JPH10107528A - 車両用ガラスアンテナ装置 - Google Patents
車両用ガラスアンテナ装置Info
- Publication number
- JPH10107528A JPH10107528A JP26218296A JP26218296A JPH10107528A JP H10107528 A JPH10107528 A JP H10107528A JP 26218296 A JP26218296 A JP 26218296A JP 26218296 A JP26218296 A JP 26218296A JP H10107528 A JPH10107528 A JP H10107528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency band
- conductor
- coil
- resonance
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】前置増幅器なしで高受信感度化を図る。
【解決手段】窓ガラス板11上のアンテナ導体1、アー
ス導体13とが略平行であり、アンテナ導体1と受信機
との間に第1のコイル3とコンデンサ7とが並列接続さ
れたものを接続し、第1のコイル3とケーブルの浮遊容
量とで第1の共振を起こさせるようにした。
ス導体13とが略平行であり、アンテナ導体1と受信機
との間に第1のコイル3とコンデンサ7とが並列接続さ
れたものを接続し、第1のコイル3とケーブルの浮遊容
量とで第1の共振を起こさせるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AM放送、FM放
送、テレビ放送等の受信に適している車両用ガラスアン
テナ装置に関する。
送、テレビ放送等の受信に適している車両用ガラスアン
テナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、AM放送帯及びFM放送帯受信用
のガラスアンテナにおいては、窓ガラス板に設けられた
アンテナ導体の面積が狭いのでアンテナの受信感度が悪
く、受信感度の不足を補償するため、アンテナ導体の給
電点と受信機との間の給電線の好適な部位に前置増幅器
を挿入接続することが行われていた。しかし、前置増幅
器挿入の結果、強電界中において波形歪や混変調などが
発生し、ノイズがそのまま増幅されるという問題があっ
た。また、受信機とは別に前置増幅器を設ける必要があ
るため、生産性が悪いという問題があった。
のガラスアンテナにおいては、窓ガラス板に設けられた
アンテナ導体の面積が狭いのでアンテナの受信感度が悪
く、受信感度の不足を補償するため、アンテナ導体の給
電点と受信機との間の給電線の好適な部位に前置増幅器
を挿入接続することが行われていた。しかし、前置増幅
器挿入の結果、強電界中において波形歪や混変調などが
発生し、ノイズがそのまま増幅されるという問題があっ
た。また、受信機とは別に前置増幅器を設ける必要があ
るため、生産性が悪いという問題があった。
【0003】また、図5に示すように自動車の後部のサ
イド窓ガラス板11にアンテナ導体92と給電点92a
とを設けた車両用ガラスアンテナ装置が知られている。
図5の従来例では受信感度が不充分であるため、前置増
幅器を必要とした。また、アンテナ導体92の導体パタ
ーンが複雑なため、適正な受信特性を得るための導体パ
ターンの形状設計に長時間を要しており、生産性が悪か
った。
イド窓ガラス板11にアンテナ導体92と給電点92a
とを設けた車両用ガラスアンテナ装置が知られている。
図5の従来例では受信感度が不充分であるため、前置増
幅器を必要とした。また、アンテナ導体92の導体パタ
ーンが複雑なため、適正な受信特性を得るための導体パ
ターンの形状設計に長時間を要しており、生産性が悪か
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
な導体パターンにおいて前置増幅器を使用せずに従来技
術と同等以上の性能を確保し、かつ、アンテナ導体を設
けうるエリアが狭い窓ガラス板であっても高感度で受信
できる車両用ガラスアンテナ装置の提供にある。
な導体パターンにおいて前置増幅器を使用せずに従来技
術と同等以上の性能を確保し、かつ、アンテナ導体を設
けうるエリアが狭い窓ガラス板であっても高感度で受信
できる車両用ガラスアンテナ装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の窓ガラ
ス板に設けられたアンテナ導体、アース導体、アンテナ
導体に設けられた給電点及びアース導体に設けられたア
ース点とからなり、アンテナ導体とアース導体とは略平
行であり、アンテナ導体は低受信周波数帯と高受信周波
数帯の両受信周波数帯を受信できるようにし、アンテナ
導体と受信機との間に第1のコイルとコンデンサとが電
気的に並列接続されたものを電気的に接続し、第1のコ
イルのインダクタンス値は少なくとも低受信周波数帯に
おいて低インピーダンスとなるようにし、コンデンサは
高受信周波数帯において低インピーダンスとなり、低受
信周波数帯において高インピーダンスとなるような容量
値であり、第1のコイルのインダクタンスとケーブルの
浮遊容量を含む容量とで第1の共振を起こさせるように
し、第1の共振の共振周波数が高受信周波数帯より低い
周波数に存在するようにし、アンテナ導体側と反対側の
コンデンサの端部と、受信機側とをケーブルによって電
気的に接続することを特徴とする車両用ガラスアンテナ
装置を提供する。
ス板に設けられたアンテナ導体、アース導体、アンテナ
導体に設けられた給電点及びアース導体に設けられたア
ース点とからなり、アンテナ導体とアース導体とは略平
行であり、アンテナ導体は低受信周波数帯と高受信周波
数帯の両受信周波数帯を受信できるようにし、アンテナ
導体と受信機との間に第1のコイルとコンデンサとが電
気的に並列接続されたものを電気的に接続し、第1のコ
イルのインダクタンス値は少なくとも低受信周波数帯に
おいて低インピーダンスとなるようにし、コンデンサは
高受信周波数帯において低インピーダンスとなり、低受
信周波数帯において高インピーダンスとなるような容量
値であり、第1のコイルのインダクタンスとケーブルの
浮遊容量を含む容量とで第1の共振を起こさせるように
し、第1の共振の共振周波数が高受信周波数帯より低い
周波数に存在するようにし、アンテナ導体側と反対側の
コンデンサの端部と、受信機側とをケーブルによって電
気的に接続することを特徴とする車両用ガラスアンテナ
装置を提供する。
【0006】また、アース導体の幅が0.2〜10mm
の範囲にある上記車両用ガラスアンテナ装置、及び、ア
ンテナ導体とアース導体との間隔が1〜100mmの範
囲にある上記車両用ガラスアンテナ装置を提供する。
の範囲にある上記車両用ガラスアンテナ装置、及び、ア
ンテナ導体とアース導体との間隔が1〜100mmの範
囲にある上記車両用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の車両用ガラスアン
テナ装置の代表例の構成図であり、低受信周波数帯及び
高受信周波数帯の2つの受信周波数帯の受信を想定して
いる。
テナ装置の代表例の構成図であり、低受信周波数帯及び
高受信周波数帯の2つの受信周波数帯の受信を想定して
いる。
【0008】図1において、11は自動車の後部サイド
の窓ガラス板、1はアンテナ導体、3は第1のコイル、
7は高受信周波数帯用のバイパスコンデンサ、8は必要
に応じて設けられる第2のコイル、13はアース導体、
1aはアンテナ導体1と同軸ケーブル(不図示)の内部
導体とを接続するための給電点、13aはアース導体3
のアース点、18は必要に応じて設けられる第3のコイ
ルである。図1以外の図面で図1と同番号、同符号の部
分の名称は図1と同名称とする。
の窓ガラス板、1はアンテナ導体、3は第1のコイル、
7は高受信周波数帯用のバイパスコンデンサ、8は必要
に応じて設けられる第2のコイル、13はアース導体、
1aはアンテナ導体1と同軸ケーブル(不図示)の内部
導体とを接続するための給電点、13aはアース導体3
のアース点、18は必要に応じて設けられる第3のコイ
ルである。図1以外の図面で図1と同番号、同符号の部
分の名称は図1と同名称とする。
【0009】図2に図1の等価回路図を示す。図2にお
いて、EL はアンテナ導体1の電圧電源、CL0はアンテ
ナ導体1の有効容量、CL1はアンテナ導体1の浮遊容量
(無効容量)、CH1はケーブル(不図示)の浮遊容量
(無効容量)である。
いて、EL はアンテナ導体1の電圧電源、CL0はアンテ
ナ導体1の有効容量、CL1はアンテナ導体1の浮遊容量
(無効容量)、CH1はケーブル(不図示)の浮遊容量
(無効容量)である。
【0010】ここで、ケーブルとはバイパスコンデンサ
の受信機側の端部と受信機(不図示)とを接続するケー
ブルをいう。また、浮遊容量とは静電容量(electric c
apacity )を意味する。図2以外の図面で図2と同番
号、同符号の部分の名称は図2と同名称とする。
の受信機側の端部と受信機(不図示)とを接続するケー
ブルをいう。また、浮遊容量とは静電容量(electric c
apacity )を意味する。図2以外の図面で図2と同番
号、同符号の部分の名称は図2と同名称とする。
【0011】アース点13aは、通常、車体アースに接
続される。ケーブルとして同軸ケーブルを使用する場合
には、通常、アース点13aには同軸ケーブルの外部導
体を接続する。
続される。ケーブルとして同軸ケーブルを使用する場合
には、通常、アース点13aには同軸ケーブルの外部導
体を接続する。
【0012】高受信周波数帯において第1のコイル3は
高インピーダンスとなることが高受信周波数帯受信にと
って好ましい。しかし、高受信周波数帯において第1の
コイル3は高インピーダンスとならなくとも、使用でき
る。
高インピーダンスとなることが高受信周波数帯受信にと
って好ましい。しかし、高受信周波数帯において第1の
コイル3は高インピーダンスとならなくとも、使用でき
る。
【0013】また、低インピーダンスとは、アンテナ導
体1の低受信周波数帯の受信信号が受信機側に流れやす
い範囲内のインピーダンスをいい、通常、受信機側の入
力インピーダンスの5倍以下となる。また、受信機側の
入力インピーダンスとは、通常、受信機の入力インピー
ダンスをいう。しかし、受信機の入力とアンテナとの間
にインピーダンス変換器が接続されている場合には、イ
ンピーダンス変換器の入力インピーダンスをいう。
体1の低受信周波数帯の受信信号が受信機側に流れやす
い範囲内のインピーダンスをいい、通常、受信機側の入
力インピーダンスの5倍以下となる。また、受信機側の
入力インピーダンスとは、通常、受信機の入力インピー
ダンスをいう。しかし、受信機の入力とアンテナとの間
にインピーダンス変換器が接続されている場合には、イ
ンピーダンス変換器の入力インピーダンスをいう。
【0014】また、高インピーダンスとは、アンテナ導
体1の低受信周波数帯の受信信号が受信機側に流れにく
い範囲内のインピーダンスをいい、通常、受信機側の入
力インピーダンスの5倍超となる。
体1の低受信周波数帯の受信信号が受信機側に流れにく
い範囲内のインピーダンスをいい、通常、受信機側の入
力インピーダンスの5倍超となる。
【0015】低受信周波数帯がAM放送である場合、A
M放送受信の際の受信機側の入力インピーダンスは、通
常、1〜10kΩである。そのため、例えば、受信機側
の入力インピーダンスが5kΩである場合には、25k
Ω以下が低インピーダンスとなり、25kΩ超が高イン
ピーダンスとなる。
M放送受信の際の受信機側の入力インピーダンスは、通
常、1〜10kΩである。そのため、例えば、受信機側
の入力インピーダンスが5kΩである場合には、25k
Ω以下が低インピーダンスとなり、25kΩ超が高イン
ピーダンスとなる。
【0016】また、高受信周波数帯がFM放送である場
合、FM放送受信の際の受信機側の入力インピーダンス
は、通常、50又は75Ωである。そのため、例えば、
受信機側の入力インピーダンスが50Ωである場合に
は、250Ω以下が低インピーダンスとなり、250Ω
超が高インピーダンスとなる。
合、FM放送受信の際の受信機側の入力インピーダンス
は、通常、50又は75Ωである。そのため、例えば、
受信機側の入力インピーダンスが50Ωである場合に
は、250Ω以下が低インピーダンスとなり、250Ω
超が高インピーダンスとなる。
【0017】低受信周波数帯受信の場合には、アンテナ
導体1の受信信号が第1のコイル3に伝えられ、さら
に、その受信信号が受信機に送られる。この場合、第1
のコイル3のインダクタンスと、主に浮遊容量CH1とで
直列共振(第1の共振)を起こさせる。要するに第1の
コイル3と第1の他の要素とで第1の共振を起こさせ
る。ここで、第1の他の要素とは浮遊容量CH1のみに限
定されず、第1の共振に影響する要素であって、図1の
回路に人為的又は非人為的に加えられるインダクタンス
成分、容量成分、抵抗成分等を含む。例えば、浮遊容量
CH1と並列にコンデンサを接続する例が挙げられる。
導体1の受信信号が第1のコイル3に伝えられ、さら
に、その受信信号が受信機に送られる。この場合、第1
のコイル3のインダクタンスと、主に浮遊容量CH1とで
直列共振(第1の共振)を起こさせる。要するに第1の
コイル3と第1の他の要素とで第1の共振を起こさせ
る。ここで、第1の他の要素とは浮遊容量CH1のみに限
定されず、第1の共振に影響する要素であって、図1の
回路に人為的又は非人為的に加えられるインダクタンス
成分、容量成分、抵抗成分等を含む。例えば、浮遊容量
CH1と並列にコンデンサを接続する例が挙げられる。
【0018】この直列共振である第1の共振により、第
1のコイル3と浮遊容量CH1との直列接続によるリアク
タンス(直列共振リアクタンス)と浮遊容量CL1とによ
って、アンテナ導体1側から見た場合、並列共振が起き
る。
1のコイル3と浮遊容量CH1との直列接続によるリアク
タンス(直列共振リアクタンス)と浮遊容量CL1とによ
って、アンテナ導体1側から見た場合、並列共振が起き
る。
【0019】この並列共振により、所望の受信周波数帯
の受信感度を向上できる。第1の共振については共振周
波数が高受信周波数帯より低い周波数に存在する必要が
ある。第1の共振を起こさせる場合には起こさせない場
合と比較して低受信周波数帯全域の受信感度が、通常、
5dB程度以上向上する。
の受信感度を向上できる。第1の共振については共振周
波数が高受信周波数帯より低い周波数に存在する必要が
ある。第1の共振を起こさせる場合には起こさせない場
合と比較して低受信周波数帯全域の受信感度が、通常、
5dB程度以上向上する。
【0020】この並列共振の共振周波数は低受信周波数
帯に存在することが好ましい。存在する場合には存在し
ない場合と比較して低受信周波数帯全域の受信感度が、
通常、10dB程度以上向上する。
帯に存在することが好ましい。存在する場合には存在し
ない場合と比較して低受信周波数帯全域の受信感度が、
通常、10dB程度以上向上する。
【0021】第1の共振には、アンテナ導体1の周辺の
配線の浮遊容量もわずかながら影響する。例えば、第1
のコイル3及び第2のコイル8等の配線の浮遊容量であ
る。
配線の浮遊容量もわずかながら影響する。例えば、第1
のコイル3及び第2のコイル8等の配線の浮遊容量であ
る。
【0022】本発明では、アンテナ導体1は浮遊容量C
L1を有しており、第2のコイル8のインダクタンスと主
に浮遊容量CL1とで見かけ上並列共振(第2の共振)さ
せることが好ましい。
L1を有しており、第2のコイル8のインダクタンスと主
に浮遊容量CL1とで見かけ上並列共振(第2の共振)さ
せることが好ましい。
【0023】要するに第2のコイル8と第2の他の要素
とで第2の共振を起こさせる。ここで、第2の他の要素
とは浮遊容量CL1のみに限定されず、第2の共振に影響
する要素であって、図1の回路に人為的又は非人為的に
加えられるインダクタンス成分、容量成分、抵抗成分等
を含む。例えば、浮遊容量CL1と並列にコンデンサを接
続する例が挙げられる。
とで第2の共振を起こさせる。ここで、第2の他の要素
とは浮遊容量CL1のみに限定されず、第2の共振に影響
する要素であって、図1の回路に人為的又は非人為的に
加えられるインダクタンス成分、容量成分、抵抗成分等
を含む。例えば、浮遊容量CL1と並列にコンデンサを接
続する例が挙げられる。
【0024】この第2の共振を起こさせようとし、第2
のコイル8のインダクタンス値と第2の他の要素の値と
を設定しても、通常、実際には第2の共振(以下、見か
け第2の共振という)は起きずに、図2に示す回路全体
の系で、第2の共振とは別の2つの共振(第2の共振の
付随共振)が起きる。この付随共振は、アンテナ導体1
側から見た場合、並列共振的な性質が強い。
のコイル8のインダクタンス値と第2の他の要素の値と
を設定しても、通常、実際には第2の共振(以下、見か
け第2の共振という)は起きずに、図2に示す回路全体
の系で、第2の共振とは別の2つの共振(第2の共振の
付随共振)が起きる。この付随共振は、アンテナ導体1
側から見た場合、並列共振的な性質が強い。
【0025】この2つの共振により、所望の受信周波数
帯の受信感度を向上でき、平坦化できる。第2の共振の
付随共振を起こさせようとする場合には起こさせようと
しない場合と比較して低受信周波数帯全域の受信感度
が、通常、5dB程度以上向上する。
帯の受信感度を向上でき、平坦化できる。第2の共振の
付随共振を起こさせようとする場合には起こさせようと
しない場合と比較して低受信周波数帯全域の受信感度
が、通常、5dB程度以上向上する。
【0026】コンデンサ7は高受信周波数帯において低
インピーダンスとなり、低受信周波数帯において高イン
ピーダンスとなるような容量値とする。したがって、ア
ンテナ導体1に励起された高受信周波数帯の受信信号は
コンデンサ7を介して受信機に送られる。コンデンサ7
の容量値は、通常、1〜1000pF程度が採用され
る。例えば、低受信周波数帯がAM放送帯、高受信周波
数帯がFM放送帯である場合、コンデンサ7の容量値は
5.0〜33pFの範囲が好ましい。
インピーダンスとなり、低受信周波数帯において高イン
ピーダンスとなるような容量値とする。したがって、ア
ンテナ導体1に励起された高受信周波数帯の受信信号は
コンデンサ7を介して受信機に送られる。コンデンサ7
の容量値は、通常、1〜1000pF程度が採用され
る。例えば、低受信周波数帯がAM放送帯、高受信周波
数帯がFM放送帯である場合、コンデンサ7の容量値は
5.0〜33pFの範囲が好ましい。
【0027】図3は本発明におけるアンテナ導体1のパ
ターンの代表例の平面図である。図3において、4は車
体開口部、L1 はアンテナ導体1の長さ、L2 はアース
導体13の略縦方向の長さ、d1 はアンテナ導体1とア
ース導体13の間隔、d2 はアンテナ導体1と車体開口
部4との最短距離である。
ターンの代表例の平面図である。図3において、4は車
体開口部、L1 はアンテナ導体1の長さ、L2 はアース
導体13の略縦方向の長さ、d1 はアンテナ導体1とア
ース導体13の間隔、d2 はアンテナ導体1と車体開口
部4との最短距離である。
【0028】本発明では、アンテナ導体1、給電点1
a、アース導体13及びアース点13aを窓ガラス板1
1に設ける。また、図3に示すようにアンテナ導体1と
アース導体13とは、略平行に設けられており、簡単な
パターンを窓ガラス板に設けることで、電波信号を効率
よく受信できる。給電点1aはアース点13a近傍に設
けることが好ましく、両者の距離は50mm以内が好ま
しく、30mm以内がより好ましい。
a、アース導体13及びアース点13aを窓ガラス板1
1に設ける。また、図3に示すようにアンテナ導体1と
アース導体13とは、略平行に設けられており、簡単な
パターンを窓ガラス板に設けることで、電波信号を効率
よく受信できる。給電点1aはアース点13a近傍に設
けることが好ましく、両者の距離は50mm以内が好ま
しく、30mm以内がより好ましい。
【0029】アース導体13の形状は、アンテナ導体1
とアース導体13の間隔d1 を一定にしやすくし、受信
特性向上のため又は受信特性の調整のためのアンテナ導
体1とアース導体13のパターン決定を容易にするた
め、略帯状が好ましい。しかし、これに限られず、アー
ス導体13の形状は、略楕円状、略円状、例えば直角三
角形等の略三角形状、略正四角形状、略多角形状又は、
略V字状であってもよい。窓ガラス板の角部にアンテナ
導体1とアース導体13とを設ける場合、アース導体1
3の形状は、略楕円状、略円状、略直角三角形等が好ま
しい場合もある。なお、アース導体13とアース点13
aとが一体となっていてもよい。
とアース導体13の間隔d1 を一定にしやすくし、受信
特性向上のため又は受信特性の調整のためのアンテナ導
体1とアース導体13のパターン決定を容易にするた
め、略帯状が好ましい。しかし、これに限られず、アー
ス導体13の形状は、略楕円状、略円状、例えば直角三
角形等の略三角形状、略正四角形状、略多角形状又は、
略V字状であってもよい。窓ガラス板の角部にアンテナ
導体1とアース導体13とを設ける場合、アース導体1
3の形状は、略楕円状、略円状、略直角三角形等が好ま
しい場合もある。なお、アース導体13とアース点13
aとが一体となっていてもよい。
【0030】また、アンテナ導体1の形状は、通常、略
直線状、略曲線状又は略V字状等であってもよく、アン
テナ導体1の線幅は、通常、0.2〜5mmであること
が好ましい。
直線状、略曲線状又は略V字状等であってもよく、アン
テナ導体1の線幅は、通常、0.2〜5mmであること
が好ましい。
【0031】アンテナ導体1とアース導体13とは、所
定の間隔を隔てて略平行であることを要する。ただし、
アンテナ導体1とアース導体13の大部分が略平行であ
れば一部において略平行でない部分があっても使用でき
る。
定の間隔を隔てて略平行であることを要する。ただし、
アンテナ導体1とアース導体13の大部分が略平行であ
れば一部において略平行でない部分があっても使用でき
る。
【0032】アンテナ導体1とアース導体13の間隔d
1 は1〜100mmであることが好ましい。この範囲内
の場合には、この範囲外の場合と比較してFM放送帯等
の高周波帯の受信感度が、通常、2dB程度以上向上す
る。
1 は1〜100mmであることが好ましい。この範囲内
の場合には、この範囲外の場合と比較してFM放送帯等
の高周波帯の受信感度が、通常、2dB程度以上向上す
る。
【0033】間隔d1 は3〜70mmであることが好ま
しく、この範囲内の場合には、この範囲外の場合と比較
してFM放送帯等の10MHz以上の高周波帯の受信感
度が、通常、1.5dB程度以上向上する。
しく、この範囲内の場合には、この範囲外の場合と比較
してFM放送帯等の10MHz以上の高周波帯の受信感
度が、通常、1.5dB程度以上向上する。
【0034】アンテナ導体1と車体開口部4との最短距
離d2 は5〜300mmであることが好ましい。この範
囲内の場合には、この範囲外の場合と比較してFM放送
帯等の10MHz以上の高周波帯の受信感度が通常0.
5dB程度以上向上する。また、最短距離d2 は10〜
200mmであることがより好ましく、この範囲内の場
合には、この範囲外の場合と比較してFM放送帯等の1
0MHz以上の高周波帯の受信感度が通常1.0dB程
度以上向上する。
離d2 は5〜300mmであることが好ましい。この範
囲内の場合には、この範囲外の場合と比較してFM放送
帯等の10MHz以上の高周波帯の受信感度が通常0.
5dB程度以上向上する。また、最短距離d2 は10〜
200mmであることがより好ましく、この範囲内の場
合には、この範囲外の場合と比較してFM放送帯等の1
0MHz以上の高周波帯の受信感度が通常1.0dB程
度以上向上する。
【0035】アンテナ導体1とアース導体13の位置に
ついては、車体開口部4とアンテナ導体1との間にアー
ス導体13が配設されていることが好ましい。その場合
には、車体開口部4とアース導体13との間にアンテナ
導体1が配設されている場合と比較して、FM放送帯等
の10MHz以上の高周波帯の受信感度が通常1.0d
B程度以上向上する。ここで、車体開口部4とは窓ガラ
ス板がはめ込まれる車体の開口部であって車体アースと
なるべきものをいい、金属等の導電性材料で構成されて
いるものをいう。
ついては、車体開口部4とアンテナ導体1との間にアー
ス導体13が配設されていることが好ましい。その場合
には、車体開口部4とアース導体13との間にアンテナ
導体1が配設されている場合と比較して、FM放送帯等
の10MHz以上の高周波帯の受信感度が通常1.0d
B程度以上向上する。ここで、車体開口部4とは窓ガラ
ス板がはめ込まれる車体の開口部であって車体アースと
なるべきものをいい、金属等の導電性材料で構成されて
いるものをいう。
【0036】アンテナ導体1の長さL1 は、所望の受信
中心周波数の波長をλ、ガラス短縮率をK、受信最高周
波数波長をλH 、受信最低周波数波長をλL とすると
き、車両車体の影響、ガラス形状の影響を加味して実験
的に求めると、(λH ・K/8)〜λL ・Kであること
が好ましい。この範囲内の場合には、この範囲外の場合
と比較してFM放送帯等の10MHz以上の高周波帯の
受信感度が、通常、2dB程度以上向上する。なお、ガ
ラス短縮率Kは通常0.64である。アンテナ導体1の
長さL1 のより好ましい範囲は(λH ・K/4)〜(λ
L ・K/2)である。
中心周波数の波長をλ、ガラス短縮率をK、受信最高周
波数波長をλH 、受信最低周波数波長をλL とすると
き、車両車体の影響、ガラス形状の影響を加味して実験
的に求めると、(λH ・K/8)〜λL ・Kであること
が好ましい。この範囲内の場合には、この範囲外の場合
と比較してFM放送帯等の10MHz以上の高周波帯の
受信感度が、通常、2dB程度以上向上する。なお、ガ
ラス短縮率Kは通常0.64である。アンテナ導体1の
長さL1 のより好ましい範囲は(λH ・K/4)〜(λ
L ・K/2)である。
【0037】また、同様にアース導体13の長さL2 は
(λH ・K/20)〜(λL ・K/2)であることが好
ましい。この範囲内の場合には、この範囲外の場合と比
較してFM放送帯等の10MHz以上の高周波帯の受信
感度が、通常、1.0dB程度以上向上する。
(λH ・K/20)〜(λL ・K/2)であることが好
ましい。この範囲内の場合には、この範囲外の場合と比
較してFM放送帯等の10MHz以上の高周波帯の受信
感度が、通常、1.0dB程度以上向上する。
【0038】また、アース導体13の幅は0.2〜10
mmであることが好ましい。この範囲内の場合には、こ
の範囲外の場合と比較してFM放送帯等の10MHz以
上の高周波帯の受信感度が、通常、1.0dB程度以上
向上する。
mmであることが好ましい。この範囲内の場合には、こ
の範囲外の場合と比較してFM放送帯等の10MHz以
上の高周波帯の受信感度が、通常、1.0dB程度以上
向上する。
【0039】また、アース導体13の幅は0.2〜3m
mであることがより好ましく、この範囲内の場合には、
この範囲外の場合と比較してFM放送帯等の10MHz
以上の高周波帯の受信感度が、通常、0.5dB程度以
上向上する。
mであることがより好ましく、この範囲内の場合には、
この範囲外の場合と比較してFM放送帯等の10MHz
以上の高周波帯の受信感度が、通常、0.5dB程度以
上向上する。
【0040】図1では給電点1aとアース点13aは、
サイド窓ガラス板11の右上に設けられているが、この
場所に限られず、窓ガラス板のどの位置に配設されてい
てもよく、例えば、窓ガラス板の左右中央の上下周縁部
に配設されていてもよい。
サイド窓ガラス板11の右上に設けられているが、この
場所に限られず、窓ガラス板のどの位置に配設されてい
てもよく、例えば、窓ガラス板の左右中央の上下周縁部
に配設されていてもよい。
【0041】本発明のガラスアンテナは、AM、FMラ
ジオ放送帯用に限定されず、テレビVHF帯用、テレビ
UHF帯用及び電話用等に応用でき、窓ガラス板に設け
られるアンテナ導体及びアース導体の数は限定されな
い。
ジオ放送帯用に限定されず、テレビVHF帯用、テレビ
UHF帯用及び電話用等に応用でき、窓ガラス板に設け
られるアンテナ導体及びアース導体の数は限定されな
い。
【0042】また、本発明において、アンテナ導体が設
けられる窓ガラス板はサイド窓ガラス板に限定されず、
後部窓ガラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板等
であってもよい。
けられる窓ガラス板はサイド窓ガラス板に限定されず、
後部窓ガラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板等
であってもよい。
【0043】また、アンテナ導体、アース導体とは、通
常、導電性銀ペースト等の導電性金属含有ペーストを窓
ガラス板の車内側表面にプリントし、焼付けて形成する
等により製造するが、この形成方法に限定されず、銅線
等の導電性の線状体又は箔状体を窓ガラス板の車内側又
は車外側表面に形成してもよく、窓ガラス板の内部に設
けてもよい。また、アンテナ導体、アース導体の少なく
とも1つを透明導電物質としてもよい。
常、導電性銀ペースト等の導電性金属含有ペーストを窓
ガラス板の車内側表面にプリントし、焼付けて形成する
等により製造するが、この形成方法に限定されず、銅線
等の導電性の線状体又は箔状体を窓ガラス板の車内側又
は車外側表面に形成してもよく、窓ガラス板の内部に設
けてもよい。また、アンテナ導体、アース導体の少なく
とも1つを透明導電物質としてもよい。
【0044】また、本発明においては、車両に設けられ
るアンテナ導体及びアース導体の数は限定されず、ま
た、本発明のガラスアンテナ同志、また、本発明のガラ
スアンテナと、ポールアンテナ等の他のアンテナ及び/
又は他のガラスアンテナとの間でダイバーシティ受信を
行ってもよい。
るアンテナ導体及びアース導体の数は限定されず、ま
た、本発明のガラスアンテナ同志、また、本発明のガラ
スアンテナと、ポールアンテナ等の他のアンテナ及び/
又は他のガラスアンテナとの間でダイバーシティ受信を
行ってもよい。
【0045】図4に本発明における共振回路の応用例の
回路図を示す。図4において、21、22はダンピング
用の抵抗、61は第1の高周波コイル、62は第2の高
周波コイル、63は第3の高周波コイル、71はコンデ
ンサである。第1の高周波コイル61、第2の高周波コ
イル62及び第3の高周波コイル63は、必要に応じて
設けられるものであり、受信信号が車体アースに漏れる
のを防止する機能を有する。
回路図を示す。図4において、21、22はダンピング
用の抵抗、61は第1の高周波コイル、62は第2の高
周波コイル、63は第3の高周波コイル、71はコンデ
ンサである。第1の高周波コイル61、第2の高周波コ
イル62及び第3の高周波コイル63は、必要に応じて
設けられるものであり、受信信号が車体アースに漏れる
のを防止する機能を有する。
【0046】第1の高周波コイル61、第2の高周波コ
イル62及び第3の高周波コイル63の組合せとして
は、第3の高周波コイル63のみを設けることが好まし
く、第1の高周波コイル61及び第2の高周波コイル6
2を設けることがより好ましい。第1の高周波コイル6
1及び第2の高周波コイル62を設ける場合には第3の
高周波コイル63を設けても設けなくても受信特性に影
響はほとんどない。しかし、第3の高周波コイル63を
設けない場合の方が設ける場合と比較して生産性がよ
い。
イル62及び第3の高周波コイル63の組合せとして
は、第3の高周波コイル63のみを設けることが好まし
く、第1の高周波コイル61及び第2の高周波コイル6
2を設けることがより好ましい。第1の高周波コイル6
1及び第2の高周波コイル62を設ける場合には第3の
高周波コイル63を設けても設けなくても受信特性に影
響はほとんどない。しかし、第3の高周波コイル63を
設けない場合の方が設ける場合と比較して生産性がよ
い。
【0047】第3の高周波コイル63のみを設ける場合
は、高周波コイル61、62、63を全く設けない場合
と比較して、高受信周波数帯の受信感度が、通常、2d
B以上向上する。また、第1の高周波コイル61と第2
の高周波コイル62を設ける場合には、高周波コイル6
1、62、63を全く設けない場合と比較して、高受信
周波数帯の受信感度が、通常、3dB以上向上する。
は、高周波コイル61、62、63を全く設けない場合
と比較して、高受信周波数帯の受信感度が、通常、2d
B以上向上する。また、第1の高周波コイル61と第2
の高周波コイル62を設ける場合には、高周波コイル6
1、62、63を全く設けない場合と比較して、高受信
周波数帯の受信感度が、通常、3dB以上向上する。
【0048】図4において、第1の高周波コイル61と
第2の高周波コイル62とが設けられる場合であって、
低受信周波数帯受信の場合には、第1のコイル3ととも
に第1の高周波コイル61と第2の高周波コイル62が
低インピーダンスとなるため、アンテナ導体1と受信機
側とが接続される。第3の高周波コイル63を設ける場
合であって、低受信周波数帯受信の場合には、第3の高
周波コイル63が低インピーダンスとなり、第2の共振
が起きる。高周波コイル61、62、63は、通常、
0.1〜100μH程度が使用される。
第2の高周波コイル62とが設けられる場合であって、
低受信周波数帯受信の場合には、第1のコイル3ととも
に第1の高周波コイル61と第2の高周波コイル62が
低インピーダンスとなるため、アンテナ導体1と受信機
側とが接続される。第3の高周波コイル63を設ける場
合であって、低受信周波数帯受信の場合には、第3の高
周波コイル63が低インピーダンスとなり、第2の共振
が起きる。高周波コイル61、62、63は、通常、
0.1〜100μH程度が使用される。
【0049】高受信周波数帯が10MHz以上である場
合、高周波コイル61、62、63は、少なくとも高受
信周波数帯では誘導性のインピーダンスを有し、高イン
ピーダンスとなるものであり、第1のコイル3又は第2
のコイル8が高受信周波数帯では、通常、自己共振周波
数が低く、インダクタンスを失うので高周波コイル6
1、62、63がこれを代行する。
合、高周波コイル61、62、63は、少なくとも高受
信周波数帯では誘導性のインピーダンスを有し、高イン
ピーダンスとなるものであり、第1のコイル3又は第2
のコイル8が高受信周波数帯では、通常、自己共振周波
数が低く、インダクタンスを失うので高周波コイル6
1、62、63がこれを代行する。
【0050】第1のコイル3又は第2のコイル8が低受
信周波数帯から高受信周波数帯までの広い周波数帯域を
高インピーダンスとできれば高周波コイル61、62、
63は不要であり、省略できる。
信周波数帯から高受信周波数帯までの広い周波数帯域を
高インピーダンスとできれば高周波コイル61、62、
63は不要であり、省略できる。
【0051】高周波コイル61、62、63として、適
当な長さのリード線を使用できる場合もある。しかし、
通常、磁気コアを使用しないソレノイド又は磁気コアを
使用したコイルを用いる。
当な長さのリード線を使用できる場合もある。しかし、
通常、磁気コアを使用しないソレノイド又は磁気コアを
使用したコイルを用いる。
【0052】アンテナ導体1は低受信周波数帯用と高受
信周波数帯用のアンテナ導体として機能している。
信周波数帯用のアンテナ導体として機能している。
【0053】コンデンサ7は高受信周波数帯において低
インピーダンスとなり、低受信周波数帯において高イン
ピーダンスとなるような容量値とする。したがって、ア
ンテナ導体1に励起された高受信周波数帯の受信信号は
コンデンサ7を介して受信機に送られる。コンデンサ7
の容量値は、通常、1〜1000pF程度が採用され
る。例えば、低受信周波数帯がAM放送帯、高受信周波
数帯がFM放送帯である場合、コンデンサ7の容量値
は、5.0〜33pFの範囲が好ましい。
インピーダンスとなり、低受信周波数帯において高イン
ピーダンスとなるような容量値とする。したがって、ア
ンテナ導体1に励起された高受信周波数帯の受信信号は
コンデンサ7を介して受信機に送られる。コンデンサ7
の容量値は、通常、1〜1000pF程度が採用され
る。例えば、低受信周波数帯がAM放送帯、高受信周波
数帯がFM放送帯である場合、コンデンサ7の容量値
は、5.0〜33pFの範囲が好ましい。
【0054】ダンピング用の抵抗21、22は、必要に
応じて設けられるものであり、第1の共振又は第2の共
振のクオリティファクタ(Q)が適正であり、抵抗2
1、22を設けなくても受信感度の平坦性が確保できれ
ば不要である。抵抗21、22以外にダンピング用の抵
抗を設けてもよい。
応じて設けられるものであり、第1の共振又は第2の共
振のクオリティファクタ(Q)が適正であり、抵抗2
1、22を設けなくても受信感度の平坦性が確保できれ
ば不要である。抵抗21、22以外にダンピング用の抵
抗を設けてもよい。
【0055】コンデンサ71は直流電圧阻止用であり、
必要に応じて設けられる。
必要に応じて設けられる。
【0056】
「例1(実施例)、例2(比較例)及び例3(比較
例)」例1として、AM放送とFM放送との受信を前提
として図1のようなガラスアンテナ装置を製作した。低
受信周波数帯がAM放送周波数帯であり、高受信周波数
帯がFM放送周波数帯である。
例)」例1として、AM放送とFM放送との受信を前提
として図1のようなガラスアンテナ装置を製作した。低
受信周波数帯がAM放送周波数帯であり、高受信周波数
帯がFM放送周波数帯である。
【0057】サイド窓ガラス板11の寸法は、上部横方
向が400mm、下部横方向が500mm、縦方向が3
50mmとした。アンテナ導体1の長さL1 は630m
m、アース導体13の略横方向の長さL2 は560m
m、アンテナ導体1の線幅は、0.7mm、アース導体
13の略縦方向の長さ(幅)は0.7mm、アンテナ導
体1とアース導体13の間隔d1 は10mm、アンテナ
導体1と車体開口部4との最短距離d2 は35mm、給
電点1aの寸法は18mm×18mm、アース点13a
の寸法は18mm×18mm、給電点1aとアース点1
3aとの最短距離は5mmとした。
向が400mm、下部横方向が500mm、縦方向が3
50mmとした。アンテナ導体1の長さL1 は630m
m、アース導体13の略横方向の長さL2 は560m
m、アンテナ導体1の線幅は、0.7mm、アース導体
13の略縦方向の長さ(幅)は0.7mm、アンテナ導
体1とアース導体13の間隔d1 は10mm、アンテナ
導体1と車体開口部4との最短距離d2 は35mm、給
電点1aの寸法は18mm×18mm、アース点13a
の寸法は18mm×18mm、給電点1aとアース点1
3aとの最短距離は5mmとした。
【0058】共振回路は図4に示すものを採用した。図
4の共振回路において、第1の高周波コイル61、第2
の高周波コイル62、抵抗21、22、コンデンサ71
は設け、第3の高周波コイル63は設けなかった。第1
のコイル3はチップ型のものであって比較的広帯域のも
のを使用した。
4の共振回路において、第1の高周波コイル61、第2
の高周波コイル62、抵抗21、22、コンデンサ71
は設け、第3の高周波コイル63は設けなかった。第1
のコイル3はチップ型のものであって比較的広帯域のも
のを使用した。
【0059】各回路素子の値には、AM放送周波数帯
(500〜1500kHz)で第1のコイル3は330
μH、第2のコイル8は470μHとした。また、FM
放送周波数帯(88〜108MHz)で高周波コイル6
1、62は1.0μH、AM放送周波数帯及びFM放送
周波数帯で抵抗21は270Ω、抵抗22は12kΩ、
コンデンサ7は18pF及びコンデンサ71は2700
pFとした。
(500〜1500kHz)で第1のコイル3は330
μH、第2のコイル8は470μHとした。また、FM
放送周波数帯(88〜108MHz)で高周波コイル6
1、62は1.0μH、AM放送周波数帯及びFM放送
周波数帯で抵抗21は270Ω、抵抗22は12kΩ、
コンデンサ7は18pF及びコンデンサ71は2700
pFとした。
【0060】また、アンテナ導体1の有効容量CL0はほ
ぼ10pF、アンテナ導体1の浮遊容量CL1はほぼ40
pF、ケーブル(不図示)の浮遊容量CH1はほぼ120
pFであった。
ぼ10pF、アンテナ導体1の浮遊容量CL1はほぼ40
pF、ケーブル(不図示)の浮遊容量CH1はほぼ120
pFであった。
【0061】例2として、従来使用されていた図5のよ
うな形状のガラスアンテナを製作した。例2では、サイ
ド窓ガラス板1の寸法は例1と同様で、給電点92aを
除くアンテナ導体92全体の長さ(導体長の総計)は1
000mmとした。
うな形状のガラスアンテナを製作した。例2では、サイ
ド窓ガラス板1の寸法は例1と同様で、給電点92aを
除くアンテナ導体92全体の長さ(導体長の総計)は1
000mmとした。
【0062】例3は、例1において図4の共振回路を設
けないでアンテナ導体1の受信信号をそのまま受信機側
に送る場合とした。
けないでアンテナ導体1の受信信号をそのまま受信機側
に送る場合とした。
【0063】図6はFM放送周波数帯域における例1と
例2との受信感度の周波数特性図である。例1は例2に
対してFM放送周波数帯全域で受信感度が向上してい
た。例3ではFM放送周波数帯域における受信感度は例
1と同様であった。
例2との受信感度の周波数特性図である。例1は例2に
対してFM放送周波数帯全域で受信感度が向上してい
た。例3ではFM放送周波数帯域における受信感度は例
1と同様であった。
【0064】図8はAM放送周波数帯域における例1、
例2、例3の受信感度の周波数特性図である。例1は例
2に対してAM放送周波数帯全域で受信感度が向上して
いた。例1では、第1の共振の共振周波数はほぼ700
kHz、第2の共振の共振周波数はほぼ1200kH
z、第2の共振の第1の付随共振周波数はほぼ550k
Hz、第2の共振の第2の付随共振周波数はほぼ135
0kHzであった。
例2、例3の受信感度の周波数特性図である。例1は例
2に対してAM放送周波数帯全域で受信感度が向上して
いた。例1では、第1の共振の共振周波数はほぼ700
kHz、第2の共振の共振周波数はほぼ1200kH
z、第2の共振の第1の付随共振周波数はほぼ550k
Hz、第2の共振の第2の付随共振周波数はほぼ135
0kHzであった。
【0065】「例4(実施例)」サイド窓ガラス板11
の寸法及び共振回路は例1のものと同様とした。また、
アンテナ導体1の長さL1 は650mm、アース導体1
3の略横方向の長さL2は540mmとし、それ以外の
導体パターンの仕様については、例1のものと同様とし
た。
の寸法及び共振回路は例1のものと同様とした。また、
アンテナ導体1の長さL1 は650mm、アース導体1
3の略横方向の長さL2は540mmとし、それ以外の
導体パターンの仕様については、例1のものと同様とし
た。
【0066】図7はFM放送周波数帯域における例2と
例4との受信感度の周波数特性図である。例4は例2に
対してFM放送周波数帯全域で受信感度が向上してい
た。
例4との受信感度の周波数特性図である。例4は例2に
対してFM放送周波数帯全域で受信感度が向上してい
た。
【0067】
【発明の効果】本発明では、アンテナ導体とアース導体
とが所定の条件下にあるために、FM放送帯等の10M
Hz以上の高周波帯の受信感度が高く、給電点と受信機
との間に受信信号を増幅するための前置増幅器を設ける
必要がなく、生産性がよい。
とが所定の条件下にあるために、FM放送帯等の10M
Hz以上の高周波帯の受信感度が高く、給電点と受信機
との間に受信信号を増幅するための前置増幅器を設ける
必要がなく、生産性がよい。
【0068】また、本発明の車両用ガラスアンテナ装置
は、簡単な導体パターンから構成されているため、必要
な受信感度を得るために導体パターンを調整するのに長
時間を要せず、生産性がよく、アンテナ導体を設けうる
エリアが狭い窓ガラス板であってもアンテナ導体の占め
るスペースが小さくてすみ視野をさえぎることが少な
い。
は、簡単な導体パターンから構成されているため、必要
な受信感度を得るために導体パターンを調整するのに長
時間を要せず、生産性がよく、アンテナ導体を設けうる
エリアが狭い窓ガラス板であってもアンテナ導体の占め
るスペースが小さくてすみ視野をさえぎることが少な
い。
【0069】また、第1のコイルのインダクタンスと、
主に低帯用アンテナ導体の浮遊容量等とで第1の共振を
起させ、かつ、共振周波数が高受信周波数帯より低い周
波数に存在させることにより、所望の低受信周波数帯の
受信感度を向上できる。
主に低帯用アンテナ導体の浮遊容量等とで第1の共振を
起させ、かつ、共振周波数が高受信周波数帯より低い周
波数に存在させることにより、所望の低受信周波数帯の
受信感度を向上できる。
【0070】また、本発明にて、第2のコイル8を利用
して第2の共振を起こさせることにより、所望の低受信
周波数帯の受信感度を向上でき、かつ、優れた平坦性で
受信できる。
して第2の共振を起こさせることにより、所望の低受信
周波数帯の受信感度を向上でき、かつ、優れた平坦性で
受信できる。
【図1】本発明にかかる車両用ガラスアンテナ装置の代
表例の構成図
表例の構成図
【図2】図1の等価回路図
【図3】本発明におけるアンテナ導体1のパターンの代
表例の平面図
表例の平面図
【図4】本発明における共振回路の応用例の回路図
【図5】車両用ガラスアンテナ装置の従来例の構成図
【図6】FM放送周波数帯域における例1と例2の受信
感度の周波数特性図
感度の周波数特性図
【図7】FM放送周波数帯域における例4と例2の受信
感度の周波数特性図
感度の周波数特性図
【図8】AM放送周波数帯域における例1〜3の受信感
度の周波数特性図
度の周波数特性図
11:後部のサイド窓ガラス板 1:アンテナ導体 3:第1のコイル 7:バイパスコンデンサ 8:第2のコイル 13:アース導体 1a:給電点 13a:アース点 18:第3のコイル 21、22:ダンピング用の抵抗 61:第1の高周波コイル 62:第2の高周波コイル 63:第3の高周波コイル 71:コンデンサ EL :アンテナ導体1の電圧電源 CL0:アンテナ導体1の有効容量 CL1:アンテナ導体1の浮遊容量 CH1:ケーブルの浮遊容量
Claims (3)
- 【請求項1】車両の窓ガラス板に設けられたアンテナ導
体、アース導体、アンテナ導体に設けられた給電点及び
アース導体に設けられたアース点とからなり、アンテナ
導体とアース導体とは略平行であり、 アンテナ導体は低受信周波数帯と高受信周波数帯の両受
信周波数帯を受信できるようにし、 アンテナ導体と受信機との間に第1のコイルとコンデン
サとが電気的に並列接続されたものを電気的に接続し、
第1のコイルのインダクタンス値は少なくとも低受信周
波数帯において低インピーダンスとなるようにし、 コンデンサは高受信周波数帯において低インピーダンス
となり、低受信周波数帯において高インピーダンスとな
るような容量値であり、 第1のコイルのインダクタンスとケーブルの浮遊容量を
含む容量とで第1の共振を起こさせるようにし、第1の
共振の共振周波数が高受信周波数帯より低い周波数に存
在するようにし、 アンテナ導体側と反対側のコンデンサの端部と、受信機
側とをケーブルによって電気的に接続することを特徴と
する車両用ガラスアンテナ装置。 - 【請求項2】アース導体の幅が0.2〜10mmの範囲
にある請求項1の車両用ガラスアンテナ装置。 - 【請求項3】アンテナ導体とアース導体との間隔が1〜
100mmの範囲にある請求項1又は2の車両用ガラス
アンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26218296A JPH10107528A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 車両用ガラスアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26218296A JPH10107528A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 車両用ガラスアンテナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10107528A true JPH10107528A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17372214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26218296A Pending JPH10107528A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 車両用ガラスアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10107528A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010154498A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-07-08 | Central Glass Co Ltd | ガラスアンテナ |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26218296A patent/JPH10107528A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010154498A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-07-08 | Central Glass Co Ltd | ガラスアンテナ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5239302A (en) | Wave reception apparatus for a motor vehicle | |
| JPH1079615A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JP5493727B2 (ja) | ガラスアンテナ用フィルタ装置及び車両用窓ガラス | |
| JPH10107528A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3168556B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP2737165B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP4491994B2 (ja) | 自動車ガラスアンテナ用のコイル装置 | |
| EP0370714B1 (en) | A wave reception apparatus for a motor vehicle | |
| JPH0831730B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3508217B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3508208B2 (ja) | 自動車長波受信用ガラスアンテナ | |
| JP3069067B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3744214B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH0969712A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ | |
| JPH0113642B2 (ja) | ||
| JPH09181513A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH0619205Y2 (ja) | 窓ガラスアンテナ | |
| JPH09107218A (ja) | 車両用ガラスアンテナ装置 | |
| JP3630031B2 (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH098527A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH10126133A (ja) | 車両用アンテナ装置 | |
| JP2000101323A (ja) | 自動車用ガラスアンテナ装置 | |
| JPH10270931A (ja) | 車両用アンテナ | |
| JPH07321530A (ja) | 自動車短波受信用ガラスアンテナ | |
| JPH09148830A (ja) | 車両用のガラスアンテナ |