JPH098540A - 平面アンテナおよびその製造方法 - Google Patents
平面アンテナおよびその製造方法Info
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- JPH098540A JPH098540A JP15490795A JP15490795A JPH098540A JP H098540 A JPH098540 A JP H098540A JP 15490795 A JP15490795 A JP 15490795A JP 15490795 A JP15490795 A JP 15490795A JP H098540 A JPH098540 A JP H098540A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程の合理化とともに、アンテナ全体の
薄型化、構造の簡素化が図れる平面アンテナを提供す
る。 【構成】 ラジアル導波路17と給電部材18とを有し
ており、ラジアル導波路17は、スロット板19と導体
板21とこれらの間に介在する誘電体板20が、スロッ
ト板19と誘電体板20間および導体板21と誘電体板
20間にそれぞれ装入された両面テープ31a、31b
とともにプレス処理により一体化された積層板22によ
って構成されている。
薄型化、構造の簡素化が図れる平面アンテナを提供す
る。 【構成】 ラジアル導波路17と給電部材18とを有し
ており、ラジアル導波路17は、スロット板19と導体
板21とこれらの間に介在する誘電体板20が、スロッ
ト板19と誘電体板20間および導体板21と誘電体板
20間にそれぞれ装入された両面テープ31a、31b
とともにプレス処理により一体化された積層板22によ
って構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SHF、EHF帯にお
いて用いられるラジアル導波路等の導波空間を利用した
平面アンテナに関するものである。
いて用いられるラジアル導波路等の導波空間を利用した
平面アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、衛星通信等の分野において
は、一般に椀型形状をしたパラボラアンテナが用いられ
てきたが、近年、高性能パラボラアンテナと同等の性能
を有する平面アンテナが提供されてきている。
は、一般に椀型形状をしたパラボラアンテナが用いられ
てきたが、近年、高性能パラボラアンテナと同等の性能
を有する平面アンテナが提供されてきている。
【0003】この種の平面アンテナとしては例えば図3
に示すようなアンテナがある。この平面アンテナ1は、
いわゆるラジアルラインスロットアンテナと称するもの
であり、アンテナ前面に渦巻状に配置された多数のスロ
ットペアから電波が放射または入射するものである。図
中符号2は平面アンテナ1の後面側を構成する導体フレ
ーム、3は前面側を構成するスロット板である。この場
合、導体フレーム2は正面視円形であり上部が広く開口
した偏平容器形状をなしている。
に示すようなアンテナがある。この平面アンテナ1は、
いわゆるラジアルラインスロットアンテナと称するもの
であり、アンテナ前面に渦巻状に配置された多数のスロ
ットペアから電波が放射または入射するものである。図
中符号2は平面アンテナ1の後面側を構成する導体フレ
ーム、3は前面側を構成するスロット板である。この場
合、導体フレーム2は正面視円形であり上部が広く開口
した偏平容器形状をなしている。
【0004】この導体フレーム2の内部には、多数のス
ロットペア(図示せず)を有する円形のスロット板3
が、誘電体板5を介することで導体フレーム2と離間し
た状態で導体フレーム2と対面するように設けられてい
る。また、誘電体板5の軸心近傍には空隙部5aが形成
されている。そして、スロット板3と導体フレーム2と
これらの間に介在する誘電体板5によって円形偏平状の
ラジアル導波路6が構成されている。
ロットペア(図示せず)を有する円形のスロット板3
が、誘電体板5を介することで導体フレーム2と離間し
た状態で導体フレーム2と対面するように設けられてい
る。また、誘電体板5の軸心近傍には空隙部5aが形成
されている。そして、スロット板3と導体フレーム2と
これらの間に介在する誘電体板5によって円形偏平状の
ラジアル導波路6が構成されている。
【0005】また、レドーム7がラジアル導波路6の前
面側にあたる導体フレーム2の開口側に装着され、この
レドーム7と前記スロット板3との間にはスペーサ8が
設けられている。このレドーム7はアンテナを屋外に設
置した際に雨、雪等の悪影響を避けるため、平面アンテ
ナ1の前面に設けられた覆いであり、導体フレーム2に
嵌合するようになっている。
面側にあたる導体フレーム2の開口側に装着され、この
レドーム7と前記スロット板3との間にはスペーサ8が
設けられている。このレドーム7はアンテナを屋外に設
置した際に雨、雪等の悪影響を避けるため、平面アンテ
ナ1の前面に設けられた覆いであり、導体フレーム2に
嵌合するようになっている。
【0006】さらに、導体フレーム2の中央下部には開
口部9が形成されている。そして、この開口部9の周囲
には筒状の同軸線路10がスロット板3と軸線を一致さ
せた状態で設けられ、これによりラジアル導波路6と同
軸線路10とは連通した構造になっている。また、同軸
線路10の下部には導波管11が同軸線路10と連通し
て設けられ、導波管11の一側にはコンバータ12が設
けられている。また、同軸線路10の内部には、中空円
筒状の誘電体13に嵌入された中心導体14が、スロッ
ト板3と軸線を一致させ、上端部がラジアル導波路6の
内部に位置し、かつ下端部が導波管11の内部に位置し
た状態で固定されている。
口部9が形成されている。そして、この開口部9の周囲
には筒状の同軸線路10がスロット板3と軸線を一致さ
せた状態で設けられ、これによりラジアル導波路6と同
軸線路10とは連通した構造になっている。また、同軸
線路10の下部には導波管11が同軸線路10と連通し
て設けられ、導波管11の一側にはコンバータ12が設
けられている。また、同軸線路10の内部には、中空円
筒状の誘電体13に嵌入された中心導体14が、スロッ
ト板3と軸線を一致させ、上端部がラジアル導波路6の
内部に位置し、かつ下端部が導波管11の内部に位置し
た状態で固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
平面アンテナを製造する際には、ラジアル導波路の構成
部材である導体フレーム、誘電体層、スロット板を固定
する場合に、例えば口径300mm以上もの導波路に対
してその数個所に従来一般の両面テープ等を貼付して固
定していた。ところが、接着材を貼付する位置によって
は電波の進行に悪影響が生じるため、従来の製造工程に
おいては接着材の貼付位置を確認しながら手作業によっ
てラジアル導波路の組立を行なっており、平面アンテナ
の製造工程が極めて非能率的なものであった。
平面アンテナを製造する際には、ラジアル導波路の構成
部材である導体フレーム、誘電体層、スロット板を固定
する場合に、例えば口径300mm以上もの導波路に対
してその数個所に従来一般の両面テープ等を貼付して固
定していた。ところが、接着材を貼付する位置によって
は電波の進行に悪影響が生じるため、従来の製造工程に
おいては接着材の貼付位置を確認しながら手作業によっ
てラジアル導波路の組立を行なっており、平面アンテナ
の製造工程が極めて非能率的なものであった。
【0008】それに加えて、上記のような固定方法では
ラジアル導波路の全面にわたって各構成部材が均等に密
着せず、場所によってスロット板の浮きが生じたり、ス
ロット板、導体フレーム間の寸法のばらつきが生じてい
た。すると、これらがアンテナの性能低下の要因となる
ため、スロット板をスペーサで導体フレーム側に押し付
けるようにしてレドームを取り付けることにより各構成
部材を確実に密着させるようにしていた。すなわち、レ
ドームおよびスペーサは単なるアンテナの覆いとしての
役目のみならず、ラジアル導波路の構成部材を確実に密
着させてアンテナの性能を確保する役目を果たすため、
従来の平面アンテナにとって必須の構成要素であるが、
その一方、平面アンテナの薄型化、構造の簡素化にとっ
てはこれらレドームやスペーサの存在が障害となってい
た。
ラジアル導波路の全面にわたって各構成部材が均等に密
着せず、場所によってスロット板の浮きが生じたり、ス
ロット板、導体フレーム間の寸法のばらつきが生じてい
た。すると、これらがアンテナの性能低下の要因となる
ため、スロット板をスペーサで導体フレーム側に押し付
けるようにしてレドームを取り付けることにより各構成
部材を確実に密着させるようにしていた。すなわち、レ
ドームおよびスペーサは単なるアンテナの覆いとしての
役目のみならず、ラジアル導波路の構成部材を確実に密
着させてアンテナの性能を確保する役目を果たすため、
従来の平面アンテナにとって必須の構成要素であるが、
その一方、平面アンテナの薄型化、構造の簡素化にとっ
てはこれらレドームやスペーサの存在が障害となってい
た。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、製造工程の合理化とともに、アン
テナ全体の薄型化、構造の簡素化が図れる平面アンテナ
およびその製造方法を提供することを目的とする。
されたものであって、製造工程の合理化とともに、アン
テナ全体の薄型化、構造の簡素化が図れる平面アンテナ
およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の平面アンテナは、互いに離間し
て対面するスロット板と導体板とこれらの間に介在する
誘電体板が、前記スロット板と前記誘電体板間および前
記導体板と前記誘電体板間にそれぞれ装入され該誘電体
板と同じ誘電率を有する接着材とともにプレス処理によ
り一体化した積層板によってラジアル導波路が構成され
ていることを特徴とするものである。
めに、請求項1に記載の平面アンテナは、互いに離間し
て対面するスロット板と導体板とこれらの間に介在する
誘電体板が、前記スロット板と前記誘電体板間および前
記導体板と前記誘電体板間にそれぞれ装入され該誘電体
板と同じ誘電率を有する接着材とともにプレス処理によ
り一体化した積層板によってラジアル導波路が構成され
ていることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の平面アンテナは、
前記スロット板の表面に、該スロット板を保護するため
の保護膜が設けられたことを特徴とするものである。
前記スロット板の表面に、該スロット板を保護するため
の保護膜が設けられたことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3に記載の平面アンテナの製
造方法は、スロット板、誘電体板、導体板を順次重ね合
わせるとともに、前記スロット板と前記誘電体板間およ
び前記誘電体板と前記導体板間に前記誘電体板と同じ誘
電率を有する接着材をそれぞれ介在させ、これらからな
る積層板にプレス処理を施して積層板を一体化すること
によりラジアル導波路を作製することを特徴とするもの
である。
造方法は、スロット板、誘電体板、導体板を順次重ね合
わせるとともに、前記スロット板と前記誘電体板間およ
び前記誘電体板と前記導体板間に前記誘電体板と同じ誘
電率を有する接着材をそれぞれ介在させ、これらからな
る積層板にプレス処理を施して積層板を一体化すること
によりラジアル導波路を作製することを特徴とするもの
である。
【0013】
【作用】請求項1に記載の平面アンテナにおいては、接
着材が誘電体板と同じ誘電率を有しているため、誘電体
板とその両面に密着する接着材により均一な誘電体層が
構成される。そして、互いに離間して対面するスロット
板と導体板とこれらの間に介在する誘電体板がプレス処
理により一体化した積層板により、スロット板等の浮き
がなく、スロット板、導体板間の寸法ばらつきが極めて
小さいラジアル導波路が構成される。
着材が誘電体板と同じ誘電率を有しているため、誘電体
板とその両面に密着する接着材により均一な誘電体層が
構成される。そして、互いに離間して対面するスロット
板と導体板とこれらの間に介在する誘電体板がプレス処
理により一体化した積層板により、スロット板等の浮き
がなく、スロット板、導体板間の寸法ばらつきが極めて
小さいラジアル導波路が構成される。
【0014】また、請求項2に記載の平面アンテナにお
いては、スロット板の表面に設けられた保護膜が雨や
雪、種々の汚染等からスロット板を保護する。
いては、スロット板の表面に設けられた保護膜が雨や
雪、種々の汚染等からスロット板を保護する。
【0015】また、請求項3に記載の平面アンテナの製
造方法においては、スロット板、誘電体板、導体板を順
次重ね合わせるとともに、スロット板と誘電体板間およ
び誘電体板と導体板間に接着材をそれぞれ介在させ、こ
れらからなる積層板にプレス処理を施すことによりこの
積層板が一体化した1枚の板となり、これがラジアル導
波路を構成する。
造方法においては、スロット板、誘電体板、導体板を順
次重ね合わせるとともに、スロット板と誘電体板間およ
び誘電体板と導体板間に接着材をそれぞれ介在させ、こ
れらからなる積層板にプレス処理を施すことによりこの
積層板が一体化した1枚の板となり、これがラジアル導
波路を構成する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して説明する。本実施例の平面アンテナ16は、例
えば衛星放送受信用アンテナとして用いられるものであ
り、図1に示すように、ラジアル導波路17と給電部材
18の2つの部材から構成されている。なお、図中符号
19はスロット板、20は誘電体板、21は導体板であ
る。
参照して説明する。本実施例の平面アンテナ16は、例
えば衛星放送受信用アンテナとして用いられるものであ
り、図1に示すように、ラジアル導波路17と給電部材
18の2つの部材から構成されている。なお、図中符号
19はスロット板、20は誘電体板、21は導体板であ
る。
【0017】図1に示すように、スロット板19と誘電
体板20と導体板21が一体化した円板状の積層板22
によりラジアル導波路17が形成されている。すなわ
ち、ポリプロピレン樹脂等の誘電体材料からなる誘電体
板20の表面側に銅、アルミニウム等の材料からなるス
ロット板19が密着し、誘電体板20の裏面側にスロッ
ト板19と同様、銅、アルミニウム等の材料からなる導
体板21が密着している。また、寸法の一例としてラジ
アル導波路17の口径は200mm、スロット板19、
導体板21の厚さはそれぞれ0.1〜0.3mm程度、
誘電体板20の厚さは3mm程度である。そして、スロ
ット板19の表面には励振を生じさせるための多数のス
ロットペア23、23、…が同心円状に形成されてお
り、この平面アンテナ16はいわゆるラジアルラインス
ロットアンテナを構成している。
体板20と導体板21が一体化した円板状の積層板22
によりラジアル導波路17が形成されている。すなわ
ち、ポリプロピレン樹脂等の誘電体材料からなる誘電体
板20の表面側に銅、アルミニウム等の材料からなるス
ロット板19が密着し、誘電体板20の裏面側にスロッ
ト板19と同様、銅、アルミニウム等の材料からなる導
体板21が密着している。また、寸法の一例としてラジ
アル導波路17の口径は200mm、スロット板19、
導体板21の厚さはそれぞれ0.1〜0.3mm程度、
誘電体板20の厚さは3mm程度である。そして、スロ
ット板19の表面には励振を生じさせるための多数のス
ロットペア23、23、…が同心円状に形成されてお
り、この平面アンテナ16はいわゆるラジアルラインス
ロットアンテナを構成している。
【0018】そして、円板状のラジアル導波路17の中
心には、導体板21側に開口し、かつ底面がスロット板
19に到達しない深さの有底穴24が形成されている。
また、ラジアル導波路17には給電部材18が取り付け
られるようになっている。給電部材18は、共振部25
とコンバータ部26を有しており、共振部25には円筒
状の壁部27によって空洞28が形成され、空洞28内
には同軸ケーブル29と位相調整ピン30が設置されて
いる。同軸ケーブル29は、空洞28内で共振した電波
を受信するためのもの、位相調整ピン30は、空洞28
内で共振する電波の位相を周方向角度に応じて変化させ
るためのものである。また、コンバータ部26は、電波
の周波数を変換するためのものである。そして、給電部
材18の前記壁部27をラジアル導波路17の有底穴2
4に嵌合させることによりラジアル導波路17に給電部
材18が取り付けられるようになっている。
心には、導体板21側に開口し、かつ底面がスロット板
19に到達しない深さの有底穴24が形成されている。
また、ラジアル導波路17には給電部材18が取り付け
られるようになっている。給電部材18は、共振部25
とコンバータ部26を有しており、共振部25には円筒
状の壁部27によって空洞28が形成され、空洞28内
には同軸ケーブル29と位相調整ピン30が設置されて
いる。同軸ケーブル29は、空洞28内で共振した電波
を受信するためのもの、位相調整ピン30は、空洞28
内で共振する電波の位相を周方向角度に応じて変化させ
るためのものである。また、コンバータ部26は、電波
の周波数を変換するためのものである。そして、給電部
材18の前記壁部27をラジアル導波路17の有底穴2
4に嵌合させることによりラジアル導波路17に給電部
材18が取り付けられるようになっている。
【0019】つぎに、上記構成の平面アンテナ16を製
造する手順について図2を参照して説明する。まず、そ
れぞれ同一の直径を有する円板状のスロット板19、誘
電体板20、導体板21、および厚さの薄い両面テープ
31a、31b(接着材)を準備する。ここで用いる誘
電体板20は、前述したようにポリプロピレン樹脂等か
らなるものであり、比較的剛性の高いものである。ま
た、両面テープ31a、31bは、例えば商品名XE0
70(東セロ(株)製)等、誘電体板20とほぼ同一の
誘電率を有するものである。なお、予めスロット板19
には打抜き加工によりスロットペア23、23、…を形
成するとともに、誘電体板20には有底穴20aを、ま
た、導体板21および両面テープ31bには誘電体板2
0の有底穴20aの位置に対応する孔31c、21aを
それぞれ形成しておく。
造する手順について図2を参照して説明する。まず、そ
れぞれ同一の直径を有する円板状のスロット板19、誘
電体板20、導体板21、および厚さの薄い両面テープ
31a、31b(接着材)を準備する。ここで用いる誘
電体板20は、前述したようにポリプロピレン樹脂等か
らなるものであり、比較的剛性の高いものである。ま
た、両面テープ31a、31bは、例えば商品名XE0
70(東セロ(株)製)等、誘電体板20とほぼ同一の
誘電率を有するものである。なお、予めスロット板19
には打抜き加工によりスロットペア23、23、…を形
成するとともに、誘電体板20には有底穴20aを、ま
た、導体板21および両面テープ31bには誘電体板2
0の有底穴20aの位置に対応する孔31c、21aを
それぞれ形成しておく。
【0020】そして、スロット板19、両面テープ31
a、誘電体板20、両面テープ31b、導体板21を順
次重ね合わせた後、この積層板22に一例として温度1
40℃等の条件で熱間プレス処理を施し、上記各板全て
を貼り合わせてこれらが一体化した積層板22を形成す
る。ここまでの工程でラジアル導波路17の作製が完了
する。
a、誘電体板20、両面テープ31b、導体板21を順
次重ね合わせた後、この積層板22に一例として温度1
40℃等の条件で熱間プレス処理を施し、上記各板全て
を貼り合わせてこれらが一体化した積層板22を形成す
る。ここまでの工程でラジアル導波路17の作製が完了
する。
【0021】その後、上記ラジアル導波路17に対して
別途作製した給電部材18を取り付け、ビス止め等の任
意の手段によりこれらを固定すると、本実施例の平面ア
ンテナ16が完成する。なお、スロット板19の表面が
露出したままの状態でもよいが、スロット板19の表面
に、電波を支障なく透過しスロット板19を保護するた
めの、例えばフォトレジスト、耐候性ポリエチレンテレ
フタレート等からなる保護膜を設けてもよい。そのよう
にすると、雨や雪、種々の汚染等からスロット板19の
表面をより確実に保護することができる。
別途作製した給電部材18を取り付け、ビス止め等の任
意の手段によりこれらを固定すると、本実施例の平面ア
ンテナ16が完成する。なお、スロット板19の表面が
露出したままの状態でもよいが、スロット板19の表面
に、電波を支障なく透過しスロット板19を保護するた
めの、例えばフォトレジスト、耐候性ポリエチレンテレ
フタレート等からなる保護膜を設けてもよい。そのよう
にすると、雨や雪、種々の汚染等からスロット板19の
表面をより確実に保護することができる。
【0022】本実施例の平面アンテナ16においては、
スロット板19、誘電体板20、導体板21がプレス処
理により一体化した積層板22によりラジアル導波路1
7が構成されている。また、両面テープ31a、31b
が誘電体板20と同じ誘電率を有しているため、誘電体
板20とその両面に密着する両面テープ31a、31b
が均一な誘電体層となる。すなわち、誘電体層の両面に
スロット板19と導体板21が堅固に密着し一体化した
積層板22でラジアル導波路17が構成されるため、ス
ロット板等の浮きや、スロット板、導体板間の寸法ばら
つきのないラジアル導波路が形成される。したがって、
従来の平面アンテナにおいてラジアル導波路の構成部材
を密着させるために用いていたスペーサやレドームが本
実施例の平面アンテナ16では不要となるため、平面ア
ンテナの薄型化、構造の簡素化を図ることができる。
スロット板19、誘電体板20、導体板21がプレス処
理により一体化した積層板22によりラジアル導波路1
7が構成されている。また、両面テープ31a、31b
が誘電体板20と同じ誘電率を有しているため、誘電体
板20とその両面に密着する両面テープ31a、31b
が均一な誘電体層となる。すなわち、誘電体層の両面に
スロット板19と導体板21が堅固に密着し一体化した
積層板22でラジアル導波路17が構成されるため、ス
ロット板等の浮きや、スロット板、導体板間の寸法ばら
つきのないラジアル導波路が形成される。したがって、
従来の平面アンテナにおいてラジアル導波路の構成部材
を密着させるために用いていたスペーサやレドームが本
実施例の平面アンテナ16では不要となるため、平面ア
ンテナの薄型化、構造の簡素化を図ることができる。
【0023】また、本実施例の平面アンテナ16の製造
方法においては、スロット板19、両面テープ31a、
誘電体板20、両面テープ31b、導体板21を重ね合
わせた後、熱間プレス処理を施すのみでラジアル導波路
17を作製することができるので、従来の製造方法のよ
うに、両面テープの貼付位置を確認しながら手作業によ
ってラジアル導波路の組立を行なう必要がなくなり、製
造工程の合理化を図ることができる。
方法においては、スロット板19、両面テープ31a、
誘電体板20、両面テープ31b、導体板21を重ね合
わせた後、熱間プレス処理を施すのみでラジアル導波路
17を作製することができるので、従来の製造方法のよ
うに、両面テープの貼付位置を確認しながら手作業によ
ってラジアル導波路の組立を行なう必要がなくなり、製
造工程の合理化を図ることができる。
【0024】なお、本実施例におけるスロット板19、
誘電体板20、導体板21等の寸法は一例であって、こ
れに限るものではない。また、これら各板等の材料につ
いても、本実施例に挙げたものの他、適宜使用すること
ができる。そして、スロットペア23を同心円状に配置
したスロット板19の代わりに、渦巻状に配置したタイ
プのスロット板を用いてもよい。さらに、本実施例の構
成にラジアル導波路17を収容するケースや支持部材を
適宜追加してもよい。また、本実施例の平面アンテナ1
6の製造方法においては、スロット板19、誘電体板2
0、導体板21を貼り合わせるための接着材として両面
テープを用いたが、両面テープの代わりに接着剤を用い
てそれらを貼り合わせるようにしてもよい。そして、本
実施例では平面アンテナ16を衛星放送受信用アンテナ
として説明したが、本発明を送信用アンテナに適用し得
ることも勿論である。
誘電体板20、導体板21等の寸法は一例であって、こ
れに限るものではない。また、これら各板等の材料につ
いても、本実施例に挙げたものの他、適宜使用すること
ができる。そして、スロットペア23を同心円状に配置
したスロット板19の代わりに、渦巻状に配置したタイ
プのスロット板を用いてもよい。さらに、本実施例の構
成にラジアル導波路17を収容するケースや支持部材を
適宜追加してもよい。また、本実施例の平面アンテナ1
6の製造方法においては、スロット板19、誘電体板2
0、導体板21を貼り合わせるための接着材として両面
テープを用いたが、両面テープの代わりに接着剤を用い
てそれらを貼り合わせるようにしてもよい。そして、本
実施例では平面アンテナ16を衛星放送受信用アンテナ
として説明したが、本発明を送信用アンテナに適用し得
ることも勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載の平面アンテナにおいては、スロット板、誘電体
板、導体板がプレス処理により一体化した積層板により
ラジアル導波路が構成されるため、スロット板等の浮き
や、スロット板、導体板間の寸法ばらつきのないラジア
ル導波路が形成される。したがって、従来の平面アンテ
ナにおいてラジアル導波路の構成部材を密着させるため
に用いていたスペーサやレドームが不要となるため、平
面アンテナの薄型化、構造の簡素化を図ることができ
る。
に記載の平面アンテナにおいては、スロット板、誘電体
板、導体板がプレス処理により一体化した積層板により
ラジアル導波路が構成されるため、スロット板等の浮き
や、スロット板、導体板間の寸法ばらつきのないラジア
ル導波路が形成される。したがって、従来の平面アンテ
ナにおいてラジアル導波路の構成部材を密着させるため
に用いていたスペーサやレドームが不要となるため、平
面アンテナの薄型化、構造の簡素化を図ることができ
る。
【0026】また、請求項2に記載の平面アンテナにお
いては、スロット板の表面にスロット板を保護するため
の保護膜が設けられているので、雨や雪、種々の汚染等
からスロット板の表面をより確実に保護することができ
る。
いては、スロット板の表面にスロット板を保護するため
の保護膜が設けられているので、雨や雪、種々の汚染等
からスロット板の表面をより確実に保護することができ
る。
【0027】また、請求項3に記載の平面アンテナの製
造方法においては、スロット板、接着材、誘電体板、接
着材、導体板を重ね合わせた後、プレス処理を施すのみ
でラジアル導波路を作製することができるので、従来の
製造方法のように、接着材の貼付位置を確認しながら手
作業によってラジアル導波路の組立を行なう必要がなく
なり、製造工程の合理化を図ることができる。
造方法においては、スロット板、接着材、誘電体板、接
着材、導体板を重ね合わせた後、プレス処理を施すのみ
でラジアル導波路を作製することができるので、従来の
製造方法のように、接着材の貼付位置を確認しながら手
作業によってラジアル導波路の組立を行なう必要がなく
なり、製造工程の合理化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例である平面アンテナを示す一
部を破断視した斜視図である。
部を破断視した斜視図である。
【図2】同、平面アンテナのラジアル導波路を分解した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】従来の平面アンテナの一例を示す側断面図であ
る。
る。
16 平面アンテナ 17 ラジアル導波路 19 スロット板 20 誘電体板 21 導体板 22 積層板 31a、31b 両面テープ(接着材)
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに離間して対面するスロット板と導
体板とこれらの間に介在する誘電体板が、前記スロット
板と前記誘電体板間および前記導体板と前記誘電体板間
にそれぞれ装入され該誘電体板と同じ誘電率を有する接
着材とともにプレス処理により一体化した積層板によっ
てラジアル導波路が構成されていることを特徴とする平
面アンテナ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の平面アンテナにおい
て、 前記スロット板の表面に、該スロット板を保護するため
の保護膜が設けられたことを特徴とする平面アンテナ。 - 【請求項3】 スロット板、誘電体板、導体板を順次重
ね合わせるとともに、前記スロット板と前記誘電体板間
および前記誘電体板と前記導体板間に前記誘電体板と同
じ誘電率を有する接着材をそれぞれ介在させ、これらか
らなる積層板にプレス処理を施して積層板を一体化する
ことによりラジアル導波路を作製することを特徴とする
平面アンテナの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15490795A JPH098540A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 平面アンテナおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15490795A JPH098540A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 平面アンテナおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098540A true JPH098540A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15594574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15490795A Withdrawn JPH098540A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 平面アンテナおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098540A (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15490795A patent/JPH098540A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |