JPH0986219A - 自動車エンジンの遠隔スタータ装置 - Google Patents
自動車エンジンの遠隔スタータ装置Info
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- JPH0986219A JPH0986219A JP26786795A JP26786795A JPH0986219A JP H0986219 A JPH0986219 A JP H0986219A JP 26786795 A JP26786795 A JP 26786795A JP 26786795 A JP26786795 A JP 26786795A JP H0986219 A JPH0986219 A JP H0986219A
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Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ギアポジションを手動変更するマニュアル
車においても使用可能な遠隔スタータ装置を提案するこ
と。 【解決手段】 リモートコントロールによりエンジンを
始動する車載のイグニッション制御装置は、ギア位置検
出センサおよびブレーキ位置検出センサからの出力が揃
ったときにイグニッションコイルへの通電を行う。ギア
位置検出センサは電磁波ビームを発生する手段と、電磁
波を入力して後段へ出力する手段とを備える。またブレ
ーキ位置検出センサは、サイドブレーキが有効ポジショ
ンまで引かれたときにON、OFFするリミットスイッ
チを使用する。また電磁波射出手段は単安定な射出では
なく断続的発振をする。
車においても使用可能な遠隔スタータ装置を提案するこ
と。 【解決手段】 リモートコントロールによりエンジンを
始動する車載のイグニッション制御装置は、ギア位置検
出センサおよびブレーキ位置検出センサからの出力が揃
ったときにイグニッションコイルへの通電を行う。ギア
位置検出センサは電磁波ビームを発生する手段と、電磁
波を入力して後段へ出力する手段とを備える。またブレ
ーキ位置検出センサは、サイドブレーキが有効ポジショ
ンまで引かれたときにON、OFFするリミットスイッ
チを使用する。また電磁波射出手段は単安定な射出では
なく断続的発振をする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車エンジンを離れた
場所から始動する遠隔スタータ装置に係り、特に作動条
件の安全を向上させるためのセンサ技術に関する。
場所から始動する遠隔スタータ装置に係り、特に作動条
件の安全を向上させるためのセンサ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は、バッテリの充電のため、ある
いは外気温が低下する冬期において、エンジンの暖機運
転を要する場合がある。しかしマンションや公団住宅の
高層階に住んでいる者にとっては、エンジン始動に際し
てわざわざ駐車場まで行くのは煩わしい場合が少なくな
く、このため従来から家の中からの遠隔操作でエンジン
を始動させるスタータ装置が提案されている(例えば特
開昭53−119527号)。これらの装置は基本的に
は図5に示すように、携帯可能なリモートコントローラ
1と、該コントローラ1によって制御されるイグニッシ
ョン装置2とを備え、イグニッション装置2は、コント
ローラ1から送信されたコマンド信号Sに基づいてイグ
ニッションコイル3への通電を行い、セルモータ4を駆
動し、エンジン5を始動させる。
いは外気温が低下する冬期において、エンジンの暖機運
転を要する場合がある。しかしマンションや公団住宅の
高層階に住んでいる者にとっては、エンジン始動に際し
てわざわざ駐車場まで行くのは煩わしい場合が少なくな
く、このため従来から家の中からの遠隔操作でエンジン
を始動させるスタータ装置が提案されている(例えば特
開昭53−119527号)。これらの装置は基本的に
は図5に示すように、携帯可能なリモートコントローラ
1と、該コントローラ1によって制御されるイグニッシ
ョン装置2とを備え、イグニッション装置2は、コント
ローラ1から送信されたコマンド信号Sに基づいてイグ
ニッションコイル3への通電を行い、セルモータ4を駆
動し、エンジン5を始動させる。
【0003】車載するイグニッション装置2は、原理的
には、コントローラ1からのコマンドSを受信する受信
装置と、受信装置からの出力によってイグニッションコ
イル3へ電源を供給するゲート回路と、エンジン始動後
にゲート回路を閉じる制御部を備えれば良い。従って新
車製造時に予めイグニッション回りに当該装置(2)を
配することも可能である。その場合には、イグニッショ
ン装置2は個別の独立パーツとする必要もなく、車載I
Cを共用させることによって前記ゲート回路、制御部を
構成することができる。
には、コントローラ1からのコマンドSを受信する受信
装置と、受信装置からの出力によってイグニッションコ
イル3へ電源を供給するゲート回路と、エンジン始動後
にゲート回路を閉じる制御部を備えれば良い。従って新
車製造時に予めイグニッション回りに当該装置(2)を
配することも可能である。その場合には、イグニッショ
ン装置2は個別の独立パーツとする必要もなく、車載I
Cを共用させることによって前記ゲート回路、制御部を
構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるスタ
ータ装置を遠隔操作するには、エンジン始動によって車
が不意に動き出すと非常に危険である。オートマチック
車はシフトレバーの位置を電気的に検出できる機構にな
っているが、ギアチェンジを手動操作するマニュアル車
ではシフトレバーの位置を検出できない。従って、従来
の遠隔スタータ装置は、オートマチック車を前提として
提案され、ギアチェンジを手動操作するマニュアル車に
は適用されなかった。
ータ装置を遠隔操作するには、エンジン始動によって車
が不意に動き出すと非常に危険である。オートマチック
車はシフトレバーの位置を電気的に検出できる機構にな
っているが、ギアチェンジを手動操作するマニュアル車
ではシフトレバーの位置を検出できない。従って、従来
の遠隔スタータ装置は、オートマチック車を前提として
提案され、ギアチェンジを手動操作するマニュアル車に
は適用されなかった。
【0005】そこで本発明の目的は、ギアポジションを
手動変更するマニュアル車においても使用可能な遠隔ス
タータ装置を提案する点にある。
手動変更するマニュアル車においても使用可能な遠隔ス
タータ装置を提案する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して課題
を達成するため本発明に係る自動車エンジンの遠隔スタ
ータ装置は、携帯可能なリモートコントローラと、該リ
モートコントローラから送出されたコマンド信号を受信
してエンジンを始動する車載のイグニッション制御装置
とを備える装置を技術的前提として、
を達成するため本発明に係る自動車エンジンの遠隔スタ
ータ装置は、携帯可能なリモートコントローラと、該リ
モートコントローラから送出されたコマンド信号を受信
してエンジンを始動する車載のイグニッション制御装置
とを備える装置を技術的前提として、
【0007】前記イグニッション制御装置は、シフトレ
バーがニュートラル位置にあるときに後段へ出力するギ
ア位置検出センサと、サイドブレーキが有効ポジション
にあるときに後段へ出力するブレーキ位置検出センサと
を備えるとともに、ギア位置検出センサおよびブレーキ
位置検出センサからの出力が揃ったときにイグニッショ
ンコイルへの通電を行う通電制御手段とを備える。
バーがニュートラル位置にあるときに後段へ出力するギ
ア位置検出センサと、サイドブレーキが有効ポジション
にあるときに後段へ出力するブレーキ位置検出センサと
を備えるとともに、ギア位置検出センサおよびブレーキ
位置検出センサからの出力が揃ったときにイグニッショ
ンコイルへの通電を行う通電制御手段とを備える。
【0008】そして前記ギア位置検出センサは、電磁波
ビームを発生する電磁波射出手段と、反射された電磁波
を入力して後段へ出力する電磁波入力出手段とを備える
とともに、電磁波射出手段および電磁波入力手段の近接
位置に、シフトレバーの動きにともなってポジションを
移動させる電磁波反射手段を備える場合がある。また前
記ブレーキ位置検出センサは、サイドブレーキが有効ポ
ジションまで引かれたときにONまたはOFFするリミ
ットスイッチを使用する場合がある。また電磁波射出手
段は単安定な射出ではなく断続的発振をすることがあ
る。
ビームを発生する電磁波射出手段と、反射された電磁波
を入力して後段へ出力する電磁波入力出手段とを備える
とともに、電磁波射出手段および電磁波入力手段の近接
位置に、シフトレバーの動きにともなってポジションを
移動させる電磁波反射手段を備える場合がある。また前
記ブレーキ位置検出センサは、サイドブレーキが有効ポ
ジションまで引かれたときにONまたはOFFするリミ
ットスイッチを使用する場合がある。また電磁波射出手
段は単安定な射出ではなく断続的発振をすることがあ
る。
【0009】
【作用】本発明に係る装置は、とくにマニュアル車のギ
アポジションおよびブレーキ状態を検出し、エンジンを
始動させても発進しない条件下でのみエンジンを始動さ
せる。安全条件の確認は、ギア位置検出センサとブレー
キ位置検出センサとによって行う。
アポジションおよびブレーキ状態を検出し、エンジンを
始動させても発進しない条件下でのみエンジンを始動さ
せる。安全条件の確認は、ギア位置検出センサとブレー
キ位置検出センサとによって行う。
【0010】ギア位置検出センサは、シフトレバーがニ
ュートラル位置にあるときに後段へ出力するものであ
り、他のギアポジションにあるときには出力しない。ま
たブレーキ位置検出センサは、サイドブレーキが有効ポ
ジションに位置するか否かを判別するもので、サイドブ
レーキの引き方が緩くブレーキが甘いときには後段への
出力はしない。
ュートラル位置にあるときに後段へ出力するものであ
り、他のギアポジションにあるときには出力しない。ま
たブレーキ位置検出センサは、サイドブレーキが有効ポ
ジションに位置するか否かを判別するもので、サイドブ
レーキの引き方が緩くブレーキが甘いときには後段への
出力はしない。
【0011】そしてイグニッションコイルへの通電を行
う通電制御手段は、ギア位置検出センサおよびブレーキ
位置検出センサからの出力が揃ったとき、すなわちシフ
トレバーがニュートラル位置にあり、かつサイドブレー
キが十分に引かれているときにイグニッションコイルへ
の通電を行いエンジンを始動させる。その他の条件では
エンジンは始動しない。
う通電制御手段は、ギア位置検出センサおよびブレーキ
位置検出センサからの出力が揃ったとき、すなわちシフ
トレバーがニュートラル位置にあり、かつサイドブレー
キが十分に引かれているときにイグニッションコイルへ
の通電を行いエンジンを始動させる。その他の条件では
エンジンは始動しない。
【0012】ギア位置検出センサは、電磁波の反射を利
用してポジション検出ができる。電磁波には、可視光、
赤外線、超音波を含み、通常の発光ダイオード、受光素
子(ホトトランジスタ等)を使用することが出来る。反
射手段は、これらのセンサ手段の近接位置であって、か
つシフトレバーの動きにともなってポジションを移動さ
せるように配置する。電磁波を反射できれば良いので、
反射手段は所定寸法の銀や金の膜材(フィルム)を使用
することが出来る。また電磁波の発振を断続的にするこ
とにより、エンジンスタート時のシフトレバー振動によ
る誤作動を防止できる。
用してポジション検出ができる。電磁波には、可視光、
赤外線、超音波を含み、通常の発光ダイオード、受光素
子(ホトトランジスタ等)を使用することが出来る。反
射手段は、これらのセンサ手段の近接位置であって、か
つシフトレバーの動きにともなってポジションを移動さ
せるように配置する。電磁波を反射できれば良いので、
反射手段は所定寸法の銀や金の膜材(フィルム)を使用
することが出来る。また電磁波の発振を断続的にするこ
とにより、エンジンスタート時のシフトレバー振動によ
る誤作動を防止できる。
【0013】またブレーキ位置検出センサとしてリミッ
トスイッチ(近接スイッチ)を使用する場合には、サイ
ドブレーキの有効ポジション位置にリミットスイッチを
固定し、サイドブレーキがその位置まで引かれたときに
接触によってON(OFF)させ、信号を出力させるこ
とが出来る。
トスイッチ(近接スイッチ)を使用する場合には、サイ
ドブレーキの有効ポジション位置にリミットスイッチを
固定し、サイドブレーキがその位置まで引かれたときに
接触によってON(OFF)させ、信号を出力させるこ
とが出来る。
【0014】尚、従来の自動車は、サイドブレーキのワ
イヤを車外に引き回していたため、ワイヤ凍結を虞れて
厳冬期にはサイドブレーキを引かないのが慣習になって
いたが、近時の車両はブレーキワイヤを車室内に通して
いるためサイドブレーキを最大限に引いても発進時の支
障はなくなっている。またシフトレバーは従来、ローま
たはバックに入れておくのが習慣であったが、これはサ
イドブレーキを引かないことを前提としていたためであ
り、サイドブレーキの凍結が心配ない条件が整っている
現在ではシフトレバーは夏期と同様ニュートラルに入れ
ておいて構わない。
イヤを車外に引き回していたため、ワイヤ凍結を虞れて
厳冬期にはサイドブレーキを引かないのが慣習になって
いたが、近時の車両はブレーキワイヤを車室内に通して
いるためサイドブレーキを最大限に引いても発進時の支
障はなくなっている。またシフトレバーは従来、ローま
たはバックに入れておくのが習慣であったが、これはサ
イドブレーキを引かないことを前提としていたためであ
り、サイドブレーキの凍結が心配ない条件が整っている
現在ではシフトレバーは夏期と同様ニュートラルに入れ
ておいて構わない。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1〜図4は、本発明に係る遠隔スタータ装
置のセンサ部の一例を示すものである。この遠隔スター
タ装置10は、従来装置と同様、携帯可能なリモートコ
ントローラ11と、車載のイグニッション装置12を備
え、またイグニッション装置12は受信装置16と、受
信装置16からの信号によってイグニッションコイル1
3へ電源を供給する通電制御回路17を備える。
説明する。図1〜図4は、本発明に係る遠隔スタータ装
置のセンサ部の一例を示すものである。この遠隔スター
タ装置10は、従来装置と同様、携帯可能なリモートコ
ントローラ11と、車載のイグニッション装置12を備
え、またイグニッション装置12は受信装置16と、受
信装置16からの信号によってイグニッションコイル1
3へ電源を供給する通電制御回路17を備える。
【0016】また冬期の不作動を防止するため、イグニ
ッション装置12の本体制御部分は樹脂等のケース30
に収納し、ケース30内部に温度センサ31と発熱抵抗
32とを設ける。イグニッション装置12を構成する電
子回路は、過剰品質によるコスト上昇を防止するため汎
用トランジスタや汎用集積回路を使用するのが望ましい
が、通常の電子回路は雰囲気温度が0℃程度まで低下す
ると作動不良を惹起する可能性が高い。そこで、温度セ
ンサ31によりケース内温度が例えば2℃まで低下した
ときには発熱抵抗32へ通電を行い、制御部本体の正常
な作動を確保する。温度センサ31はリードスイッチ
等、単体で設定温度のON、OFFを検出し、発熱抵抗
32を駆動できるものを使用することが好ましい。温度
制御は他の回路構成、例えばICによる制御も可能であ
るがコストが嵩むという難があるからである。
ッション装置12の本体制御部分は樹脂等のケース30
に収納し、ケース30内部に温度センサ31と発熱抵抗
32とを設ける。イグニッション装置12を構成する電
子回路は、過剰品質によるコスト上昇を防止するため汎
用トランジスタや汎用集積回路を使用するのが望ましい
が、通常の電子回路は雰囲気温度が0℃程度まで低下す
ると作動不良を惹起する可能性が高い。そこで、温度セ
ンサ31によりケース内温度が例えば2℃まで低下した
ときには発熱抵抗32へ通電を行い、制御部本体の正常
な作動を確保する。温度センサ31はリードスイッチ
等、単体で設定温度のON、OFFを検出し、発熱抵抗
32を駆動できるものを使用することが好ましい。温度
制御は他の回路構成、例えばICによる制御も可能であ
るがコストが嵩むという難があるからである。
【0017】通電制御回路17は、マニュアル車のシフ
トレバー41とサイドブレーキ42のポジションに基づ
いてエンジンスタートを制御する。遠隔操作によるエン
ジンスタートの条件は、マニュアル車のシフトレバー4
1がニュートラルにあり、サイドブレーキ42が有効位
置まで十分に引かれていることである。そこで各レバー
のポジションを検出するが、この実施例では、シフトレ
バー41の位置検出に発光素子45と受光素子46、お
よび反射フィルム47を使用する。
トレバー41とサイドブレーキ42のポジションに基づ
いてエンジンスタートを制御する。遠隔操作によるエン
ジンスタートの条件は、マニュアル車のシフトレバー4
1がニュートラルにあり、サイドブレーキ42が有効位
置まで十分に引かれていることである。そこで各レバー
のポジションを検出するが、この実施例では、シフトレ
バー41の位置検出に発光素子45と受光素子46、お
よび反射フィルム47を使用する。
【0018】反射フィルム47は、例えば表面に銀を使
用した薄膜紙を使用し、これをシフトレバー41の被覆
カバー48に貼着して配する。被覆カバー48は、シフ
トレバー41の動きに応じて僅かづつ位置を変えるの
で、当該カバー48に反射フィルム47を配しておけ
ば、シフトレバー41のギア位置は確実に検出すること
が出来る。但し、反射フィルム47を被覆カバー48の
上部に位置させると、とくに大型車の場合には検出誤認
を生じる可能性を残が残る。大型車の場合にはエンジン
始動に伴ってシフトレバーが左右に大きく振動するた
め、反射フィルム47の配設位置が高くなるほど振動幅
が大きくなり、シフトレバー41がニュートラルにあっ
たとしても、振動による反射フィルム47の位置ズレに
より、受光素子46は反射波を受光できないからであ
る。このため反射フィルム47の配設位置はできるだけ
被覆カバー48の底部にし、シフトレバー41の振動の
影響を受けないようにすることが望ましい。シフトレバ
ー41の振動影響は車種によって異なるため一概にはい
えないが、シフトレバー41の中間部より下側であれば
誤作動はほぼ生じない。
用した薄膜紙を使用し、これをシフトレバー41の被覆
カバー48に貼着して配する。被覆カバー48は、シフ
トレバー41の動きに応じて僅かづつ位置を変えるの
で、当該カバー48に反射フィルム47を配しておけ
ば、シフトレバー41のギア位置は確実に検出すること
が出来る。但し、反射フィルム47を被覆カバー48の
上部に位置させると、とくに大型車の場合には検出誤認
を生じる可能性を残が残る。大型車の場合にはエンジン
始動に伴ってシフトレバーが左右に大きく振動するた
め、反射フィルム47の配設位置が高くなるほど振動幅
が大きくなり、シフトレバー41がニュートラルにあっ
たとしても、振動による反射フィルム47の位置ズレに
より、受光素子46は反射波を受光できないからであ
る。このため反射フィルム47の配設位置はできるだけ
被覆カバー48の底部にし、シフトレバー41の振動の
影響を受けないようにすることが望ましい。シフトレバ
ー41の振動影響は車種によって異なるため一概にはい
えないが、シフトレバー41の中間部より下側であれば
誤作動はほぼ生じない。
【0019】一方、サイドブレーキ42が有効ポジショ
ンにあるか否かは、光学手段を使用するまでもなく機械
的なスイッチによっての判別が可能である。このため本
実施例では、サイドブレーキ42のポジション検出手段
としてリミットスイッチ49を使用する。予め設定した
位置よりもサイドブレーキ42が引かれているときには
ON(またはOFF)し、後段回路での信号処理を行え
ば良い。リミットスイッチ49はセンサ部が機械的な動
きで構成できるので、コスト的にも有利であり誤作動も
少ない。ブレーキの有効ポジションは車種や使用状態に
よって異なるから、個別に判断して位置決めするのが望
ましい。
ンにあるか否かは、光学手段を使用するまでもなく機械
的なスイッチによっての判別が可能である。このため本
実施例では、サイドブレーキ42のポジション検出手段
としてリミットスイッチ49を使用する。予め設定した
位置よりもサイドブレーキ42が引かれているときには
ON(またはOFF)し、後段回路での信号処理を行え
ば良い。リミットスイッチ49はセンサ部が機械的な動
きで構成できるので、コスト的にも有利であり誤作動も
少ない。ブレーキの有効ポジションは車種や使用状態に
よって異なるから、個別に判断して位置決めするのが望
ましい。
【0020】かかる遠隔スタータ装置によれば、マニュ
アル車であってもシフトレバー41とサイドブレーキ4
2のポジションに基づいてエンジン始動を制御すること
が出来るので、エンジン始動による不意の発進などの事
故を確実に防止することが出来、マニュアル車でも遠隔
スタータ装置を搭載することが可能となる。また新車製
造時に予め搭載させるだけでなく、既存車にも後日搭載
が容易であるから、どのような車種を有する人であって
も厳冬期における暖機運転の煩わしさを容易に解消する
ことが出来る。
アル車であってもシフトレバー41とサイドブレーキ4
2のポジションに基づいてエンジン始動を制御すること
が出来るので、エンジン始動による不意の発進などの事
故を確実に防止することが出来、マニュアル車でも遠隔
スタータ装置を搭載することが可能となる。また新車製
造時に予め搭載させるだけでなく、既存車にも後日搭載
が容易であるから、どのような車種を有する人であって
も厳冬期における暖機運転の煩わしさを容易に解消する
ことが出来る。
【0021】また温度センサ31と発熱抵抗32をケー
ス30内に設けることにより、北海道の厳冬期のように
外気温がマイナス30℃を下回る場合にも、イグニッシ
ョン装置12を確実に作動させることが可能となるの
で、低コスト高信頼の装置を容易に実現することが出来
ることになる。
ス30内に設けることにより、北海道の厳冬期のように
外気温がマイナス30℃を下回る場合にも、イグニッシ
ョン装置12を確実に作動させることが可能となるの
で、低コスト高信頼の装置を容易に実現することが出来
ることになる。
【0022】尚、本発明係るイグニッション装置は、シ
フトレバーおよびサイドブレーキの検出手段を限定され
ない。シフトレバーの検出に送受光素子を配する旨説明
したが、反射する電磁波によって位置検出が出来れば良
く、発光ダイオードやフォトトランジスタのような可視
光や赤外光の送受光手段に限定されず、超音波や磁力線
によってもビームの射出/受信の機能を実現することは
が可能である。またサイドブレーキの位置検出は、機械
的な近接スイッチに限らずシフトレバーと同様に電磁波
の送受信手段を使用しても構わない。反射手段はフィル
ムなくともミラー機能を営むものであれば良い。尚、薄
膜フィルムを使用して乱反射が生じても離隔距離が十分
に短い限り受光(受信)精度に問題は生じない。近接さ
せる距離としては例えば10cm以下である。
フトレバーおよびサイドブレーキの検出手段を限定され
ない。シフトレバーの検出に送受光素子を配する旨説明
したが、反射する電磁波によって位置検出が出来れば良
く、発光ダイオードやフォトトランジスタのような可視
光や赤外光の送受光手段に限定されず、超音波や磁力線
によってもビームの射出/受信の機能を実現することは
が可能である。またサイドブレーキの位置検出は、機械
的な近接スイッチに限らずシフトレバーと同様に電磁波
の送受信手段を使用しても構わない。反射手段はフィル
ムなくともミラー機能を営むものであれば良い。尚、薄
膜フィルムを使用して乱反射が生じても離隔距離が十分
に短い限り受光(受信)精度に問題は生じない。近接さ
せる距離としては例えば10cm以下である。
【0023】尚、本発明に係るスタータ装置は12ボル
ト電源車に限らず大型車等の24ボルト電源においても
使用可能である。とくに制御部ケースに発熱抵抗を搭載
させる場合であるが、3端子レギュレータ等の電源回路
を使用すれば同一回路構成によって同一機能を実現でき
る。
ト電源車に限らず大型車等の24ボルト電源においても
使用可能である。とくに制御部ケースに発熱抵抗を搭載
させる場合であるが、3端子レギュレータ等の電源回路
を使用すれば同一回路構成によって同一機能を実現でき
る。
【0024】また、すでに述べたように、エンジン始動
時にシフトレバーが大きく振動する大型車では、シフト
レバーの位置検出における誤作動の可能性が残る。この
ため前記実施例では反射フィルム47をシフトレバー4
1の下側に配することが望ましいとして説明したが、経
年使用の激しい大型車では、エンジンの調子によっては
予想し得ないような大きな振動をシフトレバーに与える
可能性がある。このとき、シフトレバーのポジション検
出を行うセンサが発光(発振)を単安定で行うと、シフ
トレバーはニュートラルに位置しているのに振動によっ
て反射フィルムが位置ズレを起こし、シフトレバーが他
のギアポジションにあると判断してイグニッションへの
通電を遮断する事態が生じ得る。
時にシフトレバーが大きく振動する大型車では、シフト
レバーの位置検出における誤作動の可能性が残る。この
ため前記実施例では反射フィルム47をシフトレバー4
1の下側に配することが望ましいとして説明したが、経
年使用の激しい大型車では、エンジンの調子によっては
予想し得ないような大きな振動をシフトレバーに与える
可能性がある。このとき、シフトレバーのポジション検
出を行うセンサが発光(発振)を単安定で行うと、シフ
トレバーはニュートラルに位置しているのに振動によっ
て反射フィルムが位置ズレを起こし、シフトレバーが他
のギアポジションにあると判断してイグニッションへの
通電を遮断する事態が生じ得る。
【0025】かかる誤認不作動を防止するため、本発明
に係る遠隔スタータ装置は、超音波を含む発光素子(発
振素子)の電磁波射出タイミングを不連続とし、断続的
な発光(発振)によってシフトレバーの位置ズレに基づ
く誤作動を防止する場合がある。例えば光や超音波の発
振タイミング(オンオフタイミング)を1secとすれ
ば、1秒発振後の1秒間は、受信(受振)が遮断された
状態にあるので、その間にシフトレバーが位置ズレを起
こしても通電制御回路17は、シフトレバーの位置ズレ
を検出せず、そのままイグニッションコイルへの通電を
継続する。この断続タイミングは車種によって設定値が
異なるが、廃車同然の車を除けば平均1秒の断続設定で
ほぼ完全に誤作動を防止することが出来た。従って発光
ダイオードや超音波発生装置を例えば1秒のパルスをも
って断続発振させることにより、位置誤認に基づく誤作
動の可能性をさらに低減することが可能となる。
に係る遠隔スタータ装置は、超音波を含む発光素子(発
振素子)の電磁波射出タイミングを不連続とし、断続的
な発光(発振)によってシフトレバーの位置ズレに基づ
く誤作動を防止する場合がある。例えば光や超音波の発
振タイミング(オンオフタイミング)を1secとすれ
ば、1秒発振後の1秒間は、受信(受振)が遮断された
状態にあるので、その間にシフトレバーが位置ズレを起
こしても通電制御回路17は、シフトレバーの位置ズレ
を検出せず、そのままイグニッションコイルへの通電を
継続する。この断続タイミングは車種によって設定値が
異なるが、廃車同然の車を除けば平均1秒の断続設定で
ほぼ完全に誤作動を防止することが出来た。従って発光
ダイオードや超音波発生装置を例えば1秒のパルスをも
って断続発振させることにより、位置誤認に基づく誤作
動の可能性をさらに低減することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
モートコントローラによる自動車エンジンの遠隔スター
タ装置が、ギアポジションを手動変更するマニュアル車
においても搭載可能となる。
モートコントローラによる自動車エンジンの遠隔スター
タ装置が、ギアポジションを手動変更するマニュアル車
においても搭載可能となる。
【図1】本発明に係る遠隔スタータ装置の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明に係る実施例の反射シールの取付例を示
す図である。
す図である。
【図3】図2に示す反射シールの取付位置を側面から示
す図である。
す図である。
【図4】本発明に係る実施例のリミットスイッチの取付
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】従来の遠隔スタータ装置の構成例を示す図であ
る。
る。
10 遠隔スタータ装置 11 リモートコントローラ 12 イグニッション装置 16 受信装置 13 イグニッションコイル 17 通電制御回路 30 ケース 31 温度センサ 32 発熱抵抗 41 シフトレバー 42 サイドブレーキ 45 発光素子 46 受光素子 47 反射フィルム 48 被覆カバー 49 リミットスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】携帯可能なリモートコントローラと、該リ
モートコントローラから送出されたコマンド信号を受信
してエンジンを始動する車載のイグニッション制御装置
とを備える自動車エンジンの遠隔スタータ装置におい
て、 前記イグニッション制御装置は、 シフトレバーがニュートラル位置にあるときに後段へ出
力するギア位置検出センサと、 サイドブレーキが有効ポジションにあるときに後段へ出
力するブレーキ位置検出センサとを備えるとともに、 ギア位置検出センサおよびブレーキ位置検出センサから
の出力が揃ったときにイグニッションコイルへの通電を
行う通電制御手段とを備えることを特徴とする自動車エ
ンジンの遠隔スタータ装置。 - 【請求項2】前記ギア位置検出センサは、電磁波を射出
する電磁波射出手段と、反射された電磁波を入力して後
段へ出力する電磁波入力出手段とを備えるとともに、電
磁波射出手段および電磁波入力手段の近接位置に、シフ
トレバーの動きにともなってポジションを移動させる電
磁波反射手段を備えることを特徴とする請求項1の自動
車エンジンの遠隔スタータ装置。 - 【請求項3】前記ブレーキ位置検出センサは、サイドブ
レーキが有効ポジションまで引かれたときにONまたは
OFFするリミットスイッチであることを特徴とする請
求項1および請求項2の自動車エンジンの遠隔スタータ
装置。 - 【請求項4】前記電磁波射出手段は、所定タイミングを
おいて電磁波を断続的に射出することを特徴とする請求
項1乃至請求項3の自動車エンジンの遠隔スタータ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26786795A JPH0986219A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自動車エンジンの遠隔スタータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26786795A JPH0986219A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自動車エンジンの遠隔スタータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986219A true JPH0986219A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17450741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26786795A Withdrawn JPH0986219A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自動車エンジンの遠隔スタータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986219A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7532959B2 (en) * | 2004-09-08 | 2009-05-12 | Dei Headquarters, Inc. | Manual transmission engine remote start system and method |
| CN108979926A (zh) * | 2017-05-31 | 2018-12-11 | 丰田自动车株式会社 | 远程起动系统、中心服务器和远程起动方法 |
| JP2021008883A (ja) * | 2020-10-19 | 2021-01-28 | トヨタ自動車株式会社 | リモート始動システム、センタサーバ、リモート始動方法 |
| US11319914B2 (en) | 2020-08-14 | 2022-05-03 | Hyundai Motor Company | Method and device for remotely starting manual transmission vehicle |
| WO2024171537A1 (ja) * | 2023-02-13 | 2024-08-22 | パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 | 表示装置 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26786795A patent/JPH0986219A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7532959B2 (en) * | 2004-09-08 | 2009-05-12 | Dei Headquarters, Inc. | Manual transmission engine remote start system and method |
| US12078138B2 (en) | 2017-05-31 | 2024-09-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Remote startup system, center server, and remote startup method |
| CN108979926A (zh) * | 2017-05-31 | 2018-12-11 | 丰田自动车株式会社 | 远程起动系统、中心服务器和远程起动方法 |
| JP2018204472A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | トヨタ自動車株式会社 | リモート始動システム、センタサーバ、リモート始動方法 |
| CN108979926B (zh) * | 2017-05-31 | 2021-08-10 | 丰田自动车株式会社 | 远程起动系统、中心服务器和远程起动方法 |
| US11162467B2 (en) | 2017-05-31 | 2021-11-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Remote startup system, center server, and remote startup method |
| US12221944B2 (en) | 2017-05-31 | 2025-02-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Remote startup system, center server, and remote startup method |
| US11761413B2 (en) | 2017-05-31 | 2023-09-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Remote startup system, center server, and remote startup method |
| US11788497B1 (en) | 2017-05-31 | 2023-10-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Remote startup system, center server, and remote startup method |
| DE102018112482B4 (de) | 2017-05-31 | 2024-09-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fernstartsystem, Zentralserver und Fernstartverfahren |
| US11319914B2 (en) | 2020-08-14 | 2022-05-03 | Hyundai Motor Company | Method and device for remotely starting manual transmission vehicle |
| JP2021008883A (ja) * | 2020-10-19 | 2021-01-28 | トヨタ自動車株式会社 | リモート始動システム、センタサーバ、リモート始動方法 |
| JP2022003253A (ja) * | 2020-10-19 | 2022-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | リモート始動システム、情報処理装置、リモート始動方法 |
| WO2024171537A1 (ja) * | 2023-02-13 | 2024-08-22 | パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 | 表示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |