JPH098355A - 3−5族化合物半導体の製造方法 - Google Patents
3−5族化合物半導体の製造方法Info
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- JPH098355A JPH098355A JP15031095A JP15031095A JPH098355A JP H098355 A JPH098355 A JP H098355A JP 15031095 A JP15031095 A JP 15031095A JP 15031095 A JP15031095 A JP 15031095A JP H098355 A JPH098355 A JP H098355A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】3−5族化合物半導体に対してドライエッチン
グを行なった際のエッチングダメージを回復させ、良好
な品質の3−5族化合物半導体を製造する。 【構成】3−5族化合物半導体をドライエッチングした
後、リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理する工程を有す
る3−5族化合物半導体の製造方法。3−5族化合物半
導体をドライエッチングした後、リン酸と硫酸とを含む
溶液にて処理し、次に不活性雰囲気中で400℃以上で
熱処理する工程を有する3−5族化合物半導体の製造方
法。ドライエッチングが、稀ガス、ハロゲン元素を含む
分子又はこれらの混合ガスを用いる3−5族化合物半導
体の製造方法。
グを行なった際のエッチングダメージを回復させ、良好
な品質の3−5族化合物半導体を製造する。 【構成】3−5族化合物半導体をドライエッチングした
後、リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理する工程を有す
る3−5族化合物半導体の製造方法。3−5族化合物半
導体をドライエッチングした後、リン酸と硫酸とを含む
溶液にて処理し、次に不活性雰囲気中で400℃以上で
熱処理する工程を有する3−5族化合物半導体の製造方
法。ドライエッチングが、稀ガス、ハロゲン元素を含む
分子又はこれらの混合ガスを用いる3−5族化合物半導
体の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3−5族化合物半導体の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】紫外もしくは青色の発光ダイオード(以
下、LEDと記すことがある。)又は紫外もしくは青色
のレーザダイオード等の発光素子の材料として、一般式
InxGay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦
x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族
化合物半導体が知られている。該3−5族化合物半導体
は、3族元素の組成によって制御できるバンドギャップ
を有しているので、可視光領域から紫外線領域の発光を
生じる発光素子に用いることができる。さらに、該3−
5族化合物半導体は直接遷移型のバンド構造を有するの
で、該3−5族化合物半導体を用いて発光効率の高い発
光素子が得られる。特に、Inの濃度が10%以上のも
のは、発光波長が紫色及びそれより長波長の可視領域に
することができるため、表示用途への応用上特に重要で
ある。
下、LEDと記すことがある。)又は紫外もしくは青色
のレーザダイオード等の発光素子の材料として、一般式
InxGay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦
x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族
化合物半導体が知られている。該3−5族化合物半導体
は、3族元素の組成によって制御できるバンドギャップ
を有しているので、可視光領域から紫外線領域の発光を
生じる発光素子に用いることができる。さらに、該3−
5族化合物半導体は直接遷移型のバンド構造を有するの
で、該3−5族化合物半導体を用いて発光効率の高い発
光素子が得られる。特に、Inの濃度が10%以上のも
のは、発光波長が紫色及びそれより長波長の可視領域に
することができるため、表示用途への応用上特に重要で
ある。
【0003】該化合物半導体を用いて発光素子を製造す
るには、電極を形成するため又は素子分離のために一般
にエッチングする必要がある。エッチングとして、一般
にはいわゆるウエットエッチングとドライエッチングが
知られている。しかしながら、該化合物半導体は化学的
に非常に安定であるため、ウエットエッチングにおいて
は該化合物半導体についての実用的なエッチング速度を
持つエッチング剤(エッチャント)は知られていない。
一方、該化合物半導体をプラズマを含む雰囲気中でエッ
チングする、いわゆるドライエッチング法では、100
Å/分以上の高速のエッチングが可能である。しかし、
ドライエッチングを行なった場合、エッチング後に伝導
度が著しく減少する又は発光スペクトルの強度が弱くな
る等の、電気的又は光学的性質が劣化することが問題で
あった。このような劣化は、一般にエッチングダメージ
と呼ばれるものであり、エッチングダメージを受けた該
化合物半導体を用いて発光素子を作製した場合、駆動電
圧が高くなる又は発光効率が下がるという問題があっ
た。
るには、電極を形成するため又は素子分離のために一般
にエッチングする必要がある。エッチングとして、一般
にはいわゆるウエットエッチングとドライエッチングが
知られている。しかしながら、該化合物半導体は化学的
に非常に安定であるため、ウエットエッチングにおいて
は該化合物半導体についての実用的なエッチング速度を
持つエッチング剤(エッチャント)は知られていない。
一方、該化合物半導体をプラズマを含む雰囲気中でエッ
チングする、いわゆるドライエッチング法では、100
Å/分以上の高速のエッチングが可能である。しかし、
ドライエッチングを行なった場合、エッチング後に伝導
度が著しく減少する又は発光スペクトルの強度が弱くな
る等の、電気的又は光学的性質が劣化することが問題で
あった。このような劣化は、一般にエッチングダメージ
と呼ばれるものであり、エッチングダメージを受けた該
化合物半導体を用いて発光素子を作製した場合、駆動電
圧が高くなる又は発光効率が下がるという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一般
式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0
≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5
族化合物半導体に対して電極等を形成するためにドライ
エッチングを行なった際のエッチングダメージを回復さ
せ、良好な品質の3−5族化合物半導体を製造する方法
を提供することにある。
式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0
≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5
族化合物半導体に対して電極等を形成するためにドライ
エッチングを行なった際のエッチングダメージを回復さ
せ、良好な品質の3−5族化合物半導体を製造する方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情をみて鋭意検討した結果、該3−5族化合物半導
体をドライエッチングした後、特定の酸で処理すること
がドライエッチングによるダメージを回復させるのに大
きな効果があることを見いだし、本発明に至った。
な事情をみて鋭意検討した結果、該3−5族化合物半導
体をドライエッチングした後、特定の酸で処理すること
がドライエッチングによるダメージを回復させるのに大
きな効果があることを見いだし、本発明に至った。
【0006】即ち、本発明は、次に記す発明である。 〔1〕一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+
z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表さ
れる3−5族化合物半導体をドライエッチングした後、
リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理する工程を有するこ
とを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。 〔2〕一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+
z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表さ
れる3−5族化合物半導体をドライエッチングした後、
リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理し、次に不活性雰囲
気中で400℃以上で熱処理する工程を有することを特
徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。 〔3〕ドライエッチングが、稀ガス、ハロゲン元素を含
む分子又はこれらの混合ガスを用いることを特徴とする
〔1〕又は〔2〕記載の3−5族化合物半導体の製造方
法。
z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表さ
れる3−5族化合物半導体をドライエッチングした後、
リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理する工程を有するこ
とを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。 〔2〕一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+
z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表さ
れる3−5族化合物半導体をドライエッチングした後、
リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理し、次に不活性雰囲
気中で400℃以上で熱処理する工程を有することを特
徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。 〔3〕ドライエッチングが、稀ガス、ハロゲン元素を含
む分子又はこれらの混合ガスを用いることを特徴とする
〔1〕又は〔2〕記載の3−5族化合物半導体の製造方
法。
【0007】次に、本発明を詳細に説明する。本発明に
おける3−5族化合物半導体とは、一般式Inx Gay
Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦
y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族化合物半導
体、又はその積層構造からなる3−5族化合物半導体で
ある。特にp型及びn型の該化合物半導体の間に、これ
よりもバンドギャップの小さい該化合物半導体を挟んだ
構造のものは、いわゆるダブルヘテロ接合構造と呼ば
れ、高い発光効率で発光できるため特に重要である。本
発明における3−5族化合物半導体結晶は、通常基板の
上に成長させて得られるが、用いる基板については、S
iC、Si、サファイア、スピネル、ZnO等を挙げる
ことができる。特に、サファイア上にはAlN等の薄膜
をバッファ層とすることで結晶性の高いGaN層が成長
できることが知られており、好適である。
おける3−5族化合物半導体とは、一般式Inx Gay
Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦
y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族化合物半導
体、又はその積層構造からなる3−5族化合物半導体で
ある。特にp型及びn型の該化合物半導体の間に、これ
よりもバンドギャップの小さい該化合物半導体を挟んだ
構造のものは、いわゆるダブルヘテロ接合構造と呼ば
れ、高い発光効率で発光できるため特に重要である。本
発明における3−5族化合物半導体結晶は、通常基板の
上に成長させて得られるが、用いる基板については、S
iC、Si、サファイア、スピネル、ZnO等を挙げる
ことができる。特に、サファイア上にはAlN等の薄膜
をバッファ層とすることで結晶性の高いGaN層が成長
できることが知られており、好適である。
【0008】該3−5族化合物半導体の製造方法として
は、分子線エピタキシー(以下、MBEと記すことがあ
る。)法、有機金属気相成長(以下、MOVPEと記す
ことがある。)法、ハイドライド気相成長(以下、HV
PEと記すことがある。)法などが挙げられる。なお、
MBE法を用いる場合、窒素原料としては、窒素ガス、
アンモニア及びその他の窒素化合物を気体状態で供給す
る方法である気体ソース分子線エピタキシー(以下、G
SMBEと記すことがある。)法が一般的に用いられて
いる。この場合、窒素原料が化学的に不活性で、窒素原
子が結晶中に取り込まれにくいことがある。その場合に
は、マイクロ波などにより窒素原料を励起して、活性状
態にして供給することで、窒素の取り込み効率を上げる
ことができる。これらの製造方法のなかでMOVPE法
は均一性が高く、量産に向いていることから特に重要で
ある。
は、分子線エピタキシー(以下、MBEと記すことがあ
る。)法、有機金属気相成長(以下、MOVPEと記す
ことがある。)法、ハイドライド気相成長(以下、HV
PEと記すことがある。)法などが挙げられる。なお、
MBE法を用いる場合、窒素原料としては、窒素ガス、
アンモニア及びその他の窒素化合物を気体状態で供給す
る方法である気体ソース分子線エピタキシー(以下、G
SMBEと記すことがある。)法が一般的に用いられて
いる。この場合、窒素原料が化学的に不活性で、窒素原
子が結晶中に取り込まれにくいことがある。その場合に
は、マイクロ波などにより窒素原料を励起して、活性状
態にして供給することで、窒素の取り込み効率を上げる
ことができる。これらの製造方法のなかでMOVPE法
は均一性が高く、量産に向いていることから特に重要で
ある。
【0009】次に、本発明の化合物半導体に用いられる
n型不純物としては、Si、Ge、Se、S、Oが挙げ
られ、なかでもSi、Geが好ましく、Siがさらに好
ましい。p型不純物としては、Mg、Zn、Cd、B
e、Hgが挙げられ、中でもMg、Znが好ましく、M
gがさらに好ましい。p型不純物をドープした該3−5
族化合物半導体は成長後に不活性雰囲気中で熱処理する
ことでさらに低抵抗にできることがある。これらの不純
物をドープする方法としては、GSMBE法により該3
−5族化合物半導体を製造する場合において、不純物の
単体そのものが成長装置内で他の分子線の妨げにならな
いような蒸気圧に制御できる場合には、これらの単体を
そのまま用いることができる。MOVPEの場合には公
知のこれらの不純物を含む化合物を反応炉に導入して、
不純物をドープした化合物半導体を得ることができる。
n型不純物としては、Si、Ge、Se、S、Oが挙げ
られ、なかでもSi、Geが好ましく、Siがさらに好
ましい。p型不純物としては、Mg、Zn、Cd、B
e、Hgが挙げられ、中でもMg、Znが好ましく、M
gがさらに好ましい。p型不純物をドープした該3−5
族化合物半導体は成長後に不活性雰囲気中で熱処理する
ことでさらに低抵抗にできることがある。これらの不純
物をドープする方法としては、GSMBE法により該3
−5族化合物半導体を製造する場合において、不純物の
単体そのものが成長装置内で他の分子線の妨げにならな
いような蒸気圧に制御できる場合には、これらの単体を
そのまま用いることができる。MOVPEの場合には公
知のこれらの不純物を含む化合物を反応炉に導入して、
不純物をドープした化合物半導体を得ることができる。
【0010】本発明におけるドライエッチング方法とし
ては、Ar等の稀ガス、窒素又はこれらの混合ガスを用
いるスパッタエッチング、反応性ガスを用いる反応性イ
オンエッチング(以下、RIEと記すことがある。)、
又は反応性ガスを用いる電子サイクロトロン共鳴プラズ
マエッチング(以下、ECRプラズマエッチングと記す
ことがある。)などが挙げられる。一般にこれらの方法
に用いられるプラズマとは、荷電粒子又は中性ラジカル
粒子を含むガスをさす。
ては、Ar等の稀ガス、窒素又はこれらの混合ガスを用
いるスパッタエッチング、反応性ガスを用いる反応性イ
オンエッチング(以下、RIEと記すことがある。)、
又は反応性ガスを用いる電子サイクロトロン共鳴プラズ
マエッチング(以下、ECRプラズマエッチングと記す
ことがある。)などが挙げられる。一般にこれらの方法
に用いられるプラズマとは、荷電粒子又は中性ラジカル
粒子を含むガスをさす。
【0011】以下、上述の各ドライエッチング方法につ
いて説明する。スパッタエッチングとは、荷電粒子を電
界中で加速して運動エネルギーを与え、エッチングしよ
うとする物質表面に衝突させ、表面の構成原子を取り去
る方法である。RIEとは、プラズマをエッチングしよ
うとする物質と反応させて揮発性の反応生成物とし、表
面の構成元素を取り去る方法である。ECRプラズマエ
ッチングとは、ドライエッチング装置内の試料の置かれ
た場所とは離れたところで、マイクロ波と磁場を利用し
てプラズマを発生させ、このプラズマを静電場又は高周
波電場によりエッチング試料の場所まで誘導して、エッ
チングしようとする物質と反応させて揮発性の反応生成
物とし、表面の構成元素を取り去る方法である。ECR
プラズマエッチングは、前に述べた2つの方法よりも高
真空中で、高密度のプラズマを発生させることができ、
プラズマ粒子のエネルギーを広範囲で制御できることが
特徴である。プラズマ粒子のエネルギーはスパッタエッ
チング、RIE、ECRプラズマエッチングの順に小さ
くなり、従ってエッチングダメージもこの順に小さくな
る。このためダメージの小さなエッチング方法として
は、RIE、ECRプラズマエッチングが好ましく、特
にECRプラズマエッチングが好ましい。
いて説明する。スパッタエッチングとは、荷電粒子を電
界中で加速して運動エネルギーを与え、エッチングしよ
うとする物質表面に衝突させ、表面の構成原子を取り去
る方法である。RIEとは、プラズマをエッチングしよ
うとする物質と反応させて揮発性の反応生成物とし、表
面の構成元素を取り去る方法である。ECRプラズマエ
ッチングとは、ドライエッチング装置内の試料の置かれ
た場所とは離れたところで、マイクロ波と磁場を利用し
てプラズマを発生させ、このプラズマを静電場又は高周
波電場によりエッチング試料の場所まで誘導して、エッ
チングしようとする物質と反応させて揮発性の反応生成
物とし、表面の構成元素を取り去る方法である。ECR
プラズマエッチングは、前に述べた2つの方法よりも高
真空中で、高密度のプラズマを発生させることができ、
プラズマ粒子のエネルギーを広範囲で制御できることが
特徴である。プラズマ粒子のエネルギーはスパッタエッ
チング、RIE、ECRプラズマエッチングの順に小さ
くなり、従ってエッチングダメージもこの順に小さくな
る。このためダメージの小さなエッチング方法として
は、RIE、ECRプラズマエッチングが好ましく、特
にECRプラズマエッチングが好ましい。
【0012】ドライエッチングに用いるガスとしては、
稀ガス、ハロゲン元素を含む分子からなるガス又はこれ
らの混合ガスが用いられる。稀ガスとしては、He、N
e、Ar、Kr、Xe等が挙げられ、これらの中ではA
rが好ましい。ハロゲン元素としてはCl、Br、Iが
挙げられ、ハロゲン元素を含む分子としては、X2 、H
X、BX3 、CXm X’n 、SiXm X’n 等が挙げら
れる(ただし、X、X’は互いに異なるCl、Br、I
の何れかを表し、m、nはm+n=4を満足する0以上
4以下の整数である。)。これらの中でもCl2 、BC
l3 が高純度のものが得られ、好適である。これらのガ
スに酸素、水素又は炭化水素化合物を混合して用いるこ
とで、エッチングによる生じる表面の凹凸を減少できる
場合がある。この目的のために用いることができる炭化
水素化合物としては炭素原子数が1個以上6個以下のも
のが挙げらる。
稀ガス、ハロゲン元素を含む分子からなるガス又はこれ
らの混合ガスが用いられる。稀ガスとしては、He、N
e、Ar、Kr、Xe等が挙げられ、これらの中ではA
rが好ましい。ハロゲン元素としてはCl、Br、Iが
挙げられ、ハロゲン元素を含む分子としては、X2 、H
X、BX3 、CXm X’n 、SiXm X’n 等が挙げら
れる(ただし、X、X’は互いに異なるCl、Br、I
の何れかを表し、m、nはm+n=4を満足する0以上
4以下の整数である。)。これらの中でもCl2 、BC
l3 が高純度のものが得られ、好適である。これらのガ
スに酸素、水素又は炭化水素化合物を混合して用いるこ
とで、エッチングによる生じる表面の凹凸を減少できる
場合がある。この目的のために用いることができる炭化
水素化合物としては炭素原子数が1個以上6個以下のも
のが挙げらる。
【0013】本発明におけるドライエッチング後のリン
酸と硫酸とを含む溶液を用いた処理を行う場合、リン酸
と硫酸の体積混合割合は10:1から1:10の範囲が
好ましく、さらに好ましくは5:1から1:5である。
硫酸の混合割合が10:1より小さくても、1:10よ
り大きくても表面が荒れて実用的でない場合があるので
好ましくない。処理温度は180℃以上280℃以下が
好ましく、さらに好ましくは200℃以上260℃以下
である。180℃より低い場合には処理効果が現われる
までに要する時間が極端に長くなる場合があるので実用
的でなく、280℃より高い場合には表面の荒れが生
じ、また基板裏面の荒れも起こる場合があるのでやはり
実用的でないため好ましくない。
酸と硫酸とを含む溶液を用いた処理を行う場合、リン酸
と硫酸の体積混合割合は10:1から1:10の範囲が
好ましく、さらに好ましくは5:1から1:5である。
硫酸の混合割合が10:1より小さくても、1:10よ
り大きくても表面が荒れて実用的でない場合があるので
好ましくない。処理温度は180℃以上280℃以下が
好ましく、さらに好ましくは200℃以上260℃以下
である。180℃より低い場合には処理効果が現われる
までに要する時間が極端に長くなる場合があるので実用
的でなく、280℃より高い場合には表面の荒れが生
じ、また基板裏面の荒れも起こる場合があるのでやはり
実用的でないため好ましくない。
【0014】リン酸と硫酸とを含む溶液を用いた処理時
間はドライエッチングにより受けるダメージの大きさに
依存するが、30秒以上60分以下が好ましく、さらに
好ましくは1分以上30分以下である。30秒より短い
場合には処理効果が充分に現われず、60分より長い場
合には、プロセスに要する時間が長くなる場合があるの
で実用的でないため好ましくない。本発明において、リ
ン酸と硫酸とを含む溶液を用いた処理の前又は後に、さ
らに不活性雰囲気中で400℃以上で熱処理する工程を
入れることができる。特にリン酸と硫酸とを含む溶液を
用いた処理の後に、さらに不活性雰囲気中で400℃以
上で熱処理する工程を入れることが好ましい。
間はドライエッチングにより受けるダメージの大きさに
依存するが、30秒以上60分以下が好ましく、さらに
好ましくは1分以上30分以下である。30秒より短い
場合には処理効果が充分に現われず、60分より長い場
合には、プロセスに要する時間が長くなる場合があるの
で実用的でないため好ましくない。本発明において、リ
ン酸と硫酸とを含む溶液を用いた処理の前又は後に、さ
らに不活性雰囲気中で400℃以上で熱処理する工程を
入れることができる。特にリン酸と硫酸とを含む溶液を
用いた処理の後に、さらに不活性雰囲気中で400℃以
上で熱処理する工程を入れることが好ましい。
【0015】不活性雰囲気としては、Ar、He、窒素
等の不活性ガスが用いられる。これらのガスは充分精製
し、単独または混合して用いることができる。この中で
は窒素が比較的容易に高純度のものが得られるため好適
である。不活性雰囲気中での熱処理温度は400℃以上
であり、400℃以上1100℃以下が好ましく、さら
に好ましくは600℃以上1000℃以下である。熱処
理温度が400℃より低い場合、熱処理の効果が十分で
ないので好ましくない。また、1100℃より高い場
合、該3−5族化合物半導体の熱による分解のため劣化
が生じる場合があるので好ましくない。不活性雰囲気中
での熱処理時間は1分以上3時間以下が好ましく、さら
に好ましくは5分以上1時間以下である。熱処理時間が
1分より短い場合、熱処理の効果が十分でなく、3時間
を超える場合、生産性が低下する場合があるので好まし
くない。
等の不活性ガスが用いられる。これらのガスは充分精製
し、単独または混合して用いることができる。この中で
は窒素が比較的容易に高純度のものが得られるため好適
である。不活性雰囲気中での熱処理温度は400℃以上
であり、400℃以上1100℃以下が好ましく、さら
に好ましくは600℃以上1000℃以下である。熱処
理温度が400℃より低い場合、熱処理の効果が十分で
ないので好ましくない。また、1100℃より高い場
合、該3−5族化合物半導体の熱による分解のため劣化
が生じる場合があるので好ましくない。不活性雰囲気中
での熱処理時間は1分以上3時間以下が好ましく、さら
に好ましくは5分以上1時間以下である。熱処理時間が
1分より短い場合、熱処理の効果が十分でなく、3時間
を超える場合、生産性が低下する場合があるので好まし
くない。
【0016】通常、該化合物半導体を用いて素子を作製
する工程でドライエッチングを行なう場合、エッチング
を行なわない部分には、フォトレジスト、SiO2 など
のマスクを形成してプラズマから保護する。しかし、プ
ラズマとは直接触れないように保護された部分でもドラ
イエッチング中にダメージを受ける場合がある。本発明
によるエッチングダメージの回復方法は、このように保
護された部分に生じるエッチングダメージに対しても有
効である。
する工程でドライエッチングを行なう場合、エッチング
を行なわない部分には、フォトレジスト、SiO2 など
のマスクを形成してプラズマから保護する。しかし、プ
ラズマとは直接触れないように保護された部分でもドラ
イエッチング中にダメージを受ける場合がある。本発明
によるエッチングダメージの回復方法は、このように保
護された部分に生じるエッチングダメージに対しても有
効である。
【0017】本発明における3−5族化合物半導体に用
いる電極については以下のものを用いることができる。
n型の該化合物半導体と低い接触抵抗を有する電極材料
としてはAlが挙げらる。p型の該化合物半導体と低い
接触抵抗を有する電極材料としては、Au、又はAuと
その他の金属との合金が挙げられる。Auとの合金が良
好な電極となる金属としては、Mg、Zn又はNiが挙
げられる。具体的にはAu−Mg、Au−Zn、Au−
Mg−Zn又はAu−Ni合金等が挙げられる。これら
の電極は通常の真空蒸着によって形成することができ
る。電極材料が合金である場合には、合金材料を蒸着す
る方法、合金を構成する金属を順次蒸着した後、熱処理
によって合金化する方法、又は合金を構成する金属を同
時に蒸着する方法等を用いて形成することができる。
いる電極については以下のものを用いることができる。
n型の該化合物半導体と低い接触抵抗を有する電極材料
としてはAlが挙げらる。p型の該化合物半導体と低い
接触抵抗を有する電極材料としては、Au、又はAuと
その他の金属との合金が挙げられる。Auとの合金が良
好な電極となる金属としては、Mg、Zn又はNiが挙
げられる。具体的にはAu−Mg、Au−Zn、Au−
Mg−Zn又はAu−Ni合金等が挙げられる。これら
の電極は通常の真空蒸着によって形成することができ
る。電極材料が合金である場合には、合金材料を蒸着す
る方法、合金を構成する金属を順次蒸着した後、熱処理
によって合金化する方法、又は合金を構成する金属を同
時に蒸着する方法等を用いて形成することができる。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明を詳しく説明するが
本発明はこれらに限定されるものではない。 比較例1 GaN系半導体は、MOVPE法によりGaNをバッフ
ァー層とする2段階成長法により作製した。作製した半
導体の構成を図1に示す。用いた原料は、NH 3 、トリ
メチルガリウム(以下、TMGと称することがある。)
である。p型ドーパントとしてビスメチルシクロペンタ
ジエニルマグネシウムを用いてMgをドープした。成長
後、得られたp型GaNを窒素雰囲気中800℃20分
熱処理して低抵抗化した。
本発明はこれらに限定されるものではない。 比較例1 GaN系半導体は、MOVPE法によりGaNをバッフ
ァー層とする2段階成長法により作製した。作製した半
導体の構成を図1に示す。用いた原料は、NH 3 、トリ
メチルガリウム(以下、TMGと称することがある。)
である。p型ドーパントとしてビスメチルシクロペンタ
ジエニルマグネシウムを用いてMgをドープした。成長
後、得られたp型GaNを窒素雰囲気中800℃20分
熱処理して低抵抗化した。
【0019】得られたp型GaN膜上に、フォトレジス
トをスピンナーで1μmコートし、90℃20分間のベ
ーキングの後、露光装置にて紫外線で露光し、現像して
所望のマスクパターンを形成した。マスクパターンを形
成したp型GaN膜をECRプラズマエッチング装置
(日電アネルバ製ECR−510E)で、Cl2 ガスに
よりドライエッチングを行った。ドライエッチングの条
件は、圧力1.2mTorr、Cl2 ガス流量30sc
cm、RFパワー80W、入力マイクロ波パワー400
W、基板温度20℃、エッチング時間12.5分であ
る。ドライエッチング後、残留フォトレジストを有機溶
媒で取り除いた後、p型GaN膜上にドライエッチング
により形成された段差を測定した。段差から得られたG
aNのエッチング速度は160Å/分であった。
トをスピンナーで1μmコートし、90℃20分間のベ
ーキングの後、露光装置にて紫外線で露光し、現像して
所望のマスクパターンを形成した。マスクパターンを形
成したp型GaN膜をECRプラズマエッチング装置
(日電アネルバ製ECR−510E)で、Cl2 ガスに
よりドライエッチングを行った。ドライエッチングの条
件は、圧力1.2mTorr、Cl2 ガス流量30sc
cm、RFパワー80W、入力マイクロ波パワー400
W、基板温度20℃、エッチング時間12.5分であ
る。ドライエッチング後、残留フォトレジストを有機溶
媒で取り除いた後、p型GaN膜上にドライエッチング
により形成された段差を測定した。段差から得られたG
aNのエッチング速度は160Å/分であった。
【0020】次に、ドライエッチング後のp型半導体膜
の表面抵抗をテスタで測定したところ、ドライエッチン
グ前の200〜900キロオームに対し、50メガオー
ム以上に増大しており、エッチングダメージを受けてい
た。また、ドライエッチング前後のp型GaN半導体膜
に波長3250Åのヘリウム−カドミウムレーザーを照
射してフォトルミネッセンススペクトルを比較したとこ
ろ、図2に示すドライエッチング前のスペクトルに対し
て、形状の変化した図3に示すスペクトルとなってお
り、光学的変化がみられた。
の表面抵抗をテスタで測定したところ、ドライエッチン
グ前の200〜900キロオームに対し、50メガオー
ム以上に増大しており、エッチングダメージを受けてい
た。また、ドライエッチング前後のp型GaN半導体膜
に波長3250Åのヘリウム−カドミウムレーザーを照
射してフォトルミネッセンススペクトルを比較したとこ
ろ、図2に示すドライエッチング前のスペクトルに対し
て、形状の変化した図3に示すスペクトルとなってお
り、光学的変化がみられた。
【0021】比較例2 p型ドーパントのビスメチルシクロペンタジエニルマグ
ネシウムの代わりに、n型ドーパントとしてシランを用
いてSiをドープしたことを除いては比較例1と同様の
方法でn型GaN膜を成長した。得られたn型GaN膜
をECRプラズマドライエッチング装置でドライエッチ
ングを行った。ドライエッチング条件は、圧力0.2m
Torr、Cl2 ガス流量15sccm、RFパワー1
50W、入力マイクロ波パワー210W、基板温度0
℃、エッチング時間7分である。比較例1と同じ方法で
GaNのエッチング速度を測定したところ各々360Å
/分であった。ドライエッチング後の抵抗は50キロオ
ームであり、ドライエッチング前の値10キロオームよ
りも高抵抗化しており、エッチングダメージを受けてい
た。液体窒素温度でのフォトルミネッセンススペクトル
を測定したところスペクトル形状は変わりなかったが、
3625Åの発光のピーク強度がドライエッチング前に
比べて55%まで低下しており、GaN結晶が光学的変
化を受けていた。
ネシウムの代わりに、n型ドーパントとしてシランを用
いてSiをドープしたことを除いては比較例1と同様の
方法でn型GaN膜を成長した。得られたn型GaN膜
をECRプラズマドライエッチング装置でドライエッチ
ングを行った。ドライエッチング条件は、圧力0.2m
Torr、Cl2 ガス流量15sccm、RFパワー1
50W、入力マイクロ波パワー210W、基板温度0
℃、エッチング時間7分である。比較例1と同じ方法で
GaNのエッチング速度を測定したところ各々360Å
/分であった。ドライエッチング後の抵抗は50キロオ
ームであり、ドライエッチング前の値10キロオームよ
りも高抵抗化しており、エッチングダメージを受けてい
た。液体窒素温度でのフォトルミネッセンススペクトル
を測定したところスペクトル形状は変わりなかったが、
3625Åの発光のピーク強度がドライエッチング前に
比べて55%まで低下しており、GaN結晶が光学的変
化を受けていた。
【0022】実施例1 比較例2で得られたドライエッチング後のn型GaN膜
を、あらかじめ240℃に加熱した、リン酸:硫酸の体
積混合比が1:4の混合溶液中に入れ、15分間の処理
を行った。この混酸処理後のn型GaN膜の抵抗を測定
したところ10キロオームでドライエッチング前の値に
回復した。また、混酸処理後のn型GaN膜の液体窒素
温度でのフォトルミネッセンススペクトルを測定したと
ころ3625Åのピーク強度は、ドライエッチング前の
強度の90%まで回復した。
を、あらかじめ240℃に加熱した、リン酸:硫酸の体
積混合比が1:4の混合溶液中に入れ、15分間の処理
を行った。この混酸処理後のn型GaN膜の抵抗を測定
したところ10キロオームでドライエッチング前の値に
回復した。また、混酸処理後のn型GaN膜の液体窒素
温度でのフォトルミネッセンススペクトルを測定したと
ころ3625Åのピーク強度は、ドライエッチング前の
強度の90%まで回復した。
【0023】比較例3 比較例2と同じ方法でn型GaN膜を成長した。得られ
たn型GaN膜上にSiO2 を真空蒸着法で2000Å
を作製し、この上に通常のフォトリソグラフィーの方法
でフォトレジストのパターンを作製し、次にバッファー
ドフッ酸でSiO2 を処理したのちアセトンでレジスト
を取り除き、SiO2 のマスクを作製した。ここで、バ
ッファードフッ酸とは、フッ化アンモニウム:フッ酸=
6:1(重量比)の混合物の20重量%水溶液をいう。
次に、このSiO2 マスクを形成した試料を、Arを用
いたスパッタエッチングによりドライエッチングを行な
った。ドライエッチング条件として、Arガス流量30
sccm、圧力6.8mTorr、RFパワー400
W、基板温度は室温、エッチング時間30分で行った。
ドライエッチング後、SiO2 マスクを取り除いた後の
段差を測定して、n型GaNのエッチング速度を求めた
ところ、450Å/分であった。ドライエッチング後の
試料の抵抗を測定したところ、100キロオームであ
り、ドライエッチング前の試料の抵抗値10キロオーム
よりも高抵抗になっていた。
たn型GaN膜上にSiO2 を真空蒸着法で2000Å
を作製し、この上に通常のフォトリソグラフィーの方法
でフォトレジストのパターンを作製し、次にバッファー
ドフッ酸でSiO2 を処理したのちアセトンでレジスト
を取り除き、SiO2 のマスクを作製した。ここで、バ
ッファードフッ酸とは、フッ化アンモニウム:フッ酸=
6:1(重量比)の混合物の20重量%水溶液をいう。
次に、このSiO2 マスクを形成した試料を、Arを用
いたスパッタエッチングによりドライエッチングを行な
った。ドライエッチング条件として、Arガス流量30
sccm、圧力6.8mTorr、RFパワー400
W、基板温度は室温、エッチング時間30分で行った。
ドライエッチング後、SiO2 マスクを取り除いた後の
段差を測定して、n型GaNのエッチング速度を求めた
ところ、450Å/分であった。ドライエッチング後の
試料の抵抗を測定したところ、100キロオームであ
り、ドライエッチング前の試料の抵抗値10キロオーム
よりも高抵抗になっていた。
【0024】実施例2 比較例3と同様の方法で得られたドライエッチング後の
n型GaNに対して、実施例1と同じ条件でリン酸と硫
酸の混酸処理を行ったあとの抵抗は10キロオームで、
ドライエッチング前と同じ値に回復した。次に、前記と
同様にしてリン酸と硫酸の混合溶液で処理を行なった試
料に通常のフォトリソグラフィー及び真空蒸着により1
500Åの厚さのAl電極を形成した試料を作製し、電
流−電圧特性を測定した。Al電極のパターンを図4
に、測定結果を図5に示す。
n型GaNに対して、実施例1と同じ条件でリン酸と硫
酸の混酸処理を行ったあとの抵抗は10キロオームで、
ドライエッチング前と同じ値に回復した。次に、前記と
同様にしてリン酸と硫酸の混合溶液で処理を行なった試
料に通常のフォトリソグラフィー及び真空蒸着により1
500Åの厚さのAl電極を形成した試料を作製し、電
流−電圧特性を測定した。Al電極のパターンを図4
に、測定結果を図5に示す。
【0025】比較例4 リン酸と硫酸を含む溶液で処理を行なわないことを除い
ては実施例2と同様にしてAl電極を形成した試料を作
製し、電流−電圧特性を測定した。測定結果を図6に示
す。図5と図6を比較すると、本発明によるエッチング
ダメージの回復処理を行なった試料では、本発明によら
ない場合に比べて低い電圧でも多くの電流が流れ良好な
電極が形成できることがわかる。
ては実施例2と同様にしてAl電極を形成した試料を作
製し、電流−電圧特性を測定した。測定結果を図6に示
す。図5と図6を比較すると、本発明によるエッチング
ダメージの回復処理を行なった試料では、本発明によら
ない場合に比べて低い電圧でも多くの電流が流れ良好な
電極が形成できることがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明の3−5族化合物半導体の製造方
法は、一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+
z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表さ
れる3−5族化合物半導体に対して電極等を形成するた
めにドライエッチングを行なった際のエッチングダメー
ジを回復させ、良好な品質の3−5族化合物半導体を提
供することができる。該3−5族化合物半導体の表面に
形成した電極は電流注入特性が優れているため、紫外も
しくは青色のLED又は紫外もしくは青色のレーザーダ
イオード等の発光素子の性能を高めることができるので
工業的価値が大きい。
法は、一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+
z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表さ
れる3−5族化合物半導体に対して電極等を形成するた
めにドライエッチングを行なった際のエッチングダメー
ジを回復させ、良好な品質の3−5族化合物半導体を提
供することができる。該3−5族化合物半導体の表面に
形成した電極は電流注入特性が優れているため、紫外も
しくは青色のLED又は紫外もしくは青色のレーザーダ
イオード等の発光素子の性能を高めることができるので
工業的価値が大きい。
【図1】比較例1、実施例1に用いた化合物半導体の層
構造を示す図。
構造を示す図。
【図2】ドライエッチング前のp型GaNのフォトルミ
ネッセンススペクトル。
ネッセンススペクトル。
【図3】ドライエッチング直後のp型GaNのフォトル
ミネッセンススペクトル。
ミネッセンススペクトル。
【図4】実施例2で用いたAl電極パターン。
【図5】実施例2で得られた電流−電圧特性を示す図。
【図6】比較例4で得られた電流−電圧特性を示す図。
1…GaN層 2…GaNバッファー層 3…サファイア基板 4…電極未蒸着部分 5…電極蒸着部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/18 H01L 21/302 F N
Claims (3)
- 【請求項1】一般式Inx Gay Alz N(ただし、x
+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)
で表される3−5族化合物半導体をドライエッチングし
た後、リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理する工程を有
することを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方
法。 - 【請求項2】一般式Inx Gay Alz N(ただし、x
+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)
で表される3−5族化合物半導体をドライエッチングし
た後、リン酸と硫酸とを含む溶液にて処理し、次に不活
性雰囲気中で400℃以上で熱処理する工程を有するこ
とを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。 - 【請求項3】ドライエッチングが、稀ガス、ハロゲン元
素を含む分子又はこれらの混合ガスを用いることを特徴
とする請求項1又は2記載の3−5族化合物半導体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15031095A JPH098355A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 3−5族化合物半導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15031095A JPH098355A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 3−5族化合物半導体の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003426602A Division JP2004140400A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 3−5族化合物半導体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098355A true JPH098355A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15494225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15031095A Pending JPH098355A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 3−5族化合物半導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098355A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012186330A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Opnext Japan Inc | 窒化物半導体レーザ装置の製造方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01278025A (ja) * | 1988-04-29 | 1989-11-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | 半導体のドライエッチング方法 |
| JPH05183189A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-07-23 | Nichia Chem Ind Ltd | p型窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法。 |
| JPH05190900A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 半導体発光装置の製造方法 |
| JPH06163403A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
| JPH08255952A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Rohm Co Ltd | 半導体発光素子の製法 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP15031095A patent/JPH098355A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01278025A (ja) * | 1988-04-29 | 1989-11-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | 半導体のドライエッチング方法 |
| JPH05183189A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-07-23 | Nichia Chem Ind Ltd | p型窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法。 |
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| JPH06163403A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
| JPH08255952A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Rohm Co Ltd | 半導体発光素子の製法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012186330A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Opnext Japan Inc | 窒化物半導体レーザ装置の製造方法 |
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