JPH098828A - アドレス割当て方法およびそれを用いる無線端末装置およびそれを用いる無線ネットワーク - Google Patents
アドレス割当て方法およびそれを用いる無線端末装置およびそれを用いる無線ネットワークInfo
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Abstract
レス重複解決可能な無線端末装置およびそのアドレス割
当て方法を提供する。 【構成】 各無線端末装置はそのホストコンピュータ3
8のデータ通信時、自端末の無線LANアダプタ20の
データメモリ28内の履歴テーブル27,アドレステー
ブル29にそれぞれ登録された他の端末のエポック番号
とアドレスとの対を参照することにより、自端末を含め
て各端末間でアドレスの重複の発生を監視する。重複が
生じた場合は通信先の端末のアドレスを更新するよう要
求し、更新されたアドレスを受取って重複解決を行な
う。このアドレス割当てのソフトウェアや通信プロトコ
ルはプログラムメモリ34に蓄積されており、マイクロ
コントローラ22により実行される。他の端末との通信
はアンテナ,無線トランシーバ26,および無線インタ
フェース24を介して行なわれる。
Description
アドレス割当て方法に関し、特に無線ネットワークにお
ける各端末のアドレスの重複を解決することが可能なア
ドレス割当て方法およびそれを用いる無線端末装置およ
びそれを用いる無線ネットワークに関する。
る端末のアドレスは、端末相互間で交換されるパケット
の宛先を示し、重複などが発生しないよう端末に割当て
られる必要がある。
CP/IPプロトコルを使用するインターネットのよう
にネットワーク全体にわたって統一的に管理されたアド
レスを固定的に割当てる方法と、端末側では予め割当て
られたアドレスを保持せず、端末自体が動的にアドレス
を取得する方法とがある。
いては、さらにアドレス資源を集中制御するネットワー
ク上の管理端末から未使用の空きアドレスを取得する方
法と、管理端末が存在せず各端末がネットワーク上の空
きアドレスを探索しアドレスを取得する分散型のアドレ
ス割当て方法とがある。
は、有線ネットワーク上で動作するアップル社のApp
leTalkプロトコルなどが有名である。このアップ
ル社のAppleTalkプロトコルにおいては、アド
レスの動的な割当てはAppleTalk Addre
ss Resolution Protocol(AA
RP)において実現されている。
る動的なアドレス割当てを説明するためのAARPの動
作を示す図である。
のないアドレスを動的に決定するため、次の2種類のパ
ケット、AARPプローブパケットとAARPレスポン
スパケットとを使用している。
ようとする端末Aが、乱数によって仮のアドレスXを生
成し、このアドレスを含むAARPプローブパケットを
ネットワークに対して送信する(#1402)。このA
ARPプローブパケットは同一のネットワークに接続さ
れた他のすべての端末によって受信される。AARPプ
ローブパケットを受信した端末は、AARPプローブパ
ケットに含まれる仮のアドレスXと自端末のアドレスと
を比較する。この結果、もし端末Bが仮のアドレスと自
端末のアドレスとが同じXであることを検出すれば、A
ARPレスポンスパケットを端末Aに送り返す(#14
04)。AARPプローブパケットを送信した端末Aが
端末BからAARPレスポンスパケットを受取った場
合、設定した仮のアドレスXが既にそのネットワークで
使用されていたことを示す。したがって、端末Aは再度
新しく仮のアドレスYを設定してAARPプローブパケ
ットをネットワークに対して送信する(#1406)。
Aが一定時間AARPレスポンスパケットを受信しなか
った場合、さらに一定の回数、AARPプローブパケッ
トを送信し、AARPレスポンスパケットの受信を監視
する(#1408)。それでもAARPレスポンスパケ
ットを受信しなければ、設定した仮のアドレスYがネッ
トワークで未使用であるとみなし、端末Aは仮のアドレ
スYを端末Aのアドレスとして獲得する。
アドレスを獲得しようとする端末がどの程度アドレスの
ユニーク性を必要とするかによって変化する。
数によって仮のアドレスを生成し、その仮のアドレスが
ネットワークにおいて未使用の空きアドレスであること
を確認して初めてその端末のアドレスとして使用するも
のである。アップル社のAppleTalkプロトコル
の詳細は、「Inside AppleTalk, second edition (Gurs
haran S. Sidhu, Richard F. Andrews, Alan B. Oppenh
imer著、Apple computer, Inc.) 」などに述べられてい
る。
ような有線ネットワークにおける分散型アドレス割当て
方法を無線ローカルエリアネットワーク(以下、無線ネ
ットワークと略す)に適用しようとすると、通信距離の
制限や時間的な変動、端末の移動などにより、アドレス
の重複を他の端末に対して問合せるAARPプローブパ
ケットが他のすべての端末に到達しないことがある。
末がAARPプローブパケットの送信に対する応答とし
てAARPレスポンスパケットを受信しなかったとして
も、そのアドレスが他の端末に使用されていない空きア
ドレスであることが保証されるものではなく、その後の
端末の移動や無線環境の変化によってアドレスの重複が
発生する可能性があるという問題点があった。
めになされたもので、無線ネットワークにおいて、無線
端末間のアドレス重複の解決可能なアドレス割当て方法
およびそれを用いる無線端末装置およびそれを用いる無
線ネットワークを実現することを目的とする。
割当て方法は、各無線端末に、自端末の第1の識別子を
設定するステップと、通信時に通信相手の端末からその
端末の第1の識別子と第2の識別子との対を受信するス
テップと、受信した各端末の第1の識別子と第2の識別
子との対と自端末および自端末で既に保持している他端
末の第1の識別子と第2の識別子との対とを比較するス
テップと、比較された第1の識別子と第2の識別子との
対の間で第1の識別子の重複を検出するステップと、重
複が検出された第1の識別子についていずれか一方の端
末の第1の識別子を再設定するステップとを設けたもの
である。
求項1のアドレス割当て方法において、各無線端末に、
通信時に通信相手の端末に自端末の第1の識別子と第2
の識別子との対を通報するステップと、受信した各端末
の第1の識別子と第2の識別子とを対で記憶し保持する
ステップとをさらに設けたものである。
求項1または2のアドレス割当て方法において、各無線
端末に、自端末の第2の識別子を設定するステップと、
他端末に自端末の第2の識別子を通報するステップと、
他端末から通報された第2の識別子を受信するステップ
と、他端末から受信した第2の識別子と自端末の第2の
識別子とを比較するステップと、比較された第2の識別
子の重複を検出するステップと、重複が検出された自端
末の第2の識別子を再設定するステップとをさらに設け
たものである。
求項1から3のいずれかのアドレス割当て方法におい
て、第1の識別子がアドレスで、第2の識別子がエポッ
ク番号である。
トワークで使用され、変更可能な第1の識別子と第2の
識別子を有し、自端末の第1の識別子を設定する第1の
設定手段と、通信時に通信相手の端末からその端末の第
1の識別子と第2の識別子との対を受信する第1の受信
手段と、第1の受信手段で受信した各端末の第1の識別
子と第2の識別子との対と自端末および自端末で既に保
持している他端末の第1の識別子と第2の識別子との対
とを比較する第1の比較手段と、第1比較手段で比較さ
れた第1の識別子と第2の識別子との対の間で第1の識
別子の重複を検出する第1の検出手段と、第1の検出手
段で重複が検出された第1の識別子についていずれか一
方の端末の第1の識別子を再設定する再設定手段とをさ
らに設けたものである。
の無線端末装置において、通信時に通信相手の端末に自
端末の第1の識別子と第2の識別子との対を通報する第
1の通報手段と、受信した各端末の第1の識別子と第2
の識別子とを対で記憶し保持する保持手段とをさらに設
けたものである。
または6の無線端末装置において、変更可能な第2の識
別子を有し、自端末の第2の識別子を設定する第2の設
定手段と、他端末に自端末の第2の識別子を通報する第
2の通報手段と、他端末から通報された第2の識別子を
受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段で他端
末から受信した第2の識別子と自端末の第2の識別子と
を比較する第2の比較手段と、第2の比較手段で比較さ
れた第2の識別子の重複を検出する第2の検出手段と、
第2の検出手段で重複が検出された自端末の第2の識別
子を再設定する第2の再設定手段とをさらに含む無線端
末装置。
7のいずれかの無線端末装置において、第1の識別子が
アドレスで第2の識別子エポック番号である。
可能な第1の識別子と第2の識別子を有する複数の無線
端末装置を設け、各無線端末に、自端末の第1の識別子
を設定する第1の設定手段と、通信時に通信相手の端末
に自端末の第1の識別子と第2の識別子との対および自
端末が過去の通信により既に保持している他端末の第1
の識別子と第2の識別子との対を通報する第1の通報手
段と、通信時に通信相手の端末からその端末の第1の識
別子と第2の識別子との対を受信する第1の受信手段
と、受信した各端末の第1の識別子を記憶し保持する第
1の保持手段と、受信した各端末の第2の識別子を記憶
し保持する第2の保持手段と、受信した各端末の第1の
識別子と第2の識別子との対と自端末および自端末で既
に保持している各端末の第1の識別子と第2の識別子と
の対とを比較する第1の比較手段と、第1比較手段で比
較された第1の識別子と第2の識別子との対の間で第1
の識別子の重複を検出する第1の検出手段と、第1の検
出手段で重複が検出された第1の識別子についていずれ
か一方の端末の第1の識別子を再設定する第1の再設定
手段とを設けたものである。
求項9の無線ネットワークにおいて、変更可能な第2の
識別子を有する複数の無線端末装置を設け、各無線端末
装置は、自端末の第2の識別子を設定する第2の設定手
段と、他端末に自端末の第2の識別子を通報する第1の
通報手段と、他端末から通報された第2の識別子を受信
する第1受信手段と、前記第1の受信手段で他端末から
受信した第2の識別子と自端末の第2の識別子とを比較
する第2の比較手段と、第2の比較手段で比較された第
2の識別子の重複を検出する第2の検出手段と、第2の
検出手段で重複を検出された自端末の第2の識別子を再
設定する第2の再設定手段とをさらに設けたものであ
る。
求項9または10の無線ネットワークにおいて、第1の
識別子がアドレスで第2の識別子がエポック番号であ
る。
は、各無線端末装置で、自端末の第1の識別子が設定さ
れ、通信時に通信相手の端末からその端末の第1の識別
子と第2の識別子との対が受信され、受信された各端末
の第1の識別子と第2の識別子との対と自端末および自
端末で既に保持している他端末の第1の識別子と第2の
識別子との対とが比較され、比較された第1の識別子と
第2の識別子との対の間で第1の識別子の重複が検出さ
れ、重複が検出された第1の識別子についていずれか一
方の端末の第1の識別子が再設定されるので、通信距離
の制限や時間的な変動、端末の移動などのある無線端末
装置間において、通信時に第2の識別子により第1の識
別子の重複を検出し、第1の識別子の重複を解決するこ
とが可能である。
ては、請求項1のアドレス割当て方法の作用に加えて、
各無線端末装置で、通信時に通信相手の端末に自端末の
第1の識別子と第2の識別子との対が通報され、受信さ
れた各端末の第1の識別子と第2の識別子とが対で記憶
し保持されるので、通信時に通信相手には自端末が保持
している各端末の第1の識別子と第2の識別子との対の
情報が、自端末には通信相手の端末が保持している各端
末の第1の識別子と第2の識別子との対の情報が新たに
加えられ保持され、第1の識別子の重複解決が容易でよ
り確実となる。
ては、請求項1または2のアドレス割当て方法の作用に
加えて、各無線端末装置で、自端末の第2の識別子が設
定され、他端末に自端末の第2の識別子が通報され、他
端末から通報された第2の識別子が受信され、他端末か
ら通報された第2の識別子と自端末の第2の識別子とが
比較され、比較された第2の識別子の重複が検出され、
重複が検出された自端末の第2の識別子が再設定される
ので、通信距離の制限や時間的な変動、端末の移動など
のある無線端末装置間において、その通信可能範囲内で
各端末に一意的に決定することができる変更可能な第2
の識別子により第1の識別子の重複を高い確率で検出す
ることができ、第1の識別子の重複を解決することが可
能である。さらに、製造工程で製造番号を第2の識別子
として入力するなど固有の第2の識別子を入力するため
の特別な操作が不必要となる。
ては、請求項1から3のいずれかのアドレス割当て方法
の作用に加え、第1の識別子がアドレスで第2の識別子
がエポック番号であるので、通信距離の制限や時間的な
変動、端末の移動などのある無線端末装置間において、
エポック番号を用いてアドレスの重複を解決することが
可能である。
自端末の第1の識別子が設定され、通信時に通信相手の
端末からその端末の第1の識別子と第2の識別子との対
とが受信され、受信された各端末の第1の識別子と第2
の識別子との対と自端末および自端末で既に保持してい
る他端末の第1の識別子と第2の識別子との対とが比較
され、比較された第1の識別子と第2の識別子との対の
間で第1の識別子の重複が検出され、重複が検出された
第1の識別子についていずれか一方の端末の第1の識別
子が再設定されるので、通信距離の制限や時間的な変
動、端末の移動などのある無線端末装置間において、通
信時に第2の識別子により第1の識別子の重複を検出
し、第1の識別子の重複を解決することが可能である。
請求項5の無線端末装置の作用に加えて、通信時に通信
相手の端末に自端末の第1の識別子と第2の識別子との
対が通報され、受信された各端末の第1の識別子と第2
の識別子とが対で記憶し保持されるので、通信時に通信
相手には自端末が保持している各端末の第1の識別子と
第2の識別子との対の情報が、自端末には通信相手の端
末が保持している各端末の第1の識別子と第2の識別子
との対の情報が新たに加えられ保持され、第1の識別子
の重複解決が容易でより確実となる。
自端末の第2の識別子が設定され、他端末に自端末の第
2の識別子が通報され、他端末から通報された第2の識
別子が受信され、他端末から通報された第2の識別子と
自端末の第2の識別子とが比較され、比較された第2の
識別子の重複が検出され、重複が検出された自端末の第
2の識別子が再設定されるので、通信距離の制限や時間
的な変動、端末の移動などのある無線端末装置間におい
て、その通信可能範囲内で各端末に一意的に決定するこ
とが可能な変更可能な第2の識別子により第1の識別子
の重複を高い確率で検出することができ、第1の識別子
の重複を解決することが可能である。さらに、製造工程
で製造番号を第2の識別子として入力するなど固有の第
2の識別子を入力するための特別な操作が不必要とな
る。
請求項5から7のいずれかの無線端末装置の作用に加
え、第1の識別子がアドレスで第2の識別子がエポック
番号であるので、通信距離の制限や時間的な変動、端末
の移動などのある無線端末装置間において、エポック番
号を用いて、その通信可能範囲内でアドレスの重複を解
決することが可能である。
は、各無線端末装置で、自端末の第1の識別子が設定さ
れ、通信時に通信相手の端末に自端末の第1の識別子と
第2の識別子との対が通報され、通信時に通信相手の端
末からその端末の第1の識別子と第2の識別子との対が
受信され、受信された各端末の第1の識別子が記憶し保
持され、受信された各端末の第2の識別子が記憶し保持
され、受信された各端末の第1の識別子と第2の識別子
との対と自端末および自端末で既に保持している他端末
の第1の識別子と第2の識別子との対とが比較され、比
較された第1の識別子と第2の識別子との対の間で第1
の識別子の重複が検出され、重複が検出された第1の識
別子についていずれか一方の端末の第1の識別子が再設
定されるので、通信距離の制限や時間的な変動、端末の
移動などのある無線端末装置間において、第2の識別子
により第1の識別子の重複を検出し、第1の識別子の重
複を解決することが可能である。そして、通信時に通信
相手の端末には自端末が保持している各端末の第1の識
別子と第2の識別子との対の情報が、自端末には通信相
手の端末が保持している各端末の第1の識別子と第2の
識別子との対の情報が新たに加えられ保持され、第1の
識別子の重複解決が容易でより確実となる。
ては、各無線端末装置で、自端末の第2の識別子が設定
され、他端末に自端末の第2の識別子が通報され、他端
末から通報された第2の識別子が受信され、他端末から
通報された第2の識別子と自端末の第2の識別子とが比
較され、比較された第2の識別子の重複が検出され、重
複が検出された自端末の第2の識別子が再設定されるの
で、通信距離の制限や時間的な変動、端末の移動などの
ある無線端末装置間において、その通信可能範囲内で各
端末に一意的に決定することができる変更可能な第2の
識別子により第1の識別子の重複を高い確率で検出する
ことができ、第1の識別子の重複を解決することが可能
である。さらに、製造工程で製造番号を第2の識別子と
して入力するなど固有の第2の識別子を入力するための
特別な操作が不必要となる。
ては、請求項9または10の無線ネットワークにおい
て、第1の識別子がアドレスで第2の識別子エポック番
号であるので、通信距離の制限や時間的な変動、端末の
移動などのある無線端末装置間において、その通信可能
範囲内で、エポック番号を用いてアドレスの重複を解決
することが可能である。
説明する。
無線ローカルエリアネットワークの環境の一例を示す図
である。
トワークは、無線端末装置A,B,C,Dを含む。
ンピュータやPOS端末などに代表されるような無線通
信機能を持つ携帯端末である。
す)はまず自端末の仮のアドレスを乱数によって設定す
る。自端末の仮のアドレスの設定後、各端末は通信動作
を開始するが、通信中、それぞれの端末は自端末と他の
端末とのアドレスの重複(ローカルコンフリクト)、お
よび他の異なる2台以上の端末のアドレスの重複(リモ
ートコンフリクト)の発生を監視する。
り元のアドレス(送り元アドレス)と自端末のアドレス
とを比較することで容易に検出可能である。リモートコ
ンフリクトは、異なる端末を識別するための各端末に固
有の識別子(エポック番号)をパケットに付加し、それ
ぞれの端末が、受信したパケットから取出した送り元ア
ドレスとエポック番号との対を記憶し管理するテーブル
(アドレステーブル)を保持して参照することにより検
出可能である。すなわち、受信したパケットの送り元ア
ドレスと同一のアドレスが既にアドレステーブルに記憶
されており、さらにそれらのエポック番号が異なる場
合、受信したパケットの送り元端末とアドレステーブル
に記憶されたアドレスとエポック番号との対で示される
端末とは異なるものであり、これらの端末間でリモート
コンフリクトが発生したと判断することができる。
アドレスの重複を解決するために自端末のアドレスを変
更し、変更されたアドレスを含むアドレス広告パケット
(以下、広告パケットと略す)を他の端末に対して送信
する。
その端末に対してアドレスの変更を要求するパケットを
送信し、要求を受けた端末はその応答として更新された
アドレスを含むパケットを他の端末に対して送信する。
識別できるような製造番号やMACアドレスなどが利用
可能であるほか、通信可能な範囲に存在する複数の端末
が異なるものであることを識別できるものであれば利用
可能である。端末の識別が可能な製造番号などを使用者
が機器に入力したり、後述の製造工程で図2の不揮発性
メモリ32に書込んだりして設定される。
信可能な範囲をエリア12で、端末Dが通信可能な範囲
をエリア14で、端末Bが通信可能な範囲をエリア16
で示している。端末Bと端末Cとは通信不可能な距離に
あるとする。
線端末装置の動作を具体例として順次説明していく。
を詳細に示すブロック図である。端末B,C,およびD
も端末Aと同様の構成を有する。
線LANアダプタ20とを含む。本発明の無線端末装置
は無線LANアダプタ20に実装されるソフトウェアお
よびそれらの通信プロトコルによりアドレス割当てを実
現する。
ホストコンピュータへデータやコマンドを入力する入力
装置11と、データを表示する表示装置13とを含む。
てを行なうソフトウェアおよび通信プロトコルを蓄積す
るプログラムメモリ34と、これらを実行するマイクロ
コントローラ22と、マイクロコントローラ22が一時
的にデータを保持するデータメモリ28と、半永久的に
データを保持する不揮発性メモリ32と、アンテナ36
と、無線ネットワークとパケットの送受信を行なう無線
トランシーバ26と、無線トランシーバ26とデータメ
モリ28との仲立ちとなる無線インタフェース24と、
本体10内のホストコンピュータ38へのインタフェー
スであるホストインタフェース30とを含む。
ル27とアドレステーブル29とを保持している。
置13は、ホストコンピュータ38に接続されている。
ロコントローラ22と無線インタフェース24とデータ
メモリ28とホストインタフェース30と不揮発性メモ
リ32とプログラムメモリ34とはローカルバス37で
相互に接続されている。アンテナ36は無線トランシー
バ26に接続されている。無線トランシーバ26は無線
インタフェース24に接続されている。
信は無線インタフェース24、無線トランシーバ26、
およびアンテナ36を介して行なわれる。無線インタフ
ェース24はマイクロコントローラ22がデータメモリ
28に書込んでパケットデータを、直列化して無線トラ
ンシーバ26に送る。また、無線ネットワークから受信
したパケットデータは無線トランシーバ26により無線
インタフェース24に送られ、さらに並列化されてデー
タメモリ28に書込まれる。マイクロコントローラ22
により、無線ネットワークで受信したパケットから取出
された情報はデータメモリ28に追加、削除、および更
新される。
ドに応じて、データメモリ28に書込まれたデータはホ
ストインタフェース30を介してホストコンピュータ3
8に送られ、表示装置13に文字や映像として表示され
る。
アの構成を示すブロック図である。図3を参照して、端
末A,B,C,Dのソフトウェアは、ブロック40,4
2,44,46,48を含む。
タ20に実装されてパケットの送受信処理およびアドレ
スの割当て処理を行なう。ブロック40,42,44,
46は図2のホストコンピュータ38に実装されてい
る。ブロック42はパケットの送達確認や再送信などの
通信プロトコルの処理を行なう。ブロック40はブロッ
ク42の通信サービスを利用するアプリケーションプロ
グラムである。ブロック44は端末の周辺装置(たとえ
ば、パソコンディスクやキーボード)のオペレーティン
グシステムである。ブロック46はブロック44、ブロ
ック48間のデータの授受を行なうデバイスドライバで
ある。
使用するパケットの簡略化したフォーマットを示した図
であり、(a)は一般フォーマット、(b)はデータパ
ケット(送信データ本体のパケット)のフォーマット、
(c)は広告パケットのフォーマット、(d)は重複解
決要求パケットのフォーマット、(e)は重複解決応答
パケットのフォーマット、(f)はENQパケットのフ
ォーマット、(g)はACKパケットのフォーマットを
示す図である。
ドレス401と送り元アドレス403と送り元エポック
番号405とパケットの種類を示すパケットタイプ40
7とパケットの種類によってはあるデータ409とを含
む。
(a)の一般フォーマットが基本形となっている。
フォーマットは、宛先アドレス401の「FFFF」は
同報(ブロードキャスト)アドレスを示している。パケ
ットタイプ407にはこのパケットがデータパケットで
あることが示されている。データ409には、端末間で
送信されるデータ本体が示されている。
レスを選択し、後述するアドレステーブルに記憶された
他の端末のアドレスと比較して、それらと重複しないも
のを自端末のアドレスとして設定する。アドレスの設定
後、端末は通信を開始するとともに、アドレスの重複の
検出、および重複を検出した場合はその解決を行なう。
他の端末のアドレスと重複するローカルコンフリクト
と、同一のアドレスを使用する他の端末が複数存在する
リモートコンフリクトとの2つの場合がある。
の送り元アドレスと自端末のアドレスとを比較すること
で容易に検出できる。ローカルコンフリクトを検出した
端末は自端末のアドレスを設定しなおし、新しく設定さ
れたアドレスをアドレス広告パケットで他の端末に通知
する。
末Bとのローカルコンフリクトの解決処理を示す図であ
る。
を示すフローチャートである。図6のフローチャートを
用いて、図5のローカルコンフリクトの解決処理を説明
する。
に、端末Aが端末Bの送信した任意のパケットを受信す
ると、端末Aは受信したパケットの送り元端末Bのアド
レス(送り元アドレス)が自端末のアドレスに一致する
か否かを判別する(ステップS802(以下、ステップ
を略す))。アドレスが一致しないと判別すると、ロー
カルコンフリクトは生じておらず、ローカルコンフリク
トの解決処理を終了する(S810)。アドレスが一致
していると判別する(S802)と、乱数により自端末
の仮のアドレスを設定する(S804)。設定された仮
のアドレスがアドレステーブル内の他の端末のアドレス
と一致するか否かを判別する(S806)。アドレスが
一致すると判別すると、再び仮のアドレスを設定しなお
す(S804)。アドレスが一致しないと判別すると、
#1051で示されるように、アドレス広告パケットを
他の端末に送信し(S808)、ローカルコンフリクト
の解決処理を終了する(S810)。
ォーマットは、宛先アドレス401の「FFFF」は同
報(ブロードキャスト)アドレスを示す。送り元アドレ
ス403には設定しなおした後(更新後)のアドレスが
示されている。パケットタイプ407にはこのパケット
が広告パケットであることが示されている。データ40
9には、設定しなおす前(更新前)のアドレスおよびエ
ポック番号が示されている。
ケットに含まれる送り元端末のアドレス(送り元アドレ
ス)を自端末のアドレステーブルに登録する際に、重複
するアドレスが存在することを検出できる。
送信元アドレスとエポック番号とをアドレステーブルに
登録する。
数は有限であることから、一般にキャッシング機構とし
て知られるアルゴリズムを使用してアドレステーブルを
構成することで、この制限を除くことができる。キャッ
シング機構では、テーブルに対して要素を追加する際、
テーブルに新しい要素を追加するための空き領域がない
場合は、既に記憶されている要素のうち重要度の低いも
のをテーブルから削除することにより新しい要素を記憶
する領域を確保する。
いて、その要素を追加または参照した時間を付加し、そ
の時間が最も古いものから削除することにより上記のア
ドレステーブルを構成することができる。
ンフリクトの解決処理を示すフローチャートである。
トの送り元アドレスが自端末のアドレステーブルに既に
登録されたアドレスか否かを判別する。アドレステーブ
ルに登録されていないと判別すると、S910でアドレ
ステーブルに送り元アドレスを追加し、S908でリモ
ートコンフリクトの解決処理を終了する。
スがアドレステーブルに登録されていると判別すると、
S904で、その既に登録されているアドレスと対にな
って登録されているエポック番号が送り元アドレスの対
のエポック番号と同一であるか否かを判別する。同一の
エポック番号であると判別すると、それらは同一端末の
ものであるとして、S908でリモートコンフリクトの
解決処理を終了する。
別すると、S906でアドレステーブル内の重複を発生
したアドレスに重複フラグをセットする。そしてS90
8でリモートコンフリクトの解決処理を終了する。
重複解決の例を示す図である。図8を参照して、端末A
が端末Cのパケットを受信してアドレステーブルを更新
し(#1002)、次に端末Bのパケットを受信してア
ドレステーブルの更新を行なうとき(#1004)、端
末Aはアドレステーブルを検索して、端末Bと端末Cが
同一のアドレスを持っており、さらにそれらのエポック
番号が異なることから、アドレスの重複する2台の端末
が存在することを検出する。端末Aは自端末のアドレス
テーブル内の端末Bと端末Cのアドレスに対して重複フ
ラグをセットして、そのアドレスに対応する端末が複数
存在していることを記録する。
をセットした際のアドレステーブル1110の端末B,
Cに関する情報の設定例を示す図である。
Bのアドレスの欄1102には、端末Bのエポック番号
と重複フラグと端末Bのアドレスの最終の更新時間とが
示されている。端末Cのアドレスの欄1104には、端
末Cのエポック番号と重複フラグと端末Cのアドレスの
最終の更新時間とが示されている。
重複解決要求パケットを送信する。重複解決要求パケッ
トの送信のタイミングには、たとえば次の2つの場合が
考えられる。
ケットを送信するときに宛先端末に重複解決要求パケッ
トを送信し、アドレスの重複の解決を要求する。
の重複解決を要求する動作を示すフローチャートであ
る。
ト送信時に自端末のアドレステーブルに登録されている
宛先アドレスを参照する。S1204で、アドレステー
ブルの送り先アドレスに重複フラグがセットされている
か否かを判別する。重複フラグがセットされていなけれ
ば、その宛先アドレスについては重複が発生していない
ので、S1214でアドレス重複解決処理を終了する。
S1204で重複フラグがセットされていれば、S12
06で重複解決要求パケットを宛先端末に送信する。そ
の結果、S1208で宛先端末から重複解決応答パケッ
トを受信したか否かを判別する。重複解決応答パケット
を受信したと判別すると、S1210で更新されたアド
レスを宛先端末のアドレスとして自端末のアドレステー
ブルに登録する。そして、S1212で、重複の解決し
たアドレスの重複フラグをクリアし、S1214で重複
解決処理を終了する。そして、更新されたアドレスを宛
先アドレスとしてパケットを送信する。
しなかったと判別すると、S1216で、一定回数重複
解決要求パケットを再送するか否かを決定する。重複解
決要求パケットを再送すると決定すると、S1206に
戻り、重複解決要求パケットを再び宛先端末に送信し、
上記と同様の動作を行なう。
しないと決定すると、S1218で、宛先アドレスの取
得ができなかったとして、重複解決要求パケットの送信
を中止し、動作を終了する。
らかのパケットを送信するときには、上述の図10に示
されるフローチャートに従って宛先端末Bにアドレスの
重複の解決を要求する。
レステーブルの重複フラグを検査することにより端末B
のアドレスに等しいアドレスを有する端末Cが存在する
ことがわかる。このとき、端末Aは端末Bに対して重複
解決要求パケットを送信する(#1006)。端末Aと
通信可能な距離にある端末Cにも端末Aの端末Bに対す
る重複解決要求パケットが送信される。
の宛先として、端末Aは端末Bと端末Cのいずれかのう
ち、データを送信する必要の生じた端末Bを選択してい
るが、どちらかを特定する必要はない。重複解決要求パ
ケットは、その宛先端末にアドレスの変更を要求する。
パケットであれば、自端末のアドレスを更新し、そのア
ドレスを重複解決応答パケットで要求側端末Aに通知す
る(#1008)。重複解決応答パケットは更新された
アドレスを他の端末に通知する。端末Aは応答を受信す
るまで端末Bに重複解決要求パケットを複数回送信し、
その応答を受信するとアドレステーブルの端末Bのアド
レスを更新して、アドレス重複の解決された端末Bおよ
びCについてアドレステーブル内に記録された重複フラ
グをクリアする。
端末B,Cとのデータの送受信が可能となる(#101
0)。
リクトを検出した場合に、それらの複数の端末が一斉に
重複解決要求パケットを送信してネットワークを輻輳す
る可能性が少なくなる。
トコンフリクトの検出段階で即送信される。この場合、
リモートコンフリクトの発生後できるだけ早い段階でそ
れを解決することから、重複するアドレスを使用する可
能性が少なくなる。
パケットを受信した場合は、アドレスの重複が解決され
るまでの間、送り元端末をアドレスとエポック番号の組
合せで識別することでそれらパケットが有効なパケット
として受信されるか、またはそれらパケットがすべて放
棄される。前者は、重複解決要求パケットの送信が遅延
される1つ目の場合に適し、後者は、重複を検出した時
点で即重複解決要求パケットが送信され、それら重複し
たアドレスを持つ端末を送り元とするパケットが受信さ
れる可能性が少ない2つ目の場合に適している。
ーマットにおいて、パケットタイプ407には、そのパ
ケットが重複解決要求パケットであることが示されてい
る。データ409には、宛先端末のエポック番号が示さ
れている。
ーマットにおいて、パケットタイプ407には、そのパ
ケットが重複解決応答パケットであることが示されてい
る。
ク番号を乱数をもとに設定し、その端末の通信範囲で他
の端末のエポック番号と重複しない値を選択して使用す
る通信プロトコルが付加される。
ドレスの設定に先立って行なわれる。エポック番号の設
定のために、それぞれの端末は受信したパケットに含ま
れる送り元端末のエポック番号を収集し、そのうち最近
に受信した複数のエポック番号を保存するテーブル(履
歴テーブル)を持つ。履歴テーブルには無線ネットワー
クで使用されているエポック番号、または使用されてい
たことのあるエポック番号が格納される。
取得する場合の処理を示す図である。
を示すフローチャートである。図11を参照して、端末
Aが通信動作を開始する以前に、既に動作中の端末B,
C,Dは他の端末と通信するためにパケットの送受信を
行なっているものとする。それぞれの端末は受信したパ
ケットからそのパケットに含まれる送り元端末のエポッ
ク番号を取出し、自端末の履歴テーブルに追加する。た
とえば、端末Dのパケットを端末Bが受信した場合、端
末Bは端末Dのエポック番号Xを自端末の履歴テーブル
に追加する(#502)。
行なう場合について図12のフローチャートを用いて説
明する。
Aは乱数をもとに仮のエポック番号を生成する。この生
成した仮のエポック番号が端末Dのエポック番号と同一
のXであったとする。
が端末Aの履歴テーブルに登録されているか否かを判別
する。仮のエポック番号Xが履歴テーブルに登録されて
いると判別すると、既にそのエポック番号Xが他の端末
Dによって使用されているものとしてS602に戻り、
再度エポック番号を生成しなおす。S604で仮のエポ
ック番号Xが端末Aの履歴テーブルに他の端末のエポッ
ク番号として登録されていなければ、S606で端末A
はエポック番号Xを含むENQパケットを他のすべての
端末B,Cに対して送信する(#504)。
ポック番号が使用されているかどうかを他の端末に問合
せる働きを持つ。
トにおいて、宛先アドレス401の「FFFF」は同報
(ブロードキャスト)アドレスを示している。送り元ア
ドレス403の「FFFF」は自端末のアドレスが未定
であることを示している。送り元エポック番号405に
は問合せを行なうエポック番号が示されている。パケッ
トテーブル407にはこのパケットがENQパケットで
あることが示されている。
テーブル内のエポック番号と異なる値を取得した後、無
線ネットワークの他の端末に対してENQパケットを送
信する。
ることができた端末B,Cは、そのENQパケットから
仮のエポック番号Xを取出して、端末B,Cそれぞれの
エポック番号および端末B,Cのそれぞれが履歴テーブ
ルに保持しているエポック番号と比較する。
号が存在すれば、無線ネットワークに対してACKパケ
ットを送信する。
を受けたエポック番号が既に使用中であることを通知す
る働きを持つ。
トにおいて、宛先アドレス401の「FFFF」は同報
(ブロードキャスト)アドレスを示している。パケット
タイプ407にはこのパケットがACKパケットである
ことが示されている。
が端末Dに到達しなくとも、端末Dのエポック番号Xは
過去の通信により端末Bの履歴テーブルに登録されてい
るため、端末Bはエポック番号Xが端末Dによって既に
使用されていることをACKパケットで端末Aに通知す
ることができる(#506)。S608で端末AがAC
Kパケットを受信すれば、端末Aは再度仮のエポック番
号X′を生成し、他の端末にENQパケットの送信を繰
返す(#508,510)。
末AがACKパケットを受信しなければ、そのエポック
番号X′は端末Aが通信可能な範囲において他の端末の
エポック番号と重複しない値であると仮定する。S61
0で、端末AはENQパケットを一定の間隔でさらに複
数回送信する。そのすべての送信に対してACKパケッ
トの受信がなければ、S612で有効なエポック番号で
あると確定し、端末Aのエポック番号としてエポック番
号X′を使用する。そしてエポック番号の取得処理を終
了する。
の伝送誤りなどで失われてしまう可能性があることか
ら、ENQパケットの送信回数が多いほどエポック番号
が他の端末のものと重複する可能性が少なく信頼性が高
くなる。
とで、直接端末Aが通信できないようなより広い範囲に
おいてもエポック番号が他の端末と重複しないことを確
認することができる。
数が多いほど他の端末と重複する可能性の少ないエポッ
ク番号の設定が可能となるが、より多くのエポック番号
が記憶可能とすると、既に動作を中止した端末のエポッ
ク番号まで保持する可能性がある。よって、履歴テーブ
ルのエポック番号の記憶すべき個数は、要求される信頼
性や端末の通信可能距離、端末が移動するかどうかなど
の通信環境によって変化する。
る端末のエポック番号の重複解決処理を示すフローチャ
ートである。
の動作中のエポック番号の重複については、その端末
が、受信したパケットに含まれる送り元端末のエポック
番号と自端末のエポック番号とを比較することにより検
出できる。
ットの送り元端末のエポック番号と自端末のエポック番
号が一致するか否かを判別する。エポック番号が一致し
エポック番号の重複が検出されると、S704で再び図
12の場合と同様の処理によって自端末のエポック番号
を設定しなおし、S706でエポック番号の重複解決処
理を終了する。S702でエポック番号が一致しなけれ
ば、エポック番号の重複を生じていないとみなし、S7
06でエポック番号の重複解決処理を終了する。
各端末のアドレスの設定が開始される。各端末のアドレ
スの設定は、前述の第1実施例の場合と同様である。
変である通信範囲内のみで各端末が固有のエポック番号
を有する場合はエポック番号の設定のためのパケットが
発生して無線ネットワークに多少影響を与えるが、製造
番号など特定の機器に依存する情報を使用する必要がな
くなる。一方、第1実施例のように各端末が固有のエポ
ック番号を有する場合はエポック番号が常に端末に一意
に決定されることからアドレスの重複を確実に検出でき
るが、使用者のエポック番号を入力するための特別な操
作が必要となる、製造工程での工程数が増えるなどの欠
点がある。
の受信パケットに関する一連の処理を示すフローチャー
トである。
末からパケットを受信すると、S1304で、そのパケ
ットがENQパケットであるか否かを判別する。ENQ
パケットであると判別すると、S1322で、ENQパ
ケットに含まれるエポック番号が自端末のエポック番号
と重複しているか否かを判別する。エポック番号が重複
していると判別すると、S1324でENQパケットの
送り元端末にACKパケットが送信され、S1320で
パケット受信処理を完了する。
いと判別すると、そのままS1320でパケット受信処
理を完了する。
トでないと判別すると、S1306で、図7に示したエ
ポック番号の重複解決処理を行なう。S1306でエポ
ック番号が新たに取得され重複解決処理が終了すると、
S1308で、履歴テーブルの更新を行なう。
たパケットが広告パケットであるか否かを判別する。広
告パケットであると判別すると、S1326で、アドレ
ステーブルの情報をその広告パケットに基づいて変更
し、S1320でパケット受信処理を完了する。
ケットが広告パケットでないと判別すると、S1312
でそのパケットが重複解決要求パケットであるか否かを
判別する。重複解決要求パケットであると判別すると、
S1328でアドレスの更新を行ない、S1330で重
複解決応答パケットを重複解決要求パケットの送り元端
末に送信する。そしてS1320でパケット受信処理を
完了する。
ケットが重複解決要求パケットでないと判別すると、S
1314で図8に示したようなアドレスのローカルコン
フリクトの解決処理が行なわれる。次いでS1316で
図9に示したようなアドレスのリモートコンフリクトの
解決処理が行なわれる。そしてS1318で送り元端末
のアドレスとエポック番号との対がアドレステーブルに
追加され、S1320でパケット受信処理を完了する。
要求パケットが端末Bに送信されたが、端末Bおよび端
末Cに送信し、それぞれの端末に対して応答を要求する
ことも可能である。
宛先端末はアドレスとその宛先端末のエポック番号との
組合せで指定する。
ットワークにおける通信距離の制限や時間的な変動、端
末の移動などのある無線端末装置間においても、各端末
によりその通信可能範囲内で常にアドレスの重複を容易
に検出し解決することが可能な動的なアドレスの割当て
を行なうことができる。
ークにおいて、無線端末間のアドレスの重複の解決が可
能な無線端末装置およびそのアドレス割当て方法を適用
することができる。しかも、全端末のアドレスを統括的
に管理する特別な組織が不必要となる。また、通信可能
範囲内において空きアドレスを選択して使用することか
ら、アドレス資源の枯渇を回避することも可能である。
いては、各無線端末装置で、自端末の第1の識別子が設
定され、通信時に通信相手の端末からその端末の第1の
識別子と第2の識別子との対が受信され、受信された各
端末の第1の識別子と第2の識別子との対と自端末およ
び自端末で既に保持している他端末の第1の識別子と第
2の識別子との対とが比較され、比較された第1の識別
子と第2の識別子との対の間で第1の識別子の重複が検
出され、重複が検出された第1の識別子についていずれ
か一方の端末の第1の識別子が再設定されるので、通信
距離の制限や時間的な変動、端末の移動などのある無線
端末装置間において、通信時に第2の識別子により第1
の識別子の重複を検出し、第1の識別子の重複を解決す
ることが可能である。
ては、請求項1のアドレス割当て方法の作用に加えて、
各無線端末装置で、通信時に通信相手の端末に自端末の
第1の識別子と第2の識別子との対が通報され、受信さ
れた各端末の第1の識別子と第2の識別子とが対で記憶
し保持されるので、通信時に通信相手には自端末が保持
している各端末の第1の識別子と第2の識別子との対の
情報が、自端末には通信相手の端末が保持している各端
末の第1の識別子と第2の識別子との対の情報が新たに
加えられ保持され、第1の識別子の重複解決が容易でよ
り確実となる。
ては、請求項1または2のアドレス割当て方法の作用に
加えて、各無線端末装置で、自端末の第2の識別子が設
定され、他端末に自端末の第2の識別子が通報され、他
端末から通報された第2の識別子が受信され、他端末か
ら通報された第2の識別子と自端末の第2の識別子とが
比較され、比較された第2の識別子の重複が検出され、
重複が検出された自端末の第2の識別子が再設定される
ので、通信距離の制限や時間的な変動、端末の移動など
のある無線端末装置間において、その通信可能範囲内で
各端末に一意的に決定することができる変更可能な第2
の識別子により第1の識別子の重複を高い確率で検出す
ることができ、第1の識別子の重複を解決することが可
能である。さらに、製造工程で製造番号を第2の識別子
として入力するなど固有の第2の識別子を入力するため
の特別な操作が不必要となる。
ては、請求項1から3のいずれかのアドレス割当て方法
の作用に加え、第1の識別子がアドレスで第2の識別子
がエポック番号であるので、通信距離の制限や時間的な
変動、端末の移動などのある無線端末装置間において、
エポック番号を用いてアドレスの重複を解決することが
可能である。
的なアドレスの割当てにより従来のようなアドレス管理
の労力が削減され、無線端末間のアドレス重複の解決可
能なアドレス割当て方法を提供することが可能となる。
しかも、使用可能なアドレスの個数はアドレスのビット
数で制限されるが、それ以上に端末が増加した場合で
も、各端末が通信を行なう範囲において使用されていな
いアドレスを選択して使用することから、アドレス資源
の枯渇を回避することも可能である。
自端末の第1の識別子が設定され、通信時に通信相手の
端末からその端末の第1の識別子と第2の識別子との対
が受信され、受信された各端末の第1の識別子と第2の
識別子との対と自端末および自端末で既に保持している
他端末の第1の識別子と第2の識別子との対とが比較さ
れ、比較された第1の識別子と第2の識別子との対の間
で第1の識別子の重複が検出され、重複が検出された第
1の識別子についていずれか一方の端末の第1の識別子
が再設定されるので、通信距離の制限や時間的な変動、
端末の移動などのある無線端末装置間において、通信時
に第2の識別子により第1の識別子の重複を検出し、第
1の識別子の重複を解決することが可能である。
請求項5の無線端末装置の作用に加えて、通信時に通信
相手の端末に自端末の第1の識別子と第2の識別子との
対が通報され、受信された各端末の第1の識別子と第2
の識別子とが対で記憶し保持されるので、通信時に通信
相手には自端末が保持している各端末の第1の識別子と
第2の識別子との対の情報が、自端末には通信相手の端
末が保持している各端末の第1の識別子と第2の識別子
との対の情報が新たに加えられ保持され、第1の識別子
の重複解決が容易でより確実となる。
請求項5または6の無線端末装置の作用に加えて、自端
末の第2の識別子が設定され、他端末に自端末の第2の
識別子が通報され、他端末から通報された第2の識別子
が受信され、他端末から通報された第2の識別子と自端
末の第2の識別子とが比較され、比較された第2の識別
子の重複が検出され、重複が検出された自端末の第2の
識別子が再設定されるので、通信距離の制限や時間的な
変動、端末の移動などのある無線端末装置間において、
その通信可能範囲内で各端末に一意的に決定することが
可能な変更可能な第2の識別子により第1の識別子の重
複を高い確率で検出することができ、第1の識別子の重
複を解決することが可能である。さらに、製造工程で製
造番号を第2の識別子として入力するなど固有の第2の
識別子を入力するための特別な操作が不必要となる。
請求項5から7のいずれかの無線端末装置の作用に加え
て、第1の識別子がアドレスで第2の識別子がエポック
番号であるので、通信距離の制限や時間的な変動、端末
の移動などのある無線端末装置間において、エポック番
号を用いて、その通信可能範囲内でアドレスの重複を解
決することが可能である。
的なアドレスの割当てにより従来のようなアドレス管理
の労力が削減され、無線端末間のアドレス重複の解決可
能な無線端末装置を提供することが可能となる。しか
も、使用可能なアドレスの個数はアドレスのビット数で
制限されるが、それ以上に端末が増加した場合でも、各
端末が通信を行なう範囲において使用されていないアド
レスを選択して使用することから、アドレス資源の枯渇
を回避することも可能である。
は、各無線端末装置で、自端末の第1の識別子が設定さ
れ、通信時に通信相手の端末に自端末の第1の識別子と
第2の識別子との対が通報され、通信時に通信相手の端
末からその端末の第1の識別子と第2の識別子との対が
受信され、受信された各端末の第1の識別子が記憶し保
持され、受信された各端末の第2の識別子が記憶し保持
され、受信された各端末の第1の識別子と第2の識別子
との対と自端末および自端末で既に保持している他端末
の第1の識別子と第2の識別子との対とが比較され、比
較された第1の識別子と第2の識別子との対の間で第1
の識別子の重複が検出され、重複が検出された第1の識
別子についていずれか一方の端末の第1の識別子が再設
定されるので、通信距離の制限や時間的な変動、端末の
移動などのある無線端末装置間において、第2の識別子
により第1の識別子の重複を検出し、第1の識別子の重
複を解決することが可能である。そして、通信時に通信
相手の端末には自端末が保持している各端末の第1の識
別子と第2の識別子との対の情報が、自端末には通信相
手の端末が保持している各端末の第1の識別子と第2の
識別子との対の情報が新たに加えられ保持され、第1の
識別子の重複解決が容易でより確実となる。
ては、請求項9に係る無線ネットワークの作用に加え
て、各無線端末装置で、自端末の第2の識別子が設定さ
れ、他端末に自端末の第2の識別子が通報され、他端末
から通報された第2の識別子が受信され、他端末から通
報された第2の識別子と自端末の第2の識別子とが比較
され、比較された第2の識別子の重複が検出され、重複
が検出された自端末の第2の識別子が再設定されるの
で、通信距離の制限や時間的な変動、端末の移動などの
ある無線端末装置間において、その通信可能範囲内で各
端末に一意的に決定することができる変更可能な第2の
識別子により第1の識別子の重複を高い確率で検出する
ことができ、第1の識別子の重複を解決することが可能
である。さらに、製造工程で製造番号を第2の識別子と
して入力するなど固有の第2の識別子を入力するための
特別な操作が不必要となる。
ては、請求項9または10の無線ネットワークに加え
て、第1の識別子がアドレスで第2の識別子エポック番
号であるので、通信距離の制限や時間的な変動、端末の
移動などのある無線端末装置間において、その通信可能
範囲内で、エポック番号を用いてアドレスの重複を解決
することが可能である。
従来のようなアドレス管理の労力が削減され、無線端末
間のアドレス重複の解決可能な無線ネットワークを提供
することが可能となる。しかも、使用可能なアドレスの
個数はアドレスのビット数で制限されるが、それ以上に
端末が増加した場合でも、各端末が通信を行なう範囲に
おいて使用されていないアドレスを選択して使用するこ
とから、アドレス資源の枯渇を回避することも可能であ
る。
無線ローカルエリアネットワークの環境の一例を示す図
である。
ブロック図である。
成を示すブロック図である。
ットの簡略化したフォーマットを示す図である。
ローカルコンフリクトの解決処理を示す図である。
カルコンフリクトの解決処理を示すフローチャートであ
る。
パケットに関するリモートコンフリクトの解決処理を示
すフローチャートである。
アドレスの重複する端末B,Cの重複解決の例を示す図
である。
レステーブルの例を示す図である。
ケット受信時に宛先端末にアドレスの重複解決を要求す
る動作を示すフローチャートである。
ポック番号を取得する場合の処理を示す図である。
ポック番号の取得処理を示すフローチャートである。
ポック番号設定後のエポック番号の重複解決処理を示す
フローチャートである。
信パケットに関する一連の処理を示すフローチャートで
ある。
レス割当てを説明するための図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 変更可能な第1の識別子と第2の識別子
を有する複数の無線端末を含む無線ネットワークのアド
レス割当て方法であって、 前記各無線端末は、 自端末の第1の識別子を設定するステップと、 通信時に通信相手の端末からその端末の第1の識別子と
第2の識別子との対を受信するステップと、 受信した前記各端末の第1の識別子と第2の識別子との
対と自端末および自端末で既に保持している他端末の第
1の識別子と第2の識別子との対とを比較するステップ
と、 比較された第1の識別子と第2の識別子との対の間で第
1の識別子の重複を検出するステップと、 重複が検出された第1の識別子についていずれか一方の
端末の第1の識別子を再設定するステップとを含むアド
レス割当て方法。 - 【請求項2】 前記各無線端末が、 通信時に通信相手の端末に自端末の第1の識別子と第2
の識別子との対を通報するステップと、 受信した前記各端末の第1の識別子と第2の識別子とを
対で記憶し保持するステップとをさらに含む請求項1に
記載のアドレス割当て方法。 - 【請求項3】 前記第2の識別子は変更可能であって、 前各無線端末は、 自端末の第2の識別子を設定するステップと、 他端末に自端末の第2の識別子を通報するステップと、 他端末からの第2の識別子の通報を受信するステップ
と、 他端末から受信した第2の識別子と自端末の第2の識別
子とを比較するステップと、 比較された第2の識別子の重複を検出するステップと、 重複が検出された自端末の第2の識別子を再設定するス
テップとをさらに含む請求項1または2に記載のアドレ
ス割当て方法。 - 【請求項4】 前記第1の識別子がアドレスで前記第2
の識別子がエポック番号である請求項1から3のいずれ
かに記載のアドレス割当て方法。 - 【請求項5】 無線ネットワークで使用される変更可能
な第1の識別子と第2の識別子を有する無線端末装置で
あって、 自端末の第1の識別子を設定する設定手段と、 通信時に通信相手の端末からその端末の第1の識別子と
第2の識別子との対を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段で受信した前記各端末の第1の識別
子と第2の識別子との対と自端末および自端末で既に保
持している他端末の第1の識別子と第2の識別子との対
とを比較する第1比較手段と、 前記第1比較手段で比較された第1の識別子と第2の識
別子との対の間で第1の識別子の重複を検出する第1の
検出手段と、 重複が検出された第1の識別子についていずれか一方の
端末の第1の識別子を再設定する第1の再設定手段とを
含む無線端末装置。 - 【請求項6】 通信時に通信相手の端末に自端末の第1
の識別子と第2の識別子との対を通報する第1の通報手
段と、 受信した前記各端末の第1の識別子と第2の識別子とを
対で記憶し保持する保持手段とをさらに含む請求項5に
記載の無線端末装置。 - 【請求項7】 前記第2の識別子は変更可能であって、 自端末の第2の識別子を設定する第2の設定手段と、 他端末に自端末の第2の識別子を通報する第2の通報手
段と、 他端末から通報された第2の識別子を受信する第2の受
信手段と、 前記第2の受信手段で他端末から受信した第2の識別子
と自端末の第2の識別子とを比較する第2の比較手段
と、 前記第2の比較手段で比較された第2の識別子の重複を
検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段で重複が検出された自端末の第2の
識別子を再設定する第2の再設定手段とをさらに含む請
求項5または6に記載の無線端末装置。 - 【請求項8】 前記第1の識別子がアドレスで前記第2
の識別子がエポック番号である請求項5から7のいずれ
かに記載の無線端末装置。 - 【請求項9】 変更可能な第1の識別子と第2の識別子
を有する複数の無線端末装置を含み、 前記各無線端末は、 自端末の第1の識別子を設定する第1の設定手段と、 通信時に通信相手の端末に自端末の第1の識別子と第2
の識別子との対を通報する第1の通報手段と、 通信時に通信相手の端末からその端末の第1の識別子と
第2の識別子との対を受信する第1の受信手段と、 受信した前記各端末の第1の識別子を記憶し保持する第
1の保持手段と、 受信した前記各端末の第2の識別子を記憶し保持する第
2の保持手段と、 受信した前記各端末の第1の識別子と第2の識別子との
対と自端末および自端末で既に保持している他端末の第
1の識別子と第2の識別子との対とを比較する第1の比
較手段と、 前記第1の比較手段で比較された第1の識別子と第2の
識別子との対の間で第1の識別子の重複を検出する第1
の検出手段と、 前記第1の検出手段で重複が検出された第1の識別子に
ついていずれか一方の端末の第1の識別子を再設定する
第1の再設定手段とを含む無線ネットワーク。 - 【請求項10】 前記第2の識別子は変更可能であっ
て、前記各無線端末装置は、 自端末の第2の識別子を設定する第2の設定手段と、 他端末に自端末の第2の識別子を通報する第2の通報手
段と、 前記第2の通報手段で他端末から通報された第2の識別
子を受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段で他端末から受信した第2の識別子
と自端末の第2の識別子とを比較する第2の比較手段
と、 前記第2の比較手段で比較された第2の識別子の重複を
検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段で重複を検出された自端末の第2の
識別子を再設定する第2の再設定手段とをさらに含む請
求項9に記載の無線ネットワーク。 - 【請求項11】 前記第1の識別子がアドレスで前記第
2の識別子がエポック番号である請求項9または10に
記載の無線ネットワーク。
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