JPH0987964A - 布地とその製造方法 - Google Patents

布地とその製造方法

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JPH0987964A
JPH0987964A JP7267940A JP26794095A JPH0987964A JP H0987964 A JPH0987964 A JP H0987964A JP 7267940 A JP7267940 A JP 7267940A JP 26794095 A JP26794095 A JP 26794095A JP H0987964 A JPH0987964 A JP H0987964A
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JP
Japan
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fabric
cloth
functional
agent
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP7267940A
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English (en)
Inventor
Takashi Yoneda
孝志 米田
Shoji Sano
正二 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYAMA GOORUDOUIN KK
Original Assignee
TOYAMA GOORUDOUIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布地本来の風合いを損なうことなく、機能性
薬剤を強固に付着させる。 【解決手段】 紫外線を照射する処理を行って表面の親
水性を高めるように改質された状態の原布12に、抗菌
性、撥水性、吸水性、防融性等の機能を付与する機能性
薬剤14を塗布や浸漬等により付着させる。また、機能
性薬剤14に紫外線硬化樹脂による接着剤を添加したも
のを原布12に浸透させ、紫外線をこの原布12に照射
して、接着剤を硬化させて機能性薬剤14を付着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抗菌や撥水機能
を有する薬剤を表面に付着させて、これらの機能を付与
した布地とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の布地にとって、それに要求
される機能、例えば撥水機能、吸水機能、抗菌機能、防
融機能等を布地に付与する場合、その機能を布地に与え
るための薬剤を布地に付着させる方法がある。布地に各
機能性薬剤を付着するには、合成樹脂の接着剤を有した
機能性薬剤の薬液に布地を浸漬して布地の繊維にその薬
剤を浸透させ、その後乾燥して接着剤を硬化させて布地
に付着させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、薬剤中の接着剤が硬化すると、それにより布地も固
くなり、布地本来の風合いを損なうという問題があっ
た。特に合成繊維など薬液の付着しにくい布地に薬液を
付着させる場合や薬液の付着強度を高める場合は、接着
剤の添加量を多くする必要があり、より布地が硬くなっ
てしまうという問題があった。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、布地本来の風合いを損なうこ
となく、機能性薬剤を強固に付着させた布地とその製造
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、紫外線を照
射する紫外線処理を行って表面の親水性を高めるように
改質された状態の原布に、抗菌性、撥水性、吸水性、防
融性等の機能を付与する機能性薬剤を塗布や浸漬等によ
り付着させた布地である。
【0006】さらに、上記機能性薬剤に紫外線硬化樹脂
による接着剤を添加したものを原布に浸透させ、紫外線
をこの原布に照射して、接着剤を硬化させて機能性薬剤
を付着させた布地である。
【0007】またこの発明は、原布に紫外線を照射する
紫外線処理を行ない原布表面の親水性を高めるように改
質し、この原布の表面に抗菌性、撥水性、吸水性、防融
性等の各機能を付与する機能性薬剤を含有した薬液を塗
布またはその薬液中に浸漬して機能性薬剤を付着させ、
乾燥する布地の製造方法である。
【0008】さらに、上記機能性薬剤は、原布の表面に
塗布させ乾燥させるものである。また、上記機能性薬剤
は、原布の両面で異なる機能性薬剤を塗布等により付着
させる布地の製造方法である この発明の布地とその製造方法は、原布に紫外線を照射
することにより、原布表面に極性を持つOH基、COO
基、CO(O)H基が形成され、このため原布表面の親
水性が高められ、機能性薬剤が強固に原布の繊維に付着
するものである。また、紫外線硬化樹脂製の接着剤を機
能性薬剤に添加して原布に浸透させた後、紫外線をこの
原布に照射して接着剤を硬化させ、機能性薬剤を強固に
付着させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1、図2は、この発
明の一実施形態を示したもので、この実施形態の布地1
0の製造は、スポーツウエアなどに使用されるポリエス
テル、ナイロン、ポリプロピレンなどの合成繊維ででき
た原布12を、光表面処理装置16にセットし、紫外線
照射を行なう。紫外線光源18は低圧水銀ランプや、キ
セノンランプ、エキシマランプ等を使用する。これによ
り、原布12の各繊維が紫外線により改質され、その親
水性性が高められる。
【0010】そして、この原布12を、抗菌性、撥水
性、吸水性、防融性等の機能性薬剤14の薬液が入って
いる容器に浸漬し、薬液を原布12に浸透させる。その
後、乾燥させ、溶媒を除去し薬液中の薬剤が強固に原布
12に付着し、薬剤処理した布地10ができあがる。
【0011】ここで使用される各機能性薬剤には、次の
ものがある。撥水撥油機能薬剤として非イオン性のフッ
素系高分子共重合体エマルジョン(例えば、NKガード
FGN−700T 日華化学製)がある。使用方法は、
一般加工には、1〜4%水溶液を用い、耐久加工に際し
ては、メラミン樹脂やウレタン系架橋剤等の架橋剤を
0.2〜1.0%併用する。
【0012】また、吸水機能薬剤として自己乳化製ポリ
エステル樹脂(ナイスポールPR−86 日華化学製)
がある。これも、水に乳化分散し、原布を浸漬させて処
理する。また、抗菌機能薬剤として、例えばキチンやキ
トサンを原布の繊維に浸透させて乾燥し付着させること
ができる。さらに、防融機能薬剤としては、環境化学社
製の防融コート剤等がある。この防融コート剤は、接着
剤として、例えばディックファインEM06(大日本イ
ンキ社製)を添加すると更に強固に付着させることがで
き、高機能性、高耐久性加工が可能である。
【0013】この実施形態では、紫外線により原布12
の繊維の表面の親水性を高めた状態に改質してあるた
め、特に接着剤を使用しなくても十分な強度で機能性薬
剤14を原布12の繊維に付着させることができるもの
である。そして、接着剤を使用しないため処理後の布地
が固くなることがなく布地本来の風合を保つことができ
る。また、接着剤等の使用が必要な場合でも、その使用
量が少なくて良く、布地を硬くすることがない。
【0014】また、布地12の表面の付着力が高められ
ているので、原布を薬液に浸漬する方法以外に、薬液を
泡状にして原布表面に塗布し付着させたり、スプレーに
より吹きつけたりして付着させ、処理する方法も可能と
なる。この方法によれば、使用する薬液の量が少なくて
すみ、さらに布地10の乾燥も早く、乾燥機等の設備も
削減することができる。
【0015】また、原布12の片面にのみ機能性薬剤1
4を付着させたり、図3に示すように、原布12の両面
で異なる機能性薬剤14a,14bを付着させることも
可能である。例えば、スポーツ用衣服の布地10の表側
には、発水撥油機能薬剤14aを付着させ、裏側に吸水
機能薬剤14bを付着させることにより、汗を吸い取り
かつ雨等をはじく薬剤処理布地10を形成することがで
きる。
【0016】
【実施例】次にこの発明の実施例について以下に説明す
る。ここでは、合成繊維の表面に、10mmの距離から低
圧水銀ランプにより紫外線照射を行ない、その後抗菌機
能薬剤であるキトサンを付着させた。紫外線の波長は、
185nm,254nmである。そして、その薬剤処理
布地を繰り返し洗濯してキトサン付着能力の評価試験を
行なった。この評価試験は、キトサンの付着量を呈色試
験法により測定して行なわれ、その結果を図4に示し
す。図4では、縦軸に相対的な色の濃さを取り、横軸に
洗濯回数を取って、色の相対的濃さにより薬剤の付着度
合い及び残留割合を見るものである。
【0017】図4より、薬剤処理直後、つまり洗濯回数
0回のキトサン付着量について、紫外線照射時間が長い
ほど効果があり、90秒間照射したものは、10秒照射
したものに対して約2倍のキトサン付着量が測定され
た。この結果、紫外線照射はキトサンの付着能力を向上
させるのに有効であることがわかった。また、洗濯回数
と紫外線照射時間の関係では、洗濯により徐々にキトサ
ン付着量は減少するが、紫外線を10秒間照射したもの
は、洗濯回数50回の時に、0回の値の30%以下に減
少しているが、90秒間照射したものは50%程度残留
している。このことから、より長時間の紫外線照射は、
薬液の耐久性を高めるのにも有効であることがわかる。
【0018】なお、この発明の紫外線の波長、照射強
度、照射時間、照射距離などは繊維の種類等によって適
宜実験的に定めることができるものである。また、布地
の素材はポリエステル、ナイロンなどの合成繊維や、
綿、ウールなどの天然繊維で単独または混紡によって紡
績された全てのものに使用可能である。
【0019】
【発明の効果】この発明の薬剤処理布地は、布地に各種
機能性薬剤を十分な強度で付着させることができるもの
であり、薬剤の付着のための多量の接着剤の影響で布地
が固くなる事がなく、布地本来の風合が損なわれること
が無いものである。また少ない薬剤の量で大きな効果が
得られることから、布地の表裏に異なる薬剤を付着させ
ることができ、機能性薬剤をさらに有効に使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の布地の紫外線照射工程
を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施形態の薬剤処理済の布地を示
す概略の断面図である。
【図3】この発明の他の実施形態において原布の表裏に
異なる薬剤を付着させた布地の断面図である。
【図4】機能性薬剤としてキトサンの付着量を呈色試験
法により測定したグラフである。
【符号の説明】
10 布地 12 原布 14 機能性薬剤 16 光表面処理装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を照射する処理を行って表面の親
    水性を高めるように改質された繊維に、所定の機能を付
    与する機能性薬剤を付着させた布地。
  2. 【請求項2】 上記機能性薬剤に紫外線硬化樹脂による
    接着剤を添加し、接着剤を硬化させて機能性薬剤を付着
    させた請求項1記載の布地。
  3. 【請求項3】 原布に紫外線を照射する処理を行ない原
    布表面の親水性を高めるように改質し、この原布の表面
    に所定の機能を付与する機能性薬剤を含有した薬液を付
    着させ、乾燥する布地の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記機能性薬剤は、原布の表面に塗布さ
    せ乾燥させる請求項3記載の布地の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記機能性薬剤は、原布の両面で異なる
    機能性薬剤を付着させ、乾燥させる請求項3または4記
    載の布地の製造方法。
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