JPH0984718A - 柔軟シート切断装置 - Google Patents

柔軟シート切断装置

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Publication number
JPH0984718A
JPH0984718A JP26937195A JP26937195A JPH0984718A JP H0984718 A JPH0984718 A JP H0984718A JP 26937195 A JP26937195 A JP 26937195A JP 26937195 A JP26937195 A JP 26937195A JP H0984718 A JPH0984718 A JP H0984718A
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JP
Japan
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blade
cutting
sheet
base portion
flexible sheet
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JP26937195A
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English (en)
Inventor
Itsuo Miura
逸雄 三浦
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KYOEI KINZOKU KOGEISHA KK
Original Assignee
KYOEI KINZOKU KOGEISHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレットペーパ等の柔軟シートの切断を確
実に行うことができる切断装置を提供する。 【解決手段】 柔軟シート切断装置1は、受刃20とこ
れに出入りする切断刃19とを備え、受刃20の両側に
はベース部23が設けられる。また、切断刃19の両側
には、刃ガイド部材24がベース部23に対し接近・離
間可能に設けられ、柔軟シート55をベース部23との
間で挟持するとともに、その状態で切断刃19の受刃2
0に対する出入りをガイドする。一方、刃ガイド部材2
4のさらに外側にはシート押さえ部材25がベース部2
3に対し接近・離間可能に設けられ、柔軟シート55を
ベース部23との間で挟持する。そして、柔軟シート5
5は、刃ガイド部材24及びシート押さえ部材25とベ
ース部23との間で挟持された状態で、切断刃19が受
刃20の間に進入することにより切断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレットペーパ
等の柔軟シートを切断するための切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレットペーパやペーパタオル
等の柔軟シートは、一般にロール状に巻かれて供給され
ることが多い。そのようなシートロールはロールホルダ
に装着され、巻かれたシートを引き出しながら切断器に
より適宜切断して使用される。ここで切断器としては、
例えばロールホルダに回転可能に設けられたロールカバ
ーの下縁部に、直刃状あるいは鋸刃状のカッター部を形
成しておき、引き出されたシートをそのカッター部に当
てがって引きちぎる形式のもの、あるいは引き出された
シートの一方の側に並んで配置された受刃の間に他方の
側から切断刃を進入させ、その剪断力で切断する形式の
ものなど、各種使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような切断器に
おいては、例えばロールカバーの縁部にカッター部を形
成したものについては、ロールカバーをシートロールに
手等で押し付けながら切断作業を行わないとうまくシー
トを切断できない難点がある。この場合、ロールカバー
の押し付けを行わずに勢いを付けて無理にシートを引き
ちぎろうとすると、シートの切断に失敗したあげく、回
転に弾みのついたロールから多量のシートがほどけてし
まうこともある。一方、受刃の間に切断刃を進入させて
切断する形式のものでは、シートが滑って切断刃と受刃
との隙間に巻き込まれてしまい、同様に切断に失敗する
ケースが多い。このように、いずれの方式においても切
断の確実性にやや欠ける問題がある。
【0004】本発明の目的は、トイレットペーパ等の柔
軟シートの切断を確実に行うことができる切断装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の柔軟シート切断装置は、
下記の要件を含んで構成されることを特徴とする。 切断刃:トイレットペーパ等の柔軟シートを切断す
る。 受刃:柔軟シートを挟んで切断刃と反対側に設けられ
るとともに、自身の板厚方向に所定の間隔で並んで配置
され、それらの間に形成された空隙に対し切断刃が相対
的に出入りする。 ベース部:並んで配置された受刃の外側に設けられ
る。 刃ガイド部材:切断刃の両側においてベース部に対し
相対的に接近・離間可能に設けられ、柔軟シートをベー
ス部との間で挟持するとともに、その状態で切断刃の受
刃に対する出入りをガイドする。 シート押さえ部材:刃ガイド部材のさらに外側に配置
されるとともに、ベース部に対し相対的に接近・離間可
能に設けられ、柔軟シートをベース部との間で挟持す
る。 そして、刃ガイド部材及びシート押さえ部材とベース部
との間で柔軟シートが挟持された状態で、切断刃が受刃
の間に相対的に進入することにより、その柔軟シートが
切断される。
【0006】上述の切断装置においては、柔軟シートは
シート押さえ部材とベース部との間に挟持され、その状
態で切断刃が受刃の間に進入して柔軟シートの切断が行
われる。これにより柔軟シートが滑りにくくなり、切断
をスムーズにかつ確実に行うことができる。さらに、切
断刃は刃ガイド部材にガイドされつつ受刃に対し進入す
るので、切断刃と受刃の噛み合わせが確実となるほか、
その刃ガイド部材も柔軟シートをベース部との間で挟持
する押さえ部材として機能する。すなわち、柔軟シート
は切断時にシート押さえ部材と刃ガイド部材の双方によ
りベース部との間で挟持されるので、前述の柔軟シート
の滑りがより起こりにくくなり、切断の確実性に優れた
ものとなる。
【0007】次に、刃ガイド部材及びシート押さえ部材
に対し、それら両部材をベース部側に付勢する弾性部材
を設けることができる。この場合、刃ガイド部材及びシ
ート押さえ部材は、ベース部から相対的に離間した状態
においてその先端部が切断刃の刃先よりも突出して位置
し、ベース部に対し相対的に接近することにより該ベー
ス部との間で柔軟シートを挟持するものとされる。そし
て、その状態でベース部が、それら刃ガイド部材及びシ
ート押さえ部材を、上記弾性部材による付勢力に抗して
切断刃に対し相対的に押し戻すことにより、切断刃がそ
れら刃ガイド部材及びシート押さえ部材から相対的に突
出して受刃の間に進入することとなる。これにより、刃
ガイド部材及びシート押さえ部材は、弾性部材による付
勢力によりベース部に対して押し付けられるので、柔軟
シートの挟持力が増大し、切断の確実性をさらに増すこ
とができる。
【0008】上記構成においては、刃ガイド部材及びシ
ート押さえ部材を支持部材に取り付けるとともに、支持
部材に対し刃ガイド部材及びシート押さえ部材と反対側
に、該支持部材を刃ガイド部材及びシート押さえ部材と
ともにベース部側に付勢する弾性部材を取り付けること
ができる。これにより、刃ガイド部材及びシート押さえ
部材は支持部材とともに一体的にベース部に対し接近・
離間することとなり、機構をより単純なものとすること
ができる。ここで、シート押さえ部材を、上記支持部材
に対し補助弾性部材を介して取り付けるとともに、ベー
ス部から相対的に離間した状態においてはその先端部が
刃ガイド部材の先端部よりも突出して位置するように構
成することができる。こうすれば、ベース部への接近時
において、まずシート押さえ部材がベース部に対し押し
付けられて柔軟シートを挟持し、続いて刃ガイド部材が
押し付けられることとなる。このように、シート押さえ
部材と刃ガイド部材とは、切断刃が受刃に対し進入する
のに先立って、互いにずれたタイミングで柔軟シートを
挟持状態とすることから、柔軟シートに滑りが発生する
確率がさらに小さくなり、切断の確実性が増大する。
【0009】また上述の構成ではさらに、切断刃、刃ガ
イド部材、シート押さえ部材及び支持部材を、ベース部
に面する側が開口するカバー部材により覆うことができ
る。この場合、切断刃はそのカバー部材とともにベース
部に対し相対的に接近・離間するものとされる。一方、
弾性部材は、カバー部材の内側においてその内面と支持
部材との間に配置され、刃ガイド部材及びシート押さえ
部材がベース部に対し相対的に接近することによりカバ
ー部材と支持部材との間で圧縮されて、それら刃ガイド
部材及びシート押さえ部材をベース部に対し付勢するも
のとされる。この構成においてはカバー部材は、切断
刃、刃ガイド部材及びシート押さえ部材とともに一体的
にベース部に対し接近・離間することとなり、全体の機
構をコンパクトに構成できる。
【0010】また、受刃の両側に受刃圧力調整用弾性部
材を配置することができる。この場合、切断刃が、それ
ら受刃のいずれか少なくとも一方を厚さ方向外側へ変位
させながら該受刃間に進入した際には、対応する受刃圧
力調整用弾性部材が弾性変形して切断刃からの圧力を受
刃を介して吸収する。この構成によれば、切断刃が受刃
に対し、何らかの要因でその間隙の幅方向にずれて進入
しようとした場合にも、切断刃からの受刃に対する圧力
が受刃圧力調整用弾性部材により吸収されるので、柔軟
シートのスムーズな切断が可能となり、また、切断刃が
受刃から退避した際には該受刃圧力調整用弾性部材が弾
性復帰して受刃を原位置に戻すので、以降の切断に支障
をきたすこともない。
【0011】さらに、本発明の切断装置には、柔軟シー
トを巻き上げて作成したシートロールを回転可能に保持
するロールホルダと、ロールホルダに装着されたシート
ロールから、柔軟シートを繰り出すシート送り機構と、
切断刃と受刃とを相対的に接近・離間させることによ
り、柔軟シートを切断する切断駆動手段と、シート送り
機構による柔軟シートの繰出し及び切断駆動手段による
柔軟シートの切断を制御する制御手段と、その制御手段
に対し、シート送り機構及び切断駆動手段を駆動するた
めの駆動指令信号を出力するセンサとを設けることがで
きる。これにより、柔軟シートを所定の長さで繰り出し
て、これを切断刃と受刃とにより切断する工程を自動で
行うことができる。ここで、センサは、少なくとも装置
の使用者の身体の一部(例えば手等)を検出して、前述
の駆動指令信号を出力するものとして構成することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、い
くつかの実施例により図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の一実施例としての切断装置1の外観を示す
ものである。切断装置1は、壁面等に取り付けられるケ
ース2を備え、その上面には蓋3により開閉可能に塞が
れる開口部4が形成されて、そこからトイレットペーパ
やペーパタオル等の柔軟シートロール(以下、単にロー
ルともいう)5がケース2内に装着されるようになって
いる。また、ケース2の側面には、使用者の手など、そ
の身体の一部を検出するための光学式センサ6が取り付
けられている。
【0013】図2(a)は切断装置1の内部構造を模式
的に示している。まず、ケース2の上部には、柔軟シー
トロール5を装着するためのホルダ部7が、ケース2の
両内側面から突出して一体的に形成されている。ロール
5をホルダ部7にセットする場合には、図3(a)に示
すように、両端に突出支持部8aが形成された支持軸8
を、ロール5の円筒状の巻き芯5a内に挿入し、続いて
同図(b)及び(c)に示すように、その突出支持部8
aをホルダ部7の上部に形成された支持用切欠7aに嵌
着することにより、支持軸8がロール5とともにホルダ
部7に対し回転可能に装着されることとなる。
【0014】図2(a)に戻って、ホルダ部7に装着さ
れたロール5からは、柔軟シート55が下方へ引き出さ
れ、ガイドローラ9を介してシート送りローラ10及び
11へ導かれる。シート送りローラ10及び11は、柔
軟シート(以下、単にシートともいう)55を厚さ方向
に挟みつけるように互いに対向して配置されており、そ
のうちの一方が駆動ローラ10とされてシート送り用モ
ータ12により回転駆動されるようになっている。一
方、他方のローラ11は、図4(a)に示すように、旋
回軸13により枢支されたアーム14の先端部に回転可
能に取り付けられており、そのアーム14の旋回により
柔軟シート55に対し接近・離間するようになってい
る。ここで、アーム14の、旋回軸13に枢支される側
には、スプリング装着部材15とこれに取り付けられた
2本のスプリング16とを含む公知のターンオーバ機構
17が設けられており、アーム14及びローラ11と
が、柔軟シート55を介して駆動ローラ10と当接する
接近位置と、駆動ローラ10から離間した離間位置との
2位置を保持可能とされている。そして、図2(a)に
示すように、ローラ11は、接近位置に位置する状態で
はスプリング16の付勢作用により駆動ローラ10とと
もに柔軟シート55を挟み付け、駆動ローラ10がモー
タ12により回転駆動されることにより、柔軟シート5
5をロール5から引き出しながらこれを下方へ送り出
す。
【0015】図2に戻って、シート送りローラ10及び
11の下方には、送り出された柔軟シート55を切断す
るシート切断機構18が設けられている。図5に示すよ
うに、シート切断機構18は、柔軟シート55の一方の
側に配置された切断刃19と、これと反対側に配置され
た受刃20とを備えている。切断刃19は、後述する接
近・離間機構60(図6等)により、受刃20の間に出
入りするようになっている。また、受刃20の両側には
受刃圧力調整用弾性部材としての圧力調整ゴム21が配
置されている。そして、図8に示すように、両受刃20
の間には切断刃19の進入を許容するための切欠70a
が形成されたスペーサ70が配置されるとともに、それ
ら受刃20の両側に前述の圧力調整ゴム21が配置され
て受刃ケース22内に収容され、それらを厚さ方向に貫
通するねじ72に対しナット71を螺合させることによ
り互いに一体化される。そして、その前面側にベース部
23を装着した後、図2(a)に示すように、全体がケ
ース2に対し位置固定に配置される。
【0016】図5に示すように、ベース部23は切断刃
19が出入りするためのスリット23aが形成されてお
り、並んで配置された受刃20の両側を覆うようになっ
ている。一方、これに対応して切断刃19の両側には、
刃ガイド部材24が配置されている。この刃ガイド部材
24は、ベース部23から離間した状態においてその先
端部が、切断刃19の刃先よりもベース部23側に突出
するように配置される。一方、その刃ガイド部材24の
さらに外側には、シート押さえ部材25が配置されてい
る。そして、それら刃ガイド部材24及びシート押さえ
部材25は、ベース部23と対向しない側において支持
部材26に取り付けられている。
【0017】また、支持部材26の、刃ガイド部材24
及びシート押さえ部材25が取り付けられているのと反
対側には、支持部材26を刃ガイド部材24及びシート
押さえ部材25とともにベース部23側に付勢する弾性
部材27が取り付けられている。また、シート押さえ部
材25は、支持部材26に対しそれぞれ補助弾性部材2
8を介して取り付けられており、ベース部23から離間
した状態においてはその先端部が刃ガイド部材24の先
端部よりも突出して位置するように配置されている。
【0018】次に、刃ガイド部材24とシート押さえ部
材25とは、切断刃19とともに、ベース部23に面す
る側が開口するカバー部材29により覆われている。図
6に示すように、切断刃19は、その両端面に張出部1
9aが形成され、それら張出部19aがカバー部材29
の両側面に形成された貫通孔29aに挿通されることに
より、カバー部材29とともに一体的にベース部23
(図5)に対し接近・離間するようになっている。一
方、図5に示すように、弾性部材27は、カバー部材2
9の内側においてその内面と支持部材26との間に配置
され、刃ガイド部材24及びシート押さえ部材25がベ
ース部23に対し接近することにより、カバー部材29
と支持部材26との間で圧縮されて、それら刃ガイド部
材24及びシート押さえ部材25をベース部23に対し
付勢する。ここで、弾性部材27は、支持部材26と一
体的に形成されたガイド突出部26aの外側に装入され
て、その伸縮がガイドされるようになっている。また、
カバー部材29の後端側には、弾性部材27の収縮に伴
いガイド突出部26aがカバー部材29から突出するこ
とを許容する貫通孔29aが形成されている。
【0019】図7は、刃ガイド部材24とシート押さえ
部材25のカバー部材29に対する組付け状態を示す斜
視図である。2つの刃ガイド部材24の両縁部には、互
いに他方の側から遠ざかる方向にその板面から突出する
補強部24aが形成されている。また、シート押さえ部
材25にも同様に補強部25aが形成されている。さら
に、シート押さえ部材25の外側には補助押さえ部材3
0が設けられており、刃ガイド部材24とともに支持部
材26(図5)に取り付けられている。また、刃ガイド
部材24の幅方向両側には板状の側方ガイド体31が設
けられており、同様に支持部材26に取り付けられてい
る。
【0020】また、図9に示すように、切断刃19は、
カバー部材29が、ケース2の内面に設けられたガイド
36に案内されつつ接近・離間機構60により直線駆動
されることにより、ベース部23(すなわち受刃20)
に対し接近・離間するようになっている。接近・離間機
構60は、図6に示すように、駆動伝達アーム32、駆
動伝達歯車33、駆動歯車34及び切断刃駆動モータ3
5等を備え、切断刃の両張出部19aに駆動伝達アーム
32の一端が回転可能に取り付けられるとともに、その
駆動伝達アーム32の他端側が駆動伝達歯車33の外縁
部に回転可能に取り付けられている。そして、図9に示
すように、その駆動伝達歯車33とかみ合う駆動歯車3
4が切断刃駆動モータ35により回転駆動されることに
より、カバー部材29が駆動伝達アーム32を介して直
線駆動されることとなる。なお、図9(a)は切断刃1
9がベース部23から最も離間した状態を、(b)は最
も接近した状態をそれぞれ示している。ここで、ガイド
36を設ける代わりに、図2(a)に示すように、ケー
ス2に形成されたガイド穴80内において、カバー部材
29に形成された突出部81を移動させることにより、
切断刃19の接近・離間をガイドするようにしてもよ
い。
【0021】図10は、切断装置1の制御回路の構成を
示すブロック図である。すなわち、制御部37に対し、
光学式センサ6(図1参照)、シート送り用モータ12
及び切断刃駆動モータ35(図2参照)が接続されてい
る。また、切断刃駆動モータ35の回転数を検出する回
転センサ39も制御部37に接続されている。この回転
センサ39は、例えば図11に示すように、モータの駆
動軸に対し直接又は回転伝達部材を介して間接的に接続
された検出輪40の切欠40a(あるいはスリット)の
通過を、光学式センサ41、あるいは近接スイッチ、リ
ミットスイッチ等により検出する構成のものを使用する
ことができる。
【0022】以下、切断装置1の作動について説明す
る。図2(a)に示すように、まず、ホルダ部7に対し
柔軟シートロール5をセットする。すなわち、ローラ1
1を駆動ローラ10から離間させた状態とし、ロール5
からシート55を引き出すとともに、両ローラ10及び
11の間ならびにシート切断機構18の切断刃19と受
刃20(図5)との間を通して下方へ垂らした状態とす
る。この状態でローラ11を駆動ローラ10側へ倒せ
ば、シート55は両者の間に挟み付けられた状態となっ
てロール5のセットが完了する。
【0023】そして、センサ6(図1)は、この状態で
使用者の手等を検出することにより制御部37に駆動指
令信号を送り、制御部37はこれを受けてシート送り用
モータ12を作動させる。これにより、シート55がロ
ーラ10及び11によりロール5から引き出されつつ下
方へ送出される。一方、使用者が手等を退避させてセン
サ6がこれを検出しなくなった場合には、制御部37は
シート送り用モータ12の作動を停止させ、代わって切
断刃駆動モータ35を作動させる。すなわち、センサ6
に手等を検出させる時間を適宜変更することで、シート
55の引き出し長を調整することができる。なお、図1
0に示すように、シート送り用モータ12の回転数を検
出する回転センサ38を制御部37に接続しておき、そ
の検出される回転数が予め設定された値に到達すればシ
ート55の送出を停止する構成としてもよい。また、回
転センサ37の代わりにタイマ75を接続し、そのタイ
マ75の計測時間が所定の時間に到達した時点で、シー
ト55の送出を停止する構成としてもよい。
【0024】図5(a)及び図9(a)に示すように、
切断刃19は受刃20から離間した状態で待機している
が、切断刃駆動モータ35が作動することにより駆動伝
達アーム32が駆動伝達歯車33により押し出され、切
断刃19は受刃20に対しカバー部材29とともに接近
を開始する。その接近に伴い、まずシート押さえ部材2
5が柔軟シート55を介してベース部23に当接する。
その後シート押さえ部材25は、補助弾性部材28を支
持部材26との間で圧縮しながら切断刃19に対して相
対的に押し戻されつつ、補助弾性部材28の弾性力によ
り柔軟シート55をベース部23との間で挟持する。そ
して、さらに接近を続けることにより、刃ガイド部材2
4の先端部が柔軟シート55に接触し、以降は、刃ガイ
ド部材24が柔軟シート55を介してベース部23によ
り、切断刃19に対して相対的に押し戻されることとな
る。これに伴い、弾性部材27が支持部材26とカバー
部材29との間で圧縮され、その弾性復帰力により刃ガ
イド部材24はベース部23との間で柔軟シート55を
挟持する。
【0025】そして、さらに接近を続けることにより、
切断刃19は、刃ガイド部材24にガイドされつつ受刃
20の隙間20aに進入し、柔軟シート55を切断して
図5(c)に示す状態となる。なお、切断刃19が受刃
20に対し、その間隙の幅方向にずれて進入しようとし
た場合には、対応する側の受刃20が外側へ変位すると
ともに、切断刃19からの受刃20に対する圧力が圧力
調整ゴム21により吸収される(切断刃19が受刃20
から退避すると、圧力調整ゴム21は弾性復帰して受刃
20は原位置に戻る)。そして、この状態において図9
(b)に示すように、駆動伝達歯車33は、回転を開始
した同図(a)の状態からほぼ半回転した状態となり、
以降は駆動伝達アーム32を引き戻す工程に移る。これ
により、切断刃19は接近から離間に転じ、刃ガイド部
材24及びシート押さえ部材25は、弾性部材27及び
補助弾性部材28の弾性復帰力により接近時とは逆順で
順次後退し、図5(a)に示す原位置へ復帰する。上記
状態となれば、制御部37(図2及び10)は切断刃駆
動モータ35の回転を停止し、次の作動まで待機する。
【0026】なお、図12に示すように、ロール5を保
持するためのホルダ部は、ロール5の下面に倣う形状で
ケース2内に形成されたロール受け部42とすることが
でき、このロール受け部42上でシートロール5を回転
可能に支持する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柔軟シート切断装置の一例を示す外観
斜視図。
【図2】その内部構造を模式的に示す側面断面図。
【図3】柔軟シートロールのロールホルダへの取り付け
方法を示す説明図。
【図4】シート送りローラの作用説明図。
【図5】シート切断機構の構造をその作用とともに示す
側面断面図。
【図6】切断刃のカバー部材への取付状態を示す平面断
面図。
【図7】カバー部材に対する刃ガイド部材とシート押さ
え部材との取付構造を示す斜視図。
【図8】受刃側のユニットの組立方法を示す分解斜視図
及びその組立状態を示す斜視図。
【図9】接近・離間機構の構成をその作用とともに示す
側面図。
【図10】制御回路の構成例を示すブロック図。
【図11】回転センサの模式図。
【図12】ホルダ部の変形例を示す側面模式図。
【符号の説明】
1 切断装置 5 柔軟シートロール 6 光学式センサ(センサ) 7 ホルダ部 10、11 シート送りローラ(シート送り機構) 12 シート送り用モータ 18 シート切断機構 19 切断刃 20 受刃 21 圧力調整ゴム(受刃圧力調整用弾性部材) 23 ベース部 24 刃ガイド部材 25 シート押さえ部材 26 支持部材 27 弾性部材 28 補助弾性部材 29 カバー部材 42 ロール受け部 55 柔軟シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレットペーパ等の柔軟シートを切断
    する切断刃と、 その柔軟シートを挟んで前記切断刃と反対側に設けられ
    た受刃であって、自身の板厚方向に所定の間隔で並んで
    配置され、それらの間に形成された空隙に対し前記切断
    刃が相対的に出入りする受刃と、 それら並んで配置された受刃の外側に設けられたベース
    部と、 前記切断刃の両側において前記ベース部に対し相対的に
    接近・離間可能に設けられ、前記柔軟シートを前記ベー
    ス部との間で挟持するとともに、その状態で前記切断刃
    の前記受刃に対する出入りをガイドする刃ガイド部材
    と、 それら刃ガイド部材のさらに外側に配置されるととも
    に、前記ベース部に対し相対的に接近・離間可能に設け
    られ、前記柔軟シートを前記ベース部との間で挟持する
    シート押さえ部材とを備え、 前記刃ガイド部材及び前記シート押さえ部材と前記ベー
    ス部との間で前記柔軟シートが挟持された状態で、前記
    切断刃が前記受刃の間に相対的に進入することにより、
    その柔軟シートを切断することを特徴とする柔軟シート
    切断装置。
  2. 【請求項2】 前記刃ガイド部材及び前記シート押さえ
    部材に対し、それら両部材を前記ベース部側に付勢する
    弾性部材が設けられ、 前記刃ガイド部材及び前記シート押さえ部材は、前記ベ
    ース部から相対的に離間した状態においてその先端部が
    前記切断刃の刃先よりも突出して位置し、前記ベース部
    に対し相対的に接近することにより該ベース部との間で
    前記柔軟シートを挟持するとともに、 その状態で前記ベース部が、それら刃ガイド部材及びシ
    ート押さえ部材を、前記弾性部材による付勢力に抗して
    前記切断刃に対し相対的に押し戻すことにより、前記切
    断刃が該刃ガイド部材及びシート押さえ部材から相対的
    に突出して前記受刃の間に進入するようになっている請
    求項1記載の切断装置。
  3. 【請求項3】 前記刃ガイド部材及び前記シート押さえ
    部材が取り付けられる支持部材が設けられ、 前記シート押さえ部材は、その支持部材に対し補助弾性
    部材を介して取り付けられるとともに、前記ベース部か
    ら相対的に離間した状態においてはその先端部が前記刃
    ガイド部材の先端部よりも突出して位置するものとさ
    れ、さらに前記支持部材に対し前記刃ガイド部材及びシ
    ート押さえ部材と反対側に、該支持部材を前記刃ガイド
    部材及びシート押さえ部材とともに前記ベース部側に付
    勢する前記弾性部材が取り付けられている請求項2記載
    の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記切断刃、前記刃ガイド部材、前記シ
    ート押さえ部材及び前記支持部材は、前記ベース部に面
    する側が開口するカバー部材により覆われるとともに、 前記切断刃は前記カバー部材とともに前記ベース部に対
    し相対的に接近・離間するものとされ、さらに、 前記弾性部材は、前記カバー部材の内側においてその内
    面と前記支持部材との間に配置され、前記刃ガイド部材
    及びシート押さえ部材が前記ベース部に対し相対的に接
    近することにより、前記カバー部材と前記支持部材との
    間で圧縮されて、それら刃ガイド部材及びシート押さえ
    部材を前記ベース部に対し付勢するものとされる請求項
    3記載の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記受刃の両側には受刃圧力調整用弾性
    部材が配置され、 前記切断刃が、それら受刃のいずれか少なくとも一方を
    厚さ方向外側へ変位させながら該受刃間に進入した際に
    は、対応する前記受刃圧力調整用弾性部材が弾性変形し
    て前記切断刃からの圧力を前記受刃を介して吸収するよ
    うになっている請求項1ないし4のいずれかに記載の切
    断装置。
  6. 【請求項6】 柔軟シートを巻き上げて作成したシート
    ロールを回転可能に保持するロールホルダと、 前記ロールホルダに装着された前記シートロールから、
    前記柔軟シートを繰り出すシート送り機構と、 前記切断刃と前記受刃とを相対的に接近・離間させるこ
    とにより、前記柔軟シートを切断する切断駆動手段と、 前記シート送り機構による前記柔軟シートの繰出しと、
    前記切断駆動手段による該柔軟シートの切断とを制御す
    る制御手段と、 その制御手段に対し、前記シート送り機構及び前記切断
    駆動手段を駆動するための駆動指令信号を出力するセン
    サと、 を備えた請求項1ないし5のいずれかに記載の切断装
    置。
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