JPH0986683A - シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置

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JPH0986683A
JPH0986683A JP7247979A JP24797995A JPH0986683A JP H0986683 A JPH0986683 A JP H0986683A JP 7247979 A JP7247979 A JP 7247979A JP 24797995 A JP24797995 A JP 24797995A JP H0986683 A JPH0986683 A JP H0986683A
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JP
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sheet
gear
sheet feeding
arm
feeding device
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JP7247979A
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Koji Takahashi
貢司 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソレノイドや電磁クラッチなどの高価なクラッ
チ手段を用いない、安価なシート給送装置を提供する。 【解決手段】シート給送時、分離ローラ軸10と共にア
ーム6がQ方向に回動し、第2のギヤ4とリフタギヤ2
cとの係合状態を完全に解除する。従って、リフタ2
は、リフタバネ3に押圧されて回動し、シートを分離ロ
ーラ10に押圧する。一方、シート給送待機時、分離ロ
ーラ軸10がP方向に回動すると、アーム6も分離ロー
ラ軸10と共に回動し、アーム6に回動可能に支持され
た第2のギヤ4がリフタギヤ2cに噛合して、リフタギ
ヤ2cが分離ローラ軸10に固定された第1のギヤ7に
連繋される。この際、アーム6にはリフタ2側から回動
を阻止する方向の抵抗が作用するため、アーム6と分離
ローラ軸10との間に介装したトルクリミッタが作動
し、アーム6の回動が停止する。その結果、リフタ2が
リフタバネ3に抗して押し下げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置,プリンタ,複写機等の画像形成装置に使用され、画
像形成装置の画像読取り部等にシートを給送するシート
給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート給送装置としては、図8に
示すように、分離ローラ201と分離パッド202との
組み合わせたものが広く知られている。この従来例は、
セットされたシートを分離ローラ201に中板203で
押圧するようになっている。この中板203は、シート
給送の待機状態の場合、図外のカムによって押し下げら
れており、シートを分離ローラ201に押圧しないよう
になっている。
【0003】中板203上にシートがセットされ、給紙
が開始されると、中板203を押し下げていたカムがソ
レノイドなどの図示せぬクラッチ手段によって回転させ
られ、中板203がフリーの状態になる。このフリーの
状態になった中板203は、図示せぬバネの力により上
昇させられ(付勢され)、シートを分離ローラ201に
対して押圧する。そして、中板203により分離ローラ
201に押圧されたシートは、その分離ローラ201に
よりシート給送方向(例えば、画像形成手段側)に送り
出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、カムの回動を制御するために、ソレノイドや
電磁クラッチなどの高価なクラッチ手段を使用してお
り、シート給送装置の製品価格の高騰を招来し、ひいて
はそのシート給送装置を使用する画像形成装置の製品価
格の高騰を招来するという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、ソレノイドや電磁クラ
ッチなどの高価なクラッチ手段を用いない、安価なシー
ト給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシート給送装置
は、シートを積載するシート積載手段と、該シート積載
手段上のシートを送り出す給送手段と、前記シート積載
手段上のシートを前記給送手段に押圧するシート押圧手
段と、を備えたシート給送装置であって、前記シート押
圧手段の取り付けられる入力部材と、前記給送手段の駆
動軸に連繋され、該駆動軸がシート給送方向と反対方向
に回動すると前記入力部材に係合して、前記シート押圧
手段のシート押圧状態を解除する歯車装置と、を備えた
ことを特徴としている。
【0007】又、本発明のシート給送装置は、前記歯車
装置が、前記駆動軸に取り付けられる第1のギヤと、該
第1のギヤに噛合して公転する第2のギヤと、前記駆動
軸に回転可能に取り付けられ、前記第1のギヤと第2の
ギヤとを連繋するアームと、該アームに作用する負荷が
所定以下の場合には該アームと前記駆動軸とを一体回動
させる一方、該アームに作用する負荷が所定以上の場合
には該アームと前記駆動軸との相対回動を許容するトル
クリミッタと、を備えたことを特徴としている。
【0008】又、本発明のシート給送装置は、前記歯車
装置が、前記駆動軸と平行に配置され、前記駆動軸と同
一方向に回動する支持軸と、該支持軸に取り付けられる
第1のギヤと、該第1のギヤに噛合して公転する第2の
ギヤと、前記支持軸に回転可能に取り付けられ、前記第
1のギヤと第2のギヤとを連繋するアームと、該アーム
に作用する負荷が所定以下の場合には該アームと前記支
持軸とを一体回動させる一方、該アームに作用する負荷
が所定以上の場合には該アームを前記支持軸との相対回
動を許容するトルクリミッタと、を備えたことを特徴と
している。
【0009】又、本発明のシート給送装置は、前記入力
部材が、前記シート押圧手段に取り付けられて、前記駆
動軸がシート給送方向と反対方向に回動すると前記第2
のギヤに噛合し、シート押圧手段のシート押圧状態を解
除させるギヤであることを特徴とする請求項1記載のシ
ート給送装置。
【0010】又、本発明のシート給送装置は、前記給送
手段によるシート給送時に、前記給送手段と共働して前
記シート積載手段上のシートを一枚づつに分離する分離
手段を備え、該分離手段がシート積載手段上のシートの
先端位置を規制するストッパ部を備えたことを特徴とし
ている。
【0011】又、本発明のシート給送装置は、前記給送
手段と前記駆動軸とをシート給送時に一体回動させるワ
ンウェイクラッチと、前記給送手段よりもシート搬送方
向下流側に配置され、前記給送手段よりも高速でシート
を搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0012】更に、本発明の画像形成装置は、上記のい
ずれかに記載のシート給送装置と、該シート給送装置に
より給送されたシートの画像情報を読み取る画像読み取
り手段と、を備えたことを特徴としている。
【0013】更に又、本発明の画像形成装置は、上記の
いずれかに記載のシート給送装置と、該シート給送装置
により給送されたシートに画像を形成する画像形成手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0014】(作用)本発明の構成によれば、駆動軸が
シート給送方向に回動すると、給送手段がシート押圧手
段により付勢されたシート積載手段上のシートを一枚づ
つ給送する。一方、駆動軸がシート給送方向と反対方向
に回動すると、歯車装置がシート押圧手段の入力部材に
係合して、シート押圧手段のシート押圧状態を解除する
ため、給送手段によってシート積載手段上のシートが給
送されることはない。
【0015】又、本発明の構成によれば、シート給送
時、駆動軸及び第1のギヤがシート給送方向に回動する
と、アームがトルクリミッタの作用により駆動軸及び第
1のギヤと共に回動する。その際、第2のギヤは、第1
のギヤに対して自転しながら公転する。その結果、シー
ト押圧手段側の入力部材と第2のギヤの係合が完全に解
除され、シート押圧手段がシートを給送手段側に押圧す
る。よって、給送手段は、シート積載手段上のシートを
一枚づつ給送する。一方、シート給送待機時、駆動軸と
第1のギヤがシート給送時と反対方向に回動すると、ア
ームがトルクリミッタの作用により駆動軸及び第1のギ
ヤと共に回動する。そして、アームは、第2のギヤがシ
ート押圧手段側の入力部材に係合し、シート押圧手段側
からその回動を阻止する方向に所定以上の抵抗を受ける
と、トルクリミッタの作用によりその回転を停止する。
その結果、第2のギヤが入力部材を駆動し、シート押圧
手段のシート押圧状態が解除される。よって、シート積
載手段上へのシートの積載又は取り出しが可能となる。
【0016】又、本発明によれば、シート搬送手段によ
り搬送される際、ワンウェイクラッチにより給送手段と
駆動軸との相対回動が許容され、給送手段がシートの動
きに従って作動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。 〈第1の実施の形態〉本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図7に基づき説明する。このうち、図1は、本実施
の形態を示すシート給送装置Kの要部斜視図である。図
2は、同シート給送装置Kの作動状態を示す要部斜視図
である。図3は同シート給送装置Kの要部平面図であ
る。図4は、同シート給送装置Kの側面側断面図であ
る。図5は、同シート給送装置Kの作動状態を示すタイ
ムチャート図である。図6は、同シート給送装置Kを使
用したファクシミリ装置の側面側断面図である。図7
は、同シート給送装置Kを使用したファクシミリ装置の
斜視図である。
【0018】(シート給送装置の構成)先ず、図1及び
図2において、シートを積載するシート積載手段として
の原稿台1には、リフタ(シート押圧手段)2が所定角
度回動できるように取り付けられている。このリフタ2
は、原稿台1の凹部1aに係合されており、その軸部2
1 の先端に扇形のリフタギヤ(入力部材としてのギヤ)
2cが固定されており、その軸部21 の先端部分2a,
2bが図外の装置本体側の軸受けに回動可能に支持され
ている(図3参照)。そして、このリフタ2の舌片状の
シート押圧部2eが、バネ3により図中上方に常時押圧
されている。
【0019】上記原稿台1及びリフタ2上に積載される
シートを送り出す給送手段としての分離ローラ12は、
バネクラッチ(ワンウェイクラッチ)13を介して分離
ローラ軸(駆動軸)10に係合されている。バネクラッ
チ13は、分離ローラ軸10がQ方向に回転する際に、
分離ローラ12にQ方向と反対方向(P方向)の負荷が
作用すると、分離ローラ軸10と分離ローラ12とを一
体回動させるように機能する。一方、バネクラッチ13
は、分離ローラ軸10がP方向に回転する際に、分離ロ
ーラにP方向と逆方向(Q方向)の負荷が作用すると、
分離ローラ軸10と分離ローラ12とを相対回動させる
ように機能する。又、バネクラッチ13は、分離ローラ
軸10がQ方向に回転する際に、分離ローラ12が分離
ローラ軸10よりも早く回転すると、分離ローラ軸10
と分離ローラ12とを相対回動させるように機能する。
【0020】上記分離ローラ軸10は、その端部が図外
の装置本体の軸受に回転できるように係合されている。
そして、この分離ローラ軸10のバネクラッチ13と対
向する部位には、該バネクラッチ13に係合する伝達コ
ア11が固定されており、この伝達コア11も分離ロー
ラ軸10の一部を構成している。又、この分離ローラ軸
10の前記リフタギヤ2cに対向する部位には、駆動源
としてのモータ30に分離ローラ軸10を介して連繋さ
れる第1のギヤ7が固定されている。そして、この分離
ローラ軸10には、第1のギヤ7の図中左側に位置する
ようにアーム6が取り付けられている。
【0021】アーム6は、第1のギヤ7との間に介装さ
れるトルクリミッタとしてのすり割り入りワッシャーや
皿形バネ(図示せず)から受ける摩擦抵抗により分離ロ
ーラ軸10と一体に回動するが、その摩擦抵抗よりも大
きな回動抵抗をうけると分離ローラ軸10に対して滑り
を生じる(相対回動する)。このアーム6の端部には、
前記第1のギヤ7に噛合する第2のギヤ4が支軸5を介
して回動可能に支持されている。そして、その第2のギ
ヤ4は、アーム6と共に分離ローラ軸10の回りを回動
して、リフタギヤ2cに噛合・離脱をして、モータ30
の回動力のリフタギヤ4への伝達・遮断を行うようにな
っている。尚、アーム6は、図2に示すように、図外の
装置本体側から延出するストッパ8に当接して、その回
動量が規制されるようになっている。又、上記第1のギ
ヤ7,アーム6,第2のギヤ4及びトルクリミッタによ
り歯車装置が構成されている。
【0022】次に、図1乃至図2に加え、図3乃至図4
を参照しつつ、本実施の形態に係るシート給送装置の構
成の説明を行う。
【0023】前記分離ローラ12と共働してシートを一
枚づつに分離する分離パッドホルダ15は、その端部か
ら延出する脚部151 の軸15a,15bを介して図外
の原稿台1側軸受部に回動可能に取り付けられている。
この分離パッドホルダ15は、その基部15dの分離ロ
ーラ12に対向する部位に分離パッド(分離手段)14
を備えており、バネ16により分離ローラ12側に常時
付勢されるようになっている。そして、この分離パッド
ホルダ15の基部側面15cは、原稿台1及びリフタ2
上にシートを積載した場合、シートの先端位置を規制す
るストッパ部として機能する。これにより、シートの姿
勢が整えられ、より一層正確かつ確実なシート給送が可
能となる。又、原稿台1上のシートの整列性が向上し、
原稿台1へのシートのセット作業が容易になる。
【0024】図4に示すように、分離ローラ12により
原稿台1上から送り出されるシートSは、搬送ローラ1
7及び該搬送ローラ17に従動する搬送コロ18により
Uターンパス19に沿って搬送され、さらに給紙ローラ
20及び該給紙ローラ20に従動する給紙コロ21によ
りコンタクトセンサ(画像読み取り手段)22の所定位
置まで搬送される。尚、搬送ローラ17及び搬送コロ1
8は、搬送手段を構成し、前記分離ローラ12よりも早
い速度でシートを搬送する。従って、搬送ローラ17及
び搬送コロ18により搬送されるシートにより前記した
分離ローラ12が連れ回される(オーバーランニングす
る)ことになり、シートの搬送速度が分離ローラ12の
速度に影響されず、シート搬送速度が安定する。そし
て、シートは、コンタクトセンサ22により画像情報を
読み取られた後、排紙ローラ23及び該排紙ローラ23
に従動する排紙コロ24により排紙トレイ25上に排出
される。尚、分離ローラ12と分離パッド14とのニッ
プ部の手前(図4中右側)には、シートの有無を検知す
るセンサDS26が配置されている。又、コンタクトセ
ンサ22の手前(図4中左側)には、シートの先端及び
後端を検知するセンサDESが配置されている。
【0025】(シート給送装置の動作)次いで、図1と
図2とを用いて本実施の形態に係るシート給送装置の基
本動作を説明する。
【0026】図1は、シート給送装置の原稿待ちの待機
状態を示している。同図以前の段階において、分離ロー
ラギヤ7と分離ローラ軸10は、矢印Pの向きに十分回
転しており、第2のギヤ4がP’の向きに回転してリフ
タギヤ2cを押し下げ、リフタ2がバネ3の押圧力に逆
らって下の位置(図1に示す位置)に待機している。こ
の状態において、一枚あるいは複数枚の原稿をその先端
が分離パッドホルダ15の基部側面(原稿先端位置を規
制するストッパ部)15cに突き当たるようにセットし
た後、装置の図示せぬ読取りスタートボタンを押すと、
図示せぬ駆動源によって分離ローラギヤ7と分離ローラ
軸10とが矢印Qの向きに回転する。
【0027】すると、アーム6は、分離ローラギヤ7に
連れ回り、図1中時計回り方向に回動するため、第2の
ギヤ4がリフタギヤ2cから離れる。それに応じてリフ
タ2がバネ16で付勢されて上昇し、図2に示すよう
に、シート(原稿)を分離ローラ12に対して押圧す
る。アーム6は、回転しすぎないようにストッパ8で所
定の回転位置に止められる。
【0028】一方、分離バネクラッチ13は、分離ロー
ラ軸10がQ方向に回動すると、分離ローラ軸10と固
着して回転する伝達コア11から分離ローラ12の胴体
へモータ30の回動力を伝達し、分離ローラ12を矢印
Qの向きに回転させる。シートSは、分離ローラ12と
分離パッド14との協働により最上位のものから一枚ず
つ分離されて送り出され、更に搬送ローラ17と搬送コ
ロ18とによりUターンパス19に沿って搬送され、画
像読取り部としてのコンタクトセンサ22へと搬送され
る(図4参照)。尚、図4は、リフタ2が上昇して、シ
ートが分離ローラ12に対して押圧されている状態のシ
ート給送装置の断面図を示している。
【0029】コンタクトセンサ22によるシートの画像
情報の読み取り作業が終了して、シートが排紙トレイ2
5へ排出されると、駆動源としてのモータ30が制御部
としてのCPU31により逆転させられ、分離ローラギ
ヤ7および分離ローラ軸10が矢印Pの向きに回転す
る。すると、アーム6が分離ローラギヤ7と共に回転
し、リフタギヤ2cと第2のギヤ4が噛合すると、アー
ム6に負荷が作用するため、アーム6の回動が停止し、
第2のギヤ4からリフタギヤ2c側にモータ30の回動
力が伝達される。その結果、リフタギヤ2cがP’方向
(図1中時計回り方向)と逆の向きに回転して、図1の
ように、リフタ2がバネ3の押圧力に抗して下の位置
(図1に示す最下位置)まで押し下げられる。尚、この
際、分離ローラ12は、分離パッド14に接触した状態
にあって、分離パッド14から回動を阻止するように摩
擦抵抗を受け、しかもバネクラッチ13の作用により分
離ローラ軸10との相対回動が許容されるため、回動を
停止した状態にある。よって、原稿台1上のシートが分
離ローラ12によりめくり上げられようなことがない。
【0030】リフタギヤ2cは、扇形に形成されている
ため、所定量回動すると第2のギヤ4との噛み合いが解
除される。その結果、モータ30からの回動力のリフタ
2側への伝達が遮断される。モータ30は、第2のギヤ
4とリフタギヤ2cとの噛合状態が解除された後も所定
量だけ回転した後、CPU31からの制御信号により停
止する。そして、シート給送装置は、原稿待ちの待機状
態となる。
【0031】尚、ここで、リフタギヤ2cは、リフタ2
が丁度良い位置に下がった状態でギヤ端部が現われるよ
うに扇形の形状を設定してあるので、リフタギヤ2cが
回転しすぎてしまうことはない。即ち、リフタ2は、原
稿台1に押圧されて破損するようなことがない。又、リ
フタギヤ2cは、図1中時計回り方向への回動が第2ギ
ヤ4に当接して阻止される。そのため、リフタ2の位置
が保持される。
【0032】以上のように、本実施の形態によれば、ソ
レノイドや電磁クラッチ等の高価な電気部品を使用しな
くても、単純な機械的機構でもってリフタ2を作動させ
ることができ、シート給送装置の小型化・低廉化を図る
ことができる。
【0033】(シート給送装置の制御状態)次いで、シ
ート給送装置の制御状態を、図5のタイミングチャート
図を用いて説明する。
【0034】この図5は、モータ(駆動源)30の正逆
転、スタートボタン、センサのon/off等のタイミ
ング・チャートを示すものである。同図中、motor
とあるのが図1のモータ30であり、cwがモータ30
の正転(図1の矢印Qの向き)を表すものであり、cc
wがモータ30の逆転(図1の矢印Pの向き)を表すも
のである。
【0035】この図5に示すように、シート後端がセン
サDS26を通過し、更に所定時間以上経過すると、
シート後端がセンサDES27を通過する(センサDE
S27がon状態からoff状態に移行する)。その
後、モータ30が所定時間だけ正回転する間に、シー
トは排紙トレイ25に完全に排出される。その後、モー
タ30は、0.5秒程度停止した後、所定時間だけ逆
回転する間に第1のギヤ7及び第2のギヤ4を介してリ
フタギヤ2cと連繋され、リフタギヤ2cを回転させて
リフタ2を下げ、原稿待ちの待機状態(図1に示す状
態)へと移行する。
【0036】なお、本実施の形態は、シート給送装置の
起動時などの初期化動作のときにも、所定時間だけモ
ータ30を逆回転させて待機状態へ移行するように、C
PU31によりモータ30等を制御している。
【0037】(シート給送装置を備えたファクシミリ装
置)次に、前記シート給送装置を使用したファクシミリ
装置について、図6及び図7に基づき詳述する。
【0038】図6は、本実施の形態に係るファクシミリ
装置全体の断面図である。又、図7は、同ファクシミリ
装置の外観を表す斜視図である。
【0039】シート(原稿)の画像情報を読み取る画像
読取り部103は、原稿台102(図1の原稿台1)上
に積載したシートを分離パッド106a(図1の分離パ
ッド14)とこれに圧接する分離ローラ106b(図1
の分離ローラ12)とで1枚ずつに分離して送り出す。
そして、送り出されたシートは、搬送ローラ106d
(図1の搬送ローラ17)と搬送コロ106c(図1の
搬送コロ18)とにより外シートガイド116と内シー
トガイド118の一部で構成されるUターンパス(図4
のUターンパス19)内を搬送される。尚、搬送コロ1
06cは、図外の押圧バネにより搬送ローラ106dに
押圧されている。又、図6において、105は表示部・
入力キー等により構成される操作部であり、106はシ
ート搬送部である。
【0040】そして、シートは、さらに給紙コロ106
e(図4の給紙コロ21)と給紙ローラ106f(図4
の給紙ローラ20)等で密着型イメージセンサ108
(図4のコンタクトセンサ22)に搬送され、シート押
圧部107で変形させられたシート押え板117の弾性
力により密着型イメージセンサ108に押圧されて、該
密着型イメージセンサ108により画像情報が読み取ら
れる。その後、シートは、排紙ローラ106h(図4の
排紙ローラ23)と排紙コロ106g(図4の排紙コロ
24)によって排紙トレイ109上に排出される。この
間、シートは、外シートガイド116と内シートガイド
118によりガイドされる。
【0041】原稿台102には、シートの搬送方向と直
角方向(シートの幅方向)にスライド可能なスライダ1
02aが設けられており、該スライダ102aによって
原稿台102上のシートの両サイドを揃えることができ
るようになっている。また、シートが長尺シートの場合
は、延長シートトレイ102bを開くことによって、シ
ートの後端部が原稿台102からはみ出して垂れ下がる
のを防止することができる。
【0042】レーザビームプリンタ等からなる記録装置
本体104は、制御部120(図1のCPU31)から
出力される画像信号に基づいて、レーザスキャナ110
の図示せぬレーザビーム発振器から変調信号を射出し、
この変調ビームをポリゴンミラー110bによって画像
形成部111の感光ドラム111aに走査光として照射
し、感光ドラム111a表面に画像情報を形成し、カセ
ット給紙部112から画像形成部111に給送された記
録用シートに画像情報を転写して定着した後、その記録
済シートをシート排紙部113に排紙するように構成さ
れている。
【0043】感光ドラム111aは、一次帯電器111
b,現像ローラ111c及びクリーニングブレード11
1dと共に記録カートリッジ111e内に一体に組み込
まれていて、装置本体101に対して着脱自在に構成さ
れている。そして、感光ドラム111aは、その表面が
一次帯電器111bにより均一に帯電され、ポリゴンミ
ラー110bからの走査光が折り返しミラー110cで
反射して照射されるとその表面に潜像が形成され、該潜
像が現像ローラ111cから供給されるトナーによって
顕像化されるようになっている。
【0044】画像形成部(画像形成手段)111の感光
ドラム111aの周辺部には転写帯電器111fが配置
されている。又、感光ドラム111aよりもシート搬送
方向下流側のシート搬送経路には、熱定着器111g及
び排紙ローラ111hが配置されている。
【0045】シートは、転写帯電器111fで感光ドラ
ム111a表面に形成されたトナー像が転写された後、
記録シート搬送部121に沿って搬送され、熱定着器1
11gでトナー像を定着されて、排紙ローラ111hに
よりシート排紙部113に排出されるようになってい
る。
【0046】シート搬送ガイド121aは、中央部に搬
送ベルト121b,121cをV字型に有しており、感
光ドラム111aの下流から熱定着器111gまでのシ
ート搬送を補助し、かつ、感光ドラム111aと熱定着
器111gの搬送経路長よりも短いシートもそのトナー
画像を乱すことなく搬送できるようになっている。
【0047】カセット給紙部112は、装置本体101
の底部に配設されている。給紙カセット112aに積載
されたシートは、中板112eが中板バネ112fによ
って図6中上方に付勢され、半円状の給紙ローラ112
bと、一対の図示せぬ分離爪によって1枚ずつ分離され
て(爪分離方式)、給紙カセット112aから送り出さ
れる。その後、シートは、カセット搬送ローラ対112
cにより搬送され、装置本体101の骨格をなす本体フ
レームの一部で構成されるシート搬送内ガイド1211
と、フロントカバー122に配置されたカバー側Uター
ンガイド1212 と、装置本体1に配置された本体側U
ターンガイド1213 によって反転される。さらに給送
中のシートは、レジストセンサ121fにより先端位置
を検知され、その先端が感光ドラム101aに形成され
たトナー像の先端と一致するように、給紙タイミングと
画像出力タイミングとが合わせられた後、転写帯電器1
11fと感光ドラム111aとの間に搬送される。
【0048】この記録用のシートは、シートサイズに合
わせて移動できるように装着されたシート規制板112
dにより、シートの側端面及び後端面が規制され、斜行
や送り不良を生じない。画像は、給紙カセット112a
に積載された記録用のシートの下面側に記録される。ま
た、記録用シートの有無やそのサイズは、図外のカセッ
トセンサにより検知される。
【0049】尚、実用化されているカセット112aの
一例としては、約250枚のシートの積載が可能であ
り、装置本体101に対して前面方向(図6中左方向)
に引き出されるように構成されている(フロントローデ
ィング方式)ものがある。また、そのカセット112a
は、A3,A4,A5,B4,B5,レター,リーガル
の7種類のサイズのシートを積載できるようになってい
る。
【0050】又、フロントカバーを外し、MP(マルチ
ペーパー)トレイ125をセットすることにより、はが
きや名刺を給紙することもできるようになる。例えば、
MPトレイ125は、約100枚のシート(はがき等)
の積載が可能である。
【0051】更に、図示されていないカセット給紙部1
12と同様の構成をもつ2段目カセット給紙部は、オプ
ションとして、カセット給紙部112に対して分離・結
合ができるようになっており、これによりファクシミリ
装置全体として約100枚から約600枚までのシート
の積載が可能となる。
【0052】装置本体101には、カートリッジカバー
114が開閉可能に設けられている。このカートリッジ
カバー114を開くことにより、記録カートリッジ11
1eを装置本体101の外部に引き出して交換できるよ
うになっている。また、カートリッジカバー114には
インターロック機構が設置されているため、カートリッ
ジカバー114が開いているか、又は記録カートリッジ
111eが装置本体101にセットされていない場合に
は記録装置本体104が作動しないようになっている。
【0053】また、記録カートリッジ111eに設けた
ドラム感光防止シャッター111iは、記録カートリッ
ジ111eの装置本体101へのセットと連動するよう
になっている。即ち、カートリッジカバー114を開
き、記録カートリッジ111eを装置本体101へセッ
トした時にシャッター111iが開くようになってい
る。一方、記録カートリッジ111eを装置本体101
から取り出した時にシャッター111iが閉じ、これに
より感光ドラム111aの不必要な感光が防止されるよ
うになっている。
【0054】また、記録中にジャムが発生した場合、カ
ートリッジカバー114,フロントカバー122,排紙
カバー123のいずれかを開けることにより、内部に滞
留しているシートを取り出すことができるようになって
いる。
【0055】仕切り部119は、画像読取り部103と
記録装置本体104を分離するダクトとなっている。こ
のダクトとして機能する仕切り部119は、図外のファ
ンによって空気が流されると、記録装置本体104から
発生した熱を放熱し、画像読取り部103が熱による悪
影響を受けるのを防止すると共に、シートから蒸散した
水蒸気が結露してシート上に滴下するのを防止してい
る。
【0056】密着型イメージセンサ108は、光源とし
てのLEDアレイからシート(原稿)の画像情報面に光
を照射し、画像情報面から反射した反射光をレンズでセ
ンサ素子に結合させて、シートの画像情報を読み取るも
のである。
【0057】尚、図7において、原稿台102には、原
稿支持面102b上のシート(原稿)の幅方向端部位置
を規制する規制板102aが幅方向にスライドできるよ
うに取り付けられている。
【0058】このように、本実施の形態に係るファクシ
ミリ装置は、前記のような小型化・低廉化されたシート
給送装置を備える結果、ファクシミリ装置としての小型
化・低廉化をも図ることができる。 〈第2の実施の形態〉前記第1の実施の形態は、分離ロ
ーラギヤ7とアーム6とを分離ローラ軸10に同軸に配
置する態様を示したが、第1のギヤ7とアーム6を取り
付けるための支持軸を分離ローラ軸10とは別に設ける
ようにしてもよい。この場合、リフタギヤ2cやアーム
6の配置の自由度が増し、装置構成に様々なバリエーシ
ョンをもたせることができる。 〈第3の実施の形態〉前記第1の実施の形態は、分離ロ
ーラ12のメカニカルワンウェイクラッチとしてバネク
ラッチ13を用いたが、バネクラッチ13の代わりにニ
ードルクラッチ等を用いてもよい。この実施の形態の場
合、バネクラッチ13を用いた前記第1の実施の形態の
場合に比べて、バネの変形等による故障の確率が下が
り、シート給送装置の信頼性、ひいては該シート給送装
置を備えた画像形成装置(例えば、ファクシミリ装置)
の信頼性が高まるという効果がある。 〈第4の実施の形態〉前記第1の実施の形態は、本発明
にかかるシート給送装置のリフタ上下動の機構をファク
シミリ装置の画像読取り部分に適用する態様を示した
が、複写機や電子ファイルの画像読取り部分、又は記録
用シートの給紙部分に適用してもよい。この場合も前記
第1の実施の形態と同様に、ソレノイドや電磁クラッチ
などの高価なクラッチ手段を用いない、小型化・低廉化
さえたシート給送装置の提供、ひいては小型化・低廉化
された複写機,電子ファイルの提供が可能となるという
効果がある。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート給
送装置は、ソレノイドや電磁クラッチなどの高価なクラ
ッチ手段を用いずに、シート積載手段上のシートを給送
手段側に付勢するシート押圧手段(リフタ)が単純な機
械的機構でもって作動させられ、確実なシート給送が可
能となるため、該装置の小型化・低廉化を図ることがで
きる。
【0060】又、本発明の画像形成装置は、上記のよう
なシート給送装置を備えているため、該画像形成装置自
体の小型化・低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシート給送装
置の要部斜視図(リフタ下降時)。
【図2】同シート給送装置の作動状態を示す要部斜視図
(リフタ上昇時)。
【図3】同シート給送装置の平面図。
【図4】同シート給送装置を使用したファクシミリ装置
の要部側面側断面図。
【図5】同シート給送装置の制御状態を示すタイムチャ
ート図。
【図6】ファクシミリ装置の側面側断面図。
【図7】同ファクシミリ装置の外観斜視図。
【図8】従来のシート給送装置の要部構成図。
【符号の説明】
1 原稿台(シート積載手段) 2 リフタ(シート押圧手段) 2c リフタギヤ(入力部材、ギヤ) 4 第2のギヤ(歯車装置) 6 アーム(歯車装置) 7 第1のギヤ(歯車装置) 10 分離ローラ軸(駆動軸) 12 分離ローラ(給送手段) 13 バネクラッチ(メカニカルワンウェイク
ラッチ) 14 分離パッド(分離手段) 15c 基部側面(ストッパ部) 17 搬送ローラ(搬送手段) 18 搬送コロ(搬送手段) 22 コンタクトセンサ(画像読み取り手段) 30 モータ(駆動源) 111 画像形成部(画像形成手段) K シート給送装置 S 原稿(シート)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシート積載手段と、 該シート積載手段上のシートを送り出す給送手段と、 前記シート積載手段上のシートを前記給送手段に押圧す
    るシート押圧手段と、 を備えたシート給送装置において、 前記シート押圧手段に取り付けられる入力部材と、 前記給送手段の駆動軸に連繋され、該駆動軸がシート給
    送方向と反対方向に回動すると前記入力部材に係合し
    て、前記シート押圧手段のシート押圧状態を解除する歯
    車装置と、 を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記歯車装置が、 前記駆動軸に取り付けられる第1のギヤと、 該第1のギヤに噛合して公転する第2のギヤと、 前記駆動軸に回転可能に取り付けられ、前記第1のギヤ
    と第2のギヤとを連繋するアームと、 該アームに作用する負荷が所定以下の場合には該アーム
    と前記駆動軸とを一体回動させる一方、該アームに作用
    する負荷が所定以上の場合には該アームと前記駆動軸と
    の相対回動を許容するトルクリミッタと、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記歯車装置が、 前記駆動軸と平行に配置され、前記駆動軸と同一方向に
    回動する支持軸と、 該支持軸に取り付けられる第1のギヤと、 該第1のギヤに噛合して公転する第2のギヤと、 前記支持軸に回転可能に取り付けられ、前記第1のギヤ
    と第2のギヤとを連繋するアームと、 該アームに作用する負荷が所定以下の場合には該アーム
    と前記支持軸とを一体回動させる一方、該アームに作用
    する負荷が所定以上の場合には該アームを前記支持軸と
    の相対回動を許容するトルクリミッタと、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装
    置。
  4. 【請求項4】前記入力部材が、前記シート押圧手段に取
    り付けられて、前記駆動軸がシート給送方向と反対方向
    に回動すると前記第2のギヤに噛合し、シート押圧手段
    のシート押圧状態を解除させるギヤであることを特徴と
    する請求項1記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記給送手段によるシート給送時に、前
    記給送手段と共働して前記シート積載手段上のシートを
    一枚づつに分離する分離手段を備え、 該分離手段がシート積載手段上のシートの先端位置を規
    制するストッパ部を備えたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記給送手段と前記駆動軸とをシート給
    送時に一体回動させるワンウェイクラッチと、 前記給送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、
    前記給送手段よりも高速でシートを搬送する搬送手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至請求項6のいずれか1
    項に記載のシート給送装置と、 該シート給送装置により給送されたシートの画像情報を
    読み取る画像読み取り手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至請求項6記載のいずれ
    か1項に記載のシート給送装置と、 該シート給送装置により給送されたシートに画像を形成
    する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP7247979A 1995-08-28 1995-09-26 シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置 Pending JPH0986683A (ja)

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DE69627767T DE69627767T2 (de) 1995-08-28 1996-08-27 Blattzuführvorrichtung
EP96113689A EP0761581B1 (en) 1995-08-28 1996-08-27 Sheet supplying apparatus
US08/697,665 US5909872A (en) 1995-08-28 1996-08-28 Sheet supplying apparatus with shift and auxiliary shift for sheet support

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009933A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 シャープ株式会社 給紙装置及び画像形成装置

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