JPH0988488A - 可撓セグメントの設置方法 - Google Patents
可撓セグメントの設置方法Info
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- JPH0988488A JPH0988488A JP7244980A JP24498095A JPH0988488A JP H0988488 A JPH0988488 A JP H0988488A JP 7244980 A JP7244980 A JP 7244980A JP 24498095 A JP24498095 A JP 24498095A JP H0988488 A JPH0988488 A JP H0988488A
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Abstract
壁体を屈曲させて崩壊を防ぐ可撓セグメントの設置作業
の容易化を図る。 【解決手段】 可撓セグメント11のセグメント本体1
2に、予め設置板21を取り付け、隣合う他のセグメン
トへボルト・ナットによって締結固定する。シールドマ
シンのジャッキ推力が低減したら、固定板部22をセグ
メント本体12の内面へ固定していたボルト25を取り
外し、フック29を引っ張ることにより、設置板部23
を、接合面12a同士の間から引き抜き、設置板21を
取り去る。
Description
することにより掘削穴の軸線方向に筒状壁体を構成する
セグメントに係り、特に、連結箇所に可撓性を持たせる
ことが可能な可撓セグメントの設置方法に関するもので
ある。
穴の内面側にセグメント(主にコンクリート製あるいは
スチール製)を組み立てて筒状壁体を構築する、いわゆ
るシールド工法が一般的である。ところで、このシール
ド工法において、特に、軟弱地盤中などにトンネルを構
築する場合、地震や地盤の不等沈下などによってその構
築したトンネルが屈折崩壊する恐れがある。このため、
筒状壁体の軸方向へ、適宜可撓性を有するリングを介在
させていた。
例にとって説明する。図において、符号1は、可撓リン
グである。この可撓リング1は、一対の環状に形成され
た枠リング2同士の間に、蛇腹状に形成された環状の止
水ゴム3、4が設けられており、さらに内周側には、空
洞が形成された環状のカバーゴム5が設けられている。
また、それぞれの枠リング2同士には、両端部にワッシ
ャ等からなる係止部7がボルト8によって取り付けられ
た軸方向へ移動可能なバー6が、円周方向へ間隔をあけ
て設けられた構造とされている。そして、上記可撓リン
グ1が設けられた筒状壁体によれば、外力が加わった際
に、枠リング2同士の間が、伸縮することにより、外力
が逃がされ、筒状壁体の崩壊が防止されるようになって
いる。また、このとき、枠リング2同士の間に設けられ
た蛇腹状の止水ゴム3、4及びカバーゴム5が止水性を
確保しつつ伸縮するようになっている。
ング1は、止水性を確保しつつ屈曲可能な構造とされて
いるために、上記のような複雑な構造とせざるを得ず、
極めて高価なものとなってしまうという問題があった。
また、このような複雑な可撓リング1にあっては、その
設置作業に多大な労力を要するという問題もあった。
ので、極めて容易に設置させて可撓性を確保することが
可能な安価な可撓セグメントの設置方法を提供すること
を目的としている。
に、請求項1記載の可撓セグメントの設置方法は、セグ
メントを周方向へ接合してなるリングを、掘削穴の軸線
方向へ連結することにより構成される筒状壁体の軸線方
向の途中に設けられる可撓セグメントの設置方法であっ
て、円弧状版のセグメント本体の接合面に、その長手方
向へ亘って弾性変形可能な可撓部材が取り付けられた前
記可撓セグメントに、前記可撓部材よりも薄くかつ前記
接合面に沿って配設される設置板部を有する設置板を取
り付け、可撓セグメントを、隣合う他のセグメントへ締
結固定し、その後、前記設置板を内面側へ引き抜いて取
り外すことを特徴としている。これにより、可撓セグメ
ントと、隣合う他のセグメントとを接合させると、これ
らセグメントの接合面によって可撓部材が押圧されて弾
性変形した状態となる。その後、設置板を引き抜くこと
により、それぞれの接合面同士の間に設置板の設置板部
の板厚の隙間が形成された状態に接合される。
隙間寸法にて接合面同士が近接離間可能となることよ
り、例えば、筒状壁体の軸線方向と交差する方向から外
力が加わった際に、これらセグメントの接合箇所にて、
可撓部材によってシール性が確保された状態にて筒状壁
体が屈曲して外力が逃がされ、筒状壁体の崩壊が防止さ
れる。
は、請求項1記載の可撓セグメントの設置方法におい
て、前記設置版が、前記設置版部と、前記セグメント本
体の内面側に配設され、前記セグメント本体の内面側に
設けられためねじ部と連通する孔部を有する固定版部と
からなる断面L字状に形成されてなり、該固定板部の該
孔部から前記めねじ部へボルトを締結させることにより
前記固定板部を前記セグメント本体の内面側へ固定させ
ておくことを特徴としている。これにより、固定板部に
形成された孔部からセグメント本体に設けられためねじ
部へボルトを挿通させて締結させることにより、設置板
が可撓セグメントに取り付けられる。
は、請求項2記載の可撓セグメントの設置方法におい
て、前記設置板の前記固定板部に、フックが設けられて
なり、前記固定版部を前記セグメント本体の内面側へ固
定させたボルトを取り外した後に、該フックをセグメン
ト本体の内面側へ引っ張り、前記設置版を取り外すこと
を特徴としている。これにより、固定板部に設けられた
フックを引っ張ることにより、接合されたセグメント間
から設置板部が引き抜かれ、設置板が取り外される。
設置方法の実施の形態を図によって説明する。図1にお
いて、符号11は、可撓セグメントである。この可撓セ
グメント11は、コンクリートから成形された円弧状版
からなるセグメント本体12から構成されたもので、こ
の可撓セグメント11を円周方向へ接合させることによ
り、筒状壁体を構成する環状のリングとされるようにな
っている。可撓セグメント11を構成するセグメント本
体12の一方の接合面12aには、図2に示すように、
その外周側に長手方向へ亘って厚さ寸法T1の例えば硬
質ゴム等からなる可撓部材15が設けられている。な
お、図1中符号16は、セグメント本体12同士をボル
ト・ナットによって締結するために設けられた継手板1
7の挿通孔18へボルトを挿通するために形成された凹
部である。また、符号19は、セグメント本体12の外
周側に形成された地山との隙間、いわゆるテールボイド
へ裏込材を注入するために形成された注入孔である。
成された設置板21が取り付けられている。この設置板
21は、鋼板等から形成されたもので、セグメント本体
12の内面側に固定される固定板部22と、この固定板
部22をセグメント本体12の内面に固定した際に、セ
グメント本体12の接合面12aに当接した状態にて配
設される設置板部23とを有している。
に複数の固定孔24が形成されており、図3に示すよう
に、これら固定孔24からボルト25を挿通させてセグ
メント本体12の内面側に設けられたインサートナット
26へねじ込んで固定することができるようになってい
る。また、設置板21の固定板部22には、この固定板
部22をセグメント本体12の内面側に固定した際に、
セグメント本体に形成された凹部16と連通する窓部2
7が形成されており、これら窓部27を介して、凹部1
6から継手板17の挿通孔18へ締結用のボルトを挿通
させることができるようになっている。また、設置板2
1を構成する設置板部23には、セグメント本体12に
設けられた継手板17の挿通孔18を臨む位置に切欠部
28が形成されている。また、設置板21の固定板部2
2には、引き抜き用のフック29が設けられている。
11の設置方法をその手順に沿って説明する。 (1)まず、可撓セグメント11のセグメント本体12
に、予め設置板21を取り付けておく(図3参照)。 (2)そして、この可撓セグメント11を、隣合う他の
セグメントSへボルト・ナットによって締結固定する。
このようにすると、可撓セグメント11及びセグメント
Sの接合面12a、Saによって、図2に示すように、
厚さ寸法T1の可撓部材15が設置板21の設置板部2
3の厚さと略同一厚さ寸法T2まで圧縮されるとともに
設置板21の設置板部23が挟持された状態に接合され
る(図4参照)。
推力が低減したら、固定板部22をセグメント本体12
の内面へ固定していたボルト25を取り外し、フック2
9を内面側へ引っ張ることにより、設置板部23を、接
合面12a、Sa同士の間から引き抜き、設置板21を
取り去る(図5参照)。このようにすると、可撓セグメ
ント11と、隣合うセグメントSとが、設置板21の設
置板部23の厚さ寸法T2だけ隙間をあけた状態に接合
された筒状壁体が構築される。そして、このように接合
された可撓セグメント11を有する筒状壁体によれば、
地震、地盤の不等沈下等によって筒状壁体Tに軸線方向
と交差する方向から筒状壁体Tを屈曲させようとする外
力が加わると、図6に示すように、屈曲方向内方側にお
いて、筒状壁体Tの内周側の可撓部材15が僅かに圧縮
されることにより屈曲され、筒状壁体Tへ加わる外力が
逃がされ、筒状壁体Tの崩壊が防止される。即ち、屈曲
方向内方においては、可撓部材15が、図2に示すよう
に厚さ寸法T3まで圧縮される。なお、セグメント本体
12と隣合うセグメントSとを接合するボルト・ナット
を僅かに緩め、接合面12a、Saを寸法T4(T4<
T1)まで離間可能にしておくことにより、さらなる良
好な屈曲動作を得ることができる。
ントの設置方法によれば、セグメント本体12をボルト
・ナットによって接合した後に、設置板21を引き抜く
だけの簡単な作業によって、煩雑な調整作業を行なうこ
となく、極めて容易に、筒状壁体Tを屈曲させて軸線方
向と交差する方向からの外力を逃がす可撓セグメント1
1を設置させることができ、設置作業にかかる労力を大
幅に低減させることができる。また、設置板21は、取
り外した後に、転用して他の可撓セグメント11の設置
時に用いることができ、極めて経済的である。
る際に用いる設置板21の、特に設置板部23の表面
に、テフロンシート等の摩擦低減材を貼り付けあるいは
塗布して設置板部23の摩擦係数を低減させておくこと
により、設置板21の引き抜き作業を良好に行なうこと
ができる。なおまた、上記実施の形態では、コンクリー
ト製のセグメント本体12の場合を例にとって説明した
が、図7及び図8に示すように、スチール製のセグメン
ト本体12にも適応することができるのは勿論である。
この場合、設置板21は、セグメント本体12の内面側
に配設されたリブ32に、高さ調整部材33を介してボ
ルト34、ナット35によって締結固定されるようにな
っている。
グメントの設置方法によれば、下記の効果を得ることが
できる。請求項1記載の可撓セグメントの設置方法によ
れば、セグメント本体を接合した後に、設置板を引き抜
くだけの簡単な作業によって、煩雑な調整作業を行なう
ことなく、極めて容易に、シール性を確保しつつ筒状壁
体を屈曲させて軸線方向と交差する方向からの外力を逃
がす可撓セグメントを設置させることができ、設置作業
にかかる労力を大幅に低減させることができる。また、
設置板は、取り外した後に、転用して他の可撓セグメン
トの設置時に用いることができ、極めて経済的である。
によれば、固定板部に形成された孔部からセグメント本
体に設けられためねじ部へボルトを挿通させて締結させ
ることにより、極めて容易に、設置板を可撓セグメント
のセグメント本体に取り付けることができる。請求項3
記載の可撓セグメントの設置方法によれば、セグメント
本体と隣合う他のセグメントとを接合した後に、固定板
部に設けられたフックを引っ張ることにより、極めて容
易に、接合箇所から設置板部を引き抜いて設置板を取り
外し、筒状壁体を屈曲可能な状態にすることができる。
法を説明する可撓セグメントの斜視図である。
法に用いられる可撓セグメントの構成及び構造を説明す
る可撓セグメントの接合面近傍の断面図である。
態を説明する接合箇所の断面図である。
態を説明する接合箇所の断面図である。
態を説明する接合箇所の断面図である。
撓セグメントが設けられた筒状壁体の断面図である。
る他の構造の可撓セグメントを説明する可撓セグメント
の斜視図である。
る他の構造の可撓セグメントを説明する可撓セグメント
の断面図である。
撓リング周囲の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 セグメントを周方向へ接合してなるリン
グを、掘削穴の軸線方向へ連結することにより構成され
る筒状壁体の軸線方向の途中に設けられる可撓セグメン
トの設置方法であって、 円弧状版のセグメント本体の接合面に、その長手方向へ
亘って弾性変形可能な可撓部材が取り付けられた前記可
撓セグメントに、前記可撓部材よりも薄くかつ前記接合
面に沿って配設される設置板部を有する設置板を取り付
け、 可撓セグメントを、隣合う他のセグメントへ締結固定
し、 その後、前記設置板を内面側へ引き抜いて取り外すこと
を特徴とする可撓セグメントの設置方法。 - 【請求項2】 前記設置版は、前記設置版部と、前記セ
グメント本体の内面側に配設され、前記セグメント本体
の内面側に設けられためねじ部と連通する孔部を有する
固定版部とからなる断面L字状に形成されてなり、 該固定板部の該孔部から前記めねじ部へボルトを締結さ
せることにより前記固定板部を前記セグメント本体の内
面側へ固定させておくことを特徴とする請求項1記載の
可撓セグメントの設置方法。 - 【請求項3】 前記設置板には、前記固定板部に、フッ
クが設けられてなり、前記固定版部を前記セグメント本
体の内面側へ固定させたボルトを取り外した後に、該フ
ックをセグメント本体の内面側へ引っ張り、前記設置版
を取り外すことを特徴とする請求項2記載の可撓セグメ
ントの設置方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24498095A JP3615843B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 可撓セグメントの設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24498095A JP3615843B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 可撓セグメントの設置方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988488A true JPH0988488A (ja) | 1997-03-31 |
| JP3615843B2 JP3615843B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=17126811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24498095A Expired - Fee Related JP3615843B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 可撓セグメントの設置方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3615843B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011069481A3 (de) * | 2009-12-10 | 2012-06-28 | Bochumer Eisenhütte Heintzmann GmbH & Co. KG | Tübbing-ausbau mit integriertem verstellelement |
| CN103206228A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-07-17 | 西南交通大学 | 一种盾构隧道用柔性管片 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24498095A patent/JP3615843B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011069481A3 (de) * | 2009-12-10 | 2012-06-28 | Bochumer Eisenhütte Heintzmann GmbH & Co. KG | Tübbing-ausbau mit integriertem verstellelement |
| CN103206228A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-07-17 | 西南交通大学 | 一种盾构隧道用柔性管片 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3615843B2 (ja) | 2005-02-02 |
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