JPH0988401A - 扉用感震ロック具 - Google Patents
扉用感震ロック具Info
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- JPH0988401A JPH0988401A JP27494295A JP27494295A JPH0988401A JP H0988401 A JPH0988401 A JP H0988401A JP 27494295 A JP27494295 A JP 27494295A JP 27494295 A JP27494295 A JP 27494295A JP H0988401 A JPH0988401 A JP H0988401A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震発生時に扉を開放不能にロックする扉用
の感震ロック具において、その構造の簡素化と振動に対
する応答度の向上とを同時に実現する。 【解決手段】 ロック本体1を、転動自在なロール状の
軸体8と、これを支持するケース9とで構成する。ケー
ス9に軸体8を落下案内する逆L字状の落下穴21を設
ける。落下穴21の上端に、待機状態の軸体8を支持す
る待機座22を設ける。待機座22から転がり落ちた軸
体8を支持する受座23を、落下穴21の下端に設け
る。受座23で支持した軸体8の両端をケース9の両側
に突出させる。この突出部をロック部12にして、開放
方向へ移動しようとする錠片2をロック部12で受け止
めて、扉4を閉止保持する。
の感震ロック具において、その構造の簡素化と振動に対
する応答度の向上とを同時に実現する。 【解決手段】 ロック本体1を、転動自在なロール状の
軸体8と、これを支持するケース9とで構成する。ケー
ス9に軸体8を落下案内する逆L字状の落下穴21を設
ける。落下穴21の上端に、待機状態の軸体8を支持す
る待機座22を設ける。待機座22から転がり落ちた軸
体8を支持する受座23を、落下穴21の下端に設け
る。受座23で支持した軸体8の両端をケース9の両側
に突出させる。この突出部をロック部12にして、開放
方向へ移動しようとする錠片2をロック部12で受け止
めて、扉4を閉止保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、揺動開閉する扉
を地震発生時に開放不能にロック保持する感震ロック具
に関する。
を地震発生時に開放不能にロック保持する感震ロック具
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のロック具として実公平2−41
267号公報が公知である。このロック具は上下傾動す
るシーソー状の掛止アームと、常態において掛止アーム
の一端に載置されて、アームを待機姿勢に保持する錘り
とからなる。地震が発生すると、錘りがアームの一端か
ら転がり落ちて掛止アームの重量バランスを崩す。その
ため、掛止アームの他端側が下降傾動して扉の外面に引
っ掛り、扉の開放揺動を阻止する。地震の振動を検知す
る手段としては、磁石で吸着した鋼球が落下することを
利用した落球型(特公平1−60772号公報)や、立
設した板ばねの突端に錘りを固定しておき、外部振動に
よって板ばねが揺れ動くことを利用した共振型(特公平
4−64014号公報)などがある。
267号公報が公知である。このロック具は上下傾動す
るシーソー状の掛止アームと、常態において掛止アーム
の一端に載置されて、アームを待機姿勢に保持する錘り
とからなる。地震が発生すると、錘りがアームの一端か
ら転がり落ちて掛止アームの重量バランスを崩す。その
ため、掛止アームの他端側が下降傾動して扉の外面に引
っ掛り、扉の開放揺動を阻止する。地震の振動を検知す
る手段としては、磁石で吸着した鋼球が落下することを
利用した落球型(特公平1−60772号公報)や、立
設した板ばねの突端に錘りを固定しておき、外部振動に
よって板ばねが揺れ動くことを利用した共振型(特公平
4−64014号公報)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】腕を傾動させて掛止部
を扉に引っ掛ける上記のロック具は、構造が簡単だが、
待機状態からロック状態へ切り換わるのに、錘りの落下
と掛止アームの傾動の二動作を経るため時間を要し、応
答が遅い点に問題がある。ロック具をキャビネットの天
板上面に装着する必要があるので、適用個所が限られ、
例えば調理台の下面側のキャビネットに適用できない。
を扉に引っ掛ける上記のロック具は、構造が簡単だが、
待機状態からロック状態へ切り換わるのに、錘りの落下
と掛止アームの傾動の二動作を経るため時間を要し、応
答が遅い点に問題がある。ロック具をキャビネットの天
板上面に装着する必要があるので、適用個所が限られ、
例えば調理台の下面側のキャビネットに適用できない。
【0004】そこで本発明の目的は、地震発生時に扉を
開放不能にロック保持して、収納物がキャビネットの外
へ飛び出したり、転落して破損するのを阻止できる扉用
感震ロック具を提供するにある。この発明の他の目的
は、地震の振動に即応して扉をロック保持できる扉用感
震ロック具を提供することにある。この発明の他の目的
は、感震ロック具を少ない部品点数で簡素に構成でき、
しかも扉の閉止衝撃や生活振動等によって誤ってロック
状態に切り換わるのを抑止てきる扉用感震ロック具を提
供することにある。
開放不能にロック保持して、収納物がキャビネットの外
へ飛び出したり、転落して破損するのを阻止できる扉用
感震ロック具を提供するにある。この発明の他の目的
は、地震の振動に即応して扉をロック保持できる扉用感
震ロック具を提供することにある。この発明の他の目的
は、感震ロック具を少ない部品点数で簡素に構成でき、
しかも扉の閉止衝撃や生活振動等によって誤ってロック
状態に切り換わるのを抑止てきる扉用感震ロック具を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の感震ロック具
は、キャビネット3の開口内面に装着したロック本体1
と、扉4の内面に固定した錠片2とを備えている。ロッ
ク本体1は、転動自在なロール状の軸体8と、その軸体
8を支持するケース9を含む。ケース9には、上方の待
機位置と下方のロック位置との間で軸体8の上下変位を
許す落下穴21を設ける。落下穴21の上部に、常態に
おいて軸体8をほぼ水平に支持する待機座22を設け、
落下穴21の下端に、所定値以上の外部振動を受けて待
機座22から転落した軸体8をほぼ水平に受け止め支持
する受座23を設ける。軸体8は錠片2と接当係合する
ロック部12を有する。受座23で支持した軸体8のロ
ック部12を、扉4の開閉に伴う錠片2の移行軌跡と交
差するよう配置する。
は、キャビネット3の開口内面に装着したロック本体1
と、扉4の内面に固定した錠片2とを備えている。ロッ
ク本体1は、転動自在なロール状の軸体8と、その軸体
8を支持するケース9を含む。ケース9には、上方の待
機位置と下方のロック位置との間で軸体8の上下変位を
許す落下穴21を設ける。落下穴21の上部に、常態に
おいて軸体8をほぼ水平に支持する待機座22を設け、
落下穴21の下端に、所定値以上の外部振動を受けて待
機座22から転落した軸体8をほぼ水平に受け止め支持
する受座23を設ける。軸体8は錠片2と接当係合する
ロック部12を有する。受座23で支持した軸体8のロ
ック部12を、扉4の開閉に伴う錠片2の移行軌跡と交
差するよう配置する。
【0006】常態において、軸体8は落下穴21の上方
の待機座22に支持されて、ほぼ水平姿勢を維持してい
る。地震によって所定値以上の外部振動が軸体8に作用
すると、軸体8は待機座22から跳ね出て、落下穴21
を転がり落ち受座23に水平に支持される。この状態で
は、軸体8に設けたロック部12が、錠片2の移行軌跡
の開放位置側に位置しているので、扉4が僅かでも開き
揺動すると、錠片2はロック部12で接当規制されてそ
れ以上開放移動できず、扉4を閉じ状態に維持できる。
の待機座22に支持されて、ほぼ水平姿勢を維持してい
る。地震によって所定値以上の外部振動が軸体8に作用
すると、軸体8は待機座22から跳ね出て、落下穴21
を転がり落ち受座23に水平に支持される。この状態で
は、軸体8に設けたロック部12が、錠片2の移行軌跡
の開放位置側に位置しているので、扉4が僅かでも開き
揺動すると、錠片2はロック部12で接当規制されてそ
れ以上開放移動できず、扉4を閉じ状態に維持できる。
【0007】軸体8が待機座22から転がり落ちるのと
同時、つまりキャビネット3内に収納した物品がずれ動
いて扉4に接当するのと同時に扉4をロック保持するの
で、錘りの転落と掛止アームの傾動との二動作を経てロ
ック状態へ切り換わる従来のロック具と比べて、応答速
度を速くすることができる。軸体8は転がり落ちる向き
の外力に限って応答し、例えば軸中心に沿う向きの外力
に対しては殆ど不感となる。このことは、扉4が収納物
品によって開放操作される向きの外力に対してはロック
具が応答しやすく、扉4の閉止衝撃や生活振動等によっ
てロック具が誤動作しにくいことを意味している。
同時、つまりキャビネット3内に収納した物品がずれ動
いて扉4に接当するのと同時に扉4をロック保持するの
で、錘りの転落と掛止アームの傾動との二動作を経てロ
ック状態へ切り換わる従来のロック具と比べて、応答速
度を速くすることができる。軸体8は転がり落ちる向き
の外力に限って応答し、例えば軸中心に沿う向きの外力
に対しては殆ど不感となる。このことは、扉4が収納物
品によって開放操作される向きの外力に対してはロック
具が応答しやすく、扉4の閉止衝撃や生活振動等によっ
てロック具が誤動作しにくいことを意味している。
【0008】具体的には、ケース9を、落下穴21を備
えた主枠体14を含んで構成し、軸体8のロック部12
を落下穴21の外側方へ突出する。
えた主枠体14を含んで構成し、軸体8のロック部12
を落下穴21の外側方へ突出する。
【0009】図2に示すように、キャビネット2の開口
面に観音開き状に開閉される一対の扉4・4を配置する
場合には、キャビネット3の上壁および下壁のいずれか
一方にロック本体1を配置して、左右の扉4・4を同時
にロック保持できる。詳しくは、ロック本体1の主枠体
14に、それぞれ落下穴21を備えた左右一対の穴枠部
16・16と、両穴枠部16・16を左右に分断するガ
イド溝18とを設ける。軸体8に、落下穴21・21で
案内支持される左右一対の転動軸部11・11と、両軸
部11・11間に設けた転動軸部11より大径の規制軸
部10とを設ける。規制軸部10の左右両側端面をガイ
ド溝18で軸方向へ移動規制して、転動軸部11・11
の両側端のロック部12・12を、主枠体14の左右両
側に突設する。
面に観音開き状に開閉される一対の扉4・4を配置する
場合には、キャビネット3の上壁および下壁のいずれか
一方にロック本体1を配置して、左右の扉4・4を同時
にロック保持できる。詳しくは、ロック本体1の主枠体
14に、それぞれ落下穴21を備えた左右一対の穴枠部
16・16と、両穴枠部16・16を左右に分断するガ
イド溝18とを設ける。軸体8に、落下穴21・21で
案内支持される左右一対の転動軸部11・11と、両軸
部11・11間に設けた転動軸部11より大径の規制軸
部10とを設ける。規制軸部10の左右両側端面をガイ
ド溝18で軸方向へ移動規制して、転動軸部11・11
の両側端のロック部12・12を、主枠体14の左右両
側に突設する。
【0010】
【実施例】図1ないし図4はこの発明に係る感震ロック
具の実施例を示す。ロック具は、ロック本体1と錠片2
とからなり、例えば図2に示す台所用のキャビネット3
に適用する。キャビネット3の開口寄りの上壁内面にロ
ック本体1を配置し、観音開き状に設けた一対の扉4の
揺動先端寄りの内面のそれぞれに錠片2を配置するので
ある。各扉4は上下一対のスライドヒンジ5で揺動自在
に支持してあり、ヒンジに内蔵したばねの弾性で閉じ状
態を保持できる。符号6は各扉4の外面に装着した把手
である。
具の実施例を示す。ロック具は、ロック本体1と錠片2
とからなり、例えば図2に示す台所用のキャビネット3
に適用する。キャビネット3の開口寄りの上壁内面にロ
ック本体1を配置し、観音開き状に設けた一対の扉4の
揺動先端寄りの内面のそれぞれに錠片2を配置するので
ある。各扉4は上下一対のスライドヒンジ5で揺動自在
に支持してあり、ヒンジに内蔵したばねの弾性で閉じ状
態を保持できる。符号6は各扉4の外面に装着した把手
である。
【0011】図1において、ロック本体1は転動自在な
ロール状の軸体8と、軸体8を支持するケース9とで構
成する。軸体8は、中央の規制軸部10と、その両側に
突設した一対の転動軸部11・11とを一体に形成した
金属旋削品からなり、規制軸部10の直径寸法を転動軸
部11の直径寸法より大きく設定する。軸体8の左右寸
法はケース9の左右寸法より十分に大きく設定してあり
(図3参照)、従って、軸体8をケース9で支持すると
き、転動軸部11の突設はケース9の左右両側から突出
する。この突出部分をロック部12にして、地震発生時
に錠片2の開放移動を接当規制する。
ロール状の軸体8と、軸体8を支持するケース9とで構
成する。軸体8は、中央の規制軸部10と、その両側に
突設した一対の転動軸部11・11とを一体に形成した
金属旋削品からなり、規制軸部10の直径寸法を転動軸
部11の直径寸法より大きく設定する。軸体8の左右寸
法はケース9の左右寸法より十分に大きく設定してあり
(図3参照)、従って、軸体8をケース9で支持すると
き、転動軸部11の突設はケース9の左右両側から突出
する。この突出部分をロック部12にして、地震発生時
に錠片2の開放移動を接当規制する。
【0012】ケース9は、それぞれステンレス鋼板をプ
レス成形して形成した下方の主枠体14と、上方のカバ
ー15とで形成する。主枠体14は、下面側へ突出する
左右一対の穴枠部16・16と、両穴枠部16・16の
前後壁の上端に連続して前後に張り出した連結壁17と
を有し、両穴枠部16・16の間に両者を左右に分断す
る状態のガイド溝18を切り欠き形成する。カバー15
は四角形状の板状体からなり、板面の中央に規制軸部1
0との接当干渉を避ける逃げ穴19を開口する(図1参
照)。
レス成形して形成した下方の主枠体14と、上方のカバ
ー15とで形成する。主枠体14は、下面側へ突出する
左右一対の穴枠部16・16と、両穴枠部16・16の
前後壁の上端に連続して前後に張り出した連結壁17と
を有し、両穴枠部16・16の間に両者を左右に分断す
る状態のガイド溝18を切り欠き形成する。カバー15
は四角形状の板状体からなり、板面の中央に規制軸部1
0との接当干渉を避ける逃げ穴19を開口する(図1参
照)。
【0013】上記の穴枠部16・16とその上面開口を
覆うカバー15とによって、左右側面がそれぞれ開口す
る一対の落下穴21を形成する。落下穴21は側面から
見て逆L字状に形成してあって、軸体8を上方の待機位
置と下方のロック位置との間で上下動自在に支持する。
待機位置において軸体8を支持するために、落下穴21
の上部後側に待機座22を凹み形成する。落下穴21の
下端には、待機座22から転がり落ちた軸体8を受け止
める受座23を形成する。
覆うカバー15とによって、左右側面がそれぞれ開口す
る一対の落下穴21を形成する。落下穴21は側面から
見て逆L字状に形成してあって、軸体8を上方の待機位
置と下方のロック位置との間で上下動自在に支持する。
待機位置において軸体8を支持するために、落下穴21
の上部後側に待機座22を凹み形成する。落下穴21の
下端には、待機座22から転がり落ちた軸体8を受け止
める受座23を形成する。
【0014】軸体8は、その規制軸部10がガイド溝1
8に嵌まり込む状態で主枠体14に組み付け、カバー1
5を被せ付けてケース9と一体化する。ケース9に組み
込んだ軸体8は、落下穴21の上下範囲に沿って上下動
でき、常態においては、左右の転動軸部11を待機座2
2上に載置することにより水平姿勢を維持している(図
3の状態)。
8に嵌まり込む状態で主枠体14に組み付け、カバー1
5を被せ付けてケース9と一体化する。ケース9に組み
込んだ軸体8は、落下穴21の上下範囲に沿って上下動
でき、常態においては、左右の転動軸部11を待機座2
2上に載置することにより水平姿勢を維持している(図
3の状態)。
【0015】地震発生時に所定値以上の振動がケース9
に作用すると、軸体8は図4に示すように待機座22か
ら跳ね出て、落下穴21に沿って落下し受座23に支持
される。この落下時に軸体8が軸中心方向へずれ動くの
を防ぐために、規制軸部10を設け、その左右両側端面
をガイド溝18の両溝側面(穴枠部16の対向側縁)で
接当規制している。受座22で支持された軸体8のロッ
ク部12は、それぞれ落下穴21の外側方へ水平に突出
して、錠片2の開放軌跡を左右に横切る。
に作用すると、軸体8は図4に示すように待機座22か
ら跳ね出て、落下穴21に沿って落下し受座23に支持
される。この落下時に軸体8が軸中心方向へずれ動くの
を防ぐために、規制軸部10を設け、その左右両側端面
をガイド溝18の両溝側面(穴枠部16の対向側縁)で
接当規制している。受座22で支持された軸体8のロッ
ク部12は、それぞれ落下穴21の外側方へ水平に突出
して、錠片2の開放軌跡を左右に横切る。
【0016】錠片2は、取付けベース25からJ字状の
鈎腕26を突設して形成してあり(図4参照)、鈎腕2
6の突端の掛止部が、待機位置にある軸体8のロック部
12より下方に位置し、ロック位置にあるロック部12
と交差するよう扉4に取り付ける。またケース9は、そ
のガイド溝18の左右中央が、一対の扉4の閉合隙間と
正対する状態で配置し、主枠体14の連結壁17とカバ
ー15とを、下面側からねじ込んだビスでキャビネット
3の上壁に締結固定する。
鈎腕26を突設して形成してあり(図4参照)、鈎腕2
6の突端の掛止部が、待機位置にある軸体8のロック部
12より下方に位置し、ロック位置にあるロック部12
と交差するよう扉4に取り付ける。またケース9は、そ
のガイド溝18の左右中央が、一対の扉4の閉合隙間と
正対する状態で配置し、主枠体14の連結壁17とカバ
ー15とを、下面側からねじ込んだビスでキャビネット
3の上壁に締結固定する。
【0017】上記のように構成した感震ロック具によれ
ば、地震の発生と同時に、軸体8が落下穴21の受座2
3へ落ち込んで錠片2の開放移動を阻止し、扉4を閉止
状態に保持固定するので、キャビネット1内の収納物品
が外部へ飛び出したり、落下して破損するのを確実に防
止できる。また、主枠体14とカバー15および軸体8
の三者でロック本体1を構成するので、感震ロック具の
構造を簡素化してその製造コストを減少できるうえ、左
右の扉4を一個のロック本体1で同時にロック保持し
て、ロック具の使用個数を減すことができる。
ば、地震の発生と同時に、軸体8が落下穴21の受座2
3へ落ち込んで錠片2の開放移動を阻止し、扉4を閉止
状態に保持固定するので、キャビネット1内の収納物品
が外部へ飛び出したり、落下して破損するのを確実に防
止できる。また、主枠体14とカバー15および軸体8
の三者でロック本体1を構成するので、感震ロック具の
構造を簡素化してその製造コストを減少できるうえ、左
右の扉4を一個のロック本体1で同時にロック保持し
て、ロック具の使用個数を減すことができる。
【0018】地震が終息した後には、軸体8を待機座2
2へ戻すことによって、ロック具をアンロック状態にリ
セットできる。詳しくは、図4に想像線で示すように扉
4の閉合隙間から操作片Pを差し込み、その先端の凹み
27を規制軸部10に外接し、軸体8の全体をガイド溝
18に沿って押し上げ操作することにより、転動軸部1
1を待機座22上に載置できる。操作片Pは、扉4の閉
合隙間を通過できる板材であればよく、例えばフォーク
やスプーンの握り部やナイフなどの金属食器を利用する
ことができる。
2へ戻すことによって、ロック具をアンロック状態にリ
セットできる。詳しくは、図4に想像線で示すように扉
4の閉合隙間から操作片Pを差し込み、その先端の凹み
27を規制軸部10に外接し、軸体8の全体をガイド溝
18に沿って押し上げ操作することにより、転動軸部1
1を待機座22上に載置できる。操作片Pは、扉4の閉
合隙間を通過できる板材であればよく、例えばフォーク
やスプーンの握り部やナイフなどの金属食器を利用する
ことができる。
【0019】上記の感震ロック具は、一部を以下に説明
するように変更して実施することができる。
するように変更して実施することができる。
【0020】図5(a)に示すように、落下穴21を傾
斜する直線穴で形成し、その上端に待機座22を凹み形
成し、下端を受座23とする。図5(b)に示すよう
に、落下穴21の下端をケース9の前部側へ凹ませて受
座23を形成し、落下した軸体8が断続する外部振動に
よって受座23から跳ね出るのを防止する。
斜する直線穴で形成し、その上端に待機座22を凹み形
成し、下端を受座23とする。図5(b)に示すよう
に、落下穴21の下端をケース9の前部側へ凹ませて受
座23を形成し、落下した軸体8が断続する外部振動に
よって受座23から跳ね出るのを防止する。
【0021】図6(a)に示すように、一対のロック部
12を転動軸部11より大径に形成し、その対向側面を
穴枠部16の外側面で接当規制して、軸体8の軸方向の
ずれ動きを規制できる。この場合は規制軸部10を省略
できる。図6(b)に示すように軸体8の全体を同一径
の丸軸で形成し、規制軸部10に代わる2個の止め輪2
8を軸中途部に外嵌装着する。
12を転動軸部11より大径に形成し、その対向側面を
穴枠部16の外側面で接当規制して、軸体8の軸方向の
ずれ動きを規制できる。この場合は規制軸部10を省略
できる。図6(b)に示すように軸体8の全体を同一径
の丸軸で形成し、規制軸部10に代わる2個の止め輪2
8を軸中途部に外嵌装着する。
【0022】図7に示すように、落下穴21を有する一
対の穴枠部16と、両穴枠部16の上部どうしをを接続
するカバー部15aとを一体に成形してケース9を形成
する。さらに軸体8を鋼材で形成し、受座23に磁石3
0を埋設固定する。以て、落下した軸体8を磁石30で
吸着して跳ね出しを防ぐ。但し、この場合には、軸体8
を複数個に分割して形成し、これら分割体を落下穴21
に挿通した後ねじで接合する。
対の穴枠部16と、両穴枠部16の上部どうしをを接続
するカバー部15aとを一体に成形してケース9を形成
する。さらに軸体8を鋼材で形成し、受座23に磁石3
0を埋設固定する。以て、落下した軸体8を磁石30で
吸着して跳ね出しを防ぐ。但し、この場合には、軸体8
を複数個に分割して形成し、これら分割体を落下穴21
に挿通した後ねじで接合する。
【0023】上記以外に、主枠体14は押し出し型材を
利用して形成することができる。必要があれば図7に例
示したようにプラスチック成形品で形成することができ
る。ロック部12は転動軸部11を利用して形成する必
要はなく、規制軸部10がロック部12を兼ねてもよ
い。この場合は錠片2がガイド溝18に沿って主枠体1
4を前後に横切るように配置し、軸体8がロック位置へ
転がり落ちたとき、規制軸部10で錠片2の開放移動を
接当規制するのである。場合によっては、軸体8の中心
軸が閉止した扉4のパネル面と直交するようロック本体
1をキャビネット3の内側壁に配置して、穴枠部16の
外面に突出する規制軸部10の後端面で錠片2を接当規
制することができる。感震ロック具は、一個の扉4に対
応して設けることができ、この場合にはロック本体1を
開口内面の上壁、底壁、側壁のいずれかに配置する。軸
体8は丸軸で形成する以外に、六角形以上の多角形ない
しは非円形断面の軸で形成することができる。
利用して形成することができる。必要があれば図7に例
示したようにプラスチック成形品で形成することができ
る。ロック部12は転動軸部11を利用して形成する必
要はなく、規制軸部10がロック部12を兼ねてもよ
い。この場合は錠片2がガイド溝18に沿って主枠体1
4を前後に横切るように配置し、軸体8がロック位置へ
転がり落ちたとき、規制軸部10で錠片2の開放移動を
接当規制するのである。場合によっては、軸体8の中心
軸が閉止した扉4のパネル面と直交するようロック本体
1をキャビネット3の内側壁に配置して、穴枠部16の
外面に突出する規制軸部10の後端面で錠片2を接当規
制することができる。感震ロック具は、一個の扉4に対
応して設けることができ、この場合にはロック本体1を
開口内面の上壁、底壁、側壁のいずれかに配置する。軸
体8は丸軸で形成する以外に、六角形以上の多角形ない
しは非円形断面の軸で形成することができる。
【0024】
【発明の効果】この発明の感震ロック具によれば、軸体
8が待機位置からロック位置へ転がり落ちるのを利用し
て、錠片2の開放移動を接当規制し、以て扉4を閉止状
態に保持固定するので、地震発生時に、収納物品がキャ
ビネット3の外へ飛び出したり、落下して破損するのを
確実に防止できる。軸体8の落下動作のみで錠片2の開
放移動を阻止できるので、ロック状態への切り換え応答
速度を向上し、地震の振動に即座に感応して扉4を確実
にロック固定できる。周方向へ転動するロール状の軸体
8で振動を検知するので、扉4が開く方向の外力に対し
ては敏感に反応するが、他の方向の外力に対しては殆ど
作動しない感震ロック具が得られ、扉4の閉止衝撃や生
活振動等によって、軸体8が誤ってロック状態へ切り換
わることのない、使い勝手に優れた感震ロック具が得ら
れる。
8が待機位置からロック位置へ転がり落ちるのを利用し
て、錠片2の開放移動を接当規制し、以て扉4を閉止状
態に保持固定するので、地震発生時に、収納物品がキャ
ビネット3の外へ飛び出したり、落下して破損するのを
確実に防止できる。軸体8の落下動作のみで錠片2の開
放移動を阻止できるので、ロック状態への切り換え応答
速度を向上し、地震の振動に即座に感応して扉4を確実
にロック固定できる。周方向へ転動するロール状の軸体
8で振動を検知するので、扉4が開く方向の外力に対し
ては敏感に反応するが、他の方向の外力に対しては殆ど
作動しない感震ロック具が得られ、扉4の閉止衝撃や生
活振動等によって、軸体8が誤ってロック状態へ切り換
わることのない、使い勝手に優れた感震ロック具が得ら
れる。
【図1】感震ロック具の斜視図である。
【図2】感震ロック具の使用例を示すキャビネットの正
面図である。
面図である。
【図3】感震ロック具の正面図である。
【図4】感震ロック具の側面図である。
【図5】落下穴の変形例を示すケースの側面図である。
【図6】軸体の変形例を示す正面図である。
【図7】ケースの変形例を示す斜視図である。
1 ロック本体 2 錠片 3 キャビネット 4 扉 8 軸体 9 ケース 12 ロック部 21 落下穴 22 待機座 23 受座
Claims (3)
- 【請求項1】 キャビネット3の開口内面に装着したロ
ック本体1と、扉4の内面に固定した錠片2とを備えて
おり、 ロック本体1は、転動自在なロール状の軸体8と、軸体
8を支持するケース9を含み、 ケース9には、上方の待機位置と下方のロック位置との
間で軸体8の上下変位を許す落下穴21が設けられてお
り、 落下穴21の上部に常態において軸体8をほぼ水平に支
持する待機座22が設けられ、落下穴21の下端に、所
定値以上の外部振動を受けて待機座22から転落した軸
体8をほぼ水平に受け止め支持する受座23が設けられ
ており、 軸体8は錠片2と接当係合するロック部12を有し、 受座23で支持した軸体8のロック部12が、扉4の開
閉に伴う錠片2の移行軌跡と交差するよう配置してある
扉用感震ロック具。 - 【請求項2】 ケース9が、落下穴21を備えた主枠体
14を含み、軸体8のロック部12が落下穴21の外側
方へ突出してある請求項1記載の扉用感震ロック具。 - 【請求項3】 キャビネット2の開口面に観音開き状に
開閉される一対の扉4・4が配置されており、 キャビネット3の上壁および下壁のいずれか一方にロッ
ク本体1が配置されており、 ロック本体1の主枠体14は、それぞれ落下穴21を備
えた左右一対の穴枠部16・16と、両穴枠部16・1
6を左右に分断するガイド溝18とを備えており、 軸体8は、落下穴21・21で案内支持される左右一対
の転動軸部11・11と、両軸部11・11間に設けた
転動軸部11より大径の規制軸部10とを有し、 規制軸部10の左右両側端面をガイド溝18で軸方向へ
移動規制して、転動軸部11・11の両側端のロック部
12・12が、主枠体14の左右両側に突設してある請
求項2記載の扉用感震ロック具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27494295A JPH0988401A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 扉用感震ロック具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27494295A JPH0988401A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 扉用感震ロック具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988401A true JPH0988401A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17548707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27494295A Pending JPH0988401A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 扉用感震ロック具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0988401A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015098978A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP27494295A patent/JPH0988401A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015098978A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
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