JPH0985499A - 油圧プレスのスライド駆動装置 - Google Patents

油圧プレスのスライド駆動装置

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JPH0985499A
JPH0985499A JP26361295A JP26361295A JPH0985499A JP H0985499 A JPH0985499 A JP H0985499A JP 26361295 A JP26361295 A JP 26361295A JP 26361295 A JP26361295 A JP 26361295A JP H0985499 A JPH0985499 A JP H0985499A
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JP
Japan
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slide
control valve
flow control
directional flow
hydraulic
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Application number
JP26361295A
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English (en)
Inventor
Naoto Yoneda
米田尚登
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スライドの下死点位置精度がよく、プレス加工
時の振動を抑制した高速運転が可能な油圧プレスを提供
する。 【解決手段】プレス加圧を開始する直前まで、スライド
5を高速下降させ、下降速度変更位置を検出する下セン
サ25の信号25Aによりプレス加圧を行い、ストッパ
7、7により下降を規制される下死点に至り、一定時間
プレス加圧を保持した後、スライド5を高速上昇する。
スライド5を駆動する油圧シリンダ3のピストン4上側
の上油圧室3Aへの圧油の供給・排出は、方向流量制御
弁16を用い、ピストン4下側の下油圧室3Bには、常
時圧油を供給し、スライド5を下降する側の上油圧室3
Aの圧油の供給・排出する油量を制御して、スライド5
の上昇・下降とその速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】油圧プレスのスライドの上昇
下降速度を制御する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】油圧プレスのスライド駆動装置には、ス
ライドの下降速度は、下降途中までは高速に、打ち抜き
等の加圧力がスライドに作用する直前から低速に切り換
えて下降し、下死点に至った後、上昇速度は高速で行
い、スライドの一行程時間を短くする、以下の従来技術
がある。
【0003】複数の方向切換弁を並列に用いた実開平3
−36398の第1の従来技術は、スライドを下降する
時は、始めに複数の方向切換弁の全てを下降動作側に作
動させ、圧油を供給してスライドを高速下降し、続いて
スライドの下降途中で、複数の方向切換弁の一部を閉止
側に作動させ、残りの一部の方向切換弁で圧油を供給す
ることにより、スライドを低速下降する。スライドが下
降限(下死点)に至ると方向切換弁の全てを上昇動作側
に切り換えて、スライドを高速上昇させ、スライドが上
昇限に至ると、この方向切換弁を閉止側に作動させてス
ライドを停止している。
【0004】方向流量制御弁31を用いた図5の第2の
従来技術では、方向流量制御弁31を下降動作側31
A、閉止31B、上昇動作側31Cに切り換えて使用し
ている。
【0005】スライドの位置を検出してフィードバック
制御するサーボ弁を用いた特開平1−148500の第
3の従来技術は、前述の方向切換弁や方向流量制御弁に
比べて、速度の変更、位置決め精度(下死点)の向上が
図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数の方向切換弁を並
列に用いた実開平3−36398の第1の従来技術で
は、スライドの速度の変更は、使用する方向切換弁の数
により、有段階固定の速度で変化が可能だが、無段階で
速度調節が出来ないこと、方向切換弁の応答時間がばら
つくこと等から下死点位置がばらつくことと、下死点位
置で加圧状態で保持出来ないこと、また方向切換弁が下
降動作側から上昇動作側に作動する応答時間も長くかか
ること、これらの方向切換弁を切り換える時に、スライ
ドに働く衝撃を低減するためにさらに別の方向切換弁等
を設けなければならないこと等の欠点があった。
【0007】方向流量制御弁31を用いた図5の第2の
従来技術では、スライド33が下降限に至って、方向流
量制御弁31を下降動作側31Aから上昇動作側31C
に切り換えるが、センサ32の信号により、低速下降か
ら途中閉止部分を通過し、上昇動作側に切り換わるた
め、方向流量制御弁31の応答時間のばらつきにより下
死点位置がばらつくと言う欠点がある。さらに、圧油
は、下降動作側では供給から排出に、上昇動作側では排
出から供給に変化し、微小時間での圧油の流量変化が大
きくなるため、スライド33に作用する加速度が大きく
なり、このため速度変化が大きくなり、この結果、スラ
イド33が振動し、金型寿命を低下させると言う欠点が
あった。
【0008】スライドの位置を検出してフィードバック
制御するサーボ弁を用いた特開平1−148500の第
3の従来技術では、サーボ弁及びその制御装置が高価な
こと、方向切換弁や方向流量制御弁では安価なセンサ、
例えばリミットスイッチで良いが、サーボ弁では高価な
スライドの変位センサが必要なこと、さらにサーボ弁は
油中のゴミによる故障が起き易いため、微小なゴミを取
り除くフィルタを設けなければならないと言う欠点があ
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来技術のこれらの欠点
を無くすため、本発明は以下の機構を有するスライド駆
動装置とする。方向流量制御弁は、油圧プレスのスライ
ドを下降するためのシリンダの上側油圧室に接続し、圧
油を供給・排出する。スライドを上昇するためのシリン
ダのピストンの下側油圧室には、常時圧油を供給し、圧
油の圧力が異常に上昇すると、リリーフ弁によりこの圧
油を排出する。
【0010】方向流量制御弁をスライド下降側で流量大
に作動させると、油圧プレスのスライドを下降するシリ
ンダの上側油圧室に圧油を供給して、スライドを加圧開
始する直前まで高速下降し、続いてスライドの下降速度
変更位置を検出する上センサの信号により、方向流量制
御弁を流量小に作動させ、スライドを低速下降する。ス
ライドが下降限に至りストッパに当接すると、スライド
は下降出来なくなるが、方向流量制御弁は低速下降の状
態に保持され、供給される圧油の圧力、すなわちスライ
ドに作用する加圧力が保持された状態で一定時間保ち、
供給される余剰の圧油は絞り弁から排出される。
【0011】一定時間経過後、方向流量制御弁がスライ
ド上昇側に作動すると、下側油圧室に常時供給されてい
る圧油により、上側油圧室に充填された作動油を排出し
てスライドは高速上昇し、上昇限の位置を検出する上セ
ンサの信号により、方向流量制御弁を作動させ、絞り弁
で排出される量と同量か、やや多量の圧油を供給する状
態に保持するので、スライドは上昇限で停止するか、わ
ずかに上昇しながら、次のサイクルの開始を待つ状態と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図4
により説明する。油圧シリンダ3に設けられたピストン
4には、油圧プレス1のスライド5が固設されている。
油圧シリンダ3のピストン4の上側には上油圧室3A
が、下側には下油圧室3Bが設けられている。金型6は
上型6Aと下型6Bで構成され、スライド5に上型6A
が、油圧プレス1のボルスタ2に下型6Bが固設されて
いる。下型6Bには、ストッパ7、7が設けられ、この
ストッパ7、7に上型6Aが当接すると、上型6Aはそ
れ以上の下降が出来ないようになっている。
【0013】油タンク10の作動油は、ポンプ11によ
り加圧され、圧油となって管路12に供給され、逆止弁
14を経由して、管路15で接続された方向流量制御弁
16と、管路22で接続された下油圧室3Bとに供給さ
れる。さらに、方向流量制御弁16と上油圧室3Aは管
路17により接続され、管路17から分岐して絞り弁1
8、管路19、逆止弁20、管路21が設けられ、油タ
ンク10に接続されている。また、管路22から分岐し
てリリーフ弁23が設けられ、管路19に接続されて逆
止弁20、管路21を経由して油タンク10に接続され
ている。
【0014】スライド5の上昇限の位置を検出する上セ
ンサ26と、打ち抜き等のプレス加圧領域直前の速度変
更位置に設けられた減速位置を検出する下センサ25
が、上下調節可能に油圧プレス1のフレームに設けられ
ている。制御装置27は、上センサ26、下センサ2
5、サイクルの開始信号28からの入力信号を得て、方
向流量制御弁16を駆動制御する。
【0015】この構成において、制御装置27は以下の
手順で、スライド5を制御する。スライド5が、上セン
サ26が作動する上昇限の位置S1から、上限の位置S
0の間にある状態(スライド上昇定位置)で、サイクル
の開始信号28を得ると、方向流量制御弁16を16A
側で圧油の流量が大の状態に作動させ、スライド5を高
速下降させる。
【0016】その後、下センサ25が作動してその信号
25Aを得ると、方向流量制御弁16は16A側のまま
圧油の流量が小の状態に作動させ、スライド5を低速下
降させる。
【0017】スライド5が高速並びに低速で下降中、下
油圧室3Bに充填されていた圧油は、リリーフ弁23か
ら排出される。
【0018】さらに、スライド5が下降して、上型6A
が下型6Bに設けられたストッパ7、7に当接すると、
スライド5は下降不能になって停止する。この位置が、
スライド下死点位置となる。
【0019】方向流量制御弁16は、スライド5を低速
下降の状態にそのまま保持し、圧油の圧力はそのまま保
持された状態で、上油圧室3Aに供給される圧油は、絞
り弁18から油タンク10に排出される。この状態でス
ライド5には加圧力が作用した状態を保っている。
【0020】そして、一定時間の経過後、方向流量制御
弁16は16C側で流量が大の状態に切り換えられ、上
油圧室3Aに充填された作動油を排出しつつ、下油圧室
3Bに常時供給される圧油により、スライド5は高速上
昇する。
【0021】スライド5の上昇により上センサ26が作
動してその信号26Aを得ると、方向流量制御弁16を
16A側で流量を微小に作動させ、スライド5が停止す
るか、あるいは微速度で上昇する状態にする。
【0022】このように、構成・制御して油圧プレス1
のスライド5を駆動すると、スライド5を下降させる加
圧力から、常時スライド5を上昇させる加圧力を差し引
いた値が、打ち抜き等のプレス作業に使用可能な、スラ
イド5を下降させる正味の加圧力になること、及びスラ
イド5が下降中並びに下死点で絞り弁18から排出され
る圧油は、なんら仕事をしていないのでエネルギロスに
なると言う問題がある。しかしながら、この加圧力の減
少とエネルギロスと言う問題は、小さい加圧力の油圧プ
レスでは、無視出来る程度に微小である。
【0023】方向流量制御弁16で、上油圧室3Aに供
給排出する作動油の流量を大、小、あるいは微小の状態
にするための制御量は、任意に設定可能にした制御装置
27を用いることが出来るので、プレス加工に併せて、
この制御量をあらかじめ制御装置27に設定しておいて
よいことは言うまでもないことである。
【0024】また、本実施例では、ストッパ7を金型6
に設けているが、油圧プレス1のスライド5とボルスタ
2の間に設け、スライド5の下死点位置を規制してもよ
いことは言うまでもないことである。
【0025】
【発明の効果】第1の従来技術では、複数の方向切換弁
の数の有段で各段階の流量は固定、すなわちスライドの
速度は有段階固定の高速、有段階固定の低速に制御出来
る。これに対して本発明におけるスライドの速度は、任
意の高速、任意の低速に制御出来る。
【0026】第1と第2の従来技術では、スライドが下
死点で加圧状態を保った状態に保持出来ないが、本発明
では保持出来る。また、第1と第2の従来技術では、ス
ライドの下死点の位置精度を一定にすることが困難だ
が、本発明では一定に維持出来る。さらに、第1と第2
の従来技術では、スライドの上昇下降とも方向切換弁や
方向流量制御弁で圧油を供給排出して行っており、弁が
切り換わる下降開始時、上昇開始時に大きい加速度が作
用するため、この衝撃を緩和する機構を別に設けなけれ
ばならないが、本発明ではスライドを上昇するための下
油圧室は常時圧油を供給するメータイン・メータアウト
の回路としているので、スライドにはほとんど衝撃が生
ぜず、このため衝撃緩和機構は不要となる。
【0027】第3の従来技術では、スライドの位置検出
するリニアセンサ等の高価なセンサとフィードバック制
御する高価な制御装置が必要だが、本発明ではリミット
スイッチ等の安価なセンサとオン・オフ制御する安価な
制御装置でよい。また、第3の従来技術では、作動油中
の微小なゴミを取り除くフィルタを設けた油圧発生装置
でないと作動不良を生じるが、本発明では第1、第2の
従来技術と同様の簡単な油圧発生装置でよい。
【0028】このように、本発明によると、従来技術の
サーボ弁を使用したスライド駆動装置に匹敵する制御能
力を有し、従来技術の複数の方向制御弁、あるいは方向
流量制御弁より高い制御能力を有するスライド駆動装置
を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である油圧プレスの構成図を
示す。
【図2】本発明の主要部の回路図を示す。
【図3】スライドの位置と経過時間との関係図を示す。
【図4】上油圧室への圧油の供給・排出と経過時間との
関係図を示す。
【図5】従来技術の方向流量制御弁を使用した主要部の
回路図を示す。
【符号の説明】
1は油圧プレス、2はボルスタ、3は油圧シリンダ、3
Aは上油圧室、3Bは下油圧室、4はピストン、5はス
ライド、6は金型、6Aは上型、6Bは下型、7はスト
ッパ、10は油タンク、11はポンプ、12、15、1
7、19、21、22は管路、14、20は逆止弁、1
6は方向流量制御弁、18は絞り弁、23はリリーフ
弁、24はアキュムレータ、25は下センサ、25Aは
下センサ25の信号、26は上センサ、26Aは下セン
サ26の信号、27は制御装置、28は油圧プレスのサ
イクルの開始信号、S0はスライド上限位置、S1はス
ライド上昇限、T1は制御装置のタイマ設定時間、であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧プレスのスライドを上昇下降するスラ
    イド駆動装置において、 (イ)スライドの下降限を規制するストッパと、前記ス
    ライドを駆動する油圧シリンダのピストン上側の上油圧
    室と油圧ポンプの吐出口とを接続する管路の途中に設け
    た方向流量制御弁と、前記吐出口から、前記ピストン下
    側の下油圧室とを接続する管路と、前記上油圧室と油タ
    ンクを連結する管路の途中に設けた絞り弁と、前記スラ
    イドの作業時の上昇限の位置を検出する上センサと、下
    降途中の速度変更位置を検出する下センサと、これらを
    制御する制御装置とを設ける。 (ロ)油圧プレスの運転開始信号を得ると、前記方向流
    量制御弁を制御して圧油を上油圧室に供給し、前記ピス
    トンと連動する前記スライドを高速下降させる。 (ハ)続いて、前記下センサからの信号を得ると、前記
    方向流量制御弁を制御して圧油の供給量を減少して前記
    ピストンと連動するスライドを低速下降させる。 (ニ)その後、前記ストッパにより規制されて前記スラ
    イドは下降を停止し、別に定める一定時間その状態に保
    持する。 (ホ)続いて、前記方向流量制御弁を制御して、前記上
    油圧室に供給された油を、前記油タンクに排出し、前記
    上センサからの信号により、前記方向流量制御弁を制御
    して、前記絞り弁からの排出量と同量か、またはわずか
    に少ない圧油を上油圧室に供給し、前記スライドを停
    止、またはわずかの上昇速度にする。 以上の構成としたことを特徴とする油圧プレスのスライ
    ド駆動装置。
JP26361295A 1995-09-18 1995-09-18 油圧プレスのスライド駆動装置 Pending JPH0985499A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104977954A (zh) * 2014-04-09 2015-10-14 佛山市恒力泰机械有限公司 一种陶瓷压砖机速度位置双闭环控制方法
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