポロジーはトポロジ
ー記憶部312に再度記憶されるようになっている。
【0280】エッジ削除部311は、トポロジー記憶部
310に新たに記憶されたトポロジーからエッジをk本
削除することにより、新たなトポロジーを求める。以
後、この繰り返しにより、通信網の設計を行なう。
310に新たに記憶されたトポロジーからエッジをk本
削除することにより、新たなトポロジーを求める。以
後、この繰り返しにより、通信網の設計を行なう。
【0281】次に、図32に示したような構成のトポロ
ジー変更部302の動作処理について、図33に示すフ
ローチャートを参照して詳細に説明する。
ジー変更部302の動作処理について、図33に示すフ
ローチャートを参照して詳細に説明する。
【0282】まず、ステップS140に進み、トポロジ
ー記憶部310には、初期トポロジー設定部301で求
められた初期トポロジーの情報が記憶されているとす
る。すなわち、この初期トポロジーを対象にすでに図3
1のステップS122〜ステップS125の処理が行わ
れたものとする。
ー記憶部310には、初期トポロジー設定部301で求
められた初期トポロジーの情報が記憶されているとす
る。すなわち、この初期トポロジーを対象にすでに図3
1のステップS122〜ステップS125の処理が行わ
れたものとする。
【0283】次に、ステップS141に進み、エッジ削
除部311は、トポロジー記憶部310に記憶されてい
るトポロジーのエッジをb本取り除くことにより新たな
トポロジーを作り、これを出力する。出力したトポロジ
ーを用いて図31のステップS122〜ステップS12
5の処理が行われ、その結果、経路変更部304から通
信網設計情報を受けとると、再びエッジ削除部311
は、トポロジー記憶部310に記憶されているトポロジ
ーからb本のエッジを取り除くことにより新たなトポロ
ジーを生成し、これを出力する(ステップS142)。
このとき、エッジ削除部311は、過去に生成したトポ
ロジーとは異なったトポロジーを生成することはいうま
でもない。このようにして、エッジ削除部311は、新
たなトポロジーを生成していく。すなわち、トポロジー
記憶部310に図28に示したような初期トポロジーが
記憶されているとすると、エッジ削除部311で、この
初期トポロジーから、例えば、b=2本のエッジを取り
除くことにより生成される新たなトポロジーの具体例を
図34に示す。
除部311は、トポロジー記憶部310に記憶されてい
るトポロジーのエッジをb本取り除くことにより新たな
トポロジーを作り、これを出力する。出力したトポロジ
ーを用いて図31のステップS122〜ステップS12
5の処理が行われ、その結果、経路変更部304から通
信網設計情報を受けとると、再びエッジ削除部311
は、トポロジー記憶部310に記憶されているトポロジ
ーからb本のエッジを取り除くことにより新たなトポロ
ジーを生成し、これを出力する(ステップS142)。
このとき、エッジ削除部311は、過去に生成したトポ
ロジーとは異なったトポロジーを生成することはいうま
でもない。このようにして、エッジ削除部311は、新
たなトポロジーを生成していく。すなわち、トポロジー
記憶部310に図28に示したような初期トポロジーが
記憶されているとすると、エッジ削除部311で、この
初期トポロジーから、例えば、b=2本のエッジを取り
除くことにより生成される新たなトポロジーの具体例を
図34に示す。
【0284】図34に示す(a)図〜(o)図は、初期
トポロジーとして、ノードA、B、C、D間に引かれた
6本のエッジのうち、2本のエッジを削除した場合に考
え得る全ての新たなトポロジーを示している。
トポロジーとして、ノードA、B、C、D間に引かれた
6本のエッジのうち、2本のエッジを削除した場合に考
え得る全ての新たなトポロジーを示している。
【0285】ここでは、b本のエッジを削除することに
より得られる全てのトポロジーをエッジ削除部311は
生成しているが、例えば、任意のノード間の経路は2つ
以上必要であり、この制限を破壊するエッジの削除パタ
ーンを禁止してもよい。また、計算量を削減するため、
フローの経路に対する好悪等のトラヒック情報や通信網
設計情報を用いて、網コストを減少させる可能性の低い
トポロジーの生成を禁止してもよい。
より得られる全てのトポロジーをエッジ削除部311は
生成しているが、例えば、任意のノード間の経路は2つ
以上必要であり、この制限を破壊するエッジの削除パタ
ーンを禁止してもよい。また、計算量を削減するため、
フローの経路に対する好悪等のトラヒック情報や通信網
設計情報を用いて、網コストを減少させる可能性の低い
トポロジーの生成を禁止してもよい。
【0286】エッジ削除部311が許される全てのトポ
ロジーを生成したならば(ステップS143)、ステッ
プS144に進み、トポロジー選択部312は、トポロ
ジー記憶部310に現在記憶されているトポロジーを用
いてエッジ削除部311が生成したトポロジーの中から
最小の網コストを与えるトポロジーを選択する。
ロジーを生成したならば(ステップS143)、ステッ
プS144に進み、トポロジー選択部312は、トポロ
ジー記憶部310に現在記憶されているトポロジーを用
いてエッジ削除部311が生成したトポロジーの中から
最小の網コストを与えるトポロジーを選択する。
【0287】ステップS144で選択されたトポロジー
を用いた場合の網コストが、トポロジー記憶部310に
記憶されているトポロジーを用いた場合の網コストより
も減少している場合は(ステップS145)、ステップ
S144で選択されたトポロジーをトポロジー記憶部3
10に記憶し(ステップS146)、ステップS141
に進み、新たなトポロジーの生成を続ける。
を用いた場合の網コストが、トポロジー記憶部310に
記憶されているトポロジーを用いた場合の網コストより
も減少している場合は(ステップS145)、ステップ
S144で選択されたトポロジーをトポロジー記憶部3
10に記憶し(ステップS146)、ステップS141
に進み、新たなトポロジーの生成を続ける。
【0288】一方、ステップS145で選択されたトポ
ロジーを用いた場合の網コストが、トポロジー記憶部3
10に記憶されているトポロジーを用いた場合の網コス
トよりも減少していない場合には(ステップS14
5)、新しいトポロジーの生成を終了する。あるいは、
図31のステップS128のように、網コストが減少し
なくとも、あらかじめ与えられた回数だけトポロジーの
生成を続けてもよい。
ロジーを用いた場合の網コストが、トポロジー記憶部3
10に記憶されているトポロジーを用いた場合の網コス
トよりも減少していない場合には(ステップS14
5)、新しいトポロジーの生成を終了する。あるいは、
図31のステップS128のように、網コストが減少し
なくとも、あらかじめ与えられた回数だけトポロジーの
生成を続けてもよい。
【0289】このとき、bは固定した値であってもよい
が、トポロジー記憶部310に記憶されているトポロジ
ーのエッジの数の非減少関数で決定してもよい。
が、トポロジー記憶部310に記憶されているトポロジ
ーのエッジの数の非減少関数で決定してもよい。
【0290】なお、図32の示したトポロジー変更部3
02の構成例は、前述の第6の実施形態におけるトポロ
ジー変更部202の構成例としても有効である。この場
合、図26のステップS107において、経路変更部2
04がトポロジーの変更を行なうか否かの判断を行う
際、トポロジー記憶部310に記憶されているトポロジ
ーを用いた場合の網コストと、エッジ削除部311で、
そのトポロジーからb(>0)本のエッジを取り除くこ
とにより得られる複数のトポロジーの中で最も良い結果
を与えるトポロジーを用いた場合の網コストを比較する
ことはいうまでもない。
02の構成例は、前述の第6の実施形態におけるトポロ
ジー変更部202の構成例としても有効である。この場
合、図26のステップS107において、経路変更部2
04がトポロジーの変更を行なうか否かの判断を行う
際、トポロジー記憶部310に記憶されているトポロジ
ーを用いた場合の網コストと、エッジ削除部311で、
そのトポロジーからb(>0)本のエッジを取り除くこ
とにより得られる複数のトポロジーの中で最も良い結果
を与えるトポロジーを用いた場合の網コストを比較する
ことはいうまでもない。
【0291】次に、第8の実施形態について説明する。
ここでは、ノード間に2本以上のリンクを設定すること
が許されている場合の通信網設計方法および通信網設計
装置について説明する。
ここでは、ノード間に2本以上のリンクを設定すること
が許されている場合の通信網設計方法および通信網設計
装置について説明する。
【0292】ノード間に2本以上のリンクを設定するこ
とが許されている場合のエッジのコストの計算方法とし
ては、例えば、次のようなものがある。すなわち、エッ
ジeを通過するフローの合計量をyと書くことにする
と、リンク容量の和がy以上でかつリンクのコストの合
計が最小となるリンクの組合せを選び、選ばれたリンク
のコストの和をエッジeのコストとしてエッジコスト算
出部305が求めることにより、通信網設計装置300
をノード間に2本以上のリンクを設定することが許され
ている場合における通信網設計装置として用いることが
できる。
とが許されている場合のエッジのコストの計算方法とし
ては、例えば、次のようなものがある。すなわち、エッ
ジeを通過するフローの合計量をyと書くことにする
と、リンク容量の和がy以上でかつリンクのコストの合
計が最小となるリンクの組合せを選び、選ばれたリンク
のコストの和をエッジeのコストとしてエッジコスト算
出部305が求めることにより、通信網設計装置300
をノード間に2本以上のリンクを設定することが許され
ている場合における通信網設計装置として用いることが
できる。
【0293】次に、ノード間に2本以上のリンクを設定
することが許されている場合の設定するリンクの選び方
について説明する。以下の説明において、エッジeを通
過するフローの合計量がyであり、そのエッジに設定す
ることのできるリンクはn種類あり、i番目のリンクの
容量をai 、コストをci と書くことにし、エッジ上に
設定すべきi番目のリンクの本数をxi で表すことにす
る。すると、最小コストのリンクを選ぶには、次の問題
(P(y))を解けばよいことが分かる。
することが許されている場合の設定するリンクの選び方
について説明する。以下の説明において、エッジeを通
過するフローの合計量がyであり、そのエッジに設定す
ることのできるリンクはn種類あり、i番目のリンクの
容量をai 、コストをci と書くことにし、エッジ上に
設定すべきi番目のリンクの本数をxi で表すことにす
る。すると、最小コストのリンクを選ぶには、次の問題
(P(y))を解けばよいことが分かる。
【0294】問題(P(y))とは、式(12)の制約
条件のもと、式(11)で表されるzを最小化する解を
求めることである。
条件のもと、式(11)で表されるzを最小化する解を
求めることである。
【0295】
【数5】
【0296】
【数6】 なお、y,cj ,aj は非負の整数であるものとする。
このような仮定をおいてもy,cj ,aj が有限桁の実
数である場合には、適当な整数をかけることにより整数
とすることができるので、実用上の問題はない。
このような仮定をおいてもy,cj ,aj が有限桁の実
数である場合には、適当な整数をかけることにより整数
とすることができるので、実用上の問題はない。
【0297】問題(P(y))の最適値をG(y)と書
く。すなわち、
く。すなわち、
【0298】
【数7】 と定義する。
【0299】次に、問題(P(y))の最適解X=(x
1 、x2 、…、xn )に対して、
1 、x2 、…、xn )に対して、
【0300】
【数8】 を定義する。すると、xj >0ならば、X´=(x1 、
…、xj-1 、xj 、xj+1 、…、xn )は、問題(P
(y−aj ))の最適解であるから。xj >0なる全て
のjに対して式(15)が成り立つ。
…、xj-1 、xj 、xj+1 、…、xn )は、問題(P
(y−aj ))の最適解であるから。xj >0なる全て
のjに対して式(15)が成り立つ。
【0301】
【数9】 従って、
【0302】
【数10】 とおくと、T(y)=φのとき、
【0303】
【数11】 となる。定義よりG(0)=0であるから式(17)を
用いてG(y)を再帰的に求めることができる。また、
T(y)≠φのとき、
用いてG(y)を再帰的に求めることができる。また、
T(y)≠φのとき、
【0304】
【数12】 で求めることができる。
【0305】さらに、G(y)は次の性質を持つ。すな
わち、amax =max j {aj }とするとき、
わち、amax =max j {aj }とするとき、
【0306】
【数13】 を満たすならばy>y* なるyに対して次式が成り立
つ。
つ。
【0307】
【数14】 このG(y)の周期性を用いると、問題(P(y))を
さらに容易に解くことができる。
さらに容易に解くことができる。
【0308】以上をまとめ、問題P(y)を解くアルゴ
リズム(手順)を説明する。 (手順1) もし、y=0ならG(y)=0、x=0と
し、処理を終了する。 (手順2) amax =max j aj 、y* =1、G(i)
=∞(i=1,2,…,y)、d(i)=n(i=1,
2,…,y)、xj =0(j=1,2,…,n) (手順3) i=1 (手順4) もしi=y* +amax ならば手順9へ、も
しi>yならば手順11へ (手順5) S(i)、T(i)を求め、式(18)を
用いてG(i)を求める。この時、式(18)を満足す
るjをj* で表す。 (手順6) d(i)=j* (手順7) もしj* ≠ならば、y* =i+1 (手順8) i=i+1として手順4へ (手順9) k=「(y−y* )/a1 」,y′=y−
ka1 (手順10) G(y)=kc1 +G(y′),i=
y′ (手順11) もしi=0なら終了 (手順12) j=di ,xj =xj +1 (手順13) i=i−aj (手順14) 手順11へ なお、「x」は、x以下の最大整数を表すものとする。
リズム(手順)を説明する。 (手順1) もし、y=0ならG(y)=0、x=0と
し、処理を終了する。 (手順2) amax =max j aj 、y* =1、G(i)
=∞(i=1,2,…,y)、d(i)=n(i=1,
2,…,y)、xj =0(j=1,2,…,n) (手順3) i=1 (手順4) もしi=y* +amax ならば手順9へ、も
しi>yならば手順11へ (手順5) S(i)、T(i)を求め、式(18)を
用いてG(i)を求める。この時、式(18)を満足す
るjをj* で表す。 (手順6) d(i)=j* (手順7) もしj* ≠ならば、y* =i+1 (手順8) i=i+1として手順4へ (手順9) k=「(y−y* )/a1 」,y′=y−
ka1 (手順10) G(y)=kc1 +G(y′),i=
y′ (手順11) もしi=0なら終了 (手順12) j=di ,xj =xj +1 (手順13) i=i−aj (手順14) 手順11へ なお、「x」は、x以下の最大整数を表すものとする。
【0309】上記の方法により、エッジを通過するフロ
ーの合計量から、そのエッジ上に張るべきリンクが決定
できる。例えば、ノードA、B、C、Dで構成されるネ
ットワークについて、これらノード間に、図35で示す
ような容量、コストの2種類づつのリンクを設定できる
場合、各ノード間に複数のリンクを設定できるとすれ
ば、各エッジにおける流れるフローの量とエッジコスト
の関係は、図36に示すようになる。
ーの合計量から、そのエッジ上に張るべきリンクが決定
できる。例えば、ノードA、B、C、Dで構成されるネ
ットワークについて、これらノード間に、図35で示す
ような容量、コストの2種類づつのリンクを設定できる
場合、各ノード間に複数のリンクを設定できるとすれ
ば、各エッジにおける流れるフローの量とエッジコスト
の関係は、図36に示すようになる。
【0310】図35は、ノードA、B、C、Dで構成さ
れるネットワークの各リンク毎に、設定され得る容量と
そのコストを示したテーブル群を示したもので、図36
は、そのネットワークの各エッジ毎に、そのエッジに流
れるフローの量に対するコストの関係の一具体例を示し
たテーブル群を示したものである。
れるネットワークの各リンク毎に、設定され得る容量と
そのコストを示したテーブル群を示したもので、図36
は、そのネットワークの各エッジ毎に、そのエッジに流
れるフローの量に対するコストの関係の一具体例を示し
たテーブル群を示したものである。
【0311】例えば、図35に示すノードA、B間に設
定できるリンクが、容量20Mbpsでコスト4万円の
リンクと、容量100Mbpsでコスト16万円のリン
クであるとすると、そのエッジABに流れるフローの量
とエッジコストの関係は、図36より、フローの量が0
〜20Mbpsのときは、容量20Mbpsのリンクを
1本はり、従ってコストは4万円であることがわかる。
また、フローの量が20〜40Mbpsのときは、容量
20Mbpsのリンクを2本はり、従ってコストは8万
円であることがわかる。また、フローの量が40〜60
Mbpsのときは、容量20Mbpsのリンクを3本は
り、従ってコストは12万円であることがわかる。さら
に、フローの量が60〜100Mbpsのときは、容量
100Mbpsのリンクを1本はり、従ってコストは1
6万円であることがわかる。
定できるリンクが、容量20Mbpsでコスト4万円の
リンクと、容量100Mbpsでコスト16万円のリン
クであるとすると、そのエッジABに流れるフローの量
とエッジコストの関係は、図36より、フローの量が0
〜20Mbpsのときは、容量20Mbpsのリンクを
1本はり、従ってコストは4万円であることがわかる。
また、フローの量が20〜40Mbpsのときは、容量
20Mbpsのリンクを2本はり、従ってコストは8万
円であることがわかる。また、フローの量が40〜60
Mbpsのときは、容量20Mbpsのリンクを3本は
り、従ってコストは12万円であることがわかる。さら
に、フローの量が60〜100Mbpsのときは、容量
100Mbpsのリンクを1本はり、従ってコストは1
6万円であることがわかる。
【0312】なお、エッジコスト算出部305では、前
述の手順1から手順14を行う代わりに、例えば、図3
6のような各エッジにおける流れるフローの量とエッジ
コストの関係を示したテーブル群をあらかじめ記憶する
ようにしてもよい。
述の手順1から手順14を行う代わりに、例えば、図3
6のような各エッジにおける流れるフローの量とエッジ
コストの関係を示したテーブル群をあらかじめ記憶する
ようにしてもよい。
【0313】次に、第9の実施形態について説明する。
【0314】図37は、第9の実施形態に係る通信網設
計装置400の構成を示したもので、フロー算出部40
1、仮想網設計部402、コネクション経路決定部40
3、リンク設定部404から構成されている。
計装置400の構成を示したもので、フロー算出部40
1、仮想網設計部402、コネクション経路決定部40
3、リンク設定部404から構成されている。
【0315】フロー算出部401は、コネクション情報
として、設定したいコネクションの需要を受けとり、発
ノードと着ノードを同じくするコネクションの帯域の合
計を求め、仮想的にフローを生成するものである。
として、設定したいコネクションの需要を受けとり、発
ノードと着ノードを同じくするコネクションの帯域の合
計を求め、仮想的にフローを生成するものである。
【0316】仮想網設計部402は、フロー算出部40
1が求めたフローを設定する網を設計するものである。
1が求めたフローを設定する網を設計するものである。
【0317】コネクション経路決定部403は、仮想網
設計部402が設計したフローの経路からコネクション
の経路を決定するものである。この決定されたコネクシ
ョンの経路を基に、リンク設定部404がノード間に設
定すべきリンクを決定するようになっている。
設計部402が設計したフローの経路からコネクション
の経路を決定するものである。この決定されたコネクシ
ョンの経路を基に、リンク設定部404がノード間に設
定すべきリンクを決定するようになっている。
【0318】例えば、A、B、Cという3つのノードが
与えられ、ノードAからノードBへ帯域が70Mbps
のコネクションを2本、ノードCからノードAへ帯域が
50Mbpsと70Mbpsのコネクションを各々1本
ずつ、ノードCからノードBへ帯域が80Mbpsと7
0Mbpsと10Mbpsのコネクションを各々1本ず
つ設定する需要がある場合を考える。コネクションの経
路は、2つ以上に分岐してはいけないものとする。
与えられ、ノードAからノードBへ帯域が70Mbps
のコネクションを2本、ノードCからノードAへ帯域が
50Mbpsと70Mbpsのコネクションを各々1本
ずつ、ノードCからノードBへ帯域が80Mbpsと7
0Mbpsと10Mbpsのコネクションを各々1本ず
つ設定する需要がある場合を考える。コネクションの経
路は、2つ以上に分岐してはいけないものとする。
【0319】フロー算出部401は、このようなコネク
ションの情報を基にフローを生成する。その結果、ノー
ドAからノードBへ設定することを要求する帯域が14
0Mbpsのフローと、ノードCからノードAへ設定す
ることを要求する帯域が120Mbpsのフローと、ノ
ードCからノードBへ設定することを要求する帯域が1
60Mbpsのフローが生成される。
ションの情報を基にフローを生成する。その結果、ノー
ドAからノードBへ設定することを要求する帯域が14
0Mbpsのフローと、ノードCからノードAへ設定す
ることを要求する帯域が120Mbpsのフローと、ノ
ードCからノードBへ設定することを要求する帯域が1
60Mbpsのフローが生成される。
【0320】このとき、各ノード間に設定可能なリンク
の種類が図38で示すように与えられているとする。す
なわち、ノードAとノードBの間、ノードBとノードC
の間、ノードCとノードAの間には、それぞれ150M
bpsのリンクが設定可能であるとする。また、そのコ
ストは各ノード間で等しいものとする。
の種類が図38で示すように与えられているとする。す
なわち、ノードAとノードBの間、ノードBとノードC
の間、ノードCとノードAの間には、それぞれ150M
bpsのリンクが設定可能であるとする。また、そのコ
ストは各ノード間で等しいものとする。
【0321】このとき、このリンクの容量とコスト等に
関する情報(ネットワーク情報)とフロー算出部401
が生成したフローの情報とを用いて、仮想網設計部40
2は、フローの経路とノード間に設定すべきリンクを決
定する。その結果得られたフローの経路を図39に示
す。
関する情報(ネットワーク情報)とフロー算出部401
が生成したフローの情報とを用いて、仮想網設計部40
2は、フローの経路とノード間に設定すべきリンクを決
定する。その結果得られたフローの経路を図39に示
す。
【0322】このフローの経路を用いて、コネクション
経路決定部403は、コネクションの経路を決定する。
図39では、ノードCからノードBへ設定を要求するフ
ローの一部がノードAを経由している。このようにフロ
ーの経路が分岐している場合には、各経路のフローの帯
域に応じて、その経路に設定されるコネクションを決め
る。図39では、ノードCからノードBへ設定されたフ
ローの経路が150Mbpsと10Mbpsの2つの経
路に分岐している。このフローの元になっているコネク
ションの帯域は、80Mbps、70Mbps、10M
bpsであるので、このコネクションの帯域を用いてフ
ローの帯域となるべく近くなるようにコネクションの経
路を決める。その結果、図40のように10Mbpsの
コネクションが経路C→A→Bに設定される。
経路決定部403は、コネクションの経路を決定する。
図39では、ノードCからノードBへ設定を要求するフ
ローの一部がノードAを経由している。このようにフロ
ーの経路が分岐している場合には、各経路のフローの帯
域に応じて、その経路に設定されるコネクションを決め
る。図39では、ノードCからノードBへ設定されたフ
ローの経路が150Mbpsと10Mbpsの2つの経
路に分岐している。このフローの元になっているコネク
ションの帯域は、80Mbps、70Mbps、10M
bpsであるので、このコネクションの帯域を用いてフ
ローの帯域となるべく近くなるようにコネクションの経
路を決める。その結果、図40のように10Mbpsの
コネクションが経路C→A→Bに設定される。
【0323】以上の結果、コネクションの経路は、図4
0のように決定される。すなわち、ノードAからノード
Bへ帯域が70Mbpsの2本のコネクションの経路、
ノードCからノードAへ帯域が50Mbpsと70Mb
psの2本のコネクションの経路、ノードCからノード
Bへ帯域が80Mbpsと70Mbpsの2本のコネク
ションの経路、ノードCからノードAを経由してノード
Bに向かう10Mbpsのコネクションの経路が決定さ
れる。
0のように決定される。すなわち、ノードAからノード
Bへ帯域が70Mbpsの2本のコネクションの経路、
ノードCからノードAへ帯域が50Mbpsと70Mb
psの2本のコネクションの経路、ノードCからノード
Bへ帯域が80Mbpsと70Mbpsの2本のコネク
ションの経路、ノードCからノードAを経由してノード
Bに向かう10Mbpsのコネクションの経路が決定さ
れる。
【0324】すると、ノード間を通過するコネクション
が既に決定されているため、各ノード間で通過するコネ
クションを収容するリンクを決定することができる。
が既に決定されているため、各ノード間で通過するコネ
クションを収容するリンクを決定することができる。
【0325】この例では、コネクションを収容する最終
的な網と仮想網は同じリンクを設定しているが、必要な
らば、仮想網と最終的に設計される網とで設計されるリ
ンクが異なっていてもよい。
的な網と仮想網は同じリンクを設定しているが、必要な
らば、仮想網と最終的に設計される網とで設計されるリ
ンクが異なっていてもよい。
【0326】図37に示した通信網設計装置400の構
成の説明では、設定すべきコネクション群がコネクショ
ン情報として予め与えられるという前提で説明を行なっ
たが、コネクション設定要求が確率的に生起する場合に
は、コネクション設定拒絶確率が予め与えられる閾値以
下になるように設定すべきコネクション群を求めてもよ
い。
成の説明では、設定すべきコネクション群がコネクショ
ン情報として予め与えられるという前提で説明を行なっ
たが、コネクション設定要求が確率的に生起する場合に
は、コネクション設定拒絶確率が予め与えられる閾値以
下になるように設定すべきコネクション群を求めてもよ
い。
【0327】また、図37に示した通信網設計装置40
0の仮想網設計部402は、図25、図30に示したよ
うな通信網設計装置200、300を用いても有効であ
る。この場合、図37の通信網設計装置400のフロー
算出部401で求められた通信フローの情報をトラヒッ
ク情報とすればよい。
0の仮想網設計部402は、図25、図30に示したよ
うな通信網設計装置200、300を用いても有効であ
る。この場合、図37の通信網設計装置400のフロー
算出部401で求められた通信フローの情報をトラヒッ
ク情報とすればよい。
【0328】以上説明したように、上記第6〜第9の実
施形態によれば、トポロジーの変更とフローの経路の変
更を繰り返すことにより、通信網設計問題の精度のよい
近似解を得ることができ、また、設定すべきコネクショ
ンが与えられている場合には、コネクションをフローに
変換して、その仮想的なフローに対する通信網設計問題
を解き、その解をもとに、コネクションの経路を決定す
ることにより、少ない計算量で網設計を行うことができ
る。
施形態によれば、トポロジーの変更とフローの経路の変
更を繰り返すことにより、通信網設計問題の精度のよい
近似解を得ることができ、また、設定すべきコネクショ
ンが与えられている場合には、コネクションをフローに
変換して、その仮想的なフローに対する通信網設計問題
を解き、その解をもとに、コネクションの経路を決定す
ることにより、少ない計算量で網設計を行うことができ
る。
【0329】また、上記第6の実施形態に係る通信網設
計方法およびその方法を用いた通信網設計装置によれ
ば、初期トポロジー設定部201が与えた初期トポロジ
ーに、初期経路設定部203はフローの設定を行ない、
次に、各エッジ上を流れるフローの量からエッジコスト
算出部205は、エッジのコストを求め、その結果をも
とに経路変更部204でフローの新しい経路を求め、フ
ローの一部または全部を新しい経路に移すことにより変
化する各エッジ上を流れるフローの量に伴い変化するエ
ッジのコストを再計算し、以下、同様の操作を網コスト
が低下しなくなるまで繰り返し、さらに、トポロジー変
更部202により初期トポロジーを変更し、この変更さ
れたトポロジーを用いてフローの経路を決定して、さら
に、トポロジーの変更とその新しいトポロジーに対して
フローの経路の決定を繰り返し、トポロジーの変更によ
り網コストが低下しなくなるまで繰り返すことにより、
網設計問題の精度の良い近似解を得ることが可能とな
る。
計方法およびその方法を用いた通信網設計装置によれ
ば、初期トポロジー設定部201が与えた初期トポロジ
ーに、初期経路設定部203はフローの設定を行ない、
次に、各エッジ上を流れるフローの量からエッジコスト
算出部205は、エッジのコストを求め、その結果をも
とに経路変更部204でフローの新しい経路を求め、フ
ローの一部または全部を新しい経路に移すことにより変
化する各エッジ上を流れるフローの量に伴い変化するエ
ッジのコストを再計算し、以下、同様の操作を網コスト
が低下しなくなるまで繰り返し、さらに、トポロジー変
更部202により初期トポロジーを変更し、この変更さ
れたトポロジーを用いてフローの経路を決定して、さら
に、トポロジーの変更とその新しいトポロジーに対して
フローの経路の決定を繰り返し、トポロジーの変更によ
り網コストが低下しなくなるまで繰り返すことにより、
網設計問題の精度の良い近似解を得ることが可能とな
る。
【0330】また、上記第7の実施形態に係る通信網設
計方法およびその方法を用いた通信網設計装置によれ
ば、初期トポロジー設定部301が与えた初期トポロジ
ーに、初期経路設定部303はフローの設定を行ない、
次に、各エッジ上を流れるフローの量からエッジコスト
算出部305は、エッジのコストを求め、その結果をも
とに経路変更部304でフローの新しい経路を求め、フ
ローの一部または全部を新しい経路に移すことにより変
化する各エッジ上を流れるフローの量に伴い変化するエ
ッジのコストを再計算し、以下、同様の操作をフローの
経路が変更されなくなるまで繰り返し、さらに、トポロ
ジー変更部302により初期トポロジーを変更し、この
変更されたトポロジーを用いてフローの経路を決定し
て、さらに、トポロジーの変更とその新しいトポロジー
に対してフローの経路の決定を繰り返し、この繰り返し
の中で最良の結果を最良結果記憶部306に記憶してお
くことにより、網設計問題の精度の良い近似解を得るこ
とが可能となる。
計方法およびその方法を用いた通信網設計装置によれ
ば、初期トポロジー設定部301が与えた初期トポロジ
ーに、初期経路設定部303はフローの設定を行ない、
次に、各エッジ上を流れるフローの量からエッジコスト
算出部305は、エッジのコストを求め、その結果をも
とに経路変更部304でフローの新しい経路を求め、フ
ローの一部または全部を新しい経路に移すことにより変
化する各エッジ上を流れるフローの量に伴い変化するエ
ッジのコストを再計算し、以下、同様の操作をフローの
経路が変更されなくなるまで繰り返し、さらに、トポロ
ジー変更部302により初期トポロジーを変更し、この
変更されたトポロジーを用いてフローの経路を決定し
て、さらに、トポロジーの変更とその新しいトポロジー
に対してフローの経路の決定を繰り返し、この繰り返し
の中で最良の結果を最良結果記憶部306に記憶してお
くことにより、網設計問題の精度の良い近似解を得るこ
とが可能となる。
【0331】また、トポロジー記憶部310に記憶され
ているトポロジーからエッジ削除手段が与えられた数だ
けエッジを取り除く際に取り除くエッジの組合せを変更
することにより複数のトポロジーを得て、この複数のト
ポロジーに対してフローの経路の決定を行ない、最も良
い結果を与えるトポロジーをトポロジー選択部312が
選び、トポロジー記憶部310に再記憶し、この操作を
繰り返すことにより、網設計問題の精度の良い近似解を
得ることが可能となる。
ているトポロジーからエッジ削除手段が与えられた数だ
けエッジを取り除く際に取り除くエッジの組合せを変更
することにより複数のトポロジーを得て、この複数のト
ポロジーに対してフローの経路の決定を行ない、最も良
い結果を与えるトポロジーをトポロジー選択部312が
選び、トポロジー記憶部310に再記憶し、この操作を
繰り返すことにより、網設計問題の精度の良い近似解を
得ることが可能となる。
【0332】また、上記第8の実施形態に係る通信網設
計方法およびその方法を用いた通信網設計装置によれ
ば、エッジコスト算出部305は、エッジコストをフロ
ーを収容することのできるリンクの組合せの中で最小コ
ストのリンクの組合せを選ぶことにより、網設計問題の
精度の良い近似解を得ることが可能となる。
計方法およびその方法を用いた通信網設計装置によれ
ば、エッジコスト算出部305は、エッジコストをフロ
ーを収容することのできるリンクの組合せの中で最小コ
ストのリンクの組合せを選ぶことにより、網設計問題の
精度の良い近似解を得ることが可能となる。
【0333】また、上記第9の実施形態によれば、設定
すべき複数のコネクションが与えられ、1本のコネクシ
ョンの経路が2つ以上に分岐することが許されていない
場合の網設計問題は組合せ問題となるため、解くことが
非常に困難となるが、発ノードと着ノードを同じくする
コネクションをまとめて、フロー算出部401が、フロ
ーを求め、フローの経路は2つ以上に分岐してもよいも
のとすることにより、仮想網設計部402は網設計問題
を解くことが容易になる。このようにして求めたフロー
の経路を基にコネクションの経路をコネクション経路決
定部403を用いて求める。その後、コネクションの経
路を基に、各ノード間に設定すべきリンクをリンク設定
部404が求める。この操作により、コネクションを設
定する網設計問題を少ない計算量で解くことが可能とな
る。
すべき複数のコネクションが与えられ、1本のコネクシ
ョンの経路が2つ以上に分岐することが許されていない
場合の網設計問題は組合せ問題となるため、解くことが
非常に困難となるが、発ノードと着ノードを同じくする
コネクションをまとめて、フロー算出部401が、フロ
ーを求め、フローの経路は2つ以上に分岐してもよいも
のとすることにより、仮想網設計部402は網設計問題
を解くことが容易になる。このようにして求めたフロー
の経路を基にコネクションの経路をコネクション経路決
定部403を用いて求める。その後、コネクションの経
路を基に、各ノード間に設定すべきリンクをリンク設定
部404が求める。この操作により、コネクションを設
定する網設計問題を少ない計算量で解くことが可能とな
る。
【0334】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同じ双方向コネクションに属する上りコネクションと下
りコネクションが同じ経路を通るという条件のもとに最
適な経路の選択を効率的に行える経路選択方法および経
路選択装置を提供できる。
同じ双方向コネクションに属する上りコネクションと下
りコネクションが同じ経路を通るという条件のもとに最
適な経路の選択を効率的に行える経路選択方法および経
路選択装置を提供できる。
【0335】また、本発明によれば、あらかじめ与えら
れたネットワーク上に複数のコネクションの経路を選択
するという経路選択問題の精度のよい近似解を与えるこ
とが可能な経路選択方法および経路選択装置を提供でき
る。
れたネットワーク上に複数のコネクションの経路を選択
するという経路選択問題の精度のよい近似解を与えるこ
とが可能な経路選択方法および経路選択装置を提供でき
る。
【0336】また、本発明によれば、ノード間に設定可
能なリンクの容量とコストとトラヒック需要から通信網
を設計するという通信網設計問題の精度のよい近似解を
少ない計算量で得ることができる通信網設計方法および
通信網設計装置を提供できる。
能なリンクの容量とコストとトラヒック需要から通信網
を設計するという通信網設計問題の精度のよい近似解を
少ない計算量で得ることができる通信網設計方法および
通信網設計装置を提供できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る経路選択装置の
構成を概略的に示したブロック図。
構成を概略的に示したブロック図。
【図2】図1の評価値算出部の構成を概略的に示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】図1の経路選択部の構成を概略的に示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】評価値算出部の処理動作を説明するためのフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図5】経路選択部の処理動作を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
【図6】経路選択対象のネットワークの構成例を示した
図。
図。
【図7】経路選択を行うために必要なコネクション情報
の内容の具体例を示した図。
の内容の具体例を示した図。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る経路選択装置の
構成を概略的に示したブロック図。
構成を概略的に示したブロック図。
【図9】図1の評価値算出部の構成を概略的に示したブ
ロック図。
ロック図。
【図10】図1の経路選択装置の処理動作を説明するた
めのフローチャート。
めのフローチャート。
【図11】図1の経路選択装置の処理動作を具体的に説
明するために用いたコネクション情報の内容の具体例を
示した図。
明するために用いたコネクション情報の内容の具体例を
示した図。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る経路選択装置
の構成を概略的に示したブロック図。
の構成を概略的に示したブロック図。
【図13】経路選択対象のネットワークの構成例を示し
た図。
た図。
【図14】図12の経路決定部の構成を概略的に示した
ブロック図。
ブロック図。
【図15】図12の経路選択装置の処理動作を説明する
ためのフローチャート。
ためのフローチャート。
【図16】経路選択対象のネットワークの他の構成例を
示した図。
示した図。
【図17】経路選択を行うために必要なコネクション情
報の内容の他の具体例を示した図。
報の内容の他の具体例を示した図。
【図18】各コネクションの帯域の予約状況の具体例を
示した図。
示した図。
【図19】本発明の第4の実施形態に係る経路決定部の
構成を概略的に示したブロック
構成を概略的に示したブロック
【図20】第4の実施形態に係る経路選択装置の動作処
理を説明するためのフローチャート。
理を説明するためのフローチャート。
【図21】経路探索部で探索された経路と経路番号の対
応の一例を示した図。
応の一例を示した図。
【図22】本発明の第5の実施形態に係る経路決定部の
構成を概略的に示したブロック図。
構成を概略的に示したブロック図。
【図23】第5の実施形態に係る経路選択装置の動作処
理を説明するためのフローチャート。
理を説明するためのフローチャート。
【図24】ノード間に複数のリンクが張られている場合
の経路選択方法について説明するための図。
の経路選択方法について説明するための図。
【図25】本発明の第6の実施形態に係る通信網設計装
置の構成を概略的に示したブロック図。
置の構成を概略的に示したブロック図。
【図26】第6の実施形態に係る通信網設計装置の動作
処理を説明するためのフローチャート。
処理を説明するためのフローチャート。
【図27】通信網の設計に必要なネットワーク情報の内
容の具体例を示した図で、ノード間に設定可能なリンク
の種類と、そのリンクの容量、コストの情報が含まれて
いる。
容の具体例を示した図で、ノード間に設定可能なリンク
の種類と、そのリンクの容量、コストの情報が含まれて
いる。
【図28】初期トポロジー設定部で求めた初期トポロジ
ーの具体例を示した図。
ーの具体例を示した図。
【図29】フローの経路の決定過程を説明するための
図。
図。
【図30】本発明の第7の実施形態に係る通信網設計装
置の構成を概略的に示したブロック図。
置の構成を概略的に示したブロック図。
【図31】第7の実施形態に係る通信網設計装置の動作
処理を説明するためのフローチャート。
処理を説明するためのフローチャート。
【図32】トポロジー変更部の構成を概略的に示したブ
ロック図。
ロック図。
【図33】図32のトポロジー変更部の動作処理を説明
するためのフローチャート。
するためのフローチャート。
【図34】エッジ削除部で所定数のエッジを削除して作
成される新たなトポロジーの具体例を示した図。
成される新たなトポロジーの具体例を示した図。
【図35】通信網の設計に必要なネットワーク情報の内
容の他の具体例を示した図で、ノード間に設定可能なリ
ンクの種類と、そのリンクの容量、コストの情報が含ま
れている。
容の他の具体例を示した図で、ノード間に設定可能なリ
ンクの種類と、そのリンクの容量、コストの情報が含ま
れている。
【図36】ノード間に2本以上のリンクを設定できる場
合のエッジを通過するフローの量とエッジコストの対応
の具体例を示した図。
合のエッジを通過するフローの量とエッジコストの対応
の具体例を示した図。
【図37】本発明の第9の実施形態に係る通信網設計装
置の構成を概略的に示したブロック図。
置の構成を概略的に示したブロック図。
【図38】図37の通信網設計装置の処理動作を説明す
るための図で、各ノード間に設定可能なリンクの一例を
示した図。
るための図で、各ノード間に設定可能なリンクの一例を
示した図。
【図39】図37の通信網設計装置の処理動作を説明す
るための図で、仮想網設計部で仮想網を設計した結果得
られたフローの経路の具体例を示した図。
るための図で、仮想網設計部で仮想網を設計した結果得
られたフローの経路の具体例を示した図。
【図40】図37の通信網設計装置の処理動作を説明す
るための図で、コネクション経路決定部で決定された各
コネクションの経路の具体例を示した図。
るための図で、コネクション経路決定部で決定された各
コネクションの経路の具体例を示した図。
1…経路選択装置、2…評価値算出部、3…経路選択
部、5…経路選択装置、6…パラメータ変更部、7…評
価値算出部、8…経路選択部、9…最良結果記憶部、1
00…経路選択装置、101…経路探索部、102…帯
域予約部、103…経路決定部、200…通信網設計装
置、201…初期トポロジー設定部、202…トポロジ
ー変更部、203…初期経路設定部、204…経路変更
部、205…エッジコスト算出部、300…通信網設計
装置、301…初期トポロジー設定部、302…トポロ
ジー変更部、303…初期経路設定部、304…経路変
更部、305…エッジコスト算出部、306…最良結果
記憶部。
部、5…経路選択装置、6…パラメータ変更部、7…評
価値算出部、8…経路選択部、9…最良結果記憶部、1
00…経路選択装置、101…経路探索部、102…帯
域予約部、103…経路決定部、200…通信網設計装
置、201…初期トポロジー設定部、202…トポロジ
ー変更部、203…初期経路設定部、204…経路変更
部、205…エッジコスト算出部、300…通信網設計
装置、301…初期トポロジー設定部、302…トポロ
ジー変更部、303…初期経路設定部、304…経路変
更部、305…エッジコスト算出部、306…最良結果
記憶部。
Claims (20)
- 【請求項1】 複数のノード装置を接続してなる通信網
に、複数の双方向コネクションの経路を、その上りコネ
クションと下りコネクションが同じ経路を通るように選
択する経路選択方法であって、 前記双方向コネクションの上りコネクションの帯域と下
りコネクションの帯域をもとに、その双方向コネクショ
ンの評価値を算出し、前記複数の双方向コネクションの
それぞれについて算出された前記評価値に基づく順位に
従って、前記複数の双方向コネクションの経路をそれぞ
れ選択することを特徴とする経路選択方法。 - 【請求項2】 前記双方向コネクションの上りコネクシ
ョンの帯域がその下りコネクションの帯域よりも大きい
かまたは等しいとき、前記上りコネクションの帯域の値
に第1の重みの値を乗算したものと、前記下りコネクシ
ョンの帯域の値に第2の重みの値を乗算したものとを加
算することにより、前記双方向コネクションの評価値を
算出し、前記上りコネクションの帯域が前記下りコネク
ションの帯域よりも小さいとき、前記上りコネクション
の帯域の値に前記第2の重みの値を乗算したものと、前
記下りコネクションの帯域の値に前記第1の重みの値を
乗算したものとを加算することにより前記双方向コネク
ションの評価値を算出することを特徴とする請求項1記
載の経路選択方法。 - 【請求項3】 複数のノード装置を接続してなる通信網
に、複数の双方向コネクションの経路を、その上りコネ
クションと下りコネクションが同じ経路を通るように選
択する経路選択装置であって、 前記双方向コネクションの上りコネクションの帯域と下
りコネクションの帯域をもとに、前記双方向コネクショ
ンの評価値を算出する評価値算出手段と、 この評価値算出手段で前記複数の双方向コネクションの
それぞれについて算出された評価値に基づく順位に従っ
て、前記複数の双方向コネクションの経路をそれぞれ選
択する経路選択手段と、 を具備したことを特徴とする経路選択装置。 - 【請求項4】 前記評価値算出手段は、前記双方向コネ
クションの上りコネクションの帯域がその下りコネクシ
ョンの帯域よりも大きいかまたは等しいとき、前記上り
コネクションの帯域の値に第1の重みの値を乗算したも
のと、前記下りコネクションの帯域の値に第2の重みの
値を乗算したものとを加算することにより前記双方向コ
ネクションの評価値を算出し、前記上りコネクションの
帯域が前記下りコネクションの帯域よりも小さいとき、
前記上りコネクションの帯域の値に前記第2の重みの値
を乗算したものと、前記下りコネクションの帯域の値に
前記第1の重みの値を乗算したものとを加算することに
より前記双方向コネクションの評価値を算出することを
特徴とする請求項3記載の経路選択装置。 - 【請求項5】 複数のノード装置を接続してなる通信網
に、複数の双方向コネクションの経路を、その上りコネ
クションと下りコネクションが同じ経路を通るように選
択する経路選択方法であって、 必要に応じて出力された異なるパラメータのそれぞれ
と、前記双方向コネクションの上りコネクションの帯域
と下りコネクションの帯域をもとに、前記双方向コネク
ションの評価値を算出し、この算出された評価値に基づ
く順位に従い、前記複数の双方向コネクションの経路を
それぞれ選択し、その選択結果を前記パラメータに対応
する経路選択結果として出力し、この出力された複数の
経路選択結果に基づき、前記複数の双方向コネクション
の最適経路を判断することを特徴とする経路選択方法。 - 【請求項6】 複数のノード装置を接続してなる通信網
に、複数の双方向コネクションの経路を、その上りコネ
クションと下りコネクションが同じ経路を通るように選
択する経路選択装置であって、 必要に応じて異なるパラメータを出力するパラメータ出
力手段と、 このパラメータ出力手段で出力されたパラメータと、前
記双方向コネクションの上りコネクションの帯域と下り
コネクションの帯域をもとに、前記双方向コネクション
の評価値を算出する評価値算出手段と、 この評価値算出手段で算出された評価値に基づく順位に
従い、前記複数の双方向コネクションの経路をそれぞれ
選択し、その選択結果を前記パラメータに対応する経路
選択結果として出力する出力手段と、 この出力手段で出力された複数の経路選択結果に基づ
き、前記複数の双方向コネクションの最適経路を判断す
る判断手段と、 を具備したことを特徴とする経路選択装置。 - 【請求項7】 複数のノード装置を接続してなる通信網
に、複数のコネクションの経路を選択する経路選択方法
であって、 前記複数のコネクションのとり得る経路を探索し、この
探索された経路上のリンクに前記コネクションの帯域を
予約して、その帯域の予約状態をもとに、前記複数のコ
ネクションのそれぞれに対し、前記探索された経路のう
ちの1つを選択することを特徴とする経路選択方法。 - 【請求項8】 前記リンクに予約された帯域の中で前記
リンクに収容できない溢れ帯域を算出し、この算出され
た溢れ帯域をもとに、前記コネクションの取り得る経路
に対して評価値を算出し、この算出された評価値に基づ
く順位に従って、前記複数のコネクションのうち少なく
とも1本のコネクションに対し、前記探索された経路の
うちの1つを選択することを、全てのコネクションに対
し経路が選択されるまで繰り返すことを特徴とする請求
項7記載の経路選択方法。 - 【請求項9】 前記コネクションに前記探索された経路
のうちの1つを割り当てたと仮定し、その経路上にない
リンクから前記コネクションの予約帯域を取り除いた場
合に、予約された帯域の中でリンクに収容できない溢れ
帯域を算出し、この算出された溢れ帯域をもとに、前記
複数のコネクションの取り得る経路に対して評価値を算
出し、この算出された評価値に基づく順位に従って、前
記複数のコネクションのうち少なくとも1本のコネクシ
ョンに対し、前記探索された経路のうちの1つを選択す
ることを、全てのコネクションに対し経路が選択される
まで繰り返すことを特徴とする請求項7記載の経路選択
方法。 - 【請求項10】 前記リンクに予約された帯域の中で前
記リンクに収容できない第1の溢れ帯域を算出し、前記
コネクションに前記探索された経路のうちの1つを割り
当てたと仮定し、その経路上にないリンクから前記コネ
クションの予約帯域を取り除いた場合に、予約された帯
域の中でリンクに収容できない第2の溢れ帯域を算出
し、前記第1の溢れ帯域と前記第2の溢れ帯域をもと
に、前記複数のコネクションの取り得る経路に対して評
価値を算出し、この算出された評価値に基づく順位に従
って、前記複数のコネクションのうち少なくとも1本の
コネクションに対し、前記探索された経路のうちの1つ
を選択することを、全てのコネクションに対し経路が選
択されるまで繰り返すことを特徴とする請求項7記載の
経路選択方法。 - 【請求項11】 複数のノード装置を接続してなる通信
網に、複数のコネクションの経路を選択する経路選択装
置であって、 前記複数のコネクションのとり得る経路を探索する経路
探索手段と、 この経路探索手段で探索された経路上のリンクに前記コ
ネクションの帯域を予約する帯域予約手段と、 この帯域予約手段で前記リンクに予約された帯域の予約
状態をもとに、前記複数のコネクションのそれぞれに対
し、前記経路探索手段で探索された経路のうちの1つを
選択する経路選択手段と、 を具備したことを特徴とする経路選択装置。 - 【請求項12】 前記経路選択手段は、 前記帯域予約手段で前記リンクに予約された帯域の中で
前記リンクに収容できない溢れ帯域を算出する溢れ帯域
算出手段と、 この溢れ帯域算出手段で算出された溢れ帯域をもとに、
前記経路探索手段で探索された前記コネクションの取り
得る経路に対して評価値を算出する評価値算出手段と、 この評価値算出手段で算出された評価値に基づく順位に
従って、前記複数のコネクションのうち少なくとも1本
のコネクションに対し、前記経路探索手段で探索された
経路のうちの1つを選択する選択手段と、 全てのコネクションに対し経路が選択されるまで、前記
帯域の予約状態を更新して、その更新された帯域の予約
状態のもと、前記溢れ帯域算出手段に対し溢れ帯域を算
出するよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする請求項11記載の経路選択
装置。 - 【請求項13】 前記経路選択手段は、 前記コネクションに前記経路探索手段で探索された経路
のうちの1つを割り当てたと仮定し、その経路上にない
リンクから前記コネクションの予約帯域を取り除いた場
合に、予約された帯域の中でリンクに収容できない溢れ
帯域を算出する溢れ帯域算出手段と、 この溢れ帯域算出手段で算出され溢れ帯域をもとに、前
記経路探索手段で探索された前記コネクションの取り得
る経路に対して評価値を算出する評価値算出手段と、 この評価値算出手段で算出された評価値に基づく順位に
従って、前記複数のコネクションのうち少なくとも1本
のコネクションに対し、前記経路探索手段で探索された
経路のうちの1つを選択する選択手段と、 全てのコネクションに対し経路が選択されるまで、前記
帯域の予約状態を更新して、その更新された帯域の予約
状態のもと、前記溢れ帯域算出手段に対し溢れ帯域を算
出するよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする請求項11記載の経路選択
装置。 - 【請求項14】 前記経路選択手段は、 前記帯域予約手段で前記リンクに予約された帯域の中で
前記リンクに収容できない第1の溢れ帯域を算出する第
1の算出手段と、 前記コネクションに前記経路探索手段で探索された経路
のうちの1つを割り当てたと仮定し、その経路上にない
リンクから前記コネクションの予約帯域を取り除いた場
合に、予約された帯域の中でリンクに収容できない第2
の溢れ帯域を算出する第2の算出手段と、 前記第1の算出手段で算出された第1の溢れ帯域と、前
記第2の算出手段で算出された第2の溢れ帯域をもと
に、前記経路探索手段で探索された前記コネクションの
取り得る経路に対して評価値を算出する評価値算出手段
と、 この評価値算出手段で算出された評価値に基づく順位に
従って、前記複数のコネクションのうち少なくとも1本
のコネクションに対し、前記経路探索手段で探索された
経路のうちの1つを選択する選択手段と、 全てのコネクションに対し経路が選択されるまで、前記
帯域の予約状態を更新して、その更新された帯域の予約
状態のもと、前記第1の算出手段、前記第2の算出手段
に対し、それぞれ前記第1の溢れ帯域、前記第2の溢れ
帯域を算出するよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする請求項11記載の経路選択
装置。 - 【請求項15】 少なくとも通信網を構成するノードの
数と、その各ノードの識別情報、各ノード間に設定され
得るリンクの種類とコストを含むネットワーク情報と、
少なくとも通信フローの発ノードと着ノードの識別情
報、その通信フローの量を含むトラヒック情報をもと
に、前記トラヒック情報にて要求されるトラヒック需要
を収容できる通信網を設計する通信網設計方法であっ
て、 前記ネットワーク情報をもとに、前記通信網の初期トポ
ロジーを設定し、必要に応じて前記初期トポロジーを変
更し、その設定された初期トポロジー、あるいは、変更
して得られたトポロジーに対して、前記トラヒック情報
をもとに、所望のフローの経路を設定し、その設定され
た経路上のリンクのコストを算出し、その算出されたコ
ストが、あらかじめ定められた条件を満たすまで、前記
設定された経路を変更しながら、その変更された経路上
のリンクのコストを算出し、前記算出されたコストが、
あらかじめ定められた条件を満たすとき、少なくとも、
そのときの前記所望のフローの経路、前記ノード間に設
定されたリンクの種類を含む通信網設計情報を出力する
ことを特徴とする通信網設計方法。 - 【請求項16】 前記設定された初期トポロジーから、
そのトポロジーを構成するためのノード間を接続する複
数のエッジのうち、少なくとも1本のエッジを取り除
き、その取り除かれるエッジの組合せを変えることによ
り生成される複数のトポロジーのうち、そのトポロジー
に対して設定された前記所望のフローの経路上のリンク
のコストが、あらかじめ定められた条件を満たすものを
記憶し、その記憶されたトポロジーに対して設定された
前記所望のフローの経路、前記ノード間に設定されたリ
ンクの種類を含む通信網設計情報を出力することを特徴
とする請求項15記載の通信網設計方法。 - 【請求項17】 少なくとも通信網を構成するノードの
数と、その各ノードの識別情報、各ノード間に設定可能
なリンクの種類とコストを含むネットワーク情報と、少
なくとも各コネクション毎の要求帯域、発ノードと着ノ
ードの識別情報を含むコネクション情報をもとに、前記
コネクションを収容できる通信網を設計する通信網設計
方法であって、 前記コネクション情報をもとに、発ノードと着ノードを
同じくするコネクションの要求帯域をまとめることによ
り通信フローを生成し、この生成された通信フローと前
記ネットワーク情報をもとに、前記通信フローの経路と
前記ノード間のリンクを設定することにより仮想網を設
計し、この設計された仮想網をもとに、前記コネクショ
ンの経路を決定し、この決定されたコネクションの経路
をもとに前記ノード間に前記コネクションに対応するリ
ンクを設定することを特徴とする通信網設計方法。 - 【請求項18】 少なくとも通信網を構成するノードの
数と、その各ノードの識別情報、各ノード間に設定され
得るリンクの種類とコストを含むネットワーク情報と、
少なくとも通信フローの発ノードと着ノードの識別情
報、その通信フローの量を含むトラヒック情報をもと
に、前記トラヒック情報にて要求されるトラヒック需要
を収容できる通信網を設計する通信網設計装置であっ
て、 前記ネットワーク情報をもとに、前記通信網の初期トポ
ロジーを設定する初期トポロジー設定手段と、 必要に応じて前記初期トポロジー設定手段で設定された
初期トポロジーを変更するトポロジー変更手段と、 前記初期トポロジー設定手段で設定された初期トポロジ
ー、あるいは、前記トポロジー変更手段で変更されたト
ポロジーに対して、前記トラヒック情報をもとに、所望
のフローの経路を設定する経路設定手段と、 この経路設定手段で設定された経路上のリンクのコスト
を算出するコスト算出手段と、 このコスト算出手段で算出されたコストが、あらかじめ
定められた条件を満たすまで前記経路設定手段で設定さ
れた経路を変更し、前記コスト算出手段に対し、その変
更された経路上のリンクのコストを算出するよう制御す
る制御手段と、 前記コスト算出手段で算出されたコストが、あらかじめ
定められた条件を満たすとき、少なくとも、そのときの
前記所望のフローの経路、前記ノード間に設定されたリ
ンクの種類を含む通信網設計情報を出力する出力手段
と、 を具備したことを特徴とする通信網設計装置。 - 【請求項19】 前記トポロジー変更手段は、 前記初期トポロジー設定手段で設定されたトポロジーを
記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたトポロジーから、そのトポロ
ジーを構成するためのノード間を接続する複数のエッジ
のうち、少なくとも1本のエッジを取り除くエッジ削除
手段と、 このエッジ削除手段で取り除かれるエッジの組合せを変
えることにより生成される複数のトポロジーのうち、そ
のトポロジーに対して前記経路設定手段で設定された前
記所望のフローの経路が、あらかじめ定められた条件を
満たすトポロジーを前記記憶手段に記憶するよう制御す
る制御手段と、 を具備したことを特徴とする請求項18記載の通信網設
計装置。 - 【請求項20】 少なくとも通信網を構成するノードの
数と、その各ノードの識別情報、各ノード間に設定可能
なリンクの種類とコストを含むネットワーク情報と、少
なくとも各コネクション毎の要求帯域、発ノードと着ノ
ードの識別情報を含むコネクション情報をもとに、前記
コネクションを収容できる通信網を設計する通信網設計
装置であって、 前記コネクション情報をもとに、発ノードと着ノードを
同じくするコネクションの要求帯域をまとめることによ
り、通信フローを生成するフロー生成手段と、 このフロー生成手段で生成された通信フローと前記ネッ
トワーク情報をもとに、前記通信フローの経路と前記ノ
ード間のリンクを設定することにより仮想網を設計する
仮想通信網設計手段と、 この仮想網設計手段で設計された仮想網をもとに、前記
コネクションの経路を決定するコネクション経路決定手
段と、 このコネクション経路決定手段で決定されたコネクショ
ンの経路をもとにノード間に前記コネクションに対応す
るリンクを設定するリンク設定手段と、 を具備することを特徴とする通信網設計装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25948295A JPH0983546A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 経路選択方法および経路選択装置および通信網設計方法および通信網設計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25948295A JPH0983546A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 経路選択方法および経路選択装置および通信網設計方法および通信網設計装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0983546A true JPH0983546A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17334700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25948295A Pending JPH0983546A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 経路選択方法および経路選択装置および通信網設計方法および通信網設計装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0983546A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-09-13 JP JP25948295A patent/JPH0983546A/ja active Pending
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