JPH0985381A - 板金製内歯車の山部形成方法 - Google Patents
板金製内歯車の山部形成方法Info
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- JPH0985381A JPH0985381A JP24629995A JP24629995A JPH0985381A JP H0985381 A JPH0985381 A JP H0985381A JP 24629995 A JP24629995 A JP 24629995A JP 24629995 A JP24629995 A JP 24629995A JP H0985381 A JPH0985381 A JP H0985381A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カップ状素材の周壁を回転内型の凹形成形空
間に対応する箇所で増肉して内歯車の山部を形成する場
合に、山部の根元部分を欠肉部の存在しない形状に精度
よく仕上げる。 【解決手段】 回転内型1に取り付けたカップ状素材W
を回転内型1と共に回転させながら、カップ状素材Wの
基板部101と周壁102との連設部分103を定位置
で押圧してその連設部分103の肉を回転内型1の凹型
成形空間11の中に流動させる。連設部分103の肉で
凹形成形空間11を埋めると、内歯車の山部の根元部分
が欠肉部を持たない形状に仕上がる。この後、周壁10
2を回転内型1側に押圧して山部の残部を成形する。
間に対応する箇所で増肉して内歯車の山部を形成する場
合に、山部の根元部分を欠肉部の存在しない形状に精度
よく仕上げる。 【解決手段】 回転内型1に取り付けたカップ状素材W
を回転内型1と共に回転させながら、カップ状素材Wの
基板部101と周壁102との連設部分103を定位置
で押圧してその連設部分103の肉を回転内型1の凹型
成形空間11の中に流動させる。連設部分103の肉で
凹形成形空間11を埋めると、内歯車の山部の根元部分
が欠肉部を持たない形状に仕上がる。この後、周壁10
2を回転内型1側に押圧して山部の残部を成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金製内歯車の山
部形成方法に関する。
部形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の差動装置に使用されるビ
スカスカップリングカバーやトランスミッション部品な
どのような内歯車を備えたカップ状部品は、鋼材に熱間
鍛造や温間鍛造を施して概ね内歯車の形状に成形し、次
にその素材を機械加工で切削して完成品としている。
スカスカップリングカバーやトランスミッション部品な
どのような内歯車を備えたカップ状部品は、鋼材に熱間
鍛造や温間鍛造を施して概ね内歯車の形状に成形し、次
にその素材を機械加工で切削して完成品としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の加工方
法では、鋼材を熱間鍛造または温間鍛造に要求される温
度にまで加熱する必要があるばかりか、加工工程に鍛造
工程と機械加工工程とが含まれるので生産効率が悪く、
また、内歯車に要求される精度を得るのに熟練を要する
といった様々な問題があった。
法では、鋼材を熱間鍛造または温間鍛造に要求される温
度にまで加熱する必要があるばかりか、加工工程に鍛造
工程と機械加工工程とが含まれるので生産効率が悪く、
また、内歯車に要求される精度を得るのに熟練を要する
といった様々な問題があった。
【0004】そこで、本願発明者は、図13に示したよ
うに基板部101の外周に筒状の周壁102が連設され
た板金製のカップ状素材Wを回転内型1に取り付け、回
転内型1と共に回転するカップ状素材Wの周壁102に
成形ローラ3を矢符zのように押し付けてその成形ロー
ラ3をカップ状素材Wに連れ回りさせ、これにより回転
内型1の外周面に備わっている山部成形用の凹形成形空
間11の中へ上記周壁102の肉を流動させることによ
り、周壁102における凹形成形空間11に対応する箇
所を増肉させて内歯車の山部を成形するという方法を試
みた。なお、図13において、2は押え型である。
うに基板部101の外周に筒状の周壁102が連設され
た板金製のカップ状素材Wを回転内型1に取り付け、回
転内型1と共に回転するカップ状素材Wの周壁102に
成形ローラ3を矢符zのように押し付けてその成形ロー
ラ3をカップ状素材Wに連れ回りさせ、これにより回転
内型1の外周面に備わっている山部成形用の凹形成形空
間11の中へ上記周壁102の肉を流動させることによ
り、周壁102における凹形成形空間11に対応する箇
所を増肉させて内歯車の山部を成形するという方法を試
みた。なお、図13において、2は押え型である。
【0005】しかしながら、図14のように、この方法
で成形した内歯車200は山部202の根元部分に欠肉
部202aが生じることがあり、その場合には、山部2
02が不完全な形状に仕上がるという事実を突き止め
た。
で成形した内歯車200は山部202の根元部分に欠肉
部202aが生じることがあり、その場合には、山部2
02が不完全な形状に仕上がるという事実を突き止め
た。
【0006】本発明は以上の状況の下でなされたもので
あり、カップ状素材の周壁を回転内型の凹形成形空間に
対応する箇所で増肉して内歯車の山部を形成する場合
に、山部の根元部分に欠肉部を生じさせない対策を講じ
ることによって、成形された内歯車の山部の根元部分を
欠肉部の存在しない形状に精度よく仕上げることのでき
る板金製内歯車の山部形成方法を提供することを目的と
する。
あり、カップ状素材の周壁を回転内型の凹形成形空間に
対応する箇所で増肉して内歯車の山部を形成する場合
に、山部の根元部分に欠肉部を生じさせない対策を講じ
ることによって、成形された内歯車の山部の根元部分を
欠肉部の存在しない形状に精度よく仕上げることのでき
る板金製内歯車の山部形成方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の板
金製内歯車の山部形成方法は、基板部の外周に筒状の周
壁が連設されたカップ状素材を、山部成形用の凹形成形
空間が間隔を隔てて周方向に並んだ外周面を備える回転
内型に取り付けた後、回転内型と共に上記カップ状素材
を回転させながら、カップ状素材の基板部と周壁との連
設部分を回転内型側に定位置で押圧してその連設部分の
肉を上記凹型成形空間の中に流動させ、もってその連設
部分を上記凹型成形空間に対応する箇所で増肉させるこ
とにより内歯車の山部における上記連設部分側の根元部
分を成形し、次に、カップ状素材の周壁を回転内型側に
押圧してその周壁の肉を上記凹型成形空間の中に流動さ
せることによりその周壁を凹型成形空間に対応する箇所
で増肉して内歯車の山部の残部を成形する、というもの
である。
金製内歯車の山部形成方法は、基板部の外周に筒状の周
壁が連設されたカップ状素材を、山部成形用の凹形成形
空間が間隔を隔てて周方向に並んだ外周面を備える回転
内型に取り付けた後、回転内型と共に上記カップ状素材
を回転させながら、カップ状素材の基板部と周壁との連
設部分を回転内型側に定位置で押圧してその連設部分の
肉を上記凹型成形空間の中に流動させ、もってその連設
部分を上記凹型成形空間に対応する箇所で増肉させるこ
とにより内歯車の山部における上記連設部分側の根元部
分を成形し、次に、カップ状素材の周壁を回転内型側に
押圧してその周壁の肉を上記凹型成形空間の中に流動さ
せることによりその周壁を凹型成形空間に対応する箇所
で増肉して内歯車の山部の残部を成形する、というもの
である。
【0008】この方法によると、内歯車の山部の全体が
成形される前にその山部の根元部分が成形されるので、
その後に行われる山部の成形により内歯車の山部が根元
部分に欠肉部の存在しない形状に精度よく仕上がる。な
お、上記した山部の根元部分の成形は、最終の形状に仕
上がるような成形である必要はなく、あらかじめ増肉さ
せておく程度の成形でよい。
成形される前にその山部の根元部分が成形されるので、
その後に行われる山部の成形により内歯車の山部が根元
部分に欠肉部の存在しない形状に精度よく仕上がる。な
お、上記した山部の根元部分の成形は、最終の形状に仕
上がるような成形である必要はなく、あらかじめ増肉さ
せておく程度の成形でよい。
【0009】この方法においては、請求項2に係る発明
のように、回転内型と共にカップ状素材を回転させなが
らカップ状素材の基板部と周壁との連設部分を回転内型
側に定位置で押圧する工程を、その連設部分に接触して
カップ状素材に連れ回りする成形ローラを回転内型に近
付く方向に移動させながら行うことが望ましい。この方
法を採用する場合には、成形ローラの構成として、請求
項3に係る発明のように、カップ状素材の基板部と周壁
との連設部分に接触するテーパ状の傾斜成形面を備えて
いることが望ましい。また、請求項5に係る発明のよう
に、上記傾斜成形面の軸線に対する傾斜角は45°であ
ることが望ましい。
のように、回転内型と共にカップ状素材を回転させなが
らカップ状素材の基板部と周壁との連設部分を回転内型
側に定位置で押圧する工程を、その連設部分に接触して
カップ状素材に連れ回りする成形ローラを回転内型に近
付く方向に移動させながら行うことが望ましい。この方
法を採用する場合には、成形ローラの構成として、請求
項3に係る発明のように、カップ状素材の基板部と周壁
との連設部分に接触するテーパ状の傾斜成形面を備えて
いることが望ましい。また、請求項5に係る発明のよう
に、上記傾斜成形面の軸線に対する傾斜角は45°であ
ることが望ましい。
【0010】この発明の方法を採用すると、成形ローラ
のテーパ状の傾斜成形面により押圧されたカップ状素材
の基板部と周壁との連設部分の肉が、回転内型の凹型成
形空間に対して回転内型の径内方向と軸方向の両方向に
向けて流動するので、凹形成形空間がその肉で完全に確
実に埋まる。そのため、内歯車の山部の連設部分側の根
元部分が欠肉部を持たない形状に無理なく成形される。
のテーパ状の傾斜成形面により押圧されたカップ状素材
の基板部と周壁との連設部分の肉が、回転内型の凹型成
形空間に対して回転内型の径内方向と軸方向の両方向に
向けて流動するので、凹形成形空間がその肉で完全に確
実に埋まる。そのため、内歯車の山部の連設部分側の根
元部分が欠肉部を持たない形状に無理なく成形される。
【0011】請求項4に係る発明による板金製内歯車の
山部形成方法は、請求項3に記載した方法において、成
形ローラが、傾斜成形面の最径小部に連設されてその傾
斜成形面と傾斜方向が同一で傾斜成形面よりも軸線に対
して緩勾配のテーパ状の傾斜押圧面とを備える、という
ものである。
山部形成方法は、請求項3に記載した方法において、成
形ローラが、傾斜成形面の最径小部に連設されてその傾
斜成形面と傾斜方向が同一で傾斜成形面よりも軸線に対
して緩勾配のテーパ状の傾斜押圧面とを備える、という
ものである。
【0012】この方法であると、内歯車の山部が成形さ
れている間に、カップ状素材の周壁部が成形ローラの傾
斜押圧面によって回転内型側に押圧されるので、内歯車
の山部の連設部分側の根元部分が欠肉部を持たない形状
に無理なく成形されると同時に、残部がその根元部分に
続き、ある程度の山形に成形されるので、その後の残部
の成形工程に円滑に移行するようになる。
れている間に、カップ状素材の周壁部が成形ローラの傾
斜押圧面によって回転内型側に押圧されるので、内歯車
の山部の連設部分側の根元部分が欠肉部を持たない形状
に無理なく成形されると同時に、残部がその根元部分に
続き、ある程度の山形に成形されるので、その後の残部
の成形工程に円滑に移行するようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には、円形の平坦な板金製素
材の中央部に膨出部100を成形することにより得られ
た素材Aを部分端面図で表してある。この素材Aにおい
て、膨出部100を形成する方法には、プレスなどの公
知の方法を採用することが可能である。
材の中央部に膨出部100を成形することにより得られ
た素材Aを部分端面図で表してある。この素材Aにおい
て、膨出部100を形成する方法には、プレスなどの公
知の方法を採用することが可能である。
【0014】図1の素材Aに対しては、プレスや転造な
どの公知の方法で周壁が形成される。こうして形成され
たカップ状素材(以下「ワーク」という)Wを図2に示
してある。このワークWは、基板部101の外周に筒状
の周壁102が連設されたものであって、周壁102は
元の素材Aよりも少し厚肉化されている。なお、図2で
はワークWの周壁102が少し湾曲しているけれども、
この周壁102は基板部101に対して直交する方向に
突き出た円筒壁であっても、あるいは基板部101から
先拡がり状に突き出た円錐壁であってもよい。
どの公知の方法で周壁が形成される。こうして形成され
たカップ状素材(以下「ワーク」という)Wを図2に示
してある。このワークWは、基板部101の外周に筒状
の周壁102が連設されたものであって、周壁102は
元の素材Aよりも少し厚肉化されている。なお、図2で
はワークWの周壁102が少し湾曲しているけれども、
この周壁102は基板部101に対して直交する方向に
突き出た円筒壁であっても、あるいは基板部101から
先拡がり状に突き出た円錐壁であってもよい。
【0015】図2に示した回転内型1は、その外周面に
周方向に交互に等間隔で並んだ山部成形用の凹形成形空
間11と谷部成形用の凸部12とを備えており、凹形成
形空間2は軸方向の一端側が開放され、他端側に山部の
軸方向開放端面(後述する)を成形するための山部軸端
成形面13が設けられている。そして、凹形成形空間1
1や凸部12の軸方向の長さ(軸長)は、周壁102を
成形することによって形成される内歯車の山部や谷部
(後述する)の軸長に合わせて適切に定めてある。
周方向に交互に等間隔で並んだ山部成形用の凹形成形空
間11と谷部成形用の凸部12とを備えており、凹形成
形空間2は軸方向の一端側が開放され、他端側に山部の
軸方向開放端面(後述する)を成形するための山部軸端
成形面13が設けられている。そして、凹形成形空間1
1や凸部12の軸方向の長さ(軸長)は、周壁102を
成形することによって形成される内歯車の山部や谷部
(後述する)の軸長に合わせて適切に定めてある。
【0016】回転内型1に図外の駆動源の回転力が伝達
される。成形の最初の段階では、回転内型1に押え型2
と成形ローラ3とが組み合わせられる。押え型2は、ワ
ークWを回転内型1との間に挾み込んで取り付けるため
に必要で、ワークWを押さえ付けたままで回転内型1に
連れ回りする。
される。成形の最初の段階では、回転内型1に押え型2
と成形ローラ3とが組み合わせられる。押え型2は、ワ
ークWを回転内型1との間に挾み込んで取り付けるため
に必要で、ワークWを押さえ付けたままで回転内型1に
連れ回りする。
【0017】成形ローラ3は回転内型1に対してその軸
線に直交する方向で遠近可能であり、成型中は回転内型
1に対して離れた位置から次第に近付く方向に移動され
る。図3に示したように、成形ローラ3は、ワークWの
基板部101と周壁102との連設部分103に接触す
るテーパ状の傾斜成形面31と、傾斜押圧面32とを備
えている。傾斜押圧面32は、傾斜成形面31の最径小
部に連設されていて、傾斜成形面31と傾斜方向が同一
であり、しかも傾斜成形面31よりも軸線に対して緩勾
配のテーパ状になっている。そして、図8に示した軸線
に対する傾斜成形面31の傾斜角αは45°になってお
り、また、軸線に対する傾斜押圧面32の傾斜角βは3
°になっている。この成型ローラ3は、上記傾斜押圧面
31がワークWの上記連設部分103に押し付けられて
いるときには、ワークWに連れ回りする。
線に直交する方向で遠近可能であり、成型中は回転内型
1に対して離れた位置から次第に近付く方向に移動され
る。図3に示したように、成形ローラ3は、ワークWの
基板部101と周壁102との連設部分103に接触す
るテーパ状の傾斜成形面31と、傾斜押圧面32とを備
えている。傾斜押圧面32は、傾斜成形面31の最径小
部に連設されていて、傾斜成形面31と傾斜方向が同一
であり、しかも傾斜成形面31よりも軸線に対して緩勾
配のテーパ状になっている。そして、図8に示した軸線
に対する傾斜成形面31の傾斜角αは45°になってお
り、また、軸線に対する傾斜押圧面32の傾斜角βは3
°になっている。この成型ローラ3は、上記傾斜押圧面
31がワークWの上記連設部分103に押し付けられて
いるときには、ワークWに連れ回りする。
【0018】内歯車の山部の成形は、図2に示したよう
に、回転内型1と押え型2とでワークWを挾み込ませて
取り付けることにより、回転内型1にワークWの周壁1
02を嵌合することから始まる。このとき、成型ローラ
3は回転内型1から離れた位置に後退している。
に、回転内型1と押え型2とでワークWを挾み込ませて
取り付けることにより、回転内型1にワークWの周壁1
02を嵌合することから始まる。このとき、成型ローラ
3は回転内型1から離れた位置に後退している。
【0019】次に、回転内型1と共にワークWを回転さ
せ、成型ローラ3を回転内型1に近付けていく。成型ロ
ーラ3の傾斜成形面31がワークWの連設部分103に
接触すると、成型ローラ3がワークWとの連れ回りを開
始する。
せ、成型ローラ3を回転内型1に近付けていく。成型ロ
ーラ3の傾斜成形面31がワークWの連設部分103に
接触すると、成型ローラ3がワークWとの連れ回りを開
始する。
【0020】ワークWに連れ回りしている成型ローラ3
がさらに回転内型1に近付いていくと、その成型ローラ
3の傾斜成形面31がワークWの連設部分103を回転
内型1側に定位置で押圧する。これにより、ワークWの
連設部分103での肉の流動が始まり、凹形成形空間1
1の開放された一端側部分14に対応する箇所では連設
部分103の肉が回転内型1の径内方向と軸方向とに向
けて流動し、そのように流動する肉が凹形成形空間2の
中に入っていき、それによって連設部分103が増肉さ
れる。他方、回転内型1の凸部12に対応する箇所では
その凸部12が上記凹形成形空間2の中に流動した肉の
相互間に突入するので、ワークWの連設部分103がそ
の凸部12に対応する箇所では減肉される。この工程を
行った後のワークWの周壁102は先拡がりに傾斜した
状態になる。
がさらに回転内型1に近付いていくと、その成型ローラ
3の傾斜成形面31がワークWの連設部分103を回転
内型1側に定位置で押圧する。これにより、ワークWの
連設部分103での肉の流動が始まり、凹形成形空間1
1の開放された一端側部分14に対応する箇所では連設
部分103の肉が回転内型1の径内方向と軸方向とに向
けて流動し、そのように流動する肉が凹形成形空間2の
中に入っていき、それによって連設部分103が増肉さ
れる。他方、回転内型1の凸部12に対応する箇所では
その凸部12が上記凹形成形空間2の中に流動した肉の
相互間に突入するので、ワークWの連設部分103がそ
の凸部12に対応する箇所では減肉される。この工程を
行った後のワークWの周壁102は先拡がりに傾斜した
状態になる。
【0021】図3は回転内型1の凹形成形空間11の開
放された一端部14の中に流動した肉が凹形成形空間1
1のその一端部14を完全に埋めた状態を示しており、
同図の矢符aは成形ローラ3による押圧方向を表してい
る。このように、凹形成形空間11の一端部14がワー
クWにおける連設部分103から流動した肉で埋まる
と、その凹形成形空間11を埋めている肉によって、図
11や図12に示した内歯車200の山部202の根元
部分204が成形される。このときの山部202の根元
部分204の成形は、最終の形状に仕上がるような成形
である必要はなく、あらかじめ増肉させておく程度の成
形でよい。
放された一端部14の中に流動した肉が凹形成形空間1
1のその一端部14を完全に埋めた状態を示しており、
同図の矢符aは成形ローラ3による押圧方向を表してい
る。このように、凹形成形空間11の一端部14がワー
クWにおける連設部分103から流動した肉で埋まる
と、その凹形成形空間11を埋めている肉によって、図
11や図12に示した内歯車200の山部202の根元
部分204が成形される。このときの山部202の根元
部分204の成形は、最終の形状に仕上がるような成形
である必要はなく、あらかじめ増肉させておく程度の成
形でよい。
【0022】この後、図11や図12に示した内歯車2
00の山部202の残部が成形される。山部202の残
部の成形は、ワークWの周壁102を回転内型1側に押
圧してその周壁102の肉を上記凹型成形空間11の中
に流動させることによりその周壁102を凹型成形空間
11に対応する箇所で増肉する一方で、その周壁102
を凸部12に対応する箇所で減肉することにより行われ
る。
00の山部202の残部が成形される。山部202の残
部の成形は、ワークWの周壁102を回転内型1側に押
圧してその周壁102の肉を上記凹型成形空間11の中
に流動させることによりその周壁102を凹型成形空間
11に対応する箇所で増肉する一方で、その周壁102
を凸部12に対応する箇所で減肉することにより行われ
る。
【0023】内歯車200の山部202の残部を成形す
るための方法は、どのような方法によってもよい。以下
に、そのための2つの方法を例示的に説明する。
るための方法は、どのような方法によってもよい。以下
に、そのための2つの方法を例示的に説明する。
【0024】図4〜図7に第1の方法を示している。第
1の方法では、上記した回転内型1と押え型2とに図4
に示した成形ローラ4が組み合わされる。この成形ロー
ラ4は、正円筒状の成形面41の一端部にテーパ状の傾
斜保形面42を有すると共に、成形面41の他端部に径
方向に少し突出したリング状の鍔形成形面43を有して
いる。この成形ローラ4は回転内型1に対して軸方向に
直交する方向で遠近移動可能であり、成型中は回転内型
1に対して離れた位置から次第に近付く方向に移動され
る。
1の方法では、上記した回転内型1と押え型2とに図4
に示した成形ローラ4が組み合わされる。この成形ロー
ラ4は、正円筒状の成形面41の一端部にテーパ状の傾
斜保形面42を有すると共に、成形面41の他端部に径
方向に少し突出したリング状の鍔形成形面43を有して
いる。この成形ローラ4は回転内型1に対して軸方向に
直交する方向で遠近移動可能であり、成型中は回転内型
1に対して離れた位置から次第に近付く方向に移動され
る。
【0025】図4の矢符bのように成形ローラ4が回転
内型1に近付いていくと、鍔形成形面43がワークWの
先拡がりに傾斜した周壁102の先端部104に同図の
ように最初に接触し、成形ローラ4がワークWとの連れ
回りを開始する。
内型1に近付いていくと、鍔形成形面43がワークWの
先拡がりに傾斜した周壁102の先端部104に同図の
ように最初に接触し、成形ローラ4がワークWとの連れ
回りを開始する。
【0026】ワークWに連れ回りしている成型ローラ4
がさらに回転内型1に近付いていくと、成型ローラ4の
鍔形成形面43により押圧された周壁102の先端部1
04が回転内型1における凹形成形空間11の形成され
ていない領域の外周面15に当たり、この外周面15と
鍔形成形面43とによりワークWの周壁102の先端部
104が挾まれる。
がさらに回転内型1に近付いていくと、成型ローラ4の
鍔形成形面43により押圧された周壁102の先端部1
04が回転内型1における凹形成形空間11の形成され
ていない領域の外周面15に当たり、この外周面15と
鍔形成形面43とによりワークWの周壁102の先端部
104が挾まれる。
【0027】そして、さらに成型ローラ4が図5の矢符
cのように回転内型1に近付いていくと、周壁102の
肉が回転内型1の凹形成形空間11の他端部16の中へ
流動していく。これに併行し、周壁102の先端部10
4に余剰量の肉が存在する場合には、周壁102の先端
部104が鍔形成形面43と上記外周面15との間に挾
み付けられて鍔形成形面43と回転内型1の上記外周面
15との間から外方へ向けて流動する。
cのように回転内型1に近付いていくと、周壁102の
肉が回転内型1の凹形成形空間11の他端部16の中へ
流動していく。これに併行し、周壁102の先端部10
4に余剰量の肉が存在する場合には、周壁102の先端
部104が鍔形成形面43と上記外周面15との間に挾
み付けられて鍔形成形面43と回転内型1の上記外周面
15との間から外方へ向けて流動する。
【0028】その後さらに成型ローラ4が図6の矢符d
のように回転内型1に近付いていくと、凹形成形空間1
1の中へ流動した周壁102の肉がその凹形成形空間1
1の他端部16を完全に埋める。このように、凹形成形
空間11の他端部16が周壁102から流動した肉で完
全に埋まると、その凹形成形空間11を埋めている肉に
よって図11や図12に示した内歯車200の山部20
2の開放端部205が成形される。このとき、回転内型
1の山部軸端成形面13が、山部202の開放端部20
5を所謂“肉垂れ”や“バリ”を生じさせずに精度よく
仕上げることに役立つ。
のように回転内型1に近付いていくと、凹形成形空間1
1の中へ流動した周壁102の肉がその凹形成形空間1
1の他端部16を完全に埋める。このように、凹形成形
空間11の他端部16が周壁102から流動した肉で完
全に埋まると、その凹形成形空間11を埋めている肉に
よって図11や図12に示した内歯車200の山部20
2の開放端部205が成形される。このとき、回転内型
1の山部軸端成形面13が、山部202の開放端部20
5を所謂“肉垂れ”や“バリ”を生じさせずに精度よく
仕上げることに役立つ。
【0029】なお、このとき、回転内型1の凹形成形空
間11の他端部16に対応する箇所ではその凹形成形空
間11の中に向けて周壁102の肉が流動して周壁10
2が増肉され、また、回転内型1の凸部12に対応する
箇所ではその凸部12が上記凹形成形空間11の中に流
動した周壁102の肉の相互間に突入するので、周壁1
02が減肉される。
間11の他端部16に対応する箇所ではその凹形成形空
間11の中に向けて周壁102の肉が流動して周壁10
2が増肉され、また、回転内型1の凸部12に対応する
箇所ではその凸部12が上記凹形成形空間11の中に流
動した周壁102の肉の相互間に突入するので、周壁1
02が減肉される。
【0030】さらに成型ローラ4が図7の矢符eのよう
に回転内型1に近付いていくと、成形ローラ4の傾斜保
形面42が上記連設部分103の形状を保つ作用を発揮
する。同時に、正円筒状の成形面41によって周壁10
2の軸方向中間部が押圧されてその肉が回転内型1の凹
形成形空間11の中へ向けて流動し、その凹形成形空間
11が周壁102の肉で完全に埋まる。これにより、回
転内型1の凹形成形空間11に対応する箇所ではその凹
形成形空間11の中に向けて周壁102の肉が流動して
周壁102が増肉され、また、回転内型1の凸部12に
対応する箇所ではその凸部12が上記凹形成形空間11
の中に流動した周壁102の肉の相互間に突入するの
で、周壁102が減肉される。
に回転内型1に近付いていくと、成形ローラ4の傾斜保
形面42が上記連設部分103の形状を保つ作用を発揮
する。同時に、正円筒状の成形面41によって周壁10
2の軸方向中間部が押圧されてその肉が回転内型1の凹
形成形空間11の中へ向けて流動し、その凹形成形空間
11が周壁102の肉で完全に埋まる。これにより、回
転内型1の凹形成形空間11に対応する箇所ではその凹
形成形空間11の中に向けて周壁102の肉が流動して
周壁102が増肉され、また、回転内型1の凸部12に
対応する箇所ではその凸部12が上記凹形成形空間11
の中に流動した周壁102の肉の相互間に突入するの
で、周壁102が減肉される。
【0031】以上により内歯車の山部の成型が終了し、
凹形成型空間11を埋めている肉が、図11および図1
2に示した内歯車200の山部202となり、凸部12
の突入した箇所が内歯車200の谷部203となる。な
お、図5〜図7で説明した工程において生じた余剰の肉
垂れ部分、すなわち鍔形成形面43と回転内型1の外周
面15との間にはみ出してきた周壁102の先端部10
4は、離型後に切削して除去される。
凹形成型空間11を埋めている肉が、図11および図1
2に示した内歯車200の山部202となり、凸部12
の突入した箇所が内歯車200の谷部203となる。な
お、図5〜図7で説明した工程において生じた余剰の肉
垂れ部分、すなわち鍔形成形面43と回転内型1の外周
面15との間にはみ出してきた周壁102の先端部10
4は、離型後に切削して除去される。
【0032】図9〜図10に第2の方法を示している。
第2の方法では、図2で説明した回転内型1と押え型2
とに成形ローラ5が組み合わされる。この成形ローラ5
は、正円筒状の成形面51の一端部にテーパ状の傾斜保
形面52を有している。この成形ローラ5は回転内型1
に対して軸方向に直交する方向で遠近移動可能であり、
成型中は回転内型1に対して離れた位置から次第に近付
く方向に移動される。
第2の方法では、図2で説明した回転内型1と押え型2
とに成形ローラ5が組み合わされる。この成形ローラ5
は、正円筒状の成形面51の一端部にテーパ状の傾斜保
形面52を有している。この成形ローラ5は回転内型1
に対して軸方向に直交する方向で遠近移動可能であり、
成型中は回転内型1に対して離れた位置から次第に近付
く方向に移動される。
【0033】図9の矢符fのように成形ローラ4が回転
内型1に近付いていくと、成形面51がワークWの先拡
がりに傾斜した周壁102の先端部104に同図のよう
に接触し、成形ローラ5のワークWとの連れ回りが始ま
る。
内型1に近付いていくと、成形面51がワークWの先拡
がりに傾斜した周壁102の先端部104に同図のよう
に接触し、成形ローラ5のワークWとの連れ回りが始ま
る。
【0034】ワークWに連れ回りしている成型ローラ5
が図10の矢符gのようにさらに回転内型1に近付いて
いくと、成型ローラ5の成形面51により押圧されたワ
ークWの周壁102が回転内型1の凹形成形空間11の
中へ流動していき、最終的にはその凹形成形空間11が
肉で埋まる。これにより、回転内型1の凹形成形空間1
1に対応する箇所ではその凹形成形空間11の中に向け
て周壁102の肉が流動して周壁102が増肉され、ま
た、回転内型1の凸部12に対応する箇所ではその凸部
12が上記凹形成形空間11の中に流動した周壁102
の肉の相互間に突入するので、周壁102が減肉され
る。これと併行して周壁102の先端部104が成形面
51と回転内型1の外周面15との間に挾み付けられて
周壁102の余剰の肉が“肉垂れ”となって成形面51
と回転内型1の外周面15との間から外方へ向けて流動
する。
が図10の矢符gのようにさらに回転内型1に近付いて
いくと、成型ローラ5の成形面51により押圧されたワ
ークWの周壁102が回転内型1の凹形成形空間11の
中へ流動していき、最終的にはその凹形成形空間11が
肉で埋まる。これにより、回転内型1の凹形成形空間1
1に対応する箇所ではその凹形成形空間11の中に向け
て周壁102の肉が流動して周壁102が増肉され、ま
た、回転内型1の凸部12に対応する箇所ではその凸部
12が上記凹形成形空間11の中に流動した周壁102
の肉の相互間に突入するので、周壁102が減肉され
る。これと併行して周壁102の先端部104が成形面
51と回転内型1の外周面15との間に挾み付けられて
周壁102の余剰の肉が“肉垂れ”となって成形面51
と回転内型1の外周面15との間から外方へ向けて流動
する。
【0035】以上により内歯車の山部の成型が終了し、
凹形成型空間11を埋めている肉が、図11および図1
2に示した内歯車200の山部202となり、凸部12
の突入した箇所が内歯車200の谷部203となる。な
お、図10で説明した工程において生じた余剰の肉垂れ
部分、すなわち成形面51と回転内型1の外周面15と
の間にはみ出してきた周壁102の先端部104は、離
型後に切削して除去される。
凹形成型空間11を埋めている肉が、図11および図1
2に示した内歯車200の山部202となり、凸部12
の突入した箇所が内歯車200の谷部203となる。な
お、図10で説明した工程において生じた余剰の肉垂れ
部分、すなわち成形面51と回転内型1の外周面15と
の間にはみ出してきた周壁102の先端部104は、離
型後に切削して除去される。
【0036】図2や図3の工程で用いた成形ローラ3
は、傾斜成形面31の最径小部に連設された傾斜押圧面
32が傾斜成形面31よりも軸線に対して緩勾配のテー
パ状になっているので、内歯車の山部の根元部分204
が成形されている間にワークWの周壁102が傾斜押圧
面32によって回転内型1側に押圧され、山部の残部が
その根元部分204に続いである程度の山形に成形され
る。そのため、図4以降の工程が引続き円滑に行われる
ようになる。
は、傾斜成形面31の最径小部に連設された傾斜押圧面
32が傾斜成形面31よりも軸線に対して緩勾配のテー
パ状になっているので、内歯車の山部の根元部分204
が成形されている間にワークWの周壁102が傾斜押圧
面32によって回転内型1側に押圧され、山部の残部が
その根元部分204に続いである程度の山形に成形され
る。そのため、図4以降の工程が引続き円滑に行われる
ようになる。
【0037】図11は図1〜図7で説明した方法によっ
て成型された内歯車200を備えたビスカスカップリン
グカバーCの部分断面図、図12は図11のXII線矢
視図である。このビスカスカップリングカバーCの内歯
車200は、周壁201の内面側に山部202と谷部2
03とを交互に等間隔に備え、また、中央部にボス20
6を備えている。
て成型された内歯車200を備えたビスカスカップリン
グカバーCの部分断面図、図12は図11のXII線矢
視図である。このビスカスカップリングカバーCの内歯
車200は、周壁201の内面側に山部202と谷部2
03とを交互に等間隔に備え、また、中央部にボス20
6を備えている。
【0038】
【発明の効果】請求項1に係る発明の板金製内歯車の山
部形成方法によれば、根元部分に欠肉部を持たない山部
が間隔を隔てて並んだ板金製内歯車を精度よく製造する
ことが可能になり、その際に、生産効率を高めやすく、
また、内歯車に要求される精度を得るのに熟練を要しな
くなるという効果がある。
部形成方法によれば、根元部分に欠肉部を持たない山部
が間隔を隔てて並んだ板金製内歯車を精度よく製造する
ことが可能になり、その際に、生産効率を高めやすく、
また、内歯車に要求される精度を得るのに熟練を要しな
くなるという効果がある。
【0039】請求項2、請求項3、請求項4または請求
項5に係る発明によれば、内歯車の山部の周壁側の根元
部分が欠肉部を持たない形状に無理なく成形されるとい
う効果があり、特に請求項4に係る発明によれば、内歯
車の山部の周壁側の根元部分が無理なく成形されること
は勿論、山部の残部が、その根元部分に続いてある程度
の山形に成形されるので、その後の残部の成形工程が根
元部分の成形に引き続いて円滑に行われるようになると
いう効果がある。
項5に係る発明によれば、内歯車の山部の周壁側の根元
部分が欠肉部を持たない形状に無理なく成形されるとい
う効果があり、特に請求項4に係る発明によれば、内歯
車の山部の周壁側の根元部分が無理なく成形されること
は勿論、山部の残部が、その根元部分に続いてある程度
の山形に成形されるので、その後の残部の成形工程が根
元部分の成形に引き続いて円滑に行われるようになると
いう効果がある。
【図1】素材の部分端面図である。
【図2】回転内型にカップ状素材(ワーク)を取り付け
た状態を一部断面で表した部分側面図である。
た状態を一部断面で表した部分側面図である。
【図3】本発明に係る内歯車山部の根元部分の成形工程
を一部断面で表した部分側面図である。
を一部断面で表した部分側面図である。
【図4】本発明に係る内歯車山部の残部成形の一手段に
ついての始まり段階を一部断面で表した部分側面図であ
る。
ついての始まり段階を一部断面で表した部分側面図であ
る。
【図5】上記一手段についての中間段階を一部断面で表
した部分側面図である。
した部分側面図である。
【図6】上記一手段についての他の中間段階を一部断面
で表した部分側面図である。
で表した部分側面図である。
【図7】上記一手段についての最終段階を一部断面で表
した部分側面図である。
した部分側面図である。
【図8】本発明に係る内歯車山部の根元部分の成形工程
で使われる成形ローラの一部を示した側面図である。
で使われる成形ローラの一部を示した側面図である。
【図9】本発明に係る内歯車山部の残部成形の他の手段
についての始まり段階を一部断面で表した部分側面図で
ある。
についての始まり段階を一部断面で表した部分側面図で
ある。
【図10】上記他の手段についての最終段階を一部断面
で表した部分側面図である。
で表した部分側面図である。
【図11】本発明方法によって成型された内歯車を有す
るビスカスカップリングカバーの断面図である。
るビスカスカップリングカバーの断面図である。
【図12】図11のXII線に沿う部分矢視図である。
【図13】内歯車の山部を成形するために試みた方法の
説明図である。
説明図である。
【図14】図13の方法で形成した内歯車の山部の形状
説明図である。
説明図である。
W カップ状素材(ワーク) 1 回転内型 4 成形ローラ 11 凹形成形空間 15 外周面 31 傾斜成形面 32 傾斜押圧面 101 基板部 102 周壁 103 基板部と周壁との連設部分 200 内歯車 202 山部 204 山部の根元部分 α 成形ローラについての軸線に対する傾斜成形面の傾
斜角
斜角
Claims (5)
- 【請求項1】 基板部の外周に筒状の周壁が連設された
カップ状素材を、山部成形用の凹形成形空間が間隔を隔
てて周方向に並んだ外周面を備える回転内型に取り付け
た後、回転内型と共に上記カップ状素材を回転させなが
ら、カップ状素材の基板部と周壁との連設部分を回転内
型側に定位置で押圧してその連設部分の肉を上記凹型成
形空間の中に流動させ、もってその連設部分を上記凹型
成形空間に対応する箇所で増肉させることにより内歯車
の山部における上記連設部分側の根元部分を成形し、 次に、カップ状素材の周壁を回転内型側に押圧してその
周壁の肉を上記凹型成形空間の中に流動させることによ
りその周壁を凹型成形空間に対応する箇所で増肉して内
歯車の山部の残部を成形することを特徴とする板金製内
歯車の山部形成方法。 - 【請求項2】 回転内型と共にカップ状素材を回転させ
ながらカップ状素材の基板部と周壁との連設部分を回転
内型側に定位置で押圧する工程を、その連設部分に接触
してカップ状素材に連れ回りする成形ローラを回転内型
に近付く方向に移動させながら行う請求項1に記載の板
金製内歯車の山部形成方法。 - 【請求項3】 成形ローラが、カップ状素材の基板部と
周壁との連設部分に接触するテーパ状の傾斜成形面を備
える請求項2に記載の板金製内歯車の山部形成方法。 - 【請求項4】 成形ローラが、傾斜成形面の最径小部に
連設されてその傾斜成形面と傾斜方向が同一で傾斜成形
面よりも軸線に対して緩勾配のテーパ状の傾斜押圧面と
を備える請求項3に記載の板金製内歯車の山部形成方
法。 - 【請求項5】 軸線に対する傾斜成形面の傾斜角が45
°である請求項3または請求項4に記載した板金製内歯
車の山部形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24629995A JPH0985381A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 板金製内歯車の山部形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24629995A JPH0985381A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 板金製内歯車の山部形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985381A true JPH0985381A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17146498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24629995A Pending JPH0985381A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 板金製内歯車の山部形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0985381A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241107A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fukutoku Dia:Kk | 円筒状クラッチ部品の成形方法 |
| KR20190124018A (ko) * | 2018-04-25 | 2019-11-04 | 주식회사다스 | 섹터기어의 제조방법 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58173050A (ja) * | 1983-03-14 | 1983-10-11 | Kanemitsu Doukou Yousetsushiyo:Goushi | 周壁厚肉化装置 |
| JPH0576982A (ja) * | 1991-05-17 | 1993-03-30 | Gooshiyuu:Kk | 内歯車の成形法 |
| JPH0596337A (ja) * | 1991-10-07 | 1993-04-20 | Nissan Motor Co Ltd | 内歯車状ワークの成形方法 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24629995A patent/JPH0985381A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58173050A (ja) * | 1983-03-14 | 1983-10-11 | Kanemitsu Doukou Yousetsushiyo:Goushi | 周壁厚肉化装置 |
| JPH0576982A (ja) * | 1991-05-17 | 1993-03-30 | Gooshiyuu:Kk | 内歯車の成形法 |
| JPH0596337A (ja) * | 1991-10-07 | 1993-04-20 | Nissan Motor Co Ltd | 内歯車状ワークの成形方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241107A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fukutoku Dia:Kk | 円筒状クラッチ部品の成形方法 |
| KR20190124018A (ko) * | 2018-04-25 | 2019-11-04 | 주식회사다스 | 섹터기어의 제조방법 |
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