JPH0986800A - 仮撚機のオートドッファ - Google Patents

仮撚機のオートドッファ

Info

Publication number
JPH0986800A
JPH0986800A JP26930895A JP26930895A JPH0986800A JP H0986800 A JPH0986800 A JP H0986800A JP 26930895 A JP26930895 A JP 26930895A JP 26930895 A JP26930895 A JP 26930895A JP H0986800 A JPH0986800 A JP H0986800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper tube
cradle
cam
shaft
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26930895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyasu Hirai
和保 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP26930895A priority Critical patent/JPH0986800A/ja
Publication of JPH0986800A publication Critical patent/JPH0986800A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ドッフィンク動作、糸切れ時の動
作及び糸掛け時の動作を区別して、各動作の制御の簡略
化を図るものである。 【解決手段】 本発明は、クレードル11に把持された
紙管に糸を巻取り、及び満管になった巻取パッケージ1
0と空紙管52との交換を行うドッフィング動作と、ド
ッフィング動作中に発生する糸切れ時の動作、及び糸切
れした糸を前記クレードル11の紙管に復元する糸掛け
時の動作とを含み、各動作が、カム32〜35,46の
回動角によって切り換えるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮撚機に用いられ
る紙管交換、或いは糸掛などを含む玉揚げ作業を自動的
に行う単錘独立型のオートドッファに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術の仮撚機においては、クリール
スタンドの給糸パッケージから繰り出される解撚状態の
糸を、仮撚装置で加熱しつつ仮撚して、巻取錘で巻き取
る。そして、巻取錘で巻き取られた満管の巻取パッケー
ジを取り出して空紙管と交換する装置としては、玉揚げ
が必要な時期に至った巻取パッケージをクレードルアー
ムで揺動してストッカーに貯留した後、チャッカーで紙
管ストッカーに貯留された空紙管を把持してクレードル
アームに供給するもので、機台に設けられたドッフィン
グアームにより全部の巻取パッケージを玉揚げする一斉
型ドッファや、機台に沿って走行する台車により順次玉
揚げを行う走行型ドッファが従来より使用されている。
そして近来にあっては、走行型ドッファよりも設置が容
易で汎用性に富み、且つ各錘毎の玉揚げが可能なシステ
ムとして、単錘独立型のオートドッファが提案されるに
至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の仮撚機のオートドッファは、カムの回動により、ク
レードルに把持された紙管に糸を巻取り、及び満管にな
った巻取パッケージと空紙管との交換を行うドッフィン
グ動作(玉揚げ動作)が一連に行われる。このため、紙
管で巻取られる糸が巻き取り途中で切れると、一連のド
ッフィング動作中の糸掛け動作までカムを回動した後
に、糸切れを復元させるための作業を行い、又は復元後
のドッフイング動作の初期時にカムを回動させる必要が
あるので、オートドッファの制御が複雑になるという問
題があった。そこで、本発明は、この問題を解決するた
めになされたもので、ドッフィング動作、糸切れ時の動
作及び糸掛け時の動作を区別して、各動作の制御を簡略
化することのできる仮撚機のオートドッファを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の仮撚機のオートドッファでは、請求項1に
おいて、クレードルに把持された紙管に糸を巻取り、及
び満管になった巻取パッケージと空紙管との交換を行う
ドッフィング動作と、前記ドッフィング動作中に発生す
る糸切れ時の動作、及び糸切れした糸を前記クレードル
の紙管に復元する糸掛け時の動作とを含み、前記各動作
が、カムの回動角によって切り換えるように構成したこ
とを特徴とするものである。これによれば、カムの回動
角を制御するだけで、ドッフィング動作、糸切れ時の動
作、及び糸掛け時の動作のそれぞれを区別することがで
きる。
【0005】請求項2において、請求項1のものに、前
記カムは、当該カムの回転角の最終位置で前記糸切れ時
の動作、糸掛け時の動作及び各動作の中断の別パターン
動作を得るための構成とされていると共に、前記ドッフ
ィング動作を、前記カムの最終位置の手前で折り返して
行うように構成されていることを特徴とするものであ
る。これによれば、カムの構成だけで、糸切れ時の動
作、糸掛け時の動作及び各動作の中断の別パターン動作
と、ドッフィング動作をと容易に区別することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る仮撚機のオートドッファについて、図面を参照して説
明する。図1は本発明の実施の形態における仮撚機の全
体構成を示す正面図、図2は本発明の実施の形態におけ
る仮撚機のオートドッファの構成を示す側面図、図3は
本発明の実施の形態における仮撚機のオートドッファの
構成を示す正面図、図4は本発明の実施の形態における
仮撚機のオートドッファの糸切断機構と糸掛機構の構成
を示す要部拡大上面図、図5は本発明の実施の形態にお
ける仮撚機のオートドッファのクレードルの構成を示す
断面図、図6は本発明の実施の形態における仮撚機のオ
ートドッファのサクションノズル開閉機構を示す断面
図、図7は本発明の実施の形態における仮撚機のオート
ドッファの作動を説明するためのタイモングチャートで
ある。
【0007】図1において、オートドッファは、仮撚機
1の本体側を構成する多数の巻取錘2,2,・・・のそ
れぞれに設けられたドッフィング装置3,3,・・・
と、各巻取錘2,2,・・・の並設方向に延びた駆動軸
4,5と、駆動軸4,5とドッフィング装置3,3,・
・・とを適宜接続・離間させるための接離機構たる電磁
クラッチ6,7とを主要部として構成されている。各巻
取錘2,2,・・・は、上中下の三段(図中上段の巻取
錘のみ示す)に並設され、それぞれ巻取パッケージ10
を保持するクレードル11と、紙管(巻取パッケージ1
0)に摩擦接触してこれを回転させるフリクションロー
ラ12と、巻き取られる糸をトラバースするためのトラ
バース装置13とが備えされている。そして、機台の一
端に制御手段たる制御盤14を含むコントロールエンド
15が設けられ、他端に各段の駆動軸4,5をそれぞれ
回転させるための駆動部16を含むドライブエンド17
が設けられている。また、各巻取錘2,2,・・・には
巻取時間を計測するためのドラッフィングタイマー18
が設けられ、巻取パッケージ10を巻き取りの経過時間
で定長管理するようになっている。すなわち、満巻きに
なると、ドッフィングタイマ18の信号で制御盤14が
駆動部16及び当該錘の電磁クラッチ6,7に作動指令
を出力するようになっている。そして、仮撚機1におい
て、満管となる時間は相当の長時間(例えば、10時
間)となるので、同時に複数の巻取錘2が満管となる場
合はほとんどないが、一つの巻取錘2がドッフィングを
行っているときは他の巻取錘2が満管となってもその電
磁クラッチ6,7を通電させるとこなく、先行のドッフ
ィングが終了した後に、引き続いて他の巻取錘2のドッ
フィングを行うように制御されている。すなわち、他の
満管の巻取錘2における誤作動を防ぎつつ、重複した玉
揚げを迅速に処理できるようにしている。
【0008】次に、図2乃至図6を参照して、本発明の
実施の形態における仮撚機1のオートドッファの詳細な
構成について説明する。
【0009】図2及び図3において、オートドッファは
ドッフィング装置としてクレードル11、糸切断機構2
1、サクションノズル開閉機構22、紙管供給機構23
及び糸掛機構24とを備え、駆動軸4,5に電磁クラッ
チ7,8の作動で接離されクレードル11、糸切断機構
21、サクションノズル開閉機構22、紙管供給機構2
3との作動のための駆動軸となる第1ドライブシャフト
25及び第2ドライブシャフト26とが設けられ、糸掛
機構24のための駆動手段は別個に備えられている。ま
た、トラバース装置13の近傍には、第1ドライブシャ
フト25により駆動される糸切断機構21と、サクショ
ンノズル27とが設けられている。また、第1ドライブ
シャフト25は、ギアGとクラッチ爪28を介してこの
第1ドライブシャフト25に並設されたフリーシャフト
30に連結されており、各シャフト25,26,30は
相互に並設されて固定フレーム31に回転可能に軸支さ
れている。そして、第1ドライブシャフト25に連結さ
れたフリーシャフト30は、中空軸30Aとこの中空軸
30A内に螺合された中実軸30Bとで構成される2重
軸体であって、その軸線方向に糸切断機構21の作動の
ための切断用カム32,クレードル11の作動のための
クレードル用第1、第2カム33,34,紙管供給機構
23及びサクションノズル開閉機構22の作動のための
開閉用カム35,クレードル11の開閉作動のためのク
レードル開閉用カム46とが配置され、このサクション
ノズル開閉用カム35側端にはプッシュ・プルソレノイ
ド47が配置されている。このプッシュ・プルソレノイ
ド47は、ロッド47Aの先端に付設したクラッチ爪2
8がギアGの側面に係合/離脱可能に、本体47Bが固
定フレーム31に取り付けられている。そして、中空軸
30Aに対して相対回転可能で軸方向に摺動のみ可能な
クラッチ爪28が、プッシュ・プルソレノイド47の作
動で前記ギアGの側面に係合し、中空軸30Aに遊嵌さ
せたギアGの回転力を、中空軸30Aを介して各カム3
2,33,34,35,36に伝達する。また、第2ド
ライブシャフト26は、紙管供給機構23等の作動のた
めの突出板部36が配置されている。
【0010】糸切断機構21は、フリーシャフト30の
中空軸30Aの一端側に取り付け固定された切断用カム
32の回動に連動して作動する第1クランク機構37と
を有し、切断用カム32は略1/2周に亘る大径部を有
したプロフィールで形成されて、第1クランク機構37
の切断用ローラ38が当接・係合している。第1クラン
ク機構37は切断用ローラ38を回動可能に軸支するL
字形状の支持部材39と、この支持部材39に連結され
るクランクロッド40とを有し、この支持部材39は固
定フレーム31に軸支された回転軸39AにこのL字形
の折曲り部分で回動自在に軸支され、クランクロッド4
0に固定されている。糸切断機構21は、図4に示すよ
うに、刃41を備えた糸導入溝42を有するカッター4
3を有し、このカッター43は、巻取中の糸道Y1(図
2に示す)を横断するように保持板44に取り付けられ
ている。また、保持板44はトラバース装置13の前端
において錘並設方向に設けられた回動軸45を介して第
1クランク機構37のクランクロッド40に回転自在に
軸支されている。そして、第1ドライブシャフト25の
回動によりフリーシャフト30が回動され、切断用ロー
ラ38が切断用カム32の大径部から外れたときに生じ
る段差によって、支持部材39を時計回りに回転して、
クランクロッド40を第1ドライブシャフト25側にス
ライドさせ、カッター43が押し下げられ、また、切断
用ローラ38と切断用カム32の大径部との係合で、支
持部材39を反時計回りに回転して、クランクロッド4
0を第1ドライブシャフト25から離間するようにスラ
イドさせ、カッター43が持ち上がる方向に保持板44
を揺動させるようになっている。すなわち、カッター4
3をトラバース中の糸道Y1のレベルに位置させること
で、糸が糸導入溝42に捕捉され、切断されるようにな
っている。
【0011】クレードル11は、各シャフト25,2
6,30と並行に延びて固定フレーム31を貫通する軸
ロッド50で回転可能に軸支された軸部51と、この軸
部51の両端からこれに直交する方向に延在され、紙管
52を把持するための紙管ホルダー53,53を有する
一対の固定アーム54,54と、一方の固定アーム54
に配置された可動アーム55とで構成されている。この
可動アーム55は、その途中にアーム長手方向に直交す
る方向の回動ピン56で固定アーム54に回動自在に取
り付けられ、フリーシャフト30の中空軸30Aに取り
付け固定されたクレードル開閉用カム46との連動でピ
ン回りに傾動するようになっている。回動ピン56には
戻しばね57が備えられ、この戻しばね57のばね力に
より閉じる方向に可動アーム55を付勢して固定アーム
54の内側に位置させている。また、各紙管ホルダー5
3,53とは、相互に対向するように軸受を介して回動
自在に固定アーム54と可動アーム55の先端側にそれ
ぞれ軸支されており、可動アーム55の紙管ホルダ53
はこの可動アーム55を有する固定アーム54に配置さ
れたシリンダー58を介して各シャフト25,26,3
0の延在方向に移動可能にされいる。そして、シリンダ
ー58のロッドを伸長することで各紙管ホルダ53,5
3との間隔を狭めて紙管52を把持し、このロッドを縮
めることで各紙管ホルダ53,53との間隔を広げて紙
管52の把持を解除する。
【0012】また、クレードル11の軸部51には、フ
リーシャフト30側に突出する突出部51Aが形成され
ており、この突出部51Aにはフリーシャフト30の延
在方向に延びるローラ軸60が取り付け固定されてい
る。ローラ軸60の両端にはクレードル用ローラ61,
61が回動自在に軸支されている。そして、クレドール
用第1カム33と第2カム34とは、クレードル11の
突起部51Aを間に介在させるようにフリーシャフト3
0の中空軸30Aに取り付け固定されておいる。そし
て、クレードル用第1カム33は、図5に示すように、
略三角形状に形成されて、その突起側が一方のクレード
ル用ローラ61に下側から当接・係合しており、第2カ
ム34は1/2周に亘って扇形状に形成されて、第1カ
ム33が当接・係合するクレードル用ローラ61と異な
るクレードル用ローラ61に当接・係合可能にされてい
る。また、第4カム34にはフリーシャフト30の延在
方向で突出部51Aから離間するように延びる回転軸6
2に回動自在に軸支された係合ローラ63が設けられて
おり、この係合ローラ63がクレードル11の軸ロッド
50に取り付け固定された爪部材64に当接・係合可能
にされている。この状態で、第1ドラブシャフト25
を、図5中において時計方向に回転すると、クレードル
用第2カム34の係合ローラ63が爪部材64に当接・
係合して、この爪部材64を第1カム33とクレードル
11間に張設された複数のばね65,65と、爪部材6
4と固定フレーム31間に張設されたばね66とのばね
力に抗して押し付けることでクレードル11が軸ロッド
50を軸心にしてフリクションローラ12側に回転さ
れ、また、第1ドライブシャフト25を、図5中におい
て反時計方向に回転すると、クレードル用第1カム33
がクレードル用ローラ61に当接・係合して、このクレ
ードル用ローラ61を押し付けることと各ばね65,6
5,66のばね力でフリクションローラ12から離間す
るように回転して後方へ展開させる。このとき、クレー
ドル11は固定アーム31からフリクションローラ12
側に突出する円周面を有する案内板部67が固定フレー
ム31に軸支された案内ローラ68で案内されながら回
転する。更に、クレードル11の後部には巻取パッケー
ジ10を図示しない搬送用コンベアに導く受部67が設
けられている。この受部67は、固定フレーム31上に
取り付けられており、この固定フレーム31の後方へ下
降傾斜した樋状のガイドレール68が取り付けられてい
る。すなわち、クレードル11から外された巻取パッケ
ージ10が、その紙管52両端をガイドレール68に拘
持された状態で、上記搬送用コンベアまで自重で転動さ
れるようになっている。
【0013】サクションノズル開閉機構22は、図6に
示すように、フリーシャフト30の中空軸30Aに取り
付け固定された開閉用カム35の回動に連動してサクシ
ョンノズル27の開閉作動、クレードル11で搬送され
た満管の巻取パッケージ10を仮撚機1外に開放する開
放機構80及び紙管供給機構24とを作動させる第2ク
ランク機構 81有し、開閉用カム35はこの大径部に
係合溝35A,35Bを有したプロフィールで形成され
ており、第2クランク機構81の開閉用ローラ82が係
合溝35A内に嵌合されている。第2クランク機構81
は開閉用ローラ82を回転自在に軸支する第1係合板8
3と、この第1係合板83とともに回転軸39Aを介し
て固定フレーム31に軸支された第2係合板85とを有
し、この第1係合板83の下端側にはサクションノズル
27に連結されるクランク棒86が取り付け固定され、
第2係合板85の上端側には開放機構80のストッパー
ラッチ100が回動自在に取り付けられている。尚、8
1Aは開閉用ローラ82の軸心と固定フレーム31との
間に張設されたばねである。また、サクションノズル2
7は、図4に示すように、糸切断機構21のカッター4
3の後端側に設けられており、糸切断機構21の保持板
44上に突出する吸引口87とこの吸引口87を開閉す
る開閉板88とで構成されており、この開閉板88が第
2クランク機構81のクランク棒86に連結されて開閉
可能にされている。また、サクションノズル27は糸切
断機構21のカッター43で切断された糸を吸引するた
めにサクションエア源(図示しない)に接続されてい
る。
【0014】また、糸掛機構23は、図4に示すよう
に、トラバース装置13の一側に設けられた糸掛レバー
90と、糸掛レバー90を回転させるためのロータリー
ソレノイド91とで構成されている。糸掛レバー90
は、トラバース装置13の上面に並行な取付板92に立
設された支軸93に基端が支持され、先端には糸を捕捉
する鉤部材94が取り付けられている。ロータリーソレ
ノイド91は支軸93の近傍に設けられ、その出力軸9
5に取り付けられたギヤ96が、支軸93のギヤ97に
噛合している。そして、ロータリーソレノイド91の駆
動で、糸掛レバー90は前方の待機位置(図中二点鎖
線)から後方へ約180度旋回し、その途中で、サクシ
ョンノズル27に保持されている糸Y2を捕捉して、紙
管52の一端の位置まで引き出すようになっている。紙
管52の一端側にはクレードル11の紙管ホルダー5
3,53があり、その紙管ボルダー53,53に切欠
(図示しない)が形成された円板98が設けられてい
る。すなわち、糸掛レバー90が糸Y2を引き出した状
態で、紙管52がフリクションローラ12との摩擦接触
で回転すると、この糸Y2が円板98に引っ掛けられ、
紙管52に巻き付くようになっている。この他、取付板
92には、糸掛レバー90が紙管52側に旋回したとき
にその側部に当接するストッパー99が設けられてい
る。
【0015】開放機構80は、サクションノズル開閉機
構22の第2係合板85に取り付けられたストッパーラ
ッチ100と、このストッパーラッチ100で一方向の
回転が規制される案内用ヒンジ板101と、案内用ヒン
ジ板101により第2ドライブシャフト26の回転が伝
達される満管止め用爪板体102(ストッパ)とを主要
部として構成されている。ストッパーラッチ100は、
各シャフト25,26,30の延在方向に直交する方向
で、フリーシャフト30上から第2ドラブシャフト26
の近傍まで延びる略Z字形状に形成されており、この第
2ドライブシャフト26側の端部にはストッパ用ローラ
103が摺動自在に軸支されている。また、案内用ヒン
ジ板101は、フリーシャフト30側からストッパーラ
ッチ100のストッパ用ローラ103に当接・係合し、
スロッパーラッチ100の延在方向に直交する方向(図
1において上下方向)に延びており、第2ドライブシャ
フト26側端にはフック104が形成され、この反対側
端が爪板体102に取り付けられている。105はスト
ッパーラッチ100とガイドレール68間の案内用ビン
ジ板101に一体形成された突起部、106は案内用ヒ
ンジ板101と固定フレーム31との間に張設されたば
ねである。また、第2ドライブシャフト26にはその半
径方向に突出する略三角形状の突出板部36が取り付け
固定されており、この突出板部36の先端にこのドライ
ブシャフト26の延在方向に突出する係合ピン107が
設けられている。そして、第2ドライブシャフト26が
時計方向に回転すると、所定角度の回転後にこの係合ピ
ン107が案内用ヒンジ板101のフック104に係合
して、案内用ヒンジ板101を下側に押し下げるように
回転する関係となっている。
【0016】一方、爪板体102は第1板部102Aと
第2板部102Bとが屈曲して略く字形状に形成されて
おり、各板部102A,102Bの屈曲側には扇状部1
02Cが一体形成されている。爪板体102はこのく字
形状の中央部を固定フレーム31に取り付けられた回転
軸108に回動自在に軸支されており、第1板部102
Aがガイドレール68と所定角度を有して貫通し、ま
た、第2板部102Bが紙管供給機構23の近傍に位置
するように固定フレーム31に固定されたストッパ部材
109に当接・係合している。そして、爪板体102に
は、第1板部102Aの先端から連続して略直角に折れ
曲がる爪板部110が一体形成されており、この爪板部
110はガイドレール68から紙管供給機構23側に突
出し、且つクレードル11で玉揚げされる満管の巻取パ
ッケージ10の紙管52端に係合・当接可能にされてい
る。更に、爪板体102はこの扇状部102Cに案内用
ヒンジ板101がピン接合されている。これにより、第
1ドライブシャフト25の回転で、ストッパーラッチ1
00のストッパ用ローラ103が案内用ヒンジ板101
から離間する方向に移動させて案内用ヒンジ板101を
回動自在な状態にすると共に、第2ドラブシャフト26
を時計方向に回転していくと、係合ピン107とフック
104との係合により案内用ヒンジ板101がストッパ
ーラッチ100から離間する方向(図1においては下方
向)に移動されることで、爪板体102を回転軸108
を軸心として時計回りに回転させてこの爪板部110を
ガイドレール68側に引っ込めてクレードル11で玉揚
げされた巻取パッケージ10のガイドレール68上の転
がりを許容し、第2ドラブシャフト26の反時計回りの
回転で爪板体102の爪板部110をガイドレール68
から突出させて巻取パッケージ10のガイドレール68
上の転がりを阻止するものである。
【0017】紙管供給機構23は、空紙管52を複数本
並べた状態で収納する紙管ストッカ115と、紙管スト
ッカ115を支持する支持ブラケット116とを備えて
いる。紙管ストッカ115はクレードル11側先端に紙
管52の転がりを規制する曲状爪部材115Aが取り付
けられており、支持ブラケット116を介して固定フレ
ーム31の回転軸108に回動自在に軸支されている。
支持ブラケット116には固定フレーム31の回転軸1
08を軸心として所定半径を有す切欠穴117が形成さ
れており、この切欠穴117内には爪板体102の第2
板部102B端に取り付けられたピン部材118が嵌め
込まれている。119は紙管ストッカ115と爪板体1
02のピン部材118との間に張設された第1戻しばね
であって、このばね力で爪板体102をストッパ部材1
09に付勢している。120はストッパ部材109と支
持ブラケット116との間に張設された第2戻しばねで
あって、このばね力で爪板体102をストッパ部材10
9に付勢している。これにより、爪板体102が、図2
中において時計方向に回転されて、このピン部材118
が各戻しばね119,120のばね力に抗して切欠穴1
17内を摺動していき、遂には、このピン部材118が
紙管供給機構23の支持ブラケット116に当接・係合
することで、紙管ストッカ115を時計回り方向に回転
させて曲状爪部材115A側を下方向にして傾斜して、
空紙管52にクレードル11の紙管ホルダ56,56間
に供給する。そして、爪板体102が所定角度だけ時計
回り方向に回転すると、第2ドライブシャフト26の係
合ピン107と案内用ヒンジ板101のフック104と
の係合が開放されるので、爪板体102と紙管ストッカ
115とが、各戻しばね119,120にばね力で回転
軸108を軸心として、図2中において反時計回り方向
に回転されて、ストッパ部材109に付勢される。
【0018】そして、制御盤14には、各機構21〜2
4の作動と、第1ドライブシャフト25,第2ドライブ
シャフト26,及びロータリーソレノイド91の回動を
司る所定プログラム(制御回路)が組み込まれており、
また、制御盤14の所定プログラムの実行により、巻取
錘2が以下に示す作動を行うことを可能とするように、
フリーシャフト30の各カム32,33,34,35,
46及び第2ドライブシャフト26の突起板部36の配
置が決定されている。
【0019】本発明の形態における仮撚機のオートドッ
ファは、以上のように構成されるが、次に、この仮撚機
のオートドッファの動作を、説明の便宜上、通常のドッ
フィング動作(玉揚げ時の動作)、糸切れ/糸掛け時の
動作のそれぞれについて、図7に基づいて説明する。
【0020】A.通常のドッフィング動作(玉揚げ時の
動作): (1)巻取錘2の一つが満管になると、そのドッフィン
グタイマ18の情報により制御盤14が第1ドライブシ
ャフト25モータ(図示しない)を駆動させるととも
に、糸掛機構24の糸掛レバー90を旋回させる。そし
て、第1ドライブシャフト25の回転によって、この回
転がフリーシャフト30に伝達されると、フリーシャフ
ト30の回転角度が0度と50度との間で、開閉用カム
35の係合溝35Aに係合している開閉用ローラ82が
開閉用カム35とともに回転されていき、第2クランク
機構81の第1係合板83を介してクランク棒86をフ
リーシャフト30側にスライドさせていくことで、段々
にサクションノズル27の吸引口87の開口面積を増大
しつつ開閉板88を作動させて開放状態にして、以後、
この状態が保持される。〔図7(a)のステップ1〕
【0021】(2)その後、第1ドライブシャフト25
の回転角度が50度を越えて回転すると、まず、切断用
カム32と第1リンク機構37の切断用ローラ38との
係合により、この切断用カム32との段差を切断用ロー
ラ38が乗り上げるように摺動することで、第1リンク
機構37の支持部材39が回転軸39Aを軸心として回
転させて、リンクロッド40をフリーシャフト30から
離間する方向にスライドさせる。これにより、第1リン
ク機構37のリンクロッド40のスライドが、回転軸4
5,保持板44を介してカッター43を持ち上げ、トラ
バースされていた糸が糸導入溝42に捕捉されて切断さ
れ、端糸がサクションノズル17の吸引口87に吸引さ
れ、以後、この状態が保持される。そして、糸が切断さ
れたタイミングで、クレードル用第1カム33がクレー
ドル用ローラ61に当接し、さらに回転移動することで
押動して、クレードル11を所定位置まで後方展開させ
て、紙管供給機構24による空紙管52の供給を可能と
し、以後、この状態が保持される。〔図7(a)のステ
ップ2〕
【0022】(3)次いで、第1ドライブシャフト25
が、更に回転してその回転角度が160度を越えると、
クレードル開閉用カム46とクレードル11の可動アー
ム555との当接・係合により、クレードル11の可動
アーム55が回動ピン55を軸心にして戻しばね57の
ばね力に抗して開状態にされると共に、シリンダ58の
ロッドを縮めるように作動することで紙管ホルダー5
3,53が相互に離間する状態になり、回転角度が22
0度になるまで回転する。これにより、各紙管ホルダー
53,53で把持されていた巻取パッケージ10がガイ
ドレール68上に載置され、その紙管52両端がガイド
レール68から突出する爪板体102の爪板部110に
当接・係合することで、巻取パッケージ10のガイドレ
ール68上での転動が規制される。〔図7(a)のステ
ップ3〕
【0023】(4)そして、第1ドライブシャフト25
の回転角度が220度となった時点で、第2ドライブシ
ャフト26のモータを駆動することで回転させると、こ
の回転角度が0度から50度との間で、第1ドライブシ
ャフト25の回転による第2クラッチ機構81の第2係
合板85に取り付けられているストッカーラッチ100
のストッパ用ローラ103がばね81Aのばね力等によ
り第2ドライブシャフト26側にスライドされて、この
ストッパ用ローラ103が案内用ヒンジ板101から離
間すると共に、第2ドライブシャフト26の係合ピン1
07が案内用ヒンジ板101のフック104に係合する
ことで、この案内用ヒンジ板101を介して爪板体10
2が回転軸108を軸心として戻しばね119,120
のばね力に抗して回転し、この爪板部110がガイドレ
ール68の下方側に引っ込む状態にされ、この状態が保
持される。これにより、ガイドレール68上の巻取パッ
ケージ10がその紙管52の両端をガイドレール68に
拘持された状態で、上記搬送用コンベアまで自重で転動
される。〔図7(b)のステップ4〕 次いで、第2ドライブシャフト26の回転角度が50度
を越えて150度まで回転する間に、案内用ヒンジ板1
01を介して回転される爪板体102のピン部材118
が紙管供給機構24の支持ブラケット116に切欠穴1
17を介して当接・係合することで、紙管ストッカ11
5を回転させていき、この曲状爪部材115A側を下方
向に傾斜させて、空紙管52をクレードル11に供給す
る。〔図7(b)のステップ5〕
【0024】(5)第1ドライブシャフト25が220
度回転され、また、第2ドライブシャフト26が150
度回転されると、第1ドライブシャフト25のみを逆回
転させる。そして、第1ドライブシャフト25が逆回転
されると、まず、クレードル開閉用カム46とクレード
ル11の可動アーム55との当接・係合の解除にとり、
クレードル11の可動アーム55が回動ピン55を軸心
にして戻しばね57のばね力により閉状態にされると共
に、シリンダ58のロッドを伸長するように作動するこ
とで、空紙管ストッカ115からの空紙管52を把持す
る。〔図7(a)のステップ6〕
【0025】(6)そして、第1ドライブシャフト1の
回転角度が220度から160度を越えて50度となる
まで逆回転されると、クレードル用第2カム34の係合
ローラ63が爪部材64に当接して、さらに回転移動す
ることで押動して、クレードル11をフリクションロー
ラ12側に回転して、紙管ホルダー53,53で把持さ
れている空紙管52をフリクションローラ12に接触さ
せて摩擦回転させる。次いで、空紙管52がフリクショ
ンローラ12に摩擦回転されたタイミングで、切断用カ
ム32と第1リンク機構37の切断用ローラ38との係
合が解除され、段差により第1リンク機構37の支持部
材39が回転軸39Aを軸心として逆回転され、リンク
ロッド40をフリーシャフト30側にスライドさせる。
これにより、第1リンク機構37のスライドが、回転軸
45,保持板44を介してカッター43を押し下げる。
〔図7(a)のステップ7〕 また、糸切断機構23のカッター43が押し下げられた
タイミングで、第2ドライブシャフト26を逆回転させ
る。そして、第2ドライブシャフト26の回転角度が1
50度から50度の間で逆回転されると、この係合ピン
107と案内用ヒンジ板101との係合により、爪板体
102が各戻しばね119,120のばね力とともに逆
回転され、このピン部材118と紙管供給機構24の支
持ブラケット116の切欠穴117との係合により回転
軸108を軸心にして、爪板体102とともに紙管スト
ッカ115に逆回転されて紙管供給前の状態にされる。
〔図7(b)のステップ8〕
【0026】(7)第1ドライブシャフト25の回転角
度が50度から0度となるまで逆回転されると、開閉用
カム35の係合溝35Aに係合している開閉用ローラ8
2が開閉用カム35とともに逆回転されていき、第2ク
ランク機構81の第1係合板83を介してクランク棒8
6をフリーシャフト30から離間する方向にスライドさ
せていくことで、段々にサクションノズル27の吸引口
87の開口面積を減少していくように開閉板88を作動
させて閉状態にするとともに、糸掛機構24の糸掛レバ
ー90を旋回させて、サクションノズル27に保持され
ていた糸Y2が紙管ホルダー53,53に渡されて紙管
52に巻き取られ、引き続きトラバース装置13により
トラバースされて本巻きが開始される。〔図7(a)の
ステップ9〕 また、第2ドライブシャフト26の回転角度が50度か
ら0度となるまで逆回転されると、この係合ピン107
と案内用ヒンジ板101のフック104との係合が解除
されるので、爪板体102は各戻しばね119,120
のばね力により逆回転されてストッパ部材109まで戻
され、ストッパーラッチ100のストッパ用ローラ10
3は第1ドライブシャフト25の逆回転によりフリーシ
ャフト30側に移動されて、遂には、このストッパ用ロ
ーラ103が案内用ヒンジ板101に当接・係合する。
これにより、爪板体102の爪板部110がガイドレー
ル68から突出して巻取パッケージ10のガイドレール
68上の転動を規制する状態となる。〔図7(b)のス
テップ10〕 そして、再び、巻取錘2の一つが満管になると、上記
(1)乃至(7)に記載した手順で、仮撚機のオートド
ッファの玉揚げ作動が、順次行われる。
【0027】(8)また、仮撚機1による一連に行われ
ている、通常の玉揚げ作動を終了させる(仮撚機1の作
動を停止させる)ためには、上記(6)及び(7)記載
の如く、サクションノズル27の吸引口87を閉状態に
し、紙管ストッカ115に逆回転されて紙管供給前に、
また、爪板体102の爪板部110をガイドレール68
から突出させて巻取パッケージ10の転動を規制する状
態にした後、仮撚機1による一連の玉揚げ作動を終了
(停止)させる。
【0028】B.糸切れ/糸掛け時の動作:何らかの原
因で、フリクションローラ12との摩擦回転によりクレ
ードル11の紙管ホルダー53,53で把持されている
紙管52に本巻きされている糸が切れると、この紙管5
2に糸が巻き取られない状態になる。このような糸切れ
状態になると、 (a)まず、制御盤14が第1ドライブシャフト25モ
ータ(図示しない)を駆動させるとともに、糸掛機構2
4の糸掛レバー90を旋回させる。そして、第1ドライ
ブシャフト25の回転によって、この回転がフリーシャ
フト30に伝達されると、フリーシャフト30の回転角
度が0度と50度との間で、開閉用カム35の係合溝3
5Aに係合している開閉用ローラ82が開閉用カム35
とともに回転されていき、第2クランク機構81の各係
合板83,85を介してクランク棒86をフリーシャフ
ト30側にスライドさせていくことで、段々にサクショ
ンノズル27の吸引口87の開口面積を増大しつつ開閉
板88を作動させて開放状態にして、以後、この状態が
保持される。〔図7(a)のステップ1〕
【0029】(b)その後、第1ドライブシャフト25
の回転角度が50度を越えて回転すると、まず、切断用
カム32と第1リンク機構37の切断用ローラ38との
係合により、この切断用カム32との段差を切断用ロー
ラ38が乗り上げるように摺動することで、第1リンク
機構37の支持部材39が回転軸39Aを軸心として回
転させて、リンクロッド40をフリーシャフト30から
離間する方向にスライドさせる。これにより、第1リン
ク機構37のリンクロッド40のスライドが、回転軸4
5,保持板44を介してカッター43を持ち上げ、以
後、この状態が保持される。そして、カッター43の持
ち上げのタイミングで、クレードル用第1カム33がク
レードル用ローラ61に当接し、さらに回転移動するこ
とで押動して、クレードル11を所定位置まで後方展開
させて、紙管供給機構24による空紙管52の供給を可
能とし、以後、この状態が保持される。〔図7(a)の
ステップ2〕
【0030】(c)次いで、第1ドライブシャフト25
が、更に回転してその回転角度が160度を越えると、
クレードル開閉用カム46とクレードル11の可動アー
ム555との当接・係合により、クレードル11の可動
アーム55が回動ピン55を軸心にして戻しばね57の
ばね力に抗して開状態にされると共に、シリンダ58の
ロッドを縮めるように作動することで紙管ホルダー5
3,53が相互に離間する状態になり、回転角度が22
0度になるまで回転する。これにより、各紙管ホルダー
53,53で把持されていた巻取パッケージ10がガイ
ドレール68上に載置され、その紙管52両端がガイド
レール68から突出する爪板体102の爪板部110に
当接・係合することで、巻取パッケージ10のガイドレ
ール68上での転動が規制される。〔図7(a)のステ
ップ3〕
【0031】(d)そして、第1ドライブシャフト25
の回転角度を、220度から270度まで回転させる
と、切断用カム32と第1リンク機構37の切断用ロー
ラ38との係合が解除され、段差により第1リンク機構
37の支持部材39が回転軸39Aを軸心として逆回転
され、リンクロッド40をフリーシャフト30側にスラ
イドさせる。これにより、第1リンク機構37のスライ
ドが、回転軸45,保持板44を介してカッター43を
押し下げられるとともに、開閉用カム35の係合溝35
Aに係合している開閉用ローラ82がこの係合溝35A
から抜け出すことで、開閉用カム35の係合溝35Aと
開閉用ローラ82の係合が解除されるので、これまで圧
縮されていたばね81Aのばね力で第1係合板83がク
ランク棒86をフリーシャフト86側にスライドさせる
ように回転するので、段々にサクションノズル27の吸
引口87の開口面積を減少していくように開閉板88を
作動させて閉状態にする。〔図7(a)のステップ1
1〕 次いで、第1ドライブシャフト25の回転角度を、36
0度(0度)となるまで回転して、この状態に保持する
とともに、仮撚機1のオペレータ(作業者)による復帰
が行われる。すなわち、仮撚機1のオペレータが、切断
された糸の先端部分を糸掛機構23の糸掛レバー90に
糸の先端を掛けて、作動を完了する。
【0032】そして、上記の如く、何らかの原因で糸が
切れて、オぺレータの復帰が行われた後、上記(d)記
載の状態にあるクレードル11に紙管52を把持して糸
の本巻きを、再び行うには、 (e)第1ドライブシャフト25を360度から270
度、及び220度まで逆回転すると、切断用カム32で
第1リンク機構37を駆動してカッター43を持ち上げ
状態にすると共に、開閉用カム35の係合溝35Aと第
2リンク機構85の開閉用ローラ82との係合により、
第2リンク機構81が駆動してサクションノズル27の
吸引口87を開放状態にする。〔図7(a)のステップ
12〕
【0033】(f)そして、第1ドライブシャフト25
の回転角度が220度まで逆回転された時点で、第2ド
ライブシャフト26のモータ(図示しない)を駆動する
ことで0度から50度の範囲で回転させると、第2ドラ
イブシャフト26の係合ピン107が案内用ヒンジ板1
01のフック104に係合することで、この案内用ヒン
ジ板101を介して爪板体102が回転軸108を軸心
として戻しばね119,120のばね力に抗して回転
し、この爪板部110がガイドレール68の下方側に引
っ込む状態にされ、この状態が保持される。これによ
り、ガイドレール68上の巻取パッケージ10がその紙
管52の両端をガイドレール68に拘持された状態で、
上記搬送用コンベアまで自重で転動される。〔図7
(b)のステップ4〕 次いで、第2ドライブシャフト26の回転角度が50度
を越えて150度まで回転する間に、案内用ヒンジ板1
01を介して回転される爪板体102のピン部材118
が紙管供給機構24の支持ブラケット116に切欠穴1
17を介して当接・係合することで、紙管ストッカ11
5を回転させていき、この曲状爪部材115A側を下方
向に傾斜させて、空紙管52をクレードル11に供給す
る。〔図7(b)のステップ5〕
【0034】(g)第1ドライブシャフト25が220
度回転され、また、第2ドライブシャフト26が150
度回転されると、第1ドライブシャフト25のみを逆回
転させる。そして、第1ドライブシャフト25が逆回転
されると、まず、クレードル開閉用カム46とクレード
ル11の可動アーム55との当接・係合の解除にとり、
クレードル11の可動アーム55が回動ピン55を軸心
にして戻しばね57のばね力により閉状態にされると共
に、シリンダ58のロッドを伸長するように作動するこ
とで、空紙管ストッカ115からの空紙管52を把持す
る。〔図7(a)のステップ6〕
【0035】(h)そして、第1ドライブシャフト1の
回転角度が220度から160度を越えて50度となる
まで逆回転されると、クレードル用第2カム34の係合
ローラ63が爪部材64に当接して、さらに回転移動す
ることで押動して、クレードル11をフリクションロー
ラ12側に回転して、紙管ホルダー53,53で把持さ
れている空紙管52をフリクションローラ12に接触さ
せて摩擦回転させる。次いで、空紙管52がフリクショ
ンローラ12に摩擦回転されたタイミングで、切断用カ
ム32と第1リンク機構37の切断用ローラ38との係
合が解除され、段差により第1リンク機構37の支持部
材39が回転軸39Aを軸心として逆回転され、リンク
ロッド40をフリーシャフト30側にスライドさせる。
これにより、第1リンク機構37のスライドが、回転軸
45,保持板44を介してカッター43を押し下げる。
〔図7(a)のステップ7〕 また、糸切断機構23のカッター43が押し下げられた
タイミングで、第2ドライブシャフト26を逆回転させ
る。そして、第2ドライブシャフト26の回転角度が1
50度から50度の間で逆回転されると、この係合ピン
107と案内用ヒンジ板101との係合により、爪板体
102が各戻しばね119,120のばね力とともに逆
回転され、このピン部材118と紙管供給機構24の支
持ブラケット116の切欠穴117との係合により回転
軸108を軸心にして、爪板体102とともに紙管スト
ッカ115に逆回転されて紙管供給前の状態にされる。
〔図7(b)のステップ8〕
【0036】(i)第1ドライブシャフト25の回転角
度が50度から0度となるまで逆回転されると、開閉用
カム35の係合溝35Aに係合している開閉用ローラ8
2が開閉用カム35とともに逆回転されていき、第2ク
ランク機構81の第1係合板83を介してクランク棒8
6をフリーシャフト30から離間する方向にスライドさ
せていくことで、段々にサクションノズル27の吸引口
87の開口面積を減少していくように開閉板88を作動
させて閉状態にするとともに、糸掛機構24の糸掛レバ
ー90を旋回させて、サクションノズル27に保持され
ていた糸Y2が紙管ホルダー53,53に渡されて紙管
52に巻き取られ、引き続きトラバース装置13により
トラバースされて本巻きが開始される。〔図7(a)の
ステップ9〕 また、第2ドライブシャフト26の回転角度が50度か
ら0度となるまで逆回転されると、この係合ピン107
と案内用ヒンジ板101のフック104との係合が解除
されるので、爪板体102は各戻しばね119,120
のばね力により逆回転されてストッパ部材109まで戻
され、ストッパーラッチ100のストッパ用ローラ10
3は第1ドライブシャフト25の逆回転によりフリーシ
ャフト30側に移動されて、遂には、このストッパ用ロ
ーラ103が案内用ヒンジ板101に当接・係合する。
これにより、爪板体102がガイドレール68から突出
して巻取パッケージ10のガイドレール68上の転動を
規制する状態となる。〔図7(b)のステップ10〕 そして、このように通常の玉揚げ作動状態に復帰され、
再び、巻取錘2の一つが満管になると、上記(1)乃至
(7)に記載した手順で、仮撚機のオートドッファの玉
揚げ作動が、順次行われる。
【0037】(j)また、仮撚機1による一連に行われ
ている、通常の玉揚げ作動を終了させる(仮撚機1の作
動を停止させる)ためには、上記(6)及び(7)記載
の如く、サクションノズル27の吸引口87を閉状態に
し、紙管ストッカ115に逆回転されて紙管供給前に、
また、爪板体102の爪板部110をガイドレール68
から突出させて巻取パッケージ10の転動を規制する状
態にした後、仮撚機1による一連の玉揚げ作動を終了
(停止)させる。
【0038】このように本発明の実施の形態における仮
撚機のオートドッファでは、ドッフィング動作を、各カ
ム32〜35,46の回動角を0度から220度の範囲
内で第1ドライブシャフト25(フリーシャフト3
0),第2ドライブシャフト26を正・逆回転するとに
より行い、また、このドッフィング動作中において糸切
れが起こると、各カム32〜35,46の回動角を22
0度から270度(又は360度)の範囲内で第1ドラ
イブシャフト25(フリーシャフト30)を正・逆回転
することにより行うので、仮撚機1のオートドッファの
各動作の制御が簡略化することができる。
【0039】尚、本発明の実施の形態においては、仮撚
機1のオートドッファに適用した場合について説明した
が、これに限定されるものでなく、同様の巻取錘を備え
た繊維機械等に広く適用できるものである。
【0040】
【発明の効果】このように本発明の仮撚機のオートドッ
ファによれば、請求項1では、カムの回動角を制御する
だけで、ドッフィング動作、糸切れ時の動作、及び糸掛
け時の動作のそれぞれを区別することができるので、各
単錘独立型のオートドッファの制御が簡単になる。
【0041】請求項2では、請求項1の効果に加えて、
カムの構成だけで、糸切れ時の動作、糸掛け時の動作及
び各動作の中断の別パターン動作と、ドッフィング動作
をと容易に区別することができるので、オートドッファ
の構成も簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仮撚機の全体構成
を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態における仮撚機のオートド
ッファの構成を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態における仮撚機のオートド
ッファの構成を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態における仮撚機のオートド
ッファの糸切断機構と糸掛機構の構成を示す要部拡大上
面図である。
【図5】本発明の実施の形態における仮撚機のオートド
ッファのクレードルの構成を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態における仮撚機のオートド
ッファのサクションノズル開閉機構を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態における仮撚機のオートド
ッファの動作を説明するためのタイミングチャートであ
って、(a)はフリーシャフトの各カムのタイミングチ
ャート、(b)は第2ドライブシャフトのタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
10 巻取パッケージ 11 クレードル 32 切断用カム 33 クレードル用第1カム 34 クレードル用第2カム 35 開閉用カム 46 クレードル開閉用カム 52 紙管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレードルに把持された紙管に糸を巻取
    り、及び満管になった巻取パッケージと空紙管との交換
    を行うドッフィング動作と、 前記ドッフィング動作中に発生する糸切れ時の動作、及
    び糸切れした糸を前記クレードルの紙管に復元する糸掛
    け時の動作とを含み、 前記各動作が、カムの回動角によって切り換えるように
    構成したことを特徴とする仮撚機のオートドッファ。
  2. 【請求項2】 前記カムは、 当該カムの回転角の最終位置で前記糸切れ時の動作、糸
    掛け時の動作及び各動作の中断の別パターン動作を得る
    ための構成とされていると共に、 前記ドッフィング動作を、前記カムの最終位置の手前で
    折り返して行うように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の仮撚機のオートドッファ。
JP26930895A 1995-09-21 1995-09-21 仮撚機のオートドッファ Pending JPH0986800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26930895A JPH0986800A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 仮撚機のオートドッファ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26930895A JPH0986800A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 仮撚機のオートドッファ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0986800A true JPH0986800A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17470537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26930895A Pending JPH0986800A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 仮撚機のオートドッファ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0986800A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2039552A (en) An automatic device for replacing full bobbins by empty spools in a yarn-winding system
EP1693492A2 (en) Method for automatic doffing operation and doffing apparatus
JP2001072340A (ja) あや巻きボビンを製作する紡織機械のための糸結装置
JP2638493B2 (ja) オートドッファ
US6053450A (en) Machine and method of forming yarn package
JPH0729728B2 (ja) パッケ−ジの糸処理装置
EP1092795B1 (en) Hairiness controlling device and winder
US5253817A (en) Bunch winding processing apparatus
JPH0986800A (ja) 仮撚機のオートドッファ
JPH0986799A (ja) 仮撚機のオートドッファ
EP1561717A1 (en) Method for winding a thread reserve on an empty bobbin and spinning machine comprising a device for carrying out said method
JP3609575B2 (ja) 自動ワインダ
JPS6131703B2 (ja)
CZ302137B6 (cs) Zpusob navíjení rotacne pohánených krížem vinutých cívek a zarízení k jeho provádení
JP3750401B2 (ja) 自動ワインダーの玉揚げ装置
JPH0152302B2 (ja)
JP3744239B2 (ja) 自動ワインダ
JPH06299422A (ja) 糸条巻取機の自動玉揚げ装置
JP2000086090A (ja) 紡糸巻取機の糸掛け方法
JP3633193B2 (ja) 自動ワインダ
JP2576372B2 (ja) トラベラー取り外し方法
US5255502A (en) Yarn piece method and yarn piecing apparatus
JP2580961B2 (ja) トラベラー交換方法
JPS61282436A (ja) 糸継ぎ機の糸リザ−ブ装置
JPH07196250A (ja) 紡糸巻取機の糸掛け方法