JPH0984465A - 植木鉢 - Google Patents

植木鉢

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JPH0984465A
JPH0984465A JP27175795A JP27175795A JPH0984465A JP H0984465 A JPH0984465 A JP H0984465A JP 27175795 A JP27175795 A JP 27175795A JP 27175795 A JP27175795 A JP 27175795A JP H0984465 A JPH0984465 A JP H0984465A
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JP
Japan
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liquid
plant
flowerpot
active
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JP27175795A
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English (en)
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Masahiro Ookouchi
允博 大河内
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Fukusuke Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fukusuke Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物を健全な状態に維持するのに好都合な液
体を継続的に供給することができる構造を有し、ひいて
は特別な施肥等を行わなくとも植物の寿命を伸ばすこと
ができる植木鉢を提供する。 【解決手段】 植木鉢101は、活性液体Lが収容され
る活性液体収容部103と、その活性液体収容部103
に収容された活性液体Lの吸収を許容した状態で、植物
108を保持する植木鉢本体102とを備える。そし
て、上記活性液体Lは、腐植質の形成に関与する微生物
を生きた状態で保持する微生物保持体に対し、水を主体
とする液体を流通させ、その流通によって微生物保持体
中の微生物を液体中に生きた状態で混入させることによ
り得られるものが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植木鉢に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭やオフィス内に、観賞用の草
花や観葉植物などの鉢植え植物を配置することは日常的
に行われている。この場合、植物を健全な状態に維持す
るためには、少なくとも定期的に水をやることはもちろ
ん、場合によっては施肥を行って植物の発育に必要な養
分を補ったり、土を入れ替えたりするなど、適切な保守
を行うことが重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般家庭や
オフィス等では、植物に水をやる程度のことは定期的に
行うことができても、施肥や土の入れ替え等は面倒なた
めつい忘れがちであり、植物に水だけを与える状態が長
く続いたりすることも少なくない。しかしながら、普通
の水道水等を与えるだけでは植物を長期間健全な状態に
維持するができず、結果的に植物の寿命を縮めてしまう
問題点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、植物を健全な状態
に維持するのに好都合な液体を継続的に供給することが
できる構造を有し、ひいては特別な施肥等を行わなくと
も植物の寿命を伸ばすことができる植木鉢を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の植木鉢は下記のように構
成されることを特徴とする。すなわち、活性液体が収容
される活性液体収容部と、その活性液体収容部に収容さ
れた活性液体の吸収を許容した状態で、植物を保持する
植木鉢本体とを備える。そして、上記活性液体は、腐植
質の形成に関与する微生物を生きた状態で保持する微生
物保持体に対し、水を主体とする液体を流通させ、その
流通によって微生物保持体中の微生物を液体中に生きた
状態で混入させることにより得られるものとされる。
【0006】上記構成の植木鉢によれば、植木鉢に保持
された植物に対し、上述の活性液体が活性液体収容部か
ら継続的に供給されることとなる。本発明者は、そのよ
うな活性液体を植物に供給するようにすれば、特別な施
肥等を行わなくとも植物を長期間健全な状態に維持でき
ることを見い出したのである。
【0007】以下、上述のような活性液体を製造する方
法について詳しく説明する。まず、微生物保持体は、腐
植質を主に含有したものとして構成することができる。
この場合、保持体に保持される微生物として、その腐植
質の形成に関与している微生物(例えば放線菌類、糞性
菌等の真菌類、酵母類等、以下腐植形成微生物という)
が使用されるが、目的に応じて他の微生物を付加しても
よい。
【0008】腐植質は、フルボ酸やフミン酸等の弱酸性
の低分子物質又はその鉄錯体を含有するものを用いるこ
とができ、特にフルボ酸を含むものが好ましく用いられ
る。腐植質に含有されるこれらの物質は、液体中に溶け
込んでそのpHを下げるので、嫌気性微生物(例えば大
腸菌や各種病原性微生物)が液体に混入してもその繁殖
が抑さえられ、腐植形成微生物のみを含んだ良質の活性
液体を得ることができる。特に、それら低分子物質が鉄
錯体となっている場合は、特開平6−39397号公報
に記載されているように、液体から活性酸素が発生する
反応が促進されるので、上記嫌気性微生物の繁殖をより
効果的に抑さえることができる。ここで、微生物保持体
中における上記弱酸性の低分子物質の含有量は、上記効
果が不足しない範囲で調整され、例えば5重量%以上が
適当である。
【0009】微生物保持体は、さらに具定的には、上記
腐植質を粘土鉱物等の粘結物質とともにペレット状に成
形したものを用いることができる。これにより、液体中
での保持体の形状維持力が高まり、また微生物及び腐植
質放出の持続性が改善されて、保持体の寿命を延ばすこ
とができる。このような微生物保持体として、例えばエ
ンザイム株式会社からEZ−901の商品名で市販され
ている腐植ペレットを使用することができる。
【0010】微生物を保持する微生物保持体は、水分や
栄養素等、微生物を生きた状態に保つのに必要な物質
や、保持体自身の形状を維持するための物質等により構
成され、液体と接触しない状態では微生物を捕獲維持す
る一方、液体と接触することにより、捕獲していた微生
物を液体中に放出する機能を有する。ここで「生きた状
態」とは、保持体中の水分量が低く抑さえられていた
り、低温にさらされたりして、微生物がその生命活動を
一時的に停止した状態も含むものとする。なお、保持体
に保持させる微生物は、保持体成形前にその形成物質に
含まれるようにしても、成形後に保持体内に侵入させて
もいずれでもよい。
【0011】一方、活性液体のベースとなる液体は、水
を主体とし、かつ微生物が生存可能な液体が使用され
る。ここで、微生物の生存状態を極端に妨げない範囲で
あれば、種々の成分が溶解した液体を用いてもよく、例
えば微生物の生命維持や増殖に効果のある成分を溶解さ
せておくことができる。
【0012】上記のような保持体が容器等に集積され、
適当な循環通路を介して液体が流通・循環されて、保持
体中の微生物が液体中に混入することにより活性液体が
生成される。このとき、微生物とともに保持体の構成物
質が液体中に流出する場合がある。また、微生物は、保
持体の構成物質や液体中に溶解した物質等を消費しなが
ら、保持体中で、あるいは循環される液体中で増殖する
場合がある。
【0013】上記のような方法により調整された活性液
体を使用することにより、植物の寿命を伸ばすことがで
きる。その理由は下記のように推測される。すなわち、
上記活性液体に含まれる微生物は主に腐植質の形成に関
与するものであって、植物の新陳代謝によって生じた物
質(以下、代謝物という)を腐植質の成分に転化させる
働きを有する。従って、例えば枯れて脱落した葉などの
代謝物が微生物の働きにより腐植質に転化され、植物は
これを養分として吸収することが可能となる。また、同
時に、上述のような代謝物が腐敗して雑菌等が増殖する
ことも防止されるので、植物の生育に好適な環境が常に
維持されることになる。このようなことから、植物は比
較的長期にわたって健全な状態を保つことができると考
えられる。
【0014】次に、本発明の植木鉢はさらに具体的に
は、植木鉢本体内に活性液体を吸収する植物保持体を収
容し、これに植物を保持させるように構成することがで
きる。このような植物保持体は、例えば通常の土壌ない
しその合成物で構成することができる。また、軽石ある
いは多孔質セラミックス焼成体(例えば商品名:クレー
ボール)等の多孔質粒状体あるいは砂礫等を使用するこ
ともできる。特に、前述の多孔質粒状体を使用すれば、
活性液体L中の微生物の活動ないし増殖を促進できる場
合がある。さらに、ガラス繊維、合成繊維、木材パルプ
等を主体に形成された繊維形成物を使用することもで
き、このような繊維形成物を上記多孔質粒状体あるいは
砂礫等と混合して使用することもできる。
【0015】上述の構成においては、植木鉢本体を活性
液体収容部内に配置するとともに、その植木鉢本体に自
身の内側と外側とをつなぐ連通部を形成しておくことが
できる。活性液体収容部内に収容された活性液体は、そ
の連通部を介して植物保持体に供給される。より具体的
には、植木鉢本体の活性液体中に浸漬される部分に1な
いし複数の連通穴を形成しておく構造、あるいは植木鉢
本体の全体又は一部を液体及び微生物の通過を許容する
細孔を多数有する多孔質体で構成する構造等を例示する
ことができる。また、植木鉢本体は必ずしも活性液体中
に浸漬されている必要はなく、例えば植木鉢本体内に収
容された植物保持体の一部を上記連通穴から突出させ、
その突出部分を活性液体中に浸漬することにより、毛管
現象により活性液体を植物保持体に吸収させるようにす
ることもできる。
【0016】一方、活性液体収容部は植木鉢本体を兼ね
るものとすることができる。この場合、保形性を維持し
た状態で活性液体を吸収する物質(例えばスポンジ等)
で植物保持体を形成しておき、その植物保持体の少なく
とも一部を活性液体収容部に収容された活性液体に直接
浸漬することで、その活性液体を吸収するように構成す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、い
くつかの実施例により図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の植木鉢の一例を示すものである。植木鉢1
01は、活性液体Lが収容される活性液体収容部103
と、その内側に配置される植木鉢本体102とを備えて
いる。植木鉢本体102の底部102aには、下側に切
欠部105aを有する脚部105が一体に設けられてお
り、植木鉢本体102はその脚部105によって自身の
底面が活性液体収容部103の底面103aから離間さ
せられた状態で支持されている。また、底部102aに
は、植木鉢本体102の内側と外側とをつなぐ連通部と
しての連通孔106が形成されている。一方、植木鉢本
体102の内側には植物支持体としての多孔質セラミッ
ク焼成体(例えば商品名:クレーボール)104が収容
されており、植物108の根の部分がその焼成体104
によって支持されている。なお、連通孔106の内側開
口部は、活性液体Lの流通は許容するが焼成体104の
漏洩は防止ないし抑制する網等の流通遮蔽体107によ
り塞がれている。なお、焼成体104に代えて軽石、砂
礫あるいは通常の土壌を使用することも可能である。
【0018】図2は上記活性液体Lを生成するための装
置の一例を概念的に示したものである。活性液体製造装
置Aは、保持体収容部1、液体貯留部としてのタンク
3、収容部1とタンク3とを互いに連結する循環通路と
しての管路4及び5、送液手段としてのポンプ6等を有
するものである。
【0019】保持体収容部1は、例えば鋼鉄製の圧力容
器であって、本体1aと、その上側開口部に対しボルト
1c等で固定されてこれを塞ぐ蓋1bを有するものであ
る。その本体1aの下部には、バルブ8aを備えた液取
出口8が設けられている。保持体収容部1の内部には、
メッシュ、フィルターあるいは穴開き板等により液通に
構成された1ないしそれ以上の保持体ケース7が収容さ
れ、その内部に例えば腐植質ペレット等で構成される微
生物保持体2が充填されている。この微生物保持体2と
しては腐植ペレット、例えばエンザイム株式会社からE
Z−901の商品名で市販されている腐植ペレットが使
用されている。一方、保持体ケース7の下側には曝気機
構9が設けられている。この曝気機構9は、噴出口9b
から空気を噴出する空気噴出部9a、それに空気を送る
曝気ポンプ9c等を備える。
【0020】タンク3は、バルブ10aを有する液供給
口10とバルブ11aを有する液排出口11とを有し、
管路4及び5により保持体収容部1と連結されている。
管路5は、一端が保持体収容部1に連通するとともに、
その中間にはポンプ6が設けられて、液体Lをタンク3
から保持体収容部1へ送り込む。一方、管路4は、保持
体収容部1内の液体Lをタンク3内へ導くものである
が、その一端はタンク3内に進入し、その進入部に吸引
用の回転翼13及びこれを駆動するモータ14等からな
る液体吸引機構12が補助の送液手段として設けられ
て、液体Lをタンク3側へ吸引している。このように、
保持体収容部1→管路4→タンク3→管路5→保持体収
容部1の順序で液体Lの循環経路が構成されている。
【0021】次に、活性液体製造装置Aの作動とそれを
用いた活性液体の製造方法について説明する。まず、微
生物保持体2を保持体ケース7に詰めて収容部1にセッ
トし、バルブ10aを開いて液体Lを液供給口10より
タンク3に注入する。この状態でポンプ6及び液体吸引
機構12を作動させると、液体Lは矢印の方向に循環し
ながら保持体収容部1内で保持体2と接触し、保持体2
に保持されている微生物が液体Lに混入する。また、曝
気ポンプ9cを作動させると、噴出口9bから空気が噴
出され、液体Lが曝気される。保持体収容部1あるいは
タンク3に設けられたヒーター等(図示せず)により、
液体Lを適当な温度に昇温保持しながら循環させること
もできる。なお、液体吸引機構12は省略してもよい。
【0022】所定時間の循環の後、液体Lが所望の量の
微生物を含有する活性液体となれば、バルブ11aを開
いて液排出口11より液体Lを回収する。このとき、ポ
ンプ6あるいは液体吸引機構12を作動させながら液体
Lを回収しても、作動を停止して回収してもいずれでも
よい。さらに、液供給口10及び液排出口11から液体
Lを連続的に供給・排出させながら、循環を行ってもよ
い。また、保持体収容部1の液取出口8は、保持体収容
部1内において微生物の含有量が特に多くなった液体L
を取り出したい場合等に用いることができるが、省略し
てもよい。
【0023】ここで、微生物保持体2の寿命が尽きた
り、別の種類のものを使用したい場合は、液体Lの循環
を停止し、保持体収容部1内の保持体ケース7を取り出
して保持体2を新しいものと交換する。なお、ネット等
により保持体2の管路5等への流出が防止できる場合
は、保持体ケース7を省略して、保持体2を直接収容部
1に充填する構成としてもよい。
【0024】保持体収容部1内の曝気は、図3に示すよ
うに、内周面に噴出口9bが所定の間隔で形成された空
気噴出部9aを保持体収容部1の内側面に沿って配置
し、保持体収容部1の内側へ向けて放射状に空気を噴出
させることにより行うこともできる。ここで、空気に代
えて酸素又は酸素混合ガスをボンベ等から保持体収容部
1内へ導入して曝気を行ってもよい。また、タンク3に
大気連通部を設けることもできる。さらに、曝気機構9
はタンク3内に設けることもできる。この場合、タンク
3内に攪拌機を設け、上記大気連通部からの空気と液体
Lとを混合・攪拌して曝気を行うようにしてもよい。な
お、曝気機構9は省略することもできる。
【0025】図1に戻り、例えば活性液体収容部103
内に植木鉢本体102を配置し、活性液体収容部103
の開口部103bから上述のようにして得られた活性液
体Lを注ぎ入れると、その活性液体Lは切欠部105a
及び連通孔106を通って植木鉢本体102内の焼成体
104に供給される。植物108は、その焼成体104
を介して活性液体Lを吸収することとなる。ここで、植
物108に対し活性液体Lを継続的に供給するために
は、植木鉢本体102の下部を活性液体L中に浸漬され
た状態に維持することが望ましいといえる。ここで、蒸
発や植物108による吸収に伴い、活性液体収容部10
3内の活性液体Lの量が減少した場合には、上記開口部
103から活性液体Lを補充してやればよい。なお、活
性液体Lは、液体肥料など、植物108の養分となる成
分を配合したものを使用してもよい。
【0026】以下、本発明の植木鉢のいくつかの変形例
について説明する。図4(a)に示す植木鉢101にお
いては、植木鉢本体102の側面が、下側ほど縮径する
テーパ面102bとされている。一方、活性液体収容部
103の上面には、植木鉢本体102の断面形状に対応
する形状の支持穴(開口部)103bが形成されてお
り、ここに植木鉢本体102が嵌め入れられて、そのテ
ーパ面102bにおいて支持されるとともに、その支持
された状態において底部102aが、活性液体収容部1
03の底面103aから所定の高さ離間するように構成
されている。一方、植木鉢本体102の底には、スポン
ジや綿あるいは布等でこれと対応する形状に形成された
吸水体109が配置されており、その下面側には、連通
孔106から下方へ突出する液体吸収搬送部109aが
一体的に設けられている。
【0027】活性液体収容部103に予め所定量の活性
液体Lを注ぎ入れた後、植木鉢本体102を支持穴10
3b内に配置すると、液体吸収搬送部109aの先端部
が活性液体Lに浸漬され、毛管現象により活性液体Lが
これを通って吸水体109に吸い上げられ、前述の焼成
体104に供給されるようになっている。なお、吸水体
109は、活性液体Lの流通は許容する一方、焼成体1
04の連通孔106からの漏洩を防止ないし抑制する働
きもなしている。ここで、液体吸収搬送部109aの断
面寸法を調整することにより、吸水体109を介した焼
成体104への活性液体Lの供給速度を調整することが
できる。例えば、植物108による吸収もしくは蒸発に
伴う活性液体Lの減少速度とほぼ平衡するように上記供
給速度を調整することで、植物108の根部周辺におけ
る水分量をほぼ一定の値に維持することができ、ひいて
は植物108の成育にも好都合となる。また、活性液体
収容部103の容積(すなわち、活性液体Lの収容量)
を比較的大きな値に設定しておけば、活性液体Lの補給
を頻繁に行う必要がなくなるのでより便利である。
【0028】一方、図4(b)においては液体吸収搬送
部109aは、吸水体109とは別体の繊維形成物シー
ト(例えばガーゼ等)で構成されており、その上端側が
植木鉢本体102の底面と、吸水体109との間に挟み
付けられて支持される一方、下端側は連通孔106から
垂下して活性液体L中に浸漬されるようになっている。
この繊維形成物シート(液体吸収搬送部)109aの枚
数を調整することにより、活性液体Lの吸収速度を調整
することができる。
【0029】さらに、図5においては、液体吸収搬送部
109aは、網等により底部又は壁面の少なくとも一部
が液通に構成された突出収容体109bを備えている。
突出収容体109bは、連通孔106に対し上方から挿
通されるとともに、その上縁部に形成された支持フラン
ジ109cにおいて、連通孔106の周縁部により下側
から支持されるようになっている。そして、植木鉢本体
102内に投入された焼成体104は、連通孔106を
通って突出収容体109b内に充填される。その充填さ
れた焼成体104は活性液体L中に浸漬されてこれを吸
い上げ、植木鉢本体内102内へこれを導くこととな
る。なお、活性液体収容部103の上面には、液体注入
口103cが形成されており、栓103dで開閉可能に
塞がれるようになっている。これにより、植木鉢本体1
02を活性液体収容部103に装着した状態で、液体注
入口103cから活性液体Lを注入することができる。
ここで、充填された焼成体104上で腐植形成微生物の
増殖が促進される場合があり、そのような微生物の増殖
活動が充分活性化した状態においては、活性液体Lの一
部又は全部を、微生物を特に含有しない液体(例えば通
常の水や栽培液)で置換しても、増殖した微生物の作用
により、植物の生育が良好に維持できる場合がある。
【0030】次に、図6に示す植木鉢101において
は、植木鉢本体102の下部が、多数の連通細孔を有す
る多孔質体111(例えばプラスチックやセラミックス
で構成される)により形成されており、この多孔質体1
11の部分が活性液体収容部103内の活性液体Lに浸
漬される。なお、多孔質体111に形成されている連通
細孔の径は、活性液体Lに含有される微生物は通すよう
に調整されている。活性液体Lは、この連通細孔を通っ
て植木鉢本体102内に充填された植物支持体としての
綿状物110に吸収・保持されるようになっており、こ
の綿状物110に切り花112等の植物の切り口112
a側が差し込まれている。切り花112は、この切り口
112aから綿状物110に保持されている活性液体L
を吸収することとなる。この構成によれば、植物支持体
が土で形成されていないので、もし植木鉢本体102が
倒れた場合でも、土が飛散して周囲を汚したりする心配
がない。
【0031】また、図7に示す植木鉢101において
は、活性液体収容部103が植木鉢本体を兼ねる構成と
なっている。この場合、植物保持体は、保形性を維持し
た状態で活性液体Lを吸収できる物質(例えばスポンジ
等)の成形体113とされ、その成形体113の一部
が、活性液体収容部103に収容された活性液体Lに直
接浸漬されることで、これを吸収するようになってい
る。そしてこの成形体113に形成された保持孔113
aに対し、切り花112がその切り口112a側におい
て差し込まれ、活性液体Lを吸収することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植木鉢の一例を示す断面図。
【図2】活性液体の製造装置の一例を示す概念図。
【図3】その曝気機構の変形例を示す平面断面図。
【図4】本発明の植木鉢の第一の変形例を示す断面図。
【図5】同じく第二の変形例を示す断面図。
【図6】同じく第三の変形例を示す断面図。
【図7】同じく第四の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
2 微生物保持体 101 植木鉢 102 植木鉢本体 103 活性液体収容部 L 活性液体 104 多孔質セラミック焼成体(植物保持体) 106 連通孔(連通部) 108、112 植物 110 綿状物(植物保持体) 111 多孔質体(連通部) 113 成形体(植物保持体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腐植質の形成に関与する微生物を生きた
    状態で保持する微生物保持体に対し、水を主体とする液
    体を流通させ、その流通によって前記微生物保持体中の
    前記微生物を前記液体中に生きた状態で混入させること
    により得られる活性液体が収容される活性液体収容部
    と、 その活性液体収容部に収容された前記活性液体の吸収を
    許容した状態で、植物を保持する植木鉢本体と、 を備えたことを特徴とする植木鉢。
  2. 【請求項2】 前記植木鉢本体内には、前記活性液体を
    吸収する植物保持体が収容され、これに前記植物が保持
    されるようになっている請求項1記載の植木鉢。
  3. 【請求項3】 前記植木鉢本体は前記活性液体収容部内
    に配置されるとともに、自身の内側と外側とをつなぐ連
    通部が形成されており、前記活性液体収容部内に収容さ
    れた前記活性液体は、その連通部を介して前記植物保持
    体に供給されるようになっている請求項2記載の植木
    鉢。
  4. 【請求項4】 前記活性液体収容部は前記植木鉢本体を
    兼ねるものとされ、かつ前記植物保持体は、保形性を維
    持した状態で前記活性液体を吸収する物質で構成され
    て、少なくともその一部が前記活性液体収容部に収容さ
    れた前記活性液体に直接浸漬されることによりこれを吸
    収するものとされている請求項2記載の植木鉢。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103270926A (zh) * 2012-12-17 2013-09-04 张家港市鸿钻贸易有限公司 一种温室自动供水系统
AT520103A1 (de) * 2017-06-29 2019-01-15 Hemerka Alfred Blumentopf
EP3491914A1 (en) * 2017-11-29 2019-06-05 Dirven, Sebastiaan Johannes Hendricus Carrier for receiving thin mats with crop units rooted therein, and device and method for cultivating one or more crop units

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