JPH0988082A - 建造材固定方法および構造 - Google Patents
建造材固定方法および構造Info
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- JPH0988082A JPH0988082A JP7273584A JP27358495A JPH0988082A JP H0988082 A JPH0988082 A JP H0988082A JP 7273584 A JP7273584 A JP 7273584A JP 27358495 A JP27358495 A JP 27358495A JP H0988082 A JPH0988082 A JP H0988082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主筋とアンカ部を兼用してコスト低減を図
る。 【解決手段】 地表面41を掘削し地盤邸面42に捨て
コンクリート44を打設する。捨てコンクリート44上
にボルトセット台45を配置しボルトセット台45に主
筋48を備え付ける。主筋48先端部は、ベースプレー
ト取付面50より突出し、突出部にはアンカ部となるね
じが設けられている。またベースプレート取付面50下
方には帯鉄筋を配置し、その周囲に型枠を組み立てコン
クリートを打設し基礎フーチング46を形成させる。コ
ンクリート硬化後は、型枠を外し土砂の埋め戻しを行
う。鉄骨柱51片端部にはベースプレート52に溶接さ
れており、板面部52aには貫通孔56が設けられ貫通
孔56周囲には格子状に補強板52b溶接されている。
ここで溶接した鉄骨柱51をベースプレート取付面50
に建て込みナット部材54を用いて主筋48のアンカ部
に締め付けて鉄骨柱51を基礎フーチング46に固定す
る。
る。 【解決手段】 地表面41を掘削し地盤邸面42に捨て
コンクリート44を打設する。捨てコンクリート44上
にボルトセット台45を配置しボルトセット台45に主
筋48を備え付ける。主筋48先端部は、ベースプレー
ト取付面50より突出し、突出部にはアンカ部となるね
じが設けられている。またベースプレート取付面50下
方には帯鉄筋を配置し、その周囲に型枠を組み立てコン
クリートを打設し基礎フーチング46を形成させる。コ
ンクリート硬化後は、型枠を外し土砂の埋め戻しを行
う。鉄骨柱51片端部にはベースプレート52に溶接さ
れており、板面部52aには貫通孔56が設けられ貫通
孔56周囲には格子状に補強板52b溶接されている。
ここで溶接した鉄骨柱51をベースプレート取付面50
に建て込みナット部材54を用いて主筋48のアンカ部
に締め付けて鉄骨柱51を基礎フーチング46に固定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄筋建造物における
建造材の固定方法および構造に係り、特に鉄筋コンクリ
ート面より主筋を突出させ、主筋突出部をアンカとして
固着部材とで建造材を固定する建造材固定方法および構
造に関する。
建造材の固定方法および構造に係り、特に鉄筋コンクリ
ート面より主筋を突出させ、主筋突出部をアンカとして
固着部材とで建造材を固定する建造材固定方法および構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋建造物における建造材の固定
方法は、大別して2通りの形式がある。例えば鉄骨柱の
固定方法を例として用いると前者としては図4に示すよ
うな根巻き形式がある。この形式は地表面1より掘削を
行い掘削終了後の地盤底面2に砕石3を敷込み転圧した
後に、捨てコンクリート4を打設する。捨てコンクリー
ト4上面側には複数の基礎立上がり鉄筋(以下主筋と称
す。)5を地表面1に対して垂直方向に、後述する固定
対象の鉄骨柱を取りまくように配置する。なお当該主筋
5の全長は、捨てコンクリート4上面側から地表面1を
越える長さとなっている。そして主筋5には、帯鉄筋6
を主筋5下端より鉄骨柱を取り付ける位置のベースプレ
ート取付面7まで束ねるように複数配置する。またベー
スプレート取付面7において主筋5に取り囲まれる中央
部範囲には、ネジ部がベースプレート取付面7から突出
するようにアンカーボルト8を鉛直方向に配置する。そ
して基礎フーチング9を形成させるために、ベースプレ
ート取付面7から捨てコンクリート4深さまでコンクリ
ート打設用型枠を組立て、枠内にコンクリートを打設
し、養生硬化させる。そして打設コンクリート硬化後
は、コンクリート打設用型枠を取り外し、ベースプレー
ト取付面7高さまで土砂の埋戻しを行う。
方法は、大別して2通りの形式がある。例えば鉄骨柱の
固定方法を例として用いると前者としては図4に示すよ
うな根巻き形式がある。この形式は地表面1より掘削を
行い掘削終了後の地盤底面2に砕石3を敷込み転圧した
後に、捨てコンクリート4を打設する。捨てコンクリー
ト4上面側には複数の基礎立上がり鉄筋(以下主筋と称
す。)5を地表面1に対して垂直方向に、後述する固定
対象の鉄骨柱を取りまくように配置する。なお当該主筋
5の全長は、捨てコンクリート4上面側から地表面1を
越える長さとなっている。そして主筋5には、帯鉄筋6
を主筋5下端より鉄骨柱を取り付ける位置のベースプレ
ート取付面7まで束ねるように複数配置する。またベー
スプレート取付面7において主筋5に取り囲まれる中央
部範囲には、ネジ部がベースプレート取付面7から突出
するようにアンカーボルト8を鉛直方向に配置する。そ
して基礎フーチング9を形成させるために、ベースプレ
ート取付面7から捨てコンクリート4深さまでコンクリ
ート打設用型枠を組立て、枠内にコンクリートを打設
し、養生硬化させる。そして打設コンクリート硬化後
は、コンクリート打設用型枠を取り外し、ベースプレー
ト取付面7高さまで土砂の埋戻しを行う。
【0003】建造材となる鉄骨柱10においては基礎フ
ーチング9に固定するために、鉄骨柱10底面にベース
プレート11を溶接し固定する。当該ベースプレート1
1における板面側の中央部範囲には、アンカーボルト8
の配置場所に対応した部分に貫通孔が設けられている。
このことからベースプレート11はアンカーボルト8に
対して挿通が可能で、更にベースプレート11の板面側
はベースプレート取付面7に対して接触可能になってい
る。また鉄骨柱10の側部には、後述する根巻き部に打
設するコンクリートとの付着力を高めるため、複数のス
タッドボルト12が主筋5に応じた高さまで溶接されて
いる。ベースプレート11及びスタッドボルト12の溶
接を施した鉄骨柱10をベースプレート取付面7に建て
込み、アンカーボルト8にナット部材13を締め付けて
基礎フーチング9に固定する。基礎フーチング9に鉄骨
柱10を固定した後は、ベースプレート11から上部の
主筋5を帯鉄筋6で束ね、根巻き部14を形成させる。
そして根巻き部14周囲にコンクリート打設用型枠を組
み立て、再びコンクリートを打設する。打設コンクリー
トを養生硬化させた後はコンクリート打設用型枠を取り
外し、必要に応じてモルタルもしくは塗装などを根巻き
部14の打設コンクリート表面に塗り仕上げを行う。
ーチング9に固定するために、鉄骨柱10底面にベース
プレート11を溶接し固定する。当該ベースプレート1
1における板面側の中央部範囲には、アンカーボルト8
の配置場所に対応した部分に貫通孔が設けられている。
このことからベースプレート11はアンカーボルト8に
対して挿通が可能で、更にベースプレート11の板面側
はベースプレート取付面7に対して接触可能になってい
る。また鉄骨柱10の側部には、後述する根巻き部に打
設するコンクリートとの付着力を高めるため、複数のス
タッドボルト12が主筋5に応じた高さまで溶接されて
いる。ベースプレート11及びスタッドボルト12の溶
接を施した鉄骨柱10をベースプレート取付面7に建て
込み、アンカーボルト8にナット部材13を締め付けて
基礎フーチング9に固定する。基礎フーチング9に鉄骨
柱10を固定した後は、ベースプレート11から上部の
主筋5を帯鉄筋6で束ね、根巻き部14を形成させる。
そして根巻き部14周囲にコンクリート打設用型枠を組
み立て、再びコンクリートを打設する。打設コンクリー
トを養生硬化させた後はコンクリート打設用型枠を取り
外し、必要に応じてモルタルもしくは塗装などを根巻き
部14の打設コンクリート表面に塗り仕上げを行う。
【0004】また後者としては図5に示すような露出形
式の鉄骨柱の固定形式がある。前述の根巻き形式と同様
に、地表面21より掘削を行い、掘削後の地盤底面22
に砕石23を敷込み、転圧した後に捨てコンクリート2
4を打設する。捨てコンクリート24上面にはボルトセ
ット台25を固定し、当該ボルトセット台25にはアン
カーボルト26を地表面21に対して垂直方向に備え付
ける。当該アンカーボルト26には後述する鉄骨柱を取
り付ける際、固定強度を上げる目的からアンボンドスリ
ーブ27で表面を被覆する。このことによりアンカーボ
ルト26は後述する打設コンクリートに付着せず、アン
カーボルト26は鉄骨柱とボルトセット台25の間で張
力を保ち保持することが可能となる。そして捨てコンク
リート24上面側には複数の基礎立上がり鉄筋(以下主
筋と称す。)28を地表面に対して垂直方向に、アンカ
ーボルト26を取りまくように配置する。また当該主筋
28の全長は、捨てコンクリート24上面側から鉄骨柱
を取り付ける位置であるベースプレート取付面29まで
の範囲に収まるようになっている。また主筋28には、
帯鉄筋30を主筋28下端からベースプレート取付面2
9まで束ねるように複数配置する。そして基礎フーチン
グ31を形成させるために、ベースプレート取付面29
から捨てコンクリート24深さまでコンクリート打設用
型枠を組立て、枠内にコンクリートを打設し、養生硬化
させる。そして打設コンクリート硬化後はコンクリート
打設用型枠を取り外し、ベースプレート取付面29まで
土砂の埋戻しを行う。
式の鉄骨柱の固定形式がある。前述の根巻き形式と同様
に、地表面21より掘削を行い、掘削後の地盤底面22
に砕石23を敷込み、転圧した後に捨てコンクリート2
4を打設する。捨てコンクリート24上面にはボルトセ
ット台25を固定し、当該ボルトセット台25にはアン
カーボルト26を地表面21に対して垂直方向に備え付
ける。当該アンカーボルト26には後述する鉄骨柱を取
り付ける際、固定強度を上げる目的からアンボンドスリ
ーブ27で表面を被覆する。このことによりアンカーボ
ルト26は後述する打設コンクリートに付着せず、アン
カーボルト26は鉄骨柱とボルトセット台25の間で張
力を保ち保持することが可能となる。そして捨てコンク
リート24上面側には複数の基礎立上がり鉄筋(以下主
筋と称す。)28を地表面に対して垂直方向に、アンカ
ーボルト26を取りまくように配置する。また当該主筋
28の全長は、捨てコンクリート24上面側から鉄骨柱
を取り付ける位置であるベースプレート取付面29まで
の範囲に収まるようになっている。また主筋28には、
帯鉄筋30を主筋28下端からベースプレート取付面2
9まで束ねるように複数配置する。そして基礎フーチン
グ31を形成させるために、ベースプレート取付面29
から捨てコンクリート24深さまでコンクリート打設用
型枠を組立て、枠内にコンクリートを打設し、養生硬化
させる。そして打設コンクリート硬化後はコンクリート
打設用型枠を取り外し、ベースプレート取付面29まで
土砂の埋戻しを行う。
【0005】建造材となる鉄骨柱32は、基礎フーチン
グ31に固定するために鉄骨柱32の底面にベースプレ
ート33を溶接し固定してある。当該ベースプレート3
3における板面側には、アンカーボルト26の配置場所
に対応した部分に貫通孔が設けられている。このことか
らベースプレート33はアンカーボルト26に対して挿
通が可能で、更にベースプレート33の板面側はベース
プレート取付面29に対して接触可能になっている。そ
してベースプレート33の溶接を施した鉄骨柱32をベ
ースプレート取付面29に建て込み、ナット部材34を
アンカーボルト26に締め付けて基礎フーチング31に
固定する。
グ31に固定するために鉄骨柱32の底面にベースプレ
ート33を溶接し固定してある。当該ベースプレート3
3における板面側には、アンカーボルト26の配置場所
に対応した部分に貫通孔が設けられている。このことか
らベースプレート33はアンカーボルト26に対して挿
通が可能で、更にベースプレート33の板面側はベース
プレート取付面29に対して接触可能になっている。そ
してベースプレート33の溶接を施した鉄骨柱32をベ
ースプレート取付面29に建て込み、ナット部材34を
アンカーボルト26に締め付けて基礎フーチング31に
固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鉄骨柱の固定
方法である根巻き形式では、基礎フーチングを形成した
後に鉄骨柱を建て込み、その後に根巻き部を形成するこ
とから、鉄骨柱の建て込み前後で配筋、型枠組立及び撤
去、コンクリート打設といった基礎工事が必要となる。
このことから作業工程が繁雑となり、作業の効率が低下
する。また根巻き部が設けてあることから、根巻き部の
鉄筋を覆うコンクリートが必要となるため、打設コンク
リートの使用量が増大し、コスト上昇の原因となる。ま
た根巻き部を形成することによって、建造物の柱廻りの
スペースが減少し室内を有効に利用できないという問題
が発生する。更に根巻き部上端における鉄骨柱との段差
部分には塵が溜まり易く、衛生施設など清浄度を要求さ
れるところでは、不向きな構造となっている。
方法である根巻き形式では、基礎フーチングを形成した
後に鉄骨柱を建て込み、その後に根巻き部を形成するこ
とから、鉄骨柱の建て込み前後で配筋、型枠組立及び撤
去、コンクリート打設といった基礎工事が必要となる。
このことから作業工程が繁雑となり、作業の効率が低下
する。また根巻き部が設けてあることから、根巻き部の
鉄筋を覆うコンクリートが必要となるため、打設コンク
リートの使用量が増大し、コスト上昇の原因となる。ま
た根巻き部を形成することによって、建造物の柱廻りの
スペースが減少し室内を有効に利用できないという問題
が発生する。更に根巻き部上端における鉄骨柱との段差
部分には塵が溜まり易く、衛生施設など清浄度を要求さ
れるところでは、不向きな構造となっている。
【0007】また露出形式では、前述の根巻き方式での
問題点をほぼ補えるものの、鉄骨柱の固定度を高める目
的から、ボルトセット台とアンカーボルトのサイズが根
巻き方式に比べ大きくなっている。このため基礎工事を
行う際、アンカーボルトは周囲の主筋と干渉しやすくな
り、主筋とアンカーボルトの配置に精度が要求され、コ
スト上昇の原因となる。また鉄骨柱の固定はアンカーボ
ルトとナット部材のみで行うことからベースプレートに
は強度が要求され、当該ベースプレートには強度を確保
するために補強板が設けられている。このためベースプ
レートの構造は特殊なものになってしまい、補強板を含
めた一体型形状の製作は特別注文となり更にベースプレ
ート材質には高価な溶接構造用鋳鋼を改良したものを用
いていることからベースプレートの単価が上昇しコスト
高となる。
問題点をほぼ補えるものの、鉄骨柱の固定度を高める目
的から、ボルトセット台とアンカーボルトのサイズが根
巻き方式に比べ大きくなっている。このため基礎工事を
行う際、アンカーボルトは周囲の主筋と干渉しやすくな
り、主筋とアンカーボルトの配置に精度が要求され、コ
スト上昇の原因となる。また鉄骨柱の固定はアンカーボ
ルトとナット部材のみで行うことからベースプレートに
は強度が要求され、当該ベースプレートには強度を確保
するために補強板が設けられている。このためベースプ
レートの構造は特殊なものになってしまい、補強板を含
めた一体型形状の製作は特別注文となり更にベースプレ
ート材質には高価な溶接構造用鋳鋼を改良したものを用
いていることからベースプレートの単価が上昇しコスト
高となる。
【0008】本発明は上記従来の問題点に着目し、第1
には基礎工事が容易で基礎工事に用いる打設コンクリー
トの量も少なく、施工性が良好で低コストな建造材固定
方法を提供することを目的とし、第2にはベースプレー
トの構造を容易にしたことで低コスト化を図ることを目
的とする。
には基礎工事が容易で基礎工事に用いる打設コンクリー
トの量も少なく、施工性が良好で低コストな建造材固定
方法を提供することを目的とし、第2にはベースプレー
トの構造を容易にしたことで低コスト化を図ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄筋コンクリ
ートの主筋に建造材を固定するためのアンカ部を設け、
主筋とアンカ部を兼用することで鉄筋コンクリートに建
造材を固定するようにし、更に建造材の固定に用いるベ
ースプレートは平板に補強リブを立設させ溶接により形
成すればよいとの知見に基づいてなされたものである。
ートの主筋に建造材を固定するためのアンカ部を設け、
主筋とアンカ部を兼用することで鉄筋コンクリートに建
造材を固定するようにし、更に建造材の固定に用いるベ
ースプレートは平板に補強リブを立設させ溶接により形
成すればよいとの知見に基づいてなされたものである。
【0010】このような知見から本発明は、鉄筋コンク
リートの表面から主筋を突出させ、この主筋突出部をア
ンカ部とし当該アンカ部と固着部材をもって前記鉄筋コ
ンクリートに建造材を固定するようにしたことにより、
上記第1の目的を達成したものである。
リートの表面から主筋を突出させ、この主筋突出部をア
ンカ部とし当該アンカ部と固着部材をもって前記鉄筋コ
ンクリートに建造材を固定するようにしたことにより、
上記第1の目的を達成したものである。
【0011】具体的には、フーチング天端面からフーチ
ング用主筋を突出するとともに主筋突出部にはねじ部を
形成し、前記フーチング天端面にはベースプレートを備
えた建造材を立設させ、前記ベースプレートに形成した
孔に前記主筋突出部を貫通させた後、ナット部材により
螺合し固定するようにした。
ング用主筋を突出するとともに主筋突出部にはねじ部を
形成し、前記フーチング天端面にはベースプレートを備
えた建造材を立設させ、前記ベースプレートに形成した
孔に前記主筋突出部を貫通させた後、ナット部材により
螺合し固定するようにした。
【0012】また前記ベースプレートは、主筋突出部位
置に対応した貫通孔を有する平板と当該平板の貫通孔を
囲む補強リブを立設させ溶接し形成する構成としたこと
により上記第2の目的を達成したものである。
置に対応した貫通孔を有する平板と当該平板の貫通孔を
囲む補強リブを立設させ溶接し形成する構成としたこと
により上記第2の目的を達成したものである。
【0013】本発明では、主筋と建造材を固定するアン
カ部とを兼用としたため、基礎工事において主筋とアン
カ部との干渉に留意せずとも施工ができるようになる。
このことから施工性が向上しコストの低減化を図れる。
また部材を兼用させたことにより材料費や部材管理費の
負担が少なくなり、このことからもコストを低減するこ
とが可能になる。
カ部とを兼用としたため、基礎工事において主筋とアン
カ部との干渉に留意せずとも施工ができるようになる。
このことから施工性が向上しコストの低減化を図れる。
また部材を兼用させたことにより材料費や部材管理費の
負担が少なくなり、このことからもコストを低減するこ
とが可能になる。
【0014】またベースプレートにおいては、補強リブ
を溶接により取り付けたことから製作が容易になり製造
コストを低減させることが可能になる。
を溶接により取り付けたことから製作が容易になり製造
コストを低減させることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る建造材固定
方法および構造の具体的実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図1は鉄筋建造物に係る建造材固定方法の構
造説明図である。鉄筋建造物における建造材の固定方法
は、地表面41より地盤底面42まで掘削を行い、掘削
後の地盤底面42に砕石43を敷込む。その後地盤底面
42に敷き込まれた砕石43をローラで締固め、砕石4
3の表面を平坦に仕上げる。このように転圧を行った砕
石43の表面に捨てコンクリート44を打設し、捨てコ
ンクリート44の上面には、基礎立ち上がり鉄筋の固定
用となるボルトセット台45と基礎フーチング46を形
成させるためのベース筋47を配置する。そしてボルト
セット台45には、曲げ応力に対する補強のため基礎立
ち上がり鉄筋(以下主筋と称す。)48を後述する鉄骨
柱の外縁部に取りまくように備え付ける。また主筋48
の先端部をフーチング46の天端面となるベースプレー
ト取付面50より突出させ、この突出部分にはアンカボ
ルトとなるねじ部を設ける。更にベースプレート取付面
50より下方側にある基礎フーチング46の内部におい
ては、せん断力に対する補強を行うため、主筋48の周
囲に帯鉄筋49を主筋48の下端よりベースプレート取
付面50まで束ねるように複数配置する。これらの部材
を配置した後に基礎フーチング46を形成させるため、
捨てコンクリート44深さからベースプレート取付面5
0までコンクリート打設用型枠を組立て、枠内にコンク
リートを打設する。そして枠内に打設したコンクリート
を養生効果させ基礎フーチング46を形成する。打設コ
ンクリート硬化後はコンクリート打設用型枠を取り外
し、その後はベースプレート取付面50まで土砂の埋戻
しを行う。またベースプレート取付面50には、鉄骨柱
を建て込む前に無収縮モルタル55を打設し、鉄骨柱の
取り付け高さを調整する。
方法および構造の具体的実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図1は鉄筋建造物に係る建造材固定方法の構
造説明図である。鉄筋建造物における建造材の固定方法
は、地表面41より地盤底面42まで掘削を行い、掘削
後の地盤底面42に砕石43を敷込む。その後地盤底面
42に敷き込まれた砕石43をローラで締固め、砕石4
3の表面を平坦に仕上げる。このように転圧を行った砕
石43の表面に捨てコンクリート44を打設し、捨てコ
ンクリート44の上面には、基礎立ち上がり鉄筋の固定
用となるボルトセット台45と基礎フーチング46を形
成させるためのベース筋47を配置する。そしてボルト
セット台45には、曲げ応力に対する補強のため基礎立
ち上がり鉄筋(以下主筋と称す。)48を後述する鉄骨
柱の外縁部に取りまくように備え付ける。また主筋48
の先端部をフーチング46の天端面となるベースプレー
ト取付面50より突出させ、この突出部分にはアンカボ
ルトとなるねじ部を設ける。更にベースプレート取付面
50より下方側にある基礎フーチング46の内部におい
ては、せん断力に対する補強を行うため、主筋48の周
囲に帯鉄筋49を主筋48の下端よりベースプレート取
付面50まで束ねるように複数配置する。これらの部材
を配置した後に基礎フーチング46を形成させるため、
捨てコンクリート44深さからベースプレート取付面5
0までコンクリート打設用型枠を組立て、枠内にコンク
リートを打設する。そして枠内に打設したコンクリート
を養生効果させ基礎フーチング46を形成する。打設コ
ンクリート硬化後はコンクリート打設用型枠を取り外
し、その後はベースプレート取付面50まで土砂の埋戻
しを行う。またベースプレート取付面50には、鉄骨柱
を建て込む前に無収縮モルタル55を打設し、鉄骨柱の
取り付け高さを調整する。
【0016】図2は溶接にて固定される鉄骨柱とベース
プレートの状態説明図である。建造材となる角状の鉄骨
柱51の片側端部には、ベースプレート52が溶接によ
り固定されており、当該ベースプレート52は安価な一
般構造用鋼材からなる平板部52aと補強リブとなる補
強板52bの2つの部材によって構成されている。ベー
スプレート52の構成部材である平板部52a形状は、
鉄骨柱52の断面の形状を拡大した四角状となってお
り、更に表面の状態は後述するベースプレート取付面5
0と接触する際に、ベースプレート取付面50に密着す
ることが可能になるように突起等が無く平坦となってい
る。また平板部52aには、ベースプレート52を基礎
フーチング46に固定する際に用いる貫通孔56が設け
られている。当該貫通孔56は、前述した主筋48の位
置に対応した箇所に配置されており、ベースプレート5
2を基礎フーチング46に取り付ける際には、貫通孔5
6に主筋46を挿通させて、平板部52aを基礎フーチ
ング46に密着させるようになっている。また主筋48
のアンカ部は平板部52aの板厚に対して充分な長さと
なっているため、ベースプレート52を基礎フーチング
46に取り付けた際にも主筋48のアンカ部は平板部5
2aより突出するので、後述するボルト材にて固定が可
能となっている。ベースプレート52におけるもう一つ
の構成部材である補強板52bは、平板部52aの強度
を向上させ鉄骨柱51を基礎フーチング46に対して強
固に固定する目的で設けられており、平板部52aにお
ける鉄骨柱51側に貫通孔56を取り囲むように配置さ
れている。ベースプレート取付面50にベースプレート
52を取り付ける際には、鉄骨柱51からの荷重やベー
スプレート52をアンカ部で固定する際の力が平板部5
2aに集中するが、補強板52bによって強度を確保で
きるので、ベースプレートは鉄骨柱51をベースプレー
ト取付面50に確実に固定させることが可能となる。ま
た平板部52aと補強板52bの材質は鉄骨柱51と同
質の材料で形成されていることから、工場にて平板部5
2aに補強板52bを溶接しベースプレート52を形成
すると同時に、ベースプレート52に鉄骨柱51を溶接
することが可能である。そして上述したベースプレート
52付き鉄骨柱51を工場より、工事現場に運搬する。
プレートの状態説明図である。建造材となる角状の鉄骨
柱51の片側端部には、ベースプレート52が溶接によ
り固定されており、当該ベースプレート52は安価な一
般構造用鋼材からなる平板部52aと補強リブとなる補
強板52bの2つの部材によって構成されている。ベー
スプレート52の構成部材である平板部52a形状は、
鉄骨柱52の断面の形状を拡大した四角状となってお
り、更に表面の状態は後述するベースプレート取付面5
0と接触する際に、ベースプレート取付面50に密着す
ることが可能になるように突起等が無く平坦となってい
る。また平板部52aには、ベースプレート52を基礎
フーチング46に固定する際に用いる貫通孔56が設け
られている。当該貫通孔56は、前述した主筋48の位
置に対応した箇所に配置されており、ベースプレート5
2を基礎フーチング46に取り付ける際には、貫通孔5
6に主筋46を挿通させて、平板部52aを基礎フーチ
ング46に密着させるようになっている。また主筋48
のアンカ部は平板部52aの板厚に対して充分な長さと
なっているため、ベースプレート52を基礎フーチング
46に取り付けた際にも主筋48のアンカ部は平板部5
2aより突出するので、後述するボルト材にて固定が可
能となっている。ベースプレート52におけるもう一つ
の構成部材である補強板52bは、平板部52aの強度
を向上させ鉄骨柱51を基礎フーチング46に対して強
固に固定する目的で設けられており、平板部52aにお
ける鉄骨柱51側に貫通孔56を取り囲むように配置さ
れている。ベースプレート取付面50にベースプレート
52を取り付ける際には、鉄骨柱51からの荷重やベー
スプレート52をアンカ部で固定する際の力が平板部5
2aに集中するが、補強板52bによって強度を確保で
きるので、ベースプレートは鉄骨柱51をベースプレー
ト取付面50に確実に固定させることが可能となる。ま
た平板部52aと補強板52bの材質は鉄骨柱51と同
質の材料で形成されていることから、工場にて平板部5
2aに補強板52bを溶接しベースプレート52を形成
すると同時に、ベースプレート52に鉄骨柱51を溶接
することが可能である。そして上述したベースプレート
52付き鉄骨柱51を工場より、工事現場に運搬する。
【0017】図3は基礎フーチングに建造材を取り付け
る様子を示した取付説明図である。前述した鉄骨柱51
においてベースプレート52が溶接されていない端部側
をクレーン等によって持ち上げ、鉄骨柱51と吊り下げ
る。そしてベースプレート52が溶接されている端部側
を基礎フーチング46のベースプレート取付面50に接
近させる。前述の通りベースプレート取付面50から
は、アンカボルトを兼用した主筋48が複数突出してお
り、この突出した複数の主筋48に対して鉄骨柱51の
向きをクレーン等によって操作し、ベースプレート52
に設けられた貫通孔56に挿通させられるよう調整す
る。
る様子を示した取付説明図である。前述した鉄骨柱51
においてベースプレート52が溶接されていない端部側
をクレーン等によって持ち上げ、鉄骨柱51と吊り下げ
る。そしてベースプレート52が溶接されている端部側
を基礎フーチング46のベースプレート取付面50に接
近させる。前述の通りベースプレート取付面50から
は、アンカボルトを兼用した主筋48が複数突出してお
り、この突出した複数の主筋48に対して鉄骨柱51の
向きをクレーン等によって操作し、ベースプレート52
に設けられた貫通孔56に挿通させられるよう調整す
る。
【0018】この状態から鉄骨柱51を降下させて、主
筋48に貫通孔56を挿通しつつ、ベースプレート取付
面50にベースプレート52を接触させる。このように
してベースプレート取付面50にベースプレート52を
接触させた後は、固着部材となるナット部材54を貫通
孔56に挿通された主筋先端のねじ部に螺合させる。そ
してベースプレート52をベースプレート取付面50と
ナット部材54にて挟み込むことにより鉄骨柱51を基
礎フーチング46に固定する。
筋48に貫通孔56を挿通しつつ、ベースプレート取付
面50にベースプレート52を接触させる。このように
してベースプレート取付面50にベースプレート52を
接触させた後は、固着部材となるナット部材54を貫通
孔56に挿通された主筋先端のねじ部に螺合させる。そ
してベースプレート52をベースプレート取付面50と
ナット部材54にて挟み込むことにより鉄骨柱51を基
礎フーチング46に固定する。
【0019】本実施例では、鉄骨柱の断面形状は角状を
用いて説明したが、丸鋼鉄骨の場合でも主筋48の配置
場所とベースプレート52における補強板52bの並び
を変更することにより対応することが可能であり、角状
の鉄骨柱と同様にコスト低減の効果を得ることができ
る。
用いて説明したが、丸鋼鉄骨の場合でも主筋48の配置
場所とベースプレート52における補強板52bの並び
を変更することにより対応することが可能であり、角状
の鉄骨柱と同様にコスト低減の効果を得ることができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、鉄
筋コンクリートの主筋と建造材を固定するアンカ部とを
兼用としたことから、基礎工事において主筋とアンカ部
との干渉に留意せずとも施工を行うことが可能になる。
このことから施工性が向上しコストの低減化を達成する
ことができる。また部材を兼用させたことにより材料費
や部材管理費の負担が少なくなり、このことからもコス
トを低減することが可能になる。
筋コンクリートの主筋と建造材を固定するアンカ部とを
兼用としたことから、基礎工事において主筋とアンカ部
との干渉に留意せずとも施工を行うことが可能になる。
このことから施工性が向上しコストの低減化を達成する
ことができる。また部材を兼用させたことにより材料費
や部材管理費の負担が少なくなり、このことからもコス
トを低減することが可能になる。
【0021】ベースプレートにおいては、補強リブとな
る補強板を溶接により取り付けたことから製作が容易に
なり製造コストを低減させることが可能になる。
る補強板を溶接により取り付けたことから製作が容易に
なり製造コストを低減させることが可能になる。
【図1】鉄筋建造物に係る建造材固定方法の構造説明図
である。
である。
【図2】溶接にて固定される鉄骨柱とベースプレートの
状態説明図である。
状態説明図である。
【図3】基礎フーチングに建造材を取り付ける様子を示
す取付説明図である。
す取付説明図である。
【図4】従来の建造物固定方法である根巻き形式の構造
説明図である。
説明図である。
【図5】従来の建造物固定方式である露出形式の構造説
明図である。
明図である。
1 地表面 2 地盤底面 3 砕石 4 捨てコンクリート 5 基礎立ち上がり鉄筋(主筋) 6 帯鉄筋 7 ベースプレート取付面 8 アンカーボルト 9 基礎フーチング 10 鉄骨柱 11 ベースプレート 12 スタッドボルト 13 ナット部材 14 根巻き部 21 地表面 22 地盤底面 23 砕石 24 捨てコンクリート 25 ボルトセット台 26 アンカーボルト 27 アンボンドスリーブ 28 基礎立ち上がり鉄筋(主筋) 29 ベースプレート取付面 30 帯鉄筋 31 基礎フーチング 32 鉄骨柱 33 ベースプレート 34 ナット部材 41 地表面 42 地盤底面 43 砕石 44 捨てコンクリート 45 ボルトセット台 46 基礎フーチング 47 ベース筋 48 基礎立ち上がり鉄筋(主筋) 49 帯鉄筋 50 ベースプレート取付面 51 鉄骨柱 52 ベースプレート 52a 平板部 52b 補強板 54 ナット部材 55 無収縮モルタル 56 貫通孔
Claims (4)
- 【請求項1】 鉄筋コンクリートの表面から主筋を突出
させ、この主筋突出部をアンカ部とし当該アンカ部と固
着部材をもって前記鉄筋コンクリートに建造材を固定す
ることを特徴とする建造材固定方法。 - 【請求項2】 フーチング天端面からフーチング用主筋
を突出するとともに主筋突出部にねじ部を形成し、前記
フーチング天端面にはベースプレートを備えた建造材を
立設させ、前記ベースプレートに形成した孔に前記主筋
突出部を挿通させた後、ナット部材により螺合し固定す
ることを特徴とする建造材固定方法。 - 【請求項3】 フーチング天端面から突出させ先端部に
ねじ部を形成したフーチング用主筋と前記フーチング天
端面に裁置されたベースプレートと当該ベースプレート
に固定される建造材からなり、ベースプレートに主筋を
挿通させてナット部材により締め付けを行うことで建造
材の固定をすることを特徴とする建造材固定構造。 - 【請求項4】 前記ベースプレートは、主筋突出部位置
に対応した貫通孔を有する平板と当該平板の貫通孔を囲
む補強リブを立設させ溶接してなることを特徴とする請
求項3に記載の建造材固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273584A JPH0988082A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 建造材固定方法および構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273584A JPH0988082A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 建造材固定方法および構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988082A true JPH0988082A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17529840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7273584A Pending JPH0988082A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 建造材固定方法および構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0988082A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005220712A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Ohbayashi Corp | 鉄骨露出型柱脚構造 |
| JP2006125157A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Okabe Co Ltd | 柱脚構造 |
| JP2009293373A (ja) * | 2009-09-18 | 2009-12-17 | Ohbayashi Corp | 鉄骨露出型柱脚部の施工方法、及び、鉄骨露出型柱脚構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0266852U (ja) * | 1988-04-21 | 1990-05-21 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7273584A patent/JPH0988082A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0266852U (ja) * | 1988-04-21 | 1990-05-21 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005220712A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Ohbayashi Corp | 鉄骨露出型柱脚構造 |
| JP2006125157A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Okabe Co Ltd | 柱脚構造 |
| JP2009293373A (ja) * | 2009-09-18 | 2009-12-17 | Ohbayashi Corp | 鉄骨露出型柱脚部の施工方法、及び、鉄骨露出型柱脚構造 |
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