JPH0985521A - コルゲートチューブのスリット形成方法及び装置 - Google Patents

コルゲートチューブのスリット形成方法及び装置

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JPH0985521A
JPH0985521A JP7243026A JP24302695A JPH0985521A JP H0985521 A JPH0985521 A JP H0985521A JP 7243026 A JP7243026 A JP 7243026A JP 24302695 A JP24302695 A JP 24302695A JP H0985521 A JPH0985521 A JP H0985521A
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Taku Akatsuka
卓 赤塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な構造で、自動的かつ正確にコルゲート
チューブの管壁に螺旋状のスリットを形成する。 【解決手段】 スリット形成用のカッタ36を公転可能
に支持し、このカッタ36をコルゲートチューブ20に
その軸方向に対して傾斜する向きで切り込ませながら同
チューブ20をカッタ36の公転中心軸に沿って移動さ
せるスリット形成方法。また、チューブ挿通穴29をも
つカッタ支持部材24に上記カッタ36を支持するとと
もに、このカッタ支持部材24を回転支持部材22によ
りコルゲートチューブ20の中心軸回りに回転可能に支
持するようにしたスリット形成装置14。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル等を束ね
た状態で保護するためのコルゲートチューブの管壁にス
リットを形成する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーブルの集束、保護のために
使用されるコルゲートチューブは、可撓性をもつ樹脂材
料等からなり、良好な屈曲性を得るために蛇腹状に形成
されるとともに、このコルゲートチューブを拡開するた
めにその管壁にスリットが形成されている。
【0003】従来、このスリットは、コルゲートチュー
ブの軸方向と平行な方向に形成されていたが、このよう
な形状のスリットではコルゲートチューブの拡開が容易
でなく、作業者に多大な負担を与える欠点がある。
【0004】そこで近年は、上記のような直線状のスリ
ットではなく、図4に示すような螺旋状のスリット40
を管壁に形成したコルゲートチューブ20が提供される
に至っている(例えば特開平7−135715号公報参
照)。このようなコルゲートチューブ20によれば、従
来のように直線状のスリットが形成されているコルゲー
トチューブに比べて拡開作業が容易であり、作業者の負
担を大幅に軽減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記コルゲートチュー
ブにおいて、その管壁にスリットを螺旋状に形成する作
業は容易でなく、このような作業を自動的かつ正確に実
行できる方法及び装置の開発が望まれている。
【0006】なお、上記公報には、螺旋状スリットをも
つコルゲートチューブについては記載されているもの
の、そのスリット形成手段については何ら記されていな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、コルゲートチューブの管壁に
螺旋状のスリットを形成する方法であって、スリット形
成用のカッタを所定軸回りに公転可能に支持し、このカ
ッタを上記コルゲートチューブにその軸方向に対して傾
斜する向きで切り込ませながらこのコルゲートチューブ
を上記カッタの公転中心軸に沿って移動させるものであ
る。
【0008】この方法では、スリット形成用のカッタを
コルゲートチューブにその軸方向に対して傾斜する向き
に切り込ませているので、この状態でコルゲートチュー
ブをその軸方向に移動させると、上記カッタにはコルゲ
ートチューブの周方向に切断抵抗が作用し、この切断抵
抗を受けたカッタは、コルゲートチューブの中心軸回り
に自動的に公転することとなる。このようなカッタの公
転とコルゲートチューブの移動とが同時に行われること
により、コルゲートチューブの管壁には螺旋状のスリッ
トが自動的に形成される。
【0009】また本発明は、コルゲートチューブの管壁
に螺旋状のスリットを形成するための装置であって、上
記コルゲートチューブがその軸方向に挿通可能なチュー
ブ挿通路を有し、このチューブ挿通路内に挿通されるコ
ルゲートチューブにその軸方向に対して傾斜する向きで
切り込み可能な位置にスリット形成用のカッタを支持す
るカッタ支持部材と、このカッタ支持部材を上記チュー
ブ挿通路内に挿通されるコルゲートチューブの中心軸回
りに回転可能に支持する回転支持部材とを備えたもので
ある。
【0010】この装置において、カッタ支持部材のチュ
ーブ挿通路内にコルゲートチューブを挿通させてこのコ
ルゲートチューブの管壁にカッタを切り込ませ、この状
態でコルゲートチューブをその軸方向に移動させれば、
この移動に伴って上記カッタにコルゲートチューブ周方
向の切断抵抗が作用し、このカッタとカッタ支持部材と
が一体にコルゲートチューブの中心軸回りに回転する。
このようなカッタ及びカッタ支持部材の回転とコルゲー
トチューブの移動とが同時に行われることにより、コル
ゲートチューブの管壁に螺旋状のスリットが自動的に形
成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の態様を図
1〜図3に基づいて説明する。
【0012】図3は、本発明装置を備えたコルゲートチ
ューブ製造装置の全体構成を示したものである。この装
置は、押出し成形装置10、蛇腹成形装置12、本発明
のスリット形成装置14、引取り装置16、及び巻取り
装置18を備えている。押出し成形装置10は、溶融樹
脂を用いて筒状のチューブを押出し成形するものであ
る。蛇腹成形装置12は、上記チューブの表面に凹凸を
与えて当該チューブを蛇腹状にするものであり、従来か
ら公知のものが適用可能である(例えば特開平6−13
9860号公報参照)。引取り装置16は、上記蛇腹成
形装置12からスリット形成装置14を通してコルゲー
トチューブ20を引張り、巻取り装置18に巻き取らせ
るものである。
【0013】図1及び図2に示すように、上記スリット
形成装置14は、回転支持部材22とカッタ支持部材2
4とを備えている。
【0014】回転支持部材22は、全体が中央にチュー
ブ挿通穴23をもつ筒状に形成されている。この回転支
持部材22には、コルゲートチューブ20の搬送方向上
流側から順に大径部25と小径部26とが形成されてお
り、大径部25がホルダ28を介して地盤側に支持され
ている。詳しくは、ホルダ28にもチューブ挿通穴27
が形成され、このチューブ挿通穴27と回転支持部材2
2のチューブ挿通穴23とが合致する相対位置でホルダ
28と大径部25とが連結されている。
【0015】カッタ支持部材24も、全体が中央にチュ
ーブ挿通穴(チューブ挿通路)29をもつ筒状に形成さ
れ、コルゲートチューブ20の搬送方向上流側から順に
大径部30と小径部31とを有している。大径部30
は、前記回転支持部材22の小径部26の外径よりも大
きい内径を有しており、この大径部30の内周面と上記
小径部26の外周面と間に軸受32が介設されている。
この構造により、チューブ挿通穴23,29同士が合致
する位置(すなわち同軸位置)で、これらチューブ挿通
穴23,29に挿通されるコルゲートチューブ20の中
心軸回りに回転可能にカッタ支持部材24全体が支持さ
れた状態となっている。
【0016】上記小径部31の筒壁には、コルゲートチ
ューブ20の軸方向に対して傾斜する方向に延びるカッ
タ挿通溝33が貫設されるとともに、このカッタ挿通溝
33のすぐ脇にこれと平行に延びるカッタ取付壁34が
径方向外側に突設されている。そして、上記カッタ挿通
溝33にスリット形成用のカッタ36が外側から挿入さ
れてチューブ挿通穴29内のコルゲートチューブ20の
管壁に切り込み可能な位置に位置決めされ、かつ、この
カッタ36が上記カッタ取付壁34とカッタ挾持板38
とに挟まれた状態でボルト37及びナット39により固
定されている。
【0017】より詳しくは、上記カッタ取付板34、カ
ッタ36、及びカッタ挾持板38にボルト挿通穴が形成
されており、これらのボルト挿通穴にボルト37を挿通
した状態でこのボルト37にナット39を締付けること
により、カッタ36が上記コルゲートチューブ20にそ
の軸方向に対して傾斜する向きで切り込み可能な位置に
固定されている。
【0018】次に、この装置の作用を説明する。
【0019】蛇腹成形装置12で蛇腹成形されたコルゲ
ートチューブ20は、まだその表面が比較的高温である
状態のまま、スリット形成装置14の各チューブ挿通穴
27,23,29に順に挿通されながら引取り装置16
により軸方向に引張られる。この時、カッタ36はコル
ゲートチューブ20にその軸方向に対して傾斜する向き
に切り込んでいるので、このコルゲートチューブ20の
移動に伴ってカッタ36にはコルゲートチューブ20の
周方向成分をもつ切断抵抗が作用する。その結果、この
カッタ36とカッタ支持部材24とは相互一体にコルゲ
ートチューブ20の中心軸回りに旋回する(すなわちカ
ッタ36がコルゲートチューブ20の中心軸回りに公転
する)。このようなカッタ36の公転とコルゲートチュ
ーブ20とが同時に行われることにより、コルゲートチ
ューブ20の管壁には、図4に示すような螺旋状のスリ
ット40が自動的かつ正確に形成されることになる。
【0020】すなわち、この方法及び装置によれば、特
別なカッタ旋回装置や制御装置を用いることなく、安価
な構造でスリット40を自動形成することができる。
【0021】なお、上記実施態様では、カッタ支持部材
24の大径部30を回転支持部材22の小径部26が内
側から支持するものを示したが、回転支持部材がカッタ
支持部材を外側から回転可能に保持するような構造にし
てもよい。
【0022】また、上記装置において、カッタ取付壁3
4をカッタ支持部材24に対してチューブ径方向の軸回
りに回動可能に構成すれば、この回動によってカッタ3
6の向きを変えることができ、その結果、螺旋ピッチを
変更することが可能になる。
【0023】また、図3に示した実施態様では、コルゲ
ートチューブ製造装置内にスリット形成装置14を組込
み、この製造装置に設置された引取り装置16を利用し
てチューブ挿通穴29内でのコルゲートチューブ20の
移送を行っているが、上記スリット形成装置14をコル
ゲートチューブ製造装置とは独立して設置し、専用の装
置でコルゲートチューブ20をその軸方向に移動させる
ようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、スリット形成用
のカッタを所定軸回りに公転可能に支持し、このカッタ
を上記コルゲートチューブにその軸方向に対して傾斜す
る向きで切り込ませながらこのコルゲートチューブを上
記カッタの公転中心軸に沿って移動させるようにしたも
のであるので、特別なカッタ公転手段や制御手段を用い
ることなく、安価な構造で、しかも自動的かつ正確に、
コルゲートチューブに螺旋状のスリットを形成できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線断面図である。
【図2】本発明にかかるコルゲートチューブのスリット
形成装置の一例を示す平面図である。
【図3】上記スリット形成装置を備えたコルゲートチュ
ーブ製造装置の全体図である。
【図4】螺旋状のスリットが形成されたコルゲートチュ
ーブの正面図である。
【符号の説明】
14 スリット形成装置 20 コルゲートチューブ 22 回転支持部材 24 カッタ支持部材 29 チューブ挿通穴(チューブ挿通路) 36 カッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲートチューブの管壁に螺旋状のス
    リットを形成する方法であって、スリット形成用のカッ
    タを所定軸回りに公転可能に支持し、このカッタを上記
    コルゲートチューブにその軸方向に対して傾斜する向き
    で切り込ませながらこのコルゲートチューブを上記カッ
    タの公転中心軸に沿って移動させることを特徴とするコ
    ルゲートチューブのスリット形成方法。
  2. 【請求項2】 コルゲートチューブの管壁に螺旋状のス
    リットを形成するための装置であって、上記コルゲート
    チューブがその軸方向に挿通可能なチューブ挿通路を有
    し、このチューブ挿通路内に挿通されるコルゲートチュ
    ーブにその軸方向に対して傾斜する向きで切り込み可能
    な位置にスリット形成用のカッタを支持するカッタ支持
    部材と、このカッタ支持部材を上記チューブ挿通路内に
    挿通されるコルゲートチューブの中心軸回りに回転可能
    に支持する回転支持部材とを備えたことを特徴とするコ
    ルゲートチューブのスリット形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112590154A (zh) * 2020-12-04 2021-04-02 长春百思特汽车零部件有限公司 一种波纹管的生产方法、生产装置及波纹管

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