JPH0987911A - 上衣の前身頃 - Google Patents
上衣の前身頃Info
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- JPH0987911A JPH0987911A JP24165795A JP24165795A JPH0987911A JP H0987911 A JPH0987911 A JP H0987911A JP 24165795 A JP24165795 A JP 24165795A JP 24165795 A JP24165795 A JP 24165795A JP H0987911 A JPH0987911 A JP H0987911A
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- adhesive interlining
- adhesive
- interlining
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着芯地を用いた縫製方法と同程度の手軽
さ、均質さで作製されていて、しかも非接着芯地を用い
た縫製方法と同程度のソフトな風合いを備える上衣の前
身頃を提供すること。 【解決手段】非接着芯地12と接着芯地13とが、前記
非接着芯地12が内側となるように表地14に積層さ
れ、前記接着芯地13の一部が非接着芯地12からはみ
出ていて、このはみ出た部分が直接表地14に接着さ
れ、その他の部分が非接着芯地12に接着されているこ
とを特徴とする 。
さ、均質さで作製されていて、しかも非接着芯地を用い
た縫製方法と同程度のソフトな風合いを備える上衣の前
身頃を提供すること。 【解決手段】非接着芯地12と接着芯地13とが、前記
非接着芯地12が内側となるように表地14に積層さ
れ、前記接着芯地13の一部が非接着芯地12からはみ
出ていて、このはみ出た部分が直接表地14に接着さ
れ、その他の部分が非接着芯地12に接着されているこ
とを特徴とする 。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上衣の前身頃に関す
る。詳細には接着芯地を用いた縫製方法と同程度の手軽
さ、均質さで作製されていて、しかも非接着芯地を用い
た縫製方法と同程度のソフトな風合いを備える上衣の前
身頃に関する。
る。詳細には接着芯地を用いた縫製方法と同程度の手軽
さ、均質さで作製されていて、しかも非接着芯地を用い
た縫製方法と同程度のソフトな風合いを備える上衣の前
身頃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上衣の前身頃には、接着芯地を用い
た縫製方法で作製されたものと、非接着芯地を用いた縫
製方法で作製されたものとがあった。接着芯地を用いた
上衣の前身頃は、図7に示すように、ラペル、フロント
エッジ及び前端ヘムの縫い代を含んで裁断された接着芯
地3を表地4に積層して接着プレスすることで作製され
ていた。
た縫製方法で作製されたものと、非接着芯地を用いた縫
製方法で作製されたものとがあった。接着芯地を用いた
上衣の前身頃は、図7に示すように、ラペル、フロント
エッジ及び前端ヘムの縫い代を含んで裁断された接着芯
地3を表地4に積層して接着プレスすることで作製され
ていた。
【0003】一方、非接着芯地を用いた上衣の前身頃
は、図7に示すように、同じくラペル、フロントエッジ
及び前端ヘムの縫い代を含んで裁断された非接着芯地2
を表地4に積層して、図10に示す如くシツケミシンで
仮止めすることで作製されていた。
は、図7に示すように、同じくラペル、フロントエッジ
及び前端ヘムの縫い代を含んで裁断された非接着芯地2
を表地4に積層して、図10に示す如くシツケミシンで
仮止めすることで作製されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記接着芯地を用いた
縫製方法で作製された上衣の前身頃にあっては、風合い
が硬くなるだけではなく、例えば表地が薄く、芯地が厚
い場合など、表地や芯地の種類によっては、接着部と非
接着部の境界線位置でいわゆる「芯地の当たり」が生じ
易く、また境界線位置での風合いの差が大きいことから
折れ易いという欠点があった。またこの前身頃にあって
は、接着された表地や芯地の収縮率の差が大きな場合に
は、接着部全体が逆カールするという不具合も生じてい
た。
縫製方法で作製された上衣の前身頃にあっては、風合い
が硬くなるだけではなく、例えば表地が薄く、芯地が厚
い場合など、表地や芯地の種類によっては、接着部と非
接着部の境界線位置でいわゆる「芯地の当たり」が生じ
易く、また境界線位置での風合いの差が大きいことから
折れ易いという欠点があった。またこの前身頃にあって
は、接着された表地や芯地の収縮率の差が大きな場合に
は、接着部全体が逆カールするという不具合も生じてい
た。
【0005】またこの前身頃において、例えばウールコ
ートのような胸増芯5を使用する場合には、胸増芯用非
接着芯地を図8に示すように裁断して、これを図9に示
すように接着芯地3上にラペルの返り線に沿ってすくい
縫いミシンや接着テープで固定したり、胸増芯用接着芯
地を同じく図8に示すように裁断して、これを図9に示
すように接着芯地3上に接着したりしていたが、胸増芯
用非接着芯地を用いた場合には芯据えが手作業であるの
で手間がかかり熟練を要していた。また胸増芯用接着芯
地を用いた場合、胸部には二重に接着部分が存在するこ
とになるため風合いが硬くなり、バブリングが発生する
こともあった。
ートのような胸増芯5を使用する場合には、胸増芯用非
接着芯地を図8に示すように裁断して、これを図9に示
すように接着芯地3上にラペルの返り線に沿ってすくい
縫いミシンや接着テープで固定したり、胸増芯用接着芯
地を同じく図8に示すように裁断して、これを図9に示
すように接着芯地3上に接着したりしていたが、胸増芯
用非接着芯地を用いた場合には芯据えが手作業であるの
で手間がかかり熟練を要していた。また胸増芯用接着芯
地を用いた場合、胸部には二重に接着部分が存在するこ
とになるため風合いが硬くなり、バブリングが発生する
こともあった。
【0006】一方、非接着芯地を用いた上衣の前身頃に
あっては、接着芯地を用いた場合のように風合いの硬
化、芯地の当たり、境界線位置での折れ、逆カールなど
の不具合が生じにくいものの、芯据えが手作業であるの
で手間がかかり、しかも表地、非接着芯地、身返しの3
枚を合わせて縫製するので、縫いズレが起こり、パッカ
リングが発生し易く、前身頃全体の仕立て映えに劣ると
いう不具合があった。
あっては、接着芯地を用いた場合のように風合いの硬
化、芯地の当たり、境界線位置での折れ、逆カールなど
の不具合が生じにくいものの、芯据えが手作業であるの
で手間がかかり、しかも表地、非接着芯地、身返しの3
枚を合わせて縫製するので、縫いズレが起こり、パッカ
リングが発生し易く、前身頃全体の仕立て映えに劣ると
いう不具合があった。
【0007】本発明は、このような技術的課題に鑑みな
されたものであり、接着芯地を用いた縫製方法と同程度
の手軽さ、均質さで作製されていて、しかも非接着芯地
を用いた縫製方法と同程度のソフトな風合いを備える上
衣の前身頃を提供することを目的とするものである。
されたものであり、接着芯地を用いた縫製方法と同程度
の手軽さ、均質さで作製されていて、しかも非接着芯地
を用いた縫製方法と同程度のソフトな風合いを備える上
衣の前身頃を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、非接着芯地と接着芯地と
が、前記非接着芯地が内側となるように表地に積層さ
れ、前記接着芯地の一部が非接着芯地からはみ出てい
て、このはみ出た部分が直接表地に接着され、その他の
部分が非接着芯地に接着されていることを特徴とする上
衣の前身頃をその要旨とした。
め、請求項1記載の発明は、非接着芯地と接着芯地と
が、前記非接着芯地が内側となるように表地に積層さ
れ、前記接着芯地の一部が非接着芯地からはみ出てい
て、このはみ出た部分が直接表地に接着され、その他の
部分が非接着芯地に接着されていることを特徴とする上
衣の前身頃をその要旨とした。
【0009】請求項2記載の発明は、接着芯地のフロン
トエッジ部分が非接着芯地からはみ出ていて、このはみ
出た部分が直接表地に接着されていることを特徴とする
上衣の前身頃をその要旨とした。
トエッジ部分が非接着芯地からはみ出ていて、このはみ
出た部分が直接表地に接着されていることを特徴とする
上衣の前身頃をその要旨とした。
【0010】請求項3記載の発明は、接着芯地の衿ぐ
り、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分が非
接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部分が直接表
地に接着されていることを特徴とする上衣の前身頃をそ
の要旨とした。
り、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分が非
接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部分が直接表
地に接着されていることを特徴とする上衣の前身頃をそ
の要旨とした。
【0011】請求項4記載の発明は、接着芯地の衿ぐ
り、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホー
ル中央部の各部分が非接着芯地からはみ出ていて、この
はみ出た部分が直接表地に接着されていることを特徴と
する上衣の前身頃をその要旨とした。
り、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホー
ル中央部の各部分が非接着芯地からはみ出ていて、この
はみ出た部分が直接表地に接着されていることを特徴と
する上衣の前身頃をその要旨とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の上衣の前身頃につ
いて更に詳しく説明する。この発明に係る上衣の前身頃
は、非接着芯地と接着芯地とを用い、これらを前記非接
着芯地が内側となるように表地に積層して一体化したも
のである。
いて更に詳しく説明する。この発明に係る上衣の前身頃
は、非接着芯地と接着芯地とを用い、これらを前記非接
着芯地が内側となるように表地に積層して一体化したも
のである。
【0013】この上衣の前身頃において、接着芯地はそ
の一部が非接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部
分が直接表地に接着されている。ここで、表地に直接接
着される接着芯地の一部とは、上衣の種類やデザインに
より様々に異なり、特定箇所に限定されるものではな
い。
の一部が非接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部
分が直接表地に接着されている。ここで、表地に直接接
着される接着芯地の一部とは、上衣の種類やデザインに
より様々に異なり、特定箇所に限定されるものではな
い。
【0014】接着芯地のフロントエッジ部分について
は、上衣の種類やデザインに拘わらず、接着芯地が非接
着芯地からはみ出るようにするのであるが、接着芯地の
フロントエッジ部分以外の部分については、上衣の種類
やデザインにより非接着芯地からはみ出るようにする部
分が相違する。
は、上衣の種類やデザインに拘わらず、接着芯地が非接
着芯地からはみ出るようにするのであるが、接着芯地の
フロントエッジ部分以外の部分については、上衣の種類
やデザインにより非接着芯地からはみ出るようにする部
分が相違する。
【0015】接着芯地の一部を非接着芯地からはみ出さ
せる方法としては、接着芯地を裁切線に裁断する(縫い
代を含んで裁断する)一方で、非接着芯地の前記接着芯
地の一部に対応する部分については仕上がりに裁断する
(縫い代を除いて裁断する)など、接着芯地の一部及び
非接着芯地の前記接着芯地の一部に対応する部分につい
て、接着芯地の裁断寸法を非接着芯地よりも大きく取る
方法がある。また、接着芯地の一部及び非接着芯地の前
記接着芯地の一部に対応する部分について、非接着芯地
の表地への積層位置を接着芯地よりも内側とする方法も
採ることができる。
せる方法としては、接着芯地を裁切線に裁断する(縫い
代を含んで裁断する)一方で、非接着芯地の前記接着芯
地の一部に対応する部分については仕上がりに裁断する
(縫い代を除いて裁断する)など、接着芯地の一部及び
非接着芯地の前記接着芯地の一部に対応する部分につい
て、接着芯地の裁断寸法を非接着芯地よりも大きく取る
方法がある。また、接着芯地の一部及び非接着芯地の前
記接着芯地の一部に対応する部分について、非接着芯地
の表地への積層位置を接着芯地よりも内側とする方法も
採ることができる。
【0016】このように接着芯地の一部を非接着芯地か
らはみ出させることで、このはみ出た部分が直接表地に
接着されることになり、接着芯地のその他の部分は、非
接着芯地に接着されて表地には接着されないことにな
る。一方非接着芯地は、一部が表地に接着されている接
着芯地を介して表地に固定されているだけで、直接表地
には固定されないことから、風合いが硬化せず、表地の
風合いや特性が生かされるようになる。
らはみ出させることで、このはみ出た部分が直接表地に
接着されることになり、接着芯地のその他の部分は、非
接着芯地に接着されて表地には接着されないことにな
る。一方非接着芯地は、一部が表地に接着されている接
着芯地を介して表地に固定されているだけで、直接表地
には固定されないことから、風合いが硬化せず、表地の
風合いや特性が生かされるようになる。
【0017】図3に示す前身頃11は、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの縫い代の各部分を仕
上がりに裁断した非接着芯地12と、衿ぐり、ラペル、
フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を裁切線に裁断し
た接着芯地13とを用い、これらを前記非接着芯地12
が内側となるように表地14に積層して一体化したもの
である。
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの縫い代の各部分を仕
上がりに裁断した非接着芯地12と、衿ぐり、ラペル、
フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を裁切線に裁断し
た接着芯地13とを用い、これらを前記非接着芯地12
が内側となるように表地14に積層して一体化したもの
である。
【0018】非接着芯地12は、接着樹脂加工が施され
ていない不織布芯、毛芯などのいわゆるフラシ芯と称す
る芯地である。この非接着芯地12は、その厚みが厚い
と接着芯地13と合わせて表地14に積層したときに、
非接着芯地12及び接着芯地13と表地14との間に寸
法差が生じて、表地14側に余りが出て弛れが発生しや
すい。このため、非接着芯地12は薄手であり、ソフト
な風合いを持ち、寸法安定性に優れたものが望ましく、
この点で不織布芯がより好ましい。
ていない不織布芯、毛芯などのいわゆるフラシ芯と称す
る芯地である。この非接着芯地12は、その厚みが厚い
と接着芯地13と合わせて表地14に積層したときに、
非接着芯地12及び接着芯地13と表地14との間に寸
法差が生じて、表地14側に余りが出て弛れが発生しや
すい。このため、非接着芯地12は薄手であり、ソフト
な風合いを持ち、寸法安定性に優れたものが望ましく、
この点で不織布芯がより好ましい。
【0019】この非接着芯地12は、図1に示すように
衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分
が仕上がりに裁断されている。この非接着芯地12を表
地14の所定の位置に重ね合わせたとき、図1に示すよ
うに表地14の衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前
端ヘムの各部分は、縫い代分だけ非接着芯地12で覆わ
れておらず、表地14が現れ出た状態となっている。
衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分
が仕上がりに裁断されている。この非接着芯地12を表
地14の所定の位置に重ね合わせたとき、図1に示すよ
うに表地14の衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前
端ヘムの各部分は、縫い代分だけ非接着芯地12で覆わ
れておらず、表地14が現れ出た状態となっている。
【0020】接着芯地13は、織物、編物、不織布など
の生地表面に接着樹脂をドット状に融着させたものであ
り、この接着芯地13は、図2に示すように、衿ぐり、
ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分が裁切線
に裁断されると共に脇部が前記非接着芯地よりも控えて
裁断されている。尚、脇部は上衣の種類やデザインによ
っては0〜10cm程度控えて裁断することもある。
の生地表面に接着樹脂をドット状に融着させたものであ
り、この接着芯地13は、図2に示すように、衿ぐり、
ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分が裁切線
に裁断されると共に脇部が前記非接着芯地よりも控えて
裁断されている。尚、脇部は上衣の種類やデザインによ
っては0〜10cm程度控えて裁断することもある。
【0021】この接着芯地13を前記表地14に重ね合
わせた非接着芯地12上に載せたとき、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分は、非接着芯
地12からはみ出して直接表地14に重合し、その他の
部分は非接着芯地12上に重合することになる。
わせた非接着芯地12上に載せたとき、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分は、非接着芯
地12からはみ出して直接表地14に重合し、その他の
部分は非接着芯地12上に重合することになる。
【0022】上記非接着芯地12及び接着芯地13を、
図3に示すように、非接着芯地12が内側となるように
表地14に積層し、これら3者を上下から接着プレス機
などで加熱プレスすることで、接着芯地13の衿ぐり、
ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分が表地1
4に直接接着され、接着芯地13のその他の部分は、非
接着芯地12に接着されて、非接着芯地12と接着芯地
13を複合した前身頃11が得られる。
図3に示すように、非接着芯地12が内側となるように
表地14に積層し、これら3者を上下から接着プレス機
などで加熱プレスすることで、接着芯地13の衿ぐり、
ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分が表地1
4に直接接着され、接着芯地13のその他の部分は、非
接着芯地12に接着されて、非接着芯地12と接着芯地
13を複合した前身頃11が得られる。
【0023】この前身頃11において、接着芯地13が
表地14に接着されているのは衿ぐり、ラペル、フロン
トエッジ及び前端ヘムの各部分のみであり、接着芯地1
3のその他の部分は非接着芯地12に接着されていて、
表地14には接着されていない。一方非接着芯地12
は、衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各
部分が表地14に接着されている接着芯地13を介して
固定されているだけで、直接表地14には固定されてお
らず、フリーな状態となっている。
表地14に接着されているのは衿ぐり、ラペル、フロン
トエッジ及び前端ヘムの各部分のみであり、接着芯地1
3のその他の部分は非接着芯地12に接着されていて、
表地14には接着されていない。一方非接着芯地12
は、衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各
部分が表地14に接着されている接着芯地13を介して
固定されているだけで、直接表地14には固定されてお
らず、フリーな状態となっている。
【0024】またウールコートなど胸増芯が必要な場合
には、胸増芯用接着芯地15を用い、これを図4に示す
ように裁断して、前記接着芯地13上に積層して接着す
る。尚、胸増芯には胸増芯用非接着芯地を用い、これを
同じく図4に示すように裁断して積層し、ラペルの返り
線に沿って接着テープで接着したり、シツケミシンで仮
止めしたりすることもできる。
には、胸増芯用接着芯地15を用い、これを図4に示す
ように裁断して、前記接着芯地13上に積層して接着す
る。尚、胸増芯には胸増芯用非接着芯地を用い、これを
同じく図4に示すように裁断して積層し、ラペルの返り
線に沿って接着テープで接着したり、シツケミシンで仮
止めしたりすることもできる。
【0025】次に、図5及び図6に示す上衣の前身頃に
ついて説明する。尚、接着芯地及び表地については請求
項1記載の上衣の前身頃と同じであるため、ここでの説
明は割愛する。この前身頃11は、衿ぐり、ラペル、フ
ロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各部
分を仕上がりに裁断した非接着芯地12と、衿ぐり、ラ
ペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央
部の各部分を裁切線に裁断した接着芯地13とを用い、
これらを前記非接着芯地12が内側となるように表地1
4に積層して一体化したものである。
ついて説明する。尚、接着芯地及び表地については請求
項1記載の上衣の前身頃と同じであるため、ここでの説
明は割愛する。この前身頃11は、衿ぐり、ラペル、フ
ロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各部
分を仕上がりに裁断した非接着芯地12と、衿ぐり、ラ
ペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央
部の各部分を裁切線に裁断した接着芯地13とを用い、
これらを前記非接着芯地12が内側となるように表地1
4に積層して一体化したものである。
【0026】またこの前身頃11にあっては、非接着芯
地12のアームホール中央部についても、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分と同様に、仕
上がりに裁断されており、この非接着芯地12を表地1
4の所定の位置に重ね合わせたとき、図5に示すように
衿ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアーム
ホール中央部の各部分が、縫い代分だけ非接着芯地12
で覆われておらず、表地14が現れ出た状態となってい
る。これに接着芯地13を積層することで、接着芯地1
3の各部分が非接着芯地12からはみ出るようになり、
これら表地14、非接着芯地12及び接着芯地13の3
者を接着プレスして一体化したとき、接着芯地13が、
衿ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアーム
ホール中央部の各部分において表地14に接着され、そ
の他の部分は非接着芯地12に接着されることになる。
地12のアームホール中央部についても、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分と同様に、仕
上がりに裁断されており、この非接着芯地12を表地1
4の所定の位置に重ね合わせたとき、図5に示すように
衿ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアーム
ホール中央部の各部分が、縫い代分だけ非接着芯地12
で覆われておらず、表地14が現れ出た状態となってい
る。これに接着芯地13を積層することで、接着芯地1
3の各部分が非接着芯地12からはみ出るようになり、
これら表地14、非接着芯地12及び接着芯地13の3
者を接着プレスして一体化したとき、接着芯地13が、
衿ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアーム
ホール中央部の各部分において表地14に接着され、そ
の他の部分は非接着芯地12に接着されることになる。
【0027】一方非接着芯地12は、衿ぐり、ラペル、
フロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各
部分が表地14に接着されている接着芯地13を介して
固定されているだけで、直接表地14には固定されず、
フリーな状態となる。
フロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各
部分が表地14に接着されている接着芯地13を介して
固定されているだけで、直接表地14には固定されず、
フリーな状態となる。
【0028】このようにこの前身頃11にあっては、表
地14、非接着芯地12及び接着芯地13の3者が、衿
ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホ
ール中央部の各部分で一体化されているので、例えば袖
付けなど衣服を仕立てる作業を行うときに、縫いズレが
生じ難く、より円滑な縫製作業を行うことができる。
地14、非接着芯地12及び接着芯地13の3者が、衿
ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホ
ール中央部の各部分で一体化されているので、例えば袖
付けなど衣服を仕立てる作業を行うときに、縫いズレが
生じ難く、より円滑な縫製作業を行うことができる。
【0029】
【実施例】以下に、綿コート用の前身頃とウールコート
用の前身頃を、接着芯地を用いた縫製方法、非接着芯地
を用いた縫製方法及び本発明の接着芯地と非接着芯地と
を用いた縫製方法で作製し、各々の性状を調べた。
用の前身頃を、接着芯地を用いた縫製方法、非接着芯地
を用いた縫製方法及び本発明の接着芯地と非接着芯地と
を用いた縫製方法で作製し、各々の性状を調べた。
【0030】実施例1 不織布(基布重量23g/m2 、ナイロン65%/ポリ
エステル35%のケミカルボンドタイプ、厚み0.23
mm)よりなる非接着芯地12を、図1に示すように衿
ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を
仕上がりに裁断し、不織布(基布重量18g/m2 、ナ
イロン90%/ポリエステル10%のサーマルボンドタ
イプ、厚み0.18mm)に、ポリアミド系の接着樹脂
をドット状に融着した接着芯地13(ドット数170ポ
イント/cm2 、接着樹脂の塗布量12g/m2 )を、
図2に示すように衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び
前端ヘムの各部分を裁切線に裁断すると共に脇部を3c
m控えて裁断した。
エステル35%のケミカルボンドタイプ、厚み0.23
mm)よりなる非接着芯地12を、図1に示すように衿
ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を
仕上がりに裁断し、不織布(基布重量18g/m2 、ナ
イロン90%/ポリエステル10%のサーマルボンドタ
イプ、厚み0.18mm)に、ポリアミド系の接着樹脂
をドット状に融着した接着芯地13(ドット数170ポ
イント/cm2 、接着樹脂の塗布量12g/m2 )を、
図2に示すように衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び
前端ヘムの各部分を裁切線に裁断すると共に脇部を3c
m控えて裁断した。
【0031】次いで、前記非接着芯地12及び接着芯地
13を、織物(ポリエステル/綿の平織されたものに溌
水加工したもの、重量153g/m2 、厚み0.22m
m)よりなる表地14上に、図6に示すように、非接着
芯地12、接着芯地13の順に積層し、ローラー型接着
プレス機により、温度130°C、圧力3kg/cm
2 、時間10秒の接着条件で接着し、綿コート用前身頃
11を得た。
13を、織物(ポリエステル/綿の平織されたものに溌
水加工したもの、重量153g/m2 、厚み0.22m
m)よりなる表地14上に、図6に示すように、非接着
芯地12、接着芯地13の順に積層し、ローラー型接着
プレス機により、温度130°C、圧力3kg/cm
2 、時間10秒の接着条件で接着し、綿コート用前身頃
11を得た。
【0032】比較例1 不織布(基布重量31g/m2 、ナイロン80%/ポリ
エステル20%のサーマルボンドタイプ、厚み0.15
mm)に、ポリアミド系の接着樹脂をドット状に融着し
た接着芯地3(ドット数112ポイント/cm2 、接着
樹脂の塗布量12g/m2 )を、図7のように衿ぐり、
ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を裁切線
に裁断し、これを実施例1と同じ織物よりなる表地4の
所定位置に積層し、R型接着プレス機により、温度13
0°C、圧力3kg/cm2 、時間10秒の接着条件で
接着し、綿コート用前身頃1を得た。
エステル20%のサーマルボンドタイプ、厚み0.15
mm)に、ポリアミド系の接着樹脂をドット状に融着し
た接着芯地3(ドット数112ポイント/cm2 、接着
樹脂の塗布量12g/m2 )を、図7のように衿ぐり、
ラペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を裁切線
に裁断し、これを実施例1と同じ織物よりなる表地4の
所定位置に積層し、R型接着プレス機により、温度13
0°C、圧力3kg/cm2 、時間10秒の接着条件で
接着し、綿コート用前身頃1を得た。
【0033】比較例2 不織布(重量71g/m2 、ナイロン50%/ポリエス
テル50%のケミカルボンドタイプ、厚み0.56m
m)よりなる非接着芯地2を、図7のように衿ぐり、ラ
ペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を裁切線に
裁断し、これを実施例1と同じ織物よりなる表地4の所
定位置に積層し、シツケミシンにより図10に示すよう
に仮止めし、綿コート用前身頃1を得た。
テル50%のケミカルボンドタイプ、厚み0.56m
m)よりなる非接着芯地2を、図7のように衿ぐり、ラ
ペル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分を裁切線に
裁断し、これを実施例1と同じ織物よりなる表地4の所
定位置に積層し、シツケミシンにより図10に示すよう
に仮止めし、綿コート用前身頃1を得た。
【0034】上記実施例1、比較例1及び比較例2の綿
コート用前身頃11または1について、その性状を表1
にまとめた。
コート用前身頃11または1について、その性状を表1
にまとめた。
【0035】
【0036】実施例2 不織布(重量60g/m2 、ナイロン60%/ポリエス
テル40%のケミカルボンドタイプ、厚み0.7mm)
よりなる非接着芯地12を、図5のように衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央部
の各部分を仕上がりに裁断し、不織布(基布重量33g
/m2 、ナイロン65%/ポリエステル35%のサーマ
ルボンドタイプ、厚み0.27mm)に、ポリエステル
加工糸によって2.8mm間隔、3.5mmピッチで単
糸環縫いしてステッチ加工し、さらにポリアミド系の接
着樹脂をドット状に融着した接着芯地13(ドット数3
7ポイント/cm2 、接着樹脂の塗布量12g/m2 )
を、図2に示すように衿ぐり、ラペル、フロントエッ
ジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各部分を裁切線
に裁断すると共に脇部を3cm控えて裁断した。さらに
胸増芯用接着芯15として前記接着芯地を図4に示すよ
うに裁断した。
テル40%のケミカルボンドタイプ、厚み0.7mm)
よりなる非接着芯地12を、図5のように衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホール中央部
の各部分を仕上がりに裁断し、不織布(基布重量33g
/m2 、ナイロン65%/ポリエステル35%のサーマ
ルボンドタイプ、厚み0.27mm)に、ポリエステル
加工糸によって2.8mm間隔、3.5mmピッチで単
糸環縫いしてステッチ加工し、さらにポリアミド系の接
着樹脂をドット状に融着した接着芯地13(ドット数3
7ポイント/cm2 、接着樹脂の塗布量12g/m2 )
を、図2に示すように衿ぐり、ラペル、フロントエッ
ジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各部分を裁切線
に裁断すると共に脇部を3cm控えて裁断した。さらに
胸増芯用接着芯15として前記接着芯地を図4に示すよ
うに裁断した。
【0037】次いで前記非接着芯地12、接着芯地13
及び胸増芯用接着芯15を、ウール100%ギャバジン
(重量248g/m2 、厚み0.61mm)からなる表
地14上に、図4及び図6に示すように、非接着芯地1
2、接着芯地13及び胸増芯用接着芯15の順に積層
し、フラット型接着プレス機により、温度150°C、
圧力0.3kg/cm2 、時間15秒の接着条件で接着
し、ウールコート用前身頃11を得た。
及び胸増芯用接着芯15を、ウール100%ギャバジン
(重量248g/m2 、厚み0.61mm)からなる表
地14上に、図4及び図6に示すように、非接着芯地1
2、接着芯地13及び胸増芯用接着芯15の順に積層
し、フラット型接着プレス機により、温度150°C、
圧力0.3kg/cm2 、時間15秒の接着条件で接着
し、ウールコート用前身頃11を得た。
【0038】比較例3 織物(基布重量57g/m2 、綿100%平織り)表面
にポリアミド系の接着樹脂をドット状に融着した接着芯
地3(ドット数30ポイント/cm2 、接着樹脂の塗布
量10g/m2 、厚み0.31mm)を、図7の様に衿
ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホ
ール中央部の各部分を裁切線に裁断し、さらに胸増芯用
接着芯5として前記接着芯地を図8に示すように裁断し
た。これら接着芯地3及び胸増芯用接着芯5を、図9に
示すように、実施例2と同じ表地4に接着芯地3、胸増
芯用接着芯5の順に積層し、フラット型接着プレス機に
より、温度150°C、圧力0.3kg/cm2 、時間
15秒の接着条件で接着し、ウールコート用前身頃1を
得た。
にポリアミド系の接着樹脂をドット状に融着した接着芯
地3(ドット数30ポイント/cm2 、接着樹脂の塗布
量10g/m2 、厚み0.31mm)を、図7の様に衿
ぐり、ラペル、フロントエッジ、前端ヘム及びアームホ
ール中央部の各部分を裁切線に裁断し、さらに胸増芯用
接着芯5として前記接着芯地を図8に示すように裁断し
た。これら接着芯地3及び胸増芯用接着芯5を、図9に
示すように、実施例2と同じ表地4に接着芯地3、胸増
芯用接着芯5の順に積層し、フラット型接着プレス機に
より、温度150°C、圧力0.3kg/cm2 、時間
15秒の接着条件で接着し、ウールコート用前身頃1を
得た。
【0039】比較例4 毛芯(重量220g/m2 、厚み0.52mm、打ち込
み数 縦31本、横31本/インチ)からなる非接着芯
地2を図7に示すように裁断し、さらに胸増芯用フラシ
芯5として前記毛芯を用い、これを図8に示すように裁
断した。この胸増芯用フラシ芯を前記非接着芯地2にチ
ドリミシンで縫合する。この後縫合された非接着芯地2
及び胸増芯用フラシ芯5を、図9に示すように、実施例
2と同じ表地4に、縦方向の地の目を通しながら非接着
芯地2が内側となるように積層し、図10に示すように
シツケミシンにより仮止めし、ウールコート用前身頃1
を得た。
み数 縦31本、横31本/インチ)からなる非接着芯
地2を図7に示すように裁断し、さらに胸増芯用フラシ
芯5として前記毛芯を用い、これを図8に示すように裁
断した。この胸増芯用フラシ芯を前記非接着芯地2にチ
ドリミシンで縫合する。この後縫合された非接着芯地2
及び胸増芯用フラシ芯5を、図9に示すように、実施例
2と同じ表地4に、縦方向の地の目を通しながら非接着
芯地2が内側となるように積層し、図10に示すように
シツケミシンにより仮止めし、ウールコート用前身頃1
を得た。
【0040】尚、ラペルはすくい縫いミシンでローリン
グするように「いせ」てハ刺しする。非接着芯地2のフ
ロントエッジ、衿ぐり、前端裾を仕上がりにカット後、
伸び止め接着テープ(1.5cm幅)で表地4に接着し
固定する。
グするように「いせ」てハ刺しする。非接着芯地2のフ
ロントエッジ、衿ぐり、前端裾を仕上がりにカット後、
伸び止め接着テープ(1.5cm幅)で表地4に接着し
固定する。
【0041】上記実施例2、比較例3及び比較例4のウ
ールコート用前身頃11または1について、その性状を
表2にまとめた。
ールコート用前身頃11または1について、その性状を
表2にまとめた。
【0042】 尚、比較例4の仕立て映えの項目の評価は、作業者の熟
練の度合いにより様々であるので、×〜○とした。
練の度合いにより様々であるので、×〜○とした。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の上衣の前身頃にあって
は、非接着芯地と接着芯地とが、前記非接着芯地が内側
となるように表地に積層され、前記接着芯地の一部が非
接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部分が直接表
地に接着され、その他の部分が非接着芯地に接着されて
おり、風合いがソフトであり、バブリングが発生するこ
とがなく、従来の接着芯地を用いた縫製方法のように、
接着部と非接着部の境界線位置で「芯地の当たり」や
「折れ」が生じることもない。また接着部が逆カールす
るという不具合が生じることもない。
は、非接着芯地と接着芯地とが、前記非接着芯地が内側
となるように表地に積層され、前記接着芯地の一部が非
接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部分が直接表
地に接着され、その他の部分が非接着芯地に接着されて
おり、風合いがソフトであり、バブリングが発生するこ
とがなく、従来の接着芯地を用いた縫製方法のように、
接着部と非接着部の境界線位置で「芯地の当たり」や
「折れ」が生じることもない。また接着部が逆カールす
るという不具合が生じることもない。
【0044】またこの上衣の前身頃にあっては、従来の
非接着芯地を用いた縫製方法のように、芯据えの煩雑さ
や困難性を伴わず、縫製作業における高度の熟練は不要
であり、縫いズレやパッカリングが発生することもな
く、前身頃全体の仕立て映えに劣るという不具合が生じ
ることもない。
非接着芯地を用いた縫製方法のように、芯据えの煩雑さ
や困難性を伴わず、縫製作業における高度の熟練は不要
であり、縫いズレやパッカリングが発生することもな
く、前身頃全体の仕立て映えに劣るという不具合が生じ
ることもない。
【0045】請求項2記載の上衣の前身頃にあっては、
接着芯地のフロントエッジ部分が非接着芯地からはみ出
ていて、このはみ出た部分が直接表地に接着されている
ので、身返しと合わせて縫製するときに、縫いズレやパ
ッカリングが発生するすることがない。
接着芯地のフロントエッジ部分が非接着芯地からはみ出
ていて、このはみ出た部分が直接表地に接着されている
ので、身返しと合わせて縫製するときに、縫いズレやパ
ッカリングが発生するすることがない。
【0046】請求項3記載の上衣の前身頃にあっては、
接着芯地の衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘ
ムの各部分のみが表地に接着されていて、その他の部分
は非接着芯地に接着され、非接着芯地は直接表地に接着
されておらず、フリーな状態となっている。このためこ
の前身頃は、風合いがソフトであり、接着部と非接着部
の境界線位置で「芯地の当たり」や「折れ」が生じるこ
とがない。
接着芯地の衿ぐり、ラペル、フロントエッジ及び前端ヘ
ムの各部分のみが表地に接着されていて、その他の部分
は非接着芯地に接着され、非接着芯地は直接表地に接着
されておらず、フリーな状態となっている。このためこ
の前身頃は、風合いがソフトであり、接着部と非接着部
の境界線位置で「芯地の当たり」や「折れ」が生じるこ
とがない。
【0047】またこの前身頃にあっては、表地に接着さ
れているのは接着芯地の衿ぐり、ラペル、フロントエッ
ジ及び前端ヘムの各部分のみであるので、接着部が逆カ
ールするという不具合も生じることがない。
れているのは接着芯地の衿ぐり、ラペル、フロントエッ
ジ及び前端ヘムの各部分のみであるので、接着部が逆カ
ールするという不具合も生じることがない。
【0048】またこの前身頃にあっては、非接着芯地は
直接表地に固定されておらず、接着芯地を介して表地に
固定されていることから、従来の非接着芯地を用いたと
きのような芯据えの煩雑さや困難性を伴わず、縫製作業
における高度の熟練は不要であり、縫いズレやパッカリ
ングが発生することもなく、前身頃全体の仕立て映えに
劣るという不具合が生じることもない。
直接表地に固定されておらず、接着芯地を介して表地に
固定されていることから、従来の非接着芯地を用いたと
きのような芯据えの煩雑さや困難性を伴わず、縫製作業
における高度の熟練は不要であり、縫いズレやパッカリ
ングが発生することもなく、前身頃全体の仕立て映えに
劣るという不具合が生じることもない。
【0049】さらにこの前身頃にあっては、上記構成を
有していることから、例えばウールコートに適用する場
合であっても、従来の胸増芯を用いた場合のような芯据
えの煩雑さや困難性を伴わず、縫製作業における高度の
熟練は不要であり、しかも風合いが硬くなり、バブリン
グが発生することもない。
有していることから、例えばウールコートに適用する場
合であっても、従来の胸増芯を用いた場合のような芯据
えの煩雑さや困難性を伴わず、縫製作業における高度の
熟練は不要であり、しかも風合いが硬くなり、バブリン
グが発生することもない。
【0050】請求項4記載の上衣の前身頃にあっては、
表地、非接着芯地及び接着芯地の3者が、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分に加え、アー
ムホールの部分でも一体化されていることから、例えば
袖付けなど衣服を仕立てる作業を行うときに縫いズレが
生じ難く、より円滑な縫製作業を行うことができる。
表地、非接着芯地及び接着芯地の3者が、衿ぐり、ラペ
ル、フロントエッジ及び前端ヘムの各部分に加え、アー
ムホールの部分でも一体化されていることから、例えば
袖付けなど衣服を仕立てる作業を行うときに縫いズレが
生じ難く、より円滑な縫製作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上衣の前身頃における表地と非接着芯
地とを示す平面図。
地とを示す平面図。
【図2】本発明の上衣の前身頃における表地と接着芯地
とを示す平面図。
とを示す平面図。
【図3】表地上に非接着芯地と接着芯地とを積層した状
態を示す平面図。
態を示す平面図。
【図4】本発明の上衣の前身頃における表地と胸増芯と
を示す平面図。
を示す平面図。
【図5】本発明の上衣の前身頃における非接着芯地の別
の態様を示す平面図。
の態様を示す平面図。
【図6】図5に示した非接着芯地を表地上に積層した状
態を示す平面図。
態を示す平面図。
【図7】従来の上衣の前身頃における非接着芯地または
接着芯地と表地とを示す平面図。
接着芯地と表地とを示す平面図。
【図8】従来の上衣の前身頃における表地と胸増芯とを
示す平面図。
示す平面図。
【図9】表地上に非接着芯地または接着芯地と胸増芯と
を積層した状態を示す平面図。
を積層した状態を示す平面図。
【図10】表地に非接着芯地を縫合するときの縫合箇所
を示した平面図。
を示した平面図。
12・・・非接着芯地 13・・・接着芯地 14・・・表地 15・・・胸増芯
Claims (4)
- 【請求項1】 非接着芯地と接着芯地とが、前記非接着
芯地が内側となるように表地に積層され、前記接着芯地
の一部が非接着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部
分が直接表地に接着され、その他の部分が非接着芯地に
接着されていることを特徴とする上衣の前身頃。 - 【請求項2】 接着芯地のフロントエッジ部分が非接着
芯地からはみ出ていて、このはみ出た部分が直接表地に
接着されていることを特徴とする請求項1記載の上衣の
前身頃。 - 【請求項3】 接着芯地の衿ぐり、ラペル、フロントエ
ッジ及び前端ヘムの各部分が非接着芯地からはみ出てい
て、このはみ出た部分が直接表地に接着されていること
を特徴とする請求項1記載の上衣の前身頃。 - 【請求項4】 接着芯地の衿ぐり、ラペル、フロントエ
ッジ、前端ヘム及びアームホール中央部の各部分が非接
着芯地からはみ出ていて、このはみ出た部分が直接表地
に接着されていることを特徴とする請求項1記載の上衣
の前身頃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24165795A JPH0987911A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 上衣の前身頃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24165795A JPH0987911A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 上衣の前身頃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987911A true JPH0987911A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17077587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24165795A Pending JPH0987911A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 上衣の前身頃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0987911A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2508183A (en) * | 2012-11-22 | 2014-05-28 | Burberry Ltd | Garments comprising multiple layers |
| CN109349695A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-02-19 | 西京学院 | 一种驳头镶嵌式服装的制作方法 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24165795A patent/JPH0987911A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2508183A (en) * | 2012-11-22 | 2014-05-28 | Burberry Ltd | Garments comprising multiple layers |
| CN109349695A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-02-19 | 西京学院 | 一种驳头镶嵌式服装的制作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040116 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040209 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040405 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040519 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |