JPH098527A - 自動車用ガラスアンテナ装置 - Google Patents
自動車用ガラスアンテナ装置Info
- Publication number
- JPH098527A JPH098527A JP9567396A JP9567396A JPH098527A JP H098527 A JPH098527 A JP H098527A JP 9567396 A JP9567396 A JP 9567396A JP 9567396 A JP9567396 A JP 9567396A JP H098527 A JPH098527 A JP H098527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency band
- antenna conductor
- band
- reception frequency
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】受信感度向上。
【解決手段】AM帯用のアンテナ導体1とFM帯用のア
ンテナ導体2をRFチョークコイル3によって接続し、
RFチョークコイル3はAM帯より高い周波数帯域で高
インピーダンスとなるようにし、アンテナ導体1の有す
る浮遊容量、アンテナ導体2の有する浮遊容量とRFチ
ョークコイル3とで、AM帯で共振を起こした。
ンテナ導体2をRFチョークコイル3によって接続し、
RFチョークコイル3はAM帯より高い周波数帯域で高
インピーダンスとなるようにし、アンテナ導体1の有す
る浮遊容量、アンテナ導体2の有する浮遊容量とRFチ
ョークコイル3とで、AM帯で共振を起こした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用受信装置
に適し、ラジオ、テレビ、電話及び衛星通信等の受信に
利用される自動車用ガラスアンテナ装置に関する。
に適し、ラジオ、テレビ、電話及び衛星通信等の受信に
利用される自動車用ガラスアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、自動車の後部
窓のガラス板31に、ヒータ線32とヒータ線32に給
電するバスバとを有する通電加熱式のデフォッガ33
と、デフォッガ33との間で直流電流の送受は行われな
いが高周波電流の送受は行われるように所定間隔をおい
て近接させて容量結合させた所定パターンのアンテナ導
体36とを設け、バスバとデフォッガ33用の直流電源
10間にチョークコイル39を挿入接続したガラスアン
テナ装置が知られている。
窓のガラス板31に、ヒータ線32とヒータ線32に給
電するバスバとを有する通電加熱式のデフォッガ33
と、デフォッガ33との間で直流電流の送受は行われな
いが高周波電流の送受は行われるように所定間隔をおい
て近接させて容量結合させた所定パターンのアンテナ導
体36とを設け、バスバとデフォッガ33用の直流電源
10間にチョークコイル39を挿入接続したガラスアン
テナ装置が知られている。
【0003】この従来技術においては、バスバとデフォ
ッガ33用の直流電源10間にチョークコイル39を挿
入し、放送周波数帯域等の高周波帯域にてチョークコイ
ル39のインピーダンスを大きくすることによって、直
流電源10からデフォッガ33への直流電流は流すが放
送周波数帯域の電流は遮断するようにしている。
ッガ33用の直流電源10間にチョークコイル39を挿
入し、放送周波数帯域等の高周波帯域にてチョークコイ
ル39のインピーダンスを大きくすることによって、直
流電源10からデフォッガ33への直流電流は流すが放
送周波数帯域の電流は遮断するようにしている。
【0004】このようにして、チョークコイル39によ
りデフォッガ33のヒータ線32とバスバとを車体アー
ス(接地)から高周波的に絶縁でき、ヒータ線32及び
バスバに誘起された放送周波数帯域等の高周波帯域の受
信電流が車体アースへ流れるのを防止できて、この受信
電流を漏れなく受信機20に送ることができる。
りデフォッガ33のヒータ線32とバスバとを車体アー
ス(接地)から高周波的に絶縁でき、ヒータ線32及び
バスバに誘起された放送周波数帯域等の高周波帯域の受
信電流が車体アースへ流れるのを防止できて、この受信
電流を漏れなく受信機20に送ることができる。
【0005】なお、図4以外の図において図4と同番
号、同符号の部分は図4の部分と同名称とする。
号、同符号の部分は図4の部分と同名称とする。
【0006】また、図4に示す以外の従来技術(不図
示)であって、受信感度向上のために、自動車の窓のガ
ラス板に、AM放送周波数帯(以下、AM帯という)用
のアンテナ導体とFM放送周波数帯(以下、FM帯とい
う)用のアンテナ導体とを別々に設けていた従来のガラ
スアンテナ装置では、アンテナ導体の占める面積が大き
く、視野を悪くする等の問題があった。
示)であって、受信感度向上のために、自動車の窓のガ
ラス板に、AM放送周波数帯(以下、AM帯という)用
のアンテナ導体とFM放送周波数帯(以下、FM帯とい
う)用のアンテナ導体とを別々に設けていた従来のガラ
スアンテナ装置では、アンテナ導体の占める面積が大き
く、視野を悪くする等の問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4の従来技術におい
ては、後部窓のガラス板31を加熱するため、チョーク
コイル39には数アンペアという直流大電流が流れ、か
つ、放送周波数帯域等の高周波帯域の電流は遮断するよ
うに磁気飽和によるインダクタンスの低下を防ぐため、
通常、特殊な巻線構造を採ることを要する。
ては、後部窓のガラス板31を加熱するため、チョーク
コイル39には数アンペアという直流大電流が流れ、か
つ、放送周波数帯域等の高周波帯域の電流は遮断するよ
うに磁気飽和によるインダクタンスの低下を防ぐため、
通常、特殊な巻線構造を採ることを要する。
【0008】また、チョークコイル39のインダクタン
スも、通常、0.6〜1mHと大きく、しかも、電力損
失を抑えるため直流抵抗を下げる必要があるため、チョ
ークコイル39に使用する巻線は、線径の太い巻線を使
用しなければならない。
スも、通常、0.6〜1mHと大きく、しかも、電力損
失を抑えるため直流抵抗を下げる必要があるため、チョ
ークコイル39に使用する巻線は、線径の太い巻線を使
用しなければならない。
【0009】さらに、FM帯において、アンテナ導体3
6とデフォッガ33との相互干渉が発生すると、FM帯
の受信感度が低下する。この理由は、チョークコイル3
9がFM帯では容量性となり、FM帯で無効電流が増加
するためである。
6とデフォッガ33との相互干渉が発生すると、FM帯
の受信感度が低下する。この理由は、チョークコイル3
9がFM帯では容量性となり、FM帯で無効電流が増加
するためである。
【0010】このように、良好な受信感度を確保するた
めに、デフォッガ33を利用すると、構造的に大きく、
かつ、大型で重いチョークコイルと、FM帯における受
信感度低下対策が必要となり、ガラスアンテナ装置全体
が構造的に複雑であり、生産性が悪いという問題があっ
た。
めに、デフォッガ33を利用すると、構造的に大きく、
かつ、大型で重いチョークコイルと、FM帯における受
信感度低下対策が必要となり、ガラスアンテナ装置全体
が構造的に複雑であり、生産性が悪いという問題があっ
た。
【0011】また、自動車の窓のガラス板に、AM帯用
のアンテナ導体とFM帯用のアンテナ導体とを別々に設
けていた場合であっても、AM放送受信時にAM帯用の
アンテナ導体とFM帯用のアンテナ導体の両方を利用し
て、受信感度を向上させ、効率よく受信できるガラスア
ンテナ装置が望まれていた。
のアンテナ導体とFM帯用のアンテナ導体とを別々に設
けていた場合であっても、AM放送受信時にAM帯用の
アンテナ導体とFM帯用のアンテナ導体の両方を利用し
て、受信感度を向上させ、効率よく受信できるガラスア
ンテナ装置が望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、自動車用の窓のガラス板
に、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを含む2つ以上のアンテナ導体を設け、
インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分によっ
て、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを接続し、インダクタンス成分は低受信
周波数帯より高い周波数帯域で高インピーダンスとなる
ようにし、低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊
容量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容
量と、インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分
とによって共振させ、高受信周波数帯より低域に共振点
が存在するようにしたことを特徴とする自動車用ガラス
アンテナ装置を提供する。
決すべくなされたものであり、自動車用の窓のガラス板
に、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを含む2つ以上のアンテナ導体を設け、
インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分によっ
て、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを接続し、インダクタンス成分は低受信
周波数帯より高い周波数帯域で高インピーダンスとなる
ようにし、低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊
容量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容
量と、インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分
とによって共振させ、高受信周波数帯より低域に共振点
が存在するようにしたことを特徴とする自動車用ガラス
アンテナ装置を提供する。
【0013】また、本発明は、自動車用の窓のガラス板
に、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを含む2つ以上のアンテナ導体を設け、
インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分によっ
て、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを接続し、インダクタンス成分は低受信
周波数帯より高い周波数帯域で高インピーダンスとなる
ようにし、低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊
容量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容
量と、インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分
とによって共振させ、低受信周波数帯用アンテナ導体の
有する浮遊容量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有
する浮遊容量と、インダクタンス成分及び容量成分を含
む回路成分とによって、低受信周波数帯と高受信周波数
帯との間に減衰周波数を有するバンドエリミネーション
フィルタ回路を構成し、かつ、減衰周波数より低域に共
振周波数が存在するようにしたことを特徴とする自動車
用ガラスアンテナ装置を提供する。
に、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを含む2つ以上のアンテナ導体を設け、
インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分によっ
て、低受信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用
アンテナ導体とを接続し、インダクタンス成分は低受信
周波数帯より高い周波数帯域で高インピーダンスとなる
ようにし、低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊
容量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容
量と、インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分
とによって共振させ、低受信周波数帯用アンテナ導体の
有する浮遊容量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有
する浮遊容量と、インダクタンス成分及び容量成分を含
む回路成分とによって、低受信周波数帯と高受信周波数
帯との間に減衰周波数を有するバンドエリミネーション
フィルタ回路を構成し、かつ、減衰周波数より低域に共
振周波数が存在するようにしたことを特徴とする自動車
用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0014】また、本発明は、低受信周波数帯用アンテ
ナ導体と接地との間に、低受信周波数帯用アンテナ導体
の無効容量と並列共振するインダクタンス成分を接続し
た上記自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
ナ導体と接地との間に、低受信周波数帯用アンテナ導体
の無効容量と並列共振するインダクタンス成分を接続し
た上記自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0015】また、本発明は、低受信周波数帯がAM放
送周波数帯であり、高受信周波数帯がFM放送周波数帯
である上記自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
送周波数帯であり、高受信周波数帯がFM放送周波数帯
である上記自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1に本発明の代表例の基本的構成図を示
す。図1において、1はAM帯用のアンテナ導体、2は
FM帯用のアンテナ導体、3はインダクタンス成分であ
るRFチョークコイル、301はインダクタンス成分で
あり、RFチョークコイル3の高周波帯域でのインダク
タンスの減少を補完するための高周波用RFチョークコ
イル、4は給電端子、5はダンピング抵抗、10は直流
電源、20は受信機、19はカップリングコンデンサ、
20は受信機、31は後部窓のガラス板、33はデフォ
ッガである。
に説明する。図1に本発明の代表例の基本的構成図を示
す。図1において、1はAM帯用のアンテナ導体、2は
FM帯用のアンテナ導体、3はインダクタンス成分であ
るRFチョークコイル、301はインダクタンス成分で
あり、RFチョークコイル3の高周波帯域でのインダク
タンスの減少を補完するための高周波用RFチョークコ
イル、4は給電端子、5はダンピング抵抗、10は直流
電源、20は受信機、19はカップリングコンデンサ、
20は受信機、31は後部窓のガラス板、33はデフォ
ッガである。
【0017】なお、図1以外の図において図1と同番
号、同符号の部分は図1の部分と同名称とする。
号、同符号の部分は図1の部分と同名称とする。
【0018】図1では、AM放送とFM放送の両放送の
受信を想定しており、AM帯用のアンテナ導体1が低受
信周波数帯用アンテナ導体に相当し、FM帯用のアンテ
ナ導体2が高受信周波数帯用アンテナ導体に相当する。
受信を想定しており、AM帯用のアンテナ導体1が低受
信周波数帯用アンテナ導体に相当し、FM帯用のアンテ
ナ導体2が高受信周波数帯用アンテナ導体に相当する。
【0019】本発明では、AM放送受信の場合には、R
Fチョークコイル3と高周波用RFチョークコイル30
1とが低インピーダンスとなるため、アンテナ導体1と
アンテナ導体2とが接続される。アンテナ導体1とアン
テナ導体2との両アンテナ導体の実効長の和により、A
M放送の受信感度を向上させるためである。したがっ
て、アンテナ導体1とアンテナ導体2との両アンテナ導
体の実効長の和は、AM放送受信に適した長さが望まし
い。RFチョークコイル3と高周波用RFチョークコイ
ル301とは、通常、1μHから1mμH程度が使用さ
れる。
Fチョークコイル3と高周波用RFチョークコイル30
1とが低インピーダンスとなるため、アンテナ導体1と
アンテナ導体2とが接続される。アンテナ導体1とアン
テナ導体2との両アンテナ導体の実効長の和により、A
M放送の受信感度を向上させるためである。したがっ
て、アンテナ導体1とアンテナ導体2との両アンテナ導
体の実効長の和は、AM放送受信に適した長さが望まし
い。RFチョークコイル3と高周波用RFチョークコイ
ル301とは、通常、1μHから1mμH程度が使用さ
れる。
【0020】高周波用RFチョークコイル301はRF
チョークコイル3の有するインダクタンス成分を補完す
るためのインダクタンス成分であり、通常、RFチョー
クコイル3がAM帯より高い周波数で高インピーダンス
となるが、FM帯で高インピーダンスとならないため、
FM帯で高インピーダンスとなる高周波用RFチョーク
コイル301によりAM帯より高い周波数からFM帯ま
での広い周波数帯域をRFチョークコイル3と高周波用
RFチョークコイル301とで高インピーダンスとする
ようにしている。
チョークコイル3の有するインダクタンス成分を補完す
るためのインダクタンス成分であり、通常、RFチョー
クコイル3がAM帯より高い周波数で高インピーダンス
となるが、FM帯で高インピーダンスとならないため、
FM帯で高インピーダンスとなる高周波用RFチョーク
コイル301によりAM帯より高い周波数からFM帯ま
での広い周波数帯域をRFチョークコイル3と高周波用
RFチョークコイル301とで高インピーダンスとする
ようにしている。
【0021】なお、RFチョークコイル3のみでAM帯
より高い周波数からFM帯までの広い周波数帯域を高イ
ンピーダンスとできれば高周波用RFチョークコイル3
01は不要であり、省略できる。
より高い周波数からFM帯までの広い周波数帯域を高イ
ンピーダンスとできれば高周波用RFチョークコイル3
01は不要であり、省略できる。
【0022】また、インダクタンス成分としての機能を
有する素子であれば、RFチョークコイル3又は高周波
用RFチョークコイル301の代わりに別に素子を使用
してもよい。また、AM帯より高い周波数からFM帯ま
での広い周波数帯域で高インピーダンスとなる成分であ
ればコンデンサや抵抗成分を含んでいる「インダクタン
ス成分を含む回路成分」であれば使用できる。
有する素子であれば、RFチョークコイル3又は高周波
用RFチョークコイル301の代わりに別に素子を使用
してもよい。また、AM帯より高い周波数からFM帯ま
での広い周波数帯域で高インピーダンスとなる成分であ
ればコンデンサや抵抗成分を含んでいる「インダクタン
ス成分を含む回路成分」であれば使用できる。
【0023】また、以上のような作用であるから、AM
放送受信の場合には、アンテナ導体1の受信信号がRF
チョークコイル3、高周波用RFチョークコイル30
1、給電端子4、カップリングコンデンサ19の順に伝
えられ、アンテナ導体2とアンテナ導体1との両受信信
号が給電端子8を介して受信機20に入力される。
放送受信の場合には、アンテナ導体1の受信信号がRF
チョークコイル3、高周波用RFチョークコイル30
1、給電端子4、カップリングコンデンサ19の順に伝
えられ、アンテナ導体2とアンテナ導体1との両受信信
号が給電端子8を介して受信機20に入力される。
【0024】アンテナ導体1、2に励起された受信信号
が車体アースに漏れないように、アンテナ導体1、2と
デフォッガ33とは容量結合されていない方が好まし
い。
が車体アースに漏れないように、アンテナ導体1、2と
デフォッガ33とは容量結合されていない方が好まし
い。
【0025】カップリングコンデンサ19は、直流電流
をカットし、各回路素子や受信機20を保護するための
ものであり、放送周波数等の受信周波数では短絡され
る。したがって、各回路素子や受信機20が故障する危
険がなければ、カップリングコンデンサ19は省略でき
る。
をカットし、各回路素子や受信機20を保護するための
ものであり、放送周波数等の受信周波数では短絡され
る。したがって、各回路素子や受信機20が故障する危
険がなければ、カップリングコンデンサ19は省略でき
る。
【0026】ダンピング抵抗5は、アンテナ導体1、2
の有する浮遊容量と、RFチョークコイル3及び高周波
用RFチョークコイル301とが共振する場合のQ(ク
ォリティファクタ)を小さくする機能を有し、通常、数
十Ω〜数MΩの値である。ダンピング抵抗5がなくと
も、該共振によるQが小さい場合にはダンピング抵抗5
は省略できる。
の有する浮遊容量と、RFチョークコイル3及び高周波
用RFチョークコイル301とが共振する場合のQ(ク
ォリティファクタ)を小さくする機能を有し、通常、数
十Ω〜数MΩの値である。ダンピング抵抗5がなくと
も、該共振によるQが小さい場合にはダンピング抵抗5
は省略できる。
【0027】本発明にかかる干渉防止のためのバンドエ
リミネーションフィルタ回路とは、高受信周波数帯の最
低域(FM帯であれば76MHz)及び低受信周波数帯
の最高域(AM帯であれば1600kHz)に挟まれる
周波数域において、周波数の通過を減衰させる周波数特
性を有するフィルタ回路をいう。
リミネーションフィルタ回路とは、高受信周波数帯の最
低域(FM帯であれば76MHz)及び低受信周波数帯
の最高域(AM帯であれば1600kHz)に挟まれる
周波数域において、周波数の通過を減衰させる周波数特
性を有するフィルタ回路をいう。
【0028】図2は図1の等価回路である。図2におい
て、3aはRFチョークコイル3が有する浮遊容量、6
はアンテナ導体1の有効容量、7はアンテナ導体1の無
効容量、8はアンテナ導体2の無効容量とケーブルの浮
遊容量、9は負荷抵抗である。アンテナ導体2の有効容
量は無視できるほど小さいので図2では省略した。
て、3aはRFチョークコイル3が有する浮遊容量、6
はアンテナ導体1の有効容量、7はアンテナ導体1の無
効容量、8はアンテナ導体2の無効容量とケーブルの浮
遊容量、9は負荷抵抗である。アンテナ導体2の有効容
量は無視できるほど小さいので図2では省略した。
【0029】アンテナ導体1の有効容量6とアンテナ導
体1の無効容量7とでアンテナ導体1の浮遊容量を構成
し、アンテナ導体2の無効容量8とアンテナ導体2の有
効容量とでアンテナ導体2の浮遊容量を構成する。
体1の無効容量7とでアンテナ導体1の浮遊容量を構成
し、アンテナ導体2の無効容量8とアンテナ導体2の有
効容量とでアンテナ導体2の浮遊容量を構成する。
【0030】浮遊容量3aは、通常、数十MHzで数p
F程度であり、高周波用RFチョークコイル301が有
する浮遊容量は、通常、無視できるほど小さいので図2
では省略した。
F程度であり、高周波用RFチョークコイル301が有
する浮遊容量は、通常、無視できるほど小さいので図2
では省略した。
【0031】本発明では、受信感度向上のために、アン
テナ導体1の有する浮遊容量と、アンテナ導体2の有す
る浮遊容量と、RFチョークコイル3、高周波用RFチ
ョークコイル301、浮遊容量3a及びダンピング抵抗
5(インダクタンス成分及び容量成分とを含む回路成
分)とによって共振させ、FM帯すなわち高受信周波数
帯域より低域に共振周波数を存在させる必要がある。
テナ導体1の有する浮遊容量と、アンテナ導体2の有す
る浮遊容量と、RFチョークコイル3、高周波用RFチ
ョークコイル301、浮遊容量3a及びダンピング抵抗
5(インダクタンス成分及び容量成分とを含む回路成
分)とによって共振させ、FM帯すなわち高受信周波数
帯域より低域に共振周波数を存在させる必要がある。
【0032】共振周波数が存在する周波数帯域について
は、受信感度向上の観点より、500kHz(AM帯す
なわち低受信周波数帯の最低周波数fL )と、1200
kHz(低受信周波数帯の最高周波数fH )の2倍の周
波数(2400kHz)との間の周波数帯域に共振周波
数を存在させることがより望ましく、AM帯域すなわち
低受信周波数帯域に共振周波数を存在させることが特に
望ましい。
は、受信感度向上の観点より、500kHz(AM帯す
なわち低受信周波数帯の最低周波数fL )と、1200
kHz(低受信周波数帯の最高周波数fH )の2倍の周
波数(2400kHz)との間の周波数帯域に共振周波
数を存在させることがより望ましく、AM帯域すなわち
低受信周波数帯域に共振周波数を存在させることが特に
望ましい。
【0033】また、RFチョークコイル3等の回路の定
数値を適当に選択することにより、AM帯すなわち低受
信周波数帯全域で受信感度は、なるべく平坦(フラッ
ト)であることが望ましく、低受信周波数帯全域で最高
受信感度と最低受信感度との間の差が20dB以内がよ
り望ましく、10dB以内が特に望ましい。
数値を適当に選択することにより、AM帯すなわち低受
信周波数帯全域で受信感度は、なるべく平坦(フラッ
ト)であることが望ましく、低受信周波数帯全域で最高
受信感度と最低受信感度との間の差が20dB以内がよ
り望ましく、10dB以内が特に望ましい。
【0034】また、図2に示された回路は、バンドエリ
ミネーションフィルタとして動作させた方が好ましく、
また、バンドエリミネーションフィルタとして動作させ
た場合には、減衰周波数より低域に共振周波数を存在さ
せる必要がある。
ミネーションフィルタとして動作させた方が好ましく、
また、バンドエリミネーションフィルタとして動作させ
た場合には、減衰周波数より低域に共振周波数を存在さ
せる必要がある。
【0035】バンドエリミネーションフィルタの減衰周
波数においての減衰値は、FM帯すなわち高受信周波数
帯より10dB以上が望ましく、20dB以上がより望
ましい。また、抵抗5はダンピング抵抗として機能す
る。
波数においての減衰値は、FM帯すなわち高受信周波数
帯より10dB以上が望ましく、20dB以上がより望
ましい。また、抵抗5はダンピング抵抗として機能す
る。
【0036】通常の自動車では、有効容量6、無効容量
7、アンテナ導体2の無効容量とケーブルの浮遊容量8
は、それぞれ、AM帯で数十〜数百pFである。
7、アンテナ導体2の無効容量とケーブルの浮遊容量8
は、それぞれ、AM帯で数十〜数百pFである。
【0037】図3に図1とは別のタイプであって、本発
明の応用例の基本的構成図を示す。図3において、10
0はアンテナ導体1の無効容量7と並列共振する第2の
インダクタンス成分を含むコイルである。かかる並列共
振によりAM帯の受信感度が向上する。図3において、
高周波用RFチョークコイル301及びダンピング抵抗
5は省略してあるが、設けてもよい。
明の応用例の基本的構成図を示す。図3において、10
0はアンテナ導体1の無効容量7と並列共振する第2の
インダクタンス成分を含むコイルである。かかる並列共
振によりAM帯の受信感度が向上する。図3において、
高周波用RFチョークコイル301及びダンピング抵抗
5は省略してあるが、設けてもよい。
【0038】図1に示した後部窓のガラス板31は、通
常3〜5mm前後の強化ガラス又は合せガラス等が通常
使用される。後部窓のガラス板31の内側面の被加熱領
域には多数本のヒータ線と、ヒータ線群の両端に接続さ
れる対向したバスバとを有する通電加熱式のデフォッガ
33が設けられており、デフォッガ33のバスバにはリ
ード線が接続されている。
常3〜5mm前後の強化ガラス又は合せガラス等が通常
使用される。後部窓のガラス板31の内側面の被加熱領
域には多数本のヒータ線と、ヒータ線群の両端に接続さ
れる対向したバスバとを有する通電加熱式のデフォッガ
33が設けられており、デフォッガ33のバスバにはリ
ード線が接続されている。
【0039】図1に示したデフォッガ33について述べ
ると、ヒータ線とバスバとからデフォッガ33は構成さ
れる。ヒータ線は、通常、線幅0.5〜2mmの細い通
電加熱のヒータ線を多数本ガラス板上の横方向にほぼ平
行に2〜4cmの間隔をおいて形成することよりなる。
ると、ヒータ線とバスバとからデフォッガ33は構成さ
れる。ヒータ線は、通常、線幅0.5〜2mmの細い通
電加熱のヒータ線を多数本ガラス板上の横方向にほぼ平
行に2〜4cmの間隔をおいて形成することよりなる。
【0040】さらに、ヒータ線に電流を供給するための
バスバをヒータ線の両側に形成する。ヒータ線、バスバ
及びアンテナ導体1、2は、通常、導電性銀ペースト等
の導電性金属含有ペーストをガラス板の車内側表面にプ
リントし、焼付けて形成する等により製造する。
バスバをヒータ線の両側に形成する。ヒータ線、バスバ
及びアンテナ導体1、2は、通常、導電性銀ペースト等
の導電性金属含有ペーストをガラス板の車内側表面にプ
リントし、焼付けて形成する等により製造する。
【0041】アンテナ導体2のパターンとしては、AM
放送用、FM放送用に限定されず、自動車の仕様、形
状、ガラス板の形状、寸法、構成等によりAM放送、F
M放送、AM放送とFM放送の両ラジオ放送共用、又は
テレビその他の放送等用のアンテナとして最適な性能が
得られるパターンが適宜選択、設計される。
放送用、FM放送用に限定されず、自動車の仕様、形
状、ガラス板の形状、寸法、構成等によりAM放送、F
M放送、AM放送とFM放送の両ラジオ放送共用、又は
テレビその他の放送等用のアンテナとして最適な性能が
得られるパターンが適宜選択、設計される。
【0042】アンテナ導体2については、図1の場合
は、窓のガラス板31のデフォッガ33より上部の余白
部にアンテナ導体2が設けられている。アンテナ導体
1、2の設けられる窓のガラス板31の位置は、図1に
示す位置に限られず、ガラス板31のデフォッガ33よ
り下部の余白部であってもよい。また、デフォッガ33
の上下部にそれぞれ設けてもよく、その他の余白部に設
けてもよい。また、窓のガラス板31には、アンテナ導
体1、2以外の別のアンテナ導体を設けてもよい。
は、窓のガラス板31のデフォッガ33より上部の余白
部にアンテナ導体2が設けられている。アンテナ導体
1、2の設けられる窓のガラス板31の位置は、図1に
示す位置に限られず、ガラス板31のデフォッガ33よ
り下部の余白部であってもよい。また、デフォッガ33
の上下部にそれぞれ設けてもよく、その他の余白部に設
けてもよい。また、窓のガラス板31には、アンテナ導
体1、2以外の別のアンテナ導体を設けてもよい。
【0043】なお、図1では、窓のガラス板として、デ
フォッガが設けられた後部窓のガラス板31を例示した
が、本発明では、これに限られず、デフォッガが設けら
れていない窓のガラス板であっても使用でき、窓のガラ
ス板として、前部窓のガラス板、サイド窓のガラス板、
ルーフ窓のガラス板等であっても使用できる。
フォッガが設けられた後部窓のガラス板31を例示した
が、本発明では、これに限られず、デフォッガが設けら
れていない窓のガラス板であっても使用でき、窓のガラ
ス板として、前部窓のガラス板、サイド窓のガラス板、
ルーフ窓のガラス板等であっても使用できる。
【0044】また、図6に図1とは別のタイプの本発明
の代表例の基本的構成を示す。図6において、61は低
受信周波数帯用アンテナ導体、62は高受信周波数帯用
アンテナ導体、63はサイド窓のガラス板の周縁に設け
られた暗色隠蔽膜、64は高受信周波数帯用アンテナ導
体62の給電端子、65は低受信周波数帯用アンテナ導
体61の給電端子である。なお、図6において他の図と
同番号、同符号の部分は同名称とする。図6では、コイ
ル100とアンテナ導体61の無効容量とで並列共振さ
せ、この並列共振によりAM帯の受信感度が向上する。
の代表例の基本的構成を示す。図6において、61は低
受信周波数帯用アンテナ導体、62は高受信周波数帯用
アンテナ導体、63はサイド窓のガラス板の周縁に設け
られた暗色隠蔽膜、64は高受信周波数帯用アンテナ導
体62の給電端子、65は低受信周波数帯用アンテナ導
体61の給電端子である。なお、図6において他の図と
同番号、同符号の部分は同名称とする。図6では、コイ
ル100とアンテナ導体61の無効容量とで並列共振さ
せ、この並列共振によりAM帯の受信感度が向上する。
【0045】また、本発明においては、自動車の窓のガ
ラス板に設けられるアンテナ導体の数は限定されず、ま
た、本発明のガラスアンテナと、ポールアンテナ等の他
のアンテナ及び/又は他のガラスアンテナとの間でダイ
バーシティ受信を行ってもよい。すなわち、自動車の窓
のガラス板に複数のアンテナ導体を設け、複数のアンテ
ナ導体の受信信号の内適正な方又は強い方を各アンテナ
と受信機の間に接続されている選択回路により選択して
受信機に送る。
ラス板に設けられるアンテナ導体の数は限定されず、ま
た、本発明のガラスアンテナと、ポールアンテナ等の他
のアンテナ及び/又は他のガラスアンテナとの間でダイ
バーシティ受信を行ってもよい。すなわち、自動車の窓
のガラス板に複数のアンテナ導体を設け、複数のアンテ
ナ導体の受信信号の内適正な方又は強い方を各アンテナ
と受信機の間に接続されている選択回路により選択して
受信機に送る。
【0046】また、本発明において、「複数のアンテナ
導体の受信信号の内適正な方」の「適正な方」とは、受
信信号の強い方又はS/N比の良い方をいう。
導体の受信信号の内適正な方」の「適正な方」とは、受
信信号の強い方又はS/N比の良い方をいう。
【0047】例えば、左右のサイド窓のガラス板にそれ
ぞれ図6に示すようなガラスアンテナを設け、それぞれ
のガラスアンテナ間でダイバーシティ受信を行う等が挙
げられる。
ぞれ図6に示すようなガラスアンテナを設け、それぞれ
のガラスアンテナ間でダイバーシティ受信を行う等が挙
げられる。
【0048】ところで、本発明では、低受信周波数帯用
アンテナ導体の有する浮遊容量と、高受信周波数帯用ア
ンテナ導体の有する浮遊容量と、該インダクタンス成分
及び容量成分とを含む回路成分とによって共振させ、高
受信周波数帯より低域に共振点が存在するようにしたた
め、低受信周波数帯の受信感度が向上する。
アンテナ導体の有する浮遊容量と、高受信周波数帯用ア
ンテナ導体の有する浮遊容量と、該インダクタンス成分
及び容量成分とを含む回路成分とによって共振させ、高
受信周波数帯より低域に共振点が存在するようにしたた
め、低受信周波数帯の受信感度が向上する。
【0049】また、1枚のガラス板に複数のアンテナ導
体が設けられている場合、通常、各アンテナ導体、ケー
ブルが有している浮遊容量、インダクタンス等のために
各アンテナ導体間でクロストークと呼ばれる干渉が生じ
る。このクロストークは、ある特有の周波数特性を有し
ており、このクロストークの周波数特性の利得が高くな
る受信周波数帯域で被干渉アンテナの受信障害が大きく
なる。
体が設けられている場合、通常、各アンテナ導体、ケー
ブルが有している浮遊容量、インダクタンス等のために
各アンテナ導体間でクロストークと呼ばれる干渉が生じ
る。このクロストークは、ある特有の周波数特性を有し
ており、このクロストークの周波数特性の利得が高くな
る受信周波数帯域で被干渉アンテナの受信障害が大きく
なる。
【0050】本発明では、自動車用の窓のガラス板に、
受信周波数帯の異なる2つのアンテナ導体を含む2つ以
上のアンテナ導体を設け、該受信周波数帯の異なる低受
信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用アンテナ
導体とをインダクタンス成分及び容量成分を含む回路成
分によって接続し、該インダクタンス成分は該低受信周
波数帯より高い周波数帯域で高インピーダンスとなるよ
うにし、低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容
量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量
と、インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分と
によって、該低受信周波数帯と該高受信周波数帯との間
に減衰周波数を有するバンドエリミネーションフィルタ
回路を構成した。
受信周波数帯の異なる2つのアンテナ導体を含む2つ以
上のアンテナ導体を設け、該受信周波数帯の異なる低受
信周波数帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用アンテナ
導体とをインダクタンス成分及び容量成分を含む回路成
分によって接続し、該インダクタンス成分は該低受信周
波数帯より高い周波数帯域で高インピーダンスとなるよ
うにし、低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容
量と、高受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量
と、インダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分と
によって、該低受信周波数帯と該高受信周波数帯との間
に減衰周波数を有するバンドエリミネーションフィルタ
回路を構成した。
【0051】このようにした結果、2つのアンテナ導体
の間にクロストークの周波数特性の影響を排除する周波
数特性を有するバンドエリミネーションフィルタ回路を
設けたことになり、バンドエリミネーションフィルタ回
路により干渉を防止し、クロストークによる受信感度低
下、S/N比悪化を防止し、S/N比を飛躍的に向上さ
せている。
の間にクロストークの周波数特性の影響を排除する周波
数特性を有するバンドエリミネーションフィルタ回路を
設けたことになり、バンドエリミネーションフィルタ回
路により干渉を防止し、クロストークによる受信感度低
下、S/N比悪化を防止し、S/N比を飛躍的に向上さ
せている。
【0052】
(例1)図1に示すようなガラスアンテナ装置を作成し
た。AM帯用のRFチョークコイル3はチップ型のコイ
ルであって、比較的広帯域のものを使用し、AM帯で2
70μH、FM帯で4.7μHであり、かつ、RFチョ
ークコイル3が有する浮遊容量は10MHzで1.2p
Fであった。高周波用RFチョークコイル301とダン
ピング抵抗5は設けなかった。
た。AM帯用のRFチョークコイル3はチップ型のコイ
ルであって、比較的広帯域のものを使用し、AM帯で2
70μH、FM帯で4.7μHであり、かつ、RFチョ
ークコイル3が有する浮遊容量は10MHzで1.2p
Fであった。高周波用RFチョークコイル301とダン
ピング抵抗5は設けなかった。
【0053】また、有効容量6はAM帯で20pF、無
効容量7はAM帯で120pF、無効容量とケーブルの
浮遊容量8はAM帯で150pFであった。また、カッ
プリングコンデンサ19はAM帯かつFM帯で1000
pFであった。
効容量7はAM帯で120pF、無効容量とケーブルの
浮遊容量8はAM帯で150pFであった。また、カッ
プリングコンデンサ19はAM帯かつFM帯で1000
pFであった。
【0054】また、アンテナ導体1とデフォッガ33と
は最も近い距離で40mmあり、アンテナ導体1とデフ
ォッガ33とは容量結合されていなかった。また、アン
テナ導体2とデフォッガ33のヒータ線の最上部とは最
も近い距離で50mmあり、アンテナ導体2とデフォッ
ガ33とは容量結合されていなかった。
は最も近い距離で40mmあり、アンテナ導体1とデフ
ォッガ33とは容量結合されていなかった。また、アン
テナ導体2とデフォッガ33のヒータ線の最上部とは最
も近い距離で50mmあり、アンテナ導体2とデフォッ
ガ33とは容量結合されていなかった。
【0055】比較例として、図4に示すようなガラスア
ンテナ装置を作成した。図1のアンテナ導体2と図4の
アンテナ導体36とは、同寸法、同形状であった。図4
において、チョークコイル39は1mHのものを使用
し、アンテナ導体36とデフォッガ33とは最も近い距
離で10mmあり、アンテナ導体36とデフォッガ33
とは容量結合されていた。
ンテナ装置を作成した。図1のアンテナ導体2と図4の
アンテナ導体36とは、同寸法、同形状であった。図4
において、チョークコイル39は1mHのものを使用
し、アンテナ導体36とデフォッガ33とは最も近い距
離で10mmあり、アンテナ導体36とデフォッガ33
とは容量結合されていた。
【0056】AM放送、FM放送共に例1と比較例とを
比較すると、S/N比については例1が比較例よりAM
帯でほぼ2dBよく、FM帯でほぼ1dBよかった。ま
た、例1と比較例とを比較すると、受信感度の差はほと
んどなく、ほぼ1dB以内の差であった。
比較すると、S/N比については例1が比較例よりAM
帯でほぼ2dBよく、FM帯でほぼ1dBよかった。ま
た、例1と比較例とを比較すると、受信感度の差はほと
んどなく、ほぼ1dB以内の差であった。
【0057】例1では、大型のチョークコイル39が不
要であるため、チョークコイル39を製作する必要がな
く、生産性が著しく向上し、ガラスアンテナ装置の小型
化が達成できた。
要であるため、チョークコイル39を製作する必要がな
く、生産性が著しく向上し、ガラスアンテナ装置の小型
化が達成できた。
【0058】(例2)AM帯用のRFチョークコイル3
はチップ型のコイルであって、比較的狭帯域のものを使
用し、AM帯で270μH、FM帯で容量性であり、か
つ、RFチョークコイル3が有する浮遊容量は10MH
zで1.2pFであり、高周波用RFチョークコイル3
01はFM帯で3.3μH、自己共振周波数は83MH
z、ダンピング抵抗5はAM帯かつFM帯で12kΩの
ものとする以外は、例1と同様の仕様の図1に示すよう
なガラスアンテナ装置を作成した。例2では例1よりF
M帯の受信感度がほぼ1dBよかった他は、例1とほぼ
同結果であった。例2のAM帯〜FM帯の受信感度特性
を図5に示す。
はチップ型のコイルであって、比較的狭帯域のものを使
用し、AM帯で270μH、FM帯で容量性であり、か
つ、RFチョークコイル3が有する浮遊容量は10MH
zで1.2pFであり、高周波用RFチョークコイル3
01はFM帯で3.3μH、自己共振周波数は83MH
z、ダンピング抵抗5はAM帯かつFM帯で12kΩの
ものとする以外は、例1と同様の仕様の図1に示すよう
なガラスアンテナ装置を作成した。例2では例1よりF
M帯の受信感度がほぼ1dBよかった他は、例1とほぼ
同結果であった。例2のAM帯〜FM帯の受信感度特性
を図5に示す。
【0059】(例3)図3に示すようにコイル100を
設ける以外には例2と全く同様の自動車用ガラスアンテ
ナ装置を製作した。コイル100は330μHとした。
アンテナ導体1の無効容量7とコイル100とが並列共
振し、例2よりAM帯でほぼ2dB受信感度が向上し
た。
設ける以外には例2と全く同様の自動車用ガラスアンテ
ナ装置を製作した。コイル100は330μHとした。
アンテナ導体1の無効容量7とコイル100とが並列共
振し、例2よりAM帯でほぼ2dB受信感度が向上し
た。
【0060】(例4)図6に示すようなガラスアンテナ
装置を作成した。高受信周波数帯用アンテナ導体62は
米国FM帯(88〜108MHz)で共振するような長
さとした。AM帯用のRFチョークコイル3はチップ型
のコイルであって、比較的広帯域のものを使用し、AM
帯で270μH、FM帯で4.7μHであり、かつ、R
Fチョークコイル3が有する浮遊容量は10MHzで
1.2pFであった。
装置を作成した。高受信周波数帯用アンテナ導体62は
米国FM帯(88〜108MHz)で共振するような長
さとした。AM帯用のRFチョークコイル3はチップ型
のコイルであって、比較的広帯域のものを使用し、AM
帯で270μH、FM帯で4.7μHであり、かつ、R
Fチョークコイル3が有する浮遊容量は10MHzで
1.2pFであった。
【0061】また、高周波用RFチョークコイル301
はFM帯で3.3μH、自己共振周波数は83MHz、
ダンピング抵抗5はAM帯かつFM帯で20kΩのもの
を使用した。コイル100は330μHとした。
はFM帯で3.3μH、自己共振周波数は83MHz、
ダンピング抵抗5はAM帯かつFM帯で20kΩのもの
を使用した。コイル100は330μHとした。
【0062】例4では、アンテナ導体61の無効容量と
コイル100とで並列共振した。一方、図6に示すよう
なガラスアンテナ(例6と全く同様のパターン)に図6
に示す回路を介さずに給電端子64、65を直接受信機
(不図示)に接続し、比較例とした。
コイル100とで並列共振した。一方、図6に示すよう
なガラスアンテナ(例6と全く同様のパターン)に図6
に示す回路を介さずに給電端子64、65を直接受信機
(不図示)に接続し、比較例とした。
【0063】AM放送、FM放送共に例4と例4におけ
る比較例とを比較すると、平均受信感度については例4
は比較例よりAM帯でほぼ5dBよく、FM帯でほぼ1
dBよかった。
る比較例とを比較すると、平均受信感度については例4
は比較例よりAM帯でほぼ5dBよく、FM帯でほぼ1
dBよかった。
【0064】
【発明の効果】本発明では、低受信周波数帯用アンテナ
導体の有する浮遊容量と、高受信周波数帯用アンテナ導
体の有する浮遊容量と、インダクタンス成分及び容量成
分を含む回路成分とによって共振させ、高受信周波数帯
より低域に共振点が存在するようにしたため、低受信周
波数帯の受信感度が向上する。
導体の有する浮遊容量と、高受信周波数帯用アンテナ導
体の有する浮遊容量と、インダクタンス成分及び容量成
分を含む回路成分とによって共振させ、高受信周波数帯
より低域に共振点が存在するようにしたため、低受信周
波数帯の受信感度が向上する。
【0065】また、本発明では、2つのアンテナ導体の
間にクロストークの周波数特性の影響を排除する周波数
特性を有するバンドエリミネーションフィルタ回路を設
けたことになり、かかるバンドエリミネーションフィル
タ回路により干渉を防止し、クロストークによる受信感
度低下、S/N比悪化を防止し、S/N比を飛躍的に向
上させている。
間にクロストークの周波数特性の影響を排除する周波数
特性を有するバンドエリミネーションフィルタ回路を設
けたことになり、かかるバンドエリミネーションフィル
タ回路により干渉を防止し、クロストークによる受信感
度低下、S/N比悪化を防止し、S/N比を飛躍的に向
上させている。
【0066】また、本発明では、デフォッガを設けた後
部窓のガラス板にアンテナ導体を設けた場合であって
も、デフォッガをアンテナとして利用しないため、デフ
ォッガ用の大型のチョークコイルを必要とせず、ガラス
アンテナ装置の小型化及び生産性の向上に寄与できる。
さらに、FM帯において、アンテナ導体とデフォッガと
の相互干渉の発生が少なく、かかる相互干渉によるFM
帯の受信感度の低下が少ない。
部窓のガラス板にアンテナ導体を設けた場合であって
も、デフォッガをアンテナとして利用しないため、デフ
ォッガ用の大型のチョークコイルを必要とせず、ガラス
アンテナ装置の小型化及び生産性の向上に寄与できる。
さらに、FM帯において、アンテナ導体とデフォッガと
の相互干渉の発生が少なく、かかる相互干渉によるFM
帯の受信感度の低下が少ない。
【0067】また、自動車の窓のガラス板に、例えば、
AM帯用のアンテナ導体とFM帯用のアンテナ導体とを
別々に設けて、AM放送受信時にAM帯用のアンテナ導
体とFM帯用のアンテナ導体の両方を利用して、AM放
送の受信感度を向上させ、効率よい受信を行うことがで
きる。
AM帯用のアンテナ導体とFM帯用のアンテナ導体とを
別々に設けて、AM放送受信時にAM帯用のアンテナ導
体とFM帯用のアンテナ導体の両方を利用して、AM放
送の受信感度を向上させ、効率よい受信を行うことがで
きる。
【図1】本発明の代表例の基本的構成図
【図2】図1の等価回路図
【図3】例2の基本的構成図
【図4】従来例の基本的構成図
【図5】例2のAM帯〜FM帯の受信感度の特性図
【図6】図1とは別のタイプの本発明の代表例の基本的
構成図
構成図
1:AM帯用のアンテナ導体 2:FM帯用のアンテナ導体 3:RFチョークコイル 301:高周波用RFチョークコイル 4:給電端子 5:ダンピング抵抗 10:直流電源 20:受信機 19:カップリングコンデンサ 20:受信機 31:後部窓のガラス板 33:デフォッガ
Claims (4)
- 【請求項1】自動車用の窓のガラス板に、低受信周波数
帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用アンテナ導体とを
含む2つ以上のアンテナ導体を設け、インダクタンス成
分及び容量成分を含む回路成分によって、低受信周波数
帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用アンテナ導体とを
接続し、インダクタンス成分は低受信周波数帯より高い
周波数帯域で高インピーダンスとなるようにし、 低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量と、高
受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量と、イン
ダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分とによって
共振させ、 高受信周波数帯より低域に共振点が存在するようにした
ことを特徴とする自動車用ガラスアンテナ装置。 - 【請求項2】自動車用の窓のガラス板に、低受信周波数
帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用アンテナ導体とを
含む2つ以上のアンテナ導体を設け、インダクタンス成
分及び容量成分を含む回路成分によって、低受信周波数
帯用アンテナ導体と高受信周波数帯用アンテナ導体とを
接続し、インダクタンス成分は低受信周波数帯より高い
周波数帯域で高インピーダンスとなるようにし、 低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量と、高
受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量と、イン
ダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分とによって
共振させ、 低受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量と、高
受信周波数帯用アンテナ導体の有する浮遊容量と、イン
ダクタンス成分及び容量成分を含む回路成分とによっ
て、低受信周波数帯と高受信周波数帯との間に減衰周波
数を有するバンドエリミネーションフィルタ回路を構成
し、かつ、減衰周波数より低域に共振周波数が存在する
ようにしたことを特徴とする自動車用ガラスアンテナ装
置。 - 【請求項3】低受信周波数帯用アンテナ導体と接地との
間に、低受信周波数帯用アンテナ導体の無効容量と並列
共振するインダクタンス成分を接続した請求項1又は2
の自動車用ガラスアンテナ装置。 - 【請求項4】低受信周波数帯がAM放送周波数帯であ
り、高受信周波数帯がFM放送周波数帯である請求項
1、2又は3の自動車用ガラスアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9567396A JPH098527A (ja) | 1995-04-17 | 1996-04-17 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9085695 | 1995-04-17 | ||
| JP7-90856 | 1995-04-17 | ||
| JP9567396A JPH098527A (ja) | 1995-04-17 | 1996-04-17 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098527A true JPH098527A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=26432265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9567396A Pending JPH098527A (ja) | 1995-04-17 | 1996-04-17 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098527A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017175290A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 旭硝子株式会社 | バックドア、及びガラスアンテナ |
| US12176599B2 (en) | 2020-02-25 | 2024-12-24 | Pilkington Group Limited | Glazing comprising an antenna and method of manufacturing the same and use of the same |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP9567396A patent/JPH098527A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017175290A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 旭硝子株式会社 | バックドア、及びガラスアンテナ |
| US10686245B2 (en) | 2016-03-22 | 2020-06-16 | AGC Inc. | Back door, and glass antenna |
| US12176599B2 (en) | 2020-02-25 | 2024-12-24 | Pilkington Group Limited | Glazing comprising an antenna and method of manufacturing the same and use of the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0856904B1 (en) | Glass antenna device for an automobile | |
| US5610619A (en) | Backlite antenna for AM/FM automobile radio having broadband FM reception | |
| EP2214254A1 (en) | Glass antenna for vehicle | |
| US6064345A (en) | Glass antenna device for an automobile | |
| US6201505B1 (en) | Glass antenna device for an automobile | |
| JPH1079615A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH11205023A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3168556B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3508217B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3648910B2 (ja) | 車両用アンテナ | |
| JPH09181513A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH09107218A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3508208B2 (ja) | 自動車長波受信用ガラスアンテナ | |
| EP0986129B1 (en) | Glass antenna device for an automobile | |
| JP3630031B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH11340721A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ | |
| JPH04287405A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3791237B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3069067B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3541993B2 (ja) | 車両用のガラスアンテナシステム | |
| JPH10107528A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JP2003037419A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH07321530A (ja) | 自動車短波受信用ガラスアンテナ | |
| JPH08265027A (ja) | ガラスアンテナ装置 | |
| JPH10126133A (ja) | 車両用アンテナ装置 |