JPH0987261A - 3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリンの製造法 - Google Patents

3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリンの製造法

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JPH0987261A
JPH0987261A JP8131651A JP13165196A JPH0987261A JP H0987261 A JPH0987261 A JP H0987261A JP 8131651 A JP8131651 A JP 8131651A JP 13165196 A JP13165196 A JP 13165196A JP H0987261 A JPH0987261 A JP H0987261A
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fluoropropyl
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iminothiazoline
mmol
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Hideaki Suzuki
秀章 鈴木
Toshio Niki
俊夫 仁木
Yoshiyuki Kusuoka
義之 楠岡
Toshimasa Hamada
敏正 濱田
Takashi Mizukoshi
隆司 水越
Jun Sato
純 佐藤
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記スキーム1(式中Xはハロゲン原子を表
す。)および2(式中、Rはメチル基、パラトルイル
基、あるいはトリフルオロメチル基を表す。)で表され
る3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリ
ンの製造法及び中間体。 【化1】 【化2】 【効果】 高活性除草剤の中間体として有用な3−(3
−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリンを、工業
的に安価な原料から効率良く製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除草剤として有用なフル
オロプロピルチアゾリン誘導体(特開平7ー24266
5号記載)を製造する際に用いられる中間体の製法、及
びその合成中間体に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び課題】本発明に先行する技術として
は、特開平7−242665号記載の3−(3−フルオ
ロプロピル)−2−イミノチアゾリン・臭化水素塩を経
た3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリ
ンの合成がある。しかし、該文献記載の1−ブロモ−3
−フロオロプロパンを用いた製造法は、3−(3−フル
オロプロピル)−2−イミノチアゾリンの製造法として
は必ずしも満足できるものでなく、原料の選択の自由度
を拡大するとともに、さらに工業的に安価な原料を用い
た有利な製造法が望まれる。米国特許4,237,30
2号及び、WO9300336号公報に、下記のスキー
ム1の2−アミノチアゾールとアルキルハライドを用い
た3−アルキル−2−イミノチアゾリンの合成法が開示
されているが、該文献で用いられているアルキルハライ
ドは、臭化物あるいはヨウ化物であり、塩化アルキルに
ついては開示が無い。当業者であれば、これら先行技術
の開示は2−アミノチアゾールのアルキル化反応では反
応性の高い臭化アルキルまたはヨウ化アルキルが適して
おり、塩化アルキルを用いた反応が困難であることを示
唆していることが容易に類推できる。また、スキーム2
に示した中間体、3−(3−フルオロプロピル)−2−
イミノチアゾリン・スルホン酸塩類、及びトリフルオロ
メタンスルホン酸フルオロプロピルエステルは従来全く
知られておらず新規化合物である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、除草剤と
して有用な3−フルオロプロピルチアゾリン誘導体(特
開平7ー242665号記載)の製法を鋭意検討した結
果、より安価な原料を用いた、以下に記載のスキーム1
およびスキーム2で表わされる3−(3−フルオロプロ
ピル)−2−イミノチアゾリンの製法を見出し、本発明
を完成した。
【0004】
【化11】 (式中、Xはハロゲン原子を表す。) すなわち、スキーム1の方法は2−アミノチアゾール
(1)と1−クロロ−3−フルオロプロパン(2)を金
属臭化物もしくは金属ヨウ化物、または相間移動触媒の
存在下反応させ、得られた中間体3−(3−フルオロプ
ロピル)−2−イミノチアゾリン・ハロゲン化水素塩を
塩基と反応させることにより、3−(3−フルオロプロ
ピル)−2−イミノチアゾリン(3)を得る方法であ
る。
【化12】
【0005】(式中Rは、メチル基、パラトルイル基ま
たはトリフルオロメチル基を表す。)すなわち、スキー
ム2の方法はスルホン酸フルオロプロピルエステル
(4)と2−アミノチアゾール(1)との反応により3
−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン・
スルホン酸塩(5)を得、さらに塩基を用いることによ
りこれを3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチ
アゾリン(3)とする方法である。
【発明の実施の形態】スキーム1の2−アミノチアゾー
ル(1)と1−クロロ−3−フルオロプロパン(2)と
の反応は、2−アミノチアゾール(1)1モルに対して
1−クロロ−3−フルオロプロパン(2)を0.5から
3モル量を用いて行われるが、0.75から2.0モル
量を用いるのが更に好ましい。添加物としては、ヨウ化
カリウム、ヨウ化ナトリウム、臭化カリウム、臭化ナト
リウム等の金属ハロゲン化物、あるいは臭化テトラノル
マルブチルアンモニウム、ヨウ化テトラノルマルブチル
アンモニウム等の相間移動触媒、あるいは18−クラウ
ン−6−エーテル等のクラウンエーテル類を1−クロロ
−3−フルオロプロパン(2)に対して触媒量から2.
0モル等量を加える。これらの添加物は単独で、または
混合して用いてもよい。例えば臭化カリウム、臭化ナト
リウム等の金属ハロゲン化物に、18−クラウン−6−
エーテル等のクラウンエーテル類を更に添加して用いる
こともできる。反応温度は、−30℃から150℃の範
囲から任意に選択できるが、好ましくは0℃から100
℃の範囲である。本反応の溶媒としては、本反応に不活
性な溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等
のハロゲン化芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、エチレンジクロリド、四塩化炭素等のハロゲ
ン化炭化水素類、エチルエーテル、イソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
メタノール、エタノール、ノルマルプロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール類、アセト
ニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロ
リドン、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジ
メチル−1,3−ジアザシクロヘキサン−2−オン等の
環状ウレア類、ジメチルスルホキサイド等のスルホキサ
イド類、スルホラン等のスルホン類、アセトン、メチル
エチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル
類、石油エーテル、石油ベンジン、ヘキサン、ヘプタン
等の炭化水素類、水溶媒等があげられる。これらの溶媒
は、単独で、または混合して用いてもよい。反応終了
後、通常の後処理を行うことにより、中間体3−(3−
フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン・ハロゲン
化水素塩(6)を得ることができる。本反応は、オート
クレーブ等を用いた加圧条件で行うことも可能である。
3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン
・ハロゲン化水素塩(4)と塩基との反応は3−(3−
フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン・ハロゲン
化水素塩(6)1モルに対して、塩基0.2から3.0
モル量を用いて行われる。好ましくは0.5から1.5
モル量の範囲で行われる。塩基としては例えば、炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無
機塩基類、トリエチルアミン、ピリジン、DBU等の有
機塩基類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド等の金属アルコキシド類、水素化ナトリウム等の金属
水素化物類があげられる。好ましくは、無機塩基類及び
有機塩基類があげられる。反応温度は−30℃から10
0℃の範囲から任意に選択できるが、好ましくは−20
℃から40℃の範囲である。本反応の溶媒としては、本
反応に不活性な溶媒、例えばメタノール、エタノール、
ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール
等のアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等のアミド類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、エチルエーテル、イソプロ
ピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類、水溶媒等があげられる。これらの溶媒は単独
でまたは混合して用いてもよい。好ましくは、水溶媒、
及びアルコール類を用いた場合である。反応終了後、通
常の処理を行うことにより、3−(3−フルオロプロピ
ル)−2−イミノチアゾリン(3)を得ることができ
る。構造はIR,NMR及びMSスペクトル等により確
認することができる。本製造法においては中間体(6)
を単離精製することなく、そのまま塩基と反応させるこ
とにより、目的とする3−(3−フルオロプロピル)−
2−イミノチアゾリン(3)を得ることも可能である。
【0006】スキーム2の2−アミノチアゾール(1)
とスルホン酸フルオロプロピルエステル(4)との反応
は、2−アミノチアゾール(1)1モルに対してスルホ
ン酸フルオロプロピルエステル(4)を0.5から3.
0モル量用いて行われるが、0.75から2.0モル量
を用いるのが更に好ましい。反応温度は、−30℃から
150℃の範囲から任意に選択できるが、好ましくは0
℃から100℃の範囲である。
【0007】本反応の溶媒としては、本反応に不活性な
溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハ
ロゲン化芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホ
ルム、エチレンジクロリド、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、,メ
タノール、エタノール、ノルマルプロピルアルコール、
イソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトニト
リル、プロピオニトリル等のニトリル類、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリド
ン、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジメチ
ル−1,3−ジアザシクロヘキサン−2−オン等の環状
ウレア類、ジメチルスルホキサイド等のスルホキサイド
類、スルホラン等のスルホン類、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、石
油エーテル、石油ベンジン、ヘキサン、ヘプタン等の炭
化水素類、水溶媒等があげられる。
【0008】これらの溶媒は、単独で、または混合して
用いてもよい。反応終了後、通常の後処理を行うことに
より、本発明化合物(5)を得ることができる。3−
(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン・ス
ルホン酸塩(5)と塩基との反応は3−(3−フルオロ
プロピル)−2−イミノチアゾリン・スルホン酸塩
(5)1モルに対して、塩基0.5から3.0モル量を
用いて行われる。好ましくは0.9から1.2モル量の
範囲で行われる。
【0009】塩基としては例えば、炭酸カリウム、炭酸
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸
水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基類、ト
リエチルアミン、ピリジン、DBU等の有機塩基類、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の金属ア
ルコキシド類、水素化ナトリウム等の金属水素化物類が
あげられる。好ましくは、無機塩基類及び有機塩基類が
あげられる。
【0010】反応温度は−30℃から100℃の範囲か
ら任意に選択できるが、好ましくは−20℃から40℃
の範囲である。本反応の溶媒としては、本反応に不活性
な溶媒、例えばメタノール、エタノール、ノルマルプロ
ピルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコー
ル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
N−メチルピロリドン、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等のアミド類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、エチルエーテル、イソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
水溶媒等があげられる。
【0011】これらの溶媒は単独でまたは混合して用い
てもよい。好ましくは、水溶媒、及びアルコール類を用
いた場合である。反応終了後、通常の処理を行うことに
より、3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチア
ゾリン(3)を得ることができる。構造はIR,NMR
及びMSスペクトル等により確認することができる。
【0012】本反応に用いられるトリフルオロメタンス
ルホン酸 3−フルオロプロピルもまた新規化合物であ
る。本反応に用いられる中間体のスルホン酸 3−フル
オロプロピルエステル(4)は、文献から公知の方法、
あるいはそれ自体慣用される方法にて製造することがで
きる。公知技術としては、米国特許5,035,740
号、米国特許4,913,724号、ジャーナル・オブ
・メディシナル・ケミストリー(J.Med.Che
m)35巻、2221頁(1992年)、ジャーナル・
オブ・ケミカル・ソサエティー(J.Chem.So
c.)2574頁(1957年)、アンゲヴァンテ・ヘ
ミー(Angew.Chem.)98巻、264頁(1
986年)、ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem.Be
r.)126巻、779頁(1993年)、テトラヘド
ロンレターズ(Tetrahedron Lett.)
21巻、2991頁(1980年)等があげられる。
【0013】メタンスルホン酸 3−フルオロプロピル
(4:R=Me)、p−トルエンスルホン酸 3−フル
オロプロピル(4:R=p−MeC64)及びトリフル
オロメタンスルホン酸 3−フルオロプロピル(4:R
=CF3 )の合成スキームを反応式1,2及び3に示
す。 〔反応式1〕
【0014】
【化13】
【0015】〔反応式2〕
【0016】
【化14】
【0017】〔反応式3〕
【0018】
【化15】
【0019】また、本反応に用いられる出発物質である
1−クロロ−3−フルオロプロパンはジャーナル・オブ
・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Che
m.)15巻、425頁(1950年)、特開昭64−
45321等の文献を参考にして、1−ブロモ−3−ク
ロロプロパンから容易に合成することができる。また、
3−フルオロ−1−プロパノールはジャーナル・オブ・
オーガニック・ケミストリー(J.Org.Che
m.)15巻、425頁(1950年)等の文献を参考
にして、3−クロロ−1−プロパノールから容易に合成
することができる。
【実施例】以下に本発明中、スキーム1で示された中間
体及び製法を実施例として、また本発明の製法に用いら
れる各種出発物質の製法、及び3−(3−フルオロプロ
ピル)−2−イミノチアゾリンを用いた除草剤の製造を
参考例として具体的に述べるが、本発明はこれらに限定
されるものではない。 〔参考例1〕 1−クロロ−3−フルオロプロパンの合
【化16】 1−ブロモ−3−クロロプロパン157g(1mo
l)、プロピレングリコール206g(2.7mol)
及び水36mlの混合物を100℃に加熱し、これにフ
ッ化カリウム87g(1.5mol)及び水78mlの
混合物を滴下した。反応混合物を120℃に加熱して得
られた留分114.65gを無水硫酸ナトリウムにて乾
燥後、再度蒸留し、1−クロロ−3−フルオロプロパン
15.24gを得た。沸点73〜75℃。 〔実施例1〕 3−(3−フルオロプロピル)−2−イ
ミノチアゾリンの合成
【化17】 A)2−アミノチアゾール1g(10mmol)、1−
クロロ−3−フルオロプロパン0.97g(10mmo
l)、ヨウ化ナトリウム1.5g(10mmol)及び
DMF1.2mlの混合物を80℃で10時間攪拌し
た。反応混合物を酢酸エチル50mlで3回洗浄し、析
出した結晶2.14gを濾取した。この結晶2.14g
を水14mlに溶解し、炭酸カリウム1.02g(7.
4mmol)を加えた。10分間攪拌後、クロロホルム
20mlで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、淡
黄色油状物の3−(3−フルオロプロピル)−2−イミ
ノチアゾリン0.84gを得た。 B)2−アミノチアゾール0.5g(5mmol)、1
−クロロ−3−フルオロプロパン0.48g(5mmo
l)、ヨウ化カリウム0.83g(5mmol)及びD
MF0.6mlの混合物を80℃で8時間攪拌した。反
応混合物を酢酸エチル50mlで3回洗浄し、析出した
結晶1.31gを濾取した。この結晶1.31gを水1
1mlに溶解し、炭酸カリウム0.63g(4.6mm
ol)を加えた。10分間攪拌後、クロロホルム20m
lで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、淡黄色
油状物の3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチ
アゾリン0.46gを得た。 C)2−アミノチアゾール1g(10mmol)、1−
クロロ−3−フルオロプロパン0.97g(10mmo
l)、臭化ナトリウム1.03g(10mmol)及び
DMF1.2mlの混合物を80℃で16時間攪拌し
た。反応混合物を酢酸エチル50mlで3回洗浄し、析
出した結晶1.34gを濾取した。この結晶1.34g
を水14mlに溶解し、炭酸カリウム0.77g(5.
6mmol)を加えた。10分間攪拌後、クロロホルム
20mlで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、
淡黄色油状物の3−(3−フルオロプロピル)−2−イ
ミノチアゾリン0.28gを得た。 D)2−アミノチアゾール0.5g(5mmol)、1
−クロロ−3−フルオロプロパン0.48g(5mmo
l)、臭化カリウム0.6g(5mmol)及びDMF
0.6mlの混合物を80℃で19時間攪拌した。反応
混合物を酢酸エチル50mlで3回洗浄し、得られた粗
精製物を水13mlに溶解後、炭酸カリウム0.69g
(5mmol)を加えた。10分間攪拌後、クロロホル
ム20mlで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、淡黄色油状物の3−(3−フルオロプロピル)−2
−イミノチアゾリン0.11gを得た。 E)2−アミノチアゾール0.5g(5mmol)、1
−クロロ−3−フルオロプロパン0.48g(5mmo
l)、臭化テトラノルマルブチルアンモニウム1.61
g(5mmol)及びDMF0.6mlの混合物を80
℃で14時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル50m
lで3回洗浄し、得られた粗精製物を水13mlに溶解
後、炭酸カリウム0.69g(5mmol)を加えた。
10分間攪拌後、クロロホルム20mlで3回抽出し、
有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、淡黄色油状物の3−(3
−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン0.21
gを得た。 F)2−アミノチアゾール0.5g(5mmol)、1
−クロロ−3−フルオロプロパン0.48g(5mmo
l)、臭化カリウム0.6g(5mmol)、18−ク
ラウン−6(触媒量)及びDMF0.6mlの混合物を
80℃で19時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル5
0mlで3回洗浄し、得られた粗精製物を水13mlに
溶解後、炭酸カリウム0.69g(5mmol)を加え
た。10分間攪拌後、クロロホルム20mlで3回抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、淡黄色油状物の3−
(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン0.
18gを得た。 〔参考例2〕 1−{3−(3−フルオロプロピル)チ
アゾリン−2−イミノ−スルホニル}−(4,6−ジメ
トキシトリアジン−2−イル)尿素の合成
【化18】 2−アミノ−4,6−ジメトキシトリアジン0.62g
(4mmol)を乾燥テトラヒドロフラン40mlに懸
濁し、室温にてクロロスルホニルイソシアナート0.5
7g(4mmol)を滴下した。室温で30分間攪拌
後、3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾ
リン0.64g(4mmol)、トリエチルアミン0.
45g(4.4mmol)及びテトラヒドロフラン4m
lの混合物を滴下した。室温で30分間攪拌した後、減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水200mlを加
え、析出した結晶を濾取することにより、目的の1−
{3−(3−フルオロプロピル)チアゾリン−2−イミ
ノスルホニル}−3−(4,6−ジメトキシトリアジン
−2−イル)尿素0.7gを得た。ついで本発明中、ス
キーム2で示された中間体及び製法を実施例として、ま
た本発明の製法に用いられる各種出発物質の製法、及び
3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン
を用いた除草剤の製造を参考例として具体的に述べる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 〔参考例3〕 3−フルオロ−1−プロパノールの合成 3−クロロ−1−プロパノール18.9g(0.2mo
l)、フッ化カリウム17.4g(0.3mol)及び
エチレングリコール25gの混合物を、激しく撹拌しな
がら、175〜180℃に加熱し、沸点125〜135
℃の留分8.31gを得た。これを再び蒸留することに
より、3−フルオロ−1−プロパノール3.28gを得
た。沸点126〜130℃。 〔参考例4〕 メタンスルホン酸 3−フルオロプロピ
ルの合成
【化19】 3−フルオロ−1−プロパノール1.95g(25mm
ol)、トリエチルアミン3.83g(37.9mmo
l)、及び塩化メチレン25mlの混合物を−40℃に
冷却し、これにメタンスルホニルクロリド3.15g
(27.5mmol)を加えた。反応液を30分かけて
室温に戻した後、水20mlを加え、有機層を分離、水
層を塩化メチレン50mlで3回抽出した。有機層を合
し、希塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去した
後、減圧蒸留によりメタンスルホン酸 3−フルオロプ
ロピル2.90gを得た。沸点73〜74℃/0.60
Torr。 〔参考例5〕p−トルエンスルホン酸 3−フルオロプ
ロピルの合成
【0020】
【化20】
【0021】3−フルオロ−1−プロパノール2.34
g(30mmol)、トリエチルアミン4.55g(4
5mmol)及び塩化メチレン30mlの混合物に、室
温で、p−トルエンスルホニルクロリド6.29g(3
3mmol)を加え、4時間攪拌した。反応液に水30
mlを加え、有機層を分離、水層を塩化メチレン50m
lで3回抽出した。有機層を合し、希塩酸、飽和重曹
水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去した後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム)にて精製し、p−ト
ルエンスルホン酸3−フルオロプロピル3.4gを得
た。nD 20.3 1.5043。 〔実施例2〕トリフルオロメタンスルホン酸 3−フル
オロプロピルの合成
【0022】
【化21】
【0023】3−フルオロ−1−プロパノール2.34
g(30mmol)、2,4,6−トリメチルピリジン
4g(33mmol)及び塩化メチレン30mlの混合
物を−40℃に冷却し、これに無水トリフルオロメタン
スルホン酸9.31g(33mmol)を加えた。反応
液を30分かけて室温に戻した後、水30mlを加え、
有機層を分離、水層を塩化メチレン50mlで3回抽出
した。有機層を合し、飽和重曹水、希塩酸、飽和食塩水
で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下
溶媒を留去した後、減圧蒸留により、トリフルオロメタ
ンスルホン酸3−フルオロプロピル3.29gを得た。
沸点62〜63℃/19Torr。 〔実施例3〕3−(3−フルオロプロピル)−2−イミ
ノチアゾリン・メタンスルホン酸塩の合成
【0024】
【化22】
【0025】メタンスルホン酸 3−フルオロプロピル
2.57g(16.5mmol)、2−アミノチアゾー
ル1.5g(15mmol)及びイソプロピルアルコー
ル30mlの混合物を72時間加熱還流した。減圧下溶
媒を留去し、エチルエーテル及びエタノールを注ぎ不溶
物をろ別した。ろ液を濃縮し、酢酸エチルを加え、析出
した結晶をろ取することにより、3−(3−フルオロプ
ロピル)−2−イミノチアゾリンメタンスルホン酸塩
2.22gを得た。融点81〜83℃。 〔実施例4〕3−(3−フルオロプロピル)−2−イミ
ノチアゾリン・p−トルエンスルホン酸塩の合成
【0026】
【化23】
【0027】p−トルエンスルホン酸 3−フルオロプ
ロピル3.05g(16mmol)、2−アミノチアゾ
ール1.28g(12.8mmol)及びN,N−ジメ
チルホルムアミド7.5mlの混合物を80℃で32.
5時間加熱した。反応液を酢酸エチル及びエチルエーテ
ルで洗浄した後、減圧下溶媒を留去することにより、3
−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリン・
p−トルエンスルホン酸塩1.49gを得た。(茶色粘
性油状物) 〔実施例5〕3−(3−フルオロプロピル)−2−イミ
ノチアゾリン・トリフルオロメタンスルホン酸塩
【0028】
【化24】
【0029】2−アミノチアゾール1.12g(11.
2mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド1.7
mlの混合物を氷冷し、これにトリフルオロメタンスル
ホン酸 3−フルオロプロピル2.94g(14mmo
l)を加えた。室温で1.5時間攪拌した後、反応液を
エチルエーテルで洗浄し減圧下溶媒を留去することによ
り、3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾ
リン・トリフルオロメタンスルホン酸塩3.42gを得
た。(淡黄色油状物) 〔実施例6〕3−(3−フルオロプロピル)−2−イミ
ノチアゾリンの合成
【0030】
【化25】
【0031】A)3−(3−フルオロプロピル)−2−
イミノチアゾリン・メタンスルホン酸塩1.02g(4
mmol)を水10mlに溶解し、炭酸カリウム0.5
5g(4mmol)を加えた。10分間攪拌後、反応液
をクロロホルム10mlで3回抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下
溶媒を留去し、淡黄色油状物の3−(3−フルオロプロ
ピル)−2−イミノチアゾリン0.56gを得た。沸点
77℃/0.52Torr。 B)3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾ
リン・p−トルエンスルホン酸塩0.87g(3mmo
l)を水7.5mlに溶解し炭酸カリウム0.41g
(3mmol)を加えた。10分間攪拌後、反応液をク
ロロホルム10mlで3回抽出し、有機層を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、淡黄色油状物の3−(3−フルオロプロピ
ル)−2−イミノチアゾリン0.26gを得た。 C)3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾ
リン・トリフルオロメタンスルホン酸塩2.49g(8
mmol)を水20mlに溶解し、炭酸カリウム1.1
1g(8mmol)を加えた。10分間攪拌後、反応液
をクロロホルム20mlで3回抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶
媒を留去し、淡黄色油状物の3−(3−フルオロプロピ
ル)−2−イミノチアゾリン0.84gを得た。 〔参考例6〕1−{3−(3−フルオロプロピル)チア
ゾリン−2−イミノ−スルホニル}−(4,6−ジメト
キシトリアジン−2−イル)尿素の合成
【0032】2−アミノ−4,6−ジメトキシトリアジ
ン312mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン
20mlに懸濁し、室温にてクロロスルホニルイソシア
ナート284mg(2mmol)を滴下した。室温で3
0分間攪拌後、3−(3−フルオロプロピル)−2−イ
ミノチアゾリン320mg(2mmol)、トリエチル
アミン222mg(2.2mmol)及びテトラヒドロ
フラン2mlの混合物を滴下した。室温で30分間攪拌
した後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水100
mlを加え、析出した結晶をろ取することにより、目的
の1−{3−(3−フルオロプロピル)チアゾリン−2
−イミノスルホニル}−3−(4,6−ジメトキシトリ
アジン−2−イル)尿素566mgを得た。
【0033】
【発明の効果】本発明により、高活性除草剤の中間体と
して有用な3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノ
チアゾリンを工業的に安価な原料から効率良く製造する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 敏正 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 水越 隆司 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 佐藤 純 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1): 【化1】 で表わされる2−アミノチアゾールと式(2): 【化2】 で表わされる1−クロロ−3−フルオロプロパンとを金
    属臭化物、金属ヨウ化物、または相間移動触媒の存在下
    反応させた後、塩基と反応させることを特徴とする式
    (3): 【化3】 で表わされる3−(3−フルオロプロピル)−2−イミ
    ノチアゾリンの製造法。
  2. 【請求項2】 式(4): 【化4】 (式中、Rはメチル基、パラトルイル基またはトリフル
    オロメチル基を表す。) で表わされるスルホン酸フル
    オロプロピルエステルと、式(1): 【化5】 で表される2−アミノチアゾールとを反応させることを
    特徴とする式(5): 【化6】 (式中、Rはメチル基、パラトルイル基またはトリフル
    オロメチル基を表す。) で表される3−(3−フルオ
    ロプロピル)−2−イミノチアゾリン・スルホン酸塩の
    製法。
  3. 【請求項3】 式(5): 【化7】 (式中、Rはメチル基、パラトルイル基またはトリフル
    オロメチル基を表す。)で表される3−(3−フルオロ
    プロピル)−2−イミノチアゾリン・スルホン酸塩と塩
    基とを反応させることを特徴とする式(3): 【化8】 で表される3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノ
    チアゾリンの製法。
  4. 【請求項4】 式(5): 【化9】 (式中、Rはメチル基、パラトルイル基またはトリフル
    オロメチル基を表す。)で表される3−(3−フルオロ
    プロピル)−2−イミノチアゾリン・スルホン酸塩。
  5. 【請求項5】 下式: 【化10】 で表されるトリフルオロメタンスルホン酸 3−フルオ
    ロプロピルエステル。
JP8131651A 1995-06-15 1996-05-27 3−(3−フルオロプロピル)−2−イミノチアゾリンの製造法 Pending JPH0987261A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114057546A (zh) * 2021-05-07 2022-02-18 安徽伟祥新材料有限公司 一种3-氟-1-丙醇的制备方法

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