JPH0987363A - 光硬化性組成物、シール材、シール方法、および液晶封止体 - Google Patents
光硬化性組成物、シール材、シール方法、および液晶封止体Info
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- JPH0987363A JPH0987363A JP27062295A JP27062295A JPH0987363A JP H0987363 A JPH0987363 A JP H0987363A JP 27062295 A JP27062295 A JP 27062295A JP 27062295 A JP27062295 A JP 27062295A JP H0987363 A JPH0987363 A JP H0987363A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- weight
- sealing material
- sealing
- epoxy compound
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- Liquid Crystal (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チクソトロピー性に優れ、短時間で均一に塗
布でき、硬化処理が低温かつ短時間で行え、硬化後の接
着強度、耐熱性、耐湿性などに優れる光硬化性組成物を
シール材に用いて、生産効率、品質に優れた液晶ディス
プレイを製造する。 【解決手段】 脂環式エポキシ化合物を60〜90重量
%、脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物を5〜
40重量%、疎水率60%〜100%の疎水性シリカ粒
子を1〜10重量%、及びカチオン型光重合開始剤を
0.5〜10重量%含有する光硬化性組成物にスペーサ
ーとしてシリカ粒子などを加えて、液晶基板に塗布し、
貼り合わせて、紫外線を照射して硬化し、液晶を封止す
る。
布でき、硬化処理が低温かつ短時間で行え、硬化後の接
着強度、耐熱性、耐湿性などに優れる光硬化性組成物を
シール材に用いて、生産効率、品質に優れた液晶ディス
プレイを製造する。 【解決手段】 脂環式エポキシ化合物を60〜90重量
%、脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物を5〜
40重量%、疎水率60%〜100%の疎水性シリカ粒
子を1〜10重量%、及びカチオン型光重合開始剤を
0.5〜10重量%含有する光硬化性組成物にスペーサ
ーとしてシリカ粒子などを加えて、液晶基板に塗布し、
貼り合わせて、紫外線を照射して硬化し、液晶を封止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光硬化性組成物に
関し、さらに詳しくは、液晶ディスプレイの2枚の液晶
基板の間に液晶を封止するのに適した光硬化性組成物に
関する。
関し、さらに詳しくは、液晶ディスプレイの2枚の液晶
基板の間に液晶を封止するのに適した光硬化性組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイは、基本的に、2枚の
液晶基板の間に液晶が封止され、液晶基板上に透明電極
が積層されている構造から成る。液晶を封止するための
シール材としては、従来、ポリイミド、シリコーン樹
脂、ゴム、エポキシ系熱硬化型樹脂(特開昭55−50
223号公報)などが用いられていた。
液晶基板の間に液晶が封止され、液晶基板上に透明電極
が積層されている構造から成る。液晶を封止するための
シール材としては、従来、ポリイミド、シリコーン樹
脂、ゴム、エポキシ系熱硬化型樹脂(特開昭55−50
223号公報)などが用いられていた。
【0003】これらの中でも、エポキシ系熱硬化型樹脂
は液晶基板との接着強度、耐熱性、耐湿性などに優れて
おり、広く用いられている。しかし、貼り合わせ、加圧
し、加熱して硬化させるまでの工程で、硬化させるエポ
キシ系熱硬化型組成物が流動して基板の位置ずれを起こ
したり、シールパターンの形状が歪むなどの問題があ
り、また、硬化に必要な時間を要し、生産効率の点から
も問題があった。
は液晶基板との接着強度、耐熱性、耐湿性などに優れて
おり、広く用いられている。しかし、貼り合わせ、加圧
し、加熱して硬化させるまでの工程で、硬化させるエポ
キシ系熱硬化型組成物が流動して基板の位置ずれを起こ
したり、シールパターンの形状が歪むなどの問題があ
り、また、硬化に必要な時間を要し、生産効率の点から
も問題があった。
【0004】これらの問題を解消するため、短時間で硬
化が可能なエポキシ系光硬化型組成物を硬化させてシー
ル材に用いることが提案されている(特開平1−243
029号公報など)。しかし、エポキシ系熱硬化型組成
物を硬化させてシール材に用いる場合と比較すると、接
着強度、耐熱性、耐湿性は低下するという問題があっ
た。
化が可能なエポキシ系光硬化型組成物を硬化させてシー
ル材に用いることが提案されている(特開平1−243
029号公報など)。しかし、エポキシ系熱硬化型組成
物を硬化させてシール材に用いる場合と比較すると、接
着強度、耐熱性、耐湿性は低下するという問題があっ
た。
【0005】また、これらの組成物を基板上に所定の厚
みと幅で塗布する工程においては、塗布しやすく、その
後の硬化させるまでの間においては、塗布した形状を維
持しやすいというチクソトロピー性が求められる。従来
のシール材においては、チクソトロピー性を付与し、密
着強度、耐熱性、耐湿性を高めるため、フィラーを添加
することが多かった(特開昭55−50223号、特開
平2−114233号公報など)。しかし、フィラーの
添加量が少ないと塗布は容易だが塗布後の形状維持が困
難であり、多いと形状維持は容易だが粘度が高く塗布が
困難である。良好なチクソトロピー性を付与したとされ
る場合でも、所定の幅、厚さに均一に塗布するのは困難
であり、時間を要するため、生産効率の点で問題があっ
た。
みと幅で塗布する工程においては、塗布しやすく、その
後の硬化させるまでの間においては、塗布した形状を維
持しやすいというチクソトロピー性が求められる。従来
のシール材においては、チクソトロピー性を付与し、密
着強度、耐熱性、耐湿性を高めるため、フィラーを添加
することが多かった(特開昭55−50223号、特開
平2−114233号公報など)。しかし、フィラーの
添加量が少ないと塗布は容易だが塗布後の形状維持が困
難であり、多いと形状維持は容易だが粘度が高く塗布が
困難である。良好なチクソトロピー性を付与したとされ
る場合でも、所定の幅、厚さに均一に塗布するのは困難
であり、時間を要するため、生産効率の点で問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チク
ソトロピー性に優れ、短時間で均一に塗布でき、硬化処
理が低温かつ短時間で行え、硬化後の接着強度、耐熱
性、耐湿性などに優れる光硬化性組成物の開発にある。
ソトロピー性に優れ、短時間で均一に塗布でき、硬化処
理が低温かつ短時間で行え、硬化後の接着強度、耐熱
性、耐湿性などに優れる光硬化性組成物の開発にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意努力
の結果、特定のエポキシ化合物成分、特定のフィラー、
特定の光重合開始剤を配合することにより、上記目的を
達成できることを見いだし、本発明を完成させるに到っ
た。かくして、本発明によれば、脂環式エポキシ化合
物、脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物、疎水
性シリカ粒子、及びカチオン型光重合開始剤から成る光
硬化性組成物、該組成物からなるシール材、該シール材
を2枚の液晶基板の少なくとも1枚上に塗布しシール材
と2枚の液晶基板で空間を密閉するように2枚の液晶基
板を平行に固定して紫外線を照射して固化させる液晶基
板のシール方法、および2枚の液晶基板と該シール材に
よって囲まれた空間に液晶を封止してなる液晶封止体が
提供される。
の結果、特定のエポキシ化合物成分、特定のフィラー、
特定の光重合開始剤を配合することにより、上記目的を
達成できることを見いだし、本発明を完成させるに到っ
た。かくして、本発明によれば、脂環式エポキシ化合
物、脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物、疎水
性シリカ粒子、及びカチオン型光重合開始剤から成る光
硬化性組成物、該組成物からなるシール材、該シール材
を2枚の液晶基板の少なくとも1枚上に塗布しシール材
と2枚の液晶基板で空間を密閉するように2枚の液晶基
板を平行に固定して紫外線を照射して固化させる液晶基
板のシール方法、および2枚の液晶基板と該シール材に
よって囲まれた空間に液晶を封止してなる液晶封止体が
提供される。
【0008】
(脂環式エポキシ化合物)本発明で使用される脂環式エ
ポキシ化合物は、脂環構造とそれに結合したエポキシ基
を有する化合物であって、炭素数3以上、好ましくは4
以上、より好ましくは5以上、50以下、好ましくは3
5以下、より好ましくは12以下の脂環構造にエポキシ
基が結合している化合物であって、分子量が100以
上、好ましくは110以上、より好ましくは120以
上、2000以下、好ましくは1500以下、より好ま
しくは1000以下のものである。
ポキシ化合物は、脂環構造とそれに結合したエポキシ基
を有する化合物であって、炭素数3以上、好ましくは4
以上、より好ましくは5以上、50以下、好ましくは3
5以下、より好ましくは12以下の脂環構造にエポキシ
基が結合している化合物であって、分子量が100以
上、好ましくは110以上、より好ましくは120以
上、2000以下、好ましくは1500以下、より好ま
しくは1000以下のものである。
【0009】分子量が小さすぎると脂環式エポキシ化合
物の揮発性が高く、作業環境や塗布時の加工特性を著し
く悪化させる。分子量が大きすぎると組成物の粘度が高
くなるため、所定形状に均一に塗布することが困難とな
る。
物の揮発性が高く、作業環境や塗布時の加工特性を著し
く悪化させる。分子量が大きすぎると組成物の粘度が高
くなるため、所定形状に均一に塗布することが困難とな
る。
【0010】脂環式エポキシ化合物の具体例としては、
一般式1
一般式1
【化1】 で表される化合物(例えば、日本チバガイギー製アラル
ダイト CY179など)、一般式2
ダイト CY179など)、一般式2
【化2】 で表される化合物(例えば、日本チバガイギー製アラル
ダイト CY178など)、一般式3
ダイト CY178など)、一般式3
【化3】 で表される化合物(例えば、チッソ製チッソノックス
206など)、一般式4
206など)、一般式4
【化4】 で表される化合物(例えば、チッソ製チッソノックス
205など)、一般式5
205など)、一般式5
【化5】 で表される化合物、一般式6
【化6】 で表される化合物、一般式7
【化7】 で表される化合物、一般式8
【化8】 で表される化合物、一般式9
【化9】 で表される化合物、一般式10
【化10】 で表される化合物、一般式11
【化11】 で表される化合物、一般式12
【化12】 で表される化合物、一般式13
【化13】 で表される化合物などが例示される。
【0011】(脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化
合物)本発明で使用される脂肪族グリシジルエーテル型
エポキシ化合物は、脂肪族化合物の末端にグリシジルエ
ーテル結合を有する化合物であって、分子量が100以
上、好ましくは110以上、より好ましくは120以
上、2000以下、好ましくは1500以下、より好ま
しくは1000以下のものである。
合物)本発明で使用される脂肪族グリシジルエーテル型
エポキシ化合物は、脂肪族化合物の末端にグリシジルエ
ーテル結合を有する化合物であって、分子量が100以
上、好ましくは110以上、より好ましくは120以
上、2000以下、好ましくは1500以下、より好ま
しくは1000以下のものである。
【0012】分子量が小さすぎると脂肪族グリシジルエ
ーテル型エポキシ化合物の揮発性が高く、作業環境や塗
布時の加工特性を著しく悪化させる。分子量が大きすぎ
ると組成物の粘度が高くなるため、所定形状に均一に塗
布することが困難となる。
ーテル型エポキシ化合物の揮発性が高く、作業環境や塗
布時の加工特性を著しく悪化させる。分子量が大きすぎ
ると組成物の粘度が高くなるため、所定形状に均一に塗
布することが困難となる。
【0013】脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合
物の具体例としては、アリルグリシジルエーテル、ブチ
ルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジル
エーテル、2−メチルオクチルグリシジルエーテル、グ
リシドールなどの単官能化合物; ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセロールジグリシジル
エーテル、グリセロールトリグリシジルエーテル、エチ
レングリコールジグリシジルエーテルなどの二官能化合
物; 分子量2000以下のトリメチロールプロパンポ
リグリシジルエーテル、1,4−ブタンジオールジグリ
シジルエーテル、分子量2000以下のポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、分子量2000以下
のポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、分子
量2000以下のソルビトールポリグリシジルエーテル
などの三官能以上の多官能化合物; が挙げられる。接
着強度の点で二官能化合物が好ましい。なお、この場
合、一官能とはエポキシ基を一つ、二官能とはエポキシ
基を二つ、三官能とはエポキシ基を三つ、多官能とはエ
ポキシ基を複数有していることをいう。
物の具体例としては、アリルグリシジルエーテル、ブチ
ルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジル
エーテル、2−メチルオクチルグリシジルエーテル、グ
リシドールなどの単官能化合物; ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセロールジグリシジル
エーテル、グリセロールトリグリシジルエーテル、エチ
レングリコールジグリシジルエーテルなどの二官能化合
物; 分子量2000以下のトリメチロールプロパンポ
リグリシジルエーテル、1,4−ブタンジオールジグリ
シジルエーテル、分子量2000以下のポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、分子量2000以下
のポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、分子
量2000以下のソルビトールポリグリシジルエーテル
などの三官能以上の多官能化合物; が挙げられる。接
着強度の点で二官能化合物が好ましい。なお、この場
合、一官能とはエポキシ基を一つ、二官能とはエポキシ
基を二つ、三官能とはエポキシ基を三つ、多官能とはエ
ポキシ基を複数有していることをいう。
【0014】(疎水性シリカ粒子)本発明で用いる疎水
性シリカ粒子は、粒子表面のシラノール基を疎水性基に
置換した疎水率60%以上、好ましくは62%以上、よ
り好ましくは64%以上、100%以下、好ましくは9
9.8%以下、より好ましくは99.5%以下、一次粒
子の平均粒径が1nm以上、好ましくは3nm以上、よ
り好ましくは5nm以上、1μm以下、好ましくは10
0nm以下、より好ましくは20nm以下のシリカ粒子
である。
性シリカ粒子は、粒子表面のシラノール基を疎水性基に
置換した疎水率60%以上、好ましくは62%以上、よ
り好ましくは64%以上、100%以下、好ましくは9
9.8%以下、より好ましくは99.5%以下、一次粒
子の平均粒径が1nm以上、好ましくは3nm以上、よ
り好ましくは5nm以上、1μm以下、好ましくは10
0nm以下、より好ましくは20nm以下のシリカ粒子
である。
【0015】なお、疎水率は、分液ロート中で蒸留水1
00gに対して1gのシリカ粒子を加え、振とう器によ
って20分間十分に振とうさせた後、5分間静置させ、
下部より液相を取り出し、シリカ粒子を加える前の蒸留
水の可視光線透過率に対する液相の可視光線透過率の割
合として表される。また、一次粒子とは、凝集していな
い状態の一粒一粒の粒子のことである。一次粒子の粒径
は、顕微鏡写真などを用いて求める。
00gに対して1gのシリカ粒子を加え、振とう器によ
って20分間十分に振とうさせた後、5分間静置させ、
下部より液相を取り出し、シリカ粒子を加える前の蒸留
水の可視光線透過率に対する液相の可視光線透過率の割
合として表される。また、一次粒子とは、凝集していな
い状態の一粒一粒の粒子のことである。一次粒子の粒径
は、顕微鏡写真などを用いて求める。
【0016】本発明に用いる疎水性基としては、アルキ
ル基、フェニル基、トリメチルシリル基、オクチルシリ
ル基などが例示される。シリカ粒子の表面のシラノール
基を疎水性基に置換する方法は、特に限定されず、例え
ば、ジメチルジクロロシランで処理する方法(特開昭6
1−50882号公報)、アルコキシランの加水分解溶
液で処理する方法(特公平4−23673号公報)など
を用いればよい。疎水性基に表面のシラノール基の全て
を置換しても、一部を置換してもよい。
ル基、フェニル基、トリメチルシリル基、オクチルシリ
ル基などが例示される。シリカ粒子の表面のシラノール
基を疎水性基に置換する方法は、特に限定されず、例え
ば、ジメチルジクロロシランで処理する方法(特開昭6
1−50882号公報)、アルコキシランの加水分解溶
液で処理する方法(特公平4−23673号公報)など
を用いればよい。疎水性基に表面のシラノール基の全て
を置換しても、一部を置換してもよい。
【0017】なお、疎水率が低すぎるとチクソトロピー
性が低下し、高すぎると製造が困難である。また、一次
粒子の平均粒径が小さすぎるシリカ粒子は製造が困難
で、均一なものが得られ難く、一次粒子の平均粒径が大
きすぎるとシール材を均一な厚さにすることが困難にな
るという問題がある。
性が低下し、高すぎると製造が困難である。また、一次
粒子の平均粒径が小さすぎるシリカ粒子は製造が困難
で、均一なものが得られ難く、一次粒子の平均粒径が大
きすぎるとシール材を均一な厚さにすることが困難にな
るという問題がある。
【0018】疎水性シリカ粒子の具体例としては、アエ
ロジル RX200(疎水率約65%、平均粒径12n
mのシリカ粒子、日本アエロジル株式会社)、アエロジ
ルRY200(疎水率約65%、平均粒径12nmのシ
リカ粒子、日本アエロジル株式会社)、アエロジル R
Y200S(疎水率約95%、平均粒径16nmのシリ
カ粒子、日本アエロジル株式会社)などを挙げることが
できる。
ロジル RX200(疎水率約65%、平均粒径12n
mのシリカ粒子、日本アエロジル株式会社)、アエロジ
ルRY200(疎水率約65%、平均粒径12nmのシ
リカ粒子、日本アエロジル株式会社)、アエロジル R
Y200S(疎水率約95%、平均粒径16nmのシリ
カ粒子、日本アエロジル株式会社)などを挙げることが
できる。
【0019】(カチオン型光重合開始剤)本発明で用い
るカチオン型光重合開始剤は、紫外線、α線、β線、γ
線などの活性エネルギー線を照射することにより、ルイ
ス酸触媒を遊離する化合物である。本発明の組成物の場
合は、遊離したルイス酸触媒によってエポキシ基が反応
して硬化する。
るカチオン型光重合開始剤は、紫外線、α線、β線、γ
線などの活性エネルギー線を照射することにより、ルイ
ス酸触媒を遊離する化合物である。本発明の組成物の場
合は、遊離したルイス酸触媒によってエポキシ基が反応
して硬化する。
【0020】カチオン型光重合開始剤の具体例として
は、BF4 -、PF6-、FeCl4 -、AsF6 -、Sb
F6 -、SbCl6 -などをアニオンとして有するアリルジ
アゾニウム塩、例えば、p−クロロベンゼンジアゾニウ
ム・ヘキサフルオロフォスフェイト、p−メトキシベン
ゼンジアゾニウム・ヘキサフルオロフォスフェイト、ト
リクロロベンゼンジアゾニウム・テトラフルオロボレイ
ト、2,5−ジクロロベンゼンジアゾニウム・ヘキサフ
ルオロフォスフェイト、p−ニトロベンゼンジアゾニウ
ム・ヘキサフルオロアンチモネイト、p−クロロベンゼ
ンジアゾニウム・ヘキサフルオロアルセネイトなど;
BF4 -、PF6-、AsF6 -、SbF6 -などをアニオンと
して有するジアリールヨードニウム塩、例えば、ジフェ
ニルヨードニウム・テトラフルオロボレイト、ジ(p−
メチルフェニル)ヨードニウム・テトラフルオロボレイ
ト、ジ(o−ニトロフェニル)ヨードニウム・ヘキサフ
ルオロフォスフェイトなど; BF4 -、PF6-、AsF
6 -、SbF6 -などをアニオンとして有するジアリールヨ
ードシル塩、例えば、ジフェニルヨードシル・テトラフ
ルオロボロネイト、ジ(o−カルボキシフェニル)ヨー
ドシル・ヘキサフルオロフォスフェイトなど; トリア
リールスルフォニウム塩、例えば、トリ(p−メチルフ
ェニル)スルフォニウム・テトラフルオロボロネイト、
トリフェニルスルフォニウム・トリフルオロメタンスル
フォネイトなど; BF4 -、PF6-、AsF6 -、SbF
6 -などをアニオンとして有するジアルキルフェナシルス
ルフォニウム塩、例えば、ジメチル−フェナシルスルフ
ォニウム・テトラフルオロボロネイト、ジエチル−フェ
ナシルスルフォニウム・テトラフルオロアンチモネイト
など;BF4 -、PF6-、AsF6 -、SbF6 -などをアニ
オンとして有するジアルキル−4−ヒドロキシフェニル
スルフォニウム塩、例えば、ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニルスルフォニウム・テトラフルオロボロネイト、
ジメチル−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフォニウム・ヘキサフルオロフォスフェイト、
ジメチル−4−ヒドロキシフェニルスルフォニウム・テ
トラフルオロアンチモネイトなど; BF4 -、As
F6 -、SbF6 -などをアニオンとして有するトリアリー
ルセレニウム塩、例えば、トリフェニルセレニウム・テ
トラフルオロボロネイト、トリフェニルセレニウム・ヘ
キサフルアルセネイトなど; 鉄アリーン塩類; II
Ia、IVa、またはVa族元素のジカルボニルキレー
ト体類; 有機金属アルミニウム錯体類; などや、マ
ンガンデカカルボニル、フェロセン、ジルコノセンジク
ロライドなどが例示される。市販品のカチオン型光重合
開始剤である、アデカオプトマー SP−150、アデ
カオプトマー SP−170(以上2種、旭電化工業株
式会社製)、イルガキュアー 261(日本チバガイギ
ー株式会社製)、サイラキュアー UVI−6950、
サイラキュアーUVI−6970(以上2種、ユニオン
カーバイド日本株式会社製)なども使用できる。
は、BF4 -、PF6-、FeCl4 -、AsF6 -、Sb
F6 -、SbCl6 -などをアニオンとして有するアリルジ
アゾニウム塩、例えば、p−クロロベンゼンジアゾニウ
ム・ヘキサフルオロフォスフェイト、p−メトキシベン
ゼンジアゾニウム・ヘキサフルオロフォスフェイト、ト
リクロロベンゼンジアゾニウム・テトラフルオロボレイ
ト、2,5−ジクロロベンゼンジアゾニウム・ヘキサフ
ルオロフォスフェイト、p−ニトロベンゼンジアゾニウ
ム・ヘキサフルオロアンチモネイト、p−クロロベンゼ
ンジアゾニウム・ヘキサフルオロアルセネイトなど;
BF4 -、PF6-、AsF6 -、SbF6 -などをアニオンと
して有するジアリールヨードニウム塩、例えば、ジフェ
ニルヨードニウム・テトラフルオロボレイト、ジ(p−
メチルフェニル)ヨードニウム・テトラフルオロボレイ
ト、ジ(o−ニトロフェニル)ヨードニウム・ヘキサフ
ルオロフォスフェイトなど; BF4 -、PF6-、AsF
6 -、SbF6 -などをアニオンとして有するジアリールヨ
ードシル塩、例えば、ジフェニルヨードシル・テトラフ
ルオロボロネイト、ジ(o−カルボキシフェニル)ヨー
ドシル・ヘキサフルオロフォスフェイトなど; トリア
リールスルフォニウム塩、例えば、トリ(p−メチルフ
ェニル)スルフォニウム・テトラフルオロボロネイト、
トリフェニルスルフォニウム・トリフルオロメタンスル
フォネイトなど; BF4 -、PF6-、AsF6 -、SbF
6 -などをアニオンとして有するジアルキルフェナシルス
ルフォニウム塩、例えば、ジメチル−フェナシルスルフ
ォニウム・テトラフルオロボロネイト、ジエチル−フェ
ナシルスルフォニウム・テトラフルオロアンチモネイト
など;BF4 -、PF6-、AsF6 -、SbF6 -などをアニ
オンとして有するジアルキル−4−ヒドロキシフェニル
スルフォニウム塩、例えば、ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニルスルフォニウム・テトラフルオロボロネイト、
ジメチル−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフォニウム・ヘキサフルオロフォスフェイト、
ジメチル−4−ヒドロキシフェニルスルフォニウム・テ
トラフルオロアンチモネイトなど; BF4 -、As
F6 -、SbF6 -などをアニオンとして有するトリアリー
ルセレニウム塩、例えば、トリフェニルセレニウム・テ
トラフルオロボロネイト、トリフェニルセレニウム・ヘ
キサフルアルセネイトなど; 鉄アリーン塩類; II
Ia、IVa、またはVa族元素のジカルボニルキレー
ト体類; 有機金属アルミニウム錯体類; などや、マ
ンガンデカカルボニル、フェロセン、ジルコノセンジク
ロライドなどが例示される。市販品のカチオン型光重合
開始剤である、アデカオプトマー SP−150、アデ
カオプトマー SP−170(以上2種、旭電化工業株
式会社製)、イルガキュアー 261(日本チバガイギ
ー株式会社製)、サイラキュアー UVI−6950、
サイラキュアーUVI−6970(以上2種、ユニオン
カーバイド日本株式会社製)なども使用できる。
【0021】(光硬化性組成物)本発明の光硬化性組成
物は、脂環式エポキシ化合物を60重量%以上、好まし
くは61重量%以上、より好ましくは62重量%以上、
90重量%以下、好ましくは80重量%以下、より好ま
しくは70重量%以下、脂肪族グリシジルエーテル型エ
ポキシ化合物を5重量%以上、好ましくは10重量%以
上、より好ましくは15重量%以上、40重量%以下、
好ましくは35重量%以下、より好ましくは30重量%
以下、疎水性シリカ粒子を1重量%以上、好ましくは2
重量%以上、より好ましくは2.5重量%以上、10重
量%以下、好ましくは8重量%以下、より好ましくは6
重量%以下、およびカチオン型光重合開始剤を0.5重
量%以上、好ましくは1重量%以上、より好ましくは2
重量%以上、10重量%以下、好ましくは7重量%以
下、より好ましくは5重量%以下含有してなる。
物は、脂環式エポキシ化合物を60重量%以上、好まし
くは61重量%以上、より好ましくは62重量%以上、
90重量%以下、好ましくは80重量%以下、より好ま
しくは70重量%以下、脂肪族グリシジルエーテル型エ
ポキシ化合物を5重量%以上、好ましくは10重量%以
上、より好ましくは15重量%以上、40重量%以下、
好ましくは35重量%以下、より好ましくは30重量%
以下、疎水性シリカ粒子を1重量%以上、好ましくは2
重量%以上、より好ましくは2.5重量%以上、10重
量%以下、好ましくは8重量%以下、より好ましくは6
重量%以下、およびカチオン型光重合開始剤を0.5重
量%以上、好ましくは1重量%以上、より好ましくは2
重量%以上、10重量%以下、好ましくは7重量%以
下、より好ましくは5重量%以下含有してなる。
【0022】脂環式エポキシ化合物が少なすぎるとチク
ソトロピー性が低下し、組成物の塗布時の流動性が低下
したり、基板貼り合わせまでの非流動性が低下したりす
るため、うまくシールできなかったりすることがあり、
多すぎると接着強度が低下する。脂肪族グリシジルエー
テル型エポキシ化合物が少なすぎると接着強度が低下
し、多すぎると耐熱性、耐湿性が低下する。疎水性シリ
カ粒子が少なすぎると塗布形状の維持が困難であり、多
すぎると所定形状に均一に短時間で塗布することが困難
である。カチオン型光重合開始剤が少なすぎると硬化が
進行し難く、不十分な硬化状態で反応が止まりやすく、
その場合接着強度が低下する。これを防止するために
は、紫外線照射の積算光量を多くしなければならず、エ
ネルギー効率、装置規模の問題、照射時間がかかるなど
の問題の原因となる。カチオン型光重合開始剤が多すぎ
ると耐熱性、耐湿性が低下する。
ソトロピー性が低下し、組成物の塗布時の流動性が低下
したり、基板貼り合わせまでの非流動性が低下したりす
るため、うまくシールできなかったりすることがあり、
多すぎると接着強度が低下する。脂肪族グリシジルエー
テル型エポキシ化合物が少なすぎると接着強度が低下
し、多すぎると耐熱性、耐湿性が低下する。疎水性シリ
カ粒子が少なすぎると塗布形状の維持が困難であり、多
すぎると所定形状に均一に短時間で塗布することが困難
である。カチオン型光重合開始剤が少なすぎると硬化が
進行し難く、不十分な硬化状態で反応が止まりやすく、
その場合接着強度が低下する。これを防止するために
は、紫外線照射の積算光量を多くしなければならず、エ
ネルギー効率、装置規模の問題、照射時間がかかるなど
の問題の原因となる。カチオン型光重合開始剤が多すぎ
ると耐熱性、耐湿性が低下する。
【0023】なお、本発明の組成物はBH型粘度計で測
定した粘度が20rpmで10cps以上、好ましくは
100cps以上、より好ましくは500cps以上、
40000cps以下、好ましくは20000cps以
下、より好ましくは10000cps以下、2rpmで
5000cps以上、好ましくは10000cps以
上、より好ましくは20000cps以上、10000
0cps以下、好ましくは80000cps以下、より
好ましくは60000cps以下のものである。20r
pmで測定した値が大きすぎると塗布するには粘度が高
すぎ、小さすぎると塗布量の制御が困難になる。2rp
mで測定した値が大きすぎるものは、20rpmで測定
した値も大きくなりやすく、小さすぎると塗布後に粘度
が低すぎるために塗布した状態を維持できない。
定した粘度が20rpmで10cps以上、好ましくは
100cps以上、より好ましくは500cps以上、
40000cps以下、好ましくは20000cps以
下、より好ましくは10000cps以下、2rpmで
5000cps以上、好ましくは10000cps以
上、より好ましくは20000cps以上、10000
0cps以下、好ましくは80000cps以下、より
好ましくは60000cps以下のものである。20r
pmで測定した値が大きすぎると塗布するには粘度が高
すぎ、小さすぎると塗布量の制御が困難になる。2rp
mで測定した値が大きすぎるものは、20rpmで測定
した値も大きくなりやすく、小さすぎると塗布後に粘度
が低すぎるために塗布した状態を維持できない。
【0024】また、本発明の組成物には、所望に応じ
て、カップリング剤、染料や顔料などの着色剤、重合禁
止剤、スペーサーとして用いる粒子などなどを添加して
もよい。
て、カップリング剤、染料や顔料などの着色剤、重合禁
止剤、スペーサーとして用いる粒子などなどを添加して
もよい。
【0025】各成分を混合して組成物にする方法は、特
に限定されないが、各成分を均一に混合させるために、
サンドミル、ディゾルバー、三本ロール、超音波ホモジ
ナイザー、ボールミルなどを用いることが好ましい。
に限定されないが、各成分を均一に混合させるために、
サンドミル、ディゾルバー、三本ロール、超音波ホモジ
ナイザー、ボールミルなどを用いることが好ましい。
【0026】(シール材)本発明の光硬化性組成物はシ
ール材として有益であり、例えば、液晶ディスプレイ用
のシール材、具体的には、2枚の液晶基板の間に液晶を
封止するために用いられるシール材として優れている。
ール材として有益であり、例えば、液晶ディスプレイ用
のシール材、具体的には、2枚の液晶基板の間に液晶を
封止するために用いられるシール材として優れている。
【0027】液晶基板は、ガラスやアクリル、熱可塑性
ノルボルネン系樹脂などの透明樹脂などで形成され、そ
の表面に導電性透明電極、位相フィルムなどを積層した
ものでもよい。
ノルボルネン系樹脂などの透明樹脂などで形成され、そ
の表面に導電性透明電極、位相フィルムなどを積層した
ものでもよい。
【0028】(シール方法)本発明のシール材は、2枚
の液晶基板の少なくとも1枚上に塗布し、シール材と2
枚の液晶基板で空間を密閉するように、2枚の液晶基板
を平行に固定して活性エネルギー線を照射して固化させ
て用いる。一般には、安全性、エネルギー効率などの点
から紫外線を照射する。
の液晶基板の少なくとも1枚上に塗布し、シール材と2
枚の液晶基板で空間を密閉するように、2枚の液晶基板
を平行に固定して活性エネルギー線を照射して固化させ
て用いる。一般には、安全性、エネルギー効率などの点
から紫外線を照射する。
【0029】シール材の塗布量は、厚さが好ましくは1
μm以上、より好ましくは2μm以上、好ましくは50
μm以下、より好ましくは40μm以下にする。薄すぎ
ると十分な接着強度が得られず、厚すぎると完全に硬化
させるのが困難であり、また、紫外線照射量を多くする
必要があり、生産効率、エネルギー効率に劣る。
μm以上、より好ましくは2μm以上、好ましくは50
μm以下、より好ましくは40μm以下にする。薄すぎ
ると十分な接着強度が得られず、厚すぎると完全に硬化
させるのが困難であり、また、紫外線照射量を多くする
必要があり、生産効率、エネルギー効率に劣る。
【0030】紫外線照射は、積算光量で500mJ/c
m2以上、好ましくは800mJ/cm2以上、より好ま
しくは1000mJ/cm2以上、7000mJ/cm2
以下、好ましくは6000mJ/cm2以下、より好ま
しくは4000mJ/cm2以下で行う。照射量が少な
すぎると硬化が不十分で、十分にシールされず、多すぎ
るとシール材や液晶基板が劣化することがある。
m2以上、好ましくは800mJ/cm2以上、より好ま
しくは1000mJ/cm2以上、7000mJ/cm2
以下、好ましくは6000mJ/cm2以下、より好ま
しくは4000mJ/cm2以下で行う。照射量が少な
すぎると硬化が不十分で、十分にシールされず、多すぎ
るとシール材や液晶基板が劣化することがある。
【0031】(液晶封止体)本発明の液晶封止体は、2
枚の液晶基板と本発明のシール材を硬化させたものによ
って囲まれた空間に液晶を封止してなるものである。液
晶を封止する方法は特に限定されず、シリンジなどを用
いてシール後に内部の空気を抜きながら液晶を注入した
り、シール材の一部に設けておいた開口部から液晶を注
入した後で開口部を塞いだりする。
枚の液晶基板と本発明のシール材を硬化させたものによ
って囲まれた空間に液晶を封止してなるものである。液
晶を封止する方法は特に限定されず、シリンジなどを用
いてシール後に内部の空気を抜きながら液晶を注入した
り、シール材の一部に設けておいた開口部から液晶を注
入した後で開口部を塞いだりする。
【0032】液晶封止体は、液晶基板上に、封止前また
は封止後、透明導電膜、位相フィルムなどを積層するこ
とにより、液晶ディスプレイとして使用することができ
る。本発明の液晶封止体は、製造が容易であり、シール
材と液晶基板との接着強度、耐熱性、耐湿性などに優れ
る。
は封止後、透明導電膜、位相フィルムなどを積層するこ
とにより、液晶ディスプレイとして使用することができ
る。本発明の液晶封止体は、製造が容易であり、シール
材と液晶基板との接着強度、耐熱性、耐湿性などに優れ
る。
【0033】(態様)本発明の態様としては、(1)
脂環式エポキシ化合物、脂肪族グリシジルエーテル型エ
ポキシ化合物、疎水性シリカ粒子、及びカチオン型光重
合開始剤から成る光硬化性組成物、(2) 脂環式エポ
キシ化合物が、脂環構造とそれに結合したエポキシ基を
有する化合物である(1)記載の組成物、(3) 脂環
式エポキシ化合物が、炭素数3〜50の脂環構造を有す
る分子量が100〜2000のものである(1)〜
(2)記載の組成物、(4) 脂環式エポキシ化合物
が、一般式1、一般式2、一般式3、一般式4、一般式
5、一般式6、一般式7、一般式8、一般式9、一般式
10、一般式11、一般式12、または一般式13で表
される化合物である(1)〜(3)記載の組成物、
(5) 脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物
が、脂肪族化合物の末端にグリシジルエーテル結合を有
する化合物である(1)〜(4)記載の組成物、(6)
脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物が、分子
量100〜2000のものである(1)〜(5)記載の
組成物、(7) 脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ
化合物が、二官能性のものである(1)〜(6)記載の
組成物、(8) 疎水性シリカ粒子が、シリカ粒子表面
のシラノール基を疎水性基に置換したものである(1)
〜(7)記載の組成物、(9) 疎水性シリカ粒子が、
疎水率60〜100%のものである(1)〜(8)記載
の組成物、(10) 疎水性シリカ粒子が、一次粒子の
平均粒径0.001〜1μmのものである(1)〜
(9)記載の組成物、(11) カチオン型光重合開始
剤が活性エネルギー線照射によりルイス酸触媒を遊離す
るものである(1)〜(10)記載の組成物、(12)
脂環式エポキシ化合物を60〜90重量%、脂肪族グ
リシジルエーテル型エポキシ化合物を5〜40重量%、
疎水性シリカ粒子を1〜10重量%、及びカチオン型光
重合開始剤を0.5〜10重量%含有するものである
(1)〜(11)記載の組成物、(13) BH型粘度
計で測定した粘度が20rpmで10〜40000cp
sである(1)〜(12)記載の組成物、(14) B
H型粘度計で測定した粘度が2rpmで5000〜10
0000cpsである(1)〜(13)記載の組成物、
(15) (1)〜(14)記載の組成物からなるシー
ル材、(16) (15)記載のシール材を、2枚の液
晶基板の少なくとも1枚上に塗布し、シール材と2枚の
液晶基板で空間を密閉するように、2枚の液晶基板を平
行に重ね合わせて活性エネルギー線を照射して固化させ
る液晶基板のシール方法、(17) シール材の塗布量
は、厚さが1〜50μmである(16)記載のシール方
法、(18) 活性エネルギー線が紫外線である(1
6)〜(17)記載のシール方法、(19) 紫外線照
射の積算光量が500〜7000mJ/cm2である
(18)記載のシール方法、(20) 2枚の液晶基板
と(15)記載のシール材によって囲まれた空間に液晶
を封止してなる液晶封止体、(21) 液晶ディスプレ
イである(20)記載の液晶封止体、などが挙げられ
る。
脂環式エポキシ化合物、脂肪族グリシジルエーテル型エ
ポキシ化合物、疎水性シリカ粒子、及びカチオン型光重
合開始剤から成る光硬化性組成物、(2) 脂環式エポ
キシ化合物が、脂環構造とそれに結合したエポキシ基を
有する化合物である(1)記載の組成物、(3) 脂環
式エポキシ化合物が、炭素数3〜50の脂環構造を有す
る分子量が100〜2000のものである(1)〜
(2)記載の組成物、(4) 脂環式エポキシ化合物
が、一般式1、一般式2、一般式3、一般式4、一般式
5、一般式6、一般式7、一般式8、一般式9、一般式
10、一般式11、一般式12、または一般式13で表
される化合物である(1)〜(3)記載の組成物、
(5) 脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物
が、脂肪族化合物の末端にグリシジルエーテル結合を有
する化合物である(1)〜(4)記載の組成物、(6)
脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ化合物が、分子
量100〜2000のものである(1)〜(5)記載の
組成物、(7) 脂肪族グリシジルエーテル型エポキシ
化合物が、二官能性のものである(1)〜(6)記載の
組成物、(8) 疎水性シリカ粒子が、シリカ粒子表面
のシラノール基を疎水性基に置換したものである(1)
〜(7)記載の組成物、(9) 疎水性シリカ粒子が、
疎水率60〜100%のものである(1)〜(8)記載
の組成物、(10) 疎水性シリカ粒子が、一次粒子の
平均粒径0.001〜1μmのものである(1)〜
(9)記載の組成物、(11) カチオン型光重合開始
剤が活性エネルギー線照射によりルイス酸触媒を遊離す
るものである(1)〜(10)記載の組成物、(12)
脂環式エポキシ化合物を60〜90重量%、脂肪族グ
リシジルエーテル型エポキシ化合物を5〜40重量%、
疎水性シリカ粒子を1〜10重量%、及びカチオン型光
重合開始剤を0.5〜10重量%含有するものである
(1)〜(11)記載の組成物、(13) BH型粘度
計で測定した粘度が20rpmで10〜40000cp
sである(1)〜(12)記載の組成物、(14) B
H型粘度計で測定した粘度が2rpmで5000〜10
0000cpsである(1)〜(13)記載の組成物、
(15) (1)〜(14)記載の組成物からなるシー
ル材、(16) (15)記載のシール材を、2枚の液
晶基板の少なくとも1枚上に塗布し、シール材と2枚の
液晶基板で空間を密閉するように、2枚の液晶基板を平
行に重ね合わせて活性エネルギー線を照射して固化させ
る液晶基板のシール方法、(17) シール材の塗布量
は、厚さが1〜50μmである(16)記載のシール方
法、(18) 活性エネルギー線が紫外線である(1
6)〜(17)記載のシール方法、(19) 紫外線照
射の積算光量が500〜7000mJ/cm2である
(18)記載のシール方法、(20) 2枚の液晶基板
と(15)記載のシール材によって囲まれた空間に液晶
を封止してなる液晶封止体、(21) 液晶ディスプレ
イである(20)記載の液晶封止体、などが挙げられ
る。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例を挙げて具体
的に説明する。なお、疎水率の測定方法は前述の通りで
あるが、振とうは、5分間、150回/分、振り幅40
mmの垂直振とうで行った。
的に説明する。なお、疎水率の測定方法は前述の通りで
あるが、振とうは、5分間、150回/分、振り幅40
mmの垂直振とうで行った。
【0035】実施例1 脂環式エポキシ化合物として3,4−エポキシシクロヘ
キシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボ
キシレート(日本チバガイギー製、アラルダイト CY
179)70重量部(約64.8重量%)、脂肪族グリ
シジルエーテル型エポキシ化合物として1,4−ブタン
ジオールジグリシジルエーテル30重量部(約27.8
重量%)、疎水性シリカ粒子としてアエロジル RY2
00S(疎水率96%、一次粒子の平均粒径16nm、
日本アエロジル株式会社製)3.5重量部(約3.2重
量%)、およびカチオン型光重合開始剤(トリフェニル
スルホニウム・ヘキサフルオロフォスフェイト)3重量
部(約2.8重量%)を、超音波ホモジナイザーを高周
波出力600W、発振周波数19.6kHzの条件で用
い、温度が50℃以上にならないように冷却しながら5
分間分散混合して、均一にし、さらにスペーサー(積水
ファインケミカル製ポリマービーズ、ミクロパール S
P−207、一次粒子の平均粒径7μm)1.5重量部
(約1.4重量%)を加えて室温で攪拌機を用いて充分
に混合して、本発明の光硬化性組成物を得た。この組成
物は本発明のシール材でもある。
キシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボ
キシレート(日本チバガイギー製、アラルダイト CY
179)70重量部(約64.8重量%)、脂肪族グリ
シジルエーテル型エポキシ化合物として1,4−ブタン
ジオールジグリシジルエーテル30重量部(約27.8
重量%)、疎水性シリカ粒子としてアエロジル RY2
00S(疎水率96%、一次粒子の平均粒径16nm、
日本アエロジル株式会社製)3.5重量部(約3.2重
量%)、およびカチオン型光重合開始剤(トリフェニル
スルホニウム・ヘキサフルオロフォスフェイト)3重量
部(約2.8重量%)を、超音波ホモジナイザーを高周
波出力600W、発振周波数19.6kHzの条件で用
い、温度が50℃以上にならないように冷却しながら5
分間分散混合して、均一にし、さらにスペーサー(積水
ファインケミカル製ポリマービーズ、ミクロパール S
P−207、一次粒子の平均粒径7μm)1.5重量部
(約1.4重量%)を加えて室温で攪拌機を用いて充分
に混合して、本発明の光硬化性組成物を得た。この組成
物は本発明のシール材でもある。
【0036】このシール材の粘度をBH型粘度計で測定
したところ、20rpmで4000cps、2rpmで
45000cpsであった。
したところ、20rpmで4000cps、2rpmで
45000cpsであった。
【0037】厚さ1mm、25mm×100mmのガラ
ス板の中央に厚さ7.5μm、直径5mmの円面状にシ
ール材を塗布し、同じ大きさのガラス板の中央部と重ね
て十字になるように配置し、100mW/cm2の紫外
線を10秒間照射して硬化させて硬化試験片を得た。硬
化試験片の2枚のガラス板の間隔は7μmであった。ガ
ラス板に対して垂直の方向に引っ張り、JIS K 6
850に準じてせん断強度を測定したところ、せん断強
度は210kg/cm2、剥離強度は2.9kg/cm2
であった。
ス板の中央に厚さ7.5μm、直径5mmの円面状にシ
ール材を塗布し、同じ大きさのガラス板の中央部と重ね
て十字になるように配置し、100mW/cm2の紫外
線を10秒間照射して硬化させて硬化試験片を得た。硬
化試験片の2枚のガラス板の間隔は7μmであった。ガ
ラス板に対して垂直の方向に引っ張り、JIS K 6
850に準じてせん断強度を測定したところ、せん断強
度は210kg/cm2、剥離強度は2.9kg/cm2
であった。
【0038】同様にして得た硬化試験片を120℃、2
気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後、同様に測
定したところ、せん断強度は200kg/cm2、剥離
強度は2.7kg/cm2であった。
気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後、同様に測
定したところ、せん断強度は200kg/cm2、剥離
強度は2.7kg/cm2であった。
【0039】また、シール材をディスペンサーを用い
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に幅2mmの開口部一つを残して、線幅1mm
±0.05mm、厚さ7.5μmのシール材層となるよ
うに2m/sの速度で塗布した。塗布後10分たって
も、塗布したままの状態が維持されていた。
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に幅2mmの開口部一つを残して、線幅1mm
±0.05mm、厚さ7.5μmのシール材層となるよ
うに2m/sの速度で塗布した。塗布後10分たって
も、塗布したままの状態が維持されていた。
【0040】塗布したガラス基板と同じ大きさのガラス
基板を、シール材層がガラス基板間になるように重ね合
わせて、高圧水銀灯で100mW/cm2の紫外線を1
0秒間照射し、硬化させた。硬化したシール材層は線幅
1mm±0.1mm、厚さは7μmであった。
基板を、シール材層がガラス基板間になるように重ね合
わせて、高圧水銀灯で100mW/cm2の紫外線を1
0秒間照射し、硬化させた。硬化したシール材層は線幅
1mm±0.1mm、厚さは7μmであった。
【0041】開口部から液晶を注入し、空気が入らない
ように封口剤(日本ロックタイト製、ロックタイト 3
50、紫外線硬化型変性アクリレート)を用いて開口部
を封口して本発明の液晶封止体を得た。
ように封口剤(日本ロックタイト製、ロックタイト 3
50、紫外線硬化型変性アクリレート)を用いて開口部
を封口して本発明の液晶封止体を得た。
【0042】実施例2 疎水性シリカ粒子としてアエロジル RX200(疎水
率65%、一次粒子の平均粒径12nm、日本アエロジ
ル株式会社製)を用いる以外は実施例1と同様にして、
本発明のシール材を得た。このシール材は、20rpm
で4500cps、2rpmで43000cpsであっ
た。
率65%、一次粒子の平均粒径12nm、日本アエロジ
ル株式会社製)を用いる以外は実施例1と同様にして、
本発明のシール材を得た。このシール材は、20rpm
で4500cps、2rpmで43000cpsであっ
た。
【0043】このシール材を用いて実施例1と同様に硬
化試験片を製造したところ、やはりガラス板の間隔は7
μmであり、これを用いて測定したせん断強度は215
kg/cm2、剥離強度は2.8kg/cm2、120
℃、2気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後のせ
ん断強度は205kg/cm2、剥離強度は2.7kg
/cm2であった。
化試験片を製造したところ、やはりガラス板の間隔は7
μmであり、これを用いて測定したせん断強度は215
kg/cm2、剥離強度は2.8kg/cm2、120
℃、2気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後のせ
ん断強度は205kg/cm2、剥離強度は2.7kg
/cm2であった。
【0044】また、シール材をディスペンサーを用い
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μ
mのシール材層となるように2m/sの速度で塗布した
ところ、塗布後10分たっても、塗布したままの状態が
維持されていた。
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μ
mのシール材層となるように2m/sの速度で塗布した
ところ、塗布後10分たっても、塗布したままの状態が
維持されていた。
【0045】実施例3 脂環式エポキシ化合物としてビニルシクロヘキセンジオ
キサイド70重量部(約64.8重量%)、脂肪族グリ
シジルエーテル型エポキシ化合物としてトリメチロール
プロパンポリグリシジルエーテル30重量部(約27.
8重量%)、疎水性シリカ粒子としてアエロジル RY
200Sを3.5重量部(約3.2重量%)、およびカ
チオン型光重合開始剤(トリフェニルスルホニウム・ヘ
キサフルオロフォスフェイト)3重量部(約2.8重量
%)を、超音波ホモジナイザーを高周波出力600W、
発振周波数19.6kHzの条件で用い、温度が50℃
以上にならないように冷却しながら5分間分散混合し
て、均一にし、さらにスペーサー(積水ファインケミカ
ル製ポリマービーズ、ミクロパール SP−207、一
次粒子の平均粒径7μm)1.5重量部(約1.4重量
%)を加えて室温で攪拌機を用いて充分に混合して、本
発明の組成物を得た。この組成物は本発明のシール材で
もある。
キサイド70重量部(約64.8重量%)、脂肪族グリ
シジルエーテル型エポキシ化合物としてトリメチロール
プロパンポリグリシジルエーテル30重量部(約27.
8重量%)、疎水性シリカ粒子としてアエロジル RY
200Sを3.5重量部(約3.2重量%)、およびカ
チオン型光重合開始剤(トリフェニルスルホニウム・ヘ
キサフルオロフォスフェイト)3重量部(約2.8重量
%)を、超音波ホモジナイザーを高周波出力600W、
発振周波数19.6kHzの条件で用い、温度が50℃
以上にならないように冷却しながら5分間分散混合し
て、均一にし、さらにスペーサー(積水ファインケミカ
ル製ポリマービーズ、ミクロパール SP−207、一
次粒子の平均粒径7μm)1.5重量部(約1.4重量
%)を加えて室温で攪拌機を用いて充分に混合して、本
発明の組成物を得た。この組成物は本発明のシール材で
もある。
【0046】このシール材の粘度をBH型粘度計で測定
したところ、20rpmで3700cps、2rpmで
38000cpsであった。
したところ、20rpmで3700cps、2rpmで
38000cpsであった。
【0047】このシール材を用いて実施例1と同様に硬
化試験片を製造したところ、やはりガラス板の間隔は7
μmであり、これを用いて測定したせん断強度は215
kg/cm2、剥離強度は2.8kg/cm2、120
℃、2気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後のせ
ん断強度は205kg/cm2、剥離強度は2.8kg
/cm2であった。
化試験片を製造したところ、やはりガラス板の間隔は7
μmであり、これを用いて測定したせん断強度は215
kg/cm2、剥離強度は2.8kg/cm2、120
℃、2気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後のせ
ん断強度は205kg/cm2、剥離強度は2.8kg
/cm2であった。
【0048】また、シール材をディスペンサーを用い
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μ
mのシール材層となるように2m/sの速度で塗布した
ところ、塗布後10分たっても、塗布したままの状態が
維持されていた。
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μ
mのシール材層となるように2m/sの速度で塗布した
ところ、塗布後10分たっても、塗布したままの状態が
維持されていた。
【0049】比較例1 脂環式エポキシ化合物としてビニルシクロヘキセンジオ
キサイド40重量部(約37.5重量%)、脂肪族グリ
シジルエーテル型エポキシ化合物としてトリメチロール
プロパンポリグリシジルエーテル60重量部(約56.
3重量%)、疎水性シリカ粒子としてアエロジル RY
200Sを3.5重量部(約2.8重量%)、およびカ
チオン型光重合開始剤(トリフェニルスルホニウム・ヘ
キサフルオロフォスフェイト)3重量部(約3.2重量
%)を、超音波ホモジナイザーを高周波出力600W、
発振周波数19.6kHzの条件で用い、温度が50℃
以上にならないように冷却しながら5分間分散混合し
て、均一にし、さらにスペーサー(積水ファインケミカ
ル製ポリマービーズ、ミクロパール SP−207、一
次粒子の平均粒径7μm)1.5重量部(約1.4重量
%)を加えて室温で攪拌機を用いて充分に混合してシー
ル材を得た。
キサイド40重量部(約37.5重量%)、脂肪族グリ
シジルエーテル型エポキシ化合物としてトリメチロール
プロパンポリグリシジルエーテル60重量部(約56.
3重量%)、疎水性シリカ粒子としてアエロジル RY
200Sを3.5重量部(約2.8重量%)、およびカ
チオン型光重合開始剤(トリフェニルスルホニウム・ヘ
キサフルオロフォスフェイト)3重量部(約3.2重量
%)を、超音波ホモジナイザーを高周波出力600W、
発振周波数19.6kHzの条件で用い、温度が50℃
以上にならないように冷却しながら5分間分散混合し
て、均一にし、さらにスペーサー(積水ファインケミカ
ル製ポリマービーズ、ミクロパール SP−207、一
次粒子の平均粒径7μm)1.5重量部(約1.4重量
%)を加えて室温で攪拌機を用いて充分に混合してシー
ル材を得た。
【0050】このシール材の粘度をBH型粘度計で測定
したところ、20rpmで3500cps、2rpmで
30000cpsであった。
したところ、20rpmで3500cps、2rpmで
30000cpsであった。
【0051】このシール材を用いて実施例1と同様に硬
化試験片を製造したところ、やはりガラス板の間隔は7
μmであり、これを用いて測定したせん断強度は180
kg/cm2、剥離強度は1.9kg/cm2、120
℃、2気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後のせ
ん断強度は130kg/cm2、剥離強度は1.2kg
/cm2であった。
化試験片を製造したところ、やはりガラス板の間隔は7
μmであり、これを用いて測定したせん断強度は180
kg/cm2、剥離強度は1.9kg/cm2、120
℃、2気圧、水蒸気飽和条件下に3時間保持した後のせ
ん断強度は130kg/cm2、剥離強度は1.2kg
/cm2であった。
【0052】また、シール材をディスペンサーを用い
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μ
mのシール材層となるように2m/sの速度で塗布した
ところ、塗布10分後には、塗布した状態が保持されて
おらず、線幅が最大1.4mmにまで広がっていた。
て、厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の
平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μ
mのシール材層となるように2m/sの速度で塗布した
ところ、塗布10分後には、塗布した状態が保持されて
おらず、線幅が最大1.4mmにまで広がっていた。
【0053】このシール材はチクソトロピー性、せん断
強度、剥離強度、耐高温高湿性が劣っていた。
強度、剥離強度、耐高温高湿性が劣っていた。
【0054】比較例2 疎水性シリカ粒子としてアエロジル R972(疎水率
45%、一次粒子の平均粒径16nm、日本アエロジル
株式会社製)を用いる以外は実施例1と同様にして、シ
ール材を得た。このシール材は、20rpmで3500
cps、2rpmで7000cpsであった。
45%、一次粒子の平均粒径16nm、日本アエロジル
株式会社製)を用いる以外は実施例1と同様にして、シ
ール材を得た。このシール材は、20rpmで3500
cps、2rpmで7000cpsであった。
【0055】このシール材をディスペンサーを用いて、
厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の平面
外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μmの
シール材層となるように2m/sの速度で塗布したとこ
ろ、塗布10分後には、塗布した状態が保持されておら
ず、線幅が最大2.1mmにまで広がっていた。このシ
ール材はチクソトロピー性に劣る。
厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の平面
外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μmの
シール材層となるように2m/sの速度で塗布したとこ
ろ、塗布10分後には、塗布した状態が保持されておら
ず、線幅が最大2.1mmにまで広がっていた。このシ
ール材はチクソトロピー性に劣る。
【0056】比較例3 疎水性シリカ粒子としてアエロジル 300(疎水率0
%、一次粒子の平均粒径7nm、日本アエロジル株式会
社製)を用いる以外は実施例1と同様にして、シール材
を得た。このシール材は、20rpmで50000cp
s、2rpmで80000cpsであった。
%、一次粒子の平均粒径7nm、日本アエロジル株式会
社製)を用いる以外は実施例1と同様にして、シール材
を得た。このシール材は、20rpmで50000cp
s、2rpmで80000cpsであった。
【0057】このシール材をディスペンサーを用いて、
厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の平面
外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μmの
シール材層となるように2m/sの速度で塗布しようと
したが、粘度が高いため、塗布が困難で、切れ切れの線
状にしか塗布できなかった。このシール材はチクソトロ
ピー性に劣る。
厚さ1mm、90mm×150mmのガラス基板の平面
外周に、線幅1mm±0.05mm、厚さ7.5μmの
シール材層となるように2m/sの速度で塗布しようと
したが、粘度が高いため、塗布が困難で、切れ切れの線
状にしか塗布できなかった。このシール材はチクソトロ
ピー性に劣る。
【0058】比較例4 エポキシ化合物(油化シェルエポキシ製、エピコート8
28)100重量部、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル5重量部、変性芳香族アミン(日本合成化工製、
アクメックス H−94)50重量部、アエロジル 3
00を6重量部、3本ロールミルで混練した。この混合
物100重量部にスペーサー(積水ファインケミカル製
ポリマービーズ、ミクロパール SP−207)1.5
重量部を加え、室温で攪拌機を用いて十分に混合し、加
熱硬化性組成物を得た。
28)100重量部、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル5重量部、変性芳香族アミン(日本合成化工製、
アクメックス H−94)50重量部、アエロジル 3
00を6重量部、3本ロールミルで混練した。この混合
物100重量部にスペーサー(積水ファインケミカル製
ポリマービーズ、ミクロパール SP−207)1.5
重量部を加え、室温で攪拌機を用いて十分に混合し、加
熱硬化性組成物を得た。
【0059】この加熱硬化性組成物は20rpmで15
000cps、2rpmで90000cpsであった。
000cps、2rpmで90000cpsであった。
【0060】厚さ1mm、25mm×100mmのガラ
ス板の中央に厚さ7.5μm、直径5mmの円面状に、
この加熱硬化性組成物を塗布し、同じ大きさのガラス板
の中央部と重ねて十字になるように配置し、1.5kg
/cm2に加圧しながら、160℃に1時間保持して硬
化させて硬化試験片を得た。硬化試験片の2枚のガラス
板の間隔は7μmであった。実施例1と同様に測定した
ところ、せん断強度は220kg/cm2、剥離強度は
2.9kg/cm2、120℃、2気圧、水蒸気飽和条
件下に3時間保持した後のせん断強度は200kg/c
m2、剥離強度は2.6kg/cm2であった。
ス板の中央に厚さ7.5μm、直径5mmの円面状に、
この加熱硬化性組成物を塗布し、同じ大きさのガラス板
の中央部と重ねて十字になるように配置し、1.5kg
/cm2に加圧しながら、160℃に1時間保持して硬
化させて硬化試験片を得た。硬化試験片の2枚のガラス
板の間隔は7μmであった。実施例1と同様に測定した
ところ、せん断強度は220kg/cm2、剥離強度は
2.9kg/cm2、120℃、2気圧、水蒸気飽和条
件下に3時間保持した後のせん断強度は200kg/c
m2、剥離強度は2.6kg/cm2であった。
【0061】また、この加熱硬化性組成物をディスペン
サーを用いて、厚さ1mm、90mm×150mmのガ
ラス基板の平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚
さ7.5μmの混合物層となるように2m/sの速度で
塗布したところ、塗布後10分たっても、塗布したまま
の状態が維持されていたが、同じ大きさのガラス基板
を、混合物層がガラス基板間になるように重ね合わせ
て、1.5kg/cm2に加圧しながら、160℃に1
時間保持して硬化させようとしたところ、一部が流れ
て、幅1.3mmとなった。この加熱硬化性組成物は、
耐高温高湿性、せん断強度、剥離強度には優れている
が、チクソトロピー性に劣る。
サーを用いて、厚さ1mm、90mm×150mmのガ
ラス基板の平面外周に、線幅1mm±0.05mm、厚
さ7.5μmの混合物層となるように2m/sの速度で
塗布したところ、塗布後10分たっても、塗布したまま
の状態が維持されていたが、同じ大きさのガラス基板
を、混合物層がガラス基板間になるように重ね合わせ
て、1.5kg/cm2に加圧しながら、160℃に1
時間保持して硬化させようとしたところ、一部が流れ
て、幅1.3mmとなった。この加熱硬化性組成物は、
耐高温高湿性、せん断強度、剥離強度には優れている
が、チクソトロピー性に劣る。
【0062】比較例5 アクリル化合物(大阪有機化学工業製、ビスコート 5
40とビスコート 700の同重量混合物)100重量
部、ベンゾインブチルエーテル5重量部、アエロジル
300を4重量部、3本ロールミルで混練した。この混
合物100重量部にスペーサー(積水ファインケミカル
製ポリマービーズ、ミクロパール SP−207)1.
5重量部を加え、室温で攪拌機を用いて十分に混合して
紫外線硬化性アクリル系組成物を得た。
40とビスコート 700の同重量混合物)100重量
部、ベンゾインブチルエーテル5重量部、アエロジル
300を4重量部、3本ロールミルで混練した。この混
合物100重量部にスペーサー(積水ファインケミカル
製ポリマービーズ、ミクロパール SP−207)1.
5重量部を加え、室温で攪拌機を用いて十分に混合して
紫外線硬化性アクリル系組成物を得た。
【0063】この紫外線硬化性アクリル系組成物は20
rpmで25000cps、2rpmで45000cp
sであった。
rpmで25000cps、2rpmで45000cp
sであった。
【0064】実施例1のシール材の代わりにこの紫外線
硬化性アクリル系組成物を用いる以外は実施例1と同様
にして、組成物を硬化させた。硬化試験片の2枚のガラ
ス板の間隔は7μmであった。実施例1と同様に測定し
たところ、せん断強度は160kg/cm2、剥離強度
は1.8kg/cm2、120℃、2気圧、水蒸気飽和
条件下に3時間保持した後のせん断強度は90kg/c
m2、剥離強度は0.8kg/cm2であった。
硬化性アクリル系組成物を用いる以外は実施例1と同様
にして、組成物を硬化させた。硬化試験片の2枚のガラ
ス板の間隔は7μmであった。実施例1と同様に測定し
たところ、せん断強度は160kg/cm2、剥離強度
は1.8kg/cm2、120℃、2気圧、水蒸気飽和
条件下に3時間保持した後のせん断強度は90kg/c
m2、剥離強度は0.8kg/cm2であった。
【0065】また、紫外線硬化性アクリル系組成物をデ
ィスペンサーを用いて、厚さ1mm、90mm×150
mmのガラス基板の平面外周に、線幅1mm±0.05
mm、厚さ7.5μmのシール材層となるように0.5
m/sの速度で塗布したところ、塗布後10分たって
も、塗布したままの状態が維持されていた。
ィスペンサーを用いて、厚さ1mm、90mm×150
mmのガラス基板の平面外周に、線幅1mm±0.05
mm、厚さ7.5μmのシール材層となるように0.5
m/sの速度で塗布したところ、塗布後10分たって
も、塗布したままの状態が維持されていた。
【0066】この紫外線硬化性アクリル系組成物は、チ
クソトロピー性には優れているが、せん断強度、剥離強
度、耐高温高湿性に劣っていた。
クソトロピー性には優れているが、せん断強度、剥離強
度、耐高温高湿性に劣っていた。
【0067】
【発明の効果】本発明のシール材は、チクソトロピー
性、せん断強度、剥離強度、耐高温高湿性に優れてお
り、容易に強固なシール性が得られ、液晶ディスプレイ
などのシール材に用いると、良好な製品を生産性よく得
ることができる。
性、せん断強度、剥離強度、耐高温高湿性に優れてお
り、容易に強固なシール性が得られ、液晶ディスプレイ
などのシール材に用いると、良好な製品を生産性よく得
ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 脂環式エポキシ化合物、脂肪族グリシジ
ルエーテル型エポキシ化合物、疎水性シリカ粒子、及び
カチオン型光重合開始剤から成る光硬化性組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の組成物からなるシール
材。 - 【請求項3】 請求項2記載のシール材を、2枚の液晶
基板の少なくとも1枚上に塗布し、シール材と2枚の液
晶基板で空間を密閉するように、2枚の液晶基板を平行
に重ね合わせて紫外線を照射して固化させる液晶基板の
シール方法。 - 【請求項4】 2枚の液晶基板と請求項2記載のシール
材によって囲まれた空間に液晶を封止してなる液晶封止
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27062295A JPH0987363A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 光硬化性組成物、シール材、シール方法、および液晶封止体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27062295A JPH0987363A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 光硬化性組成物、シール材、シール方法、および液晶封止体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987363A true JPH0987363A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17488659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27062295A Pending JPH0987363A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 光硬化性組成物、シール材、シール方法、および液晶封止体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0987363A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002088225A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-03-27 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スルーホール充填用ペースト及びそれを用いたプリント配線板 |
| JP2006053425A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Dainippon Ink & Chem Inc | 液晶パネルシール用光硬化性組成物及び液晶パネル |
| JP2006057131A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Univ Nagoya | 撥水性を有するメッキ層を備えたメッキ製品及びその製造方法 |
| JP2006301613A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
| JP2008063397A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Kyoritsu Kagaku Sangyo Kk | 光カチオン硬化型又は熱カチオン硬化型接着剤 |
| KR20100124918A (ko) * | 2009-05-20 | 2010-11-30 | 주식회사 동진쎄미켐 | 전기소자 봉지용 광경화성 수지 조성물 |
| JP4924772B1 (ja) * | 2010-12-13 | 2012-04-25 | Dic株式会社 | カチオン硬化型液晶シール剤、及び液晶表示素子 |
| WO2012086463A1 (ja) * | 2010-12-20 | 2012-06-28 | 株式会社ダイセル | 硬化性エポキシ樹脂組成物及びこれを使用した光半導体装置 |
| KR101374987B1 (ko) * | 2007-07-27 | 2014-03-17 | 주식회사 엘지화학 | 전자재료용 봉지제 조성물 및 이에 의해 제조된 다층플라스틱 기판 |
| KR101478919B1 (ko) * | 2013-08-16 | 2015-01-05 | 주식회사 엘지화학 | 전자재료용 봉지제 조성물 및 이에 의해 제조된 다층 플라스틱 기판 |
| JP2016102206A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-06-02 | 株式会社スリーボンド | エポキシ樹脂組成物 |
| JP2017075205A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 住友電気工業株式会社 | 接着剤組成物及び光半導体デバイス |
| KR20170079947A (ko) * | 2015-12-31 | 2017-07-10 | 주식회사 엘지화학 | 액정셀 |
| WO2018106092A1 (ko) * | 2016-12-09 | 2018-06-14 | 주식회사 엘지화학 | 밀봉재 조성물 |
| US11171309B2 (en) | 2016-12-09 | 2021-11-09 | Lg Chem, Ltd. | Encapsulating composition |
| JP2022069039A (ja) * | 2020-10-23 | 2022-05-11 | 住友電気工業株式会社 | 接着剤組成物及び光半導体デバイス |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP27062295A patent/JPH0987363A/ja active Pending
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