JPH0984309A - 電機子およびその製造方法 - Google Patents
電機子およびその製造方法Info
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- JPH0984309A JPH0984309A JP7238231A JP23823195A JPH0984309A JP H0984309 A JPH0984309 A JP H0984309A JP 7238231 A JP7238231 A JP 7238231A JP 23823195 A JP23823195 A JP 23823195A JP H0984309 A JPH0984309 A JP H0984309A
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- coils
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Abstract
(57)【要約】
【課題】全てのコイルの形状が一致するように巻回して
モータの出力変動を可及的に阻止し、該コイルが電機子
の軸線方向に重畳せず、該電機子の軸線方向の幅を減少
させることが可能な電機子およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】鉄心32の突起部40a〜40rには、突
起部40a〜40rの中の3つにまたがった状態でコイ
ル42a〜42rが巻回される。各コイル42a〜42
rは隣接するコイル42b〜42aと突起部40a〜4
0rの中の2つを共有した状態で巻回され、且つ該コイ
ル42a〜42rの周方向一端側は隣接する一方のコイ
ル42b〜42aに対して鉄心32の半径方向内側に、
他端側は隣接する他方のコイル42r〜42qに対して
鉄心32の半径方向外側に重畳している。前記鉄心32
の外周部にヨーク部44が装着される。
モータの出力変動を可及的に阻止し、該コイルが電機子
の軸線方向に重畳せず、該電機子の軸線方向の幅を減少
させることが可能な電機子およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】鉄心32の突起部40a〜40rには、突
起部40a〜40rの中の3つにまたがった状態でコイ
ル42a〜42rが巻回される。各コイル42a〜42
rは隣接するコイル42b〜42aと突起部40a〜4
0rの中の2つを共有した状態で巻回され、且つ該コイ
ル42a〜42rの周方向一端側は隣接する一方のコイ
ル42b〜42aに対して鉄心32の半径方向内側に、
他端側は隣接する他方のコイル42r〜42qに対して
鉄心32の半径方向外側に重畳している。前記鉄心32
の外周部にヨーク部44が装着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の突起部を有
し、該突起部に複数のコイルを巻回して構成される電機
子およびその製造方法に関する。
し、該突起部に複数のコイルを巻回して構成される電機
子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動モータを構成する電機子10
は、図13に示すように、放射状に延在する突起部12
a〜12rを有する鉄心14を備え、該鉄心14には突
起部12a〜12rの中の2つ以上にまたがってコイル
16a〜16rが巻回され、前記突起部12a〜12r
を囲繞するようにヨーク部18を装着して構成される。
は、図13に示すように、放射状に延在する突起部12
a〜12rを有する鉄心14を備え、該鉄心14には突
起部12a〜12rの中の2つ以上にまたがってコイル
16a〜16rが巻回され、前記突起部12a〜12r
を囲繞するようにヨーク部18を装着して構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電機子10では、コイル16a〜16rの中、コイ
ル16c〜16pはその周方向一端側が接するコイル1
6b〜16oの外側、すなわち鉄心14の半径方向外側
に重畳するが、コイル16aの周方向一端側は突起部1
2rと12aとの根部の空間に配置され、また、コイル
16bの周方向一端側はコイル16aの外側、すなわ
ち、コイル16rの内側に重畳するため、コイル16
a、16bはコイル16c〜16pより短くなり、一
方、コイル16q、16rはコイル16c〜16pより
も長くなる。この結果、コイル16a、16b、16q
および16rの巻線抵抗、インダクタンスが不均一にな
り、この電機子10を組み込むモータの1回転中の出力
変動を引き起こす原因となるという問題があった。
来の電機子10では、コイル16a〜16rの中、コイ
ル16c〜16pはその周方向一端側が接するコイル1
6b〜16oの外側、すなわち鉄心14の半径方向外側
に重畳するが、コイル16aの周方向一端側は突起部1
2rと12aとの根部の空間に配置され、また、コイル
16bの周方向一端側はコイル16aの外側、すなわ
ち、コイル16rの内側に重畳するため、コイル16
a、16bはコイル16c〜16pより短くなり、一
方、コイル16q、16rはコイル16c〜16pより
も長くなる。この結果、コイル16a、16b、16q
および16rの巻線抵抗、インダクタンスが不均一にな
り、この電機子10を組み込むモータの1回転中の出力
変動を引き起こす原因となるという問題があった。
【0004】また、この電機子10は、図中、斜線部A
に示すように、電機子10の軸線方向にコイル16a〜
16rが重畳するため、該電機子10の幅が軸線方向に
大きくなり、この電機子10を組み込むモータ自体が大
型になるという不具合があった。このため、コイル16
a〜16rを電機子10の軸線方向に押圧して変形さ
せ、電機子10の軸線方向の幅を小さくする方法がある
が、この方法では、コイル16a〜16rを構成する導
線の絶縁被膜を破損し、絶縁不良を引き起こす等の懸念
がある。
に示すように、電機子10の軸線方向にコイル16a〜
16rが重畳するため、該電機子10の幅が軸線方向に
大きくなり、この電機子10を組み込むモータ自体が大
型になるという不具合があった。このため、コイル16
a〜16rを電機子10の軸線方向に押圧して変形さ
せ、電機子10の軸線方向の幅を小さくする方法がある
が、この方法では、コイル16a〜16rを構成する導
線の絶縁被膜を破損し、絶縁不良を引き起こす等の懸念
がある。
【0005】本発明は前記の種々の課題を解決すべくな
されたものであって、全てのコイルの形状が略一致する
ように巻回してモータの出力変動を阻止し、該電機子の
軸線方向の幅を大きく減少することが可能な電機子およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
されたものであって、全てのコイルの形状が略一致する
ように巻回してモータの出力変動を阻止し、該電機子の
軸線方向の幅を大きく減少することが可能な電機子およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、複数の突起部を備えた鉄心を有し、前
記突起部に複数のコイルを巻回して構成される電機子に
おいて、前記コイルを2つ以上の前記突起部にまたがっ
て巻回させ、各コイルは隣接するコイルと前記突起部の
一部を共有し、全てのコイルの周方向一端側は隣接する
一方のコイルに対して鉄心の半径方向内側に重畳し、他
端側は隣接する他方のコイルに対して鉄心の半径方向外
側に重畳することを特徴とする。
めに、本発明は、複数の突起部を備えた鉄心を有し、前
記突起部に複数のコイルを巻回して構成される電機子に
おいて、前記コイルを2つ以上の前記突起部にまたがっ
て巻回させ、各コイルは隣接するコイルと前記突起部の
一部を共有し、全てのコイルの周方向一端側は隣接する
一方のコイルに対して鉄心の半径方向内側に重畳し、他
端側は隣接する他方のコイルに対して鉄心の半径方向外
側に重畳することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、巻回される全てのコイル
は略等しい形状となり、各コイルの巻線抵抗、インダク
タンスが等しくなるため、モータの出力変動を防止する
ことができる。
は略等しい形状となり、各コイルの巻線抵抗、インダク
タンスが等しくなるため、モータの出力変動を防止する
ことができる。
【0008】この場合、前記鉄心は、1つ以上の突起部
を有し、所定角度ずつ偏位して配設された複数の磁性部
材と、前記磁性部材を挟持する2枚の弾性体からなる板
状部材と、から構成され、前記板状部材が撓曲すること
によって前記突起部は周方向に変位自在に構成されるこ
とを特徴とする。
を有し、所定角度ずつ偏位して配設された複数の磁性部
材と、前記磁性部材を挟持する2枚の弾性体からなる板
状部材と、から構成され、前記板状部材が撓曲すること
によって前記突起部は周方向に変位自在に構成されるこ
とを特徴とする。
【0009】このため、電機子の製造にあたって、巻線
装置等で巻回されたコイルを鉄心の突起部に装着する
際、突起部を周方向に変位させて装着することができ、
好適である。
装置等で巻回されたコイルを鉄心の突起部に装着する
際、突起部を周方向に変位させて装着することができ、
好適である。
【0010】また、本発明は、複数の突起部を備えた鉄
心を有し、前記突起部に複数のコイルを巻回して構成さ
れる電機子の製造方法において、巻線装置に導線を巻回
して複数のコイルを形成する第1の工程と、前記鉄心に
最初に装着される第1のコイルの一端側を第1の突起部
の根部に係合させ、他端側を突起部から離間して支持す
る第2の工程と、前記第1のコイルに次いで装着される
第2のコイルの一端側を前記第1の突起部に隣接する第
2の突起部の根部に係合させ、他端側を前段に装着され
た第1のコイルに重畳するように支持する第3の工程
と、前記第3の工程を繰り返し遂行した後、少なくとも
前記第1のコイルの半径方向内側に最後に巻回されるコ
イルの一端側を潜り込ませる第4の工程と、を有するこ
とを特徴とする。
心を有し、前記突起部に複数のコイルを巻回して構成さ
れる電機子の製造方法において、巻線装置に導線を巻回
して複数のコイルを形成する第1の工程と、前記鉄心に
最初に装着される第1のコイルの一端側を第1の突起部
の根部に係合させ、他端側を突起部から離間して支持す
る第2の工程と、前記第1のコイルに次いで装着される
第2のコイルの一端側を前記第1の突起部に隣接する第
2の突起部の根部に係合させ、他端側を前段に装着され
た第1のコイルに重畳するように支持する第3の工程
と、前記第3の工程を繰り返し遂行した後、少なくとも
前記第1のコイルの半径方向内側に最後に巻回されるコ
イルの一端側を潜り込ませる第4の工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明によれば、全てのコイルを等しい形
状で鉄心に装着することができ、また、全てのコイルの
周方向一端側は隣接する一方のコイルに対して鉄心の半
径方向内側に重畳し、他端側は隣接する他方のコイルに
対して鉄心の半径方向外側に重畳することが可能とな
る。
状で鉄心に装着することができ、また、全てのコイルの
周方向一端側は隣接する一方のコイルに対して鉄心の半
径方向内側に重畳し、他端側は隣接する他方のコイルに
対して鉄心の半径方向外側に重畳することが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る電機子について、そ
の製造方法との関係において好適な実施の形態を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
の製造方法との関係において好適な実施の形態を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】図1において、参照符号30は、本実施の
形態に係る電機子を示す。この電機子30を構成する鉄
心32は、外周部に複数の突起部34を有する弾性力に
富む第1の鋼板36と(図2参照)、前記突起部34と
同じ形状の2つの突起部を有する磁性材料からなる第2
の鋼板38とから構成される(図3参照)。前記第2鋼
板38は所定枚数積層され、且つ所定角度ずつ偏位して
2枚の第1鋼板36、36により挟持され、前記第2鋼
板38と前記第1鋼板36の突起部34とで突起部(テ
ィース)40a〜40rが形成される(図1、図4参
照)。前記第1鋼板36は弾性を有するため、前記突起
部40a〜40rは鉄心32の周方向(矢印B方向)に
撓曲自在に構成される。
形態に係る電機子を示す。この電機子30を構成する鉄
心32は、外周部に複数の突起部34を有する弾性力に
富む第1の鋼板36と(図2参照)、前記突起部34と
同じ形状の2つの突起部を有する磁性材料からなる第2
の鋼板38とから構成される(図3参照)。前記第2鋼
板38は所定枚数積層され、且つ所定角度ずつ偏位して
2枚の第1鋼板36、36により挟持され、前記第2鋼
板38と前記第1鋼板36の突起部34とで突起部(テ
ィース)40a〜40rが形成される(図1、図4参
照)。前記第1鋼板36は弾性を有するため、前記突起
部40a〜40rは鉄心32の周方向(矢印B方向)に
撓曲自在に構成される。
【0014】前記突起部40a〜40rには、図1に示
すように、連続する3つの突起部、例えば、突起部40
a〜40c、40b〜40dのようにまたがった状態で
コイル42a〜42rが巻回される。すなわち、コイル
42aは突起部40aから突起部40cにかけて、コイ
ル42bは突起部40bから突起部40dにかけて配置
され、最後のコイル42rは突起部40rから突起部4
0bにかけて配置される。従って、各コイル42a〜4
2rは夫々隣接するコイル42b〜42aと突起部40
a〜40rの中の2つを共有した状態で巻回され、且
つ、該コイル42a〜42rの周方向一端側は隣接する
一方のコイル42r〜42qに対して鉄心32の半径方
向外側に、他端側は隣接する他方のコイル42b〜42
aに対して鉄心32の半径方向内側に重畳している。前
記鉄心32の外周部にヨーク部44が装着される。
すように、連続する3つの突起部、例えば、突起部40
a〜40c、40b〜40dのようにまたがった状態で
コイル42a〜42rが巻回される。すなわち、コイル
42aは突起部40aから突起部40cにかけて、コイ
ル42bは突起部40bから突起部40dにかけて配置
され、最後のコイル42rは突起部40rから突起部4
0bにかけて配置される。従って、各コイル42a〜4
2rは夫々隣接するコイル42b〜42aと突起部40
a〜40rの中の2つを共有した状態で巻回され、且
つ、該コイル42a〜42rの周方向一端側は隣接する
一方のコイル42r〜42qに対して鉄心32の半径方
向外側に、他端側は隣接する他方のコイル42b〜42
aに対して鉄心32の半径方向内側に重畳している。前
記鉄心32の外周部にヨーク部44が装着される。
【0015】前記コイル42a〜42rは、図5に示す
巻線装置46によって巻回される。この巻線装置46
は、第1の巻線治具48と、前記第1巻線治具48に対
して進退自在に構成され、回動自在な第2の巻線治具5
0とを備える。前記第1巻線治具48は図示しない回動
駆動源に接続された軸部材52と、該軸部材52の端部
に設けられた四角形状の板状部材54とで構成される。
該板状部材54の一部にはスリット56が画成され、当
該板状部材54の外側(図中、右側)にはピン部材60
が設けられる。第2巻線治具50を構成する軸部材62
には四角形状の板状部材64が設けられ、該板状部材6
4には巻回されるコイル42a〜42rの中空部を形成
する略四角形状の巻回部66が設けられる。
巻線装置46によって巻回される。この巻線装置46
は、第1の巻線治具48と、前記第1巻線治具48に対
して進退自在に構成され、回動自在な第2の巻線治具5
0とを備える。前記第1巻線治具48は図示しない回動
駆動源に接続された軸部材52と、該軸部材52の端部
に設けられた四角形状の板状部材54とで構成される。
該板状部材54の一部にはスリット56が画成され、当
該板状部材54の外側(図中、右側)にはピン部材60
が設けられる。第2巻線治具50を構成する軸部材62
には四角形状の板状部材64が設けられ、該板状部材6
4には巻回されるコイル42a〜42rの中空部を形成
する略四角形状の巻回部66が設けられる。
【0016】この巻線装置46を使用してコイル42a
を巻回する場合、先ず、第1巻線治具48に第2巻線治
具50を接近させ、板状部材54に巻回部66の端部を
当接させる(図6A参照)。板状部材54に設けられた
ピン部材60に導線58の端部を係合させ、板状部材5
4のスリット56を通して導線58を巻回部66に巻き
付ける。図示しない回転駆動源を付勢して所定回数巻線
装置46を回転させると、コイル42aが巻回される
(図6B参照)。導線58の端部を前記ピン部材60か
ら取り外し、第2巻線治具50を第1巻線治具48から
離間させるとコイル42aが得られる(図6C参照)。
コイル42b〜42rも同様にして巻回される。
を巻回する場合、先ず、第1巻線治具48に第2巻線治
具50を接近させ、板状部材54に巻回部66の端部を
当接させる(図6A参照)。板状部材54に設けられた
ピン部材60に導線58の端部を係合させ、板状部材5
4のスリット56を通して導線58を巻回部66に巻き
付ける。図示しない回転駆動源を付勢して所定回数巻線
装置46を回転させると、コイル42aが巻回される
(図6B参照)。導線58の端部を前記ピン部材60か
ら取り外し、第2巻線治具50を第1巻線治具48から
離間させるとコイル42aが得られる(図6C参照)。
コイル42b〜42rも同様にして巻回される。
【0017】以上のようにして巻回されたコイル42a
〜42rは鉄心32に装着される。この手順は、図7に
示すように、先ず、コイル42aの一端側を突起部40
cの根部に係合させる。このとき、コイル42aの他端
側を突起部40aから離間させて支持する。次に、コイ
ル42bの一端側を突起部40dの根部に係合させ、他
端側をコイル42aに重畳するように支持する(図8参
照)。同様にしてコイル42c〜42eの一端側を突起
部40e〜40gの根部に係合させ、他端側をコイル4
2b〜42dに重畳させる。このとき、コイル42b〜
42dは突起部40b〜40dに順次接近し、コイル4
2eは突起部40eに当接するに至る。
〜42rは鉄心32に装着される。この手順は、図7に
示すように、先ず、コイル42aの一端側を突起部40
cの根部に係合させる。このとき、コイル42aの他端
側を突起部40aから離間させて支持する。次に、コイ
ル42bの一端側を突起部40dの根部に係合させ、他
端側をコイル42aに重畳するように支持する(図8参
照)。同様にしてコイル42c〜42eの一端側を突起
部40e〜40gの根部に係合させ、他端側をコイル4
2b〜42dに重畳させる。このとき、コイル42b〜
42dは突起部40b〜40dに順次接近し、コイル4
2eは突起部40eに当接するに至る。
【0018】次いで、コイル42fを装着するときは、
一端側を突起部40hの根部に係合させ、他端側を突起
部40fに係合させる(図9参照)。このとき、突起部
40fを矢印C方向に撓曲させることにより、コイル4
2fの装着が容易となる。コイル42fを突起部40f
〜40hに装着することにより、コイル42a〜42e
の突起部40c〜40gからの脱落を防止することがで
きる。同様にしてコイル42g〜42rを突起部40i
〜40rに装着する(図10参照)。このとき、コイル
42f〜42rは前段に装着されたコイル42e〜42
qに対して鉄心32の半径方向外側に重畳して装着され
るため、鉄心32の軸線方向に該コイル42f〜42r
が重畳されることがない。
一端側を突起部40hの根部に係合させ、他端側を突起
部40fに係合させる(図9参照)。このとき、突起部
40fを矢印C方向に撓曲させることにより、コイル4
2fの装着が容易となる。コイル42fを突起部40f
〜40hに装着することにより、コイル42a〜42e
の突起部40c〜40gからの脱落を防止することがで
きる。同様にしてコイル42g〜42rを突起部40i
〜40rに装着する(図10参照)。このとき、コイル
42f〜42rは前段に装着されたコイル42e〜42
qに対して鉄心32の半径方向外側に重畳して装着され
るため、鉄心32の軸線方向に該コイル42f〜42r
が重畳されることがない。
【0019】そして、突起部40aを矢印D方向に撓曲
させ、突起部40aから離間して支持されているコイル
42aの他端側を該突起部40aに係合させると、コイ
ル42rの一端側はコイル42aの内側に潜り込むこと
になる(図11参照)。同様にしてコイル42b〜42
eを突起部40b〜40eに係合させる(図12参
照)。このときも、前記コイル42f〜42rと同様
に、コイル42b〜42eは鉄心32の軸線方向に重畳
することがない。
させ、突起部40aから離間して支持されているコイル
42aの他端側を該突起部40aに係合させると、コイ
ル42rの一端側はコイル42aの内側に潜り込むこと
になる(図11参照)。同様にしてコイル42b〜42
eを突起部40b〜40eに係合させる(図12参
照)。このときも、前記コイル42f〜42rと同様
に、コイル42b〜42eは鉄心32の軸線方向に重畳
することがない。
【0020】最後に、突起部40a〜40rの外周部に
ヨーク部44が装着される。
ヨーク部44が装着される。
【0021】本実施の形態の電機子30では、コイル4
2a〜42rの周方向一端側は隣接するコイル42b〜
42aに対して鉄心32の半径方向内側に、他端側は隣
接するコイル42r〜42qに対して鉄心32の半径方
向外側に重畳される。従って、全てのコイル42a〜4
2rの形状が略一致となるため、各コイル42a〜42
rの巻線抵抗、インダクタンスは略一致する。
2a〜42rの周方向一端側は隣接するコイル42b〜
42aに対して鉄心32の半径方向内側に、他端側は隣
接するコイル42r〜42qに対して鉄心32の半径方
向外側に重畳される。従って、全てのコイル42a〜4
2rの形状が略一致となるため、各コイル42a〜42
rの巻線抵抗、インダクタンスは略一致する。
【0022】また、各コイル42a〜42rは鉄心32
の軸線方向に互いに重畳されていないため、その軸線方
向の幅を十分に小さくすることができる。従って、この
電機子30を用いて構成されるモータを小型軽量とする
ことができる。
の軸線方向に互いに重畳されていないため、その軸線方
向の幅を十分に小さくすることができる。従って、この
電機子30を用いて構成されるモータを小型軽量とする
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る電機子およびその製造方法
によれば、以下のような効果ならびに利点が得られる。
によれば、以下のような効果ならびに利点が得られる。
【0024】電機子に巻回されるコイルが全て略同じ形
状であるため、各コイルの巻線抵抗、インダクタンスが
一致し、この電機子を使用して製造されたモータは1回
転中の出力に変動が起こる懸念が払拭される。また、電
機子に巻回される複数のコイルが該電機子の軸線方向に
重畳されることがないため、小さく構成することがで
き、小型で且つ軽量のモータを製造することが可能とな
る。
状であるため、各コイルの巻線抵抗、インダクタンスが
一致し、この電機子を使用して製造されたモータは1回
転中の出力に変動が起こる懸念が払拭される。また、電
機子に巻回される複数のコイルが該電機子の軸線方向に
重畳されることがないため、小さく構成することがで
き、小型で且つ軽量のモータを製造することが可能とな
る。
【図1】本発明の実施の形態に係る電機子を示す概略平
面図である。
面図である。
【図2】図1の電機子の第1鋼板を示す概略平面図であ
る。
る。
【図3】図1の電機子の第2鋼板を示す概略平面図であ
る。
る。
【図4】図1の電機子の鉄心を示す概略斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る電機子の製造方法に
使用される巻線装置を示す概略斜視図である。
使用される巻線装置を示す概略斜視図である。
【図6】図5に示す巻線装置の使用方法を示す図であ
り、図6Aは、導線を巻線装置に装着した状態の概略斜
視図、図6Bは、コイルを巻回した状態の概略斜視図、
図6Cは、巻回されたコイルを取り出した状態の概略斜
視図である。
り、図6Aは、導線を巻線装置に装着した状態の概略斜
視図、図6Bは、コイルを巻回した状態の概略斜視図、
図6Cは、巻回されたコイルを取り出した状態の概略斜
視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る電機子の製造方法を
用いてコイル42aを鉄心に装着した状態の概略平面図
である。
用いてコイル42aを鉄心に装着した状態の概略平面図
である。
【図8】図7に示す電機子の製造方法を用いてコイル4
2b〜42eを鉄心に装着した状態の概略平面図であ
る。
2b〜42eを鉄心に装着した状態の概略平面図であ
る。
【図9】図7に示す電機子の製造方法を用いてコイル4
2fを鉄心に装着した状態の概略平面図である。
2fを鉄心に装着した状態の概略平面図である。
【図10】図7に示す電機子の製造方法を用いてコイル
42g〜42rを鉄心に装着した状態の概略平面図であ
る。
42g〜42rを鉄心に装着した状態の概略平面図であ
る。
【図11】図7に示す電機子の製造方法を用いてコイル
42aを突起部40aに係合させた状態の概略平面図で
ある。
42aを突起部40aに係合させた状態の概略平面図で
ある。
【図12】図7に示す電機子の製造方法を用いてコイル
42b〜42eを突起部40b〜40eに係合させた状
態の概略平面図である。
42b〜42eを突起部40b〜40eに係合させた状
態の概略平面図である。
【図13】従来技術に係る電機子の概略平面図である。
30…電機子 32…鉄心 36、38…鋼板 40a〜40r…突
起部 42a〜42r…コイル 46…巻線装置 58…導線
起部 42a〜42r…コイル 46…巻線装置 58…導線
Claims (3)
- 【請求項1】複数の突起部を備えた鉄心を有し、前記突
起部に複数のコイルを巻回して構成される電機子におい
て、 前記コイルを2つ以上の前記突起部にまたがって巻回さ
せ、各コイルは隣接するコイルと前記突起部の一部を共
有し、全てのコイルの周方向一端側は隣接する一方のコ
イルに対して鉄心の半径方向内側に重畳し、他端側は隣
接する他方のコイルに対して鉄心の半径方向外側に重畳
することを特徴とする電機子。 - 【請求項2】請求項1記載の電機子において、 前記鉄心は、1つ以上の突起部を有し、所定角度ずつ偏
位して配設された複数の磁性部材と、 前記磁性部材を挟持する2枚の弾性体からなる板状部材
と、 から構成され、前記板状部材が撓曲することによって前
記突起部は周方向に変位自在に構成されることを特徴と
する電機子。 - 【請求項3】複数の突起部を備えた鉄心を有し、前記突
起部に複数のコイルを巻回して構成される電機子の製造
方法において、 巻線装置に導線を巻回して複数のコイルを形成する第1
の工程と、 前記鉄心に最初に装着される第1のコイルの一端側を第
1の突起部の根部に係合させ、他端側を突起部から離間
して支持する第2の工程と、 前記第1のコイルに次いで装着される第2のコイルの一
端側を前記第1の突起部に隣接する第2の突起部の根部
に係合させ、他端側を前段に装着された第1のコイルに
重畳するように支持する第3の工程と、 前記第3の工程を繰り返し遂行した後、少なくとも前記
第1のコイルの半径方向内側に最後に巻回されるコイル
の一端側を潜り込ませる第4の工程と、 を有することを特徴とする電機子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23823195A JP3144759B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 電機子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23823195A JP3144759B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 電機子およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984309A true JPH0984309A (ja) | 1997-03-28 |
| JP3144759B2 JP3144759B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=17027104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23823195A Expired - Fee Related JP3144759B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 電機子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144759B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7882619B2 (en) | 2006-06-15 | 2011-02-08 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Method for setting stator coil |
| JP2014090661A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-05-15 | Asmo Co Ltd | 回転電機、回転電機の製造方法、及び、電機子 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23823195A patent/JP3144759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7882619B2 (en) | 2006-06-15 | 2011-02-08 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Method for setting stator coil |
| JP2014090661A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-05-15 | Asmo Co Ltd | 回転電機、回転電機の製造方法、及び、電機子 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3144759B2 (ja) | 2001-03-12 |
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