JPH0987172A - 水性粘着剤組成物 - Google Patents

水性粘着剤組成物

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JPH0987172A
JPH0987172A JP7270581A JP27058195A JPH0987172A JP H0987172 A JPH0987172 A JP H0987172A JP 7270581 A JP7270581 A JP 7270581A JP 27058195 A JP27058195 A JP 27058195A JP H0987172 A JPH0987172 A JP H0987172A
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JP
Japan
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polyacrylic acid
molecular weight
sensitive adhesive
adhesive composition
compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP7270581A
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English (en)
Inventor
Tomomasa Koide
倫正 小出
Hideaki Ozeki
秀明 大関
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との
架橋体を含有する水性粘着基剤において、重量平均分子
量が5万〜30万のポリアクリル酸及び/又はポリアク
リル酸塩と、重量平均分子量が50万〜200万のポリ
アクリル酸及び/又はポリアクリル酸塩とを併用したこ
とを特徴とする水性粘着剤組成物。 【効果】 本発明の水性粘着剤組成物は、上記低分子量
体と高分子量体の併用により、皮膚に適用したときに、
適度な粘着力を有し、また超高分子量体を配合した場
合、皮膚刺激の少ないものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性粘着剤組成物
に関し、更に詳述すると、粘着力が高く、使用性に優れ
た水性粘着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、支持体の片面に粘着性を有し、水分を含有する粘着
剤層を設けた貼付剤が用いられている。このような貼付
剤は、皮膚表面から剥離することなく、所定の時間皮膚
に保持される必要があると同時に、皮膚に密着すること
が必要とされ、これにより違和感がなく、使用性に優れ
た製品とすることができる。従って、粘着剤層にはある
程度強力な粘着力が要求される。
【0003】しかし、粘着剤層の粘着力が大きすぎると
以下のような問題が生じる。例えば、貼付剤を剥がす際
に毛がむしり取られて痛みを感じたり、皮膚刺激性が高
いために皮膚のかぶれなどが生じやすい。さらに、粘着
力が大きい基剤は粘度が高く、製造性においても問題が
ある。
【0004】逆に、粘着剤層の粘着力を低下させると、
皮膚への毛がむしり取られることや皮膚への刺激性は小
さくなるが、このような貼付剤は皮膚表面から剥がれや
すく、使用性が非常に悪い。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
適度な粘着力を有し、皮膚への違和感がなく、使用性に
優れた水性粘着剤組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、水性粘着剤組成物の粘着力につき、皮膚に
貼付したときの違和感がなく、適度な粘着性を有し、皮
膚刺激の少ない水性粘着剤組成物につき鋭意研究を行っ
た結果、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との架橋体
を含有する水性粘着基剤において、重量平均分子量が5
万〜30万のポリアクリル酸及び/又はポリアクリル酸
塩と、重量平均分子量が50万〜200万のポリアクリ
ル酸及び/又はポリアクリル酸塩とを併用することによ
り、適度な粘着力を有し、上記目的が効果的に達成され
ることを知見した。またこの場合、更に重量平均分子量
が200万を超えるポリアクリル酸及び/又はポリアク
リル酸塩を配合すると、皮膚刺激性の低減に効果がある
ことを見い出し、本発明をなすに至ったものである。
【0007】従って、本発明は、ポリアクリル酸とポリ
アクリル酸塩との架橋体を含有する水性粘着基剤におい
て、重量平均分子量が5万〜30万のポリアクリル酸及
び/又はポリアクリル酸塩(低分子量体)と、重量平均
分子量が50万〜200万のポリアクリル酸及び/又は
ポリアクリル酸塩(高分子量体)とを併用したことを特
徴とする水性粘着剤組成物、及び、重量平均分子量が2
00万を超えるポリアクリル酸及び/又はポリアクリル
酸塩(超高分子量体)を配合した上記組成物を提供す
る。
【0008】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
【0009】本発明の水性粘着剤組成物は、その水性粘
着基剤がポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との架橋体
を含有する。
【0010】ここで、水性粘着基剤のポリアクリル酸と
しては、直鎖状、分岐鎖状等の形状には特に制限はな
く、また、通常のアクリル酸を重合して得られた重合体
のほか、カーボポール(商品名:米国グッドリッチ社
製)等のアクリル酸重合体を一部架橋したものも好適に
使用し得る。
【0011】また、ポリアクリル酸塩としては、ポリア
クリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウム等のポリ
アクリル酸の一価金属塩、ポリアクリル酸モノエタノー
ルアミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミン、ポリア
クリル酸トリエタノールアミン等のポリアクリル酸のア
ミン塩、ポリアクリル酸のアンモニウム塩等の1種又は
2種以上が好適に使用し得る。
【0012】本発明において、上記ポリアクリル酸及び
ポリアクリル酸塩としては、重量平均分子量が5万〜1
000万の範囲のものが使用し得るが、この場合、重量
平均分子量が5万〜30万のポリアクリル酸及び/又は
ポリアクリル酸塩(低分子量体)と重量平均分子量が5
0万〜200万のポリアクリル酸及び/又はポリアクリ
ル酸塩(高分子量体)とを併用し、より好ましくは重量
平均分子量が200万を超え1000万以下、特に30
0万〜700万のポリアクリル酸及び/又はポリアクリ
ル酸塩(超高分子量体)を配合するもので、これにより
皮膚に違和感がなく、適度な粘着力を有し、また超高分
子量体の配合で皮膚刺激の少ない水性粘着基剤が得られ
るものである。
【0013】より好適な実施態様としては、低分子量体
及び高分子量体としてそれぞれポリアクリル酸を使用
し、超高分子量体としてポリアクリル酸塩を使用する。
【0014】ここで、平均分子量50万〜200万のポ
リアクリル酸/塩の高分子量体の配合量(重量%、以下
同様)は組成物全体の0.3〜10%、特に0.5〜7
%が好ましい。一方、平均分子量5万〜25万のポリア
クリル酸/塩の低分子量体の配合量は組成物全体の0.
3〜10%、特に0.5〜7%とすることが好ましい。
ポリアクリル酸/塩の高分子量体と低分子量体との配合
比(重量比)は1:10〜10:1が好ましく、より好
ましくは1:8〜8:1である。これらの配合量及び配
合比率が上記範囲外であると、十分な粘着力が得られな
い場合がある。また、上記超高分子量体の配合量は組成
物全体の0.3〜5%、特に0.5〜3%であることが
好ましく、更に低分子量体と高分子量体との合計量10
0重量部に対して5〜50重量部、特に10〜35重量
部とすることが好ましい。超高分子量体の配合量及び配
合比率が上記範囲外であると、製造性及び粘着性に問題
が生ずる場合がある。
【0015】なお、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩
との配合比(重量比)は1:10〜10:1、より好ま
しくは1:8〜8:1、更に好ましくは1:4〜4:1
とすることが好ましいが、ポリアクリル酸又は塩を一部
中和してポリアクリル酸塩が上記比率になるようにした
ものを用いても差し支えない。また、ポリアクリル酸及
びポリアクリル酸塩の合計配合量は組成物全体の0.5
〜20%、特に1〜15%とすることが好ましく、0.
5%未満では粘着力が不足する場合があり、20%を超
えると粘着力が高くなり、剥がすときに痛みを感じ、使
用性、皮膚刺激性の点で問題が生じることがある。
【0016】ここで、本発明の水性粘着基剤は、ポリア
クリル酸とポリアクリル酸塩とを適当な架橋剤を添加す
ることにより架橋したものを使用するものであり、この
ような架橋剤としては、ポリアクリル酸とポリアクリル
酸塩とを架橋し得る限り、その種類は特に制限されない
が、特に、多価金属化合物が好適に使用される。この場
合、多価金属化合物としては、マグネシウム化合物、カ
ルシウム化合物、亜鉛化合物、カドミウム化合物、アル
ミニウム化合物、チタン化合物、錫化合物、鉄化合物、
クロム化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、ニッ
ケル化合物等が使用し得るが、本発明の水性粘着剤組成
物は皮膚に適用するものであり、皮膚に対する安全性を
考慮するならば、アルミニウム化合物、マグネシウム化
合物、カルシウム化合物等を用いることが特に好まし
い。
【0017】この場合、アルミニウム化合物、マグネシ
ウム化合物及びカルシウム化合物はいずれのものも好適
に使用し得、例えばカリミョウバン、アンモニウムミョ
ウバン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、水酸化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、アルミ
ニウムグリシネート、酢酸アルミニウム、酸化アルミニ
ウム、合成ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウ
ム、酸化カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸マ
グネシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、
水酸化アルミナマグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マ
グネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒド
ロタルサイト、これら金属を含む複塩等の水可溶性化合
物、水難溶性化合物の1種又は2種以上を使用し得る。
また、アルミニウム、マグネシウムを含む制酸剤も多価
金属化合物として配合し得る。
【0018】ここで、上記架橋剤の好適な配合量は、そ
の種類により種々異なるが、例えば上記多価金属化合物
を使用する場合、その配合量は組成物全体の0.001
〜10%、特に0.01〜5%とすることが好ましい。
【0019】なお、本発明の水性粘着基剤には、本発明
の効果を妨げない範囲でセルロース誘導体及び多価アル
コールを添加し得る。この場合、セルロース誘導体とし
てはいずれのものも使用し得、例えばカルボキシメチル
セルロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース等の1種又は2種以上
が使用し得るが、特にカルボキシメチルセルロースナト
リウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等のカル
ボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好適に使用
し得る。なお、セルロース誘導体を添加する場合、その
配合量は組成物全体の15%以下とすることが好まし
い。また、多価アルコールとしては通常用いられるいず
れのものでも使用し得、例えばグリセリン、ソルビトー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、1、3ー
プロパンジオール、1、4ーブタンジオール、マルチト
ール、キシリトール等の1種又は2種以上を使用し得
る。なお、多価アルコールを添加する場合、その配合量
は組成物全体の50%以下とすることが好ましい。
【0020】次に、本発明の粘着剤組成物には清涼化剤
を配合し得る。清涼化剤としては、清涼感を付与する物
質であれば、その種類は限定されず、そのような清涼化
剤としては、例えばl−メントール、N−置換ーpーメ
ンタンー3ーカルボクサミド、3ー置換ーpーメンタ
ン、2ー又は3ー置換ーpーメンタンー3ーカルボクサ
ミド、3ー置換ーpーメンタン、2ー又は3ー置換ーp
ーメンタンジオール、トリアルキル置換シクロヘキサン
カルボキシアマイド等を挙げることができ、これらを1
種単独で又は2種以上を併用して用いることができる
が、これらの中でも、特にl−メントールが清涼感を強
く感じさせるので好ましく、l−メントールを単独で、
又は他の清涼化剤と併用して使用することが望ましい。
なお、lーメントールを使用する場合、l−メントール
そのものを配合してもよく、香料成分として精油中に含
有されたままの状態、例えばハッカ油等として配合して
も差し支えなく、これらを併用してもよい。
【0021】上記清涼化剤の配合量は、組成物全体の
0.001〜5%、特に0.01〜2%とすることが好
ましい。
【0022】なお、本発明の水性粘着剤組成物には、本
発明の効果を損なわない限り、上記成分に加えて必要に
応じ湿布シート等に通常添加されているその他の成分を
適宣配合することもできる。但し、薬効成分の配合を必
須とするものではない。
【0023】本発明の水性粘着剤組成物は、外用剤とし
て使用するものであり、例えば湿布シートとして使用す
る場合は、上記成分及び必要に応じ他の成分を水に混合
し、よく練合してペースト状に調製し、これを紙、織
布、不織布、プラスチックフィルム等のバッキングに塗
布し、必要によりポリエチレンフィルム等のフェイシン
グを被覆することにより製品とする。
【0024】
【発明の効果】本発明の水性粘着剤組成物は、上記低分
子量体と高分子量体の併用により、皮膚に適用したとき
に、適度な粘着力を有し、また超高分子量体を配合した
場合、皮膚刺激の少ないものである。
【0025】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。
【0026】〔実施例,比較例〕表1に示す各成分を混
合機内に入れてペースト状になるまで十分撹拌して水性
粘着剤組成物を調製し、これを不織布上に150g/m
2になるように均一に塗布して、ポリエチレンフィルム
のフェイシングを施し、湿布シートを製造した。各湿布
シートにつき、JISのボールタック粘着力試験法に従
って粘着力を評価すると共に、皮膚刺激性を下記方法に
より評価した。結果を表1に併記する。
【0027】<ボールタック粘着力試験法>装置はJI
S Z 0237ー1980で用いられている球転装置
を用い、傾斜角は30°とした。JIS G 4805
で規定された材質のボールの大きさはJIS B 15
01の“ボールの呼び”の1/16から1までの合計3
1種類とし、“ボールの呼び”の32倍の数値をボール
ナンバーと呼び、粘着力の指標として用いた。球転装置
の傾斜板上の所定の位置に粘着面を上にして試験片を取
り付け、各大きさのボールをゲートにセットした。ゲー
トをゆっくりひらき、ボールを転がしたとき、測定部内
に完全に停止(5秒以上ボールが動かないこと)するよ
うなボールのうちで最大のものを見いだし、そのときの
ボールナンバーを粘着力の指標とした。 <皮膚刺激性>実施例、比較例の湿布シートを健常人2
0人の上腕部に貼付し、24時間クローズドパッチテス
トによりその皮膚刺激性を調べた。 ○:皮膚刺激性なし △:皮膚刺激性ややあり ×:皮膚刺激性あり
【0028】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との
    架橋体を含有する水性粘着基剤において、重量平均分子
    量が5万〜30万のポリアクリル酸及び/又はポリアク
    リル酸塩と、重量平均分子量が50万〜200万のポリ
    アクリル酸及び/又はポリアクリル酸塩とを併用したこ
    とを特徴とする水性粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】 重量平均分子量が200万を超えるポリ
    アクリル酸及び/又はポリアクリル酸塩をさらに配合し
    た請求項1に記載の組成物。
JP7270581A 1995-09-25 1995-09-25 水性粘着剤組成物 Pending JPH0987172A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000027358A3 (en) * 1998-11-05 2000-09-14 Goodrich Co B F Aqueous composition containing two acid-functional vinyl polymers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000027358A3 (en) * 1998-11-05 2000-09-14 Goodrich Co B F Aqueous composition containing two acid-functional vinyl polymers
US6211296B1 (en) 1998-11-05 2001-04-03 The B. F. Goodrich Company Hydrogels containing substances

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